釘崎の関係者生やしたい(ダイス) その21 続き

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:27:48

    おちてたー!

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:28:02

    ほしゅ1

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:28:17

    ほしゅ2

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:28:31

    ほしゅ3

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:28:42

    ほしゅ4

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:29:04

    ほしゅ5

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:29:14

    ほしゅ6

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:29:25

    ほしゅ7

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:29:39

    ほしゅ8

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:30:00

    柏は大慌てで階段を駆け上がっていく。渋谷の駅は彼にとって見知らぬ地であり、駅から出るのにかなりの苦労を強いられることになる。

    「はぁ・・・はぁ・・・」

    どれくらい走っただろう。渋谷の街中で柏は先に外の様子を見に行ったであろう賀樂を探すことにした。

    「がらくー・・・どこだー・・・」

    渋谷は閑散としていた。駅に吸い込まれた人たちがどうなったのかは柏も知っている。
    そして、今の状況が危険すぎることも。

    「かっちゃん!」
    「がらく!」

    賀樂が獄門彊を持って走る柏を見つけて駆け寄った。

    「駅で待っててって言ったじゃない!」
    「それどころじゃないんだ、ごじょうがはこに・・・」
    「箱?・・・それが?」
    「これにごじょうがはいってるんだ」
    「呪物・・・だよね」

    二人がそれを見つめていると・・・

    「ぐ・・・おっ!?」

    柏は突然重量が変わった獄門彊を両手で抱えるようにして持つ。両足に尋常じゃない重量がかかり、クレーターが出来上がる。

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:30:14

    「お、お、おもぃぞぉぉぉ・・・?!」
    「いきなりどうしたの!?・・・ああもう、魔虚羅!」

    呼び出した魔虚羅と柏が二人がかりで獄門彊を持ちあげる。しかしよほどの重量なのか魔虚羅も両腕に血管を浮かび上がらせている。

    『グゥゥ・・・!』
    「ふぬぅ・・・!」
    「五条先生が抵抗してるのかな・・・とにかくこれをみんなのところに運んで!帳の縁は向こうが一番近いよ!」

    柏と魔虚羅は頷いてまるで手を繋ぎながら歩くようにしつつ歩幅を合わせて進みだした。

    「がらくはどうする?」
    「私はここで・・・足止めかな」

    賀樂は右手に退魔の剣を生成すると階段を上がってきた継ぎ接ぎ顔の呪霊に向かいあった。

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:30:28

    「こんばんわ、私は賀樂。お兄さんはなんて名前?」
    「こんばんわ、真人って言うんだ。会うのは二度目かな」
    お互いににこやかに挨拶を交わし、その刹那。両者の片腕が宙を舞った。
    「いたっ」
    「マジ?」

    真人の手を変化させた刃が賀樂の左腕を削ぎ飛ばし、賀樂の退魔の剣が真人の腕を吹き飛ばした。

    「正の呪力ってやつ?攻撃に使えるレベルの術者なんだ?」
    「練習したからね。まったく・・・容赦ないんだから」

    真人は腕を再生し、賀樂は飛んだ腕を拾って反転術式でくっつけた。

    「君にも質問しとこうか、君は魂が先か、肉体が先か・・・どっちだと思う?」
    「ケースバイケース、私に限って言えば魂は説明書に見えるかも。だから魂かもね」
    「へぇ、俺と同じ考えなんだ?面白いね」
    会話を重ねながらも、お互いに攻撃を交わし、血しぶきが舞い散る。

    「服が破れるなぁ・・・もう」
    「見た目に反してかなりタフだね。呪力もすごいな」

    姉妹校交流会の忌庫の中で遭遇した時は不意を突いたため賀樂は真人を捉え損ねていた。
    真人もまた戦闘を避けたためにお互いの実力を知らないまま、二人は渋谷で再び対峙した。

    (呪霊だから手や足を飛ばしたところで意味はない・・・かな)
    (こちらの攻撃は殆ど効かないレベルだな、首を落とすか?でも、あの剣・・・刺されたら致命傷になりうる・・・)

    二人はお互いの特性を見た結果・・・
    ((面倒くさい・・・))
    と結論付けた。

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:30:51

    レスは三つだけだったので引っ越し!

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:07:32

    >>13

    すまねぇな…

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:13:07

    >>14

    ええんやで・・・しかしなんかビミョーにしんどいね。体力落ちたか・・・?

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:43:48

    >>15

    暑すぎる

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 00:17:17

    再開します!

    賀樂と真人が攻防を繰り広げる中、柏と魔虚羅は帳の外を目指して一路二人三脚を続けていた。

    「いっちに!いっちに!」
    『・・・!・・・!』

    二人が帳の近くまで差し掛かった頃・・・聞き馴染みのある声が届いた。

    『ナーナミーン!!!!!!!!五条先生、封印されたってーーーーーーーー!!!!!!』

    「?!・・・ゆうじ!?」

    虎杖により、周囲に五条悟の封印が伝えられる。そしてさらに

    『柏がーーー!!!!!五条先生ーーーーーー!!!!持ってるってー!!!!!!!!!!!!』

    ついでに柏が獄門彊を持っていることまで追加された。

    「ゆうじはなんでしってるんだ?と、とにかく・・・だれにこれをわたせばいいんだ・・・?」

    柏は高専の人間にある程度知り合いはいる。しかし交友関係はほとんど生徒ばかりで、普段あれこれと世話を焼いてくれる伏黒も生徒であるし、自身の身柄を預かっている五条は自身の持つ箱の中だ。

    「ぬっ・・・やばい」

    獄門彊の重量が減っていくにしたがって移動は楽になっていったが逆を言えばもう誰であっても持ち去れる状況だ。
    自身の目の前にやってきた額に縫い目のある男にも。

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 00:40:21

    今日はここまでにしときます。また明日!

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 00:43:13

    乙〜

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 06:22:26

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 11:28:17

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 16:22:47

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 20:43:45

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 22:21:10

    再開します!

    柏が周囲を見渡すと周囲を埋め尽くすような呪霊が柏と魔虚羅を囲んでいる。

    「ダメじゃないか、人のものを勝手に持って行っちゃ」

    額に縫い目のある男、夏油は柏に笑みを浮かべながら歩を進める。

    「これはおまえのじゃないだろ!」
    「どうしてわかるんだい?」
    「いってみただけだ!」
    「言ってみただけか」

    夏油は呆れたように肩をすくめる。

    「さて・・・獄門彊を返してくれるなら見逃してあげてもいいがどうするね?」
    「みのがすやつがこんなふうにかこむもんか、それくらいはわかるぞ」
    「そうだね、言ってみただけさ」

    柏は獄門彊を魔虚羅に渡すと指の関節を鳴らしながら夏油と向かい合う。

    「君が要らぬことを喋ったせいで獄門彊に五条を封印できないところだったんだよ?その落とし前をつけるどころか獄門彊を奪ってにげるなんて・・・許しがたい蛮行だ」
    「・・・」

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 22:28:05

    始まり

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 22:32:00

    夏油は涼しい顔をしているが内心それなりに面白くないらしい。

    「・・・」
    「どうしたんだい?」
    「べつに・・・」

    柏が黙り込んだのを見て夏油は少し訝しんだが・・・

    「まあ、いいさ。返さないなら奪い返すまでだ」

    右手を上げると柏と魔虚羅を囲む呪霊は一斉に攻撃を開始した。

    「ぐぅおおおお!」

    飛び掛かってくる呪霊を片端から叩き伏せていく。柏が腕を振るう度に呪霊はミンチになり、地面には亀裂が入る。

    「相変わらずの馬鹿力だね、呪力強化の賜物かな?体内を呪力が循環する効率がいいらしいね」

    夏油は柏を見ながら、隣で同じように暴れる魔虚羅の隙を伺う。

    「こちらはこちらで・・・まったく大したもんだ。十種影法術最強の名は伊達じゃないな」

    持ち前の身体能力と方陣による適応でこちらも呪霊を全く寄せ付けない。

    「打倒は無理かな、こちらも手数が足りない・・・式神に無作為に学習させるのも悪手か?」

    夏油は柏と魔虚羅の戦闘能力を分析しつつ、数で彼らを囲み続ける。

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 22:38:23

    原作に無いバトルイイぞ〜これ^^

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 22:53:29

    「しかし埒が明かないか・・・」

    夏油は数体の呪霊を呼び出す。

    「うずまき」

    短くそうつぶやき、呼び出した数体の呪霊を円錐状に捩らせる。

    「こうやって使えば乙骨にも負けなかったかもしれないが・・・ま、発想の違いか」

    柏に狙いをつけると捩った呪霊から呪力のレーザーが飛び出し、他の呪霊ごと柏を貫いた。

    「ぐぶっ?!」
    「ほう!・・・死なないのか。タフだね、見た目通り」

    カバーに入るようにこちらに瓦礫を飛ばしてきた魔虚羅の攻撃を躱しながら夏油は血を流しつつもまだ健在な柏の頑丈さに驚いた。

    「しかしこれで一気に形勢はこちらに傾いたはずだ、あとどれくらい戦えるかな?」
    「が・・・なんだ、なにかとんできた・・・?」
    「極小のうずまき、それによって抽出した呪力を君にぶつけたのさ。術式だと君じゃ効き目が薄いだろ?だから呪力を針みたいに束ねてみたんだ」
    「じゅりょく・・・むむぅ・・・」

    柏は唸りながら蹲ると傷口から煙を出し始めた。

    「おいおい・・・まさか反転術式かい?君も使えるとはしらなかったよ」
    「ひゅーとやってひょいだ。かんたんだぞ」
    「いや、わからないけど」

    夏油が呆れつつ、再び下級の呪霊数体を呼び出してうずまきを作り始める。

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:03:20

    柏は賀樂と家入のお手伝いをしているので反転術式を知っています。
    そして柏の術式の関係上、正の呪力を摂取する機会があるため反転術式を使用できます。
    そして本人の術式が五条の術式と同様に『取り込む』と『放出』で順転・反転の関係性ですので素地があったわけです。

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:16:02

    なるほど

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:22:47

    >>30

    オリキャラたちの反転術式の素質や覚えた過程で言うと


    賀樂→言わずもがな体質。特殊な循環方式で正の呪力を感知、認知していた。体中から正の呪力放出が可能。ある意味反転術式の達人。


    柏→ほぼ体質。術式ですでに順転・反転を無意識に使用していたため反転術式を使用している現場を何度も見ることで会得。


    夏彦→現時点では無自覚、素質アリ。使う必要がないくらい硬いかつ、術式反転がかなり危険な代物なので使用頻度が低く練度が低いので同様に反転術式を練習してない。


    鈴鹿や優子のように賀樂の治療を受けた人は正の呪力を脳に叩き込まれているので知覚し、運用することができる。

    ただし呪力総量は個人差があるのでそのせいで使えない人も多い。

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:23:43

    今日はここまでにしときます、また明日!

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 23:27:00

    乙!

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 06:55:50

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 07:56:30

    ほし

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 13:25:22

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 17:21:13

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 21:27:53

    あげ

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:28:29

    再開します!

    「ここらへんであまり呪霊を無駄にするのも得策じゃないか・・・ま、機会はいくらでもある。封印はできたんだ」

    一旦お暇するよ。と夏油は呪霊を放置してその場を後にしてしまった。

    「なんでにげたんだ・・・?」

    柏は首を傾げたが周囲にはまだ呪霊が残っており、掃討を余儀なくされる。

    「よっと・・・かっちゃん、生きてる?」
    「おう、おれはあんなまえがみにはまけない」

    少しして賀樂が合流する。

    「ふく、ぼろぼろだな」
    「うん、そっちもね」

    柏が呪霊の所在を尋ねると「逃げた」とのこと。二人は魔虚羅をつれて帳の外を目指すことに。

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:28:42

    時刻は21:20頃に遡る・・・。

    「ゲェェップ・・・今になって改造された人間が外にでて非術師を襲い始めた?」

    酒精を煽りながら直毘人は補助監督が告げる状況に口角を上げた。

    「致し方ないこととはいえ・・・対応が後手に回りすぎましたね。ですが今気がかりなのは・・・」
    「術師を入れない帳・・・ですね」
    「状況から鑑みて五条さんに何かあったとみるべきでしょう。我々も突入します」

    七海と伏黒、猪野の三名は揃って歩を進める。

    「とにかく改造人間を処理して非術師を助ける・・・行くぞパンダ」
    「おう!」

    三班、同時刻に帳内へ突入。

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:40:33

    オーバーしてる!って言われたから分割したら短くなっちゃった

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:42:32

    今日はここまでにしときます、また明日!
    明日はナナミンたちからかな・・・?

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