【超閲覧注意】TRPG永い後日談のネク祓ったれ本舗天元ピンチャンロニカ

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:49:43

    ※『永い後日談のネクロニカ』というTRPG作品をNC羂索、PC五条夏油髙羽天元4名でやっていくスレとなります。
    ※どんな時空なのかは不明ですがとりあえず全員生きてます。
    ※こちらR-15作品となり、該当のエログロ描写がある作品ですが、今回のシナリオはほのぼの系&規約に引っかからないようなるべくマイルドに描写するつもりです。
    ※ダイス次第でキャラクターの殺し愛や雑多なCP描写がされることがございますのでご注意下さい。

    シナリオ名『ルクナウト』 くまさん氏作

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:50:26

    ネクロニカか、いいね
    私もネクロニカをやるならNCは私にした方がいいと思うよ

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:57:40

    羂索「ようこそ。ここは永い後日談のネクロニカのセッションをしないと出られない領域だよ」
    髙羽「どんな領域!?用途が限定的過ぎるだろ!!」
    五条「ツッコミお疲れ様~」
    夏油「さっさと条件を満たして脱出しよう」
    髙羽「え〜!!なんでみんなそんな冷静なの!?」
    夏油「長年呪術に関わっていると、突発的なあれこれに巻き込まれるのに慣れてしまうんですよ」
    天元「ふむ。結界……とはまた違った絡繰りでできている部屋のようだね」
    「「「……。」」
    天元「?」
    「「「誰!?」」」
    天元「この姿では分からないか。まずは自己紹介から始めた方がよさそうだね」

    羂索「……あっちで騒いでいる馬鹿どもは置いておいて、軽く『永い後日談のネクロニカ』について説明しようかな」

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:03:13

    羂索「『永い後日談のネクロニカ』は人類が戦争で無茶苦茶やって地球環境は崩壊し文明と呼べるものが壊滅してしばらく経った未来を描いたゲームだよ。
    プレイヤーは「ドール」と呼ばれる存在……細かい説明を省くとわずかな記憶と武器に異形の体を持たされた少女姿のゾンビになって、仲間である「姉妹」と共に滅んだ世界を旅しながら、自分たちの失われた記憶を取り戻すことを目的とする。
    そして相対するゲームマスターは彼らを作り出した「ネクロマンサー」、NCとなって彼ら「で」遊ぶ……苦しんだり喜んだりして右往左往するさまを眺めるのを娯楽とし、時に手助けし時に翻弄しながら旅を導いてやるのが役割になるね。
    ちなみに今回は天元以外むさ苦しい男だからNCはNCだけど一部用語を姉妹は仲間とか、そういう感じに言い換えるよ」
    羂索「ま、細かい事は実践しながら話すさ。もっと詳しい話を知りたいならば基本ルールブックや各種サプリを見るといい。純粋に読み物としても面白いからさ。密林でもまだギリギリ売ってるよ。ちなみに今回ドール作成に使うのは基本のルールブックだけだから悪しからず」

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:08:40

    五条「オマエそんな見た目してたのか」

    天元「いいや?色々あって今は親指みたいな見た目になっている筈なんだけど」

    夏油「お、親指?」

    夏油(……こうも自然体でいられると毒気を抜かれるというか……深く考えないようにしよう)

    髙羽「人間って親指みたいな見た目になるんだなぁ」

    天元「数百年経って進化すればね」

    羂索「というわけで君らのドール作ってくから!さっさと集合!」

    髙羽「ほんっと自由だなオマエ……」

    羂索「まずは記憶のカケラから振ってもらおうか。100面ダイスを2個振りな。君たちのお人形さんの過去に繋がる大切な手がかりだよ。それにこの記憶のカケラの文だけ対話判」

    五条「はぁ〜。コイツの言う事聞くの、いちいち癪に障るわ〜。【dice2d100=8 17 (25) 】」

    夏油「まあまあ、従わなきゃ出られない訳だし。色々やるのは出た後にしよう【dice2d100=43 28 (71) 】」

    羂索「あのさぁっ、話の途中なんだけど?……仕方ない。長くなりそうだったからまあ許してあげよう。被ったら振り直せよ」

    五条(やっぱムカつく〜)

    天元「賽を振るのかい?【dice2d100=81 22 (103) 】」

    髙羽「うう、何かアウェイ感あるぜ……たすけて羂索……と思ったけど敵だった!【dice2d100=57 51 (108) 】」

    羂索「NCは試練をふっかける敵でもあるし寵愛を施す味方でもあるのさ。精々振り回されるといい」

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:21:24

    五条「8番は【笑顔】、17番は【炎】ね。……ピロフィリアかこいつ?」
    夏油「43番【ふとん】と28番【愛犬】。うん、どちらも平和な記憶だね。ふとんで愛犬と昼寝でもした日があったのかな」
    天元「81は【お茶会】22は【星空】。私も平和な記憶だったよ」
    髙羽「57番は……【双子】!?お、俺に双子かぁ。どんな奴なんだろ。51番は【図書館】。俺は本が好きな奴だったみたいだな」
    羂索「うーん、五条以外刺激のない記憶のカケラだなぁ。嗚呼でも過去が幸せだからこそ、現在とのギャップに苦しむというのもまた刺激的ではあるか」
    髙羽「趣味悪ぃなオイ!」
    羂索「NCだからね。今回は小手調べで平和なセッションをする予定だけど」
    五条「……えっ、次あるとかマジ?」
    羂索「NCの気が向いたらね〜」

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:22:57

    羂索「記憶のカケラを手に入れたなら次は暗示。過去の己がどうなったかの予感めいたものだね」

    五条「ダイスこれだったっけ?【dice1d10=1 (1) 】」

    夏油「うん、その10面ダイス1個で合ってるよ【dice1d10=8 (8) 】」

    髙羽「ダイスっていろんな種類あるなぁ。おお、3面しかないのもある!【dice1d10=2 (2) 】」

    天元「暗示は全部で破局、絶望、陥穽、人形、罪人、喪失、渇望、反転、希望、幸福の10つだったね。はてさてどうなるか……【dice1d10=2 (2) 】」

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:30:10

    五条「【破局】。惨劇、悪意、裏切りねぇ……ゼッテー自分ちかなんか燃やしただろ、俺」

    夏油「……【反転】この私は過去の私とはまるで別人なのか。ふむ」

    髙羽「ぜ、【絶望】……でも天元様とお揃いだな!」

    五条「嫌なお揃い過ぎるだろ」

    天元「伊達に戦争で滅んだ世界ではないということだね」

    羂索「ふーん……なるほどね。どんどん行くよ。次はポジションだ!君たちチームのチーム内での役割を割り当てるのさ。ちなみに被りは推奨しない」

    髙羽「あ、俺【dice1d6=1 (1) 】やりたいぞ!」

    五条「んー、【dice1d6=5 (5) 】」

    夏油「私は【dice1d6=6 (6) 】、かな」

    天元「何でも……といかないならば【dice1d6=2 (2) 】を選ぼうか」


    ※1.アリス、2.ホリック、3.オートマトン、4.ジャンク、5.コート、6.ソロリティ

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:39:41

    五条「【アリス】って面かよオッサン!!」
    髙羽「だ、だってここに『心をつなぐムードメーカー』って書いてあるもん!ムードメーカーやりたいもん!」
    夏油「おいおい悟、そういう君も【コート】って性格じゃないでしょ。【ホリック】、精々【ジャンク】だろ。まあ君が参謀でも【ソロリティ】の私がなんとかするけどさ」
    羂索「はぁ。君の何が【ホリック】なんだよ……」
    天元「?この子の役割の話だろう?平和な世界からこんな残酷な世界に放り込まれるんだ。並の人間なら狂気に逃避するのではないかと思ったのだけれど」
    羂索「あっそ。まあとりあえず被りはないから次行くよ」
    髙羽「許された!」

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:42:53

    羂索「次はクラスだけど」

    五条「俺あれやりたい、サイケデリック!」

    羂索「初心者どもなんだから背伸びしないで大人しく基本のルールブックから選びなよ。どーせ使いこなせないんだから。」

    五条「は?」

    夏油「まあまあ、私はとりあえずメインクラスに【dice1d6=6 (6) 】かな」

    髙羽「俺は【dice1d6=6 (6) 】!」

    天元「【dice1d6=2 (2) 】はどうだろうか?」

    髙羽「いいと思うッス!」

    羂索「あと、一人はステーシーの「庇う」を取って盾役を作ることを推奨するよ」

    髙羽「ほぼ決まったタイミングで言い出すなよ……」

    羂索「サブクラスもあるからね」

    五条「…………【dice1d6=4 (4) 】」

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:43:58

    >>10

    ※1.ステーシー、2.タナトス、3.ゴシック、4.レクイエム、5.バロック、6.ロマネスク

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:54:07

    天元「さて【タナトス】に何を組み合わせようか」
    夏油「悟……」
    五条「似合わないとか言ったら蒼ぶちかますから」
    夏油「いや【コート】に【レクイエム】とは中々堅実な組み合わせをするじゃないかと思っただけだよ」
    五条「傑は【ロマネスク】?あれか、メタルグレイモン派か?」
    夏油「デジモン引きずり過ぎだよ」
    髙羽「サブはどうすっかな〜。メインが【ロマネスク】だから【タナトス】とか?でも羂索の言ってた通り庇い役欲しいよな。うーん」

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 20:04:34

    夏油「妨害スキルが豊富な【ロマネスク】である私か髙羽さんのどちらかが盾役になりましょうか」

    髙羽「そうだな!どうせならダイスに決めてもらおうぜ!」

    夏油「そうしましょうか丁なら髙羽さん半なら私で【dice1d6=4 (4) 】」

    髙羽「おっ今時丁半式は渋いねぇ!張った張った!」

    五条「サブスキルは……【dice1d3=】でいっか。天元サマはどうすんの」

    ※1.ステーシー、2.タナトス、3.レクイエム

    天元「何を選んでもそれなりに戦えそうだから迷うね。【dice1d6=】にしようか」

    ※1.ステーシー、2.タナトス、3.ゴシック、4.レクイエム、5.バロック、6.ロマネスク

    羂索「さっさと決めてよ、暇なんだけど」

    五条「暇過ぎて枯れてろ雑巾」

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 20:05:24

    >>13

    五条【dice1d3=1 (1)

    天元【dice1d6=4 (4)

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 20:21:45

    五条「俺が【レクイエム/ステーシー】」

    夏油「私は【ロマネスク/【dice1d4=1 (1) 】にしようかな」

    ※1.タナトス、2.ゴシック、3.バロック、4.ロマネスク

    髙羽「で、俺が【ロマネスク/ステーシー】!」

    天元「【タナトス/レクイエム】にしたよ」

    羂索「ポジション・クラスどっちも決まった訳だしスキルを決めていくよ」

    髙羽「偶数だったから俺が庇い役だぞ!ステーシーのスキルは【庇う】を取るぞ!」

    羂索「それは分かったからまずはポジションのスキルから決めなよアリスちゃん」

    髙羽「はぁい【dice1d5=5 (5) 】……ってアリスちゃんは流石に止めてくれ!通報されちゃう!」

    1.少女、2.お姫様、3.癒し、4.楽園の天使、5.負けない心

    天元「よいしょ【dice1d5=5 (5) 】」

    1.加速する狂気、2.業怒、3.衝動、4.奈落の引力、5.修羅

    夏油「なるほど、ソロリティにも対話判定に関するスキルがあるんだ【dice1d5=4 (4) 】」

    1.号令、2.内緒話、3.克己心、4.優雅、5.花園の集い

    五条「このTRPGだと対話が重要なんだっけか【dice1d5=1 (1) 】」

    1.助言、2.作戦、3.冷静、4.先読み、5.看破

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 20:36:29

    羂索「そうだね、例えば今天元が取ったホリックのスキル【修羅】。これは支援3……サイコロの出目に+3加える強力な効果を持っているんだ」
    髙羽「スゲー!最強じゃん!」
    五条「俺が取った【助言】もノーコストで支援1か妨害1……敵の出目を1低くする地味にスゲースキルだぞー」
    羂索「ただし【修羅】を使うためには【狂気点】、あとで説明するけど……簡単に言えば貯まりきったらキャラがロストする点だね。を1増やさないといけないんだ」
    五条「コストがデケーな」
    羂索「そう。で、その狂気点を回復する手段が【対話判定】……つまりは平和的なお話ってやつさ。夏油が取った【優雅】は自分が狂気点を増やして賽を振り直す時に対話判定の機会を設けるスキル、髙羽が取ったスキル【負けない心】は対話判定の目に常に+1して成功させやすくするスキルだね」
    天元「会話は意味がないものであろうと心を温める大切なものということだね」
    羂索「はぁ」
    髙羽「……えっと、結局誰がどのスキル持ちなんだっけ。俺が【負けない心】」
    夏油「私は【優雅】」
    五条「俺【助言】〜」
    天元「私が【修羅】だね」

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 20:51:57

    羂索「じゃあ残りのスキルちゃっちゃと決めちゃってー」

    髙羽「人が一生懸命考えているところに何て適当な態度だ」

    羂索「早く苦しむところ見せてー」

    夏油「しかも動機が邪悪」

    五条「まあ放っとくと変なことしそうなのは確かか。じゃ、一気に決めるわ【dice2d5=2 2 (4) 】ステーシーのは庇う抜いて考えるか。じゃあ【dice1d4=2 (2) 】」

    天元「【dice2d5=1 3 (4) 】、そしてレクイエムのスキルは役割被りがないように銃関連以外のスキルから選ぼうか……【dice1d2=2 (2) 】にしよう」

    夏油「よし【dice2d5=4 2 (6) 】【dice1d5=1 (1) 】だ」

    髙羽「え、ええー。みんな決めるの早いな!うーん……【dice2d5=4 5 (9) 】で、ステーシーのスキルで【庇う】取る!」



    ステーシー:1.平気、2.死に続け、3.庇う、4.肉の盾、5.失敗作

    タナトス:1.死神、2.災禍、3.殺劇、4.刹那、5.必中

    レクイエム:1.銃神、2.死の手、3.子守唄、4.銃型、5.集中

    ロマネスク:1.円舞曲、2.死の舞踏、3.調律、4.愛撫、5.時計仕掛け


    ※被りがあったら+1

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:01:50

    羂索「はーい、取ったスキル発表して〜」

    五条「コートから【助言】、レクイエムから【死の手】【子守唄】で、ステーシーからは【死に続け】だな」

    夏油「ソロリティから【優雅】、ロマネスクからは【愛撫】【死の舞踏】、タナトスからは【死神】を取ったよ」

    五条「愛撫とかエロじゃん!」

    夏油「行動不能スキルは強いんだよ。おぼっちゃまには早かったかな?」

    髙羽「あー!あー!俺はアリスの【負けない心】、ロマネスクは【円舞曲】【時計仕掛け】で、ステーシーで言ってた通り【庇う】を取ったぞっ」

    天元「【修羅】【災禍】【殺劇】【集中】だよ」

    髙羽「シンプルな紹介だなぁ」

    羂索「あっ。そういえば、クラスに付いている強化値とは別に1ポイント自由に振り分けられるんだけれど、どれに入れる?」

    五条「今?どーせ忘れてただろ。まあ【dice1d3=1 (1) 】っしょ」

    羂索(無視)

    天元「【dice1d3=1 (1) 】かな」

    髙羽「【dice1d3=2 (2) 】に振るぜ!」

    夏油「【dice1d3=1 (1) 】ですね。面白そうなパーツがありますし」


    ※1.武装、2.変異、3.改造

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:04:08

    怒涛の武装草

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:11:47

    羂索「どいつもこいつも攻撃的だね。髙羽くらいだよ変化球。で、君ら武装、変異、改造の数いくつになった?」
    五条「武装4、変異1、改造0」
    夏油「武装2、変異0、改造3」
    髙羽「武装1、変異2、改造2……俺も武装に振っといた方が良かったか……?」
    天元「心のままにに選べばいいと思うよ。武装4、変異0、改造1」
    羂索「はい。じゃ、強化パーツを取得していく訳だけど、画面のそっちの君たちはこいつらに取得して欲しいパーツとかあったりするワケ?やぶれひまくとか、エンバーミングなんかのさ。まあやぶれひまくはみんな変異の値足りなくて無理だけど。こんな感じのパーツある?でもいいよ。あるんなら今から30分くらい休憩するから書き込んでって」
    五条「空中に話しかけてやがる、オッエー!」
    髙羽「羂索そういうとこあるよな」
    天元「ちょっと変わったところもある子だからね」
    夏油「絶対ちょっとではないと思いますが」

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:25:06

    三節棍みたいなのあるんだったら夏油に持たせたいな

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:29:05

    五条にあるびのが欲しい()

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:41:28

    こいつら戦うとき術式ばっかか素手だから再現は難しいな……普通に強くするならどうするかって話しかできない
    五条は【子守唄】持ってるから射撃系として【狙撃ライフル】や【ショットガン】が出目+1だから【子守唄】の出目-1もカバーできるから良いのかな?武装3は【対戦車ライフル】でも【アンデッド】でも良いと思うけど、前者なら【カンフー】と【しんぞうかしっぽ】取らないと行動値的に辛そう
    夏油は改造3あって【死神】なら【パイルバンカー】あると強そう。天元様が火力出やすいタイプだから【発勁】とか【鉄球鎖】でいっそのこと妨害寄りでも良いのかも
    天元様は大成功しやすそうだからさらにそっちを伸ばす出目+1持ちの【ジョギリ】や【名刀】に行くか連撃狙って【芝刈機】も面白そう……
    高羽は盾役たがらひたすら防御寄りだよな【アーマースキン】とか【サイボーグ】とか【うろこ】とかかな防御パーツ取ってて欲しい……

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:50:07

    >>23

    こうだったら強いのかっていう話しかしてないし長いのであれなら全無視でも大丈夫です

    ネクロニカスレなのが嬉しくてつい……すみません

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 22:04:06

    羂索「や、戻ったよ。画面のそっちの君たちは意見をありがとう。非常に見応えのあるものもあって面白かったよ。とりあえずNC権限で五条悟は強制【あるびの】習得ね。破ったらハリセンボンのーます」
    五条「早々なんなんだよ!ケッ、はいはい分かりましたよっと……まあまあ便利そうじゃん。【子守唄】の補助に使えそう」
    髙羽「針千本……何か違う気がするのは気のせいか……?」
    羂索「夏油傑はどうしようか……三節棍は無いからな……【カンフー】【発勁】【鉄球鎖】辺りがお茶を濁せそうかな……」
    夏油「私にも強制習得枠があるのか……」
    羂索「というかみんなあるよ。そうしないと君ら頓珍漢な構成しそうだし」
    髙羽「何をー!頓珍漢じゃ悪いかー!」
    天元「悪くはないけど良くもないね」

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 22:23:44

    羂索「とりあえず全員行動値増やすパーツ一つは取って。手数は多けりゃ多いほどいいからね」

    五条「じゃあ俺【カンフー】も強制習得じゃねぇか!」

    羂索「ククク、そうなるねぇ」

    五条「はぁ……最初から行動値増やそうと思ってたから良いけど、マジで癪に障るな」

    夏油「じゃあ私は【dice1d3=2 (2) 】かな」

    1.カンフー、2.アドレナリン、3.リフレックス

    リフレックスの場合部位dice1d4=3 (3)

    1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

    髙羽「武装はとっときたいから変異か改造から……【dice1d5=1 (1) 】で!」

    1.しんぞう、2.しっぽ、3.けもみみ、4.アドレナリン、5.リフレックス

    リフレックスの場合部位dice1d4=4 (4)

    1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

    天元「候補ひとつ目は【カンフー】、ふたつ目は【アドレナリン】か。では【dice1d2=2 (2) 】にしようかな」

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 22:52:39

    羂索「髙羽、君さぁ」

    髙羽「ギクッ」

    羂索「そこは【しっぽ】か【けもみみ】いっとくところだろ!?何ぁにひよってんのさ!」

    髙羽「ごめんて!ごめんて!」

    天元(何を揉めているんだろう……?)

    五条「アホどもはほっとこーぜ。……んー、とりま安定した攻撃手段は用意しときたいな。【狙撃ライフル】か【ショットガン】、どっちかは欲しい。うーん……【dice1d4=3 (3) 】」

    1.狙撃ライフル、2.ショットガン、3.どっちもいくか!!!、4.男は黙って威力追求!!!対戦車ライフルは外せないな!!!

    天元「ふむ……私はスキルの関係で、成功率を高めた上でそれを全体攻撃にもできる可能性があるのか。一発の威力が高い白兵武器が一つは欲しいね。【ジョギリ】に【芝刈り機】……射程が少し広いから他人を巻き込みにくくなる上に副次効果もある【単分子繊維】【空飛ぶギロチン】も捨てがたい。さて……【dice1d5=4 (4) 】」

    1.ジョギリ、2.芝刈り機、3.単分子繊維、4.空飛ぶギロチン、5.決められないから両方一つずつ取ろう

    5になった場合

    1.ジョギリ+単分子繊維、2.芝刈り機+単分子繊維、3.ジョギリ+空飛ぶギロチン、4.芝刈り機+空飛ぶギロチン

    髙羽「やっと開放された。とりあえず防御パーツ取らないとな……ええと、【アーマースキン 】か【スチールボーン】は取っとくか。じゃあ【dice1d2=2 (2) 】で」

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:24:33

    夏油(天元様はとりあえず【空飛ぶギロチン】を取ったか。攻撃に関しては大体なんでもできる人になりそうだな……。では私は攻撃は最低限にして、妨害や支援を中心に立ち回ろうかな。)

    夏油「とりあえず支援か妨害効果のあるパーツを1つ取ろう。【dice1d4=4 (4) 】」

    1.テンタクル、2.エンバーミング、3.マニピュレーター、4.アームバイス

    天元「次はどうするか。ふむ……【dice1d5=5 (5) 】」

    1.コストが低くて成功しやすい【名刀】か【仕込みブーツ】を取ろうかな、2.威力を高める【有刺鉄線】を取ろう、3.前線に出るから【合金トランク】を取ろうか、4.……【ジョギリ】、【芝刈り機】……やっぱり欲しいな、5.【ランチャー】……か

    2か4が出た場合【dice1d2=1 (1)

    五条「よっし!銃二丁持ち!さーて【dice1d3=1 (1) 】」

    1.念の為【合金トランク】でも取っとくか、2.近付いて来た奴対策で【発勁】だな、3.銃もう一丁!!!!

    髙羽「何か五条くんテンション高いなぁ。俺はどうしよっかな【dice1d4=4 (4) 】」

    1.武器でもとるか〜、2.【アーマースキン】も取ろうかな、3.改造3のパーツどれにすっかな、4.【けもみみ】……とるかぁ……

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:26:09

    髙羽は流石やね

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:30:24

    (武装が4で武装レベル3の空飛ぶギロチンをとっているから同じ武装レベル3のランチャーはとれないと思います……)

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:05:49

    五条「俺は全部スキル埋まったぜ〜」

    夏油「早いね悟。私も早く決めないと……とりあえず最後の改造パーツを取ろうか【dice1d3=3 (3) 】」

    1.後衛を守れる【テンタクル】だね、2.【アームバイス】を活かせる【リフレックス】かな 3.【ボイスエフェクト】で少しでも狂気点を減らせそうな機会を作ろう

    リフレックスの場合部位dice1d4=3 (3)

    1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

    天元「ランチャー欲しいな、爆発もするしね。でも空飛ぶギロチン取ってるから駄目だね。ううん……。【dice1d3=1 (1) 】」

    羂索(何考えてるんだこの木野郎……。画面のそっちの君はありがとう。危なかったよ)

    1.威力を高める【有刺鉄線】を取ろうか、2.手数を増やすために【カンフー】かな、3.よし。【空飛ぶギロチン】と【ランチャー】交換しようっと

    髙羽「【けもみみ】取ったのに羂索に無視される!ぴえん!めげずにパーツ考えるぜ!【時計仕掛け】のやつ以外の残りの改造パーツ取るぞ!【dice1d4=4 (4) 】」

    1.【リミッター】でピンチをチャンスにっ、2.【アーマースキン】も取っとくぞ、3.【スチールボーン】使える回数増やせる【リフレックス】だな、4.【ゾンビボム】!?なんて面白そうなんだ!!!

    リフレックスの場合部位dice1d4=2 (2)

    1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:22:49

    夏油「残りは武装か。一つは武器を持っておきたいところだけれど……。【dice1d8=8 (8) 】」

    1.日本刀、2.釘バット、3.チェーンソー、4.バール、5.斧、6.肉切り包丁、7.仕込みブーツ、8.鉄球鎖

    天元「有刺鉄線の位置は【dice1d4=4 (4) 】にしよう。あとは【カンフー】ともう一つ武器を取ろうか。切断と転倒はあるから【dice1d4=2 (2) 】にしよう」

    1.釘バット、2.バール、3.斧、4.肉切り包丁

    髙羽「ゾンビボムの位置は任意かぁ。よし!腕につけたろ!で、武器はどうすっかな〜【dice1d6=3 (3) 】」

    1.日本刀、2.釘バット、3.チェーンソー、4.バール、5.斧、6.肉切り包丁

    羂索「何それウケるんですけど」(やめときなよ、盾役の装備じゃないからそれ……)

    五条「本音と建前が逆になってんだよ縫い目野郎」

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:46:08

    髙羽「【時計仕掛け】で取るパーツは……まあ【dice1d2=2 (2) 】だよなぁ……1個ふざけたパーツ取っちまったから真面目に防御しねぇと」

    1.常に切断無効の【オートセパレート】、2.コスト0で防御2の【サイボーグ】

    羂索「強化パーツはみんな取れたね?じゃあ宝物を決めるからササッと賽振って〜」

    五条「ハァ〜。待ちくたびれたんだけど?【dice1d10=1 (1) 】【dice1d4=4 (4) 】」

    夏油「君が軽く決め過ぎなだけだよ、何勢いで銃決めてるのさ。武装3の武器も取れたのにもったいない【dice1d10=2 (2) 】【dice1d4=1 (1) 】」

    髙羽「まあまあまあまあ、人間合理だけじゃ動きゃしねぇってもんよ!【dice1d10=6 (6) 】【dice1d4=1 (1) 】」

    天元(流石盾役なのにゾンビボムを取った子だ【dice1d10=5 (5) 】【dice1d4=2 (2) 】)



    ※1.写真、2.本、3.小さなアンデッド、4.壊れた部品、5.手鏡、6.人形、7.ぬいぐるみ、8.アクセサリー、9.バスケット、10.かわいい衣装

    ※1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 01:03:46

    五条「おい傑」

    夏油「な、なんだい悟?」

    五条「……本を!頭装備は!流石に無理があるだろ!?」

    夏油「頭がパーツ多くてたからもの守りやすい位置なんだよ」(こう、ほら、バランスゲームみたいな感じで頭に乗っけてるんだよ。髙羽さんだって人形頭に乗っけてるだろう?)

    羂索「却下」

    夏油「くすん【dice1d3=1 (1) 】」

    ※1.腕、3.胴、4.脚

    髙羽(クソッ俺より面白いことしやがって!このロン毛!今に見てなさいっ)

    天元「ちなみに初期配置はどうすればいい?射程が短いなら煉獄がいいと書かれているんだが」

    羂索「まあ射撃持ちの五条以外は煉獄をオススメするよ。で、どうする?」

    五条「花園〜」

    羂索「じゃあ五条を花園にハブって後は煉獄ね」

    髙羽「仲間外れは駄目だぜ羂索!!」

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 01:13:12

    羂索「ではみんなお待ちかね、未練表を振っていこうじゃないか!!!」

    髙羽「わーぱちぱち!……なんでそんなテンション高いんだこの人?」

    夏油「演技に四苦八苦するさまを嘲笑いたいんだろうね。特にこの【恋心】とか」

    髙羽「……。……!?!?も、もとのゲームって女の子同士で冒険する話だよな!?え、え!?」

    天元「愛に性別は関係しないらしいよ」

    夏油「異性愛者だろうが突然同性を好きになったりすることも、極限の環境ならまああり得るだろうね」

    五条「やーいやーい時代遅れ!」

    髙羽「お、俺がおかしいの?」

    羂索「じゃ、回してもらおうか!運命の賽をね!」



    ★五条悟

    【夏油】への【dice1d10=3 (3)

    【髙羽】への【dice1d10=8 (8)

    【天元】への【dice1d10=3 (3)


    ★夏油傑

    【五条】への【dice1d10=5 (5)

    【髙羽】への【dice1d10=4 (4)

    【天元】への【dice1d10=1 (1)


    ★髙羽文彦

    【五条】への【dice1d10=10 (10)

    【夏油】への【dice1d10=6 (6)

    【天元】への【dice1d10=6 (6)


    ★天元

    【五条】への【dice1d10=7 (7)

    【夏油】への【dice1d10=2 (2)

    【髙羽】への【dice1d10=8 (8)

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 01:21:33

    ★五条悟

    【夏油】への【dice1d10=依存 】

    【髙羽】への【dice1d10=保護】

    【天元】への【dice1d10=依存 】


    ★夏油傑

    【五条】への【dice1d10=恋心 】

    【髙羽】への【dice1d10=執着】

    【天元】への【dice1d10=嫌悪】


    ★髙羽文彦

    【五条】への【dice1d10=信頼 】

    【夏油】への【dice1d10=対抗】

    【天元】への【dice1d10=対抗】


    ★天元

    【五条】への【dice1d10=友情】

    【夏油】への【dice1d10=独占】

    【髙羽】への【dice1d10=保護 】



    五条「あっ」

    夏油「あっ」

    羂索「ぎゃははははははははははは!!!!」

    髙羽「笑うなーーー!!!人のー!恋路をー!笑うなーーーーッ!!!」

    夏油「……叫ばれる方が恥ずかしいので止めてもらえます?」

    髙羽「ア、ハイ。スイマセン」

    天元「夏油→五条に【恋路】が出てるね」

    羂索「ゲラゲラゲラゲラゲラ」

    五条「他人事なら笑えたんだけどなぁ。自分事だから笑えねー……」

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 02:10:04

    名前:五条悟
    享年:29歳
    暗示:破局
    ポジション:コート
    メインクラス/サブクラス:レクイエム/ステーシー
    武装4 変異1 改造0
    記憶のカケラ:【笑顔】【8番】、【炎】【17番】
    スキル:【助言】、【死の手】、【子守唄】、【死に続け】
    未練:
    【たからもの】への【依存】
    【夏油】への【依存 】
    【髙羽】への【保護】
    【天元】への【依存 】
    最大行動値:6+4=10
    初期配置:花園
    強化パーツ:【カンフー】、【狙撃ライフル】、【ショットガン】、【合金トランク】、【あるびの】、【写真】(たからもの)

    さて、この世界でも君は最強足り得るのか?特等席から観覧させて貰おうかな。
    その【あるびの】の目立つ色彩は敵も味方も惹き付けるだろうが、敵は【合金トランク】で弾き返して【カンフー】で翻弄してやるといい。
    そうしたら、そのうち【助言】を贈ってやった味方が返り討ちにしてくれるだろうね。
    君自身が戦うなら【狙撃ライフル】と【ショットガン】、二丁の銃を使い分けるといいよ。君の【死の手】で【死に続け】仲間の死肉どもに【子守唄】を歌ってやるといいさ。

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 02:23:10

    名前:夏油傑
    享年:27歳
    暗示:反転
    ポジション:ソロリティ
    メインクラス/サブクラス:ロマネスク/タナトス
    武装2 変異0 改造3
    記憶のカケラ:【ふとん】【愛犬】
    スキル:
    【優雅】【愛撫】【死の舞踏】【死神】
    未練:
    【たからもの】への【依存】
    【五条】への【恋心 】
    【髙羽】への【執着】
    【天元】への【嫌悪】
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:
    【アドレナリン】【ボイスエフェクト】【カンフー】【オート】【アームバイス】【鉄球鎖】【本】(たからもの)

    くくく、元気そうで何よりだ。
    【優雅】な【死の舞踏】を舞ったかと思えば力強い【カンフー】の動きも見せる君に、誰もが釘付けになるだろうさ。
    そうして【死神】の【愛撫】に夢中になった馬鹿な猿どもには【アドレナリン】全開で【鉄球鎖】をぶち込んでやるといい。
    あっちじゃ絶望して壊れた君だけど、こっちはみんなのリーダーとして活躍してくれるかな?
    その差し伸べる手を物理的に力強くしてくれる【アームバイス】と声を届ける【ボイスエフェクト】で、精々仲間を奈落に引っ張りこまれないよう足掻きなよ!

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 02:41:04

    名前:髙羽史彦
    享年:35歳
    暗示:絶望
    ポジション:アリス
    メインクラス:ロマネスク
    サブクラス:ステーシー
    武装1 変異2 改造2
    記憶のカケラ:【双子】【図書館】
    スキル:【負けない心】【円舞曲】【時計仕掛け】【庇う】
    未練:
    【たからもの】への【依存】
    【五条】への【信頼 】
    【夏油】への【対抗】
    【天元】への【対抗】
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:【人形】(たからもの)【けもみみ】【ゾンビボム】【チェーンソー】【アクション】【しんぞう】【スチールボーン】【サイボーグ】

    つまらないけど面白い、面白いけどつまらない。矛盾でぱっくり割れたセンターマンが君さ。
    だから、その身体もそんな君みたいに矛盾の半々で作ってみたんだ。機械みたいだし生き物みたい。そんな風にね。
    ほら見てごらん。君は【スチールボーン】で出来た【時計仕掛け】の身体で【ゾンビボム】まで抱えた悲しき【サイボーグ】だ。
    だけど、その胸には誰より脈打つ【しんぞう】があるし、頭には誰よりよく音を聞ける【けもみみ】が揺れている。
    その半端な身体で仲間を【庇う】その次の瞬間、敵を【チェーンソー】でズタズタに切り捨てて傷付ける。
    それでも、矛盾を負いながら【負けない心】で無様に踊る【円舞曲】が何処まで持つのか……精々魅せてくれよ、芸人。

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 02:51:39

    名前:天元
    享年:不明
    暗示:絶望
    ポジション:ホリック
    メインクラス:タナトス
    サブクラス:レクイエム
    武装4 変異0 改造1
    記憶のカケラ:【お茶会】【星空】
    スキル:【修羅】【災禍】【殺劇】【集中】
    未練:
    【たからもの】への【依存】
    【五条】への【友情】
    【夏油】への【独占】
    【髙羽】への【保護 】
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:【アドレナリン】【カンフー】【空飛ぶギロチン】【手鏡】(たからもの)【バール】【有刺鉄線】

    貴様をこうしてまた操り糸に繋ぐ日が来るとはな。
    おまえは【災禍】だ。【アドレナリン】の趣くまま【バール】を振り回し【空飛ぶギロチン】を繰り【殺劇】を繰り広げる【修羅】。
    その脚の【有刺鉄線】は誰もかもを傷付け、ただの【カンフー】の一撃ですら憐れな死体を転がす一助になるだろう。
    …………まったく。何に【集中】しているのかは知らないが、まあいいさ。
    他の連中が貴様の本性に気付くまで、たのしい仲間ごっこでもしているといい。

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 02:56:02

    五条「なに今の」
    夏油「お年頃の人がよくやるアレじゃない?」
    髙羽「アレか〜」
    天元(やたらキャラクターではなく本人への私怨が詰まった紹介だったような……?まあ、気のせいだろう)
    羂索「では永い後日談のネクロニカシナリオ『ルクナウト』始めていこうか」

    羂索「後日談すら、むかしの話。……さあ目を開けて!たからさがしをしよう」

    羂索「という訳でまた今夜にでも再開するよ。よろしくね」

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 03:08:51

    ネクロニカはあにまんのスレから得た知識しかないんだけどこのキャラクターシート的なものの発表の瞬間とても楽しい…
    本編も楽しみにしてる

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 06:45:22

    夏油→五条は恋心か…面白いそうになるな…

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 17:04:52

    発狂してマズいのは信頼だっけ?
    対抗がそこそこ動かしやすい未練のイメージある

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 17:58:41

    ものすごく気が早いけどこの4人で次回作も待ってるのでNCの気が向くように念じておきます

    >>6

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:08:49

    羂索「改めて君たちのキャラシ見返してみたけどさ、1とか2とか一発の威力しょっぱい武器持ちのヤツばっかだねぇ」

    髙羽「ちょっとふざけてるけど盾役だもーん」

    五条「リアルで強過ぎると少し不便なくらいが楽しくなってくんだよ」

    夏油「大きな成功を一発より小さな成功をたくさん重ねて確実にダメージを稼いでいく戦法をするつもりだからね」

    天元「少し堅実に行き過ぎたか」

    羂索「あはは、白兵捨ててロケラン取ろうとしてた奴がほざくな」

    五条「漫才してないで早く始めてよ」


    羂索「はいはい。……君たちは同じ部屋で眠っているよ。そこは君たちの数ちょうどのベットがある部屋で、ドアが一つと、小さな机。あとは窓があるくらいだ。じゃ各々行動開始して」

    五条「ぐがーぐがー」

    夏油「すーやすや」

    髙羽「え?z、ZZZ……」

    天元「起きないのかい?」

    羂索「じゃあ空気の読めない天元が真っ先に目覚めるよ」

    羂索「辺りを見回すと他のベットの上に呑気に寝ている連中の姿が見える

    まあ、同部屋のよしみで仲良くお話でもしてみればいいんじゃないかな?」

    天元「ベッドの上の人物たちに見覚えのある顔はあるか?」

    羂索「見覚えがあるような、ないような、いまひとつハッキリしないね」

    天元「では……【dice1d3=2 (2) 】を起こそうか」

    1.五条、2.夏油、3.髙羽

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:19:50

    天元「もし、そこの君。起きてくれ」
    夏油「……。」
    天元「?……もしもし?」
    夏油「……もう起きてますんでそんなに揺さぶらなくても結構ですよ……と言いながら『折角気持ちよく寝ていたのになんだコイツ』って不満全開の顔で起きます」
    天元「ふふ、ごめんね。はじめまして、私は天元。突然起こして早々申し訳ないが、ここがどこか分かるかい?」
    夏油「あぁ……夏油、夏油傑です。いえ、見覚えがあるようなないような、曖昧な感覚ですね。そこで寝てる2人なら知っているかもしれません」
    天元「では起こそうか」
    夏油「じゃあ私は白い方を起こしに行きます」
    天元「私はこっちの子だね」

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:28:12

    夏油「この白いのやたら顔が良いな……君!君!ごめんね。聞きたいことがあるから起きて欲しいんだけど」

    五条「ぐがーぐがー……んぁ?誰だオマエ?」

    夏油「私は夏油傑、君は?」

    五条「俺、いやうーん、僕は五条悟。傑ね。聞きたいことって何?」

    天元「もしもし、君、起きてくれないか」

    夏油「君はここがど」

    髙羽「おはよー!髙羽史彦が朝をお知らせするぜー!みんなー!特に気持ちよくもない朝だぜー!……って叫びながらスチールボーンをカンカン鳴らす!」

    天元「大丈夫、もう起きてるよ」

    夏油「……傷むからやめましょう?と優しく髙羽さんの腕を抑えます」

    五条「うるせぇ!!……じゃなくて。俺はコート、参謀役。……あのさぁ。うるさいから静かにしてくれる?近所迷惑になっちゃうでしょ?って諭す」

    髙羽「あ、はい。ミナサンゴメンナサイ……」

    五条「うんうん、分かればよろしい!」

    天元「髙羽は聞き分けがいいね、すばらしいことだよ」

    髙羽「わぁい……じゃなかった!上から目線で言うなよな!ふんっ!」

    夏油「対話判定いけます?」(先生と生徒だ……)

    羂索「いけまーす」

    五条「保護はまぁいけるけど依存の表現ってどうすりゃいいんだこれ【dice1d10=5 (5) 】」

    夏油「事あるごとに頼るとか?【dice1d10=2 (2) 】」

    髙羽「そういや俺3人中2人から保護向けられてんのか……【dice1d10=8 (8) 】」

    天元(そういえば感情を演じないといけないのだったね。キャラクターシートを確認しておかなければ【dice1d10=7 (7) 】)

  • 49二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:43:54

    五条「あ、クソ惜しい!」

    夏油「危ない危ない大失敗するところだった」

    髙羽「プラス1無くても大丈夫だった!」

    天元「ふむ、では夏油傑への【独占】を減らそうか」■■□□

    五条「何か嫌な言い回しだな」

    髙羽「俺は五条くんへの【信頼】の狂気を減らすぞ!全体行動値減少はなんかまずそう!」■■□□

    天元「……あ、君君」

    五条「俺?」

    天元「私は天元だよ」

    五条「いや知って……ってここそういや自己紹介まだか。髙羽で忘れてた。はいはい五条悟くんでーす、ヨロシク!」

    羂索「さて、ここで全員【行動判定】だ。修正値+2、使用可能パーツは【視覚系】パーツだね」

    髙羽「お?なんだなんだ?【めだま】使おっと【dice2d10=1 2 (3) +2】」

    五条「襲撃とかじゃないだろうな……?【dice1d10=4 (4) +2】」

    羂索「そういう系じゃないから。ネタバレすると至ってほのぼのしたシナリオだから安心してやっていくといいよ。というか過激なのやったら通報されるしね」

    夏油「こうして私達を閉じ込めている時点で通報案件だろ【dice1d10=3 (3) +2】」

    天元「この領域ではそういった常識が適応されないようだね【dice1d10=2 (2) +2】」

  • 50二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:00:59

    「「「「うーわ」」」」
    髙羽「嘘……俺の出目……低過ぎ……?」
    夏油「悟しか成功してない」
    五条「いや、俺も補正無しなら失敗だから」
    天元「お祓いしとくかい?」
    「「「お願いします天元様」」」
    羂索「先が思いやられるねぇ。じゃ、五条悟。君はふと自分のベット、枕元のヘッドボードに一枚のメモが置いてあるのに気付くね」
    五条「あ?なんだこれ?」
    羂索「『大切な友人たちへ』と、タイプライターで書かれているね。」
    五条「それ一枚だけ?」
    羂索「自分のヘッドボードにはそれだけだね」
    五条「おーい、何かメモ置いてあったんだけど。そっちにもそれっぽいのあるか?」
    夏油「探してみるよ」
    羂索「じゃあ夏油は『ここは自分の家。我らの敵はいません』と、これもタイプライターで書かれているメモを発見するよ。」
    髙羽「俺も見る!」
    羂索「『宝探しはいかが?』と、やっぱりタイプライターで書かれているメモを発見するね。」
    天元「同じく」
    羂索「『メモをたくさん残してあります』と、ダメ押しでタイプライターで書かれているメモを発見するよ。」

    羂索「無事メモを発見した所だし、今回のカルマを発表するよ。今回のカルマは【メモをたどる】だ。」
    髙羽「カルマって達成すると寵愛ポイントが追加で手に入って、ドールを強化したり回復したりできるんだよな?」
    夏油「それで合ってますよ」
    五条「説明どーもどーも」

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:13:03

    羂索「じゃあカルマが分かった訳だけど、これからどうする?」

    髙羽「羂索〜。この部屋何があるんだっけ?」

    羂索「メモが見つかったベッドの他はドアが一つと、小さな机。窓が1つだよ。」

    夏油「私は念の為もう一度ベッドを見聞しておきたいな。記憶のカケラ的にも気になるポイントだし」

    髙羽「あ、俺窓から外見に行く!」

    五条「俺は【dice1d2=1 (1) 】」

    1.髙羽と窓から外見てみるわ、2.机調べるわ

    天元「じゃあ私は【dice1d2=1 (1) 】」

    1.髙羽と外を見に行こうかな、2.机を調べようかな


    ※1が被った場合天元があまった机を見に行く

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:15:12

    羂索「じゃ、天元から。机を見たところ、何も乗ってないよ。だけど【行動判定】で詳しく調べることができそうだ。どうする?」

    天元「そうだね、調べてみようか【dice1d10=9 (9) 】」

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:30:25

    羂索「机の裏に、一枚のメモが貼り付けてあったよ。『やる気十分ですね!』これもまた、タイプライターによって書かれた文字だ」

    天元「ふふっ……何だか可愛らしいね」

    羂索「……次、窓組。窓の外は森が広がっていて、遠く、遠くには荒野が見える。どうやら、この家は森の真ん中にあるようだ。そして下の敷地を見ると、家庭菜園らしき場所があるよ」

    五条「ふっつーに家だな」

    羂索「──しかし、畑に、奇怪で巨大な、赤黒い穴のような何かが見えた……」

    髙羽「あっ」

    羂索「それはよく見ると、気持ちの悪い動きで花びらを蠢かせながら触手をくねらせて獲物を捉えるだろう、食虫植物らしきものだと分かるよ。ここが二階だという事がわかると同時に、このキッショい植物に君たちはびっくりすることだろうね。さあ、補正+1の【狂気判定】だ!」

    五条「はぁ〜……。【dice1d10=4 (4) +1】」

    髙羽「罠……とまではいかないけど、いきなりだなオイ!【dice1d10=7 (7) +1】」

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:48:27

    五条「あっ」

    羂索「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!」

    髙羽「早速発狂者出ちゃったよォーッ!」

    羂索「【保護】発狂する?【保護】発狂する?」

    五条「後衛が前衛に常時密着は最悪だろ……たからものに振って幼児退行しとくわ!行動値2マイナスもバカ痛ぇけど!」■■■■


    五条「うっげー!きしょくわりー!やだー!」

    髙羽「だ、大丈夫?吐きそう?」

    五条「すぐるー!てんげんー!って他の連中も集める!!」

    髙羽「ちょ、止めて!ほのぼのセッションって言ってたでしょ!また発狂者出す気ですか五条さーん!?」

    五条「死なばもろとも」

    髙羽「やめて!?」

    夏油「その手には乗らないよ悟」

    天元「申し訳ないが、持ちスキルの仕様上狂気点を増やすような行動は避けたいな」

    五条「ちぇっ」

    髙羽「五条くん!ちゃんと参謀役しなさい!コートでしょっ。何より!君を信頼してる俺がアホみたいになっちゃうだろ!?」

    夏油「と言いたいところだが悟に恋心を抱く私は怪しいと分かりつつホイホイそっちに行くだろうね」

    羂索「はい、補正+1の【狂気判定】」

    夏油「ぐあー精神がー【dice1d10=7 (7) +1】」

    髙羽「あー!あー!」

    五条「……そういうのやめろよ!罪悪感感じちゃうだろ!」

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:57:38

    髙羽「ほっ……」

    五条「えーんえーん!キショかったよすぐるー!……はあ、恥ず。」

    夏油「うわ、なにあれ。キッショ」

    五条「オマエにそれ言われるの嫌だな!?」

    夏油「別に悟に言ったわけじゃないよ……?」

    髙羽「ご、ごめん。夏油くん。アレ見たらなんか五条くんが精神不安定になっちゃって」

    夏油「いや、あれはかなりキショいのでまあ仕方ないですよ」

    天元(混ざっておけばよかったかな)

    羂索「茶番はさておき、最後にベッドね。さっきまで君たちが寝ていたからそれぞれの乱れ方をしているけど、まあごく普通のベッドだ。【行動判定】してみるかい?」

    夏油「念の為にね【dice1d10=5 (5) 】」

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:06:03

    羂索「君はふかふかのベッドを見ていたらもう一回寝転がりたくなってくるね。……つまりは成功失敗問わず特に情報なしだよ」
    夏油「調べ損じゃないか……」
    羂索「まあでもそういう細々した調査が大切だと私は思うよ」
    天元「そろそろ外に出るかい?」
    五条「出るかぁ!」
    羂索「じゃ、ドアをあけると、そこは廊下のようだよ。四つのドアと、少し進んだ所に下り階段が見える。四つのドアのうち、三つにはプレートがつるされているね。隣の部屋にはプレートがないけど、その向こうから順に本の部屋・客室・立ち入り禁止、とプレートに書かれているね。どこに行く?」
    五条「立ち入り禁止」
    髙羽「おいコラ!コート!発狂者!」
    五条「駄目って言われたらやりたくなるだろ!」
    夏油「悟が先人切るならいいよ」
    五条「よっしゃ!じゃあ立ち入り禁止からな!」
    天元(大丈夫なんだろうか)

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:14:25

    羂索「ドアを開けてみると、中は一本道の廊下だ。先には一枚ドアがあって、プレートがつるされているよ。プレートには立ち入り危険、とだけ書かれているね。ドア、開けるかい?」

    五条「開けるに決まってんだろ!」

    羂索「じゃあ、立ち入り危険のドアを開けて中に入ると、足元が無くなったね」

    五条「は?」

    夏油「……あーあ、嵌められた」

    羂索「クックック……。重力に負ける寸前でドアノブを握るも、足先がゆらゆらと揺れるね。下には窓から見た森と家庭菜園の景色が広がっているよ。もしもうっかりそのまま落ちようものなら……。生前の感覚が過ぎって恐ろしくなるよ。なんて欠陥住宅だ、ああびっくりした。五条悟くんはまだ空中だけどね……まず本人と見ていた者は【狂気判定】どうぞ」

    「「「「……。」」」」

    夏油「恨むぞ悟【dice1d10=4 (4) 】」

    髙羽「そうだぞ悟【dice1d10=9 (9) 】」

    五条「……うぐぐ【dice1d10=6 (6) 】」

    天元「好奇心は猫をも殺すね【dice1d10=2 (2) 】」

  • 58二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:26:00

    天元「夏油傑への独占に入れ直すよ」■■■□

    髙羽「んもー!また発狂者でちまったじゃん!」

    五条「メンゴメンゴ」

    夏油「あくまでゲームなんで、こういうのも楽しんでいきましょう」■■■■

    髙羽「あっ。ご、ごめん……」

    夏油「いえいえ、私のために怒ってくれてありがとうございます」

    天元(あれ?夏油傑はどこの狂気点を増やしたんだ?)

    羂索「で、五条悟まだブラブラしてるけどいいの?」

    夏油「手を差し伸べて助けるよ」

    五条「サンキュ!」

    夏油「うーん、そうだね……。ふ、ふふふ、別に、そんな大したことしてないよ。って不気味にニマニマした後、サンキュ、ありがとうだって……ふふ……ブツブツ呟いてるよ」

    五条「あーね。えー、すぐるがいるとあんしんできるんだけどなーおれー……って華麗に返答する」

    夏油「うっわ」

    五条「こっちのセリフなんだけど」

    髙羽「せ、青春って感じだな!」

    羂索「プッ……気まずそうで何よりだけど、次どうすんの?」

    天元「【dice1d3=2 (2) 】を見てみるのはどうだろうか」

    1.隣の部屋、2.本の部屋、3.客室

  • 59二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:32:21

    羂索「そういえば画面の向こうの君たち用に作者の方が公開して下さっているこの階層の地図を置いておくよ」


    羂索「本の部屋ね。本棚と、本がたくさんある部屋だね。長机と長椅子があって、どこか図書館を思わせる雰囲気を持っているよ」

    髙羽「図書館……。」

    羂索「本でも探してみるかい?さ、【行動判定】の時間だよ」

    夏油「髙羽さんの記憶のカケラにありましたよね確か【dice1d10=9 (9) 】」

    髙羽「プラス補正とかありませーん?【dice1d10=5 (5) 】」

    羂索「ありませーん」

    五条「ケチなNCだな!【dice1d10=8 (8) 】」

    天元「そうそう上手い話はないということだね【dice1d10=8 (8) 】」

  • 60二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:35:40

    髙羽「俺以外成功かー。」

    羂索「……ふーん。じゃあ、こうしようかな。

    本の種類は絵本から小説までさまざまで、あまり専門的な本は無いようだ。君たちがあちこち本を見聞していると、髙羽以外の3人は平積みにされた本の間から、一枚のメモを見つけるよ。

    『自分の大切なものは森です』

    ……さてと。このメモを見て、記憶を揺り動かされる人がいるね」

    dice1d3=3 (3)


    1.?、2.?、3.?

  • 61二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:44:59

    「──大丈夫?こっちへおいで!」
    森を荒らす者を排除し、迷い子を保護する。そんなアンデットがいた。
    寂しがりで優しいって事を、自分は知っていた。

    羂索「五条悟。君は記憶のカケラ【森の家】を獲得したよ」
    五条「お、やった!」
    夏油「記憶のカケラはドールがパート毎に減らせる狂気点の上限数なんだよね」
    髙羽「つまり五条くんは……対話判定に失敗していてまだ1点も減らせていないから……あと3点狂気点を減らせるようになったんだな!」
    天元「おそらくそれで合っている筈だよ」
    五条「……そろそろ対話判定してーな」
    羂索「じゃあここで何か話すかい?」
    天元「そうしようか。発狂してしまっている子が2人も居るしね」

  • 62二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:04:24

    五条「なー!だれか、ほんよんでよほん!」

    夏油「あ、じゃあ、私が読むよ、悟。私がね。どれが読みたい?」

    五条「んん?なんでもいい!すぐるがえらべばー?」

    夏油「じゃあ適当に『○りと○ら』辺りでも見つけて悟に読んであげるよ」

    五条「あのカステラ一回食べてみたいよな」

    夏油「中華鍋とかでつくってみたいけど、飽きそうな気もしちゃうんだよね」

    五条「クリームとか果物とか用意したら飽きねぇよ!たぶん」

    髙羽「ドールよりも本人たちが話してる……」

    天元「私達も何か話そうか」

    髙羽「え、あ、今日もいい天気ですね?」

    天元「いや……あれはとても『いい天気』とは言えない空だよ」

    髙羽「そーなんスか?」

    天元「本当の空はね……あんなに暗くなくて、もっときれいなんだ。夜になっても月や星が光って賑やかだった筈なんだよ。……私の記憶のカケラでの話だけど」

    髙羽「そういえば、そうだった、ような?ううん、何か実感がないッスね」

    天元「……空の本でも探してみるかな」

    髙羽「あ、じゃあ俺役立てるかも!結構本読んでたんで!パパっと見つけちゃうッスね!」

    五条「対話判定〜」

    羂索「オッケ〜」


    五条【dice1d10=2 (2)

    夏油【dice1d10=1 (1)

    髙羽【dice1d10=3 (3)

    天元【dice1d10=9 (9)

  • 63二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:11:49

    羂索「あはははははは!!はい、夏油は五条への未練強制変更ね〜!」

    夏油「こ れ は ひ ど い【dice1d10=3 (3) 】」

    五条「まあ恋心脱出かもしれないしいーじゃんいーじゃん」

    夏油「発狂内容的にはこれマシな方だから困るんだよ……。」

    髙羽「さっきまでまあまあダイスの調子良かったのになぁ」

    天元「髙羽への【保護】の狂気点を減らそう」■■□□

    羂索「天元は狂気点2点減らし終えたから、次の記憶のカケラ手に入るまで対話判定は無意味になりまーす」

    夏油「私の顔で変顔されたり嫌な言い方されたりするとだいぶ、こう、ムカつくね?」

    五条「殴れ殴れ!!」

    夏油「まあ色々やるのは色々済んでからね」

  • 64二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:26:37

    夏油「私まで幼児退行してしまったんだけど……」

    五条「ばぶばぶ!」

    夏油「ばぶばーぶ」

    天元「…………東京都立呪術幼稚園……」ボソッ

    髙羽「ブホッ!!ちょ、天元様真顔でそれはズルいぞ!!」

    羂索「だめだやばいやばいはらいたい」


    〜しばらくおまちください〜


    夏油「NCも立ち直ったことだし【dice1d2=1 (1) 】を見に行こうか」

    1.隣の部屋、2.客室

    五条「はぁい!いっちに!いっちに!」

    髙羽「うわー大変だ!幼児退行の演技をし過ぎて本人のテンションまで幼児帰りして来てる!」

    夏油「え、悟っていつもこんなもんじゃない?」

    五条「心外だわ。赫いっとく?」

    夏油「OK、虹龍。五条悟のぶん殴り方」

    天元「……先に行っておこう、髙羽」

    髙羽「いや、流石にそれはよくないッスよ天元様……」

  • 65二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:30:16

    羂索「君たちが目覚めた部屋のとなりの部屋に入ると、ここは君たちが目覚めた部屋とまったく同じ家具、同じ作りをしていることが分かるよ。どこか見てみるかい?どこを調べるか言うなら行動判定はなしでいいよ」

    五条「つーことは何かあるのか【dice1d2=1 (1) 】」

    夏油「どこを調べるかと言っても……【dice1d2=1 (1) 】」

    髙羽「同じ作りの部屋かぁ【dice1d2=1 (1) 】」

    天元「……あぁ、なるほど」


    ※1.何か思い付く、2.何も思い付かない

  • 66二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:31:38

    セッション中の会話と素の会話が並走してるの楽しいな…

  • 67二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:36:43

    夏油「目覚めた部屋と同じ作りなんだろう?」
    五条「同じ場所に同じようにメモを隠してる可能性があるよな」
    髙羽「あの部屋でメモが見つかった場所は……」
    天元「うん、そうだね。小さな机の裏を調べるよ、目覚めた場所でメモが見つかったところだからね」
    羂索「全員ご名答。『気分を変えて、隣の部屋ですごしてみるのもいかがでしょう』というメモを発見するよ」
    髙羽「おお!」
    五条「……そんだけ?」
    羂索「そんだけだね」
    五条「ふーん。メモのヤツはなんていうの、遊び心があるヤツなんだな」
    夏油「たからさがしなんて提案するくらいだからね」
    髙羽「じゃあ残りの部屋行きますか!」

  • 68二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:43:57

    羂索「残りの部屋、客室は小さな個室だね。ベッドと、窓と、椅子と、引き出しのある机があるくらいだよ。ここもどこを調べるか言うなら行動判定はなしでいいよ」

    五条「手分けして探すかぁ【dice1d10=5 (5) 】」

    夏油「さとる、どっちがメモみつけるのはやいかきょうそうね!【dice1d10=9 (9) 】」

    五条「おー!いいどきょーじゃねーか!まっけねーからな!」

    髙羽(何か五条くんも夏油くんも様子が変だ。俺がしっかりしねぇと……それに夏油くんには負けたくないしな!【dice1d10=8 (8) 】)

    天元「口でモノローグを言うのも中々シュールだ、よく考えると【dice1d10=5 (5) 】」


    ※数字の大きい順に1.ベッド、2.窓、3.椅子、4.引き出しのある机を調べる

  • 69二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 23:02:23

    羂索「ベッドはよく整えられたふかふかのベッドというだけで、特に何かがある訳でもないね」
    夏油「じゃあふかふかに魅了された私は悟と競争していたのを忘れて楽しくお布団にダイブ!でもしておくとしようかな」
    羂索「で、椅子だけど」
    五条「幼児退行してるから天元相手におれがしらべるのー!って駄々をこねる」
    天元「では私は机の方に行こうかな」
    羂索「椅子は机と揃いの木製の椅子で、ベッドと同じく特に何かがあるわけでもないよ」
    五条「じゃあ俺も椅子が妙に気に入って、競争すっぽかして座って休憩するわ」
    髙羽「本当に幼稚園みたいになってきた」
    羂索「じゃあ机だけど、特に何も置かれていないし、引き出しの中もきれいに空っぽだね。客室だからもの置かないように気を付けてたのかなって感じ」
    天元「では何かがあるのは窓かな」
    髙羽「お!」
    羂索「そうだね。髙羽は窓の隅にちょこんと置かれているメモに気がついた。
    『この窓からの景色を好きな人がいました。覚えていませんか?』
    ……このメモを見て、君は記憶を揺り動かされる」

  • 70二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 23:14:31

    ゆるやかな時間に溺れる個室。寂しいランプ灯が揺れる。
    「おはよう。調子はどう?」
    その言葉は誰かに向けた言葉?それとも自分に向けた言葉だろうか。

    羂索「髙羽史彦。君は記憶の欠片【個室】を獲得するよ」
    髙羽「……。『寂しい』なんて表現が出てくるなら……自分宛、じゃねぇかなぁ」
    天元「そうかな。自分で自分に『調子はどう』と口に出して聞くというのはあまり聞かないけど」
    夏油「私は自分で自分のケアをするのはよくあることだと思いますよ」
    五条「つまり人それぞれってことだな」
    羂索「……という訳で2階の探索は終了した訳だけど、どうする?」
    五条「そりゃ行くだろ、1階に」



    羂索「はいはい。という訳で一区切りついたから、一旦ここで中断しようか。また明日の夜にでも続きをするよ。ま、平日だから始まるならこれくらいの時間からだろうね。という訳で、気が向いたらよろしく頼むよ」

  • 71二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:48:29

    楽しみ

  • 72二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 14:18:06

    この家どういう場所だったんだろうな
    落とし穴とか食虫植物とかあるけど普通に居住区?

  • 73二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:17:21

    羂索「や、22位の羂索だよ。予定よりちょっと早めに始めていくよ」


    夏油「そういえば、窓のメモの内容について少し違和感があったんですが……」

    髙羽「えっと、『この窓からの景色を好きな人がいました。覚えていませんか?』ってやつ?……あっ!」

    天元「このメモの人物と私たちは一緒に住んでいたけれど、私たちは何故かその記憶を忘れている……?」

    髙羽「ホントだ!記憶のカケラ習得で気ぃ逸れてたぜ!」

    五条「多分そいつは、俺の取った記憶のカケラのアンデットだよな。メモを書いてるヤツが同一人物なら」

    羂索「ちなみに今まで見てきたメモの文字は、全部同じタイプライターで書かれてはいるよ」

    夏油「使用しているタイプライターが同じなだけで、別人が書いてる可能性はあるのか」

    髙羽「このメモの人、どこ行ったんだろうなぁ……」

    羂索「……話し合いはもういい?階段を降りると、目の前に玄関らしき扉が見えるよ。他にはドアが二つ。プレートにはそれぞれ廊下・リビングと書かれているね」

    五条「玄関は最後にしてーよな、あのデカブツが居るし」

    夏油「多数決でもするかい?」

    髙羽「はい!はいはーい!じゃあ俺、まず【dice1d2=1 (1) 】見に行きたい!あと対話判定もしたいでーす!」(何か俺最近ツッコミばかりしてる……少しでもボケる機会増やさねぇと!)

    天元「ふむ、私は【dice1d2=1 (1) 】が気になるね」

    夏油「私は【dice1d2=1 (1) 】派」

    五条「どっちでもいーけど、【dice1d2=1 (1) 】でいいんじゃね?」


    ※1.リビング、2.廊下 割れた場合まずリビングへ行くことになります

  • 74二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:27:43

    「「「「いえーい」」」」パンッ

    羂索「無駄に一致団結するじゃん。リビングはソファーとオルガンがあって、奥にはキッチンが見える結構立派な場所だよ。そして一番近くの食卓テーブルには枯れた花が活けられていて……隣には一枚の紙が置いてある」

    五条「メモか?さっと読むぞ」

    夏油「描写的には、あ!メモみつけたー!おれのかち!すぐるのまけー!とかやってそうだね」

    五条「……。」

    夏油「で、私はあ、わすれてたって反応するよ」

    五条「喋ることなくなったんだけど。ひとり芝居やってて虚しくならねぇの?」

    夏油「君が発狂してるの忘れてそうだったからさ」

    五条「いやそんな一瞬で忘れるかボケ!対話判定してーのに対話盗るのやめろ!」

    夏油「発狂の仕返し」

    髙羽「だからさぁ!!君らさぁ!!芸人よりボケボケにボケるのやめてよォ!!あとどっちも発狂はしてるんだから対話はちゃんとやろ!?」

    夏油「あっ、髙羽さんがリアル発狂した」

    五条「もしかしなくてもさ髙羽、オマエ変に真面目で苦労するタイプだろ?」

    髙羽「うぐっ」

    夏油「最終的に成功すればいいと思ってふざけまくっててすみません」

    髙羽「ホント頼むぜ!?俺芸人やのにツッコミしてる感じでもなくただの胃痛役みたいになってるからさぁ!」

    ((あ、そっち?ほな別に気使わなくていいか……))

    天元「君もボケたいならボケればいいと思うけど」

    髙羽「そんな簡単に思い付くなら苦労じまぜん!!」

    天元「では彼らのボケに負けないように君も頑張れという他ないね」

    羂索「おーい、紙はどうするの結局?捨てようか?」

    「「「「読む」」」」

    羂索「はぁ。じゃあ一枚の紙には

    『自分の家は、気に入りましたか?自分のものという事は、あなたのものです。事件が起こらないうちは、ここでくらすといいですよ。

    たとえ死んでいても、動ける身体を大切にしてください』

    と書かれていたよ。その紙を見て、ふと記憶が揺れるものがいるね。」

    【dice1d2=1 (1)


    ※1.?、2.?

  • 75二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:35:01

    カゴに入れた野苺の赤さと、ジャムにした甘さを覚えている。自分だけで食べるのは寂しいからと、一緒に食べた人がいるけれど、顔すら思い出せない。


    羂索「夏油傑、君は記憶の欠片【野苺】を獲得するよ」

    夏油「なるほど……。」

    髙羽「うーん、夏油くんはここに居た時、人間だったのか?」

    夏油「分かりませんよ?記憶のカケラはあくまでカケラで、カケラが増えてこないとその辺りの時系列が見えて来ないというのも肝ですから」

    五条「で、調べられるのはソファーとオルガンとキッチン?」

    羂索「そうだね」

    髙羽「対話判定したいし別れて捜索しないでみんなで行かね?」

    天元「私は構わないよ」

    夏油「いいですよ」

    五条「おけまる〜。じゃあ【dice1d3=1 (1) 】から調べようぜ」


    ※1.ソファー2.オルガン3.キッチン

  • 76二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:39:14

    寂しさってのがまた出てきたのか

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:44:56

    羂索「ソファーは4人でも詰めれば何とか腰掛けられる程度のふわふわビッグサイズだよ」

    夏油「ふかふか〜ねたい〜と言いながらソファーを占領するよ」

    五条「おまえそればっかだな!ってドタマをはたく!」

    夏油「やるか?」

    五条「やるならやらねば」

    髙羽「対話判定……」

    羂索「却下。夏油がソファーに飛び込むと、隙間でくしゃりと音がしたよ。どうやらすき間に一枚、メモがあるようだね。『今日の天気は、なんですか?自分は静かな雨の日とか、好きです』」

    髙羽「お、俺は晴れの日が好きだな!」

    五条「過ごしやすいのは曇りじゃね?」

    天元「どの天気も捨てがたいが恵みの雨もいいものだよ」

    夏油「ちなみにこの世界の天気に晴れはないんだよね」

    羂索「太陽光線は戻って来たけど、核によって空気が汚染されちゃってるからねぇ。青空は望むべくもないよ。ちなみに情報は以上だね」

    五条「次行くかー【dice1d2=1 (1) 】」


    ※1.オルガン、2.キッチン

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:57:19

    羂索「オルガンは昔ながらの足踏みオルガンだね。近づくと、一枚のメモと楽譜が貼り付けてあるよ。メモには

    『私はそんなにうまく弾けないほうです。一曲いかがですか』

    と書いてあるね。弾きたい人は【行動判定】で演奏することができるよ。【音楽に関係のある記憶の欠片】がある場合は+2の修正値がつくけど……君らにはないね」

    五条「どーする?」

    夏油「私は別に誰が弾いてもいいと思うよ」

    天元「じゃあ私が足踏みするから、みんなで弾いてみようか?」

    髙羽「よ、4人で?」

    天元「うん。楽譜はあるけれど、その通りに弾けという指示がある訳ではないのだから、別に自由に弾いても良いのでは?」

    髙羽「……お、お、面白そうじゃーーーん!!やるやる!!ジャジャジャジャーン!!【dice1d10=6 (6) 】」

    五条「これジャジャジャジャーンってできるオルガンだっけか?【dice1d10=10 (10) 】」

    夏油「んー、わかんない!ひきかたもあんまりわかんない!【dice1d10=2 (2) 】」

    天元「どうだったかな?……弾き方教えてあげようか、夏油。鍵盤、あまり乱暴に扱わないようにね、髙羽。【dice1d10=9 (9) 】」

    髙羽「あと対話判定も!」

    羂索「欲張りセットするねぇ。まあ、許可してあげるよ!」


    五条【dice1d10=6 (6)

    夏油【dice1d10=8 (8)

    髙羽【dice1d10=9 (9)

  • 79二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:21:35

    羂索「ちなみに今更説明すると、本来の対話判定のルールだと対象を指定して宣言しないといけないからね。五条悟と対話判定したいです!とか。だけど、面倒臭いからこの卓では精神崩壊していないドール全員でわちゃわちゃ会話してるなら、成功出したらたからもの含めて好きなところの狂気点減らしてよし!としているよ。自分たちでプレイする時は気を付けてね」


    羂索「約一名頓珍漢な音を鳴らしてはいるけど、4人での連弾は意外にも楽しげなリズムを刻み、愉快なハーモニーを奏でたよ」

    五条「さすが俺!オルガンも上手い!ついでに幼児退行脱出!」■■■□

    夏油「天元先生の指導で何とかした感じだろうね。……あ、やっと年相応の会話ができる」■■■□

    髙羽「案外弾けたな、ほっ。俺は自分の判定に+1だから大成功だ!で、五条くんへの狂気点減らしたついでにダイスころころ〜【dice1d10=7 (7) 】」■■□□

    羂索「対話判定で大成功を出したら賽を振って出た目の未練に変更するか選べるよ。で、天元」

    天元「ん?」

    羂索「君はこの光景を見ていて記憶を揺り動かされるよ」

    天元「なるほど」


    (おや、彼があそこに座ったかな)

    自分ではない、誰かが弾くオルガン。

    音色にひかれて、誰かしらが訪れるリビング。

    寂しさが溶けていくような、

    嬉しくなるオルガンの音色。

    ちゃんと覚えている。


    羂索「天元、お前は記憶の欠片【オルガン】を手に入れるよ」

    天元「優しい記憶が増えていくね」

    五条「マジで平和なシナリオなんだなぁ」

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:28:00

    髙羽「お!俺が誰かに【友情】抱く分には別に大丈夫だし、こっちに変えるぜ!」
    五条「物悲しい言い方だな……。」
    羂索「で。……オルガンを動かしたからだろうか。オルガンの隙間からひらりと一枚の紙が落ちてくるよ。拾い上げてみると【たからものの地図】と書かれているね」

    一人一つですよ。探してみてください。きっと気に入るはずです。
    花飾り→  造花のある場所は?
    指輪 →  机の引き出し、裏は見た?
    飾り紐→  みんなが寝てたベットの下の、その裏に……
    髪留め→  畑のラフさん

    五条「ラフさん」
    夏油「ラフさん」
    髙羽「ラフさん」
    天元「ラフさん。庭の食虫植物のことだろうか」
    髙羽「こんなラフな感じで扱っていい感じの描写だったか……?ラフだけに」
    夏油「一旦ラフさんは置いておいてまだ探索してない場所を調べましょう」
    五条「キッチンだな」
    髙羽「なぁんで俺には誰も突っ込んでくれないのぉ」
    天元「なんでやねん」
    髙羽「えっ。あ、ありがとうございます……?」
    天元「どういたしまして」

  • 81二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:36:57

    羂索「キッチンを見ると、調理器具は一通りよく使いそうなものはある上に手入れもされていて、きれいに片付いているよ。コンロの隣に一枚のメモが置いてあるようだね。……『メモを探しても、メモの主は探さないでください』と書かれているよ」
    髙羽「む、矛盾してないか?」
    夏油「どうしてそう思うんですか?」
    髙羽「いやいや!こんなに自分のことを書いたメモを散らしてるのに、自分のことは探すなって明らか変だろっ」
    夏油「そういう自分のことを知って欲しいけど知られたくない、というどう叶えればいいのか分からないねじ曲がった願望を持つ人は世の中案外居るものですよ」
    五条「願望っつうか性格がねじ曲がってるだろソイツ」
    天元「何か事件があって、表に顔を出せない事情が出来たのかもしれないよ。でもみんなに忘れて欲しくなくてメモを残したとか」
    夏油「そういうのもありますね」
    五条「てかそれが本線だろ。リビング調べ終わったし廊下行くか?」
    髙羽「賛成!」
    夏油「いいよ」
    天元「うん、行こうか」

  • 82二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:40:34

    羂索「入ると、想像以上に小さな廊下が広がっているよ。近くにドアが三つあって、プレートには客室・手洗い・リビングとあるね」

    天元「こっちにもリビングへの扉があるのか」

    髙羽「はい!はいはーい!じゃあ俺、まず【dice1d2=2 (2) 】見に行きたい!」

    天元「ふむ、私は【dice1d2=2 (2) 】が気になるね」

    夏油「私は【dice1d2=1 (1) 】派」

    五条「どっちでもいーけど、【dice1d2=2 (2) 】でいいんじゃね?」

    「「「「……。」」」」

    夏油「ふっ……くく、ふふふふふ……!」

    髙羽「ぱあ!」

    五条「あー傑オマエこういうの一周回って面白くなっちゃうタイプかー……」

    天元「……。……?ああ、そういえば皆一度そっくり同じ会話をしたね」

    五条「天元サマはこういうタイプ」

    夏油「フヒヒ!……ちょっとごめ、ひひっ……タイムタイム」

    五条「で傑はその反応でもっと面白くなっちゃうと」

    羂索「早く終わらせてくれない?対話判定にもならないプレイヤー同士の茶番」


    ※1.客室、2.手洗い 割れた場合まず客室へ行くことになります

  • 83二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:58:18

    羂索「はい。まあ、いわゆるトイレってやつだ。掃除は行き届いていて、ご丁寧に造花なんかも飾られている。見回す君たちの足元に、一枚のメモが落ちているね。『アンデットにはいらない場所ですよね。でも、前のあなたには必要でした』隣は浴室のようだよ。」

    五条「造花を調べる!」

    髙羽「あっ!盗られた!」

    五条「盗ってねーし!早い者勝ちだし!」

    髙羽「ちぇ〜、まあ他のもあるらしいけど。気になってたのに〜」

    羂索「五条が我先に造花に突進してワシャワシャと調べると、隠されるように【小箱】があったね。中身は【ビーズの花飾り】だ。周囲の光を反射して、白く、見ようによっては虹色に、キラキラと光を放っているよ。これを【たからもの】として取得するか、放棄するか選べるけどどうする?」

    五条「取得するに決まってんだろ【dice1d3=2 (2) 】」

    1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

    夏油「ファンシーだね。ところで浴室には何かあるのかな?」

    羂索「浴室をザッと見てみると、洗面器の中に一枚のメモがあったよ。『よく見つけたものです。入浴中で濡れたらすいません』情報は以上だね。どうする?」

    天元「水道も通っているのか。よい家だね」

    髙羽「終末世界だもんな、よく頑張ってるよなこの家。よーし次は客室だな!」

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:05:38

    夏油「腕に花飾り……そういえば悟のたからものの写真って脚にあるんだよね……。」

    五条「写真はポケットにでも入れられるだろ!花飾りはあれだ、カフスボタンみたいな感じのやつなんだろ」

    夏油「ふーん、なるほどね」

    羂索「はい、客室行ったね。2階にあったのより小さな個室だよ。あるのはベッドと、窓と、椅子と、机くらいね。じゃ、【行動判定】してー」

    髙羽「クッ!茶番を封じられた!【dice1d10=6 (6) 】」

    夏油「しばらくは真面目に対話判定狙いましょうか【dice1d10=8 (8) 】」

    五条「んな真面目なのつまんねーだろ【dice1d10=5 (5) 】」

    天元「真面目にルール通りに遊ぶのがTRPGでは?【dice1d10=1 (1) 】」

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:15:11

    羂索「やーい天元1出してやんの。じゃ、成功した連中はベットの横にメモを発見するよ。『家庭菜園近くの木から、りんごがとれますよ。ラフさんにお願いしてみますか?』だって」

    五条「ラフさん」

    夏油「ラフさん」

    髙羽「ラフさん」

    天元「ラフさん」

    髙羽「やっぱ何度聞いてもインパクトあるなラフさん」

    五条「まあ貰えるもんは貰いてーな」

    夏油「庭に出る時頼んでみようか」

    五条「罠だったりして」

    天元「メモと蘇る記憶からして、確率としてはかなり低いと思うが」

    五条「分かってますよぉそんくらい」

    羂索「それで、1階家の中の探索は終わったけどどうする?」

    髙羽「たからさがししようぜたからさがし!まず2階にあるやつ回収しに行こう!」

    五条「どうせ1階まで来たんだから外出てラフさんに会おうぜ。コイツもたからもの持ってるみたいだし」

    天元「どっちも一理あると思うけど、どうしようか」

    夏油「RPGでは正解ルートを進む前に失敗ルートの宝箱を回収するのが定石ですが」

    【dice1d2=2 (2)


    1.一旦2階のたからもの回収、2.ラフさんに会いに行く

  • 86二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:27:11

    羂索「玄関から恐る恐る外を伺うと、周囲にうっそうとした森が広がっているのが見えるよ。そして家の横には家庭菜園が見えるね。畑には例の大きな食虫植物……奇妙に触手をくねらすラフレシアらしきものが一つ居座り、時折ゆらゆらと揺れているよ。ラフレシアの根元には、一枚のメモと小箱が置いてあるようだ」
    五条「よっラフさん!って近付くわ」
    夏油「悟と一緒に近付くよ」
    髙羽「横に付いてく!」
    天元「1歩後ろからついていこう」
    羂索「君たちがラフレシアに近づくと、そのラフレシアは大きくゆらめいた。大きな蔦がゆるゆると動き、一枚のメモと小箱を絡めとる。そしてゆっくりと……あなたへ差し出されたよ。どうやら、この植物に敵意は無いようだね」
    髙羽「ラフさんだもんな」
    五条「ラフさん」
    夏油「しかと受け取りましたラフさん」
    羂索「君たちの呼びかけにラフさんはうねうねと触手を動かして反応するよ」
    五条「……ルールブックのラフレシアとかどー見てもグロ植物なのに、なんかコイツはちょっと可愛く思えてきた……」
    髙羽「尻尾振ってる犬っぽいからかも」
    五条「いや尻尾振ってる犬は何億倍もかわいいから」
    夏油「メモにはなんとある?」
    羂索「メモには『ラフレシアのラフさんは、誰かが来たら教えてくれます。栄養は光合成で十分なので、たまにお水をあげてください』と書いてあるね」
    羂索「小箱の中身は【ビーズの髪留め】だよ。きらきらと鮮やかで、目を惹く色をしているね。【たからもの】にするかい?」
    夏油「勿論。頭に付けるよ」
    髙羽「夏油くんがさらにシャレオツに」
    羂索「また、もう一枚メモが入っていたよ。『人間が生きるには植物が必要です。植物は優しく育てないと、人間に優しくありません。あなた達はアンデットですが、植物に優しくしてあげてください』とあるね」
    髙羽「ラフレシアがみんなラフさんならそうすっけど」

  • 87二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:31:06

    ビーズの花飾りとビーズの髪飾りか
    可愛いたからものだな

  • 88二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:57:00

    夏油「では天元様もカケラを手に入れて回復できる事ですし、ここはラフさんと遊びながら対話判定を狙っていこうか」

    髙羽「俺ラフさんにお水あげたい!ホースとかない?」

    羂索「あー、そうだね。ラフさんに君がそう尋ねると、ラフさんが中々立派な大きさのじょうろを君に渡すよ。心なしかウキウキしているように見えるね」

    髙羽「水くんでくる!待っててくれなラフさーん!」

    天元「光合成で充分と言っていたが、肥料などはあげられないのかな」

    羂索「肥料自体はあるにはあるけど、畑で別途育てられている動かない植物用のように見えるよ」

    天元「そうか」

    五条「ラフさん!りんごとって!」

    羂索「ツタを伸ばして、周囲の木からりんごを取って渡してくれるよ」

    夏油「天元さ、まあいいか。天元様にはガーデニングの経験があるんですか?」

    天元「土いじりの記憶はないけれど、【お茶会】が開ける程度には立派な庭がある家に住んでいた記憶があるね」

    夏油「庭、いいですね。思い切り走れそうで」

    天元「走るのが好きなのかい?」

    夏油「……【愛犬】が居たんです。庭があったら家に居ながらでも走り回れそうで素敵だなと」

    髙羽「水くんできたぞー!」

    五条「おーい、りんご持って来たからやるよ」

    夏油「君じゃなくてラフさんが持って来たやつでしょ。はい、ありがと。髙羽さんはお疲れ様、手伝おうか?」

    天元「あ、ああ。りんごありがとう。五条悟、ラフさん」(……夏油は私と話してたのに)モヤッ

    髙羽「大丈夫!大丈夫!俺【サイボーグ】だから!そーれ水撒き!」

    天元(もやっ?)

    羂索「ラフさんは喜んでうねうねしているよ」

    髙羽「それそれまだあるぞー!」

    五条「わ!オマエ!俺にも水かかったんですけど!りんごやらねーぞ!?」

    髙羽「あはは!ごめーん!」

    夏油「対話判定いけるかな?」

    羂索「まとめていけるよ、どーぞ」

    五条【dice1d10=8 (8)

    夏油【dice1d10=3 (3)

    髙羽【dice1d10=5 (5) +1】

    天元【dice1d10=4 (4)

  • 89二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 01:06:24

    五条「うし、髙羽への【保護】を減らすかな。これで対話判定チャンスはあと1回か」■■□□

    髙羽「やった!夏油くんへの【対抗】を減らすぞ!俺は3回減らし切ったな〜。次パート待ちだ」■■□□

    夏油「結構ちゃんと会話したのに成功しませんでしたね」

    天元「残念だね。次は成功するといいのだけれど」


    羂索「はいそこまで。ラフさんと遊んでいた君達はふと、家庭菜園から少し離れた所に三つの墓標があるのに気付くよ。大き目の石を並べた、簡素な墓だ。三つすべてに同じような文字が刻まれていますが、削り取られたようで読みづらくなっているね」

    夏油「あっ」

    天元「……ふむ」

    羂索「削り取られた部分を読み取りたいならば【行動判定】だよ」

    五条「……色々察したわ【dice1d10=6 (6) 】」

    髙羽「マジ?分かんねーからおせーてくれよぉ【dice1d10=2 (2) 】」

    五条「こういうのは自分で考えてナンボじゃね?」

    髙羽「正論!正論ティー!」

    夏油「セイロンティーと正論を掛けた高度なギャグだね【dice1d10=6 (6) 】」

    天元「私は緑茶派かな【dice1d10=5 (5) 】」

    髙羽「ごめんなさい」

    羂索「あんまり髙羽虐めんなよ男女ォ〜」

    夏油「えっ?……ごめんなさい?」

    天元「?すまないね、何かしてしまったようだ」

    五条「素でも煽るしわざとでも煽るよなオマエは」

    夏油「人をドブカスみたいに言わないでくれる?」

  • 90二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 01:21:23

    羂索「五条と夏油は墓標に『我が友人、ここに眠る』と掘られていることに気が付く。で、更に情報追加。墓の土は一度、掘り返された形跡があることが分かるよ」

    夏油「3つの墓標に」

    五条「森を守るアンデッドの話」

    天元「私たちは4人」

    髙羽「……あっ、あー。そっか、そうかぁ……アンデッドさん……」

    夏油「なぜこんなことをしたのか、何となくわかる気がするよ。私のこの状況に対する推測が合っていた上で、推理も合っていればだけれど」

    羂索「ここの情報は以上だけどまだやりたいことはある?」

    五条「特にねぇな」

    髙羽「たからさがし!しよう!」

    羂索「じゃあ家に戻ろうとすると、玄関ドアの正面に紙が張り付けられているよ。

    『この家には私の友人たちがいます

    もしあなたが人間なら、驚かないでください。

    全員アンデッドですが、気は優しい人ばかりです』

    と書かれているね。あと【行動判定】して。補正は+2。【めだま・のうみそ】が使用可能だよ」

    天元「では【めだま】を使用しようか【dice2d10=2 2 (4) +2】」

    五条「また急だな【dice1d10=3 (3) +2】」

    髙羽「新しいメモかな?【dice1d10=10 (10) +2】」

    夏油「では私も【めだま】使用で【dice2d10=8 2 (10) +2】」

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 01:28:59

    羂索「ぷっ、出目腐ってやんの。髙羽と夏油はふと見上げた家が、三階建てなことに気付くよ。階段を見逃した?でもそれらしき場所なんてあったか?」
    髙羽「隠し階段!?ロマンあるぜ!」
    夏油「怪しい部屋は大体見当付きますけど」
    五条「あー分かった。たからさがしついでに行こうぜ」
    天元「情報は出揃ったかな?…………戻ろうか」

    羂索「という訳で今日はここまでだ。明後日には戦闘にいけるといいんだけど。ネクロニカの戦闘ってこれまた複雑だから何日かにまたがりそうなんだよね。ま、気長に付き合ってよ」

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 08:10:54

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:31:09

    戦闘楽しみ…

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:39:29

    羂索「はい、2階の廊下に戻って来たけどどうする?」

    髙羽「残りのたからは引き出しのある机のとこの指輪と起きたとこのベッドの飾り紐だよな!天元様どっち欲しい?」

    天元「髙羽はどちらが欲しいんだい?」

    髙羽「うーん、俺は【dice1d2=2 (2) 】かな!」

    ※1.指輪、2.飾り紐

    天元「私はどちらも気に入るだろうからどちらでもいいよ」

    五条「たぶんその2つもビーズだよな。なーんか子供っぽいか」

    夏油「そうかな?作った人は手先が器用だったのかなとは思うけど。……まあ、本来の主人公は年若い女の子だからね」

    天元「ビーズの定義は『装飾や手芸などに用いる穴の開いた小さな玉』だ。君たちが想像しているビーズ飾りとは全くの別物かもしれないよ。ガラスやプラスチックではなく、石や真珠、貝殻や骨なんかで出来ているかもしれない」

    髙羽「ひょ、ひょえ〜……。気軽に手にしていいのかこれ」

    五条「……ま、金になるかはどーでもいいな」

    夏油「翻訳すると『作ったヤツが俺らのこと考えて作ってくれただろうってことはまあ嬉しい』ってところか」

    五条「野暮!野暮な傑略して野暮る!」

    天元「そろそろバトルパートが来そうだ。対話判定をお願いできるかな、羂索」

    羂索「はぁ〜。もっと野暮なのが居たよ。まあ許可してあげるけどさ」


    五条【dice1d10=3 (3)

    夏油【dice1d10=2 (2)

    天元【dice1d10=8 (8)

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:49:58

    夏油「ろくに成功しないな!!」

    五条「傑はそろそろヤベーよなマジで」

    羂索「プッ。いい加減哀れになってきたよ(笑)ま、ぶっちゃけこのシナリオ戦闘はそんなに難易度高くないから安心してよ。代わりに寵愛点もそんなに高くないけど」

    天元「……夏油への【独占】を減らそう」■■□□

    髙羽「せめてあと一回は対話判定したいなー。起きた部屋行くぞ!」

    羂索「君たちが起きた部屋に来たね」

    髙羽「ベッドの裏を探す!」

    羂索「ベッドの下、マットの裏側に【小箱】がテープでくっつけられているのを発見するよ。中身は【ビーズの飾り紐】だ。服につけても、髪につけても似合う、君のために作られたような色合いだよ」

    髙羽「【dice1d4=2 (2) 】につける!」

    ※1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

    夏油「次は客室だね」

    羂索「慌ただしく客室に移動してきたよ」

    天元「机の引き出しの裏を調べるよ」

    羂索「机の引き出し、その裏に【小箱】がテープでくっつけられているのを発見するよ。中身は【ビーズの指輪】だよ。君が気に入りそうな、良く言えば落ち着いた、婆臭い色合いだ」

    天元「指輪だし腕パーツにしよう」

    ※1.頭、2.腕、3.胴、4.脚

    羂索「で、次はどこに行くの?」

    髙羽「えーと、あれがこれでこうだから【dice1d2=2 (2) 】」

    五条「ん?【dice1d2=1 (1) 】」

    夏油「そうだね。【dice1d2=1 (1) 】」

    天元「……【dice1d2=2 (2) 】」


    ※1.立ち入り禁止の部屋、2.わかんね! お遊びダイスです

  • 96二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:58:52

    髙羽「わかんね!」

    天元「わかんね!」

    五条「いや、立ち入り禁止の部屋だろ……って」

    「「「嘘だろ天元様!?」」」

    羂索「た、立ち入り禁止の廊下に来たよ」

    五条「羂索も動揺してら……。その辺に何かそれっぽい設備がないか探す」

    天元(ふむ、このボケはダメか)

    羂索「じゃあ廊下の天井をよくよく見ると引っ張るための金具があるのに気付くよ。引っ張ったら上へ行けるかもしれないよ」

    五条「じゃあ引っ張る」

    羂索「五条の身長と腕じゃ金具には手が届かないね」

    五条「マジかよ」

    夏油「いや流石に君の身長でも天井となると2、3mはあるだろうから厳しいだろ」

    髙羽「夏油くんが五条くん肩車しても厳しそう?」

    五条「それだ。傑さっさと肩貸せよ」

    夏油「仕方ないな、よいこらしょっと」

    羂索「あと1歩といったところだね」

    五条「クッソ!」

    夏油「早くして。バランス崩れる」

    天元「【バール】を貸してあげよう、どうかな?」

    羂索「何とか金具を引っ張ることに成功するよ」

    五条「よっしゃー!」

    夏油「これで対話判定したことにならない?」

    羂索「じゃあNCの慈悲で許可してあげるよ。せいぜいありがたく賽を振りな!で、上からハシゴが降りてきたね。どうやらここから三階へあがれるようだよ。その時、ひらりと二枚のメモが落ちてきた。『あがって右の部屋へどうぞ』『そこのドア、危険だって書いてるのに、みんな絶対一度は開けてしまうのです』とある」

    夏油「言われてるよ悟」

    五条「立ち入り禁止のドアなんて気になるもん付けたまんまにしとく方が悪い!」

    髙羽「俺先頭で順番に登る感じでいーい?」

    天元「いいよ」

    五条【dice1d10=3 (3)

    夏油【dice1d10=4 (4)

    天元【dice1d10=6 (6)

  • 97二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 00:10:07

    天元「五条への【友情】の狂気点を減らすよ」■■□□
    夏油「私、狂気点一個でも入ったら発狂する状態で戦闘突入するのか……?」
    五条「傑なら何とかなるっしょ」
    髙羽「ま、まだチャンスあるから!ね?ね!羂索さん!?」
    羂索「一応まだアドベンチャーパートは続くから、君ら次第じゃない?」
    髙羽「対話判定できるように頑張ろぜ夏油くん!フレフレ夏油くん!」
    夏油「ありがとうございます……」
    羂索「君たちが仲良くハシゴを登って来た先には廊下があって、右と左にドアがあるね。左側のドアには鍵がかかっているみたいだ。右側のドアには鍵穴自体がないね。ドアノブはすんなり開くことだろう」
    五条「【地図の部屋】か」
    髙羽「とつげーき!」
    羂索「おめでとう。この部屋に入った時点で、カルマ【メモをたどる】は達成だよ。ぱちぱちぱち」
    夏油「寵愛点プラス2……いや、記憶のカケラもみんな獲得しているからプラス4点だね」
    天元「塵も積もれば山となるということか」
    羂索「部屋の中はリビング並に大きいよ。いくつものメモが貼り付けてある、壁一面を覆うほど大きな地図があるのが目につくね。
    地図には大きな森が描かれていて、中央には今君たちが居るであろう家があり、森の周囲を柵が囲んでいるという形だ。
    そして森の柵には監視カメラの絵があって机の上にあるモニターで、その映像が見られるようだよ。
    机の上にいくつもモニターが置かれている……けど、その一つに赤いランプがチカチカ光っているね」
    五条「まずはモニターに近付くか」
    夏油「賛成」

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 00:21:55

    羂索「赤のランプがチカチカと光っているモニターに近付き、その画面を見ると、森の柵の一部が壊れているよ。大きな何かが通った跡があり、草木が踏み荒らされて画面外に続いているね。荒らされた森を見ると、君らはなんだかムカムカと嫌な感じを受けるだろう」

    夏油「……。」

    五条「誰がやったんだろうな」

    夏油「少なくとも私たちのうちの誰かでないことは確かだ」

    髙羽「メモの人が森を守りたがってたんだから、ぜってーそうだよな。たぶん……俺ら、記憶にはないけど、一緒にここに住んでたんだと思うし。尚更、さ」

    天元「4人で一緒に守っていたのだろうな、ここを」

    五条「なぁ傑」

    夏油「なんだい悟」

    五条「コイツら見つけたら殺そうな」

    夏油「……そうだね、一緒に殺そう」

    髙羽「ぶ、物騒!」

    天元「この世界で動いているものは大体兵器か元兵器だからね。情けを掛け過ぎると足元を掬われる可能性もあるのは確かだ……羂索」

    羂索「はいはい対話判定、対話判定ね」

    夏油「次は地図かな」


    五条【dice1d10=8 (8)

    夏油【dice1d10=6 (6)

  • 99二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 00:28:31

    途中までメモ書いた人とこの四人の五人で暮らしてたのかと思ったけど
    メモ書いた人=アンデッドさんはこの四人のうちにいるってこと…?それも全部忘れてるのか

  • 100二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 00:35:35

    五条「おっしゃ!傑への【依存】を減らす!」■■□□
    夏油「明らかに悟としか会話していないから悟への【依存】を減らすよ。とりあえず一発即狂気は脱出したね」■■□□
    髙羽「おめでとう!おめでとう夏油くん!俺お祝いのダンス踊っちゃう!」
    夏油「結構です」
    髙羽「あふん」
    天元「地図はどんな様子だい?」
    羂索「地図のすみにはいくつものメモが貼り付けてあったよ」

    『この森は自分の大切なもの。守りたいもののひとつ』
    『なにかを守りたい、なにかを助けたいと思うのは人間の本能です。"そういうふうにできている"という事です。”そういうふう”を希望的に考えると、つまり自分は半分くらい人間です』
    『もし森を壊す者が居たら、森から追い出すか、退治してください』
    『起きた自分たちへ。お願いです』

    羂索「地図のメモを見て、君は一抹の懐かしさをおぼえるだろうね。……ひとりのアンデットが森を守っていた。それは君?それとも、自分だったろうか?」
    五条(やっぱりメモの主は)
    夏油(この中に居る可能性が高いね)
    羂索「思いを馳せたその時だ。家の外が騒がしくなる」
    天元「来たか……!」
    羂索「亡者の呻き声と、蔦を振り回す音。木々の倒れる痛々しい音。窓から外を見ると、森からアンデットが押し寄せているではないか!」
    髙羽「……!ラフさんっ!ラフさんは大丈夫!?」
    羂索「アンデット達は畑のラフさんが振り回す蔦に足止めされているけれど、ラフさんもいつまで保つか分からない。このままにしておけば連中が家になだれ込んで来るのは間違いないよ。さて、どうする?」
    「「「「急いで外に出る!」」」」

  • 101二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 00:51:05

    羂索「どうやって外に出るんだい?」
    夏油「私がまずハシゴを降りる。廊下に出たら立ち入り危険のドアを開けて、ぶら下がるよ。みんなには、私をつたって少しでも衝撃を減らして現場に下りてもらう。【アームバイス】があるから適任だろう」
    五条「下りてる間は俺が威嚇射撃でお前らとラフさんを守ってやんよ!」
    天元「まず私が下りよう。そして五条悟の威嚇を【バール】や【空飛ぶギロチン】で手助けする」
    髙羽「あ、【アームバイス】があるにしても負担デカくない!?【サイボーグ】で【スチールボーン】の俺がやるよ!」
    夏油「髙羽さんには戦闘で盾役として頑張って貰わなくてはいけないので。これくらい頑張りますよ」
    髙羽「……!うし、分かった!」

    夏油「よし、固定完了。頼むよ悟。……まず降下お願いします、天元様」
    天元「任された」
    夏油「ラフさんは大丈夫?」
    羂索「何とか無法者を家に来ないよう押しとどめてくれているよ。五条が射撃を始めてから少し余裕が出たようだけど、やはり長くは持たなさそうだ」
    天元「降下完了。髙羽!」
    髙羽「夏油くん、俺重いから無理しないでくれよ!」
    夏油「なんのそのですよ……悟!今だ!」
    五条「おらよっと!……お前ら、覚悟しとけ。残らず蜂の巣にしてやるからな!」

    羂索「全員庭に下り立ったね。──では、バトルパート開始だ!」

  • 102二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 01:17:05

    羂索「とはいえ、今日バトルパートに突入するにはもう遅くになってしまったからね。戦闘終了条件や手駒やドールの配置なんかを開示して区切らせてもらうよ……なんだこの汚い舞台見取り図。まあしょうがないか……」

    ★バトルパート
    戦闘終了条件【すべて敵の殲滅】
    カルマ【とくになし】
    手駒配置:
    奈落:不在
    地獄:シデムシ
    煉獄:オチムシャ・ハウンド2・ナイトメア10

  • 103二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 01:32:30

    五条「このオチムシャってやつ早いな、絶対髙羽がダメージ受けちまうじゃん。うわっ【名刀】持ってやがる」
    髙羽「【スチールボーン】あるからとりあえず1回は切断成功されても耐えられるぜ!」
    夏油「とはいえなるべく行動させたくないな……開幕攻撃してきた時に【愛撫】を使用するか……?」
    天元「シデムシは移動・転倒無効か。それでも切断でダメージ2倍にはなる……ふむ」

    羂索「改めて見てもコイツら髙羽以外切断に弱そう過ぎて笑っちゃうよね!じゃ、また明日にでも来るからその時はよろしく頼むよ」タハー

  • 104二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 08:29:05

    保守!

  • 105二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:39:31

    ほし

  • 106二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:23:33

    羂索「や、ちょっと早めに来れたから始めていくよ。
    そういえば使用させて貰っているシナリオ、くまさん氏作の『ルクナウト』だけれどNCの都合で改変を加えているところも多々あるよ。
    純粋なシナリオが気になるようなら本氏の作品を読むことをおすすめするよ。ネクロニカ ルクナウトで出てくるからね。
    ……ところでだ。
    このスレはどうしても更新が深夜に偏る都合上、他の方々のTRPGスレと違って画面の外の君たちに参加して貰えない形式で回してたんだけれど、ダイス回したいとか安価やって欲しいとかあるかい?
    その方が面白そうだったらやってみようと思っているよ。
    次にやるシナリオも決めたことだしね」
    五条「は!?これ終わったら出られるんじゃねぇのかよ!」
    羂索「『永い後日談のネクロニカのセッションをしないと出られない領域』であって『永い後日談のネクロニカのセッションをしたら出られる領域』じゃないからね」
    夏油「詐欺のやり口じゃないか」
    羂索「はいはい、バトルパート入るよ〜」
    髙羽「相変わらず強引だな!?」
    天元「平安あるあるかもしれないね」

  • 107二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:35:28

    や、元気にしていたかな。

    この度は3人とも残念だったね、お悔やみ申し上げるよ。

    という訳で新しく生まれ変わってくれた君たちのために、ちょこっとだけ刺激的なプレゼントを用意したんだ。

    彼らはその手始めみたいなものだよ。

    これくらいの雑兵は、難なく突破してもらわなきゃ困るからさ。

    早く……早くこっちに来てよね。

    だって君たちは、”私の”……

    私を愉しませるための【お人形】なんだから!

    ふふ、ふふふふふ……。


    〜1ターン目〜


    羂索「まず、行動値13のオチムシャから行動だ。【名刀】を宣言するよ。白兵攻撃2+切断、攻撃判定の出目+1のマニューバだ。攻撃対象は……」

    夏油「NC、私はオチムシャに【愛撫】を宣言する!」

    羂索「はいはい。夏油の魅惑の手付きに翻弄されたオチムシャは身悶えして身体から一瞬力を抜いてしまったね。行動値マイナス2。【名刀】での攻撃も中断だよ」

    羂索「さて。行動値11の夏油、髙羽、天元。お前たちとオチムシャの手番がやって来たけど、どうする?」

    夏油「【鉄球鎖】でオチムシャに攻撃するよ。白兵攻撃1+転倒のマニューバだ。そして私は【死神】なので白兵攻撃マニューバの攻撃判定出目は+1となる!」

    天元「【空飛ぶギロチン】でオチムシャに攻撃。【殺劇】で攻撃判定出目+1、ダメージ+1だね。そして【集中】を宣言しよう。行動値-2の代わりにターン終了まで更に出目+1だ」

    髙羽「えっと、じゃあ俺も【チェーンソー】でオチムシャに攻撃!白兵攻撃2+切断!それだけ!」

    羂索「いや本当攻撃させない意思が強過ぎるな夏油に天元。髙羽を見習えよ髙羽を」

    夏油「やられる前にやる、見敵必殺というやつだよ。とはいえ出目が腐ったら意味がないけれど」

    天元「気が付いたらこうなっていた」


    夏油【dice1d10=9 (9) +1】

    天元【dice1d10=4 (4) +2】

    髙羽【dice1d10=9 (9)

  • 108二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:49:08

    五条「おー、やってるやってる」

    羂索「はいはい転倒転倒、行動値マイナス4。天元と髙羽の分の切断判定するよー【dice1d10=4 (4) 】【dice1d10=3 (3) 】」

    髙羽「な、なんかごめんな……?」

    天元「謝ることはない。全力でかかるべきだ。彼らは我らの庭を荒らす侵略者なのだから」

  • 109二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:05:25

    羂索「切断判定は両方失敗。夏油からのダメージが1、天元からのダメージが2、髙羽のダメージがが4ね。じゃあ【鎧具足】を宣言。効果は防御1だ。1減らして6ダメージ……【ほね】【鎧具足】【アドレナリン】【リフレックス】【しんぞう】【はらわた】を損傷させるよ。オチムシャの残りパーツは4だ」

    夏油「天元様、髙羽さん、合わせましょう!」
    天元「あぁ」
    髙羽「ガッテン承知之助!」

    夏油の【鉄球鎖】が豪快に宙を舞う。それは唸りを上げてオチムシャへ激突し、ダメージは【鎧具足】に阻まれたものの、大きく体制を崩すことに成功する。
    その大きな隙を逃さないというように【空飛ぶギロチン】が更にオチムシャの足元を掬い、その丈夫なはずの【ほね】をギギギギギ、ギャン!と壊していく。
    そこにトドメと言わんばかりに髙羽が【チェーンソー】を振り上げ、ヤツの懐に飛び込んだ。
    【はらわた】がとびちり【しんぞう】が抉りだされるが、それでもヤツはどうやらまだ動けるようだ……。

  • 110二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:14:57

    羂索「さて、行動値10は五条悟とシデムシだ」

    五条「【ショットガン】を宣言!対象は……ハウンド1にすっかな。効果は射撃攻撃1+爆発、攻撃判定の出目+1。で、【子守唄】の効果で射撃攻撃マニューバの出目-1の代わりにコスト-1!」


    五条【dice1d10=5 (5)

  • 111二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:26:37

    羂索「で、シデムシは【節足】で煉獄へ移動するよ。この時【突進】を宣言しよう!移動前後の対象1人に肉弾攻撃3だ!対象は【dice1d3=2 (2) 】!」

    ※1.夏油、2.髙羽、3.天元

    髙羽「むむっ!俺の出番か!?」


    シデムシ【dice1d10=3 (3)

  • 112二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:40:18

    五条「クソ、足りねぇか!なら【あるびの】を宣言!自分に支援1だ!」

    羂索「シデムシは攻撃失敗と。なるほどね。じゃあハウンド1には爆発の効果で2ダメージ入るよ。【はらわた】と【しっぽ】を損傷させる」

    髙羽「俺の出番なかった……」

    五条「この場合ない方がいいだろ出番」


    五条「おい!こっちを見な犬っころ!」

    その声に反射的に振り向いたハウンドは、その声の主の特殊な色彩【あるびの】を見て、一瞬動きが止まってしまう。

    その隙を逃さず五条が放った【ショットガン】の弾は、あわてて踵を返したハウンドの【はらわた】と【しっぽ】を見事に吹き飛ばしたのだった。


    羂索「行動値9の連中の出番だよ。具体的には夏油とハウンド2匹ね」

    夏油「オチムシャをとことん追い詰めておきたいのでオチムシャに【鉄球鎖】だ」

    羂索「じゃあハウンド2匹は【セイバートゥース】でそれぞれ【dice1d3=3 (3) 】、【dice1d3=1 (1) 】に攻撃だね」

    ※1.夏油、2.髙羽、3.天元


    夏油【dice1d10=3 (3) +1】

    ハウンド1【dice1d10=5 (5)

    ハウンド2【dice1d10=8 (8)

  • 113二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 00:04:57

    夏油「髙羽さん!」(当たらないか……!【アームバイス】はまだ取っておきたい。仕方がないな……)

    髙羽「俺にぃ、任せとけぇ!夏油くんを【庇う】ぞ!俺は【サイボーグ】だから防御2でダメージ無効!」


    夏油のオチムシャを狙った【鉄球鎖】は勢い良く空を切ってしまった。【あし】を無くそうが武者は武者、侮れない。

    そこにすかさずハウンド共が鉄の顎で噛み付こうと試みるが、素早く割り込んできた髙羽によって、その噛みつきは見事に防がれることとなった。


    夏油「大丈夫ですか!髙羽さん!」

    髙羽「トゥーンだから平気デーーース!!!」

    夏油「大丈夫じゃなさそうですね!」

    髙羽「大丈夫だぜ!?」


    羂索「茶番は置いといて行動値8、五条と髙羽。あとナイトメアの行動だ」

    五条「【ショットガン】で……ハウンド2に攻撃だな。雑魚のHPを少しでも削っとくわ」

    髙羽「夏油くんの意思を継いでオチムシャに【チェーンソー】で攻撃だ!」

    羂索「じゃ、ナイトメアは【うわごと】を宣言しよう!精神攻撃……狂気点を増やす攻撃だね。対象は【dice1d3=1 (1) 】。今は10体居るから連撃1だ」

    ※1.夏油、2.髙羽、3.天元

    髙羽「あれ、あの子達結構厄介?」


    五条【dice1d10=6 (6)

    髙羽【dice1d10=6 (6)

    ナイトメア【dice1d10=2 (2)

  • 114二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 00:14:38

    羂索「ナイトメアの攻撃失敗。じゃあ五条の攻撃でハウンド2も【はらわた】と【しっぽ】損傷ね。オチムシャは切断判定だ。これが決まったらオチムシャは完全解体だよ。よいしょっと【dice1d10=2 (2) 】」

    五条「なんか……余裕綽々だな」

    天元「戦闘前の口上で雑兵と言っていたからね。全く殺す気で掛かっていないんだろう」

    髙羽「羂索ムカつく〜!」

    夏油「髙羽さんは切断決まらなかったら行動値7の手番がまあまあ大変そうなのでもう少し気を張って下さい」

  • 115二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 00:39:39

    羂索「おみごと!オチムシャは何もさせてもらえないまま解体されたよ!たはー!」

    髙羽「やられたのに楽しそう」

    羂索「いや、『転倒は強過ぎるからNCが持つなら使用制限しろ』って正にこういうことだよねっていうのをいざ実体験すると中々愉快なものだよ?」


    五条はひたすら【ショットガン】で動き回る獲物……ハウンドを冷静にかつ冷酷に追い詰めていく。さて、という訳でもう一匹も見事にその背を撃ち抜かれたのだった。

    一方の髙羽。

    髙羽「俺達の邪魔ァすんなら死 ね!死んでた!」

    ズリズリと【名刀】を杖に何とか君たちに追いつこうと這いずるオチムシャにギャリギャリギャリと【チェーンソー】の刃を食い込ませ、黙らせることに成功していた。

    髙羽「作戦通り!ありがとな、夏油くん!天元サマ!」

    夏油「私たちは動きを邪魔しただけだから」

    天元「こちらこそありがとう、髙羽」


    羂索「よし。じゃあ行動値7の五条と夏油、ハウンド2匹の出番だよ」

    五条「【ショットガン】でそろそろシデムシに攻撃いっとくかな」

    夏油「私は……【せぼね】使用で【鉄球鎖】のコストを-1しよう」

    五条「……あー、なるほどな!」

    羂索「うんうん、まずは色々試してみるのはいいことだね!【dice1d3=3 (3) 】【dice1d3=1 (1) 】」

    ※1.夏油、2.髙羽、3.天元


    五条【dice1d10=3 (3)

    ハウンド1【dice1d10=7 (7)

    ハウンド2【dice1d10=4 (4)

  • 116二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:12:33

    髙羽「天元様を【庇う】!」

    夏油「待って下さい、【アームバイス】を宣言すれば……!」

    髙羽「大丈夫!脚ならたからものとか無いから!脚全損になっちゃうけど移動とか今更しないし平気平気!」

    夏油「……分かりました!」


    五条「ちっ!外した!」

    髙羽「天元様!あっぶなーい!」

    天元「っ!」

    五条は【シデムシ】に【ショットガン】を当てようと試みたが、少し距離があったせいか、弾丸たちは空を切ってしまった。

    弾丸の雨が一旦止んだのを合図にしたかのように、2匹のハウンドがそれぞれ夏油と天元に襲いかかる。

    すかさず髙羽は天元とハウンドの間に潜り込むが、今度は攻撃を防ぎきれず、【ほね】ごと【あし】をズタズタにされてしまった。

    天元「髙羽、すまない!」

    髙羽「天元様が無事でよかったッス!」

    しかし、天元を守り切るという本懐を遂げることには成功したのだった。


    羂索「次は行動値6の奴ら。五条、夏油、天元。シデムシのターンだ!」

    夏油「【鉄球鎖】を宣言!コストは【せぼね】効果で-1されていて1!相手はシデムシだ!」

    五条「引き続き【ショットガン】!相手はシデムシ!」

    天元「【空飛ぶギロチン】を宣言するよ。今回も【殺劇】で出目とダメージが+1だね」

    羂索「では、シデムシは【怪物の顎】を宣言する!肉弾攻撃3。対象は【dice1d3=1 (1) 】!」

    ※1.夏油、2.髙羽、3.天元


    五条【dice1d10=7 (7)

    夏油【dice1d10=9 (9) +1】

    天元【dice1d10=7 (7) +2】

    シデムシ【dice1d10=6 (6)

  • 117二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:36:59

    天元「出目9か、これなら……!【修羅】を宣言する!髙羽への【保護】へ狂気点を振る代わりに自身へ支援3!出目12!」■■■□

    五条「!……天元サマに【助言】!支援1で出目13だ!」

    髙羽「俺も【うで】で支援1するぜ!これで出目14だよな!」

    天元「続いて【有刺鉄線】の使用を宣言しよう。白兵・肉弾ダメージ+1。これで切断判定が入ればダメージは12。五条悟と夏油傑のダメージと合わせて15。【強化外骨格】【粘液塊】の使用があってもシデムシは完全解体となる筈だ」

    羂索「……あははははは!なるほどねぇ。殺(と)る気満々じゃないか!よく考えた、受けて立つよ!【dice1d10=10 (10) 】」

  • 118二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 02:07:37

    天元「すまない、羂索。よく見たら計算間違いをしていた。ダメージに【殺劇】の+1を乗せ忘れていた。ので、1+1+4+1で7、それを2倍にすれば14ダメージが入ることになっていたな」
    羂索「ま、捕らぬ狸の皮算用で終わったわけだけどね!」
    五条「ちっ!簡単には殺らせねぇってか……」
    羂索「ダイスの神様もいけずだねぇ。ククク……にしてもダメージ10もエグめだけどね。しかもギロチンで。えーまずは【粘液塊】で妨害1、【強化外骨格】で防御2。7ダメージね。【平気】【突進】【節足】【中枢神経】【めだま】【常時飢餓】【はらわた】を破壊するよ」
    夏油「……そうだった!シデムシに【あし】を宣言!妨害1で攻撃を失敗させる!」
    髙羽「あっ!あぶね!ありがとう夏油くん!」

    髙羽「夏油くん!危ない!」
    夏油「危ないのは髙羽さんの方です!何も考えず突っ込むのは止めてください!」
    天元「大丈夫だよ、君たちは私が絶対に守ってみせる。この力で……」
    【修羅】の【殺劇】。天元の【空飛ぶギロチン】がひらひら、なんて優雅な音ではなく、ブワンブワン、ギャリギャリッ!と不快な金属音を立てて宙を舞う。
    夏油を狙ったシデムシは哀れ、巨大な体格の大半を肉の細切れにされて吹き飛ばされ、無様な内臓を晒すことになった。
    夏油「私たちも行こうか」
    五条「そうだな傑!」
    それに追い打ちをかけるように、柔らかな中身へ無骨な【鉄球鎖】と【ショットガン】の銃弾の雨が浴びせられる。
    ……戦いも終わりが見えつつあった。

  • 119二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 02:15:58

    羂索「次は行動値5。五条、ハウンド2匹とナイトメアどもの出番だね。敵の攻撃対象はそれぞれ【dice1d3=1 (1) 】【dice1d3=1 (1) 】【dice1d3=1 (1) 】だ。君はどうする?」

    ※1.夏油、2.髙羽、3.天元


    五条「まあ、【ショットガン】でシデムシを攻撃するぞ」

    羂索「手強そうなのから仕留める癖でもあるのかい君らは?」


    五条【dice1d10=4 (4)

    ハウンド1【dice1d10=1 (1)

    ハウンド2【dice1d10=6 (6)

    ナイトメア【dice1d10=10 (10)

  • 120二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 02:32:11

    髙羽「夏油くん狙われ過ぎだろ!!ごめん、精神攻撃は無理だけど肉弾攻撃は【庇う】ぞ!」

    天元「その必要はないよ、【あし】を宣言。攻撃を失敗させよう」

    髙羽「俺だけ助かっちまった!」

    夏油「よりにもよって狂気点がまだまだ貯まっている私を狙うか……!五条への【依存】を増やすよ……」■■■□

    羂索「連撃もあるよ〜楽しんでいってね〜【dice1d10=1 (1) 】」

    五条「ええと。あ!でもとうとう自分で自分を攻撃し始めたぞ。そこの犬」

    羂索「!……ふふふ……じゃあそうだね、ハウンド1は自身の【セイバートゥース】と【強化脊髄】を損傷するよ」

    髙羽「?攻撃手段自分から無くしちまうの?」

    羂索「まあサービスだよサービス」

  • 121二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 02:54:40

    苛烈な攻撃の余韻でビチビチと身悶えるシデムシに五条は引き金を引き続けるが、中々一打が与えられない。

    そんなじれったい攻防が続く中、何を思ったのか、それとも何も思わぬただの本能なのか、ハウンドとナイトメアどもが一斉に夏油に群がり始めたのだ。

    ハウンドは天元が既のところで【あし】を出し、その凶行を妨害したが、群がるナイトメアを止めることはできなかった。

    「ぁおあ、ぅああ、きてきてきてきてきてきてかえってぇええェうえ」「あたまかたひざあたまかたひざあたまかたひ」「はぁあ、あ……あうあ……あ……」

    髙羽「わーっ!夏油くーん!」

    夏油「くっ!うっとうしい!」

    ハウンドのうちの一匹が、自らの刃に噛まれ、更に己の体をズタズタにしているのが見えた。

    犬、元は犬だったであろう哀れな死肉。そういえば、私の【愛犬】はどうなって

    夏油「うぐっ……考えるな、考えるな……」


    羂索「発狂はさせられなかったか、残念。じゃあターン4。五条、夏油、髙羽。君たちの番だよ」


    夏油「……【鉄球鎖】を宣言。ハウンド1を楽にしてあげるよ」

    五条「……そうかよ。俺は【ショットガン】でナイトメアを攻撃する」

    髙「【チェーンソー】を宣言!シデムシズタズタチャレンジを試みるぜ!」


    五条【dice1d10=8 (8)

    夏油【dice1d10=4 (4) +1】

    髙羽【dice1d10=10 (10)

  • 122二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 03:20:41

    夏油「【うで】を宣言。支援1だ」
    羂索「じゃあハウンド1は鳴き声ひとつ上げず倒れるね。まあ奴らに元々鳴き声を上げる喉なんてないんだけども」
    夏油「あと、【アームバイス】を宣言。髙羽さんに支援2を」
    髙羽「お?おおー!大成功だ!ありがとう夏油くんっ!2+2だから……切断なしでもシデムシズタズタチャレンジも大成功だー!とったどー!」
    羂索「はいはいおめでとう。しでむしは バラバラになった よ。で、ナイトメアは残り8体ね」

    夏油はナイトメアの群れを掻き分け、倒れ付したハウンドの元へ辿り着く。
    獣の足をもがかせ、まるで苦しんでいるように見える動く犬の死体もどきに向かって、震える【うで】で、彼は引導を渡した。
    髙羽「夏油くん?」
    夏油「大丈夫。少し気分が悪くなっただけですから」
    髙羽「苦しくなったらちゃんと教えてくれよ。五条くんや天元様は分かんないけど、俺、つい勝手に変なお節介焼くかもしれんからさ」
    夏油「分かりました。……来ますよ、髙羽さん!」
    髙羽「そのまえにナイトメア……」
    髙羽たちに群がろうとしている連中は、五条の凶弾により手出しできずただただうろちょろとするのみになっていた。
    髙羽「うっしいくぞー!これが光の力だああああ!!」
    夏油の【アームバイス】に抑えつけられたシデムシに叩き込まれた豪快な髙羽の一撃は、見事彼を沈黙させることに成功したのだった。

  • 123二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 03:25:56

    天元「1ターン討伐が見えて来たね」

    羂索「まあ慣れてる人なら1ターンでいけるかも?って難易度ではあるね。次は行動3、五条のターンだよ。」

    五条「大成功次第でいけるかもな、1ターン。さくさく行こうぜ。【ショットガン】でナイトメアを攻撃〜」


    五条【dice1d10=5 (5)

  • 124二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 03:56:13

    羂索「今更だけど、レギオン・ホラーって切断判定なしで容赦なくダメージ2倍なんだよね」

    羂索「……は?初歩的なミス過ぎるんだけど。私が馬鹿みたいじゃん。どうしてくれるの?」

    羂索「みんな察してるだろうけどさ、メタな話で申し訳ないけれどスレ主はそもTRPG初心者なんだよね。自分以上に頭の良いやつは書けない法則適応とか本当に勘弁して欲しいんだけど。キャラクター借りといて何してんのって話」

    羂索「まあここからは何事もなかったかのように普通に切断判定なしで2倍にしてくからよろしくね」



    五条「じゃあ【うで】使うか、この際」

    羂索「ナイトメアが6に減ったよ。コツコツいくねぇ、こういう堅実なパズルみたいなのもいいよね。しかし豪快に派手なものも見たい。主に君たちが引き潰される方で」

    五条「グダグダ言ってないで次進めよ」


    確実に、確実に敵を潰していく。煮えたぎる感情からではなく、冷静な理性から引き金を引く。

    でも、昔一度だけ、感情から引いた引き金があったような。

    五条「今はどーでもいいよ。みんなの敵を潰せれば、まずはそれでね」


    羂索「とうとうここまで来たねぇ。行動値2は天元、ハウンド2とナイトメアだよ」

    天元「【空飛ぶギロチン】でナイトメアに攻撃しよう」

    五条「ここで【死の手】発動っと。【ショットガン】をラピッドで使うぞ〜」

    天元「とすると私は【殺劇】の効果を使用可能か」

    羂索「さて【セイバートゥース】と【うわごと】で攻撃。対象は【dice1d3=2 (2) 】【dice1d3=3 (3) 】ね」

    ※1.夏油、2.髙羽、3.天元


    五条【dice1d10=9 (9)

    天元【dice1d10=4 (4) +2】

  • 125二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 03:57:09

    >>124

    ハウンド2【dice1d10=4 (4)

    ナイトメア【dice1d10=4 (4)

  • 126二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 04:09:50

    天元(この数では討ちもらしが出てしまうか)

    ハウンドとナイトメアの攻撃は問題なくいなした。問題はその後。攻撃の手数。

    【空飛ぶギロチン】片手に天元が自分の力量と相手の数を実に冷静に品定めしていた、その時。

    破裂音が炸裂し、討ちもらすであろうと考えていた数のナイトメアが丁度ドサリドサリと倒れていった。

    ちらりと後ろに目をやると、この薄汚れた世界では一際目立つ白磁の色彩がニヤリと笑ってこちらを見ていた。

    天元「感謝する」

    聞こえても聞こえなくても構わない声量で口にし、天元はギロチンを振り下ろした……。


    羂索「ナイトメアは【ショットガン】と【空飛ぶギロチン】で無事全員肉塊になったよ」

    羂索「さて、行動値1の髙羽。君の攻撃でこの戦闘が1ターンで終わるか決まる訳だけど、感想は?」

    髙羽「俺ただの盾役なんだけどなぁーーー!?」

    羂索「はい、行動宣言して」

    髙羽「【チェーンソー】でハウンドに攻撃!!夢バトルしようぜ夢バトルー!」


    髙羽【dice1d10=3 (3)

  • 127二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 04:13:20

    髙羽「駄目でしたー!」
    五条「こればっかりは運だから」
    夏油「大失敗しなかっただけいいですよ」
    天元「次のターンがある」
    髙羽「みんなの優しさが辛すぎる!痛すぎるぅ!」

    羂索「という訳で流石にもう朝と言える時間になってしまったことだし、あと少しなのだけれどここで区切りとさせてもらうよ。よろしくね」

  • 128二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 07:48:18

    ダイスとか振ってみたい気もするけどこの観戦してるだけなのも好きなんだよな…続き楽しみ

  • 129二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 18:46:51

    ほし

  • 130二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:42:33

    羂索「という訳で再開するよ!その前に……ささ、任意の未練に狂気点を加えて〜」

    五条「ど、ち、ら、に、し、よ、う、か、な!傑への【依存】で」■■■□

    夏油「……たからものへの【依存】にしておくよ」■■■■

    髙羽「五条くんへの【友情】……本当にごめんな!夏油くん!」■■■□

    天元「私も五条悟への【友情】に加えよう」■■■□

    羂索「2ターン目突入、と!死にかけの犬しか残ってない舞台だからさっさと片付くだろうし、パパッと始めていくよ」

    天元「何らかの悪意を感じるね、その言い草は」

    羂索「……くくっ。さて、本来行動値11の夏油は幼児退行してしまったから、まず行動値10の五条、天元から行動再開だよ。どうする?」

    五条「【ショットガン】でハウンドに攻撃する以外に何やれってんだよ逆に」

    天元「【空飛ぶギロチン】でハウンドに攻撃。念には念を入れてこのターンでも【集中】を宣言しよう。」


    【dice1d10=4 (4)

    【dice1d10=3 (3) +2】

  • 131二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:50:13

    五条「うし、これくらいなら【助言】と【うで】で支援2!」
    天元「【うで】を使用するよ」
    羂索「はーい、ハウンド完全解体!」


    「……ひっ、ひっく……ひっく……」
    夏油は死骸を横目に膝を折って本を抱きしめていた。
    自分の【愛犬】ではないと分かっていても、ハウンドが地面に汚らしく転がる姿が、妙に夏油の心に突き刺さって仕方がなかったのだ。
    そこにざくざくと隠す気のない足音を立ててやって来た者がいた。
    「夏油傑、それは君の【愛犬】ではない。その筈だ、そうに決まっている」
    今しがたそのハウンドを仕留めてきたうちの一人、天元だ。
    「わかってる……わかってるよ、そんなことくらい!きがるにちかよるな!わたしは、わたしは……」
    彼女の冷静な声が妙に気遣わし気に響くのが、今の夏油には無性に癪に障って、涙と共に感情の奔流が止まらない。
    「分かっているとも。でも、それでいいんだ。人というのは良い感情だけで出来ている訳ではないのだから」
    天元はそんな夏油を静かに、優しく慰める。
    (そう、例えば。私のこの、君を【独占】したいという醜く悍ましい感情)
    鉄面皮の下で蠢く、どろりどろりとした、下手をすれば夏油以上の感情の奔流、独占欲を隠しながら。

    五条が脚を無くして頽れている髙羽の元へ向かうと、顔をしかめて脚を検分していた髙羽はパッと顔を上げヘラヘラと笑みを浮かべた。
    「五条くん!よかった、無傷だな!」
    それを見た五条は、こういうところがあるからつまんねーオッサンだけど放っとき切れないんだよな、と心の中でため息を吐く。
    「ま、お陰様で。……背中、貸すよ」
    「マジで!?助かる!じゃああのオチムシャ……のところにお願いしたいんだけど」
    背を貸してやり、少し歩いてオチムシャの残骸の側におろしてやる。すると、髙羽があのさ、と続けて五条に声を掛けた。
    「あのさ、変なこと頼むんだけど」
    「なに」
    「……くっつけるの怖いから、側に居てくれない?あ!別にくっつけるの見てろって訳じゃないから!」
    「いーよ。見てるだけだろ?そんなに畏まることかよ」
    「……おう、ありがとう。五条くん」

  • 132二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:55:09

    羂索「バトルパート終了!お疲れ様でした!」
    五条「再開して即終わったな」
    夏油「あと3パーツしかないハウンドしかいなかったからね…」
    〜たからものの数だけ狂気点を減らしました〜
    五条
    【たからもの】への【依存】■■□□
    【夏油】への【依存 】■■■□
    【髙羽】への【保護】■□□□
    【天元】への【依存 】■■■□
    夏油
    【たからもの】への【依存】■■■□
    【五条】への【依存 】■■■□
    【髙羽】への【執着】■■■□
    【天元】への【嫌悪】■■□□
    髙羽
    【たからもの】への【依存】■■■□
    【五条】への【友情 】■■□□
    【夏油】への【対抗】■■□□
    【天元】への【対抗】■■□□
    天元
    【たからもの】への【依存】■■□□
    【五条】への【友情】■■■□
    【夏油】への【独占】■□□□
    【髙羽】への【保護 】■■■□

    羂索「こいつらの死肉を漁って基本パーツ5つと強化パーツ3つを修復できるよ」
    髙羽「やった!【ほね】と【あし】治して……完全修復〜」
    天元「よかったね」
    羂索「じゃ、エンドパートに移るよ」

  • 133二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:08:06

    羂索「侵入者の掃討が完了したよ。森の外柵は壊れたままだが、今は直すのを急ぐ必要はないだろう。」

    羂索「自分の体を治そうと、死肉を検分していた髙羽は、ヒトガタの残骸の懐から1枚のカードを発見するよ」

    羂索「『セーラ号』という電車の名称、座席番号、そして……」

    羂索「君の名前が印字してあった。『髙羽史彦』……と」

    髙羽「えっ、なにそれ怖い」

    羂索「その一方で五条悟。ラフさんが蔦をゆらゆらと揺らし、一つの鍵を渡してくれるよ」

    五条「おう、ありがとな」

    羂索「『どこかの鍵』をもらったね。鍵がかかっている場所、どこだったかな〜?」

    五条「それくらい分かるわ!3階だろ!」

    夏油「髙羽さんが手に入れた謎のカードも気になるけれど、まずは3階を見に行きたいね」

    髙羽「秘密の部屋ってロマンあるしな!」


    羂索「はいはい。鍵をあけて中に入ると、そこは家具一つない部屋だよ。部屋の真ん中に古めかしいタイプライターがあり、そばにはメモが多数落ちているね。内容は『とてもたくさん考えました』『ここは自分の部屋です』等々……。他にもたくさんあるけど、読む順番がわからないよ。【行動判定】で正しく並べる事ができそうだ」

    五条「パズルかよ【dice1d10=7 (7) 】」

    夏油「下手したらパズルより難しいんじゃないかな【dice1d10=6 (6) 】」

    天元「意味を通るように並べるとなると読み込む必要もあるだろうし、時間がかかりそうだ【dice1d10=5 (5) 】」

    髙羽「うまくいくかな…【dice1d10=3 (3) 】」

  • 134二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:19:32







    ここは自分の部屋です
    起こしてごめんなさい
    どうか自分が、自分であることを思い出さぬよう祈っています
    自分は元からアンデットでしたが、あなたたちはそうではありません
    この世界はもう、人間にはつらすぎたのです
    人間であるあなたたちの肌が黒くなり、死んでゆくのはとめられませんでした
    その身体になっても、人間のような心を大切にしてください。
    自分が人間を助けたように、人間が自分に優しくしてくれたように。
    生きていた時のあなたたちのように
    ヒトをアンデットにして、元いたアンデットが友人だと名乗り出たとして。
    本当にそうなのか?そう、思うのは、仕方ありません
    以前、遠くの場所で、疑心から凄惨な事件があったと聞きました
    そんなの嫌です
    とてもたくさん考えました
    たくさんたくさん考えてました
    そして少し、まぬけになる事にしました
    自分も記憶をなくすことにします
    笑って許してください
    寂しいので、ちょっと調子が悪いのです
    自分はあなた達の中にいます
    でも、探さないでください
    すべて忘れても、あなた達と一緒に居たかった

  • 135二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:21:18

    「「「「……。」」」」
    夏油「まあ、わざわざ探しあてゲームをするのは野暮……でしょうね」
    髙羽「なんつーか。ひとりってさ、ひとり自体が辛いんじゃなくて、一回”みんな”になった後またひとりにされるのが辛いって、俺思うんだ。」
    五条「……そうだね。一度人の温かみを知った後の方が辛いって、僕も思うよ。だって寂しいからね」
    天元「…………。」(寂しい、か。私には遠い感覚になってしまったな)

  • 136二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:31:17

    羂索「……ついでに、メモの群れを整理している最中、それとは違う少し丈夫そうな紙切れが3つが床の隙間に見えないように隠されていたのと、地図が1枚見つかったよ。そっちも見れるけど、見るかい?」

    天元「そうだな、見てみようか」

    羂索「まず、地図は非常に簡素なもので、森に囲まれたこの家から★マークの付いた場所に行く為の地図だね。そして……全員、【行動判定】だよ。補正は+2。使用可能部位は【めだま】ね」

    五条「大失敗ないなら使っとくか【めだま】【dice1d10=7 (7) 】」

    夏油「何のダイスか分からないな……【dice1d10=3 (3) 】」

    髙羽「たからさがしの続きかな!【dice1d10=6 (6) 】」

    天元「そうだといいのだけど【dice1d10=7 (7) 】」

  • 137二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:41:49

    五条「あ、1個しか触れてねえ!けど、2個振るまでもなかったな」
    羂索「君たちが何となく地図の裏を見てみると、消えかけのインクの文字がうっすらと見えたよ」
    羂索「『全部見えているからね』」
    夏油「うわっ」
    五条「オッエー!わざわざ行動判定させて見せるものがストーカー宣言かよ!」
    羂索「そして、もう一つ。紙切れには『セーラ号』という電車の名称、座席番号、そして……」
    羂索「『五条悟』『夏油傑』『天元』。君たちの名前が印字してあった……」
    髙羽「……ん!?」

    さて、君達は外に出かけるだろうか。それとも家に留まるだろうか。
    けれどそれは別の後日談。
    君たちの中にいる”寂しがり屋”のために、ここで一度幕を引こう

    羂索「……以上で『ルクナウト』のシナリオ終了だ。クリアおめでと〜」
    「「「待て待て待て」」」
    羂索「なに?」
    夏油「何だ最後に出て来た露骨に怪しいアイテムたちは……」
    羂索「ん?次のシナリオの伏線」
    髙羽「なあんだ、次のシナリオの伏線か〜。って外に出かけるの確定しちゃったじゃん俺たち!!余韻台無し!!」
    羂索「まあまあ、寵愛点あげるから許してよ。今回渡す寵愛点は今回の手駒の悪意25を4で割った6点と、カルマ達成×2で4点、あと判定間違いとかやらかしたお詫びの1点で計11点だよ〜。」
    天元「悪意25?少々低めだね。苦戦自体はしなかったのはそのせいか」
    羂索「探索を楽しむためのシナリオだからさもありなんだよ」

  • 138二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:59:57

    羂索「寵愛点10点で『自身のポジションもしくはクラスの未修得スキルの中から1つ選んで習得する』もしくは『望む強化値を+1し(最大9)、増えた強化値に応じた強化パーツを獲得する』ができるよ!もちろんやるよね?」
    五条「あー……悔しいが【銃神】とか早く欲しいんだよな」
    夏油「強力な武器か【号令】は欲しいかもしれない。ラピッドスキルは思った以上に強いと今回戦闘をしていて思った」
    髙羽「【肉の盾】か【やぶれひまく】がほしいな!防御をもっと充実させたいぜ!」
    天元「【業怒】……いや、今回は【仕込みブーツ】辺りを取って次回【芝刈り機】を取るという手も……」

    羂索「画面の前の君たちも彼らに取って欲しいスキルやパーツがあればぜひ教えて欲しい。
    他にも今回のシナリオで気になることや分からなかったことを書いてくれてもいいよ。
    ……では短かったが今日はここまでにしよう。
    明日は寵愛点の使い道でも決めて貰うことにするよ。じゃあ、よろしくね」

  • 139二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 01:00:54

    乙!バトルってこんな風に進行するんだって興味深く見てた
    四人のうち誰が元からアンデッドだったのかは分かんなかった…

  • 140二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 08:22:16

    めっちゃおもろかった、次回も楽しみ

  • 141二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 09:08:32

    お疲れ様です
    リアルでTRPGやってるようなワイワイした感じが楽しかったです
    他に取る候補上げるなら五条はコートにあるシンプルに強いスキルの【看破】、髙羽は【庇う】でコンボできる【お姫様】なんかもあるかもですね(もっとも、【銃神】や【肉の盾】や【やぶれひまく】より優先させるほどかというと微妙ですが)

  • 142二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 10:10:44

    なんか凄く楽しく感じました。

  • 143二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 20:39:50

    保守

  • 144二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 21:13:03

    元シナリオ読んできた!そっか元シナリオでは4人のうちどの行動をしたキャラが…とか特定はできないのか
    この4人の中だと夏油の【反転】がちょっとそれっぽいなとか妄想できて楽しい

  • 145二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 00:00:29

    羂索「や、私だよ。まずは返事からしていこうかな」

    『乙!バトルってこんな風に進行するんだって興味深く見てた
    四人のうち誰が元からアンデッドだったのかは分かんなかった…』
    『元シナリオ読んできた!そっか元シナリオでは4人のうちどの行動をしたキャラが…とか特定はできないのか
    この4人の中だと夏油の【反転】がちょっとそれっぽいなとか妄想できて楽しい』
    羂索「レスありがとう。説明とかあまりせずに進んじゃったし、所々誤審もあったからあまり参考にはならないと思うけれど、楽しんで貰えたなら幸いだ。
    そうそう、元シナリオでは誰が最初からアンデッドだったのかは決まっていないんだ。分からない、が正解だよ。
    まあ私の中では誰がそうだったのか決まっちゃってるんだけどね!人間だった3人のそれぞれの出自も含めて……さ。シナリオが続いてくと必然とそこが明らかになっていって、秘匿の美とか全然無くなってくから注意してね」

    『お疲れ様です
    リアルでTRPGやってるようなワイワイした感じが楽しかったです
    他に取る候補上げるなら五条はコートにあるシンプルに強いスキルの【看破】、髙羽は【庇う】でコンボできる【お姫様】なんかもあるかもですね(もっとも、【銃神】や【肉の盾】や【やぶれひまく】より優先させるほどかというと微妙ですが)』
    羂索「君もレスありがとう。リプレイ動画みたいな雰囲気が好きでね、そう言ってもらえるのはとても嬉しいよ。【看破】は確かに。例えば相手の【庇う】なんかも打ち消せちゃうのは強いよね。うんうん、【庇う】【お姫様】コンボもTHEサポートって感じでいいと思う。その辺りもまあ賽の目に決めてもらおうと思っているよ。滅茶苦茶な構成になって苦労するのも楽しくないから、ある程度偏りは持たせるけども」

    『めっちゃおもろかった、次回も楽しみ』
    『保守』
    『なんか凄く楽しく感じました。』
    羂索「君たちもレスありがとう。あと保守もね。毎回助かってるよ。次回シナリオはもう決まってるのだけど、ダイスの方式や安価をするか少し迷っているね。決まったら明日にでも明後日にでも始めようかな」

  • 146二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 00:19:41

    このレスは削除されています

  • 147二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 00:21:40

    羂索「さて、寵愛点で何をするか決まったかい?」(ダイスで決める肝心の内容を間違えていたから不甲斐ないけど振り直すよ)


    五条「そりゃまあ【dice1d10=1 (1) 】っしょ」

    ※1〜9.【銃神】の獲得、10.その他

    夏油「迷ったけれど【dice1d10=8 (8) 】ことにしたよ」

    ※1〜5.【号令】を獲得する、6〜10.武装を3にする

    髙羽「ええい、【dice1d10=9 (9) 】!もってけドロボー!」

    1〜4.【肉の盾】の獲得、5〜8.【やぶれひまく】の獲得、9.10.その他

    天元「【dice1d10=9 (9) 】に使うことにしたよ」

    ※1〜5.【業怒】の獲得、6〜10.武装を5にする

  • 148二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 00:43:30

    五条「まあ【銃神】獲得して子守唄のデメリットを打ち消すよな」

    羂索「はい、つまんない回答どーも。で、武装増やす連中とその他のヤツは何するの?」

    五条「堅実と言え堅実と」

    夏油「そうだね【dice1d10=8 (8) 】よ」

    1〜4.【ジョギリ】を獲得する、5〜8.【芝刈り機】を獲得する、9.【単分子繊維】を獲得する、10.【ランチャー】!とる!

    髙羽「えっと……【dice1d10=2 (2) 】したいんだ」

    1〜3.【お姫様】を獲得、4〜6.武装を2にして【合金トランク】を獲得、7〜9.改造を3にして【dice1d2=2 (2) 】(1.ガントレット、2.エンバーミング)を獲得、10.変異を3にして俺を【だるま】に

    天元「【dice1d10=9 (9) 】ことにしようと思うよ」

    1〜5.【仕込みブーツ】を取る、6〜10.【発勁】を取る

  • 149二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:03:23

    夏油「攻撃力強化で【芝刈り機】を取るよ。家を手に入れて手入れ道具も欲しかったしね」
    髙羽「もっとみんなのサポートがしたくてな!盾役ならタイミング計りやすいしいいかなと思ってさ!その、【お姫様】っつー字面はアレだけど……」
    羂索「やーい!髙羽!【負けない心】の【お姫様】!」
    髙羽「るっせぇ!!」
    五条(なんか不穏な選択肢が見えてたけど気のせいだよな……?)
    天元「【災禍】の全体攻撃を発動させる機会が無かったから【発勁】を入れてみたよ。これで少しは発動しやすくなるといいのだけれど」
    羂索「どんどん狡い奴になってくな貴様は」
    五条「私怨止めろ」
    羂索「……さて、強化も終わったことだし、今回のシナリオの背景情報でも公開しようかな」

  • 150二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:08:39

    あるところ、森を管理するアンデットがいました。
    命令でもなく、頼まれたでもなく、森を守っていました。
    壊れた世界で、僅かに残った実りある森。
    迷い、疲れ、傷ついた人間が逃げてくるのは必然でもありました。
    人間の数は三人。アンデットはその人間を保護しました。
    アンデットは人間の世話をし、人間は感謝し、アンデットの手伝いを始める。
    時たま森にやってくる危険な侵入者を、アンデットは退治する。
    仲の良い家族で暮らすような、優しく穏やかな日々でした。
    しかし人間は汚染された環境に耐えられず、弱り、死んでゆきます。
    遺体は庭に埋められて、やがて人間は全員、死にました。
    アンデットだけが一人残りました。

    アンデットは森を管理する生活をつづけました。
    けれど寂しくなった。
    人間に囲まれ、人間のように、家族のように生きた日が恋しくなった。
    アンデットは墓を掘り起こし、友人にネクロマンシー技術を施します。
    しかし友人たちが起きても、元通りに暮らせない事は想像ができた。
    友人を起こし、疑われ、凄惨な殺し合いがあったのは聞いた事があった。
    そんなことはしたくない。
    ならば。
    自分も記憶をなくして、彼らと同じになろうと思った。
    眠った友人を起こすのは悪いと思ったけれど、友人たちなら許してくれると思った。
    この森を守り、友人たちと暮らしたかった。
    アンデットはメモを書き、家中に隠しました。
    アンデットは友人たちへのたからものを家中に隠しました。
    友人たちが、私が、少しでも前向きに暮らしてゆけるように、と。
    そしてアンデットは自分にネクロマンシー技術を施し、記憶を消した。

    一人のアンデットがドール達の中に混じり、眠りについた後、ほどなく。
    ドールたちが目覚めます。

  • 151二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:14:44

    わくわくする…

  • 152二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:27:31

    五条「やっぱりそういうことだったか」
    夏油「ネクロニカの世界は本当に生き物、というか人間にとって厳しい環境なんだね」
    羂索「そう。だからネクロニカのシナリオで生きた人間が出てくることはほぼ無いのさ」
    髙羽「寂しい世界だな」
    天元「だからこそドールたちの絆が輝く……ということなんだろう」

    羂索「では次に次回予告でも公表しようかな。とりあえず今と同じ形式で進めていく予定だよ、やっぱり時間が取れるのが深夜になりがちだし、そうなると人は少なくなるだろうしね」

  • 153二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:34:32

    『ねぇ』
    『もしも、戦争が起きる前みたいに、アンデッドなんて居ない……とっても綺麗で夢のような場所があるとしたら、みんなは……行きたい?』
    『え?嫌だけど?』
    『君が居ないってことだものね』
    『そんなところより……ここで、みんなと暮らす方がいい……』
    『……うん。■もそう思う。変なこと、聞いてごめんね』


    クシャッ


    ……。
    ククッ、ククク、あはははははは!
    ……うん、うん。いつかこうなると思っていたよ。全て面白いほど予想通りだ!
    地図の示す場所。
    そこはね、駅だよ。
    地下鉄。
    迎えに”普通”の電車、『セーラ号』を止まらせておいた。
    君たちは迷ったけれど、結局その電車に切符を入れて乗り込んだね。
    アンデッドの居ない街、ニューエデンへようこそ!
    この最終戦争の名残の地を見て、君たちはどう傷んでくれるかな?楽しみで仕方がない。
    試練を乗り越えて操り主のもとへ辿りついてご覧よ、私の哀れな人形たち!出来るものならね!


    電車に乗って辿り着いた先は、異様なほど綺麗な町だった。
    整然と「戦前」のように整えられており、アンデッドがどこにもいない。
    ……だが、住人すらもいない。
    そんな歪な場所で君たちは何を目にする?

    シナリオ名『クリーンルーム』 ×氏作

  • 154二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:51:36

    羂索「以上、予告だよ!このシナリオは元シナリオから結構改造する予定だから注意してね」
    髙羽「ハッスルしてんなぁ羂索」
    五条「こりゃ次回から厭らしさがヒートアップするな」
    羂索「やだなぁ。もちろん次回も手加減するに決まってるじゃないか、過去実際にやったこと以上にスゴいことはしないよ私は」
    夏油「普通にアウトだね。何故少年誌に乗れるのか分からない所業ばっかりじゃないか君がやったこと」
    天元「まあまあ。君たちには意外かもしれないが、この子は約束を守る方だから大丈夫だよ。恐らくね。いざとなったら全員で止めよう」
    髙羽「おう!俺の術式とかが火を吹くぜ!うアッチチ!?」ボウッ
    夏油「ボヤ騒ぎは止めてください髙羽さん」ジュワッ
    羂索「……。ということだから、じゃ、よろしく」
    五条「テンション下がってやんの」

  • 155二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 13:35:15

    続き待ってます

  • 156二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:39:26

    名前:五条悟
    享年:29歳
    暗示:破局
    ポジション:コート
    メインクラス:レクイエム
    サブクラス:ステーシー
    武装4 変異1 改造0
    記憶のカケラ:
    【笑顔】【炎】【森の家】
    スキル:
    【助言】【死の手】【子守唄】【銃神】【死に続け】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■■□□
    【夏油】への【依存 】■■■□
    【髙羽】への【保護】■□□□
    【天元】への【依存 】■■■□
    最大行動値:6+4=10
    初期配置:花園
    強化パーツ:
    『頭』【カンフー】
    『腕』【狙撃ライフル】【ショットガン】【合金トランク】【ビーズの花飾り】(たからもの)
    『胴』【あるびの】
    『脚』【写真】(たからもの)

  • 157二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:42:11

    名前:夏油傑
    享年:27歳
    暗示:反転
    ポジション:ソロリティ
    メインクラス:ロマネスク
    サブクラス:タナトス
    武装2 変異0 改造3
    記憶のカケラ:
    【ふとん】【愛犬】【野苺】
    スキル:
    【優雅】【愛撫】【死の舞踏】【死神】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■■■□
    【五条】への【依存 】■■■□
    【髙羽】への【執着】■■■□
    【天元】への【嫌悪】■■□□
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:
    『頭』【アドレナリン】【ボイスエフェクト】【カンフー】【ビーズの髪飾り】
    『腕』【アームバイス】【鉄球鎖】【本】(たからもの)【芝刈り機】

  • 158二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:46:22

    名前:髙羽史彦
    享年:35歳
    暗示:絶望
    ポジション:アリス
    メインクラス:ロマネスク
    サブクラス:ステーシー
    武装1 変異2 改造2
    記憶のカケラ:
    【双子】【図書館】【個室】
    スキル:
    【負けない心】【お姫様】【円舞曲】【時計仕掛け】【庇う】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■■■□
    【五条】への【友情 】■■□□
    【夏油】への【対抗】■■□□
    【天元】への【対抗】■■□□
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:
    『頭』【人形】(たからもの)【けもみみ】
    『腕』【ゾンビボム】【チェーンソー】【ビーズの飾り紐】(たからもの)
    『胴』【しんぞう】【スチールボーン】【サイボーグ】

  • 159二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:51:03

    名前:天元
    享年:不明
    暗示:絶望
    ポジション:ホリック
    メインクラス:タナトス
    サブクラス:レクイエム
    武装4 変異0 改造1
    記憶のカケラ:
    【お茶会】【星空】【オルガン】
    スキル:
    【修羅】【災禍】【殺劇】【集中】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■■□□
    【五条】への【友情】■■■□
    【夏油】への【独占】■□□□
    【髙羽】への【保護 】■■■□
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:
    『頭』【アドレナリン】【カンフー】【発勁】
    『腕』【空飛ぶギロチン】【バール】【手鏡】(たからもの)【ビーズの指輪】(たからもの)
    『脚』【有刺鉄線】

  • 160二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:22:59

    「──■■■!■■■!嫌、いやだ!■■■!■■■ッ!!」
    「オマエ、何してんだよ……■■■……!」
    「えー?あはははは!何、何って……『面白いこと』だけど?」
    「あ、■■■……■■■っ!■■■が!■■■がぁ……!」
    「なんなんだよ!?■■■!!■■■を!!■■■をこんな風にして!!どうしちまったんだよオマエ!!こんな、こんなのの、何が面白いんだよ!!!」
    「何って」

    最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居たたまれない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私たちは生涯あなたが一番大好きなのです。

    「裏切られた君たちの、その顔だよね!」

  • 161二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:28:45

    羂索「……さて、アドベンチャーパートを始めていこう。君たちは前回のシナリオで手にした森の住居から例の地図の★印を目指すことにしたよ」

    五条「強制かよ」

    羂索「君たち全力で拒否する道探しそうだし。という訳で出発前にすることはあるかい?」

    五条「【dice1d5=4 (4) 】でもしとくか〜」

    夏油「では、【dice1d5=4 (4) 】といこうじゃないか」

    髙羽「【dice1d5=3 (3) 】するぞ!」

    天元「あの時壊されていた柵を直していないなら柵を直すかな。直っているならば全体的に補強しよう」

    羂索「はぁ〜……。つまんない回答どーも、天元」


    ※1.家の掃除、2.防犯対策、3.身なりを整える、4.ラフさんの世話、5.ラフさん追加栽培

  • 162二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:56:12

    五条「やっほーラフさ〜ん!水持って来たよラフさ〜ん!」
    夏油「よーしゃしゃしゃラフさんラフさんよーしゃしゃしゃ!」
    髙羽「お出かけするならおめかししなきゃな!ルンルンルンっ」
    羂索「髙羽は遠足気分で浮かれポンチだし五条悟と夏油傑はラフさんに魅了されてるし困っちゃうね!」タハー
    天元「私が柵を補強したので多少なりとも防犯対策はできたと思うが、不安はあるから君たちも後から合流して欲しいな」
    「「「はーい」」」

    羂索「という訳で何やかんや君たちは準備を終わらせて地図の示す場所を目指すことにしたよ」
    髙羽「何が出るかな!何が出るかな!」
    五条「どうせこいつの事だし屍でできた城とか出してくるんだろ」
    羂索「私に対する解像度低くない?……君たちはあっさり★印の示す場所に辿り着く。そこには廃墟だらけのこの世界にそぐわない、妙に綺麗な、地下に繋がるらしいコンクリート製の階段があったよ。もちろん下りるよね?」
    夏油「まあそうしないと進まないだろうし」
    羂索「身も蓋もないね!はい、地下に降りるとそこには広いプラットホームが広がっていて、電車が一両だけ止まっているよ。車両には『セーラ号』の文字が刻まれていて、その入り口には切符を入れたりカードをかざしたりすると開くだろうゲートがついているよ。さあどうする?」
    天元「乗り込もうか」
    五条「切符入れて乗る」
    髙羽「俺だけなんかカードなんだっけ?かざして乗る!」
    夏油「ずらずらとみんなのあとに続いて乗るよ」

  • 163二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:03:10

    羂索「『セーラ号』に乗り込んだ君たち4人だったけど、ちょっとした雑談が一段落もしないうちにゆっくりと電車は予定の駅へ止まり『ニューエデン駅〜、ニューエデン駅〜、終点です。お降りの際は──』なんて、お決まりの言葉を吐き出したよ。」
    五条「スピード展開だな」
    羂索「君達は電車から降りて駅のホームに降り立つ。簡素な作りで、線路とホーム以外には外に出る階段と改札しか見当たらない」
    夏油「このスピードに乗って超スピードで外に出ようか。いくよ!」
    髙羽「わわわ!夏油くん待って待ってー!」
    五条「置いてくなよ傑!」
    天元「一人で行くと危ないよ」


    羂索「階段をのぼり、改札から出るとそこには

    ……美しい町並みが広がっていたよ」

  • 164二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:19:34

    羂索「空は青く、太陽が輝き、道には花が植えられていて、白で統一された建物は整然と並び、光にキラキラと輝いている。その光景に、君達は圧倒されることだろう。
    自分たちの記憶のカケラにある『日常』の世界は、例えばこんな感じの姿をしていたのだろうかと考えることだろうね」
    夏油「……なんだろう、上手く言葉が出てこない。そうだな、こんな光の中昼寝をしたこともあったっけ……」
    五条「生きてた頃もこんな綺麗な場所、見かけたことあるのかってくらいだな」
    髙羽「何かあったよなこんな場所!地中海にあるさ、白い家が並ぶ島!本で見たことある!」
    天元「懐かしいね。私の住んでいた場所にも、こんな風に白と自然に囲まれた場所があったよ」
    五条「でも、おかしいよな」
    夏油「ああ。ここはあまりにも……綺麗すぎる」
    羂索「そうだね、そんな風に一方で疑問も君達の胸に宿るよ。どうやってこんなに綺麗な場所が残り続けていたのだろう……と」

    羂索「という訳で今回のカルマは【この町を調べる】だよ」

    天元「調べていくうちに私たちの生前の記憶が見れそうだね」
    髙羽「うーん。裏は死体だらけだったりすんのかな……」
    羂索「安易な発想だね〜」

  • 165二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:37:05

    羂索「君たちは物思いに耽りながら町を歩くが、先ほど見たとおり、町はどこもかしこも整っていて綺麗だよ。

    そしてなにより、アンデッドの気配がカケラもない。だが、住人の姿も見当たらないね。

    建物の中はまるでモデルハウスのように整っていて掃除も行き届いていて、家具も用意されている。このまま住めそうなほどだ。

    さて、周辺を調べたり、町を歩き回って調べたりできるけど、どうする?周辺を調べる時は【めだま】や【のうみそ】、町を歩き回って調べるなら【ほね】なんかが使えるよ」

    五条「【dice1d2=2 (2) 】かな〜」

    夏油「【dice1d2=2 (2) 】しようか」

    髙羽「そーだなぁ、【dice1d2=1 (1) 】か!」

    天元「【dice1d2=2 (2) 】よ」


    ※1.周辺を調べる、2.町を歩き回って調べる

    偏ったら【dice1d4=4 (4) 】がもう一方を調べる

    1.五条、2.夏油、3.髙羽、4.天元

  • 166二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:56:02

    羂索「じゃあ周辺を調べる髙羽と天元、【行動判定】どうぞ」

    髙羽「なあ天元様!このお花あれだよな、チューリップ!【dice1d10=8 (8) 】」

    天元「ブーゲンビリアにハルジオン、全部白なのが物足りないが綺麗だね【dice1d10=6 (6) 】」

    羂索「町を歩き回って調べる親友のお二人さんも【行動判定】いってみようか〜」

    五条「どこもかしこも白、白、白。……自分で宣言する分にはマシだけどコイツに言われるの嫌だな。あ、【ほね】つかうからよろしく〜【dice2d10=9 10 (19) 】」

    夏油「悟、見失いそうだからあまり離れるなよ【dice1d10=9 (9) 】」

  • 167二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 00:02:38

    羂索「じゃあ髙羽。空はよくよく見ると本物の空ではないね。高い高い位置にあるドーム状の天井に、映像を投影しているだけだ。太陽だと思った光も、ただの「太陽のように見える」光源だよ」

    髙羽「はえ〜器用なことやってんな〜」

    羂索「天元、君はとある看板を発見したよ。

    『最終戦争から我々を守る箱庭、ニューエデンへようこそ!』

    『ここはアンデッドがいない完全に安全な空間です!』

    さて、髙羽、天元。ここで10面ダイスを振ろうか。数字の高かった方にご褒美だよ」

    髙羽「え、なになに?【dice1d10=5 (5) 】」

    天元「君のご褒美か。あまりいい予感はしないな【dice1d10=1 (1) 】」

  • 168二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 00:19:30

    羂索「では、髙羽。『戦争』の文字に君はふと記憶を揺り動かされるね」


    「──アイツ、大丈夫かなぁ……。」

    戦争の中を逃げ惑う。隠れる。銃弾が飛び交う。爆発が起こる。

    逃げ惑う中、全てが認められなくて、ふらふらと彷徨う。

    飛んでくる砲弾。それが近付いてくる小鳥に思えて。あなたは手を差し伸べた。


    髙羽「っ!」

    羂索「君は記憶のカケラ【戦火】を手に入れたよ。あと補正+2の狂気判定ね」

    髙羽「記憶のカケラは助かるけど狂気判定はいらねぇ!【dice1d10=4 (4) +2】」

    天元「──髙羽?髙羽、大丈夫かい?震えているが」

    髙羽「っ!なんでもないッスよ……。天元様こそ疲れてるんじゃないです?休憩でもしてて下さいよ」

  • 169二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 00:28:32

    髙羽「ギリセーフ!天元様居たお陰かな?」

    羂索「普通に記憶思い出しただけで周囲は平和だからそんなに衝撃入んないってだけの話だけど?」

    髙羽「んもう!仲間との絆のお陰とかそういうのの方がアツいだろ!」

    天元「君の方が少し疲れて見えるが……」

    髙羽「……ううん、全然平気ッス!もっと色々調べましょ!」

    天元「そうかい。大丈夫ならそれでいいのだけれど」

    羂索「で、五条と夏油。町の果ては白くて分厚い壁に覆われているよ。この町をぐるっと囲っているようだね。出入り口のようなものは見当たらず、外に出ることはできないよ。相当頑丈であるため、破壊は困難だろうね。

    手分けして住民を探すけれど、やっぱり誰もいないよ。家には誰かが住んでいた跡もないし、誰かがやってきた形跡もないね」

    五条「つまりいざとなったら脱出手段は地下鉄のみと」

    夏油「空の家だけが綺麗に維持されているのか。不気味だね」


    羂索「さーて。一通り辺りを探索し終えた君達は疲労を感じ始めているよ。空も夕方になっている。ひとまず、不穏な気配もしないので手近な家で休もうということになるよ。全員【行動判定】どうぞ」

    五条「?疲労……?【dice1d10=5 (5) 】」

    夏油「何か気になることがあったかい、悟?【dice1d10=1 (1) 】」

    髙羽「いい家あるかなっと!【dice1d10=7 (7) 】」

    天元「……。【dice1d10=9 (9) 】」

    五条「いや、描写次第か……。ううん、なんでも?なんか気が付いたことあったら教えろよ!傑!」

  • 170二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 00:32:43

    羂索「天元はちょうど、全員が並んで眠れるような超キングサイズベッドが4つある家を発見したよ。こんなにふかふかの綺麗なベッド、生前ですら見たことがないんじゃないかな?」
    天元「なんかすごい家みつけた」
    夏油「最高じゃないか。もちろん真っ先にダイブするよ」
    羂索「【ふとん】の記憶のカケラを持つ夏油傑。君は、任意の未練から狂気を1減らしていいよ。これは記憶のカケラの上限に含まない狂気減少だよ」
    夏油「え、ええ……逆に怖いんだけれど。たからものへの【依存】を減らす……」■■□□
    羂索「そうだよ。ここには怖いくらいなんでもある。
    さっきの超キングサイズベッドが4つあって家庭用のプラネタリウムまで設置されている寝室。
    テレビと様々な種類のゲームに沢山のおもちゃが詰められているカゴが置かれた子供部屋。
    巨大な埋込み型テレビに各種記録媒体、ふかふかのソファーと机の上にはアロマが用意されているリビング。
    絵本から専門書まで所狭しと本が並ぶ書斎、大きなバスタブとシャワーが設置された浴室。
    キッチンには腐っていない食料が入った冷蔵庫と、火がつくコンロに各種調理器具も揃っている。
    ピアノが置いてある部屋なんかもあるね」
    髙羽「──流石に俺でも分かる!罠だこれェーーーッ!?」
    羂索「えー。でも、この家で楽しめば夏油傑と同じく、任意の未練から狂気を1減らしていいよー?夏油のと同じく記憶のカケラの上限に含まない狂気減少だよー?折角のチャンスタイム、逃すのー?」
    天元「ふむ。ここはNCに乗せられて狂気点を減らしておいた方がよさそうだな」
    五条「俺もそー思うわ。遊ぶぜヒャッホウ!」
    髙羽「えっ今日は全員カレーライス食ってもいいのか!!」
    五条「ああ……しっかり食え」
    羂索「はーつまんな。もっと迷えよ」
    五条「自分で言っといて何ほざいてんだこいつ」

  • 171二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 00:55:54

    そのカレーはやめとけ
    皆の生前の記憶がけっこうチラ見えしそうで楽しい

  • 172二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 00:56:10

    五条「天元サマ、何すんの?」
    天元「お茶を淹れる前に、お茶請けのクッキーを焼こうと思ってね。準備中だよ」
    五条「えっ!料理出来んの天元様!?」
    天元「【お茶会】の記憶とこのレシピ本を頼りに、見様見真似だけどチャレンジしてみようと思ったんだ」
    五条「……俺、手伝ってやってもいいけど」
    天元「本当かい?じゃあチョコチップを作ってくれないかな。バリエーションのひとつにしたいんだが、板チョコしかなくてね。刻まないとつくれないんだ」
    五条「分かった……どれぐらいの大きさに切ればいいんだこれ」
    天元「うーん、これくらいかな。できそうかい?」
    五条「それくらい朝飯前よ!俺最強だから!」

    髙羽「やっぱり本が一杯ある部屋は落ち着くなぁ」
    夏油「おーい、髙羽さん。天元様がお茶菓子とお茶を淹れてくれましたよ」
    髙羽「え、すげぇ!すぐ行く!……あのさ、夏油くん。そういえばずっと気になってたんだけどさ」
    夏油「どうしました?」
    髙羽「その本って何の本なの?」
    夏油「これですか?犬の図鑑です。ついでに飼い方なんかも載ってるんですよ。見てみます?」
    髙羽「き、気になる……」
    夏油「私が飼っていたのはこの子です。ふたり」
    髙羽「プードルかぁ!ちょこまかしてて可愛いよなぁ」
    夏油「いいえ、成長したらかなり大きくなりましたよ。髙羽さんが思い浮かべているのはトイプードルじゃないですか?」
    髙羽「そ、そうかも……恥ずかし」
    夏油「いえ、犬は沢山の種類がありますし間違えるのも無理はありませんよ」

  • 173二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 01:26:43

    髙羽「おまたせ!……わ!すっげぇ……」

    天元「色々な種類のクッキーを沢山作ってみたんだ。どうだろう?」

    五条「俺も作ったんだぜ?これとか、これとか!」

    夏油「なるほど。私が惰眠を貪っていた間に……やるね、悟……!」

    髙羽「早く!早く始めようぜっ、お茶会!」

    天元「そうだね、ではみんな席について……召し上がれ!」

    夏油「紅茶も綺麗ですね、ティーカップと合っていて優雅で」

    天元「説明の字が読めなかったから勘で蒸らして勘で注いでしまったんだ。お口に合うと良いのだけれど」

    五条「俺の作ったチョコチップクッキー超美味い!流石俺!」

    髙羽「あー!俺もそれ食べたい!取って取って!」

    羂索「や。賑やかなお茶会中申し訳ないけれど、ダイスのお時間だよ。髙羽以外ね」

    五条「人がいい感じにロールプレイングしてる時になんだよ!【dice1d10=5 (5) 】」

    夏油「罠タイムかな【dice1d10=3 (3) 】」

    髙羽「え、もう?流石に早くない?」

    天元「いや、これは……【dice1d10=7 (7) 】」

  • 174二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 01:52:32

    羂索「では天元。みんなで楽しく食卓を囲んでいるこの瞬間、ふと記憶を揺り動かされるね」

    「やあ、お待たせ。召し上がれ、──」
    料理を作っていた。野菜を切って、鍋をかき混ぜて、卵を割って、肉を炒めて。
    確か最初は何も作れなくて。けれどだんだんと上手に、上手に……でも料理の味は思い出せない。おいしく、作れていたのか、な。

    羂索「天元は記憶のカケラ【料理】を獲得したよ」
    髙羽「平穏じゃん!?」
    夏油「この状況で不穏な感じになる方が怖いかと」
    五条「戻るかー」

    五条「ごちそうさまでした!」
    夏油「……ごちそうさまです。悟もやるじゃないか」
    五条「だろだろ?帰ったらまた作ってやるよ!材料栽培すればいけんだろ!」
    夏油「まあ私たちのパワーなら小麦の製粉なんて楽勝だろうけども」
    髙羽「ごちそうさまでしたー!紅茶、大当たりだったな!滅茶苦茶クッキーに合うやつで!」
    天元「ふふ、お粗末様でした。……結構夜が更けてしまったね」
    髙羽「歯磨きして寝るかぁ!」
    夏油「おやつだけ食べて寝るなんて、悪い子供になった気分だな」
    五条「なー恋話しようぜ恋話!俺そういう記憶ないけど!」
    夏油「私も」
    髙羽「俺もー」
    天元「私もだよ。……普通の雑談なら構わないよ!」
    五条「うし!最初に寝たヤツ明日の飯係な!」

    羂索「こうして束の間かもしれないけれど、君たちは確かに安らかな時をすごし、やがて眠りについたのだった……。それぞれ減らしてなかった人は狂気点減らしていいよ」
    五条「傑への【依存】から減らすわ」■■□□
    髙羽「たからものへの【依存】!」■■□□
    天元「髙羽への【保護】から減らそう」■■□□
    羂索「じゃあちょうど区切りまで来たことだし、今日はここまでにしておこうか。またよろしくね」

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