- 1二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:35:54
- 2二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:36:31
アクア「…あかね」
あかね「アクア君…」
アクア「ごめん…お前とは付き合えない」
あかね「!?」
ツクヨミ(!?) - 3二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:36:59
ツクヨミ(君いったい何を!?)
アクア(俺以外に頼る相手がいるなら、わざわざ俺の所に来るはずないだろう。本当はそんな相手いないんだろう)
ツクヨミ(勝手なことを…君はどうして)
アクア(仮にいたとしても…俺はお前を一生世話すると決めたんだ。それにあの家出たくないんだろ?あかねと一緒に暮らしたらあの家には居られないだろ)
ツクヨミ(…本当に…いいの?) - 4二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:37:28
アクア(ああ、俺は疫病神を養っていくって決めたんだよ。)
ツクヨミ(そっか…でも彼女は)
アクア(…ちゃんと話すよ)
ツクヨミ(…ん)
アクア「最初に復縁を言った俺が言うのも何だが、今更そんなこと言われても困る。俺はもうお前と復縁するつもりはない」
あかね「本当は復縁したいんでしょ」
アクア「何でそう思える?あんな風に振っておいてまだ俺の中にお前への気持ちがあるとでも?」 - 5二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:37:48
あかね「…分かるよ。私もそうだった」
あかね「いきなり言われて、納得できなくてついそんな反応しちゃうんだよね。だからそういう反応しちゃうんだよね。でも大丈夫。私はちゃんと分かってるから」
アクア「全然分かってねぇよ」 - 6二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:38:29
アクア「俺はもうお前とは関わらないって決めた。復縁なんてしない。さっさと帰ってくれ」
あかね「も、もうアクア君冗談きついよ。私は気にしてないからさ。アクア君もこの程度にしてさ、早く復縁しようよ」
アクア「あかね…おれは」
あかね「…お願い…グス…アクア君…」ポロポロ
あかね「アクア君のためなら私、何でもするから…他のことはどうなってもいい…君がいてくれればそれでいいから」
アクア「あかね…ごめ」
あかね「…!あ、あのねアクア君、最近私また映画に出たんだよ!劇団の方も好調でお金とかすごいたくさん入ってね!そ、それでねスタッフさんたちからお勧めの観光地とか美味しいお店とか教えてもらったりして…」
あかね「そ、それでよかったらアクア君も一緒に行こうよ!きっとアクア君も気にいると思うんだ!あ、後ね聞いてよアクア君最近姫川さんが酷いんだよ!この間も…」 - 7二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:38:45
アクア「あかね…」
あかね「う…グス…お願い…アクア君…エグ…もう一度だけ…私にチャンスを下さい…」ポロポロ
あかね「一緒にいてください…ずっと一緒にいてくれるなら…私は…お願いだから…もう遠くに行かないで」ポロポロ - 8二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:39:03
アクア「ごめん…」
あかね「う…うぅ…うわぁあああああああああん!アク、アクア君…ぁあああああああああああ!わ、私ぃ……ッ!うぁあああああああ!」
アクア「…」
あかね「う…うう…」フラ
アクア「あかね!」
ツクヨミ「大丈夫。眠ってるだけ」
アクア「お前が何かしたのか」
ツクヨミ「見ていられなかったからね」 - 9二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:40:02
ミヤコ「彼女は私が車で送っていくわ」
アクア「ありがとう」
ツクヨミ「私も一緒に行くよ」
アクア「お前も?」
ツクヨミ「話があるからね。君は家に帰ってて」 - 10二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:41:36
ツクヨミ(アクア…君は彼女を…今まで出会って来た人たちを切り捨てることになろうとも私を選んだ…そこまでしてくれたのなら私ももう迷わない。嫌われてもいい。遠慮も躊躇いも良心も捨てる。もう二度とこんなことが無いようにする。)
ツクヨミ(嫌われようと、泣かれようと構わない)
ミヤコ「それで話って何?」
ツクヨミ「………」
ミヤコ「聞いてる?」
ツクヨミ「もうアクアに会いに来ないで」 - 11二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:41:48
ミヤコ「何であなたにそんなこと言われないといけないの」
ツクヨミ「アクアはもう私と共に生きていくと決めたんだ。今日みたいなことがあったら困る。だからもう来ないで」
ミヤコ「アクアの判断に口を挟むつもりはないけど、母親なんだから会うくらいはいいでしょ」
ツクヨミ「死にそうな彼を放置していたくせに、母親気取りとは笑わせる」 - 12二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:42:01
ツクヨミ「君も薄々気づいているだろう。彼は復讐後消えるはずだった。最初からそのつもりで準備していた。でなければあんな急に一人暮らしなんて出来るはずない」
ツクヨミ「生きるか死ぬかの瀬戸際の彼に生きる理由を与えたのは私。彼を生かした私には彼の命に責任がある」
ツクヨミ「だから、彼が苦しむことになる君たちとは会わせられないよ」
ツクヨミ「せっかく希望を見つけたのに、つまらない理由でその希望を打ち砕くようなことをする女とは会ってほしくないんだよ」
あかね「…ッ!」 - 13二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:42:29
ツクヨミ「君の予想通り、復讐が終わって消えようとしていた彼は、君の様子を見て君との復縁を希望にしていた。そしてそれが断たれた。その彼を救ったのは間違いなく私。君たちじゃない」
ミヤコ「…アクアに頼りっぱなしのあなたに、アクアの為に何ができるの?」
ツクヨミ「何もしない。そんなこと彼は望んでない」
ツクヨミ「やりたくもない復讐をやらなくてはならないと思い、その為に自分を犠牲にするような男だよ。そんな男が自分に価値を感じられず希死念慮の様な状態なのに、甘やかしてもつらいだけ。」
ミヤコ「…」 - 14二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:42:42
ツクヨミ「自分の為にそんなことしないでくれ。そんなことしてもらう価値はないんだから。お願いだからもうこんな自分の為に何かしないでくれって」
あかね「…」 - 15二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:43:25
ツクヨミ「だから、私は彼に存分に甘える。彼の為に何かしたりしない。私がいないと彼が生きていけないのではない。私が彼がいないと生きていけないんだよ。だから彼も消えることは出来ない。生きようとする」
ミヤコ「そんな関係でいいと思ってるの?」
ツクヨミ「いつだって彼は誰かを助ける時の方が輝いていたよ。だから必死になって彼を支えようとしている君らじゃダメ。彼に何もかもしてもらう私じゃないと」
ツクヨミ「彼にメチャクチャするくらいでいいんだよ。彼の事情を慮って優しくしちゃダメ。彼の事情なんて無視して我儘を言い続ける。それくらい強引な方がいい。だってどんなに無茶な我儘でも彼はきっと断れないから。」 - 16二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:43:43
ツクヨミ「自分を犠牲にしてでも、やりたくないことをやる男だよ…本人の意思何て無視するくらいが丁度いい」
ミヤコ「…あの子の事、よく知ってるのね」
ツクヨミ「当然」
ミヤコ「…そう…なのかもね」
あかね「…」
ツクヨミ「そういうわけだから、彼のことは私に任せて、君たちは彼のことを思い出にして生きていくといい」 - 17二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:43:56
ツクヨミ「ただいまー」
アクア「何話してたんだ」
ツクヨミ「一人暮らし始めてからの君の様子」
アクア「そんなこと話すな」 - 18二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:44:17
ツクヨミ(あーあ、こんな結末になっちゃうなんてねぇ)
ツクヨミ(復讐が終わった時点で、彼の生に於ける大半の物語は終わった)
ツクヨミ(いわばエピローグに於いて、彼の周りの人は皆いなくなり、私だけが残った)
ツクヨミ(彼が生き残る結末の中で2番目に悪い結末。ひとりぼっちの次に悪い終わり方) - 19二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:44:40
ツクヨミ(ヒロインの誰とも結ばれず、かといって想像の余地を残す終わりではない。彼はもう今迄関わってきた人たちとは誰とも会いません。ヒロイン含めて皆と別れたまま、このまま何もなく死んでいきます。そんな終わり方)
ツクヨミ(ハッピーエンドは難しいねぇ) - 20二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:44:51
ツクヨミ「ねぇ…アクア」
アクア「ん?」
ツクヨミ「…今幸せ?」
アクア「なんだ急に…まあ、幸せっていうか特に不幸は感じてないけど」
ツクヨミ「そっか」 - 21二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:45:05
ツクヨミ「今日はご飯食べて、お風呂入ったら、もう寝よ」
アクア「珍しいな…何かあったのか」
ツクヨミ「何もないよ…そう…何もね」
ツクヨミ(…もう何も起こらないよ) - 22二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:45:20
ツクヨミ「アクア、抱きしめて」
アクア「何だ急に」
ツクヨミ「お願い」
アクア「…」ギュ
ツクヨミ「ありがとう」 - 23二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:45:31
ツクヨミ「ずっと」
アクア「?」
ツクヨミ「明日も明後日も、ずっとずっとこうしていようね」
アクア「…そうだな」 - 24二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:45:58
このレスは削除されています
- 25二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 19:00:39
面白い
- 26二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:15:20
―――翌朝―――
ツクヨミ「…ん…んぅ…」
ツクヨミ(あれ…アクアいない…後でお仕置きしないと…アクアいないなら起きようかな)
デショ!…ダッテ!
ツクヨミ(普通の朝だね…そしてこれからはこんな朝がずっと続いていく。何も起こらない毎日が続いていく。そこにいるのは私たち二人だけ…)
ナンデー!…ヤッテ!
ツクヨミ(それも悪くない。むしろ良い。死が私たちを結ぶまで穏やかに暮らそうじゃないか)
ダカラ!……アーウルサイ!…イヤヨ!
ツクヨミ(だというのになぜこんなにもうるさいのか) - 27二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:19:11
ツクヨミ(誰か来ている?一体誰が…アクアと添い遂げる身として注意しなくては)
ツクヨミ「アクア!うるさいよ!一体誰と…」
あかね「お仕事疲れたの~!ここで休ませてよ~」
ルビー「お風呂上がりに髪の毛乾かして!添い寝して!」
かな「一人暮らしだと生活習慣がヤバイのよ!私もここに住まわせて!」
アクア「あかね休むなら自宅で休め。ルビーミヤコさんに頼め。有馬お前また週刊誌に撮られるぞ」
ツクヨミ「なん…だと」 - 28二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:19:30
ミヤコ「おはよう。寝坊助さんね」
ツクヨミ「…これはこれは、社長殿。いったいどういうことかな」
ミヤコ「あなたってすごいわね…昨日はそこまで頭が回らなかったけど、よく見れば家の中も、そしてアクアの様子も大分良くなってる。あなたのおかげね」
ツクヨミ「当然だとも。君たちには出来ないことだけど、私にはできる」
ミヤコ「そうね。そんなあなたからのアドバイスを参考にしたの」
ツクヨミ「アドバイス?…まさか!」 - 29二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:19:52
ミヤコ「甘やかすのではなく、甘える方がいいのよね」
あかね「アクア君~お腹空いた~何か作って~」
ルビー「あ、見て!冷蔵庫の中に色々ある!」
かな「うわ、ほんとだ!今日は朝から豪華ね!」 - 30二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:20:18
ツクヨミ「き、君たち何を」
あかね「お昼はカフェに行こうよ!このあたりにおいしい所があるの!」
アクア「あかね…今更そんな」
あかね「やだ~!行きたい!あ~んして!食べさせて!」
アクア「あのな…」
あかね「行きたいよ~連れてってよ~」 - 31二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:20:37
ルビー「お昼までは私と遊んで!ゲーム積みまくってヤバイの!」
アクア「そういうのは自分でやるものだぞ」
ルビー「このままじゃホコリ被るか、売るかだよ!おにいちゃん手伝って!」
ルビー「あ、あとダンスの練習付き合って!食べ物と水と場所とメニューと音楽用意して!」 - 32二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:20:57
ミヤコ「お昼食べたら動画編集お願いね。最近進みが悪くてね」
アクア「他のスタッフは?」
ミヤコ「管理するのが疲れてきたから分からないわ。まあ、アクアにお願いすれば何とかなるし…断られたら企画が流れるけど」
アクア「…何やってんだ」 - 33二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:21:17
かな「夜はご飯作って!私も手伝うから!後これから毎日通うから料理教えて!」
アクア「お前自炊できなかったっけ?」
かな「そうだっけ?どうでもいいでしょ!あ、というか教えに来て!私も一人暮らしだし!」
アクア「普通教わる方が来るべきじゃね?」
かな「そうだっけ?まあいいでしょ!あ、ピーマンは無しね!」 - 34二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:21:45
アクア「なあ、もう帰ってくれ。俺はもう…」
あかね「ヤダ!」
アクア「あのな」
ルビー「ヤダ!」
アクア「俺はもう」
かな「ヤダ!」
アクア「だから」
あかルビかな「ヤダ!」 - 35二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:23:52
アクア「…あの」
あかルビかな「ヤダ!」
アクア「…うるさ」
あかルビかな「ヤダ!」
アクア「…せめて」
あかルビかな「ヤダ!」
アクア「…」
あかルビかな「ヤダ!」
アクア「何も言ってねぇよ!」 - 36二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:24:17
ルビー「やだやだやだー!やってやってやってー!」ジタバタ
あかね「カフェに行ってくれないとヤダ!いうこと聞いてくれないとやだ!」ギュー
かな「いいでしょー!ひまなんでしょー!やってよー!お願いだから!」ゴロゴロ
ツクヨミ(な、何だこれ…とても、社会に出て働いている人間の姿とは思えない…なんと無様で情けないことか。アイドルや女優の姿か?これが 何なんだこれは!どうしろというんだ!) - 37二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:24:32
アクア「…今回だけだぞ」
あかルビかな「ヨシ!」
ツクヨミ「!?」
ミヤコ「…フフ」
ツクヨミ「ア、アクア!君どういうつもりだい!」
アクア「仕方ないだろう今回は。別にお前には迷惑かけない」
ツクヨミ「そういう問題じゃ」
ミヤコ「無駄よ」 - 38二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:24:58
ミヤコ「結局アクアの根は変わらない。あそこまでねだられて断れるとでも?」
ツクヨミ(…こうなったら以前の有馬かなの時のように、無理やり接触を断たせて…最悪家に籠もれば…)
ルビー「あ、これ家の鍵!見して貸して触らして!」
ツクヨミ「子供か!」
あかね「アクア君これ貸りるね!スペア作るから!」
アクア「何言ってんだ。そんなこと認めるわけ」
かな「バイト君!スペア30本くらい作ってきて!」
壱護「任せろ」 - 39二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:25:16
アクア「そんなに作ってどうする気だ!というか居たのか!?」
かな「1本だとあんた相手だと不安だもの!」
ルビー「待ってバイトさん!部屋にも鍵が掛けられるみたいだからそれも!」
あかね「部屋の鍵は…あった!これも作ってきてください!」
ツクヨミ「メチャクチャだ!こんなの許していいの!?」
アクア「いいわけないだろ…いい加減に」 - 40二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:25:39
ルビー「知らない」
アクア「は?」
ルビー「もうアクアの事なんて知らない。勝手にすればいい。私たちも勝手にするから」
あかね「もうアクア君の為になんて何もしてあげないから。言うこと聞いてもらえるだなんて思わないでね。嫌だって言っても絶対聞いてあげない。アクア君がどれだけ嫌がってもアクア君に我儘言い続けるから」
かな「あんたは勝手にどっか行くんだから、私たちの勝手をとやかく言う権利何て無いはずよね?」
アクア「いや、勝手といってもこれは流石に…」
ミヤコ「ごめんなさいアクア。もうあなたのいう事は素直に聞いていられないのよ」 - 41二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:26:41
ルビー「マネージャーさん!空いてる部屋に荷物運んで!」
吉住「は、はい!」
アクア「荷物って何を」
ルビー「B小町の撮影!今後はここでやるから、部屋借りるね!」 - 42二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:27:03
あかね「姫川さん!撮影の打ち上げここでやりましょう!」
姫川「邪魔するぞ。アクア」
アクア「おい何勝手に」
姫川「遠慮するな。俺たち兄弟だろ?」
アクア「してねぇから帰れ」 - 43二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:27:34
かな「鏑木さん!どうですか!今のアクア!イケメン青年役としていいんじゃないですか!」
鏑木「うーん…確かにメルト君とは別の方向に育ってるねぇ。知性を感じる面立ちだ。どうです?今度のドラマは病院が舞台で医者が主人公なんだけど…苺プロダクション所属で医者役やれる子います?」
ミヤコ「それならぜひうちのアクアを。アクアなら医者なんて演じるまでもありません」
鏑木「そ、ならアクア君で。断ったら違約金払ってもらうから」
ミヤコ「大丈夫です。うちの事務所にそんなお金ありませんから。払ったら倒産します。そうならないためにも、アクアなら私たちの為に絶対引き受けてくれます」 - 44二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:29:54
アクア「なんだこいつら…」
MEMちょ「アクたん久しぶり~」
アクア「これどういうことだよ」
MEMちょ「んー?まあ3人とも昨日色々ミヤコさんから聞いてさー」
MEMちょ「落ち込んだかと思ったら、吹っ切れたみたいで」
アクア「吹っ切れた?」 - 45二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:30:17
MEMちょ「3人が何を思ったか分からないけど、一つ言えるのは」
MEMちょ「今3人ともすごく幸せそうだよ。最近はあんな表情見せてくれなかった」
MEMちょ「それだけアクたんのことが大好きなんだよ。あんな我儘になっちゃうくらいには」 - 46二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:30:39
MEMちょ「あ、もちろん私もアクたんと会えなくて寂しかったよ~」
ルビー「それどういう意味!」
MEMちょ「え」
あかね「MEMちゃんまさか…」
MEMちょ「ち、違うよ!私はただ純粋に友達として」
かな「怪しいと思ってたのよ…なんか距離感を感じない距離っていうか…」 - 47二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:30:57
吉住「ルビーさんとアクアさんって兄妹ですよね?」
姫川「そのはずだ。近親相姦なんて絶望しかねぇよ」
鏑木(あの血筋は異性関係でトラブル起こさずにはいられないのかな) - 48二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:31:19
ルビー「皆いい加減にして!おにいちゃんを好きにならないで!前世から私が結婚する予定だったんだよ!」
かな「前世とか意味わかんないし!兄妹でしょ!ここは実質幼馴染の私が!」
あかね「幼馴染って負けヒロインでしょ!それよりも一度は本気で付き合ってた私の方が!」
かな「振られたくせに」
あかね「う…」 - 49二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:31:33
MEMちょ「ま、まあまあ3人ともその辺で…」
ルビー「そうやってうまく取り持つ振りしておにいちゃんを奪おうとしてるんでしょ」
かな「そうはいかないわよ泥棒猫。幼い顔しても騙されないから」
あかね「駄目だよMEMちゃん。人のものを奪ったらどろぼうだよ」
MEMちょ「えぇ…」 - 50二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:31:55
ツクヨミ(なんかぞろぞろやってきた…)
アクア「………」
ツクヨミ「アクア。この人たちどうするの?」
アクア「………」
アクア「………ったく」フッ
ツクヨミ「?」
アクア「うるせぇやつらだな」 - 51二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:32:15
ツクヨミ(…笑ってる)
ツクヨミ(…そっか…やっぱり君は)
ツクヨミ(…こっちの方が…君は幸せだよね)
ツクヨミ(…)
ツクヨミ(この私が負ける…そんなことがあっていいはずがない) - 52二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:32:34
ツクヨミ「君たちいい加減にするんだ。誰のおかげで彼が持ち直したと思ってる」
ルビー「へーありがと」
かな「ここまでご苦労さん。後は私がやっとくからいいわよ」
あかね「必死にお餅ついてくれてありがとう。出来上がったお餅は私が食べるから」
ツクヨミ「…じっくり話そうか。アクアも交えて」 - 53二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:32:51
アクア「え」
ルビー「いいよ。あなたとは話したいと思ってたから」
あかね「まずはアクア君がどういう風に過ごしてたか教えてね」
かな「その後はどっかいっていいわよ。これからは私があーくんに甘えるから」
ツクヨミ「君らごときじゃ無理だよ…アクア、ボサっとしてないで早く来て」 - 54二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:33:19
MEMちょ「連れてかれましたね…」
ミヤコ「いいのよあれくらい強引で」
壱護「大丈夫か?アクアもいい加減怒るんじゃないか?」
ミヤコ「怒るのもエネルギーが必要なのよ。自分が嫌なことされて怒れるくらいに活力に満ちてるなんて素晴らしいじゃないの」
ミヤコ「それに、あの子はちょっとくらい自分のために怒ることが出来るようになればいいのよ」
吉住「それ言えるってすごいですね」
ミヤコ「私もバイト君にいつも怒ってるから分かるのよ。鍵ありがと。いつまでもここにいなくていいから、帰って掃除して」
バイト君「…ハイ」トボトボ - 55二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:33:49
姫川「鏑木さんが来るとは思いませんでしたよ」
鏑木「これも仕事だよ。有馬君に恩を売って、アクア君にも恩を売れれば、役に立つかもしれないからね」
姫川「やっぱそういうのなんですね」
鏑木「善意だけでこんなことするようには見えないでしょ。その分途中で心変わりとかはないよ。だって利益があるからね」 - 56二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:34:12
ミヤコ「一時はどうなるかと思ったけど…これにて解決ね」
ルビー「ミヤコさん!私おにいちゃんと結婚する!こんな奴らにおにいちゃんは渡せないよ!」
あかね「お義母さん!アクア君は私が幸せにします!」
かな「誰がお義母さんよ!ミヤコさん!やっぱりここは私が!」
ツクヨミ「彼は私を選んだ!彼の意思を無視するな!」 - 57二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:34:41
あかね「無視した方がいいとか言ってなかったっけ?」
ツクヨミ「そういう意味じゃない!役者がそんなことも分からないの!?」
かな「私その発言聞いてないから関係ないし―」
ルビー「おにいちゃん言ってたよね!16になったら結婚しようって!」
アクア「言ってねぇ」 - 58二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:34:59
吉住「まずいですよ!ラノベですら義理の兄妹で予防線張ってるのに!」
姫川「やべぇなあいつ」
鏑木「…星野の血はすごいね」
MEMちょ「本当に解決してます?これ」
ミヤコ「…まあ、最初よりはいい状況の筈よ…多分」 - 59二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:35:59
ルビー「おにいちゃん!」
あかね「アクア君!」
かな「あー君!」
ツクヨミ「アクア!」
「「「「誰にするの!!!!」」」」
アクア(やっぱ一人になろうかな…今度こそ完全に) - 60二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:36:21
いったんここでおしまいです。
ツクヨミの回想とか語りとか、だらだらと長くやった割には心情の描写とかが、あまりできませんでしたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
おまけでちょっとだけ続きます - 61二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:50:42
- 62二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:24:04
pixivとかハーメルン辺りでも読めると嬉しい。
- 63二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 00:24:21
SS形式やんけ
- 64二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:46:53
おまけ①
アクア「そういえば気になってたんだけど」
あかね「好きな人?アクア君だよ」
アクア「いや、そうじゃなくて」
あかね「3サイズ?アクア君どれくらいが好みなの?それに合わせてみせるよ。下着の色?アクア君何色がいいの?好きな色にしてあげる。今日は青色!アクア君の色だよ!ほら見て!ペラ 興奮するでしょ!上も下もアクア君の色だよ!危険日と安全日?気にしなくていいよ。毎日シよ。一日に何回したいか?ヤれるだけヤりたいから数とかは事前に決めたくないなぁ。いつ結婚するか?今でしょ!式場?宮崎とかどうかなぁ。形式?和でも洋でもいいよ!将来欲しい子供の数?アクア君の希望も知りたいなぁ」
かな「暴走すんな!」
アクア「なんで俺の居場所が分かったんだ?」
あかね「ミヤコさんは最初からアクア君の居場所を知ってると思ったんだよね」
ルビー「そのミヤコさんをどうやって尾行したのかってことじゃない?」 - 65二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:47:09
あかね「………」
ツクヨミ「話しなよ。それを話さないならここにはいるべきじゃない」
あかね「GPSを…」
かな「ストーカー」
ルビー「犯罪者」
ツクヨミ「君ここから出ていけ」 - 66二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:47:28
あかね「そうだね。勝手にGPSつけるような人は出てった方がいいよねアクア君?」
アクア「…」
ツクヨミ「君まさか…」
アクア「俺のは違ぇよ!あれにはやむを得ない事情があってだな」
あかね「一緒だよ。私たちお似合いだね」 - 67二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:47:49
かな「あー君…なんで」
アクア「俺はだな…」
かな「そんなに溜まってるんなら私でもいいでしょ!同じ事務所で学校なんだからいつでも付けられたでしょ!」
アクア「お前も暴走してんじゃねぇか」
ルビー「おにいちゃんなんで!そういうエッチなのは私にしてよ!」
アクア「エッチなのじゃないし。一緒に暮らしてるのに意味ねぇだろ」 - 68二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:48:18
ツクヨミ「いつ取り付けたの?彼女隙なさそうだけど」
あかね「ルビーちゃん経由で」
ルビー「え…あ!あのお守り!」
かな「なるほど…でもすごい偶然よね。お守り渡したその日にミヤコさんがあー君に会いに行くなんて」
アクア「…偶然じゃない」
ルビー「え?」
アクア「そうだだろう?あかね」
あかね「…うん」 - 69二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:48:39
あかね「あの時は…かなちゃんに先を越されそうで…なんとかしなきゃって思って…家に帰って行方不明者捜索サイトのHPを作って、そこにアクア君を載せて、匿名で連絡を入れたの。ミヤコさんならきっとアクア君を心配してアクア君の所に行くはずだから…」
かな「あー君今すぐこいつ警察に連れてきましょう」
ツクヨミ「賛成。やり方が普通じゃない」
ルビー「今の時代らしい特定だぁ」 - 70二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:49:07
アクア「…まあ、俺が悪いし…被害はないから、もういいだろ」
あかね「アクア君…!」パァァ
かな「甘すぎでしょ!」
あかね「確かに…しっかりケジメ取らないと」 - 71二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:49:20
あかね「体で許してね…アクア君」ヌギヌギ
ツクヨミ「脱ぐな!」
あかね「大丈夫!今日は危険日だから!」
ルビー「何も大丈夫じゃないよ!?」
かな(あかねってこんな女だったかしら…) - 72二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:49:40
おまけ②
ルビー「私も気になることあるんだけど…」
あかね「将来のお姉ちゃん?私だよ」
かな「こいつ黙らせた方がよくない?」
ルビー「駄目。あかねちゃんに質問だから」
あかね「何?」
ルビー「何でおにいちゃん振ったの?」 - 73二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:49:57
あかね「………………」
アクア「お前そんなこと聞くなよ」
ルビー「おにいちゃんは気にならないの?好きなら何で振ったんだーって」
アクア「…言わせるようなことじゃないだろ」 - 74二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:50:22
ツクヨミ「仮に君の気持ちが再び彼女に向いたとして…その部分が解決していなければ告白何てできないだろう?」
あかね「…!」
かな「そうね。ありえないけど」
アクア「それは…」
ツクヨミ「好かれているのに振られた。その理由が分からないんじゃ怖いよね。告白できないよね?」
あかね「…」
ツクヨミ「確か以前アクアは…」 - 75二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:50:37
ツクヨミ『そういえば君何で復縁しようとしたの?』
アクア『あの時はまだあかねのことが好きだったからな』
ツクヨミ『振られるとかは思わなかった?』
アクア『あんだけインタビューとかでアピールしてたらな…可能性あるかもと』
ツクヨミ『でも振られたよね』 - 76二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:51:06
アクア『ああ。多分あれは俺へのアピールじゃなくて…お前のせいでもう男と付き合う気が無くなったとかそういう意味だったのかもな』
ツクヨミ『なるほど。当てつけということだね。怒ってる?』
アクア『そんなわけないだろ。俺が悪いんだから』 - 77二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:51:27
ツクヨミ「って感じだったよね」
あかね「アクア君…うぅ…ごめん…ごめんねぇ…」ポロポロ
アクア「泣くなあかね。気にしてないから」
あかね「…話すよ」
アクア「え」
あかね「…ちゃんと…話す」 - 78二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:52:28
アクア『あかね…悪いな急に…今日はどうしても話したいことがあって…』
あかね『…何?』
アクア『勝手なことを言ってるのは分かってる…自分から振って都合が良すぎると思う…ただ…それでも…もう一度俺と付き合って下さい!』
あかね『嫌です』プイ
アクア『…!』 - 79二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:53:11
アクア『あかね…都合のいいことを言ってるのは分かってる…でもおれは』
あかね『嫌でーす』プクー
アクア『あかね…』
あかね『今更復縁してと言ってももう遅い。私は芸能界で素敵な男性を見つけます』 - 80二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:53:32
あかね(そりゃ最近の私の行動は君にもう一度告白してもらうためだったけど…でもあっさり過ぎるよ!あの時私がどれだけ辛い思いをしたと思ってるの!あの時は本当に全部が終わったように思えた…何も考えられなくて…それなのにあっさりしすぎ!)
アクア『…』
あかね『フン』プイ
アクア『…だよな』
あかね『え?』 - 81二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:53:54
アクア『勝手すぎるよな。ごめん。もうこんなこと言わない』
あかね『え!?いや、そんな』
アクア『でもこれだけは言わせてくれ。俺はあかねと過ごした日々に救われていた。復讐なんて忘れてもいいと思えるくらいに』
あかね『い、いや…どうも』
アクア『だから…ありがとうあかね。もうあかねに迷惑かけたりしないから…それじゃあ…さようなら』 - 82二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:54:15
あかね『え…あ、待ってアクア君!』
あかね『…行っちゃった』
あかね(うわあああああああ!何やってるの私!何であんなことを!でもアクア君も悪いよ!何で引き下がるの!そこは強引に私に迫ってよ!)
あかね『ああああああああああ!私のバカぁぁぁぁぁぁ!』 - 83二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:54:28
あかね「というわけでして…」
アクア「そういうことだったのか」
あかね「ねえアクア君、もう一度やり直せないかな?」
アクア「ごめん。それは出来ない」
あかね「だよね…」 - 84二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:56:05
かな「これはもう確定よね。あー君完全に気持ち冷めたわねこれ」
ルビー「やっぱり所詮は他人だよね。やっぱり妹こそ正妻だよね」
ツクヨミ「君は何でいつも大事な部分を外すかなぁ。電話の時といい歩道橋の時といい」
あかね「…何の話?」
ツクヨミ「すべてを忘れて幸せになっていいと言えばよかったのに。そうすれば依存でも君が彼の傍に居た。そのポジションを手に入れてから依存から抜け出せばよかったのに。犯人への接触もそう。君は外しちゃいけない選択だけは的確に外すよね」
あかね「…なんでそんなこと知ってるの」
ツクヨミ「……………占い師が言ってた」
アクア(もしかしてツクヨミが言ってた相談って…) - 85二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:56:36
あかね「アクア君忘れないで!次は絶対に復縁出来るからね!」
かな「今更復縁してと言ってももう遅い。あー君は芸能界で素敵な女優を見つけます」
あかね「その言葉で言われると余計腹立つ…!というか私も女優!」
かな「だからあんたは振ってんでしょうが!素敵な男性見つけるんでしょ!」
あかね「見つけた!名前は星野アクア君!」
ルビー「駄目!その人妹と結婚するから!」 - 86二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:57:22
おまけ③
ツクヨミ「最期に何か言い残したことはあるかな?」
カラスA「と、突然何を」
ツクヨミ「とぼけるな。あの3人に妙なことを吹き込んだのは君たちだろう」
カラスB「ち、違うのです!我々はただあなたの後始末をしたのです!」
ツクヨミ「後始末?」
カラスC「そうです!あの女社長は占い師に何やら不信感を持っていました!ですから…」 - 87二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:57:43
MEMちょ『…そうですか。アクたんはもう…』
ミヤコ『ええ…』
ルビー『…納得できない』
あかね『え…』
かな『そうね。いきなり出てきて、そんなこと言う奴なんて信じられないわ』 - 88二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:57:57
あかね『でも…』
かな『あんたはそこで泣いてなさい。私は行くわ』
ルビー『私もね。妹なんだから当然だし』
ミヤコ『待ちなさいあなたたち。行ってどうするの?』 - 89二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:58:12
かな『どうもこうもありません。その勘違いしてるクソガキを引っ剥がしてきます』
ミヤコ『でも彼女のお陰でアクアは持ち直したわ』
ルビー『それで?そんなの関係ない!居場所教えて!』
ミヤコ『今のアクアがそれを望んでるか分からないわよ』
『問題ない』 - 90二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:58:32
ミヤコ『誰?』
『ただの占い師だ』
あかね『月詠先生…?』
月詠?『然り。そなたたちに助言をしに来たのだ』
MEMちょ『なんか…雰囲気違う気が…』
月詠?『ん!ま、まあ占い師なんてそんなものだよ』 - 91二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:58:56
MEMちょ『問題ないって、どういう意味ですか?』
月詠?『その少女の言っていたことを思い出してみなよ。その男のことを慮っていたかな?』
ミヤコ『…いいえ』
月詠?『だよね。それが答えだ。彼のことを思うなら彼のことを考えて行動しちゃだめ。一人になろうとしてるんだから』
あかね『…確かに』
MEMちょ(…確かにかな?) - 92二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:59:30
月詠?『そもそもその少女は言っていたはずだよ。本人の意思は無視しろ。メチャクチャするくらいでいいと。本人の意思に従えば本当の意味で彼を救うことは出来ない』
月詠?『だから誰に何を言われても無視すればいい。君たちはただ、心の望むままにやればいい』
ルビー『いいの?』
MEMちょ(よくないと思う…)
月詠?『もちろん。冷静に考えてみるといい。君たちが我儘を言って彼が君たちを嫌いになるかな?』
ルビー『ならない…おにいちゃんはずっと私を大事にしてくれるもん!』
かな『ま、あんたの場合はシスコンだしね』 - 93二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:00:02
月詠?『そういうことだよ。だから君もいつまでも泣いていないで、彼に会いに行くといい』
あかね『いいんでしょうか』
月詠?『良いも悪いもない。君がそうしたいんだから』
MEMちょ(少し時間をおいて冷静になった方が…) - 94二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:00:13
あかね『…かなちゃん、ルビーちゃん』
かな『何よ』
あかね『私も行く。今度こそアクア君と復縁する』
かな『勝手にしなさい。復縁は出来ないけどね』 - 95二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:01:04
ミヤコ『ありがとうございます。ですがなぜここまで』
月詠?『良いじゃないか別に。世の中には一人くらい何の得もなく他人を助ける人間がいてもいいだろう?』
ミヤコ『…フフ、変な人』
ミヤコ『でも、本当にありがとうございます。あなたの話を聞いて、私も決めました。まだまだアクアは子供。何より私も母親としてこんな形で離れたくない。私も会いに行く決心が出来ました。』
MEMちょ(この人の話飛躍し過ぎている気が…大丈夫かなぁ) - 96二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:01:17
月詠?『良かった…実はそろそろ引退するからね。君たちが心残りだったんだよ』
ミヤコ『そうでしたか。わざわざありがとうございます』
月詠?『頑張ってね。応援しているよ』 - 97二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:01:34
カラスA「という感じで疑いを払拭したのです!」
ツクヨミ「焼き鳥にしてあげよう」
カラスB「彼女たちの面倒を見るよう言ったのはあなたですぞ!」
ツクヨミ「私が突き放した後にそんなことするな!」
カラスC「そもそも貴方が悪いのです。あのような人間に絆されて…」 - 98二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:01:49
ツクヨミ「…」ヒュン
カラス一同「!?…う、動けない!?」
ツクヨミ「家に帰ってご飯作らないとね。今日は焼き鳥だ」
カラス一同「も、申し訳ございません!どうか、どうかお許しを!」
ツクヨミ「駄目だ」 - 99二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:03:22
【閲覧注意】
?????
あかね「すき、あぅっ!すっ、きぃ……っ♡ふぁ、あ゛あっ♡♡や゛らあぁッ♡♡まッ…ま゛ッて゛え゛ッ♡♡♡キち゛ゃう゛う゛ッ♡♡♡」
今日も今日とて声が聞こえる。防音設備は完璧であり、どれだけ大きな声でも外に聞こえることはない。その代わり中にいる人間はその声から逃れることは出来ない。
この世で最も居心地の良い筈の空間で、なぜこんな気持ちにならなくてはならないのか。
始まりは一人の少女の提案だった。もし今後自分がラブシーンなどを演じることがあるのであれば、その慰めとしてその作品の撮影がある日は前後を合わせて独り占めさせてほしいと。
当然他の少女たちは反対した。独り占めなど許せるはずもない。しかし男は許した。我儘には逆らえない男なうえ、提案した少女曰く、最近はそういうシーンは作品から無くなっているのだから保険程度の提案ということで大丈夫だろうと思っていた。
その翌日、少女が出る映画でキスシーンがあることが告げられた。 - 100二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:03:53
それ以来撮影日の前日から翌日は少女―――あかねがアクアを独占している。
あかね「ッ〜〜〜〜〜!!?!?♡♡♡んひぃ!?♡は、あ"♡うぁ"ッ♡♡ん"っ!!♡や、!はげしっ、♡♡ナカ…ダメ♡…あ、スゴイ♡」
朝も昼も夜も関係ない。何をしているかも関係ない。食事と睡眠以外は全ての時間をまぐわいに費やしている。体を綺麗にするための入浴の際もひたすらシ続けている。
愛し合っている男女というのはこれほどまでに没頭するのか。 - 101二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:04:18
あかね「お゙♡♡お゙ッ♡♡おん゙ッッ♡♡お゙♡♡ひゅッ゙ーー……ッあイ゙♡イぐ♡いぅ゙ッ♡っおオ゙ッッ……!?♡♡ッ♡……ぉ゙ひ、ぃ゙、♡♡ひぅ゙ッーー♡ひぅ゙ーーッ♡ひぐッ゛♡」
こんなもの…とても人間のまぐわいとは思えない。
声を聴くだけで分かる。今行われているのは、知性のある人間たちの愛情溢れる営みなどではない。
こんなものはただの交尾だ。発情期を迎え性欲に支配され、本能のままに求める獣と変わらない。
普段は誰よりも大人びておとなしい少女が、今は獣のような声を出している。 - 102二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:04:44
あかね「おっおっ♡お゛ッお"お"♡♡お"お"お"お"お"お"お"お"♡♡♡イ"ク"♡イ"ク"ッ♡もっと…お"
んぉぉ…♡」
この世で最も不快なデュエット。
いやデュエットならばどれだけ救われたか。
せめてアクアの声が聞こえるならば少女たちも慰みに使えただろうに
歌姫の声が余りにも大きすぎて、二人の筈なのにソロになっている。 - 103二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:05:30
あかね「んお"ッ♡お"ッおくっく"るッ"♡おほッ♡お"ッおくっく"るッ"♡おぐッ♡んほぉ♡あついのッ♡ぐるぅッ♡お♡出して♡ナカに…たくさん…おほぉ♡んお"ッ♡ッお"お"♡お"お"♡♡お"お"お"お"お♡イグウゥゥゥ♡」
一度絶頂を迎えても終わらない。そんなもので終わるなら日が昇る前に終わっている。
残された少女たちにできることといえば、アクアの様子を思い浮かべながら自分を慰めるだけ。
やればやるほど惨めになる。それでもやらずにはいられない。
あかね「ん…ハァ…ん…あ゛♡あ゛♡またイぐ♡イぐッ♡イ゛ッッ♡♡いッ゛、あ゛♡あ゛!いく"ッとまらなッお"ォ"♡やめっ、お"ぉ"ッ♡んお"ぉ"ッ♡♡♡♡んお"ッ!お"ほォ"いく"ッとまらなッお"ォ"♡」 - 104二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:06:32
とてもじゃないが文字に起こせないような声を上げながら、一度絶頂を迎えたばかりなのにまたすぐまぐわい始めた
ひたすらまぐわい続けてついに撮影最終日。最後のキスシーンの撮影日。
スタッフ「休憩はいりまーす。休憩後はラストシーンです」
それを聞いた途端あかねは即座に駆けだした。周りのスタッフたちも、もう誰も気にしなくなっていた。何をしているのかは知らないがいつものことだから。 - 105二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:08:33
あかね「んっ、ふぅ、んんん!」
ちゅっ、むちゅっ、じゅぷ
あかね「…ん、チュ…ンッ…ンハァ…チュ…ンム」
楽屋に入った途端あかねは中にいるアクアに駆け寄り、熱烈なキスをした。
相手の舌を思いきり吸い、口内をすべて舐めまわす様に舌を這わせる。
あかね「ん…アクア…ンチュ…君も、して」
自分の口の中もメチャクチャに犯してほしいと。
言われるがままにアクアはあかねの口内に舌を這わせる。
あかね「んん!これ、いい…チュ…もっと…乱暴に…思い切り…シて」
そのまま続ければ、次第にあかねの足腰が覚束なくなり、ついには背筋が仰け反ったかと思えばそのまま座り込んでしまった。 - 106二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:09:11
丁度いい高さに来たとばかりに、あかねはすぐさまアクアのズボンに手を伸ばす
あかね「ん…じゅる…チュ…れろ…ちゅぱ…ちゅぱ…じゅる…ふぱぁ」レロレロ
撮影の合間の休憩とは体を休める時間にあらず。愛しい人との時間だ。
キスシーンの撮影を控えているともなればやることは決まっている。
恐ろしいほどの吸いつきで精を根こそぎ搾り取ろうとしている。
口淫の最中だというのに、自らの胸や秘部を弄っている。
かつての彼女からは考えられない行いだ。 - 107二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:09:30
あかね「チュ…んむ…じゅる…チュ…ちゅぱ…アクア君…もっと…」
今日は朝からこの調子。もう何度も射精している。
それでもアクアは不満を言ったりはしない。自分の行いで少女が救われるのであれば全力で協力したい。
例え…休憩のたびに楽屋でこんなことをすることになろうとも
二人が繋がっている状態で誰かがノックをする状況に陥ろうとも - 108二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:09:47
あかね「ん…チュ…あふあふん…ほんほは…ん…はおに…」
せめて喋るときは止めればいいのに。一秒も無駄にしたくないのだろうか。
そこまで想ってくれるというのならこちらもやる気になるというもの。
お望みどおりに今度は顔だ。 - 109二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:10:35
楽屋だというのに、キスをして、口淫をして、そのまま一気にお互いを繋ぐ本番行為までしてしまい。もう周囲はびしょびしょだ
アクア「なあ、本当にそのままいくのか?」
あかね「ん」
全身が白く汚れ、口内も真っ白になったあかねは身体を清めるなどせずそのまま服を着た。
顔や髪の毛など服で隠せない部分だけを渇いたタオルで軽くふき取ったあかねは、短く返事をした。
アクア「やっぱりやめた方がいいんじゃ…」
あかね「んー!」ブンブン
あかねは首を思いきり横に振り、拒否を意を示した。
そこまでされたらもう、引き下がるしかない。
せめて誰にも気づかれないことを祈るしかない。 - 110二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:11:13
ついにキスシーンが始まる。
練習の際は代役などがいたが本番の時はそうもいかない。
もちろん男女どちらもやましい気持ちはない。男の方もいい演技になることだけを考えている。
しかし、いざ撮影が始まってキス直前の抱きしめあうシーンの時に男は顔を…いや鼻を歪めた。 - 111二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:12:05
(…なんかイカ臭くね?)
自分でもなんと失礼なことをと思うが、間違いなく男の目の前の少女からはイカ臭さが、正確に言えば精液の臭いが漂っていた。
今までと何かが違う。
はっきり言えば、臭い。それでも、男はそれを表に出さない。プロとしてただ演技をするだけだ。
なにやら唇も妙な粘り気があったが…きっと人によって違うのだろう - 112二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:12:25
唇を重ね、そして離す。監督からOKが出た。
その瞬間口を動かし始めた。何かを咀嚼しているのだろうか?
ガムか何かで口臭を誤魔化そうとしていたのだろうか?
口の中よりも体の方を何とかしてほしいのだが
そう思っていると、少女が何かを飲み込んだ。
最近は飲み込めるガムもあると聞く。きっとそのタイプのガムなんだろう。 - 113二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:12:48
「へーそんなことがあったんだ」
同棲中の彼女とのピロートークで撮影中に感じたことを話す。
隠さずに正直に話すのが、彼女の嫉妬を抑える方法だ。
もちろん全てを話すわけではないが。 - 114二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:13:14
「お仕事お疲れさま」
そういって彼女は唇を重ねてきた。
先ほどまで自分の物を咥えていたが、気にならない。自分はどうやら相当彼女に惚れているようだ。
そんな彼女からのキスなのに。いつもなら嬉しいキスなのに今日は嬉しさよりも疑問が先にやってきた。 - 115二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:13:40
(この臭い…この感触…)
黒川あかねとは以前に一度、共演したことがある。あの時の彼女は目立つことに必死で、それ以外のことをしている余裕なんてなさそうだった。そんな彼女はもういない。
いるのは性欲に支配された…いや、失礼な考えだ。
きっと彼女はそれくらい良い人との出会いがあったんだ。そう思うようにしよう。
あまり深くは考えずに、男は眠った。あの女優とのラブシーンは今後NGにしてもらおうと決めながら。他の演者仲間にも伝えなければ。
あの女との共演には気を付けろと。 - 116二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:16:37
撮影日の夜、今までとは違い穏やかな空気が流れる中で二人は言葉を交わしていた。
あかね「その…ごめんね。無茶なこと言って。でも知ってもらいたいの。あれくらいしないとラブシーン演じるのは無理だってこと」
我儘を言うと決めたが、生来の性格ゆえどうしても振り切れないのだろう。
あかねが申し訳なさそうにしていると、アクアはそっと頭を撫でた。
アクア「気にするなよ。俺なら大丈夫だから」
あかね「もっと妬いてほしい…」
アクア「でも俺も人の事言えないからな」 - 117二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:17:17
頻度で言えば男の方がよほど不貞を働いている。なにせ同棲している少女全員と交わっているのだから。
だから、仕方ない。
あかね「むー」プクー
アクア「そんな怒るなよ」
あかね「何だか…私ばっかり好きみたい…」
アクア「あかねの事は大好きだよ」
あかね「愛してる?」 - 118二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:18:07
アクア「…うん」
ああ、私って卑怯だなぁ。
こんな状況を利用して、彼に『愛してる』と言わせようとしている自分が少なからず嫌になってしまう。
だがそれも仕方ない。いつだれか一人が選ばれるかも分からない状況なのだから、最初に彼にそう言われた者こそが選ばれるのだから。
あかねが俯いていれば、再びその大きな手で頭を撫でられる。
そのままギュっと抱きしめられた。 - 119二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:18:39
激しい交わりの時とは違う。心が穏やかになれる肌の重ね合わせ。
こんなのも悪くない。
あかね「ねぇアクア君。お願いがあるんだけど」
アクア「何だ?」
あかね「ポリネシアン…したい」
アクア「…ん。丁度明日から休みだしな」 - 120二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:19:09
あかねの口からそんな言葉が出ることに驚いたが、精神的な繋がりを重要視するあかねなら当然かもしれない。
あの少女たちに何と言い訳しようと考えながら、アクアは眠りについた。
翌日、抗議の声を上げる少女たちを、打ち上げだからと言ってあかねは押し切った。
しかし、恨みの籠もった視線はあかねではなくアクアに注がれていた。 - 121二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:19:35
数日掛けた性行為が終わり、ベットではあかねが穏やかな寝息を立てている。
朝起きて、違和感があるかと思えば昨日のことが思い出される。
繋がったまま寝てしまったのだ。
この心地よさにもう少し浸りたい。そう思い強く抱擁すれば、彼女も寝ぼけたまま強く抱き返してくる。その直後、静かな音を立ててドアが開かれる。
誰が…などと思わない。決まっているから。 - 122二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:19:49
視線を向ければ、そこには不満と期待が入り混じった表情の少女たちが並んでいた。
- 123二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:21:16
【閲覧注意】
?????②
目を覚ませば、最初に思うことは何だろうか。
天井の色か。今日の予定か。人それぞれだろうが…
アクアにとっては、匂いが最初に感じることだった
部屋の中に充満した性の匂い。あれだけ潮を吹けば当然だ。
匂いの次は、全身で感じる心地よい感触。4人も傍に居れば当然か。 - 124二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:21:51
今は何も考えず、この心地よい空気のまま眠りたい。そう思っていたら、徐々に皆目を覚まし始める。それでも誰も起きようとはしない。微睡の中で密着して暖かさを感じるのが気持ちいいのだそうだ。分からないでもない。
存分に二度寝をして、目が覚めてくれば、今度は朝の生理現象に意識が行く。
その中の一人、恐らくもっとも性欲の強い少女が突如、自分に飛び掛かってくる。いつものように少女に待てと言えば、少女は発情した獣のように息を荒くしながら、胸にほおずりしてくる。
かつて医者だった者として、余りにも不衛生なことは認められない。この性活が始まる時、口の中だけでも綺麗にしようと力説し、何とか受け入れてもらえた。 - 125二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:22:36
洗面台に行き簡単に清めると、再び全員でベットに潜ると4人が密着してくる。
こんな状況で我慢できるはずもなく、この性活が始まると決まった時はどうしようかとアクアは悩んでいたが…
少女たちがもぞもぞと動き始めた。
「今日は私が最初だよ。順番はちゃんと守ってよ。」
一番幼く見える少女は、青い髪の少女に告げるとその小さな口で物を咥え始めた。
周りの少女たちは恨みと羨望の混じった目でそれを眺めている。
一体どこで覚えたのか。そんなことを言いたくなる舌使いで責められ、最初の一発目を出してしまう。
そこからは皆が好きなように交わり始めた。手淫、口淫、キス、本番行為…
全員が満足するまでひたすら続く、ドロドロに蕩け切ったまぐわい。 - 126二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:24:31
最初はこんな関係性ではなかった。揉めることはあれど仲良く過ごせていたはずなのに。
しかしそれも当然。女4人に男1人。そして、女4人が男に少なからず好意を持っていればそんな関係がいつまでも続くはずもない。
薄氷の上に危ういバランスで立っていた関係が時間の経過とともに崩れるのは当然。
いや、もしかしたら誰かが意図的にそれを壊したのかもしれない。
今となってはそれもどうでもいい。
アクアは4人と共に桃色に染まった桃源郷に沈んでいく。
こんな性活でも、死ぬよりはきっといいはずだから。
おしまい - 127124/03/27(水) 09:25:02
だらだらと長く続いたSSでしたがお付き合いいただきありがとうございました。
- 128二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:50:38
これで終わっちゃうのかー
ツクヨミの絡みもうちょい見たかったです - 129二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 12:58:37
最後にはR-18になったか…。そりゃそうか。
- 130二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 21:41:44
おつです
面白かったー - 131二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 22:01:02
このレスは削除されています
- 132二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 22:01:49