- 1二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:39:39
- 2二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:40:09
アルバスくんを巻き込まないでください
- 3二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:40:27
- 4二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:41:14
本当に見られてどうする
- 5二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:44:58
- 6二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:46:52
- 7二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:47:52
- 8二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:53:16
- 9二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:55:41
アルバス、向こう側に2階建ての家ほどの大きさの岩がありますね。あの岩を見ていてください
バチィ!ドカァーン!!!
岩が雷の一撃で粉々になりましたね。それはそれとしてアルバス"話し合い"したい事があるのですが - 10二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:58:51
- 11二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:00:35
ドラパニされて墜落してダラダラ血流してるアルバスで目覚めちゃったのかな
- 12二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:08:45
緊縛師フルルドリスなんて某ルムマくらいでしか見ないと思ってたものを…
- 13二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:10:39
ドラゴンの姿でのお散歩ならまだごまかしがきいただろうに……
- 14二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:12:10
それでは面白くないでしょう
アルバスの身体がギチギチに締め付けられて、あの澄ました顔が苦痛に歪むからいいのです - 15二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:13:14
フフ…いい眺めですよアルバス…
- 16二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:13:55
アルバス……本当に可愛いですね……
- 17二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:24:34
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:28:02
- 19二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:42:55
- 20二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:43:53
- 21二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:46:53
大丈夫です。全員デスピアになりました。これ幸いと私と融合しようと迫ってくる元ファンクラブ会員を追い払い続けるのは辛いものがありましたよ…
- 22二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:02:03
- 23二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:04:38
- 24二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:15:12
だって優しい君がそういうことするわけないやんって
- 25二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:25:17
- 26二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:44:15
- 27二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:47:25
- 28二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:49:40
鎖を噛まされた口から獣じみた唸り声を上げながら、アルバスは睨み上げた。
鋭い視線が刺した先に居たのは、フルルドリスだった。縛り上げられたアルバスを見下ろしながら、にやついた顔を仄かに上気させている。
今のアルバスは竜化が出来ない。鎖が宿す無力化の呪いによって、人の姿に閉じ込められている。
「いい眺めですよ、アルバス」
アルバスを拘束したのは、他でもないフルルドリスだ。昼間に見せる凛とした面影はまるで無い。
縛られ苦しむアルバスに魅了されているが如く、うっとりとした表情を臆面もなく晒している。
首筋を両手で掴み、ぎゅうっと圧迫する。がひゅっ、と空気の通り道が塞がる音。アルバスの顔面が青みがかっていく。
喉にめり込むフルルドリスの指先から、電撃が迸る。ばちんと弾ける音と共に、アルバスが強く痙攣する。白目を剥いて意識が霞みに消える間際に、ぱっと手が離れて自由になる。
激しく咳き込み、肩で息をする。それでも視線の鋭さは鈍らない。フルルドリスは溶け落ちそうなほどに頬を綻ばせた。
「……可愛い……」
……フルルドリスが何故こんな馬鹿げた真似をしているのかと言えば、それはひとえに、彼女の愉悦のためであった。
アルバスとの出会いがエクレシアの人生を大きく変えたように、フルルドリスもまた、その影響を受けていた。
端的に言えば、ひどく魅力的だったのだ。……特に、傷つき、血を流し、息を切らせている時の、彼の苦しげな面が。
フルルドリス自身、自分にそんな一面があるとは思いもしなかった。だが、それに気づいて、ある時手を出してしまってからは、もう止まらなかった。
夜な夜なアルバスを縛り上げて苦痛を与え、独りで悦に浸る。逆らえばエクレシアにバラす。そのように脅して。
無論、アルバスも記憶がないなりに、フルルドリスの異常性に気づいている。自分を使って遊んで、愉しんでいるとわかっている。
だから視線だけは緩めない。どんなに弄ばれようが、お前なんかに。そうやって、目だけは抵抗を辞めない。
……そして、フルルドリスはそれを望んでいた。苦しみに喘いでなお反抗的な目をする。そんなときの顔が、一番可愛いのだから。
「フフ、本当に可愛い……。もっと見せてください、ね、アルバス……」 - 29二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 22:50:19
投下してから言うのもアレだけど
俺だけ違う世界線見てないか? - 30二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:01:01
- 31二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:03:13
- 32二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:06:08
ドSフルルドリス…アルバスの唯一残ったもう片方の目も潰したくて仕方ないけどさすがにそれは…ってアルバスの頬を触りながら徐々に目に近づいていくフルルドリス…
- 33二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:07:37
- 34二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:10:55
- 35二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:13:44
- 36二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:27:28
- 37二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:34:46
- 38二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:52:09
「アルバス、私を縛ってくれますか?」
アルバスが呆気に取られているところにフルルドリスは麻縄を差し出した。それはSMプレイに使われるものであり、アルバスは見たことがないものだった。
フルルドリスは裸だった。四肢に刻まれた聖痕以外傷らしい傷はない。部屋の薄暗い明かりに照らされる艶めかしい女体がそこにあった。
相談したいことがあると聞いてアルバスが、フルルドリスの部屋に入るとこの光景である。
アルバスでなくても呆気に取られるだろう。
「そんなこと言われてもやったことない……相談があるって話じゃなかったのか?」
「ええ、ですからこれが私の頼みです。縛り方は私が説明しますから」
「ああ……」
フルルドリスには有無を言わせぬ圧があった。アルバスは彼女の指示通りに彼女を縛っていく。傷一つない肌に縄が食い込んで女性的な部分を強調していく。
「こんな感じでいいのか?」
「ええ、上出来です」
「じゃあ、解いていいかな」
もう沢山とばかりにアルバスは彼女の縄を解こうとした。けれど、フルルドリスはそれを許さなかった。
「なにを言っているんですか?これから“女奴隷”を散歩に行くんですよね。“ご主人様”」 - 39二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:52:34
SMプレイにおいて度々SはサービスのSと揶揄される。
なぜならSはMの意向を組まなければならない。愛のないプレイではMは満足しないからだ。
「……なにを遠慮しているんですか?」
暗い夜道、人が誰も出歩いていない時間。フルルドリスはドスの効いた低い声がよく聞こえた。
アルバスはフルルドリスを気遣って首輪に繋がれたリードを強く引けなかった。それでは彼女を満足させることができない。
「こっ、来い!とっと歩け!」
アルバスは申し訳無さを感じながらリードを強く引く。首が締まりフルルドリスはうめき声をあげる。手を緩めようかとアルバスは思ったがまた彼女を怒らせそうでできなかった。
「やればできるじゃないですか。その調子です」
縛られた彼女は少し嬉しそうに言った。
しばらく歩いてからアルバスは怖ず怖ずと聞くことにした。
「どうしてこんなことを?」
「私はたまに自分がか弱い女であることを忘れそうになるんですよ。私は強いので」
そうか、とアルバスは答えることにした。彼女なりに思うことはあるのだろう。
だからと言って巻き込まれるのは少しだけ困る。次からはやんわりと断ろうとアルバスは思った。
“ご主人様”と“女奴隷”の散歩は聖女に出会うまで続いた。
- 40二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:56:26
- 41二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:57:15
どっちパターンでもエロくなるのズルいな?
- 42二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 00:03:54
- 43二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 10:42:29
- 44二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 10:51:30
蛭谷さんと化したネーサン
- 45二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 10:52:49
(…エクレシアの緊縛も中々イケますね)
- 46二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 17:01:41
「無力化した相手をどうすればいいのか、ですか?ふむ……」
アルバスの問いにフルルドリスは少しだけ考えた。普段の鍛錬は地面に転がしてしまえば仕切り直しとなる。実戦では多くの場合、それで決着がつく。
「トドメを刺すっていう考え方も分かるけど、できればそんなことをしたくないんだ」
「ええ、あなたの考え方も分かりますよ」
戦う場面が戦場とは限らない。無闇矢鱈に殺すことを選べば余計な角が立つ。
不殺も状況によっては大事なことだ。
「耳や鼻を削げなんて言わないよな」
「もしそんな状況になっても決してやってはいけませんよ」
アルバスの物騒な想像をフルルドリスはピシャリと否定した。もし相手が戦意を喪失していない場合、危険なことになる。
死に物狂いになったものほど、恐ろしいものはない。手痛い反撃を食らうことになるかもしれないのだ。
「ほとんどの場合、逃げるのが正解でしょうね。無力化した相手にそれ以上付き合うことはありません」
「えっ、背中を見せていいのか?」
「ええ、それ以上は無駄ですので。警邏している者に伝えることを忘れずに」
フルルドリスの答えにアルバスは少々落胆したようだった。新しい技の一つでも覚えようとする彼のことだ。
フルルドリスはそんな少年のことを好ましく思っている。学ぶ姿勢があるのは良いことだ。
「……もし余裕があるのならば、手足の動きを封じるのがいいでしょう。麻縄などで縛る。私は弱い雷を使いますね。もちろんこれはこちらの人数が多いなど有利な条件の場合です」
「こっちの人数が多いなら押さえつけるのもいいんじゃないか?」
「相手が刃物などを隠し持っていたら危険ですよ。では今日は捕縛術について教えましょうか」 - 47二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 17:02:02
フルルドリスの捕縛術は見事なものだった。アルバスは魔法に掛かったように地面に転がされ、気がつくと身動きが取れなくなっている。
もがけばもがくほど、首に掛かった縄がキツくなる。
「これ……抜けるなんて無理だろ……」
「アルバス、それはまだ簡単な方ですよ」
「うっ……そんな訳……」
「関節の動きを殺しているだけですから。簡単に脱せます」
しれっとフルルドリスは言っているが、これはかなり高度な技術である。縄で体を締め上げてあるにも関わらず、褐色の肌にはうっ血した様子はない。
人は個体差が大きく縄だけで拘束するのは難しい。動き回っている相手は言わずもがなだ。
「あっ……竜化すればいいのか……」
「はい」
だが、この世界では簡単に脱することができる。そもそも翼が生えた者や猫のようにしなやかに動ける者、足が四つある者など縄での捕縛術が有効でない場合が多い。
「縄で捕まえるのはあんまり効果ないのかな?フルルドリスみたいに弱めの雷を使った方が……」
「それはどうでしょうか。先ほどのは早縄と言われるものですので。今度はしっかり縛ります」
「えっ?」
- 48二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 18:00:42
「む゛っ〜〜む゛っ〜〜」
アルバスはうなり声を上げることしかできなかった。竜になろうとしても力が入らない。縄から脱しようとすると体の重心を保つことが難しい。
アルバスは転んだ。その姿をフルルドリスは一仕事終えたかのように見ていた。
「少々時間が掛かりますが、縄で縛り上げることも有効ですよ」
捕縛術だけで竜化まで封じるなと抗議の視線を向けたが、フルルドリスには届いていないようだった。
「そんな風に芋虫みたいに転がるばかりではこの拘束から抜け出せませんよ。抜け出せるまで訓練は終わりません」
そんなことを言うフルルドリスの腹の中では、ちょっとした嗜虐心と仄暗い興奮があった。
アルバスが足掻く様は健気で可愛らしく、もっと苦痛を与えたいという気持ちが湧き上がる。
鍛錬という建前があったからこそ、普段なら思ってもみないことをしてしまった。
「それから抜け出せたら今日の鍛錬は終わりにしましょうか」
「む゛っ!」
結び目が解けアルバスが自由になるまでの様を、フルルドリスは熱いまなざしで見ていた。アルバスの褐色の肌にはくっきりと縄の痕が残っている。
「よくできました。軟膏を塗ってあげましょう」
「ああ、頼む……」
アルバスはまだフルルドリスのことを信頼していた。キツイ鍛錬ではあったが、学ぶことも多かった。
アルバスの傷を治療しながら、フルルドリスはまたこのような行いをしてしまう自分を思い浮かべていた。
(これ以上はやめた方がいいでしょうね)
アルバスを縛って夜の散歩に出かけるというみだらな妄想を振り払うことができなかった。
- 49二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 18:59:09
- 50二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 19:06:49
それ最終的に色々諦めてるのと、フルルドリスの身を案じて自分を犠牲にしてるだけなんじゃない?