カズサ「なんで私に聞くのさ」

  • 1二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:00:33

    放課後、ヨシミから相談があると近くのカフェに呼び出された。カフェの飲食代は全てヨシミの奢りという話で地味に今月ピンチだった私は二つ返事で了承した。
    思い返せばこの時もうちょっと考えて断っていればよかったと思う。

    「先生とデートする!?」

    「声が大きいわよ…」
    「うん、まぁそういうこと…」

    目を伏せて顔を耳まで真っ赤にして呟くように肯定するヨシミの姿は恋する乙女のそれだった。いつもの攻撃的なチワワのような言動の面影はどこにもない。

    「ええっと…とりあえずどういう経緯でそうなったか聞いてもいい?」

    「うん…この前さ、スイーツ部でバンドやったじゃん?」
    「あの曲とは別に何曲か個人的に練習しててさ。この前先生に一対一で聞いてもらって…」
    「演奏…すごい褒めてくれた…」

    「……良かったじゃん」

    …なんかムカつく。経緯を聞いたはずが惚気を聞かされている気がする。

  • 2二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:06:57

    「それでね、良い演奏聞かせてくれたお礼だからって…何でも私の好きな場所に連れて行ってくれることになって」
    「今週土曜1日、私のために時間くれることになった…」

    「あぁ…そう。」

    ヨシミの演奏、そんなに良かったんだ。先生、私が歌聞かせた時はそこまでしてくれなかったのに。

    「てことは行く場所の相談ってことで合ってる?」

    「…うん」

    「何で私に聞くのさ?」

    「だってカズサあんたこういうの詳しそうだし。」

    あれ?私こいつに恋愛強者だと思われてる?
    経験とかゼロなんだけど…

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:09:49

    いい題材だぁ

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:14:45

    「キャスパリーグ時代に色んな舎弟侍らせて遊んでそうだし」

    「……怒るよ?」

    しししっとさっきまでとは打って変わっていつも調子で笑いながら生意気なことを言っている。そうだ、さっきまで珍しくしおらしかったから忘れてたけどヨシミはこういう奴だった。

    「あとさ、アンタなら取り合いにもならなそうだし。相談するのに1番適役かなって」

    「…へ?」

    「だってアンタ、アイリ以外眼中にないでしょ?」

    「はぁっ!?アイリはそういうんじゃないし!」
    「確かに大事で大好きだけどさ…」

    「あははっ!ごめんごめんジョーダンだって。」
    「でも先生にそっち関係の興味ないのはマジでしょ?」

    「え?あ…あー…うん。そう…だね。」

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:23:25

    なんだかモヤモヤする。アイリはもちろんとっても大切な存在。今の私のルーツと言っても良い。
    先生は…嫌いじゃない。というよりお世話になってるのもあるし一緒に話してて楽しいし好き。でも恋愛的な意味ではない。…うん、ない。

    「うん、じゃあ早速だけど候補の場所いくつかピックアップしてきたからアンタの意見聞かせて欲しいの!」
    「せっかくだから大人っぽいところ行きたいし」

    ヨシミが候補場所のURLをモモトークで送ってきた。ザッと目を通す。百鬼夜行の有名なカップル向け観光地に夜景が綺麗な展望台やバーなど、いかにも子供が背伸びして行きたがるようなスポットばかり。

    真剣な目でこちらを見てくるヨシミとチョイスに子供っぽさが抜けない部分のギャップに少し笑いそうになった。結局先生との関係は進展しないんだろうなと思い少し安堵する。

    …待て、今何で安心したんだ私。

  • 6二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:33:11

    その後ヨシミとデートスポットについてあーでもないこーでもないとグダグダ話してる内に夜もすっかり遅くなり解散になった。

    「見てなさいよ!来週には大人の階段を登った私をみんなに見せてやるんだから!」

    「あーはいはい、頑張ってね〜。」

    ヨシミを見送る。多分まぁまた空回りするんだろうな。

    でも

    でももし上手くいったんだとしたら…

    ふとヨシミと先生のデート風景が頭の中に思い浮かんだ。いつものようにヨシミを揶揄って微笑む先生と、ツンケンした態度のヨシミが並んで歩いている。さっきの話で決めたスポットを周っていく。少し険しい道も通るだろう。多分その時先生はヨシミの手を取って転ばないように歩くんだろうな。あの人は頼りなさそうなくせにこういう時はやたらキザで女の子が欲しい行動をしてくれるから。
    そして平坦な道に出た後はヨシミが少し勇気を出して、2人はそのまま手を繋いで歩いて…それから…

    それから…。

    ズキンッ

  • 7二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:40:54

    やたら鮮明なデート風景が思い浮かんだ。私の妄想力が逞しいのか、それともそれだけお似合いの2人ということなのだろうか。

    「あーもう!やめやめ!」

    気分が沈むだけの妄想を打ち切り帰り道を急ぐ。現在地はD.U.市内の20分間隔でしか来ない都会にあるまじき例のバス停。

    ……何だか無性に先生に会いたくなってきた。

    「今日は…水曜日か」

    そう言えばバレンタインの日に会いにいった時は水曜日だったなと思い返しながらバス停から離れてシャーレに向かう。時間は夜の8時。何がとは言わないが私にとってはちょうど良い時間だった。

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:48:54

    --連邦捜査部シャーレ近く 歩道

    「はぁっ…はあっ…」

    ガラにもなく走ってしまった。…何で走ったんだ私。

    息を落ち着かせてシャーレを確認する。
    明かりは…付いていない。そっか、先生今日はいないのか…。

    ヨシミと先生が出掛けるのは…今週の土曜だっけか。

    「金曜があるか…」

    そうだ。私には毎週金曜の夜の時間がある…たまに別曜日になるけど…
    別に焦る必要はない。誰も知らない2人だけの秘密の時間。ヨシミよりも早く、先生と2人きりで話せる…

    …嫌な子だな私。

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 18:59:13

    明後日 金曜日 夜

    極めて冷静に、いつも通りを装って夜8時に到着するようにシャーレに向かった。

    先生は、いなかった。

    連邦生徒会の人に聞いたらどうやら今日明日と休みを取ったらしい。普段休日返上して毎日何か仕事をしているのに私用で休みなんて珍しいからとても驚いたと言っていた。
    多分明日に向けて色々先生の方でも買い出しなどの準備をしているんだろう。

    そっか、ヨシミ、ここまでしてもらえるんだ。

    …良いなぁ。

    あぁ、なんかヤだなぁ…つらいなぁ…

    地面に水滴が落ちた。空を見上げると雲の切れ間から月が顔を覗かせている。目が熱い。
    私、泣いてるのか。

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:03:08

    「杏山カズサ…さん?」

    突然後ろから話しかけられた。驚いてビクッと体が跳ねる。慌てて涙を拭い振り返るとそこには見知らぬ少女がいた。
    制服の校章が目に入る。ワイルドハントのものだ。

    「誰…ですか?」

    「おっと、私としたことが失礼いたしました。そう言えばお話しするのは初めてでしたね。」
    「私は椎名ツムギ、徘徊中の貴婦人とでも言っておきましょうか」

    なんだこの人…椎名ツムギ…?椎名…ツムギ…
    あ!

    「私たちの曲書いてくれた人!」

    「ふふっ、良い反応をしていただきありがとうございます。」
    「『リアクション』、は大事ですから」

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:12:27

    「え…えっと…この前はありがとう…ございました。」
    「それで…今日は何のご用で…」

    「ふむ…敬語に慣れていないのであれば不要ですよ。その程度のことは気にしません。」
    「たまたま見かけて以前のライブの感想でもと話しかけただけに過ぎませんから」

    「はぁ…」

    デスメタルファッションで「死は社会の福祉だ」とか言ってたところしか見てなかったから現在目の前にいる人物と同一人物であることを脳が認識するまでまだ時間がかかりそうだが、なるほど、確かに先生が言っていた通り少しナツに似ている。

    「しかし…」
    「せっかくの華金、明日は楽しい土日だというのに…まぁ土曜は私は学校がありますが…トリニティは明日お休みだったはず、とにかく涙は良くありませんよ。」

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:21:12

    「へ?いやこれは違っ…」

    「ふむ…どうやら今宵のヒロインはあなたようだ。良ければ話を聞かせていただけませんか?」
    「もちろん無理に、とは言いません。」
    「『ムード』、は大事ですから」
    「しかしお話しいただければこの椎名ツムギが、多少はお役に立てるかもしれませんよ?」

    前言若干撤回。ナツよりかなりクセが強い。

    「えっと…なんでそこまで…」

    「お気になさらず、あなたの素晴らしい歌唱へのお礼と思っていただければ。」

    正直、ほぼ初対面の人に悩みを打ち明けるのはどうかと思う。
    相手がどんな人なのかよくわからないし、下手したら邪険に扱われるかもしれない。
    でも…
    宇沢の件で先生に相談したことを思い出す。あの時はアイリやヨシミやナツから話は聞いてたけど、ほぼほぼ初対面だったっけか。
    ……
    結局全部ツムギさんに話してみた。もちろん、個人名言わずに、特定もできないように。

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:30:49

    「ふむ…物語のあらすじは理解しました。」
    「全て理解した上で少し意地悪なことを言いましょうか。」
    「別にその"彼"を恋愛的に好きではないのであればご友人を応援すればよろしいのでは?」

    「それは…」

    その通りだ。ぐうの音も出ない。私にヨシミを邪魔する権利はない。

    「それとも、なんとなく他人に取られる感じがして嫌だから別に恋愛対象ではないけどキープしておきたい、ということでしょうか?」

    「違っ!」

    「そもそもどうしても会いたいならモモトークでアポ取ってから行けば確実に会えたのでは?」

    「う……」

    なにさ。協力するとか言ってグサグサ言葉の刃で刺してくるじゃん。確かにアポ取るという選択肢は頭から抜けてたけど…
    あれ?なんで抜けてたんだろう…

  • 14二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:37:54

    「ふふふ…別に約束せずにお互いなんとなくわかって会うということの物語性の高さは否定しませんよ。」
    「先ほども申しましたが『ムード』、は大事ですから。」
    「しかしその関係性に甘えて物語が崩壊してしまうのは本末転倒というもの」
    「あとは…そうですね。物語の始まりというのは実は本当に些細なものです。」
    「一度素直に自分自身の気持ちに向き合うことをオススメいたしますよ、お嬢さん。」

    固まる。頭の中がごちゃごちゃだ。もうよくわからない。
    私が返答できずにいるとツムギさんは「少し時間が必要かもしれませんね」と言って微笑み、近くのベンチで横になって眠り出した。本人曰く「私のことはお気になさらず、夜も遅いですし帰ってください」とのことだった。
    …そんなところで寝るのか。

  • 15二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:43:50

    帰路に着く。心にぽっかり穴が空いた気分だ。いつもなら金曜は先生と話をして、気分よく帰って、週末もアイツらと遊んで楽しく過ごして…それで…

    寮に着いた。疲れた。今日はお風呂は…もう良いかな。瞼が重い。寝よう。頭がこんがらがった時は睡眠が大事だって先生も言ってたし。
    そういえばそんなこと言って先生はあんまり寝てなかったっけか。四六時中頭の中こんがらがってるくせにさ…

    夢を見た。
    私と、アイリと、先生で、私が真ん中で3人で手を繋いで歩いている夢。都合の良い、甘い甘い夢。

  • 16二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:51:27

    翌日

    「最悪…」

    起床。時計を見ると午前10時。寝過ぎだ。最悪の朝だ。
    今頃ヨシミは先生とデート中だろう。スマホを見るとモモトークの通知が見える。ヨシミが写真を送ってきてるかも…いやあっぷあっぷしててそんな余裕絶対ないだろうけど。
    …今日は絶対に見ない。

    「自分の気持ちか…」

    昨日言われたことを思い出す。
    先生のことは、好きだ。だけどそれは恋愛的な意味じゃない。だって先生は時々すごい意地悪で本当にムカつくことが結構あるから、感謝してるけど恋するなんてそんなことありえない。

    「とりあえずあった出来事の整理かな…」

  • 17二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:56:09

    先生との思い出を振り返る。
    宇沢の一件の後は勉強見てもらった。私のために全部投げ出してきたとかなんとか気持ち悪いこと言ってたっけ。でもすごい丁寧に教えてもらった。結局スイーツ奢って貸し借りなしにしようと自分では思ってたけど、最終的に先生に奢り返されたよね。解散した後はモモトークでこれからシャワー浴びる報告をして…

    あれ、なんでそんなこと報告したんだっけ?

    次はバス停でばったり会ったな。あの時のおしゃべりは楽しかった。ゆったりしてて会話のテンポも心地よくて…もっと話したくなって…
    あの時先生まだ仕事中だったよね?本人は全部終わったって言ってたけど、それでもバス一本見逃して…私を優先してくれて…
    帰った後は無事帰れた報告のために自撮りを…

    あれ、なんで自撮りなんて送ったんだっけ?

    いや、いやいやいや違う違う違う。
    これはそういうんじゃなくて
    だって恋ってもっと劇的なことがあって起こるもんでしょ?漫画だと大体そうだし…

    脱線した。余計なこと考える前に振り返りを続けよう…

  • 18二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:01:11

    その次は…あ、コンビニですっぴん見られたんだっけ。あそこで完全に取り繕ってたイメージが崩壊したな。もう全部見られちゃったし先生相手ならいっかってなって…

    …いや良くないだろ私。いくらなんでもすっぴん見られてキャラ崩壊まで見られてもういっかは無いだろ。

    …えっと次は、買ったフォンダンショコラが熱すぎて先生に差し入れに行ったんだよね?
    猫ネタで揶揄われた記憶が…あの人はほんとにもう、隙を見せるとすぐ揶揄ってくる。

    …いや待て、なんで差し入れにしたんだ私。別にヨシミとかナツとかにでもあげればよかったしそもそも寮に帰ってから食べる予定だったんだから多少は冷めるはず。熱々のチョコなんて猫舌じゃなくても出来立ては火傷するから多少は冷まさないとだし…

  • 19二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:10:12

    違う。違う違う違う。好きじゃない。
    絶対に違う。だってそうだったら私本当にバカじゃん。
    毎週通ってたのも、顔とかお腹とかにベタベタ触ってたのも、私と一緒にいるのに他の子の話されて不機嫌になったのも、別にそういう"好き"じゃないからあくまで友達間のじゃれあいみたいなもので…

    …よく考えたら友達間でそういうことしなくない?

    …その後何があったっけ。
    あぁ、先生とカラオケで楽しくなっちゃってオールして、自分が口つけたマイスプーンで間接キスに気づかずにあーんしたり、スイーツ店一緒に巡って専属マネージャーと勘違いされて…
    なんかよくわかんなくなって私の専属って宣言しまくって…

    『物語の始まりというのは実は本当に些細なものです。』

    あぁ、

    「そんなに好きだったのか、私」

  • 20二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:15:50

    体育座り、黒い涙が膝に落ちる。そういえば昨日はメイクも落とさずに寝たんだっけ。

    顔を洗う。鏡を見る。ひどい顔だ。

    「どうしよう」

    どうしようもない。こんなの、こんなの自覚したくなかった。昨日よりも辛いじゃん。

    その場でうずくまる。吐きそう。無際限に涙が溢れてくる。喉が渇く。早々に自覚してればこんなことにならなかったという事実が自分を突き刺してくる。

    こんな時少女漫画だったら白馬の王子様役の人が駆けつけてくれるんだろう。だけど残念、白馬の王子様はデート中。デートをブッチしてこっちに来たならそんなのは解釈違いだ。

    「デート…上手くいっちゃうんだろうな…」

    はは、と渇いた笑いが出る。
    もう今までみたいに先生に会えなくなるのかな。もし今回のデートがきっかけで付き合うことになったんならヨシミに悪いし。

  • 21二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:20:31

    ピコン、とスマホの通知音が鳴る。絶対今日は見ないと決めていたが、なんとなく気になって手に取り画面を見る。

    18時の時刻表示。うずくまってるうちにだいぶ時間が経っていたらしい。目線を下に送ると通知欄。先ほど入ったニュースアプリの定時更新通知と、昨日の夜9時ごろに先生から送られてきたモモトークの通知があった。

    光の速さで画面を操作してモモトークを開く。
    先生とのチャットルーム、そこには

    『"連絡遅れて本当にごめんね。今日と明日、お休みをいただいています。いつもの時間にシャーレに居られなくてごめん。代わりといってはなんだけど、日曜日に埋め合わせさせてもらえないかな?"』

    のメッセージ。

  • 22二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:25:01

    ドクンドクンと心臓が大きく脈動する。嬉しい。胸が苦しい。

    「なんで…」
    「なんでこういうことしちゃうかなぁ…」

    喜んでしまう自分が嫌になる。
    昨日見ていたら普通に喜んでいたと思う。
    自分の気持ちを自覚したタイミングで見てしまったのが、本当にタチが悪い。

    ふとヨシミのモモトークアカウントが目に入る。アイコンが先生とのツーショットに変わっていた。どうやらデートはうまくいったらしい。

    ………
    先生に『朝、行くから』と返信した。

    「……私、やっぱり嫌な子だなぁ」

    入浴、肌ケア、明日着ていく服の選定。今までうずくまっていたのが嘘のような速度で片付けていく。吹っ切れたわけではない。というか何も解決はしていない。
    それでも、もうチャンスは不意にしない。

    出来うる限りの万全の準備を整えて明日に向けてベッドに入った。
    泣き腫らして疲れた分、すぐに意識を手放せた。

  • 23二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:25:32

    翌日 連邦捜査部シャーレ

    "や、カズサ。おはよう。"

    先生が私を出迎える。何事もなかったようにいつもの笑顔で出迎えてくれている。というか先生にとっては本当に何にもなかったんだろうけど。

    "一昨日昨日は本当にごめ「先生。」

    先生の謝罪を遮って私はこう宣言した。

    「今週はまだお疲れ様って言ってあげないから。」

    長い一日が始まる。


    おわり

  • 24二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:42:38

    今はただ、あなたに喝采の拍手を

  • 25二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:51:29

    ダメですよマエストロあにまんなんかに来ては

  • 26二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:52:26

    バーボンハウスじゃない!?

  • 27二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:05:58

    ブラボー!おお…!ブラボー!!

  • 28二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:08:05

    >>26

    これで途中からバーボンしたら大荒れでしょう

  • 29二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:22:58

    やあ

    ようこそ、バーボンセイアへ。

    このSSはサービスだから、まず読んで落ち着いてくれ。


    うん、「また」なんだ。すまないね。

    仏の顔もと言うだろう、謝って許してもらおうとも思っていないよ。


    でも、このスレタイを見た時、君は言葉には言い表せない「ときめき」のような物を感じてくれたんじゃないか?

    殺伐としたキヴォトスの中でその気持ちを忘れないで欲しい、そう思ってこの場を設けたんだ。


    では、注文を聞こうか。

    >>26

  • 30二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:38:32

    めんどくさい猫が1番可愛いよカズサ

  • 31二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:55:03

    このレスは削除されています

  • 32二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 04:41:01

    >>24

    >>25

    ゲマトリアがあにまんに来るなァッ!クズがァッ!

  • 33二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 07:28:28

    ホントはダメだけど!
    ひでぇことだけど!

    自覚できない恋心と自分でもよくわからない嫉妬と独占欲でぐちゃぐちゃになるカズサがもっと見たいぃぃ〜!!

  • 34二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 12:54:20

    よし!ヨシミが幸せそうなのでハピエンだな!

  • 35二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 20:35:08

    >>2

    実際には恋愛弱者だよね


    いつの間にか付き合ってましたあるいは結婚してました報告受けて自分でもびっくりするくらいモヤモヤしてしばらく自問自答してようやく自覚して1人で泣いてるタイプだよカズサは

オススメ

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