ったく…何でガキのお守りなんざ……

1二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 01:08:34

親がいないからと理事長が拾って、どうせなら走りも教えてみるかと1番立場的にふさわしそうなルドルフが面倒見ようとしたが案の定激務であんまり時間取れないから私に来たっていうふざけた経緯だが…ここで投げ出すほど私も鬼畜じゃいられねぇからな……。
「…おい、お前。ここに来たからにはなんかあんだろ、無いなら今考えろ」
「…わからない。でも…」
「ん？言うなら素直に言えよ」
「負けたくはない…かもしれない」
「ハッキリしねぇな。んじゃ私が負けないようにしてやるよ、お前が望むんならな」

「ほら、負けたくないんなら脚を動かせ！脚を前に持ってくるまでのロスタイムを減らせ！！それが脚の回転率を上げる！！」
当然、私よりは大分幼いから出力も歩幅もなんもかんも違うから追いつけないんだが…
「……！」
歯剥き出しで笑いやがって。
ケモノかお前は……面白れぇ。

「頂点を見せる走りというのがどういうモンなのか…見せてやるよ。」
「ちょーてんをみせる走りというのがどういうモンなのか…みせてやる。やー」
「うん、懐いてはいるな…シリウスの影響がかなり出てしまっているが」
「あ、シリウスの言ってた殺人ダジャレエンペラーだ」
「シリウスに悪いことを吹き込まれたのかな？ルナちゃんが色々教えてあげようか」
「お前のダジャレはマジで色々と芸術観に悪影響だからやめろ」