- 1二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:07:21
アイツらの姿が見えねェがどこにいったんだ?
- 2二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:07:34【ネタバレ注意】久しいな鷹の目！おれの故郷の酒だ、飲んでくれ！それと…｜あにまん掲示板「じいじ、お目々ぐるぐる」「おれの孫娘だ！！今娘から預かっててな…この歳で作曲ができる音楽の天才だ！！！撫でてやってくれ！！！」https://bbs.animanch.com/img/883961/…bbs.animanch.com【ネタバレ・CP注意】久しいな鷹の目！おれの故郷の酒だ、飲んでくれ！それと…Part79｜あにまん掲示板何やら向こうが騒がしいな…まァこんなところでオイタするヤツはいねェだろうがなbbs.animanch.com【映画ネタバレ・CP注意】久しいな鷹の目まとめ諸々16｜あにまん掲示板久しぶりにまとめスレ建ててみたセイルくんの設定とかの相談やSSの相談とか色々な事に使ってねbbs.animanch.com
- 3二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:08:21
大方騒ぎに巻き込まれているのだろう(遠くの騒ぎの方を見ながら)
- 4二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:08:42
(去っていたゾロを追いかけて退席)
- 5二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:08:54
- 6二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:09:09
キャラ設定
ミライ 長女 フデフデの実の能力者 13歳
マスト 長男 8歳
ライト 次男 3歳
ララ 次女 3歳
ムジカ 三女(拾われ子) 3歳
セカイ 四女 2歳
セイル (妊娠中) - 7二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:09:22
- 8二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:09:57
遅くなりましたが立てました
- 9二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:12:36
乙です地味に80ですか
- 10二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:15:18
- 11二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 09:07:55
立て乙です
デービーバックファイトが気になるぜ…… - 12二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 12:12:56
触れないでいた方がいい雰囲気ではあるけど心配するのはわかる追いつけるかは別として
- 13二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 17:09:14
モンキー・D・ライト、無念ながらにアウト。
半べそになって悔しがる息子の頭をなでながらウタはちょっとだけ思った。
ウタ(なんだろう……ライトったら、ちょっとおませさんなってる？？)
自分の気のせいなら良いが
ミライ「早々にアウト判定もらったけど、五分後には復活するからね。その前に勝負つけちゃいましょ」
マスト「おう！弟の仇はおれが取る！」
ミライ「マスト、あんたの相手をしてるデビットって奴とは仲良くなったかもしれないけど、勝負の時は別だよ」
マスト「わかってるぞ姉ちゃん」
ミライ「何事も冷静にね……頭に血が上って暴走しないよう」
その時、遠くの方からをお尻を向けてる少年が……
デビット「やーい、ここまでおいでー♪モンキーDのウッキー♪」
マスト「てめぇこの野郎ー！！！！！」
爆速ダッシュで追いかけていく
ミライ「冷静になれっつうのに！！！」
ルフィに怒るナミの如き形相であった…… - 14二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 17:09:35
そしてデビットを追っかけてるマストだが、見聞色によって違和感を感知
マスト「……っ！？！？」
すぐさま頭を伏せる。頭上を通ったのは短剣(刃先は潰してある安全使用)だった。
アンナ「ああもう、野生の勘？それとも覇気かしら？」
マスト「え！？あれ！？」
確かルール上は……
ミライ「ちょっと！？飛び道具は禁止じゃなった！？」
ウタ「そうだよ！確かに言ってたわ！審判！！」
親子そろって記憶力は良い、反則じゃないのかとコート外の中央にいる審判へ顔を向けて見れば
──『ラジオ体操第一～♪チャーンチャンチャチャチャチャ♪～～♪
腕を前から上にあげて、大きく背伸びの運動～♪』
審判「いっち！に！さん！っし！」
背中を向けてラジオ体操の真っただ中だった。
ミライ＆ウタ「「おいこらぁぁぁ！！！！」」
二人して怒号を飛ばすも
ルフィ「…………」
そういやこういう事あったなぁとちょっと懐かしがってる海賊王
- 15二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 17:09:56
フォクシー「フェーフェッフェッフェッフェ！審判が判定だしてねぇから反則もなにもないよなぁ！」
ここであくどい笑みを浮かべたフォクシー……しかし
セカイ「キツネさん、ズルは、めっ！」
フォクシー「そうだぞ！おい審判！ちゃんと見なきゃダメじゃねぇか！」
審判「ぇぇ！？！？！？！？」
セカイの言葉で手のひら大回転である。
仕方なく、審判は一度だけコート内に目を向ける。
アンナ「～♪」
毛先をくるくると指で遊ぶ
審判「異常なし！！」
と、その瞬間だけルール違反無しという判定を下す。
ミライ「ああもう！私やパパと張り合うママより下種な手使うわね！！」
いくら卑怯な手を使う自分達でもフォクシー海賊団程無節操ではない……
さてどうしようかと思うが、まずあの飛び道具を使うアンナからアウトにしようと走り出すも
- 16二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 17:10:20
オイラー「ふあぁぁぁぁ…………よく、寝た」
魚巨人のオイラーが目を覚ます。
その時、デビットとアンナは彼のズボンのポケットから垂れてるロープを掴んで避難。
アンナ「オイラー♪ゲームは始まってるわよー！ベトベト遊びしちゃいなさい！」
デビット「油マシマシでね～」
二人がそう言って立ち上がるオイラーの傍で指示を出す。
オイラー「わーい♪デービーゲームだぁ♪♪よいしょー！」
そう言って体中から油を出してコート内をベトベトにして、プレイヤー達を忽ち滑り流そうとする。
マスト「おわわわわわ！？！？！？」
これにはズルズルと足を取られて滑る。このままコース外に出ることによるアウト判定を食らってしまう。
やべーと慌てるも
マスト「ぅげっ！？」
ガシッ！と襟首を掴まれて制止。そこには
マスト「姉ちゃん！？え、なんで耐えれてんだ！？」
仁王立ちの如く、直立不動で立ってる姉。彼女の右腕に捕まりながら不思議に思う。
この油が押し寄せる中、どうやって立っていられているのか
ミライ「別に……ただ両足を地面の中にめり込ませてるだけだし」
マスト「ぇ？」
よく見れば油で見えにくいがミライの両足は土の中にズッポシと入ってる。
わかりやすく言えば、ルフィがアーロン戦で見せた『ゴムゴムの風車』の前段階のようだ。
言うは易しだが、行うは難し……そんな地面の中まで抉り込ませる彼女のキック力は流石というべきか……
- 17二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 17:10:39
- 18二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:08:46
ミライちゃん、立派なゴリr、げふんげふん、立派なレディになったなあ
- 19二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:13:52
ゾロ「………ハア」
ペローナ「……やっぱりここだったか」
ゾロ「……何でわかった」
ペローナ「伊達に2年間同じ飯を食ってた訳じゃねェんだよ。お前の居所ぐらい検討は付く……」
ペローナ「てか案の定へんぴな場所にいやがったな！！こんな人気の無ェ場所で飲んだくれやがって！！」
ゾロ「どこに行こうがおれの勝手だ、放っとけ……ほんとはルフィ達が騒いでる場所に向かいたかったんだが……」
ペローナ「迷ったんだよな！！」
- 20二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:15:11
ペローナ「たく…バカ野郎………ほら」
ゾロ「……おい、何だこりゃ……何だその手に持ってる袋の山」
ペローナ「見りゃわかるだろが、酒だ酒……全部くれてやるよ。まさかもう酔っ払ってんじゃねェだろうな？」
ゾロ「……どういう風の吹き回しだ」
ペローナ「お前が可愛くねェブサイクな面だったからだ。こう……迷子になって親を探すガキみたいな……いやそんな事話しにわざわざ探してたんじゃねェ！！ほら！！いいからとっとと受け取れ！！」ﾎﾟｲ!!
ゾロ「うおおお！？な、投げるやつがあるか！！全部ぶちまけたらどうする気だ！？」ｶﾞｼｯ!!
ペローナ「るっせえ知るか！！地面でも啜れ！！」
ゾロ「そこまで落ちぶれてたまるか！！」
ペローナ「……いいかロロノア！！お前に昔何があったかなんて私は興味もねェしどうだっていい！！けどお前がいつも通りじゃないと私だって調子が狂うんだよ！！だから嫌な事なんて飲んで全部忘れやがれ！！こいつはお前への貸しだ！！ちゃんと返せよ！！わかったか！？」 - 21二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:16:20
ゾロ「……お前」
ペローナ「………」
ゾロ「……心配してくれてたのか」
ペローナ「は！？」
ゾロ「…語るに落ちたな」
ペローナ「うっせえ！！」
ゾロ「……ハハ。まあ……いいか。ありがたく全部貰っといてやろうじゃねェか。一滴残らず飲み干してやるよ」
ペローナ「ああぜってェ残すんじゃねェぞ！！私がわざわざ買い漁ってきたんだからな！！ほら！！」ｽﾞｲ
ゾロ「おっと……コップ？おれにか？」
ペローナ「……おまけのサービスだ。注いでやる。言っとくが……」
ゾロ「出された酒を突き返す真似はしねェ。言っただろ？飲み干してやるってな」 - 22二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:17:18
- 23二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 06:17:08
こういう時の面倒見の良さとか正直じゃないとこ含めてペローナ良い娘だよね
- 24二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:44:30
今更だけどゾロって酔ってる描写あったっけ注ぎ込んでも酔わないイメージ強い
- 25二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 02:57:14
たまに肩組んだりして騒いでたりはするけど酔ってはいない認識
- 26二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 12:06:32
同等に見えつつ姉弟感がある一味とは違うこの関係性も良いね
- 27二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 20:20:11
- 28二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 06:20:00
できないままでもいいし必要性から簡単な物ならできるようになっててもいい
- 29二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 06:58:49
- 30二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 10:57:33
ここのルフィはある程度料理作れるし、なんならそこそこマナーを守ってご飯食うこともできるぞ
- 31二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 15:19:51
- 32二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 16:18:28
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 16:19:11
久しぶりにこのスレに来たら結構進んでた。
ちょっとした幕間を送ります・・・続きはいつか書くかも
Write an article | Write a story | Write a blog | Publishing tool | BlankaryBlankary is a minimalist publishing tool. Write and publish with one click.blankary.com - 34二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 22:29:17
なんかいつかミライの初恋の相手がカイドウになりそう・・・
- 35二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 06:16:55
ジジイである事実(戻されてるけど)を目の前の関係で上書きしない限りは大丈夫だと思うが…
戻ってなくてもすでに男の基準が父親かカイドウかみたいなことになってそうで怖い - 36二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 16:17:55
本人の設けるハードル高いし超えても大人気ない壁があるから実るまでだいぶ攻略難易度高いんだよね本人が積極的になっても
- 37二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 00:22:22
- 38二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 00:22:50
- 39二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 00:23:14
- 40二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 00:23:36
ララ「……ズルい」
ムジカ「審判！！武器使ってるよー！」
ムジカが怒鳴り込んでも
審判「うーん……花粉症だぁ、目がかゆいなぁ」
これ見よがしにゴシゴシと目をこする。
ムジカ「うわぁぁぁ！！！この審判ダメだぁ！！」
ウタ「ねぇルフィ、あいつ(審判)ぶっ飛ばして良い？」
ルフィ「ウタ諦めろ、気持ちはわかる」
握り拳を作って歩き出す妻の肩を抑える。もうこいつら相手に正々堂々やら真っ当な審判なんて期待しない方が良いと15年前に痛感している。
ミライ「本当なんでも有りね……」
相変わらずフォクシー海賊団のやり方に呆れながら、目の前の女のボールを割ろうとするが
アンナ「オイラー！バリアー！」
オイラー「バーリア―♪」
ズズーン！！とミライとアンナの間に壁……オイラーの右手が割り込む。
ミライ「マジ！？」
石の壁なら数発で蹴り砕けるけど、魚人の手はそうもいかないと弾いてしまった。
その時、アンナは今のうちと何やら仕込みをして……
- 41二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 00:23:53
ライト「よーし！今度こそー！」
自分も活躍するんだ！と意気揚々とコート内へ走る次男。
その時
ライト「わぷ！？」
何やら顔に白い布みたいのがかかった、なんだろこれと取って見れば
アンナ「キャー！とごめんなさい、風圧で取れちゃった……それ、渡してくれる？」
赤面を浮かべた彼女が胸元を抑えながらライトに懇願。
そう……ブラジャーであった。
ライト「え！？……ぁ、はい……どうぞ」
なぜだかこっちまで緊張してしまい、ギクシャクして彼女に渡す。
アンナ「ごめんね……ぁ、今つけるからちょっと後ろ見てて？」
潤んだ瞳でライトにお願い？と首を傾げてみれば
ライト「う……うん……」
純粋な少年はそのまま回れ右をしてしまう。
アンナ「はい、ありがと♪ごめんね♪」
そしてそんな少年の心を利用して、容赦なくボールを割る。
ライト「ぁ…………うわぁぁぁぁぁん！！！」
またやったー！と驚愕顔。
ミライ「アホォォォォォォォォォォォォ！！！！！」
マスト「ダメだ！あいつこのゲーム向かねぇ！！！」
ララ「ライト兄……どんまい」
ムジカ「何か祭りの時から変なってない？」
- 42二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 00:31:35
ライト純情すぎる！！
- 43二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 08:23:46
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:25:47
──メタネタ注意──
プルプルプルプル……プルプルプル……ガチャ……
ウタ「はいもしもし」
シャンクス「あ、ぁぁ！ウタか！ その、今日放送する回なんだが……」
ウタ「これはこれは、悠々自適な港妻生産マシン船長さん、ご機嫌よう」
シャンクス「ぬぐっ！？！？！ち、違う！あの子達はただの飲み仲間でな！」
ウタ「すごいなー私のお母さん候補があーんなにいたとはねー……ぁ、ミライ達のお祖母ちゃんって何人くらいなる？」
シャンクス「話を聞いてくれ！そんなやましい事なんてなぁ……」
ウタ「傘下が弱くても和気藹々なのは良いけど、なーんかハーレム一歩手前な感じが、ね？」
シャンクス「ウタ、お前なー……海賊の妻ならわかるだろ？酒飲みに男も女も……それにな」
ウタ「言っとくけど、『やっちまったモンはしょうがねぇ』って言わせないからね」
シャンクス「！！？！？」
ウタ「本編でも謎だけど、『マキノさんの夫は誰か事件』解決してないから本当モヤモヤする。
マキノさんが私のお母さんなるのかなって、ずっと考えちゃってるし」
シャンクス「…………」ノーコメント - 45二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:26:25
ウタ「あと、血の気の多いガキは連れてかないって……なーんかルフィが一瞬苦笑してたけど」
シャンクス「いやー意外とあの手のガキってけっこういるもんだな。いやそれよりもな！孫達に」
ウタ「ご心配なく、今日の放送は録画して、後から見せるようにしといたから」
シャンクス「そ、そうかぁ……いやーもし見られてたら、ほら……な？」
ウタ「そうだね、ジイジは実は敵船に対して情け無用にワンパンで決めて、相手の降伏宣言を無視して完膚なきまでに沈めて潰す冷酷船長ってことがバレる所だったね」
シャンクス「…………悪意が見れるぞぉ……ウタさーん、こっちも本気でやらなきゃいけなくてだな？」
ウタ「まぁ海賊だからそういうのは理解してるけど…………オーナーキルすぎない？」
シャンクス「あの手のはやり過ぎくらいが丁度良いってな？」
ウタ「はいはい、まぁ今回の放送は刺激がすごいからジイジのイメージダウンならないよう。今回の放送はちょっとカットしてから見せるように……ぁ、ミライ」
シャンクス「お！？ミライいるのか？」
ウタ「ぇ…………ぁぁ、……うん、そうだね……今代わるよ」
- 46二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:27:07
- 47二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 19:00:27
- 48二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 01:13:03
まあ、シャンクスがモテるのはしょうがないよね
しかし、娘と孫娘がそれに対して冷たくなっちゃうのもしょうがないのだ笑 - 49二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 07:52:48
さん付けの目に見えて他人行儀な態度は間違いなく効くこういう場合にどういう態度をとるかに関しては近くに比較対象がいる分誤魔化し？も効かないし
- 50二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 09:18:59
サンジ「……成程な。おれが少し気を失ってる間にそんな事が……」
ウソップ「どうもいつもと様子が違ってよ…あんなゾロ初めて見たような……」
サンジ「どうせ酒でも煽りゃいつもの調子に戻るさ。余計な心労になるだけだ、放っとけ」
ウソップ「まあそうかもしんねェけどなァ……」
サンジ「……それよりペローナちゃんにまで心配かけさせるたァどういう事だあのクソマリモ！！レディに追われるなんて羨ま……けしからん奴めェ！！！」
ウソップ「…お前はいつも通りでほんと安心するよ、おれ」
サンジ「だがしかし残念だったなァクソマリモ！！おれを慕ってくれているレディはまだここに残っているんだ！！ねえ〜〜ナミさァ〜〜ん♡♡ロビンちゃ〜〜ん♡♡ボニーちゃ……」
ナミ「ほら、水も飲んで！このままじゃいつまで経っても良くならないわよ！」
ロビン「頭痛はしない？この体勢で負担はかからない？」
ボニー「ん〜〜……んん〜〜〜………」
サンジ「てボニーちゃん！？どうした！？」
- 51二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 09:19:56
ボニー「……め……めが回る……」
サンジ「おいくま！！……違うか？ギリギリ違わない気がしなくもないが…いやそれより！！ボニーちゃんに何があった！？教えろ！！」
Sーベア「………」ｶｸｶｸ
サンジ「……ふむふむ」
Sーベア「………」ｼｶｼﾞｶ
サンジ「……ほうほう」
ウソップ「今の説明でわかったのか！？」
サンジ「わかるかァ！！！」
ウソップ「ならノリツッコミしてんじゃねェよ！！？」
ドール「おまえらちょっとは黙っててやれ！！」
ブルーグラス「ううん……こどもの体型だと巡りが早かったりするのかね。そこんとこどうなんだいたぬき」
チョッパー「それもあるけどアルコールの量にも原因はある筈だ……て誰がたぬきだ誰が！！！」 - 52二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 09:23:58
サンジ「」
ボニー「……サンジしなねえよな、あれ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
チョッパー「輸血も済んだしその内起きるよ。気にしなくて平気だぞボニー！」
ボニー「なんであんなに血が出るんだよ……ん！？んんん〜！？の…喉に詰ま……飲み物…飲み物…！！」
チョッパー「……あ！？ボニー待て！！それってサンジがナミ達に用意した……」
ボニー「……プハーッ！…え？これのんだらまずいやつだった……のか………」
チョッパー「いや……多分不味くはないと思うけど……」
サンジ「…おれが作ったカクテルをボニーちゃんが間違って飲んじまった！？それで酔っ払ってああなったのか！？」
チョッパー「ボニーも成人済みだから本来は悪影響は少ないけど…子供の姿で飲んだからな。悪酔いしやすかったんだ」
ブルーグラス「……黒足が作ったさけか。どんな危険なブツか気になるねェ。どれ、ちょっと味見を」
ドール「酔うとてが付けられなくなりそうだからやめてくれ。ほんとに」
- 53二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 09:29:15
サンジ「クソ、面目ねェ！！おれがノびてる間にこんな深刻な事態に……！！」
ウソップ「いや楽にしときゃすぐに治るってチョッパーが」
サンジ「待っててくれボニーちゃん！！酔い覚ましに効く料理をすぐ………」
ナミ「もう、ドジね……私の膝も貸すから。早く良くなりなさいよ」
ロビン「可哀想に……出来るなら私に苦しみをわけてほしいけれど……ほら、お腹をさすってあげるから。ゆっくり深呼吸して？」
ボニー「……う〜………おかあさん……？」
ナミ「あんたみたいによく食べる子持った覚えはないわ……でも、今だけはお母さんの代わりよ。手も握るから楽にしなさい」
ロビン「フフ…可愛がるって約束だったわね。どちらにせよ見捨てたりなんてしないけど…それじゃ私も手を……」
ウソップ「………おいサンジ？…どしたー？…何か言えー？サンジー？……おーい？」
サンジ「………ウソップ」
ウソップ「おう」
サンジ「……女神が……女神が舞い降りた……天明を齎し輝く明日へと導いてくれる女神達が……！！！」
ウソップ「ごめんやっぱ喋んな」
- 54二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 17:16:35
呼びかけてからの最後のツッコミよ…仕方ないけども
- 55二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 19:06:44
キッチンにて
サンジ「……よし、こんなもんだな。それじゃ次は…」
ウソップ「…あれ、サンジ。何だそのミキサー。いつの間に新調したんだ？」
サンジ「ああこれか？アトラスちゃんからおれ達へのプレゼントだよ。ベガパンクの名義で売り出す家電の試作品を時々送ってくれてんだ。お陰で料理の時短にもなるし出費も抑えられるし頭が上がらねェぜ」
ウソップ「へー！ベガパンク製の！なあなあ！おれに動かさせてくれよ！」
サンジ「おういいぞ。ほれ、試しに今切ったトマトを入れてみろ」ﾊﾟｶｯ
ウソップ「…入れてみたぞ！で、次はどうすんだ？」
サンジ「後は本体に一つだけ付いてるボタンを押せば完了…て説明書に載ってたな。なんでも内蔵されてるセンサーが食材を感知して、適切な回転速度と時間に自動で調整してくれるそうだ」
ウソップ「うおォースゲェー！よし、んじゃ早速…スイッチオン！」ｶﾁ
サンジ「……ただ、製品化する前の試作品だから予期せぬ不具合が起きるかもしれない。例えばセンサーの誤作動で回転が速くなりすぎて」
ブッシャア！！
サンジ「中身が飛び出してくる…とも載ってた」
ウソップ「そういう事は先に言えェ！！目が〜！！目がァ〜！！！染みるー！！」 - 56二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 19:08:02
ロビン「ほら、あーん」
ボニー「あ〜ん………うまァ……」
サンジ「たくさん作ったからじゃんじゃんお代わりしてくれよ！あ、勿論無理のない範囲でいいからね」
ボニー「…なんか元気でてきた！もっとくれ！」
ナミ「はいはい私の分も上げるから…フー…フー…」
ドール「…ほんとにうまいな。この海鮮入りトマトスープ」
チョッパー「な！」
ブルーグラス「うちのやつらもこれぐらい腕が立ちゃ精がつくんだけどねェ……」
サンジ「絶対入らねェぞ！！」
ウソップ「まーた着替える羽目になるなんて…ついてねェなおれ…」
ナミ「え？しっかり付いたんでしょ？トマトが」
ウソップ「じゃかましいわ！！」 - 57二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 19:10:21
チョッパー「あ、さっきの事聞いたぞウソップ。大丈夫か？」
ウソップ「おれという犠牲から科学がより進歩するなら許してやる！…そういや色々送られてくるっつってたけど、他には何があんだ？」
サンジ「ええっとな……高圧洗浄食洗機に強力サイクロン式洗濯機…ヤミヤミ式掃除機にヒエヒエマグマグエアコン…」
ウソップ「後半ぜってェ使いたくねェもんばっかだな！！？てかやたら家庭的なもんしか作ってねぇな！！？いつから家電量販店の回し者になったんだベガパンク！！」
サンジ「ああ、それなんだがな。どうも本命はおれ達じゃねェんだよ」
ウソップ「へ？…そりゃどういう意味だ？」
サンジ「…少し前、ルフィ達の家に立ち寄ったんだが…その時に送られて来た家電と同じ物が置いてあったんだよ。聞くとどうもアトラスちゃんが送って来たそうで、不便もなく使えてウタちゃんが喜んでたらしい」
ウソップ「ええっとそれってつまり……改良品がルフィん家に送られてるって事か？」
サンジ「ついでにいつ貰ったのか詳しく聞いたら、おれ達の元に送られた日付けからかなり経った頃に届いたそうだ。実際に使った感想を連絡してるからそれで問題点を潰したんだな」
ドール「おまえ今何て言った？」 - 58二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 19:13:30
ボニー「……あ〜……そっかァそれでか」
ロビン「？何に納得したの？」
ボニー「たまにアトラスがうなっててうるせェねーて思ってたんだけど、あれってアイデアを捻り出そうとしてたんだな。血反吐吐いてぶっ倒れたりして大変だったんだぞ」
ナミ「知恵熱出しすぎておかしくなってるんじゃないの！？もっと心配してあげなさいよ！！？」
ロビン「……そこまでしてルフィに……ウタやミライ達を喜ばせようと頑張ってるのね……」
・・・所変わってエッグヘッド
エジソン「アトラス〜〜〜！！しっかりせえアトラス〜〜〜！！」
シャカ「すぐに救護班が駆けつけてくれる…あまり無茶をするなアトラス。自身の範疇を超えた行動は慎め。麦わら一家の為に己を犠牲にする気か？」
アトラス「……へへ……いやシャカ…サービスだよ…おれが…満足する…ため……の……」
ヨーク「バカじゃないの？」
リリス「るっせえこんにゃろう！！」ﾍﾞｼｨ!!
ヨーク「ぶへえ！？」
ピタゴラス「あの…こんな時になんですが、開発中だったワポメタル製フライパンが先程完成しました。また送りましょうか？」
アトラス「お……おう……頼む……ミライ達……喜ぶと……いいんだが……」
- 59二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 05:05:09
ヤバいもん出来上がってそう
- 60二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 08:25:40
追いついた！続き楽しみにしてます！
- 61二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 09:17:26
アトラスさん生命かけ過ぎでは
ウタちゃんたちにバレたらまあまあ騒ぎになりそうね - 62二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 19:48:00
食洗機はともかくミキサーを見るにサイクロン掃除機以降はえらいことになりそうな予感使える物よこしてくれよ
- 63二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 05:47:45
- 64二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 12:54:21
次回以降はまた出番がないし信用回復する展開も見たいけど機会ないのは仕方ないな立場上当たり前ではあるんだけど訪れたのを迎えるんじゃなく自分から行くしかないのが立場の弱さ的なものを感じる
- 65二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 21:25:51
現状は割と物よりも助太刀して欲しい方が大きいかも
- 66二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 21:34:23
フォクシー「フェーフェッフェッフェッフェ！海賊王の子供と言えど、こういうゲームには不慣れだよなぁ！
そのまま不意打ち！騙し討ち！ダメだししてやれぇ！」
あくどい笑みで味方チームを応援するオヤビン、それを見て船員達は『お、オヤビン元に戻った』と一瞬安堵するが
セカイ「キツネのおじさん、セカイ、ずるいのイヤ」
フォクシー「ああそうだな！ おい！お前ら―！クリーンなファイトを心掛けろ！卑怯な手を使うなんてダメだぞ！！」
デビット「ぇぇぇぇ」
アンナ「ぇぇぇぇ」
オイラー「？？？」
コロッコロ変わるオヤビンの手のひら、それを見て船員達は『あ、ダメだ今のオヤビン』と一種の諦めムードになった。この割れ頭、セカイに甘々である。
ミライ「セカイにメロメロなってても、今はこのゲームをクリアしなきゃ……」
マスト「でも姉ちゃんどうする！？あの女はチョコマカ逃げるし、あのでっけぇ魚人は頭についてるボールまで行くのに苦労するし」
ミライ「私もそれを考えてたけど……バラムツの油をどうやって……」
マスト「畜生！おれ達も飛び道具使えれば！ピストルとか大砲とか！」
ミライ「なに言ってんの、こっちの反則なんて直ぐにアウトにされ………………ん？」
とここまで話してミライは引っかかった
ミライ「飛び道具……大砲……」
そして、ある一つの案が浮かぶ……そして……
ミライ「ねぇマスト」
にっっっこりと、弟に笑みを浮かべた
マスト「ぁ」
その笑顔は知っている。兄弟で自分にだけ向ける姉(魔王)の笑み……無茶ぶりや理不尽を押し付ける時のソレだ。そしてマストは諦めた、『この笑みを浮かべた姉に逆らえる気がしない』と……
ララ「ミライ姉、悪い顔してる」
ムジカ「マスト兄がまた大変なことになりそう……」
妹達も知っている。たまにマストに対して行われる姉の横暴さを……
- 67二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 21:34:48
アンナ「何の手を使ってるくるかわからないけど、オイラー！べったんべったんダンスよ！」
オイラー「ハーイ♪♪」
まるで子供がぬいぐるみをポフポフと優しく叩く行動……しかしサイズが規格外になればそれは一種の災害。
ドスンドスンと両手が地面を叩く、それに巻き込まれないようにミライとマストは回避行動を繰り返す。
アンナ「っく！！あの年で見聞色でもあるっての！？」
つくづく海賊王の子供は末恐ろしいものがある。
ミライ「マスト……ライトが戻って来た後に合図を出すからね」
マスト「ぉぅ…………」
ミライ「返事！！」
マスト「はい！！！」
ズドンズドンと魚巨人の手から逃れながら、マストはライトへ顔を向ける。
マスト「ライトーーー！！！お前、二発目だからなぁ！！」
そう叫ばれて、ライトは混乱
ライト「ぇ？？……？？……マスト兄どゆこと！？」
マスト「その内わかる！！！」
一方観客席では
ウタ「ねぇぇぇぇルフィぃィィぃ！ミライ達大丈夫かなぁ！怪我だけしないでぇ！」
ルフィ「なははははウタも良い母ちゃんだなぁ♪大丈夫だよ、ミライとマストなら」
二人の実力を知っている両親でも、片方は心配症になり片方は大きく構えて見守っていた。
- 68二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 21:35:12
- 69二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 21:35:24
ミライ「うーん……今一角度が……」
と、作戦に適した条件を探している中……
ライト「よおおおし！！今度こそ！今度こそぉぉぉ！！」
半分涙目になってるが男らしい雄叫びを上げてライトが戻ってきた。
今度はアンナの方には近寄らないようにして、ミライ姉の所へ一直線に向かう
ミライ「来たわね…………ライト、モンキー・D・の男なら、ちょ～～～っとくらい痛いの我慢できるよね？」
ライト「ぇ？……」
すごーく嫌な予感
マスト「…………」
覚悟を決めた目をして作戦の合図を待つ。
ララ「ミライ姉の作戦、どんなのだろ」
ムジカ「すっごい事が起きそう」
フォクシー「おおし、デビット、アンナ！何か手があるみたいだが返り討ちにしてやれぇ！」
セカイ「ねぇね～にぃに～頑張れ～」
フォクシー「ミライ姉ちゃん、マスト君、ライト君、がんばー！」
フォクシー海賊団(((オヤビンはどっちの味方なんだ……)))
船長の手のひらドリルに船員達の呆れ汗が止まらない。
- 70二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 07:35:38
いい感じ？に絆され始めてるなオヤビン
- 71二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 17:48:29
自分が同じ状況なら無茶やるだろうけど子供となると話は変わってくるよな割と呑気な旦那はワンチャン殴られるの思い浮かんだ
- 72二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 22:01:37
- 73二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 06:29:05
ワンピの姉は下に対して大事にしつつも横暴なとこもあるからね例に漏れない感じかな
- 74二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 17:58:30
歳の差的にも頭上がらない関係が続きそう
- 75二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 18:47:46
Sーホーク「………」ﾑｯｽｩ
シャンクス「お前相変わらず容赦ねえなァ！ほれ、そんなにむくれた顔するな坊主！飲むか！？」
Sーホーク「いらん。それと近づくな。臭い」ﾃｸﾃｸ
ミホーク「悪酔いしながら貴様も剣を振るっていたように記憶しているが？それと歌姫から雷を落とされたくなければ、年端のいかないガキに酒を勧めるな」
Sーホーク「…次はおれが勝つぞ」
ミホーク「能力にあぐらをかくな。身体能力だけならお前は他の者とは一線を画している。双方のバランスを取り持ち攻防の策を練れ。それではおれはおろかロロノアにすら通用せんぞ……む？」
シャンクス「お？どうした鷹の目？もしかして催したか？んじゃ一緒に連れションでも」
ミホーク「静かにしろ」ﾄﾞｺﾞｫ!!!
シャンクス「ぐほお！？？」
ミホーク「………」
シャンクス「お……お前……容赦しろよ…うぷ！？や……やべえ……ぜ…全部出ちまう…」
- 76二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 18:48:50
ペローナ「……うう〜……」
ゾロ「だからやめとけっつったんだおれは…薄めて飲めばまだましだったろうに…」
ペローナ「る……るせえ……こんにゃほ〜……」
ゾロ「言わんこっちゃねえ……たく、悪かった。元はと言えばおれが煽りゃなけりゃよかったんだ。待ってろ、水でも持って来て…」
ペローナ「うううう………」
ゾロ「て、おい！？おれにもたれかかんな！！動けねェだろ！！どけ！」
ペローナ「…あ〜…良い匂い……落ち着く…」
ゾロ「離れる気ねェなお前！？……ハア。酔いが覚めるまでだからな。ちゃんと休めよ……」
ミホーク「………」 - 77二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 18:51:24
ミホーク「………そうか………おれの知らぬ間に……随分と親しく……」
Sーホーク「？」
ミホーク「……赤髪。確かワノ国には祝い事があると赤い米を炊く風習があるそうだな？」
シャンクス「あ〜あるぞ。ミライがまだ二本足でも立てなかった時ぐらいか？事あるごとに届けてやってウタにこってり絞られた記憶が……え？あいつら………え！？そうなのか！？」
Sーホーク「？」
ミホーク「ちょうどワノ国の将軍がこの島にいると部下から報告があった。詳しい調理法を聞くまたとない機会だ。探してみるか……」
シャンクス「だっはははは！そうかそうか！めでてえじゃねェか！どれ、それじゃ二人の今後を祈ってまずは祝盃でも」
ミホーク「一人でやれ」ｽﾀｽﾀ
シャンクス「なんだよ連れねェな！モモとの積もる話ならおれにもたっぷりあるからなー！一緒に探してやるぞー！」ｽﾀｽﾀ
Sーホーク「……………」
Sーホーク「……………」
Sーホーク「………？」
- 78二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 05:37:04
なんか盛大に誤解？してないかな？無言で見つめるの想像したらじわじわくる
- 79二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 16:01:30
よく分かってなくて結果的に1人だけ残ってしまうのかわいいゾロ達の方で回収してあげてほしい
- 80二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:34:46
姉が策を行う前にそうはさせじと敵チームは動き出す。
デビットがオイラーの横に移動して
デビット「オイラー！ベトベトのでんぐり返し！！」
オイラー「はーい♪」
そう言ってうーんと力むと体中から油がにじみ出てきた。そのままペタンと尻もちをついて転がる体勢に移る。
ミライ「あ……」
その瞬間、ミライの目が光った
ミライ(頭が下がった……良いわ、この角度なら！)
アンナ「さーて、これに耐えられるからしら～？」
観客席から投げ渡されたサーフボードに乗って、油の上をサーフィンそのまま縦横無尽に移動する近距離戦を仕掛けようとしてきた。
デビット「秘技！お花手裏剣！雨あられ！」
手に持った花形の手裏剣を上空に投げ、こちらは遠距離重視の攻撃。
油のフィールドトラップ、サーフィンによる移動、そこに空からの援護射撃。この陣形で勝利を収めて来た三人は笑みを浮かべる。
相手のチームは負ける……そう思っていた。
──パアン！！
と大きなボールが割れる音。
オイラー「あれ～～～」
なんと、見れば魚巨人オイラーの頭のボールが割れていた。
これにはここにいた全員が驚愕。
アンナ「は！？！？……っちょ！審判！今のは飛び道具でしょ！？失格じゃない！！？」
どの口が行ってると言いたくなるが、一応ルール上はダメなので審判の方を見れば
- 81二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:35:14
審判「……いや……その……飛び道具？……じゃ、ないんだ」
実は敵であるミライ達の反則は見逃さないと一部始終見てたからこそ言える。
ミライは飛び道具は使っていない……
ミライ「まぁね、飛び道具は使ってないわよ？……でもね、私には大砲がある」
そういうミライの体勢は、まるでサッカーでゴールを決めたようなキック跡の体勢であった。
飛び道具は使ってない。しかし、大砲を使ったらしい……それの意味することとは
マスト「あああああああ！！！！！！ちくしょーーーー！！！！！」
コートの上空を飛び続ける弟……なぜか怒りと悔しさに満ちた顔であった。
ミライ「私には心強い兄弟(砲弾)がいるんで！」
アンナ「鬼かあんた！？！？弟さんを蹴り飛ばしたわけ！？」
ミライ「失敬な！そんな酷いことしないわよ！蹴り‘投げた’だけよ！」
アンナ「同じでしょ！？」
つまり、いつか繰り出した『アルメ・ド・レール・マストシュート』である。この技は蹴り足に弟を掴ませてそのままミライの脚力でぶっ飛ばすという離れ業……ハンコックを師としサンジの技を見てたミライだからこそ出来る芸当である。
- 82二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:36:10
オイラー「やられちゃったー」
と、大人しくノシノシとコート外へ
デビット「え！？ちょっちょ！オイラー！」
アンナ「いつも通り足だけ出して、その場にいて良いのよ！？」
本来ならルール上、コート外へ行くのだが巨大なオイラーはコートの外へ足を出してそのまま待機(味方チームの盾になる)という卑怯な手がある。だが今回はそれはしない、なぜか
オイラー「ええ、でもオヤビンが狡い事するなだってー」
デビット「…………」
アンナ「確かに言ったけど……」
先ほど、セカイの言葉に合わせる形で宣った我らが船長の言葉、小さいお子さんであるオイラーはそれを律儀に守っているようだ。
と、ここで二人が船長の卑怯・狡い行動ＯＫの言葉を発してもらおうと観客席を見れば
セカイ「こん♪こん♪こん♪」
フォクシー「こん♪こん♪こん♪」
二人して両手をキツネのポーズを作り、ツンツンして遊んでいた。
セカイ「キツネのおじさん楽しい♪」
フォクシー「そうかい♪おじさんも楽しいよ～♪」
ものすごいだらしない顔でフニャフニャしてた。セカイの人たらしはこういう男によく効くらしい。
アンナ＆デビット((ああもう、ダメだぁ今日のオヤビン！))
二人はすごく残念な顔をして諦めた。
- 83二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:36:33
ミライ「さーて！この調子で！……次弾！装填！！」
そう言って、ライトの前で右足を上げる
ライト「……はい……ミライ姉」
さっきマストが言ってた『二発目』ってこういう事かと全てを諦めた目で姉の足を掴む。
ミライ「アルメ・ド・レール・ライトシュート！！」
そのままデビット目がけて蹴り投げる！
ライト「わわあああああ！？！？」
初めて姉の蹴り投げる技を受けて絶叫しか出てこない、風圧やら何やらで顔も痛い。
だけど、作戦はこなさないと思って剣を構える。
デビットの頭目がけて剣を揮うも
デビット「よっ……っと～！」
その場で側転。
デビット「惜しかったねー！」
そう彼の特技は体操。母直伝のバトン技と天性の身のこなしで8歳さながらにゲームの勝利数を稼いでる。
躱されて悔しがるライトであるが、ミライは笑っていた。
ミライ「まぁ避けられると思っていたよ……」
そのまま大きく息を吸って
ミライ「パパーーー！！！風船やってーー！！」
コート外にいる父へ不思議なお願いをした。
- 84二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:37:15
ルフィ「！？！？ あ！そういうことか！？」
突然の娘のお願いに面を食らったが迫りくるライトを目にして直ぐに察した。
ルフィ「ゴムゴムの……風船！！」
ララやセカイやムジカ達が好んでる遊び、ミライが小さい頃もよくこの風船の形をして遊んだものだ。
いや昔を振り返ってる場合じゃないと……飛んでくるライトを腹でキャッチして……
ウタ「あ、ライト。大丈──」
母の心配も他所に
ルフィ「返すぞー！！」
ウタ「なんでーー！？！？」
父の腹からボヨーンと次男を反対方向へ跳ね返した。
ライト「おわああああ！？！？」
またもや飛ばされるとは思っていなかった可哀想な次男。
デビット「いい！？！？」
そんな手を使うのか！？と驚きはすれど、今回も上手く躱してやろうと姿勢を整える。その時、目に移った。
デビット「嘘！？」
ミライ「さて、‘三発目’！！いってこい！！！ アルメ・ド・レール・ブラザ―シュート！！！」
マスト「この鬼姉ええええええ！！！！！」
なぜか先ほど飛ばされたマストが姉の砲弾となっていた。
ララ「え、マスト兄飛ばされたんじゃ」
ムジカ「なんでー？？」
ウタ「！？！？」
ルフィ「マストも器用だなぁ」
と父である彼だけはわかっていた。先ほど飛ばされたマストはコート外で体制を変えて、フォクシーの船のシュラウド[船のマストを支える足場のような縄]に着地、そのまましなるロープの勢いに乗って飛んで帰って来た。
その場面を視野の広いルフィはおおと感心しながら見ていたのである。
後はその勢いのままミライの所に着地しようとするが、姉が『もう一回やるぞ』と悪魔の笑みで右足を出して来たのだ。
- 85二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:37:38
- 86二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 18:37:49
ミライ「よ」
と、自分の持ってる剣でデビットのボールを割る。
ミライ「マスト、ライト……二人の無念、私が晴らすよ……」
まるでパーティの仲間が道半ばで倒れた勇者の様に辛い表情をする。
元凶なのに
フォクシー海賊団(((海賊王の娘怖えぇぇぇぇ！！)))
まだ13歳なのにこの胆力なんなのだと恐れ慄く。
ララ「私たち女の子で良かったね」
ムジカ「ね、あれはしたくない……」
さて、この一部始終が終わり……残された敵はアンナ一人
ザっと足音が聞こえてビクリと肩を震わす。
アンナ「あ……ぁ……ぁぁ……」
わなわなと震えて涙目になった……
目の前の同い年の女の子……その子の表情は笑っている……笑っているのだが……
ミライ「おまたせ♪じゃ────ケリつけようか」
魔王の笑みであった……
- 87二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 05:39:56
元から察しはいいけどナイスアシスト
- 88二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 15:30:21
文化系なのに戦闘にも適性あるのは親譲りか…
- 89二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:30:56
突然ですが年末ぶりにロー達に出番を回そうと思います
んなもん覚えとらんわって人がいたらほんとすみません - 90二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:34:05
ベルカント町内のカフェにて
マルコ「ハァ〜〜。やっと落ち着けるよい」
ロー「どいつもこいつもわらわらと……おれ達を海賊だって忘れちゃいねェか。サインまで書かせようとしやがって……」
ホーキンス「十中八九麦わらの影響だろう。見覚えのある海賊まで出店をしてたが、島民は恐れてすらいなかった。きっと悪霊すら歓迎するんじゃないか？」
マルコ「ハハハ、モテてんなァあいつ……あれ？そういやお前ら今日は三人組で行動してたろ。X・ドレークはどこ行った？」
ホーキンス「ドレークか？奴なら………トラファルガー。どこに消えた？」
ロー「おれに聞くな！！ドレーク屋なら……良い化石が見つかりそうな予感がする、だとか言っておれ達と別れてそれっきりだが……」
マルコ「理解不能なんだが」
- 91二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:35:17
ロー「ドレーク屋よりまず気にすべきは歌姫屋だ！！あいつ自分が妊婦だって事忘れてんじゃねェだろうな！？また麦わら屋と騒ぎを起こしやがって……！！」
マルコ「ま、いいじゃねェか。まだ羽目を外しても身体に悪影響はねえよい。楽しませてやりゃいいさ」
ホーキンス「…騒ぎといえば…懐かしいな？数年前、エレジアであった文化祭もこんな騒々しさだった。何故だかそう遠くない気もするが……」
ロー「ああ……2年前に開催してた気もするよな」
マルコ「お前ら2人とも頭診てやろうか？」
ロー「あの時はソラの演劇の監修を(頼まれてもないのに勝手に)してやったんだったか……そういやお前もエレジアにいたなホーキンス。とんだ災難に巻き込まれたってユースタス屋から聞いたが……ふふ。トラウマになってやしないのか？」
ホーキンス「………トラウマ？何の話だ？」
ロー「は？しらばっくれても無駄だぞ。事の経緯は全部ユースタス屋から聞いて……」
ロー「………」
ロー「あ！？？」 - 92二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:37:02
ホーキンス「おい、さっきからおれの知らない事実をさも現実のように話しているようだが。一体何を知っているトラファルガー………」
ホーキンス「………トラウマ………？」
マルコ「……おい？どうした？何で黙ってんだ？……おい？」
ホーキンス「………」
マルコ「………」
ロー「………」ﾋﾔｱｾﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
ホーキンス「……………」
マルコ「………？」
ホーキンス「うわあああああああああ！！！？」
マルコ「！！？」
ホーキンス「やめろおおおおお！！！来るなあああああ！！！来るなああああああ！！！！」
ロー「カウンターショック！！！」ﾄﾞﾝ!!
ホーキンス「ぐはああ！？？」
- 93二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:38:52
ロー「クソ、しくじった！！やっぱり忘れてたか！！マルコ屋！！ビッグ・マムの息子達が乗った船がまだ港を出てないか見てきてくれ！！大至急だ！！」
マルコ「お、おう！！よくわからねェけど任せとけよい！」ﾊﾞｻｯ!
ロー「連絡を取ってまたあの女に記憶を抜き取ってもらう……それがお前の為にもなるからな……」
ホーキンス「……ぐは」
ロー「……忘れたい体験なんざ……幾らでもあるよな……」 - 94二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:41:17
ホーキンスに起きた悲劇
↓
【ネタバレ・CP注意】久しいな鷹の目！おれの故郷の酒だ、飲んでくれ！それと…Part43｜あにまん掲示板Part1https://bbs.animanch.com/board/884009/Part42https://bbs.animanch.com/board/1127522/まとめhttps://b…bbs.animanch.comその後に起きた更なる災難
↓
【ネタバレ・CP注意】久しいな鷹の目！おれの故郷の酒だ、飲んでくれ！それと…Part44｜あにまん掲示板Part1https://bbs.animanch.com/board/884009/Part43https://bbs.animanch.com/board/1151498/まとめhttps://b…bbs.animanch.com詳しく知りたい方は書いてくださった方達のスレをどうぞ
- 95二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:45:58
このレスは削除されています
- 96二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 19:37:26
こっちの世界線では生き残ったのに、トラウマが…………
可哀想なホーキンス…… - 97二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 05:48:39
思わぬ形でトラウマ掘り起こしちゃったな割と昔のことだし仕方ないけど
- 98二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 16:56:48
今週酔ってへにゃへにゃになってた後でキメ顔してるように見えるって指摘がどこかでされてたけど先週？のアニワン同様弄られてそう
- 99二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 03:51:58
フォクシーで思い出したけど、一回ボロ負けしてんだな
- 100二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 09:03:10
ミライちゃんの魔王スマイルは何故かウタちゃんよりナミさんっぽい感じで思い浮かぶな
- 101二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 14:16:38
他所のスレ見て知ったけど、オヤビンってシャンクスと一つ違いなんだ……
- 102二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 16:52:53
ウタの娘でハンコックの弟子だけど立場と生まれ的にナミやロビンの影響もかなりあるよな
- 103二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 17:43:40
それは、凄惨な光景であった……
ミライ「キャメルクラッチ～」
アンナ「おごごごごごごご！！！」
地面をダンダン！と叩き声にならない悲鳴……のけぞった体勢で胸が揺れるが、卑猥さより痛そうという感想が出てくる。
ウタ「ミ、ミライ……その辺にして……」
あわわわと我が娘のプロレス技に汗が止まらない
ルフィ「…………」
なんだろう、たまにマストとかに見せるあのドＳな感じ、誰に似たのだろうか
ミライ「マフラーホールド～」
アンナ「痛たたたたた！！！って！待って！パンツ！パンツ！！」
身体を横に反らしつつ足を上げてキメる……その時、アンナのスリットの入ったズボンから下着がチラチラと
ウタ「うちの子がすみません……」
彼女の親にペコペコと
ジーナ「いや、まぁ、海賊の世界だから……あれぐらいは、ね」
負けた者に対する制裁としてはまぁ許せる範囲だ
- 104二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 17:44:01
ミライ「ロメロスペシャル！」
ジーナ「いやーーー！！！見える見える！！」
今度はブラどころか下乳も見えるくらいに技がかけられる。
ミライ「そんな服着てる方が悪いんでしょ～」
ほれほれーと技をキメていく
フォクシー海賊団「アンナちゃんも大人の世界に入ろうとしてるんだなぁ」
「ああ、あんな際どい下着を」「まったくけしからん」
「ありがたや」「よ」パンパンと柏手
ジーナ「お前ら見てんじゃねぇ！！！」
ノミや釘やハンマーをふしだらな観客達に投げつける
ウタ「すみません！すみません！！！」
何度も頭を下げまくる
ルフィ「…………ぁー」
ミライが見せた表情の既視感、わかった……。
あの魔王とした笑みはウタがキレた時に見せるやつだが……あの獲物を甚振る時の笑みはあれだ。
～～～
ガープ『よーし久々にもんでやるぞ……小僧共』
指をパキ、ポキ
～～～
ルフィ「じいちゃんかぁ……っ！」
げに恐ろしき、隔世遺伝！！
- 105二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 17:44:20
ミライ「ほ～れパースター♪」
どこかの超人の技を繰り出た……彼女の股をおっぴろげです。
アンナ「いやぁぁぁぁ！！もう全部見えちゃう！！」
ミライ「なに言ってるの、見えちゃうんじゃない……見せてるのよ♪」
アンナ「その台詞！色々間違ってる！！！」
マスト「姉ちゃん、俺以外に技かけられるからかテンション上がってる」
ライト「さっきの事とか恨んでたんだね……」
デビット「あ、アンナ姉さん頑張ってー……」
ミライ「ほい！バラフライスープレックス！！」
アンナ「あぐぁぁ！？！？」
ドターン！と地面に叩きつけられて、そのまま足を大開脚のままホールドされる。
アンナ「っちょ！？本当許して！ごめんなさい！」
ミライ「じゃぁさっき言った通りに撤回しなさい」
アンナ「『ミライ様は！将来スーパーグラマーになれる！最高に可愛い歌姫です！！』」
ミライ「んー気持ち込もってないかな～？」
アンナ「いやぁぁぁぁぁぁあああ！？？！？」
ウタ「ミライもう許してあげてー！！」
これ以上は見てて忍びなかった。
- 106二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 17:44:54
～
～～
～～～
ミライ「ふぅ♪」
良い汗かいたと清々しい顔でアンナの頭のボールを剣で割る
アンナ「……ぅ……ぅ……もうお嫁にいけない」
ズタボロになった哀れな少女が一人出来上がった。
マスト「五分ギリギリまで技かけてたよ……やっぱり姉ちゃんは鬼だな」
審判「……」
どうするか、オイラーが時間内で復活とか審判の采配でゲームを続行すべきかと思ったが
審判「ピ―――――――！！」
アンナ嬢のあられもない姿を見て同情し、もうゲームを終わらそうと笛を鳴らした。
イトミミズ『…………っは！？あまりにも悲惨な状況が起こったためか私、実況を忘れていました！！
敵チーム全員のボールが割られたため！！試合終了ー！！海賊王チームの勝利ー！！』
ミライ「ふん、当然ね」
片手を上げた猛々しいガッツポーズ。ぶっちゃけ後半はミライ無双であったような気がもしないでもない。
マスト「姉ちゃん……素直に喜べねぇよ」
姉の暴君具合に呆れる弟であった。
- 107二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 17:45:13
とここで、コート内でシクシクと泣いてるアンナに駆け寄る人影。
ライト「あ、あの……大丈夫ですか？」
アンナ「え？」
女の子座りで項垂れる彼女の肩に白いシーツを被せるライト。
そのまま右手を伸ばして
ライト「えっと、お姉さん。強敵、でした……ゲーム、楽しかったです」
アンナ「へ？……こんな卑怯なことしかしてないのに？」
ライト「海賊のゲームだもん！良い勉強なった！」
彼女の弱弱しい声に元気に答えるライト、そのまま彼女を立ち上がらせて一礼して自分の家族の方へ走って行った。
アンナ「……………………」
あれほど小賢しい手を見せて真っ向勝負をしない自分に真っすぐなスポーツマンシップを見せて手を握って立たせてくれた……
アンナ「…………ライトきゅん」
その顔は少し恍惚の色を帯びていた。
ルフィ「ミライ本当強くなったー、マストもライトもよく頑張ったな」
三人の頭をワシワシと撫でまくる。
ミライ「当然でしょ！私にかかればざっとこのくらい！」
ふふんと胸を張り
マスト「おれは姉ちゃんの砲弾になったぐらいしか記憶に残ってねぇ」
ライト「で、でもいい経験？なった！」
それでも父から撫でられる手を嬉しく思う。
- 108二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 17:45:28
ウタ「だけどミライ！最後のはやり過ぎ！いくら海賊のゲームでも情けってものがあるでしょう！」
ミライ「むぅ……だってあの子、事あるごとに挑発してきたから頭にきて」
ウタ「それでも！対戦相手が可哀想になるじゃない」
ミライ「じゃぁママがめちゃくちゃバカにされたら、なぁなぁに済ます？パパの事とか馬鹿にされても？」
ウタ「………」
その瞬間ウタは想像した。
自分や夫を根も葉もない言葉でバカにされたりしたら……負けん気の強い自分はやり返すだろう。
ウタ「せめて、倍返しに留めなさい」
ミライ「OK」
ルフィ・マスト・ライト(((そういう問題？)))
アンナ「ママ、年下ってのもイイかも……」
ジーナ「ダメよ流石にショタが過ぎるわ、アンナ思い止まって」
- 109二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 18:03:44
ガープの遺伝ww
あり得そうなのがまたww - 110二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 19:00:59
ライト君はまだ3歳！！色々とまずいよ！！
- 111二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 19:27:31Write an article | Write a story | Write a blog | Publishing tool | BlankaryBlankary is a minimalist publishing tool. Write and publish with one click.blankary.com
以前バギーとムジカの絡みをちょくちょく書いてたり、ムジカのピエロメイクの話を書いてた者です。祭りの後のセイル誕生後に本スレでやろうかと思ったムジカの反抗期話ですが色々とセイル誕生前でも出来そうなのでやる事にしました。
なんとなく祭り後の時系列と思って書いてます。
- 112二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 20:16:40
このレスは削除されています
- 113二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 05:31:19
懐かれるのはいいけど着いてくるのはそれを追いかけてくるであろう人間のこと考えて躊躇うよなムジカ女の子だし
- 114二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 09:04:13
なんとなくムジカのギターはスタンダードなストラトとかレスポールとかじゃなくて、フライングVとかモッキンバードとかの変形ギター使ってそう
- 115二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 10:54:54
続編です
Write an article | Write a story | Write a blog | Publishing tool | BlankaryBlankary is a minimalist publishing tool. Write and publish with one click.blankary.com今回はちょっと重めです。
次はルフィ一家の話ですのでお楽しみに
一先ずルフィ一家回、ムジカ&バギー回を交互にやっていきます。
- 116二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 20:55:19
子育てに慣れてないルフィ……
子供の自由も尊重したいけどみんなの心配を優先したいし、子供の危険も回避したいという迷いが出てしまうか - 117二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 06:29:52
ここでは酔ってる時の態度の方が日常的でかっこよく決めようとしてもなにカッコつけてるの突っ込まれそう
- 118二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 15:52:32
イトミミズ『さぁぁぁぁぁて！！それではぁぁ！！戦利品指名の時間だぁ！！海賊王はいったい何を選ぶのか！？！？
と、まぁぶっちゃけ全員察しているでしょうがねぇ！』
実況の言う通り、全フォクシー海賊団は『娘取り戻すんだろうなぁ』と満場一致の考えである。
フォクシー「嫌だ嫌だー！セカイちゃん行っちゃうのやだー！」
一人さめざめ泣きながらセカイに抱き着いて幼児退行してるおっさんがいるが……
ウタ「そこ！セカイに抱き着くな！！ルフィ早く宣言して！」
逸る気持ち……一刻も早く娘を取り戻したい気持ちでいっぱいである。
ルフィ「わかってるよ」
そう妻ににっこり笑いかけて、宣言をしようと……
ミライ「待ってパパ」
とここで娘が待ったをかける。
ウタ「！？！？み、ミライ？……なななななな、なん、なんで？……まさかと思うけど」
ミライ「落ち着いてママ、大丈夫だから私そんな非情じゃないから」
まさかの制止の声にガタガタ震えだす母親をなんとか宥めて
ミライ「もうめんどくさいからカタつけちゃおう」
マスト「？」
ライト「？」
ララ「？」
ムジカ「？」
- 119二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 15:52:52
ミライ「ここであの割れ頭取っちゃえば三回戦は不戦勝でしょ？じゃぁもうそれで良いじゃん」
マスト「ああ」
ライト「なるほど」
ララ「策士」
ムジカ「頭良い」
ウタ「さっすが！その手良いわね！」
母や弟達がやんやと褒めたたえる中
ルフィ「…………ぁぁ」
一人だけ苦い顔をしてる経験者。そして後ろを見て見れば
イトミミズ『わぁぁぁぁ！？！？？まさかのピーナッツ戦法！？！？海賊王がやっていいのかこれはぁ！？！？』
フォクシー海賊団「まさかよ！？」「ありえねぇ！」「それは無しだろ！？」
「ピーナッツ野郎！」「海賊王じゃねぇ！ピーナッツ王だ！！」
「「「ピーナッツ！ピーナッツ！ピーナッツ！！」」」
大ブーイングの嵐である。
イトミミズ『デービーバックファイトの三回戦を無しにする！？いくら新時代と言えどその仁義ぐらいは通させてもらわないとー！！
海賊王の無法！！ここに極まれりー！！』
- 120二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 15:53:13
ミライ「うっさいな！！何がピーナッツよ！！？」
あまりのブーイングにイラっと来たのか会場全員に
マスト「おれはピーナッツ好きだけどな」
ライト「バターにすると美味しいよね」
ララ「チョコチップと一緒に食べるの好き」
ムジカ「細かく砕いて激辛ソースと一緒に唐揚げとかにかけるの最高」
ウタ「あ、そう言えば買い置きしてこなきゃ、もう無くなるんだった」
イトミミズ『ああああ！？しかしこの一家！！！ピーナッツの謗りはどこ吹く風！！これは本当にまずい展開だぞー！？！？』
海賊王の家族ではあるが子供達は海賊では無いため、ピーナッツと呼ばれようが『それがどうした』って感じである。
フォクシー「ピーナッツ！ピーナッツ！！このピーナッツ野郎めー！！」
セカイ「セカイ、ピーナッツ好きだよ？」
フォクシー「そっか～♪おじさんも好きだぞー♪」
オヤビンの手首はねじ切られても良いくらい今日は回転する。
- 121二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 15:53:57
そして、ミライ達はこのゲームももうどうせ三回戦は父親の圧勝だろうと思い、長姉の案に反対していない。
皆して父親に宣言してもらおうとルフィを見た。
ルフィ「いやーあのな、ミライ。それやるとな」
ミライ「？」
まさかピーナッツ野郎とか卑怯者とかって罵声を気にするタイプだっけ？と首を傾げる。
ルフィ「あの割れ頭、おれ達の家族になるぞ。良いのか？」
モンキー・D・一家「「「「「「 え 」」」」」」
～～～ホワンホワンホワン・ミライ～～～
ゴードン「転校生を紹介する」
フォクシー「モンキー・D・フォクシーです！５３歳です！よろしくお願いします！」
同級生A「面白い人が来たねー」
同級生B「えっと～ミライちゃんのお兄ちゃんなるの？」
同級生C「あれ？でもルフィさんより年上……」
同級生D「なんか複雑な家庭事情とか？……」
同級生Ｅ「きっと人に言えない何か深い訳が……」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
- 122二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 15:54:42
～～～ホワンホワンホワン・マスト～～～
マスト「よーし！！次はあの山を冒険だー！！」
ライト「おおー！」
フォクシー「おおー！」
マスト「麓まで競争だ！！よーいどん！」
フォクシー「ノロノロビーム！！」
マスト「お～～～～い～～～～い～～～き～～～な～～～り～～～か～～～」
ライト「ず～～～る～～～い～～～」
フォクシー「フェーフェッフェッフェッフェ♪勝ちゃ良いんだぜ！負け惜しみ～♪」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
～～～ホワンホワンホワン・ライト～～～
フォクシー「ホイホイホイ♪兄貴の言う事は聞くもんだぜ♪焼きそばパン持ってこーい」
マスト「そうだぜー♪コーラもだー！」
フォクシー「今日は家でのんびりするかー漫画持ってこーい♪」
マスト「ダメだー！今日は探検だー！ライトこっちこーい！」
フォクシー「いーや今日はライトはおれの所にいるんだー」
右腕をぐいー
マスト「今日はおれの所だー！」
左腕をぐいー
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
- 123二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 15:55:07
～～～ホワンホワンホワン・ララ～～～～
ララ「新しい呪文の練習しなきゃ、ブツブツ◇■●●●」
フォクシー「ほーい！！セカイちゃんとかくれんぼだー！ララちゃんも」
ララ「やらない」
フォクシー「フェーフェッフェッフェッフェ♪フェーフェッフェッフェッフェ♪」
ララ「うるさい……」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
～～～ホワンホワンホワン・ムジカ～～～
フォクシー「～～～っ！」
ブベンボベン♪！？ボボボボン♪！！？
ムジカ「こらーー！！トランペットは力任せに吹かないんだよー！！」
フォクシー「おお楽器だらけだな～」
ムジカ「ああ！！金属系は素手で触んないで！音が鈍るー！！」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
- 124二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 15:55:25
～～～ホワンホワンホワン・ウタ～～～
マスト「美味ぇ♪今日のハンバーグ最高♪もう一個欲しい！」
ライト「美味しい！！ご飯おかわり～♪」
ウタ「はいはい慌てなくてもいっぱいあるからね～」
ララ「ブロッコリー……あげる」
ムジカ「ぇぇ！じゃあニンジンと交換で」
ウタ「こーら、ちょっとは食べて見なさい。今日のは美味しいやつだから！」
セカイ「～♪」
フォクシー「うめぇうめぇ♪母ちゃんおれもおかわりー♪」
ウタ「はーい、もうフォクシー君もたくさん食べ────」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
ミライ「──」
マスト「──」
ライト「──」
ララ「──」
ムジカ「──」
ウタ「──」
フォクシー海賊団(((すごくイヤそう！！！！！)))
- 125二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 02:16:51
三者三様(足りないけど)に想像しつつ酷い絵面になることに気づいたかまあ捨てるわけにもいかないしな
- 126二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 11:35:19
- 127二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 17:37:00
- 128二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 17:37:22
- 129二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 17:37:42
元気に帰って来た末女を精一杯抱きしめる。
ウタ「大丈夫？怪我とかしてない？」
セカイ「？？みんな優しい人だったよー？」
ウタ「そう……おかえり、セカイ」
ぎゅぅぅっと力強く……ウタからしたら意図せぬ家族との別れは来るものがあるのだ。
ルフィ「 」
そんな二人の頭を優しくなでて
ルフィ「セカイ、割れ頭の所楽しかったか？」
セカイ「うん！」
ルフィ「そっか♪ウタ、セカイは何ともないってよ」
ウタ「うん……」
何となく察してくれた夫の言葉に嬉しさとちょっとだけ悲しさを交えて返事をして
セカイ「また今度遊びに行きたーい」
ルフィ＆ウタ「「それはダメ」」
フォクシー「 ！？！！？！？ 」ゴゴ―ーン！！！
両親からの『あの子とは遊んではいけません』に似た言葉に心が折れそうになる。
- 130二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 17:38:06
- 131二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 17:38:19
ムジカ「どんな理由でも家族は絶対渡したくない！」
ララ「うんうん」
ウタ「…………」
みんな兄弟想いの良い子達になって、とこちらは優しい笑みが漏れる。
マスト「父ちゃんとタイマンがキツイからってこういう手を使うのは……流石割れ頭だ」
ライト「悪キツネ！」
ララ「幼女好きの悪党おじさん」
ムジカ「仲割き魔ー！」
ミライ「だいたいまず家族の仲を割くってのは嫌ね。兄弟でも親子でも別々にされるのって辛いものなのに……
ねぇママ！」
ウタ「そ、そうね！」
ミライ「碌な奴じゃないのよ家族を離れ離れにするとか！！」
ウタ「 」
──とある海
シャンクス「ぐはぁ！！」
ライム「お頭！？どうした！」
シャンクス「わ、わかんねぇ……だがいきなりスゲェ重い何かが……こう心臓に……」
ヤソップ「飲みすぎなんじゃねぇか？」
- 132二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 18:16:43
- 133二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 23:55:21
ナミ「キャ〜懐かしい！やっぱりいつ見ても美人だわ〜〜私♡」
ブルーグラス「自分でいうか」
ドール「…こどもには刺激が強すぎない？これ」
ボニー「エロいな！」
チョッパー「直球！！」
サンジ「幾ら時が過ぎようがナミさんの魅力は色褪せないよ〜〜〜♡♡」
ナミ「はいはいありがと。確かエレジアの文化祭の時だったかしら…ミライともう一人…知らない奴に書いて貰ったんだっけ？魚人みたいな奴だったんだけど」
チョッパー「知らない奴？」
ナミ「ミライからモデルを頼まれたんだけど、その時にそいつも飛び入りで参加してきたのよ。なんかあれこれ指示されて、思ってたのと違う絵になったってミライが嘆いてたわね。ただアドバイスは的確で参考になったって言ってたっけ」
ウソップ「エラく厚かましい奴だな…そいつ名乗らなかったのか？」
ナミ「私もミライも聞いてないわ。ただ……」
ロビン「ただ？」
ナミ「フランキーと張り合える変態である事は確かね」
ロビン「…初対面なのに不憫ね…その人」
- 134二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 08:50:13
今更怒ってはいないけどそれはそれとして無くなる事実ではないからな
- 135二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 16:51:33
このレスは削除されています
- 136二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 20:11:12
- 137二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 05:50:39
オヤビンにも仲間がいるんだから家族に加入するのに肯定的にならないでよ(笑)
- 138二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 12:13:14
このレスは削除されています
- 139二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 16:10:51
誰がガープ似になるかなと思ったらまさかのミライか
- 140二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 21:07:57
ボニー「なーなーナミー。そういやさっきのあれってどういういみだったんだ？」
ナミ「あれ？て……何がよ？」
ボニー「ロビンが言ってたろ。あたしを可愛がるって約束したって」
ロビン「………あ」
ナミ「…あ…あはは……言ってたかしらねェ…そんな事…」
ボニー「露骨に目ェそらすな！！バレバレなんだよ…誰に頼まれてそんな約束したんだ！？ギョギョ達か！？あいつらまだあたしをガキ扱いしてやがんのか！？」
ナミ「え…えっと…それなんだけど…」
ロビン「…驚かないで聞いてくれるかしら。ボニー」
ナミ「え！？話すのロビン！？」
ロビン「信じるか信じないかは別として、話さない限りはボニーの為にならないわ…そうでしょ？」
ナミ「む……むう……」
- 141二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 21:09:47
ボニー「？なんだ……あいつらじゃねェのか？じゃあ誰が…戦桃丸…黄猿……はねえよな。なあ、結局誰なんだよそいつって」
ロビン「誰かは私達にもわからない…けど、彼女の特徴についてならわかるわ」
ボニー「とくちょう？」
ロビン「一つ。まずあなたと同じ桃色の髪だった」
ボニー「うんうん」
ロビン「二つ。そばかすが頬に見えた」
ボニー「ふんふん」
ロビン「…三つ目。一度私達はその人物をあなたと見間違えた。それ程までにそっくりだったの…ボニー…あなたと」
ボニー「へえ〜…他人の空似って奴か。でも聞いた感じで心当たりがあるってなると、あたしのお母さんしかいないなー………」
ボニー「………」
ボニー「………え」
- 142二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 21:14:15
サンジ「お待たせ〜〜ボニーちゃ〜〜ん♡♡追加の……あれ？ボニーちゃん？どこに……」
ナミ「あ〜〜………町の方に飛んで行っちゃったわ」
サンジ「へ？飛んで？……何で？」
ロビン「…私の失言のせいね」
ボニー「うわあああ〜〜ん！！！お母さーーん！！」
ステューシー「ハア……ハア……え？ボニー？どうして泣いてるの…ハア……」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ
カク「よそ見せずに前だけ見っうおお！！爪はやめろルッチ！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ
ルッチ「いい加減立ち止まったらどうだお前達！！それなりに手加減ならしてやる！！」
モモの助「使うのはモチ米に小豆と……ルフィ！？いや違う…あれは…」
ミホーク「ジュエリー・ボニーか。…他に必要な物は？」
モモの助「関心が薄すぎぬか！？」
ボニー「あたしを産んでくれてありがとう！！……あたしのお母さんになってくれてありがとう！！あたしがお婆ちゃんになっても忘れないから！！愛してくれた事全部！！！」
- 143二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 21:21:52
シャンクス「………」
ミホーク「…何故貴様まで涙ぐんでいる」
シャンクス「いや……ウタにあんな事言われたらって想像したらつい……な」
ミホーク「ジュエリー・ボニーに叩き潰されてしまえ」
ボニー「わああああ〜〜〜ん！！！」
ナミ「…何でボニーに会いに来なかったのかしら。凄く喜んだ筈なのに」
ロビン「…自分がいなくても生きて行けると思っていたのかもね。いつまでも腕の中で守らなきゃならないか弱い存在じゃなくなったから……とか」
ウソップ「…そんでもよ、おれは母ちゃんに会えるんなら大泣きして喜ぶぜ…つくづく親って身勝手なもんだよな」
サンジ「…だな」
ブルーグラス「…しんみりしすぎてさわげねェ空気だなこりゃ。そういやトナカイ、お前の親ってどんなだったんだい？」
チョッパー「え？おれ？………産んでくれた事は感謝してるぞ」
ブルーグラス「まじでスマンかった」
ドール「ちょっと口閉じてなよ…」
ブルーグラス「…そうする」
- 144二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 06:43:01
- 145二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 17:30:01
産んでくれたことには、か…これはもうこれ以上何も言わないが最適解かも
- 146二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 03:43:03
根にもつタイプだろうしな立ち止まったら弱めてやるっていうくらいには少し落ち着いて来てる
- 147二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 07:53:26
親の話をしたときの地雷率の高さよ
- 148二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 14:59:23
ポルチェ「もうやめてあげー！！オヤビンのメンタルがもうボロボロよんー！」
ハンバーグ「ぷぷぷ！踏んだり蹴ったり」
フォクシー「…………」
体育座りをして真っ青で真っ黒なオーラ、どんよりまくりです。
フォクシー海賊団「オヤビン！気にする事ないですよ！！ほら三回戦！今まで温めた対海賊王の奥の手を見せてやりましょう！オヤビン」
「そうだぜ！麦わらの野郎からアレ！取り返しましょう！」「オヤビンファイトー！」
フォクシー「おまえら……」
そうだ、自分にはこれだけ多くの仲間が
ミライ「どうせパパには勝てないんだからさっさと終わらせよう、この茶番」
フォクシー「 」ズ――ーん！！！！！！
フォクシー海賊団「「「オヤビー―――ーン！！！」」」
- 149二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 14:59:49
──数分後
イトミミズ『ええ！オヤビンのメンタル回復が終えて、ようやく始めることができるデービーバックファイト三回戦！【コンバット】！！
では、運命のフィールドを決める大砲の前に出場者は来てくださーい！』
フォクシー「フェッフェッフェ……さーていったいどこに」
ルフィ「どうせお前の所の船だろ」
フォクシー「…………さぁ？そこは運だぜぇ？？？」
ルフィ「汗だくで言ってもなぁ」
そう言って一応ルフィもグルグルと回転する大砲を回して……
──クルクルクル……
回転する大砲の速さが弱まって良き
ミライ「あ、家がある離れ島の方向？」
マスト「いや、ちょっとズレて……祭り会場の方かな」
ウタ「ええ、あまり街の人達に迷惑かけたく」
──ギュン！！！ビタァ！！
突如、180度回転してセクシーフォクシー号の甲板へ大砲の弾が着弾
ミライ「もうツッコム気力も無いわ」
マスト「ここまでやられたら逆にスゲェよ」
ライト「大砲回す意味……」
- 150二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 15:00:13
イトミミズ『あぁぁぁっと！我らが船！セクシーフォクシー号が舞台！何の奇跡か15年前の再来だぁ！
オヤビンのリベンジに誂えたかのようなこの運命！！わたし、来るものがあります！』
ミライ「白々しい……ってか、15年前ってパパが航海してた時にこんな奴と因縁作ってたのね」
マスト「そん時もこんなハチャメチャだったのかぁ？」
ルフィ「ああ、スッゲェやりたい放題だったぞーあいつら、そん時チョッパーとロビンが……」
とここまで言って一筋の汗。一つ思い出したことがある……
確か、ナミの機転で大人数総取り(500人だったはず)の逆転ルールを急遽作って行ったのだ。
その時、7人しかいなかったルフィ達にイトミミズが言った……
『足りない分は子供や孫とその子孫がフォクシー海賊団に忠誠を誓ってもらう』と
子供達の顔を見てルフィはフゥと息を吐く。
『勝てて良かったぁ』と本気でそう思った……
マスト「？？」
ルフィ「……まぁその時仲間を何人か奪われたけどよ、あの割れ頭ぶっ飛ばしてまた仲間取り返してやった」
ライト「わぁぁ流石父さん」
ララ「割れ頭さんご愁傷様」
ムジカ「いや死んでないよララ、でもそれで懲りないのは凄いな」
セカイ「キツネさんホームラン？」
- 151二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 15:00:36
イトミミズ『さてさて、特設応援会場の設営とコンバットの前座戦が行われてるおりますので、それが終わるまでの間。フォクシー海賊団の露店を堪能して行ってくださーい♪
今ならベルカント限定！！オヤビンの音符マークピンバッジが低価格で売られているよー♪』
ミライ「絶対売れ残りじゃん誰が」
マスト「くださーい」購入
セカイ「くださーい」購入
ミライ「買うな！！！」
マスト「いやー運動したら腹減ったな、今度はフランクフルトとか買ってくるよ」
胸からフェーフェー♪とピンバッジが鳴っている
セカイ「セカイもいく～！綿あめ買う～！」
胸からフェーフェー♪とピンバッジが鳴っている
ミライ「ちゃんとセカイ見ててねー……あとうっさいなソレ」
ライト「ポップコーンくださーい、塩味ー」
ララ「私はキャラメル味で」
ムジカ「ぼくも塩ー」
屋台のおっちゃん「あいよ！一つ1500ベリーね！(定価の倍以上)」
ミライ「子供相手にボるな！！」
今日もミライはツッコミで大忙しである。
- 152二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 15:00:47
ルフィ「ミライー、ジュース買ったけどお前どっちが良い？」
ストロベリーとメロンのトロピカルジュースを見せて
ウタ「ゲームで疲れたでしょ、ゲーム開始まで休みましょ」
ミライ「ぁぁありがとう、じゃあメロンの方を……」
と手を伸ばそうとして耳に入ってくる音
『フェー♪フェー♪』とルフィの胸の方から聞こえて来た。
ベルカント限定のフォクシーピンバッジが……
ミライ「ふん！」
ルフィの胸からブチィ！！と契り取り！
ルフィ「あっ！？！？」
ミライ「せい！！！」
海の方へ大遠投！
ルフィ「おおいミライ！？なにするんだ！！ここでしか買えないなんだぞ！？」
ミライ「うっさいな！！敵の親玉の顔したアクセサリーなんか買わないでよ気持ち悪い！！あとすっごい不快だし！あの音！」
ルフィ「ぅぅ、ウタァミライが反抗期だぁ……」
隣のウタにさめざめと泣きついて
ウタ「よしよし、でもルフィ？そのピンバッジは私も気持ち悪いと思ってたの」
ルフィ「！！？」
- 153二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 18:52:38
- 154二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 05:18:30
子供のおもちゃみたいなのが好きなのは変わらないのな驚いたときの反応絵付きで見てみたい
- 155二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 16:18:48
10年来のリベンジを果たそうとしてこの顛末は心折られるな子供達に慰められて堕ちそう
- 156二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 20:50:26
海賊王というか、油の乗ってる30代のルフィがフォクシー相手に負ける要素が見つからない。
これ、どっちが勝つかじゃなくて何秒で勝つかという賭けになりそう - 157二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 21:00:14
ステューシー「…あら？月歩で飛んでるのは黒足と……ニコ・ロビン？方角からするにボニーが飛んで行った先に向かってる…何故かしら」
カク「おどれ呑気に観察してる場合か！！待てルッチ！！指銃はよせ！！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
ルッチ「安心しろ…少し刺すだけだ。致命傷は避けてやる…さあ…手を離せカク」
カク「安心できるかァ！！！」
ミホーク「…む？黒足達か？方向からするにジュエリー・ボニーを追ってきたか……」
シャンクス「お前もちったあ浮いた話の一つもねェのかモモ！？カイドウの娘とはどうなってんだ！ちょっとした間違いとかあったりしねェのか！？だっはっはっは！」
モモの助「むう……ヤマトの事をその様な目では見れぬ……年柄年中父上の名を語るので時々性別を曖昧に感じて……」
シャンクス「なーに、一杯引っかけてそれっぽい口説き文句でも付けてやりゃ大抵の女はイチコロだ！なんだったらどうだ！今からそこらにいる女に声でもかけて練習でも」
ミホーク「その腹を裂いて余分な酒を出されたいか？」
- 158二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 21:05:28
Sーホーク「お前とその女ってデキてるのか？」
ゾロ「何言ってんだお前」
Sーホーク「鷹の目がそう言ってた」
ゾロ「何言ってんだお前」
ペローナ「モリアさまァ〜〜わたひは〜〜……ココアみたいにあまくにゃいんですう〜〜……」
ゾロ「何言ってんだお前まで…」
「うあああ〜〜！！！」
ゾロ「て、何だうるせェな！？どこのガキが泣き喚いて……ボニー！？あいつどうしやがったんだ…お前ら、追うぞ！」
セラ「たーいーよーのよーに♪」
ニョン婆「海王類狩りなど唐突に物騒な事を思い付くでないわ！！お陰ではぐれたしもうたではないか！！」
ハンコック「出店を済ませたルフィやミライ達が、疲労で腹を空かせたと思うといてもたってもいられなくなったのじゃ。次はわらわから離れるでないぞ。ニョン婆」
ニョン婆「こちらのセリフじゃ！！」
- 159二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 21:08:09
セラ「わーすーれーたーくー♪えへへーお母さんと一緒ー。嬉しいなー……あれ？」
「わああああ〜〜〜ん！！！」
ハンコック「どうしたのじゃセラ……あれはルフィ！？…ではない！ええい紛らわしい！！ルフィと同じ姿になるなどなんたる不敬じゃ！！羨ましい！！」
ニョン婆「本音が漏れとるぞ。しかしえらく取り乱しておるようじゃがどうしたニョじゃろうか……て、セラ！？」
セラ「ちょっと行ってくるね！友達が泣いてる！放っておけない！」ﾀｯﾀｯ
サンジ「……と！足元に気をつけてロビンちゃん」
ロビン「ええ。抱えてくれてありがとう。この辺りにボニーは降りた筈だけど、どこに…あ」
サンジ「お？見つかったのかいロビンちゃ………て」
- 160二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 21:10:56
ボニー「…お母さんがいたって……あたしの事…ずっと気にかけてくれてたって……」
セラ「うんうん。優しいお母さんなんだね。ボニーが大好きだから来てくれたんだよ」
「ほんとにいたんだな…ジニー。どうせならおれ達にも会いに来てほしかったな…」「ボニーが嘘つくわけねェだろ。じゃねェとここまで泣くかよ」「慰めてもらってありがてェけど誰だ嬢ちゃん」「どこでこんな派手な子と知り合いになったんだよ…」
ボニー「……ほんとは生きててほしかった……三人一緒に暮らしたかった……全部叶わない……けど…」
セラ「けど？」
ボニー「……皆に幸せにしてもらったから…一人じゃないからもう平気だ…だから…皆の幸せをぶち壊す奴はあたしがぶっ飛ばしてやる……ルフィから教わったパンチで……！」
セラ「うん、その意気だよ！私もお母さん達を泣かす奴らなんか石にしてぶっ飛ばす！その時は一緒に戦おう！ボニー！」
ボニー「…おう！」
ロビン「……フフ」
サンジ「…おれ達が心配する必要もなかったかな？」
ロビン「生憎だけどそうみたいね…そっとしておきましょうか」
サンジ「…だね！」
- 161二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 07:17:28
そういう目でみないわけじゃないけどデバフというかマイナス面が大きいな
- 162１24/08/01(木) 15:24:03
イトミミズ『さーーーて！！前座は退場！！特設応援席会場が出来上がったので！これより！デービーバックファイト決勝戦！！コンバットを始めようと思います！！！』
スタッフ『選手とセコンドお願いしまーす』
ウタ「セコンド？？」
ルフィ「ああ、忘れてた。ウタ、付き合ってくれよ」
ウタ「え、まぁ良いけど」
ミライ「選手のサポートとかでしょ？良いよ、妹達は私が見てるから」
ウタ「うん、ミライお願いね」
二人一緒にそのままフォクシーの船へ
スタッフ「では、20分後にまた来ますので着替えとグローブの着用お願いします」
ルフィ「おう」
ウタ「うわぁぁ！すごい衣装！色々あるー！」
とこの瞬間、テンションの上がったウタによるルフィのお着換えタイムが始まった。
- 163二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 15:24:33
黒スーツルフィ「いやウタ……割れ頭との喧嘩だからこういうのは……」
ウタ「やっぱりルフィってスーツ系もサマになるわねー」
…
パンクファッションルフィ「あのよぉ、ライヴじゃねぇんだぞ？」
ウタ「ルフィのデスボイスは聞いてみたいかも」
…
学生服ルフィ「ウタァ、おれそういう年じゃ……」
学生服ウタ「ぜんぜん！イケる！！今度学生服テーマパークデートしよう！！」
…
警察官ルフィ「逮捕される側なんだけどな」
ミニスカポリスウタ「逮捕しちゃうぞ♪」手錠をクルクルと
…
カウボーイルフィ「おお！これは何か面白ぇ」
カウガールウタ「そう言えば乗馬ってやったことないかも」
上半身裸の中華服ルフィ「ホアタァ！！……って！途中からお前も楽しんでんなぁ」
チャイナ服ウタ「いや～♪私ってコスプレとか好きだし」
とここまで遊んでて、ふと胸元やらスリットから覗く太ももが見える。
けっこう攻めてるなぁとルフィは少しだけ目で追った……
- 164二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 15:25:32
ウタ「……ルフィ♪目がイヤらしいぞ♡」
ルフィ「お前、その下着はなんだよ……」
スリットから見える部分を指さして
ウタ「ぁぁ、ちょ～～っとお祭りの時に当たってね」
少し前に行きつけの店の女店主がやってた屋台《くじ引き屋》で当たったセクシー商品である。
ルフィ「……ここ出る時は着替えろよ」
ウタ「わかってるって……」
その時、妖艶な笑みで夫に近づいてその綺麗な足を上げて彼の腰元に絡みつく
ウタ「私が魅せる相手は……ルフィ・だ・け♡」
ルフィ「…………なら、良し」
とそのままそっとキスをした……
ウタ「～～♪」
なんだか祭りの時はこうやってイチャつけてないかもと思いながら、彼の手に自分の掌を合わせて指を絡める。
そのまま胸に頭をうずめて、彼の温もりを確かめる。
ルフィ「……」
妻の可愛い仕草に無言で応じ、腰元を引き寄せて密着。
彼女の首筋に鼻をつけるように抱きしめる。
もうこのまま……
- 165二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 15:25:51
──ガチャ
スタッフ「ルフィ選手ーお時間ですが、用意はよろしいでしょうか～？」
ルフィ「 」
一瞬の速さでウタをソファの上に座らせて、自分は腕を回す仕草をする
ルフィ「おう！もうちょっと待ってくれ！すぐ着替えるからよ」
ウタ「 」
スタッフの突然の登場と夫のものすごい速さで動かされたために心臓がバクバクしてる
スタッフ「え？その衣装じゃないんで？……まぁわかりました。私は外で待ってますねー」
ガチャっと扉を閉めて
ルフィ「っふぅ」
ウタ「危なかった……」
控室にてチャイナ服プレイをするところだった……お腹に子供がいるから我慢しなきゃいけないけど。
雰囲気というものは本当に恐ろしいとウタは思った。
ルフィ「…………んじゃ着替えるぞ」
ウタ「二人が最初に良いって思ったアレにしますか」
- 166二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 15:26:02
──応援席にて
マスト「父ちゃん達まだかなー」
セカイ「パパの試合楽しみ」
ミライ「裏でやってたトトカルチョは……パパが1,1倍 割れ頭が50倍……なるほど、他所からかき集めたクルーは全員パパに賭けてるってことね」
ライト「あのフォクシーって人は強いのかな」
ララ「ただのズル助だと思う」
ムジカ「同感、何て言うか凄みが感じられないもん」
ミライ「ま、パパが何分、何秒で勝つかって賭けでも面白いかもね」
マスト「じゃおれ！父ちゃんは……１０秒で勝つ！！今日のおかずかける！」
ライト「んんぼくは……5分かな」
ララ「お告げが来た……3分」
ムジカ「いや！ここはあえて、10分！！」
ミライ「それじゃ私は……３０秒」
セカイ「セカイはセカイは……えーとえーと……1秒！」
姉と兄たち(((瞬殺？)))
- 167二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:50:28
なりふり構わなければ瞬殺も可能ではある
- 168二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 08:15:11
楽しんでんなァこの辺の精神年齢自体は昔からほぼ変わってなさそう
- 169二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 18:37:42
果たして遊んだ結果長い試合になるか一瞬で終わるか
- 170二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 04:59:28
祭りの後だし子供達の前だからそこまで時間かけなさそう
- 171二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:01:43
ボニー「ニカの〜〜〜パンチィ！！！」ﾄﾞｶﾞｧ!!
セラ「芳香脚(パフューム・フェムル)！！」ﾊﾞｷｨ!!
「ギャオオオァァァ！？？」
「うお〜〜〜！！海王類を一発で沈めた〜〜！！スゲェぞボニー！！」「あの嬢ちゃんの蹴りもエグいな！？」
ボニー「ここに置いとくぞ！うし、次だ次！どんどんぶちのめしてくぞセラー！」
セラ「おー！」
ニョン婆「…年若いおニャご達が無邪気に戯れ合う……海王類を背景にしなければ微笑ましい光景なニョじゃが…」
ロビン「フフ、仲睦まじくしているしいいんじゃないかしら？あの二人なら例え屍の山が背景でも可愛らしいわ」
ニョン婆「恐ろしい事を言うでないわ！！？」
- 172二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:05:09
ゾロ「…駆けつけて来てみりゃ…あいつらあんな沖で何やってんだ…」
サンジ「おうおうクソマリモ！！てめェペローナちゃんにちゃんと見つけてもらったんだろうなァあァ！？？…て、ペローナちゃん！？どうしたんだい！？」
Sーホーク「見ての通り。酔っ払ってる」
ペローナ「グエエェ……」
ゾロ「で？何でボニー達が海王類を狩ってんだロビン」
ロビン「ルフィ達がお腹を空かせるだろうから食い切れない程の食事を用意しよう…そうボア・ハンコックが言い出して、それにボニー達も賛成したからああして海王類を仕留めているのよ。ちょっと可哀想な気もするけど…」
ゾロ「溜まったもんじゃねェだろうな……成程、どうりであいつらまでいるわけ……いや、あいつまでいんのか！？どんだけ暇だ！？」
海上にて
ミホーク「………」
シャンクス「妙ちくりんな船だが乗り心地は悪くねェな！今度こいつで島巡りでもするか鷹の目！」
ミホーク「海水で顔でも洗え…フン！」ｽﾞﾊﾞｧ!!
- 173二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:07:29
シャンクス「にしてもお前まで乗り気なのは意外だな！遂にお前にもミライ達の魅力がわかったか！？言っとくが一番の座は譲らねェぞ！？」
ミホーク「自惚れが過ぎるな……米が炊けるまでの暇つぶしだ。貴様も見物せずに孫達の為に働いたらどうだ？単なる穀潰しに終わっては面目も無いだろう」
シャンクス「言われなくてもわかってらァ。ミライ達に一番モテるのはおれに決まってんだろ…それじゃ」
シャンクス「………！！！」ﾊﾞﾘｨ!!
ミホーク「……ほう」
シャンクス「だっはっはっは！ざっとこんなもんだ！……お？まだ息があるのがいやがんな。中々活きがいいじゃねェか……あ」
ミホーク「中々の穴場だな。狩りがいがある……」
シャンクス「おい今のはわざとじゃねェぞ！？たまたま！たまたまそう言っただけで息と活きをかけたわけじゃあ」
ミホーク「無駄口を聞くな。そんな冗談を挟む暇があるなら貴様もさっさと剣を取れ。来るぞ」
シャンクス「だから違ェっつってんだろ！？あークソ！！さっさと来やがれてめェら！！まとめて海の藻屑にしてやらァ！！」
ミホーク「バラバラにしてどうする」
- 174二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:10:16
ボニー「おんどれァあ！！！…よーし！こんだけありゃ充分か……」
セラ「これならお腹一杯食べられるね！マストも喜ぶかなー」
「まだまだ甘いよ二人共！」
ボニー「ん！？誰だ！？」
ハンコック「よく見ておれセラ！！母の力を！！わらわの愛がどれ程のものか、しかとその目に焼き付けよ！！」
ヤマト「光月おでんの名に賭けて最高の一撃を放ってみせる！！見ててよモモの助君！！」
モモの助「ああ……うむ……あまり無理をするでないぞ、ヤマト」
ヤマト「気遣ってくれてありがとう！！行くよハンコック！！全てはルフィ達の為に！！」
ハンコック「当然じゃ！！そなたこそ遅れを取るでないぞ！！言い出しっぺが無様を晒しては格好が付かぬぞ！！」ﾊﾞﾘｨ!!
ヤマト「勿論！！クソ親父程の覇気は持ち合わせてないけど、思いだけなら僕だって負けちゃいない！！海の一つや二つ穿いてやる！！」ﾊﾞﾘｨ!!
- 175二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:13:41
ハンコック「ゆくぞ！！これがルフィ達に捧げる！！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
ヤマト「僕達からの餞別！！！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
「「覇海っ！！！！」」
ズッ！！！
遠く離れた海の上
「あーやれやれ……まさか五老星までいやがったとは……まだまだどんちゃん騒ぎは続いてるみてェだし、これ以上厄介事に巻き込まれる前におれはさっさと帰らせてもらうとするかね……できるなら悩殺ねーちゃんスーパーボインと一杯やりたかったんだがなァ……ん？何だ？後ろからスゲェ音が迫って」ｷｺｷｺ
- 176二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:17:22
このレスは削除されています
- 177二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:19:47
ボニー「うぎゃああああ！！？」
セラ「きゃああああ！！？……え？ええええ！？」
ボニー「エエエェ〜〜〜！？う……海が……割れたーー！！！てかこれ海王類も消し飛んで……あ、海中でノびてる！！」
セラ「すごーい！お母さんかっこいい！ね！ね！セラもあれやってみたい！やろうボニー！」
ボニー「人間やめねェと打てねェぞあんなの…あ、じゃあ打てるか……誰がバケモノだこんにゃろう！？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
セラ「イタタタ！助けてー！ボニーに虐められるー！」
ヤマト「よし！ぶっつけ本番だったけどなんとかなった！それじゃ岸まで運ぼうか！」
ハンコック「悪くない働きであったぞ。運び終わったら次の準備じゃ。急ぐぞ！」
ロビン「生態系が崩れかねないわね」
ニョン婆「あの力……若かりし頃のカイドウやリンリンを彷彿とさせるの……いや、流石にあニョ二人が一枚上手か…」
サンジ「皆最高だよォ〜〜〜♡♡おれのハートももうノックアウト寸前だ〜〜〜♡♡」
ゾロ「そのままおっ死んじまえ」 - 178二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 11:30:13
Sーホーク「………」ｳｽﾞ
ロビン「あら……フフ。彼女を預かるから行って来たら？血が騒いだんでしょ？」
Sーホーク「…ありがとう」
ゾロ「んじゃおれも行くか…小腹が空いたし、食前の運動にはもってこいだ…」
サンジ「おう待ててめェだけ何良いとこ見せようとしてやがんだ！！お前が行くんだったらおれも参加する！！レディ達から一番感謝されるのはおれだァ！！」
モモの助「なら拙者も微力ながら助太刀いたす！他ならぬルフィ達の為なら幾らでも働いてみせようぞ！」
ヤマト「親子揃っての共同作業だね！頑張ろうモモの助君！」
ハンコック「ならばわらわ達も負けてはおれぬ！セラ！今一度気を引き締めよ！」
セラ「あ、はーい。もっと倒せばマストもいっぱい喜ぶかなー…えへへ…」
ボニー「あたしも負けてらんねェ！根こそぎ海から引きずり出してやる！」
ニョン婆「…みな楽しそうじゃの。……ちょっぴり羨ましい……」
- 179二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 21:24:46
ちょっと怒ってる？
- 180二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 21:49:18
このレスは削除されています
- 181二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 00:22:05
突如、フォクシー号の帆に映像が映し出される。
一つはご存知フォクシーの手配書、そしてもう一つは我らが海賊王モンキー・D・ルフィの手配書である。
イトミミズ『此度の決戦にて！！オヤビンの伝説は更新される！！！デービーバックファイトにて最多の920戦無敗記録を持ち！果敢にも海賊王へリベンジマッチを仕掛けた勇敢な男ぉぉぉ！！
銀ぎつねのぉぉぉぉフォクシーーーーーーーーーー！！！！！！！』
周りからとてつもない歓声が沸き起こる。そりゃオヤビンの登場に子分や船員達は大盛り上がりになるというもの。
ズンズンと重低音とビートを刻みながらまるでチャンピオンかのように歩み、その姿を現すオヤビン。
バックダンサーと控えて、体系を少し絞って来たのかけっこう仕上げた体つきである。
フォクシー「フェーフェッフェッフェッフェ！！！ここで一つ！おれ様のデービーバックファイト記録に大きな栄光を追加してやる！！！」
バァーーン！！と空砲と紙吹雪が舞う。このゲームの主役はおれ様だと言わんばかりに、フォクシーは両のこぶしを高らかに上げた。
- 182二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 00:23:34
そして…………
──ズンズンジャン♪ズンズンジャン♪
ミライ(あれ？この曲……)
どこかで聞いたことあるイントロが流れ出し……そのリズムに乗る。
マスト「～♪」
足で二回踏んで手を叩く。そのリズムが心地よいのか他の兄弟も真似してく。
フォクシー海賊団「なんかこのリズム良いな」「な！耳に残るな」
「ズンズンジャン！ズンズンジャン！」「海賊王が来るぞー」「お！！」
会場全体が一つのリズムにまとまる……そして、美しい声なのに重低響く歌声が……
──uddy, you're a boy, make a big noise
Playing in the street, gonna be a big man someday
You got mud on your face, you big disgrace
Kicking your can all over the place, singin'
We will, we will rock you！！
We will, we will rock you！！
- 183二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 00:24:07
マスト「母ちゃんの声だ！」
ライト「パパ応援する曲だね！」
ムジカ「すごいすごい！！」
ララ「ふひひひ、これ好き」
セカイ「うぃーうぃるー♪」
ミライ(…………やっぱり、ママってすご……)
世界中を震撼させた本物の歌姫の声に素直に関心
イトミミズ『な、なんて素晴らしい……この胸を打つ音楽を背にゆっくりと登壇してく雄々しき益荒男！！そう！！この新しき時代を築きし海賊の王！！
デービーバックファイトにおいて敵なしだったオヤビンを最初に地を付けた最強の男！！
横にセクシーなドレス衣装をまとった奥方様をお供に！！今！！！王者が！！！現れる！！！！
ニューエイジ！！パイレーツキーーング！！！
モンキー・Dィィィィルフィィィィィ！！！』
曲のせいか、熱狂的なナレーションを惜しまない。
ウタ「We will, we will rock you, sing it!
We will, we will rock you, yeah!!」
まるでラウンドガールのように愛想よく笑い、まるでミスワールドのように惜しみなく自分の玉体を見せつけ、そして歌姫の力を遺憾なく発揮！
Queen - We Will Rock You (Official Video)ルフィ「 」
バサァ！！と被ってた布を投げ捨てる。その身に包んだ衣装は……
ルフィ「おれより強い奴はどこにいる！！」
真っ白な空手道着であった。
フォクシー(おれ様よりスゲェ登場しやがったぁぁぁぁ！！！！)
- 184二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 08:47:07
なまじ声担当がそっち系に適性ある分めっちゃ様になりそう
- 185二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 12:50:02
アンディフグか！！空手家で入場曲…………
って今の若い子知らんだろ！！ - 186二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:12:48
ということは185は若くない？
- 187二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:46:56
- 188二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:57:10
ナミ「……で」
ヤマト「あー汗かいた！モモの助君、一緒にお風呂でも入ろうよ！親子水入らずで！」
モモの助「絶対に断る！！」
ミホーク「…さて、窯の様子でも見てくるか。そろそろ良い頃合いだ」
シャンクス「また戻ってこいよー。酒ならまだまだ有り余ってんだからなー」
ボニー「つ……疲れた……自由に……なりすぎた……炎は…ぜってェ出すなよ…」
セラ「ボニーが燃えちゃうもんね。ちゃんとおぶるから心配要らないよ！」
ハンコック「…ふむ…今度ベガパンクにセラの妹を作るよう依頼でも…」
ナミ「大勢連れて来てくれたわね！！？どこから引っ張ってきたのよ！！？」
ニョン婆「自ずとこうなった…とでも言うべきか…これも麦わらニョ影響力が成す賜物じゃな」
- 189二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:59:32
「あーどうもボニーが世話になったみてェで…おれ達から改めて礼の方を…」
ナミ「あ、いえいえこちらこそ…そちらのボニーとは仲良くさせて頂いておりまして…」
ウソップ「お前そんなキャラじゃねェだろ」
ドール「……さっさと逃げ出した方がいいきがしてきた」
ブルーグラス「ウチらじゃもう手におえねェよ…大将ぐらい連れてこねェと……」
Sーホーク「流石に捕りすぎたんじゃないのか。幾らなんでも食い切れないだろ、こいつら」
「ギャオオ……」
サンジ「そこはおれに任せとけ。こんだけありゃちょっとつまんでも問題はねェ。汗水流したレディ達を労る最高の料理を提供してやる」
ゾロ「おい待てエロコック。おれ達への厚意はどうした」
サンジ「さ、仕込みの準備でもするか」ｽﾀｽﾀ
ゾロ「聞けよてめェ！！」
ハンコック「ではわらわも厨房を使わせてもらおう。良い子で待っているのじゃぞセラ」ﾅﾃﾞ
セラ「はーい！」ﾎﾞｯ!
ボニー「アジャア！！？」
セラ「あ、しまった！？ごめんボニー！！？」
- 190二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 00:02:13
ボニー「ケ…ケホ……なんか……良い匂いだな…あたし…」
セラ「本当にごめんなさい！！」
ロビン「…そういえば、セラ達はいるけど……一人見当たらない子がいるわね。エッグヘッドにいるのかしら」
チョッパー「へ？見当たらないって誰が………あ！」
ウソップ「そういや子ジンベエをずっと見てねェな！？あいつどこにいんだよ！？」
Sーホーク「Sーシャークか？…そういえばあいつも今日来てたんだった。まずい、すっかり忘れてた……おれもわからねェ」
ウソップ「えええ！！？か…可哀想だな………あ？」
ドシン！！
ウソップ「おわああ！？な、何だァ！？……あーー！？」
セラ「Sーシャーク！噂してたらほんとに来ちゃった！……と。それって……」
Sーシャーク「………」
クザン「……ぐう」
ロビン「……青キジ！？」
- 191二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 00:03:45
Sーシャーク「………」ｶｸｶｸ
Sーベア「………」ｳﾝｳﾝ
セラ「…うん……うん…」
ウソップ「で？何だってSーシャークは青キジなんか持ってきたんだよ？てかあいつに何があった？」
セラ「全然わかんない！」ﾆｺｯ
ウソップ「だろうなァ！！！」
クザン「……ぐう……ぐう……」
ナミ「熟睡中ね……やたらボロボロだけど……よっぽど疲れる事でもあったのかしら」
ロビン「まずは本人から聞いてみないとわからないわね……青キジ？起きて、青キジ」
クザン「…いや…だから勘弁してくださいよ…あんたらとやりあっちゃあ命が幾つあっても…」
ロビン「………」ｷﾞｭ
クザン「ぎゃあああ！！…え？ここどこよ？……ニコ・ロビン？」
- 192二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 00:05:54
ロビン「ええ、おはよう青キジ。あなたセラフィムに運ばれてここに来たのよ。一体どんなトラブルに巻き込まれたの？」
クザン「まあ……なんつうか……あれだ。この世に地獄が舞い降りた瞬間に立ち会ったっつうか…そんな感じだ」
ロビン「へえ……それはさぞや辛かったんでしょうね。私は経験済みだけど…あなたがどんな地獄を味わったのか興味があるわね」
クザン「…トゲトゲしてんなあ。とりあえず介抱してくれてあんがとよ。おれももう行くわ。達者でな」
ロビン「待ちなさい。…折角だから、ゆっくりしていったらどう？見た所疲労がまだ残っていそうだし、栄養を取らないと持たないわよ」
クザン「…本気かお前？いいのか？おれがいて気まずくならねェか？」
ロビン「ええ。賑やかなのは好きなの、私」
クザン「……いい女になったな、お前。じゃ、お言葉に甘えさせてもらうとするか…ちょうど悩殺ねーちゃんスーパーボインもいるし退屈しなさそうだ…」
ロビン「また喰らわすわよ」
クザン「ごめんて」
- 193二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 00:07:50
ナミ「……最悪の空気になると思ったけど、穏便に済んだわね」
ウソップ「だな…あーヒヤヒヤしたぜ。危うく大惨事になるんじゃねェかと……」
ナミ「もしそうなったら全力で守るわよ……ウソップが」
ウソップ「いやお前も守らんかァ！！？」
- 194二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 03:05:23
時の流れって偉大だよね
いろいろ解決してくれる - 195二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 11:56:20
クザンは完全にとばっちりだもんな本人も大物(物理)に巻き込まれて沈むとは思わなかったろう
- 196二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 15:05:42
思ったより筆が乗ってしまった……
デービーバックファイト編は次のスレで終わると思います。 - 197二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 17:59:48
- 198二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 18:00:14
乙
- 199二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 18:00:28
埋めておきます
- 200二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 18:00:53
200