- 1二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 19:55:54
- 2二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 19:57:56
ちいこ羂索♡ちっちゃい体じゃもう悪いことできなくて可哀想だね♡
- 3二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 19:58:39
- 4二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 19:58:58
でたな真綿で包んだような地獄
- 5二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 19:59:31
- 6二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:01:12
- 7二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:04:41
てえ〜…
このタイミングで夏油がちいこになって面倒見ることになった五条見てえ〜
親友と仲直りどころか心ん中でそんな事考えてたんだって半端に知ったまま親友であるけどもうマトモに会話できない親友の面倒を見ながらふとたまに夏油を彷彿させる仕草をちいこがして「あぁコイツは傑なんだ」って認識してしまった五条見てえ〜 - 8二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:09:16
- 9二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:10:59
ちいこになった夏油が見たいっすね
元々どんなに強かろうがちいこになれば猿の愛玩動物になるから尊厳破壊のグロさがピカイチなんだ
そして知能がほとんどないから本人もそれに気づけないんだ - 10二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:14:41
この話で個人的にグロかったのが引きこもりがちいこになった
弟目線→両親はそれを兄貴として可愛がってる
母親目線→このちいこはあの子だ
父親目線→まったくちいこを息子と見れないけどそれが繋がないほど子供と接してなかったのかせめてこのちいこを息子として扱おう - 11二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:14:54
ある日、親友がちいこになった。
俺の事と好きだった女の子のことは分かるみたいで、写真や本人を見ると嬉しそうな顔でにこにこしながら短い腕をパタパタさせている。
元々縦にも横にもでかかったゴリラみたいなやつがちいこになるなんて、誰が予想できただろうか。
ちいこになった親友と、約束通りラーメンを食べに来た。いつも替え玉をする親友が子供用の取り分け皿一個分で満足そうにしているもんだから、俺はほとんど二杯分を食べる派目になってしまった。
「なあ、そんなんでどうやって全中制覇すんだよ。」
ちいこは俺の言葉の意味を理解しきれてないのかきょとんと大きな頭を傾げて見上げてくる。
その頭を指でつついてやると短い腕を振って意味の無い抵抗をしていた。
「…そんなに失恋、辛かった?ごめんな、気付いてやれなくて。」
原因不明だとは分かっていても親友がちいこになった理由なんてそれしか思い浮かばなかった。ちいこは俺を見て大きな目をぱちぱちと瞬かせてから手の甲にぴったりとくっついてきた。
「なんだよ。」
思わず笑ってしまったけれど、ちいこは更にぎゅっと強くしがみついてきた。小さい手が俺の手首のあたりを撫でる。ぱたぱたと音がして俺は自分が泣いてることに気がついた。 - 12二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:15:53
突然居なくなった夏油をミミナナ筆頭に家族達が必死で探すけど真相はちいこになった夏油が高専に帰巣本能発揮して帰って行ってしまったやつがいいです
- 13二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:17:33
夏油のちいこ化、関係者の心情は地獄だけど羂索に死体持って行かれないという一点で圧倒的に世界が平和になる
- 14二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:17:41
切ないな…と思ったけどこれ存記に存記を重ねてんだよな
- 15二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:17:52
存在しない記憶…?
- 16二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:23:47
- 17二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:49:48
>>11 (続き)
親友は嫌われ者だった。いじめられっ子とかではなく寧ろ親友が誰かに迷惑をかけることばかりで、友達と言えるのも俺くらいなんじゃないかと思うほど狭い交友関係で生きているような男だったのだ。
それが今はどうだ。
「きゃー!ちいこだ、可愛い〜!」
「桃、ちいことはいえその子…あの東堂先輩なのよ?」
「でも見てよ真依ちゃん。この子、抱っこされてるのに気付かないでお菓子食べてる〜!」
女に避けられ続けていた親友は、女に囲まれ挙句に抱っこの順番待ちができている。
「わ、この子?東堂くん本当にちいこになっちゃったんだね〜。」
「んわー!んー!んわわっ!」
「わ、うふふ…嬉しそう。私も君に会えて嬉しいよ〜。」
「抱っこしてみる?」「いいの?」
親友が親友らしかった頃距離をとっていた奴らが、皆して親友をちやほやしている。
それが何でか腹立たしくて仕方がなかった。
「ごめん、ちょっと。」
「きゃっ、どうしたの?虎杖くん…?」
高田の腕から親友を多少乱暴に取り上げて、俺は走り出した。大好きな高田ちゃんから引き離された親友は最初は「んーっ!んーっ!」とじたばた暴れていたけど、すぐに抵抗をやめて大人しくなった。
「……みんな楽しそうだったよな。ごめんな。連れ出してきちゃって。」
学校の体育館裏、初めて親友と会話した場所だった。
「……ごめん。親友なのに、俺だけ笑えねえわ…。」
俺、泣いてばかりだな、ごめんな。そう呟くと親友はしゃがみこんで項垂れた俺の頭を背伸びして撫でてくれた。
- 18二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:51:02
困ったな普通に名作だ
- 19二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:57:15
ちいこうきち
なった瞬間即死せん?大丈夫? - 20二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:58:59
灰原ちいこになって七海が飼ってそうそうだな
- 21二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 21:55:45
親友がちいこになった。
私がそうしたとかではなく、たまたま見に来たタイミングでちいこになったのだ。そもそも私にアイツをちいこ化させるメリットなんてないし、まだそんな技術もない。
このままコイツを置いていったとして、術師たちはすぐに気づき、今まで以上にチヤホヤされ人前に出され遊ばれるのだろう。別に今更一緒にいたいと思った訳では無かったが、そのことを思うと少し居心地がよくないので、私はコイツを持ち帰ることにした。実験に使えそうだし。
この目だけデカくて動物の着ぐるみを着てる小型生物の何が可愛いんだろうか。こんなならあの親指みたいな見た目の方が100倍はマシだ。私は腹が立った。
せっかく手に入れたんだから、私の計画の手伝いでもさせてみようかと思ったら、あの結界術の天才が、帳も張れない始末だ。貴様は確かになんにもしない生物だが、なんにもできない生物ではなかったはずだ。また、腹が立った。
気持ちを切り替えて遊んでやろうかと外に連れ出したら、すんなり着いてきた。絶対外に出ようとしない引きこもりだったくせに。私は貴様がそうしたこと自体に苛立っていたが、貴様が全てを捨ててまで成し遂げようとしたことをこんな簡単に捨てるなんて。そんなことはもはや忘れてしまったのだろうか。脳みそが小さくなった程度で忘れるほど本能に刻み込まれていない重要でないことなのか。ならばなぜあんな選択をしたのか。だめだ、全ての行動に苛立ってくる。本調子じゃなくなる。 - 22二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 21:57:22
重て〜羂索→天元本当にたすかる
続けてくれ - 23二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 21:57:41
コレはもう彼女では無い。捨てよう。いや、保護施設とかに預けてもいいかと思ったつかの間、彼女が手を挙げている……と言うより万歳しているのが見えた。しばらく停止したのち、彼女が抱き合いを要求している、いや。提案しているのがうかがえた。そんな小さな体でとうやって私を受け止めるのか。そう思ったが、これで最後になるだろうし、受け入れてやった。
「……あぁ」
数十年ぶりにこんな気力のない声が出たと思う。ああこれは、これは君にしか出来ない。脳の奥が掻き出され千年前の記憶が無理やり洗い出されるような心地だ。心地いいような気味の悪いような。これは間違いなく君なのに間違いなく君じゃない。
もう私以外に彼女だと判定できない君を野に放っても、ちいこであることに付加価値を見出した人間に可愛がられいずれ飼われるだろう。それは私の望むところではない。しかし私は、親友であって親友でない、無駄な可愛さと小さな脳みそを兼ね備えた私の心の全てを苛立たせるこれを、どう扱えばいいのだろうか - 24二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:14:26
いい所で夏油がちいこ化するのもいいけど
最強だと思っていた五条がちいこ化する夏油もいいな
なんなら五条ちいこ大人五条でも美味しい最強のちいこ - 25二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:20:01
どいつもこいつも重いし湿度が凄い……羂索さぁ…なんかもう、お前、お前さぁ………
- 26二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:23:18
- 27二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:24:42
- 28二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:25:24
「君にならできるだろ、悟」
親友がちいこになった。
親友の発した言葉に常時反転してる筈の脳みそが捩れるような嫌な感覚が走って、沢山の人がいる中血走って視界がチカチカする程六眼を酷使して。
だから、最初は幻覚かと思った。
「…んー?」
目の前にいた筈の己と同じくらいの背丈の男はおらず、代わりに小型犬くらいの小さい命がそこにいた。
「…はぁ?」
思わず腑抜けた声が漏れたが仕方ない。だって、目の前にいた筈の親友は最近噂の「ちいこ」になっていたのだから。
「ん!ん!んんーー!!」
可愛らしい顔とは他所に眉間に皺を寄せ小さな手でアタマを支え首を大きく振った。周りに沢山の人間がいるからだろうか。幼い声色で唸りながら此方に近づいて来る。
「ん!んんーー」
俺の足に目をやり、唸っていた声色が一段に上がり俺の足首に温かい感触が走った。心底ホッとしたような顔色で俺の足に頬擦りし、甘えてくる犬のような仕草をする目の前の生き物を、俺は自分の親友だと認識ができずただただぼうっとし時を流れるのを待っていた。 - 29二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:25:39
あのクレバーで気持ち悪くて頼りになった東堂がこんな小さい脳みその可愛い守らねばならない生き物に
- 30二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:30:36
姉がちいこになった。
ちいこになった姉はよく動くけど小さな子供と変わらなくて、家の人達はみんなして「足でまといが増えた」「こんなんじゃ女としても扱えない」と嫌悪した。
「んー…んわー…」
中庭で蝶々に手を伸ばして、重い頭につられて転がる姉。抱き起こしてあげると嬉しそうに笑う姉。
「……不思議よね。今のアンタの方が、私は好き。」
抱きしめるとお日様の匂いがして、ふわふわとした短毛が心地よかった。
「…私はあんたと違うから、一緒におちぶれてあげる。」
夕暮れ。二匹のちいこが、手を繋いで仲良く中庭で遊んでいた。 - 31二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:31:03
鹿紫雲「俺は周りの奴らがちいこにしか見えなかった」
- 32二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:35:24
自分が目指していた「アッチ側」(甚爾でも五条でもいい)がちいこになった時の直哉の反応が見たい
- 33二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:48:39
それから"ちいこ"の面倒は俺が見ることになった。
いや、厳密には"見ることにした"。
上にバレると面倒だから"ちいこ"の事は硝子と先生にしか伝えていない。上には夏油傑を見失っただとか適当にホラ吹いておいた。少々小言を言われた程度で特にお咎めはなかった。
「……よう」
「ん!んーーー!」
任務を一仕事終え、高専の夜蛾先生の呪骸たちがいる子供ルームのような場所で"ちいこ"は遊んでいた。俺を見つけるなりその小さな足でてちてちと近付いてくる。
「…んー?んん!」
「は、なに?」
「んーー!」
"ちいこ"は手に持っていた竜のようなぬいぐるみを俺の膝上に乗せてきた。…ふと、傑が従えていた虹龍を思い出した。
「んんー!ん!んー!」
「…何言ってるか分かんねえよ」
「んんーー!」
「だから分かんねえって」
ぽすぽすと特に痛くもない攻撃とも言えぬ柔らかい衝撃を、ぬいぐるみで与えてくる目の前の存在に苛立ちを覚える。
「……だから!分かんねえよ!!」
目の前の"ちいこ"は大きな目を見開き狐のような大きな尻尾をボン!と膨らませた。
「…ちゃんと言ってくんねえと俺分かんねえんだよ……」
目の前の存在に親友の面影を見るのが嫌だ。少しでもアイツを感じたら目の前の存在を親友だと認識してしまうようで。
それでも傑に言えなかった言葉を吐き出せずにはいられなかった。 - 34二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 23:46:50
- 35二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 23:58:11
- 36二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 00:15:23
このレスは削除されています
- 37二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 02:01:21
>>32 自レスちょっと訂正
「……死んだんやなかったん 甚爾君」
憧れの人がちいこになった。いや、なっていたが正しいんやろな。
ある日突然父ちゃんに呼び出されたと思ったら、ちいこの世話を押し付けられた。存在は知っていたけど実物は見たことがなかった。まさか、それが甚爾君だなんて思ってもみなかった。
「……いや、なんで俺なん?絶対世話とか向いてないって知ってるやろ」
「んー」
「ん、やないやろ甚爾君は俺と話なんて──」
甚爾君が禪院家にいた頃、ロクに話なんかしなかったことを思い出す。俺が一方的に付き纏って、甚爾君が適当にあしらう。そんな日々だった、それも長くは続かなかったが。
「(甚爾君の声、聞いた事あったっけ?)」
「ん!んー」
そんな俺の考えを笑うように、このちいこが話しかけてくる。それがひどく腹立たしい。
(↓ちょっとしたアナログイラストです)
x.gd - 38二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 07:34:03
七海のも見たくなってきた
- 39二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 08:23:00
- 40二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 15:55:54
「……ほら、こっちきぃ」
と呼びかけると、すんなり来た挙句じゃれついてくるものだから思わず顔を顰めた。
「ちゃうやろ……こんなん」
こんな無力な生物が……本当に?本当に甚爾君だと言うのか?そんなはずが無い、これが甚爾君だなんて信じるはずがない。
「……オマエが、オマエなんかが甚爾君な訳ないやろ!」
感情のままにそのちいこを掴む。
「甚爾君は!甚爾君は……アッチ側で……強くて、俺なんか歯牙にもかけんかった」
俺に掴まれて動かないコレが甚爾君のはずがない。甚爾君やったら……
「オマエなんか、ちゃう!甚爾君やない……ないのに……」
ほんのり力の強いそれに彼の幻影を見た気がした。あぁ、やはり俺の憧れは死んでしまったのだ。そして、生きていて嬉しいだなんて一瞬でも思ってしまった自分に吐き気がした。
- 41二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 16:54:40
- 42二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 18:33:23
五条がちいこになった。
おかげで呪術界は上を下への大騒ぎだ。『最強』が一夜にして消えてしまった現実を、誰も受け入れられないらしかった。
慌てふためいてる奴らの中に、アイツが忌み嫌った上層部の顔が混じっているのが、どうしようもなくおかしくて。
私は、やめていた煙草を再開する羽目になった。
「これは駄目。ほら、代わりにこれでも咥えてな」
「ん、わー……ん!」
今、五条は私に預けられている。反転術式で対処できないかと見込んだ上からのご指名だったが、私は早々に役目を放棄していた。
灰皿に手を伸ばす小さな生き物へ、半分に折ったポッキーを握らせてやる。それを全身で抱え込むようにして食べるものだから、真っ白な毛並みはたちまち茶色いまだら模様になった。
「んうー!んー!」
「はいはい。こっち向いて」
抗議の鳴き声に、チョコレートの部分を濡らしたタオルでぬぐってやる。
おとなしくされるがままになっている小さな生き物は、アイツの妙なところで素直な側面を思い出させるようで、でもやはりどこか違うなという気がした。
「うー?」
「……なんでもないよ」
いっそ、見た目もそっくり変わってしまえばよかったのに。
こちらを不思議そうに見上げる両目には、憎たらしいほど鮮やかな六眼が、記憶の中と変わらず輝いていた。 - 43二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 00:56:58