- 1スレ主24/05/30(木) 18:38:45
- 2スレ主24/05/30(木) 18:49:23
脹相「どっぺるげんがー?なんだそれは?」
歌姫「ドッペルゲンガー、ってのはもう一人の自分が現れる幻覚の一種よ」
脹相「なるほど…」
ーーーーーー
脹相(…そういう話をした翌日…実際に自分のドッペルゲンガーを見てしまうとはな…)
脹相(…たしか幻覚なんだったな…てことは自分にしか見えてないのか?)
「…」ダッ
脹相「! …どこに行くんだ…?」ダッ
「……」タッタッ
dice1d31=18 (18) 「あ、脹相!どこいくん?」
- 3スレ主24/05/30(木) 19:07:34
鹿紫雲「おい!オマエ確か…チョウソウとか言ったよな?どこ行くんだよ」
「オマエか…いや、特に目的はない…」
鹿紫雲「じゃあ俺と戦え!」
「なんでだ…?」
脹相(雷のやつ…鹿紫雲か…他のやつにも見えるのか、普通に喋っているな)
脹相「おい、それは偽物だ」
鹿紫雲「は!?…お、オマエ分身できたのかよ!?」
脹相「違う、こっちはドッペルゲンガーだ」
鹿紫雲「ドッペルゲンガー?」
「!…っ」ダッ
脹相「!」
脹相(逃げた…?なんでだ?なにかやるつもりか?追いかけるか…)ダッ
鹿紫雲「あ!おい、待てよ!」
「…」ダッダッ
dice1d31=22 (22) 「おー脹相!なんで走ってんの?」
- 4二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 19:10:24
コイツだろドッペルゲンガーの正体
- 5スレ主24/05/30(木) 19:48:37
真人「おー脹相!なんで走ってんの?」
「真人…!」
脹相「真人か」
真人「え?脹相がふたり?」
鹿紫雲「おい!ドッペルゲンガーってよくわかんねぇけど俺と戦えよ!」
「…百歛…穿血!」パンッ
脹相「!…」ヒュッ
鹿紫雲「おっ!戦うのか!?」ワクワク
脹相(俺のドッペルゲンガーは何がしたいんだ?……俺を狙っている…そもそもドッペルゲンガーなのか?)
パシュッ ドッ ドガッ ガッ
真人「ちょ、何がおきてんの?」
鹿紫雲「おい、俺も混ぜろよ!」 - 6スレ主24/05/30(木) 19:55:39
ドッ
「…っ」ドロッ
パシャ
脹相「?…」
脹相(一発食らわしたら溶けて居なくなった?…)
真人「えっもう一人の脹相が消えた!?」
鹿紫雲「もう一人いなくなっちまった…」
脹相(よくわからなかったな…これも幻覚、なのだろうか…だが真人も鹿紫雲も見えていたな…集団幻覚とやらか?)
真人「なんだったの?新しい訓練?」
脹相「いや、偽物の俺だ、いきなり現れたんだ…そして追いかけたらこうなった」
真人「なにそれ」 - 7スレ主24/05/30(木) 20:03:44
翌日
虎杖「そーいや、昨日脹相さ、〇〇店いたよな?」
脹相「?」
虎杖「珍しくね?何の用があったん?」
脹相「…いや、〇〇店なんて行ったことないぞ」
虎杖「え?でも確かに脹相がいたけどな…」
脹相「昨日のいつぐらいだ?」
虎杖「え?…昨日の夜くらい?」
脹相(夜?俺は夜は高専にいたはずだ…俺のドッペルゲンガーは昼に溶けて消えた……蘇ったということか?それとももう一人いた…?)
虎杖「どうしたん?…あ、呼ばれたから行くわ、じゃあなー!」
脹相「あぁ…」