【閲覧注意】蕾禍ノ姫邪眼ちゃんの嫁入りSS書く【蟲・異種・触手注意】

  • 1二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:47:15

    性癖的にはふたなり・純愛・陵辱・NTR・異種姦・状態変化ぐらいまでなら大体行けるので遠慮なく安価してください。(大のスカトロだけはNG)

    ただし、前までの安価と大幅に矛盾する内容の安価は無効にする場合がありますので、ご留意ください。


    >>6まで婿様募集(植物族・昆虫族・爬虫類族限定)

    また、女の子に嫁入りするシチュでも大丈夫です。

    その場合、生やすか生やさないかはダイスで決まります。

  • 2二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:49:54

    溟界神オグドアビス

  • 3二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:50:26

    レプティレスエキドゥーナ

  • 4二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:50:33

    カンザシ

  • 5二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:50:46

    アトラの蟲惑魔

  • 6二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:50:49

    ストレナエ

  • 7二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:51:34

    dice1d5=5 (5)

  • 8二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:52:29

    おねロリ?

  • 9二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:55:39

    六花聖ストレナエのところに嫁入りすることが決定しました。


    ストレナエには生えてる?生えてない?

    dice1d2=2 (2)

    1.生えてるよ! 2.生えてないよ!


    ちなみにこの婚姻に姫邪眼は

    dice1d2=1 (1)

    1.とても乗り気 2.実は不本意

  • 10二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:57:02

    今回は純粋に舌と指だけの純愛百合えっちだ
    最近生えてドロドロなやつ多かったから新鮮

  • 11二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:57:12

    姫邪眼ちゃんがストレナエとの婚姻に乗り気な理由

    dice1d3=2 (2)

    1.実は幼馴染で……。

    2.六花の里の子なら、優しい子に違いないから。

    3.下5まで募集

  • 12二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:57:38

    すごく真っ当!!

  • 13二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:28:18

    「式、終わったねっ」
    「そうだね」

     お互い白無垢に身を包んだ少女たちは、充てがわれた寝室で微笑み合う。

     六花の里と、蕾禍の里。
     2勢力はこのたび同盟を結ぶことになった。
     その縁をより深めるために行われたのが、少女たちの婚姻である。

     六花の方からは、ストレナエ。
     今回は婿役として選ばれたが、まだ恋も実感したことがないくらい純粋な少女だ。
     そのため六花側としては不安もあったが、蕾禍側の姫君が慎ましやかながら品のある少女だと知り、安心して婿に出したそうだ。

     蕾禍の方からは、姫邪眼。
     蝶よ花よと育てられながらも、鎖蛇巳からしっかりと姫としての立ち振る舞いを学んできた少女だ。
     縁談の話を受けた時、姫邪眼としてはどんな殿方が相手だろうと不安になったが、六花の子ならと、そっと胸を撫で下ろした。

    「お食事、とっても美味しかったねっ」
    「ふふっ。ストレナエったら」

     元気に本音を告げるストレナエの姿は、姫邪眼からするととても微笑ましい。
     まるで妹ができたようだ。
     そんな風に少女を見つめていると、ストレナエがワクワクした様子で一声かけてくる。

  • 14二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:41:37

    「ねぇねぇヒメちゃん。目を閉じて?」
    「……?いいよ」

     ストレナエのお願い通り、瞼を閉じ視界を黒く染める。
     ちゅっ。
     無視界で鋭敏になった唇に、温かな花弁が一瞬触れた。

     目を開けると、そこには顔を赤く染め、恥ずかしげにしているストレナエがいた。

    「ど、どうだったかな?初めてのキス、だったんだけど……夫婦なら、しないといけなきゃだし……」

     いじらしげな少女を見て、姫邪眼の悪戯心が強くなる。
     今まで女の子同士というところに疑問を抱かなかった訳ではないが、そんなこと些末だと思ってしまう。
     何故なら、目の前のストレナエがこんなにも可愛らしいからだ。

    「ねぇストレナエ。夫婦の営みってね、キスだけじゃないんだよ」
    「……っ」

     ストレナエの肩に手をかけ、しゅるりと僅かばかりに衣服を解く。
     だがストレナエも緊張は強いが、それを受け入れている。

    「じゃあここからは……私たちで夫婦らしいこと、しよっか」

     真っ赤な顔のまま、ストレナエは小さくコクリと頷いた。

  • 15二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:43:47

    dice1d3=1 (1)

    1.ストレナエを優しく愛撫し、同じく姫邪眼にも返してもらう

    2.少し激し目に、夫婦の営みをする

    3.下5まで募集

  • 16二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:53:28

    初々しいし甘酸っぱい…可愛い

  • 17二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:19:17

    「ふふ。それじゃ、脱がすね?」
    「うんっ……」

     しゅるり。ぱさっ。
     二人はゆっくりと、生まれたままの姿になっていく。
     するとそこには、青く未成熟ながら、白く瑞々しい柔肌を晒して二人が向かい合っていた。

    「じゃあストレナエ……」
    「うん……ヒメちゃん」
    「今から貴女の身体を触るから、私にも同じようにしてね」
    「うんっ。……ひゃっ」

     そっと、小さく青い果実に触れる。
     ほぼ平坦ながら、ほんのり膨らむ乳房を、優しく撫で回す。

    「ひゃうっ……。ぁぅっ……」
    「ふふっ。かわいいっ。
     ねぇストレナエ。私にも同じように、していいんだよ」
    「うんっ……」
    「んっ……!上手だよ、ストレナエ……」

     ストレナエが姫邪眼の、少女らしい膨らみを抱くそこを与えられた分だけ撫で回す。
     お互い拙いながらも、思いやりの籠った愛撫に、ぴくぴくと身体を震わせている。

  • 18二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:42:19

    「んっ……!ヒメちゃんそこはっ……」
    「ふふっ……。ストレナエも、ここはもう立派な女の子なんだね……」

     空いていた左手で、少女の花園にそっと触れる。
     湿潤に満ちたそこを、姫邪眼のたおやかな指先が優しく優しく弄っていく。

    「わたしもっ……わたしもヒメちゃんにっ……」
    「ひゃあっ……!いいよストレナエっ……!」

     ストレナエもまた、姫邪眼の秘部をそっと撫でていく。
     短く可愛らしい指による愛撫は、拙いながらも姫邪眼に喜びをもらたしてくれる。

    「ヒメちゃんっ……」
    「ストレナエっ……」
    「「ちゅっ……」」

     互いを慈しみ、優しく愛撫し合っていた二人は、自然と唇を交わす。
     先程のような一瞬の逢瀬ではなく、より体温を感じるよう、深く深く。

    「ぷはっ……。ヒメちゃん、わたしもうっ……!」
    「いいよっ……。私ももう限界だからっ……。
    一緒に、イこう?ストレナエっ」

     繊細に、穏やかに、お互いの肌を弄る。
     限界を迎える瞬間、秘部に触れていた互いの指が、反射的に強くぐちゅりと刺激し……二人を絶頂へと至らせた。

    「ああっ……!ヒメちゃんっ……!」
    「ストレナエっ……!ストレナエっ……!」

  • 19二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:47:00

    dice1d3=2 (2)

    1.お互いの秘部を、シックスナインの体勢で舐め合う

    2.より深い口付けをずっとしたまま、指での相互挿入

    3.下5まで募集

  • 20二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 23:11:59

     肩で息を整えながら、お互いを見つめ合う。
     芽生えた愛情か、それとも単なる体温の上昇か。
     いずれにせよ、見つめる眼差しの先には、紅潮した頬をした可愛らしい少女がいる。
     それだけだが、二人の心音を高めるには充分すぎる事実だった。

    「ねぇヒメちゃん……」
    「なぁに、ストレナエ」
    「さっきのもっと、もっとしたいっ……」

     疼きを思わず抑えたくなったのか、自らの秘部にぐじゅりと触れてしまうストレナエ。
     こんなにも可愛らしい自らの伴侶に、姫邪眼も興奮を抑えられなくなる。

    「ねぇストレナエ……。さっきより凄いの、してみたくない?」
    「っ……!?さ、さっきよりもっ……!?」

     顔を真っ赤に、あたふたとストレナエは慌てふためく。
     ちょっと悪戯がすぎたかな、と姫邪眼は一人自省する。
     そしてストレナエの小さな体を、きゅっと抱きしめた。

    「大丈夫っ。私がストレナエのこと好きなのは、変わらないから」
    「ヒメちゃん……」

     ストレナエもまた、姫邪眼の背に手を伸ばして抱き返す。
     互いの温もりをしっかり確かめ合うと、二人は再び、唇を交わし合った。

  • 21二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 23:31:40

    「「んんっ……ちゅっ……ちゅぅっ……」」

     お互いに舌を深く絡ませ、交わる唾液を飲みながら相手を感じていく。
     拙い舌遣いのため時々咳き込みそうになりながらも、パートナーに悦んでもらうため、咥内を丹念に探っていく。

    「「んっ……!んんっ……!んちゅっ……!」」

     無論交わるのは唇だけではない。
     先程同様、右手で乳房を弄り合い、左手で秘部を撫で回す。
     しかしキス同様、愛撫もまた先程より激しさを増している。

     乳房を優しく撫でるだけではなく、乳首を指先で摘んだり、膨らみを鷲掴みにするようにしてみたり。
     秘部を撫で回す際も、時折ごしゅりごしゅりと緩急を付けたり、小さく勃った陰核をくりくりと弄ってみたり。
     より深く愛情を確かめ合うために、より攻めが激しくなっていく。

    「「んん〜っ!んむっ!ちゅぅっ……!」」

     激化するまぐわい。
     その最中、二人の花園に相手の指が立ち入る。
     どちらが先にその聖域を犯したのか、それとも同時か。
     いずれにせよ、今二人は高い水音を立てながら、お互いの弱点を探り合っていた。

  • 22二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 23:55:55

    「「ぢゅうっ……!んんっ!んむっ!」」

     上の口でも下の口でも、相手のものをしっかり受け入れ、体液の交換を交わす。
     指や舌に返ってくる温もりは、より一層相手への愛おしさを募らせ、攻めもまた加速していく。

     身体のびくつきが、さらに深く強くなる。
     指に返る締め付けからも、絶頂が近いことが見てとれた。
     二人はより深く交わるため、右手をお互いの背に回し……ぎゅっと、抱擁し合う。

    「「んんっ!ん〜っ!」」

     二人とも秘部から、潮吹きをしながら至る。
     あまりの心地良さに、攻めを続けていた指さえも止まってしまう。

     しかし唇の交雑だけは、止まることはない。
     より深く。呼吸よりも、思い人の温もり方が大事なのだと。
     舌を絡ませ合いながら、二人はより深みに沈んでいった。

    「「ぷはぁっ……」」
    「はぁっ……ストレナエっ……よかったよっ……」
    「ヒメちゃんのも……すっごくよかったっ……」

     息苦しかったためか、二人の眦には涙が溜まっている。
     しかしながら酸素不足になろうとも、二人の唇には唾液の架橋が未だ残っていた。
     まるで交わり足りないと、せがむように。

  • 23二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 23:59:25

    dice1d3=2 (2)

    1.互いに秘部を舐め合いながら、愛情を確かめ合う。

    2.もっと繋がりたいという思いから、婚姻道具に収められた双頭ディルドを取り出し……。

    3.下5まで募集

  • 24二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 05:24:01

    朝保守
    夜に続き書きます

  • 25二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 11:48:10

    保守

  • 26二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 20:54:52

    「ストレナエ……」
    「なぁに、ヒメちゃん……」
    「ストレナエと、もっと深く繋がりたい」
    「うん。私も……」

     求め合う二人は、再び口付けをする。
     今度は短時間の触れ合いではあったが、愛情を交わした後のキスは格別だった。

     ちょっと待っててね。姫邪眼は伴侶にそう告げ、嫁入り道具からある物を取り出す。

    「わぁっ……。それ、おちんちん?」
    「うん。これで、ストレナエともっと繋がりたいな」

     姫邪眼が手にしているのは、双頭の張形。
     漆塗りのように黒光りするそれは、艶だけで淫具だとはっきり分かる。
     加えてその大きさ。
     ストレナエの幼膣どころか、姫邪眼にも荷重な代物だ。

    「こんなおっきいのを……入れちゃうんだ……」
    「ふふっ。入れる前に、しっかり準備しないとね」

     キョトンとしているストレナエへ見本を見せるように、張形の片方に舌を這わす。
     姫邪眼の淫靡な舌遣いに見惚れながらも、見様見真似でもう片方をぺろぺろと舐めたくる。

    「れろっ……れるっ……じゅるっ……」
    「んっ……ぺろっ……んむっ……」

     偽の茎だというのに、目の前の子と結ばれるための物と思うと奉仕をしている気分になってくる。
     十分に相手の剛直に唾液を塗し終えると、先端を入れ替え、それをお互いの秘裂と邂逅させる。

  • 27二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:51:22

    「んんっ……おっきすぎっ……」
    「これっ……むりかもっ……」

     踏み荒らされたことのない花園には、不釣り合いな剛直。
     相手の唾液に塗れているとはいえ、乙女たちの狭洞には太すぎる代物だ。
     流石に諦めるべきか、と姫邪眼が思った途端、きゅっと伴侶が抱きついてくる。

    「お願い……っ。いっしょに、いれようっ?」
    「……っ!わかった……」

     涙混じりの上目遣いで問われれば、断る理由などあるはずもなく。
     抱きつき合いながら、互いの体重で身体を沈めていく。
     そして張形は膜を貫き……赤く散華した。

    「んぃっ……!」
    「ぎっ……!と、とりあえずはいったね。ヒメちゃん……」

     真っ赤な花が咲き誇ると同時に、純潔は儚く散る。
     しかしそれでもなお全部は入っていない。

    「んんっ……!ヒメちゃん、もうちょっと……っ」
    「ああっ……!ストレナエっ……!」

     脂汗を流し、抱き合って存在を確かめ合いながら腰を沈めていく。
     ゆっくりと、ゆっくりと時間をかけながら。
     そして二人の女陰は、少しずつ張形を飲み込んでいき……その根元で邂逅を果たした。

    「はぁっ……はぁっ……。はいったねっ……ヒメちゃん……」
    「うれしいっ……。ストレナエと結ばれたんだっ……」

  • 28二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:11:53

     二人のお腹が、僅かに張形の形に膨らんでいる。
     彼女らにとって、規格外の大きさ。
     だけども、結ばれた喜びを相手に伝えたい気持ちは二人とも一緒で。

     揃って腰を振り始める。

    「んんっ……!ストレナエっ……ストレナエの腰遣い、感じるっ……!」
    「ああっ……!ヒメちゃん……!そこぉっ……わたしそこすきぃっ……」

     張形越しに感じる互いの震えから、パートナーの性感帯を探っていく。
     掘削した嬌声を元に、より深く、深く、そして繰り返しそこを攻めていく。

    「ああっ……!ストレナエっ……!すきっ、すきぃっ……」
    「わたしもっ……ヒメちゃん……ヒメちゃんヒメちゃんっ……!」

     激しい水音を立てながらも、それ以上に激しい嬌声で求愛し合う。
     そして、一際大きな震えが二人に走る。
     張形越しに、伴侶も同じ前兆を感じてると悟った二人は、同じ行動に出る。

    「「ちゅっ……」」

     口付けの余韻で、きゅっとそれぞれの膣が締まる。
     同時に発生した吸引が、張形へより深い飲み込みを発生させ……二人は揃って潮を吹いた。

  • 29二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:16:38

    「はぁっ……はぁっ……」

     息絶え絶えになりながらも、二人の抱擁は弛まない。
     張形で繋がったまま二人は再び唇を交わし、愛を囁きあった。

    「ストレナエっ……貴女を生涯、思い続けるよっ……」
    「わたしもっ……ヒメちゃんっ」

     張形を抜き、初めての睦言を終える。しかし寝床に入っても抱擁が止まることはなく、二人は仲良く微笑みあっていた。

  • 30二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:17:04

    エピローグ
    下5まで募集

  • 31二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:19:27

    エピローグが早い

    ストレナエちゃんの種と姫邪眼ちゃんの蟲の卵をそれぞれ卵巣に植え合ってお互いの子供を産む

  • 32二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:25:28

    今回安価ポイント少なかったもんね その分濃厚なのを見れた……

    嫁入り道具のおとなのおもちゃエッチにハマって毎晩はちゃめちゃに愛し合ってる

  • 33二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 23:39:21

    新婚旅行で遊園地に遊びに行く

  • 34二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 01:03:03

    嫁入り先の立花の里の女性たちにも可愛がり()されてしまう姫邪眼&仲間の行いを許容してるが妬きもちもしていっそう強く姫を求めるようになるストレナエ

  • 35二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 01:50:08

    お互いに受粉しちゃう

  • 36二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 05:17:22

    dice1d5=1 (1)

  • 37二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 05:31:55

    卵の植え合いに、百合棒を生やす必要性は


    dice1d5=1 (1)

    1.あった

    2〜5.なかった!

  • 38二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 07:13:27

    ごめんなさい
    生やすとさっきまで書いてた雰囲気と変わり過ぎてしまうので、生やすのは無しにします
    生やしちゃうとドロドロになり過ぎてしまう

  • 39二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 12:04:14

    「えへへっ。ヒメちゃんのお腹……私の赤ちゃん……。ヒメちゃん、今からお母さんになるんだね」
    「ストレナエもでしょ。私の子、元気に産んであげてね」

     幸せそうに相手のお腹を摩る、姫邪眼とストレナエ。
     そのお腹は細身で可憐な彼女たちとは裏腹に、大きく膨らんでいる。
     彼女たちが育んだ、愛の結晶だ。

    「ちゃんと妊娠できてよかった……。ここにヒメちゃんの子、確かにいるんだね」
    「うん。私も、確かにストレナエの種が芽吹いているの、感じるよ」

     彼女たちは女性同士で、種族も異なる。
     子を成すには、少し特殊な手順を取らなければならないし、その成功率も低い。
     しかしそれでも我が子が欲しいと、彼女たちは願った。

     そこで彼女らは、自分たちの種や卵を伴侶のお腹に仕込み、そこから母の霊力を注ぐことで、成長を試みた。
     ストレナエの卵巣には、姫邪眼の無精卵を。
     姫邪眼の卵巣には、ストレナエの種子を。
     不安は多くあったものの、精の代わりに霊力を注がれた二人の子は無事育ち……こうして出産の日を迎えた。

     ひとえに二人の、愛の賜物だ。

    「あんっ……。ヒメちゃんの赤ちゃん、もう産まれたがってるっ……」
    「ストレナエの子もっ……。んんっ……。ふふっ、やんちゃだねっ……」

     二つの揺籠から、飛沫をあげながら命が芽吹こうとしている。
     出産の痛みに備え息むため、夫婦(めおと)はキュッと手を繋ぎ合った。

  • 40二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 12:58:09

    「ひぁっ……!中でもぞもぞっ……!この子、殻食べながら、出てきてるっ……!」
    「しっかりしてっ……ストレナエっ……」

     蟲の特徴も備えた姫邪眼の子は、殻に篭りながら育ってきた。
     巣立ちのためにそれを食い破りながら出てきているのだが、その身じろぎが初出産の母には辛い。
     唇噛み締めながら堪える少女の手を、姫邪眼はギュッと握る。

    「んんっ……!この子も、本当に暴れん坊っ……!
    あちこち蹴りながら産まれてきてるっ……!」
    「ヒメちゃん……っ!私が付いてるよっ……!」

     ストレナエの子は蔦の臍の緒で繋がっている以外には変わった特徴はないが、その分性格がヤンチャなようだ。
     早く出たい早く出たいと、大暴れをしながら外に出たがっている。
     脂汗塗れで身じろぎする少女の手を、ストレナエもひしっと握り返す。

    「「んんっ……!ひっひっ……ふぅ……。ひっひっふぅ……」」

     子供部屋から、赤ん坊の頭が出始める。
     産道が拡張される痛みに堪えるため、二人は繋いだ手のひらをより深く絡める。
     決して離れぬよう、温もりを確かめ合うよう、そして愛を感じ合えるよう。

    「んんんんっ……!!!」

     ずりゅり!と大きな水音と共に、新たな命が二つ産み落とされた。
     父と母に出会えた喜びを伝えるように、元気に元気に産声をあげている。
     自分の子を抱き上げ、鼓動を確かめるように抱擁する。

  • 41二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 13:07:06

    「やっと会えた……。私たちの赤ちゃん……っ」
    「うんっ……。本当に、本当によかった……」

     涙ながらに二人は喜びを分かち合う。
     様々な不安はあったけども、こうして無事子供を産み、五体満足で二人揃っている。
     分たれることなく、比翼揃って我が子と向き合えたことが、夫婦である二人にとってこの上なく幸せなことであった。

    「ねぇねぇヒメちゃん。目を閉じて?」
    「……!……いいよ」

     婚儀の日と同じ言葉に、姫邪眼は視界を閉じる。
     あの日と同様、一瞬の触れ合い。
     しかし彼女たちにとっては、それは永遠にも変え難い特別な瞬間だった。

    「これからもよろしくお願いします。ヒメちゃん」
    「こちらこそ。ストレナエ」

  • 42二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 13:07:42

    エピローグも終了です!
    ありがとうございました!

  • 43二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 15:19:54

    完結乙です! 最後まで仲良し出産するのふたりともかわいくてえっちでやんした……
    あまあま百合えっちいいよね

オススメ

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