いろいろなことがあったよね

  • 1二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:12:35

    「そうだな…」
    「○○さんと結婚して、もう10年以上…長いようで、短かったような…」
    「…今でも、時々思うんだ」
    「何を?」
    「俺がこうして、ウララと一緒に人生を歩めているのが…夢なんじゃないかって」
    「あはは、それ、わたしが告白した時も同じこと言ってた」
    「それだけ信じられなかったんだよ。だってウララが俺に恋してくれてたんだぞ?にわかに信じられなかったよ」
    「…それ、わたしの台詞だよ」
    「…」
    「わたしだって、○○さんが…わたしのことを、女の子として見てくれたって分かった時は…嬉しい気持ちとびっくりした気持ちで、頭の中がぐちゃぐちゃになって…」
    「…お互い抱き締め合って、赤ん坊みたいにワンワン泣いたよな」
    「うん…わたし、勇気を出して良かった」
    「…俺も、勇気を出して良かった」
    「周りの目なんて、最初から気にすることなかったんだよね…」
    「ごめんな。俺が世間体なんか気にしていたせいで、ウララに辛い思いを…」
    「わたしこそ。悩んでないで、もっと早く○○さんに告白していたら…」
    「…」
    「…」

  • 2二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:12:58

    「…ぷっ、あはははっ!」
    「…ははっ」
    「今になって思い出すと、悩んでたのがバカらしいよね!」
    「そうだな。お互い両想いなのに、相手に受け入れてもらえる訳がないって決めつけて…」
    「そのままわたしが高等部を卒業するまで、ズルズル長引いちゃって…」
    「気づけば俺は三十路で、ウララも二十歳になろうとしてて…」
    「でも、二十歳に近づいたからこそ…ようやく踏み出す勇気がわいてきた」
    「俺も、ウララが二十歳に近づいたからこそ…勇気を出す覚悟ができた」
    「…○○さん」
    「…ウララ」
    「ずっと、ず~っと、大好きだよ!」
    「俺だって、ウララに負けないくらい大好きだ!」
    「…あっ、ごめんね?」
    「せっかく初詣にきたのに、つい盛り上がってさ…」
    「え?もう年なんだからイチャつくのはやめて?そんなことないもん!」
    「そうだぞ!お母さんはお前と同じ袴が似合う合法…分かった分かった。だからそんなに怒らないでくれ」
    「ごめんごめん。今日の主役はわたしたちじゃなくて…ね?」
    「あぁ。しっかり合格祈願して、最後の追い込みのスイッチを入れないとな!」
    (わたしと○○さんの娘が、次の世代のウマ娘として活躍していく…わたしが勇気を出したからこそ、今があるんだよね…あの時、頑張って告白して良かったよぉ…!)
    「おーい、ウララ!主役がまたプンプン怒ってるぞー!」
    「あっ、うん!今行くねー!」

  • 3二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:14:20
  • 4二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:18:32

    今日の日の出は一段と眩しいな……

  • 5二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:28:08

    尊い・・・

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:29:01

    クソがっ!!お前らなんて一生幸せになっちまえ!!

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:52:02

    娘だと?こいつらうまぴょいしたんだ!!

  • 8二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 06:53:10

    アイツかと思ったね

  • 9122/01/27(木) 06:57:17

    >>8

    言われてみれば…次もし書く時があればスレタイに「ss」をつけます

    こっちの配慮が足りなかったせいで誤解させてごめんなさい

  • 10二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 07:01:08

    よきかな…

  • 11二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 08:01:46

    こういうのでいいんだよおじさん「こういうのでいいんだよ」

  • 12二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 19:42:37

    良い…

  • 13二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 19:44:21

    栄養がたっぷりや…
    体が全然嫌がっとらん…

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