- 1二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:03:27
- 2二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:05:31
- 3二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:07:47
(フリーレン)ここだけ魔族が存在するのに人間、ドワーフ、エルフなどがしょっちゅういがみ合っている世界
(フリーレン)ここだけ魔族が存在するのに人間、ドワーフ、エルフなどがしょっちゅういがみ合っている世界|あにまん掲示板魔族はフリーレン世界の魔族のままの存在。それなのに、人間、ドワーフ、エルフなどがいがみあっている状況がずっと続いている。そもそも「人類」としてまとまれていない感じである。なお、人間、ドワーフ、エルフな…bbs.animanch.com - 4二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:14:13
ここだけゼーリエ様が魔王で人類のネームドと魔族のネームドが逆になっている世界 (3)
ここだけゼーリエ様が魔王で人類のネームドと魔族のネームドが逆になっている世界 (3)|あにまん掲示板1級魔法使い→魔王ゼーリエの直属の大魔族2級魔法使い(相当)以上→大魔族さて、どんな感じになるだろうbbs.animanch.com - 5二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:15:28
[クロス]ここだけコナンがエルフでフリーレン世界の勇者パーティの一員である世界
[クロス]ここだけコナンがエルフでフリーレン世界の勇者パーティの一員である世界|あにまん掲示板bbs.animanch.com - 6二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:23:49
「(フリーレン)ここだけ魔族が存在するのに人間、ドワーフ、エルフなどがしょっちゅういがみ合っている世界」
ここで書いたSSみたいなものを少しだけ加筆訂正しました
(1)ヒンメル・パーティの冒険
冒険(1) | Writening(ヒンメルパーティの冒険) (この世界のフリーレンは、ゼーリエの要請でヒンメルパーティに加入したので、実はその際に、ゼーリエにとある魔法を譲渡されています) (0) (ヒンメルパーティへのリクル…writening.net - 7二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:24:26
(2)クラフトと山小屋のお話、ミミック対応魔法のお話、ヒンメルと剣の里のお話)
冒険(2) | Writening(クラフトと山小屋のお話、ミミック対応魔法のお話、ヒンメルと剣の里のお話) (この世界では、例の山小屋には、フリーレンがミニサイズの『エルフの聖域』(暖かコーン)を設置済み。スクワットしなくても…writening.net - 8二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:25:33
- 9二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:26:16
- 10二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 08:26:46
- 11二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 10:02:55
if ならなんでもいいの?
料理バトルもののマンガの世界で、超絶的な調理技能をもつエルフのフリーレンとかでも大丈夫? - 12二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 10:33:47
- 13二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 10:55:39
こちらスレ主
もしも荒らしがでた場合は、スルーして報告でお願いします - 14二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 10:58:26
[フリーレン]グリュック様とマハトが探偵バディものな世界線 (2.5)
[フリーレン]グリュック様とマハトが探偵バディものな世界線 (2.5)|あにまん掲示板落ちていたのでたてなおしましたなお、前スレと前々スレとは違うスレ主ですbbs.animanch.com - 15二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 11:10:16
「グリュック様とマハトが探偵バディものな世界線」で書いたSSみたいなものを少しだけ加筆訂正しました
(1)と(2)さらわれてしまったグリュック様と南の勇者
バディもの(1)と(2) | Writening(そのあとの展開:攫われてしまった場合) グリュックは気づくと、手足を縛られ、目隠しをされて車の後部座席に転がされていた。 しかし、気が付いた直後に、なにかが車の前に転がり、車は急ブレーキをかけ・…writening.net - 16二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 11:11:03
- 17二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 11:11:41
- 18二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 11:15:48
- 19二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 11:16:27
(6)フリーレン、フェルン、シュタルクと名作アニメ映画「勇者ヒンメルの冒険」
バディもの(6) | Writening(これもちょっと思いついてしまいました) 「フリーレン様! こんなところにいらっしゃったのですか?」 かけよってくるフェルンとシュタルクをみて、フリーレンは笑った。 「この公園は好きだよ。勇者ヒン…writening.net - 20二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 11:31:23
(7)「森の温泉での儀式」「(設定)南さんとシュラハトさんの能力の違い」、「魔法が戻ってくる(かもしれない)」
バディもの(7) | Writening(7)「森の温泉での儀式」「(設定)南さんとシュラハトさんの能力の違い」、「魔法が戻ってくる(かもしれない)」 〇「森の温泉での儀式」(その1) 「・・・市販品か、手縫いか・・・それが問題だな。…writening.net - 21二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 11:46:55
- 22二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 12:05:26
- 23二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 15:43:43
- 24二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 20:41:25
- 25二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 22:14:30
- 26二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 23:06:24
- 27二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 23:53:37
ルール違反って、どのルールのことですか?
わたしのSSのなかの、名作アニメ映画「勇者ヒンメルの冒険」は、何十年も前につくられた欧米の名作アニメという設定です。
この世界では、「勇者ヒンメルの伝説」が存在し、それにインスパイアされて作られたアニメ映画が「勇者ヒンメルの冒険」ということになります。
なお、名作アニメ映画「勇者ヒンメルの冒険」のなかでは、ヒンメルは勇者の少年で、ハイターは魔法使いの少女です。アイゼンはもともとは靴屋の小人であり、フリーレンは花の妖精です。
- 28二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 11:11:52
腕輪の話(22)
マハトは、まじまじとグリュックの顔をみた。
「・・・わたしの母は、変な人でしてねえ。時々、不意打ちで、わたしをハグしてきたりしたんですよ。わたしが子供のころの話ですけどね。
それで、なんでそんなことするんだって聞くと、『あんたがハグしたくなる顔をしているからいけない』とか言って・・・」
そうして、ため息をついた。
「今になって、母の気持ちが多少なりとも分かるようになるなんて思わなかったけど。・・・では、いきます!」
いきなりマハトにハグされたグリュックは、げほげほとせきこんだ!
「・・・マハト。それは、それは・・・さすがに、ちょっと・・・」
「ええ。我ながらちょっと気持ちわるいとは思うけれど、仕方がありませんね!」
- 29二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 11:13:45
- 30二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 18:49:56
腕輪の話(23)
グリュックは、やがてため息をついて、頭をマハトの肩にあずけた。
「・・・なあ、マハト? こんなところを誰かに見られでもしたら、どうするんだ?」
マハトは、そのことについて、じっくりと考えてみた。
「わたしは別にどうにもしません。ソリテールに笑われるくらいですかね。・・・でも、グリュック様は、困るかも」
マハトは、考え事をしながら、さらにしっかりとベッドの上のグリュックをハグした。
「・・・・・・・しかしまあ、いくらなんでも、お屋敷のなかまでパパラッチはこないでしょう?」
グリュックはぽかんとした。そうして、くっくと笑いはじめた。
「・・・君って男は・・・」
ぽんぽんと、グリュックは、マハトの肩を叩く。
「ほら。・・・はなしなさい、マハト。わたしは、もう大丈夫だから」
- 31二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 01:03:03
- 32二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 07:36:16
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 07:43:06
このレスは削除されています
- 34二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 09:38:28
- 35二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 10:26:31
- 36二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 13:36:25
- 37二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 14:05:26
- 38二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 21:28:51
腕輪の話(24)
マハトは、ゆっくりと身体をはなした。
「・・・こんなことをしたのははじめてです。ソリテールにすごく笑われそうだ」
グリュックは、うっとうめいた。
「ー このことは誰にも話すんじゃないぞ、マハト。たとえ、ソリテールにもだ!」
「・・・どうしてもダメですか? 自分で自分の感情の動きがよくわからないのはちょっと気味が悪いので、彼女の意見もききかったのですが・・・」
マハトは、悲しそうな顔をした。
「ダメだと言ったら、ダ・メ・だ」
グリュックは、天井を仰いでため息をついた。
「・・・まったく。おかげで、夢見が悪かったことなんて、もう、どうでもよくなってしまったじゃないか! ・・・たしかに、同族の友達をつくれとは言ったがなあ。君という奴は、まったく・・・」
・・・ん? グリュックは、そこで少し首を傾げた。なんだか今、自分がずいぶんとおかしなことを口走ったような気がしたのだが・・・
まあ、いいか。
マハトは、腕を組んで、しばらくうなっていた。
「わかりました。ソリテールにも言いません。でも、ちょっと、聞きたいことがあるのですが ー 悪夢をみている間にわたしの名前を連呼していたということは、その悪魔は、私と同じ名前だったってことなんでしょうか?」
- 39二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 21:30:27
腕輪の話(25)
グリュックは、ちょっと首をかしげた。
「・・・いや。名前だけじゃなくて、姿形もよく似ていたぞ? ただ、今の君と比べると、ちょっと、いや、かなり、若く見えたが。人間だったら、18歳とか19歳とか、そんな感じだったかな?」
「・・・・・・へえ。不思議なこともあるものですね」
マハトが、うんうんとうなずきながらつぶやく。
グリュックは、頭をかかえた。
「・・・私にとっては、君以上に不思議なものはあんまりないがな!」
そうして、グリュックは、顔をあげて、ゆっくりと笑った。
「もう、客間に戻って休みなさい。わたしの心配はしなくていいから。・・・今日はもう、悪夢はみないような気がする。君があまりおかしなことをするんで、悪夢のほうがびっくりして逃げ出してしまったんじゃないかな」
マハトは、また首をかしげた。
「今日のグリュック様は、おかしなことばかり言いますね。・・・わかりました。もう寝ます」
グリュックは、また笑って、毛布をひっぱりあげた。
「・・・おやすみ、マハト」
マハトは、にこりと笑った。
「おやすみなさい、グリュック様」
- 40二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 00:58:46
- 41二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 09:20:02
ありがとうございます!
夢のなかのマハトは、実は、大魔族ではなくて、上級魔族だったりします
力をあわせても、エルフの大師匠に勝てたのは、けっこう奇跡的だったりしました
続きはなるべく今日か明日中に書きたいと思います
- 42二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 19:20:23
このレスは削除されています
- 43二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 23:44:50
このスレも、もうちょっとだけやってみたくなりました
[フリーレン]気づいたらフリーレン世界のネームドキャラに転生してました
[フリーレン]気づいたらフリーレン世界のネームドキャラに転生してました|あにまん掲示板気づいたらフリーレン世界のネームドキャラに転生してましたさあ、どうする?名前がでてきていないキャラでも転生先が原作キャラならOKこの場合は憑依ではなく転生です前世の記憶が戻る時期は自由に決めてOKフリ…bbs.animanch.com - 44二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 09:52:59
腕輪の話(26)
それから5分後・・・
お互いの口を押えていた車椅子のレクテューレとメイドのひとりが、目を大きく見開いたままゆっくりとお互いの手をはなした。
自分で自分の口を押えていたもうひとりのメイドも、目をしろくろされている。
「けほん・・・うわあ。えーと、お父様は最後まで非常ボタンを押さなかったってことで間違いない、アンネ?」
レクテューレがつぶやく。
「間違いないですね。びっくりしました」
アンネとよばれたメイドは、無表情につぶやいた。
「・・・ちょっとヨハンに確認してみます」
スマホを取り出して、彼女はため息をついた。
「ちょっとヨハン、どういうこと? ご主人様は、あのマハトという男に関して、なにか特別な指示でも出していたのですか? ・・・違う? 気をきかせて? いや、そもそもご主人様は、あの男に私室の出入りを許してはいますが、抱き着く許可なんて与えてないでしょうが!」
アンネはほうとため息をついた。
「・・・ええ、まあ、それはそうですね。たしかに、邪魔するのはよくなかった可能性が・・・わかりました。このことについては、また話しましょう。わたしのほうから、朝になったら、ご主人に確認しておきます」
- 45二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 11:17:00
- 46二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 21:43:08
- 47二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:55:06
腕輪の話(27)
そうして、その次の日。
「旦那様。お話があるのですが」
メイドのアンネに真面目な顔で言われ、グリュックはうっとうなった。
「・・・な、なんだ?」
「あのマハトという男性のことですが・・・あの方は、これからも、旦那様の私室に出入りさせてもよいのですか?」
グリュックは首を傾げ・・・自分の顔が耳まで熱くなっていることに、ふいに気づいた。
「・・・いままで通りでかまわん!」
「 ー 了解いたしました。では、ほかの使用人や護衛たちにも、そのように伝えてまいります」
アンネは一礼して、優雅に去っていった。
一方、マハトのほうは、機嫌よくソリテールと話していた。
「グリュック様がどういう悪夢に悩まされていたかわかったぞ!」
ソリテールは、うろんそうな目でマハトを見上げた。
「ちょっといま報告書つくってる最中なんだけど・・・まあ、いいわよ。どういう夢だったの?」
マハトは、椅子に座った。
「グリュック様が魔術師で、わたしとよく似た悪魔と取引をして敵対陣営と戦う夢だったらしいぞ。その敵対陣営のトップがエルフで、グリュック様の師匠の師匠で大師匠だったらしい。凄まじい難敵で、勝てたのが奇跡だったとか・・・」
ソリテールは、ぐったりとパソコンに伏せそうになった。
「・・・マハト。あんた、本当にそれでいいの?」
マハトは、目をぱちくりさせた。
「・・・いいもなにも、ただの夢だろう、あれは?」
- 48二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 01:45:17
- 49二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 09:29:37
- 50二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 20:58:03
- 51二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 00:09:57
- 52二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 09:29:59
- 53二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 19:50:40
- 54二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 01:28:26
腕輪の話(28)
ソリテールは、パソコンに顔を伏せたままため息をついた。
「・・・マーハートぉ。それは、グリュック様が、無意識のうちに、あんたを悪魔だと思ってるって、そういうことになるんじゃ・・・」
マハトはちょっと首を傾げた。
「・・・・・・いや、宗教的な悪魔とは違うって言ってた」
そうして、少し、笑った。
「ー 人喰いの、怪物。そう言っていたな。・・・人に似た姿で、たくみに言葉をあやつる、しかし決して人ではない、そういう怪物だって」
ソリテールは、ゆっくりと顔をあげた。
「・・・マハト。・・・なんで、あんた、笑ってるのよ。そんなとろけそうなな顔で」
マハトは目をぱちくりさせた。
「・・・とろけそうな顔? 俺がか?」
- 55二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 09:29:22
- 56二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 10:37:41
- 57二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 11:25:46
このレスは削除されています
- 58二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:07:25
こちらスレ主
SSなどの感想にケチをつけるのも禁止です
感想は、短くても、定型文でも、OKです。
ただし、けなすのは禁止です。褒める方向でお願いします。 - 59二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:08:36
- 60二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:08:56
スレ主
「荒らし」や嫌がらせのコメントがあった場合は、スルーして報告でお願いします - 61二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:12:24
- 62二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:13:58
- 63二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:22:45
- 64二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:23:56
このレスは削除されています
- 65二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:24:30
- 66二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 12:30:53
式波・アスカ・ラングレーみてえな口調のソリテールすこ
- 67二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 13:29:27
- 68二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 13:49:35
荒らしにいちいち反応すんなよ。調子に乗るだけやぞ
- 69二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 13:55:20
腕輪の話(29)
「チーズトーストのチーズかってくらいにとろけているわよ!」
ソリテールはため息をついて、ぱたんとパソコンを閉じた。
「・・・ねえ。ひょっとしたら、あんた、それでも、あれを気にしていたりしたわけ?」
マハトはにやりと笑った。
「『あれ』ではさすがに俺でもわからんな。なにが言いたいんだ?」
ソリテールは、ふうっとため息をついて、コーヒーマグのコーヒーをすすった。
「あのおかしな連中に、あんたがオーガよばわりされたり、あたしがグールよばわりされたりしていることよ!」
実際には、オーガ呼ばわりされたりグール呼ばわりされたりしただけではなく、占い師のシュラハトに妙な催眠術をかけられて、ハイになった状態でさらわれたグリュック様の救出にむかったりもしたのだが・・・
「ねえ、マハト。あのときのこと、覚えてる? シュラハトになんか変な催眠術をかけられて、グリュック様を助けにいったときのことだけど。あんたは、なんか大きな猫になっちゃったみたいにグルグルいってて・・・」
マハトはにやりと笑った。
「体がすごくよく動いて、目もよく見えて、グリュック様がすぐに見つけられたのは覚えているな。猫みたいに喉を鳴らしていたっていうのは、あとから聞いたけれど、覚えてはいない」
ソリテールは、そっとため息をついた。
「・・・まあ、いいわ。あんたがそれで幸せなんなら」
マハトは、自分のマグのコーヒーにゆっくりと口をつけた。
「俺は、ずっと・・・ずっと、自分は普通の人間とは違うなって思ってた。実の父親にだって、『お前に人の心はあるのか?』と真顔できかれたりした位だ。それでも、俺は、頑張ってきたつもりなんだが・・・」
コクコクとコーヒーを飲み干したマハトは、また、ひどくうれしげな笑みを浮かべた。
「・・・でも、グリュック様は、夢のなかの悪魔の俺と一緒にいるのが楽しかったって言ってたんだ! 人喰いの怪物なのに! ・・・ということは、現実の俺だって、一緒にいて楽しいって思ってくれているってことだよな? 俺が、人間として、なんかいろいろ変なところがあっても」
- 70二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 17:00:45
- 71二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:38:21
- 72二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 01:18:58
- 73二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 08:19:58
- 74二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 11:44:11
コナンがエルフでランが勇者の世界の話ももうちょっとやってみたいな
- 75二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 23:05:21
- 76二次元好きの匿名さん24/07/01(月) 09:58:55
- 77二次元好きの匿名さん24/07/01(月) 11:50:37
- 78二次元好きの匿名さん24/07/01(月) 19:42:14
腕輪の話(30)
その数週間後。
マハトとソリテールは、とある博物館にきていた。
「・・・本当に大丈夫でしょうね、マハト。あんたがまたおかしくなって、いきなり強化ガラスを割ろうとしたりしたら、さすがの私も対応しきれないわよ?」
マハトはくすくすと笑った。
「ー それでもなんとかなると思ったから、麻酔薬をいっぱい詰めた注射器を何本ももってきたんだろう?」
ソリテールはむーんとなった。
「・・・なんでバレてるのよ。あんたも大概ねえ」
そうしてふたりは、人が何人か並んでいる行列のうしろにならんだ。
「うわあ。これが例の呪いの石環かあ。楽しみ!」
目の前の観光客が楽し気にいうのをみて、マハトとソリテールは顔をあわせ - 同時にぷっとふきだした。
- 79二次元好きの匿名さん24/07/02(火) 00:36:00
- 80二次元好きの匿名さん24/07/02(火) 10:56:43
- 81二次元好きの匿名さん24/07/02(火) 17:27:24
- 82二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 00:54:57
- 83二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 11:12:30
- 84二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 18:23:22
- 85二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 23:10:22
- 86二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 09:32:48
- 87二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 16:53:12
腕輪の話(32)
ソリテールは、強化プラスチックの箱に入った腕輪をまた見た。
「・・・でも、壊れてるって、どういうことかしらね? これ、壊れてるようにはみえないけど」
マハトは、黙って、強化プラスチックをなでた。
「・・・・・・いや、たしかにこれは・・・壊れているんだ。本来の機能は、もう、痕跡が残るのみだ。〇〇を流しても、ほとんど反応しないどころか、完全に壊れる可能性が高い」
(んんん?)
ソリテールは、周囲を見回し、そっとバッグのなかの睡眠薬入りの注射器に手をかけた。
マハトは、強化プラスチックを撫で続けていた。前にみたことのある、とろけそうな顔で。
「ー それでもかまわない。これは ー これは、あの方が、わたしのために作ってくれたものだから」
そうして、グルグルと喉をならしはじめる。
ソリテールは、うなり声をあげた。そうして、マハトのそばにより、そっとささやいた。
「・・・マハト。グルグルするのはやめなさい! さもないと、ほんとに睡眠薬うつからね!」
部屋の向こう側で、あの『教祖様』が、となりの付き人あしい女性としゃべりながらけらけら笑ってこちらをみていたが・・・
いまは、それどころではなかった。
- 88二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 00:54:24
- 89二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 09:43:15
- 90二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 10:48:26
- 91二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 22:24:19
保守
- 92二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:21:54
- 93二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:05:45
- 94二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 20:12:47
- 95二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 00:15:22
- 96二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 09:26:56
- 97二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 10:17:42
- 98二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 20:20:50
- 99二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 00:37:00
(クロス)
もしもフリーレンの世界にドラえもんがいたら - 100二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 10:34:58
- 101二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 20:05:51
腕輪の話(34)
ソリテールはそっとため息をついた。
「では、お世話になります。・・・ここの美味しい朝食に慣れていく自分がちょっとこわい・・・」
グリュックは、くすくすと笑った。
「まあ、気にするな」
「・・・あの石環、マハトがどうしても見たがっていたので見に行きましたけど・・・」
ソリテールはまたため息をついた。
「見に行かなかったら行かなかったで、追いかけてくる可能性もあったらしいからな。これでよかったんじゃないかと思うぞ?」
笑顔で応えるグリュックに、ソリテールは首を傾げた。
(・・・ん?)
「・・・追いかけてくるんですか?」
「ー あの手のものは、逃げようとすると追いかけてくる場合があるそうだ。まあ、例の『教祖様』が言っていたことだが」
ソリテールは、ぷっとふきだした。
「あの『教祖様』に会ったんですか!?」
- 102二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 23:33:59
- 103二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 10:08:20
- 104二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:49:59
腕輪の話(35)
グリュックは、くすりと笑った。
「ああ、会ったとも。正直言って、2度と会いたくはないがな。・・・あれは危険だ」
そうして、グリュックは、眠るマハトに目を戻した。
「・・・でも、また会ってしまうのだろうなあ。そんな気がする」
ううううむ。ソリテールはため息をついた。
「・・・具体的になにがどう危険と思ったのか、あとででいいから教えてください」
そして、ソリテールもまた、眠るマハトをみた。
「それはそうとして・・・ちゃんとあったんですねえ。マハトがはみ出さないベッドって」
グリュックは、ふわりと笑顔になった。
「ああ、そうだな。角がヘッドボードに突き刺さってしまうんじゃないかと心配していたが、大丈夫だったようだ」
ソリテールも、釣られて笑い ー かちりと凍った。
「・・・ええと? グリュック様? ・・・・・・マハトに角なんて、生えてませんけど?」
グリュックは、どこかうつろな瞳で今度はソリテールをながめた。
「・・・そうなのか?」
グリュックの視線が自分の頭の上あたりで止まっているのをみて、ソリテールは頭を抱えそうになった
「グリュック様。わたしだって、角なんて、生えてないですからね!?」
- 105二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:25:25
- 106二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 09:46:33
- 107二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 19:55:01
- 108二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 23:29:39
- 109二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 08:47:25
- 110二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 10:04:49
- 111二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 17:20:39
- 112二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 00:16:18
- 113二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 11:16:15
腕輪の話(36)
グリュックは、すこし焦点のあっていない目で、笑った。
「そうだったか?」
そうして、改めてマハトをみた。
「角があってもなくても、わたしはマハトに出会えて、嬉しいがな」
ソリテールは、うーんとうなった。
「・・・えーと、わたしは?」
「ー もちろん、君に会えたこともうれしいとも!」
グリュックは笑った。
「・・・マハトの友達だからな。話をいろいろ聞くうちに、まるで君を知っているような気分になっていたが・・・実際には、一度も会ったことがなかったんだ」
ぼんやりとした瞳でつぶやくグリュックに、ソリテールは今度こそ頭を抱えた。
「・・・・・・グリュック様。もう寝ましょう? 明日になれば、きっと・・・少なくとも、私やマハトに角が生えているはずだとは、思わなくなっていると思いますので!」
- 114二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 22:53:22
- 115二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 10:06:20
- 116二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 11:27:24
このレスは削除されています
- 117二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 11:28:35
- 118二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 15:04:36
IF:もしも「ラーメン発見伝」のキャラクターたちがフリーレン世界にいたら?
- 119二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 02:44:56
- 120二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:57:13
腕輪の話(37)
その次の朝。
グリュックは、ちゃんと焦点のあっている目で、もきゅもきゅと朝食を食べているソリテールをみた。
「・・・おはようございますグリュック様。相変わらず朝ごはんが美味しくて感動しております!」
ちょっと疲れた笑顔でつぶやくソリテールに、首を傾げるグリュック。
ソリテールが食べているのは、トマトと野菜のスープ、カリーヴルストと卵焼き、そうして雑穀パンとフレッシュバターだった。
「君が食事を楽しんでくれてなによりだ。・・・しかし、よく朝からカリーヴルストが食べられるな・・・」
ぽつりとつぶやき、食卓につくグリュック。メイドが、すぐに笑顔でコーヒーをもってきた。
「わたし、まだ若いのでー」
ソリテールは、けらけらと笑った。グリュックは、首をかしげる。
「・・・しかし、なんだか疲れた顔をしているな、君は。どうしたのかね?」
ソリテールは、ため息をついた。
「実は、昨日の夜は、変な夢ばっかりみて大変だったんですよ・・・」
そうして、にこりと笑ってグリュックをみた。
「でも、それ、半分はグリュック様のせいだと思うんですけどね」
「・・・そうなのかね?」
グリュックは、コーヒーを飲んで、少しため息をついた。
「・・・・・・・実は、昨日、君たちに迷惑をかけてしまったそうなのだが・・・」
ソリテールは、へらりと笑った。
「あー、わたしは別に迷惑かけられてないし、マハトも寝ていたから迷惑なんてかけられていない思いますけど・・・」
そうして、ソリテールは、かなりわざとらしく首をかしげた。
「・・・えーと、グリュック様? わたしもマハトも、角は生えていませんからね?」
グリュックは、飲みかけたコーヒーにむせた!
「・・・・・・わたしが、いったいなにを言ったのか、まずは教えてくれないか!?」
- 121二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 17:44:45
- 122二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 00:17:49
その通り! ソリちゃんの食べているパンは今でもドイツでポピュラーな酸っぱくて固くてチーズやソーセージと合う黒パンです
彼女のみた夢は、次あたりにでてくる予定です
ありがとうございます
続きは今日か明日中に書きたいと思っています
- 123二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 10:27:24
- 124二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 17:30:21
- 125二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 01:11:09
- 126二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 10:14:32
- 127二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:25:26
- 128二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 01:52:36
- 129二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 10:45:46
- 130二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 20:04:47
- 131二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 23:49:38
- 132二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 09:42:22
- 133二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 17:48:13
- 134二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 01:48:26
腕輪の話(38)
ソリテールは、ナイフとフォークをいったんおいた。
「じゃあ、説明しますね。グリュック様は、まずは、眠っているマハトをみて、角がヘッドボードに刺さらなくてよかったっていいました」
「・・・角?」
グリュックが首を傾げる。
「生えてないと思うが・・・」
ソリテールはため息をついた。
「わたしもそう思います。そうしたら、次に私のおでこあたりをしげしげとみて、わたしが自分に角は生えていないと言ったら、さらに首をかしげていました」
グリュックは、さらに首を傾げて、ソリテールの頭の上をみた。
「・・・ここのあたりか?」
指をさすグリュックをみて、ソリテールは唇ととがらせた。
「分かりませんよ! わたし、生まれてこのかた、角が生えていたことなんてないんですから!」
- 135二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 09:37:11
- 136二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 21:05:06
- 137二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 01:06:39
クロス:フリーレンと犬夜叉
- 138二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 10:47:14
腕輪の話(39)
「たしかにそうだよなあ」
まじまじともう一度ソリテールの額をみるグリュックをみて、ため息をつくソリテール。
しかし、そこで、ダイニングルームの扉がひらき、マハトが入ってきた!
「おはようございます、グリュック様。おはよう、ソリテール」
明るく笑うマハトに、グリュックとソリテールはそろって首をかしげた。
なんか様子がおかしくないか?
「・・・大丈夫か、マハト? まあいい。一緒に朝ごはんを食べようか」
「はい、グリュック様!」
元気にまた笑い、席についたマハトをみて、ソリテールはさらに首をかしげた。
メイドたちが笑顔でマハトにベーコンとハーブソーセージとザワークラウトと雑穀パンの朝食をもってくる。
「・・・昨日は悪かったな、ソリテール。よく覚えてないけど、迷惑かけたんだって?」
ソリテールはため息をついた。
「あんたがあの石環の入ったケースをなでながらゴロゴロするのをやめなかったんで、ひっぺがすのがちょっと大変だっただけよ。・・・近くにグリュック様のお屋敷があって、本当によかったわ」
- 139二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 12:21:25
- 140二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 17:08:43
- 141二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:15:51
- 142二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:19:25
いつもありがとうございます
ドイツの食べ物についてちょっと調べてみましたんですが、やっぱり美味しそうなものがいっぱいありますね
定型文でもOKですので大丈夫ですよ、わたしもよく定型文になっちゃってるし
続きは今日中か明日中に書く予定です
- 143二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 23:13:56
- 144二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 09:46:32
腕輪の話(40)
マハトは紅茶をのんで、雑穀パンにベーコンと卵とザワークラウトの乗せてオープンサンドにした。
楽しそうな顔で咀嚼する。
「・・・人間の食べ物も美味しいですね」
んんん?
ソリテールとグリュックは、すばやく目を見合わせた。
「・・・・・・そりゃそうだよ、我々は人間だもの」
グリュックは、マハトの顔をみて、ゆっくりと笑った。
「・・・ええ? ・・・・・・そうでしたっけ?」
マハトは、きょとんとした顔でつぶやく。
「そうだよ」
グリュックは、あえてゆっくりと笑って、マハトの頭を指さした。
「・・・ほら、角が生えてないだろう?」
マハトは自分の頭の横に手をやり、首をかしげた。
「・・・ないみたいです。・・・なくてもいいんですか?」
グリュックはゆっくりとうなずいた。
「ああ。なくてもいいんだ。心配ない」
- 145二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 10:30:39
- 146二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 20:53:59
- 147二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:04:54
- 148二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 09:23:26
(クロス)フリーレン、ぬーべー世界にいく
- 149二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 17:33:57
- 150二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 00:13:58
- 151二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 10:57:23
腕輪の話(41)
マハトは、ゆっくりと、グリュックをみた。じんわりと笑う。
「・・・わかりました、グリュック様」
そうして、不意に立ち上がり ー グリュックのそばまでよってきて、グリュックの頭の横をなでた。
「・・・・・・本当に、ないのですね」
グリュックは、むうんとなった。
「ないぞ。・・・誰かに折られたりしたわけじゃないから、心配するな」
「・・・わたしは心配したりなんかしませんよ、グリュック様!」
マハトは明るく笑い ー そうして、首を傾げた。
「・・・あれ? そうでもないのか?」
そうして、ソリテールをみた。
「なあ、ソリテール。ひょっとしたら、俺は、グリュック様について、心配しているのか?」
ソリテールはあきれてため息をついた。
「・・・明らかに、心配しているわよ! 昔みたいに、人間関係 ー いや、人間じゃなかったけど ー 個体と個体の関係がすっかすかな生き物じゃないんだから!」
- 152二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 12:02:11
このレスは削除されています
- 153二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 19:38:36
- 154二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 00:11:32
マハトは腕輪のことやら前世の記憶のきれっぱしやらのせいで、かなり夢と現の区別がつきにくくなっていて大変です
そして、それは実はソリテールも同じなんですが、彼女の夢の話はもうちょっと先になりそうです
ありがとうございました
続きは今日中か明日中に書く予定です
- 155二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 09:26:51
- 156二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 20:33:14
- 157二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 00:30:01
- 158二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 09:33:41
ぬ~べ~世界にもエルフはいるのかな?
妖精だったらいそうな気がするけど - 159二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 10:39:06
「個体と個体の関係がすっかすかな生き物」
なるほど、たしかにフリーレンの魔族ってこうだよな - 160二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 14:17:18
考えてみると
フリーレン世界に妖怪が存在する可能性はゼロではない - 161二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 22:59:17
少なくとも人類に比べればすっかすっかだと思いますねえ
- 162二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 09:24:38
- 163二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 15:07:31
魔族じゃないって証明できればだいたいなんとかなりそう
- 164二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 20:47:27
ひょっとしたらグリュックさまももと魔族?
- 165二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 22:18:37
保守
- 166二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 01:00:27
腕輪の話(42)
その日の昼頃。
ソリテールはお屋敷の温室型の小型植物園で、グリュックと話をした。
「・・・温室の中のほうが涼しいとは、思いませんでした」
ソリテールは笑う。
「だいぶ前にね、エアコンをつけたんだ。妻が季節はずれの花や植物を栽培したがっていたもので」
グリュックは笑った。
「ああ、道理で」
夏でも綺麗に咲いている薔薇をそっとつつき、ソリテールは薔薇に顔をよせた。
「いい香りですね」
「・・・うむ、そうだな」
グリュックは、軽くうなずいた。
ソリテールは、そっとため息をついた。
「・・・マハトは?」
「図書室の片づけをして、気が向いたら昼寝をするように言っておいたよ。・・・たぶん、もう大丈夫だと思う」
グリュックは、笑った。
「- ソリテール。君がどんな夢を見たのか、教えてくれないか?」
- 167二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 10:02:47
- 168二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:27:49
このレスは削除されています
- 169二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 22:39:32
みんなの夢は、例の石環とかそれに連なる腕輪とかの影響で、ちょっといろいろ混じってしまっていますね
詳しくは、もっと後に説明しようと思っています
ありがとうございました
続きは、なるべく今日中や明日中に書こうと思っています
- 170二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 09:36:30
ドラえもんとのガチのクロスだと、魔王が実は秘密道具のなれの果てだったとかそういうオチになりそうなのが・・・
- 171二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 15:34:13
フリーレン世界自体が人工的につくられたとかいうのもありそう
- 172二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 16:07:37
このレスは削除されています
- 173二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 23:33:27
腕輪の話(43)
ソリテールは、ため息をついた。
「夢の中の私は・・・人間ではありませんでした。人間に近い姿をしていたかも知れないけれど、違います。思考も精神も心も身体もなにもかも違います。おかげで、いろいろ分かりづらかったのですが・・・」
ソリテールは、黙ってバラをみた。
「夢のなかの私は、人を殺すものであり、人を喰らうものであり、人を研究するものでした。もともとは、ほかの〇〇と同じく自分だけの魔法を研究していたのですが、それは結局うまく行かなくて・・・わたしは、研究対象を、人に切り替えたのです。たぶん、そのはずです。よく覚えてはいなけれど」
グリュックは、かるくうなずいた。
「・・・そうか」
- 174二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 09:27:06
- 175二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 17:57:56
- 176二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 21:26:21
- 177二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 02:54:49
犬猫に変身するネタはどうだろう
ベタだけれどかわいくていいよね - 178二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 09:29:34
腕輪の話(44)
ソリテールは、唇をかみしめながら温室のなかの植物をながめた。
「・・・わたしは、もともと、おしゃべりな生き物でした。子供のころから・・・そうだったのだと思う。必要もないのに、よくしゃべってました。そういう意味では異端だったのだと思います。当時の私は、自分が異端かどうかなんて気にするような生き物ではなかったのですが」
グリュックは、くすりと笑った。
「場合によっては、そちらのほうがいいかもな。気が楽で」
ソリテールは、むうっとなった。
「- まあ、そうなんですけどね! まあ、そんな私にも同族の友達は何名かいて・・・時々情報交換したり、合同で狩りをしたり、一緒にプロジェクトにかかわったりしていました」
そうして、ため息をついた。
「・・・まあ、だからといって・・・そういう友達が危険な状況になっても、助けにいったりするわけじゃあないんですけどね。そういう生き物ではなかったので。・・・まわりまわって自分の身が危険になりそうだと判断すれば、〇しにいくことはあるんですけどねえ・・・」
- 179二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 10:07:43
「ここだけゼーリエ様が魔王で人類のネームドと魔族のネームドが逆になっている世界 」
この世界のゼーリエさまが「魔法の譲渡」ができるかどうかでかなり違ってくるんだよなあ
出来るからと言って、やるとは限らないけど・・・
- 180二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 18:14:27
- 181二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:39:09
- 182二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 23:49:04
- 183二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 08:35:06
- 184二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 09:02:30
(祝・連載再開)
大昔のゴーレムを修理できることはもう分かってるし - 185二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 09:04:08
長命種族って、文化や知識や技術を伝えるっていう意味でもいてくれると助かる存在なんだなあ
- 186二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 09:53:09
- 187二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 10:00:56
たておつー
- 188二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 10:06:25
- 189二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 11:00:06
- 190二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 11:03:50
このスレもなかなか面白かった
次も面白いといいな - 191二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 21:14:54
そうだね
- 192二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 01:22:21
魔法の需要も高いけれど、こういうローテクの需要も意外にありそう
- 193二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 09:18:47
ぬーべークロスももっとやってみたい
- 194二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 10:18:11
- 195二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 11:02:10
- 196二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 11:13:44
ではでは
- 197二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 11:14:04
このスレも楽しかったです
- 198二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 11:14:31
次のスレも楽しいスレでありますように
- 199二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 11:15:12
そうして
- 200二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 11:15:28
200! 完走です!