「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」part30

  • 1124/06/03(月) 19:08:25
  • 2124/06/03(月) 19:09:21
  • 3二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:10:07

    スレ立ておつです
    ルナマリア頼んだぞ〜!

  • 4124/06/03(月) 19:11:32

    再開まで少々お待ちを

  • 5二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:12:29

    全裸待機

  • 6二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:19:32

    >>5

    服着てくれヨグ様……

  • 7二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:20:26

    全裸はあかんwww

  • 8124/06/03(月) 19:22:48

    それでは再開


    ―しばらくベンチに座っていると


    ニャルラトホテプ「あら?貴方……」

    シン「………えっと」

    ニャルラトホテプ「………ああ、そういえば初対面だったわね?初めまして。私はニャルラトホテプ。貴方は確かあの泥棒猫の末の弟だったわよね?」

    シン「ど、泥棒猫?……もしかしてキラさんのこと?」

    ニャルラトホテプ「そ。で、貴方こんなところで何をしているのかしら?」

    シン「………別になにも」

    ニャルラトホテプ「……そう?」

    テス「—!—!」(ニャルラトホテプを威嚇している)

    シン「………お前はなんでここに居るんだ?」(威嚇しているテスを宥めながら)

    ニャルラトホテプ「何か妙な力を感知したから様子を見にね………貴方、何か知っていない?」

  • 9二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:25:14

    つまりこれ並行世界とかじゃなくて認識とか何かの改編されたのかな

  • 10二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:26:35

    絵面だけ見たらイングリットと話すシンか
    いいな

  • 11二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:28:16

    キラの能力を何か使った??

  • 12二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:28:58

    >>11

    あれ人間には使えないからたぶん違うかな

  • 13124/06/03(月) 19:33:27

    シン「………さあ?知らない」

    ニャルラトホテプ「……ふふ、そう言うことにしておくわ」

    シン「……要はそれだけか?ならどっか行ってくれ。今は誰とも話したくない気分なんだ」

    ニャルラトホテプ「嫌だと言ったら?」

    シン「……………」(眉間にしわを寄せる)

    ニャルラトホテプ「ふふふ、そう睨まないで?私、以前から貴方には興味があったの」

    シン「………興味?」

    ニャルラトホテプ「そう。"とても甘くておいしそうな匂い"を出している貴方にね?」

    シン「………匂い?」(体臭を嗅ごうとする)

    ニャルラトホテプ「ただの比喩よ。実際に香っているわけじゃないわ」

  • 14124/06/03(月) 19:43:13

    シン「………まあ、なんでもいいや。それで、お前は俺をどうしたいんだよ」

    ニャルラトホテプ「そうねぇ……私はあの人一筋だから別に貴方には興味なんだけど……いえ、あの子への嫌がらせの為に貴方を攫って味見するのもいいかもね?」

    シン「………嫌がらせね。多分もう意味ないと思うぞ」

    ニャルラトホテプ「あらなんで?」

    シン「………あの人はもう、俺のことを忘れているから」

    ニャルラトホテプ「…………ああ、なるほど。ほんの少しだけど何が起きたのか分かったわ」

    シン「わかったんだったらもういいだろ。さっさとどっか行けよ」

    ニャルラトホテプ「あら?何が起きたのか私に聞かないのね?」

    シン「……もうどうでもいいからな。それに、どうせアンタ話す気なんだろ?」

    ニャルラトホテプ「あら辛辣」

  • 15124/06/03(月) 19:52:10

    シン「もうどっか行けよ。アンタと話すことなんてもう何もないんだからさ……」

    ニャルラトホテプ「貴方はこれからどうするの?」

    シン「………そんなこと聞いてどうするんだ?」

    ニャルラトホテプ「単純に興味かしら?まあ、どうせ帰る家も行く宛てもないんでしょうけどね。となると……あとは自死とかになるのかしら?」

    シン「…………」(目をそらす)

    ニャルラトホテプ「……ふふ、貴方ってわかりやすいのね?ねえ、どうせ捨てるなら私が貰ってもいいかしら?」

    シン「……は?」

    ニャルラトホテプ「あら駄目なの?捨てる命なんだから、別に拾っても構わないでしょ?」

    シン「……なんのつもりだよ」

    ニャルラトホテプ「だから言ったでしょ?貴方に興味があるって。だけど安心して?飽きたら遠慮なく捨てるから」

    シン「…………」

  • 16二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 19:54:24

    …何に安心すればいいのか

  • 17124/06/03(月) 19:59:48

    ニャルラトホテプ「それで、どうするの?」

    シン「……どうせ拒否権なんてないんだろ?」

    ニャルラトホテプ「貴方って、見た目のわりに随分と物分かりがいいのね?」

    シン「………」

    ニャルラトホテプ「自暴自棄になっているのも関係しているのでしょうけど、まあどうでもいいわね。抵抗しないのであれば、そのまま持って行っちゃうけど?」

    シン「……いいよ。好きにすれば?」

    テス「—!—!」(シンを全力で止めようとする)

    ニャルラトホテプ「それじゃあ、遠慮なく」(シンを抱き上げる)

    シン「………」(テスをしっかり手に持ち、無抵抗で抱き上げられる)

  • 18二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:00:55

    同人ショップで働くシン……

  • 19124/06/03(月) 20:10:47

    ニャルラトホテプ「しっかり掴まってなさいね?途中で落ちたらどうなるか分からないから。一応目も閉じておくといいわよ?」

    シン「………」(どうでも良さそうな顔でニャルラトホテプの肩に顔を伏せる形で乗せる。テスは自分の体で覆い隠すようにして抱きかかえている)

    ニャルラトホテプ「………まあいいわ。なら、揺れるわよ?」


    ―ニャルラトホテプはシンを抱えたまま大きく跳躍する。


    シン「っ!?」(いきなり来た浮遊感に体を強張らせて、テスを持っている反対の手でニャルラトホテプの服を強く握りしめる)


    因みにこの光景は一般人には見えてません(仕組みとしてはエザリアがお花見編でやってたものと同じ)

  • 20二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:12:17

    ヨグ様とキラが絡まないとまともよりだ…

  • 21二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:13:49

    お姉さんに抱き抱えられる少年か……

  • 22二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:14:00

    >>20

    それでも現在普通に誘拐やってるんだよね

  • 23二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:16:51

    このレスは削除されています

  • 24124/06/03(月) 20:17:37

    —ニャルラトホテプの店の前


    ニャルラトホテプ「はい、お疲れ様」(シンを下ろす)

    シン「………ここは?」(ふらつきながらも、何とか立つ)

    ニャルラトホテプ「聞いてない?最近私が開いた店よ」

    シン「そういえばそんなこと聞いたな……何の店なのかは知らないけど」

    ニャルラトホテプ「それは入ればわかると思うわよ?ほら、早く中に入りなさい。今日からここが貴方の家よ」

    シン「…………」

  • 25二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:17:40

    魔女集会で会いましょうだっけ? なんかあんな感じの魔女や人外お姉さんがショタ拾う絵面っぽくてロマンを感じる……

  • 26二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:18:52

    なんか本当に労働力の確保に見えてきた

  • 27二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:20:11

    ある意味健全……?

  • 28二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:21:56

    18禁とか扱ってる店じゃなければ

  • 29二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:22:51

    >>28

    それが……普通に扱ってるんだよなぁ

  • 30二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:23:18

    >>28

    っていうか、怪異専門の同人ショップだぞ。滅茶苦茶やばい物あるに決まってるだろ

  • 31二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:24:20

    …なんだろうな
    怪異専門の同人ショップとかいうパワーワード

  • 32124/06/03(月) 20:27:41

    >>25わあ、本当だ(今気づいた)


    —店の中


    シン「………本屋?でもなんか雑誌みたいに薄い本が妙に多いような」

    ニャルラトホテプ「同人誌ってやつよ。この店はそういう本を売ってる専門店ってところ。まあ、妖相手だからお金じゃなくて物々交換になるんだけどね」

    シン「同人誌?それって小説家たちが集まって一つの雑誌を作るやつ?ニュアンス違うだろうけど」

    ニャルラトホテプ「貴方いつの時代の話をしているの?」

    シン「え?そうじゃないのか?」

    ニャルラトホテプ「なら、今から色々と読んで見なさいな。明日からここの店員として働いても貰うから、今のうちにどんなものを売っているのかだけ把握しておきなさい」

    シン「は?店員?なんで?」

    ニャルラトホテプ「あら、貴方は今私の所有物になっているのだから当然じゃない」

    シン「………まあいっか。何もやらないのもあれだし。今日は店どうするんだ?」

    ニャルラトホテプ「休みよ。だから存分に楽しみなさい?」

  • 33二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:30:53

    いいのか店員が小学生で
    後なんで小学生の同人知識が文豪の文集とかになるの

  • 34二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:32:14

    親しい人がシンを忘れていて誰にもわからないけど、シンはこれ神隠しに遭ってるんだな……
    何故か同人ショップの店員になっちゃったけど……

  • 35二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:33:26

    ヨグ様事態が発覚したらどう思うんだろうかwww

  • 36二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:33:32

    >>34

    ある意味で一番安全な場所に今いるけどさ……これ収拾付いた後の事が大問題じゃ

  • 37二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:35:00

    まさかと思うが、ニコル達がやらかした可能性があるのかこれ?

  • 38二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:36:03

    >>35

    そういえばこれニャルが気づいてるんだからヨグ様も異変分かってるのか

  • 39二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:36:28

    >>37

    通り魔に切られたせいかも……?

  • 40124/06/03(月) 20:37:13

    —しばらくして


    シン「…………わぁ」(発禁同人誌を読んでる)

    ニャルラトホテプ「あら?案外普通に読むのね?」

    シン「………まあ、性描写はたまに小説読んでると出てくるし(それに見た目通りの精神年齢ってわけでもないしな)」

    ニャルラトホテプ「そうなの?貴方のお兄さんは随分と狼狽えていたみたいだけど」

    シン「狼狽え……?え?キラさんこれ読んだのか?」

    ニャルラトホテプ「読んではないみたいだけど、【閲覧注意】とか【閲覧注意】とかみたいな単語聞いて泣いているのは見たことあるわ」

    シン「……因みにどこで?」

    ニャルラトホテプ「貴方たちがキャンプしに行った時と、この店に来たときかしら?」

    シン「………ああ、なるほど。キラさんそれであんなに……別に平気だから気にしなくていいのにな……」

  • 41二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:37:14

    >>38

    もしくはヨグ様がやったか……

  • 42二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:38:00

    …長男かわいそう

  • 43二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:38:28

    末っ子がある意味一番肝座ってんだよな……
    精神年齢高いからだろうけど

  • 44二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:38:44

    というか、ここの品ぞろえって普通の同人ショップなのか?
    それとも怪異の同人作家関係の物しかない?

  • 45二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:39:18

    >>44

    怪異の同人作家とかいうパワーワード

  • 46二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:39:49

    同人誌読む小学生はやばいって(白目)

  • 47二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:40:49

    小学生漫画と間違えて読むとかあるあるな話だし…

  • 48二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:42:03

    シンの精神年齢幾つぐらいなんだろう?

  • 49二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:42:54

    >>45

    どぼじめろう先制みたいな感じ?

  • 50124/06/03(月) 20:46:58

    >>44人間の同人誌が圧倒的に多いです。妖たちはまだその域に達していないものが多いので。ただ、稀に妖が作成した同人誌も混ざってます。

    >>48前世の享年が大体20代なので、精神年齢的には魂修復期間を覗けば30代ぐらいになると思います。


    ニャルラトホテプ「つまらないわねぇ。もっとうろたえたり、興奮したりしてもいいのに。その歳でもう枯れてるの?」

    シン「枯れてるって……(……確かに生まれ変わってからそういうので動じたりすること無くなったんだよな。昔は普通に動揺したり興奮したりしてたような………まあ、歳重ねると落ち着くって聞くし、それかな)」

    ニャルラトホテプ「………まあいいわ。私ちょっと外出てくるから」

    シン「?わかった。どこに行くんだ?」

    ニャルラトホテプ「貴方の食べるものを調達してくるの。人間は食事が必要なんでしょ?ついでに制服も買ってくるわ」

    シン「買うって……お金どうするんだよ」

    ニャルラトホテプ「私、人間の下僕は多いのよ?」

    シン「………そう」 (興味を無くしたように、新しい同人誌を手に取り読む)

  • 51二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:49:54

    制服何買う気なの

  • 52二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:51:24

    女物だったら爆笑する

  • 53124/06/03(月) 20:58:27

    —しばらくして


    シン「…………レイってこういうの好きそうだな。あっ、普通に発禁じゃない青春ものとかあるんだ。これは……同性愛のやつか。へー、結構色々と種類あるんだな………これ、キャンプの時トイレで会った妖が言ってたやつか……?確か……TS、だっけ?………うーん、何がいいんだろう?」

    ニャルラトホテプ「戻ったわ」

    シン「おかえり………随分買ったんだな?」

    ニャルラトホテプ「貴方の日用品も入っているしね。とはいってもそこまで買ってないけど。何か足りなければ言いなさい。買ってあげるから」

    シン「………意外と親切なんだな?」

    ニャルラトホテプ「私は所有物を大切にするタイプなの。ああ、そうだ。制服買ってきたから一度袖を通してみなさい。サイズはピッタリのはずよ?」

    シン「………俺のサイズ測ってなかったよな?」

    ニャルラトホテプ「そのぐらい見たらわかるわよ?」

    シン「そうなんだ……」

    ニャルラトホテプの用意した制服はdice1d4=3 (3)

    1.ゴシック系の服(男物)

    2.ゴシック系の服(女物)

    3.和装(エプロン付き、男物)

    4.和装(エプロン付き、女物)

  • 54二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 20:59:44

    よかった
    ニャル常識的だった

  • 55二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:01:26

    二分の一だった
    セーフッ

  • 56124/06/03(月) 21:08:01

    シン「……俺、和服は着れないぞ?」

    ニャルラトホテプ「なら私が着させてあげるわ。店の奥に行きましょ?」


    —店の奥の部屋


    シン「………」(大人しくしている)

    ニャルラトホテプ「………」(シンに着物を着つけていいるが、なぜかたまに変なところを怪しく触る)

    シン「………アンタさっきから何やってるんだ?ちょっとぞわぞわするからやめて欲しいんだけど」

    ニャルラトホテプ「ちょっとなのね?貴方マグロ?」

    シン「まぐろ……?なんで魚?」

    ニャルラトホテプ「それともただのニブチンなのかしら?ふふ、これは開発するのが楽しみになってきたわ」

    シン「………?」

  • 57二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:09:45

    いや普通にヤバいやつでは?!

  • 58二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:12:14

    閲覧注意無いしヤバいです
    それにしても30代でも枯れてないかな精神年齢

  • 59二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:12:28

    食べられちゃう(意味深)……
    誰かー! ヨグ様ぁ!!!

  • 60124/06/03(月) 21:17:22

    一応念のため言っておきますけど発禁描写は絶対にしないですし、そういう展開もありません。【閲覧注意】書いてませんしね。


    シン「……これでいいのか?」

    ニャルラトホテプ「ええ。ふふ、私の見立て通り良く似合っているわ」

    シン「……そ。もう脱いでいいか?」

    ニャルラトホテプ「ええ。とりあえず、貴方が着付け出来るようになるまでは私が着させてあげるから」

    シン「それはよかった……あ、もう夜になるんだ」

    ニャルラトホテプ「そうね。ご飯はお弁当を買ってきているから適当に温めて食べちゃって」

    シン「アンタは?」

    ニャルラトホテプ「私は食事の必要はないもの」

    シン「……そっか」

  • 61二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:18:08

    ごはん……今日の晩御飯は長男が……

  • 62二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:18:14

    このレスは削除されています

  • 63二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:18:47

    和装って着物か浴衣かな?

  • 64二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:19:35

    これはこれでありな流れだけど……戻ったら戻ったでキラの精神が大丈夫か状態に


    シン<○○先生の<観覧注意>の描写、ちょっとおかしいよね


    怪異A<お前もそう思うか、○○先生って女性なんだろうなぁ……


    怪異B<つまり●●先生は<観覧注意>なのか


    キラ(白目)


    怪異M<こんな流れなら、<観覧大注意・倫理逸脱>物の同人をこっそり置いておくべきだったか

  • 65二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:20:47

    もし閲覧注意付いてても小学生のおねショタR18はちょっと…

  • 66二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:21:19

    キラとアスランが泡吹くよw

  • 67二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:21:53

    作務衣かもしれないけど…季節いつだっけ

  • 68二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:25:00

    >>67

    秋くらいじゃない?学園祭だし

  • 69124/06/03(月) 21:25:34

    和装と言いましたが着物ですね。そして今は秋です。多分おまじない編から丁度1年経つかたたないかぐらいですかね?


    —家のリビングにて


    シン「……意外と家電がそろってる」

    ニャルラトホテプ「たまに下僕を連れてきたりするからね。使い方わかる?」

    シン「それぐらいわかるよ」

    ニャルラトホテプ「なら私は貴方の寝床の用意とお風呂の準備してくるから」

    シン「わかった」

  • 70二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:26:30

    この邪神さっきから甲斐甲斐しいな

  • 71124/06/03(月) 21:35:54

    —お弁当を温めて食べる


    シン「…………(なんか、あんまり味がしない……病院食の方が味したような……)」(もそもそとゆっくり食事をする)


    —かつての食事風景が頭に思い浮かぶ

    —美味しいか感想を聞くキラと今日も出された量の食事を食べられて安心しているアスラン、そして、三人を微笑ましく見ているギルバートと、こっそりキラの料理を食べようとするレイ

    —この光景は一瞬で霧散する


    シン「………………」(箸を持った手をテーブルに置く)

    テス「ー。ー。」(テーブルの上に置かれたシンの手に自分の手を乗せて、心配そうな顔?をする)

    シン「…………だいじょうぶ、だいじょうぶだよ、テス。俺は、だいじょうぶ」

    テス「…………。」

  • 72124/06/03(月) 21:40:53

    —しばらくして


    ニャルラトホテプ「お風呂はお湯が溜まったら入れるから……って、貴方全然食べてないじゃない」

    シン「………元々あんまり量は食えない体質だから。明日の朝また食べるから冷蔵庫に入れるな」

    ニャルラトホテプ「………そう?ま、死なないのであればそれでいいわ。ああ、そうだ。お風呂はぐらいはこれからは自分でやってね」

    シン「………うん」

  • 73二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:41:52

    おつらい話だったの思い出した
    なんかトンチキな神隠しのせいでちょっと薄れかけてた

  • 74二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:43:49

    秋ってことはシンちゃん誕生日来た感じかな?
    12歳?

  • 75124/06/03(月) 21:49:25

    >>74 12歳です。


    —お風呂も入って、用意された寝室へ


    シン「…………はぁ」(ベッドにダイブ)

    テス「—。—。」(シンの手の中に居たが、一生懸命抜け出してシンの頭をなでなでする)

    シン「……………ごめんなテス。ずっと心配させてるな」

    テス「—。ー。」(しょもしょもと落ち込んでいる)

    シン「………今頃、皆どうしてるんだろ。美味しいごはん、食べて笑っててくれてるかな」

    テス「………。」

    シン「…………」

    テス「………!ー!ー!」(シンの顔に自分の手を付ける)

    シン「………?テス?」

    ヨグ=ソトース「(シン、聞こえてるー?)」

    シン「っ!?よ、ヨグ=ソトース!?」

    ヨグ=ソトース「(ああよかった。やっぱりテスは君の所に居たんだね)」

  • 76二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:50:46

    ヨグ様…場所がその…

  • 77二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:50:52

    ヨグさまー!!!!!

  • 78二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 21:51:38

    >>76

    あっ

  • 79124/06/03(月) 21:57:51

    シン「え?なんでヨグ=ソトースが?」(テスを手のひらに乗せながらベッドの上で正座)

    ヨグ=ソトース「(まだ分からないことが多いけど、とりあえず僕たちみたいな異世界産の怪異は今回の記憶改編の影響を受けなかったみたいだね)」

    シン「そ、そうなんだ……って、考えてみればそうか。ニャルラトホテプも俺のこと覚えてたし」

    ヨグ=ソトース「(は?なんでアイツの名前が出てくるの?君、今どこに居るんだい?)」

    シン「…………なんでもいいだろ。ニャルラトホテプはちょっと昼間偶然会っただけだよ。それで、ヨグ=ソトースはどうして俺に連絡を?」

    ヨグ=ソトース「(………本当は異変が起きた瞬間に色々とやりたかったんだけど、ほら、君のお父さんが居たからね。自重したほうがいいと思って、タイミング見計らってたらこの時間になっちゃったけど)」

    シン「そっか。ちなみにこの会話って誰か聞いてる?」

    ヨグ=ソトース「(いや?どんな影響が出るかわからないから念のために目を盗んで話してる。残りの無慈悲なセルバンテスたちにも協力してもらって、今は僕と君しか聞こえてないと思うよ)」

    シン「そっか……よかった……」

  • 80124/06/03(月) 22:07:25

    ヨグ=ソトース「(……とりあえず、その良かったがどういうものかスルーしておくよ。僕はこれからこの現象を解析しながら、二人と一匹の記憶改編を解いていくつもりだよ。君の父親の方は……出来たらするね。急ぐならご主人様たちの方を優先したほうが良さそうだし。ただ、それでもかなり時間がかかると思う。最低でも数日……2日、3日の話じゃないけど、多分1週間はかからないと思う)」

    シン「………ヨグ=ソトース」

    ヨグ=ソトース「(なんだい?)」

    シン「別にいいよ。そこまでしなくて」

    ヨグ=ソトース「(………理由を聞いても?)」

    シン「……この状況はさ、俺がずっと望んでたことなんだ。俺が消えて、皆は笑って過ごす。ずっと俺がそうなればいいって願ってたことなんだ。だから、これでいいんだ」

    ヨグ=ソトース「(………それがご主人様たちが望まなくても?)」

    シン「うん。というか、今ならそもそも俺のこと知らないし、そう望むこともないだろ?それにさ、別に俺が皆の中から消えただけで別段害がないみたいだし、放置しててもいいと思うぞ?」

    ヨグ=ソトース「(………君は、本当にそれでいいんだね?)」

    シン「………うん」

  • 81二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:10:51

    思ったより簡単に解けるなこれ
    ヨグ様とかよりは下位のランクの奴が原因かな

  • 82124/06/03(月) 22:11:01

    ヨグ=ソトース「(……わかったよ。なら、今回は手を引くとするよ)」

    シン「有難うな、ヨグ=ソトース。あ、そうだ。ヨグ=ソトースが良ければさ、毎日じゃなくていいからこれから定期的に皆の様子を話してくれないか?」

    ヨグ=ソトース「(別にいいよ?なんなら毎日してあげるよ)」

    シン「あんまり無理するなよ?怪しまれたら良くないしさ」

    ヨグ=ソトース「(そこはうまくやるよ。あ、そろそろご主人様が帰ってくるから離れるね。おやすみ、シン)」

    シン「うん、おやすみ」

  • 83124/06/03(月) 22:12:38

    シン「………へへ」(凄くうれしそうな顔)

    テス「………。」

    シン「さて、俺たちも寝よっか。おやすみ、テス」(部屋の電気を消す)

    テス「………。」

  • 84二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:16:08

    シンちゃん……(白目)

  • 85124/06/03(月) 22:16:58

    —ところ変わってアスカ宅のキラの部屋


    キラ「あれ?ヨグ=ソトース、なんでその姿になってるの?」

    ヨグ=ソトース「んー?チキンレースでもしよっかなって」

    キラ「チキンレースってなんの?」

    ヨグ=ソトース「君たちの叔父さんに見つかるか見つからないかのチキンレース」

    キラ「……もう、やめてよね。これ以上義父さんに心配かけたくないんだからさ」

    ヨグ=ソトース「………義父さん、ね」

    キラ「……?ヨグ=ソトース?」

    ヨグ=ソトース「なんでもないよ。さて、僕はもう寝るとするよ」

    キラ「ヨグ=ソトースって寝れるの?」

    ヨグ=ソトース「……寝れるよ?一応、ね」

  • 86二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:18:05

    そういえばなんで末っ子の存在消えたら叔父さん呼びじゃなくなってるんだろ

  • 87二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:18:09

    おじさん呼びじゃなくなってる…

  • 88二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:19:49

    まさかと思うが、シンって本当に転生なのかな?
    確か前世って不老不死……

  • 89124/06/03(月) 22:25:00

    キラ「その含みのある言い方はなんなのさ……」

    ヨグ=ソトース「なんでもないよ。それじゃあおやすみ、ご主人様」

    キラ「……おやすみ」


    —ヨグ=ソトースの夢の中


    ヨグ=ソトース「……シンにはああ言ったけど、別に約束を守るだなんて一言も言ってないんだよねぇ。なにせ僕のご主人様はキラだからね。ご主人様以外の約束は基本守る気ゼロなんだ、僕」


    —ヨグ=ソトースは夢の中を揺蕩う


    ヨグ=ソトース「さて、夢は僕の領域だけど……うーん、やっぱり全盛期より自由に動けはしないか……これは本当に時間がかかりそうだなぁ……それに、下手に干渉すると精神壊しかねないし、なるべく慎重に行かないとね。それまで死なないでいて欲しいね、シン」

  • 90二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:26:00

    よ、よぐさまぁ

  • 91124/06/03(月) 22:26:30

    といったとこで今回はここまでにします

    明日も同じ時間帯に来れると思います

  • 92二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:26:39

    >>89

    ヨグ様ご免、図書館を爆破して

  • 93二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:27:43

    お疲れ様でした
    まぁ絶対主人が望まない状況だしな

  • 94二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:28:28

    お疲れさまです

  • 95二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:28:46

    おつでした

    改竄はどの範囲でなんだろう
    三男単体の知り合いはいないけど、長男次男の周囲例えばカガリなんかは直接接触してるし事務所のメンバーだっている
    長男次男だって「いつもなるべく早く帰宅する」理由がなくなっちゃうわけで、叔父さんも帰国した理由も消えちゃってる
    どのくらい違和感とズレまで認識できるんだろ

  • 96二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:29:40

    >>92

    本体の方は遠慮しなくていいと思う

    このヨグ様は種世界の聖人(おそらく生まれ変わり)に憑依したヨグ様だから…

  • 97二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:30:43

    末っ子のために作った無慈悲なセルバンテスは存在してるしなぁ…
    どこかで綻び出てくるかな

  • 98二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 22:37:18

    もしくはその綻びを利用して、この世界に来たがってる何かがいるか

    怪異M<私は違いますよ?

  • 99二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 07:28:52

    保守

  • 100二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 14:47:39

    セルとバンが出ないのはシンのこと忘れたから繋がりが切れたってことなのかな
    三匹セットが欠けるって結構でかいと思うけど、どういう扱い何だろう

  • 101二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 15:40:15

    >>100

    ヨグ様と通信出来てるから存在はしてるだろうけど二人的にはどんな扱いかは気になる

    仮にテス忘れたとしても安直なネーミングのおかげで絶対3体目がいるのはすぐ分かるし

  • 102124/06/04(火) 19:06:38

    それでは再開


    ―シンとヨグ=ソトースが連絡を取り合ったその日の夜中


    キラ「………(眠れない……)」

    セル「…………。」(枕もとに立ち、ジッとキラを見ている)

    キラ「………?セル、どうしたの?」

    セル「………。」(しばらくキラを見てから、その場で丸くなる)

    キラ「………?………喉乾いたな。水飲みに行こ……」

  • 103124/06/04(火) 19:08:19

    ―リビング


    キラ「……ぷはっ」(コップ一杯の水を一気に飲む干す)

    アスラン「……キラ?」

    キラ「アスラン?……君も眠れないの?」(アスランの方へ振り返る)

    アスラン「ああ、そうだな……」

    キラ「……ねえアスラン、眠くなるまで少し話に付き合ってくれない?」

    アスラン「……わかった。俺も丁度、話したい気分だった」

  • 104124/06/04(火) 19:10:00

    ―リビングのソファーに座りながら


    キラ「……ねえ、アスラン。なんかさ、違和感感じない?」

    アスラン「違和感か……お前も感じてるんだな」

    キラ「うん……なんでそう思うのか分からないけど……」

    アスラン「俺もだ……」

  • 105124/06/04(火) 19:16:08

    キラ「……やっぱあれなのかなぁ。義父さんが倒れたのが結構響いちゃってるとか」

    アスラン「……確かに気がめいっていたのは事実だが」

    キラ「もう、びっくりしたよね。僕たちに被害がなかったとはいえ、通り魔事件に巻き込まれたって報告したらその日のうちに飛行機乗って帰ってきちゃうんだもん。しかも、その間ずっと寝てなかったせいで家に着いたとたんに倒れちゃうなんて……」

    アスラン「学校から帰ってきたら、義父さんがリビングで倒れていた時は流石に焦ったな」

    キラ「検査して過労以外なにもなかったのは良かったけど、流石に肝冷えたよね……しばらく仕事は休みってことらしいから、その間は体を労わって欲しいよ」

    アスラン「同感だ」

  • 106二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:17:42

    そういう感じになってるのか〜

  • 107124/06/04(火) 19:19:14

    キラ「……あのさ、アスラン」

    アスラン「なんだ?」

    キラ「今日のお昼に会ったあの子のこと覚えてる?」

    アスラン「……ああ、病院の玄関でお前がぶつかったあの子供か。覚えているが……なにかあったのか?」

    キラ「いや……なんかさ、見覚えあるような気がしたんだよね……こう、懐かしさみたいな?」

    アスラン「なんだそれは……だが、確かに見覚えがあるような、そんな感覚はあったな」

    キラ「やっぱそうだよね。うーん……結構印象的な顔だちしてたから、以前に会ってたら流石に覚えてるはずだけど……」

    アスラン「……案外、前世で会ったことがある、だったりしてな」

    キラ「なにそれ?前世の記憶、なんて、君にしては随分とロマンチックなこと言うじゃん。というかそれ、女の子相手に思うんだったらまだしも、男の子相手に言うのは……まさか、レイに感化されてそっちの趣味に目覚めちゃった!?」

    アスラン「はあ!?そんなわけがないだろ!何言ってるんだ!?」

  • 108二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:20:20

    前世の記憶も無くなってるのか…?

  • 109二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:20:57

    じゃあ能力使えないのかな

  • 110124/06/04(火) 19:22:38

    キラ「ごめんごめん。流石に冗談だよ……もしそれが本当だったらショック死してたけど」

    アスラン「……お前、年々気持ち悪くなっててるな」

    キラ「お兄ちゃんに向かって気持ち悪いとは酷いな!……あーあ、昔のアスランは『兄ちゃん、兄ちゃん』って僕の後ろを追いかけてきて可愛かったのに……今は僕のこと呼び捨てにして、気持ち悪いなんて言い出すようになっちゃって……これが反抗期かぁ……」

    アスラン「………そんなんだから学校でブラコンやらなんやら言われてモテないんだぞ」

    キラ「モテなくてもダメージ無いんで平気でーす。というか、自分に彼女がいるからってマウント取らないでくださいますぅ?」

    アスラン「取ってないが?」(真顔)

    キラ「……無自覚かぁ」

  • 111二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:23:48

    は?!!? キラをお兄ちゃんと呼んで慕うショタアスラン?!!!? 彼女持ち?!!!?

    まって情報量が多い

  • 112124/06/04(火) 19:26:07

    >>111 彼女はカガリです(コソッと)


    アスラン「…………」

    キラ「…………うーん、わかんないね。違和感の正体」

    アスラン「そうだな。一応、昼に出会った少年が引っかかっていると言えばそうなのだろうが……」

    キラ「なんで引っかかってるのか分かんないもんね……はぁ、なーんかもやもやしてスッキリしないなぁ」

    アスラン「小骨が喉に刺さっているような感じがするな。だが案外、寝て起きれば気にしなくなるかもしれないな」

    キラ「そうだね。そうであって欲しいよ」

  • 113二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:27:26

    このレスは削除されています

  • 114124/06/04(火) 19:31:12

    >>113 このアスランがキラを呼び捨てにするのは、(キラがブラコン過ぎるせいで)兄呼びに恥ずかしさを覚えたからです。………兄貴でよかったなとは思いましたがこのままでいきます。



    ―シンが皆から忘れられてから数日が経ち


    シン「えっと……これはここで……」(商品整理をしている)

    ニャルラトホテプ「仕事、慣れてきた?」(後ろからシンを抱き、懐に手を突っ込む)

    シン「……アンタのそれさ、人間社会だったらセクハラで訴えられてるからな」(持ってた同人誌の角で懐に突っ込んだ腕を殴る)

    ニャルラトホテプ「痛ったぁ……もう、日に日に反応悪くなるわね?ニブチンの方じゃなくてマグロの方だったかぁ……」(殴られた腕をさする)

    シン「……何期待してるのか知らないけどさ、毎回それやられると仕事の邪魔になるからやめてくれないか?」

    ニャルラトホテプ「……そうね。無反応の貴方をいじっても面白くないし……別の方法を考えておくわ?」

    シン「いや、考えなくていいんだけど……」

  • 115二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:33:44

    …毎回やってんの

  • 116124/06/04(火) 19:36:17

    一般妖怪1「てめぇ!いい加減にしろよ!」

    一般妖怪2「そっちこそいい感減にしないか!毎回毎回馬鹿にしてきやがって!」

    一般妖怪1「お前が先に馬鹿にしてくるからだろ!!馬鹿みたいな【閲覧注意】の何が良いんだ?とか言いやがって!何も考えずに読めるのがいいんだろうが!」

    一般妖怪2「少し疑問に思ったことを口にしただけだろ!ちょっとした疑問に一々突っかかるな!」


    ニャルラトホテプ「あら、あの子たちまた喧嘩?飽きないわねぇ……」

    シン「………」(喧嘩中の二匹に近づく)


    ―シンは二人に"ヒトガタ"を使用(勾玉を持っているので自動成功)


    一般妖怪1「へ?」

    一般妖怪2「は?」


    ―二匹ともシンの中に吸い込まれる


    シン「……ちょっと外出てくる。すぐ戻る」

    ニャルラトホテプ「……わかったわ(便利ねぇ、アレ)」

  • 117124/06/04(火) 19:38:54

    ―店の外


    シン「………」(再度"ヒトガタ"を使用して二匹を出す)


    一般妖怪1「うわっ!え!?なんだ!?」 (勢いよく放り出されてコケる)

    一般妖怪2「な、なにが起きて……」(同上)


    シン「すぅー………喧嘩ならよそでやれ!!今度店の中でやったら出禁だからな!!!」(鬼気迫る表情)

    一般妖怪1&2「は、はいぃ!」(思わずビシッと姿勢を正す)

    シン「まったく!」(二匹を置いて足早に店に戻る)

  • 118二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:40:21

    あかん、能力を止める人がいない…

  • 119二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:41:08

    なんか荒んだ?

  • 120二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:41:24

    おうふ…随分店に馴染んだようで…
    これ全部終わった後キラが知ったらいろんな意味で泣くぞ

  • 121124/06/04(火) 19:45:07

    ―店の中


    ニャルラトホテプ「おかえりなさい。別に追い出す必要はなかったのよ?」

    シン「……他の客の迷惑になるだろ。ここ仮にも店なんだから気にしろよな」

    ニャルラトホテプ「考えておくわ」

    シン「………」(ニャルラトホテプを睨みつけるが、意味がないのですぐに仕事に戻る)


    ―片付けが終わり


    シン「……ここの店基本物々交換って言ってたけど、どういう基準で交換してるんだ?」

    ニャルラトホテプ「なんとなく?でもたまにアーティファクトとか呪物を交換してきたら、多少はサービスするようにしてるわ」

    シン「えぇ……?なんで同人誌と交換でそんなもの渡してくるんだよ……明らかにそっちの方が同人誌よりも価値ありそうなんだが……」

    ニャルラトホテプ「物の価値なんて個々によって違うから、その妖にとってはアーティファクトや呪物よりも同人誌の方が価値があるのよ。きっとね」

  • 122二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:45:59

    元々戻ったあとのメンタルダメージ酷くなりそうなのにさらに酷く…

  • 123124/06/04(火) 19:48:56

    ―夕食


    シン「……ご馳走様」

    ニャルラトホテプ「貴方本当に食べないわねぇ。お昼もそれ一口だけで終わらせてたわよね?人間って結構食べるイメージなんだけど」

    シン「……だからそういう体質なんだって。風呂入ってくる」

    ニャルラトホテプ「………生命維持の方法もう少し考えたほうがいいかしら?」

  • 124二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:49:05

    さすがは精神年齢30代って感じだなぁ

  • 125二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:50:52

    30代もうちょっと活気あるよ
    家から離れて子供らしさとか年相応さ減ってない?

  • 126二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:51:31

    「末っ子」である必要なくなってるものね…

  • 127二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:52:10

    前は割と人見知りしてたりこどもっぽい面あったよなぁ

  • 128二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:52:41

    今世のシン消えた?

  • 129二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:55:27

    これ、書類上のデータも書き換わっているのかな?

  • 130二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:56:25

    これやばくない?
    なんか種死ごろの荒れてたシンを感じる…

  • 131124/06/04(火) 19:56:32

    ―就寝前


    シン「そっか。今日はキラさんもアスランも楽しそうでよかった。父さんは?」(セルバンテス通話中)

    ヨグ=ソトース「(僕はご主人様と一日中ずっと一緒だから、日中彼がどうしてるのかは知らないけど、少なくとも悪いことは起きてないんじゃない?)」

    シン「そっか……もう少し詳しく知りたかったけど仕方ないよな……あっ!そういえば今日の晩御飯は何だったんだ?」

    ヨグ=ソトース「(ハンバーグ作ってたよ。ま、なんかボーっとしてたのか焦がしてたけどね)」

    シン「え?大丈夫なのか?」

    ヨグ=ソトース「(遊び過ぎて疲れてただけみたいだよ)」

    シン「そっか。なんもないみたいで良かった」

  • 132二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:58:40

    なんか一日で唯一の至福の時間みたいになってる

  • 133124/06/04(火) 20:02:07

    ヨグ=ソトース「(あっ、そろそろご主人様が部屋に戻ってくるから、この辺で終わるね)」

    シン「うん。いつもありがとうな」

    ヨグ=ソトース「(おやすみ、シン)」

    シン「おやすみ」


    シン「………」(少し顔に影が差す)

    テス「………ー。」

    シン「………テス、寝よっか」

    テス「………。」(シンの手のひらから降りて、枕もとで丸くなる)

    シン「…………おやすみ」

  • 134124/06/04(火) 20:03:42

    ―電気を消して横になる


    シン「…………」


    ―シンはなかなか寝付けないでいる


    シン「………キラさんのハンバーグ、食べたいな」

  • 135二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:04:35

    あヤバイ涙でそう

  • 136二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:05:41

    …運命時みたいな精神状態じゃないかな、やっぱり

  • 137124/06/04(火) 20:08:45

    ―一方その頃、アスカ宅のキラの部屋


    キラ「……最近、その状態でいること多いね?」

    ヨグ=ソトース「そう?まあ、気分だよ気分」

    キラ「そっか…………」

    ヨグ=ソトース「浮かない顔だね?」

    キラ「………ねえ、ヨグ=ソトース」

    ヨグ=ソトース「なあに?ご主人様」

    キラ「………その………ううんやっぱりいいや」

  • 138124/06/04(火) 20:12:17

    ヨグ=ソトース「そっか。ところでご主人様」

    キラ「……なに?」

    ヨグ=ソトース「セルバンテスたちの名前って、どうやって決めたの?」

    キラ「どうって、名前からとって……………あれ?そういえばなんでセルとバンなんだろう……?」

    ヨグ=ソトース「………ま、ご主人様はたまに何も考えずに変な名前付けるから、理由なんてないか」

    キラ「……なんか、凄い酷い言い方」

    ヨグ=ソトース「事実でしょ?それじゃあ、僕寝るから」

    キラ「………ねえヨグ=ソトース、君最近眠ってること多いけど、なにかあったの?」

    ヨグ=ソトース「別に何も?そういう気分になることもあるってだけだよ」

    キラ「………そっか」

  • 139二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:17:08

    実際3体いたからこの名前だけど2体の場合どう名前付けたら良いんだろう
    セルバとンテスは無理だし

  • 140124/06/04(火) 20:19:00

    ―ヨグ=ソトースの夢の中


    ヨグ=ソトース「……僕が何もしなくても、二人は徐々に戻りつつあるんだね。となると、強力な改変能力ってわけでもないのか」


    ―ヨグ=ソトースは夢の中を漂う


    ヨグ=ソトース「んー、ここ数日調べた感じだと、なんかこう、上に紙が乗せられてる感じなのかなぁ?これならレイの核も傷つけずに処置できそうかな」


    ―ヨグ=ソトースは夢の奥へと潜る


    ヨグ=ソトース「それにしても、なんだか雑というかなんというか……影響範囲は広いけど、強く影響してる人間がそこまでいないからなのか、雑でも違和感なくなってるのかな?ま、これは今はいいかな。とりあえず二人と一匹の記憶をどうにかしないとね」

  • 141124/06/04(火) 20:23:47

    ―そしてさらに数日が経った頃


    シン「………」(店内を箒で掃除中)

    ニャルラトホテプ「………暇ねぇ」

    シン「………」(ガン無視)

    ニャルラトホテプ「……ねえ、構ってちょうだいよ?」

    シン「……俺、今掃除中なんだけど」

    ニャルラトホテプ「そんなのは後でいいから」

    シン「………客来たらどうするんだよ」

    ニャルラトホテプ「その時はその時よ。どうせ少しゴミがあったって気にしない連中ばっかりなんだし」

    シン「………はぁ」

  • 142二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:27:59

    これ、改変が元に戻った後でも、ニャルの店でアルバイトもどき(ある意味で一番安全で危険な場所)をシンが続けることになったら、キラとアスランもだがギル叔父が入院しそう。でも続けてほしいという意思もある

  • 143二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:29:08

    一番怖いのヨグ様かな
    でもわかる

  • 144二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:31:15

    一番嫌そうにするのレイかもよ?

  • 145124/06/04(火) 20:31:26

    ―シンが掃除用具を片付けようとした時


    ルナマリア「あの~、ごめんくださーい………」(おそるおそる店の扉を開けて入ってくる)

    シン「………え?」

    ニャルラトホテプ「あら、人間のお客さんなんて珍しいわね」

    ルナマリア「あ、あの……わたし、みちにまよっちゃって……ここ、どこですか?」

    ニャルラトホテプ「そうね……本屋さんかしら?」

    ルナマリア「ほんやさん……?」

    ニャルラトホテプ「そ。妖専門のね?」

    ルナマリア「あ、あやかし……」

  • 146二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:32:15

    >>145

    ルナマリアがどう影響するのか……

    そういえばアズラエル事務所の面子全く出てきてなかったよな

  • 147二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:32:41

    小学生ばっかり来るなこの店

  • 148二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:35:18

    お、ルナきた!
    活躍楽しみ!

  • 149124/06/04(火) 20:38:23

    ニャルラトホテプ「だから、貴方を食べちゃうやつが来るかもね?」

    ルナマリア「…………」(ぷるぷると涙目で震える)

    シン「……おいアンタ!……ごめん、ル……君の名前は?」

    ルナマリア「……ルナマリア」

    シン「そっか。ルナマリア、俺は人間だから安心して?」

    ルナマリア「………そうなの?」

    シン「うん。なあ、ニャルラトホテプ、ルナ、マリアを交番まで送って行ってもいいか?」

    ニャルラトホテプ「いいけど、貴方場所分かるの?」

    シン「………わかんないかも」(小声)

    ニャルラトホテプ「………なら教えてあげる。貴女は適当にカウンターにでも座ってて」

  • 150124/06/04(火) 20:42:51

    ―店の奥


    シン「………地図なんてあったんだ」

    ニャルラトホテプ「ええ。それで店の場所はこのあたりで、そこから……」


    ―ニャルラトホテプから交番の位置を教えてもらう


    シン「……わかった。有難う」

    ニャルラトホテプ「どういたしまして………ああ、そうだ。ちょっと待ってて」(近くの引き出しから何かを取り出す)

    シン「なんだ?」

    ニャルラトホテプ「動かないでね?」(シンに赤い宝石が付いたチョーカーを付ける)

    シン「………これ、なんだよ」

    ニャルラトホテプ「私の所有物の証みたいなものね。勝手に逃げ出さないようにするためのものよ」

    シン「………要するに首輪ね」

    ニャルラトホテプ「そ。あの子送ったら私の所に必ず戻ってきなさい?でないと、私貴方の大切なものに手を出しちゃうかも?」

    シン「…………わかった」

  • 151二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:43:04

    もしかして、ルナマリアも転がり込んでくる>

  • 152二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:44:45

    やだよ
    ショタとロリが店番やってる怪異専門の同人ショップ

  • 153二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:45:24

    >>152

    想いだけでも力だけでも……パワーワードしか並んでねぇ!!

  • 154124/06/04(火) 20:46:35

    ―店に戻って


    シン「それじゃあ行こうか、ルナマリア」(手を差し伸べる)

    ルナマリア「う、うん……」(出された手を握る)

    ニャルラトホテプ「行ってらっしゃい」

  • 155124/06/04(火) 20:49:28

    ―店の外


    シン「…………」

    ルナマリア「………ねえ」

    シン「ん?なんだ?」

    ルナマリア「きみはなんていうなまえなの?」

    シン「俺は…………自由に呼んでいいよ」

    ルナマリア「なんで?」

    シン「………俺は、なんでもない人間だから」

  • 156二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:51:47

    コラー!そんなこと言うんじゃありません!!

  • 157二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:52:50

    シンちゃん一体前世でどんな大物を取り込んだんだこれ……
    この世全ての悪でも取り込んだか? それとも汚れた聖杯?

  • 158二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 20:52:59

    12歳にして世捨て人みたいになっちゃった…

  • 159124/06/04(火) 20:57:50

    ルナマリア「………なら、シンって呼んでもいい?」

    シン「っ!?………な、なんでだ?」

    ルナマリア「えっとね。ずっと前から夢を見るの」

    シン「ゆ、夢?」

    ルナマリア「うん。おとなになったわたしがないてるゆめ。ずっとシン、シン、っていってないてるの」

    シン「……………………」

  • 160二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:01:29

    え!?ルナ記憶あるの!?

  • 161124/06/04(火) 21:02:45

    ルナマリア「その夢のなかにでてくるひとがね、きみににてるの!だからシンって呼びたいな……だめ?」

    シン「………うん、いいよ」

    ルナマリア「やった!じゃあシンはわたしのことルナって呼んでね!」

    シン「……………わかったよ」

  • 162124/06/04(火) 21:07:26

    ルナマリア「ねえ、シンはなんであのおみせにいるの?あやかしのおみせって言ってたけど……」

    シン「………あそこが俺の家だから」

    ルナマリア「そうなの?」

    シン「……うん」

    ルナマリア「………ならなんでつらそうな顔をしてるの?」

    シン「……………」

  • 163124/06/04(火) 21:11:03

    シン「……ちょっとついてないことが続いて気分が晴れてないだけだから大丈夫だよ。食べて寝て起きれば辛くなくなるから」

    ルナマリア「………そう、なの?」

    シン「うん。あっ、足疲れてないか?」

    ルナマリア「え?う、うん。だいじょうぶだよ。でもちょっとだけのどかわいたかも」

    シン「なら、そこの公園で水でも飲もう?……あ、公園の水平気か?」

    ルナマリア「うん、平気」

  • 164124/06/04(火) 21:18:20

    ―水を飲んでから公園のベンチで休憩


    シン「……今日、晴れててよかった。雨降ってたら風邪ひいたかもしれないし」

    ルナマリア「………」

    シン「ルナ、どうした?具合悪いのか?」

    ルナマリア「………どうしてそんなに無理して笑うの?」

    シン「へ?む、無理って……」

    ルナマリア「無理してる。本当は苦しくて悲しくてどうしようもないのに、ずっと我慢して笑ってる」

    シン「る、ルナ?」

    ルナマリア「シンっていつもそうよね。へらへら笑って自分は大丈夫ですって顔して、本当は立ってるのも辛いはずなのに、人の心配ばかりして」

    シン「………え?る、ルナ?いつもって……え?」

  • 165二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:24:02

    ルナ……

  • 166二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:26:43

    前世のさいごあどんな想いだったんだろうな
    …というか前世の記憶めっちゃ入り込んでる?

  • 167124/06/04(火) 21:28:55

    ルナマリア「………ねえ、もう無理しなくていいのよ?他人に助けってすがっても誰も貴方を責めない。むしろ助けてくれる人ばかりのはずよ?………それとも、私たちは頼りない?」

    シン「………………ルナ、記憶が」

    ルナマリア「…………本当は、わかってるの。貴方の心の傷が私たちには理解できないほど深いってこと。だから、頼れないってこともわかってる。その理由が貴方が私たちを失いたくないからってことも……」

    シン「……………」

    ルナマリア「でもね、それでも私は貴方を助けたいし、支えたいの。どんなことがあっても」

    シン「………でも、俺は君を殺した」

  • 168124/06/04(火) 21:39:05

    ルナマリア「シン、それは」

    シン「どんな理由があれ、俺が殺した!ルナも!皆も!だから、だから俺は!」

    ルナマリア「幸せなっちゃいけないって?」

    シン「っ!………そうだよ。俺は皆を殺した化け物だから、だから俺は……」

    ルナマリア「……ふざけないでよ!なんでシンが幸せになっちゃいけないの!?」

    シン「る、ルナ」

    ルナマリア「シンはずっとずっと傷ついてきたのよ!家族を戦争で失って辛いはずなのに、単身でプラントに来てアカデミーに入って赤服になるぐらい努力して、家族を奪った戦争を止めるために軍に入ったのに利用されてボロボロになって!」

    シン「…………」

    ルナマリア「それでも戦争を無くすために頑張って立ち上がってコンパスで頑張って!ようやく、ようやく報われるはずだったのに!」

    シン「………ルナ」

  • 169二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:43:40

    まさかの展開になってた

  • 170二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:46:15

    今の2人って10歳と12歳だよね確か……シンが凄くちっちゃいらしいからそこまで身長差なさそう

  • 171124/06/04(火) 21:47:30

    ルナマリア「………ごめんなさい。あの時、私が止められていれば………ううん、シンの様子に気づいていれば、あんなことにならなかった。シンが、あんな化け物になることも、皆を殺すこともなかった………ごめんなさい、ごめんなさい!」

    シン「………ルナ」

    ルナマリア「…………ねえ、シン。なんで貴方だけ不幸になるの?貴方は何も悪くないのに……確かに私たちは軍人として人を沢山殺めて来たわ。だけど、なんでシンだけがそれを背負わされてるの?………背負おうとするの?」

    シン「…………」

    ルナマリア「ねえ、答えてよシン。どうして貴方だけ、不幸になろうとするの?」

    シン「………俺は」

  • 172二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:47:50

    >>170

    いや5歳しただから確か7歳

    でも末っ子たぶん9歳くらいの身長だからやっぱりあんま変わらない

  • 173124/06/04(火) 21:50:37

    >>172………あ、年齢間違えてた………(今勘違いに気づいた)後で設定の年齢直しておきます

  • 174二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:52:28

    すみません、設定見てなかった

  • 175二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 21:55:31

    ( ˙꒳​˙ )ファ
    設定で年齢見てたから気付かなかった……

  • 176124/06/04(火) 22:01:06

    自分で書いた設定見ながらやれば間違えないとか思ってたら、なぜか設定書き出す時に年齢間違えてたのを今のpartでようやく知るっていうね………自分が忘れないためのメモなのに……


    シン「………ルナ、俺なんとなくだけど覚えてるんだ。皆を……ルナを手にかけた時のこと」

    ルナマリア「シン………」

    シン「皆の恐怖に染まる顔とか、ぐちゃぐちゃになっていくとことか………所々かけてるけど覚えてるんだ………手を伸ばして助けてくれようとしたルナのことも、その伸ばしてくれた手を引きちぎったことも」

    ルナマリア「………」

    シン「………ルナ、俺は幸せになっちゃいけないんだ。いつまた化け物になって皆を襲うか分からないんだ。だから………だから………」

    ルナマリア「………だから、また伸ばした手を振り払うの?」

  • 177124/06/04(火) 22:10:10

    シン「…………」

    ルナマリア「………ねえシン、あれは貴方のせいじゃない。貴方はただ巻き込まれただけの被害者よ?それに、あの化け物は前世の世界のもので、今の世界じゃ関係ないじゃない」

    シン「………でも、俺は………マユを………母さんを………死なせてしまったから……」

    ルナマリア「………それも、貴方のせいじゃないのよね?」

    シン「………俺のせいだよ。俺がいなかったら、母さんが俺を庇って死ぬことはなかったんだ……」

    ルナマリア「………だから、不幸になるのは当たり前のこと?」

    シン「………うん」

  • 178124/06/04(火) 22:20:27

    ルナマリア「………ばっかじゃないの!本当は幸せになりたいって思ってるくせに!」

    シン「っ……る、ルナ」

    ルナマリア「本当は家族と一緒に居たいんでしょ!だからあんな辛そうな顔してたんじゃない!………なんで嘘までついて不幸になろうとするのよ……もうやめてよ………もう、やめて………」

    シン「………ルナ、俺は」

    ルナマリア「………アンタが不幸になっても私たちはちっとも嬉しくない………私たちは、私は……今度こそ、シンに幸せになって欲しい………」

    シン「…………」

    ルナマリア「シンには、いっぱい家族に甘えて、いっぱい笑顔を浮かべて、これ以上にないってぐらいいっぱい幸せになって欲しい………ねえ、私はこんなことも願っちゃいけないの?」

    シン「…………」

  • 179二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:25:06

    自分は不幸になるべきだって考える人って周りのこと考えているようで自分のことしか考えてないんだよな

  • 180二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:26:57

    >>179

    ただの自己嫌悪だしな

    周りが許さないんじゃなくて自分が許せない

  • 181二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:30:05

    >>179

    自分も死ぬときだけは周りに迷惑かけたくないって思う方だからなぁ。

    というか、年齢は違うけどもう自分が死ぬこと以外にほぼ興味が無くなってきてる

  • 182124/06/04(火) 22:32:33

    シン「……違う、そんなことない!」

    ルナマリア「ならなんで当事者のアンタがそれを全部否定するのよ!どうして……これじゃあ私の願いをゴミ扱いしてるも同然じゃない!」

    シン「…………おれ、は、そんな、こと」

    ルナマリア「してるわ!………ねえ、やっぱり嫌いになった?あの時助けられなかった私たちが憎い?」

    シン「ち、ちがう。そんなこと、ない」

    ルナマリア「ならなんで、私の言葉を聞いてくれないの?ねえ、シン。どうして?」

    シン「お、おれは……おれ……は………」

  • 183124/06/04(火) 22:36:17

    シン「………るな」

    ルナマリア「………なに?」

    シン「………おれのこと、にくんでない?きらいになってない?」

    ルナマリア「当たり前じゃない。今も愛してるわ」

    シン「………おれ、しあわせになっていいの?」

    ルナマリア「当然よ。否定するやつがいるなら、例え貴方でも殴り飛ばしてやるんだから」

  • 184二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:37:24

    スレの残り少ないけど、これは今日次スレ行くのかな?

  • 185124/06/04(火) 22:41:26

    シン「………るな」

    ルナマリア「なに?」

    シン「………………ぼく、またかぞくといっしょにすごしたいっておもってもいいの?」

    ルナマリア「………もちろんよ」

    シン「……………」

  • 186二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:45:15

    ルナマリアだけだったけど、これにステラが居たら……
    何だろ、別の意味で地獄絵図になってた気がする。
    そしてこっそりみているだろうニャル様が大爆笑してそう

  • 187二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:47:52

    ああ…おれからぼくに変わってる…
    そうだよもっと正直になっていいんだよ君は

  • 188124/06/04(火) 22:48:08

    ルナマリア「………まったくもう、昔は声上げて泣けてたでしょ?いつの間にこんなに泣くの下手になっちゃったの?」

    シン「………」(無言で泣き続ける)

    ルナマリア「………しょうがない子ね?……もう、自分をむやみに傷つけることなんてないの。いっぱい辛いことがあった分、これからは一杯幸せになりましょう?……それが、私たちへの贖罪にもなるんだから」(シンを強く抱きしめる)

    シン「………」(抱きしめられながら、静かに泣き続ける)

  • 189124/06/04(火) 22:49:26

    といったところで今日は次スレ作って終わりにしたいと思います

    明日も同じ時間帯に……来れるかどう変わらないのでまた改めてアナウンスさせていただきます

  • 190124/06/04(火) 22:53:31
  • 191二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 22:55:02

    お疲れ様でした
    次スレも立て乙です
    鶴の一声ってことわざ思い出した

  • 192二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:13:20

  • 193二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:14:03

    桜の木の下に今回の犯人を埋めるでごわすぞ!!

  • 194二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:14:37

    スレも心の穴もどんどん埋め埋めよー

  • 195二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:15:03

    うめ(*´༥`*)うめ

  • 196二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:15:20

    シンとみんなが幸せな笑顔でいっぱいになりますように

  • 197二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:15:53

    美味しいものたくさん食べて大きくなれ~

  • 198二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:16:06

  • 199二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:16:08

    そういえば、ニャル様の店って名前あるのかね?

  • 200二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 23:16:30

    200ならシンは欲張りになる

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています