エルサレム聖杯戦争8【🎲⚓︎】

[1 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/25(土) 22:46:56]

前スレ

エルサレム聖杯戦争7｜あにまん掲示板

星の意志とキャスパリーグが相手の聖杯戦争はーじまーるよー

[2 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 22:48:39]

たておつ

[3 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 22:49:34]

立て乙です！

[4 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 22:49:44]

縦乙

[5 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 22:49:47]

立て乙です

[6 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/25(土) 22:50:46]

登場人物一覧〜

セイバー：アーサー・ペンドラゴン(プロト)
マスター：ミカ
性別：男、出身：エルサレム貧民街の一般人、聖杯にかける願い：餓えないだけの地位と富

アーチャー：ケイローン
マスター：メーティア・セレスティア
性別：女、出身：イギリスの魔術師、魔術系統：天体魔術、願い：根源到達

ランサー：レオニダス一世
マスター：オリバー・ストレングス
性別：男、出身：アメリカの魔術師、所属：フリーの魔術使い、願い：究極の筋肉

ライダー：アキレウス
マスター：アティス
性別：女、出身：アトラス院のホムンクルス、魔術：エーテライト、所属：エルトナム家、願い：早く人間になりたい

アサシン：耀星のハサン
マスター：エリアス・カルフ
性別：男、出身：フィンランド(山の民の末裔)、観光に来た魔術回路の質と量が一級魔術師の１０倍良いの逸般人、願い：宇宙の果てを見る

キャスター：マーリン
マスター：千秋　律希(せんしゅう　りつき)
性別：男、出身：日本(一般人)、願い：お金が欲しい

バーサーカー：坂田金時
マスター：サーラ・アミール・アッ＝サーニウ
性別：女、出身：パレスチナ(陰陽師)、無所属、願い：晴明に勝ちたい

[7 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/25(土) 22:52:56]

前スレで会議内容決まったので書いてきますねー

[8 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:03:53]

10まで保守

[9 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:07:13]

今振り返れば、マーリンがアサシン陣営との同盟の提案、サーラに代行者の知り合いがいる設定、マーリンの一騎も落としてはならない発言といった安価には無いスレ主のアイディアによるものが無かったら今頃どうなってたんやろ？
今でも同盟を組まずにそれぞれの陣営が戦っていたのかな？

[10 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:12:39]

たて乙あげ

[11 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:17:31]

>>9

何個か陣営が脱落して主人公のミカとアティスがどうにかしてたのでは

HF終盤みたいな感じ

こういうの考えると物語がIFルートで分岐してるみたいで面白そう

[12 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/25(土) 23:19:29]

広場から場所を移し最も近かったキャスターによって工房とかしたホテル、ロビーにて
傷による疲労によってアサシンとアティスは少し離れたソファにて横になっているが各々椅子などを集めそれとなく円になり座っていた。
｢さて、とりあえず私が進行をしよう。現状の脅威は2つ｣
そう言ってマーリンがふたつの幻影を中心に移した、ひとつはあの時の少女、もうひとつは彼が作り出した使い魔と似た姿の白い獣だった。
｢ひとつは星の意志を自称する少女、もうひとつがキャスパリーグだ｣
｢あの少女はやべぇ、あの怪物が可愛く見えるぜ｣
アキレウスが発言する、レメゲトンとはまた違った異質な強さを感じるとの事。
｢もう一方のキャスパリーグも不味い、生前の頃と同じ強さとしたら今の僕たちの戦力でギリギリと言ったところだろう｣
アーサーも同調し驚異について話す、キャスパリーグの強さも異常なのだ。
｢それにもうひとつの懸念点があってね、仮に聖杯に僕たちのうち誰かが捧げられたらどちらかが強化される可能性が高い｣
聖杯の幻影を映し出し映像とする、聖杯に何かが注がれた瞬間、幻影のキャスパリーグが肥大化し大型の怪物へ、少女が変質しまるで悪魔のごとき姿へと。
｢私たちはこれから絶対に脱落してはいけない、という事ですね。となるとアサシンは明日いっぱいは動かす訳には行きませんね｣
アーチャーが発言する、アサシンは現在傷により最大限のパフォーマンスが発揮できない状況だ。接敵したら一溜りもない。
｢となるとオレたちはあまり動く訳には行かねぇか…そうなると｣
バーサーカーは隣の自身のマスターを見やる、サーラは自信満々な顔をしながら発言する。
｢なら私たちがその驚異を探索せざるを得ないわね！任せなさい！私の式で直ぐに見つけてやるわ！｣
｢へっ！任せたぜマスター！！その間俺らは休んでおくか｣
バーサーカーの発言にメーティアが提案する。
｢それならばここではなく私の工房に移った方がいい、防御もそうだが索敵用の術式などを用意してあるし霊脈と接続してある分回復も早いだろう｣
その提案に全員異論はなかったのか何も言わない、最後にマーリンが会議を締めくくり行動に移った。
｢なるほど、ならそうしようか。よしとりあえず移動しながら可能な限り以上が起きていないか探索を頼みたい｣
｢｢任せて(ちょうだい！)｣｣

[13 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/25(土) 23:21:41]

という訳で拠点移動でメーティアさんの擬似神殿に移ることとなりました。てな感じで3日目終わり！

>>11

本編終わった後に時間があればifやってもいいかもですね

[14 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:25:17]

完成した時にはこの強化されすぎ神殿どうしたらいいんだろうと思ったけど、こうなると心強い

[15 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:28:05]

改めてみると蒼銀のブリュンヒルデみたいに人理から派遣されたっぽい面子が揃ってるな

[16 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:41:50]

オリュンポスのグランド召喚術式みたいなのをマーリンが仕込んでたりしないかな？
グランドキャスターの資格持ちだし、エルサレムなら霊脈も十分そうだが

[17 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:46:59]

>>16

あれって、神代という環境とその奇跡に手が届くオリュンポスの技術と数十騎のサーヴァントの協力でやっと出来るからマーリンでもそう簡単に出来ないんじゃないかな？

[18 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:52:45]

>>17

キツイか…

戦う相手がビースト二体になる可能性がある以上

新たなグランドクラスの英霊がいないとキツそうだなぁ

[19 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/25(土) 23:53:20]

3日目のまとめ〜、今気づいたけど3日目昼のアサシン陣営飛ばしてた…
3日目朝
セイバー、ライダー陣営：サーヴァントと願いの確認と共有
アーチャー陣営：アーチャーにホロスコープの相談
ランサー陣営：バーサーカー陣営工房跡地を探索＋ホテル街で聞き込み
キャスター陣営：他陣営と同盟を結ぶための相談＋ランサー陣営対策へ
アサシン陣営：監督役を探りに教会へ
バーサーカー陣営：監督役に連絡を取る

3日目昼
セイバー・ライダー陣営：4人で昼食、監督役の放った使い魔に攻撃され、撃退
アーチャー陣営：バーサーカー陣営と接触、同盟を結ぶ
ランサー陣営：キャスターと交渉、キャスター・アサシン陣営と同盟を結ぶ

3日目夜
全陣営：キャスターと監督役の手紙が届く。キャスタの招集に応じ聖杯戦争の真実を知る。焼却自滅機構レメゲトン襲来、辛くも撃破。黒幕登場人物、アティスが負傷。キャスター陣営のホテルで作戦会議、アーチャー陣営のホテルに移動しながら探索

[20 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:55:45]

>>18

まぁビーストの幼体ならギリセーフじゃない？まだ覚醒しきってるわけではなさそうだし完全体が顕現するとは決まってなかったはず

[21 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:56:33]

>>19

きっと休養中だったんですよ

[22 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 23:58:15]

>>18

FGOでも対ビーストでグランドが活躍したのってIとIIだけ…

[23 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 07:14:01]

あげ

[24 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 14:28:28]

ほ

[25 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 20:18:57]

保守

[26 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 20:32:38]

こんばんわ！本日も再開していきまっしょい！

というわけで聖杯戦争も佳境()に入った4日目、どの陣営から動く？(各クラスごと或いは見たい組み合わせなど書いていただければ！)

>>31まででダイス！

[27 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 20:34:15]

バーサーカー

[28 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 20:38:16]

アサシン

[29 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 20:39:23]

ライダー

[30 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 20:52:36]

ランサー

[31 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 21:14:01]

キャスター

[32 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 21:14:47]

dice1d5=3 (3)

[33 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 21:16:29]

ライダー陣営！3日目ラストで大怪我負ってましたね！何をしたが安価！>>38までダイス！

[34 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 21:23:21]

アーチャー陣営の工場にてランサーの星座について調べ、ランサーを星座の位置で回復させていた。

[35 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 21:25:55]

マスターは療養＆ミカと会話
ライダーは知己のアーチャーと話す

[36 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 21:31:38]

（大怪我したのはランサーかな）
負傷したマスターの警護中、ミカが見舞いにやってくる
どうして自分を庇ったのかと話してる最中にランサーのマスターがアティスの出身確認に訪れる

[37 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 21:39:17]

療養中のアティスをミカが訪れ話をする

[38 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 21:44:11]

ライダーがアーチャーのとこに訪れ手合わせを願う

[39 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 21:44:59]

dice1d5=3 (3)

[40 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 21:46:18]

アティス√なのかな？とりあえずミカが訪れてって感じですね、青春しとる。

[41 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 22:48:10]

メーティアのホテルの一室にて、アティスはベットで横になっていた。昨夜、アティスは見えない獣の爪(マーリン曰くキャスパリーグの爪)に背中を斬られ治療は施されたが万全とは言えない状態であった。アキレウスはその隣で目を瞑り休息を取りながらも不届き者が来ないかの警戒に当っていた。
ふと、アキレウスが閉じていた瞳を開く
｢…マスター、来客だぜ？｣
アキレウスの言葉の数秒後、部屋の扉がノックされる。
｢…ミカだけど、少しいいか？｣
｢回答：はい、大丈夫ですよ｣
ドアが控えめに開かれる、そこにはセイバーのマスターであるミカが立っていた。

｢悪い、療養中だって言うのに｣
｢回答：いえ、問題ありません。｣
ベッドから上半身を起こし会話をするアティス、その姿は何時もの様な服装ではなく入院着に身を包んでおり、その下には幾重にも包帯が巻かれていた。
｢その、傷は大丈夫か？｣
｢回答：はい、マーリンさんやメーティアさんが処置してくださったのでだいぶ良くなりました｣
そう言って手を動かそうとするが痛みが走ったのか動きがぎこちない
｢マスター、無理すんなよ｣
｢否定：問題ありません、この程度であれば…ッ…！｣
｢横になってな…で、何の用だ？｣
ライダーがアティスをベッドに寝かせながらミカへと質問する。
｢少し聞きたいことがあって…、なんで俺を庇ったんだ？｣
｢回答：咄嗟に体が動きました｣
｢確かに俺が死んだら不味いってのはわかる、でも命を落としかねないのになんで…！｣
｢…指示：ライダー、少し席を外してください｣
｢おいおい…まぁいい、扉の外にいるからな｣
ライダーは霊体化して部屋から出ていく、アティスは上半身を再び起こしミカを真っ直ぐ見つめる

[42 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 22:50:53]

貧民街出身の子供だもんな、誰かに守られたことなんてなさそう

[43 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 22:51:44]

｢疑問：まず聞きたいのですが、何故そのようなことを聞きたいのですか？｣
｢それは…俺みたいなやつを助けるなんて変だと思って…俺がセイバーのマスターだから助けたんだろ？｣
ミカは俯き答える、まるで母親に叱られる子供のように
｢否定：わたしは貴方がマスターだから助けたのではありません、共に戦った友人を見捨てるほど薄情ではありません｣
アティスの声には若干怒りが籠っていた。
｢だとしても自分を犠牲にしてまでなんて…｣
｢回答：そもそもわたしは───｣
互いの声に熱が入りそうになった瞬間、扉が勢いよく開かれる
｢Hey！Boy＆Girl！！こんな時に逢い引きか？｣
そこにはランサーのマスター、オリバーが立っていた。

｢SorrySorry、話し合いの最中だったとはな｣
｢回答：いえ、大丈夫です｣
｢それでオリバーさんは一体どんな用で…｣
ミカに問われたオリバーは懐から一枚の写真を取り出す、そこには見慣れぬ少女と共にいるアティスが写っていた。
｢Girl、お前さんはアトラス院の出でいいのか？｣
｢回答：はい、私はアトラス院で鋳造されたホムンクルスです｣
その言葉を聞いたオリバーは頭を抱える、頭を抑えながら二人にある事を話した。
｢いやぁ、そこのGirlに懸賞金が…な？｣

[44 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 22:57:46]

賞金首かぁ…人間として生きたいなら、姿も変えないと危ない？

[45 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 23:08:15]

｢アティスに…懸賞金…！？｣
｢考察：おそらく私の製造者、或いは院の他の者がかけたのでしょう｣
アティスは冷静に話す、彼女自身は予想していたのか特に驚いてはいない。
｢NO、それより上さ。アトラス院という組織から懸賞金が出てる。製造物が外に流出したとなりゃ問題だからな…況やホムンクルスとなれば…｣
｢待ってくれ！ホムンクルスって何だよ！？アティスが製造物ってどういう事だ！？｣
ミカはオリバーへと食ってかかる、オリバーはミカにもわかりやすいように伝えた、アティスはアトラス院という場所で作られた人造人間でありその場所は製造物の流出などには特に厳しく当たっていると。
｢そんな…！アティスは普通の人間と同じじゃないか…！｣
｢Boy、このGirlはホムンクルスだ。それは天地がひっくりかえっても変わらねぇ事実ってやつさ。…先に言っておくがBoy。お前が思っているよりもこのGirlの住む世界は深く危険だ。聖杯戦争を終えたら忘れることを勧めるぜ｣
その言葉に何も言えないのか何かを言おうとしたがミカは何も言えずその場から逃げるように走り去った。
｢抗議：少々露悪的すぎます｣
｢こうでもしないとあのBoyは諦めねぇさ。踏みいらなくてもいい世界もあるってことよ｣
そう言ってオリバーは部屋から出ていく。残されたアティスは何か腑に落ちない様子でベッドに横になった───

[46 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/26(日) 23:10:22]

というわけでオリバーさんが(余計な)お節介をかけて終わり、少々早いですが今日はここまで

[47 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 23:11:43]

お疲れ様です
アティスも大変な身の上だけどミカも複雑だよな

[48 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 23:13:09]

乙でした
うーん、青春（裏世界）だね

[49 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 23:17:00]

よく良く考えればアティスちゃん無断で逃げ出したホムンクルスだからそら回収しにかかるよな。しかもエーテライト使えるとかいう結構やばげなホムンクルスだし

[50 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 23:19:43]

アトラス院のホムンクルスって新人類の鋳型として設計されてる面もあるから逃げ出して子供作られたら一大事なんだよな

[51 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 23:22:10]

>>50

そう考えると人に成るってのは逃げ延びるにしても切実な願いだったのな、それがこの聖杯だと叶わなそうなのが…

[53 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 23:23:40]

アティスの主人ってシアリム・エルトナム・レイアトラシアでいいのかな？

[54 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 23:25:40]

>>53

かもね、ラニシリーズの4番目らしいし

[55 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 08:17:59]

保守

[56 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 18:58:46]

あげ

[57 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 20:07:44]

ようやくこのシリーズ追いついた・・・
こういうの大好きだから一生読んでたい

[58 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 20:09:17]

黒幕ちゃんはこの星の意思って言ってるけど
星は地球の事じゃ無い可能性もあったり？

[59 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 21:43:16]

こんばんわ！再開します！というわけで今回動く陣営は？

>>64迄でダイス！

[60 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 21:44:36]

キャスター

[61 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 21:44:37]

ランサー

[62 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 21:45:05]

バーサーカー

[63 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 21:46:32]

黒幕

[64 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 21:48:12]

黒幕

[65 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 21:49:11]

dice1d5=3 (3)

[66 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 21:49:50]

バーサーカー、つまりサーラちゃんたちですね！一体何をしている？>>71迄でダイス！

[68 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 21:52:33]

サーラは式を使ったり、メーティアやマーリンがホロスコープや千里眼で黒幕を探しているが全然見つからずサーラは半ばキレ気味になっている。

[69 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:00:36]

サーラが街を式神で捜索していると少女を見つけるが即座に式が破壊されダメージを負う

[70 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:01:38]

式神で探索中に不自然な魔力を見つけたのでマーリン、アーチャー陣営と一緒に会議中
バーサーカーはランサーと筋肉で交流

[71 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:10:45]

イラついてメーティアと口論、現実を突きつけられてしょげた所をバーサーカーに励まされる

[72 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:12:17]

dice1d5=2 (2)

[73 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:13:11]

あ、つい1d5で振っちゃった…振り直し

dice1d4=1 (1)

[74 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:13:49]

サーラちゃん半ギレ…

[75 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:24:52]

ホテルの中心、工房として魔力が最も集まるよう細工された部屋にてマーリン、メーティア、サーラの3人がエルサレム全体に式や使い魔を放ち少女の捜索をしていた。が、芳しくなく…
｢ああああ！見つかんない！！どこいったのよあのガキは！！？｣
結果としてサーラがキレる有様となっていた。
｢うるさいぞ、口を動かす暇があるならさっさと探せ｣
｢あのねぇ！いくら私が天っ才魔術師だからといってこの街全土を調べ切れるわけないでしょうが！！あんたやキャスターも居るとはいえこの街から人一人探すのなんてほねがおれるなんてものじゃないわ！｣
そう言いながらもその手は式の制御の為に動いていた、文句はいえども他の何かに当たるということはしないあたりまだ理性的であろう。
｢うーん、私の千里眼でも捉えきれないとはね。少々厄介だ、少なくともアサシンレベルの気配遮断、或いはそれに類する技能を持ってるとみていいだろうね｣
マーリンも千里眼をフル活用し街を捜索しているが中々見つからない様子。本来ならば1度照準を合わせたものを捉えるなど簡単なはずなのだが、何かが干渉しているのか少女をピンポイントで観ようとするとピントが合わないのだ。
｢さて、これは困ったぞう…｣
｢協会の周りにも使い魔を派遣したが未だに現れんな…何が起きているのだ…？｣
｢…あ"〜！！疲れた！！甘い物食べたい！！バーサーカー、アイス持ってきて！！チョコレートよ！｣
疲れから糖分を欲したサーラが虚空に声をかける、そこにバーサーカーが実体化すると
｢おうよ、そこなふたりは居るかい？｣
｢わたしは必要ないな｣
｢うーん私はストロベリーをお願いしようかな｣
｢あいよ、すぐ持ってくるぜ｣
そう言ってバーサーカーは扉を開けアイスを取りに行く、その光景を見たメーティアは
｢サーヴァントに小間使いをさせるとは…ある意味大物か｣
とため息をつくばかりであった。

[76 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:27:22]

手な感じにバーサーカーをパシらせるサーラちゃんでした

[77 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:33:14]

薄味でしたが次の陣営に行きましょう！>>82迄でダイス！

[78 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:33:38]

アサシン

[79 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:34:31]

ランサー

[80 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:36:02]

黒幕

[81 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:36:46]

アサシン

[82 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:39:16]

アーチャー

[83 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:39:33]

dice1d5=4 (4)

[84 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 22:40:42]

アサシン！一体何をしている？>>89迄でダイス！

[85 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:42:42]

アサシンに修行をつけてもらい、いつの間にか魔術回路を使った身体活性化の技術を身につけていた。

[86 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:44:26]

完全ではないがアサシンも傷は治った
術師たちは苦戦中のようだし、リハビリがてら近場捜索…しようとしたらマスターがついてきた

[87 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:50:30]

宝具の反動で傷が治りきっていないため部屋で香を焚いて瞑想してるとキャスターのマスターが尋ねてくる

[88 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 22:53:42]

アサシンがエリアスの過去の話や家系について尋ねる

[89 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 23:10:01]

アサシンが休息がてらマスターの過去を聞く

[90 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 23:10:08]

療養中のアサシンからマスターの過去を尋ねられる

[91 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 23:10:49]

dice1d5=1 (1)

[92 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/27(月) 23:11:16]

ついにきてしまったか…マスターの人外化が…

[93 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 23:18:18]

ま、まぁ、元からYAMA育ちで人外一歩手前だったし…

[94 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 23:43:41]

ここの陣営も主従仲が仲良くて良きかな

[95 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 00:34:24]

ホテルの外、木々生い茂る庭にて
｢マスター、本当に俺に稽古をつけてもらいたいのか…？｣
身体中に包帯を巻いたアサシン───耀星のハサンがマスターへと尋ねる、それもそうだろう。サーヴァントに、しかも暗殺者の長である"山の翁"に稽古をつけてもらいたいなど尋常の沙汰では無い。
｢はい、偉大なる先達の御業をこの身で体感したいと思い｣
そう言ってエリアスは自身の獲物である曲刀を鞘から抜き出す。その刃は複雑な文様が浮かび上がっておりまるでオーロラをそのまま曲刀の形にしたかのようなものであった。白銀の光を放つ刃を構えたエリアスへ耀星は言い放つ
｢その刃で俺の黒刃を受けるつもりか？さすがに無謀だぞ｣
｢やってみなければ分かりませんよ？｣
その言葉を挑発ととった耀星は刃を構えマスターへと駆ける。
｢フッ───！｣
｢ッ───！？｣
間一髪と言った様子で耀星の黒刃を受けるエリアス、対する耀星も驚いた様子だ。何せ自身の宝具である黒刃を刃こぼれもせず受け止めているのだから───
｢…マスター、その刃。宝具か？｣
｢いいえ？ただ旧い武具なのは否定しません｣
アサシンは理解した、あの刃は───
｢それは、俺の刃とおなじものだな？｣
｢…！良くお分かりで、そうです。耀星の字を名乗った山の翁が使ったという曲刀、その影打ちです。｣
｢道理で…とすればお前は我らの末裔というわけか｣
既に滅んだ我らニザール派の暗殺教団、しかし一部のものはその地から離れて尚、業を磨き信仰を深める生活を続けていたということか。

[96 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 00:46:44]

｢成程、道理で俺の事を偉大なる山の翁と呼ぶわけだ｣
くっくっくと仮面の下で笑いながらマスターを見やる。
｢なら手を抜く訳にはいかないな、…行くぞ｣
(───来る！)
エリアスは刃を構え集中する。目の前にいるのは負傷しているとはいえ英霊、しかも暗殺者の長。一切油断はできな───
｢甘い｣
一瞬、姿が掻き消えたと思ったら自身の真後ろ、死角から斬撃が襲い来る。咄嗟に曲刀で受け流すが体勢を崩す。
そのまま体を流しながら片手で地面に手を付き一回転二回転、後ろへ回りながら体勢を整える。
｢ハッ…ハッ…ハッ…｣
｢どうした、もう息が上がっているぞ？｣
｢ま、まだまだ───｣
神経を研ぎ澄ます、自身の回路も循環させ肉体をより強化する。回路が発熱し自身の体温が上がる、燃えるような熱を抱えながら耀星へと斬り掛かる。耀星はその速度に驚き、そしてマスターの状態を見て刃を強引にたたき落とし取り押さえる
｢───っ！マスター、ここまでにしよう｣
｢な、何故ですか…｣
取り押さえられたエリアスは身体から熱を放ちながら耀星へと言う。この速度ならば喰らい付けると思ったのに───
｢その業は駄目だ、少なくとも今を生きるヒトがしては行けない｣
耀星は厳しい言葉をマスターへと投げかける。
｢其れを使えば十秒を超えると肉体が崩壊を始める。…俺の業に近しい代物だ｣
｢ッ───！？私が…山の翁の業を…？｣
｢自惚れるな、其れは身を滅ぼす業とは言えないものだ…俺と同様にな｣
そう言ってエリアスから離れ立ち上がらせる。
｢ひとまず身体を冷やせ、熱が篭っている。｣
｢わ、わかりました…｣
フラフラのエリアスを支えながらホテルへと戻る。
(全く、俺が教え導くことになるとはな…)
アサシンは生前からは考えられないことになったと思いつつも自身のマスターを休ませるため部屋へ向かった。

[97 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 00:49:15]

という訳でエリアス人外化完了です。耀星のザバーニーヤのマイチェン(ただし劣化版)を習得しました。

[98 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 00:49:46]

とりあえず今日はここまで〜また明日！

[99 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 01:19:32]

乙です。劣化版とはいえ何秒か続けたら身体ヤバくなるんだろうな。
そういえば、黒幕ちゃんは星の意志なんだけど場合によっては正体は終末装置の可能性があるんじゃないかな？なんて思っている...無いよね？

[100 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 10:34:54]

乙でした
劣化版とはいえ宝具持ちマスター誕生

[101 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 19:31:36]

あげ、これでも第五次とかに比べるとマスターの人間やめてる度低いのよね。一般魔術師とか一般人多い

[102 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 21:44:59]

アサシン陣営、本当に好きだ…
マスターが自分の末裔と知って笑うハサンも、戦況をひっくり返す最弱で最強の一手を持っているマスターもカッコいい

[103 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 21:50:33]

>>102

最弱…？

[104 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 21:52:01]

>>103

本気出すと自壊しかねないっていうのは諸刃の剣じゃない？

それ含めてカッコいいけど

深い意味はないんでスルーしてくれ

[105 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 21:52:46]

こんばんわ！今日も再開していきます！！という訳で次に動く陣営を安価で！他陣営の話に登場済みの陣営もOKです！

>>110迄でダイス！

[106 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 21:54:49]

セイバー

[107 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 21:55:08]

キャスター

[108 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 21:55:29]

ランサー

[109 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 21:55:43]

アーチャー

[110 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:01:25]

ランサー

>>104

なるほどそういう、確かにロマンあるけど諸刃なのは最弱の切り札かもしれぬ

[111 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 22:01:42]

dice1d5=1 (1)

[112 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:04:02]

お

[113 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 22:04:12]

セイバー陣営！オリバーさんに釘刺されて飛び出しちゃったけどどうする！？

という訳で何してるか安価〜>>117迄ダイス〜

[114 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:10:55]

部屋を飛び出してホテルの外に出てセイバーと二人で話す

[115 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:12:15]

どうすればいいのか分からなくて外で悩んでいるミカにセイバーが近づいてくる
ミカがセイバーに己の過去を話し、それを聞いたセイバーが悩んでいるマスターに助言してくれる

[116 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:12:21]

自分の過去(両親など)をセイバーに話す+

>>114

[117 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:15:22]

外に出たミカは心配したセイバーに追いかけられる
自分の育ちや過去をセイバーに話す

[118 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 22:15:45]

dice1d4=4 (4)

[119 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 22:17:07]

なるほどやはり…過去はどうすっかな〜安価で決めるかこっちで決めるか…安価の方が良いですかね？

[120 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:20:47]

スレ主さんにお任せしようかな
安価でも良いけど

[121 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 22:21:57]

んじゃこっちでチャチャッと決めちゃうかぁ、と言ってもそんな捻らんでもいいでしょ。ほな書いてきます〜

[122 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 22:32:31]

ホテルの中をミカは駆ける。
『───聖杯戦争を終えたら忘れるのを勧めるぜ』
オリバーの言葉を聞いて自分は何も言い返せなかった。確かに理屈ではその通りかもしれない、自分を助けてくれた人の事を忘れるだなんていいわけが無い。でも
【その方がいいのだろう】
心のどこかでそう思っている自分がいる事を否定しきれなかった、そんな自分がいるから声を出すことが出来なかった。
｢───クソックソックソッ！！！｣
悔しさと自分の情けなさにその場にいることなんか出来なかった、あの空間に居るのは息苦しく、胸が痛んだから。だからこうしてホテルの中を駆け、外へ出る。
｢───ハァッ…ハァッ…！｣
途中で誰かとすれ違ったか、でも下を見て走っていたから誰とすれ違ったかも分からない。
───ホテルの外に出ると太陽に雲がかかり昼なのに少し暗くなっていた。
今の自分にお似合いの天気だろう、そう思いながらホテルの庭にある建物──ガゼボに入り腰を下ろす。
荒い息を落ち着けながら天井をぼんやりと見上げていると声を掛けられた。
｢マスター、ここに居たのか。急に外に走り出すからびっくりしたよ｣
｢…セイバー｣
そこに居たのは自身の相棒であるセイバーであった───

[123 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 22:52:34]

ミカは育ちに反して普通に良い子だよなあ

[124 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:05:45]

良いやつだからプーサーを召喚できたかもね
プーリンがなんかしたのもあるだろうけど

[125 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:22:06]

｢───成る程、そんな事があったのか｣
ミカはセイバーに先程あったことを話す、アティスへと自信を助けた理由を尋ねに。そこでオリバーから厳しい現実を突きつけられた事を
｢…俺は、命をかけてまで助けられるほどの人間じゃない。死んでもいいような人間なんだ。｣
ミカはぽつりぽつりと自身の過去を話しだした。
エルサレムの外れにある貧民街、自分はそこで産まれた。
自分の母親は体を売って生計を立てている違法娼婦で、父親は金持ちの実業家だと母親は言う。自分の子を孕めば妻として迎え入れるという甘い言葉を信じて避妊もせずに行為をし、自分を孕んだという。だがそんな約束を男が守るはずもなく、自分が3歳になるまで育てて漸く、騙されたと母親は気づいたのだ。
その日から母親の態度が激変した。今までは貧民街の辛い暮らしながらも愛情を持って育ててくれたのが母親は孕むつもりもなかったとなじりながら暴力を振るうようになった。そして7歳になる頃には母親は頭がおかしくなったのか、あるいは騙されたことに狂ったのか分からないがフラりと外に出た後、3日後に死体で見つかった。
それを見て自分は絶対にああはならないと決心し、生きるために何でもし続けた。
生きる為に盗みや暴行なんかは当たり前、10になる頃にはガラスで作った刃物で殺しもした。そうしなければ生き残れなかったから。
そんな生活をしていれば自ずと考えが変化する。生き残るためなら他のものを蹴落とせと。そんな生活をしていた自分に命をかけてまで助けられる程の価値なんかないんだ───
｢俺は助けられる価値なんかない、最低の男なんだよ…｣
ミカは両の手を組み、まるで祈るかのように頭を下げる、その瞳には若干だが涙が浮かんでいた。
｢そんな俺を命を懸けてまで助けたアティスが賞金首で身柄を狙われているって、助けないとと思ったのにオリバーに忘れた方がいいって言われて俺は…俺は、安心しちまったんだ！｣
ミカは吼えた、自分の浅ましさを告白するように
｢命を懸けてまで助けてくれた恩人を、俺は自分が危ないかもしれないからって…見殺しにしようとしてた、そう一瞬でも考えちまった…！だから声が出せなかった…！……最低なんだよ、俺は…｣
瞳から涙を零しながら俯き、告白するミカ。自分の罪を吐き出しながら涙を流す姿を見たセイバーは口を開く。

[126 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:22:17]

｢そうだろうか？自分の命を救ってくれた者を見殺しにしようと考えてしまったと言うのは確か悪しきことかもしれない。でも、それを後悔しているのならまだやり直せる｣
セイバーは泣いているミカの正面に自身の膝が汚れることも気にせず傅き両の手を取り正面からまっすぐミカを見つめる。
｢君は、最低なんかでは無い。芯に優しさを持つ、強いひとだ。最低な人間ならばそのことに後悔なんてしない｣
｢セイ、バー｣
｢君の今まで歩んだ道は、確かに暗闇の底の様なものだったかもしれない、だがその瞳には真っ直ぐな光がある。綺麗事かもしれないが彼女を守りたいのなら僕も力を貸そう、居なくなっても誰かを頼ればいい。今まで生き抜いてきた君なら守れるはずだ｣
セイバーの言うことは綺麗事だ、自分にそんな力は一切ない、でも───
｢ほん、とうか…？おれは、あてぃすを、まもることができるのか…？わすれなくて、いいのか？｣
｢ああ、君のその強さで彼女を守ってあげればいい。守れなくても隣で支えればいい。君にしかできないことが確かにあるはずだ｣
｢せい、ばー…う、あああああああああああ！｣
ミカは大きな声を上げながら涙を溢れさせ、セイバーの胸元で泣き叫ぶ。今までの重責を、全て吐き出すように…。
しばらく時間が経ち、太陽に掛かっていた雲が流れ陽射しが強くなった頃。漸くミカは泣きやんでいた。目元を腫らし、泣き叫んだことでガラガラになった声でミカはセイバーに礼を言う
｢ありがとう…セイバー｣
｢いいんだ、僕にできることはこれぐらいだから。この後はどうするんだい？｣
ミカは目元を拭い、セイバーをまっすぐ見て言い放つ
｢俺は、アティスを護る。そのことをオリバーのおっさんとアティスに言ってくる。｣
｢わかった、僕も着いていくかい？｣
｢大丈夫、もう、自分の言葉で言えるから｣
その瞳にはセイバーが今までミカに見た、生きる為に必死になっていた者の輝きではなく、何かを追い求めるものが持つ輝きを称えた者の瞳になっていた。
｢───そうか、行ってくるといい｣
｢ああ！｣
そうしてミカはホテルへと走っていく。空は晴天、太陽の輝きが眩しいぐらいであった。

[127 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:24:36]

フゥ…主人公してたぜ、という感じの過去設定とプーサーによる励ましイベントでした。

[128 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:30:47]

手なわけで次の陣営に向かいましょう！>>133迄ダイス！

[129 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:32:55]

キャスター

[130 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:33:08]

ランサー

[131 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:34:30]

アーチャー

[132 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:34:37]

ランサー

[133 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:34:43]

ランサー

[134 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:35:21]

ランサー人気！

dice1d5=4 (4)

[135 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:36:31]

ランサー陣営！お節介かけたオリバーさん！

何をしている？>>140迄でダイス！

[136 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:40:54]

アティスと聖杯戦争後の話をしているとミカが突入してきて宣言してくる

[137 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:41:13]

戻ってきたミカとアティスの様子を陰から見守る
バーサーカーのマスターに知己だったシスターの少女のことを聞く

[138 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:42:26]

ランサーが工房の中で自分の星座の位置で怪我を治していて、オリバーが自分を代表として送ってくれた仲間から送られてくる衛星写真を確認していた時にミカが来た。

[139 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:42:27]

アティスと話しているとミカが戻ってきたのでその様子を見守る
その後サーラにシスターの少女について聞く

[140 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:47:39]

アティスの部屋を出たところでミカと遭遇、ミカの宣言に心打たれ協力することに

[141 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:47:58]

dice1d5=3 (3)

[142 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:48:48]

すごい、5分の4のアティスを避けやがった…。やっぱりこのダイスは逆張るのか…？

[143 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:51:09]

ミカが現実を突きつけた大人に自らの決意を語り認めてもらいに来たのかもしれん、子供やし

[144 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/28(火) 23:52:43]

>>143

確かにその解釈は"アリ"だ…

[145 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 23:58:26]

>>143

そのつもりで書いてました。説明不足ですみません。

[146 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 00:28:22]

ホテル内、獅子座に位置する部屋。そこはランサー陣営のために充てられた部屋である。特に怪我が酷かったランサーの為に最も相性のいい部屋を優先して充てられたのだ。
部屋の奥のベッドには全身に包帯と左半身には固定用の機器が取り付けられていた。
｢…マスター、申し訳ありません｣
｢気にするな、あの攻撃を耐えきったんだ。生きているだけスゴイってもんだ｣
そう言いながらもオリバーは葉巻に火をつけながら自身のラップトップを起動させる、そこには一通のメールが届いていた。
メールを開くとそこには複数の男が写った写真が添付されていた。メールの本文複数人が書いたと思しきもので全てオリバーへの励ましなどが書かれていた。
それもそうだろう、送り主達はオリバーがアメリカにて立ち上げた魔術傭兵組織"Hound"の メンバーなのだから。
(…フッ、コイツらと来たら)
書かれていたのは汚いスラングにまみれた内容であったが、全てオリバーを思い書かれていたのは伝わったからだ。
仲間からのメールに思いを馳せていると扉がノックされる。
｢オリバーさん、ミカだ。入っていいか？｣
｢…Hum?良いぜ、入ってきなboy｣
入室を許可すると扉が開かれる、そこに立っていたのはアティスの部屋から逃げ出した時のような弱々しい顔ではなく、覚悟を決めた男の顔をしたミカであった。

[147 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 00:29:08]

｢で、何の用だい｣
紫煙を吐き出し、開いていたラップトップを閉じミカへと向き直る。ミカは話せるようになったオリバーへ言い放つ。
｢オリバーさん、俺は忘れない。アティスのことを護る！｣
｢HAHAHA！！成程なぁ…甘ぇぞ、小僧｣
大声を出し笑ったオリバーはミカを睨みつける、その圧力はあらゆる戦場を潜り抜けた歴戦の戦士が放つものであった。
｢お前の言ってることは武器もなく激しい戦場で戦おうとすることと同然だ。それをわかってんのか？｣
｢俺の命が吹いて飛ばされる様な事だってのはわかってる。でも、それでも俺はアティスを守る為に隣で立ち続ける！｣
｢ソイツをあのGirlが拒否したら？｣
｢それでも立ち続ける！｣
ミカは即座にオリバーへと言い返す。オリバーはその様子を見て目を細める。そして何かを確認するかのようにミカへと質問を投げかけるり
｢Hum…決心は硬いんだな？｣
｢ああ｣
｢護るためなら何だってやるんだな？｣
｢ああ！！｣
ミカの力強い返事は部屋の中を木霊する、ランサーは眠り、オリバーも黙っていた。その静寂が1分程続くとオリバーは口を開いた。

[148 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 00:30:51]

｢…HAHAHA！！OKOK、それなら良い。…boy、この聖杯戦争が終わったらうちに来い。おめぇが1人前になる迄お前さんを鍛えてやる。無論、あのGirlの身柄もな？｣
その顔は満面の笑みであった、生来の顔の怖さから凄まじい表情だがミカのことを気に入った様子であった。
｢…え？どういう事！？｣
｢だからお前さんを鍛え上げる間、アティスのことを守ってやるって話だよ。俺たちゃ傭兵だからな、そのぐらい朝飯前よ｣
｢いや、そうじゃなくて…何でそんな事を…｣
｢女の為に男が命はってんだ、手伝わないでどうするって話よ。｣
そう言いながらオリバーは自身のバッグを漁り一本のナイフをミカへと手渡す。
｢そいつぁ魔術処理を施したナイフだ、お前は無手だからな。持っとけ｣
｢え、あ…ありがとうございます｣
｢とりあえずこんなおっさんの所で宣言してねぇでさっさとあのGirlの所に行ってやんな｣
｢わ、わかった！｣
そう言ってミカは部屋から急いで出ていく。その姿を見送っていると後ろのランサーから声をかけられる
｢随分と…お節介のようですね…｣
｢まぁな、俺の若い頃そっくりだ…ついつい手を貸したくなっちまう｣
そう言いながら葉巻を灰皿へと押し付ける、その瞳はどこか遠くを見ているようであった。
｢成程…｣
｢一先ずランサーは回復に務めとけ、魔力もなるべく回してやるからな｣
｢ありがとうございます…｣
そうしてランサーは回復のための眠りにつく。オリバーも休息をため手を組み目を閉じてソファへと身体を預けた───

[149 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 00:35:10]

という訳で今日はここまで！！オリバーさんがお節介焼きになったぜ…

[150 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 00:40:49]

お節介焼きのオリバーワゴン…

[151 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 08:43:38]

朝方保守

[152 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 11:17:27]

おはようございます！昼の間ちょっと再開します、というわけで残る陣営は黒幕含め3つ！どれになるか安価で！

>>157まででダイス！

[153 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 11:46:48]

アーチャー

[154 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 12:29:27]

黒幕

[155 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 13:00:09]

キャスター

[156 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 13:09:31]

黒幕

[157 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 13:10:23]

アーチャー

[158 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 14:08:52]

dice1d5=4 (4)

[159 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 14:09:33]

黒幕ちゃん！一体何をしていた！？>>164まででダイス

[160 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 14:15:22]

体内に展開している固有結界から物を出してそれを使って聖杯内の魔力を大幅増強している。

[161 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 18:29:06]

エルサレム市内に複数の結界を設置し、大勢の一般人を取り込み魔力に変換して聖杯に送っている

[162 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 19:40:05]

市内徘徊中。彼女の通った後の人々はSAN値ゼロ状態で崇めだしたり殺し合ったりしている

[163 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 19:55:17]

犬みたいな怪物（フォウくんから作りだしたモンスター）や魔神柱もどきの群れをを放ち、街を破壊している

[164 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 20:29:43]

教会地下で死にかけシスターちゃんを回復、SAN値直葬、回復を繰り返しながら遊ぶ

[166 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 20:49:23]

dice1d5=2 (2)

[167 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 20:50:35]

ああ、一般人が、一般人が！　……どれでも大体大被害だな

[168 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 20:51:47]

エルサレム滅んじまうんでねぇのこれ…了解です、阿鼻叫喚の地獄書いてきます…

[169 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 20:56:13]

監督役最初に拉致られてるから隠蔽も後手になりそうだしね…

[170 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 21:05:24]

推定ラスボスだから派手に暴れそうな…どんまいエルサレム

[171 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 21:30:38]

せ、聖杯戦争だから仕方ない

[172 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 22:26:50]

ホテル内で様々な陣営が人間模様を繰り広げていた頃、エルサレム市内にて
マスター達の捜索の目をかいくぐり、地獄が展開されていた。マスター達に見つからないのもそのはず、結界により外界から遮断されていたからである。魔力反応も何もない、純然たる機能により作られた代物。キャスターの目が万全であればあるいは見破られたかもしれないが…無意味な仮定だろう。
「い、いやだぁああああ！！やめてくれええええ！！！」
「おねがい！！子供だけは！子供だけ…いやあああああ！！！！」
「頼む…殺さないでくれぇ…」
無辜の民たちの悲鳴が上がる、それもそうだろう。彼らは今”貪られているのだから”。彼らの足元は赤黒い獣の歯が無数に張り付いたミキサーのようなものに変化し、高速回転しながら下半身から徐々に削り飲まれている。
「あ、あ”づい”い”い”いいいいいいい！！！！」
「ﾋｭｰ…ﾋｭｰ…」
また別の結界の中では人を焼くには十分な、それでいて即死しない温度の炎が彼らを焼いている。のどが焼けただれ、粘膜から水分が蒸発していく。死という救いが遠くなるようにその身を焼かれ続けている。

この二つだけでなく、あらゆる場所で結界が展開されその場にいた聖杯戦争とは関係のない一般人たちがありとあらゆる残酷な方法でその命を散らしている。
「…ぜんぜんたりない、このこのごはんにならない」
そんな状況を作り出した少女は聖墳墓教会の地下室にて聖杯を観察していた。この状況を作り上げた理由は一つ、聖杯にそそぐ魔力を用立てるため。悲観や苦痛より生み出された純黒の魔力を注ぎこむことでより強大で醜悪なナニカを誕生させるために。
「でも、こっちのこのごはんになってるからいいか」
少女は後ろを見やる、そこには既に少女を超えた大きさの籠とその中で唸りを上げる大型の馬ほどの体躯になった灰色の獣がいた。
「うふふ、たのしみ。あなたもでしょう？」
「………」
聖杯の隣、うつろな表情で佇むシスター…いや、シスターと呼ぶには淫靡すぎる修道着に身を纏う本来の監督役がいた。
「…こわれちゃった？…またなおせばいいか」
興味を失った少女は目を閉じ市内の結界の中を観察する。まるで子守唄を聞くように地獄のような光景と音声を聞きながら彼女はゆっくり目を閉じ眠りへついた。

[173 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 22:29:54]

うん…書いたはいいけどちょっと我ながら引くわ…。良かったネ一般人が消えただけで現場は見られないよ（白目）。

[174 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 22:32:31]

というわけで次行きます…残る二つで中和したい…

次の陣営を>>179まででダイス

[175 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:33:50]

アーチャー

[176 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:34:37]

アーチャー

[177 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:34:53]

キャスター

[178 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:35:46]

アーチャー陣営

[179 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:36:18]

アーチャー

[180 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:36:19]

キャスター

[181 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 22:37:28]

dice1d5=5 (5)

[182 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 22:38:02]

アーチャー陣営！何をした？>>188まででダイス！

[183 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:39:55]

マスターはバーサーカーのマスターに監督役の少女について聞く
アーチャーはライダーと手合わせ

[184 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:41:09]

手に入れた霊地のバックアップとキャスターの協力を得て、ホロスコープの精度を更に底上げしていた。

[185 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:43:55]

聖杯戦争や黒幕について療養中のアティスと軽い雑談をしていたら、覚悟を決めた顔つきのミカが入ってくる

[186 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:45:26]

監督役の少女についてバーサーカーのマスターに尋ねる+聖堂教会本部へと連絡する

[187 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:46:54]

治療したアティスの体の様子を確認していたら、ミカが来る

[188 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:48:10]

アティスを見舞っていたらミカが来たので様子を見守る
その後、元監督役の少女についてサーラに聞く

[189 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 22:49:17]

あ、計算ミスして安価範囲広くなった。ま、いいか

dice1d6=5 (5)

[190 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/29(水) 22:50:13]

ほうほうなるほど、ボーイミーツガールに巻き込まれそうな予感…

[191 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:51:31]

これはメーティアさんは別のところにいてケイローンが出て来るやつですね。

[192 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/30(木) 00:18:13]

ホテル内、アティスの部屋にて
ベッドの上で背中をはだけさせアーチャーへ向けるアティス。アーチャーは傷跡を確認しながらうなずいていた。
「…うん、これなら大丈夫ですね。アサシンのほうもだいぶ回復していますし問題はないかと」
「感謝：ありがとうございます、アーチャー」
「いえ、お気になさらず。本来なら治療したマスターが確認するべきなのですが生憎、手が離せないようでして代わりに私が来ただけです」
アーチャーの言葉を聞きながら上着を着直し、アーチャーの正面を見る。
「納得：そういうことでしたか、傷も十分治ったことですし私も捜索の手伝いに…」
「待てマスター、さすがに病み上がりでやることじゃねえ。せめて今日だけは休息に当てろ。先生やランサーのマスターも言ってたろ」
アティスが捜索に加わろうとするとライダーが止める。大けがから回復したばかりなのだ、流石に回復のために安静にしていなければならない。
「アキレウスの言う通りです、回復したからと言って無茶はいけません。せめて今夜までは休息を」
「不満：私の回復力は人間と比較できるものではありません」
「だとしても、死に近くなった精神は脆くなり魔術行使にも支障が出ます。本人が自覚できない場合もありますから慎重を期するのは当然です…と、おや？」
アーチャーが扉を見やる、勢いよく開かれた先に立っていたのはセイバーのマスター、ミカであった。

「おや、貴方は…ミカといいましたか。いったいどのような御用で…」
「アーチャー、ライダー。アティスと話したいことがある！」
息を切らしながら二人へというミカ、ライダーは怪訝な表情を、アーチャーはとくに気にした様子もなく。
「なるほど…わかりました、私は席を外しましょう。アキレウス、少々相談したいことがありますのでよいですか？」
「…はぁ、わかりました、行きますよ。っとその前に」
ライダーがミカの横を通り過ぎる際に耳打ちする。
「腑抜けた答えだったらぶっ飛ばすからな」
そう言ってアキレウスは先に部屋を出ていく。アーチャーもそれに追従するように部屋の外へと出た。

[193 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/30(木) 00:18:55]

部屋の外にてアーチャーはアキレウスと話していた。
「さて、確認したいことがあります。あなたは今幾つの宝具を持っていますか？」
「ん～と…ひーふーみー…５つです、盾もしっかりとあります」
「なるほど、…ふむ、アキレウス。恐らくあなたの盾が戦況を変える切り札になります、場合によってはセイバーに貸し出す可能性もあると考えておいてください」
「セイバーに？先生、あの大戦のときとは状況が…」
数年前の聖杯大戦でアキレウスは黒のライダーへと盾を貸し出した、しかしあれは黒のライダーが武具の貸し借りに通じた逸話があるから可能であったのでありセイバーがそういった伝承を持っているかというと…
「セイバー、アーサー王の伝承は様々なものがあります。そしてその中には自身の剣を配下の騎士へと貸し出す逸話もあります。十分条件を満たしていますよ」
「なるほど…まぁ、頭の片隅に置いておきます」
「ええお願いします、…と、マスターどうなさったのですか？」
廊下で話していた二人のところへアーチャーのマスター、メーティアが向かってくる。その表情は少々疲れているようで
「アーチャー、すまないが手伝ってくれ。私たちだけでは手が足りない…」
「わかりました、微力ではございますが手伝わせていただきましょう。アキレウス、貴方も手伝いなさい」
「い、いやあ…マスターの警護につかねぇと…」
アキレウスが冷や汗を流しながら後退するが笑顔のアーチャーはゆっくりと近づく。
「なに、恐らくセイバーが警護についてくれるので問題は無いでしょう、さぁ行きますよ」
「いや、ちょ、ま…堪忍してください先生！」
そういいながらアーチャーに引きずられていくアキレウス。大英雄といえども師には頭が上がらないのであろう…

[194 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/30(木) 00:20:23]

というわけでアーチャー陣営は終了！残るはキャスター陣営！次スレ立ててきまっす！

[195 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/30(木) 00:32:14]

エルサレム聖杯戦争9【🎲⚓︎】｜あにまん掲示板

次スレです！あ、キャスター陣営後にカットしたミカアティスのシーン入れますのでお待ちください！

[196 ◆p7tGWirjNSb. 24/05/30(木) 00:36:16]

こっちは梅ついでに情報ぽろり
アキレウスとケイローンは聖杯大戦における出来事は覚えていても人物に対する記憶は若干あいまいです。なので盾の貸し借りの件は覚えてます

[197 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 00:54:45]

うめ

[198 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 00:55:16]

うめうめ

[199 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 00:56:05]

そういやしれっとオリバーさんの過去話にピンク髪のアイツが出てたな…

[200 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 00:56:43]

>>199

居たねぇ…まぁ世界中回ってるからあってる可能性はあるか