責め責めRRI怪文書 1必読

  • 1二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:21:48

    アイディアをいただきつつも意地で何とか捻り出したので、怒りの初投稿です。
    人を選ぶ内容です。
    こちらは後に出す指責めと分岐するifのものです。
    怪文書についての指摘は甘んじて受け入れます。
    皆様のご意見お待ちしております。

  • 2二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:22:22

     
     時刻は17:20
     ライスに呼び出されて、私は別のクラスの教室へ向かう。今日は7時限まであった。用というのは、日直のお手伝いだろうか。
     
    「ブルボンさん来てくれてありがとう。
     さっそくだけど、黒板を消すの手伝ってくれませんか?」
     委細承知、ロボは単純な作業が得意なのである。ライスの足りない身長を補い、高い部分を重点的に拭いていく。あっという間に黒板は静けさを取り戻した。
     ところで、私は重大なタスクを目の前にしている。それは、黒板消しクリーナーだった。私の体質を鑑みれば、スイッチONした瞬間に黒煙を吐き出すのが目に見えている。これは私に与えられたタスクであるけれど、私にとって実現不可能なものだ。
     ライスの力を借りなければならない。
     周囲を見渡す。ライスがいない。クリーナーの前で立ち尽くす私を放ってどこかへ行ってしまったのか。と思ったら、花瓶が消えている。水を取り換えに行っているんだと理解した。
     数分でライスが戻ってきた。水の入れ替えだけでかなり時間がかかったようだ。花瓶には確かチューリップが刺さっていたと覚えている。ライスが持ってきた花瓶には青い薔薇が刺さっている。一体、どこで調達したんだろうか。
     
    「ブルボンさん
     クリーナーはライスがやります。
     ブルボンさんはお尻出してね」
     ベランダに連れ込まれる。どういうことかとライスに問いかけると、無言の返答が返ってくる。微動だにしないライスの微笑みプレッシャーから逃れられず、渋々スカートを脱ぐ。
     
    「ブルボンさん
     これだとパンツがチョークの粉で汚れちゃうけどいいの?
     嫌だったら脱いでね」
     ライスの趣旨を理解する。ノータイムで脱いだのはいいが、人の目が気になってしまう。ここは校舎棟だし、ベランダはグラウンドに向かって突き出している。さらにベランダは各クラスで繋がっており、この瞬間にも私の半裸を視認されかねない。青褪めていく私の顔とは裏腹に、身体の紅潮は深まっていく。

  • 3二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:22:50

    「ブルボンさん
     早くしないとブルボンさんのお尻誰かに見られちゃうよ。
     ほら、お尻こっちに向けてね」
     ライスに誘導され、窓の桟に手をかけ、腰を曲げ、お尻を持ち上げる。なるほどこの格好だとグラウンドから目視される恐れはなくなった。しかし他のクラスの子に見つかれば、言い訳などもはや通じなくなってしまう。現実が私の心臓を震わせていく。
     ライスの手には黒板消し、それに私はお尻を突き出す。これらのビッグデータから、私は1つの結論を導き出す。ライスはお尻を黒板消しで叩いて、チョークの粉を飛ばすつもりだ。
     四日前の責めを身体が思い出していく。ライスによって与えられる物で有れば、痛みすら快感に変換してしまうようになってしまった。それをこの学舎で、学生の本分である勉学の舞台で思い知らされる。旧校舎とは比べものにならないくらい人がいる。罪悪感と背徳感、羞恥心が合わさり、私はさらに興奮していく。
     目を瞑って長々と考えていたところで、ライスの責めがなかなか始まらない。目を開け、ライスの姿を探す。また、ライスがいない。
     ライスが居ない...!?なぜ居ないのだろうか。なぜ居ないのに私はこんな格好をしているのだろうか。こうしてはいられないと、体制を戻そうとする。
     
     ‘——あー、クリーナー止まっちゃった。やりたくないけどぱんぱんしなきゃなー’
      隣りの教室から声が聞こえてくる。既にガラガラガラッと戸を開かれ、見覚えのある指が掛かっている。あと数秒で会敵してしまう。私の半裸が見られてしまう。なんて恥ずかしい格好をとっているのだと嘲笑されてしまう。私の半裸は1人のスマホに巣を作り、やがて世界へと羽ばたくだろう。脳内を凄まじい速度で思考が走り去っていく。早く教室内に逃げなければ、明日はないと言っていい。
     身体は動かなかった。
     ライスの快楽責めは予想以上に私の身体と精神に暗い影を落としていた。身体には上述の通り。精神には快楽への好奇心が巣食っていた。公的空間に個人のプライバシーを解放するという異常行為。それを実践し、なおかつ長時間行い、私の精神はよっぽど快感を欲していたようだ。
     見られたくないという羞恥心。見られたらどうなるのかという好奇心。ハナ差の競り合いの果てに、屈服したのは

  • 4二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:23:25

     身体は動かなかった。
     ライスの快楽責めは予想以上に私の身体と精神に暗い影を落としていた。身体には上述の通り。精神には快楽への好奇心が巣食っていた。公的空間に個人のプライバシーを解放するという異常行為。それを実践し、なおかつ長時間行い、私の精神はよっぽど快感を欲していたようだ。
     見られたくないという羞恥心。見られたらどうなるのかという好奇心。ハナ差の競り合いの果てに、屈服したのは羞恥心だった。
     私の露出が見られたら、私はどうなってしまうのだろうか。絶頂してしまうのだろうか。逆にそんなことなくて見られ損だったりするんだろうか。知り合いのウマ娘だったらどうしようか。先頭を逃げる好奇心に、心臓の鼓動はどんどん高鳴っていった。
     戸が完全に開き切る。背は低い方のようだ。足が一歩踏み出される。持っているのは黒板消し。また一歩。黒髪が揺れる、黒鹿毛のようだ。鼻っ面が見える。あと少しの辛抱だ。
     そこにいたウマ娘は——
     
    「ブルボンさん
     どう?興奮した?」
     
     ライスだった。
     極限まで張った緊張が一瞬でほぐれていく。
     心の底から安堵したことで、脱力し、へたりこんでしまう。
     しかし、心臓の高鳴りが鎮まることはなかった。
     
    「やっぱりライスが見込んだ通りだね。
     ブルボンさんは少しずつえっちになってきてる。
     いや、変態さんに近づいてるって言った方がいいかな?
     早く次のステージに行っちゃおうね」
     上まで脱がさんばかりのライスに私は愕然としていた。
     ライスは私とただぴょいしていたわけではなかった。計画的に、精力的に、私の身体を開発し、精神すら作り替えようとしていたのだ。実際に身体の部位で無事なものは腕と胸と顔だ。残りはライスに一晩中責められ、開発されきってしまった。私の心も快楽によってほだされてしまった。ここにきてライスは私の精神の変容に気づき、露出の種を植え付けたのだ。そして、ライスはもう一つ種を仕込んでいるかもしれない。先刻のライスの言葉に心に響くものがあった。それは、

  • 5二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:23:50

    「変態さん
     でしょ?ブルボンさん」
     背筋にゾクッと何かが走る。
     やはりライスは種を2つ仕込んでいた。
     1つは先ほど芽を出し、その勢いで花まで咲かせた露出の種。もう1つは遅効性の猛毒、言葉責めの種だった。言葉責めの種子はもう芽を出しかけている。先刻のライスの言葉に含まれた僅かの罵倒。私はそれに気づいてしまった。種はそれをきっかけに私の脳に深く根を張ってしまった。意識してしまったが最後、ライスの言葉1つで発情するメス娘にされてしまう悦楽の落とし穴だった。
     
    「ブルボンさん
     早く黒板消し綺麗にしないと、バクシンオーさんが見回りに来ちゃうよ。
     バレちゃってもいいの?バクシンオーさんに。せっかく3人でチーム組んだのに、このざまだと解散待ったなしだね。
     でもブルボンさんはそれで興奮するんだよね。発情するんだよね。救い難いよね。やっぱり変態さんだからしょうがないよね」
     言霊、という言葉がある。それは誰もが効果を認めるのに、科学的に根拠がないと認めないものでもある。私は認めざるを得なかった。
     普通の語り口から終端に向けてヒートアップしていくライスの罵倒。“変態さん”というワードを最後に投げて、特定の言葉で興奮する様に躾けられていく。
     そして人生万事、何事にも必要なものは自己肯定感である。“しょうがない”という肯定の言葉を密かに混ぜる。無意識下に自分を許す。“変態だからしょうがないんだ”と深層心理で納得させられる。もはや私は、ライスに染められてしまったのか、はたまた自分から進んで変態になってしまったのか、判断することさえできない身体に躾けられてしまった。
     こうやって思考できているのに、私の精神はひと言たりとも反論していない。反論、すなわち否定の意志表示。反論の言葉を脳は用意していない。私はライスの言う通り“変態さん”になっていた。

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:24:17

     はあはあと吐息が漏れる。
     ライスの言葉責めは全弾私に命中し、劣情に薪木を焚べていく。
     ライスが学級委員長の名を出したのは明らかに計画的だった。無闇に刺激するのではなく、最高のタイミングで最悪の選択肢を踏ませるように誘導するとんでもない手札だ。
     夕陽はまだ沈むまで余裕がある。つまり、私の露出が見られてしまう。そして言葉責め。この時間帯になると、あの学級委員長が自主的に教室棟を巡回している。ベランダにいるため、時計は見えないが、体感で20分は経過しているように感じる。こんな遅くまで滞在していると、間違えなく声掛けの対象だ。
     
    「ブルボンさん
     もうすぐバクシンオーさん来ちゃうよ。
     見られたらかわいそうだから隠してあげるね」
     ライスは私の前の窓のカーテンを閉めていく。私の目線は窓の桟とほぼ同じで、お尻もそれくらいの位置にある。カーテンに私の影は映らないだろう。しかしこれはとても怪しい。ベランダに通じる戸は開け放たれ、一箇所だけカーテンが閉まっている。そこに移るウマ娘の影。これを確認しにこない者はいないだろう。
     この行為は非常に大きな賭けになる。私にとってもライスにとっても。私はバレてしまっても言い訳できないが、ライスには何か算段があるんだろう。妖しさの混じる微笑みを信じる。
     そして自信満々バクシンシンの足音が近づいてくる。
     
     ——‘ややっ、まだ教室に誰か居ますね!もうとっくに下校の時間になっていますよ!何か用事があるんでしょうか![#「!」は縦中横]’
     学級委員長が教室に入ってくる。あの頼れる学級委員長がこんなに絶望の化身に見えるのは初めてだ。ここはライスに上手く誤魔化して貰いたい。
    「ブルボンさん
     ここからが本番だよ。
     頑張って耐えてね。ブルボンさんの人生が終わらないように」

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:24:45

     パァンとお尻が叩かれる。
     快感を待ち望んでいた身体は容易に餌に食いついた。
     喘ぎ声が出てしまう。耐えなければ、ここで破滅だ。
     
     ‘そこにいるのはライスさんですね!
     ベランダで何をやっておられるのですか!’
     
    「見回りおつかれさまですバクシンオーさん。
     黒板消しを叩いて綺麗にしています」
     
     ‘ライスさんにバクシン的アドバイスを送りましょう!
     黒板消しは消耗品です!思いっきりやっちゃいましょう!’
     
     (ブルボンさん
     バクシンオーさんもこう言ってるし、思いっきりやっちゃうね?
     頑張ってね)
     ライスが囁いてくる。囁き声程度なら委員長にはバレないようだ。しかし、思いっきりとはどこでやるのだろうか。
     BOM![#「!」は縦中横]とお尻に黒板消しが叩きつけられる。油断していた刺激に、ひゅっと息を飲んでしまう。
     
     ‘そのいきです!どんどんやっちゃいましょう!’
     
    「えへへ、バクシンオーさんありがとうございます」
     2人が会話している中、私のお尻はどんどん粉まみれになっていく。黒板消しの鈍い衝撃はじわじわとお尻の感度を上げていく。
     7、8発ほど叩かれると快感にも慣れてくる。安心して一息入れる。
     (ブルボンさん
     慣れてきたでしょ。ちょっとやり方変えるね?)
     囁きと共に、ライスの手つきが変化する。黒板消しを叩きつけると、くっつけたまま上に擦るようになった。粉でサラサラになったお尻を擦り上げられる快感。思わず背中を反って、快楽をこらえる。バリエーションも豊富で、強く押しつけたまま擦ったり、下から打ち上げるように擦ったりされる。擦られる度に息を吐き出し、これまでとは違う優しく感じる快感に私は夢中になっていった。

  • 8二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:25:10

     そういえば、またライスの片手がフリーになっている。警戒しておかないと、あっという間に人生終了になってしまう。
     警戒しつつも優しい感触に身を委ねていると、黒板消しがお尻から離れていく。
     黒板消しは前にスライドに私の口にあてがわれた。ライスからの説明が全くない。不安だ。
     ライスは無言でお尻を鷲掴みにしてきた。緩急のある責めにやられて声が口から漏れる。そのまま揉み解される。私は声を出さないので精一杯だった。
     
     (ここまでよく頑張ったね、ブルボンさん
     頑張ったご褒美あげるね。前向いてね。)
     下に下げていた視線を上に上げると、
     
     カーテンはいつの間にか開かれていた。
     
     そこには桜が咲いていた。瞳がこちらを見つめてくる。
     
     一瞬心臓がフリーズする。
     
     おわった。痴態を見られてしまった。親友である委員長に。数少ない同期に。大切なチームメイトに。
     涙が溢れていく。それと共に未知の快感が流れ込んでくる。これが絶頂か。今までしてきた快楽への抵抗を捨て、私は絶頂した。
     ライスの手が下腹部に近づくのを感じて、無意識に私は粗相をしていた。情けなく流される小水。誰よりも惨めだった。
     絶頂の後に流れる余韻。余韻の中、私は友人を失う恐怖と未知なる快感で精一杯で、うわ言の様に何かを呟くことさえ出来なかった。
     委員長の視線に射すくめられて動けない。声を聞くのでさえ怖い。委員長が口を開く時、どんな審判が下されるのだろうか。
    「ブルボンさん
     ついに見られちゃったね。どう?感想言える?
     ちょっと今は無理そうだね。バクシンオーさんから聞いてみようか」
     

  • 9二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:25:38

     余韻から引き戻される。
     もし、今の状態で委員長から否定の言葉を受けたら、私はどんなに打ちのめされて、そして戻って来れるのだろうか。
     委員長が立ち上がる。審判の時だ。
    「ミホノブルボンさん、あなたがそんな人だと私は思っていませんでした。
     他人の数倍のメニューを自分に課し、サイボーグとまで呼ばれたあなたはもうここにはいません。
     残念です。あなたは短距離で私と競える僅かなスプリンターであり、中距離制覇も成し遂げる二冠馬でした。私の友人でもあり、超えるべき目標でもありました。
     そんなあなたは私との対面を避け、ライスさんに誤魔化してもらおうとした。挙句の果てに、学園の敷地内で不純な交友を行う。
     あなたは本当に変態です。でもしょうがないんですよ。あなたはそう言う人だから」
     
     意識が絶望に飲まれていく。その中でも私の身体は、委員長の罵倒をしっかり快感としている。
    「ブルボンさん良かったね。
     変態さんになれて。違うね、既に変態さんだったね。
     つくづくどうしようもないよね」
     
     ライスの追い打ちは心の器を大きく傾ける。そこから心がこぼれおちていくのが分かる。
    「ブルボンさん
     最後もう一回イって。
     ちゃんと変態さんになろうね」
     黒板消しがお尻を豪快に擦っていく。さっきまでと打って変わって強い快感、そして委員長に視姦されている。
    「ミホノブルボンさん。
     早くイってください。変態にできるのはそれしかないんです。
     あと、二度と話しかけないでください。変態と会話してると思われたくないので」
     委員長から感じる拒絶の意志。それが決定打となり、喪失感を抱えながら、私は意識を失った。

  • 10二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:26:17

    Fin

  • 11二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:28:00

    文章の圧が…!

  • 12二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:30:09

    1でも挙げていますが今回の展開は全てifになります。
    バクシンとライスは結託している設定です。
    ご注意ください。
    アンケートスレでの回答を全くいかせていません。
    次の怪文書より反映させていきます。ご容赦ください。
    皆さまの意見お待ちしています。

  • 13二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:43:34

    なんか!が変になってますね。申し訳ございません。
    読みにくいかもしれませんが、ご了承下さい。

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