虎杖と日車について聞きたいことがある

  • 1二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 19:24:00

    虎杖の目を見れなくなった日車が最期に虎杖の目を見たシーンを最近読んでなんかエモいことは分かったんだが、
    目を見れなかったことや最後に目を見れたことが何を比喩?意味?してるのか明確に言語化するのが難しい

    理解度を深めたいから語彙があって言語化がうまい有識者がいたら語ってほしい


    あと読み返してて

    ①虎杖は日車のことをどう思ってたのか
    (ナナミンと重ねてた?死んでほしくなかった?)

    ②日車が「オマエのような弱さを持つ人間がまだまだいるのかもしれん」と言ったこと
    (虎杖みたいな奴そうそう居ないだろと思った)

    ③「君の目すらまともに見れない」って言われて虎杖はどんなリアクションしたのか(あんなこと言われたら反応に困りそう)

    とかも気になった
    よかったらついでに皆の意見を聞かせてほしい

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  • 2二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 19:38:00

    ①虎杖→日車は「俺だって似たようなもん」発言があるし
    自分を生きてて良いと思えないから役割を全うして死にたいと感じる者同士のシンパシーがあったと思う

    ③については19巻ラストで「君といると自分を益々嫌いになりそう」って言われたのと繋がってて
    案外虎杖の方も日車の心情を理解できてるんじゃないかな

    ②については日車にとっての「弱さ」の捉え方が
    虎杖と戦ってた時点では毎日毎日接していて食傷・うんざりする醜いものになっていたけど
    かつては人間にしかない弱さこそが尊ぶべきものだと思っていた
    日車が言いたかったことは「虎杖が持つような、自分が向き合って尊ぶべき弱さ」
    が他にも存在するってことじゃないかな

    ここからは個人的な解釈になるけど
    日車が虎杖に感じた弱さは宿儺のせいで起こった大虐殺を「宿儺のせいに出来ず」
    「本当は必要もないのに自分で抱えてしまう」ところだったと思う

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 19:48:45

    19巻読み返してたけど
    「オマエのような弱さを持つ者が」発言の前に虎杖が自分の弱さについて話してて
    その内容は「(渋谷で大量に人が死んだのは)俺が弱いせいだ」って文脈なんだよね

    けど虎杖が気にしている「弱さ」は虎杖自身ではどうにもならなかったことで
    考えて見りゃ日車が接している「経済的にも精神的にも追い詰められている」弱者と同じ
    自分の力じゃどうしようもない要因で追い詰められているという意味の弱さになる
    ②で言いたかったのは自分がかつて寄り添っていた弱さを
    目の前のまっすぐな眼をした虎杖も同じように抱えていたことに気付いたってことなんじゃないかな

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 19:51:10

    虎杖は自分がそこまで日車に影響を与えてるとか思ってなさそう
    なんだったら嫌われちゃったなぐらいに考えてそう

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 19:59:24

    虎杖にとっての「弱さ」→武力・力量について
    日車にとっての「弱さ」→精神性に基づいている
    のように感じた

    だから虎杖は日車の言ってることを理解しきれてなくて微妙にすれ違ってそうだなとは思った

  • 6二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:06:48


    「役割を全うして死にたい(死ぬべき)」と思っているという点で仲間意識はあったと思う
    ただナナミンと重ねていたとは思わない派 苦しみながら生きてる大人って共通項は感じ取ってただろうけど、虎杖にとっての日車とナナミンは明確に立ち位置が違うと思う 
    日車の死に際に入った「後は頼みます」のカットは、ナナミンと日車を人間的に重ねたというよりは、後を託し託されながら廻る呪術師の役割を改めて思い出したって意味合いなんじゃないかな


    虎杖のような奴が早々いないのは全くその通りなんだけど、でも実際に虎杖という自分の理想の体現者が少なくとも世界に一人存在することは証明された訳で、「いるかもしれない」と改めて思えたこと自体が日車にとっては画期的で喜ばしいことなんじゃないかと思った


    まあ普通に困惑もあったかもしれんけど、その前も別れ際に「君といるとますます自分を嫌いになりそうだ」って言われてるからそこまで衝撃ってほどでもなさそう
    誰かと一緒にいて自己嫌悪を覚える気持ち自体は理解あるんじゃないかな 自分相手にそうなってるのはそこまで俺大層な人間じゃねえよ…って思ってそうだけど

  • 7二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:09:48

    自分の解釈は
    ①日車に対しては共に戦う呪術師
    「しにたいの?」発言からして日車も自分と同じく罪を抱えて生きていく事を自らに許せなかった同調や憐憫を感じている

    ②「オマエの様な弱さ〜」
    本人の力じゃどうしようも無い環境や事情を抱えた結果に罪を被った青少年が周りを頼ることも出来ずに罰を受けている
    自分はそういう子供達を弁護する為に弁護士になった事を思い出した

    ③自分はそんな反応される程の人間じゃない 自分は宿儺と同罪だと思っている虎杖
    渋谷の件を起こした自分に比べて日車はまだ罪を償って生きられると思っているから宿儺戦の前に戻れると言いに言ったが日車の意思が固い事を知り共に戦う決意をした
    だと思った

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:10:46

    ここからはあくまで私の推理になってしまうのですが(栗原並感)

    ①虎杖は日車のことをどう思ってたのか
    役割を果たして死ななきゃいけないって点でシンパシーは感じてたと思う
    それはそれとして自分は死んでもいいけど日車には生きて戻ってほしいってのは思ってると思う
    日車の最期に虎杖がナナミンを回想してたのは多分「大人から後を託される」っていう状況がナナミンの最期とオーバーラップしたからかな

    ②日車が「オマエのような弱さを持つ人間がまだまだいるのかもしれん」と言ったこと
    かつて弁護士としていろんな人を弁護してたけどいわゆる弱者性を振りかざして相手攻撃したりとかの「人間の醜さ」「弱者の醜さ」(まあいわゆる「本当の弱者は助けたくなるような姿をしてない」ってやつ)を見せつけられたりしたけど自分の中の弱さを直視してそれを認める虎杖と出会ったことで再度そういう存在に寄り添うという初心を思い出したって感じだと思う

    ③「君の目すらまともに見れない」って言われて虎杖はどんなリアクションしたのか
    ここ正直原作には書いてないからわかんない(察しの悪い雨穴)

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:16:50

    人間的な弱さ云々ってあくまで日車のポリシーからくる発想だから虎杖自身はそれが自分の良さだとは思ってないし
    ましてやそこが日車にクリーンヒットだったとか考えもつかなさそう

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:25:28

    栗原ァ!日車合流時のエピソードねぇぞォォォ!!

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:31:33

    日車「俺はもう君の目すらまともに見れない人間になってしまったんだ」
    虎杖(やっぱり色々やらかした後は気まずいもんな…)

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:34:10

    虎杖も渋谷の後、乙骨や伏黒の言葉に多分救われつつより一層苦しくなっただろうから「目を見れない」って言われたときもわかるよ、って思ったんじゃないかな〜と考えてる

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:38:52

    >>10

    そのうちクソデカい回想が入ると思われますが・・・

  • 14二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 20:40:53

    >>12

    そういや虎杖も目を瞑るシーンあったね

  • 15二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 21:02:37

    君といると自分を嫌いになりそうとか目を見れないとか言われたら好かれているとは思えなさそう
    まあ日車が向ける思いはそういう次元じゃないんですが

  • 16二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 21:58:24

    守るべきと見定めた善人(虎杖)の為に悪(宿儺)と戦い、その為に命を燃やし尽くしたことで
    弁護士時代に夢見ていた理想を最期に体現できた=少しだけ自分を好きになれたから、虎杖の目を見れたんだと思ってる

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