【超閲覧注意・独自設定】『聖域』を狙うもの

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 19:26:18
    【超閲覧注意】ようこそ、「聖域」へ。|あにまん掲示板ここは、ミラーナイトにされた女の子モンスター達が徘徊しています。bbs.animanch.com

    (大まかな設定はこちらを参照)


    ここではないどこかにあると言う『聖域』。その力を狙うものが、別時空にいた。

    これは、聖域の時空とは、偶然『聖域』に繋がってしまった者と、それを狙うものとの戦いの記録である。

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 19:29:25

    主人公は、dice1d2=1 (1)

    1.男 2.女


    出身は、dice1d8=1 (1)

    1.現実世界 2.儀式・アドバンス次元

    3.融合次元 4.シンクロ次元 5.エクシーズ次元

    6.ペンデュラム次元 7.リンク次元

    8.ラッシュ次元


    年齢は18歳。

    >>1

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:12:28

    俺はある日、偶然にこの世界に飛ばされた者だ、
    いつも通り、学校へ行く途中、トンネルを抜けた時にたどり着いたのがこの世界…俺の知っているカードゲームに良く似た世界だった。
    元の世界に帰る方法を探している時に、精霊と旅をしていると言う女性に会った。
    なんでも、この世界のとある神殿に様々な世界に干渉出来る者がいるらしいとの事だった。
    そして、その場所がとても危険な事も…
    俺は旅先で知り合った、ハンディー・レディという女性と共に神殿を目指す事にした。

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:25:11

    >>3

    俺の名前は、dice1d3=2 (2)

    1.冴刃了(さいば りょう)・・・終撃竜サイバー・ドラゴン

    2.海東頼光(らいこうよりみつ)・・・怪盗コンビEvil★Twin

    3.伏川金太郎(ふしかわきんたろう)・・・征服王エルドリッチ

    (帰宅時に店で買った構築積みデッキから命名)

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:27:18

    >>4

    俺の名前は、(紹介文でしくじったが、)海東頼光(かいとう よりみつ)。クラスメイトからは、「ライコー」と呼ばれている。俺のポケットには、寄り道がてら寄った店で買った、Evil★Twinの構築済みデッキがあった。

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:56:05

    >>5

    俺とハンディーレディは神殿の近くにあるという町で情報収集に当たる事にした。

    神殿の場所はその道すがらで教えてもらったが(とても危険な場所であり近付いてはならないという警告付きで)神殿がどんな所かまでは分からなかったからだ。

    情報を集めている時に、ある人間に会った…

    ?「あなたも神殿を目指しているのね。じゃあ、目的地は同じだから。いいでしょ。」

    俺はハンディーレディを見る。

    彼女は明らかに彼女を疑っていた。

    ハンディーレディ「明らかに怪しい…あなたの目的は何!そもそも名前は!」

    ?「あら、自己紹介がまだだったわね。私はカオス・ウィッチ。混沌の魔女とも呼ばれてるわ、あの神殿には様々な魔導書があってね。それが目的なの。ね、良いでしょ。」

    目的が何であれ、仲間が増えるのは心強い。俺は彼女の参加を歓迎することにした。

    ハンディーレディ「やれやれ…どうなっても知らないわよ。」

    カオス・ウィッチ「フフッ、よろしくね…」

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:24:19

    >>6

    しかし、『聖域』か。聞いた話だと、女しか入れないというが、俺は男だ。軽々しく行って良いものか?と思っていた。


    一方その頃、頼光がいた時空では、下校中の女達が狙われていた。

    ??「もし、そこのお方。何か落としましたよ。」

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:36:58

    >>7

    女子高生「あっありがとうございます…」

    女は男の顔を見た。

    見た限り、悪い人ではなさそうだが…

    女子高生「あの…お名前は…」

    ?「私ですか?私はアレイスターと申します。」

    女子高生から警戒の色が消えた。

    どうやら悪い人ではなさそうだからだ。

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:46:07

    >>8

    女子高生「アレイスター、さん?随分と変わった名前ですね。」

    女子高生は、アレイスターと名乗る男性とであった。しかし、次の瞬間、女子高生の眼から、光が消えた。

    アレイスター?「悪いね。君には、私を守る衛士になってもらうよ。」

    アレイスターは、女子高生に印を結ぶ。すると、女子高生の額に、不気味な紋章が浮かんだ。

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:55:54

    >>9

    アレイスター「ふむ…上手くいったな。あの聖域の記録から、衛士を作り出してみたが、さて…命令を聞いてくれるかな?」

    アレイスターは女子高生に簡単な命令をしてみる。

    アレイスター「おい、私は君のご主人様だ。まずは何があろうと私を守ると誓ってみろ。」

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:16:02

    >>10

    女子高生「はい、かしこまりました。私は御主人様をお守りすると、ここに誓います。」

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:26:12

    >>11

    アレイスター「ふむ…暗示は十分。しかし、特別な力は無しか…やはりこの世界ではこれが精一杯か…すまないが記憶を覗かせて貰うぞ。」

    そういうとアレイスターは記憶を覗いた。そこにはクラスメイトが行方不明になったこと、そして彼女を始めとするクラスメイト達がそれを心配する様子が映っていた。

    その中に彼は気になる情報を見つけた。

    クラスメイト「ホントだって!アイツが美人さんを追っかけて、トンネルに入った時にすごく光ってさ、気になったから覗きに行ったら…アイツが消えてて…」

    アレイスター「…ふむ、恐らく女性とはあの冥神か…やはりあの聖域に…女よ!我らも聖域に向かうぞ。」

    アレイスターは女を伴い、聖域のある世界に移動を決意した。

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:47:03

    >>12

    頼光はというと、近くの酒場に来ていた。

    ライコー「へえ、この世界でも、決闘(デュエル)が盛んなんだな。」

    見るとそこには、各々がデッキを持ち寄って対戦しているようだ。

    ライコー「ん?あの人は…………?」

    見ると、そこには姫のような格好をした女性が座っていた。彼女もどうやら、決闘者のようだ。

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:53:20

    >>13

    よく見るとその側にはドラゴンメイド・ハスキーもいるではないか。

    とりあえず俺はその人に話を聞いてみた。

    アイ「はじめまして、私はアイと申します。」

    ハスキー「私はハスキーと申します。」

    聞けば2人は盗まれた大切なものを取り戻す為に、これからこの街で協力者に会う予定だと言う。

    彼女も異世界から来たが、俺とは違う世界らしい。

    するとアイと言う少女が俺の持っているカードをじっと見て

    アイ「あなたも能力を使えるのですか?」

    と言った。

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:03:30

    >>14

    ライコー「能力?もしかして、これのことか?」

    俺はポケットのデッキを取り出した。デッキは、店で買った構築済みそのままの構成で、イビルツインとスプライトを混ぜ合わせたものだ。

    どうやらこの世界では、カードの力を具現化させる力を持つものがいるらしい。

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:13:21

    >>15

    アイ「はい、あなたも使えるのですか?」

    俺はその力は使えないと伝えた。

    まあ、まだ試したことはないが…

    それよりも神殿について何か知らないか尋ねてみた。

    二人ともすると真剣な顔になり…

    アイ「神殿ですか…詳しくは知りませんが恐ろしい場所と、聞いています。」

    ハスキー「特に女性は神殿に入ると帰れないとか。決して近付いてはいけません!」

    と言われてしまった…。

    二人と別れた俺は改めて、情報を集めることにした。

    するとハンディーレディが有力な情報を持って来た。

    どうやら神殿に侵入し、生きて帰った男がいるらしい。

    今、男はこの街に住んでいるらしいとの事で3人で会いに行く事にした。

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:23:08

    >>16

    道すがら、バンディーレディとカオスウィッチに、さっき会った女性について話してみることにした。

    ライコー「時代の変化って凄いんだなあ。あんなお姫様がメイドさんと一緒に、酒場で決闘だなんて。しかも、一瞬だけ見えたカードが、dice1d6=5 (5) 

    だったなんて、驚きだよ。」

    1.ドラゴンメイド・シュトラール

    2.エクソシスターズ・マニフィカ

    3.アティプスの蟲惑魔

    4.ティアラメンツ・ルルカロス

    5.CNo.62超銀河眼の光子龍皇

    6.レプティレス・エキドゥーナ

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:29:01

    >>17

    ハンディーレディ「ねぇ?アンタがいうデュエルって何?」

    カオス・ウィッチ「うん、気になったんだけど、わたしも良く分からないわ。」

    頼光「あれ?」

    どうやらこの世界のカードとは一時的に能力を発動するマジックアイテムであり、デュエルをするための物ではないようだ。

    そして、男の家に着いた。

    以前は盗掘を行っていたものの、現在は女王の依頼で様々な遺跡の調査を行っているとの事だ。

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:36:01

    >>18

    男「そうか、たまたまこの世界に来ちゃって、変える方法を探していると。」

    男はかつての盗掘家だったが、神殿の整備をしてくれたおかげで、王宮お抱えの遺跡保安員を務めているそうだ。なお、男が「聖域」を訪れた記憶は無く、あの場所は「禁足地」として認識している。

    男「しかし、君が元の世界に帰るためには、あの場所に行かないとダメなんだろうな。おや?」

    男が映像媒体を取り出すと、そこにはサニー団の面々が、巨大な赤い竜を背に立つ姫様に怯えている光景だった。

    アイ『サニー団の皆さん。懺悔の用意は出来ていますか?』

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 05:50:07

    >>19

    サニー『ちょっと!聞いてないわよーキスキルとリィラが捕まって、ヘンテコな像にされたからそれを見てわらってやろうと思っただけなのに…ぎゃあああああっ。』

    一方、ルーナと呼ばれた女性はやはりこちらも別のドラゴンと相対していた。その竜はよく見れば、俺が知ってるドラゴンメイド・シュトラールであり、側には神碑の翼・フギンを従えた俺の知ってる人―名前は確かレターさんもいた。

    ルーナ『くっ!数々の罠を無効化してくるとは…神碑の力恐るべし…』

    シュトラール『さて…貴方も懺悔の用意は出来ていますか!』

    ルーナ『出来ています、出来ていますからブレスはやめっ…ぎゃあああッ!』

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 09:58:42

    >>20

    凄まじい映像だった

    ハンディーレディ「すごいわね」

    カオス・ウィッチ「実際にダメージは無いけど、ヤバいかも。」

    男「あの神殿にはこうした力を持つ彼女たちがいる。いざ侵入者と判断されればどうなるか分からない。別の方法を探す事をおすすめするよ。」

    男と別れ、どうするか考えているとまた別の男に会った。

    アレイスター「おや?貴方もあの神殿に興味があるので?」

    俺はアレイスターと言う人に話をしてみた。

    アレイスター「成る程、実は私も神殿に興味がありまして…どうですか?一緒に神殿に行きませんか?」

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 10:04:42

    >>21

    ライコー「あ、ああ…………。ん?そいつは?」

    頼光は、アレイスターが連れている女に気づいた。

    頼光「おい、一体何をしたんだ?」

    女「ご心配なく。御主人様は、貴方達に危害を加えるつもりはありません、」

    アレイスターは、事情を話した。というのも、最近、アレイスターの名を騙る者が、女を浚って神殿の供物にしているという噂を聞いたのだ。

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 10:24:02

    >>22

    どうやら勘違いだったようだ。

    俺はアレイスターに謝罪し、神殿を目指す事にした。

    神殿はこの街から遠くない場所にあると言うことだったが…

    カオス・ウィッチ「へえ〜すごいわね。」

    ハンディレディ「これはこれは…たいそう立派ねー」

    2人が神殿について語っているがオレには見えない。

    するとアレイスターが「どうやら結界が張られているようですね。我々男性には見えないようになっているみたいですが…この程度なら…」

    アレイスターが結界を解除した瞬間、俺の目の前に、巨大な神殿が姿を現した。

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 10:41:28

    >>23

    頼光「これが、神殿…………。ってか、この紋章って、オレイカルコスの結界じゃないか!」

    入り口の変わった六芒星の模様をみて、それがヤバい雰囲気を持っていることに気がつく。すると、

    アイ「見て、しまいましたね?」

    冷たい声がして振り向くと、さっきのお姫様がこっちに剣を構えていた。

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:52:00

    >>24

    みると3人とも戦闘態勢をとっている。

    もはや戦闘は避けられない!

    そんな時、どこからか声が響く。

    ?「アイよ、刃を収めよ。他の3人はともかくそこの男は訳ありの様子。話を聞こうではないか。」

    俺は声の主に事情を話した。

    ?「ふむ…事情は分かった。しかしだからと言ってタダで…という訳にはいかんな。おっと名乗りを忘れたな。我が名は閉サザレシ世界ノ冥神。お前の世界でも知られているだろう。」

    冥神!俺の世界では確かにカードに存在するがなぜオレイカルコスと関係が?

    俺の疑問をよそに冥神は話を続ける

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 12:13:09

    >>25

    冥神「そこでいくつか条件を出そう。お前が生きて私に会えたなら。お前の願いを叶えてやろう。勿論仲間達も同様だ。どうだ?」

    成る程、悪い条件ではない。アレイスターやカオス・ウィッチは実力ある魔術師だし、ハンディーレディも十分な実力者だ。俺達はその条件を飲む事にし、神殿へと入っていった。


    一方、神殿の中では…

    冥神「アイ、悪かった、悪かったから、だからそのキメラテック・オーバー・ドラゴンをしまってくれ〜。」

    アイ「ご主人様!勝手に決めないでください。あなたの判断で皆さんが危険な目にあったらどうするんですか。」

    冥神「大丈夫!大丈夫だから、今回はミラーナイト達には戦わせないし、別の方法だから。」

    鏡シトリス「ええ…実はラビュリンスさんが置き土産に色々な罠を残してくれたんですよ。だから今回はそれらを使おうかと…」

    アイ「そうだったんですか…」

    冥神「そ、そうだ…だから今回はミラーナイト達は出番は無いな。ただレプティレスや一部アンデットはやる気満々みたいだが…それより…。」

    冥神は水晶からアレイスターに目をやる。

    冥神「私はこの男が気になる…過ぎた野望で身を滅ぼさなければ良いが…」

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 12:26:45

    >>26

    課せられた条件は、『聖域の守護』と、『原因の救命』だ。というのも、最近『聖域』と全く同じ構造の場所が、丁度真向かいの山奥に出来てしまったらしい。

    そして、ふと天を見上げると、豆粒のような大きさだが、そこには禍々しい神のような姿が、遠くから拝むことが出来た。

    頼光「なあ、眼の錯覚かな?一瞬だけど、ヤベェもん見ちゃったんだけど。」

    頼光がすくむのも無理はない。それは紛れもなく、ヌメロニアス・ヌメロニアの姿をしていたからだ。

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 12:44:18

    >>27

    俺達はその場所に向かうことになった。

    その場所にはハスキーさんが送ってくれた。

    ハスキー「では、みなさん。ご武運を。」

    頼光「分かったよ。元の世界に帰る為だしな。」

    ハンディーレディ「その代わり、約束の報酬は払ってよね。」

    カオス・ウィッチ「こっちもお願いね。」

    ハスキー「はい、勿論!但し、皆さんが生きて戻ってこればの話ですが。」

    ハスキーさんから脅されたが、俺には元の世界に帰る方法はこれしかない!

    頼光「さあ、行こう!」

    俺達は神殿に足を踏み入れた…

    アレイスター「ふむ…この神殿には力を感じる。この力を手にすれば…クククッ。」

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 12:54:36

    >>28

    所変わって、頼光がいた時空。

    女教師「で、あるからして、この公式は…………。」

    いたって普通の女子校。教師と生徒が、真面目に授業を受けている。

    生徒「ん?」

    ふと、生徒の一人が何かに気づいた。空にヌメロニアス・ヌメロニアがいたのだ。だが、気づいたときにはもう遅かった。

    女教師「以上のことから、私達はその魂をオレイカルコス様に捧げて、見も心も、偉大なお方への供物となるのです。」

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:09:43

    >>29

    そう言うと男女問わず、その身体から魂が抜け出た。

    どうやらヌメロニアスの作った神殿は、異次元から魂を集めているらしい。

    この事は「とある高校生たちが集団で意識不明の重体に陥った」とニュースになった。


    頼光「しかし、あっさり入れたな…。」

    ハンディーレディ「そうね、何かあるわね。」

    俺達は用心しながら神殿を進んでいた。

    すると、カオス・ウィッチが何かを見つけたようだった。

    カオス・ウィッチ「何?これ…」

    それは柱だった…但し無数の女達が裸になり埋められた柱だった。

    ふと、そこから現れたのは…

    サイバー・プリマ「ようこそ、神聖なる領域へ…」

    サイバー・チュチュ「あなた達は、選ばれました。」

    エトワール・サイバー「さあ、その魂を偉大なる方に捧げなさい。」

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:18:04

    >>30

    頼光「あ、あれって、GXの明日香のデッキの子達だ!」

    そう、彼女達はサイバー・エンジェルという集団らしい。しかも、そこにいたのは、『聖域』で見た紋様と同じものを着けた者達だった。

    アレイスター「仕方ない。こうなったら…………!」

    アレイスターが呼び出したのは、鋼鉄の体を持つ召喚獣・メルカバーだ。

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:28:39

    >>31

    アレイスター「さあ、やれ、メルカバー!」

    メルカバーが彼女たちを蹂躙する

    チュチュ「キャアッ!」

    エトワール「クッ!」

    プリマ「そんな…キャアッ!」

    サイバーの少女達はあっさりと蹴散らされる。

    するとその体にヒビが入り、ガラスの様に砕けてしまった。

    アレイスター「どうやら、冥神の神殿と同じく、彼女たちもミラーナイトの様ですね。」

    ミラーナイト?あのドーマの?どうやらとんでもない事になりそうだ。

    取り敢えず俺達は先へ進むことにした。

    ?「フフフッこちら悪魔嬢アリス、侵入者を発見♪」

    ?「ハイハーイ、悪魔嬢アリスだよ♥バカな奴ら、自分から来てくれるなんて。」

    ?「こちらロリス、歓迎の準備は万端♪」

    ?「こちらマリス、お客さんに楽しんでもらいましょう♥」

    「「「「破滅への旅路をね♥」」」」

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:34:07

    >>32

    頼光は道すがら、ヌメロニアス・ヌメロニアについて考えていた。

    「アイツって確か、召喚するのにクッソめんどくさい手順がいるはずじゃないのか?」

    そう、ヌメロニアを正規の方法で呼ぶには、まずヌメロン・ネットワークに接続し、4体のゲート・オブ・ヌメロンを呼び、混沌の門を開いて、ヌメロニアスを出し、そこからヌメロニアスを破壊して、ようやくヌメロニアス・ヌメロニアが呼べるのだ。

    頼光「もしかして、ヌメロニアス・ヌメロニアって、アニメの方の結界カードと相性滅茶苦茶良いんじゃないか?」

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:42:20

    >>33

    すると目の前に、巨大な水晶が現れた。

    そこには先程のサイバー・チュチュ達がどうしてミラーナイトになったかが映し出されていた。

    そして、その隣には、チュチュ達を使い作られたオブジェも…

    ハンディーレディ「趣味悪いわね…」

    カオス・ウイッチ「ホントね。」

    女「アレイスター様、これは…」

    アレイスター「恐らくこの神殿に入った者への警告だろうな…しかし、この神殿の主はどれだけの力を持っているのだ…」

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:57:01

    >>34

    一方その頃、神殿最奥部では、ヌメロニアス・ヌメロニアが集めた魂達が捧げられていた。

    アレイスター?「ご苦労様。やっぱり、こいつはとっても相性が良いな。さて…………。」

    そこにいたのは、アレイスターに似た男だった。しかし格好は、アレイスターの格好を反転したような色合いだ。アレイスター?は魂を男と女に分けると、男の方は壺に封じ、女の方は、柱に封じた。

    アレイスター?「さあ、オレイカルコスに選ばれし巫女達よ。ふさわしい姿に生まれ変われ!」

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 14:12:44

    >>35

    すると女達はまるで鎧の様なものを身にまとったミラーナイトとなった。

    それだけでなく、さらに踊り娘が着るような服を着ている物もいた。

    アレイスター?「さあ、お前達!騎士たちは我らを守護せよ!巫女達はオレイカルコスの為に舞を捧げよ!男の魂は…そうだなあ、魔物にでも喰わせるか。」

    アレイスターに似た男がふと、水晶に目をやると、侵入者が映っていた。

    アレイスター?「侵入者か…おや?こいつは確か…面白い、このまま行けば奴らは…椿姫達の部屋か、面白い、どうやら悪魔嬢の罠も準備万端みたいだな。」

    男はニヤリと笑った。

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 14:29:18

    >>36

    ヌメロニアスの神殿を歩く頼光達。『聖域』という場所を完璧に再現したこの場所を使って、黒幕は何がしたいんだろうか?

    頼光「そう言えば、アレイスターのバッタもんの話だけど、もしアイツが黒幕だとしたら、何が狙いなんだ?」

    黒幕の狙いはdice1d4=3 (3)

    1.冥神の打倒 2.ダーツの意思を継ぎ、人類滅亡

    3.ヌメロニアス・ヌメロニアを使った世界征服

    4.自身をオレイカルコスの神に昇華させる。

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 14:48:23

    >>37

    アレイスター「恐らく、世界でも支配したいんじゃないかな?ま、難しそうだけど。」

    頼光「世界征服とは、また大きくでたなー。」

    ハンディーレディ「ま、そんなのどうでもいいけどね。サッサと片付けて、報酬もらいましょう。」

    カオス・ウィッチ「そうそう、早いとこ終わらせましょう。」

    二人がそう言うとやがて広い部屋に出た。そこは緑が生い茂る庭のようであり…

    椿姫ティタニアル「ようこそ、我らが庭へ」

    桜姫タレイア「見ればなんとも可愛らしい娘もいるようで…」

    紅姫チルビメ「ふむ…悪魔嬢の話は本当でしたね…」

    姫葵マリーナ「ねーね!女の子達は引き渡す前に味見しましょうよ!」

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 15:01:00

    >>38

    いざ戦おうとしたその時、罠が襲いかかる。

    発動したのはdice1d4=3 (3)

    1.センサー万別 2.群雄割拠

    3.スキルドレイン 4.和睦の使者

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 15:39:51

    アレイスター「しまった!これじゃ召喚獣を呼べない!」
    カオス・ウィッチ「くっ、やってくれるわね。」
    ハンディーレディ「このままだとまずいわね…」
    相手の攻撃を避けなが逃げていると…
    カオス・ウィッチ「キャアッ」
    ハンディーレディ「しまった!」
    2人が『茨の壁』にとらわれてしまった。
    椿姫ティタニアル「さあ、どうする?」
    二人を見捨てて撤退はできない、どうするか考えていると、デッキが光っている。
    頼光「そうか、なら!」
    俺は迷わずデッキからカードを引く!
    頼光「ハーピィの羽根箒!」
    辺りを暴風が吹き荒れ、罠は吹き飛んでいった。
    頼光「さて、反撃だ。」
    俺はスプライト・ブルーを呼び出すと、スプライト・ジェットを呼び出す。
    頼光「さて、行くぞ。」
    俺はさらにスプライト・スターターをサーチし…
    ギガンティック・スプライトを呼び出した。

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:02:29

    >>40

    椿姫達は戦慄した。まさか、スキルドレイン下でも動けるものがいたとは。

    だがしかし、ティタニアルの「これで4体目」の言葉が気になった。

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:22:29

    >>41

    スキルドレインも無い、さらに今ならギガンティック・スプライトの打撃力なら一気に押しきれる。俺はスプライトに命じる。「先程お前はリンク2モンスターを素材にしている。つまりこいつの攻撃力は2倍、さあ、いっけー」

    桜姫タレイア「イヤあああああっ!」

    スプライトの剛拳がタレイアを打ち砕く。タレイアは鏡の様にひび割れ、消滅した。それを見た、椿姫達は怯えている。勝負を決めるときだ。俺はさらに展開しようとした。しかしそれが迂闊だった…

    何者かの声がした。

    悪魔嬢リリス「フフッ、勝ちを焦ったわね。ニビルを呼ばせて貰うわ!」

    突如隕石が、あたりに落ち、俺の視界が遮られた。

    やがて視界が見えるようになると…

    そこに立っていたのは気絶したハンディーレディとカオス・ウィッチを抱えた悪魔嬢達だった。

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 17:23:32

    >>42

    悪魔嬢リリス「さあて、ここからが本番♥貴方達には、この子の相手をして貰うわ♥」

    突如として響く、龍の咆哮。

    全身を重火器で武装したような姿のそれは、まさしく◯意の塊。

    悪魔嬢リリス「さあ、トポロジック・ボマー・ドラゴン♥敵を焼き尽くしなさい♥」

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 17:35:02

    >>43

    悪魔嬢リリス「じゃあね♥」

    悪魔嬢マリス「頑張ってね♥」

    そう言うと悪魔嬢リリスとマリスはハンディーレディとカオス・ウィッチを抱えたまま姿を消した。

    アレイスター「しかしどうする…アレの相手は骨が折れるぞ!」

    頼光「クソッ!」

    アレを倒す手段が無い、どうすれば…

    ?「お困りのようだな、手を貸そうか?」

    ふと見ると、誰かが声をかけてきた。

    頼光「アンタは…」

    魔を喰らうデモンスミス「よっ!あんちゃん達、手を貸すぜ。ま、神様に手を貸してやれって言われたしな。」

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 17:51:47

    >>44

    デモンスミスが相対する。すると、アレイスターが何かに気づいた。

    アレイスター「これは、フェニキアン?!」

    そう、トポロジック・ボマー・ドラゴンは、フェニキアンクラスター・アマリリスを餌に、爆炎を放出する。アマリリスは、散った植物達を糧に何度でも甦るという。

    頼光「不味いな。アイツら、徹底的に凹すつもりだな。」

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:33:52

    >>45

    魔を刻むデモンスミス「成る程…アレを破壊しちまうとマズイのか…良し、オイ!ラクリモーサ、起きろ!」

    デモンスミスが持っていた棺を叩くと

    ラクリモーサ「ウ~ンムニャムニャ…ちょっと…優しく起こしなさいよ!」

    デモンスミス「うるせぇ!今ちょいやべぇんだ!お前とお仲間の悪魔呼んで来いや!」

    ラクリモーサ「もう!悪魔使いが荒いんだから!わーったわよ!ホイ!」そう言って出てきたのは…

    魔轟神ルリー「ホイな!用ですかいお兄さん。」

    魔轟神ルリーだった。

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:37:52

    >>46

    ルリーは、相手のトポロジックをみて、ある事に気がついた。

    ルリー「なる程。だったら、アイツの出番かもね。」

    ルリーがデモンスミスに耳打ちする。

    デモンスミス「なるほどな。だったら、コイツの出番か!」

    そういって、デモンスミスは、ボマー・ドラゴンの死角になる位置にカードを投げた。カードから出てきたのは、サイバー・ドラゴンだった。

    アレイスター「そうか!ボマー・ドラゴンはリンクモンスター!であるならば、アイツの出番か!」

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:04:28

    頼光「一体何を…」
    デモンスミス「まあ、見てなって」
    サイバー・ドラゴンがトポロジック・ボマー・ドラゴンに巻きついて行く。何かを察したボマー・ドラゴンは振りほどこうとするがほどけない。
    やがてサイバードラゴンとトポロジック・ボマー・ドラゴンが光だし消滅すると…
    キメラテック・メガフリート・ドラゴン「キシャアアアアッ!」
    新たな機械龍が誕生した。
    頼光「成る程、こんな手段が…」
    デモンスミス「さて…後はお嬢さんたちにお仕置きだな。」
    デモンスミスは怯えている椿姫ティタニアル達の方を見た。

  • 49二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:14:06

    >>48

    デモンスミス「ったく、変なモン育てやがって・・・!ちったぁこれで反省しやがれ!」

    そう言って取り出したのは、サンダー・ボルト。山火事の原因のひとつにもなっていることから、植物にとっても雷が怖いのは当然なんだろう。


    一方、神殿では、一人の女性が目を覚ましていた。

    歌織「もう、何処なのよここは・・・?なんで変なところに来ちゃったのよ・・・。」

    彼女の名前は神崎歌織。頼光とは別の学校に通う学生だ。彼女はミッション系の女学校に通っていて、お守り代わりに、エクソシスターのデッキを使っている。

  • 50二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:32:46

    >>49

    椿姫ティタニアル達「「ヒイイイイッ」」

    ティタニアル達はタレイアと同じようにひび割れてガラスの様に消滅した。


    戦いは終わったがハンディーレディとカオス・ウィッチを連れ去られてしまった。

    頼光「…俺が油断したばっかりに…」

    アレイスター「いや、あの場で敵の動きを想定しろというのが無理な事…」

    女「そうです、貴方はよくやりました。今は過去を悔いるよりもやるべきことを。」

    頼光「そうだな、彼女たちを助けよう。」

    デモンスミス「その意気だぜ…と言いたいとこだが俺が協力できるのはここまでだ。依頼主からはあまり手を貸すなと言われてるしな。」

    ラクリモーサ「また、別の仕事あるしねー。ごめんね♥」

    そう言うとデモンスミスは別の場所に転移していった。

    頼光「行こう、彼女たちを助けに。」

    アレイスター「分かりました。ただ何か手がかりがあれば…」

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:12:13

    >>50

    一方、歌織は別の部屋を訪れていた。

    歌織「ヒィ!」

    そこにあったのは、歌織のクラスメート達の変わり果てた姿だった。全員が笑顔のまま、駒にされていたのだ。しかもその格好は、まるで花嫁のようであり、彼女達の眼には、涙の痕が残っていた。

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:33:54

    >>51

    歌織「逃げないと…」

    歌織はその場を離れようとした…しかし…

    鏡ルミナス「侵入者を発見しました。」

    鏡ミネルバ「これより排除します」

    鏡エイリン「覚悟!」

    ミラーナイトとなったライトロードに見つかってしまった。

    必死で逃げる歌織だが捕まるのは時間の問題

    そう思った時。

    閃光が煌めき、

    ?「こっちだ、さあ、手をつないで。」

    歌織は言われるままその手を繋ぐと、気づけば神殿の一室にいた。

    クロノダイバー・リダン「危ない所だった。俺はクロノダイバー・リダン」

    クロノダイバー・パーペチュア「私はクロノダイバー・パーペチュア、よろしくね。」

    どうやら2人が助けてくれたようだ。

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:55:12

    >>52

    歌織は、リダンにこの世界について聞いてみることにした。そして、なぜクラスメートが、あんな姿にされたのかも。

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:39:30

    >>53

    リダン「恐らくだが…」

    リダンが話し始める。

    「この世界にある神殿…そこに住む冥神と呼ばれる女性の力を求めて何者かが作り上げたのだろう。もっとも、これを作った人間は強欲な人間だ。この世界の人間だけでは飽き足らず…というかもっと手頃な…」

    歌織「…それが私たちの世界だと…」

    パーペチュア「…そうでしょうね…」

    歌織は怒りが込み上げてきた。そんな理不尽な理由で私たちの世界が侵略されたのだ。許せるはずがない。

    歌織「…私もあなたたちに協力するわ!あなた達もたたかうんでしょ!」

    リダン「…協力はありがたいがまずは君の安全が最優先だ。我々の船に案内するよ。」

    リダンはそう言うと、ゲートを開き。

    リダン「さあ、来て!」

    リダンに言われるままついていくとそこは…

    クロノダイバー達の母船、べぜルシップの中だった。

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:56:00

    >>54

    歌織は、自身が持っていたデッキを見せた。

    どうやら、歌織の学校では、エクソシスターを中心としたデッキが流行っているようだ。

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:18:17

    >>55

    リダンはそれを見ながら「ふむ…確かに彼女たちの力を使えれば大きな助けになる…しかし…」

    パーペチュア「彼女たち、エクソシスターは現在、行方が分からないの…」

    リダン「君のカードの力を使うには彼女たちから力を分けて貰う必要があるが…」

    その時、リューズと呼ばれる男が言った。

    「それなら恐らく、冥神の神殿だ。彼女たちは恐らくそこにいる」

    歌織「冥神の神殿?」

    パーペチュア「確か、女性しか見ることも、入ることもできない場所よ、そして一度侵入者と見なされれば、帰る事も…」

    リューズ「確か、エクソシスターたちはそこに行って、行方不明者になったんだ。」

    リダン「その神殿ならエクソシスターに関するヒントがあるかもしれないな、歌織、どうする、行ってみるかい?」

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:26:29

    >>56

    歌織「はい。きっと、何かの助けになるはずです。如何なる試練にも、耐えて見せます!」

    歌織は、自信の奪われた日常を取り戻すために、「聖域」に踏み入れることにした。


    そして、街では、元盗掘かだった男の元に、一人の女性がやって来た。

    ?「すみません。人を探しているんですが、こちらの女性に見覚えは?」

    女性が示したのは、アイの写真だった。どうやら、この女性はアイの血縁者だったみたいだ。

  • 58二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:53:24

    >>57

    男「申し訳ない、この娘の事は何も…失礼ですがお名前は…」

    マイン「私はマイン…あの娘の母親です。」

    聞けば彼女はこの世界の住人ではなく、何らかの力が働き、この世界に飛ばされたらしい。そして飛ばされた世界で困っていた所。魅惑の女王に保護され、宮殿で働いていたとの事だ。

    そして、以前行われたトリックスターの公演でこの娘に良く似た顔の女性をみたとのことで、私に声をかけたらしい。

    恐らくあの神殿だろう。そこに彼女が求める女性もいるはずだ。しかし、危険すぎる。なので私は魅惑の女王の助力を求める事を提案した。

    あの神殿の主と仲の良い彼女たちなら、力になってくれるだろうと思ったからだ。

  • 59二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 08:13:20

    >>58

    女王は泣きながら「ええ!是非協力させてもらうわ」と快く快諾してくれた。

    そして…

    アイ「お母さん!」

    マイ&ミイ「会いたかったよ!」

    マイン「ええ…私も、あなた達に会えて良かった。」

    家族の感動の再会が実現した。

    神殿の住人一同、涙を流しながら祝福してくれた。

    ちなみにマインは神殿には残らず宮殿で働く事を続けるとの事、元教師ということもあり、侍女の教育などを受け持っているため、手放したくないらしい。

    冥神「その代わり、時折は会いに来ると良い、皆喜ぶ」

    と言ってくれた。

    冥神は空を見る

    冥神「こちらは良いとして…あっちは…苦戦しているようだな。」

    冥神がみた方角には、もう一つ神殿が浮かんでいた。

  • 60二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 08:18:30

    >>58

    頼光「くそぅ、アイツら、痕跡を消すのが上手い!」

    アレイスター「僅かに残ったものを頼っているが、疎らだな。」

    頼光とアレイスターは、ハンディーレディとカオス・ウィッチを追って、しらみ潰しに部屋を探していた。すると、頼光が何かに気づく。

    頼光「ん?なんじゃこりゃ?」

    そこにあったのは、記憶水晶だった。

  • 61二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:00:10

    >>60

    すると、記憶水晶から映像が浮かび上がる

    映像には、悪魔嬢達と連れ去られたハンディーレディとカオス・ウィッチが映っていた。

    二人とも鎖に繋がれていた。

    カオス・ウィッチ「くっ、放しなさい!」

    ハンディーレディ「何が目的なの!」

    2人は凄むが…

    リリス「そんな姿で凄まれても、滑稽なだけね。」

    マリス「別に怖くも何ともないわ。」

    悪魔嬢達はそう言うと。

    ハンディーレディ「きやああああっ」

    カオス・ウィッチ「何すんのよッ!」

    リリス「あらッ♥立派なモノを持ってるわね♥」

    二人を裸にしてしまった。

  • 62二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:14:57

    >>61

    頼光「うっ!!」

    ほぼ始めてみる女の裸に、少々興奮してしまう頼光。

    アレイスター「まあ、気持ちはわかるが、今は場所を割り出さないと。」

    すると、アレイスターが何かに気づく。それは水晶に写った、駒のようなオブジェだった。

    アレイスター「ここは、丁度真向かいの部屋じゃないか?」

  • 63二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:53:13

    >>62

    頼光は真向かいのへやの扉を開ける。

    すると中には、鎖に繋がれていた裸の二人と、悪魔嬢達がいた。

    頼光「二人とも!」頼光が駆け寄るがその瞬間!

    悪魔嬢リリス「おっと、そこまでよ♥」

    悪魔嬢マリス「二人とも動かないでね♥」

    アレイスター「くっ!」

    頼光「そんな…」

    ハンディーレディ「頼光!アレイスター!」

    カオス・ウィッチ「くっ、卑怯よ!」

    悪魔嬢リリス「うるさいわね!」

    リリスはハンディーレディとカオス・ウィッチに電撃を流した。

  • 64二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 10:20:39

    >>63

    ハンディーレディ&カオス・ウィッチ「「いやあああああああああああ!」」

    すぐに助けたいのに、悪魔嬢が邪魔をする。

    マリス「さっきはしくじったけど、今度はそうは行かないから!圧倒的な絶望を見せてあげるわ!」

    マリスが掲げたのは、「フュージョン・デスティニー」。すると、ダッシュ・ガイとディバイン・ガイの幻影が混じり会う。

    頼光「お、お前は…………!」

    頼光は、震えていた。何しろ、出てきた相手は、今まで散々苦渋を味あわされた強敵、D-HERO デストロイ・フェニックス・ガイだったからだ。

  • 65二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:42:11

    >>64

    リリス「フフッ、慌てないで、二人を助けるチャンスは後で用意してあげる♥」

    マリス「最も、ソイツをどうにかしないとね♥」

    そう言うと。2人はぐったりしている、カオス・ウィッチとハンディーレディと共に光に包まれ消えて行った。

    二人の事は気がかりだが、まずは目の前の敵をどうにかしないといけない。

    そんな事を考えていると…どこからか声がした。

    ?「やれやれ、冥神の願いとはいえ、あんなやつの相手とは…骨が折れるね」

    ?「ロプトル様、そのような事を言ってはいけませんよ。しかし…骨が折れそうですね…」

    ロプトル「こりゃ、本気出すしかないかなあ…」

    現れたのはロプトルとヴァラ、どうやら冥神からの依頼で本当の窮地に陥った時に助け舟ヲ出すようにと依頼されたらしい

  • 66二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 12:01:31

    >>65

    デストロイ・フェニックス・ガイは、名前の通り不死の存在だ。幾度と甦り、その度に敵を焼きつくす。

    ロプトル「だが奴は、甦るまでの間に隙がある。そこを使えば…………。」

  • 67二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 12:33:43

    >>66

    ロプトル「いや…いっそのこと本気で叩き潰してしまうか…よし、そうしよう!」

    ヴァラ「お二方、今すぐに離れてください!」

    アレイスター「なぜ!」

    頼光「まさか…アイツを!」

    ヴァラ「ええ、ロプトル様の真の姿です。」

    アレイスター「頼光、知っているのかい?」

    頼光「確かにアイツなら、厄介なデストロイ・フェニックス・ガイを処理できる…しかし、本当に現れるとは。」

    やがてロプトルが光り輝き、巨大な異形を形作っていく…

    辺りに衝撃波が飛び、吹き飛ばされそうになるが

    ヴァラ「危ない!」ヴァラさんが結界を張り守ってくれた。

    そしてその姿を現したのは…

    影の王レーヴァテイン「神に相対する…その罪を汝は分かっておろうな…」

  • 68二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 13:01:49

    レーヴァテインの覇気に体勢を崩すデストロイ・フェニックス・ガイ。どうやら、彼は本物では無かったようだ。事実、融合したダッシュ・ガイとディバイン・ガイが幻影であった以上、デストロイ・フェニックス・ガイも十全の力が出せていない。
    レーヴァテイン「幻影ごときで、我を止められると思うな!」

  • 69二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 13:38:04

    >>68

    レーヴァテイン「さて、オルムガンドよ『餌』の時間だ。」そう言うと。レーヴァテインはデストロイ・フェニックス・ガイを光の玉に変えてしまった。

    そして、その姿はロプトルに戻り…

    ロプトル「よし、まあ、こんなもんか。」光の玉を消滅させた。

    ヴァラ「…やれやれ、ロプトル様、真のお力はお控えになって下さい。またハール様に叱られますよ。」

    頼光「すげぇ…」俺は素直に感動していた。

    と同時に無力さに囚われていた。

  • 70二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 13:42:55

    >>69

    ロプトル「さすがに、今回は事態が事態だったからなぁ。」

    ふと、ロプトルは頼光に眼を向ける。すると、頼光の手の甲に何かの紋章が浮かんでいた。

    ロプトル「これは、アラメシアの紋章?!そうか、そういうことか。」

    アレイスター「アラメシアって、異界から勇者を呼ぶ儀式のはず。ってことは、どこかにアラメシアの儀を司る巫女がいるということか?」

  • 71二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 13:58:45

    >>70

    ロプトルが言うには、俺はそのアラメシアの儀によってこの世界に召喚されたらしいとのことだった。アラメシア…つまり水使いの元に行けば何かわかるかもしれないと言うことだった。

    しかし今は、囚われた二人を助け出さなければならない、今抜け出せば2人はどんな目に会うか分からない。

    ロプトル「成る程…よし、じゃあ僕らが水使いを探して連れてこよう。君たちは仲間を助けに行き給え。」

    ロプトルさんが水使いを探してくれるという。

    アレイスター「有り難い話だが、なんか裏がありそうだな…」

    ロプトル「いやいや、今度美味い飯でも奢ってくれればそれで良いよ。」

    俺達はロプトルさんを信じ、探索を続けることにした。

    ヴァラ「何か心当たりが…?」

    ロプトル「いや、無いなー」

    ヴァラ「…そんな事だろうと思い、占っておきました。どうやら今は立花達の里にいるようです。」

  • 72二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:17:30

    >>71

    ロプトル「六花の里か…行きづらい上に、入りにくいんだよなー。まっ、仕方ないか。ヴァラ、行こう。」

    ヴァラ「そうですね、約束は果たしませんと。」

    こうしてロプトル達は六花の里へ向かった。


    一方、冥神の神殿では

    歌織「違うの、私達はただエクソシスター達に会いたいだけで泥棒に来たわけじゃないの!」

    パーペチュア「本当よ!、本当だって、信じてー」

    アイ「信じられません!あなた達は絶対泥棒です!」

    鏡シトリス「いや、多分違うと思います…」

  • 73二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:28:20

    >>72

    歌織とアイが、揉めていたようだ。短期間に異界からの侵入者が来ては、アイも神経質になっていた様子。

    鏡シトリス「すみませんが、ちょっとお借りしますね。」

    シトリスは、歌織のカードを拝借した。見ると、エクソシスターのモンスターに関する部分だけが、黒塗りにされていた。

  • 74二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:01:07

    >>73

    鏡シトリス「成る程…エクソシスターに会いに来た、と言うわけですね。」

    歌織「はい、そうです。」

    アイ「では、泥棒ではなく…すすすすいません!」

    鏡シトリス「ふむ…確かに今、私たちと同じようにミラーナイトですがいますよ。それで何か御用でしょうか。」

    歌織「力を貸してほしいんです、エクソシスター達の、友達や私の世界の人達を救いたいんです。」

    鏡シトリス「成る程、しかしミラーナイトの身の皆さんにできるでしょうか…」

    鏡マルファ「ふむ…確かに今の身体では変身は無理だが、擬似的にカードで再現、なら可能だろう。貸してくれないか。」

    エクソシスター達がカードに触れると、黒塗りのカードが本来の姿を取り戻していった。それだけでなく、今は使えない、変身後の力も、カードに再現されていった。 

    マルファ「ふむ、これで力が使えるはずだ。頑張れよ。」

    歌織「ハイッ!ありがとうございます。」

    パーペチュア「助かったわ、ありがとう!」

    アイ「皆さん、頑張ってくださいね。」

    鏡シトリス「アイさん、後で罰です。今日はみんなにクッキーを作ってもらいますからね。」

    アイ「…ハイ。」

  • 75二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:16:08

    >>74

    一方、偽アレイスターが鎮座する玉座には。

    悪魔嬢リリス「こちらが、例の者達です。すぐにでも「加工」致しますか?」

    偽アレイスター「ご苦労様。いや、加工は待ってくれないか?変わりに二人用の特等席を作ってくれ。」

    そういうとリリスは、ハンディーレディとカオス・ウィッチを、特等席に運んだ。どうもこの場所は、まるでオペラハウスのようになっている。

    偽アレイスター「さて、君は何を仕込んでいるんだ?イブリース。」

    そこには、イブリースが花嫁達に、讃美歌を歌わせていた。なお、このイブリースは、偽アレイスターが再現したもので、本人ではない。

  • 76二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:41:23

    >>75

    イブリース「フフフッ、これより侵入者2人に希望と絶望を味あわせようと思っているの。リリス、確か貴方はあの2人に二人を助けたければ、あとでチャンスをあげる、と言っていたわよね。」

    リリス「ええ、確かに。」

    イブリース「でもあなたは、二人とも、とは言ってないわね。つまり、彼らが助けることが出来るのはどちらか片方だけ、だとしたらどうかしら。」

    リリス「まあ、素晴らしい提案だわ。」

    マリス「助けられるのはどちらかだけ、彼らの絶望が目に浮かぶようだわ。」

    アリス「助けられなかった方はどうなるのかしら?」

    イブリース「それはね…」イブリースが指を鳴らすとそこから現れたのは角を持つ馬であった。

    イブリース「この、トロイメア・ユニコーンのお嫁さんになって貰おうと思うの。」

    ロリス「まあ、素晴らしいわ。あっ、2人が目を覚ましそう。」

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:57:03

    >>76

    ハンディーレディ「うーん………………。は?何あれ…………。」

    二人が目を覚ますと、駒にされた花嫁達がいた。全員が魂をミラーナイトに封じられた、頼光や歌織の世界の女達で、涙を流しながら、笑顔で歓喜の歌を歌わされている。

    花嫁達『『『~~~~~~♪』』』

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 16:15:40

    >>77

    ハンディーレディ「なんなのよ…これ…」

    カオス・ウィッチ「一体これは…」

    その異様な光景に2人は戦慄した…

    リリス「ようこそ、囚われのお姫様たち♥」

    マリス「あなた達を助けに今ナイトが向かっているわ。」

    アリス「でもね、ナイト達は試練に立ち向かわないといけないの…」

    ロリス「もし、失敗したら…あなた達は…」

    トロイメア・ユニコーン「フシュウウウウ。」

    マリス「晴れてこのユニコーンの花嫁になってもらいまーす♥」

    二人の表情が、一気に青ざめていく。

  • 79二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:05:36

    >>78

    偽アレイスター「まあ、君達の連れには、『苦渋の選択』を強いてもらうがね。君達の命運は、彼等に委ねられるんだ。」

    そう言って、偽アレイスターは、2枚のカードを見せる。一つは古衛兵アギド。もう一つは、古尖兵ケルベク。

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:19:41

    >>79

    ハンディーレディ「…そ、それで何をしようというのかしら…」

    アレイスター?「それはまだ明かせないな、彼らが来てからのお楽しみだ。」

    カオス・ウィッチ「そ、そう、楽しみね…」

    彼女たちは強がっていたが、内心は怯えていた。


    一方、頼光達はヒントを探すために様々な部屋を渡り歩いていた。そして、『懲罰房』にたどり着いた。

    中では、ライトロード達が何らかの失態で罰を受けていた。

    罰を担当しているのは、失楽の魔女のようだ

  • 81二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:57:27

    >>80

    失楽の魔女「無様な物ねぇ!役目すら果たせない天使だなんて!」

    失楽の魔女は、ライトロード達を槍の柄でつついている。

    アレイスター「勤めを果たせなかった者の末路か。何というか、敵ながら哀れだな。」

    ふと頼光は、アレイスターの連れの女性に話しかける。あれから、少し考える余裕が出来た。すると、どうもここは神殿と称するには、何か違和感があるように見えた。

    頼光「なあ、何か変だよな、ここ。あんたはどう思う?」

    女「はい。この場所は、目に痛いです。何しろ、ここまで赤尽くしの神殿なんて、存じませんから。しかも、神殿と言うより、まるで大きな劇場のようで。」

  • 82二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:04:38

    >>81

    頼光「そうだよな、まるで劇場だ…最初は神殿かと思ったけど、だんだんと劇場みたいになってきている…」

    劇場と聞いて思いついたのが烙印劇場デスピアだ。

    頼光の世界でも中々人気のあるカードだが、どうやらこの世界には烙印は無いらしい。では、これは何だろうか。

    一方、失楽の魔女がこちらに気づいたようだ、ライトロードと共に、戦闘態勢に入る。

    失楽の魔女の「さあ、汚名返上の機会よ、戦いなさい。」

    ライトロード達「ハイ!」

    どうやらこのライトロード達は全て女性みたいだ。

  • 83二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:09:56

    >>82

    頼光「ええい、こうなったら・・・!!」

    頼光は、道すがら拾ったカード(恐らく、誰かが持ち込んだデッキの名残)をコストに、金色の杯を取り出した。そして勢いよく、振りかぶった。

    頼光「ヤッターブッパー!!」

    杯から水がこぼれる。精製したのは、「禁じられた一滴」のようだ。

    アレイスター「いや、それはそもそもぶっ掛けられるほどの量は出ないはずだぞ!」

    女「頼光さん。杯の扱いはもう少し丁寧にして下さい。」

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:22:26

    >>83

    ライラ「キャアッ」

    ルミナス「やったわね…って下着が…」

    失楽の魔女「何よ、ずぶ濡れって…ちょっと!」

    頼光「これであんたらは能力も使えないし、こっちのもんだ。」

    確かに、能力が、使えない。彼女たちが一気に青ざめる。

    アレイスター「なんだか良く分からんがこれならいけるか。現われろ、召喚状プルガトリオ!」

    アレイスターが叫ぶと火を纏った召喚獣が現れた。

    アレイスター「さあ、あそこにいる敵を薙ぎ払え、プルガトリオ!」

    プルガトリオが迫る、中には命乞いをするものも現れた。

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:40:41

    >>84

    失楽の魔女達「いやああああああああ!!」

    為す術もなく、消し炭にされたライトロード達と失楽の魔女。

    頼光「さて、先を急ぐか。恐らく、ここがもし劇場ならば、何処かに本殿があるはずだ。」

    アレイスター「ああ。確かに、どうも胡散臭い神殿だなとは思って居た。この懲罰房も、どこか控え室みたいな感じだし。」


    一方、ハンディーレディ達はと言うと、花嫁達の嫁入り風景を、記憶水晶で眺めさせられていた。どうやらイブリースが用意した、暇つぶしのようだ。


    「イブリースの記憶」

    イブリース「さあ、花嫁の皆さん。今日は美しい門出です。皆さんには、偉大なる神様に嫁ぐ事になります。」

    歌織の学校の全校集会の場に、突如として現れたイブリース。歌織の学校は、全寮制の女子校だった。なおこの時、歌織は、体調不良で席を外していた模様。

  • 86二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:52:23

    「はい、偉大なる。御方の為に…」
    女達はそう言うと。突如発生した門の中に吸い込まれていった。
    そして、劇場にたどり着いた女たちにイブリースは
    イブリース「ではみなさん、ここで服を脱いでください。これより、皆さんが清き乙女か確かめます。」
    女たちはそう言うと。服を脱ぎ、検査を受け始めた。

  • 87二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:03:45

    >>86

    「あ♥」

    生徒達は皆、初々しい反応をする。どうやら、イブリースのお眼鏡にかなう代物だったようだ。そして、教師の一部も、初々しい反応をしていた。

    イブリース「はい、生徒の皆さんは、問題なし、満点合格ですね♥教師の皆さんは、まあ、及第点としましょう。では、どうぞこちらに。」

  • 88二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:16:25

    >>87

    イブリース「さあ、みなさん、これより肉体という枷を捨て、ミラーナイトとなり、ご主人様をお守りするのです。」

    すると目の前に、顔のないマネキンみたいなものが現れた。

    それは鎧や踊り子の服を着ていた。

    イブリース「さあ、快楽の果てにあなたたちの魂を解き放ちましょう。」

    イブリースの背後から触手が現れ、女子高生と教師の秘所に侵入する。

    「「「あっはあああああん♥」」」

    皆、快楽に身を任せるうちにその体内から白いものが飛び出し、マネキンに入っていく。

    すると、マネキンの顔が、女達の者へと変化した。

    ミラーナイトは元の肉体へと向かい、その肉体と交わりだした。

  • 89二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:23:44

    >>88

    「ああ♥すてきです♥きしさま♥きしさまぁ♥」

    「もっと♥もっとついて♥わたしにこだねを、おめぐみくださあい♥」

    抜け殻になった女達は、まるでミラーナイトに媚びるように身体を重ねる。肉体達は、ミラーナイトと繋がっている間、ミラーナイトが望む言動を鏡写しのようにすると言う性質がある。

    イブリース「良い感じに加工できていますね。では、貴方達に花嫁に相応しいものを用意致しましょう。」

    すると、肉体の方に何かが掛かる。それは、白のベールだった。

  • 90二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:43:10

    >>89

    すると魂のない女たちは立ち上がり、それを身にまとった。女たちは歓喜の涙を流し、やがて笑みを浮かべたまま、固まってしまった。

    ハンディーレディ「なんなの…」

    カオス・ウィッチ「これ…怖い…」

    イブリース「フフフッ、どうですか…これが女達の記録、彼女達はここで未来永劫、ご主人様に仕えるのです。」

    ハンディーレディ「ふざけないで、こんな事許されるわけが…」

    リリス「うるさいわねー」

    リリスがそう言うとハンディーレディが座っている椅子から電流が流れ出し…

    ハンディーレディ「があああぁああああっ」

    カオス・ウィッチ「レディーッ!」

    リリス「あなた達はゲームの駒なんだから静かにしてなさい。さあ、間もなく来るようね。」

    頼光「ここがステージか…」

    マリス「良く来たわね。さあ、ゲームを始めましょう♥」

    リリス「あなたに救えるかしらね♥」

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:46:06

    >>90

    偽アレイスター「ようこそ。君達が今回の主役か。」

    壇上から降りてくる、偽アレイスター。

    頼光「よ、よかった!ひとまず二人は無事か!」

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:59:41

    >>91

    偽アレイスター「ああ、2人は無事さ、勿論ゲーム君たちがゲームに勝てば返そう、但し、失敗すれば…」

    トロイメア・ユニコーン「フシュルルル」

    偽アレイスター「2人はユニコーンの花嫁になって貰おう。」

    椅子に固定され、動けない二人の前に、ユニコーンが現れる、2人はギャグをされ、言葉を話せない状態だが、恐怖に怯えていた。

    リリス「さあ、今回のゲームを説明するわね、アギド、ケルベク、いらっしゃ~い。」

    その声に反応し、アギド、ケルベクが現れる。

    頼光「で、俺らは何をすれば良いんだ。」

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:15:07

    >>92

    偽アレイスター「これから君達には、『苦渋の決断』をしてもらう。」

    アレイスター「苦渋の決断?どういう事だ?」

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:21:25

    >>93

    偽アレイスターはニヤニヤしながら語る。

    「まあ、聞き給え、簡単に言えばアギド、ケルベクと戦う順番を決めて貰う。さあ、まずはどちらと戦う?」

    アレイスター「何かあるな…どうする。」

    頼光「俺は…」

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:25:01

    >>94

    対戦相手はdice1d2=1 (1)

    1.アギド 2.ケルベク

  • 96二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:33:07

    頼光「対戦相手はアギドだ」
    俺はアギドを選んだ。
    アギドは剣を持っているが、俺は冷静だった。
    頼光「行けっ、ギガンティック・スプライト。」
    ギガンティック・スプライトの、一撃がアギドを砕く。
    その瞬間、アギドから鍵が現れる。
    偽アレイスター「おめでとう!君は鍵を獲得した。さあ、使い給え。」
    俺は鍵を使い助けることにした。
    助けたのは。

  • 97二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:37:00

    このレスは削除されています

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:37:54

    このレスは削除されています

  • 99二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:39:16

    助けたのはdice1d3=2 (2)


    1.ハンディーレディ 2.カオス・ウィッチ

    3.そもそも、鍵が偽物

  • 100二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:48:43

    >>99

    俺が入手した鍵はカオス・ウィッチのものと照合した。

    俺はカオス・ウィッチを助ける。

    カオス・ウィッチ「ハアッハアッ…助かったわ、ありがと…」

    さて次はハンディーレディ…と言うときだった。

    これ自体が罠だったと気づいたのは。

    リリス「ハイ、ゲームはおしまい♥あなたが選んだのは、ウィッチちゃんね。♥」

    マリス「選ばれなかったハンディーレディちゃんにはーユニコーンの花嫁になってもらいまーす♥」

    ハンディーレディの拘束が解除される…が同時にトロイメア・ユニコーンが檻から解き放たれ、ハンディーレディに迫る。彼女は泣きながら助けを求める。

    アレイスター「クソッ、無理か…」

    カオス・ウィッチ「そんなあ…」

    そして、ハンディーレディがユニコーンに組み伏せられる。

    彼女の悪夢の時間が始まった。

  • 101二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:55:49

    >>100

    頼光「う、うそ?だろ………。」

    偽アレイスター「言っただろう?これが、「苦渋の選択」というものだ。」

    ただ◯される様を見ていることしかできない頼光。しかし、偽アレイスターは容赦しなかった。

    偽アレイスター「さて、まだまだ足りないな。頼光くんと言ったか。君には、さらなる絶望を暮れてやろう!」

    すると、舞台が変化する。その背景はまさしく、ヌメロン・ネットワークそのものだった。

    偽アレイスター「現れよ、No.4!ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥヴァーリ!

    続いて現れよ、No.3!そして、2!

    ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ、ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェー!

    そして、これがヌメロンの極致!現れよ、No.1!

    天を摩する地獄の門、堅牢なる扉開きしとき、一抹の希望を捨てよ!

    ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム!」

  • 102二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:02:01

    >>101

    トロイメアユニコーンはハンディーレディと交わっていた。

    ハンディーレディ「いだい、いだいよおおお、やめでえええええっ!」

    しかし最初こそハンディーレディは嫌がっていたもののだんだんと喘ぎ声が混じっていき…

    ハンディーレディ「アアッ、イイッ♥もっとおおおッ♥」

    自分から求めるようになっていった。そして…

  • 103二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:05:02

    >>102

    吐き出された魂が、ミラーナイトに吸い込まれていく。

    鏡ハンディーレディ「拝命完了。ハンディーレディ。ただいまよりミラーナイトとしての責を全うします。」

    そして、ハンディーレディは、4体のゲートオブヌメロンの前に立った。

  • 104二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:17:53

    >>103

    偽アレイスター「最後は仲間に倒されるか…滑稽だな。」

    リリス「さよならね〜♥」

    マリス「バイバーイ♥」

    総攻撃が俺たちを襲う…かに思われた。

    歌織「エクソシスター!みんなを助けて!」

    頼光「あれは!」偽アレイスター「なんだ?」

    ミカエリス「…」カスピテル「…」

    エクソシスター達が俺達を助けてくれた。

    頼光「あなた達は!」

    リダン「話は後だ、まずは!」

    偽アレイスター「逃がすか!」

    ヌメロン達から放たれたレーザーが着弾する前に、俺たちは光に包まれ、この場を離れる事が出来た。

    偽アレイスター「逃げたか…」

    リリス「ハンディーレディの肉体はどうしますか?」

    ハンディーレディの肉体はすでに腹が膨らんでいた。

    偽アレイスター「クククッこれは面白い。どうやらユニコーンの仔を身籠ったようだ。」

    偽アレイスターは笑いながら言った。

  • 105二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:26:29

    >>104

    一先ず、撤退は出来た頼光達。『聖域』までの道すがら、歌織は頼光と話す。

    頼光「助けてくれたのか、ありがとう。」

    どこか弱気になっている頼光。

    歌織「何とか間に合いましたね。私は、神崎歌織です。」

  • 106二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:38:12

    >>105

    歌織「あの…大丈夫ですか?」

    頼光「ああ…だが…」

    アレイスター「仲間がやられてね…」

    歌織「あなたは!」

    カオス・ウィッチ「勘違いしないで、この人は味方よ。でも…」

    女「…1人、ミラーナイトに…」

    頼光「俺のせいで…」カオス・ウィッチ「馬鹿言わないの!あの時は誰だってああするわよ!自分を責めない!ハンディーレディだってまだ生きてはいるんだし、助けられないと決まったわけじゃない!くよくよしない!」

    頼光「ああ…そうだよな…」

    リダン「さて、そろそろ聖域だ。」

    その入口には冥神とハスキー、そしてロプトルが待っていた。

  • 107二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:57:29

    >>106

    久しぶりの再会は、少々気まずかった。

    アイ「……、一先ず、頼光さんが無事で良かったです。」

    頼光はどうしたら良いか分からなかった。恐らく、このままでは、またヌメロニアスが来る可能性もある。早く引き返さないと!

    鏡ハスキー「頼光様。お手数ですが、貴方のデッキを拝借しても?」

    ハスキーはどうやら、心当たりがあるようだ。

  • 108二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:21:15

    >>107

    ハスキー「やっぱり!キスキルさん、リィラさん、ちょっと力を貸してあげてください。」

    そう言うと。キスキル、リィラと縄で縛られたルーナとサニーが出てきた。

    キスキル「これに触れればいいんだな。よーし」

    リィラ「不思議ね…こうするとカードが力を発揮するなんて…」

    サニー「今回だけは特別よ!」

    ルーナ「私のカードが無い…」サニー「ルーナ、悲しまないで…」

    皆が触れると今まで黒一色だったカードが本来の姿になった。

    ハスキー「これで、本来の力を発揮できますね。」

    冥神「後、アレだが、恐らくまだ大丈夫だろう…アレを起動するにはさらなるエネルギーが必要だ。恐らく、そのエネルギーを集める為にお前達の次元から人を集めたのだろう。」

  • 109二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:23:16

    >>108

    頼光「それを聞いて少し安心したよ…」

    ロプトル「後、君に会わせたい人がいるんだ…」

    そう言って出てきたのは…

    水使い「あの…始めまして…。」

    水使いだった。

  • 110二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 09:27:40

    >>109

    この人が、アラメシアの儀を執り行っていた人物か。俺がここに来たのは恐らく、あの偽「聖域」の対処のためだろう。ところが、肝心のアラメシアの儀を、偽アレイスターに盗られてしまい、泣く泣く六花の郷に逃げてきたと言うことらしい。

    水使い「恐らく、あのアラメシアの儀を使って、異世界に過干渉しているんだと思います。」

    だが、引っ掛かる。偽アレイスターの目的が、世界征服ならば、なんで態々冥神の「聖域」をまねる必要があったのか?

  • 111二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 09:28:09

    このレスは削除されています

  • 112二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 09:31:29

    >>110

    水遣い「恐らく、偽アレイスターは、様々な記録からオレイカルコスの事を調べたのでしょう。だから…」

    頼光「オレイカルコスを真似た訳か。」

    水遣い「ハイ…そして、技術も…」

    歌織「なるほどね。」

    頼光「しかし…どうする、このままいってもまた…」

    歌織「戦力が必要ね。」

  • 113二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 10:23:48

    >>112

    しかし、何処からともなく聞こえる音。

    イブリース「バカね、逃がすわけ無いじゃない。さあ、みんな。蹂躙しなさい。」

    目の前には、別世界から召集したであろう、幻奏、LL、WW、月光のミラーナイトが襲いかかってきた。

  • 114二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 11:10:48

    >>113

    歌織「行きなさい、ミカエリス、アソフィール!」

    頼光「よし、行け!キスキル&リィラ」

    二人のカードが実体化し、迎え撃つが多勢に無勢だ。

    押され気味かとなったその時!

    レプティレス・コアトル「アタシラモヤッテヤル!」

    メルジーヌ「サァ!イクワヨ!」

    結局、レプティレスの参戦のお陰で蹴散らす事は出来た。

    イブリース「クッ、やるわね…」

    イブリースは撤退した。

  • 115二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 11:25:04

    >>114

    しかし、イブリースが見たのは、真正面から来る弩級の火線だった。

    イブリース「何?!」

    とっさに避けるが間に合わず、乗っていたユニコーンを落とされてしまう。

    ???「我が現し身の番に手を出すとは、何と無礼な・・・!」

    そこにいたのは、恐ろしい威圧感を持つ巨竜だった。

    ???「我が名は、ズァーク。イブリースと言ったか。貴様には、報いを受けてもらうぞ!」

  • 116二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 12:31:32

    >>115

    イブリース「クッ、冗談じゃないわ!」

    イブリースはそう言うと光に包まれ。消えて行った。

    アイ「上手くいきましたね。」

    アイが召喚したのはズァーク、最も実際にダメージは与えられる訳では無いが、精神的には、ダメージを受けたと同じ感覚になるらしい。

    冥神「だが、奴らの事だ、また仕掛けてくるかもしれん」

    ハスキー「そう考えると、同行はできませんね…」

    こちらとしても、もう少し仲間が欲しい。

    そう考えていると…

    ?「オーッホッホッホ!私の力が必要と見ましたわ!同行してもよろしくてよ!」

    ?「お嬢様、お静かに!」

    ラビュリンスの姫がアリアスを従え現れた。

  • 117二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 12:37:30

    >>116

    現れたのは、白銀の城のラビュリンス。しかも、また一人の同行者が。

    何でも、頼光と歌織の他に2人、アラメシアの儀によって、偽「聖域」の攻略の為に、呼び出したという。

    ラビュリンスが連れて来た同行者は、エルドリッチデッキ使いで、名前はdice1d2=2 (2)


    1.男:伏川金太郎(ふしかわきんたろう)

    2.女:古賀佳奈恵(こがかなえ)

  • 118二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 13:09:59

    >>117

    古賀「始めまして…古賀と申します…」

    古賀さんは大人しい方だった。

    どうやら会社員で古賀さんの会社でも、歌織と同じような事があったらしい。

    アレイスター「さて、私も戦力を整えなくては…少しよろしいでしょうか。私は一度ラメイソンに向かいます。」

    冥神「ラメイソン?あの魔導院か。良かろう、しかしまたなんでだ?」

    アレイスター「…あそこにあるのです。私の真の力を発揮する鍵が」

    冥神「分かった。ラメイソンまではこちらで転移してやろう。だが無理をするなよ。」

    アレイスター「有り難いですね。お願いします。」

    リダン「さて、再度突入の準備は整って来たな。君は?」

    カオス・ウィッチ「やられっぱなしでいるのもシャクだしね。私も行くわ!」

  • 119二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 15:29:35

    >>118

    リダン「さて、準備は整ったな。とはいえ、今日は皆も疲れているだろう。」

    冥神「出発は明日だな。それまでは休むと良い。」

    ハスキー「特別に今回は神殿の方を使用してもかまいませんよ。部屋を用意させましょう。」

  • 120二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 16:23:10

    >>119

    部屋に向かう途中、頼光は、佳奈恵に聞いてみることにした。

    頼光「そう言えば、佳奈恵さんって、どんな仕事してるんですか?」

  • 121二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 16:29:42

    >>120

    古賀「私ですか…私は…パソコンのプログラミングの仕事です…。カードゲームは…趣味で…あっ…実は動画もあげてるんです…名前は…」

    その名前を聞いてびっくりした。俺が良く見ている動画だったからだ。

    古賀「えっ…み…見てるんですか…あ、ありがとう。ございます…」

    鏡シトリス「さあ、部屋につきましたよ。まだまだ色々話したい事はあると思いますが。今はゆっくり休んでください。後、食事も用意しますから、皆さん、英気を養ってくださいね。」

    頼光「しかし蟲惑魔に案内されるとは…夢にも思わなかったな…。」

  • 122二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 16:47:00

    >>121

    今日は色々な事があった。それで、頼光は、食事と風呂を済ませた後に、速攻で寝てしまった。かなり疲労が溜まっていたようだ。


    一方、歌織と佳奈恵は、アイと一緒にいた。この「聖域」と呼ばれる場所の意味と、あの「神殿」の違いについて、知っている情報を共有しようということだ。

  • 123二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 17:01:38

    >>122

    アイ「この場所には色々な人がいますね。逃げて来た人、迷い込んだ人、ご主人様に仕える事を選んだ人、色々な人がいます。後アンデットやレプティレスさんたちも。時々エルドリッチさんも来ていますね。」

    古賀「ええ!そうなんですか?あってみたいなあ。」

    歌織「エクソシスターもいるみたいだしね。ねぇ、ミラーナイトになった後元の肉体はどうなるの…」

    アイ「それは…」

    歌織「…あまり聞かない方が良さそうね。でも、皆楽しそうにやってるみたいだし。ここが安全な場所と言うのはわかったから良いわ。」

    鏡シトリス「そうですか、良かったです。」

  • 124二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 17:46:19

    >>123

    一方その頃、神殿では、一大事が起きていた。

    偽アレイスター「おい!これはどういう事だ!」

    なんと、神殿を守っていたヌメロニアス・ヌメロニアが消えてしまったのだ。しかも、ヌメロニアを讃える舞を舞う踊り子達と、偽アレイスターを守る衛兵も、供物として捧げた花嫁達も、一人残らず消えていた。

  • 125二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 18:03:55

    >>124

    リリス「さあ、なんででしょうねぇ♥」

    マリス「クスッ、そろそろ貴方も用済みね、傀儡さん♥」

    偽アレイスター「なんだと!」

    するとそこに、ミラーナイトを連れイヴリースが現れた。

    イヴリース「フフッ、そろそろ貴方も気づくと思ったのですが…」

    するとイヴリースの姿が変化していった。

    夢幻転星イドリース「ありがとう御座いました。あなたのおかげで私は姿を取り戻せました。御礼に、貴方の魂を捧げましょう。デミウルギアに、やりなさい、ハンディーレディ」

    鏡ハンディーレディ「はい、分かりました。イドリース様」

    偽アレイスター「やめろ!やめっ…」

    ハンディーレディの銃から放たれた光が偽アレイスターを消滅させた。

    リリス「お疲れ様♥ハンディーレディ、さて、あなたの元の身体がそろそろ出産の時間よ。見に行きましょう♥」

    鏡ハンディーレディ「はい、リリス様」

  • 126二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 18:26:24

    >>125

    すると、ヌメロニアス・ヌメロニアに擬態したデミウルギアに、偽アレイスターの魂が捧げられた。

    そして、ハンディーレディの肉体は、新たな命を産み落とした。小さな、ユニコーンである。

  • 127二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 19:24:53

    >>126

    ハンディーレディ「あっ♥うまれちゃう…♥」

    ハンディーレディからユニコーンが産まれた

    リリス「あら、生まれたわね。あと、素っ気ない衣装よりもこっちにしましよ♥」

    リリスが指をパチンとすると…

    ハンディーレディが光に包まれ…

    その衣装が露出の高いバニーガールみたいなものになった。

    リリス「どうかしら?素敵よ♥」

  • 128二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:03:20

    >>127

    ハンディーレディ「ありがとうございます♥️」

    ハンディーレディは、イドリースが望む言葉を紡いでいた。


    そして夜が明けた。いよいよ再攻略作戦が始まる。

    その頃、魅惑の女王は、マインと共に、ある人物にあっていた。名前は、dice1d2=1 (1)


    サイバー流に入門した、アラメシアに選ばれた戦士だ。

    1.男:冴刃了(さいばりょう)

    2.女:皇理央(すめらぎりお)

  • 129二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:28:18

    冴刃「ふむ…この世界は要は俺たちの世界のカードのモンスター達が生きている世界か…」
    魅惑の女王「ええ、そうなのよ。」
    冴刃「さらに言えば、ここだけでなく様々な世界があると…」
    マイン「ええ…」
    冴刃「驚きだな。しかも今正にマインさん、あんたの世界の存在がこの世界を脅かしていると…」
    マイン「ええ、そしてあなたの世界にも…」
    冴刃「流石に見逃す訳にはいかないな。わかった、街を守る協力はしよう。色々世話になったしな。」
    黄金の魅惑の女王「ありがとう、じゃあ、ちょっとデッキを貸してくれるかしら。」
    そう言うと彼は女王にデッキをわたす。
    女王がカードに力を込めると黒塗りだったカードが色を取り戻した。
    黄金の魅惑の女王「ふう…これで全力で戦えるわ。」
    冴刃「…すごいもんだな。女王の力は。」

  • 130二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:36:38

    >>129

    そして、聖域では


    頼光「ふわあ。よく寝た・・・。案外、昨日は疲れてたのか・・・。」

    頼光達は目覚めた。そして、外を見ると、神殿があったであろう場所に、巨大な杯が現れていた。

    アイ「で、デミウルギア・・・!」

    アイが驚愕と嫌悪の混ざった顔をした。後で聞いてみたところ、あの杯は、アイがいた世界をメチャクチャにした代物らしい。本家に比べると、出力と規模は下がっているが、大陸一つくらいならば、余裕で書き換えられる力を秘めているらしい。

  • 131二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:44:39

    >>130

    冥神「まだ動くまでに時間はかかりそうだが。早めに潰すに越したことはない。頼んだぞ。」

    アイ「皆さんの無事をお祈りします、ご武運を!」

    ハスキー「でも、皆さん、無茶はしないでくださいね。」

    頼光「ああ、後ハンディーレディも助けないとな。」

    古賀「はっ、はい…責任重大ですが…がんばります。」

    歌織「私の仲間を取り戻さなきゃね!」

    カオス・ウィッチ「リベンジマッチよ!やってやろうじゃん。」

    ラビュリンス「オーッホッホッホ!私の力を見せつけてやりますわ!」

    リダン「それじゃ、皆行こうか!」

    頼光「ちょっと待ってくれ、アレイスターは?」

    冥神「あやつはラメイソンに行った。真の力を使う為にな。大丈夫、合流はできるだろう。」

    水遣い「皆さん、お願いします。」

    頼光「ああ、行ってきます。」

  • 132二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:05:45

    >>131

    そして、ヌメロニアス・ヌメロニア、改めてデミウルギアに選ばれた女達は皆、姫騎士のような格好にされていた。しかも、デミウルギアによって再現したであろう、様々な世界の女性モンスター達までもが、ミラーナイトとして集結している。

    そして中心部では、「花嫁」達がまるでアリーナの観客のように並べられている。

  • 133二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:26:07

    >>132

    リリス「あらまあ…素敵♥」

    マリス「フフッ、壮観な光景ね♥ハンディーレディ、あなたもそう思うでしょ♥」

    鏡ハンディーレディ「はい、そう思います。」

    ロリス「さあ、始まるよ♥」

    アリス「選ばれた花嫁と、トロイメアによる結婚式♥」

    イドリース「さあ、選ばれし花嫁たちよ、あなた達にトロイメアと番になる名誉を授けましょう。今日よりあなた達はトロイメアと添い遂げる妻となるのです。」

    鏡エクスキューティ・プラウティ「代表して感謝の言葉を述べさせて頂きますわ♥、私達は今日、トロイメアの方々と番になると言う素晴らしい役目を拝命いたしました♥さあッ、皆様、我らの中にそのたくましいモノを下さいませ。」

    鏡ビースト・サモナー「もう待ちきれません♥早く♥」

    鏡ケミカルキュア・パープル「私にも♥早く!」

  • 134二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 08:29:34

    >>133

    そして、いよいよトロイメアとの婚姻の儀が始まった。

    ハンディーレディは、既にユニコーンの番として見守っていた。エクスキューティ・プラウティには、トロイメア・マーメイド、ビースト・テイマーには、トロイメア・ケルベロス、ケミカルキュア・パープルには、トロイメア・グリフォンが宛がわれた。

  • 135二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 09:39:35

    >>134

    リリス「でははじめに、皆には誓いのキスをしてもらおうかしら♥」

    マリス「勿論、そ・の・あ・と・は〜♥みんなで仲良く、子作りをして貰うわ〜♥」

    エクスキューティ・プラウティ「はいッ♥では、皆さん、まずは愛する夫に誓いのキスを♥」

    ビースト・サモナー「アアッ♥今日より妻になるのね♥」

    ケミカルキュア・パープル「嬉しい♥一生添い遂げる事を約束しますわ♥」

  • 136二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 09:59:57

    >>135

    禍々しい怪物と接吻する花嫁達。トロイメアのモンスター達は、それぞれが七つの大罪をモチーフにした幻獣の姿をしている。なお、色欲に関する魔物は、イドリースが担当しているのではという話もある。

    そして、上の口での接吻の後は、下の口を使った、貫通式だ。

  • 137二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 10:23:42

    >>136

    リリス「さあッ、花嫁達!次は股を開いて、純血を捧げなさい♥」

    マリス「安心して♥あなた達はトロイメアの子をすぐ身籠ることになるわ♥」

    アリス「さあッ、ハンディーレディちゃんも、兄弟を作ろうね♥」

    ハンディーレディ「ハイッ♥さあ、旦那様♥私達も始めましょう♥」

    式の場に乙女たちの嬌声が響き渡る

  • 138二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 10:34:11

    >>137

    花嫁達『ああ♥️旦那様♥️素敵です♥️私達は♥️旦那様の♥️お嫁さんに♥️なりましゅ♥️』

    純潔を捧げて悶える花嫁達。その光景を見て、駒にされた花嫁達もまた、嬉しそうに微笑んでいた。

  • 139二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 10:56:03

    >>138

    「「「「イッグウウウウウウ!」」」」

    やがて絶頂に達すると、皆白目を剥き、倒れ込んだ。

    リリス「あらッみんな早いわね、もう子どもガできちゃったのね♥」

    マリス「ハンディーレディちゃんも、お腹が大きくなったわね♥」

    ハンディーレディ「はいッ♥わたしも♥また、げんきなこどもうみましゅ…♥」

    ロリス「どうやら侵入者が来たみたいだよ。」

    ロリスの言葉を受け、モニターを見るマリス

    マリス「どうやらこの間の…」

    リリス「あら♥ちょうど良いじゃない♥生命誕生の瞬間を皆に見届けてもらいましょう♥」

  • 140二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 11:09:29

    >>139

    歌織「こ、これは…………!」

    頼光達が神殿の入り口に来ると、そこには巨大な水晶があった。そこに、ハンディーレディと、トロイメアの花嫁達が写し出されている。

  • 141二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 11:21:46

    >>140

    ラビュリンス「悪趣味ですわね!」

    歌織「ホントに」

    カオス・ウィッチ「何か始まるみたいよ」

    リリス「ハァイ、皆さん元気かしら♥」

    マリス「これから花嫁達の素敵なショーをお見せするわね♥」

    リリス「題して『生命誕生の神秘』よ、今から花嫁達がトロイメアの子どもたちを生むわ♥じゃ、ハンディーレディちゃん♥皆さんに一言♥」

  • 142二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 11:27:04

    >>141

    ハンディーレディ「よ、ようこそ♥️皆さん♥️わたし♥️ユニコーン様の♥️伴侶の♥️ハンディーレディです♥️い、今から♥️みんなで♥️こ、子供生みます♥️」

    すると、トロイメアの花嫁達が、伴侶の魔獣と同じ色に染まる。恐ろしい光景に引いていたが、一人冷静に見ていた男がいた。

    了「なんと悪趣味な…………。頼光、といったな。大丈夫か?」

    頼光「冴刃さん…………。大丈夫です。一回目の前で見せつけられたので。まあ、生むところではないですけど…………。」

  • 143二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 12:30:36

    >>142

    花嫁達「あっ♥でりゅ♥うまれりゅうううう♥」

    花嫁たちの絶叫と共に、トロイメアの赤ちゃんが生まれた。

    その姿はまるで小さなトロイメアと言う感じだ。

    ハンディーレディ「ハアッ♥ハアッ♥わたしたちはいまッ♥トロイメアのはなよめになりました…♥しあわせでしゅ…♥だから…じゃましないでくだしゃい…♥」

    ハンディーレディがそういうと、モニターが切れた。

    カオス・ウィッチ「ふざけた映像ね!ぶっ潰してやりましょう!」

    俺たちは進むことにした。

  • 144二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 12:57:22

    >>143

    駒嫁達『『『ようこそ♥️私達の「神殿」へ♥️うら若き乙女の皆さん♥️皆の魂を♥️偉大なるお方にお捧げしましょう♥️』』』

    待っていたのは、チェスの駒になった、歌織のクラスメート達だった。教師も生徒も、腹部に一物を浮かばせて、虚ろな笑みを浮かべている。涙の痕を見るに、彼女達は無理やり、笑わされているようだ。

  • 145二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 13:39:40

    >>144

    するとエクスキューティ・フラーメとエクスキューティ・リュミエールの2人がミラーナイトを伴って現れた。

    鏡フラーメ「どうやら賊が現れたようだな。」

    鏡リュミエール「フフッ、あなたは攻撃できるかしら?」

    頼光「確かに…」

    歌織「攻撃はできないわね…」

    古賀「ですが!」

    古賀さんがカードを発動する。

    古賀「センサー万別の効果で、ミラーナイトさんには退場していただきます。」

    ミラーナイトが消えていく。

    古賀「大丈夫ですよ。別の部屋に行っていただいただけです。」

    一気に劣勢になった2人は慌てふためく。

    カオス・ウィッチ「あんたらには容赦しないわ!現れなさい!カオス・ビースト、カオス・デーモン!」

    カオス・ウィッチが呼びかけると二体の獣が現れた。

  • 146二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:02:21

    鏡フラーメ「ちょ、ちょっと!聞いてないんだけど!」
    鏡リュミエール「援軍は何してるのよ!早く来なさいってば!」
    今まで、物量押しでしか戦っていないのが仇になったのか、慌てて取り乱す二人。しかし、カオス・ウィッチの使い魔達は、容赦なく襲いかかる。

  • 147二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:07:49

    >>146

    カオス・ウィッチ「問答無用、一気に粉砕しなさい。」

    カオス・ビーストとカオス・デーモンが襲いかかる。

    鏡フラーメ&リュミエール「「ぎゃあああああっ!」」

    2体のミラーナイトはガラスの様に砕け散った。

    カオス・ウィッチ「さて、急ぎましょう。」

    道を急ぐことにした。

    続いて現れたのは…

    ティタニアル、タレイア、マリーナ、チルビメ

    「「「「この間の借り、返させてもらうわ!」」」」

  • 148二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:24:29

    >>147

    彼女達の背後には、巨大な装置のようなものが。

    ティタニエル「私達の育てた愛の結晶。今こそ見せるとき!」

    彼女達の持っている鉢を見て、正体に気づく了。

    冴刃「あの花は、サクリファイス・ロータス?!まさか、THE WORLDで永久に時を稼ぐつもりか!」

  • 149二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:31:17

    >>148

    歌織「なんだ、種が割れれば単純じゃない。私に任せて。」

    マリーナ「あら、貴方ひとりで大丈夫?」

    ティタニアル「クスクス、あなたもお嫁さんにしてあげる。」

    椿姫達は知らない。エクソシスター達の強さを…

  • 150二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:41:58

    >>149

    歌織「どうかしらね?さあ、行きましょう!」

    歌織の両脇に、エクソシスター達が現れる。

    冴刃「あの子、大丈夫なのか?」

    頼光「多分な。アイツは、代々祓魔師の家系だし、通ってるところもミッション系って言ってたからな。」

  • 151二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 19:37:04

    >>150

    歌織「カスピテルでロータスを破壊するわ。」

    ティタニアル「あら、良いのかしら、蘇りなさい、ロータス!」

    しかし…

    マリーナ「なぜ蘇らないの!まさか!」

    歌織「そう、カスピテルは墓地からの蘇生を無効にするわ!あなた達もこれで終わりね!」

    チルビメ「でもまだ私たちにはTheWorldが…」

    歌織「残念だったわね、ここで終わりよ!起動!アーゼウス!」

    カスピテルの背後に機械の巨人が現れる。

    そして、全てを吹き飛ばした。

  • 152二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 19:51:31

    >>151

    漸く関門を突破した。しかし、次に待ち構えていたのは、先程センサー万別で弾いたミラーナイト達。これを対処しないと行けない。

    ミラーナイト「うふふ♥これ程の数が相手では、如何にあなた達といえど・・・。」

    だが、様子が可笑しい。ミラーナイト達の体が、球体関節なのだ。どうやら、転移した部屋で、DNA改造手術をされて、機械族にされたらしい。

  • 153二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:23:26

    >>152

    冴刃「なるほど、機械か…俺ひとりで十分だな。」

    頼光「何をするんだ。」

    冴刃「こうするんだ。」

    冴刃がサイバー・ドラゴンを召喚する。

    するとサイバー・ドラゴンは機械となったミラーナイト達に向かっていく。そして

    ミラーナイト達「きゃあああああああっ!」

    ミラーナイト達を巻き込み、サイバー・ドラゴンはキメラテック・フォートレス・ドラゴンとなり、消えて行った。

    頼光「あの…巻き込まれたミラーナイト達は…」

    冴刃「ああ、大丈夫だ。」

    冴刃が示した方向を見ると…

    ミラーナイトたちが倒れていた。

    冴刃「気を失っているだけだ。さあ、行くぞ。」


    その頃、アレイスターはラメイソンの心臓部で

    アレイスター「ふむ…これならいけるな。」

    女「アレイスター様…大丈夫でしょうか。」

    アレイスター「ああ、これなら大丈夫だ、アウゴエイデスは起動できる。」

    女「しかし、わたしはあなたが心配です。アレイスター様…いいえ、アレイスター君。」

    アレイスター「…私に接触してきた時から怪しいと思っていたが、やはり君か、ジュノン。」

  • 154二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:47:37

    >>153

    魔導法士 ジュノン。アレイスターが連れていた護衛の正体だった。

    実は、ジュノンは消えてしまったアラメシアの儀に関する手がかりを探るために、本来頼光がいた世界に、身分を隠して潜伏していたという。

    ジュノンは心配していた。事が事とは言え、強力な召喚獣の連続使役は、アレイスターの負担になるからだ。

  • 155二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:02:41

    >>154

    ジュノン「アレイスター君、あなたは何度も召喚魔術を行使しました。危険です…といってやめる人ではないですよね。」

    アレイスター「ええ…はじめはあの力を手にしようと思っていました。」

    ジュノン「星杯の力ですね。」

    アレイスター「しかし、あれは人の手に余る代物、であるならば破壊するしかない。しかし、デミウルギアを破壊する為には…」

    ジュノン「アウゴエイデスが必要…なんですね。」

    アレイスター「ええ…。」

    ジュノン「止めても無駄ですね。分かりました。手伝いましょう。あなただけに負担を押し付ける訳にはいきませんから。」

    アレイスター「ふふっ、協力、感謝します。」


    その頃神殿では…

    頼光「…わかってたけど…」

    カオス・ウイッチ「キツイものがあるわね…」

    鏡ハンディーレディ「侵入者を確認しました。夫婦の共同作業です♥さあ、戦いましょう。あなた♥」

    ミラーナイトとなったハンディーレディを中心としたトロイメアの花嫁達が立ちふさがっていた。しかも、その場所にはオブジェとなった元の身体もあった。

  • 156二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 08:44:53

    >>155

    トロイメアの花嫁達は、番とお揃いの格好と色をしている。まとめている鏡ハンディーレディは、ユニコーンの角を持ったケンタウロス体型だ。

  • 157二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 09:40:47

    >>156

    歌織「確か石像を破壊すると…」

    頼光「魂が戻る身体を無くすことになるか…」

    古賀「さらに、破壊せずに無力化しないと」

    リダン「なら、石像はこちらで頂いていこう。リューズ、パーペチュア!」

    リューズ「了解!」

    リダン「それじゃ、お嬢さんたち!泥棒らしくいただいていくよ!」

    リダンが指をパチンと鳴らすと、石像は跡形もなく消えていた。

    頼光「さて、後は…」

    冴刃「無力化するだけだな。」

  • 158二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 10:33:04

    >>157

    鏡ハンディーレディ「フフフ♥️果たして、出きるかしらね?」

    鏡ビースト・テイマー「私達は、トロイメアの花嫁♥️一筋縄では行きません♥️」

  • 159二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 11:47:19

    >>158

    鏡ハンディーレディ「それッ、くらいなさい!」

    ハンディーレディが構えた銃から光線が放たれる。

    頼光「危ないッ!」

    しかし、直撃したのは…

    トロイメア・ユニコーン「グギャアアアア!」

    ユニコーンは光となって消滅した。

    ラビュリンス「こんな事もあろうかと「大捕物」を発動すしたのですわ!ユニコーンは私達の盾となってくれたのですわ。」

    ラビュリンスは高笑いをしながら言った。

    「ここは私にお任せあれ、全員無力化して差し上げますわ…但し、悪魔のやり方で…。」

  • 160二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 13:33:37

    >>159

    そしてついに、ラビュリンスの歓待が始まった。

    鏡ビースト・テイマー「よくも、ハンディーの旦那様を!」

    鏡ケミカルキュア・パープル「許さない!絶対後悔させてやる!」

    他の花嫁達が一斉にラビュリンスに襲いかかる。

  • 161二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 14:03:57

    >>160

    ラビュリンスを捕えたと思った攻撃は…

    ケミカルキュア・パープル「そんな…」

    ビースト・サモナー「なんで…」

    トロイメア・グリフォン「グアアアアエッ!」

    トロイメア・ケルベロス「ウオオオオオン!」

    全てトロイメアに命中し、消滅させてしまった。

    ラビュリンス「オーホッホッホ、私を狙ってくる事は読んでおりましたので、『攻撃誘導アーマー』で誘導させてもらいましたわ!愛する者を自らの手にかけるのはどのような気分かしら?」

    頼光「…あんな恐ろしい性格だったんだ…」

    アリアス「普段はもっと大人しくて優しい方ですよ。ただ、今回は姫様も怒り心頭なのでしょう。」

  • 162二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 14:49:19

    >>161

    ラビュリンス「さあ、取って置きの時間ですわ。」

    そういうと、ラビュリンスは、20枚の魔法カードを取り出した。しかし、そのどれもが効力を失っている。

    ラビュリンス「これは所謂「禁じ手」ですわ。ですが、あなた達相手ならば、問題ないでしょう。」

  • 163二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 15:24:03

    >>162

    鏡エクスキューティ・プラウティ「許しません、行きましょう、旦那様!」

    プラウティがマーメイドと共に仕掛ける、しかし…

    ラビュリンス「愚かですわね!心変わりですわ!」

    ラビュリンスが『心変わり』を発動すると、急にプラウティの動きが止まり…

    プラウティ「はい、何でしょう、ご主人様…」

    ラビュリンス「では貴方に命じます。トロイメア・マーメイドを破壊なさい。」

    夫を破壊しろ等というあり得ない命令だ。しかし…

    プラウティ「はい、分かりました。貴方には罪はありませんが、破壊されてくださいね。」

    心変わりで操られている彼女はいとも簡単に命令を受け入れ、マーメイドを破壊してしまった。

    そして、洗脳が解除された時、彼女は愕然とした。

    プラウティ「これは…何…わ、私は何をしたの…」

  • 164二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 15:36:09

    >>163

    ラビュリンス「結論から申しましょう。あなた達は所謂「未亡人」となったのですわ。」

    トロイメアの花嫁達は、愕然とした。形はどうあれ、己の伴侶を、手にかけてしまったのだ。

    冴刃「これが、不倫の代償か…………。」

    歌織「冴刃さん。多分その言葉は少々間違ってると思いますが。」

  • 165二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 15:58:04

    >>164

    するとそこに悪魔嬢達が姿を現した。

    リリス「見てたけど流石ね♥素晴らしいわ♥」

    マリス「ゾクゾクしちゃう♥」

    ラビュリンス「…あなた達は先に行きなさい。後は大丈夫ですわ…」

    頼光「…でも」

    ラビュリンス「いいから先に行きなさい。」

    頼光「分かった!皆、行こう…」

    リリス「いいのかしら?」

    アリアス「ええ、問題ありません。」

    ラビュリンス「なぜなら、あなた達が残虐な目にあう様を、皆に見せたくなかっただけですから。さあ、どうやって、遊びましょうか?楽しみですわ♪」

    悪魔嬢達の顔に冷や汗が出る。相手は本気だ。それぐらいの事はやってくる…

    リリス「とんでもない奴が来たわね…」

    マリス「でも、私たちの連携なら」

    ロリス「いけるいける!」

    アリス「後悔させてやるわ!」

    …悪魔嬢達は逃げるべきだった。彼女達はラビュリンスの力を侮りすぎていたのだ。

  • 166二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 18:55:33

    >>165

    リリス「行きなさい、デモンズ・チェーン」

    ラビュリンスが鎖に拘束される、

    マリス「フフッ♥これであなたは動けない、大層な事言った割には、大した事がなかったわね♥」

    ラビュリンス「全く、この程度ですの、失望しましたわ。」

    マリス「減らず口を!」

    マリスが襲いかかろうとしたその時!

    マリス「ぐわあああああっ!」

    マリスの頭上に雷が落ちた。

    ラビュリンス「ドラグマ・パニッシュメント…ドラゴンをも葬ると言っていましたが、凄まじいですわね!」

    リリス「マリス!」

    ラビュリンス「お仲間の心配をしている場合ではなくてよ!」

    リリス「へっ…あっ…あ…」

    リリスの前には異界の神、ヌトスが現れた。

    ラビュリンス「さて、貴方には異界の、神から雷のプレゼントですわ!」

  • 167二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 20:00:21

    >>166

    リリス「ぎゃあああああ!」

    旧神の力は凄まじく、あっという間に、リリスは轟雷に貫かれた。

    ロリス「な、なんて力……。」

    アリス「で、でも、ドラグマの雷は、一度しか使えない筈!まだ私達がいるわ!」

  • 168二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 20:24:21

    >>167

    ラビュリンス「では、ラビュリンス・バラージュをお見せしましょう!、これは、先程発動した罠を再現する罠ですわ!」

    アリス「へっ…それって…つまり…」

    ラビュリンス「そーれ、もう一発!ですわ!」

    アリス「いっぎゃあああああああ!」

    ロリス「アリス!…ってわたしの前に…ヌトスが…あぁああああっ!」

    ラビュリンス「フフフッこれで終わりではありませんわ!」


    リリス「うーん、アレッ…生きてって…キャアアアッ」

    悪魔嬢達は生きていた。全員鎖に繋がれ、裸にされながら…

    ラビュリンス「あら?お気づきになりまして!」

    マリス「何をするつもりかしら?」

    ラビュリンス「実はですね…魔界の竜がお嫁さんを探しておりますの。そ・こ・で・貴方がたにお嫁さんになっていただきたく思っておりますの、いらっしゃまし、闇黒の魔王ディアボロスさん。」

    闇黒の竜の咆哮が響き渡る。

    マリス「あっ…あっ…」リリス「いやっ…やめっ…」

    ロリス「ヒッ…ヒイッ…」アリス「いゃ…いやああっ…」

    ラビュリンス「この日のためにシャドウ・ディストピアからおいでいただきましたのですから皆様、粗相の無いようにお願いいたしますわね♥」

  • 169二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 20:37:35

    >>168

    そして、ついに神殿の最深部にたどり着いた4人の決闘者達。そこに待ち構えていたのは、異形の虫、クロウラーを従えて、不機嫌な顔をしていたイドリースだ。

    イドリース「良く来たわね。本気で潰したくなったわ。」

    了「お前が今回の首魁か。」

    歌織「私達の日常を、返してもらうわ!」

    佳奈恵「みんなをあんな目に遭わせて、許しません!」

    しかし、頼光は、あることに気がついた。だがそれは、少々的外れだった。

    頼光「え、お前が偽アレイスターの正体だったのか?!」

  • 170二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 20:45:40

    >>169

    イドリース「ああ、あれは私がたまたまあなたの世界に逃げて来た時に見かけたカードを参考に作った人形よ、でも、そんな事はどうでもいいでしょう。あなた達はここでおしまい。アイツの力、使わせて貰うわ。現れなさい。ヌメロン達。」

    ヌメロン達が姿を現す。

    イドリース「さあ、これでおしまい!…ってあれ?」

    古賀「すいません。スキルドレインを使わせていただきました…。」

    歌織「…えげつないわね…」

    イドリース「ちっ!やるわね。」

    頼光「なら、こっちからいくぞ!力を貸してくれ、キスキル・リィラ!」

  • 171二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 20:54:22

    >>170

    キスキル「おうよ!」

    リィラ「りょーかい!」

    イビルツインの撹乱で、イドリースに仕掛ける。しかし、それでも、イドリースは動じなかった。

    イドリース「悪いけど、デミウルギアと機怪神エクスクローラーは、なんでも出きるのよ!その気になれば、こんなことだって出きるんだから!」

    すると、そこに現れたのは、CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス。しかも、スキルドレインを貫通し、効果まで再現されている。

  • 172二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:14:18

    >>171

    イドリース「フフフッもう打つ手なしって感じね…」

    頼光「いや、そうでもないさ。」

    古賀「スキルドレインを墓地へ送り、エルドリッチを手札に加え、場にだします。」

    冴刃「プロト・サイバー・ドラゴンに機械複製術で複製!」

    頼光「よし、俺はキスキル・リィラと場のカードでトラブル・サニーをリンク召喚!」

    サニー「任せなさい。」ルーナ「期待には応えましょう。」

    イドリース「今更何を!」

    頼光「そしてごめんな、トラブル・サニーをリリースしキスキルとリィラを召喚!」

    サニー「おいいいい!」

    頼光「そして、リンク3、トロイメア・ユニコーンを経てアクセスコード・トーカー」を召喚!

    イドリース「だが無駄よ!」

    頼光「ところがどっこい、アクセスコード・トーカの効果は無効化できない!よって、この効果でヌメロニアスとエクスクローラーは消えて貰うぜ!」

    イドリース「何!…えっ…嘘でしょ…うそよね…そんな…」

    エクスクローラとヌメロニアスが消えていく。その光景をイドリースは、呆然と眺めていたが…

    イドリース「ありえないわ、ありえない、ありえない!かくなる上は、この世界を吹き飛ばしてやる!起動せよ、デミウルギア!」

    冴刃「おいッ、なんだこの振動は!」

    歌織「建物が崩れ始めてる!」

  • 173二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:26:03

    >>172

    デミウルギア、サイズが小さくとも、世界を塗り替える恐ろしい力だ。イドリースは、渾身の力で聖域もろとも吹き飛ばそうとしていた。

    頼光「なあ、何か揺れが強くないか?!」

    了「マズい!早くメガフリートに乗るんだ!」

    しかし、デミウルギアは、突如として機能停止した。

    ???「小娘、我のことを忘れていたな?「聖域」は、貴様を拒絶する。」

  • 174二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:43:00

    >>173

    イドリース「お前は!ヌメロニアス・ヌメロニア!」

    頼光「おい、どういう事だ、デミウルギアじゃなかったのか!」

    ヌメロニアス・ヌメロニア「我はその小娘によって目覚めさせられたのだ。動力源としてな。本来、この聖域は我を封印するためのものだ」

    カオス・ウイッチ「つまり、聖域そのものを改造して使っていた訳ね。」

    ヌメロニア「そうだ。」

    頼光「さて、後が無いな、イドリースさんよ。」

    歌織「これでおしまいね。」

    イドリース「まだ、まだよ、ならば私自身を捧げ、真の力を見せよ、デミウルギア!」

    イドリースガ光の粒子となり、デミウルギアと同化する。

    するとデミウルギアが巨大化していく。

    リダン『マズイ!神殿が崩壊する。皆を船に転送する!』

    俺たちは皆ベゼルシップに転送された。

    頼光「助かったー。あれ、ラビュリンスは?」

    リダン「ああ、彼女たちなら、『新しい玩具が手に入りましたわ!』といって捕まえた悪魔嬢達と一緒に迷宮に帰ったよ。」

    カオス・ウイッチ「外!見て!」

    外を見るとそこには…

    凄まじく巨大化したデミウルギアがあった。

  • 175二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:50:46

    >>174

    リダン「マズイ、デミウルギアから攻撃だ!」

    デミウルギアはこちらにビームを放とうとしている。

    パーペチュア「あんなの当たったらひとたまりもない。」

    歌織「なんとかならないの!」

    リューズ「駄目だ、回避できない。」

    誰もが駄目だと思った時。

    ?「悪いが沈んで貰う!」

    光弾がデミウルギアに直撃した

    冴刃「あれは、アウゴエイデス!」

    アレイスター「遅くなった。後は任せてくれ!さて、行くぞ、デミウルギア!」

    ジュノン「アレイスター君!制限時間は5分です。一気にケリを」

  • 176二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:59:57

    >>175

    了「だったら、オレ達も手伝おう!」

    頼光「ああ、一発お見舞いしてやらないと!」

    佳奈恵「はい。それに、あそこにある魂は、皆回収しましたし。」

    歌織「今度こそ、星杯の亡霊に、魂の救済を!」

    四人はそれぞれのエースモンスターを呼び出した。

  • 177二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:17:15

    冴刃「行け!サイバー・エンド・ドラゴン!」
    歌織「お願い!エクソシスターズ・マニフィカ!」
    古賀「行きなさい!エルドリッチ」
    カオス・ウイッチ「負けてらんないわ!やっちゃえ!カオス・アンヘル!」
    頼光「最後はやっぱり、キスキル・リィラとトラブル・サニーで!」
    皆「「「「いっけえええええ!」」」」
    デミウルギア「ガアアアアアッ…ワタシノユメガ…ワタシノユ…メ…」
    デミウルギアが崩れ落ちていくと同時に、眩い光に包まれ、消滅した。
    ヌメロニア「これで、我も眠れると言うもの…異邦人たちよ、良くやってくれた。感謝する。」
    頼光「いやあ、何か凄い奴に感謝されちゃったな。」
    歌織「見て!皆が」
    古賀「光の中に」
    アレイスター「恐らく、あるべき世界へ帰って行くんだ。」
    ジュノン「大丈夫ですよ、また、元の世界で普段通りの生活をするだけです。ここであった事を忘れて…」

  • 178二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:29:34

    >>177

    キスキル「あった。これが例のブツか。」

    リィラ「早く持ち主のところに返さないとね。」

    キスキルとリィラが、デミウルギアの跡地から回収したもの。それは、聖殿の水遣いが探していた、「アラメシアの儀」に関する魔導書だった。

    頼光「さてと、冥神様に報告しなきゃ。」

  • 179二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:38:09

    >>178

    冥神「良くやったな、皆、大変だったが良くぞ成し遂げた。」

    頼光「はい、水遣いさん、アラメシアの儀の書。」

    水遣い「ありがとうございます。実はこの本には異世界へ、旅立つための魔法陣が書かれているのです。」

    歌織「成る程、それでイドリースは異世界へ行った訳ね。」

    カオス・ウイッチ「読んでみたいけど…危険な香りがするわね。やめておきましょう。」

    頼光「そうだ!ハンディーレディさんはどうなったんです?イドリースを倒したから彼女も…」

    すると冥神は神妙な顔つきになり。

    冥神「実はそのことだが…彼女は暫くはミラーナイトのままでいてもらうことになった。」

    アイ「では、私から説明させてもらいます。」

  • 180二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 23:10:14

    >>179

    話しは、頼光達がデミウルギアにトドメを刺した数分前に遡る。

    ハンディーレディは、トロイメアの花嫁にされた者達と一緒に、冥神の「聖域」に運ばれていた。

  • 181二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 23:36:38

    >>180

    冥神「ふむ…これが例の…」

    鏡ハスキー「外見上は違いは無さそうですが…」

    鏡ビースト・サモナー「ああ…ケルベロス様…」

    鏡ケミカルキュア・パープル「ああ…グリフォン…」

    鏡エクスキューティ・プラウティ「マーメイド様…」

    夫となるトロイメアを自らの手で葬ってしまった事で彼女達の精神は深いダメージを受けていた。

    冥神「…無理もないか、結婚までさせられ、偽りとは言え、深く愛していたのだ…癒す時間が必要だろう。」

    ハスキー「…ですが1番深刻なのは…」

    鏡ハンディーレディ「アアッ♥イキたい♥イキたいの♥」

    冥神「…彼女だな…どんな目にあったかは知らないが

    自らを慰め始めた…これはもとに戻るまでに時間がかかりそうだな。」

  • 182二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 08:22:56

    >>181

    マイン「でしたら、彼女達は私に任せてもらえないでしょうか?」

    提案したのは、マインだった。万が一に備えて、攻略戦が始まった頃合いで、聖域に避難していたのだ。

  • 183二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 09:01:43

    >>182

    鏡シトリス「確かに、ここよりも宮殿の方が良さそうですね。お願いします。」

    冥神「分かった、彼女たちの肉体はこちらで保存しておこう。頼んだぞ。」

    マイン「分かりました。」

    どうやら、彼女たちは宮殿でマインさんの仕事を手伝いつつ、精神的な治療を受けるらしい。

    魅惑の女王「後強力な魔術的な暗示もあるわね。まっ、地道に解いていくしかなさそうね。」

    頼光「そうですか…」

    カオス・ウイッチ「…身体が無事ならそれで良し。と思うしかないわね。」

  • 184二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 10:29:28

    >>183

    頼光「そう言えば、イドリースはどうなるんだ?」

    頼光が尋ねた。いくら撃退できたとは言え、また復活する可能性もあるからだ。

    マイ「それに関しては、心配無用です。」

    ミイ「あのお姉さんは、とっても怖いところに連れてかれたんだって。」


    イブリース「こ、ここは?」

    イドリース、改めてイブリースの魂は、青暗い場所にいた。

  • 185二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 11:24:53

    >>184

    彼女が目覚めたのは闇黒世界、シャドウ・ディストピア

    暗闇に包まれた世界だ。

    何者かがこちらに迫っている。

    イブリース「ヒッ…何…?」

    闇黒の魔王・ディアボロス「グオオオオッ」

    その左右にはディアボロスの花嫁となった悪魔嬢の姿もあった。

  • 186二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 12:02:08

    >>185

    アリス「えへへぇ♥️わたしたちぃ♥️」

    マリス「ディアボロスさまのぉ♥️およめさんになったのぉ♥️」

    リリス「だんなさまはぁ♥️あなたもつまにしたいんだってぇ♥️」

    ロリス「イヴもいっしょに、およめさんになろぉ♥️」

  • 187二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 12:29:33

    >>186

    イヴリース「イヤああああああっ。」

    イヴリースは必死に逃げたが足が躓いて転んでしまった。

    足元をよく見ると、何かが足首を捕まえている。

    よく見るとそれは黒い影、シャドウトークンと呼ばれるものだ。

    必死に振りほどこうともがく内に、ディアボロスが追いついて来た。

    イヴリースの絶叫が響き渡る。

  • 188二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 12:48:33

    >>187

    イヴリース「やだ、やだあ!!わ、わたしはまだ…………!クロウラー!出て!」

    ところが、イヴリースがいくら叫んでも、クロウラーは来なかった。そしていよいよ、貫通式が始まってしまう。

  • 189二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 13:11:39

    >>188

    イヴリース「ああああああっ!」

    イヴリースをディアボロスのモノが貫く。

    イヴリース「いだい、いだい、ぬいでええええ!」

    必死で抵抗したイヴリースだったがすべてが無駄だと悟ると、やがて大人しくなり…

    イヴリース「アハッ♥だんなさま…もっとくださいな…♥」

    全てを受け入れてしまった。

    ディアボロスは新たな花嫁を手に入れ、ご満悦だ。


    一方俺たちは。

    冥神「良くやってくれたな。勿論皆、元の世界に…と言いたいがすぐにはちょっと難しい、そうだな、3週間位は、こちらにいて貰うぞ。」

    ということで、3週間、こっちにいることになった。

  • 190二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 13:22:14

    >>189

    了「三週間か。まあ、丁度いい息抜きにはなるだろうな。」

    頼光「まあ、もう少しゆっくり、お互いのことを知れるしな。」

    すると、「ひゃああああああ!」

    歌織の悲鳴が聞こえた。了と頼光が駆けつけると、そこにあったのは無数の駒だった。しかし、デミウルギアで見たものとは違い、「聖域」の駒達は、柔らかい笑みを浮かべていた。

    頼光「だ、大丈夫ですか、歌織さん!」

  • 191二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 14:14:59

    >>190

    アイ「ああ…これはですね…」

    アイが歌織に詳しく説明した。それを聞いた彼女は

    歌織「まあ…納得できるけど…やっぱちょっと…」

    と複雑そうな表情だった。

    鏡シトリス「ただ最近は余程のことがない限りしませんよ。増えすぎてもお金がかかりますし、管理が大変なんですよねー。」

    頼光「…神様も大変なんだなー。」

    ハスキー「皆さんが元の世界に帰るまでですが、流石に神殿は男子禁制ですので、街の方に宿を予約させていただきました。どうぞそちらでゆっくりなさって下さい。お代はご主人様が直々にご用意されるとの事ですのでご安心を。」

    冥神「えっ、私初めて聞いたよ。」

    鏡シトリス「まあ、良いじゃないですか。それでは、どうぞごゆっくり。」

    冥神「アッ、ワタシノヘソクリガナイ!」

  • 192二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 14:49:29

    >>191

    宿に着いた了と頼光。街でも中々の規模の宿に泊まることになったのだ。

    頼光「しかし、まさか一等地の宿に泊まれるとはな。」

    了「ああ、道理であの神様がちょっと青ざめたわけだ。」

    頼光と了は、同じ部屋に泊まっていた。そして、あの部屋のことを思いだし、急に悶々としていた。

    頼光「ところで、さっきのあの駒の部屋。あれは凄まじかったな。」

  • 193二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 15:19:02

    >>192

    冴刃「…あれはどうも侵入者らしいな、まあ、聖域と言われるような場所に入る罰当たりだ。あんな目に会うのも当然だろう。まあ、ドラゴンメイドは力を抑える為に敢えて肉体を封印したらしいが…」

    ?「ここにいたのね、入るわよ!」

    中にカオス・ウイッチがズカズカと入ってきた。

    冴刃「…俺は、ちょっと外の風にあたってくるとするか。

    じゃ、お二人さん、ごゆっくりー。」

    頼光「ちょっ!冴刃さん!」

    カオス・ウイッチ「あんなの神殿で見せられちゃわたしも悶々するわよ!ちょっと付き合いなさい!」

    カオス・ウイッチは強引に俺を押し倒すと服を脱がし始めた。

  • 194二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 15:22:27

    >>193

    頼光「ちょっ!?お、俺まだ学生なんすけど!」

    カオス・ウィッチ「安心なさい。ちゃんと過激はするから♥️」

    頼光は、学生であることと、時期にもとの世界に戻らないと行けないため、生でする事はしなかった。だが、異世界で筆下ろしという、あまりにも奇想天外な体験を受けることになる。

  • 195二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 15:49:41

    >>194

    頼光「ウッキツイ…」

    カオス・ウイッチ「アンッ♥初めてにしては、いいッ♥」

    カオスウィッチが激しく腰を動かす。

    カオス・ウイッチ「アンッ♥ご無沙汰だったから、気持ちいいッ♥」

    頼光「ウッ、おれ、もう…」

    カオス・ウイッチ「わたしもッもう♥」

    頼光「アアッ、出るッ」

    カオス・ウイッチ「アアッ♥イックウウウッ♥」

    頼光「ハアッ…ハアッ…」

    カオス・ウイッチ「ンッ♥、良かったわ♥、スッキリした♥」


    それからは、暫くこの世界を見て回った。

    トリックスターのショーを見たり。

    店で食事をしてたら、ロプトルさんとアレイスターさんが酔っ払って、口論が始まって、大変な目にあったり。

    女性陣どデュエルして、負けた挙げ句、色々奢らされたり、楽しい日々を過ごした。

    そして、別れの日が来た。

  • 196二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 16:02:27

    >>195

    水使い「勇者の皆様方。短い間でしたが、我等に協力頂き、誠にありがとうございます。あなた達の運命の旅路に、これからも幸多からんことを」

    了、頼光、歌織、佳奈恵の4人は、「聖域」の入り口にいた。これから彼等は、アラメシアの儀によって、もとの世界へと戻る。

  • 197二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 16:18:01

    >>196

    冥神「困難な中、良くぞ役目を果たした。お主達の世界に戻れば、この世界の記憶は失われるが、この世界で語り継がれるだろう。」

    カオス・ウイッチ「あなたたちとの冒険、楽しかったわ。ハンディーレディの事は任せて!また元気になったら、一緒に冒険でもするわよ。」

    アイ「皆さんの事は忘れません。ほんとうは皆さんにこの世界に残ってもらいたかったのですが…」

    ハスキー「アイさん、泣かないで下さい。皆さんには皆さんの世界があり、生活と待っている人達がいるのですから。」


    頼光「皆、ありがとう。」

    歌織「貴重な経験ができたわ。…忘れてしまうのが悲しいけど…」

    古賀「みなざんどもっどいっじょにいだかっだでずうー」

    冴刃「古賀さん、そんなに泣かなくても…だが、面白い経験ができた。歌織さんと同じ様に忘れてしまうのが残念だ…」

    水遣い「それでは時間です。皆さん行きますよ。」

    水遣いがアラメシアの儀に刻まれた呪文を詠唱すると、魔法陣が浮かび上がり、俺は…

    頼光「あれ?俺はなんでこんなとこに寝てんだ?」

    トンネルの前にいた。

  • 198二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 17:43:23

    それからはいつも通りの生活だった。
    高校に行って、勉強して、友達と遊んで…
    ただ、ふと、デッキを見ると、異世界に行っていたような錯覚に陥るのだ。
    多分夢だろうとは思うが…

  • 199二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 18:12:42

    >>198

    そして、休日。俺はいつもの行きつけの店に行く。理由は一つ。店舗交流会に参加するためだ。今回はチーム戦となっている。

    歌織「あ、頼光さん。あなたも参加するんですね。」

    頼光「ああ。俺のイビルツインスプライトが何処まで通じるか、試してみたくて。」

    了「しかし、集まった面子がこの4人とは、奇妙な縁だな。」

    佳奈恵「そうですねぇ。折角ですし、チーム・アラメシア、何てどうでしょうか?」

  • 200二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 18:16:27

    >>199

    店員「それでは皆さん、始めて下さい。」

    頼光・歌織・古賀・冴刃「「「「デュエル!」」」」

    (終)

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