- 1124/05/07(火) 22:11:08
- 2124/05/07(火) 22:12:40
- 3124/05/07(火) 22:13:16
- 4124/05/07(火) 22:13:40
- 5124/05/07(火) 22:14:03
- 6124/05/07(火) 22:14:22
- 7124/05/07(火) 22:14:48
- 8124/05/07(火) 22:15:13
- 9124/05/07(火) 22:15:38
- 10124/05/07(火) 22:15:59
- 11124/05/07(火) 22:16:59
仙台結界編現在の追加された総則
《総則9》泳者の人数が三人以下になった場合その結界は消滅し泳者達は別の結界へ強制移動する。ただし、結界が残り一つとなった場合はその限りではない。
追加者:剣薫子
《総則10》全泳者は自身の点100点を消費することで別の結界に転移することができる。
追加者:卜部光 - 12124/05/07(火) 22:18:48
現在の得点
乙骨 35点
辰巳 38点
正宗 27点
ドルゥヴ 25+dice1d80=41 (41) 点
石流 62点
烏鷺 49点
黒漆死 14点
- 13124/05/07(火) 22:36:24
烏鷺の奴隷7人のうち術師はdice1d7=4 (4) 人、7人の内dice1d7=4 (4) 人が完全に魅了(心から服従)されている。
- 14二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 22:37:43
辰巳くん大丈夫か…
- 15124/05/07(火) 22:38:35
- 16124/05/07(火) 22:41:50
辰巳のメンタル dice1d100=84 (84)
1〜20…廃人
21〜50…自暴自棄
51〜70…自責の念で潰されそう
71〜90…それでも誰かの為に戦わなくちゃ…
91〜100…烏鷺…殺してやる…!
- 17二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 22:46:22
最後のギリギリでタフな奴…!
良い、それでいい - 18124/05/07(火) 22:46:59
お前…いい奴だな…。心が強えやつだ
辰巳への烏鷺の感情 dice1d4=3 (3)
1、コイツの折れない心マジウザい…
2、もっともっと虐めたい…♡
3、なんか親近感を覚えている
4、可愛い、なんとしてでも自分のものにしたい
- 19二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 22:50:30
心が強ぇ術師なのか…!?
あと烏鷺が親近感憶えてるのなんとか利用して隙作れんかな… - 20二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 22:51:45
ここからがドリトライだ!!
- 21124/05/07(火) 23:24:15
乙骨「…分かりました」カラン…
ドルゥヴ「…ぬふふ、良い良い。貴様のような利他主義者は戦場ではすぐに死ぬと相場が決まっておる…。あのような弱者を庇い命を落とすとは、全く情け無いのぅ…!」
イサハヤ『ギィィィッ!!』ヒュッ…!
ドルゥヴ「首を落とされ果てるがいい…!!」
乙骨「…っ!」
ゴキッ…
ドルゥヴ「あ…が…?」メシッ…
リカ『よくもぉ、憂太をぉぉぉ!!』メキメキ…!
ドルゥヴ(奴の式神…!背後から首を…っ!!)「い、イサハヤ!!非術師どもを細切れに…!」
乙骨「させませんよ」シュババッ!
イサハヤ『ギ…』バラッ…
ドルゥヴ「ぬぅぅ…!」
乙骨「一瞬でも隙ができれば守れます。あとは貴方を…。リカ」
リカ『はぁい』ググッ…
ドルゥヴ「かっ…!(このままでは…締め殺される…っ!!このワシが…かつて全土を平らげたワシが…!)」
乙骨(念の為首も刎ねておくか…二度の受肉からして呪物になられても面倒だし)
ドルゥヴ「ぬぅぅ…舐める、なぁ…っ!!」ヒュババッ!!
リカ『うっ…痛ぁっ!!』パッ…
ドルゥヴ「くっ…」スルッ…
乙骨「逃がさない!」ブンッ!
ドルゥヴ「イサハヤ!」
イサハヤ『ギェェッ!』バササッ…
乙骨「クソッ…!式神に乗って…!リカ!!」
リカ『うん!!』バッ…
ドルゥヴ「今持っている66点に加えて外で獲得した50点…占めて116点か。奴は危険じゃ…一度別の場所で仕切り直そうかの。コガネ」
コガネ『あいよ!』
ドルゥヴ「結界移動じゃ。…小僧、貴様は必ずワシが殺してやる…再び全土を制圧してな」
乙骨「待てっ…!」
ドルゥヴ「ワシに逃げの一手を打たせるとは…現代の術師も中々やるのう…」フッ… - 22二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 23:25:00
出目が84なんで71〜90か、なんかジョジョで言うところの黄金の精神って感じがする
もし91〜100だと漆黒の意思って感じかな…その出目だった場合も気になるが - 23124/05/07(火) 23:56:17
乙骨(逃げられたか…!他結界に転移した感じか。虎杖くんや秤先輩、真希さん…遭遇してないといいけど…。それに、100点も取らせてしまった…もっと早く入っていれば…)
非術師A「あ、ありがとうございます…!」
乙骨「もう大丈夫ですよ。さっきの泳者はどこかに行きました。怪我はないですか?」
非術師B「は、はい…」
非術師C「こ、ここから出る方法はないんですか…?」
乙骨(彼らも一応泳者…まだ無条件で結界を出入りできる総則は追加されていない。それまで彼らを保護する必要があるな…)「すいません…まだ脱出方法は分かっていません。でも、必ず皆さんを助けます。安心してください」
リカ『憂太ぁ』
赤ちゃん「びぇぇぇっ!!」
リカ『あっ、あっ…』オロオロ…
乙骨「あはは、ごめんね…見た目は怖いけど悪い子じゃないから…」
リカ『リカ、一旦戻るね…』ズズッ…
乙骨「と、とにかく、ここはさっきの術師の縄張りでした。しばらくは他泳者も寄り付かないでしょう。脱出方法の確立までここで過ごしてもらいます。大丈夫、僕らが皆さんを守りますから。(辰巳くん、塚原先輩、無事だろうか…早く加勢に行きたいけど民間人の誘導を優先しないとな…)リカ」
リカ『なぁに?』ヒョコッ
乙骨「辰巳くんと塚原先輩を探してきてくれるかな。できれば2人を連れてきてくれると助かるけど…無理はしないでね」
リカ『分かったぁ』ズッ…
乙骨(…気がかりなのはあの女の子の言葉…ドルゥヴがいなくなると厄介なことが起こるような口振りだったな。警戒しないと)
ギチチッ…ギチッ…
- 24124/05/08(水) 00:20:15
第四章
烏鷺「着いたよ」ポイッ
辰巳「うっ…」ドサッ…
烏鷺「ここがあーしらのアジト…まぁラブホなんだけどね。ただいま〜あーしの奴隷達」
奴隷1号「おかえりなさいませ、亨子様」
烏鷺「紹介するね、彼らは奴隷1号から7号。あーしの戦士兼肉壁兼召使い兼性奴隷ね。んで、辰巳くんはこれからあーしの奴隷8号になってもらいます」
辰巳「ど、奴隷…!?」
烏鷺「4人は完全にあーしにメロメロ…残り3人は君みたいに心まではモノにできなかった。でも今はあーしに絶対服従してる…何故だと思う?」
辰巳「…」
烏鷺「答えは簡単…心があーしでいっぱいになるまで叩き折ったから!家族大好きだった奴隷3号、恋人がいた奴隷5号の前では大切な人を犯させたり、それでも強情な奴隷6号には死ぬ寸前まで拷問したり…」
辰巳「そんな…なんて酷いことを…!」
烏鷺「だってあーし以外のことなんて考えて欲しくないもん。頭の中からあーし以外の大切なものが無くなるまで虐め続けるよ」
ソラ『ホント悪趣味ね、アンタマジで17?』
烏鷺「マジもマジよ。でもソラだってこういうの好きでしょ?絶対的優位に立つのは気持ちイイもん」
ソラ『…』
烏鷺「と、いうわけで…辰巳くんにファイナルクエスチョン。あーしの物になる?」
辰巳「僕は…」
烏鷺「うん?」
辰巳「…僕は…呪術師だ!自分の快楽の為に人を虐げるような奴を、見逃すわけにはいかない…!僕のことはどうしたっていい。この人達を解放しろ!!」
烏鷺「…はー、ウザ」ガッ!
辰巳「ぐっ…!」バタッ!!
烏鷺「いいよ、じゃあ試してあげる。今からアンタを死にたくなるほど虐めてあげるから。1日それに耐えられたら考えてあげてもいいよ。完堕ちしてあーしの奴隷になるって言ったらアンタの負け。これでどう?」
辰巳「分かった…。約束は、守ってよね…」
烏鷺「ふふ、それはアンタ次第ね…。はぁ〜…ホント可愛い顔するわぁ。さて、どこまで耐えられるかしらね」
烏鷺の拷問 >>28からダイスで決定
- 25二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:21:01
呪霊部屋に拘束して放置
- 26二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:21:52
奴隷達に一日中犯される
- 27二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:23:19
目の前で非術師殺.害
- 28二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:50:14
- 29124/05/08(水) 01:04:19
- 30二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 07:13:05
これじゃキリがないぜ
なんか策はないんか? - 31124/05/08(水) 11:59:39
烏鷺「んじゃ、いまから拷問していくね。死なれちゃ困るし反転術式を使うのだけは許可してあげる。今から24時間…耐えられる?」
辰巳「しつこいよ…。約束、忘れないでよね」
烏鷺「分かってるって。さて、何から始めようか…。ソラちゃん、なんか案ある?」
ソラ『オマエの趣味に私を巻き込まないでもらえる?』
烏鷺「でもソラちゃんもコイツムカつくっしょ?」
ソラ『…ああ。滅私奉公…私の嫌いなタイプだ』
烏鷺「でしょでしょ?きっと楽しいよ」
辰巳(被害者達の様子を見るに魅了の効果は永続…嘘だろうがなんだろうがまずは彼らを解放させないと…!大丈夫、折檻なら慣れっこだから。ほんの1日耐えるだけ…懲罰房に閉じ込められた時よりずっと短い)
烏鷺「ソラちゃんこういうの慣れてるんじゃないの?」
ソラ『私は拷問に携わることはほとんど無かったわ。それに明確な制限もあったからおいそれとはできないのよ』
烏鷺「へー…。じゃ、何するか決めますか。奴隷達、準備して」
辰巳「何をしようと、僕は耐えてみせる…!」
烏鷺「(コイツ…まだ目が死んでない…。まだ諦めてないってことね)…いつまでその虚勢が続くかな?」
拷問 dice1d6=3 (3)
1、鞭打ち
2、エンドレスくすぐり
3、奴隷達による強○
4、拘束された状態で宇守羅彈
5、精神攻撃(罵詈雑言)
6、蝿頭攻め
- 32124/05/08(水) 12:10:26
烏鷺「じゃ、まずは6時間…かな、奴隷達の相手してあげてね〜。あーし1人じゃ全員抱けないからさ。時間になったら様子見にくるから、みんな楽しんでね〜。あーしは少し疲れたんで寝てくるわ。ふぁぁ…!」
辰巳「な…!相手って、まさか…!!やめっ、離せっ…!!」
烏鷺「反転術式以外の抵抗は禁じる…。期待してるよ、辰巳くん」
辰巳「くっ…!や、やめっ…!!(最悪だ…!でも、耐えなきゃ…!!耐えて反撃のチャンスを待つ!反転術式が使えるならどうにかして術式の中和も…)」
メリ…ッ
辰巳「!!い゛っ…!!痛い!!痛いからぁっ!!ぐうっ…!むぐっ!?んっ…!!」
烏鷺「調子どう〜?…うわ、やっば…。奴隷達、一旦下がっていいよ」
辰巳「う…げぼっ…」ビクビク…
烏鷺「結構メンタルやられたんじゃない?どう?抵抗やめてあーしの物になる気になった?」
辰巳「あ…あ゛ー…おぇっ…!」ビチャッ…
辰巳のメンタル dice1d3=1 (1)
1、廃人
2、折れる寸前(ギリギリ踏みとどまってる)
3、全然諦めてない
- 33二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 12:24:38
折れちまった……
- 34二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 12:56:46
- 35124/05/08(水) 12:58:55
烏鷺「あーあ、壊れちゃったか…。ま、いっか。これで君もあーしのもの…!誰にも渡さない…」ギュッ…
辰巳「う、ゔー…」
ソラ『ソイツどうすんの?しばらくまともに動けないでしょ』
烏鷺「そうだねぇ…しばらくは愛玩用かな?あと立派なもの持ってるわけだし…。最後は仲間を攻撃させて完全に心折るのもいいかも。ハハッ!」
ソラ『…ホント、いい趣味してるわアンタ』
烏鷺「よしよし、辰巳くん、まずはお風呂に入ろっか。全身ドロドロで汚くなっちゃったもんねぇ…」
辰巳「ゔ…あ…」
辰巳「うっ…」ボスッ…
烏鷺「さ、ここからはあーしも楽しませてもらおうかな…。…アンタは違うって、期待してたんだけどな…。ま、こうなったらこうなったで仕方がないか」
辰巳「う、あ…」
烏鷺「ふふ…男の癖に華奢な体しちゃって…まるで女の子みたい。ついつい虐めたくなっちゃうけど…我慢ね」
辰巳「…」
烏鷺「アンタの顔見た時からなんとなく分かったよ。アンタとあーしは同類…あーしならアンタに足りないものを与えられる…ずっとアンタの側にいてあげる。…『好き』よ、辰巳」
辰巳「す…き…?」
烏鷺「そう言って欲しいんでしょ?何度でも言ってあげる…『好き』、『大好き』」
辰巳「あ、はは…ぼくも…」
烏鷺「あーしの事だけ見て、考えて、感じて…あーしを満たして」
辰巳「すき…す、き…」スッ…
烏鷺「ふふ、髪を掻き上げてくれるなんて、急に積極的じゃない…ね、一緒に堕ちよ?」
辰巳「う…あ…!?」
烏鷺「?」
辰巳「あぁ、あ…!」ガクガク…
烏鷺「ど、どうしたのよ…いきなり…!」
- 36124/05/08(水) 13:26:44
辰巳の特異体質…それは額に触れた対象の過去の記憶を見ることができるというもの。触れさえすれば必ず発動し、勝手に記憶を見てしまうため辰巳本人は使用するのを躊躇っていた。が、偶然辰巳の手が烏鷺の額に触れてしまう。瞬間、流れ込む烏鷺の記憶。その奔流の衝撃は凄まじく、廃人化していた辰巳に大きなショックを与えた。ともすれば悪化しかねない状態だったが、一種のショック療法となり辰巳の意識は半ば強引に覚醒させられた。
辰巳「うっ…!はぁっ、はぁっ…!」ガバッ!
烏鷺「わっ…!な、何!?大丈夫!?頭抱えてたけど…」
辰巳「…こ、ここは…?」
烏鷺「ウソ、元に戻ってる…?さっきまでボロ雑巾みたいだったのに…」
辰巳「…確かに、さっきまでは心が折れてたよ。もうどうでもいいって。でも、見ちゃったから…」
烏鷺「見た?何をさ」
辰巳「…君の、過去。僕の特異体質で人の記憶が見えちゃうんだ。…言ってた意味が分かったよ。僕と君が同じって。だから…放っておけなくて…」
烏鷺「それで正気に…?あり得ないんですけど…てか記憶って」
辰巳「君も…家族から愛されなかったんだね。誰からも必要とされず、ずっと1人だった。…だから、自分を見てくれる人が欲しかったんでしょ?自分の側にいて、無条件で愛してくれる人が…」
烏鷺「…うるさい。うるさいうるさいうるさい!!何よアンタ!勝手に人の過去覗いて…サイテー!!クソッ、口までは制御できないのマジウザい!!アンタはあーしに黙って従ってりゃいいの!」クイッ…
辰巳「!!かはっ…!!」ギュゥゥ…!
烏鷺「愛はあーしが与えるの…他人から貰おうなんて思ったことは一度もない!!変な事言ってすみませんでしたって言え!僕は亨子様の奴隷ですって言え!!でなきゃ自分で首絞めて死んじゃえ!!あーしの思い通りにならないなら…みんな死んじゃえ!!」グッ…
辰巳「くぅっ…!!げほっ…!!」ギュゥゥ…!!
- 37124/05/08(水) 13:46:56
辰巳「僕だって同じだ…!家族からも、周囲からも疎まれて、どこにも居場所がなくて…!一度はみんなを呪おうと思ったよ…でも、そんな事したって何も解決しない…!自分1人の為に力を使っても結局1人なのは変わらないから…!!」
烏鷺「お前に…お前に何が分かる…っ!!」
辰巳「けほっ、どれだけ心を縛って、体を痛めつけて支配しても、彼らは君自身を見ちゃいない…!そうやって無理やり人を従わせようとしても、誰も…っ!!」
烏鷺「…っ!」パッ…
辰巳「げほっ、げほっ…!はぁ、はぁ、はぁ…」
烏鷺「分かってる…分かってるよそんなの!!でも…あーしにはこれしか無いの!!そうしないと誰もあーしのことなんか見てくれない…!誰も好きになってくれない…!」
辰巳「…」
烏鷺「あーしを愛してくれない人間なんて、世界なんて、どうなったって構わないの!!誰も必要としてくれないなら、あーしだって同じことをしてやる!あーしに必要ない人間は、みんな死んじゃえばいいんだ!!」
辰巳(…彼女は僕と同じだ…昔の僕と。自分の価値が分からなくなって…空っぽの自分を満たそうと必死なんだ。僕と彼女はアプローチが違うだけ…僕は誰かの役に立つことで心を満たし、彼女は人を支配することで満たす。…僕も、こうなっていたかもしれない)
- 38二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 13:58:38
抱きしめてくれる母親が、頭をなでてくれる父親が。誰に対しても幼い頃の人には必要なんだな…
- 39124/05/08(水) 19:03:03
ギュッ…
烏鷺「!!放せっ…!同情ならいらないし!!」
辰巳「…『好き』って言って欲しかったのは君の方だろ」
烏鷺「…っ」
辰巳「…もう、こんな事はやめるんだ。そうやって無理に人を従わせようとしても最後は虚しくなるだけ…心は決して満たされない。注げば注ぐほど乾くだけだ」
烏鷺「…なら、どうしろってのよ…」
辰巳「…分からない。でも、君のやり方は違う…それは絶対に言える」
烏鷺「だったら…アンタが私を満たしてよ。もうこれ以上、空っぽなのは嫌なの…」
辰巳「…会ったばかりの僕が…」
烏鷺「あーしの過去に土足で踏み込んだんでしょ。…落とし前くらいつけてよ」
辰巳「…いいの?」
烏鷺「元からそのつもりだし。…傷の舐め合いみたいなのは嫌いだけど…アンタなら、いいよ」
辰巳「…わ、分かった…。でも、その代わり」
烏鷺「奴隷達は解放しろ、でしょ?それはアンタ次第よ。ほら、来て…」
辰巳「…」
烏鷺「…何よ固まって。…もしかして」
辰巳「…言わせないで…」
烏鷺「はぁ…。よくそれであんな事言えたわね…絶対そういう雰囲気だったじゃん」
辰巳「う、うるさい!!」
烏鷺「あっ…」
辰巳「…優しくは、できないよ。それでも、少しでも君の寂しさを満たせたら…と、思う」
烏鷺「…ふふっ。ホント、可愛いねアンタ」
辰巳(全ては被害者を解放して彼女の活動を止めるため…!そのためなんだ…!でも…)
烏鷺「…?」
辰巳(僕みたいな目をしてる…。空っぽの目。クソッ、なんか変だ。この人は敵なのに…!)「…放っておけないよ…」
- 40124/05/08(水) 19:28:26
石流「さて…結構飛んでったが…」
パキパキ…
石流(爺の式神が消えていく…アイツを倒したってことか?乙骨…だったか。やはりお前がデザートか…。それよりこれで奴が動き出すわけだが…)
ヒュッ…!
石流「!!」ピッ…!
正宗「はーっ、はぁー…」
石流(今のは斬撃…!?完全に間合いの外だぞ!?さっきの戦いで奴の射程は大体20mと踏んでいたが…。こっからだと100mは離れてるはず。見誤ったか…?)
正宗「くぅ〜っ!!クソッ、まともに喰らっちまった…!!刀は…折れてないな、流石名刀。こちとら全身バキバキで反転全開にしてなんとか動いてるのによ…」
石流「…どちらにしろ、生きてるようで安心したぜ。食事再開だ!!」ドドドッ!!
正宗「また連射…!容赦無ぇなオイ!!」ダッ!
石流「さっきのブラストは刀で受けたみたいだからな。本体に直撃させりゃあ…っ!!」ビッ…!!
正宗「チッ…やっぱ硬いな」チキッ…
石流(また長距離の斬撃…連射しない縛りで射程を伸ばしてるってか?それに傷がさっきより深くなっている…瞬間的な呪力のキレが上がってきてる証拠だな)「…面白ぇ」
正宗(さっきのアイツとの格闘でなんとなく掴めた。アイツの強みは出力と瞬発力からくる高い攻撃力…。それを真似し斬撃の一瞬に込める呪力量を更に多くし、かつ一気に放出する。そうすれば奴のガードも突破できる!…はず)
石流「今度は耐え切れるか?」キィィィ…ン!
正宗「またか!しかもさっきよりも高出力…!多分範囲も広い…!!」
石流「…死ぬなよ。『グラニテブラスト』ォ!!!!」ゴォォォッ…!!! - 41124/05/08(水) 19:32:31
- 42124/05/08(水) 21:56:24
正宗「う…!」
石流「…!アイツは…」
リカ『ぐぅぅ…痛い…!』シュゥゥ…
正宗「り、リカか!?」
リカ『憂太、が、2人を探してって』
正宗「そうか。式神使いは倒したんだな?」
リカ『うん。今、スタジアムでみんなと待ってる』
正宗「分かった。でもまずは辰巳を探してくれ。俺はアイツを…。スタジアム狙われたらたまらないからな」
リカ『分かったぁ。…あ、そうだ』ガシッ…
正宗「え、まさか…」
リカ『アイツまで遠いからリカ、送ってあげるねぇ!』ブンッ!!
正宗「またかよぉぉぉぉ!!」
リカ『よしっ』
石流「デカブツに守ってもらったようだが次はそうはいかねぇ…!また飛ばされてくるみてぇだが…飛んで火に入るなんとやらだ!!」コォォォ…!
正宗「くっ…!『飛閃・隼改』!!」シュッ…
ドパッ…!
石流(また長距離の…!しかもさっきより更に切れ味が増している!!だがやはり太刀筋は一つか)
本来自身から半径20m以内に斬撃を飛ばすことができる『飛閃・隼』。しかし間合いの外から攻撃する相手は必ず現れる。その為に正宗が改良を加えたのが『飛閃・隼改』である。通常の隼と同じように飛ばされた初撃に、全く同じ太刀筋の二撃目を衝突させることで初撃をその分前に進める。これを一瞬で、同時に行うことにより一方向のみではあるが攻撃範囲を大幅に上げることができるのだ。最大射程は20×19=380mにも及ぶ。
石流(俺のガードにも対応し始めてるってことか。だが!!)「格好の的だぜ!!『グラニテブラスト』!!」ドォッ!!
正宗「…やっと『斬れた』な」チャキッ…
ザンッ!!
石流「!?ブラストを…『斬った』だと!?」
- 43124/05/08(水) 22:24:05
正宗の術式は「物体への適応」…簡単に言えば「一度切ったことのあるものに対して以降は適正を持つ」というものである。一度でも切ることができれば、人だろうと、岩だろうと、鉄だろうとまるで豆腐のように簡単に切断することができるのだ。
そしてこの術式は「呪力」にも適用される。個々人の呪力には個性があるためその都度適応する必要があるものの、一度でもその術師に充分な傷を与えることができれば、以降は呪力ガード、またその呪力を用いた術式を貫通することが可能となる。理論上、五条悟に手傷を負わせられれば無下限すら突破可能というわけだ(あくまで理論上の話である)。
今までの斬撃では擦り傷程度のダメージしか出せず術式の発動条件を満たせなかった。先程の飛閃・隼改により発生した切り傷は石流自身にとっては大したことのもの。しかし術式の発動条件を満たすには(ギリギリ)十分であった。
正宗「今の俺にはお前の『呪力』が斬れる!たとえそれが実体のない呪力放射だとしても!!」ヒュバッ!
石流「っ!なるほど…出力に任せた防御はもう無駄ってわけか」ガッ!
正宗「!」
石流「何も呪力出力にかまけてたわけじゃねぇぜ。対刀の対戦は腐るほどやってんだ!!」ドカッ!
正宗「くっ…!やっぱ重っ…!!」
石流「俺の呪力に対応できたとして、防御には回せないみたいだな。あくまで攻撃特化ってとこか。それに肝心の切る動作は刀によるもの…要は刀無くせば意味の無ぇ術式ってこった」
正宗「はっ、俺と刀は一心同体…無くすなんざあり得ねぇよ」
石流「言うねぇ…。それじゃ、メインディッシュに移ろうか」スッ…
正宗「!!…いや、ここまでの術師だ。当然か!!」チャキッ…
石流「最後の一口まで楽しませてくれよ…?」
正宗「後輩が待ってんだ。ここで負けてられるかよ…!」
石流・正宗「領域展開!!」
石流 dice1d100=65 (65)
正宗 dice1d100=69 (69)
(数値が高い方が主導権を得る)
- 44二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:24:38
拮抗!!
- 45124/05/08(水) 22:25:38
- 46二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:30:53
『一之太刀(ひとつのたち)』
展開中に限り領域内に存在するもの全てが「適応済み」となり全ての斬撃が必殺になり得る。斬撃は術式じゃないので切る動作は自分でやりましょう - 47二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:47:34
- 48二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:48:07
我身刀化(がしんとうか)
刀を領域の外郭とした特異な領域であり、その効果は万物の切断と意識が研ぎ澄まされることによる技術力の圧倒的な向上 - 49二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:48:48
- 50124/05/08(水) 22:49:54
- 51124/05/08(水) 22:51:19
ちなみに石流の領域は名称不明だけど多分ブラスト必中という地味に嫌な領域。領域バフがかかったブラストが防御無視で襲いくる…!
- 52二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:53:15
これって、閉じない領域と同じような効果得てない?ヤバくね?
- 53二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:54:58
おや、強制タイマン領域の2例目だ
- 54二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:57:00
羂索のアドリブの刀版といったところか
正宗先輩の術式でどう領域展開するか考えるの面白かったね - 55二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 00:41:19
これ刀ない場合どういう領域になるんだろうか。そもそも発動すらできない感じ?
- 56二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 07:59:12
保守
- 57二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 09:20:44
割とこのスレ領域対決拮抗すること多いよね。ギリギリ感あって好き
- 58124/05/09(木) 11:15:37
石流(確かに向こうも領域を展開したはず…。なのに押し合いも発生していない…?それほどアイツの領域が弱かったのか…?まぁいい、これで終いだな)「『グラニテ…」
ピシッ…
正宗「…領域展開、『我身刀化』」
パリィ…ン!!
石流「!?領域結界が…!?」
正宗の領域『我身刀化』は他と一線を画する特異な領域。自身の刀「梔子」の刀身を領域とし、彼の術式の出力を爆発的に向上させている。その都合上我身刀化には領域対策としての効果はほぼ無い(この点は自己流の落花の情でカバーしている)。
その効果は『万物の裁断』。文字通りこの世に存在するあらゆるものを『斬る』ことが可能となる。たとえそれが呪力弾であろうと、領域結界であろうと。理屈としては対象が刀身に触れた際、それは「領域内に入った」ことになる。そして領域内は正宗の世界…内部の全ては既に適応済みの扱いとなる。
石流「妙な気配はその刀か!?まだまだ食べ盛りってか!!」ドゥッ!!
正宗「コイツ、領域展開直後も…!」スパッ!!
石流の術式は「呪力の放出」。単純、故に領域展開後も変わらぬパフォーマンスが可能となる。
石流(出力が低下してるとはいえブラストを薄紙みてぇに…!!)
正宗「フゥゥ…ッ」ヒュッ…ズババッ!
石流「ぐっ…更に速度と精度が上がってやがるな。いいぜ!最高だぜお前!!」ドドドゥッ!!!
正宗「無駄だっての!」ズバババッ!!
石流(いい目をしてやがる…!ただひたすらに俺の首を掻き切るつもりだ。刀で俺をここまで追い詰めるとは…!)「『グラニテブラスト』!」ドゥッ!!
正宗(またか…!両断して押し通る!)「はぁっ…!」スパッ!!
石流「楽しいな!塚原ァ!!」ドッ…
正宗「ああ…そうだな!」ヒュバッ…
ザンッ…!
石流「がふっ…!」ドパッ… - 59124/05/09(木) 11:37:16
正宗「よしっ…!」
ガシッ!
正宗「!」
石流「楽しかったが…ここまでだな」
正宗「くっ…」チャキッ…
ドゥッ…!!
正宗「がっ…!?(これは…石流の…!いつ撃って…)」ジュゥゥ…
石流「さっきお前が両断したブラスト…ありゃ元々二発を纏めて撃ってたんだよ。俺の術式はもう回復してる…誘導してお前が緩んだ一瞬を狙ってたのさ」
正宗「クソッ…!」ドサッ…
石流「フーッ…!…にしても危なかったぜ。ギリギリ身を引いて無かったら真っ二つだったよ」
正宗「あ゛ー…ガチでミスったぁ…。カッコつけた手前後輩に合わせる顔が無ぇよ…。…早くトドメ刺せよ」
石流「潔いな。だが…俺も呪力がスッカラカンだ。命拾いしたな」
正宗「…次は勝つ」
石流「剣士でここまでやったのはお前が初めてだ、誇っていい。…次も俺が勝つけどな」
正宗「…疲れた…」
石流「俺もだ…飯でも食うか」
正宗「おっ、いいな…。オススメは?」
石流「そこにスイパラがある。腹拵えしたら…次は乙骨だな」
正宗「げ。呪力無ぇんじゃねぇのかよ」
石流「デザートは別腹って言うだろ?乙骨に対戦の話つけといてくれ。後輩なんだろ?」
正宗「…一応アイツに話は通しとくが…それまで大人しくしててくれよ。非術師の犠牲が出るのは避けたい」
石流「…善処するよ」シュボッ…
正宗「…俺は、強かったか?」
石流「そうだな…メインディッシュにしちゃ上等だったな。腹九分目ってとこか」フーッ…
正宗「ははっ…!…そっか」グゥゥ…
石流「動けるか?飯行くぞ」
正宗「スイパラって飯かな…?」
- 60二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 13:44:07
そういや辰巳くん事変後に加茂家に戻ってたら羂索の手に落ちてた可能性あるのか…爺様ナイス
- 61二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 14:57:29
メロンパン的に無明の理ってどうなんだろうな
めちゃくちゃ混沌とした術式ではあるが… - 62二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 16:20:38
あまりにもコントロール不能な力は魅力的には思わないんじゃないかな?超人を面白がったのも髙羽が(術式の存在を知らないという縛りがあると言えど)制御していたからだろうし
- 63二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 18:21:51
無明の理、ピーキー過ぎて術式の研鑽すら難しすぎるのキツイな…
同じ術式の無有と会えたとしても向こうも制御してる訳では無いから制御の仕方教えてもらったりヒントにするのも中々難易度高そうだし - 64二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 18:27:58
何が面倒って術式発動しても最悪何が起こったかすら感知できない点なんだよな。多分扇がハゲたこと知らないだろうし。それに無有・七毒の人間化みたいに明らかな解除不能デバフがかかる可能性があるのも痛い。最悪死ぬし
- 65二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 18:29:31
無明の理ってなかなかのクソ術式だな
- 66二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 18:34:33
赤血操術使えるようになって本当に良かったな…。爺様との接続回復したら術式のコツ教えてもらえるだろうし
- 67124/05/09(木) 18:51:38
正宗「お、パスタもあるのか…じゃあ俺dice1d6=4 (4) にするかな」
1、ペペロンチーノ
2、ナポリタン
3、ミートソース
4、明太風クリーム
5、和風きのこ
6、トマトソース
石流「こういう状況だ。タダでスイーツ食べ放題だぜ。楽しまなきゃ損ってやつだ」ヒョイヒョイッ
正宗「うおっ、そんだけ食うのか…?」
石流「せっかくだしな。乙骨のとこにもいくつか持ってってやるか?」
正宗「まぁ喜びはするだろうな。何度か来てるのか?」
石流「受肉してからちょくちょくな。電気は生きてるから幸いそこまで傷んじゃいない…そろそろ厳しいかもな」
正宗「食ったらスタジアムに…いや、辰巳を探しに行った方がいいか?でもリカが既に向かってるし…」
石流「ほら、お前もケーキ食え」ドンッ
正宗「…食ってから考えるか」
石流、ケーキ dice1d20=8 (8) ホール
アイス dice1d50=7 (7) 個
ムース dice1d50=40 (40) 個 を完食
- 68二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 19:00:35
石流めちゃくちゃ食ってて笑う
- 69二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 20:39:41
- 70二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 20:44:24
石流そんだけ食って糖尿病とか大丈夫か…って思ったけどまぁそんなこと言うのも野暮か
- 71二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 23:10:30
はちゃめちゃ代謝が良いのかも知れへんなぁ
- 72二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 02:18:29
- 73二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 02:25:10
- 74二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 02:28:15
そういえばちょっと話逸れちゃうけど辰巳くんってTSした今と元の性別の時とでどのくらい外見変わってるんだろ?
体つきとか以外はあんま変わってないのかな - 75二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 07:55:52
細い細いとは言われてるけど…見た感じ髪は切って無いのかな?
- 76124/05/10(金) 09:49:34
辰巳くんの変化度合い dice1d100=64 (64)
1〜20…ほとんど変化無し
21〜50…胸、尻等が変化
51〜70…胸、尻、身長が変化
71〜90…胸、尻、身長、顔つきなどの骨格が変化
91〜100…ほぼ別人
- 77124/05/10(金) 09:55:54
- 78124/05/10(金) 09:59:37
- 79124/05/10(金) 10:00:25
1センチは誤差だね
- 80二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 13:11:22
2つ答えられるのに答えが「生理機能が厄介」だけなの面白いな。ムッツリか?
- 81二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 14:04:40
顔つきが殆ど変わってないなら烏鷺がやたらかわいいかわいい言ってたのも納得
- 82二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 14:25:45
逆に言えば生理機能に関して以外は結構TSライフを楽しんでる感じかな?
- 83二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 16:58:50
というより、まさか烏鷺が落とされるとは思わなかった
- 84124/05/10(金) 23:00:34
- 85124/05/10(金) 23:03:10
- 86二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 23:03:47
いざ男の体になったものの下着・服が女物しかなかったこと
- 87二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 23:10:10
レディースデーが使えない
- 88二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 23:13:22
身体が硬くなって不便
- 89二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:21:13
自分が自分でない感じというか、鏡を見てもあまり大きく外見は変わってないのになんだか自分じゃない感覚があって違和感を感じる
- 90二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:58:35
- 91二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 01:01:47
このレスは削除されています
- 92124/05/11(土) 02:30:47
- 93二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 02:49:10
やっぱり女物しかなくて焦ったりしたのかな…
とはいえ今と前とで身長も少し縮んだくらいだったらサイズに関しては問題無さそうだが(外見もあんま変わってないみたいだし) - 94二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 03:12:27
結構切実ですね…
- 95二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 09:20:35
そういや地味に2年ズは乙骨(五条)、真希(禪院)、辰巳(加茂)で御三家揃ってるのか
- 96124/05/11(土) 13:53:31
流石に男物と女物は違うだろうし、そのまま女物履いて更衣室で仲間に見られると恥ずかしいのかも…
- 97二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 16:37:38
前は巨乳?の部類だったろうし身軽に動けて楽そうではある
- 98二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 17:49:57
元の髪色は白なんだっけ?
体付きも華奢でダウナーな雰囲気だから昔加茂家に居た時の和装姿とかかなり儚げだったのかもしれない - 99二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 19:50:32
このレスは削除されています
- 100124/05/11(土) 19:51:32
烏鷺「…何よ、放っておけないって」
辰巳「その…僕に似てるから、他人事じゃ済ませられないな…って」
烏鷺「何よそれ、変なの。…ほら、早く」
辰巳「は、初めてだから上手くできないかも…んぅ!?」
烏鷺「…」ギュゥゥ…
辰巳「…!!」ジタバタ!!
烏鷺「…っぷは。…そこは黙って抱きしめんだよ」
辰巳「…うん」
烏鷺「あ…」
辰巳「はぁ、はぁ…もう無理…」
烏鷺「最っ悪…。今までで一番良かった…」
辰巳「男になって初めて良かったって思えたかも…」
烏鷺「結局dice1d10=4 (4) 回戦も…ちょい疲れたわ」
辰巳「その…約束の件、なんだけど…」
烏鷺「ピロートークでそれする?マジデリカシー無ぇ…。まぁいいわ、合格ってことにしたげる」
辰巳「ほ、本当!?」
烏鷺「ただし、こっから少し離れた所まで向かわせてから解除するから。ここで魅了解いたらあーしが襲われちゃうし。それより…」ギュッ!
辰巳「うわっ…!な、何…?」
烏鷺「…もう一回、『好き』って言って?」
辰巳「もう一回?」
烏鷺「…さっき耳元で言ってくれたっしょ?『好き』って。嘘でもいいから、もう一回…ね?」
- 101124/05/11(土) 20:16:41
辰巳「そ、そんなこと言った?」
烏鷺「覚えてないの?あーしが『好き』って言ったら、アンタも返してくれたじゃん」
辰巳「あ…!」
烏鷺「思い出した?あーしが生きてきた中で一番心のこもったように聞こえた『好き』だったからさ…もう一回だけ聞きたいな」
辰巳「…僕も、誰かに『好き』って言われたのは初めてで…多分言ったのも初めてかもしれない。…それがふとした拍子に出た言葉でも。…僕も、もう一回聞きたい」
烏鷺「ふふ、やっぱ似た者同士かもね。あーし達」グイッ…
辰巳「!」
烏鷺「…ね、もう一回、しよっか。そこでまた聞かせてよ」
辰巳「…うん」
烏鷺「はー、はー…もうダメ…」
辰巳「…烏鷺さん、僕と一緒に来ない?」
烏鷺「あ…?何の話?」
辰巳「僕らは死滅回游の平定を目指してて…協力者がいればもっとスムーズに進むと思うんだ。烏鷺さんのやったことは許されないけど…その力ならできることもあると思うんだ。だから、その…一緒に戦って欲しい」
烏鷺「…あーしがアンタに何したか忘れたの?非術師にだって手を出してる。それなのに…。あーしが言うのもなんだけど、どうかしてるよ」
辰巳「それは自分でも分かってる。君の罪は消えない…でも、償うことはできると思うんだ。今度こそその力を…誰かの為に使って欲しい」
烏鷺「はぁ〜…。つくづくムカつく…。あーしを生かしてマズいことになるのはアンタでしょ?」
辰巳「覚悟はしてる」
烏鷺「即答かよ…。うーん……分かった。アンタと一緒に戦ってあげる」
辰巳「!」
烏鷺「ただし!条件が2つ」
辰巳「条件?」
烏鷺「①ずっとあーしの側にいること、②いざとなったらアンタがあーしを殺して。…自分のやったことに後悔はしてない。でもそれが『悪いこと』なのは理解してる。もしあーしが裁かれるとしたら…アンタに殺されたい」
- 102二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 20:29:00
今思えば拷問されて廃人になった時なんかはもう完全に烏鷺に堕ちて奴隷ルートか…と頭を抱えていたらまさか逆に烏鷺の方が堕とされるとはこのリハクの目を持ってしても
- 103124/05/11(土) 20:52:15
辰巳「…分かったよ。ずっと君の側にいるし、君の処刑役は僕が引き受ける」
烏鷺「…絶対、だかんね?」
辰巳「…うん、絶対」
烏鷺「はー…クッソ、ちょっと『好き』って言われたくらいで…!これじゃあーしがまるでチョロい女みたいじゃん…!!」
辰巳「それは…お互い様かな。さっきの提案も半分私情みたいなもんだし…絆されてる感じはする」
烏鷺「…お互いバカね」
辰巳「…ははっ、そうかも」
烏鷺「ふぁぁ…疲れたから少し寝るわ…。奴隷達はちゃんと解放してあげるから安心して…」
辰巳「…寝ちゃった。…僕、何してんだろ。いくら自分に似てるからって…」
烏鷺「…くぅ…」
辰巳(…僕のことを『好き』って言ってくれたのは彼女だけなんだ。…ぼくが『好き』って言ったのも彼女だけ…。彼女がいなくなったら僕には…)
烏鷺「たつ、み…くん…」
辰巳(…虎杖悠仁の死刑に賛成してる以上烏鷺さんも今ここで殺さないといけない。でも…。ああもう!だから虎杖くんには関わらないようにしてたのに!!)
烏鷺「…くん、辰巳くん。おーい」
辰巳「ん…う、うぅ…?僕、寝てた…?」
烏鷺「うん、ぐっすり。寝顔も可愛かったよ」
辰巳「やめてよ…。それより、乙骨くん達と合流しないと…」グゥゥ…
烏鷺「…その前にご飯食べようね」
辰巳「…うん。あ、それより烏鷺さん。その、えっと、なんていうか…あーっと…」
烏鷺「何よ、言いたいことあるならハッキリ言ってよ」
辰巳「えっと、その、目のやり場に困るから、服着て欲しいなーって…」
烏鷺「服?でもクソガキがどうせ勝手に脱ぐし、術式使うのに必要なんだけど…。まぁいいや、そこまで言うなら着てあげてもいいよ。ただし、服は辰巳くんが選んでね?」
辰巳「え、僕?」
烏鷺「当たり前でしょ?センス見せてよね」
烏鷺の服装(辰巳チョイス) >>107からダイスで決定
- 104二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 20:58:09
九十九さんみたいなノースリーブ&ジーパン
- 105二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 20:58:30
ジャージ
- 106二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:01:51
バニーガール
バニーガール - 107二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:08:41
- 108124/05/11(土) 21:09:16
- 109二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:17:31
ジャージか
確かに急にTSした直後に何買えばいいのか…って迷ったらありそうな選択肢かも - 110二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:20:01
辰巳くんの私服はジャージと…
私服バニーガールだった場合も見てみたかった気もするがw(烏鷺の反応も含めて) - 111124/05/11(土) 21:53:32
辰巳「と、とりあえずこのジャージで…」
烏鷺「ふぅん…。ま、動きやすくていいわね。てか目のやり場に困るってあーしのことそういう風に見てたんだ…。エッチ」
辰巳「素っ裸な方が悪いでしょ!?こっちは体が勝手に反応しちゃうんだから…!」
烏鷺「裸なのはあーしの趣味じゃないけど…慣れればどうってことないよ。むしろ辰巳くんも脱いだら?」
辰巳「僕は烏鷺さんみたいに色々隠せるわけじゃないんだよ!!」
烏鷺「…亨子」
辰巳「え?」
烏鷺「『烏鷺さん』じゃなくて『亨子』って呼んで」
辰巳「た、亨子、さん…?」
烏鷺「…ま、いいわ。どこに食べに行く?あーしこの辺詳しいから案内するよ」
辰巳「うーん…」
2人でご飯!何を食べる? >>115からダイスで決定
- 112二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:55:20
イタリアン
- 113二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:55:33
激辛チャーハン
- 114二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:04:12
ファーストフード店
- 115二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:07:30
- 116124/05/11(土) 22:18:43
- 117二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:19:21
これ石流&正宗とエンカウントしない?
- 118二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:20:47
もしや合流?
- 119二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:22:40
6時間以上はたってるのか
- 120二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:25:40
正宗の方も辰巳の身を案じてたし合流できるならそっちの方が手間が減って良いかもしれないな
- 121二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:26:50
乙骨…ドルゥヴと死闘、2人が心配
正宗…石流とスイパラ
辰巳…烏鷺とS○X、後スイパラ
…乙骨くんの心配はどこへ…。あとリカもスイパラに来る流れだなこれ - 122二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:29:41
- 123二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 23:51:43
- 124二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:59:40
バニーガール2連という強い意志を感じた。ここでバニーチョイスしたらムッツリ説が補強されるところだった…
- 125二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 05:36:49
バニーガール選んでたらその状態でスイパラにてばったり正宗と石流に会ってたかもしれないの面白すぎる
- 126124/05/12(日) 10:13:32
辰巳「せっかくだし…甘いものが食べたいかな」
烏鷺「そうね…じゃあ駅前のスイーツパラダイスに行こっか。電気が生きてるならいくつか無事なのもあるでしょ」
辰巳「じゃあそこで。案内よろしくね」
烏鷺「はい」スッ…
辰巳「ん?お手?」
烏鷺「バカ。手ぇ繋げっての。察しろ」
辰巳「は、はい…」ギュッ
烏鷺「♪」
烏鷺「ずっと男遊びばっかしててさ…こうやってデートすることなんて無かったなぁ…」
辰巳「で、デート…!そ、そんなの初めてだよ…」
烏鷺「えー?割と顔いいしモテたんじゃないの?」
辰巳「そもそも家から出ること自体少なかったから…。親戚以外に会うこともそんなに…」
烏鷺「へー、箱入りってやつ?辰巳くん意外にお坊ちゃんなんだね」
辰巳「そうかな…でもいいこと無いよ。友達はできないし、外の情報もそんな入って来ないし、毎日毎日同じことの繰り返し…。だから今の生活は好きなんだ。頼れる友達はいるし、色んなことができるから」
烏鷺「あーしは逆に自由過ぎたのかな…。何でもできるんだろうけど、何したらいいか分からなくてさ。とにかく誰かといたくて…あーしだけ見て欲しくて、色々酷いこともしちゃったな。…辰巳くんはあーしだけ見ててよね。あーしを殺す前に死なないように」
辰巳「…!亨子さん」
烏鷺「ん。分かってる。何かいる…泳者かな」
辰巳「いざとなったら…戦える?」
烏鷺「両手が空いてるなら充分!」
辰巳「いざとなれば僕が守るから」
烏鷺「〜!カッコいいけど、あーしも戦うから!」
敵泳者・概要 >>131からダイスで決定
(説明文は3行以内でよろしく)
- 127二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 10:20:19
特級特定疾病呪霊 疱瘡婆
渋谷で羂索が放ったのと同個体。 - 128二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 10:35:40
鱗華
受肉型。殺人を楽しむ危険人物。
術式は『幻惑』。背中の蝶の羽から放出する鱗粉を吸い込むと幻覚を見てしまう。 - 129二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 10:41:02
大海老の呪霊
宮城の伝説に伝わる大海老 - 130二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 10:53:12
- 131二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 11:47:55
- 132124/05/12(日) 11:48:33
- 133二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 11:49:25
興奮チンピラ…お前そこまで回復してたんか
- 134124/05/12(日) 12:36:24
- 135二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 12:47:26
- 136二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 12:50:40
牢固(ろうこ)
- 137二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 13:04:38
- 138二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 13:08:09
- 139二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 14:19:39
健三
- 140二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 14:26:57
- 141124/05/12(日) 15:03:44
- 142124/05/12(日) 15:06:34
ロッカー術式の内容 >>146からダイスで決定
- 143二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 15:15:23
- 144二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 15:38:28
具現化したロッカーに閉じ込め重症にさせる
相手が複数でもその分ロッカーを具現化して閉じ込めることが可能
疱瘡神のロッカーバージョンみたいな感じ - 145二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 15:38:38
ロッカーを具現化し秤の電車の扉みたいに操る
最大4人まで無理矢理『詰め込める』 - 146二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 15:42:47
- 147124/05/12(日) 16:03:22
- 148二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 16:38:16
疱瘡神の棺桶=ロッカーバージョンみたいな感じか
…なんか内容的に乙骨(厳密にはリカちゃんだけど)にやられたのがそのまま術式に現れてそうな… - 149二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 16:39:20
- 150二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 18:22:55
小説版によると乙骨に暴力をふるう事に『興奮』していたらしい…
- 151124/05/12(日) 21:15:48
牢固「よぉ。お前、乙骨と知り合いなんだろ?」
辰巳(誰だコイツ…乙骨くんの知り合い?)
烏鷺「何よ急に出てきて」
牢固「この間お前が乙骨と一緒にいるのを見かけてよ…なぁ、乙骨もこの結界にいるんだろ?居場所を教えてくれよ」
辰巳「…まずは自分の名前を名乗るのが先だと思うけど」
牢固「俺は牢固秀喜…乙骨の親友さぁ」
烏鷺「…嘘ね。親友名乗る奴はそんな顔しない。アンタいじめっ子っしょ」
牢固「失敬な。俺は乙骨のことは特に気に入ってたんだぜ?アイツへの言動もいじめじゃない、愛情表現なんだよ」
烏鷺「…嘘くさ」
辰巳「…残念ですけど、乙骨くんの居場所は教えられないです。あなたの事、信用できないんで…」
牢固「そう言うなよ。俺がどれだけアイツに会いたいのか想像してくれ!アイツの力でぐしゃぐしゃにされロッカーに詰められた後の俺の気持ちを想像してくれ!俺も力を手に入れた…もう一度アイツを殴りたいんだよ!!」ハァ、ハァ…
辰巳「だったら尚更教えられないですね」
牢固「…そういやお前、あの時の乙骨に似てるな…。細くて、弱弱しくて、人畜無害な顔で…殴ったらいい声で鳴くんだろうなぁ…!興奮するなぁ。俺、お前みたいな細い男をヤるの好きなんだよ。考えただけでほら、勃ってきた…」ハァハァ…
烏鷺「キッショ…。あーしが言うのも何だけど性癖捻れてるねコイツ」
辰巳「乙骨くんこんなのに絡まれてたのか…」
牢固「教えてくれないならいい…言いたくなるまで嬲ってやるからよ!!」バッ!
辰巳「!!烏鷺さんっ!!」グイッ!
烏鷺「えっ、あっ…」
バタン… - 152124/05/12(日) 21:28:42
辰巳「う、こ、これは…」
烏鷺「掃除用のロッカー…!あーしら、閉じ込められちゃったの!?」
牢固「彼女庇ったせいで2人まとめて押し込まれちまったか…。まぁいい。これが俺の能力、狙った人間をロッカーに閉じ込めることができるのさ」
烏鷺「〜っ!こんなとこ二度と入りたくないんだけど!!出せぇっ!!」バタバタ!!
辰巳「う、烏鷺さん!狭いんだから暴れないで!あ、当たってる、当たってるから!!」
烏鷺「何よ、今更ナニが当たったっていいでしょ。それより早く出ないと…!あーし狭いとこ無理なのホント…!!」
辰巳「くっ…!硬い…!」ゴン!ゴン!!
牢固「それじゃ、始めようか」グッ…
メシ、メシメシ…
烏鷺「ちょ、なんかこのロッカー縮んできてない…?」
辰巳「僕らを圧死させるつもりか…!!」
牢固「言いたくなったら教えてくれ。そしたら一瞬止めてやるよ。本当は女の方だけ潰してお前は俺が直に殴りたかったんだが」
ギシ、ギシギシ…!
辰巳「う、烏鷺さん!!空間操る術式で何とかできないの!?」
烏鷺「や、やってるし!!でも…」
ソラ『私の術式はあくまで「面」として捉えるもの。歪みは作れても棺そのものは破壊できないし内部の体積を増やせるわけでもない』
辰巳「ぐぅっ…!烏鷺さん、できるだけ僕にくっついて…!!」ググッ…!!
烏鷺「1人で収縮を押し留めるつもり?無茶だよ!」
辰巳「大丈夫…!赤血操術…『赤鱗躍動』!!」グッ…!!
ギギギ…ギギ…!
牢固「…意外に粘るな。おい、言う気になったか?」
辰巳「お前に教えることは…何もない…!」
牢固「…そうかよ。じゃ、潰れろ」グッ!
辰巳「うわっ…!」
バシャッ!!!
- 153124/05/12(日) 21:44:16
ドクドクドク…
牢固「…そこまで強くやった覚えは無ぇが…ロッカーから溢れた分でもこれだけの血の量だ。中はミンチだろうな。念の為もう少し潰して…」
ギュルルッ…!
牢固「!?なんだ…血が…!!」
ギュッ…ガシッ!!
牢固「くっ…身動きが!!なんだこりゃ!!」
辰巳「赤血操術…『赤縛』!!」
牢固「お前…潰れたはずじゃ…」
辰巳「耐えてるよ、ギリギリね。ロッカーには隙間がある…そこから僕の血を漏れ出させたんだ。潰れたって勘違いしたのは嬉しい誤算だった。一瞬でも収縮が止まったからね」
烏鷺(血の術式の時髪色変わるのカッコいい…。てか戦闘時のマジ顔惚れちゃいそう…)
辰巳「ふんっ…!!」ドゴン!
牢固「!!」
辰巳「ロッカーを潰すには両手で潰すジェスチャーが必要みたいだね…!もう一回…!!はぁっ!!」バゴンッ!!ガラガラ…
烏鷺「っぷは!!そ、外だぁ!!閉所マジでキツかった…!(辰巳くんと密着できたのは嬉しかったけど、それはそれこれはこれ)」
辰巳「ふっ…!!」ブンッ!
牢固「ひぃっ!!」バタン!!
ゴンッ…!
辰巳(自分をロッカーに閉じ込めることもできるのか…!身動きが取れない縛りなのか強度も高い…!拳痛い…)
牢固「は、はは…!コイツを破れた奴は今まで…!」
烏鷺「ソラ!合わせて!!」
ソラ『…命令すんな』
烏鷺「『宇守羅彈』っ!!」バキィッ…!
牢固「うおぉっ…!?」バゴン!ドカン!!
辰巳「す、凄い…ロッカーごと吹っ飛ばした…」
- 154124/05/12(日) 22:09:33
牢固「あだだっ…!な、なんだあの女…!!ロッカーには傷一つ付いてないのに…!!」
烏鷺「あーし、お前みたいな人間みると虫唾が走るんだよ…!!一瞬でもお前みたいな奴の真似事してたと思うとやっぱムカつく!!」バゴッ…!
牢固「うがぁっ…!」
烏鷺「このっ…!!」ゴッ…!
牢固「ぐぉっ…!(マズイ…このままだと内部から潰される…!!かと言って出るわけにも…!!)」
烏鷺「『宇守羅彈』ッ!!!」ゴシャッ…!!
烏鷺「はぁ、はぁ、はぁ…やっぱ火力はまだあーしの方が上みたいね、辰巳くん」
牢固「かひゅー…かひゅー…」グチャッ…
辰巳「…」
烏鷺「大丈夫…辰巳くんはこんな奴の為に手を汚さなくていい。あーしが全部背負うから。これ以上の罪なんて軽い軽い」グッ…
牢固「嫌だ…ま、またロッカーでなんて…!せめて乙骨か、アイツを…!」
烏鷺「黙れよ。『宇守羅…」
辰巳「『穿血』!!」
バシュッ!!
牢固「かっ…!!」ガクッ…
コガネ『5点が追加されました』
烏鷺「え…?」
辰巳「はぁ、はぁ…ロッカーの隙間狙うの、難しいな…」
烏鷺「なんで!!あーしがやるって言ったのに!!」
辰巳「…君だけに背負わせたくはない。君を生かしてる僕も背負うべきだから。それに危険な泳者の排除は僕の仕事でもあるしね」
烏鷺「…全く、これだから…。はぁー、時間潰した。早くスイパラ行くよ!ほら!!」グイッ!
辰巳「う、うん」
- 155124/05/12(日) 22:40:35
第五章
正宗「…どんだけ食うんだよ」
石流「そりゃお前が削った分食って補給するんだよ。カロリーは大事だぜ?」
正宗「病気になるぞ」
石流「タバコ吸ってんだ、今更だよ」
正宗「これで何ホール目だ?てかケーキホールで食ってる奴初めて見たぞ…」
石流「これでdice1d8=1 (1) ホール目か…。ブラスト撃ちまくったせいかいつになく腹ペコでな」
正宗「…ん?誰か来る…」
石流「この気配…アイツか?」
正宗「俺達を追って…?」チャキッ…
石流「疲弊したところを襲おうって魂胆だろうが、そうはいかねぇぜ…」キィィィ…ン
烏鷺「へー、辰巳くんケーキも最近まで食べた事なかったんだ」
辰巳「家風のせいでね。和食ばっかり。甘味も果物とか羊羹くらいだったかな」
烏鷺「じゃあゲームとかも?」
辰巳「うん…したことないな。大体やれる事と言ったら琴、笛、華道に書道…あとお茶かな。1人の時はずっと盆栽弄ってたよ」
烏鷺「盆栽?その歳で?」
辰巳「それくらいしか娯楽ないからね。唯一思い通りに事を進められるし、誰からも話しかけられずに済むから」
烏鷺「そっか…大変な家に生まれたんだね。あ、そろそろ着くよ」
辰巳「ここが…。くんくん、甘い匂いがする…」グゥ〜…
烏鷺「ふふっ、お腹の虫元気だね」
辰巳「だってよくよく考えたら僕ら5回抱き合った後戦闘してるからね…反転で血作るのも結構体力削られたし…」
烏鷺「お腹いっぱいになったらもう一回…」
辰巳「流石にそれは勘弁…ん?誰かいるみたい…」
烏鷺「げ、なんか見覚えのあるシルエット…」
辰巳「この気配…まさか!!」
- 156二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 22:48:06
今更だけどロッカーチンピラ、辰巳のこと昔の乙骨に似てるって言ってたけどこいつ横には細かったとはいえタッパ180もある乙骨いじめてんだよな…
- 157124/05/12(日) 22:53:18
辰巳「!正宗先輩!!…と、ビームの!」
正宗「辰巳…お前無事だったのか!それにその子は…」
烏鷺「…ども」ギュッ…
辰巳「ちょ、烏鷺さん、手離して…!」
烏鷺「…」ギュッ
石流「んだよお前らそういう関係だったのか?この短時間で何があったよ…」
烏鷺「そ、それはアンタに関係ないでしょ。こっちはただ食事しに来たんだから邪魔すんじゃないわよ」
石流「そりゃ運が良かったな。こっちも食事中だ。飯の最中にドンパチやるほど行儀は悪くないからよ」
正宗「まだケーキとかパスタとかあるから好きに食えよ。話は後でいい」
辰巳「は、はい」グゥ〜…
烏鷺「何食べよっか。やっぱパスタ?」
辰巳「そうだね。パスタもそんなに食べたことないし…」
辰巳 dice1d6=2 (2)
烏鷺 dice1d6=6 (6)
1、ペペロンチーノ
2、ナポリタン
3、ミートソース
4、明太風クリーム
5、和風きのこ
6、トマトソース
- 158二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 22:55:26
- 159124/05/12(日) 23:13:30
烏鷺「あ、辰巳くんナポリタンなんだ。あーしはトマトソース。…どっちもトマト、やっぱ気が合うね?」
辰巳「う、うん…//」
正宗「…マジで何があったよお前ら」
辰巳「えっと…あんまり人には、言えないですね…。はは」
正宗「とにかく、その子…烏鷺?はこっちに協力してくれるってことでいいんだな?」
辰巳「はい。そっちの石流さんも…」
石流「俺は乙骨と戦りたいだけだ。それまでの協力ってことだな」
正宗「一応大人しくしてくれるみたいだし良しとしてる…。後は乙骨に合流するだけだな」
烏鷺「ヒゲジジイの式神が消えてるってことは、アイツに勝ったってことよね?マジ?」
辰巳「乙骨くんは強いからね」
烏鷺「…てことは奴が…。面倒ね」
正宗「奴?」
石流「『黒漆死』のことだろ。アイツジジイが天敵と見るや即座に姿を絡ました…烏鷺、オマエとは相性悪かったよな」
烏鷺「そうね…アイツ生理的に受け付けないのよ」
辰巳「…!黒漆死!特級に登録されてるゴキブリの…!」
石流「ヒゲジジイが死んだ今、アイツが隠れる理由は無いからな。すぐに増えるぞ」
烏鷺「…考えただけで寒気がするわ」
石流「ほら、そんなことよりお前らもケーキ食え。腹が減っては何とやらだろ?」ズイッ
辰巳「う…。こ、こんなに甘そうな…ジュルッ」
烏鷺「あーんしてあげよっか?」
辰巳「い、いいよ!自分で食べれるから!」
烏鷺「はい、あーん」
辰巳「いいって…!…ああもう!ぱくっ」
烏鷺「美味しい?」
辰巳「…うん」
正宗(見てるこっちが胸焼けしそうだ…。あれ?乙骨、辰巳に秤…俺の周りリア充多くないか?)
辰巳 ケーキdice1d5=4 (4) ホール完食
烏鷺、dice1d50=45 (45) 回あーんし、dice1d50=19 (19) 回あーんされた
- 160二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 23:20:59
辰巳くんも意外に食うな…。いや、エッチ5回戦+泳者との戦闘をぶっ続けでしたと考えるとこれくらいのエネルギー補給は必要か?
- 161二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 23:25:45
ケーキ4ホールで45回あーんしてるって結構…いや45回多いな!?辰巳の19も相当だけど
- 162二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 23:47:30
正宗死んだ目で見てそう
- 163二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 02:03:19
ほ…ほら…正宗もこれからいい人に出会えるかもしれないし……
- 164二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 02:03:38
このレスは削除されています
- 165124/05/13(月) 09:53:01
- 166二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 14:03:58
うえぇ…Gが大量発生しとる…
- 167二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 16:00:29
このレスは削除されています
- 168124/05/13(月) 22:03:41
リカ『あ、いたぁ〜!!』
正宗「おう、リカ。今辰巳と合流した。これから乙骨の所に向かう。…ケーキ食うか?」
リカ『リカもケーキ食べる』
烏鷺「な、何よコイツ…」
辰巳「えっと…この子は『リカ』って言って、乙骨くんの術式?なんだっけ。元は怨霊だったみたいだけど」
石流「怨霊ね…今の時代もいるんだな。コイツ単体でも相当…」
正宗「乙骨にもケーキ見繕ってやるか」
リカ『リカも選ぶぅ』もぐもぐ
辰巳「…というかケーキ食べれるんだ…」
烏鷺「なんか可愛く見えてきたかも…」
カサカサ…
烏鷺「!!ひぃっ!!」ガバッ!!
辰巳「うあっぷ!!た、亨子さん!?」
烏鷺「ご、ゴキブリ…!あーし虫系無理なの…!!」
石流「よっ」プチッ
烏鷺「は、はぁ〜…」へたっ…
石流「虫一匹に大袈裟だな。…ん?」
ガサ、ガサガサ…ザワザワザワ…!!
正宗「なんか騒がしいな…って!!」
辰巳「ご、ゴキブリ!?こんなに沢山…!出入り口が塞がれてる!?」
烏鷺「キッショ!!もう無理ぃぃぃ!!」
正宗「…とうとうお出ましってことか」
- 169124/05/13(月) 22:39:37
ザザザザ…!!
正宗「くっ…!」ズバッ!!
辰巳「亨子さん、僕の後ろに!」
烏鷺「ご、ごめん…」
石流「コイツら、呪力で強化されちゃいるが実体のあるマジのゴキブリだな。単体だとそうでもないが群れるとそこそこ厄介だ」
正宗「まるで黒い波だな…」
石流「閉鎖空間に集まったのは不幸中の幸いだったな。ここまで引きつけりゃ十分だろ」コォォ…ッ
辰巳「わっ、眩しっ…!」
石流「『グラニテブラスト』」ドゥッ…!!
石流「…ふぅ。綺麗さっぱり片付いたな。店に風穴空いちまったが…」シュゥゥ…
辰巳「す、凄い…ただの呪力放出でこんな威力が出るなんて…」
烏鷺「お、終わった?もうゴキブリいない?」
正宗「…いや、まだだ」チャキッ…
黒漆死「ギ、ギギ…」ザッ…
石流「コイツが親玉か…。ゲテモノ料理は趣味じゃねぇな」
黒漆死「腹ッ、腹が、減ったッ」
辰巳「喋った…いや、特級なら当たり前か」
黒漆死「私ッ、私ハッ、鉄の味がッ、好キダ!!」ブゥゥゥン!!
辰巳「『百斂』…!亨子さんは僕が守るんだ…!」
正宗「赤血操術!?お前、いつの間に…」
辰巳「『穿血』!!」バシュッ!!
黒漆死「!!」ドパッ!!
正宗「おお、綺麗なヘッドショット」
黒漆死「ギギ、ギ…!」ジュゥゥ…ザフッ…
正宗「辰巳のやつ、見ないうちに成長したな…。よし、乙骨と合流するぞ。リカ、頼む」
リカ『うん。みんな乗ってぇ。行くよぉ』バヒュン!!
辰巳「ひっ…!た、高いぃ…!!」
- 170124/05/13(月) 23:03:55
正宗「てか辰巳、お前いつの間に赤血操術なんて使えるようになったんだ」
辰巳「ぼ、僕もよく分からないんですけど、多分爺様の術式なんじゃないかなって。ね?爺様」
正宗「…その爺様っての、加茂の人間なのかもな」
辰巳「そうかも…。あ、あれ!」
烏鷺「うっわ…何あれゴキブリの大群?道路を埋め尽くして…吐きそう…!」
正宗「やっぱりあの黒漆死はダミーか…?道理であっさりやられたわけだ…」
石流「思った以上に黒漆死は勢力を広げてるみたいだな」
リカ『着くよぉ』
ヒュー…ン
乙骨「塚原先輩!辰巳くん!!無事で良かったぁ…!ん?あれ?何でその2人も…」
正宗「えーと、かくかくしかじかで…」
辰巳「その、うんぬんかんぬんで…」
乙骨「なるほど…確かに戦力が増えるのは嬉しいけど…」
正宗「それより、式神の術師は倒したのか?」
乙骨「それが、ギリギリで逃げられちゃいまして…。でも、幸か不幸か式神に追われてここに来た民間人が多くてまとめて保護することができました。しばらく休んでから結界の縁に移動したいんですが…」
辰巳「…厳しいと思う」
乙骨「やっぱり黒漆死をなんとかしないとだよね…」
リカ『憂太ぁ、ケーキあげる』スッ…
乙骨「わぁ!ありがとう!こんなに沢山…!!」
正宗「疲れてるだろ。糖分補給しとけ。(乙骨置いて4人で仲良くケーキ食ってたなんて言えねぇ…)」
乙骨からの初見の信頼度
石流 dice1d100=79 (79) %
烏鷺 dice1d100=63 (63) %
- 171二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:04:56
2人とも結構信用されてるな。正宗と辰巳が連れてきたってのが大きいか
- 172二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:33:10
そういや鹿紫雲世界の赤血操術者って反転使い多いな。基本的にみんな失血死のデメリット踏み倒しまくりや
- 173二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:59:46
- 174二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 05:35:09
- 175二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:06:05
でも爺様多分憲紀みたいな理論タイプな気がするんだよな…。上手く噛み合うといいが
- 176124/05/14(火) 09:56:08
- 177124/05/14(火) 10:05:01
センスあるけど脹相タイプか…。
羂索に乗っ取られたのは20+dice1d30=1 (1) 歳の時。
乗っ取られた出来事は…dice1d3=1 (1)
1、奇襲され敗れた
2、任務で負傷しているところをやられた
3、独自に羂索を追い、その後戦闘して敗北
数々の功績は…dice1d3=3 (3)
1、ほぼ羂索がやったこと
2、半分くらい自前
3、九相図以外ほぼ全て自前
辰巳への感情…dice1d3=2 (2)
1、才能ある孫、というか弟子
2、打倒羂索のための駒
3、どけ!私はお爺ちゃんだぞ!!
- 178二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 10:23:25
そうか、あくまで駒か……おじいちゃん面する憲倫みてみたかったな…
- 179二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 10:37:18
まぁ人間関係は変わりゆく物
だろ新吾郎 - 180二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 12:15:22
こっから絆される可能性も全然あるよね
- 181124/05/14(火) 12:22:07
受肉直後から現在までの絆され度 dice1d100=80 (80)
1〜20…駒扱いは変わらず
21〜50…無茶はして欲しくない
51〜70…はー、全く世話が焼ける…
71〜90…孫がいたらこんなだったのかなぁ…
91〜100…どけ!私はお爺ちゃんだぞ!!
- 182二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 12:44:33
クソみたいな目に遭い続けながら決して輝きを失わなかった聖女の様な漢の生き様を最も近くで観てるからね
仕方ないね👍 - 183二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 13:59:46
しっかり絆されてて笑う
良かったね辰巳くん… - 184二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 14:22:19
となると、辰巳くん/ちゃんには孫のように自分を慈しんでくれる九相図以外の呪術文化財を一人で生み出した技術を持つ超ハイスペじっちゃんが受肉してるのか……
- 185124/05/14(火) 16:30:42
憲倫の作った呪物は…dice1d3=2 (2)
1、ほぼ高専が回収済み
2、ほとんど羂索が所持
3、全国に散らばっている(羂索のせい)
呪物のうち特級指定されているものはdice1d20=6 (6) 点。大半が…dice1d3=1 (1)
1、高性能な呪具
2、獄門疆的な特殊アイテム
3、口にするのも憚られる悍ましい物品
九相図は憲倫的には…dice1d3=2 (2)
1、いや、流石にアウトだろ…(ドン引き)
2、その手があったか!
3、正直構想はしてたけどやる気はなかった
- 186二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 17:00:17
- 187二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 17:00:33
どっちにせよヤバい人で草
- 188二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 17:56:02
た、多分直接実行はしない人だろうから
羂索に成り代わられてから加茂家の方で
とうとうやりやがったか!みたいなリアクションだったら笑う - 189124/05/14(火) 21:57:48
乙骨「うーん、徐々に近づいて来てるな…」もぐもぐ…
正宗「どうすんだ?あれ何とかしない限り先に進めないぞ」
乙骨「…少し危険ですけど、もう少し引き寄せてから祓いましょう。石流さんの攻撃なら眷属のゴキブリを一掃できますから」
辰巳「夜を越す前になんとかしたいね。あの数で攻められたら流石に守り切れないよ…」
乙骨「いずれにせよ本体を祓えば止まるはず…分身体がいるなら都合がいい。芻霊呪法が効くはず」
辰巳「でも、乙骨くんは式神使いとの戦闘からまだ回復し切ってないんじゃ…」
乙骨「なんてことないよ。連戦に耐え得るだけの呪力はまだまだ残ってる。恐らく黒漆死さえ祓えばこの結界の強豪泳者はほぼいなくなる…石流さんと烏鷺さんが味方についたのは本当にありがたいよ」
正宗「…石流の場合はその後のタイマン込みだけどな」
乙骨「終わったらいくらでも付き合いますよ…喧嘩はあんまり得意じゃないですけど」
正宗「ま、黒漆死片付けりゃ仙台結界(ここ)は粗方解決だろ。張り切っていくぞー!」
乙骨「おー!」
辰巳「おー!」
正宗「お、辰巳も乗り気だな!」
辰巳「はい!赤血操術使えるようになったので、もう誰にも迷惑かけずに戦えますから!こ、今度こそ、みんなに役に立つんだ…!」
乙骨「辰巳くんが元気そうで良かったよ。一緒に頑張ろう」
辰巳「う、うん!」 - 190124/05/14(火) 22:40:16
烏鷺「…」
辰巳「…あ、亨子さんここにいたんだ。屋根まで登るの大変だったよ…。下で炊き出しやってるよ。何とか食糧かき集めて鍋作ってさ。…行かないの?」
烏鷺「…うん。あーしはあの人達と一緒には…いられないから。沢山の人を殺した。沢山の人を弄んだ。辰巳くんにだってそう。罪のない人を殺させて…。あの人達に顔を合わせられない…」
辰巳「…そっか。隣、いい?」
烏鷺「…うん」
辰巳「よっ…と」
烏鷺「…辰巳くんは、あーしのこと恨んでないの?」
辰巳「…許しはしてないよ。でも、恨んでるとは違うかな」
烏鷺「一瞬でも気がおかしくなってた…なんてのは言い訳だよね。結局はあーしの願望が引き起こしたことだし」
辰巳「…擁護はしないけど同情はするよ。僕も、もしかしたら同じことをしてたかもしれないから」
烏鷺「…嘘。辰巳くんはそんなことしないっしょ」
辰巳「過大評価し過ぎだよ。…ほら、炊き出し行こ?」
烏鷺「話聞いてた?あーしはいいって…」グゥ〜…
辰巳「…お腹の虫は元気みたいだけど?」
烏鷺「こ、これは…違くて…。あーしは…」
辰巳「大丈夫、僕も側にいるから…怖くないよ」
烏鷺「!!…わ、分かった。行く、行けばいいんでしょ…」
辰巳「うん、行こう。一緒に」
- 191124/05/14(火) 23:14:51
シュボッ…
石流「フーッ…」
乙骨「ここ、禁煙ですよ」
石流「おっとそうだったな」ジュッ…
乙骨「…ありがとうございます、協力してくれて」
石流「約束、忘れんなよ」
乙骨「…できればコンパクトにお願いしますよ」
石流「さぁな…。ご馳走を前にしてがっつくなって方が無理な話だ」
乙骨「なんで呪物に?」
石流「あ?まさかそれ受肉体全員に聞いて回ってるわけじゃないよな」
乙骨「個人的な興味です。式神使いの方は話してる暇が無かったので」
石流「そうさな…刀の小僧にも言ったが俺は…人生の『デザート』となる相手を求めてる。前世はそう悪くはなかったんだぜ?力、女、地位に金…大抵のものは手に入った。だが…何か足りないんだよな。その『何か』をお前に見たってわけだ。刀小僧も悪くはなかったがな」
乙骨「戦闘への渇望…僕には理解できませんね」
石流「戦闘はあくまで手段であって目的じゃないってか…」
乙骨「…力はあくまで大切なものを守るためのものだと思ってるので」
石流「…ま、それも一つのあり方か」
乙骨「そういえば、額に傷のある術師に覚えは?」
石流「…羂索か。受肉タイプの術師は全員会ったことあると思うぜ。アイツは死滅回游への参加を条件に『黄泉返り』を約束した。大抵のやつは飛びつくわな。腕に自信のあるやつなら尚更だ。ま、詳しい素性は俺も知らねぇがな」
乙骨「そうですか…」
石流「?アイツに恨みでもあるのか?まぁ色んなとこから恨み買ってそうな奴ではあるが…」
乙骨「ええ、まぁ…。羂索は僕が殺します。絶対に」
石流「死んでも死ななそうな奴ではあるが…まぁ、頑張れよ」
- 192124/05/14(火) 23:42:22
烏鷺「…ありがと。少し休むね」
辰巳「うん、時間が来たら起こすからゆっくり休んで」
烏鷺「うん、おやすみ…」
辰巳「…爺様、聞こえてる?…うん。そう、もっと強くなりたいんだ。僕のことをこんなに必要としてくれた人は初めてだから…守れるようになりたい。だからさ、爺様の持ってる技術を教えてほしいんだ。赤血操術の使い方も。…本当!?ありがとう…!」
憲倫「dice1d3=3 (3) 」
1、それは、その、あれよあれ…
2、ぐわわーっとやって、どかん!!
3、気合いと根性
正宗「…で、なんで俺らの所に?」
辰巳「それが、爺様に聞いても説明が抽象的過ぎて…。え、感覚派?良いように言い過ぎでしょ…」
乙骨「知りたいのは赤血操術と領域展開だよね?」
辰巳「うん。優先したいのは赤血操術なんだけど…」
乙骨「僕も一時的にしか使ったことないけど…加茂先輩から少しだけ教わったコツを伝えるね。領域に関しては僕より先輩の方が理論立てて教えてくれると思うよ」
正宗「じゃあ俺は五条さんメソッドの領域術を伝授しちゃうか…」
辰巳「はい!よろしくお願いします!!」
辰巳 赤血操術の練度 dice1d9=6 (6) 割向上
領域展開 dice1d3=3 (3)
1、習得
2、未習得
3、不完全ながら習得
- 193二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 23:54:21
おお…不完全ながらも領域習得できたのか
- 194二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 23:56:20
気合と根性で笑った 爺様さぁ…
赤血操術の練度もかなり上がったね - 195二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 23:57:36
- 196二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 08:03:04
思ったより脳筋だった
- 197二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 10:39:54
そういえば炬さんて死滅回遊のコロニー結界一時的に破れるんだったよね? どうやるのか気になるな
- 198124/05/15(水) 11:33:09
- 199124/05/15(水) 11:37:12
炬は「腐食」の術式で一時的に結界を劣化・崩壊させられます。が、コロニーの結界はかなり強力かつ複雑なので穴が空いても一瞬、1人分くらいの大きさしか空きません。莫大な呪力を消費することと一度使うと羂索に対応される可能性を考え非常時の奥の手として残していました。今は出入り自由なのでわざわざ使う必要はないです。領域相手にも普通に押し合いした方が省エネなので使いません。
- 200二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 13:07:51
なるほど、やはりぱわー……パワーこそ全てを解決する……