オリキャラ作成簿Ⅲ

  • 1二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:15:29
  • 2二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:16:01

    名前:ナナハチ
    性別:男
    age:不明(1492年以降、聖槍がサンピエトロ大聖堂に納められてからの動向は記録されておらず、想定される最高年齢は512歳(ナナハチの行動が初めて観測された2004年を基準とする)となる)
    ・好きなもの:バームクーヘン
    ・嫌いなもの:濃いトマトジュース、エスカルゴ、赤ワイン
    ・苦手なもの:液体に濡れること
    ・得意なこと:何もせずに時間を浪費すること

    ・容姿:身長160前後、赤みがかった焦茶の髪(髪型は知識がなくて想像できなかった)、背筋はシャッキリしている、右脇腹を触る癖がある

    ・起源:「証明」、「槍」
    「証明」:神の子の死を世界に証明したことから由来する。物事がある状態であるように振る舞えば、その物事はその状態に世界から上書きされる。しかし、現時点では自身のみに有効であり「聖槍改竄」時に有用に働く程度である
    「槍」:核に埋め込まれたロンギヌスから由来する。槍の持つ"貫く"という側面を強く持ち、物事に対してどんな時も実直に己の意志を突き通すような性格に補正がかかっている。

    ・魔術属性:「水」(死後の流血の奇跡に由来する)
    本来、ナナハチの魔術属性は「槍」となるはずであったが「ゴルゴダの丘で救世主を刺した槍」としての側面を強く引き出されているため、その伝承に由来する「水」が彼の魔術属性となっている。

  • 3二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:16:25

    ・魔術回路
    神の子の血という神秘の塊を浴びている槍が核となっているナナハチは勿論、一般的な魔術師の数十倍の魔術回路を保有しており、量、質とも時代の最上位の魔術師に匹敵する者であるが、その身が作り物な都合上、制御の為、強制的に大部分の魔術回路が休眠状態になっており、ナナハチの意思では休眠を解除することができない。解除するにはナナハチよりも上位の存在、製作者やあるいは主従契約を結んだ者ならば可能かもしれない。
    最も、アインツベルンのような人形屋と同等の技術があれば魔術回路の制限は必要なかったのだが…
    本来想定される魔術回路の質、量はA+以上だが、制限により質はA+据え置きだが量がE-程度まで減らされている。

    ・魔術基盤
    聖槍信仰が元となっているナナハチのみが使用できる魔術基盤。

    ・拘束の魔眼
    静止の魔眼や束縛の魔眼と同様の機能を持つ魔眼を作ろうとして生み出された失敗作の魔眼。
    本来視界に入れた相手に対して効果を与えるのが魔眼だが、この失敗作は魔眼を持つものに対して効果を及ぼす。
    魔眼の効果は「自身の能力に拘束をかけること」デメリットでしかない魔眼だが、ナナハチのロンギヌスの力が万が一、制作者に向かないように手綱として機能している。

    ・聖痕(救世主の焼印)
    鋳造当初からあるかは不明だが、彼の両手足には聖痕(と思しき痣)が存在する。
    主に聖槍改竄時の槍の作成時に血液を噴出する目的で使用される。
    神への信仰心はおろか人間ですらない人形のナナハチがこれを持ち合わせているのは本来あり得ないが、これの出自を説明できる根拠も理由もないためナナハチ自身もあまり気にしていない。
    ナナハチの製作者は、槍が持っていた救世主への同情や共感心が、処刑された彼と槍の存在を槍の無意識が混同し発現したものではないかと推察している。

  • 4二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:16:58

    ・宝具:「我が躰は緋色に濡れる神槍(ロンギヌス・カウンターフェイト)」
    正確にはサーヴァントや伝承保菌者が持つような宝具ではなく、彼の核となっているロンギヌスの槍と起源によって行われる肉体置換現象なのだが、妄想しやすいようにこの書き方とさせてもらう。
    この絶技は、自身の核である「ロンギヌスの槍」を起源である「証明」によって、「この躰(体の各部位を指す)はロンギヌスの槍である」と再定義することで、該当部位をロンギヌスへと置換する一覧のプロセスのことである。このプロセスを「聖槍改竄」(本来あり得ざる状態に槍の状態を変質)と呼ぶ。
    槍の発生は聖痕から血が噴出し肉が槍の形を造ることで成される。
    また、本来ナナハチ自身がロンギヌスの槍であるため彼の存在自体が「真名解放」であるのだが、前述した拘束の魔眼の効力で多重の制限がかけられている状態のため、「詠唱」によってそれを解除する必要がある。
    強大な力を持つことは確かだが、核として使用されているロンギヌスの先端が折れていることもあり、殺傷能力はない。しかし、その由来から神性を持つ相手に対しては、刺した時点で全ての耐性、状態を無視し「神は死んだ」状態を与え、槍が刺さる前に瞬時に神性を放棄しない限り絶命する。
    カウンターフェイトとは本来、「贋作」を意味する言葉であるが、これはロンギヌスの槍自体が歴史上複数本確認されており、本物とする確証も、偽物とする根拠もないため、一度全てを贋作と定義しその定義へのカウンター(反逆)=自身こそが本物であることの証明を意味する。
    もしくは、ホムンクルスとして運命も人生も決められているナナハチがその瞬間だけでも、運命に抗うことが許されるという意味なのかもしれない。

  • 5二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:18:04

    【人物】
    神の血を浴びた武器に擬似的人格を形成し、根源へのアプローチを探ろうとする計画上で、聖槍ロンギヌスを核として人工筋肉で躰を編み込まれて造られたホムンクルスの一種。
    ナナハチという名前は、製造者が付けたものであり、本来あらかたの情報を抜き取ったら活動を停止、解体する予定であったため製造番号以上の意味を持たない。ナナハチ本人も名前の持つ意味の重要性を認識していない。(核となっている槍の固有名詞が所有者の名前なので、余計そうさせているのかもしれない)
    製造時期、2004年までの活動期間共に不明であり、ナナハチ自身も「ゆらゆらと天井を眺めていたらいつの間にかここにいた」と語っており、彼の生い立ちはほとんど不明である。彼の得意なことである「何もせずに時間を浪費すること」はこの何も覚えていない期間を皮肉った物なのかもしれない。
    彼の製造者についても、彼自身からの情報の流失を防ぐために何十もの保護と制限がかけられており、思い出すことは愚か、想起することすら不可能。とある事情によりその制限が全て外れ、全てを思い出した後も自身を生んだ者については何も言わなかった。
    性格は基本的に礼節はちゃんとしていて、世間的に見れば良い子。一本木な性格で、立ち塞がる困難を己を貫き通し、突破するような気概を持ち合わせる。しかし、神でさえ槍で刺されれば死が確定してしまうという実体験により、自身より上位存在への幻想を抱いたりすることはなく、ユーモラスはあまりない。一緒にいてもあまり楽しくはない。
    リアリストではあるが、他人の夢に共感しそれを尊ぶことのできる人物でもある。なぜなら、彼の核ロンギヌスは隕鉄から造られ、数々の英雄の手を渡った過去を持つ、世界でも有数なロマンチックな境遇な武器なのだから。
    一人称は俺、二人称はキミ。
    好きなものはバームクーヘン。彼が自身を知覚してから初めて「美味しい」と思えたものであり、彼に味覚を認識させたものでもある。ドイツにいた頃、ちょび髭のおじさんに初めて食べさせてもらった。

  • 6二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:18:21

    嫌いな物は濃いトマトジュースとエスカルゴ。前者は無意識的に体が拒否しており、後者は見るだけで腹の奥底が捲り上がるような不快感に襲われるそう。また、ワインなんかも飲まず嫌いである。
    また、液体に濡れることが苦手であり、シャワーでお湯をかけられた時は失神した。水泳なんかも基本できず、洗礼を狂気の沙汰と畏怖している。
    ホムンクルスの肉体と槍の精神の定着がうまくいっていない箇所があり、現在でも嗅覚と指先の触覚は機能していない。
    核の由来から神の血に濡れた影響で原罪を背負っている可能性がある。

  • 7二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:18:38

    【来歴】
    ・西暦33年:ゴルゴダの丘にて救世主の死を証明。この時、救世主の血を浴びることによって"神殺しの槍"ロンギヌスと成る
    その後はエルサレムにて安置される
    ・西暦400〜501年前後:持ち主をクリングゾルから、聖杯探索を行なっていた騎士「パーシヴァル」へ変更。この時、聖杯を持つものを傷つけることができないことが判明
    後に再びエルサレムへ返還される
    ・西暦633年:ペルシャ軍によるエルサレム占領時、原因は不明だが槍の先端部が欠ける
    先端部は東ローマ帝国の首都コンスタンティノープに運ばれ、宝石で飾られた十字架の中心部に埋め込まれた。そして、当時キリスト教の教会だったアヤソフィア大聖堂に収められた
    ・西暦713年:本体がアヤソフィア大聖堂に届き、先端部と共に納められる
    ・西暦1213年:ルイ9世により先端が買い取られる。その後、フランス革命により行方知らずに
    ・西暦1492年: オスマン帝国のスルタンバヤズィト2世から教皇インノケンティウス8世に贈られる
    その後、サンピエトロ大聖堂に保管されるが今日に至るまで大衆の目に公開されたことはない。
    ・西暦1500年以降:サンピエトロ大聖堂に納められている槍の本体を核としナナハチが鋳造される


    ・西暦2004年:活動を再開

  • 8二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:18:55

    【戦闘能力】
    本来、戦闘用の体ではないが強化の魔術と手足の置換戦術で戦闘を行うことができる。
    実力としては、一般魔術なら余裕で仕留められ、実力を持った高位の魔術師には苦戦を強いられ、サーヴァントには後一歩及ばない程度。
    どれもこれもあまりにもガチガチに固められた拘束が悪い。
    そもそも製作者にもっと錬金術の技能があれば過剰な拘束を施しホムンクルスとしての体の崩壊を防がなくても良かったのだが…
    だが、神聖を持つ敵を相手にすればたちまち一撃確殺のゴッドキラーとなる。

  • 9二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:19:15

    ・核:ロンギヌスの槍
    かつてゴルゴダの丘にて救世主を突き刺し、その死を世界に証明した神槍。その名前は槍の所有者であった老兵に由来する。
    "鍛治の始祖"トバルカインによりアララト山の天より降ってきた金属を鍛えて作り上げた神の武器。決して錆びることはなく、自ら光り輝いていたそう。この時製造された兄弟に当たる剣が存在するがそれは現存していない。
    神の教えにより岩の裂け目に投げ込んでから2000年後、士師エフドにより発見され、「聖槍」として人類史の英雄たちの手を渡り歩くこととなる。
    数多くのロンギヌスの槍が、存在し現在そのどれもが本物か贋作かの判断がついていない(其れをあばくこと自体が神への不敬になるため)。
    現在、本物と有力視されているのがサンピエトロ大聖堂に保管されている物と、アルメニアのエチミジアン大聖堂の物の2つであるが、その二つの伝説を混同し「聖槍伝説」として信仰しているものも少なくない。
    尚、ナナハチの核として使用されているのはサンピエトロ大聖堂のものである。
    また、本来錆びることのない聖槍であるが、神の血を浴びた影響か原罪が錆として表面を覆っているが、槍の持つ逆説的な力によってその原罪が現世に溢れ出ることはない。

  • 10二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:19:30

    【人間関係】
    ロンギヌス:かつての槍の持ち主。今会えるのは過去の影法師であるサーヴァントとしてのみであり、きっと会っても虚しくなるだけだろう。
    ナナハチ自身は救世主の血を浴び、盲目が治った主がこの世を去る瞬間まで満ち足りていたことを安堵している。

    グレイ:現存する槍型の宝具を所有していると言う共通点を持つ少女(ナナハチの場合はそもそも本人が宝具自身だが)。遠くない未来に出会う運命にあり、その時には「哀れなお嬢さんだ、世界で2番目にな。だが、哀れなりにも幸せそうでよかった」とグレイの境遇を表している。
    本来、道具であるナナハチからこんなセリフが出るのも意外だが、本来人間またはそれに類するものに使われるものとして造られたために無条件の人間好きなのかもしれない。

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