【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その3

  • 1二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:13:06
  • 2二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:13:34
  • 3二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:14:50

    ①キラに人魚遺伝子(不老不死)が入ってます→アスランにも煮付け()を食べさせて不老不死(眷属化)しました

    閲覧注意はここの概念の為つけました
    元スレでグロが多いからですね

    人魚遺伝子の覚醒の原因は何度も命の危機に晒された上で殺された事
    ディスラプターが当たろうと復活するキラ
    回復速度はキラに劣るが同じく不老不死になったアスラン
    煮付け()を食べても適合出来ないと異形化します
    アスランに自分以外に食べさせたら反省するまで何度も殺すからなと言われたので、もう自主的には食べさせません(不老不死でも痛みはあります)

    鱗や焼き肉、デスリセットに涙が宝石になる、眷属の位置が分かったりミキサー事件に主従関係など設定が沢山あるのが特徴です
    最近は休眠や魚類の声とか増えました

  • 4二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:15:13

    ②アスランもスーパーコーディネイターです

    そのままですね
    そして元スレでも納得の嵐でした

    ユーレンの実験体の一人で実の親は不明
    ザラの血は引いていません
    キラより後に生まれましたが、特に性能は盛ったりしていないそうです
    知ったタイミングは本編と同じ、メンデルでラウ・ル・クルーゼからです
    キラは狙撃が得意なのもこのスレからです

    元スレの三つ子、四つ子IF設定は本スレでは無しです

  • 5二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:15:30

    ③ブロマンス(恋愛ではない男性同士の絆や深い友情の関係)な世界線

    元スレには一応閲覧注意がついてましたが、距離感のバグを考慮してなのでBLではありません

    二人でいて楽しい、気を使わなくていい
    いい意味で空気の様な存在
    友情度は100程重めのダイスで
    キラ76
    アスラン23
    キラの方が重いが、傍目にはどちらも重いです

    カガリやラクスのことも大切な人、尊敬する人と思ってます
    形は違いますが、4人はお互いの瞳の色のロボット鳥をもっています

    読心対策はキラとの濃厚な友情(健全)
    カルラ戦はアスランとの友情で勝利しました

    ミレニアムにアスランの部屋があってキラが入り浸っていたり、子供の頃から同じベッドで寝ていて今もそのまま、なのもこのスレからです

  • 6二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:15:49

    簡易設定
    ⚫︎イージス自爆しても脳天を銃で撃ってもキラは死なず、腹立ちからキラに煮付け()を食べさせられたアスラン
    ⚫︎メンデルで2人共最高のコーディネイターであることを知らされる
    ⚫︎グフが撃墜された時アスランは致命傷を負い不死身に気づく
    ⚫︎20歳で加齢がストップ
    ⚫︎数万年先も仲良く2人は暮らしています

  • 7二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:16:11

    不死スレが主体にはなってますが、スパコスレだけでもブロマンススレの設定だけでも大丈夫です

    不死スレの流れに乗り遅れた話でもスレ主はオールOKです

    注意点は2個だけ

    ・カップリングはなし

    ・共依存に繋がりそうならそのものでなくても大丈夫


    最初のスレ

    【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/3495985/こことhttps://bbs.animanch.com/board/3383094/こことhttps://bbs.anim…bbs.animanch.com

    その2

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  • 8二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:29:38

    たておつ!
    基本ろむ専だけど見てて楽しいから次スレ感謝

  • 9二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 12:32:15

    次スレ感謝です!
    最後に急いで投げたけどまた続きあって嬉しい…

  • 10二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 13:09:52

    まだまだ楽しませてもらいます!

  • 11二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 14:52:28

    スレ立て乙です、一先ず駆け付けの一発を

    「なぁ、アメトリンて知ってるか?」
    「……名前くらいなら?」
    「流石アスランだ。キラなんて有名そうな石の名前だしても、大体何それって反応だからな、ちょっとつまらん」
    「で、それがどうかしたか?」
    「誕生日には少し早いと思ったが、またスケジュール合わないだろうし前倒しでいいかと思ってな。受け取ってくれ」
    「……えっと」
    「キラには聞いていたが、人から物を貰い慣れていないというのは本当だったようだな」
    「いや…そんなことは。ともかく、有難う……」
    「ちなみに用意したのは私だが、アイデアはラクスだ。後で彼女にも礼は言っておくんだな」

    「と言う事があってな…」
    「それでさっきから変な顔してるんだ」
    「変な顔って」
    「前にアスランに黙って誕生日パーティの用意して驚かせた時と似たような顔。もっと普通の顔しなよ」
    「酷い言われようだな、まったく…」
    「ともかく、見せてよ。何貰ったの?」
    「…タイピンとカフス」
    「どれどれ…何これ、これも2色くっ付いた石なの?」
    「アメジストとシトリンが組み合わさった石だな」
    「へぇ…で、使わないの?」
    「任務も荒事が多いからな。というか、使う場面が思い付かないんだが」
    「僕みたいに制服ばっかりって訳じゃないんだから、その内使えばいいんじゃないの?」
    「というかだ、カガリに何吹き込んでるんだ。あの件バラしたのか?」
    「ううん。僕にとっては幼馴染で家族同然だから、カガリにとってもきょうだいみたいなもんだよねって話しただけ」
    「………」
    「ほら、また変な顔してる…。もっと喜んでいいんだっていつも言ってるじゃないか、聞いてないよね」
    「…聞いてるだろ」
    「ま、そういう事にしとくよ」

  • 12二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 15:27:43

    ふふ、ノルマ達成(30行ジャスト)
    アメトリンは黄色と紫の組み合わせのバイカラーの石になります。
    アスランが言っていたようにシトリンとアメジストという2種類が隣り合ったもの。
    石言葉は「光と影」「静と動」「調和」みたいなのがありますね

    アスランはスレ前提踏まえた家庭環境から親に余り構って貰えなかった不遇な幼少時代があるので、不意にこういう事されたら反応に困るだろうなというところからのお話
    そして、そこに石の話も絡めてみるという力技
    (以前の「カガリの言う安物発言は怖い」は、浪費はしなくとも割と何でもポンポン思い切り良く買い物してしまうところがあるだろうと思われるところから)
    少し投下ペースは落とすかもしれませんが、またしばらく宜しくお願いしますね

  • 13二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 00:15:36

    前スレうめきりました
    駆けつけの1発ありがとうございます
    ちょっとまとめで疲れ切ってしまったのと、ストック無し状態なのでこちらもペースは落ちますが、好きな時によろしくお願いします

  • 14二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 00:23:01

    まとめ見やすかったです!
    あの量をまとめきるのすごすぎます!
    くっついて寝る二人可愛いw

  • 15二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 00:44:00

    >>13

    まとめ埋めお疲れ様でした

    この二人はホントじゃれ合ってるだけで和む…

  • 16二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 02:46:50

    スレ前提に沿って人物像を再構築するという暴挙に走った結果、エピソード増やすにつれ特に自分の書くアスランがだいぶ本編より別人になったのを実感する、そんな今日この頃
    今更なので、このまま独自路線突っ走るつもりですけれども
    アメトリンですが、言うまでもなくキラとカガリの眸の色を連想する石ですね
    鉱石好きなのでネタ3つ目として絡めてみました
    セットの品、というところも実はこじ付けっぽいですがちょっとした暗喩も含んでいます
    (実はタイピンには「あなたを支える」という意味があるらしいのを今回初めて知ったのは内緒)

  • 17二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:00:11

    吸い込まれそうな青い青い色の中ガラス張りの通路を歩く、青く見えるのは水でその中を小さな魚たちが僕たちの脇を通り過ぎる。
    「…夜だけあってみんな動きが鈍いね」
    「ナイトアクアリウムって言ってたから、こんな事だろうとは思っていたが」
    館内は歩くのには支障がない程度に照明が落とされていて、昼間の活気はない。
    そんな中を、係員の人に入り口で渡された懐中電灯を片手に進んでくのだけれど、見る水槽はどれも眠そうに魚たちが漂っていた。
    「ねぇアスラン、この水槽マンボウがいる…」
    「……なんか、壁に引っ掛かってないか?」
    一事が万事こんな調子で、順路をのんびり歩いていく。
    「ところでキラ、どうしてこんなところにしようと思ったんだ?」
    「君がやっと予定が空いたって言ったから僕の方でも空けられないかと思ったのに、いつものアレで予定がズレ込んだせいだよ」
    まばらとは言え僕ら以外にも人がいるので任務絡みの内容はアレやソレとして伏せざるを得ない。
    それでもどこかに一緒に行きたくて、偶々目に入ったのが夜も特別に一般公開しているこの水族館だった。
    「また次にすれば良かっただけだろう…」
    「そんな事したら、何ヶ月先になるのかわからないんだから仕方ないじゃないかー」
    アスランが、無理そうだから今日はなしにしようと言うのをゴネにゴネて待って貰い、正にイマココという状態だ。
    「いつもはアスランから来てくれてるしそれはそれでいいんだけど、そういう事じゃないんだよ」
    「この数時間の為だけにオーブまで来てるのは休暇の使い方としてどうかと思うんだがな」
    「確かにもう少し時間があったら行ける場所もあったのは解ってるよ、勿論」
    根絶したいアレやソレを頭の隅に追い遣りつつ、僕は内側からぼんやりライトアップされている水槽を眺めながら小さく呟いた。
    「そういう事じゃなくてだな…」
    「そう言う事だよ、偶の休暇だから好きなように時間を使ってるんじゃないか」
    言って、順路の先の階段を上がる。
    「あっ、こんな時間まで売店開いてるんだね。ほらアスラン、アイス売ってるって」
    僕としては、この幼馴染を待たせた分の埋め合わせの方が問題なんだけどなぁ。
    そんな事を思っていた訳なんだけれど。

  • 18二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:18:42

    こいつらいつもミレニアムにいるなと思った結果、こうなりました
    夜の水族館はだいぶ前に行ったサン○ャイン水族館で実際遣ってたもので、雰囲気は自分が行った時の記憶から書き起こしました
    本当は隣接してるプラネタリウムのイメージ使っても良かったのですが、そっちだと確実にアスラン寝るなと思ったので…

  • 19二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:32:28

    アスランが物をもらい慣れていないのは分かる気がします。トリィもハロもあげる側でしたから
    ジャスティスはちょっと話が違ううえにいい思い出でもないですし、ハウメアの石くらいじゃないですかね
    このスレではこれから慣れてくれるといいですね

    夜の水族館はそんな感じですか
    自分も2人に色々出掛けさせたくなりました
    ……自分が出不精だから思いつく場所がないのが問題です

  • 20二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 16:07:02

    これでもインドア派で出不精なのは同じなので人の事言えないんですけどねぇ…
    取り敢えず二人には塩ソフトでも食べさせてみたいところではあります
    あと今回水族館だったのは、雪景色の未来の話を考えた時と同じ流れだったりもして
    清涼感が欲しかった、そして二人が仲良く館内を歩き回ってみて欲しかった、ただそれだけ

  • 21二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 16:43:50

    「また隊長がアスランの背中にへばりついてるわ」

    「これからミーティングですしそろそろ離れてください」

    「アスランチャージ中だから無理」

    「引き剥がしていいですか?」

    「最近のシンさぁ僕に対する扱い若干雑になってない?」

    「気のせいですよ」

    「俺は別にこのままでも構わないが」

    「アンタは甘やかしすぎです」

    「ふふふ羨ましいでしょ」

    「いえ別に」

    「おんぶも抱っこも(緊急時以外は)僕だけの特権だからね」

    「その情報いらねえ…」



    「…ああでも抱っこといえばこの間横抱きを「え?」…何でもない…」

    「何?言いかけたんだから最後まで言ってよ」

    (今絶対隊長の温度下がったわね)(下がったな)

    「いや…この間話が盛り上がった流れでdice1d3=1 (1) (1.ヴィーノ 2.トライン副長 3.アグネス)を横抱きにしたんだが…」

  • 22二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 17:11:15

    >>21


    「へえ〜お姫様抱っこ…ねえ…」

    「あ、いや別に深い事情はないぞ?力の入れ具合である男でも程度なら抱き上げれるって話で…それに対してヴィーノが話に乗ってきただけで…」

    「へえ〜楽しそうだね〜あとでヴィーノからもじっくり感想聞かないとな〜」

    (許せヴィーノ…この状態の隊長には触らぬ神に何とやらなんだ…)

    (今度好きなお菓子でも持って行ってあげようかしら…)



    この後しばらくキラの前では子犬のようになるヴィーノ・デュプレがいたとかいないとか

  • 23二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 22:27:36

    人魚の見た夢の後日談

    珍しく同じタイミングで起きた2人
    「うぅん、おはよう」
    「・・・・・・ああ、おはよう」
    まだ眠そうなキラと、意識がはっきりしてなさそうなアスラン
    「ねえ、アスラン?」
    「・・・・・・なんだ?」
    「もうちょっと寝ない?」
    「・・・・・・どうしてだ?」
    「君も眠そうだしいいでしょ」
    「・・・・・・しょうがないな」
    「休眠するわけじゃないし、そっちに詰めて詰めて!」
    「わざわざこっち来なくてもいいだろうが」
    「今日だけ、ね。お願い」
    「・・・・・・何かあったのか?」
    「ちょっと夢見が悪かっただけだよ。ね?いいでしょ」
    「仕方ないな」
    「それじゃ、おやすみなさい」
    そう言って腕を捕まえるように抱くキラ
    「そこまでくっつかれると寝にくいんだが」
    「・・・・・・アスランはいなくならないよね?」
    「ああ、大丈夫だ、ずっとそばに居る」
    「そうだよね、うん。分かってるけど・・・・・・」
    「俺がいなくなる夢でも見たのか?」
    「・・・・・・違うよ。でも・・・・・・」
    「俺が離れてる間に危険な目にでもあったか?」
    「そうじゃないよ!ちゃんと助けてくれたよ」
    「だったらお前が寝ている間、起きて見守っててやるか「それはダメ!」・・・・・・なんでだ」

  • 24二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 22:28:07

    「それだけは嫌!」
    「安全を考えるならそれが1番だろうが」
    「だとしても嫌!」
    「本当にわがままだな」
    「アスランに護衛されたいわけじゃないもん。一緒に寝て、起きて、一緒に過ごしたいだけなんだよ。だから1人だけ起きとくなんて絶対駄目だよ」
    「分かった、分かった。もうこのままでいいから早く寝ろ」
    「離れないでね。もし先に起きたらちゃんと起こしてね」
    「心配するな。ほら、さっさと目を閉じる」
    「絶対だからね」
    「ああ」

    (自分がどんな目にあったかよりも、君が側にいない方がどれだけ怖かったかなんて君には分からないだろうね)
    (キラはやっと寝たか。ここまで尾を引くとはどんな夢を見たんだか。今度こそ良い夢を)

  • 25二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 22:29:00

    最後の4パターン目は同時に起きる、だけの話だったのですが後日談と合わせてこうなりました

    どう考えても休眠って1人ずつ時期をずらして片方が起きてる方がいいとは思うのですが、キラは絶対嫌がるだろうなとの私の想像から

    必要だから休眠してるわけでもないはず


    >>21ほのぼのしてていいなと思っていたらひんやりしました。たまには嫉妬深いキラもいいですね

  • 26二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 07:58:52

    「うわ、どうしたのそのオンボロ車」
    「どうせ改造するからって言ったらどの道棄寸前だし、廃棄代払うよりいいって話でタダ同然で譲って貰ってきた」
    「移動手段欲しいねって言ってたけど、まさか本当に探してくるとか何やってるのアスラン」
    「改造だけで時間も潰せるし、雪上を走れる地上での移動手段があるに越した事はないからな」
    「まぁ一応、外部との接触は最低限にはしてるけど、その内拠点も変えないとだしね…」
    「それに今のところは大丈夫だろうが、この状態がいつまでも続くとなれば資源は有限だからな」
    「でもそれ、ちょっと前に最新のエンジンがどうのって話題になってたようなヤツの気が…」
    「ちょっとって…お前それ四半世紀近く前の話だぞ。これまだ動くのかと思ったくらいだ」
    「え、ちょっとでしょ。僕たちにとっては少しのんびりしてたら過ぎてしまうくらいの時間だよ」
    「そこまで言うと身も蓋もないな……」

  • 27二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 14:41:52

    長いって言っていた話ですが、難産とまでは言わないけれど、オチというか〆が纏らなくてちょっと難航(現段階で既に3,500文字超)
    しかも何故か書いてる当人にもダメージ入ってる模様
    途中まではノリノリで筆が進んでてヤバかったんですがね…
    プレゼントは形の見える相手からの好意みたいな側面もあるので、その辺の話になると人物の内面が少し透けてくるから話としても書くのは好きだし面白いと思っているところはあります

    いやぁ、それにしても甘えん坊キラはいいものだ…(前述のアレ執筆中のダメージ回復中)
    勿論ヤキモチ妬いて氷点下でもそれはそれで良いのだけど

  • 28二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 18:10:20

    水族館の話、実は文字数オーバー寸前でした…

    アリガトウゴザイマース
    「はい、塩ソフトクリーム。君の分も買って来たよ」
    「…本当に買って来たのか」
    「何か食べたいなと思ってたところだったし、面白そうだったから」
    「目立つところに書いてあったくらいだ、目玉商品なんだろうが…そこに興味本位で食いつく辺りがお前らしい」
    「ほら、さっさと食べないと溶けちゃうよ。…あ、思ったより美味しいかも」
    「……まぁ、悪くはないな」
    「アスランさぁ、僕が先に食べるの待ってたでしょ?」
    「気のせいだろ」
    「それにしても最初に甘いものに塩入れようって思った人って、何考えてたんだろうね」
    「流石にそれは俺にもわからないな」
    「ところで、さっき見たマンボウの話なんだけどさ…」
    「眠ってるからなのか、水槽の壁に当たってるのにそのまま進もうとしている様子は中々面白かったな」
    「寝ぼけた君もあんなだよ?」
    「はぁ?!」
    「あ、自覚ないんだ…」
    「というか、いつも話だ」
    「一番衝撃的だったのは、小さい頃君がお泊りに来てた時に夜中に物音がするから目が覚めて見に行ったら、寝ぼけたまま通り道にあった椅子とかお構いなしに倒しながらトイレに行ってたやつかな。あの時は流石にどうしようかと思ったんだよね…」
    「そんなことあったか?」
    「あったよ。やっぱり寝ぼけてて完全に忘れてるね」
    「………」
    「思い出せないんだったら無理しない方がいいよ、だって記憶にないんでしょ?」
    「まぁそうなんだが…」
    「そう言えば、隣にプラネタリウム施設あったね。夜の上映プログラムもあったみたいだけど」
    「見たいというなら付き合うが……」
    「やったぁ、じゃあ、決まりだね」

  • 29二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 19:35:51

    >>23

    一緒のベッドでおやすみするシチュは何度読んでもいいものですね…


    その前の自分のやつを改めて読み返すと誤字あって恥ずかしい…そして氷点下になったところから次スレにした方がいい場面転換になったと反省…


    次は2人のちょっとしたケンカ話を考え中

  • 30二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 20:11:36

    >>26

    時間感覚のズレについては、今まであまり出てなかったような気がするので新鮮です

    誰か2人以外のメンバーがいる時はそうはならないのでしょうけど、2人だけが続けばどんどんとズレてしまうのでしょうね


    >>27

    ゆっくり待ってますので納得いく形に仕上げてください

    あの後日談で癒しになったなら良かったのですが、キラの依存を甘え以外で表現できないものかとは考えてます


    >>28

    逃避行みを感じてニヨニヨしてました

    プラネタリウムは前言ってあったように、ニコルのコンサートの再来にならないかは心配です

    寝てしまってもキラとして美味しいのかな?


    >>29

    主さんのところのモノマネにならないようにだけはしたいところです

    休眠話だとどうしてもこればかりになりそうで

    ケンカの話楽しみに待たせていただきます

  • 31二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 20:35:27

    誤字脱字はね…ホント投下する前にちゃんと確認してるはずなのに、何であるのかなぁってなるんですよね
    修正したい、かなり切実に

    塩ソフト、甘いのに塩気があるという謎のアイスです
    キラたちが前振りにちゃんとノッてくれて助かった
    そして眠るマンボウのインパクトと寝ぼけるアスランのイメージが被った結果がコレ
    エミュを書く時は厳密に考えずにその場で思い付いたことをキャラにお題として投げて、返って来る応答を雰囲気で書いているので大抵アドリブなんですよね
    さて、成り行きでこのままプラネタリウム行くそうですが…
    問題は、「大丈夫か、アスランなら絶対寝るぞ」と言い切れるくらいの環境なんですよね

  • 32二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 07:26:49

    休眠期の始まりの続きは前に書いてあったのですが、あんまり納得いかず放置してました
    時間を置いたからか、まとめ風回想で整理がついたのかまあまあ手直しが出来たのはいいのですが、今回の後日談と流れが似てしまったのでちょっと時間あけて出します

    後日談では意図的にアスランは思い出さずにいてもらったのですが、アスランが思い出す方の話を考えてる時に問題が・・・・・・
    ⚫︎泣かせたい、じゃなくてキラの前で泣くのか問題
    これは本来のグフ撃墜の時、キラが生きてたのを見て泣いてるからとりあえずは大丈夫として
    ⚫︎弱いところをキラに見せるのか問題
    キラの前では強いところばかり見せてる、過保護で悪く言うと上から見ているところのあるアスランなので、本来の閃光の刻はキラの手加減にキレたりしているあたりこの問題はどうなんだろうと
    もちろん今は対等に思っているし、ちゃんとキラの強みも認めていると思いますが、男子会ドラマCDでのキラの本質は分かっているけど現在の状態にはアップデートされてないんじゃ?疑惑があってどうも引っ掛かるのです
    アスランへの理解力が足りてないと痛感するばかりです

    キラは?既に原作のキャラから大分離れてるから・・・・・・
    アスランも眷属、ある意味下についた形だから崩してもいいとは思うのですけどどうなんでしょうね
    ちょっと次ができるまで悩みそうです

  • 33二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 07:54:00

    「そう言えばアスランが泣いてるところって見た事がないんだよなぁ」
    唐突にキラからそんな事を言われた。
    「何を言い出すかと思えばそんな事か……」
    「そんな事か、じゃないよ。何か僕ばっかり泣いてるところ見られてる気がするし」
    不服そうに口を尖らせるが、実際キラが泣いてばかりなのは事実だ。
    「お前が泣き虫なのは確かだろう」
    嘘ではないので思ったままを言葉にしたが、キラはそれがちょっと気に食わなかったらしい。
    「むぅ…そんな事を言われると、無性に泣かせたくなってきたんだけど!」
    「いや、どうするとそういう話になるんだ。無茶苦茶だろうが」
    こんな事を言われた日には、正直どこからツッコミを入れたらいいのかわからないんだが……。
    「だって不公平だよ。僕ばっかりなんて」
    「そういう事に公平も不公平もある訳ないだろうに」
    困惑する俺を余所にキラは不平を垂れるが、そんなくだらない理由で泣かされたい奴なんてそもそも誰もいないだろう。
    だいたい、本当にそんな事を言われたって困るとしか…。
    そうして俺は盛大に溜め息を吐きながら頭を抱えたのだった。

  • 34二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 08:33:07

    >>32

    おやおや何か、直書きで書いてる間に何やらタイムリーな話題が…


    アスランがまともに泣いてたのって本編だとカガリの前くらいで、これ自体が例外中の例外なのではと思っています

    少なくとも基本的に人前では意地でも泣かないくらいの感じ

    むしろ、野生の獣が弱った姿を見せたら襲われてしまうので隠れて傷を癒すように、人知れず全部抱えて誰にも見せずにいるイメージに近い何かも感じてました

    そして誕生日こそ後ですがキラの事を弟扱いしているのは確かで、お兄ちゃんとしては弟に弱いところは見せたくない、みたいな強がりめいた部分もどこかにあるようにも思えて仕方がないですね

    そんな訳で、何だかんだで認識のアプデには至ってないという解釈してるのがこちらにいます

    ミトメタクナーイ


    それから上記に加えて自分ところ設定になってしまっている方のアスランに関しては、(親に)心配を掛けさせたくない為に何でもないフリをする癖習慣化していて抜けていないというのも追加されてます

    つまり泣かないのではなく、泣けないのです

  • 35二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 14:20:37

    ここで敢えてアスランを泣かせる方法をキラに伝授するなら、玉葱渡してみじん切りでもして貰え、ですかねぇ
    それは生理現象であって悲しくて泣いてる訳じゃないだろうって、ハリセンでぶっ叩かれそうなヤツですが

    「だって、こうでもしないと泣かないだろうって言うから…」
    「誰だ、こいつに変な事吹き込んだのは!」

    そう言えばこの世界線のキラは涙が石になる設定だけど、零れ落ちる前なら流石にハンカチとかタオルとかで拭えますよね…?

  • 36二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 19:57:36

    >>34

    あまりにもタイミングピッタリで、驚きながら仕事前なんで読むだけ読んでから出ました

    もしかしてストックから出してもらったのかと

    直打ちだったんですね


    とりあえずアスランは泣かせようと思います

    共依存である以上アスラン側の依存もみたいということで

    過保護も依存の一種だとは思いますけど

    納得行く出来になるといいな


    ブロマンスのスレ主さんのケンカで思い出したのですが、ジャスティス自爆未遂の件あの世界線ではどういう想定だったのか当時気になってました

    自爆未遂の時でもいいですし、あのMS持ち出しての喧嘩の最中の事でもいいのですが、何かエピソードを考えてあったのかな?と

    あの場面も共依存ポイント高そうだなといつかネタにしたい気はするので、もしお考えがあったのなら聞いてみたいです

    答えづらかったりした時はこの話は流してもらって大丈夫です

  • 37二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 20:31:51

    >>35

    不死スレではその辺は触れられてなかったので個人的な意見ですが、顔から離れた瞬間に宝石化すると思ってます

    そうじゃないと涙を拭くっていうイベントが出来なくなりますからね

    でも好きなように演出してもらっていいですよ

  • 38二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 20:49:44

    >>36

    えぇ、保守代わりにと思いながら何気なく閃いたお題で書いてました

    で、投下した直後に、あれ?って二度見までしましたからね

    一応その場のアドリブで直で打ってる時と、ネタストックから投下用に別で打ち込みしてる時があるので、その時々で違ってたりします

    今回のあれはほぼ思い付きだったので偶々直打ちでしたが、何と言う偶然


    泣かす事に関してですが、自分も一度は押したり引いたり宥め透かしたりと試した事はあるのですが、かなり頑固で一回匙投げました

    いい感じに書けるといいですね

  • 39二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:38:46

    人魚の見た夢の後日談2

    とある日の朝、いつも通りキラが先に起き出した
    「アスランはまだ寝てるね、先に朝ごはんでも準備しようかな」
    そのまま部屋を出て台所に向かっていった
    「・・・・・・キラ?」
    少しして起きたアスランだったが、寝ぼけているのか焦点の合わない目をしている
    「キラが・・・・・・いない・・・・・・いや・・・・・・見つけたが・・・・・・」
    何かを思い出すようにじっと俯いている
    「アスラン、起きたの?」
    起きた気配か勘か、キラが戻ってきた
    「生きてる・・・・・・キラが死ぬわけがない・・・・・・分かってる、だが・・・・・・」
    「アスラン?」
    「キラ?・・・・・・無事、なんだな・・・・・・よかった」
    キラの顔を見た途端、声もなく涙しはじめた
    「えっ、アスラン、どうしたの」
    キラの声も届いていないのか返事はない
    (こんなアスラン見たことない、けどこういう時は)
    正面から優しく抱きしめて背中を撫でるキラ
    「僕はちゃんと生きてるよ、大丈夫」
    (あんまり顔見ちゃうと後で正気に戻った時が大変だからね。これで安心してくれるといいけど)

  • 40二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:39:20

    そのまま撫で続けていると
    「・・・・・・うわっ、どうしたんだっ、キラっ!」
    意識が覚醒したのか急に暴れ出した
    (どうしたの?はこっちのセリフだけど)
    「おはよう、何でもないよ。今から朝ごはん準備するから起きたら手伝ってね」
    「?ああ、わかった」
    そのままアスランの顔を見ないまま部屋を出ていった
    「なんだったんだ全く・・・・・・顔に水?」
    キラが泣いていたなら宝石が落ちている筈だがそんなものはなく、訳が分からないまま顔を拭う
    「とりあえず朝食の準備を手伝うか」
    アスランは一連の流れを棚に上げ、朝の準備にかかることにした

    (珍しいものを見ちゃったな。でも本人気づいてなさそうだし黙っておいてあげるよ)

  • 41二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:40:12

    寝起き+夢心地+相手がキラ(他の人なら近づかれた時点で覚醒する)+泣いてたことに気づいてない=これならいけません?
    こう、キラのお兄ちゃん力とかアスランへの理解力とかでいい感じにできないかと
    たまには年上っぽいキラも出してみたかったという世迷いごと
    解釈不一致だったら笑って流しておいてください

  • 42ブロマンススレ主24/07/30(火) 22:24:05

    >>36

    実はあの喧嘩事件(ジャスティス自爆未遂発覚&MS持ち出しバトル)は突如思いついた内容だったので細かいエピソードを考えてなかったんです…


    せっかくなのでもし良ければこれから簡単にはなりますがエピソード考えてもいいでしょうか?

    (あくまでブロマンス時空での話になりますが…)


    ちょっとここの世界線のケンカ話の展開につまずいてるので気分転換に…

  • 43二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 22:26:52

    是非ともよろしくお願いします

    実はその辺も考えて>>7は書いてるので

    駄目元で言ってみて良かったです

  • 44二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 01:10:08

    ナイトアクアリウムが開催されている水族館の隣、同じ商業施設内に併設されているそのプラネタリウムは50人も入れば大体席が埋まってしまうような規模の場所だった。
    夜間だけの上映プログラムだけあって内容も趣向が凝っていて、客席も割とまばら。
    照明が落ちて投影機からドーム状の天井には、美しい地球の自然の風景たちが映し出されていた。
    しかもここのプラネタリウム、映像や星座を映すだけじゃなくて花の香り漂わせたり出来る設備があるみたいで、ふわふわとした感じのやわらかい匂いが漂って来たりしてくる。
    僕は、こんな場所もあるんだなぁなんてぼんやり映像を見てたら、ふとすぐ横で気配が動いた気がした。
    そっと隣に目を遣ると、案の定と言うか…やっぱりというか。
    (まぁ何となく、こんな事になるんじゃないかなって予感はあったんだよね……)
    薄暗い空間、快適な温度、綺麗で幻想的な映像と穏やかな音楽、おまけに完全に背中預ける感じになる座席の背もたれの角度、何と言うか考えたら条件揃い過ぎだったよね。
    彼がいつもは忙しく任務に飛び回っているのも、その合間に僕に会いに着てくれていることだってよく知っていたし、今日の休みも本当に久し振りだったはず。
    まぁだからって、上映開始10分くらいでこれはどうかとも思うのだけれど。
    完全に寝入ってしまっているアスランに少し呆れながら、僕は流れる映像に目を戻す。
    (後でどこまで見ていられたか訊いてみよう。きっと大して見てないだろうけどさ)
    言っておくけど、思わずそんな少し意地の悪い事を考えていたのは内緒だからね。

  • 45二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 01:38:10

    これが、確かにこれじゃ寝るよねっていう環境です
    まぁ予定を確保する為に自身の睡眠時間を平気で削ったりするヤツなので、さもありなんというところでしょう
    さて、彼はどこまで内容を覚えているでしょうかねぇ…

  • 46二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 10:18:47

    動かない4DXみたいな感じなのでしょうか
    随分とプラネタリウムも進化してるんですね
    予想通り寝てしまいましたがしょうがないですよね

  • 47二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 13:23:17

    「ねぇアスラン、起きた?」
    「……もしかして俺、寝てたのか?」
    「それはもう、ガッツリとね」
    「すまない、眠るつもりはなかったんだが…」
    「取り敢えず、係の人が片付け始められなさそうだから、話は出てからね」
    「…残った客は俺たちだけか」
    「中々起きなかったからねー」

    「係のお姉さん苦笑してたね」
    「……そうだな」
    「で、どこまで記憶ある?」
    「星空の風景から月虹の解説が始まって、いい音楽流れてるなって思っていたところまでは覚えてる」
    「わぁ、本当に序盤だぁ」
    「というか、あれで寝るなと言う方が無理だろ」
    「僕は最後までちゃんと見てたけどね。これでも一応急に来たアレのせいで休み半分任務で潰れる形になって、その後強行軍してオーブまで来た訳だけど」
    「それは後で代休申請しておいた方がいいぞ?」
    「…申請通るかな。って、それよりアスランこそ昨夜何してたのさ。ちゃんと休みだったんじゃないの!?」
    「思い付いたものがあって、少しだけと思って図面引いててそれから…」
    「で、睡眠時間は?」
    「……よく覚えていないが、にじか…いや3時間か?」
    「僕が任務で遅れるって連絡してから結構時間はあったし、そこから仮眠だって出来たと思うんだけど?」
    「それは……ずっと読もうと思っていた工学関係のレポートに目を通して、それから…」
    「次の機会にしようって言う君に、遅れて時間遅くなるけど絶対今日にしようってゴネた僕が言える事じゃないと思うんだけどさ……ちゃんと寝てよ。3時間なんて寝た内入らないんだからね」
    「まぁ、そうだな」
    (あぁこれは確実に反省してないヤツだ……)

  • 48二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 18:37:43

    ここで寝落ちるのは、ある意味予定調和というやつです
    敢えてあからさまなフラグを拾いにいくスタイル
    (実はこの夜の上映は同性同士で行くと気不味い場所です。見事にカップルばかりでリア充爆発しろとばかりの状況だったので)
    取り敢えずあと1つ、オーブの休日話の予定
    時系列としては夜の水族館が始まるのを待っているくらいの時間帯ですね
    気長にお待ち下さい

  • 49二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 19:22:45

    何もない1日

    「・・・・・・」「・・・・・・」
    カタカタとキーを叩く音と紙をめくる音だけ響いている室内で、2人は思い思いに過ごしている
    会話はないが、とくに雰囲気が重いということもない
    静かな時間が流れる何気ない日
    「・・・・・・キラ、飲み物とってくるがいるか?」
    「うん、ありがとう」

    「アスラン、そろそろお昼ご飯にしようよ」
    「ああ」
    そのまま夜が来るまで言葉少なに1日が過ぎる
    「今日は1日何にもなかったね」
    「たまにはこんな日もいいな」
    「明日はどこか出掛ける?」
    「明日決めればいいだろう、時間はいくらでもある」
    「そうだね、いつまでもこんな日が続くといいよね」
    「ああ、資金が尽きるまではな」
    「せっかくいい話で終わると思ったのに」
    「しばらくはいいが、また何か始めないとな」
    「次は何をしようかな」
    「目立ち過ぎるなよ」
    「こっちのセリフ!でも2人なら何でもできるよ」
    「何でもは言い過ぎだろう」
    「君となら何だってできるよ、僕はね」
    「そうか、ならまずはいざという時の為の護身術を」
    「っ!そのうちね!」
    と言いながらキラは逃げ出した
    「はあ、やれば出来るのは知ってるさ」
    「・・・・・・お前が何でもしなくちゃいけない時はすぎたんだ。これからはやりたいことだけやればいい・・・・・・と言える世界になってくれるといいんだがな」

  • 50二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 19:25:11

    続きたのしみにしてます

    何にもない日で終わらせたかったのに、オチがないということで追加したら30行になるように削る羽目に
    あまり内容がないなあと思いながら、たまにはいいかなと

  • 51二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 23:58:46

    ブロマンス時空のみの設定です

    ジャスティス自爆未発覚時



    「アスラン!!あの時ジャスティスごと自爆する気だったって本当なの!?」

    「!?何でそれを…!」


    カガリが慌てて部屋に入ってきた

    「すまん…!私が口を滑らせてしまった…」


    「どうして今まで黙ってたの!?」

    「…言うタイミングがなかったんだ…それにもうとっくに終わったことだし…今更言うことでもないだろ…」

    「アスラン…その言い方は…」

    「何それ……カガリがいなきゃそのまま死ぬ気だったくせに!」

    「結果的に俺は生きる…それでいいだろう…」


    「…よくない…」

    「キラ?」

    「でも…もういいよ…あの時…もしかしたら…アスランが死んでたかもしれないって…それを知った僕の気持ちなんて…君には分からないよね…」


    ひどく泣きそうな顔でキラは部屋から出ていった

    「キラ!!…ああもう…」


    「言ってしまった私が悪いんだが…お前もあんな言い方はないと思うぞ…キラの奴…すごく苦しそうな表情してた…」

    トーンを落としたカガリの言葉に俺は何も言えなかった

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 07:31:35

    見たかったものが見れました
    本当にありがとうございます
    スレが建っている時にレスすれば良かったのですが、あの頃はROM専期間だったもので
    ジャスティス自爆未遂の件は、いずれ自分でも書けたらいいなと改めて思いました

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 15:20:46

    それは夕闇が迫る時間帯、俺は手元の時計を確認し少し溜め息をついた。
    本来だったらもっと早い時間に会えていたはずなのだが、折角の休みに水を差す無粋な輩のせいで約束の時間は半日近く後ろへズレ込むことになった。
    休暇直前で報告などの申し送りをしていたところに突如としてイレギュラーが発生し、それを見過ごす事が出来なかったキラがそのまま対応に入った結果…予定通りにならなかった事が原因だ。
    連絡が入った時点で俺は今日の予定のキャンセルを提案したのだがキラは頑としてそれを聞き入れず、仕方なく予定を大幅に繰り下げた結果が、今の時間……
    「休みなんて、また取れば良いだけの話だろうに…」
    暗くなろうとしている街並みをぼんやり眺めながら、溜め息をもう一つ。
    中々予定が合わないのはいつものことではあるし、何も態々どこかに出掛けたりする事に拘る事だってない。
    まぁ、あいつがそうしたいのであれば、それを敢えて否定する理由もないのだが。
    キラが待ち合わせにと指定してきたのは普段から人で賑わう建物近くにある小さな公園だ。
    遊具が置かれているものの、時間のせいもあって人気はなくてどこか淋しげに見える風景を眺めながら、キラが来るのをひたすら待っていた。
    そもそも予定外が差し込まれた事もあって指定された時刻は厳密なものでもなくて、こうやって待っているのも莫迦莫迦しい話くらいのではあるのだがな。
    そうして暫くの間、次第に暮れていく空が色を変えて行く中佇んでいると、色々な音に紛れて聞き慣れた声が俺の名を呼びながら近付いて来るようだった。
    それに反応して目を遣ると、通行人たちの間を縫うようにして小走りにこちらへ向かって来るキラの姿が見えた。
    「アスラン、待たせてごめんね」
    走って来たように見える割に特に息があがっている様子もないのはいつもの事だが。
    「いや、気にしなくていい。そんな事よりこんな時間からどこへ行くつもりなんだ?」
    このままだと言い訳が始まりそうだったので言葉尻に割り込むようにして問いかける。
    日も暮れるような時間から遣っているような場所なんて限られているからな。
    「あぁそれね、実は行きたい場所があってさ」
    言って、キラは近くの背の高いビルを見遣る。
    「水族館。本来の営業時間外の魚とかが見られるんだって」
    そして機嫌良さげに微笑むと、当たり前のように俺の手を引いて歩き出すのだった。

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 15:38:12

    行けるかと思ったら26文字オーバーと言われた時の心情を述べよ
    まぁ削ったんですけどね、差し障りがない私服に対する言及のとこ一行分…
    そんな訳でひたすら待たされていたアスラン側からのほぼモノローグです
    相変わらず、声に出さなければ饒舌でした
    そりゃ別の日にしようよって言うでしょうよ、って思いながら一連の話全体を組み上げたので導入としてはこんな感じに
    正直、この二人を猫カフェにぶち込んでみたかったんですけどね…

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 18:58:57

    休眠期の始まりの2週間後


    「うーん、もう朝かな。まだ眠いけどそろそろ起きないと・・・・・・」

    しっかり寝たはずなのに、眠気を感じながら目を覚ました

    体も妙に固まっている気がする・・・・・・というかかなり凝っている

    「あれ?何でかな?」

    それに起きた場所にも見覚えがない

    「ここどこ?うん?アスラン?」

    横を見ると違うベッドにアスランが寝ている

    訳が分からなさすぎて混乱しっぱなしのまま

    「よく分からないけど、まずはアスランを起こそう!」

    不安を打ち消すように、声に出しながらアスランのベッドに近づいた

    「アスラン起きて、アスラン」

    揺さぶりながら声をかけてみる。でも起きない

    「ねえアスラン起きてってば!」

    激しく揺らしてみる。やっぱり起きない

    「・・・・・・」

    見覚えのない部屋、寝起きにしては不調を訴える体、起きないアスラン、1つだけでも不安なのに3つ重なった事で限界を超え、涙が溢れ出てきて宝石となって落ちていく


    ・・・・・・泣き疲れてちょっと冷静になった

    アスランにしか意識がいってなかったので、まだ部屋を見ていなかったのに気がつき探索することにした

    といっても内装の良い広い病室といったこと以外分かる事もなかった

    入り口にはロックがかかっているし閉じ込められてる?とまた不安が増してくる

    「アスラン、ねえ・・・・・・アスラン」

    起きないアスランの顔の上で宝石を作り続けていると

    「・・・・・・うん?おはよう、どうしたんだキラ?」

    眠そうな顔でアスランが起き出した

    「おそよう、アスラン。あれだけ僕が起こしたのに起きないなんてほんとに君って」

    ムカつくと心にもないことを言おうとしたけど、アスランの目を見てやめた

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 18:59:26

    「また紫になってる」

    「そうなのか?そういえば寝る前の記憶がところどころしかないな」

    「そうなんだ。僕は普通に自室で寝てたはずなのに起きたら知らない部屋にいて・・・・・・」

    赤くなった目、顔の近くに落ちている宝石でキラが泣いていたことはすぐに分かった

    「・・・・・・そんな時に呑気に寝てて悪かった、不安にさせたか」

    「・・・・・・そんなこと・・・・・・そんな・・・・・・こと」

    「もうそれ以上泣くな。なんなら横に来るか?」

    「・・・・・・いく」

    「誰か来たら起こしてやるからもう少し休んでおけ」

    「そうする。勝手にどこか行かないでよね」

    「わかった、わかった。安心して寝てろ」

    寝起きだけど眠たいし、泣いたせいで疲れちゃったし、何にも分からないけど、とりあえずアスランが起きたからそれでいいや


    「・・・・・・俺の方は確か・・・・・・キラによばれて・・・・・・駄目だ、思い出せない」

    泣き疲れたキラを寝かしつけてから、寝る前の行動を思い出そうとするが、もやがかかったかのように曖昧にしか思い出せない

    「ここには誰かと来たような・・・・・・」

    キラの横で考え込んでいると、入り口のロックが解除された音がした

    咄嗟にベッドから降り、入り口とキラの間に立ち塞がる

    「そこまで警戒されなくても・・・・・・とは今の状況では言えませんわね」

    「・・・・・・ラクスか。君は、俺たちがここにいる理由を知っているのか?」

    「あなたには説明したはずなのですが、どうやら記憶にないようですわね。ならもう1度説明いたしますわ」


    そこでようやく、キラは3週間、俺は2週間休眠とも言える状態になっていたことを知った

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 19:05:02

    ちょっと尻切れ蜻蛉感がある気がしますが、ここで切っておきます
    これ以上続けても説明にしかならない気がするので

    しばらく休眠の話ばかりだったので、次は別の話にしたいですね
    夏っぽい話とか・・・・・・
    海もプールも記憶にないですね
    花火・・・・・・ここ数年音しか聞いてませんね

    行オーバーはしょっちゅう出ますが、文字数オーバーもあるんですね
    なかなか細かい心情を考えるのが難しいので、いつも簡単な表現になってしまう拙さを物書きさんのを見るたび痛感します
    猫カフェも見てみたいですね

  • 58二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 20:00:11

    花火は…手持ち花火でも買って来て二人でちまちま火をつけてるのだっていいと思うのですよ
    たぶん見てる分には確実に可愛い
    勿論、打ち上がってるヤツを見に行くのもいいんですけど

    前スレの前半くらいまでは、割と簡潔に書くように努力してました
    記事上で見る分には、その方が見易いのでその辺は意識していたので
    その後、これはちゃんと読んで貰えてる?と思って通常運転に戻したので、気付いたら文字みっちりになってしまった次第
    一人称視点の場合はその場の説明になる部分を主観からにしないといけないので、キャラでもない事だけは言わせないように気を付けてます
    小難しい文面は1頁文字で埋め尽くされて真っ黒になってるような人の本を読み過ぎ+手癖なので今更直せないという残念過ぎる見本になってますね

    猫カフェ…んー、ちょっと考えてみます

  • 59二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 01:36:57

    手持ち花火の方がもっと記憶になかったり……
    逆に何が記憶に残ってるのか思い出した方が早い気がするレベルで物事を忘れていくタイプなんです

    不死スレでイザークにゃんこの話が出てたので、猫見たいなと思っただけなのであまり気にしないでください

  • 60二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 03:25:27

    こっちもいい歳して花火好き過ぎて毎年一人で蚊に刺されながら遊んでるかなり変な人なので、こちらこそ気にしないで下さいね

    自分もイザークが猫ならロシアンブルーみたいな矢鱈と毛並みがいい猫っぽいなーとは、あちらのスレ見ながら思ってました
    でも一度だけ連れてって貰った猫カフェのにゃんこさんたちはそこまで立派な血統書付いてそうな子いなかったなぁ…

  • 61二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 07:24:51

    自分もロシアンブルーが最初に浮かびました
    賢いらしいのもそれっぽいなと

    ちょっとジャスティス自爆未遂を書くならと考えていた時に1つ思ったのですが、キラがカガリとラクスに不死であることを知られたのはいつになると思いますか?
    不死スレを読み返してもタイミングがはっきりしてないもので、それに関係性が違うので更に遅い可能性もありそう
    ほぼ確定なのは、グフ撃墜時にアスランの不死はAAクルーにはバレるはず
    キラの不死はキラとアスランが閃光の刻に把握してるけど、他の面子にいつバレたのかが分からない
    少なくともカガリはグフ撃墜時のSSによると知らなさそう?
    最遅はコンパスでの恒例行事になってる開幕首切りだと思いますが、流石にそれよりは前に知ってるはず
    この世界線ではこのイベントはしてない気もしますが、コンパスメンバーに知らせてるのは確かでしょう
    ちょっとご意見を伺いたいなあと思った次第です

  • 62二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 08:52:09

    確かにその辺、綺麗にあやふやにしてありますもんね。
    (スレにあるアスランがカガリに事実を打ち明けないといけないと内心を吐露しているあのSS、実は自分のものだと一応バラしときます)

    ここは個人的な見解として、と前置きしますね。この辺、人によって見解違うと思うので。
    結論としては、キラが不死を告白したのはグフ撃墜があった以降。でいいと思います。
    理由としては、言うべきタイミングがなかったから。
    これはカガリやラクスを信用していないという訳ではなく、死ぬほどの怪我をする場面がなかったので例え言ったとしても信憑性が薄く、信じて貰うには少し説得力が足りなかったせいだと思っています。
    これに加え、一部記憶があやふやになっていたりする部分もあって説明するにも難しかったというのも。
    更に理由があるとすれば、言った後の反応が怖かった、くらいでしょうか。
    勿論、それ以前にも細かい怪我はしていると思うので、怪我の治りが早いことくらいはちゃんと周知くらいはしていると思いますが。フリーダムだって撃墜されていますし。
    そしてキラはアスランが死ななかった原因は自分にあると関知していますから、言うならこのタイミングしかないだろうという事で打ち明けたのでしょう。(でもそう言えば時期的にラクスは宇宙に居るんですよね、これ)

    とまぁ、こんな感じでいいですかね

  • 63二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 09:09:07

    あのSSも物書きさんのでしたか
    こっちとはまた関係性の違いを感じられていいお話でした

    真剣に考えていただいてありがとうございます
    やはりわざわざキラは自分から言わないと思いますか
    自分もその辺かなとは感じていたのですが、もしかしたらエンジェルダウンも可能性があったかなとは思ったので
    どちらにしても種運命時代にはなりそう、ジャスティス自爆未遂時は知らなさそうですね

    ブロマンスのスレ主さんはどう思われるかも出来れば聞いてみたいです
    この世界線での4人の関係性の理解度は、主さんが1番だと思われるので
    他の方のご意見もお待ちしてます

  • 64二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 15:23:17

    あと挙げるのを忘れて居ましたが、そもそもキラ自身が口が割と堅いというのもありましたね
    嘘を吐くのは苦手でしょうが、明かすだけの理由がないのなら秘密を抱えて墓まで持って行けるタイプだと思ってます
    但し、アスランだけは別、ではあるでしょうが

  • 65二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 15:36:52

    >>62

    最近このスレを知った者なんですが、

    「アスランがカガリに事実を打ち明けないといけないと内心を吐露しているSS」ってどちらにありますでしょうか?

    一通り読んだはずなのですが見つけられず…

    申し訳ないです…

  • 66二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 15:53:46

    このレスは削除されています

  • 67二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 15:54:09

    >>65

    一先ずこちらのスレ主さんではないのですが、と一言断りを入れておきまして…

    お尋ねになっているSSは、こちらの世界観の前提の一つとなっている不死スレPhase2の≫39になります

    確かに最近来た方だと、何のことだろうってなりますよね

  • 68二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 15:58:18

    >>66

    経過日数からして既に消せなくなってるはずだし、こっちで見ている分にはちゃんと表示されてるんですが……え?(PCからの閲覧者)

  • 69二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 16:01:35

    ごめんなさい、見逃してました
    ちゃんとありました
    普段スマホから見てて今PCで作業中に探したから見え方が違ったもので

  • 70二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 16:18:23

    >>67

    ありがとうございます!

    不死スレの方だったんですね!

    こちらのスレだと思ってましたが見つけられました!

  • 71二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 16:51:57

    思い出のレシピ


    台所にアスランがたっているところにキラが寄ってくる

    「あっ、アスラン何作ってるの?」

    「昔ディアッカにレシピを教えてもらった炒飯だ」

    「ふーん、わざわざ匙で計るなんてさ。君も細かいよね」

    「普段から計って料理してるわけじゃないが、たまにはな。あいつの味を再現出来ればいいんだが」

    「その中華鍋もかなり長く使ってるよね。もう博物館にでも飾られそうなレベルじゃない?」

    「ここまで育った鍋は他にはないだろう・・・・・・1度駄目にされかけたが」

    「ごめんってば、洗剤で洗っちゃ駄目って知らなかったんだよ」

    「別に本気で怒ってたわけじゃない、当時はな。今やったら・・・・・・」

    「そんなに怖い顔しないでよ、やらないよ」

    「ならいい」


    「出来たぞ、熱いうちに食べよう」

    「わーい、楽しみだな。いただきます」

    「どうぞ、俺もいただく」

    手を合わせてからアスランの作った炒飯を食べるが、少しして2人共首を傾げることになる

    「・・・・・・美味しいよ、美味しいんだけど・・・・・・」

    「ディアッカが作ったものとは味が違うな・・・・・・おかしいな、聞いた通りに作ったはずなんだが」

    「どうしてだろうね?」

    「材料の違いか?流石に当時と同じ物ではないから・・・・・・」

    「でも美味しかったよ。また作ってね」

    「・・・・・・ああ、次こそは再現してみせる」

  • 72二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 16:53:12

    やらかした空気を変えるために早めに出します

    ロールキャベツはネタにしづらかったので、2次ネタですがディアッカの炒飯でした
    誰と食べるかとか、その日の気分で調味料多め少なめとか、レシピ通り作っても同じにはならないものですよね
    自分は味音痴だから適当料理しかしないけど、アスランは凝そう
    ブロマンススレの最後に大分上手くなってましたし、時間はたっぷりありますから

  • 73二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 20:38:52

    どんまいです、これくらいは誰でも遣るから
    このドジっ子さんめ☆って事で

    洗うのに使っていいのはお湯と束子だけ、って知らない人から逆に面倒くさいって言われる不思議な道具、鉄鍋とスキレット
    ちゃんと遣れれば目玉焼きすら貼り付かなくて便利なんですけどね、鉄の塊なんで少し重いですけど
    お料理、アスランは凝り性で都度レシピちゃんと把握してて割と安定もしてるけど、キラは有った物を適当に間に合わせで作ってるから味に振れ幅があるんで当たり外れがある、そんなイメージがありますね

  • 74ブロマンスのスレ主24/08/02(金) 21:19:54

    上手く説明出来てなかったらすみません!!

    キラの不死については、グフ撃墜後AAクルーに説明する前にまずはラクスとカガリに自分達の事を告げるかなと思います
    (ラクスは宇宙にいるので通信になりますが)

    アスランが自分と同じであると知ったことでキラとアスランの関係がより深いもの(依存度が上がる)になり、特にキラの変化をカガリは双子の勘で気づく。
    ラクスもその場にいればもちろん気付きます。
    カガリは一旦ラクスに相談して、まずは自分達2人だけで話を聞こうとしてキラとアスランの元へ。
    元々キラの身体の治りが早かったことも気になっていたこともあり、またその“特異性”をみんなに説明する際には自分達もキラ達側にいた方がいいとの考えもあります。

    キラとアスランも、みんなにアスランのことを説明するならキラ自身のことも話した方がいいいけど、不安や恐怖が過ってしまい悩んでいたところにラクスやカガリの顔が思い浮びきっとあの2人なら…と漠然とした気持ちで先にラクスとカガリに告げる決意をする。

    AAクルーのみんなを信頼してないわけではないけれど、やっぱり人の理から外れた死なない化け物です。と言うのはキラやアスランでも怖いだろうと思いますが、その中でも真っ先にラクスとカガリなら大丈夫って思える関係です。

  • 75二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 21:59:47

    大丈夫です、ニュアンスはちゃんと伝わってます
    グフ撃墜後の後のシーンから考えても、次に事実なり違和感なりが伝わるのはカガリなのだけは確定だと思うので、そこからラクスにも話が伝わる流れになっていくのは順当かなと
    信頼度で言うなら打ち明けるのもまずこの二人が最優先でしょうし、事実を知ってもキラたちの抱える心細さや恐れの受け止め先になろうとしてくれるはずですから

    さて偶然にも別方面からの見解が見られたところで、もう少しあの長いヤツの中身詰めて来ます(現在4,200字超。まだ増える予定)
    取り敢えずこの反応で内容察されたかもしれないけど気にしない事にします…

  • 76二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 22:02:01

    わかりやすいです!
    ありがとうございます
    やはり解像度が高いですね
    流れで言うのではなく、2人に先に相談というのが納得出来ました

    途中まで書いてみたところ、1レスで終わりそうな量であれ?とはなってますがいい感じになるかな?

    物書きさんも完成楽しみにしてます

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 06:00:06

    「部屋に居ないと思ったら、こんなところに……」
    ガレージの隅っこの方で毛布に包まってアスランが船を漕いでいた。
    確かに雪の降っている外よりはずっとマシだし、申し訳程度の暖こそ傍に置いてあったけど、ここが部屋の中よりは寒い事には違いはなくて、いつもの自分の小言を棚に上げての状態に流石の僕でもツッコミが追いつかない。
    もうこれ、起こすしかないよね。
    僕は限界まで息を吸い込んでから、大声で怒鳴った。
    「こらぁ、おーきーろーぉ!!」
    その声に、アスランが弾かれたように顔を上げ、驚いた様子でこちらを見る。
    幸い(?)な事に熟睡はしていなかったらしい。
    「なっ、……なんだ、キラか」
    「何だじゃないよ、こんなところで何してるのアスラン」
    確かに動いてる方が不思議なくらいのボロボロの車を暇潰しに弄るとは言っていたけれど、こんなに熱心になる程だとは思わなかった。
    「いや、見ての通りなんだが……」
    少し歯切れの悪い物言いでアスランが言い、思わず僕は半目でそれを見る。
    「アスランさぁ……僕によく、そんなところで寝ていると風邪を引くだの何だのと言うけど、全然人の事言えないじゃないか」
    憮然としてそう言いながら、その手を引いて部屋に戻らせようと立ち上がるよう促した。
    「いや、もう少し…」
    「駄目だよ。こんなところでうたた寝までしてるし」
    そうしてグイグイと彼の背中を押して居間の方へと戻ったのだった。
    「随分と機嫌が悪いじゃないか」
    「起きたらベッドには居ないし、キッチンかと思ったらそこにも居ないしで探したんだからね」
    文句を一頻り。気配を辿るほどの事じゃないと思っていたら、思いの外探し回ることになるなんて。
    「…あぁ、それは悪かった」
    「本当に?」
    「温かいココアでも淹れるから、それで機嫌直してくれ」
    言った後、踵を返したアスランが小さく咳をしているのに気が付いた。
    …本当、人の事ばっかり言うけどさ、そういうところなんだよ。

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 06:32:31

    ちょっと虫の居所の悪いキラというのを思い付いたので
    たぶんココア程度じゃご機嫌は取れません
    ちなみにアスランが処分代程度の額を払って誰かから譲って貰った車は、雪上走行も出来るオフロード寄りの旧式のものという事にしてあります
    もうかなりガタが来てて走るのすらやっとくらいの状態ですが、ここに一種のオーパーツ化した技術で見た目はほぼそのままに魔改造が施されてしまう模様

  • 79二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 07:44:00

    車検という名のストッパーがなければいくらでも弄り回せますね
    車は弄り出すとキリがないですから
    ココアで駄目なら、どうやってアスランは機嫌をとるのでしょうね
    その前にまた風邪かな

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 16:44:19

    風邪って、決まって熱を出す人と熱が出る方が稀って人がいますよね
    自分は後者で、前者の友人に風邪引いた時にすぐ寝ろって言われて、何で?ってなっていた記憶があります
    たぶんこれココアに一瞬釣られたとは思うんですけど、自分の事を棚に上げて結局また風邪引いてる人がいたのでね
    ここは地球ですし以前は低重力下で出来なかったお粥のリベンジは果たせそうですが…さて

  • 81二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 19:56:19

    ジェネシス内部にて


    「だめだっ、おまえっ!逃げるな!」

    「生きる方が、戦いだ!」


    ジャスティスを追ってきたストライクルージュからカガリの声が聞こえた

    自爆用のパスワードを打っていた手が止まる

    生きる方が戦い・・・・・・なら死ぬことは逃げなのだろう

    俺は、キラから逃げ道を奪ってしまった

    キラはもう逃げることも出来ない・・・・・・なのに俺だけ逃げてもいいのか・・・・・・

    1度悩んでしまうと迷いが出て、これでいいのかと考えてしまった


    「アスラン!キラを置いていくのか!」

    「カガリ・・・・・・」

    そうだ、俺がいなくなればキラは1人になってしまう

    周りには誰かがいるかもしれない、だがあいつが死なないことを知るのは俺1人だけだ

    自分から打ち明けるやつじゃない

    他には誰も知らない、俺だけが知っている秘密

    そしてもう1つの秘密、世界にたった2人しかいない最高のコーディネイター・・・・・・片割れを、置いて逝っていいのか?


    「カガリ、すまない。脱出を手伝ってくれ」

    「ああ!!」

    打ちかけていたパスワードを入力し終え、ストライクルージュでヤキン・ドゥーエから飛び出した

  • 82二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 19:59:55

    短いとは思ったのですが、ヤキン突入から自爆直前までは本編とあまり変わらない気がしたのでここからスタート
    例えパトリックと血が繋がってなくても、世界に対する責任感や父親への想いはそのままだと思うのです
    ならどこが変わるのかといったらここしかないと思って書いたのですが、アニメ見直してもここ残り時間1分くらいしか時間がない
    59秒表示の自爆シークエンス画面直後にジェネシス内部にアスランが着いたのが演出マジックでなければですけど
    0ですぐ吹っ飛ぶわけじゃないにしても、長々時間かけられない場面ですよね
    キラと、キラを探しに行く方はもう少し変化がでそうです

    風邪ひかないし、熱出たことほとんどないので、寝て治すっていうのは遠い感覚になりますね
    だからこそ看病話は読んでいて新鮮に感じます

  • 83二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 21:01:06

    あの高熱が出た時の節々の痛みとか倦怠感とか背筋がゾクゾクするような寒気とか、正直あんまり味あわない方がいい感覚だと思うのです
    特に、インフルとかコロナとかのやつは(去年の今頃貰いコロナした人の感想)

    このシーンはアスランが自分の意思で死に一番近付いた場面ですよね
    種終盤でもかなり印象深い場面でもあります
    あの辺のカウントダウンタイマーと遣り取り見てると時間経過おかしいはたぶん突っ込んだらダメなやつ…
    メタ目線だと演出的にはそれくらいの密度だったので、一瞬すら長く感じたって意味で取るしかないとも言いますが

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 05:03:40

    おまけの猫カフェ

    「今確認したら、ナイトアクアリウム開始まで2時間くらいあったんだよ。もう時間潰すしかないよねって事で近くにあった猫カフェにでも行くよ」
    「で、どうしてそこで猫カフェにって事になるんだ?」
    「アスラン、猫嫌いだっけ?アレルギーはなかったよね」
    「いや、特にそういうのは……」
    「じゃあ問題ないね」
    (俺の意見はスルーか、そうか……)
    「休みも前だというの待ったなしで飛び込んで来た任務のせいでストレス凄くてさ。それに、強行軍してきたからちょっとは休憩もしたいしね」
    「そこまでして見たかったのか、水族館」
    「期間限定だし、次の機会あるかも判らない上にアスランとだなんて言ったら無理するしかないじゃないか」

    「何か、みんな隅っことかゲージで寝てる子ばっかりだね」
    「昼間に来た他の客の相手でもして疲れているのかもな」
    「ちょっと撫でさせて貰いたかったけど、無理強いしちゃ駄目って書いてあったし眺めておくだけにする」
    「それは残念だったな」
    「まぁいいよ、座って一息つけたし。寝てる猫も可愛いし」
    「……あとは、顔見知り以外には素っ気無いというのもありそうだな」
    「あそこの人、めちゃくちゃ懐かれてるもんね。おやつあげ終わったら僕ら見向きもされないし」
    「取り敢えず落ち着いたし、そろそろ時間も近い。入場に時間制限はないみたいだが、楽しみにしていたようだから少し早めに行くか」
    「そうだね。本来の目的はそっちだもんね」

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 05:47:48

    上との温度差を無視しての投下
    正直、猫の陰すらありませんが猫カフェです
    自分が行ったところは猫ファーストが徹底してて、猫が勝手に乗って来たならともかく抱っこも撫でるのもストレスになりそうな事はダメっていうところでした
    まぁ、猫もあの場に居るだけで接待してるようなものだから仕方ないですね
    ストレス抱えた人間の相手して癒してるんですから
    個人的にはざりざりの舌でおやつを手から食べられてた時はくすぐったくてヤバかった…

  • 86二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 07:34:54

    思ったより猫カフェって楽しくなさそう……というより常連にならないとダメって感じなんですね
    猫は気まぐれってのがよくわかりました
    キラだけでなく、アスランも猫科っぽいですよね
    警戒心の強さとか慣れた人への尽くし具合とか

  • 87二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 12:13:35

    >>51

    ブロマンス時空

    MS持ち出しガチバトル事件


    キラとアスランの喧嘩は1ヶ月過ぎても状況が変わらなかった。

    キラがアスランを避ける上に、アスランも何かから逃げる様に仕事に没頭したのだ。

    つまりはあの喧嘩からろくに話すこともないまま時間だけが過ぎていた…


    ラクスとカガリはお互いにもう一度しっかり話をした方がいいと伝えても2人は頑なにうんと言わなかった。

    そして心のわだかまりが残ったままさらに1ヶ月が過ぎ…ついに大事件が起きる


    自分の言動が悪かった自覚もあり、これ以上周りにも心配をかけるわけにはいかないとアスランは意を決してキラの元へ向かった。

    だが話しかけてもキラは素っ気ない返事でこちらを向こうともしなかった。


    そんなキラの態度につい口調が強くなってしまったアスラン…そしてキラもさらに反発し

    それが最後の火種となった

    何を言い合ったかは頭に血が昇っていて覚えてなかったが、お互い売り言葉に買い言葉、ああ言ってはこう言うを繰り返した。



    そして…

    「生身ではお前が可哀想だからな。MSならお前でも多少はやれるだろ」

    「へえ?また機体をバラバラにされて大泣きしても知らないよ」

  • 88二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 12:22:24

    >>87

    こんな感じでMS持ち出しバトル開始

    止めに入ろうにも一般兵では腰を抜かすほどの戦闘が…(別件でムウさんはいなかった)

    心配で様子を見に来ていたラクスとカガリが説得するも聞く耳持たず

    これ以上は模擬戦として処理するのも限界だ…となったときにラクスの提案でヤマト夫妻召喚

    ヤマト夫妻がいつもの優しい声ではなく険しい声でキラとアスランに呼びかけて、2人の動きが止まる


    みたいな流れになりました


    このスレに合うような共依存度アップのそれぞれの独白も思いついたのであとでまとめます!

  • 89二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:14:04

    こんなの放って置いたら二人だけの終末戦争になってしまう…しかも止められないし
    それは最終兵器も投入されますわ
    というか、喧嘩が派手過ぎて…
    当人らとしてはそれだけ大事なんだろうけれど

  • 90二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 18:26:24

    ブロマンスのスレ主さん、本当にありがとうございます!
    わがまま言ってしまった自覚はありますが、気になってた話を見れて感無量です
    やはりアスランから謝ろうとしたんですね
    ダイスでしたが、キラが悪かった時はキラからでしたのでそうだろうなとは思いましたが、キラが話も聞かないのは予想外でした
    それだけショックだったんですね
    そしてこの喧嘩を止めきれるヤマト夫妻強い
    このスレバージョンも楽しみにしてます

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:44:47

    ずっと昔に「キラがあまりに元気過ぎて風邪も裸足で逃げて行くんだな」って余りに風邪も引かないから誰かに言われた事がある。
    それくらい、子供の頃から風邪を引いたり熱を出したりとは縁がなかった。
    だからごく偶に平熱より少し高いくらいの熱が出るだけで天変地異のように言われるくらい。
    まぁそれすら一晩も寝れば次の日にはケロッとしてたから、本当に風邪を引いていたのかすら疑われてたっけ。

    「これは少し寒いところにいたから咳が出てるだけだ、大した事じゃ…」
    「言い訳はいいよ。ほら熱測らせて」
    二人分のマグカップに飲み物を用意して戻って来たアスランを問い詰めると、何やらばつの悪そうな顔をして口ごもった。
    ただにじり寄る僕に観念したのか、それ以上の抵抗はしないつもりらしい。
    「…うん?熱はまだ出てないか」
    「だから風邪じゃないって言ってるじゃないか」
    「今のところは、ね」
    まだ疑わしいのだけは晴れてないんだ。
    取り敢えず、淹れて貰ったココアだけはもらっておく事にする。
    だからって、こんなんじゃ誤魔化されないけど。
    「それにしてもアスラン、小さい頃から熱出したり多かったよね」
    「まるで俺がしょっちゅう体調を崩してたような言い方だな」
    アスランは不服そうに言って僕の隣に腰を下ろすと、自分の分に口をつける。
    「だって、僕はそんな事なかったし」
    「真面目に寝込んでるお前を見た事自体がないからな。どうなってるんだと思ったもんだが」
    「具合悪くなった時も一応あるよ。だいたいアスランいない間に治ってるから知らないだけで」
    「……嘘だろ」
    何、その信じ難い事を聞いたとばかりの吃驚した顔は…。
    まぁここ最近で一番面白い反応なのだけは間違いないけど。

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 22:28:13

    キラのここで言うところの偶には最低でも数年単位だと思われます
    それこそ何だか具合悪いなぁと思いながら寝て、次の日には回復しているくらいです
    アスランについては不摂生とか寝不足とか色々条件があるので、気を付けていても時折やらかしてると思われます
    ただ、任務に関わる事がなくなったのもあって、頻度はだいぶ下がってるかもですが
    コーディネイターは最低限でも免疫弄ってあるのが相場みたいですが、風邪そのものに特効薬がないのはC.Eでも変わらないだろうし、免疫落ちれば罹るものは罹るだろうという判断にしてます
    それと例の遺伝子が直で組み込まれているキラと彼によって眷属に引き込まれたアスランという部分でも条件が違うのではと思われます(傷の回復もだいぶ違うようですし)

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:51:54

    キラやシンより圧倒的に怪我してることが多いせいか、何となく体が弱い(病気とか怪我しやすいって意味で)イメージはありますね
    上2人が頑丈すぎるだけな気もしますが
    眷属化が悪さをしてるとかの設定足しても問題ないくらいなんでもありですよね、人魚遺伝子

    ちょっと悩みが深くて話が思いつかず、悩みの原因を考察した文章が約900字になっているものが……
    火曜日までは何も書けなさそうで申し訳ないです

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 02:59:40

    アスランからしたら正直比較対象が悪いとも言えますね…
    ただ明確な弱みが少ないのもあって、これくらいじゃないと無法レベルで強過ぎるというのも多少はある気はしてます

    それでも明文化出来るくらいには客観視出来ているってことですよね
    冷静に書き出しが出来ているなら、かなりマシな状態じゃないかと思います
    他人事だと思われるでしょうが、当事者じゃないので無責任にこんなことしか言えないのが心苦しい
    どうか思い詰め過ぎないで下さいね

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 07:29:28

    ちょっとキラの方の話を考えていたときに発生した疑問


    もしかしてですけど、ブロマンス時空の種時代ってキラにとって本編より地獄じゃないですか?

    大好きな親友が敵に回ったり、多分フレイと本編みたいな関係にならないってことは、表面上でもキラに優しくしてくれた人がクルーにいなくなるはず

    ヘリオポリス組と初期AAクルーは、ちょっと……あれですし(マリューさんは除く)

    でもサイとはギスらなくなる?

    いや、それでも無意識の偏見はなくなりませんから、フレイとのことがなくてもヘリオポリス組とはズレていく気がします

    あの辺見直すの辛い・・・・・・


    アスランは・・・・・・どうなんだろう?

    大切な親友とは敵対している

    ラクスとの婚約はしていたとしても、お互いその気がないですよね

    ラクスの方も最初から恋愛を意識しないなら、見切りをつけたり、あの方好きですわの牽制もなくなる?

    キラを気に入ってくれてアスランが逆に喜んだりとか

    本編より和やかだったりします?種自由ほどじゃなくても

    戦争へのスタンスの違いはあるから、やっぱりザフトのアスラン・ザラまでは変わらずだとは思いますが

    もし結婚はしたとしても、ほぼ政略結婚で恋愛感情がない、パートナーとして大事にする、みたいな予定だとか?

    ここまで書いて、あれ?こんな感じのスレ最近見たなと思ったのがコレ

    【一応閲覧注意】ここだけキラとアスランが一緒にザフトに入隊した世界線PHASE-2|あにまん掲示板血バレ直後にプラントへ行ったキラがザフトに入隊自分がスパコであることを知ったが、結果敵には容赦ないメンタル強キラ誕生パトリックが落ち着いてる&もう一人の息子レベルでキラと仲良いヘリオポリスでAAは撃沈…bbs.animanch.com

    アスランとラクスはくっついてるけどパートナー感が強く、キラとも仲良く暮らしてる

    ブロマンス時空でもし政略結婚したらと自分が思った通りの内容でした

    (もしかしてブロマンスのスレ主さんのスレかなとは思ってますが)


    閑話休題

    それともこの辺は本編通りで、後から恋愛意欲がなくなったのでしょうか?

    でも子供の頃からベッドも同じな距離感なら、最初から恋愛意欲無しだった可能性が高いと見ています

    それによっては、プロヴィデンス戦後のキラの感情とかが大分変わりそうだからどうなんだろうと今悩み中です


    どちらにしても、種・種運命で大事な親友と敵対した過去があっての種自由時代から始まるブロマンス時空で、ベッタリなキラと甘やかすアスランは過去を考えると確かにこうなるなという感想が強くなりました

    不死スレを足すと話が少し変わるとはいえ、ブロマンス時空のことをもうちょっと理解度あげたいスレ主でした

  • 96二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 07:33:22

    悩みの内容がこれなので心配してもらったのが申し訳なくなったり……
    一旦考え出すと頭に残るタイプなんで、ある程度結論がでるまで他が入らなくなるんです

  • 97二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 08:56:38

    下手に人に言えないようなしんどい悩みとかじゃなくて安心しました

    本編から恋愛要素を限りなく薄めてなくすとそれに纏わるもの全部に影響出るので、根っこから再設定が必要になって来る、それは確かにそうですね
    自分は元々が設定魔で背景からガッチリ用意するのは半ば趣味なのですが、こちらに投下している内容の為に考えたものは、各スレの主要設定を抜き出して整合性をある程度取っただけのものだったりするのです
    たぶんお気付きかも知れませんが、自分の書いてるものは実はブロマンス設定はかなり薄めてあります。
    色恋沙汰抜きという部分だけ採用して基礎の部分が不死設定、それをスパコ設定で補強した形です。
    メインの二つだけでも恋愛要素抜きがクリア出来るなと思ってしまったせいでもありますね。
    スレの性質上、カガリやラクスが出て来る話はあまりないと踏んでのことでもありました。
    最初から原作序盤辺りまで色々掘り下げて突き詰めて考えると、あちこち変更点が山盛りになって確実に胃に穴が開くなと思ったので、早々に放棄して使う部分だけ絞っただけなんですけどね…
    お悩みの原因にもなっていらっしゃるようなので、この辺はある程度察していただけるかと思いますが。
    なお、自分のところのカガラクペアの二人へのスタンスは友人というより姉目線寄りで、この辺にスパコ設定の片鱗が残ってます。あくまで「姉のように心配し見守っている」という立ち位置、ですが。
    で、該当設定の部分が必要になったらですか?まぁその時考えますってくらい緩い考えなので、たぶん参考には出来ないかもですね…

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 08:59:28

    ダラダラ書いてますが、ガチガチに設定が詰めてあるのは掘り下げが必要なキラとアスランのみなんです、というお話しでした

  • 99ブロマンスのスレ主24/08/05(月) 16:46:18

    >>95

    そこまで色々と考えてくださってて恐縮ですが、当時はそこまで深く設定を考えてなかったんですよね…

    恋愛じゃないけどめっちゃ距離の近い2人が見てえ!!の一心でスレ立てしました。


    でもせっかくなので当時を思い出して考えてみた


    まず、恋愛意欲が無いことやアスラン/キラといる方が好きだとハッキリと自覚したのはMS持ち出しバトル事件後=種運命後〜種自由前になります。

    騒動後に2人だけで思いっきり話し合うことになり、それで吹っ切れる感じです。


    あと、キラはアスランがカガリのことを、アスランはキラがラクスのことを好きなんだろうなって勝手に思ってました。なのでそれまではそこまでベッタリはしてないです(本人達談)

    ただし周りからするとあれで自覚ないの…?レベルですが…


    種・種運命のおおまかな流れは本編通りですが、それでも最初からお互いへの感情のベクトルは大きいので、より敵対する事にしんどい思いはしてます。


    種運命のザフト復帰の理由もみんなを守りたい気持ちもありますが、何かあったときにこれ以上キラを戦わせたくなくてその代わりに自分に力が欲しかったのが大きいかなと

    (そして議長の手の上に…)



    種でのフレイとは身体の関係にはなりそうもないですが、キラの弱ってる部分に付け込んで傷の舐め合い恋人もどきみたいなチグハグな関係にはなってるかも…


    アスランとラクスは婚約者ではあるけれど、どちらかと言うと姉弟関係に近いです。

  • 100ブロマンスのスレ主24/08/05(月) 16:50:30

    >>99

    それと大正解です…

    そのキラinザフトのスレは自分です。


    ブロマンスを意識したというよりは幼少期の関係をそのまま大きくしたイメージで進めてましたが読み返すとそれっぽいですね

  • 101二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 17:28:11

    皆さんちゃんと考えてらっしゃるなぁと頻り

    二人以外の設定がザックリだったのは、遊びを作っておいて後から調整しようとしていたせいもあるので

    固め過ぎると後々自分の首絞めそうだと思ったせいもありますが…

    そんな感じで、裏で一応こういうのだけは書いてました

    大本のはもっと分量多いので、簡略化してますが…

    (下記の時系列は雷鳴の闇前後辺り、伏せてた設定もあるのでその辺スルー推奨)

    自分用設定資料メモ写し | Writeningスレ用に、背景設定などの前提から人格面などの再設定を行った主要人物設定となります。 一応、当方が個人的に増やした部分も多いので、オリジナルとの差を見比べるのも一興という事で、解釈違いも大抵の事は…writening.net
  • 102二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 20:29:43

    今回は考えすぎた感もありますが、もしも・・・・・・を考えるのが好きなだけなんで、あんまり深くは考えられてないんですよ
    1スレ目で書いた設定を、2スレ目から矛盾して消すレベルの浅さなもので
    とはいえ、人様の世界を元に色々書く以上、あまりに解釈不一致なものをお出しするのもよろしくないですし、何よりご本人様がいらっしゃるのでちょっとだけ張り切りすぎました
    ある意味正解を知っている方がいるわけですから

    もしブロマンスのスレ主さんの回答がなければ、ダイスをふってフレイの行動など決めようかと思っていたくらいなので、わざわざ考えていただいてありがとうございます
    ただ自スレを持ってある方に負担かけすぎたと反省したので、悩んだ時はこの世界線ではこうだから!と言えるくらいの自信を持ち合わせたいものです
    (やはりあのスレは主さんのでしたか、すごく終わるのが惜しかったくらい好きなスレでした
    外してたら恥晒しもいいとこでしたので自分の感性センサーに感謝です)

    物書きさんはまとめまで作ってあるとは、やはりレベルが違うなと見上げるばかりです
    私の場合はこのスレ自体と元の3つのスレが全てにはなりますね
    今回反省したのもあるので、この統合世界では元とは違うよとキッパリ分けてもいいのかもしれませんが、なるべく元のスレに準拠したいです
    ミキサーなくした時点で何言ってんだ案件でもありますが

    フレイの件が固まったので、種最終話のシーンの辺りを見返しながら話を書いていこうと思います

  • 103二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 21:30:13

    「キラ、お前がこっちに居るなんて珍しいな」
    「君こそ、任務任務って暇がないんじゃなかったっけ?アスラン」
    「…俺はカガリから直下で任務を受けている都合上、報告義務があってな」
    「僕の方だって、偶々エリカさんから直々に指名されて呼び出されて来たてんだよ。その後、時間があるなら付き合えってカガリに呼びつけられたけど…」
    「なるほど、つまり…」
    「謀られたかもしれないね、これ」
    「任務報告のついでで呼び出しってところが如何にもだな」
    「どうする?」
    「言っておくが、あの淑女二人の機嫌を損ねて良い事なんて一つもないぞ」
    「……だよね」
    「お前は黙って可愛がられておけばいいだけだから、別に問題はないだろう」
    「ちょっと聞き捨てならないんだけど、それ?」
    「ともかく、今更逃げられるような状況でもないから行くしかないんだけどな」
    「あっ、ちょっと何で僕まで一緒に行く前提なの!?」
    「今更逃げるなよ、お前だって呼ばれてるんだから」

    尚、この後ラクスとカガリの定例女子会(お茶会)に引き摺り込まれます
    姉に逆らえない弟感と、二人がど突き合いしてる感じを書きたかった結果こんな事に…

  • 104二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 00:35:46

    >>102

    こうやってメモとか書いて置かないと、別世界線とごっちゃになるんですよ

    原作とだけは混同しないですけど、それ以外のものと勘違いして取り違えないという自信はないので、個人的に使いたい要素を中心に固めたところからメモ書き残してます

    元になる世界が既にあって人物もちゃんと出来てる2次創作は、世界観よりキャラ活かす方が優先されると思ってるので

    まぁ、ないものは想像で強引に埋めてる場合もありますが

  • 105二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 08:34:40

    ラクスとカガリの姉感はよく分かります
    アスランもこの2人相手だと弟になりますよね
    キラとカガリは場合によるのもいいところだと思います

    いくつものスレに書く場合は確かに必要な気遣いですが、いくつも書けるのがまずすごいです

  • 106二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 18:22:26

    花火の上がる夜

    外からはポンっ、ボボンっと花火の音がしている
    「見に行かなくて本当に良かったのか?」
    「いいんだよ。ここで」
    2人で横に並んで座りながら冷たいカフェオレを飲む
    「最近ちょっと目をつけられてそうだからってのは分かるが、見たかったんだろう?花火」
    「まあね。でも花火ならいつでも見に行けるから。安全第一だよ」
    「・・・・・・お前にしては珍しいな。いつもならそれでも行きたいって言う気がするんだが」
    「いいじゃない、たまには音だけってのも乙だよ」
    「ならいいが、我慢しすぎるなよ」
    「大丈夫だよ、君と違って僕はそこら辺上手なんだから」
    「どの口が言うんだか」
    「ならもっと甘やかしてよね」

    たわいもないおしゃべりをしながら、音だけの花火を楽しむ夜になった

  • 107二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 18:24:59

    今年も結局花火を見に行かずこうなったので、短いですが花火?話でした
    まだ全然キラの方の話に取り掛かれてない……
    ちょっともう1個のほうが佳境なんで、そこをこえたら手をつけられるはず

  • 108二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:39:31

    「……で、どうしてこうなるんだ?」
    キラがガレージの片隅で、部品の分解をしている俺の傍に陣取っている。
    「アスランがいないのはつまらないから」
    そう言って手元の端末を暇そうに操作しながらその場から移動する様子もない。
    原因は明らかに俺にあるんだろうが、こうも近くに居られると流石に遣りづらいんだがな……。
    勿論、これは距離感的な意味ではなく、作業のし易さという意味でだ。
    お互い無言のまま、カチャカチャカタカタという物音だけが空間に響いている。
    小型の暖房器具を持ち込んではいるが断熱が完全ではないせいか暖かいのは置かれたその局所だけで、内部はだいぶ肌寒い。
    流石に指先が悴むほどではないから、作業が出来ないという訳でもないが。
    そうやって物音だけがする中で作業すること数時間、没頭していたせいかそんな事すら気にも留まらなかった。
    ふと作業の手を止めて目を上げると、うつらうつらし出しているキラの姿が視界に入る。
    時計を確認すると夜半はとっくに過ぎていて、いつものキラだったら既にベッドに直行しているだろう時間だと事に気付いた。
    「キラ、眠いのなら部屋に戻れ」
    明らかに無理をしているのだけは判ったのでそう声を掛けたが、眠そうに目を擦りながら「アスランが起きてるなら起きてる」と頑なに返されてしまう。
    この意地っ張りめ。
    仕方ない、作業はここまでか……。
    小さく嘆息すると道具を戻し、作業中の部品をわかり易いように移動させる。
    そして腰を上げて、キラを部屋へと移動させる為に腕を取った。
    「作業はここまでにする。寝るぞキラ」
    「……ぅん」
    俺がそう言うとキラは眠そうに頷き、促されるまま立ち上がり少しだけふわふわした足取りで歩き出した。
    どうやらこの調子だと作業はだいぶ長引きそうだ。
    幸いな事に、時間だけは有り余ってはいるが。
    ガレージに置いた暖房と照明を落とし、俺はその背を追うようにその場を後にしたのだった。

  • 109二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 21:49:43

    居られる事自体は嫌じゃないけど、でもそこに居られると遣りづらい、という事はありますね
    という事で、夜更かししたりで変則的な睡眠時間になりがちなアスランと違ってキラは結構体内時計ちゃんとしてそう、という事で彼に合わせて起きてようとして限界寸前の猫…もとい、キラに作業中止を強いられるアスランです
    とはいえ作業中止してる描写はこれが2回目ですかね
    1回目は悪夢を見てうたた寝しているアスランを押し倒して盛大に大泣きした後なので

    自分のところの花火大会は今週末だそうで、場所はかなり音が大きく聞こえるくらいのご近所ですが毎年人も多いので見に行く気力がありません(そしてネット中継で見るという)

  • 110二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 22:43:17

    自爆未遂発覚 依存度マシマシver.



    あの時のアスランにはその選択しかなかったのも分かってる

    カガリの説得のおかげで今もここにいてくれるのも分かってる


    言ってくれなかったことへの怒りも悲しみももちろんあったけれど…

    でもそれ以上に湧き上がったのは

    カガリが知っているのに僕が知らなかったことへの嫌悪感だった

    君の事を一番知ってるのは僕のはずなのに

    そうでしょう?

    アスラン




    どうして伝えてくれなかったかだって?

    お前だって俺を頼ってくれなかったくせに!!


    自爆の件を伝えようとした日

    キラが真剣な表情でラクスと何かを相談していたのを見て胸が少し苦しくなった。

    確かに俺は口下手だと自覚はある

    上手なアドバイスも気の利いた慰めもできない

    誰を頼るかなんてキラの自由だってことも理解している

    それでも…


    俺を一番に頼ってほしい

    俺を一番に必要としてほしい

    ただそれだけでいいんだ

    キラ

  • 111二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 22:46:27

    >>110

    個人的にはこの共依存スレではMS持ち出しバトルは発生しなさそうだけれど、ちょっとしたすれ違いの喧嘩はするかなと



    2人の独白を要約すると以下になります


    キラ:「アスランのことを何でも知ってないと気が済まない!!」


    アスラン:「キラから一番に頼られたい!必要とされたい!」「自爆の件を黙ってたのは俺を頼らなかったことへの意趣返しだ!」


    あとアスランは頼られなくなること、必要とされなくなることに恐怖心があったらいいなと思った

  • 112二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 07:42:05

    普段は気にならなくても、横で眠そうなら気になっちゃいますね
    花火は見るものではなく聞くもの、と最近は思うことにしました

    主さんのこのスレバージョン楽しみにしてました
    そうですね、MS持ち出しはしなくても喧嘩くらいはすると思います
    なんでも知りたいキラと頼られたいアスラン
    とても納得です

  • 113二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 14:23:22

    「今だったら、君とかくれんぼしたら余裕で見付けられそうなんだけどなぁ」
    「子供の頃はお前に鬼なんてやらせた日には、見付けられなくて最終的に泣いてた時もあったからな」
    「あ、あんなところに隠れてるだなんて、普通わかる訳ないじゃないか」
    「それは見付けられなかったお前が悪いんだろ」
    「結局、僕が泣きだしたもんだから慌てて君が出て来てどこに居たか判ったんだけどさ」
    「それにしても、最初はどうやって大体のどこに居るかも教えていないのに位置を把握して来るのかと思ったが、よく考えたら答えなんて既に出ていたようなものだったな」
    「アスランどこだろって思うと何となく判るんだよね。不思議なことに」
    「いや割と簡単な話だぞ。原理はともかく」
    「そうなの?」
    「知らなくても問題はない程度の話だ。気にするな」
    「そういう事いわれると気になるんだけどなぁ…」
    「気が付いていないなら、それはそれでいい」
    「でもこれ、アスランもやってるよね」
    「まぁお前ほど精密な探知は無理だな。ざっくりとした方向が判るだけでも俺としては充分なんだが」
    「でもそれで僕の事を見付けてくる方が逆に凄いかなって思うよ」

  • 114二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 14:56:58

    感知能力に関してのお話
    基本そこまで意識していないのかキラは由来に関して気にも留めていません
    恐らく知ったところでこの現状が変わる訳ではないと理解しているからでしょうが
    なので、深く突き詰めて考えないようにはしているようです
    アスランは逆に、それが出来るようになった時期からどうしてなのかという部分に関しては割と早々に察している様子
    特に困る要素でもない事から、利用出来るものは利用するの精神で割り切ってもいるようですが
    アスランくらいの能力あれば、少なくとも精密なものがなくても複数方向からの方向だけで充分特定出来ると思います

    メタ視点からの考えですが、キラは(眷属の)位置の感知、アスランは(主人の)危機察知の方に能力が振れてる感じだろうと思って書いてますね
    当人らにその感覚がないのだけは、この先もずっと変わらないでしょうが

  • 115二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 15:17:06

    ホント、言い回しとか直そうとして書き足したり消したりしてるから誤字脱字してるの多くて困る…orz
    文面の変なとこ見かけたら、またコイツやってるなと思って適当に脳内修正して読んで下さい

  • 116二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 23:40:20

    あまりに解釈一致すぎて、しかも自分が考えていたよりしっかり練られているから書くことが思いつきません!

    まあ自分のところのアスランは、感知能力をほぼ使ってないというか、キラからの受動的なものになってる気がします
    キラには頻繁に使ってもらってますけど

  • 117二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 00:17:24

    トリィのメンテナンスをしているアスランの背中を背もたれにするかのように寄りかかった。
    「アスラン」
    「何だ?」
    「アスランアスランアスラン」
    「だから何だよ」
    「ん〜ただ呼んだだけー」
    「何だそれ…」

    僕ね“アスラン”という4文字を口にするのが大好きなんだ

    それとね…

    「キラ」
    「何?」
    「キラ」
    「だから何ー?」
    「呼んだだけだ」
    「もっとたくさん呼んでよ」
    「これが終わったらな」

    それとね
    アスランが“キラ”という2文字を口にしてくれるのも大好きなんだ

  • 118二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 00:50:24

    >>116

    2スレ目辺りで投下したエミュへの反応で、恐らくぼかしてた内容が薄っすら推測されているだろうなと思ってはいました

    アスランは従属者、眷属という単語は思い付いてはいないと思いますが、恐らく(ほぼ事故同然とはいえ無理矢理)キラから分け与えられた血肉が原因で何らかの繋がりを得ているというところまでは大体勘付いていると思います

    ただ意識的にそこまで使えないらしく、対キラ限定で胸騒ぎがする等の感覚が鋭くなっているだけ程度

    それでも変な組織のアジトとかをどこから見付けたのかという正確さで捜し当ててるんですが…

    それと能力の方向性は、実は相手の何が判れば安心出来るのか、という部分で分けてました

    キラはとにかくアスランがどこにいるか、何をしているか、そういう方が気になるだろうという事で位置の特定

    アスランはキラのいる場所よりも危ない目に遭っていないか、という方に意識が向くだろうというところから危機の察知(おおよその方向しか判らないのはそのせい)

    みたいな感じです

    まぁ設定考察マニアが自分を納得させる為に自己解釈を積み上げているだけなので、正直独自で変なもの増やしてる感しかありません

  • 119二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 03:55:46

    「キラ、その辺は固めてないから調子に乗ってると埋まるぞ」
    アスランからその言葉が聞こえたと思ったとほぼ同時に、深々と片足が埋まった。
    「それ、もっと早く言ってよ」
    文句を言いながらも足を抜きかけてふと動きを止める。
    「どうした、雪に足を取られて抜けなくなったか?」
    雪を踏みしめる音をさせながらアスランが近付いて来て、訊ねてきた。
    「ううん。ちょっとこの下どうなってるのかなって思って…」
    「掘り進めても雪だけだし、その下は凍った地面でしかないだろうな」
    僕のちょっとした疑問に余りに素っ気くて身も蓋もなさ過ぎる返事をしてからアスランは手を止めていた作業に戻って行く。
    まぁ、確かにそうなんだけどさ……。
    どうにか埋まった足を引っこ抜いて、元の場所まで戻す。
    この雪がカチカチに凍ってなかったら片足じゃ済まなくて、たぶんもっと深いところまで沈んでたんだろうな。
    そして唐突にふと思い付いた。
    「ねぇ、この雪が止んで氷が全部融けたら……海を見に行こうよ」
    振り返って言うと、アスランが少しだけ面食らったような顔をしてこちらを見る。
    「随分と先の話だな」
    「いいじゃないか。先の楽しみは幾らあってもいいんだから」
    「それもそうだが……。今は少しでも手を動かしてくれないか、いつまでも家に戻れないぞ」
    アスランがシビアなのは今に始まった話じゃないけど、せめてもう少し話に乗って欲しいんだよなぁ。

  • 120二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 07:28:31

    アスランが先に起きたならの後日

    「そういえばアスランに聞きたいことがあったんだよ」
    「改まって急になんだ?」
    「昔さ、珍しく君が先に休眠から起きた時があったでしょ?」
    「珍しいは余計だ」
    「あれ以降1度もないんだから、珍しいじゃなくて奇跡とでも言えばいい?」
    「・・・・・・話はそれだけか?」
    「ちょっとからかっただけじゃない!っとこんな話がしたかったんじゃないよ。その時何かおもしろ・・・問題とか起きなかったの?」
    「聞こえてるぞ」
    「・・・・・・だってさあ、1年半も僕の知らない時間があるなんてくやしいじゃない」
    ここだけ小声で呟くキラ
    「何か言ったか?」
    「なんでもないよ。それで?何もなかったの?」
    「別に面白いことなんてなかったが、知りたいなら覚えてる限りのことは話してやる。それでいいか?」
    「うんうん、聞かせて聞かせて!!」

  • 121二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 07:31:10

    そうしてアスランが起きてからのことを話始め、1年後頃の話まで進んだ時、キラの顔色が変わった

    「麓に食料の買い出しに出ていたんだが、どうも山から降りてきたところを見られたらしい。町の住人に声をかけられた」

    「君らしくもない。そんなヘマすると思えないんだけど」

    「俺も気をつけていたはずなんだがな。どこから来たんですか?とか、名前を教えてください、なんて言われたらバレてるとしか思えなかった」

    「何それ?警察官にでも会ったの?」

    「いや、ただの住民だと思う」

    「・・・・・・もしかしてだけど、聞かれたのは女性?」

    「その通りだ、よく分かったな」

    「・・・・・・まあ、君がそういうのに鈍いのは昔からだよね。だから僕がついていなくちゃだめなんだよ」

    「どういう意味だ?」

    「悪意には敏感なのに、好意には鈍感だよねって話」

    一向にキラの話の意図が掴めないアスラン

    「君はそのままでいいよ。いや?もうちょっと周りに愛されてることは自覚してほしいところだけど」

    「だからどういうことだ?」

    「君がヘマをしてバレてたわけじゃないよってこと。もうこの話はいいから、別の話はないの?」

    「お前から聞きたがったのに我儘だな」

    「我儘で結構!この話はおしまい!後は僕が起きるまで何もなかったの?」

    「ああ、その町にいくのはやめたからな。その後は平和だった」

    「そう。ならよかったけど、次があったら絶対に起こしてよね」

    「何がそんなに不満だったんだ?」

  • 122二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 07:35:57

    少しの間機嫌の悪いキラと、理由が分からないアスランでした
    伏線というほどじゃないけど、これがやりたくて入れてたので、主さんのを読んで解像度が上がった気がする今書いてみました
    別に寄ってくる女性を排除したいわけではなく、顔だけ見て寄ってくる人を警戒してるだけという話
    ちゃんと中身を知った上で近づいてくるなら対応は別でしょうね
    それでも自分を1番に見てくれないと嫌ってタイプは寄せつけないと思いますけど
    1番が誰か理解して、それでいいって考えられる人でないと2人の近くにはいられないんじゃないかと
    まあこれは自分の理想が入っています

  • 123二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 13:33:26

    伏線というか、後で使えたらいいなくらいで書いておいて拾えたら拾うのもまた乙なものです

    アスランて容姿の割にその辺無頓着で、変なところから秋波が流れてくるみたいなのはあるよなと思ってはいます
    女性相手には基本紳士だし、その辺で勘違いされるパターンは割と有り得るから困ります
    キラは一見無防備そうでもそういう事になると案外と鉄壁そうで、そう言う意味でも対象的な感じがします
    というか、この二人の空気の中に自身を挟み込むとか、相当神経図太くないと無理じゃないですかね

  • 124二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:46:30

    泣いている子供の声が聞こえる。
    ふと気になって足を止めるとそれなりに背の高い樹の枝に何かが引っ掛かってゆらゆら揺れているのが見えた。
    隣にいたキラもそれに気付いたように足を止めて一言。
    「あんなところに子供が居る」
    樹には子供と…それから風船が引っ掛かっていた。
    「取りに行って下りられなくなっちゃった感じかな。しかも風船にも手が届いてないし」
    今のところ通行人は俺たちだけ、気付いた大人たちも居ないようだ。
    「誰かが来るまで待てればいいけど…あの枝あんまりもちそうにないね」
    「時間帯のせいか人が居ない。…俺たち以外ですぐに助けられそうな大人は居なさそうだな」
    冷静に状況を分析しているキラに、俺は確認の為に一応どうするかと訊ねる。
    まぁ態々こんな事なんて訊かなくても答えは決まってはいるようだったが。
    「そりゃあ見付けちゃったし放って置けないよ。余り見られてない内に何とかしちゃおう」
    子供が居る辺りの枝が心許ない以上、余り時間もない。キラの判断は早かった。
    「僕が上ってあの子を確保してくるよ。あのくらいの高さなら、飛び降りたのを見られてもそこまで驚かれないだろうし。目でも瞑ってもらおうかな」
    高さとしてざっと5mあるかどうか、子供からしたらかなりの高所だ。
    「風船は取れたら取る。届きそうだけど、子供の方が先だね」
    俺が行こうという前にキラは一気に段取りを固めてしまい、そう言うと当たり前のように身軽に上って行ってしまった。
    「大丈夫、下りれなくなって怖かったよね。風船?大丈夫、取ってあげるよ」
    「無理するな。届くかもしれないが、折れるぞその枝」
    子供が優先、そう言っていた割に泣く子の言葉に即応しようとするものだから、俺は下から声を張り上げた。
    「わかってる。取り敢えずこっちおいで、大丈夫だから」
    キラは言って一先ず腕を伸ばし、樹上の子供を確保する。
    直後、枝に掛かっていた重さが変わったせいか、反動で枝が跳ねるような動きをしてそこに引っ掛かっていた風船がふわりと放れた。
    子供の、あっという声がするのと、俺が樹の幹を足場に蹴上がるのはほぼ同時だった。

  • 125二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:47:24

    「……僕に目立つなってよく言うけど、君も自分で守れた試しがないよね」
    「仕方ないだろ、咄嗟であんまり考える余裕がなかったんだ」
    「そういう事にしとくね」
    呆れ混じりのキラの声に俺は言い返し、俺は手に持った風船を子供に手渡す。
    風船を取って着地するのと同じくらいのタイミングでキラも難なく子供を連れて地面へ下りて来ていた。
    ……お前も枝の高さから子供抱えて飛び降りているだろうというツッコミはするべきだっただろうか。
    そうして嬉しそうに風船を受け取り俺たちに礼を言うと、その子供はその場を去っていった。
    「お兄ちゃん、だって。僕らお兄ちゃんどころかあの子のおじいちゃんより年上だけど」
    キラは笑いながら子供から見えないようにしていた手をそっと出す。
    「ちょっと引っ掛けちゃった」
    変な気遣いをされたくなかったのだろう、血が少し滲んでいるくらいで傷としては大した事はないが。
    「まったく、お節介なんてするからだ」
    嘆息しながら俺はその手にハンカチを宛がう。
    「……この場に血の跡を残す訳にはいかないからな」
    それは手当てというよりも誰にも見られないようにする為だ。
    「大袈裟だよ」
    キラはそのハンカチで覆った傷を押えてそう言い、苦笑した。

  • 126二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:57:12

    後日談の談が抜けてる・・・・・・コピペミスです


    >>117

    嫉妬じみた話を書いた後に癒しがきてありがたいです


    >>118

    多分、腑に落ちた時のことですよね

    そこまで自信持ってわかったとは言えませんでしたけど、そう外してなかったみたいでちょっと自信が持てました

  • 127二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 19:08:22

    二人以外に誰かが居るシチュエーション

    最早使い古された定番の風船と木に上って降りられない子供、ある種の様式美です

    困っている人を見逃せないキラと、何だかんだ言ってそれに追従するアスランの姿を書くには最少人数のゲストですね

    そして、あぁこれ絶対行数絶対足りないヤツだ、と諦めて2レス分割…

    お前らの身体能力ェ…っていつも思うんですよね


    >>117

    甘いの来て、思わずのた打ち回りました

    やっぱりこういうのは書けない

    まぁ自分は性分と諦めて、今後も無理せず割と真面目なの書きますか

  • 128二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 19:22:21

    この2人に割り込もうと思うのはアグネスタイプくらいじゃないでしょうか?
    後方理解者になるほうがよっぽど仲良くやれると思いますね

    少しアスランの好意への鈍さについて考えたのですが、よく他のスレで話題に上がる自己肯定感の低さが大きいとは思います
    原因は父親から褒められないことが主な気はしますので、スパコスレの設定上血の繋がりがないのが影響してこのスレでは更に下がりそうですが、逆にキラがもっと甘えたり、頼ったりしている都合上本編とトントンかなと
    ただその結果、キラ関連では自分への害を計算に入れなくなってると思って書いてたりします

    本編にあったカガリとの関係がないので色恋から遠ざかる→キラにはカガリと付き合ってると勘違いされてるということは周りにも同じように思われてるはず→そんな中で欲目をもって近づこうとするとキラが警戒する→それを見てお姉ちゃんズも警戒する→結果気づかないうちに排除されてより鈍感になるのパターンなのでは?と思ったので、自分のとこのアスランは本編の倍以上そういう好意のもたれ方に気づかない感じでいこうと思った次第
    キラは周りにトルミリもいましたし、フレイとのいざこざがある以上、そこまで変化はないかなと思ってます
    逆にアスランに寄ってくる人の観察で、もっと鋭くなってそう

  • 129二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 19:47:30

    >>128

    見解に関しては、こちらもほぼ同意見ですね

    特にこのスレ仕様のアスランは恐らくアイデンティティの担保がキラなので、というところから尚更に

    アスランはキラを手の掛かる弟のように思い扱っていますが、その実当人が気付いていないだけで周囲からは弟のように思われているという…

  • 130二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:29:41

    ん?これはもしや、ぐうたらで怠け者のお兄ちゃんの面倒見ている弟、って方が構図として正しいのか?(暴言)

  • 131二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 04:30:29

    「まぁ、その内また遣るとは思ってた」
    「……正直不本意極まる状況なんだがな」
    「言い訳してないで、大人しく僕の言う通りにして寝てるんだね」
    「…む」
    「残念だけど、今回ばかりは容赦しないから」
    「いや、病人捕まえてその物言いは…」
    「…はい、八度五分。体温計なんて正直使わないかと思ったけど、役に立つ日が来るなんてねー。というか、だいぶ高くない?前もこんなにあったのかな」
    「取り敢えず何でそんなに用意周到なのかと…まず訊いていいか?」
    「え?正直僕の特権みたいなものだし、何だかんだで具合悪くてされるがままになってるアスランも面白いし?」
    「……本当に、後で覚えておけよ」
    「そんなの一々覚えてられないし。いいからちゃんと布団被って大人しくするんだよ。間違っても不調隠して夜更かししたり、薄着のまま長時間作業してたりするような不養生してる君に言い返せる余地なんてないんだからさ」
    「うぐぐ…」
    「流石に強がってられるのもそろそろ限界じゃないの?ほら、目を閉じてよ」
    「あぁもう、わかったから…」

    やがてその息遣いが寝息になるのにそんなに時間は掛からなかった。
    「……大丈夫、ずっと付いてるから」
    寝付いたアスランの手をそっと握る。
    そうして僕は子供の頃のその手の感触とどこか心細そうな眸を何故か思い出していた。

  • 132二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 05:56:22

    例によってまたアスラン撃沈してます
    またです、また遣りました(書き手が)
    こいつ寝てるか熱出してるかばっかりだなって思いながらも、敢えてまた遣りました
    が、今回のはちょっと様子が違うのを何となく察して貰えたでしょうか
    一応これには狙いもあるので、上手くこの後それら含めて演出出来ればご喝采ってところです

    その一つ前の話ですが、木に引っ掛かった風船を拾いに行く話は、先日つべにてアイシナ動画を見た影響です
    ネタとしても鉄板過ぎるけど短めに書いてみようと思って遣ってみました
    あと文章が割と簡素なのは1レスに一応収めようとした名残りですね
    そしてどうせなのでアスランには三角跳びさせるかと思って、救助役はキラに一任する形に…
    まぁ、1レスじゃ足りなかったんですがね…

  • 133二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 07:25:03

    キラもああ見えて身体能力高いですよね
    アスランの影に隠れがちですけど、1話からストライクまで飛び降りたりしてましたね

    何だか回想が始まりそうな雰囲気ですね
    続きが気になる引きで次が楽しみです

  • 134二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 15:17:44

    さりげなく身体能力の高さを出してくるのはいいですね

    2人に割り込んで機嫌悪くなるのもいいけれど、意にも介さず2人だけの世界を作って結局置いてけぼりになるモブ子もありかなと思いました

  • 135二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 19:37:48

    久しぶりに会えたアスランと話していると、こちらに向かって小走りで近づいてくる人がいる
    「・・・・・・あの!すみません!」
    僕の方ではなくアスランを見ながら声をかけてきたのは、どこかで見たことがあるようなないような気がする若い女性だった
    「アスラン、知り合い?」
    「いや?記憶にないな」
    「ふーん、ならちょっと待ってて」
    アスランには少し離れてもらって僕が相手をするとしよう
    「アスランに何か用?」
    「ヤマト隊長にはお話出来ません。ザラ1佐に直接お話したいことがあります」
    「君見たことない顔だけどどこ所属なの?僕が見覚えないなんておかしいよね」
    「あなたには関係ないでしょう!そこを通してください!」
    「本当に緊急でもこんな子、カガリもラクスも使わないだろうしただの押しかけかな?」
    なら追い返しても問題ないよね?と結論づけ警備を呼び出すことにする
    「今から警備の人来るから、用件はそっちに伝えてね。本当にアスランと話したいだけなら、場所とか状況を考えた方がいいよ」
    後ろで何か喚いているようだけど、後は警備に任せて僕は戻ろうかな
    せっかく楽しく過ごしてたのに、今嫌な顔になってそう
    アスランのところに戻るまでには顔戻さなくちゃ
    「どうしたキラ、仕事か?」
    「違うよ。人違いだったみたい」
    「そうか」
    「そうそう、そんなことより次の休みなんだけど」
    今度の休みの予定を決めようと2人で横並びになって歩くうちに、さっきまでのやりとりが頭から消え笑顔が戻るのでした

  • 136二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 19:41:32

    考えてみましたが、結局追い返しちゃいました
    アスランを交えたら紳士的な対応するのが見えてるので、キラの機嫌が悪くなる気しかしなかったもので
    せっかくの時間を邪魔するなと言わんばかりに
    せっかくお題もらったのに難しいですね

  • 137二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:55:29

    あぁ、こういうシチュですか…生々しくなるんでキレイに回れ右してる勢です
    敢えて自分が遣るなら…そうですね、逆にアスランがモブ女性に捕まってるところから始めるかもしれません
    アスランには相手に悪意がないのだけは判るものの意図が読めなくて助け舟を内心求めてるんだけど、ひたすら困惑しながら当たり障りのない(?)対応してる、ってところへキラを放り込みますね
    最終的にモブ女性はキラからセコムされて終了になるのだけは同じですが、アスランから救難信号出てるっぷりがちょっと面白い事になるかなとは思わなくもないです(曇らせじゃない時は躊躇がない)
    これにはさぞかしモブ女性の敗北感も凄い事になるかもしれません(更に底意地の悪い笑み)
    という感じでどうでしょう

    個人的には、キラの猫スイッチ入ると割と御せなくなって大変って思ってます
    普段はいい子なんですが…

  • 138二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 06:08:23

    こういうのはスパイスだからいいのであって、続けてやるとくどくなるのが難点ですね


    何となくですけど、種自由くらいの時代のアスランが1人でいたら話しかけにくそうかなと思って2人の時に突撃させました

    キラといる時と1人の時では雰囲気違いそうな気がしません?

    それも年を重ねると、もしくは背負い込み癖が減ると落ち着くかなと考えての>>121だったわけです


    やっと今日から時間がとれるので、今度こそ書きたかったものを書くぞ!と今から意気込んでます

  • 139二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 06:52:32

    ダイスがアスランを引いたせいで、キラの事が大大大大大好きなアスランというキラへの矢印が極大になってて大変なことになってた某スレを大笑いしながら読んだ後、表面化してないだけで抱えてるのはそんな変わらないじゃんと自分ところのアスランの超重量なヤツを思い出した朝。

    まぁこういうのは忘れた頃くらいに遣るのが丁度いいですね、たぶん

  • 140二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 14:14:01

    「アスラン遅過ぎるよ…」
    どこかの研究施設である事しかわからないその場所に割と長時間捕らえられていた僕は、駆け付けたその身一つでほぼそれを壊滅させてしまったアスランに対して、何故か思わずそんな言葉が出てしまっていた。
    正直、どうやってこの場所を突き止めたのかすら判らなかったし、どれだけの危険があったのかすらも判らない。
    それでも何故か来てくれるような確信もあったし、実際素直に助けに来てくれて嬉しかったんだけれど。
    ただ、度重なる実験とやらの為に好き放題されていたのもあって、まだあちこちがじくじくと痛むせいで少し気が立っていたのもあったんだろうと思う。
    「…あぁ、すまなかった」
    そんな僕の言葉に答える彼の眸はいつもの翠玉のような色ではなく、僕のものと同じ紫色に変わっていた。
    偶に見かける状態だ。アスラン自身もよく解らないとは言っていたけれど。
    器具で固定されていた腕をさすりながら僕は、一度改めて捕らわれていた空間を見渡してみた。
    一見して病院の手術室のような雰囲気でありながら病院のものとは違う無機質な計器と装置が並んでいて、床は実験のせいで僕の血で汚れている。
    「怪我は…あぁ治って来ているな」
    アスランは僕を気遣うように傷を確認すると少し安堵したように息を吐いた。
    「この体質のせいで治りだけはいいからね。でもこいつら死なない程度に延々と痛めつけて来るし最悪だった」
    思い出すだけでも気分が悪くなりそうな実験内容を思い出して毒づいていると
    「……あの程度ではまだ足りないな、更なる血で贖わせるべきか?」
    アスランがついと入り口のあった方を見た後、冷え切った声色で彼らしくもない言葉を零す。
    だから酷薄なその声に少し驚いて窘めるような声が出てしまったのは仕方ない。
    「あ、アスラン!?」
    そんな僕の視線に気付いたのか、ハッとして一度頭を振ると、何でもないと言いながら自身の着ていたジャケットを脱ぐと羽織らせてくれた。
    今の僕は手術着みたいな格好をさせられてたし、このまま脱出すると異様なのだけは流石にわかる。
    そこへ彼の端末が鳴った。
    応答するアスランのその瞳はもういつもの色に戻っていた。

  • 141二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 14:20:57

    前スレの終わりの方で不死スレに投下したのを加筆したブツの続きっぽいヤツです
    温度差にグッピーが犠牲になりそうですが、耐えてくれないだろうか…無理ですかね
    感知能力の話が出てたので、何となくそれ関連のものを書きたくなった結果です
    アスランが少しだけ眷族に引っ張られてるみたいですが、このくらいならまぁ平気平気…

  • 142二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:24:21

    どれほど硬派だろうが男なんて所詮同じなのよ

    「ザラ一佐お疲れ様です」
    「君は確かコンパス本部勤務の…」
    「覚えてくださって光栄です。あのもしよければこちらどうぞ」
    「…ありがとう」

    こういった生真面目で細かそうなタイプは礼儀正しく挨拶して控えめに話しかけるのが大事なのよ
    そして缶コーヒーはいつも同じメーカーのブラックを飲んでることもリサーチ済み…

    「ーーーー」
    「ーーーー」
    はあ…やっぱり会話も硬すぎてつまらない男…
    でもやっぱりルックスとスペックはお釣りが来るレベルね

    「ずっと一佐と一度お話がしたいと思っておりましたので今日は楽しかったです」
    「俺も面白い意見が聞けて良かった」
    感触も悪くないわね…あとは最後の仕上げね

    「あの…きゃ!」
    「!?危ない!」
    「ごめんなさい…躓いてしまって…」
    「いや怪我がなくて良かったよ」 
    不自然にないらい程度のボディタッチも完璧だわ

    「あの…!先程のお礼…というわけではありませんが…もし良ければ今度…「アスラン!!」

  • 143二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:45:09

    「アスラン!」


    「キラ?」

    「探したよ!ちょっと気になることがあってね」

    キラはアスランの頬を両手で挟み、ぐりぐり揉むようにした。

    「キラ…!人前でやめろ…!」

    「うん…君やっぱりすごい疲労溜まってるし体調悪いでしょ」

    「……そんなことない」

    「あからさまに目逸らしておいて説得力ないよ」

    「………」

    「ムスッとしたって可愛いだけだよ。早くミレニアムに戻って今日は休もう。」

    「……分かった」

    アスランは観念したかのように体の力を抜いた。


    「君もごめんね?アスラン返してもらうね」

    「急にすまない…あと今見たことは内緒で頼む…」

    「え…あ…はい…」

    「あ…確か先程何か言いかけてなかっただろうか」

    「いえ…何でもないですよ…どうぞお大事になさってください…」

    こちらを一度も振り返ることなく2人は去って行った。



    「その缶コーヒーどうしたの?」

    「先程の彼女にもらって…」

    「でもアスラン体調悪い時にブラック飲むと余計に気分悪くなるから飲んだらだめだよ。後で蜂蜜入りのホットミルク作ってあげる!」

    「それは楽しみだ」

  • 144二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:51:56

    >>134

    自分が言ったので自分で書いてみた


    ルックスも頭脳もプロポーションも全てにおいて自信満々だったけれど見事に撃沈したモブ子さんです


    全く意に介さない感じにしたかったけど微量にキラの嫉妬というか牽制が入りました

  • 145二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:57:34

    熱に浮かされた日


    朝からアスランがミレニアムを訪れたがどこか変だった

    「おはよう、シン。キラはどこにいる?」

    「隊長ですか?まだ寝てるんじゃないですか。昨日も遅くまで作業していたようなので・・・・・・」

    「シンっ!それは本当か!」

    「えっ、はい」

    「またあいつは無理をして!・・・・・・しかし寝てるなら起こすのはかわいそうだな。また出直すとしよう」

    そう言いながらそのまま帰って行った

    「あの人あんなに熱量高かったっけ?」

    いつもより饒舌で分かりやすく態度に出す姿に変なものを感じながら、シンは首を傾げるのだった


    お昼頃またアスランがやって来た

    「キラはもう起きたか?」

    「何で俺に聞くんですか。今は食堂ですよ」

    「そうか、助かった」

    いつもなら直接隊長の部屋に向かいそうなのに、何故か俺に確認してくる姿は不気味なものを感じて食堂に着いて行くにした

  • 146二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:58:27

    「キラっ!体調は大丈夫なのか?シンから朝も起きられないほど作業を詰め込んでると聞いたぞ!」
    「そこまで言ってませんから!」
    「アスラン?」
    「ああ、お前がそこまで無理をしなければ回らないなんて、コンパスは人手が足りなさすぎるんじゃないか?」
    「アスラン」
    「お前が倒れたら俺はどうしたらいい!」
    「アスランっ!」
    「どうした?」
    「君こそ何かあったんじゃない?熱でもあるの?」
    「そんなわけが・・・・・・」
    と言いながらアスランは倒れた
    頭を打つ前に体を支えたが、触った手が火傷しそうなほど熱を発していた
    「危ないですよっ!うわっ、熱っ!この人何でこの熱で動けてるんですか」
    「アスランだからね。とりあえず2人で医務室に運ぼうか」

    起きたアスランは朝からの1連の行動を覚えていないようだった
    治ってから聞いてみたところ、しばらく徹夜が続いていたらしい
    「君が体調を崩すとあんなに分かりやすくなるのは意外だったな」
    「・・・・・・普段ならあれくらいで倒れたりしない」
    「そう思うなら、君こそちゃんと休んでから会いに来てよね」
    「・・・・・・」
    「返事は?」
    「ああ、今回は迷惑をかけた」
    「迷惑じゃないし珍しいものは見れたけど、元気なのが1番だからね」
    「・・・・・・」
    今回ばかりは言い返せず黙り込むしかなかった

  • 147二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:59:14

    体調不良ネタは被るので書く気はなかったのですが、>>139のスレは自分も見ててこのスレだとどうなるかな?と考えた結果、徹夜+高熱くらいじゃないと見れなさそうだと思ったのまではよかった・・・・・・んですが、大大大大大好きって自分には無理だと中途半端になりました(あと元ネタ知らないのもあります)

    ギャグだからと振り切れなかった

  • 148二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:14:10

    >>140

    続きがあって嬉しいです

    あまり得意ではない流れになってたところに、グッピーは犠牲になりつつもありがたかったです

    もうちょっと眷属として引っ張られてもいいと思いますよ!ただの好みで言ってみただけの戯言です


    >>142

    ありがとうございます

    こういうタイプは苦手で書ける気が全くしないので、なるほどこういう想定だったのかとわかりやすかったです

  • 149二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:19:14

    ネタ被りも切り口次第だと思うので
    その人によって解釈やらに個性は出ますしね

    というか、具合の悪いアスランはネタとして使い易…(げふげふ
    つい常用してる身なので何とも言えないところはあるんですが

  • 150二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 21:10:21

    >>147

    あのスレの元ネタの漫画はラブコメ版ボーボボと呼ばれてまして……次から次へと現れる何故か主人公を好きになってしまう100人(!)のアクの強い女の子とネタの勢いで押し切ってるラブコメですね


    こういうのは真綿で首を絞めるようにジワジワやるものです

    え、気付いたら手遅れ?…それはどうですかねぇ

    どちらが侵食しているのか侵食されているのか…いっそ入り込もうとしてるのを乗っ取り返してもいいんじゃないかな

    みたいな事を考えたりもしています

    眸の色の変化は意識の表層に眷属が出て来ている兆候ではありますが、でも蓋開けたら思考パターン根幹から似てるんですよねぇ…

  • 151二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:39:23

    なるほど、ギャグ読みは間違ってなかったんですね
    100人は凄いけど、ネタに困りそう

    ネタといえば、完全にキラ編が行き詰まりました
    フレイの件が固まっても、そういえば自分には恋愛感情みたいなものは理解出来ないことを忘れてました
    書く分にはいけるかと思ったけどすぐには無理ですね
    だからこそブロマンスというものに惹かれるわけですが
    書けたら書こうくらいに一旦投げます

  • 152二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 03:11:04

    思い出すのは、熱っぽい手の感触。
    勿論、今のようにお互い手も大きくなかったし、こんなに骨ばった感じでもなかったけれど。
    記憶の中、熱に浮かされて僕の事を見上げるその眸は、とても心細そうに揺れていた。
    彼の両親は普段から留守がちで、それもあって交流のあった隣家であった僕の家に普段から出入りしていたアスランはその日も僕の家に居たんだ。ただ、風邪で熱を出していて客間で母さんが様子を看ていたんだけど。
    うつったら困るからと言って離されたのは解ってはいたものの、結局僕は部屋に入り浸り、すっかり呆れられていたんだよね。
    「確かあの時も、具合が悪いのを隠していたよね、君」
    悟られないように誤魔化して学校へ行き、そこで体調を崩して保健室…アスランのご両親へは連絡が行ったみたいだけどとてもすぐに迎えに来られるようなところには居なくて、最終的に僕の家で預かる事になった。
    彼の父親の顔はよく知らなかったけど、母親のレノアおばさんとは母さんも仲が良かったから何故迎えに来ないのかと、子供ながらに腹を立てていたのも覚えている。
    大丈夫だから、そう繰り返すアスランの姿も。
    「まったく、どこが大丈夫なんだか」
    ぼやきながら氷嚢の様子をみて布団を肩口まで掛け直した。
    熱に魘されながら、ずっと親を呼んでいたのも知ってる。
    あの晩も一緒に寝ていてしっかり聞いてしまっていたからだ。
    当時の僕は何も知らなくて、ただただよく解らなかったけれど今になって思えばつまりは…
    「……大丈夫、僕はずっとここに居るし離れない。だから君が独りになる事はないんだ」
    僕は薄く額に浮いた汗を拭うと子供をあやすように髪を撫でた。
    あの日のように、ただその傍らで眠る姿を見守りながら。

  • 153二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 03:52:22

    前振りしていた回想です
    大人の事情なんて子供には見えないし、大きくなって理解出来てしまうようになったらなったでスッキリするどころか逆にモヤモヤが増えたりもするもの
    そんなお話
    普段、ぐうたらしてたり能天気だったりで弟成分多いキラですが、流石にアスランが弱ってる時ばかりはそういうのが鳴りを潜めてるのも結構好きなんだなと、書いてて思ったりしますね

  • 154二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:29:41

    こういう時はお兄ちゃんだなあと分かりますね
    小学生の時病院送りになるレベルの怪我したことありますけど、親が来ないことを気にしたか覚えてもないです
    自分はそんな性格だけど、キラもアスランも親に対して思うことが多いから悩むんでしょうね
    健全な思考してるからこそですね

    どうも親に対する感情を掴み辛くて今書いてのが止まってましたが、ちょっと進みそうです

  • 155二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:13:28

    個人的な解釈ですが、基本的にアスランて優等生気質だし親の前では手の掛からない良い子だったと思っています
    親からの愛情に飢えていて、でも甘えられず、それをキラの面倒をみることで代替していたのだと
    唯でさえ厳格だった父からは実の子ではない事もあっていつも突き放され、母親からは優しくされていたものの忙しい身で家に居る事自体が少ない
    そしてアスラン自身はそんな親たちを彼なりには大事に思っていて、心配を掛けない為に本音を抑え良い子の振りを続けている
    とまぁこんなところですね
    咀嚼の助けになれば幸いです

    あと、自分の中ではキラの看病スキルはカリダさん仕込みという事にしてあります

  • 156二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:42:46

    懐かしい写真


    朝からPCの前で何か見ているキラにアスランが近寄る

    「これ、懐かしいなー」

    「何見てるんだ?」

    「いいでしょー!コペルニクスにいた時に撮った写真だよ」

    「よく残ってたな」

    「母さん達がデータだけ持ち出してたんだって」

    あえてヘリオポリスの時とは言わずに話を続ける

    気づいたアスランもそこには触れずに

    「そうか、だが今更こんなのどうするんだ?」

    「こんなのとはひどいな。出力して部屋に飾るんだよ」

    「・・・・・・」

    脳裏に浮かぶのは、父に撃たれた時に砕けた母との写真

    「もしかしてあんまり好きじゃない?」

    「・・・・・・いや、お前の好きにしたらいい」

    「ほんとに嫌なら言ってよ」

    「違う、そうじゃない・・・・・・そうじゃないんだ」

    「見るたびに哀しそうな顔されるくらいなら別に」

    「これは関係ない、関係ないんだ・・・・・・」

    「・・・・・・ちょっとコーヒー淹れてくるから待ってて」

    これは席を外した方がよさそうだとキラは台所にゆっくりと歩いていった

    「父上は・・・・・・どんな気持ちであの写真を飾っていたんだろうな」

    「少しは・・・・・・」

    俺のことも想っていたのかとは口には出せなかった

  • 157二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:43:22

    「アスランにも淹れてきたよ!一緒に飲もう!」
    わざとらしいくらい明るく声をかける
    アスランは・・・・・・まだ写真を見つめているようだった
    「そう、だな。もらっていいか」
    「アスランの為に淹れたんだから、飲んでくれなきゃ泣いちゃうよ」
    寂しそうに見えたアスランの顔が少し明るくなった
    「それは困るな」
    「飲みながらでいいから教えてほしいな。この写真を見ながら何を思い出してたのか、ね」
    「お前にはバレてしまってたか」
    「何年君と一緒にいると思ってるの?」
    「うまく話せるかわからないが、聞いてくれるか?」
    「もちろん!」

  • 158二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:46:31

    前スレで吹き飛んだ写真がパソコンに丸々残ってたからと書き始めたらなんか重くなった、何ででしょう
    続きがありそうな終わりになってますけど、書けたら書きます
    理解度が上がらないとこれ以上は駄目だなとここまでになりました

  • 159二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:50:33

    よく考えたら、楽しくコペルニクス時代の話してたらよかったのに何でこうなったのかというと、ここ数日種最終話を繰り返し見続けて該当シーンが頭に残ったからだと気づきました

  • 160二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 03:19:18

    「さっき…と言っても割と前なんだけど、勝手に起きて来てたよね?」
    どことなく不機嫌そうな口振りで、キラがこちらに飲み物が入ったカップを寄越してきた。
    中身は子供の頃に具合を悪くした時に出してもらった覚えがある…確かはちみつ生姜湯だったか。
    ただ、その味は目分量だったようで記憶の中のものよりも更に甘かった。
    「……いや、記憶にないんだが」
    熱が高いせいで現にこうやって起き上がっているだけでフラつく感じがしているし、それ以前に一度寝かし付けられた後に起きた記憶がない。
    「本当に?キッチンでお粥の用意しようとしててさ、そしたら何か視線を感じるから振り返ったら君がいて…起きてきちゃ駄目って言ったら、何か不思議そうに部屋の方戻って行ったけど…」
    「そんな事を言われても、お前にいいから寝ろって言われて、さっきまで大人しく寝てただろうが」
    「寝ぼけてる様子でもなかったんだけどなぁ」
    キラは首を傾げつつも、ついでで作っただろう自分の分を一口飲んで一瞬黙る。
    「あっ!」
    「急に叫ぶな、今のはちょっと頭に響いた…」
    「ごめん。でも…え?どういう事?」
    キラは何かに気付いたようなのだが、要領を得ない事なのか小さな声で呟くばかり。
    「お前だけわかっても俺が困惑するだけだから説明してくれ…」
    出来れば考え事はしたくない程度にはつらい状態ではあるんだが、流石に気になり過ぎた。
    「僕もその時は驚いてたからついスルーしちゃってたんだけど、その時のアスラン…眸が紫だった」
    「……」
    「ねぇ、これどういう事?アスランが嘘言ってないんだったら、さっきのって…なに」
    「……いや、寝ぼけていただけなんじゃないか」
    「だって、寝ぼけたアスランの足取りあんなにしっかりしてないよ」
    「…今地味に何だか酷い事を言われたような気がするが、本当に俺には起き出した記憶がないんだ。だとしたら寝惚けて出歩いていただけとしか」
    いや一応、他にも思い当たる節がない訳ではない。
    まさかとは思うが…。
    確信がない上に、キラにこんな事を言っても更に混乱するだけだ。
    だからそれを心に留め置いた。
    流石に言える訳がないだろう、もしかしたら俺以外のナニカがこの身体を使って歩き回っている可能性がある、だなどという事は。

  • 161二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 03:38:27

    少々不穏なものを投下
    寝てる時って無防備じゃない?と思った後、オチのところが降りて来たので…
    構成でちょっと四苦八苦した後、SSとエミュの中間くらいの感じに落ち着きました
    うん、今回ただの看病話だと思ってました?油断しましたね

    と、冗談は置いておいて、自分の陣地で普段書いてるタイプの話に近い話です
    ここらで白状しますが、好きな作家は小野不由美、好きなゲームは真・女神転生やペルソナシリーズという超シリアスとオカルトのコテコテっぷりなので、その先に何がお出しされるかは…秘密ですね

  • 162二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 09:26:15

    眷属として暴走してる時もある意味体を乗っ取られているようなものなので、体調不良時なら有り得そうですね

    十二国記は中学生の頃読みました
    まさか令和になって新刊が出るとは!となりました
    探したら魔物の子だけ持ってなかったみたいですが、他は揃ってました
    まだまだ広げられる世界なのでまた続き出ませんかね

    書きたいものがあるけれど、別スレのBADエンドルートの話だからネタバレになってしまうのでちょっと後回し

    シコスレでみたエミュが今までで1番刺さるってどうなんだろう
    あの言動絶対するって納得度が・・・・・・それくらいの理解とエミュ力をつけていきたいものです

  • 163二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 10:50:17

    普段眷属意識への抑えにもなっているアスラン自身が弱ってるので、軽く主導権持って行かれた形になってたのは間違いないです

    まぁふらふら歩き回ってますが、今回のところは主人の姿を捜してただけなので実害は低め

    >>140の話は、ミキサー事件ほどじゃないけど箍が外れかけてるくらいには施設内で暴れてました

    (自分の中ではあっちは原型すら留めないくらい、ぐっちゃぐちゃのトマト案件としているので)

    一応、殺ってもないけど生きてもないくらい程度には被害が抑えられている事になってます

    だからこそ、更なる血の贖い、という単語が出て来たとも言いますが…

    そう、あれでも暴走してるって程じゃなかったんですよねぇ


    令和に新刊出るって速報出た時、主上には筆を折るにしろ先があるにしろハッキリさせて貰えないかと真顔になりました

    待つ身はしんどい…

    あと、それ以外だと奈須きのこですかねぇ


    エミュの解像度は投下した後に読み返して、何か違くない?ってなる事も多いですね…

    修正利かないし既に開き直りの境地ですが

  • 164二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 16:53:29

    「そうそう、食欲ある?まぁその様子だと、もう少し寝てからの方が良さそうな気はするけど」
    「あぁそうだな、今のところは水分だけにしておく……というか、一言言っていいか?」
    「あ、やっぱり甘かった?ちょっと蜂蜜多いかなぁとは思ってたんだ」
    「作って貰っておいて言うのもどうかと思うが、少し雑過ぎだぞ」
    「あはは、お湯足してくるよ。最初の一口だけで全然減ってないもんね」
    「……そうしてくれると助かる」

    「…勝手に動きまわるな。この身体は俺自身のものであって、お前が好き勝手していいものじゃない」
    キラがカップを持って部屋を出て行ったのを確認すると、俺は低くそう呟いた。
    届いているかも通じているかも判らないが。
    俺の知る限り、この何らかの意思を持ったナニカは明らかにキラに対して執着していて、殊その身に危害が及べば途端に荒れ狂う。
    普段は時折ノイズのように声を感じるくらいで大人しいものだが、そうなるとこちらの意思などお構いなしに飲み込もうとしてくるのだ。
    この不本意過ぎる何者かとの精神の同居状態は明らかにあの日に端を発しているようだったし、俺自身に起きている変化などの殆どがそこからだった。
    今まで積極的に意識を乗っ取りに来るほど強行してくるようなものではないのだけが幸いしていたが、今回のこれは……
    「アスラン、これでたぶん大丈夫」
    キラはキッチンでカップへお湯を注ぎ足して来たらしい。
    「すまない、これを飲んだらもう一眠りさせて貰う事にする」
    「ううん、それは構わないよ。僕は弱った君の看病をするだけだしね」
    「まったく……楽しそうに言うなよ、こっちは熱と寒気とでふらふらになってるんだからな」
    「それは君の自業自得なんだからちゃんと反省してくれないと。でも、偶になってくれないとちょっとつまらないかな」
    「言い方が一々酷いんだが?」
    そう、こんな事なんて何度もあってくれては堪らないんだ。

  • 165二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 17:46:52

    書きたい時に書く!ということで書いてしまいました

    別スレでやっているクトゥルフ神話TRPGのリプレイ風に仕立ててます

    別にクトゥルフ神話要素は入れてないので知らなくても大丈夫にしてます

    ただ明確に死亡描写入れてるので閲覧注意です

    後もし別スレのネタバレ踏みたくない方は後から見てね


    TRPGリプレイ風 | Writeningあらすじ キラとアスランは山奥の観光地にやってきました そこは天然石が出るようになったと話題になり始めている場所です 2人が温泉宿で1泊して朝起きたら、そこは薄暗い世界になっていました 歩いてる人に話…writening.net
  • 166二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 17:49:59

    これ書きたいって思ってるときは別の話書いてお茶を濁すっていうのができなくて、先に上げてしまいました
    これだけ注意入れてたら大丈夫ですよね
    向こうもこっちも見てる方なんて少数でしょうし

  • 167二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 18:19:42

    閲覧統計がないのがこういう場所で読み物を投下している時の悩みどころですね…
    読んでくれてる方はハート押してくれてる方の倍くらいあれば良い方かなぁとは思ってます
    鉄は熱い内に打てですし、複数ラインで抱え込めないのであればそれはもう書いてしまうしかないですよ
    (買い物中にいいアイディアが出て、戻って来たら忘れてたとかいう事案多い人の意見)
    おや、先日のヤツかと思ったら最新の方のでしたか、一先ず目を通すのは後にしておきますね

    今回の看病ネタは流れから何となく察した方も居そうだと思ってますが、まったく別の場面である≫140の救出劇の続きから繋がってくる連なりを意識しています
    ところでこのアスランの中に居る眷属て何?どんなヤツ?というのを自分の中で整理しようと思ったところから始まっている話になります
    あと、例の長いヤツは校正しているせいもあって現在4600字前後を行ったり来たり…読み直したせいでまだちょっと言い回しが気に食わないところもあったりするので…時間掛かってます

  • 168二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 18:30:21

    >>167

    親の感情うんぬん言ってたのは>>156の件の話ですね

    すぐには無理そうだと脇に置いてます


    自分は3歩で忘れる忘れぐせがひどいタイプですので後回しは極力やめてます

    そして2つ以上抱えるのも駄目なので、すぐに放り出すかすぐに終わらせるようにしてます


    なかなか文字数も増えてきてますし公開が楽しみです

    あまりプレッシャーになるといけないのでここまでにしておきます

  • 169二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:38:52

    「キラ、まだ髪の毛濡れてるぞ」

    「乾かすのめんどくさいだもん…」

    「はあ…ほらこっちに来い」

    「いいの?やった!」

    「お前最初から狙ってたな?」

    「何のことー?」


    最初はわしゃわしゃと強引にドライヤーをかけていたがそこは几帳面なアスラン

    今は丁寧に髪をほぐしながら乾かしてくれている


    「昔もさこうやって乾かしてくれてたよね」

    「どっかの誰かさんがよく寝癖で髪の毛ピョンピョンにしてたからな」

    「ちゃんと起きてから直してたじゃないか」

    「いやほとんど直ってなかったぞ?それにちゃんと乾かしていればあんなひどい寝癖がつくことはないんだからな」


    おっと…アスランの小言がはじまりそうだ


    「ねえ!アスランの髪も乾かそうか?」

    「(話逸らしたな…)俺は自分でちゃんと乾かした」

    「なーんだ…じゃあ明日は僕が乾かすよ」

    「ハネそうだからいい…」

    「…むう…ひどい…アスランのバカ…うう…」

    「…たく…分かった分かった明日はお願いするよ」

    「任せて!」

  • 170二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:41:55

    >>169


    アスランはドライヤーを止めて手櫛で僕の髪を整えた


    「終わったぞ」

    「ありがとう」


    なんだかんだで優しかった手が離れたのが少し寂しかった


    「明日は朝早いからもう寝るか」

    「うん。今日はそっちに行ってもいい?」

    「今日も、だろ?ほら…」


    アスランはいつものようにベッドを半分開けてくれた


    「「おやすみ、いい夢を。」」

  • 171二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:47:02

    相変わらず自スレの雰囲気満載のお話になりました



    逆に>>160>>164みたいな不穏な話が上手く書けないので読んでいて楽しい…ありがとうございます

    アスランの中にいる“眷属としてのナニカ”すごい好きです



    >>165

    クトゥルフスレ設定!!

    先に読んでしまったのですがオチが面白い!!

    デスリセット超便利ですよね

  • 172二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 22:24:54

    >>165

    お借りしたリンク元を記載してなかったので追記しました


    >>169

    主さんのこの雰囲気を楽しんでますので、この路線でいってほしい気持ちと好きなように書いていただきたい心が2つあります

  • 173二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 23:01:40

    >>171

    二人でキャッキャしてる可愛い感じが書けないので、こうなったら仕方ないと得意方面へ舵を切ったまであります

    自分だと頑張っても小突き合ってジャレてるのが関の山…気付くとオカン頼みです


    >>165

    あちらのスレが終わるまで読むのはお預けにしておきますね

    ネタバレは平気だけど、どうせなら知らない状態から通しで見た後にしたい…そんな気持ち

    (ゲームもアニメも普段からネタバレ地雷を自ら進んで踏みに行くくらいには平気なんです)


    プレッシャーは過剰じゃなければ気にならないです

    結構図太い?否定しません

    むしろ危機感なさ過ぎて、はよ書けって言って欲しい時もあるくらいですので

  • 174二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 03:04:15

    想い出の味、あるいは過去への憧憬

    それにしても、買い出しの時にふと目に留まったジンジャーで作ったシロップが、こんなに早く日の目を見るとは思わなかった。
    小ぶりの保存瓶に入った琥珀色の液体は、作る手間自体はあるけど保存も利くし、何よりとても懐かしかったのだ。
    材料が全部揃わなくて大体で作ったから、完全に記憶通りに再現出来たとは流石に思わないけれど。
    暑い時はこれを氷や炭酸で割るものだけど、今の用途はこっちじゃない。
    本当は芯まで凍えそうな日にでもと思っていたけれど、具合が悪いんだから仕方ないよね。
    一応そのままお湯割りでも飲めるところだけど、ここは記憶にある通りに…
    「あ…っ」
    蜂蜜が思いのほか入っちゃったけど、お湯注ぐし何とか…なるかな。
    思った瞬間アスランのいつもの小言が頭を過ぎったけど、取り敢えず気にしない。
    「懐かしいって思ってくれるといいんだけど」
    そして湯気をあげるカップ二つを持って、僕はキッチンを後にしたのだった。

  • 175二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:56:24

    ちゃんと懐かしいと思っててよかったね

  • 176二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:24:44

    【故人を偲ぶ日】

    「この時期は僕達、歩き回りやすいよね」

    「そうか?」

    「だってこの時期は亡くなった人が帰ってくる日、だからね」

    「お盆だったな、それと俺達に何の関係がある」

    「僕達の顔を知ってる人に会っても、今はお盆だからね!で誤魔化せる!」

    「わけがあるか!本当に帰ってきてるとしても見えるわけがないだろう!」

    「帰ってきてるとは思うんだ?」

    「・・・・・・俺達や、転生してまで追いかけてくる連中を思えばそれくらいはあり得るだろう」

    「ちょっと柔らかくなったね」

    「褒めてるのか?貶してるのか?」

    「もちろん褒めてるんだよ。昔のアスランならそんな非科学的なことあるわけない!とか言いそうだもん」

    「いつの頃の話をしている!」

    「子供の頃」

    「随分と昔の話だな」

    「あっ、そろそろ着くよ!」

    「・・・・・・そうか、着いたのなら大声はやめておこう」

    「助かったー」

    「今年も無事にお参りできたね」

    「毎年は無理だが、来れる時はなるべくな」

    「もう掃除も終わってたから早かったね」

    「時間も時間だからな。もう少し早い時間に来れたらできたかもしれないがそれは・・・・・・」

    「そこまで我儘言わないよ」

    「いつか自由に参れるようになるといいな」

    「そうだね。何百年後になるかな?」「さあな」

    「それじゃあ次に行こうか!」

    「ああ、まだ他のやつが残ってる」

    「何人に逢えるかなー」

  • 177二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:36:04

    「アスランにしては珍しいもの持ってるんだね」
    私物の整頓をしていたら、スッと脇からやって来たキラがサイドテーブルに置かれたものを何気なく手に取る。
    それは薄く掌に収まるサイズの鏡だった。
    「あぁそれか…」
    俺はそれに一瞬目を遣った後、気にするでもなくそれ以外の物を丁寧に収めていく。
    「何となく、こういう物は持ち歩かないって思ってた」
    「…まぁ普段だったら、な」
    何故そんな物を持ち歩く事になったのか、一々説明をし出したらキリがない話だ。
    時折瞳の色が変化していること、それは自覚しづらく大抵はキラや周囲にいた仲間たちに指摘されてやっと気が付くくらい、本当に自分でも知らない内に起きている。
    成長と共に瞳の色が変わる、という現象自体は世の中に存在してはいるが一瞬で色が入れ替わるように変化することなど本来は有り得ない。
    前触れのようなものなどはないのか、その時の状況や時間、共通する条件は…。
    原因自体はともかく、ノイズのような『声』との関連性含めて気になる部分が多過ぎた。
    そういう事もあって、指摘を受けたその場で出来るだけ確認が出来るよう最小限化した荷物の中にこの小さな鏡が加えられる事になった。
    体感としてはなくても事実起きている現象として自覚する必要だけはあると思ったからだ。
    「そっか、潜入調査の秘密道具だとかいう面白い事でもなかったかぁ」
    「お前、俺の任務を何だと思って……」
    何故か、まではキラは訊いては来なかった。
    察されたのか、興味がなかったのかまでは判らない。
    返された鏡を荷物の隙間に戻す。
    解決する術がないのであれば、対処の方法を考えるしかない。
    そんな事を考えているこちらの苦慮を知ってか知らずか、纏わり付いて来る幼馴染は屈託のない笑みを浮かべていた。

  • 178二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:26:20

    自分の預かり知らぬ所で起きている事は怖いです

    どうなっているのか、何故なのか、どう対応すれば…考え始めると次から次へと湧いて来て思考を埋め尽くしてしまう事もあります

    少なくとも、原因自体はキラ(の例の遺伝子)ですが、理由含めて色々と謎が多い事もあって相談自体が難しい事になってしまっているようです

    ちなみに鏡の出処ですが、自分ではよく解らないと言ってメイリン辺りにお願いして用意してもらった物の模様


    自家製のジンジャーシロップ、お料理好きのカリダさんならこれくらい作ってたんじゃないかなぁと思って懐かしい記憶と共に添えてみました

    オリジナルはたぶんスパイスなども風味付けに入っている凝ったもの、記憶を頼りに有り合わせで作った物の方はシンプルに生姜に砂糖のみのものだろうと思っています


    >>175

    そうですね

    敢えて言わなくても気持ちを汲んでもらえていたのなら、キラとしては用意しただけの甲斐はあったんじゃないでしょうか


    >>176

    お盆でした

    そう言えば今年はお墓参り行ってないなぁと思った約一名がこちらです

  • 179二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 06:52:27

    保守がてらに…
    マルチバースの2スレ目後半、スパコスレのエミュをしれっと投げ込んだのは自分です

    短いのを投下しようと思ったのですが
    シチュは出て来たのだけれど、いい感じの導入が降りて来ないので今のところはこれで

  • 180二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 09:10:54

    やっぱり貴方様でしたか
    ブロマンススレの紹介は主さんか迷うところ(内容はそれっぽいけど画像がなかったから)でしたが、スパコスレのほうはそうじゃないかと思ってました

    自分のスレ以外でエミュはしないと言いながらあっちにレス投げたので、責任とって2代目スレ主になったのが私です

    最近クトゥルフ神話TRPGばかりしてるからかそのネタで書きたい欲が強くて困る
    不死とBADエンドルートいかせたい気持ちが相性いいのが悪いんだ……
    また書き終わったら出します

  • 181二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 14:16:59

    ハハハ、バレテーラ シカタナイネ
    ここで今まで散々書いた自分のエミュ見てるんだから、そりゃ勘付きますよねぇ…
    えぇ、勿論ブロマンスのも自分です
    短い中にスレの要素落とし込むのが割と面白かったです
    他にも一応あるんですが…そのスレが面白かったせいで何故かツボってSS量産してて、いずれ無言投下するスレでも立てようか機会窺ってるやつが
    こちらに投下しているものとは設定の路線が余りに毛色含めて別物なので、たぶんそっちは気付かれてないかなと思いたい

    確かに怪異と相性良過ぎますよねぇ、スレ設定が
    妖怪ファイルとか鬼太郎さんとかみたいな感じの話がポンと出て来ても驚かない自信しかないです
    前提はあれど、シェアードワールドほど設定にカッチリした枠決めしていないで各々遣り易いように書いてるところがあるので、そういうのがスッと急に出て来てもたぶん何も言われない気がしますよ

  • 182二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 14:35:30

    タイトルはそれっぽく見えますが内容はギャグです

    またクトゥルフ神話TRPGネタですが、知らなくても全く問題ないです

    毒入りスープという初心者は必ずやるというレベルで有名なシナリオです

    やっぱり死亡描写があるので閲覧注意です


    ◯◯しないと出られない部屋 | Writening目が覚めたら壁も床もコンクリートで出来た、四方に扉のある正方形の部屋で目を覚ました2人 「おはよう・・・・・・ここどこ?」 「・・・・・・うん?どこだ?」 キラもアスランも丸腰で、着ている衣類は全て白いローブの…writening.net
  • 183二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 15:11:01

    >>181

    自分が現スレ主だから!と張り切って自分もちょくちょく紹介文書いてます

    3スレ目の、ここと監禁キラの会話見たいってのとかですね

    元々知ってたスレでしたが、あれ書く為に30分くらい読み返しながら書きました


    今読み返してきましたけど、流石にヒントなしで気づくのは無理かなと思います

    ブロマンススレの紹介はやろうかなと思いましたけど、自分には荷が重いなって

    ですので誰かが書いてくれて、やったあこれで元スレ全部紹介されたって舞い上がってました

  • 184二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:36:51

    子供の頃のアスランを思い出したせいなのか、やけに感傷的になっているなと僕自身思っていた。
    「寝てばかりのアスラン見てるのも、別にいいんだけどさ」
    それでも少し退屈になったりもするけれど。
    今回、特にしんどそうだったのもあって、こうやって始終付いていられる環境というのは正直有り難くもある。
    「人には頼れって言う癖に、自分の事は後回しにして僕が気付く頃には自己完結して何もなかったような顔で……僕がそんな事も知らないとでも思ってる?」
    熱で苦しそうな事を除けば、実によく眠っているし、その様子は無防備そのもの。
    起きないのをいい事に頬をつついたり頭を撫でたり、当人が起きていたら確実にやんわり避けそうな事を粗方し尽くして、今回のところはそろそろ許してあげようか。
    ……そんな事を考えていた時だった。
    そろそろ起きた後に食べてもらうお粥に火でも入れて来ようとベッドから離れようとしてたんだけれど。
    「…………」
    不意に服の裾を掴まれた。
    「もう、驚かさないでよ…」
    まさかあれくらいで目を覚ましたのか、とちょっとヒヤリとしたけれど、どうやら少し様子が違う。
    なんだ寝惚けているのか、と思っていた僕はこちらを見上げる眸に思わず息を詰めた。
    ……また?
    そう、まただ。今回アスランが体調を崩してからこれで二度目…目に入ったのは僕の瞳の色をそのまま写し取ったような紫だった。
    どこか焦点が合っていないその眸は何も映していないガラス玉のようにも見える。
    「どっちにしろ寝惚けてるだけか。なぁんだ…」
    息を吐いてそう呟いてその手を離そうとして、今度は手の方を掴まれてしまった。
    「どうしたのアスラン、さっきから…」
    それでも…ただ、何となくだけれど何処かに行かないで欲しいと言われているような気がして、掴んできたその手を握り返す。
    「ほら、ここにちゃんと居るよ。居なくなったりしないから」
    宥めるようにそう声を掛けて、ようやく手の力が緩んだ。
    瞬きの後その眸が元の色に戻るのと、それは殆ど同時。
    そうして呆気に取られる僕を余所にまどろむように再び目を閉じると、アスランは何事もなかったように眠りの続きを始めたのだった。

  • 185二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:53:11

    前スレ辺りだったかで、頼らないのではなく頼ることが出来ない人間である、とこのスレ仕様のうちのアスランを評した訳ですが…
    当の本人は何でもない振りをしていても、やっぱり気付かれていない訳ではなかったようですね
    普段抑えている本音も多いだろうという事も、たぶん

    正直精神の健全さで言うのであれば、恐らくアスランの方が問題が多いというのが書き手としての見解です
    基本的な心理として、心配させたくないという意識が真っ先に働くので表面上誤魔化すのがとても上手い、そんな側面を持っているせいでもあります
    幼馴染であり親友でもあるキラが相手になれば、割と本音は出て来ては居ますが、やっぱり見せたくないものの一つくらいは存在するので黙って押し隠しているものは存在していますからね
    これが男の子の強がりと意地、くらいで済めば話はまだ簡単なのですが

    ところで以前、物を貰い慣れていない話をした時、アスランは正直使いどころがないと困惑していましたが
    あげた側は大事に使って貰えるのなら、その結果壊しても残念がるだけでそんなに気になどしません
    でも、彼はその気持ちに対して気負いを感じているので、気安く使えないと思ってしまうのです
    実は鏡はメイリンにお願いして用意してもらったと説明しましたが、相談相手は別にカガリやラクスでも良かったのです
    ただ、持ち歩く以上破損の危険は付きまとう為、彼女らにお願いする事は出来なかったというのが、本音だったようです
    壊してもいいと言いながら確実に良い物寄越してくるでしょうしね
    まだ理由はありそうですが…それはその内アスラン自身が白状してくれるでしょう

  • 186二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 04:16:54

    あと、解りづらい時系列の話をば

    かなり曖昧にしてありますが、ここ近々の間に投下している話だけ並べてみますね

    ガレージの話が出ているものは雪と氷の未来、不穏要素のある看病話はそれよりはだいぶ過去で

    尚且つ懐かしんでいる描写があるので少なくとも映画時系列以降のだいぶ先の未来、風船の話もその付近だと思って問題ないです

    あと、鏡の話は>>140の少し先くらい(こちらは元の話にカガリたちがいる描写があるので前述の話より過去という事になりますね)

    だいたいこの辺り、って思いながら思い付いた端から散発的に書いていて話を行ったり来たりさせているので、自分でもちょっと頭の中でとっ散らかって来たのは否定しません

  • 187二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 09:00:29

    ちょっぴり甘く感じるのは普段とのギャップからでしょうか

    思いつきで書いては時系列とか考えてないことが多い人としては、相変わらず細かく詰めてあるなと感心しきりです
    送った方としては、しまい込まれる方がプレゼントしがいがないって分かってくれれば、使うようになってくれないものでしょうか
    ならないかなあ、自分が送ったものが使われてなくても気にしなさそうな気がする
    頭の中で使わない理由捏ねくって1人で納得しそう

  • 188二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 09:44:17

    いつもとは少しテイストを変えてみました。

    そして初めてこのテキストページを使ってみました

    画像乗せれるのが楽しいけど文字数制限を気にしないのはいいですね



    罪という名の悪夢 | Writeningああ…またこの夢か… イージスを自爆させた後、カタチを保っているストライクに侵入した。 その中にぐったりとシートに身を預けている人物に近づき、ヘルメットを取ると気を失っているのかその目は閉じられた…writening.net


    この後は2人とも休暇日なので一緒に寝てご飯食べてゲームしてまた一緒に寝て過ごします。

  • 189二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 15:51:53

    >>188

    いつもとは違いますがこの感じもいいですね!

    でも最後はいつも通り仲良しで安心しました

  • 190二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 17:58:54

    >>188

    これは紛う事なく悪夢、こんな夢見たら普通に飛び起きれる自信あります

    やだもう、書けないじゃなくて書かなかっただけじゃないですか


    >>187

    雑にでも時系列整えて置かないと、後で自分の首が絞まるのですよ

    理由は主にアスランの精神状態の差ですかね、その内出せると思いますけれど

    一応意識してはいるのですが、行ったり来たりしているせいで書きながら『あれ?」ってなってる事が多々…

    キラの方はたぶん描写範囲で影響出るような大きな変動はない感じになるだろうとは(予定は未定)


    プレゼントの話、カガリやラクスは使って貰えない事に関しては恐らくそんなに気にはしない方だとは思います

    だからそういう意味では気にしているのはたぶんアスランだけなのかもしれません

    この辺、矯正出来るような何かがあればいいのですがね

  • 191二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:34:06

    今回時間があるので早めに回想書いてますけど、プレゼントの件は解釈が難しいですね
    あげた方は確かに使われなくても気にはしなさそうなのは分かります
    でも困惑して喜んでくれないのは気にするかなって
    使わないし喜んでるように見えないなら、以降プレゼントしづらくなりそう
    ただそうすると、いつになったら慣れてくれるのでしょう
    やっぱり何か大きなキッカケが必要なのでしょうか

  • 192二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:50:57
  • 193二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:19:22

    スレ立て乙であります


    >>191

    この辺、たぶん根の深い話ではあるので自分としてはだいぶ荒療治が必要なのだろうなとは思っています

    設定のせいで育った境遇もだいぶアレですが、それによって培われてしまった考え方が三つ子の魂百までとばかりにだいぶ悪さしてるので

    別に喜んでいない訳ではないのです、それを素直にそのまま伝えればいいという事もたぶん頭では判っているんです

    以前に彼は重い感情抱えてる割に出力が極端に抑えられてるという書き方してましたが、これ大概の事に対しても言えるのですよね

    なので基本的に本音を飲み込んで極力表に出さない癖が付いている、というのが正解かもしれません

    そういう訳で思考癖自体が薄幸体質なのです

    それでもあのプレゼントの遣り取りの中、カガリはその辺り薄々何かに勘付いてるような気はしました

    その後、キラが散々変な顔してるって指摘していたので、一応それなりに顔には出てたんでしょうから(判別にはアスラン理解度検定一級くらいは必要かもですが)

  • 194二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:34:39

    次スレありがとうございます!

    確かにアスランは出力能力が低いんですよね
    キラには分かるから、どこか心の奥底ではキラさえ分かってくれるならいいやと仄暗い感情があってもいいもしれない…

  • 195二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:06:35

    寝転がって夜空を眺めながら
    「星は何年経っても変わらないね」
    「恒星は動くから変化はしてるぞ」
    「何万年単位の話をしてるの?」
    「俺らなら見れるだろう」
    「変わってても多分分からないよ。あのさ」
    「いつもの昔話か?」
    「分かってるなら茶化さないでよ」
    「それで?今回は何の話からだ」
    「君ね、何でプレゼントを素直に受け取ってくれないのかな?」「普通に貰ってるだろう」
    「無理に使ってとは言わないよ?でもカガリから貰ったアメトリンのタイピンとカフス、使ったの?」
    「・・・・・・使う機会がな」
    「あっても使わないでしょ、君は。壊れたからってあげた人は怒らないよ。使わなくてもいいからさ、せめて喜んでる姿くらいは見せてほしいな」
    「・・・・・・すまない」
    「こういうのはすぐには直らないよね」

    「そういえば夜の水族館に行ったこともあったね」
    「眠そうな魚ばかりだったな」
    「寝ぼけたマンボウは君みたいで面白かったなあ」
    「あの時も言われたが俺は覚えてない」
    「塩ソフトなんてあの時初めて食べたよ」
    「悪くはなかったな」
    「僕も思ったより美味しかったよ」
    「水族館の前には猫カフェも行ったね」
    「あそこも見てるだけで寄ってもこなかったな」
    「ちょっとくらい触りたかったなあ」
    「水族館の入場までの休憩にはなった」
    「実は入る前から予想はしてたけどさあ、君本当にプラネタリウムで寝るとは思わなかったよ」
    「あの環境は眠たくなっても仕方ないと思う」
    「僕はちゃんと最後まで見てたよ。それに環境もだけど睡眠不足だったからでしょ」

  • 196二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:08:09

    「聞きたかったんだが、ヴィーノを横抱きにした時の話・・・・・・」
    「ん?何?」
    「(顔は笑ってるが目が笑ってない)いや、いい」
    「そう?」
    「・・・そうだ!お前な髪を乾かさないまま歩き回るのはやめろ!」
    「あれはわざとだもん。乾かしてもらう為にね」
    「寝癖が残るんだからちゃんと自分でやれ!」
    「君のをやってあげるから、かわりに僕の方をお願いね」
    「自分のをやれ!」
    「やってもらうのがいいんじゃないか」

    「君と珍しく起きるタイミングが一緒だったのにもったいないことしたな」
    「何がだ?」
    「ちょっと嫌な夢を見たのもあるけど、もうちょっと甘えておけばよかった」
    「くっついてきたりわがまま言ったり、それなりに甘えていたと思うがあれ以上か?」
    「あの時ならもう少し色々お願いしても聞いてくれたかなって」
    「さあどうだかな」
    「休眠も今では慣れたものだけど、最初は唐突だったから不安で不安で」
    「確かに起きたら2週間経ってました、と言われた時はな」
    「僕は3週間だから更にだよ」
    「俺が起こされた時、かなり泣いていたからな」
    「悪態でもついてやろうと思ったのにさ、君の瞳の色が変わってるの見たらそんな気も失せちゃったよ」
    「そのことだが、そんなに気にすることか?」
    「逆に何で君は気にしないのかが僕は気になるよ」
    「原理はともかく理由は分かってるからな」
    「まあ僕もよくわからないまま、君の位置が分かる能力活用してるけどさ」
    「俺の方はそこまではっきり探知は出来ないが、これでも充分使えてる」
    「研究施設に捕まった僕を助けに来てくれたのもそれ?」「・・・嫌な話を」
    「あの時の君、様子おかしかったもんね」
    (気にはしてるさ。だから鏡まで持ち歩いて確認したりしてるんだ)

  • 197二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:10:13

    「君って機械弄るの好きだよね。オンボロの車改造したりさ」
    「ちゃんと移動手段として使えるようなものだからいいだろう」
    「悪いなんて言ってないよ。好きだよねってだけの話。ただね、どうせ風邪引くんだからガレージ寝るのはやめてよ」
    「引いてない」
    「その時はね。でも咳はしてたでしょ」
    「なんでお前は寝込まないのか不思議で仕方ない」
    「君がいない時に具合が悪くなったことくらいあるよ」
    「あの時聞いた。それでも信じ難い」
    「信じたくないの間違いじゃない?」
    「・・・・・・人がガレージで作業中に、わざわざ側で端末操作してたのは監視か?」
    「そのつもりはなかったけど、ああでもしなきゃいつまでも続けるでしょ」
    「どうせ時間は有り余ってるからいいが、横で寝られると気にはなる」
    「有り余ってるんだから根をつめるのはやめたら?」
    「・・・・・・」
    「結局また熱出してさ・・・熱といえば、変な君を見たね。妙なこと言いながら倒れたり、寝てたと思ったら僕の後ろに立ってたり」
    「知らないな(あいつ、勝手なことを)」

    「急に妙なこと言い出した事があったな、お前が」
    「何の話?」
    「俺が泣いてるところを見たことがないとか」
    「ああ、あったね。うん、僕ばっかり不公平だなって」
    「それ以降言わなくなったのが少し不思議でな」
    「(その後泣いてるところ見たからね、寝ぼけてたみたいだし言わないけど)別に泣かしたいわけじゃないからね」
    「そうか」

    「何にもない日ってのも必要だよね」
    「そうだな」
    「そうだ!あれ以降作ってない気がするんだけど、炒飯再現できた?」
    「ディアッカのか?・・・・・・出来てない」
    「まあそう落ち込まないで、いつかまたディアッカに会ったら作ってもらおうよ」

  • 198二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:11:41

    「そうしたら今度こそ完璧に物にしてみせる」
    「頑張ってね。もしそんな時が来たら、みんなで花火に行けたらいいね」
    「前は音だけだったからな。次は見に行けるといいな」
    「・・・あれも悪くはなかったけど」
    「何か言ったか?」
    「何でもないよ」
    「思い出の味・・・か。あれははちみつ生姜湯にしてはちょっとスパイスが足りないし甘かったが」
    「覚えてたんだ。蜂蜜入れすぎちゃったしちょっと材料が足りなかったから」

    「随分と昔のことだけど、今でも忘れられないよ。あそこまで大喧嘩したのはあの時くらいじゃなかったかな」
    「あれは・・・・・・」
    「MSまで持ち出したのはやりすぎだったね」
    「最終的にお前の両親まで呼ばれてしまったからな」
    「もう蒸し返す気はないから安心して」
    「・・・・・・カガリが止めなければ自爆していたかもしれない。だが・・・(あの時思い出したのはお前のことだった、とは口には出せないな)」
    「分かってるよ。僕はね、君の事は僕が1番知ってると思ってたし今も思ってる。だからカガリから僕が知らない話を聞かされたことに対して怒ってたんだよ」
    「俺だって・・・・・・(俺に1番頼ってほしい、必要としてほしい)」
    「もう分かってるよ、言わなくてもね。でもたまには口に出してほしいんだけどなあ」
    「・・・・・・善処する」
    「はあ・・・・・・道のりは長いね」

    「報告の為帰ったらお前がいた時には驚いた」
    「ああ、謀られたやつね」
    「そう、女子会だ」
    「逞しいよね、彼女達」
    「ああ、そうだな」

  • 199二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:15:13

    「アスラン」「何だキラ?」
    「呼んだだけだよ」
    「前にもあったな、こんなことが」
    「そうだね、アスラン」
    「随分機嫌がいいな、キラ」
    「名前を呼び合うっていいよね!」

    「もうちょっと話に乗ってほしいんだけどな」
    「今話してるじゃないか」
    「今のことじゃないよ。海を見に行こうって話をした時」
    「いつの話だ」「プチ氷河期の頃」
    「お前が雪遊びしてた頃か」
    「その覚え方はなんなのさ!」

    「君って変なのばかり惹きつけるよね」「は?」
    「自覚無いのも知ってるし、僕達で邪魔してたせいでそういうのに鈍いのも分かってるけど、もうちょっと気をつけてほしいな」「何の話だ?」
    「1人で動き回らないでほしいなって言っても無駄だよね」「だから何の話だ!」

    「目立つなって君は言うけどさ、君が言うなって感じじゃない?」「そうか?」
    「子供が風船引っ掛けた時だよ」
    「あれはお前が先に・・・俺は風船をつかまえただけだ」
    「僕は樹から降りただけだよ」「子供ごとな」
    「・・・・・・」「・・・・・・」

    「昔の写真は嫌い?」「分かってて言ってるな」
    「親の気持ちを僕達が考えても、あってるかなんてわからないんだから好きなように考えたら?」
    「お前は強いな」

    「せっかく観光に行った温泉宿は・・・・・・はあ」
    「あれは俺も忘れてたから・・・・・・」

  • 200二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:16:14

    「デスリセットを便利使いするのは嫌だけど、存在自体忘れてたのは問題だね」
    「そうだな。使えるものを忘れるのは流石にな」
    「君は忘れてていいから!」
    「ただ死なないせいでえらい目にあったこともあるな」
    「もしかして、死なないと出られない部屋?」
    「そうだ。結局は夢だったわけだがな」
    「僕は最初から夢だと思ってたから、はっちゃけさせてもらったけどね」
    「死んでも出られないのは理不尽だった」
    「普通生き返るなんてありえないから不具合だったんじゃない?最後、雑に気絶させられて夢から覚めたし」

    「お盆ってさ、やっぱりみんな帰ってきてるのかな?」
    「みんなってあいつらか?」
    「そう。転生とかあるんだし、帰ってくるのもあり得るよね」
    「そんな話したな」
    「お墓参り、また行こうね」
    「そうだな」

    「いつもはお前が思い出してたのにな」
    「何の話?」
    「俺達の始まりの日・・・・・・いや、夢の話だ」
    「もしかして僕の部屋に来てたのに入れ違いになってた時のこと?なるほどね、だからだったんだ」
    「本当によくわかるな」
    「君の事ならね!」

    「また沢山話したねー」
    「まだまだ先は長い。もしかしたら星の配置が変わるくらいにな」
    「そうかもしれないねー。でも僕達はずっと同じだからね」
    「ああ、そうだな。ずっと同じだ」

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