【微クロス🎲】虎杖「コミュニティを築くぞ！」【ペルソナ】

[1 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 15:58:56]

～宿儺の生得領域～
虎杖「なぁ宿儺、『我は汝、汝は我』って言ってくんない？」
宿儺「誰が言うか。大体なんだその口上は」
虎杖「俺の中にいるもう一人の俺って、なんだかペルソナみたいだなって思って…」
宿儺「勘違いするな、俺はお前ではない。魂が同居しているだけの赤の他人だ」
虎杖「いやー、似たようなもんでしょ」
宿儺「全く違うぞ…」
虎杖「それでさ、俺高専に入ったわけじゃん？　せっかくならペルソナみたいにみんなとコミュニティ（関係）を築きながら過ごしたいなって思うんだよな」
宿儺「はぁ、勝手にやっていろ。とっととここから出て行け」
虎杖「よしっ！　んじゃあ俺はこれから青春を謳歌してくるよ。五条先生も青春を楽しみなって言ってたし！もちろん宿儺とも…」
宿儺「不愉快だ」ｷﾝｯ

我は汝…汝は我…
汝、『愚者』のペルソナを生み出せし時、更なる力の祝福を与えん……

GET!　『愚者』両面宿儺　RANK★☆☆☆☆☆

※このSSはゲーム「ペルソナシリーズ」のネタが土台です
※置いて行かれない程度を予定してますが、ペルソナネタが含まれる可能性があります

[2 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 15:59:10]

０.愚者「両面宿儺」★☆☆☆☆☆
Ⅰ.魔術師「？」
Ⅱ.女教皇「？」
Ⅲ.女帝「？」
Ⅳ.皇帝「？」
Ⅴ.法王「？」
Ⅵ.恋愛「？」
Ⅶ.戦車「？」
Ⅷ.正義「？」
Ⅸ.隠者「？」
Ⅹ.運命「？」
XI.剛毅「？」
XII.刑死者「？」
XIII.死神「？」
XIV.節制「？」
XV.悪魔「？」
XVI.塔「？」
XVII.星「？」
XVIII.月「？」
XIX.太陽「？」
XX.審判「？」

[3 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:00:16]

審判は日車か

[4 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:02:25]

星はお兄ちゃんがいいな、それか戦車

[5 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:13:07]

>>4

星は九十九さんじゃないか？

羂索対九十九のサブタイトルが“星と油“だったし

[6 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:14:34]

我は汝　汝は我

[7 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:15:46]

1日目　月曜日　放課後

虎杖「といっても、誰と時間を過ごそうか迷うな…真希先輩たちは今日校外学習って言うし…」

伏黒「虎杖、今ちょっといいか？」

虎杖「おー伏黒、どうした？」

伏黒「お前の馬鹿力を見込んで、俺の影法術の練習に付き合ってほしいんだ」

虎杖「いいけど……」

今日は伏黒と過ごすことになった……

伏黒「何度見ても、お前の怪力は人並みじゃないな。禪院先輩も同じような感じだけど…」

なんと返そうか…

dice1d3=1 (1)

1.じゃあ真希先輩に頼めばいい

2.昔からたくさん食ってたからな

3.どうでもいい

[8 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:16:12]

恋愛は間違いなく万

[9 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:17:32]

伏黒と釘崎はなんだろう
五条は皇帝とか？

[10 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:20:04]

期待大

[11 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:20:07]

>>8

万とコミュ築くの！？

[12 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:22:00]

ベルベットルームはすっくんの生得領域なんだろうか…

[13 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:22:44]

虎杖「じゃあ真希先輩に頼めばいい」
伏黒「いつもはそうしてるんだけどな。今日の2年は校外学習だ」
虎杖「そういえばそうだったな…」

玉犬とスパーリングする虎杖

伏黒「呪力を込めずにこの威力。呪霊との戦いの練習にはやはりちょうどいいな。呪力も込めれば、それ以上になる」
虎杖「次は黒閃でも放てばいい？」
伏黒「やめろ。玉犬が使えなくなったらどうする」
虎杖「冗談だよ冗談」
伏黒「ったく……。なぁ虎杖、今後暇そうな時間があったら今日みたいに付き合ってもらえないか？　お前にとっても、対戦相手がいるに越したことはないだろ」
虎杖「俺は全然いいけど……急にどうしたんだよ」
伏黒「……少年院の時、俺は手も足も出なかった。結果的にお前を一度は死なせるような目に遭わせた。他ならない、俺自身があの時弱かったからだ」
虎杖「けど、今の伏黒も十分強いだろ？　八十八橋で特級祓ったんだし」
伏黒「俺の実力だけじゃない。運もあった。けど、これからの戦いすべてがそうは行かない。もうこれ以上誰かを失うことにはなりたくない。……単純だけど、そう思うんだ」
虎杖「ああ。俺も同じだ。じゃ、これからは一緒に強くなっていこうな！」
伏黒「……ああ。助かる」

我は汝…汝は我…
汝、『魔術師』のペルソナを生み出せし時、更なる力の祝福を与えん……

GET!　『魔術師』伏黒恵　RANK★☆☆☆☆☆

[14 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:24:43]

一応聞くけどこの虎杖五股とかしないよな？

[15 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:25:43]

伏黒魔術師か
屋根ゴミになる虎杖は見たくねえ

[16 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:36:09]

1日目　月曜日　夜

虎杖「伏黒と練習してたらすっかり夜だな……。夕飯終わったけど、誰か暇そうな人いるかな…」
家入「虎杖、暇なら手貸してくれないか？」
虎杖「家入さん？　暇っすけど」
家入「ちょうど良かった。君の性質を見込んで頼みがある」

～保健室～
家入「じゃあ、それ飲んでくれ」
虎杖「えっ……どう見てもヤバい薬じゃないですかこれ！　黒の液体に、湯気立ってますよ！？」
家入「君、毒に耐性持ってるんだろ？　五条から聞いたよ。術師用の薬の試作にちょうどいいと思って」
虎杖「いやだとしても！腹壊すぐらいはしますよ！？　大体何の薬！？」
家入「反転じゃ治せない、呪いによる病などに効く薬だ。高専で製薬の仕事も最近任されてね。これ以上忙しくなるのが嫌だからとっとと終わらせたいんだ」
虎杖「……分かりました。腹括りますっ！」ごくんっ

……数分後
家入「体に変化は？」
虎杖「んー、特に無いっすね。どことなく、体が熱いような……」
家入「なるほどね。詳細なカルテはまた後で書いておくよ。今日はご苦労」
虎杖「あ、はい。お疲れ様です！」
家入「それで、今後も暇があったらこれに付き合ってほしいんだ。実用化のためには、何回かテストが必要だからな」
虎杖「ええーっ…」
家入「虎杖しか無理なことなんだよ。次回からはお駄賃もあげるから」
虎杖「まぁ、そういうことなら」
家入「よし、縛り成立だな」
虎杖「縛り！？」
我は汝…汝は我…
汝、『死神』のペルソナを生み出せし時、更なる力の祝福を与えん……

GET!　『死神』家入硝子　RANK★☆☆☆☆☆

[17 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:36:25]

>>14

その時のダイス次第ですね

[18 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:47:54]

2日目　火曜日　放課後

虎杖「昨日の薬の影響か、ちょっと具合悪い…」

釘崎「虎杖暇でしょ？ちょっと付き合いなさい」

虎杖「いや、俺具合が」

釘崎「いいから来なさい！」

虎杖「ええーっ…」

～渋谷～

釘崎「やっぱり渋谷はファッションの街ね」

虎杖「あのー釘崎サン？　俺は一体何の役割で…」

釘崎「決まってんでしょ、荷物持ちと新しい服の感想言う係よ」

虎杖「ええーっ…」

釘崎「たまにはいいじゃない。アンタだってお気に入りの服見つかるかもよ？」

虎杖「俺は別にパーカーぐらいでいんだけど…」

釘崎「じゃ行くわよ！」

～数時間後～

釘崎「いやー、良い買い物したわね！おかげで財布がカラッカラに…」

虎杖「だからそんな使っていいの？って聞いたろ」

釘崎「うっさい、まだ口座に金あるから大丈夫よ。私はちゃんと許容範囲内で買い物すんの」

虎杖「へぇ…」

釘崎「じゃあ後は帰れば……ん？」

女性「や、やめてください…っ！」

男「いいじゃんかよ、俺らと遊ぼうぜ？　金ならいくらでも出してあげるからさぁ…」

路地裏で、女性が男に絡まれている……

dice1d3=2 (2)

1.助けに行こう

2.金出してくれるんだったら…

3.傍観する

[19 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:55:56]

虎杖「金出してくれるんだったら、ああいう誘いもアリかもな…」

釘崎「なわけないでしょ！　助けに行くわよ！」ダッ

虎杖「あっ、ちょ待てって！」

男「あぁん？　なんだこのガキ」

釘崎「ちょっと、その子嫌がってんじゃない。放しなさいよ」

女性「あ、あ…」

男「なんだよ、部外者は関係ないだろ」

釘崎「その子と面識あんの？」

男「は？　無ぇけど…」

釘崎「ならアンタもその子からしたら部外者じゃない。赤の他人が嫌がる相手ナンパすんなっての」

男「いちいちうるせぇ女だな……良いのか？俺にそんな口聞いて？俺はここらで有名なんだぞ？」

釘崎「知らねぇよ。とっとと放せって言ってんでしょ」

男「うぜぇなこのガキ！」殴ろうとする

ガッ（腕を掴む）

虎杖「おい、俺の友達に何してんだよ」

男「んだてめぇ…い、痛たたたた！やめろ、放せ！」

虎杖「ほい」勢いよく放す

男「痛ぁっ…！　クソ！覚えてろよ！」

釘崎「虎杖……別に入らなくたって私で十分だったわよ。でも…ありがと」

虎杖「当然だろ。あんた、大丈夫か？」

女「大丈夫です！ありがとうございます…あの、お名前は？」

釘崎「いいのいいの。しかし渋谷にあんなの居るのね。田舎とは別ベクトルで嫌んなるわ。アンタもああいうのに絡まれないように気を付けなね」

女「はいっ…！」帰る

虎杖「しかし、釘崎って正義感強いよな。あんな急に行くんだもん」

釘崎「ああいう腐った連中が嫌いなだけよ。ああいうの見てると、先に体が動くっていうか…」

dice1d2=2 (2)

1.それが釘崎のいいところだ

2.あまり無茶するな

[20 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 16:58:56]

虎杖「あまり無茶するな」
釘崎「分かってるわよ。……けど、今回は虎杖も居てくれたおかげかもしれないわね。さっきは先走ってごめん」
虎杖「お、おう…」
釘崎「じゃ、次からは出かける時常に虎杖同伴ということで…」

我は汝…汝は我…
汝、『女教皇』のペルソナを生み出せし時、更なる力の祝福を与えん……

GET!　『女教皇』釘崎野薔薇　RANK★☆☆☆☆☆

虎杖「ええーっ！？」
釘崎「暇な時でいいわ。私だって毎日出かけるんじゃ疲れるし。じゃあ帰るわよ」

[21 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 17:05:22]

みてるで

[22 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 17:11:22]

2日目　火曜日　夜

虎杖「今日も2年は居ない、か。伏黒も釘崎も居ないし、散歩でもすっかな…」
高専内を散歩してみることにした……

？「グスッ…ひっぐひっぐ…」
虎杖「泣き声？ でも一体誰の…」
泣き声の主を確認してみることにした……
？「なんで…誰も気づいてくれないの…」
虎杖「……女の子？　セーラー服？　でもなんでこんなところに……ねぇ、君、なんで泣いてるの？」
？「さっきから通る人通る人に話しかけてるんだけど、誰も気づいてくれなくて…」
虎杖「無視？　高専でそんな陰湿なことする奴居るかなぁ…」
？「って、私の事が分かるの！？」
虎杖「そりゃあ分かるけど」
？「良かったー！　ついに気づいてくれる人が現れて安心じゃ！」
虎杖「じゃ？」
？「さて、気付いてくれたおぬしに頼みがある！　何故だかここから動けないので、なんとかする方法を探してほしいんじゃ！
虎杖「動けない？　まさか、呪霊の仕業とかか？」
？「呪霊？　何の話じゃ？」
虎杖「…ここに入り込んだ一般人？　なわけないよな。でも知らないってことは……あんま教えない方が良いか」
？「さっきから何の話してるんじゃ？」
虎杖「えっ、いや……にしても、そこから動く方法か、五条先生とかに聞いた方がいいかな？」
？「先生？　その人に聞けばなんとかなるのか？」
虎杖「たぶん分かるはず。けど、五条先生今日は外出てるみたいで居ないから、帰ってきたら聞くよ」
？「おぉ！頼もしいのぉ！」
虎杖「ところで聞くけど、君なんて名前？」

[23 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 17:11:54]

？「わらわか？　わらわの名は天元！　天元様じゃ！」
虎杖「天元……様？」
天元様？「……だった気が、するんだけど……　思い、出せない…」

我は汝…汝は我…
汝、『星』のペルソナを生み出せし時、更なる力の祝福を与えん……

GET!　『星』天元様？　RANK★☆☆☆☆☆

天元様？「じゃ、その五条とやらに聞いておくのじゃ！わらわはここでいつでも待っとるから！」

[24 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 21:24:55]

3日目　水曜日　放課後

虎杖「…ってことがあって」
五条「ははっ、天元様って名乗る女の子？　面白い冗談言うね悠仁」
虎杖「いやいや、冗談じゃないんだって」
五条「それで？　ここにその子がいるって？」

五条先生を昨日の女の子がいた場所に連れてきたが、そこには誰も居なかった…
五条「見間違いとか？　もしくは、誰かが間違って入り込んだか」
虎杖「でも先生、高専の結界って関係無い人は入れないんじゃ…？」
五条「どうだろうね、例の子じゃないけど、天元様の力は弱まってるなんて説もある。それに交流会の時の呪霊の侵入……あり得ない話ではないね。とりあえず、この事は報告しておくよ。その子に危険性があるにしろないにしろ、異例の事態ではあるからね」
虎杖「そうなんだ…」
五条「天元様と名乗る子、か……。悠仁、この後時間ある？　少し話したいことがあって」

[25 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 22:53:10]

放課後は五条先生と過ごすことになった…

～ラーメン屋～

虎杖「何でラーメン屋？」

五条「昔親友と来てたんだ。たまにだけど。僕チャーシューメンで」

虎杖「それで話って何すか？　俺も同じので」

五条「悠仁にまだ話してなかったことがあるんだ、1年前のことなんだけど」

虎杖「1年前？」

五条「去年の12月24日、新宿と京都で百鬼夜行と呼ばれる呪術テロがあったんだ。なんとか被害は食い止められたけどね。多少世間でニュースにはなっちゃったけど」

虎杖「そういえばニュースでやってた気がする、新宿とか京都で爆発があってあちこちのビルが壊れたとか…呪霊の仕業だったんだ」

五条「ああ。しかも、その首謀者っていうのが……その、僕の親友なんだ」

虎杖「親友！？」

五条「昔、喧嘩しちゃってね。それっきりだったんだけど、呪術テロを起こすっていうので再会して」

五条「最後に僕がそいつを……処刑したんだ」

なんと返そう…

dice1d3=3 (3)

1.先生は無邪気なだけかと思ってた

2.お悔み申し上げる

3.どうでもいい

[26 二次元好きの匿名さん 24/02/18(日) 22:59:40]

虎杖「どうでもいいんですけど……どうして急にその話を？」
五条「どうでもいいて」
虎杖「いや、さっきまでのことと繋がらないな、と思って」
五条「……その、天元様って名乗ってる子のことで、親友のことを思い出してね。それに昨年呪術テロがあったことは、悠仁も知っておくべきだ。その時に協力していた呪詛師がまだ残ってるからね。改心した連中もいるけど、全員じゃない」
虎杖「そいつらと戦う可能性も、今後ある……ってこと？」
五条「ああ、生きてる限りはあるだろうね。もしそうなった時、悠仁たちには勝ってほしい。頭の固い老いぼれたちも、君たちの活躍を見て考えを改める可能性はゼロじゃないからね」
虎杖「…心配されなくても、俺は勝つよ」
五条「頼もしいね。さすが僕の教え子だ」

我は汝…汝は我…
汝、『皇帝』のペルソナを生み出せし時、更なる力の祝福を与えん……

GET!　『皇帝』五条悟　RANK★☆☆☆☆☆
五条「天元様と名乗る子が、高専の結界内に居る、か…あっ、ラーメンどうもー、ほら僕の奢りだから食べちゃって！」
虎杖「当たり前でしょ、いただきまーす」