- 1二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:17:38
気の置けない友達と気楽に小説のアドバイスをし合ってる空気感のスレなんだァ
軽い気持ちで小説を晒してもらおうかァ
ドドド執筆地獄部屋|あにまん掲示板執筆しない作者…糞https://bbs.animanch.com/board/3009400/bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:17:57
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- 3二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:17:57
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- 4二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:22:13
ハッキリ言って作品をそもそも書かない奴はメチャクチャゴミ
作品がつまんねーよなのは事実なんだからそこから更新をしなくなったら話になんねーよ - 5二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:25:57
これが幽幻の前スレで晒された作品
『契約してもらいたい怪人達』 夕暮れ時、小学生の男子が一人ランドセルを背負って下校していた。だが、その顔はどこか不安そうだった。なぜかというと……。「夕暮れの怪人……かあ……」
なぜなら、クラスで噂になっている怪人のことで不安になっていたからだった。その噂の内容はというと……。
「夕暮れ時、子どもが一人でいると……シルクハットに黒マントで、顔がヤギの怪人が現れて、『君も私と契約して、怪人にならないかい?』って言ってくるんだよ……」
「ヤギ? 俺が契約を持ちかけられたのは、顔が狼だったぞ!?」
「私のは顔がカラスで、自分のことをカラス男爵って名乗っていたわ!」
「契約したら、改造されて奴らが所属している組織仲間にされちゃうんだ……」
そんな噂が、クラスで持ちきりになっていた。自分はまだ出会っていないものの、一人きりになると不安で仕方なかった。
「噂の怪人が、出てこないと良いけど……」
そう独りごちた瞬間、少年の後ろからこつこつと、足音が聞こえた。思わず振り返ってみると、そこにいたのは……!
「やあ坊や、私は怪人ヤギ男爵……私と契約して、怪人にならないかい?」
「わーっ、出たーっ!」
そこにいたのは、燕尾服に蝶ネクタイを締めて…telegra.phカ ス 嘘 ヒ マ リ - ハーメルン 「先生、キヴォトスの蝉にはヘイローがあることをご存知ですか?」 淡々と先生へカスみたいな嘘の豆知識を流し込むヒマリと、流し込まれる先生の話。 ※pix…syosetu.org転生したら腕がパイルバンカーになりました残酷な描写あり 異世界転生ncode.syosetu.com - 6二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:41:38
チンチチンあなたはクソだ
まとめをするこっちの身にもなってくれって思ったね
御まとめだあっある日、俺は気が付いた、俺は城の外のことを何も知らない、と。そう思った瞬間に俺は窓を突き破って外に出ていた、王族だからガラスは刺さらない。地面に着地した時に足を挫いてしまった、流石に3階から飛び降りたら王族でも足を挫くのか。挫いた足でヨロヨロと城下町を探索した。
城では雑巾にすら使わないような布を服として着る下民達、木でできた家、転んだら怪我をしそうな石むき出しの地面、何もかもが目新しいものばかりだった。
カーペットも土も何もない地面を歩くのは初めてで、きっと足を挫いていなければ地面の感触を確かめるために走り出していたところだろう。
何よりも目を引いた(いや耳を引いたと言うべきか)のは人々の話す言葉がどれも聞き馴染みのない言葉であるということだった。
楽しい、楽しすぎる。しかしその楽しさに水を差すものがあった、鳥だ。鳥が目の前に落下した、俺は助けるために近寄った。
「あー坊や、その鳥はウチの子の獲物だから取らないでね。」
『えっどういうことですか』
「ん?今なんて?」
「なんでもないわよ、それより“ウチの子”ってどういうことかしら?」
「お…おう。どういうことって|折羽《おりは》ガエルだよ。」
鳥を助けよ…telegra.ph御まとめだあっ2 シスターの黒目がちな兎らしい目が強く俺の方を見ていた、シスターの手を振り払って教会のドアを背にした俺の方を。「シスター!警察は見つからなかったけど貧乏騎士家の三男坊のリームさんを連れてきたよ!」という声とともに教会のドアが開かれて、俺はドアに押しどかされて、ニムロデ君が開かれたドアから入ってきた。
俺は開くドアに押されて前転して教会の隅に移動した。その時に窓の外でプラネタが折羽ガエルを持って教会の庭をウロウロしてるのが見えた。何をやっているんだあの迷える子羊は?
「この人いつも遊んでくれる良い人なんだ!しかも意外と強いんだよ!」
「えっニムロデくん!?」
「どうも、この教会の子供達に良くしてもらってる貧乏騎士の三男坊のゲエンナ・リームです。」
俺は目を疑った。父上が教会に入ってきていたのだ。つまりこの国の国王であるゲヘンナ・リウムが入って来たのだ。
「えっえっえっ王の運命!?」
「おおっこれは信心深いシスターだこんなにも早く運命を読み取るなんて、どうですか?城に来ませんか?」
「は?城?」「ちょっと静かに!ニムロデ君!」「即答できないなら要らないな、優秀ではあるが頭の回転が遅い、この程度は間に合っ…telegra.ph御まとめだあっ3 ちょうど日が登るタイミングで目が覚めた。ベッドの下の泥を窓にぶつけてベッドの下に手を伸ばしたが、泥がない!ああ、そういえば夢の中で父上が城の外の人が来るからその人の達の通る空間だけ泥を掃除するように言ってるのを見たな「いつもは謁見場と食堂とキッチンだけの掃除の範囲を広げるだけだから簡単だ」とメイドは言っていたが、俺の部屋も掃除したのか。陽の光が眩しい、カーテンを閉めようと窓に近付くと田植えドラゴンが窓を開けて入ってきた、田植えドラゴンは田植えができるだけあって器用だからな、部屋の中が水田じゃないのを見て泥を運んできたのだろう。
ふと窓の外を見ると中庭に姉上が見えた、俺は窓から飛び降りた。姉上に昨日の、城の外の話をしたいと思ったのだ。
「姉上!外に遊びに行きましょう!外に!」
「ここは外よ。見て、お花がとっても綺麗。」
「中庭なんて外じゃないよ!外行きましょうって!」
確かに中庭はいつもの風景と大きく様変わりしていた、使用人が頑張ったのだろう。いつもは泥沼の地面が草地になっている、植えられている花が草原に生えているものになっている、虫もカエルの餌になるバッタやてんとう虫がいる、いつもはカエルやヤゴや…telegra.ph御まとめだあっ4「なあシェオル、思ってるよりも戦争って少ないんだな、俺はてっきりもっと多いもんかと。」現実に引き戻された、そういえば魔法学について教えるタイミングだったな。魔法学は運命に組み込まれていないから未来予知はできないし最適解を出すことはできない、なぜなら魔法について考えることもまた魔法を使うことほどではないが間違いなく運命から外れる行動だからだ。
厳密には今は歴史から日本語を学んでいる最中だが、歴史の中の戦争という分野では魔法について語らざるを得ない。というか今は飯の時間だろうに、どうしてニムロデは飯も食わずに勉強できるんだ?あっこいつ昨日の魔王軍のフェアリーを腹に入れたまんまにしてやがる!
そういえば夢で見た時もこいつは一度も食事をせずに勉強をしていた、そういうことか、俺は王族だから気合いで空腹に耐えてるのかと思ったぞ。王族は1ヶ月は飲まず食わずで全力疾走していても生きていられるから王族基準で考えてしまっていたが獣人は3日も全力疾走することはできないらしかったはずだ。
まあいい、今はこいつの道徳観とかはどうでもいい、確かに食わずに勉強できるのは良いから今は勉強に集中しよう。人間を食うのは本当にどうかと…telegra.ph - 7◆t.XRq73xkvFn24/05/10(金) 21:49:40
まっ頑張ってくださいよ
ワシは適当にランキングでも漁ることにしますよククク - 8二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:52:47
- 9二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:56:40
欺瞞…
- 10二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:58:50
◇このスレ画と内容は…?
- 11二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 23:29:08
- 12◆2WHBvEHDhUyJ24/05/11(土) 01:03:08
やっぱ怖いッスね本物の異常者は
〜本編〜
トースターボールの本番用のボールは非常によく跳ねる、試合中の間は決して停止することがないと言われるほどに。だから練習をしたい時に本番用のボールは通常使わない。
トースターボールは本番と練習の環境が違いすぎるので試合上には魔物が住んでいると言われている。また、トースターボール連盟がトースターボールの公式ルールを公開していない。公式大会ではまだ1度も行われていない形式での試合もあると言われている。
リングに上がるマーカスとベレビル。マーカスは汗の蒸気を噴き上げて景色が歪んでいるように見えるほど疲弊していた、動きの試行錯誤をするということは肉体を今までにない動かし方をするということで当然ふつうよりも疲れる。だがベレビルはそれを一旦無視してもう一度、神の蹴りを出させるための準備をする。
リングの中心に据え付けられたボールランチャーにボールをセットする、ボールランチャーからボールが発射されることでトースターボールの試合が始まるのだ。砲口をベレビルの方向に向け、発射スイッチをベレビルの頭の上に浮かす。
ボールランチャーの発射スイッチは頭突きで押す仕様になっていて通常は少し跳べば押すことができるが。今は発射スイッチが少し高めにジャンプしなければ押せないようにベレビルのかなり上に設置されている。
ボールランチャーの発射スイッチを押す権利は挑戦者側のプレイヤーか、点を取られたプレイヤーに通常与えられる。汗をかいてボーっとしているマーカスは何も違和感を感じなかったがベレビルが発射権を持つのはおかしいのだ。
「じゃあスタートだ!」
ベレビルは高くジャンプして発射スイッチを押す、発射されたボールを落下の勢いと体重を乗せて地面に向けて思いっきり蹴り飛ばした。ボールは地面に叩きつけられて高く跳ね上がり、さっき蹴りの練習をしていたパンチングボールぐらいの高さまで飛ぶ。
マーカスはボールに吸い込まれるように飛び上がり、さっきと同じ神の蹴り、いやさっきの蹴りよりも研ぎ澄まされ洗練された蹴りをボールに……
「なっ何やってんだよベレビル!?」
ベレビルはマーカスとボールの間に割り込むように跳んできた。 - 13二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 08:20:41
>>12くんモチベはあるよねモチベだけはね
- 14二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 09:44:04
- 15二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 16:30:56
- 16二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:57:28
- 17◆2WHBvEHDhUyJ24/05/12(日) 04:43:50
短いってことは話を膨らませることもできないほぼプロットのレベルってことやん…
ショートショートや掌編小説はよっぽど衝撃的でなければ記憶には残らないし記憶に残るようなものはすでにやり尽くされてるんだ悔しいだろうが仕方ないんだ
〜本編〜
さっきまでマーカスは至上の蹴りを繰り出す技術のみを磨いていた、繰り出そうとしている蹴りを引っ込める技術など持っていない。銃は撃つことよりも防ぐことのほうが難しいとベレビルは知っていた。だからマーカスは蹴りを止めることができないと踏んで飛び込んだのだ。
マーカスの蹴りはベレビルの脳天から振り下ろされる形で叩き込まれる。ボールを弾丸に変える蹴り、いやボールを砲撃に変える蹴り、いやボールをミサイルに変える蹴り、人体に叩き込まれたなら首は半回転し頚椎の骨は折れていただろう。トースターの金属の体で受けても死を覚悟するほどの蹴りだった。
実際にベレビルは生死の狭間をさまよった。草木は一切生えず、空は土気色、大地は海色の何もかもが逆さまの世界で、川が山の方に流れている景色の中心で川に浮かぶ小舟。小舟に乗る少女を追い駆けるベレビル。
救えなかった少女を前にベレビルの足は勝手に動き出していた。少女と目が合う、その目は冷たく氷のようで、熱を持ったマーカスの目とは真逆の印象を抱く。
「アンナ!待ってくれ!アンナ!俺は!俺は!」
少女を中心に世界の全てが裏返る、その目は軽蔑するようにベレビルを……『だいっきらい、刑事さんなんて、だいっきらい』
その言葉を最後に少女は冷たくなる。世界から色と熱が失われいく、視界が滲む、音も消える、小舟の上で少女を抱き抱えながらベレビルは涙を流す。
気が付けば涙は濁流に川は酒の海に変わり小舟を沈めベレビルを呑み込みはじめる。どこまでも深い海の底で船のカケラを握りしめて、後悔に沈む。
海の底で火が灯っていた、冷たい海の中で。この灯りに船の破片を全て焚べれば海は蒸発するかもしれない、船から逃げて海に沈んだ、海から逃げて灯りに縋った。そう、後悔から逃れるためにベレビルはマーカスを……。 - 18二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 11:59:00
お言葉ですが、短い話の方が読みやすくて理解しやすいですよ
- 19二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 12:02:09
長くて細いよりはマシですね(🍞)
- 20二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 12:09:49
少なくとも「追放するだのしないだの糞おもんない会話グダグダやった末にしょうもないオチで終わり」みたいな短編未満の内容をひたすら引き延ばした御話よりはずっとずっとマシなのん…
- 21二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 12:32:09
やっぱ怖いっスね 本物の異常者は
- 22二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 21:58:06
どうしてそんなに自信過剰なの?
- 23◆2WHBvEHDhUyJ24/05/12(日) 22:27:21
それが創作者にとって1番大切なものだからやん…
虚飾でも欺瞞でも他を下げて自分がそれらに並んでいると考えるから自信がつくんだ 創作活動を続けられるんだ
俺…すげえ…感動するほど人間としての奥が深いし
〜本編〜
「おい!大丈夫かよベレビル!」
マーカスの呼びかけでベレビルは目を覚ました。酒に溺れていたような気分だったが、ベレビルは自分の体で神の蹴りを体験したことで神の蹴りを習得できたと確信する。最後には自分すらもこの灯りに焚べるために、燃やす価値のある命になるために落魄れた自身を育てる。師匠と弟子とはお互いにお互いを育てるものなのだ。
ベレビルの意味不明な行動でちょっと信用し始めていたマーカスは、むしろより強固に疑惑の目をベレビルに向けるようになった。こいつ頭がおかしいし金の出どころって大丈夫なのか?と疑うようになった。
マーカスの成長率は手本があってこそだとベレビルは理解した。そして神の領域の蹴りを見て喰らったことでマーカスには自身の全てを捧げる価値と、ベレビルを殺し切れる実力があると知った。だからベレビルはマーカスに自身の知る限りの“最強”をぶつけることにした。
「マーカス。俺はこれから、そうだな……病院に行く。この後も練習して行ってもいいが鍵はちゃんと閉めておけよ、明日まで俺は帰らないつもりだからな。んじゃあな」
「いや俺も帰るわ、ちょっと今日は疲れた。だから……ってもう行っちまってる、ベレビルのやろー。俺の足も痛いんだぞ」
少し痛む足を冷やすために2階に上がって冷蔵庫を開ける、保冷剤になりそうなものが酒しかねえ。仕方ないから冷えた缶ビールを足にテープで固定して帰ることにする。ちょうど部屋をあさっていてAVのビデオテープがあったのでそれを引きずり出して縛って固定するために使う。本物の神の蹴りならばマーカスの足はそこまで傷付かなかっただろう、だがマーカスはベレビルに本気の蹴りをぶつけないために少し逸らそうとして中途半端な蹴りとなったのだ。 - 24二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 05:17:53
ナルシストを超えたナルシスト
もうお前の書く話なんて誰も興味ないから死んでくれって思ったね - 25二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 10:05:46
そんなことをしなければ自信が付けられないなら辞めてしまえばいいと思われるが…
作品も意味分からんしな(ヌッ - 26二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 13:19:24
無駄に長い一文一文と「〜た。」と「〜る。」を連続して使う地の文がこの小説を支える…
"押韻ッ"というより"使いまわしッ"という感覚 代名詞も一向に使われない"同じ言葉ばかりの小説" - 27◆2WHBvEHDhUyJ24/05/13(月) 21:16:02
「〜た」「〜る」が文章の中によく出てくるのなんて普通ヤンケ シバクヤンケ
〜本編〜
ベレビルは自身が喰らった蹴りが神の領域に少し足りない蹴りであるとは気が付いていない。しかしベレビルは自身が成長できると確信していた、その確信はベレビルをより成長させる。ベレビルの中には明確なビジョンが生まれていた、そのビジョンのために酒を抜いて最高の状態に自身の肉体を作る。マーカスと同じだった、目標があればドアノブに手をかけて努力をすればいい。互いが互いを成長させているのだ、師匠と弟子とはそういうものだから。
ウォークマンで音楽を聴きながらマーカスはジムを出た、ベレビルがこうしていると聞いて試したくなったのだ。音楽を聴きながらジムの鍵を閉めた。太陽は少し傾き始めていて昼過ぎという感じだった。いつもは日が沈んでから家に帰るので少し新鮮な気持ちで道を歩く、いつもジムに行く時は駆け足で帰りはヘトヘトで余裕なく歩いて道だったから、まるで新しい世界に来たような気分だった。
「ようマックス!今日は早いじゃねぇか!俺らは先に帰ってるぜ!」
複数のバイクの音と家族の声が横を通り抜けて行った。強盗をした帰りだろう、ジムから家に帰ると彼らはいつも一仕事終えて祝杯をあげて眠りこけているので彼らとは朝しか話さない。今日は久しぶりに家族との時間を取れるという喜びと、結局は自分は新しい世界に来ていないない虚脱感を感じた。
マーカスにとってどこまでも地続きだった。あの映像の中の跳ね回る女も、酒を浴びるように飲むイカれた男も、バイクに乗って強盗する家族も、そして俺も、どこまでも地続きだ。そう考えながら空を見上げたマーカスは、探していた、地続きじゃない場所を。
マーカスは天才だった、それ故に壁にぶつかり壁を登ることはなかった。上を目指したいと考えているのに、目指していた上が自分の隣に存在すると知った時に喜びと共に存在する虚脱感、それが不快だった。
その感情は絶望ではない。恵まれて希望に満ちているマーカスに絶望は許されない、そんな権利はない。マーカスは夢を諦めない、世界の頂点に立ちたいという夢を、トースターボールで成功したいという夢を。世界の頂点をまだマーカスは遠い場所にあると考えていて、その夢が手の届く場所に来た時、どうなってしまうかマーカス自身にも分からない。 - 28チンチチン◆kMjXI0skHatj24/05/13(月) 22:12:50
城の外の世界にあまり機械は存在しない、運命に導かれない物は信用されないから誰も使いたがらないし運命に導かれる力が強い者以外が機械を使うと機械は簡単に壊れるから。
ニムロデには車椅子を使わせてやろうかと思ったが、獣人ではブレーキの付いた車椅子を上手く扱えないのではないかと思いとどまり、松葉杖を使わせることにした。
「羊より前に松葉杖を用意しないとな」
「あん?だからいいって。俺は獣人だぞ、体の強さだけがお前ら真人間に勝てる唯一の取り柄の獣人だぞ」
「えー卑屈ですね、この舌バカのガキは、たいていの獣人の方が脳が大きいんですよ!」
「プラネタ!お前は運転に集中していろ!また事故を起こす気か!」
「またってなんですか!まだ事故なんて起こしてませんよ!」
「バッキャロー!殺されかけたぞ俺ぁ!」
「落ち着けニムロデ!」
足が骨折しているのに立とうとするニムロデの肩を掴んで止める。気持ちはわかるが今は足を大事にしないといけないからな。
「そんなことより今は羊の話をしようぜ!なあニムロデ!」
「ああそうだな!何の羊料理を食わせて見返してやるかだな!」
「羊なんてシチューが一番ですよ。」
「いいや生で食ってもらう。」
「生で!?」
何をプラネタは驚いているのかとおもったがそうか、獣人は生食をすると食中毒の危険があるのか、真人間とは違うな。
スラム街の真人間は土や草、自身の体の皮や爪を食って暮らす、働きたくないから彼らはスラム街で生の物を食べて暮らす。それで生きていけてしまうから彼らは誰も傷付けずにただ生きるそうな。
「お貴族様が料理すれば多分病気にならないぜ!」
「ふーん、賢いじゃん。ニムロド。」
「ニムロデだ!」 - 29二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:30:47
あうっ二人まとめて来るのかあっ
- 30二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:04:22
オチンチンァお前読みにくいんだよ 頼むからどっちかだけにしてくれ
トースターがどうこうなんて誰も興味ないから殺していいですよ - 31二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:06:46
おいっ ここに貼られたやつで御まとめ5も作ってくれ
ドド執筆地獄部屋|あにまん掲示板執筆者…待ってるよhttps://bbs.animanch.com/board/2865241/bbs.animanch.com - 32二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 17:04:17
胃腸や耐病性まで獣人の方が低くされてるんだ 蔑視が深まるんだ
- 33◆2WHBvEHDhUyJ24/05/14(火) 21:40:19
よしじゃあ企画を変更して先にレスされていたらその日はレスしないということにしよう!
今日はオチンチンは退場ッ!
〜本編〜
だから考えないようにしている。
マーカスの夢が叶った時に世界の全てが地続きだったら、マーカスは世界のどこへでも行けてしまうのだろう。そうなったマーカスは、世界という監獄に閉じ込められてどこへも行けないのと変わらない。贅沢すぎる夢、贅沢すぎる絶望、だからマーカスは考えない、同じ地続きの者達に対して失礼だから。絶望すら許されない監獄、希望を持ち続け、希望を与え続けることを宿命づけられた存在、それがマーカス、それがマーカスにとっての世界だ。
どこか孤独を感じながらマーカスはいつもの道を歩く。マーカスは自身の才能をおぼろげながら知っている、それ故の、絶対的な強者が故の孤独。寂しくはない、悲しくはない、ただ少しだけ息苦しいと思う、その息苦しささえ贅沢だった。息すらできずに溺れていく者達に対して、失礼な息苦しさ。
逃げるように音楽に耳を傾けた。静かで激しくない音楽を聴きながら家路をいく。パンクなヒップホップばかり家では鳴っているので新鮮だった。
リアルなヒップホップとは違う過激じゃない心を掻き立てない音楽。こういうものもあったのかと新鮮な気持ちになった。
一陣の風が吹いた。何かが道路を駆け抜けて行った。音楽と風はマーカスの心を少し、慰めた。
その一陣の風がスポーツカーが通り抜けた風であると、音楽に集中していたマーカスだけでなく近くを歩いていた全ての人間が気付けなかった。
それは音速に限りなく近い速度で走るフォード社製のスポーツカー。乗っているのは“ザ・レーサー”ソニー マクビームという男のトースターだった。
ソニーの胸にはインターポール(国際刑事警察機構)のバッジが輝いていた。 - 34二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 22:04:05
- 35二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 05:26:03
暇な時に気が向いたらチマチマとまとめてるんやでもうちっとリスペクトしてくれや
- 36二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 10:06:48
音速に近い速度で走る車ってなんだよ!?
- 37二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:07:02
なにって…王族が運転するから音速が出せるんやん
- 38◆2WHBvEHDhUyJ24/05/15(水) 22:14:09
調べたらスポーツカーってあんまり音速まで行かないんスね ちょっとガッカリです
〜本編〜
マーカスは家に着いた、ギィギィと音の鳴るドアを開ける。
「ただいま」
「おかえり」
「酒だぞー!」
『うおおおおおおお!』
マーカスが家族達にベレビルの冷蔵庫から掻っ払ってきた酒をふるまう。どんちゃん騒ぎの中でマーカスは部屋の隅で音楽を聴く。
「何やってんだマーカス!お前も飲めよ!」
「ん?ああ。すぴー」
「寝たあ!」
久しぶりに酒を飲んだマーカスはすぐに眠りに落ちてしまった。
マーカスはベレビルに酒を禁止されていたが家族と久しぶりに過ごせる時間に気が緩んでいた。
今までよりも早く寝た、しかし起きる時はいつもよりも遅い時間で、足の痛みは完全に引いていた。驚異的な回復能力、これもまたマーカスの才能だろう。
「起きたか?どうする?俺ら今日も強盗だけど、送って行こうか?」
「ああ、頼むわ」 - 39二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 05:59:24
スカスカを超えたスカスカ
無意味な会話なら行間を作らずに書いて行を節約しろ…鬼龍のように - 40二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 12:26:09
強盗しすぎじゃないスか?
- 41二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 12:27:25
えっ逆に音速までいくスポーツカーあるんですか?
- 42二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 12:29:26
m/s と km/h の区別が付いていないのかもしれないね
- 43二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 15:18:13
トースターボール…すげぇ
こんなに原作を知りたくならない二次創作初めてだし - 44◆2WHBvEHDhUyJ24/05/16(木) 19:55:07
もしかしてギネスに乗ってる車がマッハまで至ってることとフォードマスタングマッハを知らないタイプ?
〜本編〜
音は何度も何度も聞いていたがバイクに乗るのは久しぶりだった。
「おーケツの下からバイクの音だ、久しぶりの振動だ」
「いい音楽だろ、やっぱ音楽はこれぐらい暴力的じゃねぇと。聞かせてもらったけどよ、お前の借りてきた音楽。リアルじゃねぇな」
「だろうさ」(これはドア一枚先の世界のリアルだ)
その先に言葉をマーカスは言わない。マーカスにとってのドア一枚は彼らにとって札束の壁の先に存在するイマジナリーでリアルじゃない。
「本物の音楽ってのは暴力とドラッグ!ギャング!そして…」
「そして女!だろ?」
「わかってんじゃん!」
「わかってねえよ!俺は女とドラッグはまだなんだよ!」
「それでいい、マックスはまだガキなんだ、未来がある。犯罪もするなよ、ベレビルさんによろしくな」
「ああ」
マーカスは恵まれている。恵まれたマーカスは決して夢を諦めることが許されない、努力を止めることが許されない、女に逃げることも、薬に逃げることも。どれだけベレビルを怪しいと思っても、家族が望んでいるからベレビルに頼り続けるしかない。
家族と話している時でさえ、マーカスは孤独だった。同い年の家族達はマーカスを子供扱いする、身体能力的に言っても知見の広さで言ってもマーカスの方が間違いなく上だが、それでも子供扱いする。
バイクに乗せられていつものジムに行く道を走る、レールの上を歩くように変わらぬ風景。少しぐらい嫌味を言ってやろうとマーカスは口を開く。
「俺は……」 - 45二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 22:29:16
とにかく誰も原作を知らないから内容に対して何も言えない危険な二次創作なんだ
トースターボール…
オリキャラなのか原作キャラなのか、猿治安が原作準拠なのかオリジナルなのか全く不明なんだよね 謎じゃない? - 46二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 00:26:11
- 47二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 09:49:40
このレスは削除されています
- 48二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 18:53:17
前スレで明かされた原作情報が
“神童”マーカス デッカー
製造年:1996
生産国:イングランド
彼の生まれた地では若きトースターたちが犯罪に手を染めずに生きていくための手段はあまり多くなかった。マーカスにとっての“それ”は古びたジムでトレーニングを重ねること、そして夢を諦めないことだった(原作書き文字)
だけなんだ理解できると思わない方がいい! - 49二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 21:59:57
"手足が無い"で"蹴り"!?
- 50◆2WHBvEHDhUyJ24/05/18(土) 02:21:09
空中で回転してトースターの角でボールを叩くのはトースターボールの基本技術なんだよね すごくない?
〜本編〜
その言葉は続かなかった。音速のボールが駆け抜けた。
メキャッ。軽い音だった。横をすれ違ったスポーツカーから放たれたボールが前を走っていたバイクを破壊した。
次の瞬間にはマーカスの乗っていたバイクにボールがめり込む。ボールランチャーの射出による威力じゃなかった、明らかに普通じゃない速度のボール。
そのボールを見てマーカスは確信した、自分がボールを蹴ればこうなると。走っていた強盗バイク全てを横転させ破壊したボールはマーカスと同じレベルの蹴りが放てる者が蹴ったボールということだった。
純正公式のトースターボールのボールは弾力重視で物体にめり込むということは普通はあり得ない。バイクにめり込んだボールがめり込んだ状態のままバイクのエンジンの運動エネルギーを加えられる。純正公式のボールはよく跳ねる。どれぐらい跳ねるかというと地面に置くことができないほどによく跳ねる。運動エネルギーが加えられ続けたボールが熱を持ち発火してバイクのガソリンに着火して爆発を起こす。
「俺はインターポールのソニー マクビーム。ここがお前らのインターチェンジだ」
爆炎が順光となりスポーツカーを降りた男を照らす。異常なまでに発達した下半身、オリビア ロッテリーを想起させる脚力に特化した骨格。オリビアと違って美しいではなく、カッコいいという印象。
驚いた次の瞬間にはソニーはマーカスの眼前まで移動していた。
(はやっ)
マーカスの体に延長コードがかけられた。
(いっ)
早いと考えることすら遅い、早いと認識した刹那はもう遅い。意識を超える速度の高速移動。その軌跡には炎のレールが敷かれていた。
マーカスはその仕組みに気付く。足の裏でボールを跳ねさせている。地面と足の裏でボールを行き来させ続け地面に着地しないことで摩擦力を0にしボールを推進力にしてリニアさながらの超低空飛行をしているのだ。 - 51二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 11:16:06
- 52二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 14:07:19
ややこしいから「角(人間でいう足)」みたいに書けばいいと思われるが…
- 53斬打魔の作者だっ◆t.XRq73xkvFn24/05/18(土) 18:38:44
まともに下書きが書けないのでここに載せて体力を回復するのん
「……これが本国の最高戦力か」
ふつう、自分たちが地形も道具も使わずに向上させられる自らの標高は、2~3mがせいぜいというところだろう。
そんなこの身一つで移動できるような範囲を突き破り、ルナティシアの手足として働いていた義肢と同じ金属が集い、文字通り見上げる程の巨体を双方の眼前に立ち上げて見せた。
思わず腰を抜かしてしまった流れで、手をついて直上を覗けども目に映るのは胴の辺りが限界で、その顔は双肩に隠れていた。
しかし、彼女の見せた姿も敵勢力に対する必殺とは呼べない。魔力によって生成され、質量は持たずとも反発によって陽子と同様に実体を再現した粒子<オリハルコン>。
これは敵の持つ魔力無効化に対しては、焚き火に放り込まれる薪のようなものであった。
度重なる情報共有によって、彼女もそのことを理解していた。そのうえで……
「──!」
不意に腕を動かして見せた途端、肩より先が針と化して敵の大将に向けられた。当然、これは魔力無効の半径に入ったそばから消滅するので、その先端が敵に届くことはない。
ルナティシアは自身の四肢までもあの巨人につぎ込んでいて、達磨の状態の本体もあの巨人の中にある。このまま消耗戦を続けていくつもりでは、オリハルコンを完全に消耗し、無防備な彼女の肉体を守れる者がこの場では居なくなってしまう。
俺は無意識に、一歩踏み出した。だが、眼前に差し出されたのはあの巨人の肉体を成していたオリハルコンそのものである。
「なっ──」『──何を、このままじゃ先生が!』
口から漏れ出た驚嘆の声を、急いで通信に直して彼女に向けて告げる。だが彼女は何も言わず、次の手を敵将へ繰り出す。
敵将の表情は、緊張するでもなく緩むでもなく、いたって平常を保っていた。その原因は疑いようもなく自分。
こちらのインフラを用いず自らの生活を保つという体勢によって、敵は魔力通信を捨てているのに対し、こちらは口も耳も、目さえも介さず作戦を共有できる。
その中で、俺がルナティシアの行いを「作戦通りである」と理解しているならば、それに対して今のようには動揺しないはず。実際、足を踏み出したのは演技でもない、紛れもない反射である。
敵将とルナティシアの間で、戦場の当事者である俺ですら知りえない読み合いが起きていた。
- 54◆t.XRq73xkvFn24/05/18(土) 19:05:24
ヘタクソッ
- 55二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 20:22:22
- 56二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 20:27:08
自作を晒すでもなく鳥を付けてる男の目的は…?
- 57◆t.XRq73xkvFn24/05/18(土) 20:57:09
よしっじゃあアドバイスを頂こう
- 58二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 20:59:02
あうっ よく見たら53=54だったのかあっ
- 59◆t.XRq73xkvFn24/05/18(土) 21:05:52
- 60◆t.XRq73xkvFn24/05/18(土) 21:16:37
このスレの特色を理解しなかったワシのせいヤンケシバクヤンケ
- 61二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 22:33:53
チンチンが消えて… キンタマが現れたあっ
- 62◆t.XRq73xkvFn24/05/18(土) 23:14:16
──遮断機、未だ上がらず……!
敵勢力が共通して持つ魔力無効化には、異常な持続性があった。
これは本騒動初期における、<霊長兵器>アルスによる対処から現れていた兆候であり、当初は「アルスの魔法出力を相殺できるはずがない」とされていた。
そして二つ目の出来事、五対一での集中斉射においても「木っ端とはいえ五人分の魔法を受け続けてなぜスタミナ不足にならないのか」という疑問を残し、この二つの件は結局、物理攻撃による対処でコトを終えていた。
アルスと生活を共にするルナティシアは、このことを口伝により把握し、「魔法→魔力への逆変換」を行うことで自身より格上の戦闘員の魔法攻撃をも耐え、それを長時間持続させていたというメソッドを見抜き、しかもそれを二国間の全冒険者に共有している。
敵の性質を正確に理解してそれを仲間内へ広めるような事さえしているのに、彼女はあくまでオリハルコンでの攻撃の手を引っ込めたり止めたりしようとはしないのだ。
……白銀の巨像より突き出た針を眼前に、敵将はずんずんと地を踏みしめ、時折日差しを眩しがるように瞼の上に掌をかざす。ルナティシアが巨人内部の何処に居るか分からない以上、頭部を見上げることで顔を合わせている演出がしたかったのだろう。
針の断面が少しずつ、地面へと向けられていく。巨人の腕より繰り出されたオリハルコンの針は、もはや余裕の顔で足を止めている敵将の真上のところまで来ていた。
ここでルナティシアが、平たく欠けた針より一手を繰り出す。それは一見して捕獲網のようであったが、最後には魔力無効化の半径内に触れないように球形を成していたので、檻と形容するのが自然か。
檻はその隙間を埋め、急速に透明度と薄さを失っていく。そしてついに、敵将の僅かな影さえ見えないパブリック・アートのオブジェのような鉄球ができた。
「お……あ……」
檻の中に響く男の声があったが、その声は大きさを増していく。
そして、今度は地平に響き渡るような高らかな笑い声が、あっという間に檻に開いた丸い穴から突き出た。
「こんなものが何になるってんだ!効きゃしねえんだよボケがーっ、貴様らの分析通りになあーっ」
敵将が完全に球から身体を露出させた途端、俺の目の前に浮かんでいたオリハルコンの板が地面に溶け落ちた。
- 63◆t.XRq73xkvFn24/05/18(土) 23:23:37
>.62
ちなみにワシはこのエピソードの終え方を考えてきてないらしいよ
ムフッ明日まで待ってもらおうね
- 64◆t.XRq73xkvFn24/05/19(日) 00:44:21
溶け落ちたのは板だけではなく、こちらに背を向けていた巨像も同様だ。膝をつく暇もなく、直立不動のまま垂直に崩れ落ちていく。
先日の入念な情報共有と比類ない質量に関わらず、俺に直近の作戦を共有しなかったこと、オリハルコンでの攻撃という結果の見え切った無駄な攻撃をしたこと、球による包囲も結局破れたこと、そして俺の行く手を遮る板と巨人が崩れ落ちたこと。自身に魔法を教えた尊敬すべき年長者にもかかわらず、俺のルナティシアへの信頼は尽き始めていた。
包囲攻撃の際に残った球の一部分を背に、笑いを堪えきれず目を瞑って大笑いする敵将。
これだけ隙だらけにもかかわらず、しかもあの遮断板が消え去ったにもかかわらず、俺は攻撃の手を入れられずにいる。魔法を教わったというだけで正直彼女に思い入れはないし、そのうえ魔法による射撃は効果がなく、俺が繰り出せる肉弾戦など精々が「腰の入っていない」素人丸出しの殴りや蹴りといったところ。これは効果がないどころか組み伏せられてお終いだ。
理性的にも本能的にも彼女を助ける気にはなれず、依然として彼女からの通信による連絡もない。ここは彼女を信頼した自分を恨んで撤退とすることにした。
両腕を頭の上にやって、機敏さを極限まで抑えて踵を返す。俺ができることは何もない。
「ぐっ」
何かが突き刺さる音がした。頭頂部から手を下ろして振り返った、「まさか」と。
あの、もとは球形の檻であった残骸が、錐へと形を変えて敵将に刺さっていた。
その背後には、身に何も纏わず、口からは何も喋らずに、顎を敵将の肩に乗せ、両脚の生えていない骨盤を背に押し当て、尺取り虫のような恰好をしているルナティシアの姿。
敵将はさっきの大笑いから一転し、右肩に乗る不気味な長髪の女の横顔を青ざめた表情で睨んだ。
何が起きたか……。それを語ったのは、後日、訓練タスクを黙々と消化していた俺を労おうとした彼女自身だった。
と言っても問いかけたのは俺の方で、「前の騒動、大変でしたね」などと他愛のない世間話を、人並みの行動を取り繕おうと試みて持ち出してみたのだった。 - 65二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 03:31:17
なんか戦ってる最中に信頼がどうとか女々しいし戦いの動きがイメージできないから面白みがないっスね
度重なる情報共有をしたとか口伝がとか重要な情報なら別口でわかりやすく説明して欲しいっスね
戦いの最中に情報をグチグチ出されても読者はこのつまんねーよな戦いを早く終わらせろとしか思ってないんだからま…また戦いが伸びるのかとしか思わないっス
戦闘やるなら動きだけ説明して無駄な情報は後かその前に番外編とか解説者とか用意して話させて欲しいっス
忌憚のない意見ってやつっス - 66二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 04:22:09
評価媚びは麻薬ですね……もう40近く評価が入っちゃって……
- 67二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 04:59:28
このスレ自体初見だから設定とか内容には触れず文章的な問題点だけを箇条書きしていくのん
①どうして文末に空白を入れないの? 恐らくどこのサイトでも作法になってる筈なのになぜ…?
②地の文を減らすか改行を入れろよ 比喩表現や必要のない描写が多すぎて流石に見辛いんだよね
③け…結局見せたい部分はどこなのん? ②と同じ問題になるけど、文章量が一定だから見せ場や盛り上がる部分が分からないんだ
例えば人物の一挙一動を短く多く描写して時間の進みをゆっくりにするとか、より強調したい場面の前に前フリを置くとかして文章にメリハリを付けるべきっスね、忌無意
④一つの場面の中でアレコレ詰め込みすぎるのは見辛い! ちょっと読むだけで戦闘描写、主人公のプチ回想、主人公の心理描写、敵将視点の描写とめちゃくちゃ多いんだ
③とは同じ欠点なのに全く逆の現象というか、今必要じゃない文章に力を入れすぎなんだよね
必要じゃない情報は前後のシーンに分散するとか、単純に文章量を減らすべきだと思われるが…
総じて文章にメリハリが付いてないのと余計な表現が多すぎるのん
変に言葉を増やすんじゃなく過不足ない文章を目指せ…鬼龍のように - 68◆t.XRq73xkvFn24/05/19(日) 09:06:32
- 69◆t.XRq73xkvFn24/05/19(日) 12:38:48
ま……また引き算か……
はうっはうっはうっはうっ - 70二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 13:48:52
文末じゃなくて文頭っスね、間違えて申し訳ないっス
字数制限(行数制限)についてはあにまん自体が小説の投稿に向いてないから仕方ないけど、>>5の一番上みたいに外部サイトにコピペしてリンクだけ貼るのも良いんじゃねえかなと思ってんだ
文章のメリハリについては、例えばルナティシアが「敵が魔法から魔力を吸収している」と事前に伝える描写をしておいて、戦闘中は「なぜルナティシアは攻撃し続けるんだ!? 自分で『敵は魔力を吸収する』と言ってたじゃないか…!?」程度に留めるのが無難だと思うのん
逆に敵将が鉄球の内部から現れる部分なんかは敵将の笑い声にフォーカスを当てて、
「……は……はは……!!」
(敵将の声が鉄球の中で反響する描写)
(鉄球が内部から崩れるにしたがって声が大きくなっていく描写)
「ふはははははははははは!!」
(敵将が鉄球の内部から現れる描写)
「こんなものが何になるってんだ!効きゃしねえんだよボケがーっ、貴様らの分析通りになあーっ」
みたいに引き延ばすと分かりやすく絶望感を煽れると思うんだよね
- 71◆t.XRq73xkvFn24/05/19(日) 15:05:55
脈絡もなく物語の一部分切り出すとなるとね 本来お話を読み進めるのに読者に備わっていたり知られていたりするべき前提情報がないわけだから必要な情報の開示には苦労するの
プロの読み切り? ククク…… - 72二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:09:14
言い訳は聞きたくないスペンサー長官の命により“執筆地獄青年オーエン・スミス”がゴミ愚弄してやる
言い訳や弱音を吐いて無駄にレスを消費するなら筆を折れ…鬼龍のように - 73二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 23:12:27
このレスは削除されています
- 74◆t.XRq73xkvFn24/05/19(日) 23:13:52
俺は人と話すのが苦手だった。だから最初、魔法による通信機能……<インフォーマー>による通話には頼りきりだった。
なんと口を開く必要もなく、指でキーを打つ必要もなく、会釈やハンドサインの必要もなく、念じるだけで相手に自分の意思が伝わる。おかげで知人に対して考え無しに、喧しく情報のない悪ふざけの連絡を送ってしまった。その節で注意されて以降はインフォーマーによる連絡もとても考え無しには行えなくなり、結局は口頭による会話と変わらないくらい緊張して連絡を取るようになっている(これがちょうどよい距離感なのかもしれないが)。
言葉を選び、気になっていた事の顛末、特に彼女目線で何が起きたかを聞き出す。
「あの最後の……」
「巨人のこと?」
「ああ、あれは『巨人』呼ばわりでいいんですか」
「仰々しい名前つけるのも気が引けるし。大体見たまんまだよ、見たまんま」
一般から具体へ、世間話から本筋に迫る。
「巨人もそうなんですが、それより気になるのはその……作戦というか」
「私があの一連の流れを伝達しなかった理由のことかな?」
「はい。えと……その周辺の話を」
目的の話を引き出すのに成功した。過度な相槌を避け、話を続けさせるのに務めた。
「なんとなく察してくれてるとは思うけど、作戦を話さなかった理由は、あの時点で私に策があることがバレていたら不都合だったから。」
「ああ、やっぱり……そうでしたか。」
「いやあ、何も伝えないでごめんね?ちょっとああいう、味方も騙しちゃう策略っぽいことしてみたかったんだよ」
「……狙い通りでしたね」
あの一連の流れには作戦的な意義というより、ルナティシア本人の趣味が大きく影響していることが分かった。
「……まだ何か聞きたそうだけど」
「そうですね、あと二つほど」
「というと?」
「あの、刺突、包囲、そして背後からの二度目の刺突……の流れについて」
- 75◆t.XRq73xkvFn24/05/20(月) 00:07:38
なかなかうまいこと聞きだす言葉が思いつかず、しばらく机に置いた腕を眺めつつ悩む。
「……そうだ。巨人の肩からの『刺突』、あの意味について」
「『意味』って言われても……」
「……だったら、質問の順番を変えます。最後の奇襲、どうやって敵の背後に回ったんですか?」
質問文を組み立てられなかったので、より聞きやすい方に切り替えてみる。
「『どうやって』っていうか、急いで回り込んだだけだよ」
「急ぐだけで、あれだけの速さで回り込めた……と?」
「そうだね、特に工夫とかもしてないよ。」
と言いつつ、あの巨人から高速で旋回できたのは彼女の能力たるオリハルコン操作があってのモノ。唯一常に着用している血液還流装置、その構成物質であるオリハルコンに推進力を与えて背後を取った。
「……えと、一つ目の質問の方なんですが」
「お、そっちね」
「なんで最後の奇襲が決まったんですか?魔力無効化がなぜ通じなかったんですか?」
ルナティシアが、義手を頬に当てて考え込む。
彼女は作戦を立てて、それを見事に遂行した。つまり、立てられた作戦にこそ成功の秘訣が宿っている。
この質問の答えを聞き出せたのは、一夜を挟んだ後だった。 - 76二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 05:52:29
キンタマァ お前推敲が足りないんだよ 頼むからレスをする時はもっと考えてやってくれ
- 77二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 07:52:30
新しく入ったキンタマの作者にはあんまり暴言を吐かないんですね ちょっと残念です
- 78◆t.XRq73xkvFn24/05/20(月) 16:41:33
なぜワシが比較的愚弄されないのか教えてくれよ
- 79二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 16:46:34
マネモブは天邪鬼だからね 愚弄されたがりへの愚弄は少なくなるのさ
前の奴を見てみい やたら上から目線なおかげで愚弄を引き出しとるわ
あとは"前二人に比べたら"普通なのだと考えられる - 80◆2WHBvEHDhUyJ24/05/20(月) 21:49:40
自分でヘタクソとか言って予防線を張って傷付かないようにしてるのハッキリ言ってダサすぎ超ダセ〜
〜本編〜
マーカスが分析をした1秒の刹那に延長コードでマーカス達全員が繋がれた。
「どうやらここでNo passageのようだな。お前達を逮捕する」
充電コードはもちろんトースターにとって大切なものだが、使い方によってはトースターを縛る枷となる。数珠繋ぎに延長コードで繋げられたマーカス達、完全に動けない。
「待ってくれ!確かに俺たちは犯罪者だが!こいつだけは!こいつだけは違う!マックスだけは逃してく」
既にマーカスの延長コードはボールで焼き切られていた。
「れ!マックス!逃げろ!こいつはヤバい!」
マーカスは延長コードが焼き切られてすぐに走り出した、バイクを爆破したボールの着地点へと向かって。
今見たソニーと名乗る男の技を真似したいという思いが半分。自分のトースターボーラーとしての技量を確かめたいという思いがもう半分。そして家族を救えば、家族の中にあっても孤独である現状をどうにかできるという思いが少し。
ソニーはボールに近付こうとするマーカスに速度を保ったまま接近し、蹴り飛ばそうとした。
ソニーの足が飛んできたトーストに阻まれた。トーストで威力が減衰された蹴りがマーカスの腹に叩き込まれた。威力が減衰したとは言え神の蹴りをくらったマーカスは昨日の酒を口から吐き出した。
蹴りを阻んだトーストは空から飛んできた。トーストは通常は上にしか打ち上げれない、そして打ち上げたトーストはトースターのスロットに中に物理法則に従って落下して戻ってくる。
そのトーストはトースターを迫撃砲の要領で傾けてソニーとマーカスの間に着弾するように計算されて打ち出されていた。
ソニーはトーストの軌道を計算して発射点の方向を向く。
「来たか、フランク。“法の支配者”フランク ベレビル。このガキはアンナの代わりか?」 - 81二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 22:06:36
- 82二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 05:24:50
- 83二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 10:15:41
どうせ五十歩百歩の文才なら謙虚な方を応援したくなるのが人情というものだと思われるが…
つくづく自信と傲慢を履き違えてるっスね - 84◆t.XRq73xkvFn24/05/21(火) 12:01:24
- 85二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 15:48:37
- 86二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 17:57:40
- 87◆2WHBvEHDhUyJ24/05/21(火) 21:38:41
へっおだてられて調子に乗っちゃってるよ あのバカ というかセリフが途切れていると伝わっているなら別にイイヤンケ シバクヤンケ
〜本編〜
「違う!」
「何が違う!」
ソニーはマーカスが蹴ろうとしたボールに乗って炎の軌跡を描きながらベレビルに、いやフランクに接近する。
ソニーとフランク、2人の蹴りが交差する。その瞬間に空からトーストが落ちてきてソニーの目を塞ぎ転倒……したかに思えた。
ソニーは空中に浮遊していた。フランクは苦々しげに言う。
「反重力装置!完成させやがったのか!」
「アンナが連盟に残してくれた技術だ。このおかげでボールをいくつも保持できる」
「アンナを連盟が犠牲にして得た技術だろ!おかしいと思ったぜ、さっきからボールを躊躇なく撃ちすぎてる」
「平行線だな。お前の後釜でトースターボール連盟よりインターポールの派遣されている俺には殺人許可証がある!トースターボールで決着を付けようか!フランク!」
「全部違う!でも、やっぱ話が早えなあ!ソニー!」
フランクは少しだけ嬉しそうに、そして寂しそうにソニーの挑戦を受けた。
ゲロを吐きながらマーカスは家族の拘束を解いて二人を追いかけた。家族に言葉をかける暇もなく足が勝手に動いていた。二人が試合をするのなら見なければいけないと、マーカスの本能が叫んでいた。
ベレビルとソニー、この二人とマーカスの間には壁が存在する気がした。マーカスはその壁を越えちゃいけない気がした、同時に越えるべきだと感じた、二つの感情が並んでいた。
ソニーとフランクがバスケットコートに並んでいた。
「バスケットースターボールだ」 - 88◆t.XRq73xkvFn24/05/21(火) 22:22:19
- 89二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 22:25:27
お言葉ですが 根のない木などどれだけ太くとも枯れる一方ですよ
基礎がなってない小説は小説ではないんや - 90二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 05:38:09
まあキンタマは>>88みたいに特に意味のないレスをして無駄にスレを消費するクソなこと以外はまあマシなんだよね
どちらの執筆者にも言えることやが…他人にどうこう言う前に自分の作品を進めろ…鬼龍のように
執筆地獄部屋に監禁されてるという意識を持って黙々と執筆してほしいですね オチンチンのようにね(グッ
- 91二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 07:36:26
>>50ではちゃんと台詞が途切れるところはそうであると描写していたのになぁ
お前は成長しないのか?それどころか退化してるんだよ
確かに読者に伝わればいいって意見も分かるけどね!(グビグビ
ぶっちゃけキンタマが執筆をサボって言ってるような文章の作法なんてどうでもいいんだ面白ければなあ!
問題はやねえ 面白くもないし読者に違和感を持たせるノイズでしかないってことやん
- 92二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 18:11:11
小説には読みやすい文があるけど作法なんて無いしあったとしてもお前が語っていいものじゃないんだ 悔しいだろうが仕方ないんだ
小説は文化としての時代が長いからね!文豪の代表面をしてる芥川龍之介とか奇抜な表現が多いし型破りなものでもある程度許される土壌はあるのさ!
あっ!今これは型破りじゃなくて形無しだって思ったでしょ
- 93◆2WHBvEHDhUyJ24/05/22(水) 21:48:53
やっぱダメっスね 小説を書いてもいないでダベってる奴は
〜本編〜
ソニーがそう言った。
インカ帝国の時代からのトースターボーラー一族である“ルナンチャ”アンドレア フィリップの言葉にこういうものがある「金がない?ならバスケをすればいいじゃないか」これはトースターボールがまだ富裕層のトースターのスポーツで練習をするのにも大金が必要な時代の言葉である。
バスケは人間用の競技だがトースターもバスケをする。最初はトースターボールの代わりに貧民達が始めた貧困のトースターボールとまで言われたトースターバスケだが近年ではプロリーグも存在し、にわかな盛り上がりを見せている。
由緒正しい一族の生まれであるアンドレアが言うことであるからトースターボール界で実力を見せ始めていた当時の貧困層への富裕層からの当て擦りだと解釈されることが多いがアンドレア フィリップはむしろトースターボールのみを生業としていたため困窮した生活を送っていた。
ルナンチャであるフィリップにとってトースターボール以外で金を稼ぐことは不敬であり背信行為であった。そのトースターボールへの異常なまでの執着こそがフィリップを当時最強のボーラーへと育て上げたのだ。
かのレジェンド“錆色のジャック”ジャック オーバネルはフィリップのその執着を「故郷オクラホマの雷雨によく似ている」と称している。余談であるがフィリップとジャックはジャックがまだ“血色の人”ジャック オーバネルと呼ばれた時代からのライバルである。
閑話休題。 - 94二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 06:11:20
- 95二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 07:47:26
初代オチンチンは監禁されているという自覚があったけど2代目はダメっスね 忌憚のない意見ってやつっス
- 96二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 12:24:20
このスレにいる執筆者の特徴あげてってくれよ
- 97二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 17:38:25
執筆地獄部屋と言えばこの男!!読みにくい文章!!無駄な会話!!中身は無いが思想はある!!
運命の奴隷!!チンチチン◇kMjXI0skHatjだァーッ!!!
作者大丈夫?読者がついてきてないみたいだけど 問題ない!!作者が全て!!
他人を下げて自分を誇示!!◇2WHBvEHDhUyJだァーッ!!!
自スレから自己顕示欲の上陸だ!!承認欲求のためには愚弄も歓迎!!
キンタマ作者◇t.XRq73xkvFnだァーッ!!! - 98◆2WHBvEHDhUyJ24/05/23(木) 21:53:05
斬打魔の作者=ザコキャラ
明らかに図星を突かれて黙り始めたんや
〜本編〜
ソニーとフランクはライバルだった。トースターボールのライバルであり、恋のライバルであり、師としてのライバルであった。ソニーとフランクは互いに技を磨き合い、互いにアンナを奪い合い、互いにユキに技を教え合った。4人はトースターボール連盟で家族のような時間を過ごした。
どこで間違えてしまったのかとソニーは考える。過去を振り返り、自身が選んできた道は全て正しかったと前を向く。ソニーの横にはもう誰もいない、あとはもうレーサーらしく目の前の相手をぶっちぎるだけだった。既に人生というレースは始まっていて止まることも止めることもできない、ソニーは知っていた。
どこで間違えてしまったのかとフランクは考える。過去を振り返り、自身が正しかったことなど一度もないと前を向く。フランクの横にはもう誰もいない、あとはもうフランクらしく正しくなくても、選択肢の中で最も間違ってない道を選ぶだけだった。法は正義に限りなく近付くことあっても正義にはなれない、フランクは知っていた。
この試合でどちらかが死ぬ。
フランクが口を開いた。
「まず一つ。俺はトースターボール連盟に派遣されたインターポールの人間だった、お前とは違う」
「そうだ、お前はコウモリ野郎だった。だからアンナのことを怒る権利なんてない」
「次に、俺はもう“法の支配者”じゃない。俺はインターポールをやめたよ。アンナのための、ケジメだ。確かに俺はコウモリだったが、法を知ってるのが俺だけだったからな。連盟に鳥は居なかったからな、気持ちよく飛べたよ」
「スピード違反でよく叱ってきやがったよな。今はお前よりも法の知識のある奴が連盟にはいる、お前が自由に飛べる空はウチの島にはもう無いぜ」
「最後に、マーカスはアンナの代わりじゃない。あいつは天才だ、アンナよりも、ユキよりも、俺たちよりも、もしかしたらオオワよりも。いつか連盟を……いや。マーカスなら世界を取れる」
「その世界に、お前はいない。アンナと同じ場所に送ってやる。ここで」
「「No passageだ」だろ?」
「話が早え」
「お前ほどじゃねぇ」
次回“ザ・レーサー”ソニー マクビームVS “元 法の支配者”フランク ベレビル。 - 99◆t.XRq73xkvFn24/05/23(木) 23:41:37
テレグラフ使えねえじゃねえかえーっ
※補足
ルナティシアは四肢を欠損している(それぞれ大腿骨、上腕骨まで消失)
血液を上体に押し戻す機能が消失しているため、腰部分に血液還流装置を装着(エコノミークラス症候群を参照のこと)
****
実のところ、彼女がわざわざ日付をまたいで説明を先延ばしにする必要性はなかった。当然、彼女の頭の中には一度作戦を立てた時の「想定していた流れ」があるはずで、あとはそれを口に出すだけだったし、たとえ順番が理路整然としていなくともその場でなんとかしよう説明としていれば日を跨ぐことなどなかった。
ただ彼女は、余裕に振舞えないことをひどく嫌っていた様子だ。
「まず最初の刺突だけど、実はあの時に、並行してオリハルコンの粒子を散乱させていたんだよね」
「『粒子』ですか?」
「そうそう。魔力無効化の発動条件に気になってたことがあって」
「うん?無効化って、確か無条件発動じゃないんですか?」(coda)
彼女の頭の中にあったのは、同居人であるアルスと、俺のこの世界への同伴者の一人だった太田創の存在だ。
アルスの能力は「結合の相殺」とそれによる結果の「切断」であり、創の能力は赤外線を主軸とした「電磁波/光線の放出」。そしてそれぞれの発動条件に相違がある。
アルスは「切断面の設定」を行った上で、パーティーへの警戒の意味で(大抵はインフォーマーでの通知を行いつつ)剣の柄を握ることでその能力を発動し、「切断面の結合エネルギーの相殺」を能力発動の成果として出力する。設定される面こそ不可視ではあるが、剣を握るという能力発動の「予備動作」を確認し攻撃対象を予測すれば、たとえ魔力無効化が任意発動であっても防御が間に合う。
対して創の電磁波放出は、予備動作が存在しない。これはパーティーの装備が外力に対する絶対的な耐性を持ち合わせているためのもので、加えて赤外線(に関わらず、あらゆる電磁波についてであるが)の到達速度は光速に等しい。これも予測さえ間に合えば防御は可能だが、前述の通り予備動作の面では莫大な差異がある。 - 100◆t.XRq73xkvFn24/05/23(木) 23:42:49
そして、創の不意を突いた断末魔の一撃は確かに敵に通用した。移動を削がれたうえでの、裸絞めからのゼロ距離熱線。
これが、ルナティシアが敵勢力攻略へ向けた活路を見出したきっかけである。
「意識外であれば魔力攻撃も通じる」という仮説は仲間内にもあえて秘匿し、敵勢力に「魔力無効化の弱点を知らない」という誤認をさせるための策略であった。
(coda)「それで、粒子の放出で仮説を試したら、案の定当たっていたと……」
「で、あとはもう簡単よ。裏から寄ってぶっ刺すだけ」
「……それが簡単にできるようになりたいものです」
「寿命がないんだから、時間さえかければ誰でもできるようになるよ」
「時間……ですか。それについては、あまりかけていられないような」
この世界の死の支配者として、かつて君臨していたドラゴン。その討伐を指揮したとして魔王の烙印を押されたニック、その復讐を引き受けた俺たち四人。
その中では疑いようもなく戦術の要であった創は惜しくも敵陣攻略の手がかりを残して自爆し、元の世界との時間の進行速度の差分も分かっていない。
肝心の魔王は自分に向けて掲げられた罪状を知ってむしろ必死に首を差し出そうとする自罰思考であったし、俺たちがこの5年の間に成し遂げたことは、魔王の名を借りて魔力を否定する暮らしを広めんとする勢力の掃討に首を突っ込み、余計に犠牲を出したくらいだ。
「もう創はいない。ニックの防御を超える手段も、創なら思いついていたはずなのに」
「『素粒子操作』だっけ?前世は粒子学者だってね」
「その『素粒子操作』について仕組みが分からない以上、どうしようも……」
「じゃあ会ってみる?」
目を見開いた。俺はニック──魔王との向き合い方を間違えていたことに気づいたんだ。この殺しが「戦い」ではなく「頼み」であることに。 - 101二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 05:14:56
“小説”で“次回予告”!?
- 102二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 07:07:45
洋風のキャラ名には中黒くらい入れろ…それこそ猿先生のように
- 103◆t.XRq73xkvFn24/05/24(金) 09:15:31
オラーッワシも愚弄せんかいマネモブーッ
テレグラフ規制はセクアニの再発生に伴うものなんスかね - 104二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 17:56:32
お前は何かやたらと読みにくい…それだけだ
- 105二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 22:09:21
- 106◆2WHBvEHDhUyJ24/05/25(土) 03:22:12
公式の動画と設定を合わせるのは大変ですね…もう…ハマっちゃって
Toasterball [Indie World 2023.11.15]
〜本編〜
二人の会話は阿吽の呼吸で1段飛ばしで進む。部外者であるマーカスには二人が何を言っているのか分からなかったが、この試合を見なくてはならないとマーカスの本能が告げていた。
金網越しにフランクはマーカスを見た。
自身の命を使ってでも人を育てるなんてマーカスを拾った時には想像していなかった。フランクは支配者だった、フランクの上には誰も立つことを許さない支配者だった。横に立つ者や下にいる者は多かったが常にフランクは頂点でフランクより上などいなかった。だが今フランクの目の間に立っているソニーは間違いなく今のフランクより格上だった。
昨日の今日でマーカスは間違いなく成長していた、フランクはボールに向かって走る姿を見て確信した。この試合を見ればマーカスは今のフランクを超える、確実に。たとえこの試合でフランクが死んだとしても、それでいいと思っていた。
フランクはマーカスの背後のアンナの幻影を見た。思わずマーカスから目を逸らしてソニーを真っ直ぐに見る。
ソニーはボールランチャーを設置していた。バスケットボールコートで周囲を囲むように金網が張ってあるが天井がないのでかなり変則的な試合になるだろうとランチャーの角度を調整している。
ソニーの強みはその速度であり、その速度を支えているのは異常なまでに弾力あるトースターボール連盟が認める公式のボールである。天井が突き抜けているということはボールが空に抜けていってしまう可能性があるということ、そうなればソニーは終わりだとフランクは知っていた。
もちろん単純に地を歩く速度でもソニーは圧倒的ではあるが、それでは音速に到達することはない。音速に到達した速度でないのなら十分に対処ができるとフランクは踏んで空中戦にソニーを誘うつもりでいた。空中戦をすることでボールを空に抜けさせて直接戦闘をして破壊勝利を狙おうと思っていた。
- 107◆t.XRq73xkvFn24/05/25(土) 08:09:48
ごめーんあまり時間取れなかった
x.gd - 108二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 16:58:57
不思議やな…公式動画と内容が全く繋がる気がしないのは何でや
ヘイト創作ではないのに二次創作と認めたら原作を貶めることになりそうなんや - 109二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 20:43:25
“直接戦闘”をして“破壊勝利”!?
と思ったけど動画を見たら命をかけて戦う場合もあるんスね
ふうん原作リスペクトということか - 110二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 03:03:41
- 111二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 03:35:36
- 112二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 12:56:54
- 113二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 21:00:42
新入りを…騙すため…
- 114◆2WHBvEHDhUyJ24/05/26(日) 22:26:19
やっぱエタってる奴はダメっスね
ちょい読んでみたけど空白改行が1つの時と2つの時はどう違うんスか?
ちょっと気になってて集中できなかったっス
他者に作法とか語る前に自分を見つめ直して統一すべきスね
忌憚のない意見ってやつっス
〜本編〜
トースターボールの歴史は古く、ボールが無い時代からトースターボールという競技は存在していた。大昔のトースターボールはトースターとトースターが殺し合い生き残った方こそが勝者とするシンプルで野蛮なルール、しかし戦争をしないための代理戦争の機会であるから当時としては平和的な国際交流の手段であった。そこにトーストとボールを加えることでより平和と和睦の象徴としての意味合いを深めたのが現代のトースターボールであり、スポーツとして扱われるようになったのはつい最近のことである。
動画サイトでトースターボールについて調べるとある動画の最初にこういう言葉が出る「この世にはさまざまなスポーツが存在します、そしてそこに新たな種目が加わります。それがトースターボールです。」そう、トースターボールがスポーツとなってからそれほど時間が経っていないのだ。そのためトースターボールには多くの野蛮な点が見受けられる。
破壊勝利というルールもそうだ。試合続行負荷な程にトースターが破壊された場合に1点入り、そのラウンドは終了する、ラウンド開始時に試合続行が不可能なプレイヤーは敗北する、そういうルールだ。ラウンドとラウンドの間の時間は最低で10秒、片方のプレイヤーがの望めば10秒以降ならいつでもラウンドが開始できる。つまり10秒で試合続行可能な状態にしなければ敗北するということ、片方が敗北すれば必然的にもう片方は勝利する、これが破壊勝利と言われる勝利方法である。
トースターボールの試合中に死者が出ることはままあるが当然それは犯罪だ。トースターボール連盟は世界で最も技術力のある組織と言われている、それ故にその権威は全世界に通じ、公式戦での死者は不幸な事故として処理される。
これから行われる戦いは公式戦になる。ソニーはスロットに入れていたパン型小型人工衛星を空に向かって打ち上げた、あれは月に本部を置くトースターボール連盟に「これから試合を行いますよ」と伝えるための機械だ。これでこの試合は公式戦になった、死者が出ても許容される無法地帯となった。
- 115二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 07:19:34
- 116二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 18:03:10
- 117二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 20:15:42
- 118◆2WHBvEHDhUyJ24/05/27(月) 22:29:55
逃げた奴よりワシはマシっスね
文句があるならいつでも執筆勝負上等っスよ
〜本編〜
フランクはその横暴を許せずにトースターボール連盟に潜入した。トースターボール連盟に潜入している時間はフランクにとって苦痛だった、そう苦痛だった。法の支配者なんて連盟から送られた名前も苦痛だった、苦痛だったんだ。苦痛だった、そうフランクは自分に言い聞かせる。
楽しい思い出も、悲しい思い出も、喜びも怨みも、今は怒りに変える、全てが苦痛だったことにして自分を誤魔化す。そうじゃなきゃソニーを殺せないと思ったから、そうしなきゃ殺す気で戦えないと思ったから。殺す気じゃなければ勝てないとフランクは知っている
ソニーはいつも通り戦おうと思った。いつも通り、死ぬ気のデッドヒートをしてやろうと思った。昔はそれで何度もフランクを殺しかけた、今ではいい思い出だ。今からの試合には……フランクとソニーの間に割って入って試合を止める者はいない、アンナも、ユキも、もういない。いつも通りやれる、いつも通り本気でフランクと戦う。昔からそうだった、殺す気じゃなければ勝てないとソニーは知っている。
そうして試合が始まる。トースターボールの試合開始は相撲の試合開始に近い、互いに呼吸があった瞬間に始まる。ボールランチャーの発射スイッチが空から降りてくる、公式戦であるから連盟本部(月)から飛んできたのだ。
フランクの頭の上に発射スイッチが浮かぶ。この試合の挑戦者はフランクだった、長いブランクと怠けていた体から発射スイッチに搭載されたAIがそう判断したのだ。
フランクは跳んで、スイッチを押した、ボールランチャーが空の方向を向いたタイミングで。
空に打ち上げられるボール。フランクはそのボールをソニーが目で追いかけているという前提で走り出す、ソニーを殺すために。
次の瞬間、フランクが浮く。地面を蹴った慣性のまま地面に落下せずに空に浮く。まるで水中にいるように体が自由ではなくなる。ソニーは低い姿勢でフランクに笑いかける、子供がいたずらするかのように。
「反重力装置だ。フランク、お前は全ての法を支配する、物理の法すらも。だから事前に物理の法を破壊させてもらった。俺は重力すらもふり切ったぞ」 - 119◆t.XRq73xkvFn24/05/27(月) 23:07:59
彼は物質主義者を極めていたわけではない。スピリチュアル的なものにも「そういうことを考える人間もいる」程度の肝要な考えを備えていて、為政者となるには偏りのないものと言える。
その考えは、簡易的な近代建築が形成され始めた、現在の唯一の共産主義国家「コミュニア」にあたる小村落に生れ落ちても変わることはなかった。そこにも未だに「キリストは居る」だの「全てのものに神が宿っている」だのと思い思いに主張する人間は居て、「実態的な生命の在り方」と「思想的な生命の在り方」の乖離を思い知る。
・・
彼は祖国の政治システムと、第二の出身地がどのように関係を持たせることができるかと思案を巡らせた。
彼と同郷でもっと早くに生まれた人間は、十数年前までは共産主義が機能していたと語る。
「コミュニティの肥大」こそが、共産主義……つまり、為政者を中心に産業を動かす社会システムを破綻させたのだ。 - 120二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:14:52
- 121◆t.XRq73xkvFn24/05/27(月) 23:19:49
彼は二十数年ぶりに改めて鍬を握った。網目状に水路が走る雄大な大地の表面を、延々と突いてほぐして回る。そのあとには塊の綻んだ土壌に種をまき、そしてハサミで穂を刈って籾ごとすりつぶし、それらは自分たちのパンになって腹を満たす。
いまだに規格化された農工具は存在しなかった──現状それで人口を賄うことができているから。
人口を賄うことさえできれば、あとは法規則を破ることさえなければ一切咎められることはない。
言われたことさえすれば、なにもしなくていい。
ここに居る人間も、みな忽然と死ぬ。老いることはないのに、病にかかって弱るよりも早く、体に鞭打って耕作地に倒れるよりも早く死んでしまう。それは世界の「漏水に代わる」新しくて覆しようのないルールだった。
諦観と怠惰。
それでも社会は回っていたから、ここからなんら成長する必要はない。
現状を変える必要がない。 - 122◆t.XRq73xkvFn24/05/27(月) 23:51:05
どうやら、人口は一定以下に保たれるらしい。減ることはあっても、増えることはない。食糧生産を規格化する意義がなかったのだ。作物を作った量で競って、余剰分は不必要だったコストとして捨てられるなんてことは、彼らには無駄だった。
ニックも最初はこの状況に違和感を抱きつつも、そういうものと受け入れて農耕マシーンとして働いていた。
これは元の世界でベトナム戦争が起きた時のことである。ナパーム油に焼かれた大量の人間がコミュニアになだれ込み、一瞬で食料需給の均衡は破壊された。
彼は初めて飢えて死ぬ人間を目の当たりにすることとなる。このことが食料需給に対する危機感を煽る。
それだけではなかった。人口が一定に保たれるという性質上、人が飢えて死んだと思ったら今度は早くに生まれた人間が一斉に死んだ。
テム、コリモー、サリオ……共に鍬を振った同士が、消えない炎の犠牲者に押し出されるように死んだ。
彼の胸中では、科学者としての知識よりも、為政者と化して世の中を変えるための情熱が行動を支配するようになった。
彼は農耕地の拡大を働き掛けたが、そのためには人手が足りない。
そのためには規格化された農耕用具が不可欠だった。ここでこの大地に人間同士の競争が再び灯ることになる。
農作物の保存技術とエタノール燃料化技術が同時に発展する中、農耕地は上限まで至った。
そこに待っていたのは海水が波打つ浜ではなく、不可視の壁。
俺をこの世界に導いたドラゴンと、人類が初めて相まみえた瞬間であった。 - 123◆t.XRq73xkvFn24/05/27(月) 23:53:12
はーっこのスピードで情報開示してたら中身のない小説で終わるなあ
展開アドリブで考えてもいいことないっスね忌憚無 - 124二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 05:15:39
中身なんて最初から無かったやん…
- 125二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 10:03:52
- 126◆4oSXos1F9pJb24/05/28(火) 10:29:36
- 127◆4oSXos1F9pJb24/05/28(火) 10:37:23
自分見返して見たんスよ……キャラがブレブレ!!
- 128二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 11:46:00
- 129◆4oSXos1F9pJb24/05/28(火) 12:04:06
わ、わかりました、修正します
- 130◆4oSXos1F9pJb24/05/28(火) 12:07:26
- 131二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 12:07:54
このレスは削除されています
- 132二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 12:22:43
デジモンノベルコンペティションに応募するか迷ってるんだァ
同じ境遇のマネモブがいたらちょお話聞かせてえや - 133二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 20:09:17
さあねただやるならストレートな内容で愛が伝わるもの、それでいて世代を絞ったほうがいいことは確かだ
- 134◆t.XRq73xkvFn24/05/28(火) 23:14:14
- 135二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 05:46:49
あれっ昨日の分のトースターボールは?
- 136二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 07:44:37
長い作品が多くて愚弄するのが大変なんだ
苦労が深まるんだ - 137二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 11:44:39
"有り合わせの装置"で"核爆弾"!?
- 138◆2WHBvEHDhUyJ24/05/29(水) 21:52:47
僕はパーフェクト空気の読める執筆者だからね
昨日は他の人が作品を晒していたからやめとこうということもできるし
作品がウケてるかどうかも分かるのさ
〜本編〜
ソニーは無重力空間とは思えない速度で地面を這いフランクに接近、フランクを踏み台にして空に打ち上げられたボールに向かって跳ぶ。空に打ち上げられたボールは無重力空間の天井を突き抜けて重力によって自由落下をし始めていた。
ソニーは無重力空間で正確に飛ぶ、レーサーは道を間違わない、常に正しい道を、仮に空であったとしても選ぶ。正に、ハイウェイを走るレーサーだった。
ソニーの蹴りがボールに当たる。ボールは正しい道を飛ぶ、ソニーが選んだ道を重力に邪魔されずに最高速度でゴールに……。フランクがボールを止めた。
ソニーによって踏み台にされたことで地面に着陸したフランクは即座にゴールに向かって跳んでいた。先ほど空中に漂流した経験を恐れずに、まるでなんとも思っていないかのように。
「無法も非法も法の一部だ。それらを踏まえて作られるのが法で、法が全てを支配できるわけじゃない。俺が全てを支配しているんだ。いや、俺が支配していた……か」
バスケットゴールを支柱にして円を描くように回転してボールを蹴った。そのボールを止める手段を空中で漂流しているソニーは持っていない。
ボールがソニーのゴールシュートされた。無重力空間が解除されてソニーは落下する、フランクはバスケットゴールの柱を滑るように降りて地面に着地する。
「法を破壊しただと?自惚れるな、お前がしたのは……単なる違法行為だ」
ラウンド1終了 0-1
- 139二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 23:05:09
なんでシャムさんといいアレな人間は代名詞使えないんスかね?
- 140◆t.XRq73xkvFn24/05/29(水) 23:36:18
当時の技術力ではウラン鉱石をイエロー・ケーキに精製することはできたが、ミサイル(特に噴出機構の制御)まで作り上げることはできず、やむなく導火線による時差爆発が行える範囲での威力調整が行われた。
この出来事の直後にコミュニアとなる地に、二人の怒れる男がいた。現在生存している人間の中でも最高齢クラスであるアルスとニックが、各々の力に目覚め始めたのはこの時である。
アルスは人間の活動範囲を「壁」まで広げ、その壁を核で汚し、前世では自らの妻であったルナティシアの四肢を奪い取った元凶であるニックを恨んでいた。綴りは「ArLS」。生前、彼の余生を蝕んだ「筋萎縮性側索硬化症」の通称をその名前に刻み、最愛の人と第二の人生を決意した直後にこの騒動が起きた。
農耕地ではないところには生態サイクルがあった。そこから人々の生活を守るため、環境調査と狩猟を行う「冒険者」としてアルス、ルナティシアの両名は働いていた。そのなかで現世にはない肉体の機能を確認し、それに「魔法」という仮称を付けることとしたのだ。その名前は、従事する人間の自負をより強固にするためのモノだった。
アルスの持つ斬撃は、本来視界を奪う背丈の高い草を退けるためのもので、日本人からは草薙剣と形容されていた。その斬撃はより利便性を高めるため、鉄砲のように指向性を以て飛ばすものではなく座標に「面として」「配置する」形に成長を遂げた。これは中間の障害物を通り抜けて切断したり、タイミングを悟られないようにしたりするのに上等だった。
障害物である「壁」を通り抜け、ドラゴンを殺したのもアルスである。
ならばニックはどのように貢献したか。
素粒子学の知識を自らの魔法に応用し、クウォークに干渉できるようになった。極小規模の粒子に干渉して物質を作り替え、新物質を創造し、さらには自らの粒子的構造をトレースして復元することさえやってのける。
彼はそのうえ、自らの肉体の復元機能にロックをかけ、意図的に自害することさえできないようにした──万が一のことがあってもドラゴンに殺されないように。
結論から言って、ニックはその熱意の矛先にも拘らず、ドラゴンの討伐には貢献しなかった。
代わりに、ルナティシアの四肢の成分でもある「オリハルコン」を新たに生成、「壁」消滅後の社会に貢献した。 - 141二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 05:15:33
あーっソニーソニーばっかで読む気になんねーよ
- 142二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 07:30:49
みじかっでも つまんねーよ
休んでおいてこの程度とかそんなのアリ?
監禁されてるって自覚が足らんのとちゃう?
スポーツのラジオでの試合中継と考えればキャラの名前禁断の何度も打ちはいいんだよ
問題は…実況と解説を分けていないからゴチャゴチャしているということだ
- 143◆t.XRq73xkvFn24/05/30(木) 08:13:02
相変わらずこのスレの趣旨に沿わずワシが愚弄されないの笑うんだ
オラーッもっとたたくべき相手がいるやろうが何をサボっとるんやマネモブーッ - 144二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 11:10:21
"常に正しい行動をする"理論にチンチンがにじみ出てるんだよね 怖くない?
- 145二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 13:37:54
ウケてないことを理解して書き続けるのとウケてないことすら理解せず書き続けるのはどっちがマシなんスかね
- 146二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 20:54:48
- 147◆t.XRq73xkvFn24/05/30(木) 21:18:37
- 148◆2WHBvEHDhUyJ24/05/30(木) 23:02:43
やっぱりネット小説はファストフードだよね パパ
〜本編〜
「やっぱすげーや、フランク。お前という障害を乗り越えられることを誇りに思う」
第2ラウンドが始まる。ソニーの頭上に発射スイッチが移動する。スイッチを押したものが地面に着地してから反重力装置が発動される。
フランクはボールランチャーに接近する。ボールランチャーの発射方向を見極める前にボールランチャーの砲口を体で塞いでボールの主導権を握る、これがトースターボールの定石だ。
ボールランチャーはラウンドが開始すればグルグルと回転を始めて望んだ方向にボールを発射させるのは難しい。フランクは試合開始すぐに狙って空に向かってボールを発射したが普通は運の要素がかなり入ってくる。法の支配者であったフランクだからこその絶技である。
ソニーはスイッチをワンテンポ遅れて押した。少しだけ狙った、近付くフランクと狙いを付ける行為の天秤をソニーの可能な範囲で調整した結果、ボールはソニーの方角にやや金網に逸れるように発射された。
ボールランチャーは空を飛んでいる発射スイッチが回収する、このラウンド中は邪魔だから次のラウンドまで撤収される。公式の試合場だったら地面にボールランチャーは収納されるるが、ここは公式の試合場じゃないから空に回収される。
ソニーはボールを追いかける、最高速度で止まることなど考えず。ボールにタックルする。そのままボールを金網とソニー自身の体で挟む。金網の上に赤い炎が一瞬、輝いた。
ソニーは金網の上を滑る。金網とソニーの間をボールがゆっくりとぶつかり合っている、ボールランチャーの威力とソニーのタックルがボールに加わったことでボールの運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて威力が減衰したのだ。
それはまるで決められた線路を走るかのように、ソニーはボールを運ぶ。そのままボールをゴールに近付ける。
壁とソニーに挟まれたボールにフランクは接触できない。仮にヤケクソでソニーに攻撃する場合、ソニーは金網を使って姿勢を立て直せるが攻撃をした側のフランクは無重力空間の空中で彷徨うことになる、だから冷静なフランクがそんなことをするはずないと思った。 - 149◆t.XRq73xkvFn24/05/30(木) 23:03:19
義肢をルナティシアに貸し与えたところで、ニックが彼女を壁へと駆り立てた恨みは消えることはない。だが、当の本人はアルスが持つ憎悪を抑えようと動いていた。
「ルナティシアさんは……放射線の存在を知っていたんでしょうか」
「爆破計画については国民全体に通知が渡っていた。知らないはずはない」
「なら、それを知っていたうえで爆撃後の壁に向かった……?」
「そういうことになる」
それはあからさまな自傷行為だった。
ニックの話によれば、ルナティシアは四肢を失ってオリハルコンを操るようになって以降、性格や調子が切り替わったという。
「なんか……あの頃はひたすら焦ってた気がする」
今の俺と、昔の彼女はどこか重なるところがあるらしい。
「昔はアルスが射線を通して、そこを私が撃つっていう感じでやってたんだけど、やっぱり同業者と比べるとお互いの依存度が高くてさ。しかも外しまくりで……」
彼女は自らの凡庸さや能力の低さに引け目を感じていたらしい。
「終いにはアルスが直接斬りに行ったりしちゃって。もうなんか、自分っている意味ないんじゃないかなって」
「……その時は、死ぬつもりだったんですか?」
「そりゃ『死んでやる』とは思わなかったけどさ。ただ自分が許せなくて」
このことを知るのは、アルスとニックを含む、彼女の周辺の一部の人間だけらしい。
「ニックがボコられかけたのは驚いたなあ。私のために動いてくれたのは嬉しかったけど」
「それで、アルスを止めたと」
「いや、その時はアルスを止められる力なんてなかったよ。」 - 150◆t.XRq73xkvFn24/05/30(木) 23:32:20
※文章の練習とメンタル回復を兼ねての投稿なので、この話の後は一旦打ち切らせていただきます。
ドラゴンの死はすなわち、これまで人口の許容量の中で、最も早く生まれた人間が最も遅く生まれた人間に押し出されるように死ぬシステムの崩壊を意味する。拡大した農耕地は、初期こそ増える人口に対しても有り余るほどだったが、今ではほとんどロスのない食糧需給が実現している。
そんな混乱の渦中、ニックはドラゴンを葬った斬撃の第二の被害者となった。しかし、その体はすぐさま復元する。すかさず粉微塵になるほどの追い打ちをかけたが、それでもビデオテープを逆戻しにしたように肉片がニックの形をとる。
怒りはいつしか収まり、ルナティシア自身の弁解と仲裁もあって、彼らそれぞれにとって他にない強固な人間関係が結ばれた。
「……アルスさんでも殺すことができないんですか?」
「今も多分そうだよ」
「え、でも魔力切れとか、色々──」
「それが、復元するときに魔力ごと治しちゃうみたいなんだよね」
ニックの防御を超え、討ち取る方法ためのは一つ。素粒子への干渉を相殺したうえで、死亡状態を維持するのみだった。
「だからまあ、何にせよ素粒子を学ぶのが一番の近道っぽいよね。しかも、魔力って対象を絞るほど出力上がるからね。それでもって多彩さは失われないんだから、魔法使いとしての最適解だと思うよ」
「?ルナティシアさんはそうしないんですか?」
「……恩があるからね」
「ニックに対しては、むしろ感謝してたりする」ということらしい。彼女の人生から劣等感を奪い去り、この上ない独自性を与えてくれた彼に。実際、今では国内のほとんどのオリハルコンはルナティシアの支配下にあって、凡庸さは完全に失われている。
ここでの人生を終える道筋が、今明確に浮き上がった。 - 151二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 05:21:13
- 152二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 07:47:56
まあ気にしないで設定厨でもシャングリラ・フロンティアとかギスギスオンラインみたいに面白ければコミカライズまで行けますから
- 153◆t.XRq73xkvFn24/05/31(金) 08:02:02
- 154二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 09:59:45
はっきり言ってキンタマはランキング漁ってたかも怪しい
流行追ってるはずならこんな文章書けるわけねえだろバカヤロー - 155二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 18:09:47
- 156◆2WHBvEHDhUyJ24/05/31(金) 21:23:57
まっレベルの低い作品ですけど頑張ってくださいよ
〜本編〜
「ソニー。お前、遅くなったな」
ソニーはフランクに全速力でタックルされた。空に漂うフランク、ボールがレールを外れて明後日の方向に飛ぶ、ソニーは金網に自身を引っ掛けてボールの飛ぶ方向を見極める。
なぜ?どうして?冷静なフランクらしくない。そんなことを考えた。フランクを疑った。そこまでプレイヤーとして衰えたかと考えた。
(そんな思考法さえフランクは支配しているのかもしれない)とソニーはフランクの動きを見て思った。
フランクはソニーにタックルしてその流れで発射スイッチの方向に飛んでたのだ。そして発射スイッチ、ひいてはボールランチャーを踏み台にしてボールに向かって飛んだ。
ボールはフランクの蹴りに支配されてゴールに吸い込まれた。
ラウンド2終了 0-2
ソニーの中に焦りが生まれた。発射スイッチが頭上に来てすぐに跳んで押す。ボールは上空に発射された。
フランクは先のラウンドでソニーがやったように金網を伝うようにボールを追う、ラウンド1の時やろうとした破壊戦術は踏ん張りの効かない無重力空間では難しいと考えて冷静に対処をしようとしていた。
実のところフランクは焦っていた、2点先取できたのはソニーが公式試合場でない場所で試合をすることに慣れていなからだ。つまりは初見殺しで次はない。1点目はバスケットースターボールをバスケットボールコートでやるという特殊な状況だから、本来ならトースターボールのコートで行われる。2点目は空に飛んでいるスイッチとボールランチャーを利用するという公式試合場なら天井がありボールランチャーは地面に収納されるからできないことをやった。
ここからが本番だとフランクは思った。 - 157二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 07:13:00
思い上がるなよチンカス
キンタマはどんな味がするか分からないゲテモノ料理でお前は味もしないガムみたいなものなんだよね
食う気が起きない料理と食っても満腹感がない食った後に愚弄できる物じゃ後者の方がマシってだけでお前も低レベルなんだ 悔しいだろうが仕方ないんだ
- 158二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 08:36:04
ふぅん虚無vs混沌というわけか
- 159二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 18:56:18
スポーツを文章で表現するには読者がどんな競技か把握してないとめちゃくちゃ難しいんだ この執筆者が誰も知らないゲームを表現するのは無理があるんだ
- 160◆2WHBvEHDhUyJ24/06/02(日) 02:41:42
逃げるんかいこの囚人!
〜本編〜
ソニーはボールを一直線に追って跳んだ。勢いよく跳びすぎてグルグルと回転しながら放浪するようにボールに近付く。あれではボールをゴールに正確に飛ばせない、とフランクは思った。
ソニーはボールをゴールの方向に蹴った。そのままソニーは上に流されていく、ボールはゴールに入らずにリングに弾かれる。
バスケットゴールへはボールを上から下に飛ばさなければ上手くゴールできない、フランクならば百発百中だがソニーはそうではないようだ。
フランクはその機を逃さずに金網から離れてボールを蹴った。フランクならば百発百中でゴールできる、邪魔されなければ。
空から落ちてきたソニーが弧を描きながら空から落ちてきてゴールに入る直前のボールを蹴り飛ばす。高速で回転しているソニーが空から弧を描きながら落ちてきたのだ、奇妙で不可思議なスピード感のある光景にマーカスは三日月を想起した。
反重力装置によって重力は無いが空気の存在する空間、だからソニーは空気を使って水中を泳ぐように空を泳ごうとした。フランクはそれが無理だと知っていた、空気は軽いから無重力空間であっても水中のように泳ぐなんてできない。
ソニーは無重力空間で何度も練習をしてきた、だがこんな無謀な動きをするのは今回が初めてだった。フランクを倒すための乾坤一擲、起死回生の行動。それが成功してフランクの攻撃を1度防ぐことができた。
ボールを弾き返したソニーは回転速度を上げていく。地面に着く瞬間に全身に力を入れて全身で地面を殴る、反作用でなお加速する。ソニーが衝突した地面が少し抉れていた。
フランクは冷静に地面と金網を伝って弾かれたボールに近付く。無闇矢鱈に回転しているだけのソニーの軌道上にボールはない、ゆっくりボールを回収しても問題ない。
ソニーは異常なほど回転をしていて視界の焦点も定まっていないだろう、高速で回転しているから空気をかき分けて少しカーブがかかっている。そのまま、また地面に激突して地面を抉る。
ソニーはまた地面に3、4度目の激突をする。5度、6度。そして10度、11度。ソニーの回転速度は上がりカーブの半径も小さくなっていく。
フランクはソニーがそんなことをしているうちにボールをゴールにシュートした。
ラウンド3終了 0-3
- 161◆t.XRq73xkvFn24/06/02(日) 11:43:46
認めるよ2WHBvEHDhUyJ
俺はお前を愚弄したかった
お前なんかより俺の方が字書きとして優れてるって
今は違う
ただお前を尊敬する
また新しい作品を書いたら そいつも尊敬する
ジャンルを変えてもコテハンを変えても 何度でも尊敬する
もう今も理由もいらない
この行いに意味が生まれるのは……俺がエタッて何百ヵ月も経ったあとなのかもしれない
きっと俺は大きな……創作者が生まれては消えるサイクルの中にある歯車の1つに過ぎないんだと思う
腱鞘炎になるまでお前を褒め称える
それが俺の役割なんだ
- 162二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 13:11:53
くっさー自己顕示欲の匂いがするー
- 163二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 20:40:28
幻の存在知らないスポーツを見てる時の点数だけを見てる気分を味わえる作品としてお墨付きを与えたい
- 164◆2WHBvEHDhUyJ24/06/02(日) 21:54:02
自分に酔ってるのがありありと伝わってくるっスね
数日したらまた妄想を始めて数ヶ月後には恥知らずにもまた何か創作活動を始めてそうっス
忌憚のない意見ってやつっス
〜本編〜
次のラウンドが開始しても地面に何度も何度もぶつかり続けるソニー。ソニーの頭上にある発射スイッチも困惑している。
フランクはボールランチャーのそばでソニーを観察していた。一見すると無茶苦茶なソニーの動きだが、その実態も無茶苦茶だ。昔のソニーの戦い方に近かった、無茶苦茶で無法で何をしてくるかわからない動き。フランクは背中に嫌な汗をかいた。
ソニーは何度も何度も地面に頭をぶつけて血を流して少し冷静になってきた。そして考える、自分はいつから正しい道などを選ぶようになったのだろうと。
昔のソニーはただただ相手をぶっちぎることだけに集中していた、正しい道を選ぼうなどとはしなかった、気付いたら正しい道を選んでいた。ソニーは自身から出る黒煙を吸う、気持ちが悪くなった。
「ウげっゲホッゲホッ」
気持ちの悪さを堪えないでソニーは咳をしてもがき苦しむように回転を変調させる。それによって跳ね上がって発射スイッチが押された。
フランクは発射されたボールをゴールにシュートする。今度も百発百中だと思っていた、だがボールの軌道がズレた。空中に無数の細かな地面の破片が浮いていた、ソニーの出した黒煙が空に流れず滞留していた、それらがボールの軌道を歪めたのだ。
ソニーは血を吐きながら回転を続ける、無重力空間で気体や液体は下にも上にも流れずにただ拡散する。フランクの視界を遮るように煙と瓦礫と血が立ち込める。
もがき苦しみながらソニーは走馬灯のように流れる光景を見る。自分が選んできた道は最短距離だった、常に正しかった、はずだ。しかし……ソニーは何かが引っかかった、だからもう一度走馬灯を見るためにもがき苦しみ続ける。
もがいているソニーを横目にフランクは黒煙や瓦礫を迂回するようにボールを蹴ってゴールさせた。
ラウンド4終了 0-4 - 165二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 22:37:53
- 166二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 07:49:28
最初の作品をほっぽりだしてこんなもん書いてるオチンチンにだけは言われたくないと思われるが…
- 167二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 18:00:34
- 168◆2WHBvEHDhUyJ24/06/03(月) 19:49:13
自己を表現する手段として語録無しで喋り始めるのはダサいっスね
自由律俳句を勘違いして単なる一行詩を俳句と言ってるようなものっス
忌憚のない意見ってやつっス
〜本編〜
一酸化炭素中毒に陥ったソニーは過去の幻影を見た。アンナが連盟の人体実験に付き合わされるいつもの光景、フランクはいつものように反対していて、そんなフランクに「刑事さんのそういうところ、だいっきらい!」と言って次元逆流マシンに乗り込む“忠義者”アンナ ヴォルフ、それがアンナを見た最後の姿だった。そうだった、あれでフランクは連盟を抜けて、ユキは塞ぎ込むようになったんだ。
ソニーは気が付いてしまった。(あれからだ、俺が正しい道なんて選ぶようになったのは、あれからだ!)その気付きはソニーの中で一本の道となった。そしてソニーはその一本の道を意識的に思考から排除した、いやそれだけじゃない全ての思考を放棄していた。
「おいマックス!ベレビルさんはどうなったんだ!」
やっと延長コードから脱出できた家族の言葉にマーカスは上の空で答える。
「戦ってるよ、この中で」
「こん中でって……黒い煙が立ち込めてて何も見えねえじゃねぇか!」
「俺には見える」
マーカスは天才だった、だから黒煙の流れで見える空気の流れだけで中で何が起こっているか理解できた。そしてフランクもまた天才だった。フランクは黒煙の中でランチャーからボールが発射されるのを待っていた。黒煙の中の環境は既に体験済みだからもう惑わされない。フランクはラウンド開始までの10秒で黒煙の立ちこめる無重力空間という異常な環境に適応したのだ。
フランクの足が震えていた。黒煙を吸いすぎないようにしていたから煙が原因ではない、無重力空間には既に適応しているから無重力が原因じゃない、フランクは原因は分かっていたが気付かないふりをしていた。
ソニーが覚醒し始めている。フランクはそうでない可能性を探したが、それ以外の可能性はフランクの高速思考で即座に潰れた。間違いなくソニーが本気になり始めるとフランクは確信した。だから先手を打って、ちょうど空へ高く飛んだソニーを殺すように動くことにしようかと考えてい……。
「ベレビル!気を付けろ!」 - 169◆t.XRq73xkvFn24/06/03(月) 23:48:41
- 170二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 05:16:16
- 171二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 10:04:36
- 172二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 11:41:02
ボケーッ メンタル回復とか言ってる奴がこんなところを見るな言うたやろうが
はっきり言って愚弄されることで承認欲求満たそうって不健全だから お前病むよ - 173◆t.XRq73xkvFn24/06/04(火) 13:14:35
- 174二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 18:16:12
- 175二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:58:56
- 176二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:21:18
同一人物説を総合すると一人三役になるんだよね 怖くない?
まっあいつにそんな小賢しいマネができる気はしないからバランスは取れてるんだけどね - 177◆t.XRq73xkvFn24/06/04(火) 23:25:11
今日も書けなかったのん……ひとまず週末を目途に雑に1000字くらい仕上げてブン投げてやりますよククク
あーっ短縮urlのサイトは諸事情で使えねえよ
どうか頭文字を消える えっしたリンクで我慢していただきたいっスね
本当に申し訳ないっス
その怒りは俺のカス小説にぶつけるんだ 俺のカス小説のせいでお前はこんな腹立たしい思いをしてるんだ(ケンゴ書き文字)
- 178二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 05:21:01
- 179二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 10:04:48
- 180二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 21:30:14
昨日から今日にかけて何も無いやんけ 何怠けとんねん
- 181◆2WHBvEHDhUyJ24/06/05(水) 21:36:45
昨日はなんかURL貼られとったやん…
〜本編〜
マーカスの声で違和感に気付いた、ラウンド5がなかなか始まらない、ボールが発射されないのだ。だから反重力装置は起動しない、黒煙が空に昇り瓦礫が地面に落ちて視界が広がっていく。
開けた視界の中にはソニーはいなかった。代わりにトースターほどの大きさの瓦礫が地面に落ちた、ソニーだと思っていたのは巨大な瓦礫で地面はそこらじゅうが抉れていた。どこの瓦礫に隠れているかと周囲を見渡した時に、フランクは自身の頭上に発射スイッチがあることに気付く。
「ベレビル!飛べ!」
マーカスの声で咄嗟にジャンプしたフランク、地面が砕けてソニーが飛び出して、その勢いのまま発射スイッチを押した。そのままソニーは発射スイッチを破壊してフランクに向けて蹴り飛ばす。反重力装置が起動するまでのラグタイム中に発射スイッチという名の鉄塊が直撃すればブランクのあるフランクでは試合続行は不可能になる。
ボールランチャーから発射されるボールを無視して発射スイッチを避けるフランク。ソニーは明後日の方向に飛んでいくボールを無視して先ほどと同じように黒煙をあげて地面を砕き血を吐きながら回転を始める。
フランクはこのソニーを知っていた、フランクはこのソニーを最も怖れていた、このタフネスとスタミナこそがソニーの最も恐ろしい特徴だと知っていたのだ。“ザ・レーサー”ソニー マクビーム、彼は世界中のあらゆるトースターが出場可能なレースに出場し全ての大会で優秀な成績を残した、最初の1日に3つの大会に出場し全ての大会で半数以上の出場者を追い越した、次の1週間で20の大会に出場し全ての大会で入賞した、最後の1ヶ月間で300を超える大会に出場し全ての大会で1位を取った。輝かしい功績を残した若きソニーは盗難車でアメリカ大陸を横断している時に逮捕されてトースターボール連盟に連行された、その時に逮捕したのが“法の支配者”フランク ベレビルであった。
思考を放棄し覚醒したソニーは勝利への道筋を……考えない。
その体に刻まれた本能に従って、ただ動くだけ。トースターがまだ木製だった時代、人間がまだ獣だった時代、トースターボールにまだルールが存在しなかった時代の本能を呼び覚まし、動く。
- 182二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 05:14:13
改めて見ると読みにくさと狂気のレベルがダンチなんだよね 怖くない?
- 183二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 10:04:43
“トースター”が“木製”!?
- 184◆t.XRq73xkvFn24/06/06(木) 12:48:11
監禁…?冗談だろ ただでさえ最近進路に目が向いてきたのに学業や単位よりもこんな異常者の遊びを優先するわけねぇだろ
じゃあなんで来たんだって?ククク…… - 185二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 15:22:11
- 186二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 15:37:25
愚弄されたくない&忌憚のないアドバイスが欲しいなら創作マネモブ集合スレの方に行け…鬼龍のように
- 187二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 15:40:51
- 188二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 18:19:30
元祖チンチチンの小説が一段落つくまで要る!!
- 189二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 20:51:43
- 190◆2WHBvEHDhUyJ24/06/06(木) 21:37:41
確かに原作だと“サバイバー”ジョニー クラーストーンだけしか木製のトースターはいなかったけどね!(グビグビ
ジョニーは人里離れたジャングルの中で暮らす冒険家って設定からして他キャラと絡ませてにくいの
〜本編〜
体を横に寝かせて高速で回転するソニー、さながらヒップホップ、ブレイクダンス。マーカスとその家族はそれに本物のリアルな音楽を感じた。
ベイ独楽のように回転するソニーは砂嵐を巻き起こして、砂嵐は刃となってフランクの皮膚を引き裂いていく。それは“錆色のジャック”ジャック オーバネル、いや“血色の人”ジャック オーバネルの必殺技、オクラホマの砂雷サライによく似ていた。
無重力空間では重さが乗らない、打撃が響かない、だから殺せないとフランクは諦めていた。ソニーは無重力空間でトースターを殺傷する術をたった今、編み出した。
風がボールを巻き取って連れ去っていく、竜巻が起こっていた。フランクはボールを追いかけようとは思わない、追いかけたら竜巻の中の砂に切り刻まれるからだ、巻き上げられ空に打ち上げられたボールの落下地点で待っていればいい、無重力空間の外に出たボールが自由落下して落ちる地点、フランクならばその地点を予測できる。攻撃手段を持っているソニーと攻撃手段を持たないフランクではフランクが圧倒的に不利、だから今は静観こそが最善。
「ベレビル!」
フランクの耳にマーカスの声が聞こえた、それが最後に聞く音だった。
勝負に最善などない、ただ勝者と敗者のみが存在し、勝者の行動は全て正しく敗者の行動は全て間違っている。ソニーは今日も勝利した、だから今日も正しい道を走っていたということになる。
フランクの体をソニーの足が引き裂いていた。竜巻で空に打ち上げられたのはボールだけではなくソニーも自分を竜巻に乗せて空へと打ち上げていたのだ、そしてボールを追うようにルートを選び、ボールの落下地点で待っていたフランクに蹴りを叩き込んだのだ。
「ベレビル!なあ!ベレビル!嘘だよな!なあ!ベレビル!なあ!フランク!おい!フランク!」
唖然とする観客達、そこに響くマーカスの声。ソニーは死にゆくフランクの心臓の鼓動をその足で確かに聞いていた、全ての者に訪れる絶対の法則、死だけはフランクは支配できない。
- 191二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 06:06:29
- 192◆t.XRq73xkvFn24/06/07(金) 07:53:32
- 193二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 09:49:32
次スレどないする?
- 194二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 17:36:59
まあ(いつものスレ主が勝手に立てるだろうから静観で)ええやろ
- 195二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 20:24:00
- 196◆2WHBvEHDhUyJ24/06/07(金) 23:39:57
短いし①に全部まとめてくれって思ったね
〜本編〜
オクラホマの砂雷はその技の中心部は安全地帯、こころのオアシスや故郷、サライのような、いわゆる台風の目などと言われる技の使用者を傷付けない安全装置があった。ソニーは自分から安全地帯を出て空を飛んだのだ、オクラホマの砂雷は必殺技と呼ばれるほど嵐の中に入った者の生存率が低い、それ故にフランクは想像できなかったのだ。無重力空間であること、ソニーがこの技を使い慣れていないこと、ソニーが消耗していたことから技の威力が下がっていたのだがフランクは想像できなかった、既に法の支配者でないフランクには想像できなかったのだ。
(どうして)と正気に戻ったソニーは、問いかける。これが、正しい道だったなどと、ソニーは思えなかった。しかしソニーはこれが正しい道だったと自分に言い聞かせる、それが勝者の義務だからだ。
いつからソニーは正しい道、なんてものを選ぶようになったのか……。ふとフランクの言葉を思い出した。
「アンナは死んだ。次元逆流マシンで過去に飛んだんだ、そしてどこかでのたれ死んだ。俺はアンナの死体を探す、連盟が探さないから俺が探す」
そう言ってフランクは全てを捨てた、インターポールの刑事という地位も、ソニーのことも、ユキのことすら、捨てた。アンナもフランクも失ったユキがあまりにも可哀想だった。
(そうだ、俺は、ユキのために妄想を口にしたんだ)
「アンナは生きてる。次元逆流マシンで未来に飛んだんだ、そして未来で俺たちを待ってる。俺は未来に飛ぶ方法を探す、連盟が探求している技術の先に未来に行ける技術があるはずだ、それが無理なら俺が未来に行く」
それからソニーは光速を超えて動くことによって発生するウラシマ効果を発動させ未来に飛ぶ訓練を始めた。そのために最適な動きを、最高のパフォーマンスを、正しい道を探し始めた。
正しい道を走り続ければいつか光速に至れると、正しい道を選ぶことこそが至道であると思った、誰よりも何よりもユキのために。
そしてユキが連盟本部から出て行った後も、ソニーは正しい道を走ることに執着し続けた、正しい道を走り続けた。そうしなければ、そうでなくては、ソニーは走れなくなってしまうから。
- 197二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 09:37:09
ふう常に正しい道を行くことを否定するんですね初代オチンチンの狂気にはおよばないちょっと残念です
- 198二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 20:17:48
このスレも十分に狂気的でカルトチックだと思われるが…
- 199二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 03:42:47
今日の分の更新があったら新スレを立てようと思ったのに…こ…こんなの納得できない
嫌でも明日の午後8時に新しいスレは立てさせてもらいますよクククク