- 1二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 17:43:10
プチョヘンザは今、暴走族である『ソニック・コマンド』に捕まり廃工場で鎖により拘束されていた。そしてそんな彼女の目の前にはソニック・コマンドの総長であるレッドゾーンが不敵な笑みを浮かべていた。
「目的だと?そんなこと決まりきっている!俺の求めるもんはただ一つ!チーム革命軍の一つであるハムカツ団!いや、ドギラゴン!奴との決着だ!そうだろお前らぁ!!」
『うおぉぉぉ!!』
レッドゾーンの目的、それは彼にとっての宿敵でありプチョヘンザの盟友であるドギラゴンとの決着だった。
「ならばどうしてオレを拘束した!?」
「当たりだ。アイツは大事な奴が危険に晒されればすぐにでもすっ飛んでくるはずだ。自身の女なら尚更な!」
「お、女ぁ!?」
そう、実はプチョヘンザはドギラゴンに密かに思いを寄せているのだ。
「いや///別にオレとドギラゴンはそういう仲じゃ・・・///」
「へっ、その反応だとどうやら図星のようだな」 - 2二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 17:43:25
ドドドドドド・・・!
バーンッ!
「大丈夫かプチョヘンザ!?」
「団長!タスケニキタ!」
そうこうしているうちにハムカツ団を率いるドギラゴン剣とプチョヘンザの団であるダママ団の一員であるダママを筆頭に二つの団が続々と集結する。
「来たか、ドギラゴン!」
「プチョヘンザを返してもらうぞ!レッドゾーン!」
「へっ、そんなに自分の女が大事かぁ?」
「だから違うって言ってるだろ!///」
「当たり前だ!」
「・・・・・・///!?〜☆¥<#〆」
ドギラゴンの発言に一拍の間が空いたあと、言葉の意味を理解したプチョヘンザはあまりの恥ずかしさと嬉しさに顔を真っ赤にして狼狽する。ハムカツ団は団長の告白で漢気への、ダママ団は自団の団長であるプチョヘンザの恋が成就したことへの盛り上がりをみせてソニック・コマンドは唐突なカップル誕生にブーイングを浴びせる。だが次の瞬間、場の空気は一変することになる・・・。
「友を傷つけられて怒りに燃えないわけがないだろう!」
シーン・・・
それぞれが違う特色をもつチームはドギラゴン剣の発言により場の空気は皮肉にも静寂という結果にてひとつにまとまった。そう、ドギラゴン剣もといドギラゴンは恋愛ごとなどに関してはめっぽうに疎かった。
「お前、マジかよ・・・」
ドギラゴン剣によりもたらされた冷えた空気を破ったのはレッドゾーンの驚愕を通り越して恐怖が混じった呆れたを表す言葉だった。
その後、レッドゾーンは「しらけたぜ・・・」と言ったあとプチョヘンザをおとなしく解放しソニック・コマンドを連れて去っていった。かくしてプチョヘンザを取り戻した二つの団はなんとも言えない微妙な雰囲気のまま帰路についたのだった。 - 3二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 17:54:48
ドギラゴンはさぁ…
- 4スレ主24/06/01(土) 18:09:35
あとはドギラゴンとプチョヘンザのCPについて語ってどうぞ。あと他にどういうこのCPの小説を読みたいかレスしてくれたらもしかしたら書くかもしれない
- 5二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 18:23:03
- 6二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 18:24:13
これは友のために自らを悪役にする漢の鏡
レッドゾーン - 7二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 18:31:42
- 8二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 18:33:17
- 9二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 18:36:35
プチョヘンザちゃんの一人称がオレなの原作の使い手に沿ってて好きだけど結構レアなのよな…
- 10二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 18:54:50
もしそういう雰囲気になったとしてもエンジン音がうるさくて台無しだわ!?
- 11二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:00:59
- 12二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:03:00
ミラダンテは部下(?)とイチャイチャして未来作ってる(意味深)のになぁ…
- 13二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:04:09
うるせえっ!
- 14二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:08:28
- 15二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:10:50
第37回クソボケドギラゴンを堕とす会議
プチョヘンザ「またダメだった…」
レッドゾーン「まさかあそこまで雰囲気を整えてもダメとはな…」
ワチャゴナ「もういっそのことラブホD2フィールドでも作るか?」
プチョヘンザ「それはちょっと…」
レッドゾーン「禁断があいつにやられたせいで俺もその手の力失っちまったからな…」
ワチャゴナ「う〜ん…」
ウェイヨウ「ワシに良い考えがある」
プチョヘンザ「長老!その考えとは…⁉︎」
ウェイヨウ「夜b「オマエノスピードジャトドカナイ!!!!!!!!!!!!!」
プチョヘンザ「ちょ、長老〜⁉︎」
第10回プチョヘンザが可愛すぎるからどうすればいいか会議
ボルドギ「早よ告れ」
バスター「いや、向こうが俺のことを好きかもわからないわけでな?」
ボルドギ「うるせぇ告れ」
バスター「いや、あいつ族長だぜ?許嫁とか…」
ボルドギ「世界を救った英雄を押し除けて許嫁を優先するとかあるわけねぇだろ、早よ告れ」
バスター「いやでも…」
ボルドギ「とっと告ってこい!!!!!!!!!!!!!告白できるまで帰ってくんな!!!!!!!!!!!!!」
バスター「おぁぁぁぁぁ…」キラーン - 16二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:16:23
- 17二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:17:22
「団長!ナニヲツクッテンダ?」
「チョコレートだ!甘い物をたらふく食いたいって言ってただろ?ソ…ソレニアイツニモ…//」
「プチョヘンザ!渡したいものがあるって聞いたが今いいか?」
「ッ!//あっ…ああ!いいぞ!」
「これは…チョコレートか!ありがとう!…ところでどうしてハート型なんだ?」
「ッ…それは…その…じ、実はオレ!お前のことがす…す…//」
「団長!大変ッチ!あの麻雀得意そうな侵略者がまた暴れてるから早く来てくれッチ!」
レッドゾーンダッシュ!!!!!!!!!!!!
「な…なんでこんな目に…ッチ…」 - 18二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:25:55
こいつら革命したんだ!
- 19二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:32:06
今回の原因レッドゾーンの知り合いじゃん(同じ侵略者だから)。責任とりなよレッドゾーン
- 20二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:45:14
さすがのレッドゾーンもできちゃった婚は容認しない良識があったか
- 21二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:53:36
プチョ「な…なぁドギラゴン…その…最近暑くなってきたし…海…行かないか?」
剣「海か!いい提案だ、今度ハムカツ団や火の国の皆も連れて一緒に…」
プチョ「違うんだ」
剣「えっ?」
プチョ「その…2人っきりで…//」
剣「えっ…えっ!」
〜その夜〜
剣「どうしよう」
ボルドギ「どうしようって…いや普通に行けよ、お前絶好のチャンスだぞ?」
剣「だ、だがあいつと海だぞ!!しかも2人っきりだ!それってつまり…」
ボルドギ「水着姿を堪能できるな。」
剣「駄目だ!耐えられる気がしない…」
ボルドギ「でも2人っきりのビーチという最高にロマッチックなシチュエーションじゃないか」
剣「確かに…そのまま告白できる可能性も…」
ボルドギ「それにそのままの勢いで初夜も夢じゃドギラゴンファイアー!!!
剣「駄目だ!勝太みたいな展開は絶対に駄目だろ!!」
ボルドギ「お前そんなんだからヘタレなんだよ…」 - 22二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 19:58:29
- 23二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:04:25
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- 24二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:05:08
- 25二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:06:09
このレスは削除されています
- 26二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:07:29
- 27二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:08:08
- 28二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:23:49
- 29二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:52:19
剣「はぁ…」
ダンテ「どうしたんだい?そんな困りきった顔をして…また彼女のことかい?」
剣「ああ…明日、あいつの誕生日なんだ…なんだが…」
ダンテ「プレゼントに悩んでるということかな?」
剣「そうなんだ…変に粋がったものをあげると変に見られるかもしれないし…」
ダンテ「そうだね…私は大切な人へのプレゼントはいつも花と決めているんだ、君もどうだい?」
剣「花か…」
〜次の日〜
剣「プチョヘンザ、誕生日おめでとう!」
プチョ「あ、ありがとう!そ…その花は//」
剣「ああ、綺麗なバラだろう…君に似合うと思って選んだんだ…//」
プチョ「ド…ドギラゴン…その…じゅ、十二本のバラってことは…その…//」
剣「ああ…プチョヘンザ…私と…つ…つき…」
プチョ「ゴクッ…」
剣「……」 ブーンブンブン
剣「月見をしないか!月見を!今日は月が綺麗だと思うdブッチギッテヤル!!!!!!!!!!!!!!!!
プチョ「……今月が綺麗って…」
プチョ「…//」
- 30二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 21:29:58
おっと?
- 31スレ主24/06/01(土) 22:54:51
プチョヘンザがドギラゴンにお弁当を作る小説書こうかと思ったけど眠いから、明日もその気があったら書く
- 32二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 23:01:41
- 33二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 23:50:23
- 34二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 00:26:41
〜その後〜
Z「…で告白に失敗しましたと」
剣「…」
Z「あの、馬鹿なんですか?バラ渡しといて月見しようって」
レッゾ「そんなに責めてやるな、これでも前より進歩した方なんだよ」
Z「兄さん、甘すぎます」
剣「ち、違うんだ!その…つきまでは言えたんだ!」
Z「なんでそこまで行ってヘタれるんですか?」
剣「それは…あいつに…俺が相応しいかどうか…」
レッゾ「禁断の親玉シバいた奴がよく言うよ」
Z「自分の気持ちに正直になれないんですか?」
剣「…俺は一度、世界を禁断によって支配させてしまった…ギュウジン丸の止めも刺せず、挙句の果てにはデスザロストの封印を解いてやることも出来なかった」
レッゾ「ロストはもう気にするなって言ってるだろ。それに、今度は世界を守れたじゃねぇか」
剣「…でも怖いんだ。彼女を守りきれなかったら、また世界があんなことになったr「ブォン!!!!!!」
Z「そうやって逃げ続けたら、いつか本当にあの人は居なくなってしまいますよ。もういいです、そうやっていつまでも下を向いているあなたを見ても、あの人は振り返ってくれませんよ。自分の気持ちに正直になって、なんもかんもひっくり返してやってくださいよ、あの時みたいに。」
剣「…ありがとうZ。もう一度、やってみる。」
レッゾ「ようやくお前らしい面になってきたじゃねぇか、ほらそれじゃ次の方法を考えるぞ!」
- 35二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 01:18:33
アイラ「恋愛のアドバイス?」
プチョ「頼む、教えてくれ」
アイラ「うーん、とにかくいつもそばにいることかな」
プチョ「一緒にいること?」
アイラ「うん。いつも一緒にいればお互いに困ったことが起きても、直ぐに支え合うことが出来るし、それに好きな人とはいつも一緒に居たいでしょ?」
プチョ「結構シンプルなんだな…」
アイラ「そういうシンプルな事が一番大切なんだよ。…ところでさ、族長さんの好きな人って誰なの?」
プチョ「…へえっ!それはその…//」
アイラ「お願い!誰にも言わないから!」
プチョ「エト…ソノ…ゴニョゴニョ」
アイラ「…ちなみにその人のどういう所が好きなの?」
プチョ「…あいつは、皆が絶望に打ちひしがれてた時に真っ先にハムカツ団を結成して、皆に希望を見せたんだ。オレにとって、あいつは憧れだったんだ…でもある時、いつもあいつのことばかり考えてることに気づいて…//」
アイラ「気づいたら好きになっちゃったんだ♪」
プチョ「オレ…あいつと釣り合ってるかな…」
アイラ「族長さんなら大丈夫!きっと、振り向いてくれるよ!族長さんだってダママ団を結成して、みんなを引っ張ってあの人に着いていけたんだから、 族長さんなら絶対に上手くいくよ!」 - 36二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 08:58:25
このCP好きだな
- 37二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 09:16:59
オレっ娘×クソボケヘタレはいいぞ…
- 38スレ主24/06/02(日) 11:31:56
書きたいと思っている小説
・プチョヘンザがドギラゴンにお弁当を作るため様々な場所を巡って材料を集める
・ドギラゴンとプチョヘンザのデートでドギラゴンがプチョヘンザに告白しようとするが後をつけてきたレッドゾーンンの気ぶりエンジン音で台無しになりプチョヘンザがヤケクソでファイナル革命使おうとする - 39二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 18:55:26
プチョヘンザがファイナル革命キメる奴ください!
- 40二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 18:58:58
「ざーこ♡ざーこ♡ヘタレドラゴン♡」
- 41二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 19:25:26
- 42二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 19:26:00
剣(なんだかんだ言って楽しめたな…もうすっかり夕方だ…だが冷静になってプチョヘンザを見てるとおかしくなりそうだ…)
プチョ「な、なぁこの後用事とかって…」
剣「別になにかある訳でもないけど…どこか行きたいのか?」
プチョ「夕日が綺麗だったから…沈むの見てから帰ろうかなって思ってさ」
剣「確かに、遮るものも無いし普段じっくり夕日なんて見ないし」
プチョ「…ドギラゴンってさ凄いよな」
剣「へ?」
プチョ「皆がどうしようもないって、絶望してた時に真っ先にハムカツ団を結成してさ」
剣「…別に凄くはないさ、ただ私が皆の前に立たなければ行けなかったんだ」
プチョ「でもオレ、義務感でも皆のことを引っ張って行けるのって凄い事だど思うけどな」
剣「ありがとう」
プチョ「……それにそういう所が好きになったんだし…//」 ブーンブンブン
剣「ん?なんか言ったか?」 ブーン…
プチョ「いや!なんでもない!なんでもないから本当に…//」
剣「そうか…?顔、赤いぞ?熱でもあるんじゃないのか?」
プチョ「いや!ほんとに大丈夫だから…」
剣「どれどれ…」
ピトッ
プチョ「ひゃっ!?」 ブーンブンブン!!!
剣「うーん…やっぱり熱あるんじゃないか?」
プチョ「ほ、本当に!もういいから!…もう帰る//」
剣「突然どうしたんだ…」
- 43二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 19:39:00
ちょくちょく気ぶりレッドゾーン出てくるの草
- 44スレ主24/06/02(日) 19:59:54
今筆が乗ってるから寝落ちしなければ今日にはレスできる
- 45二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 20:04:39
頑張ってください!応援してます!
- 46二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 21:37:02
このレスは削除されています
- 47二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 21:39:35
このレスは削除されています
- 48スレ主24/06/02(日) 21:41:22
「今日は楽しかったぜ!ありがとなドギラゴン!」
「そう言ってもらえてなによりだ」
空も暗くなり街に明かりが灯る時間、ドギラゴン剣とプチョヘンザは並んで歩いていた。今日この二人は一緒にでかけておりその帰りにドギラゴン剣が「少し寄り道しないか?」と提案したため今は人気のない場所を静かに歩いていた。そしてドギラゴン剣は意を決した表情でプチョヘンザに向き合った。
「なあ、プチョヘンザ・・・。実はお前に大事な話しがあるんだ・・・」
「な、なんだよドギラゴン///大事な話しって///」
無論プチョヘンザは場の空気と生まれてから大自然に囲まれて育ったことによる野生の感、そしてドギラゴン剣と共にいた時間からなんとなく察していた。自分は今から告白を受けると。自分が何度アプローチしても彼の恋愛ごとへの疎さっぷりに苦戦してきた彼女にとってはその努力が報われそして想いを寄せる相手と両思いとなれる至福ながらも焦ったい時間だった。時間にしてみれば数十秒もないがプチョヘンザにとっては長い時間、まさに獲物を前にしている猛獣のようだ。とはいえ彼女は自身に自分は獲物を前にした瞬間すぐに襲いかかる理性なきな獣ではない、絶好のタイミングを見計らいそのときに一瞬で狩りとる誇り高き獅子だと言い聞かせる。彼女の心は今、熱く燃えたぎる野生そのものになりながらも頭は氷のように冷静になっていた。
「なあ、プチョヘンザ・・・」
「はい・・・///」
ドルンッドルンッドルンッ!!
「私、いや、」
ドルンッドルンッドルンッドルンッ!!
「俺は・・・」
ドルドルドルドルンッ!!!
「君のことがっ・・・!」
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
「・・・・・・」
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
・・・ドギラゴン剣が告白のための言葉を紡ぐたびによく知るエンジン音が大きく、そして長く鳴り響く。
「すまん、少し待ってくれ」
そう言うとドギラゴン剣は歩き曲がり角に顔を出す。
「なにをしているんだお前ら」 - 49スレ主24/06/02(日) 21:43:05
時は少しさかのぼる。
─────────
「ハムハム!団長たちいい雰囲気やで!」
「おうおう!いけ団長!このまま告っちまえ!」
「やむやむ・・・。ここまで長かったでござるなぁ」
「ダママ!団長ウレシソウ!」
「けっ、行動に移すのが遅ぇんだよ。レースならとっくに周回遅れだ」
ハムカツ団の団員であるハムカツ、ボスカツ、カツえもん、そして侵略軍のチームであるソニック・コマンド総長のレッドゾーンはドギラゴン剣とプチョヘンザの動向を陰から見守っていた。
『なあ、プチョヘンザ・・・』
『はい・・・///』
ドルンッドルンッドルンッ!!
『私、いや、』
ドルンッドルンッドルンッドルンッ!!
『俺は・・・』
ドルドルドルドルンッ!!!
『君のことがっ・・・!』
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
「おいレッドゾーン!団長たちに気ぶる気持ちは分かるがお前そのエンジン音どうにかできんのか!?」
「あ?気ぶってなんかねぇよ?自然に出ちまうんだからしょうがねぇだろ?」
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
「にしても限度ってもんがあるだろうが!?このままだと気づかれちまうだろうがよい!?」
「レッドゾーン!ウルサイ!」
「だから止めようにも勝手にエンジンが熱くて止まらねぇんだよ!」
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
三人はレッドゾーンのあまりのエンジン音の大きさに文句を言うがレッドゾーン自身も自分ではどうにかできなくて口喧嘩になる。
「四人とも、そんなに大きな声を出したら・・・」
カツえもんが四人を宥めるが・・・。
『すまん、少し待ってくれ』
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
現実は無情にもドギラゴン剣がこっちへと向かってくる。 - 50スレ主24/06/02(日) 21:44:07
「おい!どうするんや!団長こっちに歩いてきたで!」
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
「お前のエンジン音のせいだぞレッドゾーン!」
「ジブンデ制御デキナイポンコツ!」
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
「お前らの声がうるせぇせいだろ!あと誰がポンコツエンジンだ!?」
ドルドルドルドルンドルドルドルドルンッッッ!!!!
「もう遅いでござる・・・」
「なにをしているんだお前ら」 - 51スレ主24/06/02(日) 21:44:24
そして時は今へといたる。
─────────
「いやぁ、なにって言われても?」
「たまたま?この五人で出くわして?」
「ソウ!タマタマダ!」
「それよりお前!なんであいつを放ってこっちにきた!?」
「いやだって流石にあんな大きな音が鳴り響いていたら集中できないだろ・・・」
「ほらやっぱりお前のエンジン音のせいやん!」
「お前のせいだぞお前の!」
「反省シロ!」
「なんだと!?そもそもこいつがそんなもん気にしなきゃいい話だろ!」
ぎゃいぎゃいと言い争う五人。
「み、皆様方・・・う、後ろでござる」
『うしろ?』
全員が後ろを見るとそこには異様に静かな雰囲気のプチョヘンザがこちらに向かってきていた。
「ぷ、プチョヘンザ・・・?」
ドギラゴン剣に呼びかけられてもプチョヘンザは答えないままドギラゴン剣を通り過ぎハムカツたちの前にたたずむ。
『ぷ(ダ)、プチョヘンザ(殿)(ダンチョウ)・・・?』
「お〜ま〜え〜ら〜・・・」
プチョヘンザは恨めしそうな声音で恨み言を呟く。すると次の瞬間!
「よくも・・・。よくも。よくも!よっ!くっ!!もっ!!!邪魔をしてくれたなぁぁぁ!!?」
プチョヘンザはまさに百鬼の如く恐ろしい形相になった!
『ぎゃあぁぁぁ!??%*¥〆<☆』
「もうこのあとのことなんで知るか!!オレのファイナル革命をくらいやがれっ!」
「やめろプチョヘンザーッ!?」
こいしてドギラゴン剣とプチョヘンザの一世一代恋の大勝負は皮肉にも今まで相談に乗ってくれていた者たちのてにより幕を閉じたのだった。 - 52スレ主24/06/02(日) 21:46:15
個人的には大作にして傑作!一度に投稿できる行数の関係で途切れ途切れだけど許してください
- 53二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 22:15:22
このレスは削除されています
- 54スレ主24/06/02(日) 22:29:05
- 55二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 22:30:13
このレスは削除されています
- 56二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 22:45:00
このレスは削除されています
- 57スレ主24/06/02(日) 22:45:51
- 58二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 23:30:05
おつ
奥手ドギラゴン×乙女オレっ娘プチョヘンザ、いい… - 59二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 23:45:14
- 60二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 23:46:27
- 61二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 00:45:45
そういやお前vsrfで団長と結婚してたな…
- 62二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 06:38:40
保守
- 63二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 08:42:25
ツンデレレッドゾーン草
- 64二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 16:45:34
草
- 65二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:39:05
Zがこのこと知ったらレッドゾーンに向かって「なにやってんだバカ兄貴ぃ〜!」って殴りかかりそう
- 66二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 00:03:41
このレスは削除されています
- 67二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 00:15:13
プチョ「ドギラゴンまだかなー…2人っきりの時ぐらいソニックコマンド達も落ち着いてくれないかなぁ…あれ?」
プチョ(もしかしてこれ…ドギラゴンのマント?)
プチョ(…誰も見てないよね?)
プチョ(すんすん…いい匂い…暖かくて安心する…)
剣「随分遅くまで時間がかかってしまったな…ただいま…」
プチョ「!?」
剣「…どうして私のマントに包まっているんだ?」
プチョ「へっ!?い、いやそのこれは…//」
剣「眠いなら一緒に寝るか?」
プチョ「えっ!?」
剣「嫌だったか?」
プチョ「い…嫌じゃないけど…//」
剣「じゃあ、ここへ」
プチョ「う、うん//」
プチョ(嘘でしょ嘘でしょ嘘でしょ!!なんでいっつも奥手なのに急にこんな積極的になるの!?)
剣「おやすみ…プチョヘンザ…」
プチョ「お、おやすみ//」
プチョ(うぅ…心臓ドキドキして寝れないよ…//ってあれ…?)
剣「すぅ…すぅ…」
プチョ(ね…寝てる…本当に一緒に寝たかっただけだったんだ…結構寝顔可愛いな…)
ーーー
ハムカツ「う…嘘やろ?」
レッドゾーン「ここまで来て本当に寝るやつがいんのかよ…」
ダママ「ドギラゴン、テンネン…?」
Z「まぁ、添い寝出来たんだし一方前進じゃないですか兄さん?」
レッドゾーン「何が『2人っきりの時に俺たちが暴れれば何か起こるんじゃないんですか!?』だよ…戦わされる俺の身にもなってくれ…」