イクのっ♡でぃっく♡

  • 1いち◆3Qyz8gLW5624/05/26(日) 01:00:25

    「トレ───」
    必死で止めた。そのつもりだった。
    それでも私の思考を埋め尽くすのは眼前に広がる愛おしい人の顔と、唇に添えるだけのような甘く優しい微熱。

    「………」
    「……っ……」
    離せなかった。いや、離そうと思えば引き剥がせた。
    私は───離したくなかったんだ。

    「……ふぅぅ……ふぅ……」
    「………っ…ん………」
    「……れろ」
    「っ、ん……れろ…」
    超えてはいけないゴール板を優しく踏み倒すように舌が舌に絡む。口端から漏れる吐息で眼鏡が曇ってしまうほどには白熱したせめぎ合いだった。

    やがて唇を離した私たちは、テイオーなら丁寧に済むはずのステップを飛び越していく。
    「…イクノ」
    「………はい」
    「もう我慢できないよ」


    どうか、他のウマ娘に見つかりませんように。
    観客が居てはいけない夜のダービーが始まる。



    おわりフラワー

  • 2二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 01:01:56

    苛立つ
    訴訟

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 01:04:32

    終わるな続けろ

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 01:24:54

    最近はSSが豊富で助かるわ

オススメ

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