【🎲】こちら『元SRT』WOLF小隊(2スレ目)

[1 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:19:47]

ダイス神の悪ふざけの結果、閉鎖騒動の際に6割が脱走したSRT特殊学園。
それにより危惧される事態に対処するべく、ヴァルキューレ警察学校警備局内で緊急対応部隊として『WOLF小隊』が再編された。
これはイマイチ倫理観が低いが信念を持って犯罪者と戦う、四人の元SRT生徒の物語である。

[2 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:21:46]

前スレ

【🎲】ヴァルキューレ警察学校だ！｜あにまん掲示板

開幕4を引いたせいでヴァルキューレモブ一人のつもりがこんなことに…

[3 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:22:27]

●このスレのSRT特殊学園
　生徒数16小隊64名、一個大隊と小規模。
　だがエデン条約締結式直前に下った閉鎖命令に怒り狂った生徒達が反乱を起こし、FOX小隊とRABBIT小隊を含む37名が学園外不出のSRT装備を奪って脱走する大惨事となってしまった。
　残る27名のうち3名が失意のうちに他校へ転校し、WOLF小隊を除いた20名は燃え尽き症候群を患いSRT隊員として使い物にならなくなっている。

●このスレのヴァルキューレ警察学校
　ダイスがｷｭﾋﾟｰﾝした結果、1年前までは生活安全局を除いて上から下まで汚職にまみれた『絵に描いたような警察の姿』をしていた。
　発足間もないSRT特殊学園がカイザーと防衛室の事件の次に捜査のメスを入れ、最終的に腐敗をほぼ一掃(4%)する事に成功した。
　ただし管理職も大半が失脚した影響でピラミッド構造が崩壊しており、原作のようなバカとボンクラだらけと別の意味でダメな警察になってしまった。
　SRT生徒が連邦生徒会にブチ切れた原因の多くは、本件が深く関わっていると言って良い。

[4 二次元好きの匿名さん 24/04/30(火) 23:24:35]

たておつです

[5 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:24:38]

●WOLF小隊
　SRT特殊学園2年生チームのひとつで、ヴァルキューレ浄化作戦において多大な活躍を見せている。
　倫理観や慈悲がやや低い傾向にあるが、隊員ひとり一人が『平和を守るもの』としての確固たる信念を持ち、唯一ヴァルキューレ転籍後も士気を維持している。
　現警備局長とはよく知った関係で、元SRT隊員すら犯罪者側に回りかねない現状に対処するため直属の緊急対応部隊として再編された。
　SRTの制服にヴァルキューレの校章がついた腕章をつけて活動しているほか、サイドアームとして全員がSIGサワー P320を所持している。
　全員が恵まれたプロポーションの持ち主であり、凸凹している兎や全員絶壁の兎とは対照的。

[6 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:25:57]

●WOLF1/狼谷(おおかみ)ハルキ
　山海経出身　一人称「自分」　犬耳持ち
　武器種SR(H&K G28)
　身長142cm　白髪(92)　トランジスタグラマー
　戦闘82　事務96　医療6　知性52　運動87
　技術100　政治48　交渉95　料理68
　倫理90　慈悲16　神秘71
　電子戦76　解錠46　変装58
　ステルス42　走力100　聞き耳36
　勤務態度48　真面目さ78　正義感70

　WOLF小隊のチーフ兼マークスマン。
　頭の出来は並みだが意外と文武両道で、医療行為以外の様々な事態にそつなく対応が可能。
　警備局という無い無い尽くしの環境で自由に動けるのは彼女の舌先三寸による所が大きい。
●WOLF2/津軽(つがる)ヒスイ
　トリニティ出身　一人称「僕」
　武器種MG(FN EVOLYS)
　身長175cm　橙髪(56)　ケツがデカい
　戦闘96　事務83　医療91　知性88
　運動77　技術92　政治98　交渉75
　料理26　倫理4　慈悲34　神秘70
　電子戦52　解錠90　変装73　ステルス46
　走力72　聞き耳93
　勤務態度80　真面目さ53　正義感67

　WOLF小隊の『暴』担当。ライフルマンもしくは機関銃手。
　ヨハネ分派に連なる名家の出で、救護騎士団の蒼森ミネは従姉にあたる。
　予てよりヴァルキューレの腐敗を目の当たりにしており、『キヴォトスに巣食う病気の根本的な治療』のためトリニティで約束されたポストを蹴りSRTへと進学した。
　ノリが非常に軽く(91)倫理観が一番低いため、周りが止めなければ脱走してたかもしれない。
　SRTの装備品を使えない現状のWOLF小隊は自前で代用品を用意しなければならず、超がつく金持ちである彼女が『寄付』という形でパトロンになっている。

[7 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:27:02]

●WOLF3/防人(さきもり) ユイ
　アビドス出身　一人称「私」
　身長174cm　水色髪(44)　カリンなみの褐色肌
　武器種HG(SIG P320フルサイズ)
　戦闘71　事務61　医療41　知性96
　運動85　技術63　政治43　交渉57
　料理74　倫理73　慈悲2　神秘40
　電子戦79　解錠30　変装67　ステルス77
　走力3　聞き耳10
　勤務態度94　真面目さ51　正義感74
　：WOLF小隊のブレイン兼オペレーター。
　自作の小型タフブックを持ち歩いており、様々な場所へと潜入しては必要な情報を抜き取っている。
　戦車やヘリなどの操縦ライセンスを持つが、金のないヴァルキューレでは宝の持ち腐れである。

●WOLF4/砂(いさご) エリ
　アビドス出身　一人称「俺」
　武器種RL(カールグスタフM3)
　身長168cm　桃髪(41)　胸と太腿を少し削ったハナコ体型
　戦闘73　事務60　医療67　知性95
　運動59　技術69　政治24　交渉36
　料理83　倫理18　慈悲48　神秘26
　電子戦12　解錠27　変装45　ステルス42
　走力72　聞き耳4　爆破63　危険物解体47
　勤務態度74　真面目さ100　正義感88
　：WOLF小隊のバランサー兼工兵。ユイとは幼馴染の関係。
　技量は相対的に控えめだが逆に言えば駒としての使い勝手が良く、ハルキとヒスイが暴れて引きつけている間に敵の裏をかく事も可能。
　爆発物処理技能はエリだけが所持しているため、SRT亡き今では地味に換えが利かない。

[8 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:31:26]

●前スレのあらすじ
　1.ダイス神が暴れた結果アビドス出身の元SRT生が誕生
　2.メンバーが散り散りになったはずなのに🎲のせいで再編された為根本的な方向転換を図るはめに
　3.SRTの規律と正義はボロボロ
　4.救護魂はそこにいる
　5.プロローグ：WOLF小隊再編

[9 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:37:20]

カルバノグの兎編1章かー…色々考えてはいるけど、RABBIT小隊との絡みどうしようかな。

[10 二次元好きの匿名さん 24/04/30(火) 23:39:09]

絡みか…変に拗れないと良いなと思いますね
やり方はともかくとしてラビットなりの思いもあった訳ですし…

[11 ◆VKx6AxqrEkx6 24/04/30(火) 23:52:42]

とりあえず寝る前に導入部やってしまいましょう。

WOLF小隊再編から数日後、ヴァルキューレ警察学校本館は上を下への大騒ぎとなっていた。
使われてない小さな物置部屋をオフィスに充てがわれたWOLF小隊も、さすがにこれを無視するほど楽観的ではなかった。
「内線が繋がらない」
ハルキは警備局長へと電話をかけるが、受話器を取るものが向こうにいない様子。
「俺が行く」
そう宣言し真っ先に部屋を飛び出していくのは、生真面目人間であるエリだった。
「いってら」
全員目の前の書類に目を落としたままだ。
何しろ特別扱いであるがために、報告書などの類いを専門の部署に任せる事ができない。
『大いなる力には大いなる責任が伴う』。この地味な作業もそういうことだと言い聞かせていた。

しばらくしてエリが戻ってきたが、その表情はひどく狼狽えたものだった。
「どうしたんですか？」
「……連邦生徒会長代行直々の命令で、RABBIT小隊の制圧に警備局が根こそぎ動員された」

[12 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 00:03:59]

──1年生チーム『RABBIT小隊』。
月雪ミヤコ、空井サキ、風倉モエ、霞沢ミユの4名で編成さた汎用作戦部隊。
才能はあるが全員の人格面に問題があるため、本年度開始からSRTが活動停止に追いやられるわずかな期間での出動実績はない。
子ウサギタウンにある自然公園に強奪した機材を運び入れ、学園閉鎖に対する抗議活動として籠城しているのが現状だ。

実のところ、彼女たちは他の小隊が逃げるための囮に利用されていた。
他の隊員は最低限度の装備だけを奪い、できるだけ身軽な状態で逃走を図った。
ところが保管倉庫の扉が開きっぱなしだったのをチャンスと見たミヤコ達は、割り当てられたヘリコプターやドローンを駆使して可能な限りの物資を持ちだそうとした。
当然周囲にバレない訳がない。

[13 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 00:12:21]

たまたまハルキらWOLF小隊が基地を離れていたのもあり、残っていたのは学園閉鎖の報にショックを受け生きる屍と成り果てた生徒だけ。

警報や自動警備システムも事前に切られていたため、対応が完全に後手へ回ってRABBIT小隊の逃走を許してしまったのだ。

本来ならば即座に追跡を始めるところだが、敷地外での一切の活動を禁じられて居たため誰も後を追う事ができなかったのだ。

他の9個小隊がすでに姿を消していることすら、その時になって気付いたぐらいであった。

「……ほんと、おバカさんね」

WOLF小隊のRABBIT小隊に対する印象　dice1d100=58 (58)

[14 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 00:13:55]

印象はそこそこか…

[15 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 00:22:03]

「エリちゃん、根こそぎって本館のよね？」
「ああ。前代未聞の事態だから警備局長も陣頭指揮に出たようだ」
ヴァルキューレ本館に勤務する数百名の生徒のうち、警備局の実働部隊は2個大隊約130名。
本来はローテーションを組んで大隊が交互に勤務に当たっているが、連邦生徒会からの命令とあっては総員を出すしかなかったようだ。
「本館が空になっている間、他の分校の警備局が穴を埋める事になるな……」
ハルキは険しい表情でそう呟いた。
最近のヴァルキューレは出動指令が多すぎて、正直なところ事件対応能力が飽和しかけている。
会長が失踪しサンクトゥムタワーが機能停止に追いやられた頃と比べればマシなのだが……

[16 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 00:37:38]

SRT特殊学園の仮想敵は『あの』カイザーPMC、キヴォトス外でいうところの正規軍に匹敵する規模の超巨大軍事組織だ。
警察機関の延長線上でしかないヴァルキューレ警備局の戦力で、ガチガチに固められたSRTの防御陣地を突破できるとは思えない。
「SRTにはSRTをぶつける……これが最善の策だ」
連邦生徒会長代行の七神リン行政官に限らず、連邦生徒会の人間はあまりにも軍事面に対する知識に欠けている。
そうでも無ければ、そもそも生徒会の直轄戦力であるSRTをアッサリと手放すわけが無い。

内線電話が電子音をかき鳴らし、中央に置いてあるお菓子の籠に手を伸ばしていたユイが受話器を取った。
「はい、WOLF小隊オフィス」
4人の懸念は間もなく現実のものとなった。

「……全滅！？」

[17 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 00:43:08]

今夜はここまで。
「役に立たねえなクソが」な態度で公安局を出すし、なんで生徒会の次席なのにSRTへの戦力評価がそのへんのチンピラレベルなのリンちゃん……？
それでは皆様、おやすみなさい

[18 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 01:08:58]

>>17

リンは事務員としては間違いなく超有能だけど、政治家としては無能だからしゃーない

仮にも連邦生徒会長代行という一国の臨時のトップが“連邦生徒会長が発案・推進していた”エデン条約に対して

「トリニティとゲヘナの問題だから責任も内容も知らん。勝手にやれ（意訳）」と記者の前で公言しちゃったり

少なくとも民主共和制的政治体制の議会で「全員が納得・妥協するまで議論を続ける」なんて多数決の原理に喧嘩売るスタンスと

カヤじゃなくてもお前トップに相応しくねーよと言いたくなる責任逃れっぷりだし

というか形だけでも責任くらい私が負ったるわってムーブしているのがカヤだけな時点で

連邦生徒会は政治機関として終わっているというか誰も彼も「大人になろう」という気がまるでないのよね

ある意味劇中でどこよりも子供だらけの勢力・組織なんよ

（カヤは逆で早く大人になろうと背伸びして無茶ばかりしている子供）

[19 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 05:40:32]

>>18

エデンの時の立場と会見の振る舞いはすごかったですもんね…

おまけに治安悪くなってるのにSRTを解体するという痛恨のミスするし…

なんも引き継ぎや伝言もなく失踪した会長が悪いとはいえ…

しかし会長からしたら解体って想定内なんですかね？

[20 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 07:46:21]

>>19

たぶん解隊されなかったらRABBIT小隊は精神面の問題が改善されずに戦闘能力だけが向上して秩序サイドの厄介者になってた

そしてFOX小隊は正義捨てたユキノのわたぶき精神がそのまま放置されて遅かれ早かれカヤのような存在に利用される

SRT解隊とそれによる一連の騒動が起きないと先生が存在してもしなくても内に抱えてる負の側面を解消できない可能性が高いから引継ぎを行わなかったのは故意だと思う

それに巻き込まれたモブのSRT生（とそのゴタゴタに巻き込まれたヴァルキューレのマトモな人たち）からすればふざけんなって話だけど

[21 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 08:18:50]

穿った見方をするなら組織としてのSRTを御しきれる人材は先生含めて誰もいない（先生は政治家や軍事指導者ではない）から、先生が「生徒」として扱える単位まで細切れになることを想定されていた、とも考えられるのよね

[22 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 08:26:14]

>>20

>>21

なるほどなぁ…やっぱ会長凄いな…

ラビットの精神面改善した結果立派になったわけだし

巻き込まれたモブ達のフォローないのはともかく…

[23 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 10:04:33]

少しやります

警備局の損害は目も当てられない状況だった。
負傷者100名超、うち重症者59名。戦闘評価における『壊滅』そのものだ。
正面突破のために動員された機関銃タレット装備のSWATバン5両も全損、個人装備も多くが使い物にならなくなっていた。
被害を免れたのは後方で指揮を執っていた警備局長とオペレーター数名、民間人が入りこまないよう現地を封鎖していた1個中隊(12名)だけだった。

「連邦生徒会は本件の対応を公安局へ移譲した。……労いの言葉もなしにな」
局長はひどく疲れ切った様子で安物の椅子へ身を沈める。
招集されたWOLF小隊はそんな彼女の様子に心の底から同情した。
「呆れた話ですわ。敵対勢力の脅威度を見誤った上に、現場を全く省みることなく一方的に使い捨てる……」
ヒスイはトリニティ貴族の一員として、連邦生徒会の堕落ぶりを昔から知識として教え込まれてきた。
サンクトゥムタワーが担保する権力に胡座をかいて税金を貪り食う生徒会の姿を見続けた結果、数千の学園は連邦生徒会に対する信用を失っていった。
上がダメなら下も駄目になる。だからヴァルキューレ警察学校は腐りきっていたのだ。

[24 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 10:13:17]

会長のワンマンのせいよ…ワンマンの…

[25 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 10:20:57]

会長のワンマン運営のせいでもあるけど
会長失踪後もその体制を維持することに執着しているうえに
リソースのほとんどを会長捜索に当ててるので他に手が回せないリンと生徒会の怠慢でもある

[26 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 10:24:29]

「ヒスイ、今は連邦生徒会に怒ってる場合じゃない」
チーフの言葉に小さく頷く。
「局長、我々に出動命令を」
冷徹に、しかし熱意がこもった嘆願に対して、警備局長は暗い顔を上げた。
「……立場はどうあれ君達は警備局の所属だ。対処が公安局へ移管された以上、介入は断られる可能性が高いぞ？」
「それでもです。尾刃公安局長は良くも悪くも現実主義者ですから、公安局だけでは対処が難しいと判断すれば拒否なさらないかと」
防衛室の手駒として『政治的な』案件に動員される公安局のトップである以上、子供としては悲しい事に夢を見続ける事が難しい。
ならば実益より誇り(プライド)を選んで他人の力を借りななどという事はないはずだ。

そうだな、彼女らはこういう時のためにいる。
局長は椅子から立ち上がり背筋を伸ばし、力強く言い放った。
「WOLF小隊はただちに出動、公安局の作戦支援にあたれ」
「了解しました(ウィルコゥ)！」

[27 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 10:28:51]

次はいよいよ先生との対面かぁ…

どんな人よ？　dice1d2=2 (2)

1.男先生だよ　2.女先生だよ

男だったらどれよ？　dice1d3=3 (3)

1.これといってモデルはないよ　2.便利屋先生だよ　3.アニメ先生だよ

[28 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 10:29:21]

とりあえず性別は女か

[29 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 10:30:28]

まさかの女先生か

[30 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 11:42:45]

小説形式である以上は風貌に触れざるを得ないし振るか

髪色　dice1d12=12 (12)

1.黒　2.茶　3.金　4.銀　5.青　6.水色　7.紫　8.薄紫　9.橙　10.赤　11.桃　12.白

長さ　dice1d100=37 (37) 　100で足元

身長　140+dice1d90=11 (11)

胸　dice1d5=1 (1)

1.絶壁　2.小盛　3.並盛　4.大盛　5.メガ盛

腹　dice1d3=3 (3)

1.ガリガリ　2.細　3.中

尻　dice1d5=5 (5)

1.キュッ　2.小さめ　3.やわらか　4.もちっ　5.ドーン

顔立ち　dice1d100=58 (58) 　1ほど可愛く100ほど綺麗　

肌の濃さ　dice1d5=3 (3) 　4でイオリ5でカリン

身体的特徴　dice1d2=1 (1) 　1.ない　2.ある

[31 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 11:43:47]

身長151cm白髪絶壁デカケツ！

[32 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 11:45:05]

ヒマリっぽい感じ…？(ガバ理論)

[33 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 11:47:05]

>>32

綺麗よりノ顔だし、ヒマリ(162cm)から身長を11cm差っ引いて髪を少し短くした感じ…？

[34 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 12:04:35]

自分のことを超絶美人とか言っちゃう系のヒマリ型先生…？

[35 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 12:11:27]

性格までヒマリとは言ってないからセーフ
ただ外見(あと尻)が似てるだけだからセーフ

[36 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 14:15:13]

でも生徒相手にヒマリムーブして私かわいいアピールしてる先生は見てみたいかと言われると…
痛ましいよ先生…(濡れ衣)

[37 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 14:40:46]

「悩み事があるならなんでも私に任せなさい！」な肝っ玉お姉様気質なら頼りになるから、たぶん

[38 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 17:46:26]

他の人みたいに画像メーカーで楽をしたかったのに、なぜ手描きしてるんだ私は…

[39 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 17:48:54]

イラスト上手いですね…！
みんなの個性出てて凄いと思います！

[40 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 18:01:15]

>>39

ありがとうございます

でもこの程度では下手の横好きなのが界隈の恐ろしいところ

小説も絵も両方凄い人って案外いますからね……

[41 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 19:53:22]

開始までにもう少しかかりますが、一つ状況を左右するダイスを振りましょうね

WOLF小隊の現場到着　dice1d4=3 (3)

1.2.原作での先生到着直前　3.公安局交戦中　4.作戦前

[42 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 19:54:56]

原作より公安局の損害が少ない段階での介入が確定しました
どうせ連邦生徒会側は「公安局が逆制圧された」と誇張して伝えられて先生の出番になるから問題ない

[43 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 19:55:51]

先生到着前か…さてどうなるのかな

[44 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 19:57:15]

>>43

「原作での」なので3なら先生が間に合います。

4だったら自分でしでかした報告書の不備を直している頃なので来ません

[45 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 19:59:37]

>>44

なるほど…ご指摘ありがとうございます

先生も来るならコミュイベとか出来そうですね

[46 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 22:03:53]

──ヴァルキューレ公安局。
重武装の犯罪者やテロ組織を想定した、警察学校で最も優れた生徒が集められる特殊部隊。
違法行為を行った民間軍事会社への強制捜査の執行実績も豊富な、まぎれもないヴァルキューレの最高戦力だ。

だが、それはあくまで『普通の犯罪者』が相手の場合だ。

破壊された警備局の装甲車を盾に、あるいは子ウサギ公園の土地面積の多くを占める森林に身を隠し、3個中隊(36名)は二手に分かれて『テロリスト』の本拠地へと迫る。

森林を進むB(ブラボー)分隊の2名は、どこからともなく飛んできた銃弾の雨に足を止めた。
「うわっ！？　銃弾！？」
「ここ、間違いなく死角だよな……？　どこから飛んでくるんだ？」
草木生い茂るこのエリアではまるで見通しが利かない。
なぜ『敵』はこちらに気付いたのか？

「……ふっ、甘いな」
『RABBIT2』空井サキはほくそ笑んだ。

[47 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 22:05:25]

ありゃ、タブレットで動画を流しながらなせいで回線が切り替わっててスレ管理ができない。
一旦お待ちを

[48 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 22:11:03]

ごゆっくり‥･

[49 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 22:11:28]

あとブラボーじゃなくてA(アルファ)分隊だった
まぁ今回は仕方ないか

[50 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 22:41:28]

あれこれやったけどダメだったのでこのまま続行します
トリップつけててよかった

[51 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 22:53:04]

『ご覧いただけてますでしょうか？　公安局、防戦一方です！』
『警備局に続き、公安局までやられてしまいそうです！　もうヴァルキューレで動ける部隊といえば、生活安全局ぐらいでしょうか……！？』
エリが持つ業務用スマホの画面に、クロノススクールの中継映像が映っていた。
当然ヴァルキューレは撮影許可など出していないし、民間人が封鎖地帯へ入りこむ事など端から認めない。
『ああもう、うるさい！　誰の許可で撮影してる！　さっさとカメラを止めろ！』
怒り狂った公安局長をおちょくるかのように、レポーターはその場から逃げ出した。

「マス■ミだなぁ」
「そりゃクロノスだし」
WOLF小隊はユイの運転で子ウサギ公園へと急行していた。
車はヴァルキューレに大量配備されているパトカーではなく、ヒスイが個人的に買って緊急車両として登録した魔改造ミニバンだ。

[52 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 22:54:05]

>>49

アルファチームよりも先にブラボーチームが出てくるのなんて普通やろ（バイオハザード感）

[53 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 23:12:26]

「ヒスイ。RABBIT小隊が持ち出した装備品のうち、お前ならこのシチュエーションで何を使う？」
助手席に座るハルキは前を向いたまま、後ろに座るヒスイへと問いかけた。
「そうですわね……サーマルスコープは当然として、偵察用ドローンでしょうか」
「ふむ」
RABBIT小隊のうち、小隊長の月雪ミヤコとオペレーターの風倉モエは各種ドローンの運用に関する技能講習を受けていた。
先に壊滅した警備局、そして今戦闘中の公安局ともに小型ミサイルを搭載した飛行ドローンによる爆撃に苦戦している。
だが基地から強奪した機材のなかに、予め設置しておき侵入者を自動で検知通報するモーションセンサーの類いはなかった。
おそらくモエ以外の3名が各地点へ分散して観測を行っているのだろうが、それを踏まえてもこちらの動きが筒抜けになっている。

それを補う手段をRABBIT小隊は確保していた。
「……見つけましたわ。高度920メートル地点を一定のコースで周回飛行しているUAVを探知。SRTの有翼型偵察機です」

[54 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 23:31:39]

やがてバンは公安局の装甲車やパトカーが停められている駐車場へと到着したが、隊員たちはすぐに車から降りなかった。

中を通って運転席から後部へと移動したユイは、貨物室片面に据え付けられたコンピュータと向かい合った。

「さてさて、まずは空の目を奪うとしましょうか」

戦場において情報は特に重要な要素である。

ヴァルキューレへ転籍したとはいえSRTの隊員が投入されたと知れば、いくら浮かれていても警戒を強めると考えるのが自然だ。

RABBIT小隊はWOLF小隊が再編されたことを知らない。ならば可能な限りそれを認知するのを遅らせ、作戦の成功率を上げる努力をしなければならない。

ユイは隣り合わせに座りだしたハルキと目を合わせる。

「どちらが先にハックできるか競争だ」

「いいよ」

SRTドローンの電子防壁：100

ハルキ　電子戦76+dice1d100=2 (2)

ユイ　電子戦79+dice1d100=25 (25)

[55 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 23:34:47]

ギリギリ足りないかぁ…やっぱり防壁固めね

[56 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/01(水) 23:40:49]

落ち着いてください、ユイが合計104でギリ勝ってます。

「あ、くそ」
「あー。やっぱあり合わせの機材じゃ苦しいか」
結果はユイの勝ち。しかしコンピュータの処理能力が足りておらず、危うく攻勢防壁でこちらがショートさせられるところであった。
「チッ……WOLF3、ラビッツ側には偽の飛行情報を送信。ドローンを奴らの拠点上空へ飛ばせ」
「ウィルコゥ」
「向こうが気付いた時用にいつでも自爆させれるようにしとけよ」
「わかってるよ」

[57 二次元好きの匿名さん 24/05/01(水) 23:42:14]

計算間違えてましたね…恥ずかしい…
とりあえずハックできたからこちら有利に近づいたかな

[58 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 00:08:02]

「WOLF2と4は私(※ハルキの一人称は「自分」)に続け。WOLF3はそのままRABBIT小隊員の位置特定を急いでくれ」
ハルキは愛銃のチャージングハンドルを軽く引き、初弾が装填されているかを確認してからスリングを肩に掛けた。
「WOLF小隊、出動！」
「いってらっしゃ～い」
スライドドアを引き、3匹の狼は目前の戦場へと飛び出していった。

公安局長・カンナがたった一人でいると思われる司令部へと通信を飛ばす。
「公安局長、こちら警備局緊急対応部隊WOLFチームリーダー。全部隊を一旦HQまで後退させろ」
『なんだ……ウルフ？』
「早くしろ尾刃、このままじゃ全滅するぞ！」
『……了解した。公安局全隊員に通達──』

歴史が誰も知らない道へと動き出そうとしていた。

01話「制御可能な特殊部隊」(終)

[59 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 00:10:14]

これGW中に1章終わるかな……？
ちなみにWOLF小隊の魔改造バンの元ネタは「ウルトラマンブレーザー」のこいつです。
もっぴー☆
それでは皆様、おやすみなさい

[60 二次元好きの匿名さん 24/05/02(木) 00:11:23]

乙です！
ここからどうなっていくのか楽しみです！

[61 二次元好きの匿名さん 24/05/02(木) 00:34:15]

お疲れ様です
よく考えたら元同僚同士の撃ち合い…その分先生以上に向こうから批難されそうですよね…

[62 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 07:57:34]

おはようございます。

原作だと公安局も壊滅状態、天下のカンナ親衛隊もビビってマトモに戦えなくなっている有様です

ですが>>41の🎲で話の進行が原作より早くなったため、まとまった人数が戦闘可能となり士気も底をついていません

具体的人数はその時振りましょうか

[63 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 08:57:15]

ストーリーの進行に合わせて🎲を振っていくつもりですが、これはすぐ見たい！と言うものあれば遠慮なくどうぞ

[64 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 15:26:44]

夕方頃には始められたらなぁと考えております。
GW中にできる限りストーリーを進めたいですし

[65 二次元好きの匿名さん 24/05/02(木) 16:56:57]

ほんへのエデン条約2章まではとくに変化ないんかな
現アビドス組とも関わり無いみたいだし

[66 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 17:30:50]

>>65

そうですね。会長失踪=SRTの活動禁止なので、連邦生徒会が心を入れ替えない限りはどこのシナリオにも介入する事はできません。

なので全部シャーレに丸投げ=原作と変化なしでしょう。

🎲の結果二人ともアビドス高校組との面識もありませんし、ユイとエリが実家へ里帰りした時にたまたま遭遇するかも……程度かと。

[67 二次元好きの匿名さん 24/05/02(木) 18:56:35]

ならヒスイとミネ団長との交流を見るくらいか今のところ
SRT閉鎖を聞いて、トリニティに転入くらいの声かけはしてそうだけど
そもそもやりとりしてるのか

[68 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 20:19:23]

ぼちぼち始めます

>>67

そこんとこどうなのミネ団長？

勧誘の本気度　30+dice1d70=41 (41)

ヒスイの乗り気　dice1d100=27 (27)

[69 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 20:20:16]

71%とは結構本気でトリニティへの転校を勧めていたようですね
もっとも本人が全然乗り気ではないのですが

[70 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 20:41:26]

突然退却を始めた公安局を見て『臆病風に吹かれた』といい気になったのか、SRTのミサイルドローンはヴァルキューレの陣地付近まで迫ってきた。
……が、それらは生え抜きの選抜射手(マークスマン)と機関銃手によって1機残らず撃墜された。

残存部隊の集結を確認したWOLF小隊の3名は、改めて公安局長への挨拶に赴く。
「何ぶん編入されたばかりですので、実際にお会いするのは初めてかと。自分は狼谷ハルキ、WOLF小隊のチーフを務めております」
「僕はWOLF2、津軽ヒスイ。早速で申し訳ございませんが、負傷者の救護に当たらせてもらいます」
ヒスイはそう一言告げると、弾薬箱と一緒に持ちこんだメディカルキットを持って水飲み場付近に集められたケガ人達のもとへ駆けていった。
「お、おい」
「アイツは衛生兵(メディック)でもあるからな。余裕がありゃすぐ『救護』よ。……ああ、俺は砂 エリ。宜しく頼むわ」
呆気にとられるカンナの顔を見て、エリは面白いものが見れたとフッと息を吐いた。

[71 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 20:46:54]

公安局の残存戦力　12+dice1d24=5 (5)

[72 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 21:10:05]

「負傷者は重軽傷合わせて19名、無事なのは17名か……」

ハルキがつぶやいた言葉を聞いて、エリの正義感(88)がチクリと心を突いた。

自分達を相手に知られるのを顧みなければ、負傷者はもっと減らせただろう。

だがそれはあくまで可能性であり、冷静に考えれば作戦をより難しくしてしまうのは分かっている。

少々申し訳ないがこれは必要な犠牲だったのだ。エリは表情に出す事なく気持ちを切り替えた。(倫理観18)

「空からこちらの動きを見ていた偵察機は奪い取りました。いまWOLF3が敵の正確な位置を特定中です」

「攻撃用ドローンの数はわかるのか？」

「あー、少しお待ちを。……WOLF3？」

ハルキとカンナとのやり取りを通信機ごしに聞いていたユイは、数秒沈黙すると返事を返してきた。

『さっきWOLF1と2が粗方撃墜したからねぇ、残りはdice1d12=10 (10) 　機といったとこ』

[73 二次元好きの匿名さん 24/05/02(木) 21:11:11]

多いな…

[74 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 21:27:21]

「まだそんなにいるのか」

SRTのドローンはその辺にいる武装勢力よりも強力な火器を備えている。

なんの変哲もない布の制服に防弾性能は低いタクティカルベスト、小さなライオットシールドでは到底防ぐ事はできない。

「連中が盗んだ機数は2+dice1d4=1 (1) 　0機、残りは自分達が先程撃ち落としたのでかなり楽にはなっています」

「随分と楽観的だな？　相手はお前達の後輩なんだぞ？」

「今はただのテロリストだ。情けなんてかけねえよ」

『情け無用のWOLF小隊』。直接顔を合わせた事こそなかったが、カンナもその噂は耳にしている。

それはどうやら身内に対しても同じらしい。

WOLF小隊に対する好感度

カンナ　30+dice1d70=18 (18)

モブ　30+dice1d70=32 (32)

[75 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 21:36:14]

ぼちぼち先生を合流させるか

[76 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 21:59:33]

「チーフ、負傷者の応急処置が完了しました」

救護を終えたヒスイが戻ってきた。

「戦闘に参加できる奴はいるのか？」

「医療従事者としては安静にして頂きたいのですが……。そうですね、軽症かつ戦意を失っていない者はdice1d10=6 (6) 　名程おります」

[77 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 22:11:07]

負傷者を含めてではあるが公安局の戦力はこれで23。それに一騎当千の強者であるWOLF小隊を含めれば、一見ゴリ押しでも勝てそうにも思える。
「空の目は奪った。だが厄介なのがまだ残っている」
「ほう？　お前達をしてそう言わせる一年生とは誰なんだ？」
心に余裕が出てきたカンナは皮肉交じりに問うたが、それに答えたのはエリの顔は至って真面目だ。
「RABBIT4、霞沢ミユだ。あいつ影が薄すぎて自動ドアのセンサーすら反応しないんだ」
「は？」
『幸いIFF(敵味方識別装置)がまだ生きてるから大まかな場所は特定できるけどね、いざ隠れられると目の前であろうと見つけるのは至難の技なのよ』
「は？」
カンナの背景にきらびやかな宇宙空間が浮かび上がった。

[78 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 22:34:30]

「これで腕は立つのだから厄介なんだよな……」
小さくため息をつくハルキを見たカンナは、どうもつまらない冗談では無いらしいと危機感を抱いた。

『──！　WOLF3より作戦中の全隊員へ！　敵のポイントマンがベースまで後退してるわ！』
突然の急報に3人は驚きの表情を浮かべた。
「サキがか？　どういうことだ？」
『知らないわよ』
空井サキはポイントマン……本隊から突出して偵察を行い、敵の正確な位置や攻撃座標を伝える斥候役である。
戦闘ドローンが森林に潜むヴァルキューレ部隊へやたらと的確に攻撃を行えていたのも、彼女がサーマルスコープと威嚇射撃を駆使して最も効果的な位置まで相手を誘導していたからだ。

何故そのような重要なポジションが後退してしまったのか？
「……仲間割れか？」

[79 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 22:52:39]

敵の不可解な動きに困惑するヴァルキューレ側だったが、そんな彼女達のもとへ新たなイレギュラーが姿を表した。
「“なんだかすごい状況みたいだね……”」
誰を相手にする訳でもなく話しかけてきた相手に、4人の視線が集まった。
「……何だ貴様は？　見てわからないのか、ここは今封鎖中だ。部外者はさっさと出ていけ」
カンナは高圧的な態度で不審者へ詰め寄るが、一方のハルキ達は険しい表情を浮かべていた。
「おい尾刃、その方は──」

「“今からこの場を預からせてもらうよ？　これリンからの紹介状ね”」
「防衛室の代わりに、『S.C.H.A.L.E(シャーレ)』だと！？」

[80 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 23:08:28]

薄い藍色のジャンパースカートに黒いコートとベレー帽。
身長150cmほどの小柄な姿は、一見すると少女にしか見えない。
しかしその頭頂部にヘイローがない事が、彼女はキヴォトスの人間ではない事を示していた。

「“うん。私はシャーレの先生だよ”」
薄い桃色のメッシュが入れられた白髪を揺らし、大人の女性はほほ笑見ながらそう答えた。

[81 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 23:11:03]

昼間は家族サービス、夕方はこれを用意するために四苦八苦してたので今夜はここまで。
小説形式なのが仇となって、台本形式が多い他所様のスレと比べて独自展開を書くのが結構キツいですわ……

[82 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 23:13:47]

ジャンパースカートなら胸のところもっと上か

[83 二次元好きの匿名さん 24/05/02(木) 23:15:35]

乙です
先生可愛いですね…！
明日も楽しみに待ってます！

[84 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/02(木) 23:46:15]

メーカーは規約的に問題ないはずだし他所様も普通に使ってるのに、前スレで何故か「これ大丈夫なのか？」と言われたから全部自作するはめに…どうしてこうなった
それでは皆様おやすみなさい

[85 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 00:35:03]

一応お聞きしますが、なんの画像メーカー使ってたんです？

[86 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 05:36:22]

>>85

こちらです。

海ひつじ屋め～か～🐑

[88 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 05:48:53]

おそらく注意書きの「SNSで使えない」という点を指したのだと思われます
別サイトに掲載されている作成者による規約を読むと、こういった場で使うのは「個人利用の範疇を超えている」と解釈できるので疑問そのものは間違ってる訳ではないかもしれません

[89 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 09:04:16]

ぐっすり二度寝してしまった

ですので、他のオリキャラスレでよく使われている下記のものであるのなら特に問題はないと思われます

キラキラ鱈メーカー3

よっこら少年少女

名もなき女の子メーカー

[90 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 09:11:45]

ところでいい加減楽がしたい。キリノとフブキは来るよね？

間に合う生活安全局？　dice1d4=3 (3)

1.2.3.間に合う　4.間に合わない

[91 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 09:12:49]

ダイス神は空気を読んだようです
先生の奇策+もしものフォローとしてWOLFでいいか

[93 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 15:06:20]

上で原作まんまのセリフ出してるのに面識持っていたら変ですね


連邦捜査部『シャーレ』。
失踪した連邦生徒会長が創設した超法規機関で、与えられた権限はその会長に匹敵する。
しかしその一方で具体的な活動目的が一切定められておらず、『何をしても許される』とまで言われている。

その組織を顧問として任せられた唯一の人間にして、キヴォトスの外から招かれた異邦人。
それが『先生』だ。

「失礼しました」
カンナは姿勢を正すと背の低い彼女へ目線を合わせて敬礼を行う。
「今回の作戦において、現場の責任者を担当しています。ヴァルキューレ警察学校の公安局長、カンナです」
「“よろしくね。……現状は？”」
「数で押すつもりでしたが、SRT側のデタラメな火力に圧倒され……危うく警備局の二の舞になるところでした」
そこで言葉を切って背後で静観していた3名の隊員へと振り返った。
「幸いなことに、警備局から派遣された元SRTの隊員が介入。彼女らのおかげで被害は抑えられております」

[94 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 15:30:58]

WOLF小隊の3名もまた、一糸乱れぬ動きで先生へ敬礼をした。
「お初にお目にかかります。元SRT特殊学園、現ヴァルキューレ警備局所属・緊急対応部隊『WOLF』。隊長の狼谷ハルキです」
「同じく津軽ヒスイです。こちらは砂 エリ。それともう一人、オペレーターの防人ユイがいます」
自己紹介を終えたところで先生が本題を切り出した。
「“……確か、今暴れている子達もSRTなんだよね？”」
「はい。1年生チーム『RABBIT』の4名です。データは──」

ハルキが口を開いた途端、公園の正門側からドタドタと駆け寄ってる2人の人影が見えてきた。
「お待たせしました、生活安全局のキリノです！　もう今すぐ出動してもいいですか！？」
「……もう終わってるっぽくない？　もはや私たちの出番じゃないでしょ」
新たなイレギュラー、生活安全局の名物コンビだった。

[95 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 15:42:12]

──生活安全局。
一般的な警察業務を担当するいわゆる『お巡りさん』である。
しかし文字通り日常的に銃犯罪が起きるキヴォトスにおいては、猫も杓子も警備局による武力行使により様々な事態に対処している。
それゆえに我々との地球とは正反対に、老若男女問わず『落ちこぼれの集まり』『役に立たない非戦闘員』と見下し馬鹿にするのが常識となっていた。
装備品も他の執行隊で使われなくなった二線級や旧式が申し訳程度に与えられ、人員も余りものや他の部署で厄介払いされた問題児ばかりで構成されている。

中務キリノと合歓垣フブキは警察学校本部勤めの生徒であるが、それでいて不祥事やトラブルを起こす問題児である。
ゆえに物好きで生活安全局に入った局長や同僚の頭を悩ませていた。

「あ、先生！　奇遇ですね、ヴァルキューレの支援に来てくださったのですか？」
「こんな現場にまで来るなんて、相変わらず大変だねぇ」
公安局からの痛い視線を完全に無視した2人は先生へと話しかけた。

[96 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 15:50:06]

振ってなかったな

WOLF小隊の先生に対する第一印象

ハルキ　20+dice1d80=1 (1)

ヒスイ　20+dice1d80=28 (28)

ユイ　20+dice1d80=45 (45)

エリ　20+dice1d80=80 (80)

[97 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 15:50:42]

チーフ最低値で草

[98 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 16:32:14]

「先生の指揮さえあれば、もう作戦は成功したも同然ですね！　さあ、このまま放っておく訳にはいきません！　早速──」
「待て、勝手に動くな」
勝手に飛び出そうとするキリノをカンナが呼び止める。
「生活安全局の……えっと夢月でも朝倉でもない。あー中務とやら、お前ら2人の出る幕はないぞ？」
「熱意があるのは宜しい。ですがあなた達が正攻法で彼女達に勝てるとは到底思えません」
エリとヒスイもそれに加わるが、キリノは一歩も譲ろうとしない。
「で、ですが、市民の方々も怖がっていますし……このまま見ているだけ、という訳には……」
「君達の仕事はその市民がこれ以上危ない目に遭わないよう、現場に立ち入らないよう見張ることでないのか？」
トドメとばかりに言い放たれたハルキの一言に、キリノはとうとう折れた。
「は、はいぃ……」
「ラッキー。ま、言ってることはその通りだしね」
一方フブキはただ楽をしたい、ここで黙って見ていれば仕事になると浮かれ気味だった。

[99 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 16:43:36]

「“それで、RABBIT小隊っていうのは？”」

話を戻そうとする先生の言葉を受け、ヒスイが口を開く。

「本来ならば私たち同様に警備局へ編入予定でした。ですがSRTの装備品を多数強奪し、こうして公園を占拠──」

「連邦生徒会に対し『閉校を取り消せ』とデモを始めた……という流れです。ところで先生？」

説明を継いだハルキは、先程から疑問に思っていた事を問うてみることにした。

「“なにかな？”」

「SRTの事についてどれだけご存じですか？」

dice1d2=1 (1)

1.リンに説明されるまで全く知らなかった(原作)　2.大まかには知っている

[100 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 16:59:04]

「“ごめんね。名前を聞いたのすらついさっきなんだ”」
「……本気か？」
ハルキは心の底が凍り付いていくような感覚に襲われた。
連邦生徒会長なみの権限を振りかざす連邦生徒会関連組織の長が、直属の武力組織であるSRT特殊学園のことを知らない？
学園閉鎖の報は何週間も前に大々的に報道されてしたし、連邦生徒会の屑ぶりをこれでもかと見せつけた緊急会見でも追及されていたではないか。

「……カンナ局長、申し訳ありませんが少し席を外します。作戦再開までには戻りますので」
一方的にそう言うとハルキは苛立ちを抑えられないまま、先生へと背を向けどこかへと走り出した。
「チーフ！　……エリ、あなたはここに残りなさい」
「ウィルコゥ」
慌てて後を追うヒスイの姿を見つめ、先生は戸惑いの表情を浮かべた。
「“やっちゃった……”」
「あーあ俺はもう知らねえよ」

[101 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 17:38:15]

初手でエリカンストするとは思わなかったなぁ…
チーフともこれ和解出来ると良いんだけども…先生エデン関係でドタバタして知る機会少なかったろうし…

[102 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 17:51:30]

チーフの最低値だった先生への印象がさらに底辺になっちゃうね…
でも仕事だから一緒に行動しないといけないんだよね

[103 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 18:01:30]

「──クソッ！　クソッタレめ！」
拠点から離れた森の中で、ハルキは地面に蹲って悪態をついていた。

SRTの一員としてキヴォトスを少しでも良くしようと頑張ってきた、ゴミ溜めのようになっていたヴァルキューレの腐敗を取り除いた。
だが連邦生徒会は会長が居なくなった途端、用済みとばかりに学園を閉鎖してしまった。
最初から自分達の存在が目障りだった隠さずにだ。
怒り狂った同期や先輩たちが逃げ出したのを追う事すら許されず、脱走に乗り気だったヒスイとユイをどうにか宥めて警察学校へと転属した。
警備局長からチームの再編を持ちかけられた時は大声を上げて喜びたかったし、今回もバカな事をした後輩を止めなければと『己の信念』を果たすため出動を申し出た。

なのに何だあの大人は？
会長はSRT(自分達)なんかどうでもよくて、あんな大人の皮を被ったガキに頼ったのか？
生徒であればテロリストや犯罪者にも平然と味方するコウモリ女に！
「あんな奴嫌いだ！　うあぁぁぁぁ……！」

「ハルキ……」
ヒスイはこれ以上は何も言わず、彼女へ寄り添い優しく頭を撫で続けた。
悲痛な声をあげ涙を流すハルキがその感情を呑み込むまでは。

02「非情な現実」(終)

[104 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 18:08:42]

これは…和解無理か…いつかこの険悪ぶりなの一人だけで他三人既に印象上がってるのも不和のの原因になりそう…
生徒なら助けるのは先生の良いところでもあり悪いところでもあるが…その姿勢が好かれるところでもあるし…
ガキ呼ばわりだけは流石にちょっとあれだけども…エデンなんて撃たれながらもまとめ上げてアリウスの騒動おさめたぐらい大人としてはまともなわけで…知らなければ無理ないけども…

[105 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 18:10:46]

なんてことしてくれたのよダイス神

グロ版の生放送で原作の開発チームが「エデン条約編の途中まで連邦生徒会すらロクに設定を考えていなかった」と話していたそうです。
カヤもヴァルキューレの詳細もSRTそのものもノリだけで決めた後付だったのが、結果としてシナリオの歪みに繋がっていったようですね。
そりゃカルバノグの兎編の評判がああなるのも仕方ありません。

[107 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 18:17:36]

これ以上はスレの趣旨から外れてしまいますので何も言いませんが、真面目に考えてた身としてはちょっと残念ですね。

好感度についてはあくまで第一印象なので、シナリオ的には並〜高の3人は置いといてチーフの心を開かせれるかどうかが主軸となるでしょうね。
まぁ先生はラビッツに掛り切りになるので、行動ダイスの中へ積極的に先生とのコミュ選択肢を入れるしかありませんね。

[108 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 18:20:16]

こちらこそスレチな話題失礼しました
先生とのコミュ上手く行く事祈ってます

[109 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 18:29:25]

ここでダイスを振ってしまったのが誤りでしたが、結果としてキャラの掘り下げが出来たから良かったのか…
SRT関係オリキャラは先生への好感度が最初から高いか交流そのものがないかなので、先生への印象が最悪なタイプは珍しいかもしれません

[110 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 21:23:00]

シャワー浴びて今日のホド倒したら進めます

[111 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 23:09:13]

「すまない、遅れた」
十分ほど経ったころ、一同の元へハルキとヒスイが戻ってきた。
ハルキは防護用の色付きバイザーを装着しており、赤く腫れあがった目元が周りに判らないにしている。
「開始2分30秒前、アウトだぞ2人とも」
『作戦の説明をするよ？　発案者は先生とカンナ局長──』

1.部隊は人員を混在させず、生活安全局・WOLF小隊・公安局がそれぞれ編成を維持
2.ベースから大きく離れ孤立状態のミヤコとミユをそれぞれキリノとフブキが捕縛
3.RABBIT小隊ベースを正面よりWOLF小隊が堂々と接近、気を引いている間に公安局が背後から奇襲し制圧

「……先生、この2人で勝算はあるのか？」
「“RABBIT小隊のデータは読ませてもらったよ。大丈夫”」
そう言い切るからには彼女には絶対の自信があるのだろう。
キリノとフブキとは初対面のWOLF小隊と違って、先生はそう判断できるだけの信頼を築いているのだろう。
「(まぁ万が一どちらかが失敗したところで、僕たちがやればいいだけです)」
「(そうだな)」
そう耳元でささやくヒスイに頷く。

[112 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 23:27:21]

「ねえ！　これホントマジでやるの？！　嘘でしょ、絶対すぐやられるって！　先生、正気！？」
「“正気正気”」
一方でそんな信頼を置かれたフブキは慌てふためいていた。そりゃそうである。
「フブキ、大丈夫です！　先生の指揮があるなら、何とかなります！　多分！！」
キリノはキリノで平然と『多分』などと言っている辺り、高いテンションとは裏腹に少なからず不安はあるのだろう。
「あーもう、計算が狂った……こんな事なら、仮病でも使っておけば……」
『成功すれば特別休暇がもらえる』だの『警備局への転科のチャンス』などとまくし立てるキリノに、フブキは渋々といった様子で腹を括った。

「カンナ局長、今度は見つからないように頼むぞ」
「善処しよう。お前たちこそ功を焦るなよ？」
「平気平気。手柄を焦るような頭だったら、俺達も今頃脱走犯の仲間入りだからな」
『狂犬』と『群狼』は互いに軽口を叩き合いつつ開始の合図を待った。

『3、2、1……作戦開始！』
「ウィルコゥ！」

[113 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 23:40:48]

本スレの戦闘システムですが改めて説明。
以下の表を参照に、戦闘値の合計が多い方が勝ちです。
単純な比較だとWOLF小隊(251)vsドローン10機(500)で勝ち目がありませんが、あくまで出目はフレーバー程度なので何かしらの調整を入れて進行します。

警備局生徒　35
公安局生徒　50
カンナ　60

戦闘ドローン(通常)　25
一般的チンピラ　30
傭兵　40
PMC兵　50
SRTの戦闘ドローン　55
重武装犯罪者　60
戦車　70
一般SRT生徒(万全)　80

[114 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 23:47:21]

550でしたわ(最初50だった)

[115 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/03(金) 23:59:49]

RABBIT小隊ベースキャンプ。
連邦生徒会への宣戦布告と共にクロノススクールの中継用ドローンを撃墜、すっかり浮かれ切っていたサキとモエ。
「……ん？」
「どしたの？　何か問題でもあった？」
だがサキは舗装された遊歩道を大きな足音を立てて近づく何かに気が付いた。腐ってもポイントマンである。
「何か、また兵が出てきた。奴ら尻尾を巻いて逃げ帰ったと思ってたが……」
2人は追撃に回したドローンを全機撃墜されている事に気づいていない。
上空の偵察機がハッキングを受け『ドローンの大半は健在、公安局は敗走した』という偽の情報を受け取っていたからだ。
「まさかとは思うが、生活安全局……？」
「じゃあザコじゃん。聞いて損した。それくらいだったら、ミユが適当に処理してくれるでしょ」
そのRABBIT4の存在をすっかり忘れて、危うく攻撃に巻き込みかけた者の言う事ではない。
「そうなんだけど、何か気になるっていうか……」
何か引っ掛かるものをものを感じたサキは、反射低減処理が施された双眼鏡で現場を覗きこんでみた。

[116 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 00:10:04]

「……なぁっ！？」
「どしたの？　会長代行が白旗上げて投降でもしてきた？」
「ば、馬鹿！？　あれ見ろ！」
サキの慌てふためいた様子に、モエも傍らに転がっていた照準眼鏡を拾った。


「Tango Down！」
『ドローン4機目撃墜。WOLF4、後方注意(チェックシックス)！』
「おらぁ！」
小隊の背後に回り込んだドローンは、エリの担ぐランチャーから放たれたフレシェット弾によって剣山となり果てた。


「……マジ？　2年生の先輩たちじゃん」

[117 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 00:12:36]

今夜はここまで。明日には例のセリフまでいけそうです。

最後に兎小隊の狼小隊へ対する好感度を振りましょう

ミヤコ　dice1d100=40 (40)

サキ　dice1d100=30 (30)

モエ　dice1d100=23 (23)

ミユ　dice1d100=85 (85)

[118 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 00:16:10]

モエはまぁモエなので。
ミユめっちゃ高いなこれ。作戦会議のときミユの厄介さを大真面目に語っているあたり、しっかり評価して本人に伝えていたから懐いているのかもしれませんね。

[119 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 00:41:30]

ミユ以外の兎小隊は狼小隊の慈悲や倫理観が低めなことに隔意を持ってるんかな…
それとも模擬戦あたりでたっぷり絞られたことがあるのか

[120 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 00:54:25]

この頃の兎たちは各々人格面に問題があるやつらばっかりだったからミユ以外高くないのは妥当な気がする

[121 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 01:00:07]

乙です
ミユ以外低めなのもなんか納得ですね…
ここから戦闘どうなるか…明日も楽しみです

[122 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 01:02:08]

乙です
前途多難ですがなんとかなってほしいところですね

[123 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 01:58:01]

そういえば例のグロ版での話だけども動画見てきたらあれあくまでも描かれた当時はって話なんで調べたら

ブルアカリリース→2021年2月

例の連邦生徒会のスチルが出た2ndPV→2021年3月

とのことなのでスチルが描かれた当時はまだ決まってなかったとの話からするにリリース前の話じゃないかという話を最近聞きましたね

一応日本語字幕の動画も見つけてきたのでこちら載せときます

スレチな話題なので邪魔でしたら消してください

【日本語字幕】開発者コメンタリー ブルーアーカイブ 2.5周年生放送

[124 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 02:06:44]

>>123

補足だけども動画内でエデン条約編の途中まで決めてなかったとは言ってなかったので多分その辺りの話はデマっぽい感じみたい

あくまでも描かれた当時まだ決めてなかったとしか言ってないので

[125 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 08:53:05]

>>123

なるほど…やはり又聞きは良くないですね。

時期はともかくガバガバなのは変わらないのがなんとも言えませんが

[126 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 09:43:23]

>>119

>>120

そこんとこどうなのダイス神？　dice1d3=3 (3)

1.前に散々しごかれた　2.倫理や慈悲の低さが合わない　3.単純に気に食わない(狼側に理由がない)

[127 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 09:46:32]

ミヤコ達が単純にそりが合わないだけのようです
加えてこういう風にデモやって反社行動やってる時点で、素直にクソ雑魚ヴァルキューレへ転入した奴なんか見下してる可能性も高いです
彼女達の憧れはFOX小隊ですからね

[128 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 10:09:41]

そうなるとFoxとの関係性も気になるけど…今ではないよねぇ

[129 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 10:16:26]

>>128

今ではないですね。

ほら、黒幕が何も知らない先生にSRT閉鎖までの経緯を説明するとき『FOX小隊が襲撃犯』だとガッツリ話してるじゃないですか。

その辺で絡ませて関係の判定入れましょうか

[130 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 15:05:21]

昼前に立ったヴァルキューレなりきりスレが元SRT生徒関連の不満だらけになった挙げ句、シャーレ爆破事件起こしてて他人事じゃないなぁ(真顔)

ヴァルキューレ警察学園の集い｜あにまん掲示板

前スレでのシャーレへの不満度は脱走組と狼小隊のものでしたし、保守がてら現在燃え尽きてる面々の数値を振りましょうかね

dice1d100=13 (13)

[131 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 15:05:45]

逆にWOLFの不満度が飛び抜けてて草

[132 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 15:06:12]

燃え尽きてる組は不満ないのね

[133 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 15:09:43]

連邦生徒会長に見捨てられたようなもんだからね現状

[134 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 15:11:34]

>>133

あーなるほど

シャーレよりも生徒会長に不満ある感じかぁ納得

[135 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 20:26:22]

WOLF小隊──その異名は2人とも知っている。
腐敗と堕落を極めたヴァルキューレ警察学校を、SRTが『粛正』した時に名を挙げた上級生だ。
問答無用・情け無用、名前を聞けば『ブラックマーケットのアウトローも震えだす』なんて大げさな噂もある。
学園内でも半ば風紀委員のようなポジションに収まっていたのを思い出す。

しかしRABBIT小隊として組まされた4人……正確にはミユを除いた3人からの印象は良くない。
先輩がやってる事は愚かな連邦生徒会の尻を拭いてるだけじゃないか。SRTの正義はそんな『どぶ浚い』に使うべきじゃない。
連邦生徒会やカイザーのような大企業の不正を暴いたFOX小隊、その姿こそ『SRTがあるべき姿』じゃないのか？
しまいには命令に素直に従って警察学校へと入った。こんな腑抜けにはお似合いだと内心で嘲笑った。

だがそれと実際に相手取って戦う事は別である！

[136 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 20:45:41]

戦闘ドローンは🎲を振ることなく爆発四散！

「なんでなんで！？　偵察機からはそんな情報──」
モエは慌ててモニター画面にふり返る。そこには

『交代要員もいないのに作戦中に持ち場を離れるな　WOLF3』

暗転した画面にWOLF小隊の部隊章、そしてガングロギャルな見た目(※失礼な発言)の先輩によるメッセージが映し出されていた。
「やられた……！」
背後で最後のドローンが破壊された音と、遠くから聞こえる銃声が被さったことで、2人は『RABBIT4』がやられたという可能性すら思い浮かばなかった。

『ネムガキちゃんがRABBIT4を撃破。いやぁミユちゃんの自信のなさに付け込んだとはいえ、やるねぇ』
「公安局は？」
『あと1分ぐらい稼いで』
「ウィルコゥ」

[137 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 21:14:02]

群狼は銃口を向けながら兎の近くまでにじり寄ってくる。
「警備局緊急対応部隊WOLFだ。武器を捨てて投降しろ」
サキはポイントマンとしての知識と観察眼を駆使して『自分だけが』この窮地を脱する考えを巡らせる。
「(……ダメだ、相手に隙がない)」
WOLF1は速射が利くセミオートマチックのマークスマンライフル、WOLF2は機関銃持ちだ。
WOLF4は無反動砲を担いだままだが、SRTの機材を確保するために弾頭は催涙ガスの類だろう。
加えて偵察ドローンを乗っ取られ上空から監視されている状態だ。

ならば一か八かに賭けてみようとサキは判断した。
「……モエ、ミサイルをぶち込め。至近距離(デンジャークロース)だ」
「いや支援も何も、もう弾薬残ってないけど？」
「……は、どうして？」
こいつは何を言ってるんだ？

[138 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 21:16:43]

本当に何言っているんだってなるよね…

[139 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 21:27:38]

「さっき言ったじゃん、『ド派手に』『全部使って』って。ドローン追撃する時に、全部パーッとね♪」
「はぁ！？　おまっ、嘘だろ！？」

「……WOLF3、あいつらの言ってる事は本当なのか？」
『チーフがピーピー泣いてた時、クロノスのドローンを意気揚々と撃ち落としててね。その時に陣地のランチャーの残弾はゼロになってるよ』
『RABBIT3』風倉モエは自他を問わない破滅願望の持ち主であり、そして快楽主義者である。
入学試験の成績こそ優秀だが、志願理由を『強力な兵器をバンバン使いたいから』と話すぐらい自分に正直な人間だった。
「ほんとお馬鹿さん……」
ヒスイが呆れ気味に呟いた直後、左手に巻いた腕時計の長針がひとつ進んだ。

[140 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 21:39:38]

しょうもない言い争いをするサキとモエの背後から、いくつもの催涙ガス弾が投げ込まれた。
「「？」」
何が起きたのか分からず動きが止まった2人は、呆気なくガスの海に溺れる羽目になった。

『突入！』
ガスマスクを着用した公安局の隊員23名が一斉に姿を現し、ガスの中へと飛び込んでいった。

サキ(初期)：80-20
モエ：75-20
公安局の生徒：50✕23=1150

[141 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 22:00:57]

『──今RABBIT1がキリノちゃんに撃破されたわ』
ガスが晴れて袋叩きにされた2人が地面に押さえつけられているのを眺めるWOLF小隊。
その時、残る『RABBIT1』月雪ミヤコもまた生活安全局の生徒に敗北したことが知らされた。
「その中務って奴はどんな手品を使ったんだ？」
『データには『射撃が絶望的』『民間人誤射の常習犯』としか書かれてないわよ』
「……」

あの大人なら何か知っているのだろうか？　データでは表せない『何か』を？
「世の中には不思議な事があるものだな……」

こうして1週間(※)にも及ぶRABBIT小隊のデモ活動は、警察学校へ与えた損害とは裏腹に呆気なく幕を閉じた。
(※原作では具体的な期間は設定されていない。くさそう)

[142 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 22:28:58]

作戦を終え、警察学校の生徒たちはカンナと先生が待つ広場まで戻ってきていた。
「……信じられません。まさか本当に生活安全局の生徒だけで、SRTを制圧するとは……」
「“二人とも頑張ってくれたからね”」
先生はあどけない笑顔を浮かべ、さも当然のごとく言った。
「なるほど……これが先生のお力。その上、姿勢も謙虚と来るとは」
カンナはフッとため息をつく。とんでもない人がいるものだ。
「生徒たちの噂もまた、本当だったということですね。……ヴァルキューレ警察学校を代表して、感謝いたします」

そんな2人の姿を、ハルキは目を細めかけた色眼鏡ごしに眺めていた。
「(……それ自体は紛れもない事実だろう。だが尾刃、『先生は生徒の味方』という言葉は心に留めていろよ？)」
シャーレの先生は必ずしも秩序側の味方ではない。
WOLF小隊で独自に調べ上げたシャーレの活動内容を見た限り、何かしらの理由はあるのだろうが『秩序を壊す側』にも平気で力を貸しているからだ。

[143 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 22:36:18]

ファウスト……

[144 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 22:40:56]

先生はどんな存在だろうとやりたい事応援するからねそこが先生が好かれるところだし美点でもあり欠点でもあるけども
その方針だからこそ何かあった時はみんな助けてくれる訳だし
あと普通に修学旅行の時みたいに普通に止めたりもするからね

[145 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 22:49:59]

でもヴァルキューレにいるとちゃんと先生してる場面見ることってあるのだろうか…
むしろやらかし(某校の生徒の脚)とかのほうが聞こえてきてそう…？

[146 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 22:53:08]

TTTの顛末をハイランダーの煽動に使われてるしね
政治しないなら利用されることも織り込まなきゃいけないけど、たぶんそこまで考えてない

[147 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 22:57:17]

やれ転科だ特別休暇だと盛り上がるキリノとフブキを、手錠と縄で繋がれたRABBIT小隊は驚きの目で見ていた。

「二人ともあんな頭の悪そうなやつらにやられたの！？」

「お前が言うな、弾薬を一気に使い果たす、なんて相当頭の悪い行動をしたくせに」

「何言ってるのさ、一瞬の輝きより大事なものなんて無いっての！」

先輩達と奇襲してきた公安局にしてやられた分、サキとモエの方はまだ精神的な余裕があった。

「もう終わりなんだ……SRTも、RABBIT小隊も、私も……全部奪われて、寂しく消える運命なんだ……」

問題はひどく自尊心に欠けるミユだ。この世の終わりと言わんばかりに絶望してしまっている。

「……」

ミヤコは近づいて来る先生とエリを交互に見て、苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべた。

RABBIT小隊の憎悪

先生　50+dice1d50=22 (22)

狼小隊　50+dice1d50=14 (14)

[148 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 23:02:00]

ここは大体原作通りか…

[150 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 23:17:31]

この時期のミヤコ見るの久々だなぁ…
今ではすっかり卑しうさぎに…そこが可愛いけども…

[151 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 23:18:30]

「“始めまして。SRT特殊学園の生徒たち……だよね？”」
「……お前と話すことなんて一つも無い！」
「何なに、冷やかし？　それともバカにしに来たの？」
「お前らなぁ。SRTでいたいならもう少し煽りスキルを身に着けろよ」
エリはキーキー噛みついてくる二人を見て、まるで躾に失敗した小型犬のようだと心の中でぼやいた。

「……あなたがあの生活安全局を指揮した、『大人』ですか？」
「“うん、そうだよ”」
「……そうですか。あなたかあの、多くの生徒たちの悩みを解決し、生徒たちから信頼されている、超法規的捜査権を持った『シャーレの先生』……」


ミヤコはひと際憎悪を込めた視線でこう言い放った。
「……先生。私たちは、あなたのような大人が一番嫌いです」
「地獄に落ちろ」
「もう二度と会わないだろうね」
それに便乗するかのようにサキとモエも罵詈雑言をぶつけ出した。

[152 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 23:18:58]

>>143

ファウストの件よりも補習授業部の件の方が伝わっていそう

[153 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/04(土) 23:32:38]

「“うーん、元気だ”」
公安局に連行されていく背中を見つめ、苦笑いを浮かべる先生。
「気にする必要はありません。負かされたことでイライラしてるんでしょう」
「あいつら今の自分たちが社会悪だって事、一ミリも理解していないようだな」
そんな先生をフォローするかのように告げるカンナとエリ。
「“あの子たちは、これからどうなるの？”」
「まずは取り調べです。普段ならその後、ヴァルキューレが処罰を決める流れなのですが……」

「政治的な案件だ。おそらく防衛室長が出てくるだろうな」
あの何もしないで税金を貪り、犯罪者から袖の下を受け取ることで私腹を肥やす連中のカシラが。
ハルキはその本音を決して表に出さなかった。そんな事はこの場でいうべきことではない。

[154 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 00:01:34]

撤収する部下に合流したカンナの背中を見て、WOLF小隊はため息を漏らした。
「あー。帰ったら報告書作らなきゃいかんのかぁ……」
「それがチームの条件ですからね」
緊急性の高い案件だったとはいえ、今回はなかなかリスキーなものだった。
失敗すれば『同郷の相手に情けをかけた』と批判にさらされるし、小隊だけで解決すれば公安局の面目は丸潰れとなってしまう。
自分達が白い目で見られるのはいいが、燃え尽きてしまった仲間たちまで巻き込む訳にはいかないのだ。
「作戦完了。WOLF小隊員は撤収を開始せよ」
移動指揮車まで戻るように命じたハルキは、グラスを外して見送ろうとする先生へと振り向いた。

「先生。あなたがシャーレで何をしたいのかを自分は知らない」
泣きはらして赤くなった目で、後輩が嫌いと言った『権力者』を射殺さんと睨む。
「だが同じ組織の下にあった学園に『何も知らない』というのは度を過ぎている。あなたが『先生』として背負う責任というのは、そんなに薄っぺらいものなのか？」
「“……”」

『失礼しました』と頭を下げ、ハルキは2人の後を追う。
先生は彼女の問いかけに何も言わなかった。


03「兎狩り」(終)

[155 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 00:05:10]

一時はどうなるかと思った……
ダイス神がハルキを泣かせるような真似をしなければ、原作をなぞりつつ普通に先生の指揮に関心する流れにする予定でした。
結果的にカンナの生活安全局ヘイト台詞をカットできたので良しとします。

[156 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 00:06:06]

思いっきり刺してくねぇ……
でも妥当なんだよねぁ……

[157 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 00:10:10]

むしろ「シャーレの先生」という存在が
キヴォトスにおいてどれだけデカいものか（あるいはそうなってしまったか）を先生本人に突きつけている分
原作カルバノグのシナリオよりも「力と責任」というテーマ性が生まれてる気がする

[158 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 00:10:48]

しかしまぁ先生も先生で色々忙しいから把握が遅れたって可能性もなくはないのかな…
それでも普通は同組織の下請け(言い方不適当)だったんだから教わっていてもおかしくはないはずなんだけど…そう思いませんか代理さま？とはなる
まぁ泣かせたのは先生の情報収集不足だけども…(情報得る機会が少なそうなのが)やんなるね…

[159 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 00:16:21]

この間までエデンやらで把握しきれてない部分もありそうだしねぇ…
寧ろなんで最初に説明しなかったんですリンちゃん…？

[160 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 00:46:25]

だってあのリンちゃんだぜ？
説明すると思うか？（おかしな説得力）

[161 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 00:50:06]

>>160

…説得力あるのがなんとも

リンちゃんも頑張ってるのは分かるけども…やっぱり今の体制に無理あるんだろうなぁ…

先生も仕事で忙殺されるぐらいだし…おまけに生徒の助けにすぐ行くから仕事が溜まる悪循環…

こればっかりは情報収集遅れ気味というか収集不足になっても責めれないところあるよね…

[162 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 01:09:06]

シャーレって一応「捜査局」なのに、先生はこの事件までヴァルキューレとの伝手がほぼない状態だからなあ…

[163 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 02:01:07]

SRTが活躍すればするほどシャーレの活動の余地が少なくなってしまうからSRT解散は政治的に悪手だけど物語的には必然と言えるのがね普通に考えたらリンちゃんの立場でSRTの指揮権を掌握しないのはおかしすぎるし

[164 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 02:20:43]

メタなこと言っちゃうとSRTの存在ははじめから作っていたのに登場させるタイミングを先延ばしにし過ぎた開発側の怠慢の結果でもあるんだけどね
FOX小隊にいたっては登場のタイミング完全に逃したどころか、この後のシナリオ展開の変更によって「最終章で火事場泥棒しかしてなかった奴ら」という汚点まで付けられることになるからマジで酷いよカルバノグ

[165 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 03:38:51]

というか
本編どっかに書いてあるの忘れてるだけかもしれないけど
先生の赴任とSRT解体ってどっちが先なんだ？公式では特に言及なし？
いや、書類上廃校処理がとっくに終わってたならちょっと先生かわいそうかなって

[166 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 06:13:49]

おはようございます

>>165

SRT特殊学園廃校の決定打となったFOX小隊の襲撃事件は、エデン条約締結式(エデン条約編3章)の前日に行われた緊急会見からさほど日が離れていない時期です。

なので先生のキヴォトス赴任からそれなりの期間、SRTは責任者不在のため活動停止状態となっていました。

そして連邦生徒会も新会長を選出する気もないのに、『SRT不要論』が持ち上がり議論を重ねていた状況でもありました。

二次創作においては『先生の私兵』扱いが多いRABBIT小隊を早々に使いたいのかその辺を知らないのか、かなり早い段階でSRTが閉鎖に追い込まれている事も多いです。

(本スレにおいても、原作中での先生の無知ぶりを説明できるため『対策委員会編の直後』を想定して🎲を振っています。)

中には先生が赴任した時点で既に兎小隊がホームレスになってる作品すらあります。いやいや……

[167 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 06:53:33]

まぁソシャゲは盛り上がらなかったらサ終になるシビアな生ものだからなぁ…。

それはそれとしてカルバノグ三章やRABBIT、FOXがでるイベストとか割と待ってはいる。

[168 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 08:16:05]

>>166

なるほど

もっかい本編読み直してくるのだ……

しかしそれならまあ学校組織数千あるとはいえ、知らんかったで〜言わせちゃうダイス神……人の心……

[169 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 08:25:08]

時系列対策委員会編直後なんですね
それなら知らないのも納得というか…来たばかりで手探り状態の時期で把握しきれてないのも無理ないですよね
その辺分かってくれれば和解ルートに向けて一歩前進できるか…いやハルキからしたらそんな事言い訳でしかねぇよで一蹴しちゃいそうか…

[170 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 08:26:13]

>>168

前スレで時系列を決める際、原作通りになったのがまずかったですね。赴任から半年近くは経ってるはずですし

『先生がエデン条約関係で忙しかった(から把握できなかった)』という擁護、個人的には作中の要素だけを拾うと無理筋だと思います。

それ関連で忙しかったのは初夏ぐらいの時期である2章まで(補習授業部編)で、締結式関連は『参列者として自身をねじこむ』『前日にマコトへ挨拶する(マコトとはここで初めて対面)』だけですし。

「先生は生徒から頼まれないと(絶対に)動かないから当然」という反論をされた事がありましたが、サオリを筆頭とする絆ストーリーでは生徒から頼まれていないのに動いていますし、確実にニュースになっている騒ぎを知らないという理由にはなりません。

[171 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 08:29:25]

>>169

言い方が悪かったですね。前スレでダイスを振った結果、原作通り『エデン条約編3章の後』になっています。

対策委員会編の直後であるならばここまでハルキが荒れることもありません。半年ぐらいあったのに名前すら知らんかったことにキレてるので

[172 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 08:30:39]

>>171

なるほど…ご指摘ありがとうございます

[173 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 12:40:39]

今回ダイス神は好感度低めにつける方針なんだろう

[174 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 12:46:22]

rabbitはSRTのヒーローのような正義を大事にしてて、wolfというかチーフはそれによって守られる秩序を大事にしてる感じがする。案外、カンナと話が合いそう

[175 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 13:21:58]

先生もバッドコミュ引いた自覚はあるみたいなので大人のリカバリーに期待

[176 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 20:06:40]

家事が済んだら始めます。兎小隊の野宿が始まれば公安局がやらかすまでは自由行動にできますし
逃げた生徒はともかく燃え尽きた同期どうしてくかな

[177 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 21:45:10]

時計の針がグルリと周り、時間帯は深夜へと差し掛かろうとしていた。
夜勤の生徒を除いて寮や自宅へ戻っており、ヴァルキューレ本館も静まり返っていた。

「……カセットコンロを持ち込むべきでしたね(事務83)」
WOLF小隊のオフィスは昼間の乱痴気騒ぎの報告書作成が終わっておらず、四人揃って机に向かって黙々とペンを走らせていた。
「だいたい連邦生徒会といいヴァルキューレといい、なんで紙媒体に拘り続けてんだよ？(事務60)」
「改竄防止が表向きの理由だ。実態は──(事務96)」
「歴代の連邦生徒会長が効率化に取り組まなかったから、ね(事務61)」
高校生であるがために、連邦生徒会といえども在任期間は数年しかない。
極度のトップダウン型運営であるがために、会長は『その程度のこと』を改善しようという発想にすら至らない。
優秀で我の強い補佐でもいれば話は別なのだろうが、副会長という概念すらない連中にそれを望むのは無理筋といえた。

[178 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 22:00:20]

ただペンを走らせ紙をめくる音が場を支配する中、誰かがグゥと腹を鳴らした。
「……カセットコンロとまではいかないが、電気ポットを用意しなかったのは失敗だな」
カップ麺なり湯戻しタイプのインスタント食品は常備してあるが、それには当然ながら熱湯が必要だ。
現状はウォーターサーバーすらないので『給湯室に行けばいい』と割り切った結果がこれだ。
「そういえばRABBIT小隊の取り調べも終わった頃ですね。おそらくは防衛室長も来ているでしょう」
戸棚から低糖質カップ麺を取り出しながらヒスイは言う。

防衛室長、不知火カヤ。
ヴァルキューレへの命令を室長名義で出したこともなく、大体のことは部下に丸投げしているのだろう。
良く言えば人を使うのが上手、悪く言えば本当に何もしておらずお飾りであうのかもしれない。

[179 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 22:10:29]

「お湯取ってくるついでに見てくる？」

椅子から立ち上がり、座りっぱなしで痛む尻を撫でながらユイが言った。

「待て待て俺が行く」

「責任者として自分が行くべきだろう？」

単調な作業に集中力を切らした三人は、少しの間だけでも仕事を先送りにしたいと次々と立候補していく。

日頃の勤務態度やまじめさなど、このような状況では無意味だった。

「ハァ……大人しくジャンケンしてください。僕もやりますからね」

「最初はグー、じゃーんけーん──」

結果(一番数字が高い者が勝ち)

ハルキ　dice1d100=61 (61)

ヒスイ　dice1d100=26 (26)

ユイ　dice1d100=38 (38)

エリ　dice1d100=83 (83)

[180 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 22:26:26]

人気のない通路をコツリコツリと足音を立て、魔法瓶を持ったエリはいずこかへと進む。

「(まぁ公安局のオフィスだろうな。五階の──)」

途中から足音を消し、周囲を警戒しながら進んでいく。

WOLF小隊は諜報活動のため、全員最低限の隠密行動が取れるように訓練されている。

これに一番長けているのはユイ(ステルス77)であるし、この提案をしたのも自分が一番『見つかりにくい』と認めているからだ。

だがジャンケンの結果は絶対である。

エリは左目に掛けた片眼鏡のフレームを撫で、赤外線センサーを作動させた。

このモノクルはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の一種であり、レンズに度は入っていない。

見た目はなんの変哲もない眼鏡でしかなく、SRTの装備品を返却する際にこっそりくすねていたのだ。(倫理18)

誰かいる？　dice1d4=2 (2)

1.2.3.いない　4.ｷｭﾋﾟｰﾝ

[181 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 22:29:35]

この手のダイスでｷｭﾋﾟｯたらどうなるか?　たぶん転生者かなんか?な人が生える
お尻痛い(座りっぱなし)

[182 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 22:50:32]

公安局のオフィス前に着いたエリは、懐に忍ばせておいた小型の収音マイクを扉へと当てた。
『──SRTは存続しておくべきだ……そういった意見も連邦生徒会の中にはありました』
大当たり(ジャックポット)。不知火カヤの声だ。
「(相手は先生か？　SRTのことを一から話してたようだが？)」

先生がキヴォトスに来てから半年近く。
シャーレは独立組織でこそあるが一応は連邦生徒会の関連組織であるため、責任者である先生は報告書なり予算申請などの公文書を提出する義務がある。
しかし似たような組織であるSRT特殊学園を『さっき知った』と話し、彼女は意外と繊細なチーフを泣かせてしまった。
先生の上司にあたる人物……たぶん七神リン統括室長が最低限の説明を怠ったか、そうでなくても先生が『知る』権利と義務を放棄したか？
エリ本人としては先生を気に入ってはいるが、どこか抜けているとかいうレベルではないとは考える。

[183 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 23:02:54]

『ですが、自分たちの存続が脅かされているのでは……と気づいたのでしょうか、『FOX小隊』が動きを見せたのです』
『“『FOX小隊』……さっき言ってた、最初にワカモを逮捕した小隊？”』
『はい、そうです』

「(ん？　FOX小隊が？)」
七度ユキノ率いる『最初の四人』、最精鋭の三年生チーム『FOX』。
彼女らはSRT特殊学園が活動停止に追いやられてからというものの、空元気というか無理をして平静を装っているように見えた。
特にユキノは取り繕う余裕もなく日に日に憔悴していき、とてもじゃないが見ていられなかった。
だからこそSRTを閉鎖するといわれた時、何も告げず真っ先に脱走したのだろう。
ミヤコに限らずFOX小隊の活躍にあこがれてSRTに入った者は多く、脱走者が続出したのも『真のSRTがそうしたから』という意識もあったかもしれないとエリは考えていた。

[184 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 23:15:25]

『先月のことですが、FOX小隊が突如として連邦生徒会を襲撃。SRT特殊学園の閉鎖を進めようとしていたメンバーを攻撃し、逃走しました』

「(なっ……！？)」

エリの動揺　dice1d100=26 (26)

[185 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 23:29:56]

事務局があるサンクトゥムタワーの火災、例の緊急会見で体育室長のハイネが腕を吊っていた事は当然把握している。
だが下手人がFOX小隊？　そんな事がありえるのか？
この事件に加えて全体の六割にも及ぶSRT生徒が脱走した事から、連邦生徒会はとうとうSRTに見切りをつけたとカヤは語る。
更にRABBIT小隊によるデモとヴァルキューレへの攻撃が大衆に知れ渡ってしまい、SRT特殊学園の立場は完全に失われてしまった。

「(……いくらなんでも怪しすぎるな。襲われた反対派とやらが誰か調べたほうが良さそうだ)」
『冷静に、常に冷静に』。それがWOLF小隊のモットーだ。
そんなあまりにも冷静さを欠いた理由でFOX小隊がやらかすか？　という点も気になった。

RABBIT小隊の処遇については『生徒の望まない事を強制したくない』と話した先生が身柄を預かる事で纏まった。
シャーレの権限とカヤの根回しによって、学園そのものは消滅するがSRTの学籍そのものは維持するらしい。
「(これ以上は得るものも無さそうだ。部室に戻ろう)」
エリは再び誰にも気づかれないようにその場を離れた。
こんなところに一般市民は通さないので、監視カメラの類を警戒しないで済むのが気楽であった。

[186 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 23:31:46]

ほか三人の動揺も振りましょう

ハルキ　dice1d100=98 (98)

ヒスイ　dice1d100=22 (22)

ユイ　dice1d100=19 (19)

[187 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 23:32:27]

ここのダイス神はチーフに厳しい

[188 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 23:33:24]

チーフ以外そこまで動揺してないな……

[189 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 23:44:53]

チーフは優秀なのになんだか「支えてあげなきゃ」って思わせるかわいいキャラになってきたな……

[190 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/05(日) 23:45:04]

WOLF小隊オフィス──

『先月のことですが、FOX小隊が突如として連邦生徒会を襲撃。SRT特殊学園の閉鎖を進めようとしていたメンバーを攻撃し、逃走しました』

録音されたカヤの言葉を聞いて、残る三人は言葉を失った。
やがて目を細めて何かを考えるヒスイと、ため息をついて頭を抱えるユイ。
「……嘘だそんな事！」
ただ一人、ハルキだけは大声を上げ取り乱した。

この落差はなんなのか？　考えられるのは生まれた環境だ。
権謀渦巻くトリニティの名家の出であるヒスイと、砂と企業へ浸食され滅びる寸前でありながら、市民はたくましく生きているアビドス出身のユイとエリ。
それに対してハルキは比較的治安が安定した山海経の、ごく普通の家庭で生まれ育ったのだ。
そういった悪意が身内から、しかも学園の象徴的な存在から現れるなんて全く想像もつかなかったのだろう。

[191 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 23:50:10]

これある意味チーフに寄り添えるメンバーいない…？

[192 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 23:56:13]

山海経も蓋を開ければ日々マフィアたちが抗争を繰り広げている実にキヴォトスなところだけどな

[193 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/06(月) 00:00:57]

ゲヘナとレッドウィンターよりはマシですよ、うん。(山海経の治安)


「エリ、この話は先生のほかに聞いた人はいますか？」
「いいや。俺以外通路にいなかったし、先生と一緒にいたカンナ局長だけだろうな」
ハルキが部屋の隅でうずくまって泣き出してしまったので、次席であるヒスイが情報の整理に入った。
「……妙としか言いようがありません。僕だって『FOX小隊がしでかした』なんて聞いたら脱走など考えませんし」
「スイちゃん、こうは考えられない？　真実はどうであれ、そうやって意図的に情報を隠す事で『SRTの生徒が反乱を起こす』ように仕向けさせたとか」
「うーん……」

可能性はじゅうぶんある。何しろSRT特殊学園は連邦生徒会にとっては獅子身中の虫、目の上のたん瘤だ。
加えて仕事をせず莫大な予算を消費していく現状を見て、生徒会が自分たちの仕事のしなさを棚に上げ『コストカット』を企てていても不思議ではない。
現状維持を望むリンたちの主張を覆すためのカードこそ、『SRTが連邦生徒会に反逆した』という客観的事実なのだ。

[194 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/06(月) 00:15:45]

「……事実はどうあれ、表に出ていないこの情報は有用ですよ」
何しろ脱走組の多くが信望しているであろうFOX小隊が、SRTにとどめを刺した張本人だというのだ。
事実ならば相手は『SRTの正義』という大義名分を失うし、無実ならばFOX小隊は自らに着せられた汚名をそそぐために姿を消した事になる。
そんな先輩達の足を身勝手な考えで引っ張るつもりなのか？　これは説得材料としてはかなり有効だろう。
「決まりだな。逃げた奴らをとっ捕まえたら、この事を伝えて戦意を折ってやればいい」
「連邦矯正局で大人しくしてもらうにせよ、私たちに合流するにせよ、先輩方の言葉に耳を貸さないように出来たらベストね」

「問題は……ハルキ、気持ちはわかりますがそろそろ落ち着いてください」
ヒスイはまだ泣き止まないハルキを抱き起こして椅子に座らせると、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔を優しく拭いていった。

[195 二次元好きの匿名さん 24/05/06(月) 00:18:21]

ダメダメな夫を支える妻です、ありがとうございました

なぜ救護魂を持つ者は心も強くなるのか

[196 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/06(月) 00:34:49]

数分後。
「落ち着きましたか？」
「……ああ」
目も鼻も真っ赤にしたハルキは、散々泣いた末にようやく落ち着きを取り戻した。
「チーフ。FOX小隊が犯した罪の真否がどうであれ、今の俺達が秩序側にいる事には変わりない」
「ハルちゃん、私達じゃ支えになれないの？　逃げようとしたスイちゃんと私をあれだけ熱心に説得したのに？」
二人の言葉が結構効いたのか、彼女の頭にある犬耳がペタンと伏せられた。
「自分が悪かった。小隊長ともあろう者が」
自分の役職に責を求めようとしたハルキを、ヒスイは額を小突いて諫める。
「僕達がついていくと決めたのはWOLF1だからじゃないですよ。ハルキ、あなただから一緒に行くと決めたのです」
「……ごめんなさい」
「よし！」

この後ハルキが食べた夜食のカップラーメンは、チゲ味なのに少ししょっぱく感じたという。


04『衝撃の事実』(終)
次スレ立ててきます

[197 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/06(月) 00:41:00]

次スレ立てました。GWも終わりかー…

【🎲】こちら『元SRT』WOLF小隊(3スレ目)｜あにまん掲示板

[198 ◆VKx6AxqrEkx6 24/05/06(月) 00:53:55]

うめましょ

[199 二次元好きの匿名さん 24/05/06(月) 00:59:48]

うめ

[200 二次元好きの匿名さん 24/05/06(月) 01:03:22]

うめ