- 1二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:31:31
- 2二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:31:44
ほ
- 3二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:33:59
ほ
- 4二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:35:26
次スレダァ!
- 5二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:37:56
早とちり送信
- 6二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:38:38
カシムパパ苦労譚と打ち込むつもりが
- 7二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:38:50
保守
- 8二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:39:05
- 9二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:39:15
9
- 10二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:39:18
ほ
- 11二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:39:27
とりあえず10
- 12二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:39:44
カシムパパ爆誕
- 13二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:40:42
んじゃあ小ネタで日記風にちょっと書きますかね。
- 14二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:46:23
草 まさかの
- 15二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:59:29
〇月2日
日本に来て何年だろう。自身に宿る力がこのように使えるとは。しかしこの力があればこの国の平和にも
寄与できると信じて訓練を行う。
4日
なんということだ、自身が所属していたグループが犯罪者の集まりだったとは。
この国では人々の為に働く者を呪術師、私利私欲の為悪事を働く者を呪詛師と呼ぶそうだが
私は知らぬ間にその片棒を担がされていたことになる。神がおわすなら・・・
〇月5日
呪詛師のレッテルが誤解だということがわかってもらえたようだ。私の力が淀んだ土地の浄化に役立つとわかってからの彼らの態度の軟化は私にとってもうれしいことだ。
〇月10日
一人の子供を保護した。どうやら日本の魔物・・・『鬼』を身に宿してしまった女の子らしい。
彼女の意思とは関係なく彼女の体が傷つき、血が出る度に彼女の傷口から体を食い破って出てくるようだ。
悪魔祓いなどではだめなのかと聞いたが、どうやら彼女は門のような役割を果たしているだけで、彼女の体自身に
鬼たちは居ないようだ。なんとも難解かつ難儀な話だ。
すくなくとも彼女が傷つけられることはないとのことで一安心。秘匿死刑なる制度があることを知ってからは
こう言った手合いに関わるのが辛くなる。
〇月12日
彼女はなかなか心を開いてくれない。私が日本人ではないからだろうか?それとも彼女の体に宿る魔性のせいだろうか?できることなら彼女には年相応の暮らしをしてほしいが・・・
〇月14日
彼女が笑った!夕食の調理中に私のひげが焦げたことが発端というのが情けないが・・・。
それでもあの子が笑ってくれたこと、未来に展望が持てた事を今は喜ぼうと思う。 - 16二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 22:59:42
▽月3日
私は飛んだ思い違いをしていた。彼女が、あれほどの力を持っていたとは・・・
呪詛師の襲撃に際して彼女を切りつけた男がいた。大慌てで助け起こした彼女の体は・・・ああ、おそろしい。
門の役割を果たしているという呪術師の言葉が脳裏によぎった。まさしくあれば地獄の門・・・ともいうべきか。
彼女の体の秘密の一端を覗いた気持ちだ。あの子は、あれほどの力を幼い体に押し付けられたのだ。
ああ、神よ。あの子を憐みたまえ。
▽月5日
医療に応用できるレベルのヒーリング術、反転術式というものだろうか?その術によって彼女の傷はあっという間に塞がり、消えてしまった。神の御業だ。
しかしあの一件で彼女はまた暗い顔をするようになった。どうすれば・・・。
▽月6日
呪術師たちはあの子を霊山の結界に閉じ込めるつもりだ!あんな小さな子がまるで罪人のように暮らすなんて
とても耐えられない。俺は彼女をどうにかして自由にしてやりたい。
▽月同日
俺は決意をもってこの日記を書いている。呪術師だとか呪詛師だとかは関係ない。俺は俺の意思をもって
彼女を連れ出すことにする。幸いなことにあの子の術式を抑え込むのに俺の術式は有効らしい。
やるしかないんだ。 - 17二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 23:11:40
今日はここまでにしときます!また明日!
明日は日記風から再開するかも。 - 18二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 23:16:31
乙です!ありがとうございます
- 19二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 06:39:09
ほ
- 20二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 17:54:19
ほ
- 21二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 22:29:10
日記風良いですな
- 22二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 22:45:44
再開します!カシムパパの日記から
▽月7日
任務に行くと偽ってとある人物に接触する。なんでも呪術師のための世界をつくろうとしている大物呪詛師だそうだ。
まさしく彼女のためにあるような組織だが・・・。
どのような人物に出会えるのだろうか?
▽月8日
夏油傑という人物はどうにも人好きのする笑みとしゃべり方の青年だった。若いにもかかわらず彼は相当な組織を動かしており、彼を慕って、あるいは信仰して新たな人たちが集まっている。中には呪いについて悩んでいる者も。
俺たちもその中の一人だ。
▽月9日
決断の時だ、俺たちは夏油一派に属する決意をする。秩序に背を向け、非合法な方法をとってでも彼女の自由を得る。
その為には手を汚す必要もあるかもしれない・・・。
▽月10日
あらたな出会いだ。あの子の・・・姑獲鳥よりもさらに小さな女の子を紹介された。
彼女も呪術師なんだろうか?姑獲鳥と同じようにハキハキとしゃべる利発な子だが・・・
▽月12日
夏油傑は何を考えているのやら、俺が保育士だとでも・・・?姑獲鳥の件で確かに慣れてはきたが
それでも独り身の俺が父親なんてできるのだろうか・・・。しかし夏油傑は若く、それに多忙だ。
そんな彼が子供の面倒を見れるはずもないか。
▽月13日
どうしたものか・・・、一筋縄ではいかない案件ではと思っていたが・・・あの子は、尾ノ目写楽は
姑獲鳥とは違った危うい術式だった。外なる神という私の理合いの外の存在と自在に交信し、召喚するその術式は
私の想像を超えてはるかに強い力を持っているようだ。 - 23二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 22:52:46
【保育士とでも…?】
→はい
いいえ - 24二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 23:35:21
▽月14日
出血を伴う傷が無ければ基本的にどうとでもなる姑獲鳥と違い写楽の術式はとても不安定だ。
喜怒哀楽の感情の内、姑獲鳥が怒と哀の感情で敏感に反応するのに対して写楽は喜の感情にも反応する。
私にとっては特に危険はないが写楽の呼び出す外なる神は生贄と称して人や物を食らう邪神だ。
彼らがはたして実在しているのか、はたまた彼女の術式によって具現化した存在なのかはわからないが
私の術式で場の呪力を集束させれば写楽の術式を阻害できることもわかった。
▽月18日
暴走した彼女の術式の鎮圧に成功した。やはり彼女の術式は相手の負の感情やそこから派生する狂気にも似た感情を操作することそして情報を無理やりにでも共有し、『ミーム』を汚染することで力を増すようだ。
奇しくも彼女を鎮圧したことで彼女の信頼を得たらしい。すっかりなつかれてしまった。
▽月20日
夏が近づき、気温は高くなってきた。二人にせがまれてプールに行った帰りに最近の施設の盛り上がりに気付いた。
なんでも『奇跡の子』なる者がいるらしい。死人同然の怪我人を治せるとかなんとか。
また子供か・・・こちらに御鉢がまわるようなことが無ければいいが。
▽月21日
夏油傑の闇を垣間見た気がする。彼は理想の為に彼女を利用している!
賀樂と呼ばれる小さな女の子は施設に閉じ込められて、仕事を強要されている。皮肉にもそれで多数の人間が救われ、呪術師が産まれている。しかし・・・それでいいのか・・・?
私は、あの子たちを救う為に彼を頼ったが、彼はまた違う小さな子を・・・。
俺はどうしたら・・・ - 25二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 00:03:33
今日はここまでにしときますまたあした!
- 26二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 06:48:34
上げる
- 27二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 12:47:26
ほ
- 28二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 20:07:24
保守
- 29二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 22:26:19
再開します!
▽月gyふじk日
ほしのふるよるがきた おれは かみの すがたをみた あのこは かみのこ いやしのちからなんて めじゃない
いあ いあ・・・・・・・・
▽月25日
最悪な目覚めだ。気が付いたらローブを目深く被った変な奴らと一緒にモノリスを作って祈りを捧げていた。
施設に戻ってみれば呪術師たちによって施設は破壊され、ほとんどの人間が逃げ出すか捕まっていた。
あの子たちは俺の意識が星の海を泳いでいる間ホテル暮らしだったそうだ。
なんでも彼女を神の使いと呼ぶ連中、おそらくはあのローブを被った連中だろう。奴らが金を出していたらしいが・・・。迎えに行った時に二人にかなり心配されてしまった。なんでもあの子の「ともだち」とやらがモロに俺に干渉したらしい。なんとも恐ろしい力だ。
▽月26日
夏油と連絡が取れた、なんでも特級術師の襲撃を受けたようだ。そのどさくさで例の子供も逃げ出したとかなんとか。
内心ホッとしつつもこれからの活動を聞いたところ京都に向かい、来る12月の決戦に備えて欲しいとのことだった。
あの子たちも・・・戦力とするのだろうか?もしもそうなるのであればいっそ別の庇護を受ける場所をさがさなくては・・・ - 30二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 22:34:26
ぼちぼち本編にもどります
- 31二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 23:09:35
すいません、体調が優れないので今日はここまでにしときます
- 32ホスト規制24/06/29(土) 00:22:11
乙
- 33二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 07:14:40
ほ
- 34二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 11:24:35
保守
- 35二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 18:29:16
ほ
- 36二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 22:47:19
再開します! 呪霊狩りの競争の時間だ!
「あの子を追いかけなくては・・・」
七海は呪力で強化した身体能力をフルに活用して少女を追いかける。彼女の戦闘能力がいかほどのものなのかを正確に把握する必要もある。
『あはは!あはは!』
笑い声が響く。それと同時に呪詛師と呪術師を区別しない悲鳴と血しぶきの飛ぶ音。
追い掛けた七海は辛うじて人が死んでいないこと、そして呪霊が力任せに次々と引きちぎられ、破壊されていく様を見た。大小、強弱に関わらず強引に破壊していくため洗練されてはいないが自身のものと影、また恐怖した呪術師や呪詛師から得たであろう眷属を味方につけてば呪霊に襲い掛かっていく。
「素晴らしい力だ、ぜひとも私に代わって全国を飛び回ってほしいものだ」
七海も若干ヤケになりながら少女を追いかけ、自身も雑魚の呪霊を殴り飛ばし、鈍刀で斬り倒しながら進んでいく。
(精神汚染と、それに伴って呪力を得て自身の術式を強化しているのか・・・?)
随分とまどろっこしい、手間のかかる術式だがその分威力は絶大だ。ビルのような呪霊が触手に絡めとられて悲鳴を上げている。
「恐怖が根源、それに伴って力を増す恐るべき術式・・・!」
『いあ!いあ! あはははははははははははは!!!』
触手の圧力に負けた呪霊が千々に引き裂かれて血しぶきを上げる。そして、彼女が恐怖をあおるような行動を取る度に
≪キィーーーン≫
(また!・・・これが彼女の力を増幅させている!) - 37二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:06:04
クトゥルフtrpg始まってるやん!
- 38二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:12:27
ガードしつつ七海は周囲を見渡す。するとこの音に当てられた呪術師や呪詛師、果ては呪霊に至るまでが彼女を見上げて悲鳴を上げている。
『まだ!まだよ!もっと、もっとちょうだい!』
触手は少女の求めに応じるように荒々しくうねっては呪霊を八つ裂きにし、人間を間接的に救っていく。
そしてその際に彼らに信仰を植え付けていくのだ。恐怖という名の信仰を!
「天井知らずに力を増す術式だ・・・」
どこかで彼女のボルテージを抑制しなければならない。しかしどうやって?七海にはそのアイデアがまったくといっていいほど浮かばない。そもそも敵対行動を取ればどうなるかなどわかりきったことだ。
「どうしたら・・・」
悩んでいた七海の目にふと、クリスマスの料理を描いた広告が飛び込んだ。
「クリスマスか・・・本来なら家で・・・ん?」
目のついた触手が広告にはりついてそれを見ているのが見える。どうやら彼らもクリスマス・・・というよりもごちそうに目を奪われているようだ。
(・・・)
七海は彼女の姿を思い出していた。小さな女の子だ。そんな子がこんな術式を持っていたらきっとまともなクリスマスなど過ごせるはずもない。
「・・・一か八か・・・」 - 39二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:17:20
七海は避難が完了した店の中に入るとショーケースに残されていたホールのケーキを取り出し、財布から万札を取り出してカウンターに置いておく。
「ケーキがあります!!!!」
すっ、と天に掲げるようにしてから店の前のテーブルに置く。すると・・・
びちゃん!と水が跳ねるような音がして触手の塊が落ちてきた。どうやら釣られたようだ。
『けーき!』
「チキンもあります」
『ちきん・・・!』
触手がすごい勢いでうねった。
『さんかく じゃない けーき! はじめて みたわ!』
「私が買ったので好きなだけ食べててください」
『いいの?!』
「もちろん」
触手たちが集まってナイフとフォークを取り出して食べ始める。がっつくかと思いきやなんとも上品なもので
女の子もちまちまと小さな口で食べている。
(こんな手が通じてくれてよかった・・・)
通じなかったら少女よりも先に正気を疑われそうな手段だったが功を奏したらしいので七海はホッとした。
経費で落ちるだろうかなどと考えるほどには。 - 40二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:17:44
- 41二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:18:36
- 42二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:19:04
- 43二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:19:46
- 44二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:20:20
- 45二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:20:53
純平のお母さんもだいぶ悲惨な死に方したしな
- 46二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:29:08
ちなみに写楽の両親はDV中に彼女が召喚した外なる神を直視してSAN値が直葬した後神様にもぐもぐされました。
彼女はその際の一部始終を目撃した後にカシムに保護されてます。精神がそれでもバランスを保ってるので彼女も異常な存在です。
外なる神はカシムを見て『まあこいつはちゃんと面倒みるだろ』って感じに思って攻撃せずカシムの術式で門を閉じられて帰りました。
- 47二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:51:12
今日はキリがいいのでここまでにしときます。
なんていうか飛んでもない設定ばっかり浮かんで困るわー。 - 48二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:52:11
良いではないか良いではないか
お疲れ様でした - 49二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:55:05
あー、ちなみに言っとくとDV両親が悲鳴を上げながらもぐもぐされるのを見たので写楽は潜在的に人の悲鳴が大好きです。
- 50二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 06:34:45
あげ
- 51二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 08:55:18
ほしゅ