アイマス初めてなんだけどこの咲季って子についてちょっと聞いてほしいんだが

  • 1二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:40:43

    『そんなに言うなら見せてあげる、偽物の天才が夢を叶える所をね!』
    ああ、この子が……自分のことを『偽物の天才』と、自虐にするでもなく言ってのけるまでに、どれだけのことがあったんだろう?
    何度も、本当に何度も味わってきたんだろう。天才と持て囃され、やがて伸び悩み、「天才などではなかった」と見放されることを。
    そして彼女はきっと、妹が……佑芽こそが、「本物」の天才だと、そう確信させられてきた。だからこそ、自分を「偽物」と対比したのだろう。
    それでも彼女は妹を妬むことも恨むこともなく、本当に心の底から愛し、誰よりもその才覚を喜んだ。
    花海咲季は負けるのが大嫌いだ。でも、負けを認めて飲み込むことができる。どんな結果でも、喜びも悔しさも、それを並外れて激しく感じられる感性を持ちながら、それを抑えて振る舞うことができる。子どものような激情を心の内に秘めているにも関わらず、驚くぐらいに大人で、自立した強い少女だ。
    彼女がそう在るのは、間違いなく彼女が「お姉ちゃん」だからだろう。妹のことを何より大切にし、導き守りながら、同時に決して勝てない壁でもあり続けた。
    花海咲季は強い、花海咲季は気高い、花海咲季は「できた人間」だ。それは決して嘘ではないだろう。
    ……だけど、決して勝てない壁であり続けるために『妹に負けることから逃げ続けてきた』

    彼女はこう吐露した。「一度でも妹に負けたら、きっともう二度と立ち上がれない」と。
    一度でも自分が負けたら、その後自分が追いつくことはなく、妹は振り返ることなく頂点に向かっていくと確信している。
    だから勝ち続けなければならないのだと。それは自分のためでもあり、妹を導き続けるためでもあるのだろう。
    なんて苦しい気持ちだろう。なんて困難な決意だろう。16歳の少女が1人で抱えるには、重すぎる苦悩と恐怖だろう。
    でも、彼女が見せた弱音でもあり同時に決意でもあるそれは、否定してしまうことなどできなかった。
    だから自分は願ったんだよ。「花海咲季を、勝たせたい。勝たせ続けたい」と。
    彼女が取り返しのつかない敗北に、今にも泣き出したいくらい恐怖し、怯えているのもきっと本当のことだ。
    でも、それは彼女の輝きを曇らせなどしていない。
    花海咲季は、誰より可愛くて、格好良くて、輝いている少女だ。最高の、世界一のアイドルになる存在だ。
    何よりも輝く一番星を、花海咲季に見たんだ。

  • 2二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:42:19

    また咲季がオタクの魂を灼いてる……

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:42:54

    長い
    『何よりも輝く一番星を、花海咲季に見たんだ。』までしか読めなかった

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:42:57

    怪文書Pはいつだって誕生してしまう

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:43:57

    怪文書って呼ばれたくて頑張って書いた長文

  • 6二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:47:01

    あと『Fighting My Way』の話なんだけど、彼女自身が語るように、恥ずかしくなるくらいに彼女のすべてをさらけ出した歌で
    ガチャ画面で流れてるのもあってまずサビから語りたいんだけど、ド直球王道な「私は私を信じてゆくだけ 誰にも負ける気はない」っていう歌詞からの「君に見せたいの 彼方の景色を」っていうのから色が変わってきて、きっとこれは佑芽へのメッセージであり、ライバルみんなへのメッセージでもあるんだよな。「誤解なら困っちゃうな 蹴落とすため戦うわけではないの」っていうのは咲季の闘争心のありかたを何よりも表してて眩しい そしてそのあとの「もっともっと欲しくなっちゃうよ」のあとの吐息はさすがにセクシーすぎる 咲季はセクシー路線も当然いける 魅力的だから
    そして3回目のサビの「もう自分以外私に勝てない 君がいれば何度も立ち上がるわ」、もうラスボスであり主人公である貫禄そのものなんだよね 「ライバルがいるから何度でも立ち上がる」なんてもう・・・魔王すぎる それなのに「想い全て 逃げたくはない 待てない まだ終われない」っていうのは彼女の弱音そのもので、それを曝け出すのに想いのこもり切った歌い方がもう感激としか言いようがない。
    で、歌い出しの話に行くんだけど「花が咲く時が来たんだ」ってのはもう彼女の名前通りで、同時に今まで彼女は「咲いた」ことはなかった、でも「今がその時」なんだっていうアイドルとして彼女が歩みだす第一歩として素晴らしい歌詞で、「もう目を背けやしないんだ」ってのも今まで佑芽が追いついてくるのから逃げ続けてきた所への「もう逃げない」という決意でもある。印象的な「私よりも強気なダ・レ・カ」って歌い方も意味深でいい、佑芽のこととも取れるし、まだ見ぬライバルのこととも取れるよね。
    総括歌全体として色っぽいイメージなのはどちらかというと小柄な咲季にはギャップのある歌い方なんだけど、同時に闘争心バチバチな歌詞は何よりも彼女らしくて、でもこれを「最初の1曲」として出してきたの、すげえなって思う。

  • 7二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:53:26

    真姉いいよね…

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:54:36

    >>5

    ひゅ〜冷静なチミかっこい~

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 22:22:02

    咲季というあらゆる才能がSランクまで行かないが、あらゆる才能があっという間にAランクまで上がる女
    いいよね、『偽物の天才』……

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 22:35:56

    >>9

    いい……

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 23:24:59

    あらゆるスキルが本物の天才級には届かないんだよね
    実際、初星コミュでダンスはことねに負け、イベントコミュで歌唱は手毬に負けてるし
    特化の天才級に対して、多数の天井止まりのスキルを総動員して勝ちに行く
    まさに「一世一代の悪あがき」

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 23:31:24

    1属性無視して2属性特化がAランク取るのの定石だと思ってたら咲季は満遍なく育ててないとAランク行かなくなって、何一つ疎かにするのは許さない感じがあってよかった

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 23:33:56

    好感度8読んだ次の育成には力入っちゃったよな。「負けさせられない」というか、「絶対勝たなきゃ」という気持ちにすごくなった

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