- 1錨因24/08/27(火) 00:23:37
- 2二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:30:13
五条の逆の性格だから呪詛師仲間にマジで慕われてる
- 3錨因24/08/27(火) 00:34:47
ーーー某日某所ーーー
「夏油傑」は漏瑚とテレビゲームをしていた。真人達3体の呪霊は席を外していた。
そんな中、夏油は漏瑚に話しかける。
「五条悟は強かっただろう?」
漏瑚は答えない。
夏油は続ける。
「彼の術式、『無下限呪術』。本来ならば実用に耐えないあの術式を実用に耐えうるものにするのが彼の持つ『六眼』だ。彼はあの目で呪力の流れや相手の術式を認識することが出来る。」
漏瑚は答える。頭の火山は熱を帯びている。
「そんなことは知っておる。貴様は何が言いたい?」
夏油は漏瑚の怒りを意に介さずに続ける。
「なら、擬似『六眼』とも呼べる呪具の存在は知っているかい?」 - 4二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:38:28
- 5錨因24/08/27(火) 00:58:22
漏瑚は問い返す。
「擬似『六眼』?」
夏油は応じる。
「とある五条家当主の成れの果て、特級呪具『六苦螺眼』。これを通して見ることであらゆる人間の呪力の流れ、そして術式を看破できる」
夏油と漏瑚は会話を続ける。
「それほどのものであれば儂が知らぬはずがないがの」
「知らぬはずがあるのさ。縛りによってこの呪具は人間にしか通用しないんだ。君達には無縁のものだろう?」
「...成程な」
「それに、性能は本物の『六眼』には遠く及ばないものでね。特級認定自体も性能よりも文化的な価値を重んじて下されたものなんだよ」
「それで、その呪具は今誰が持っておるのだ?呪詛師共も引き入れておるのだし、お前たちは警戒する必要があるだろう?」
「高専の忌庫にあった」
「あった?」
「なんか、無かったんだよね」
「...ふざけておるのか?」
「いやマジで。この間盗みに入った時ピンポイントでそれだけ無くなってた。盗まれた可能性が高い。まあ気にしなくてもいいよ」
「...不可解だがの。盗むにしても何故それを?」
「さあね」
「しかし何故今そんな話をしたのだ?」
「ん?...さ、ゲームに戻ろうか」
漏瑚は困惑するが渋々ゲームのプレイに戻る。操作をするも漏瑚の操作キャラクターが動かない。漏瑚のキャラクターが動かない間に夏油の操作キャラクターは漏瑚のキャラクターを圧倒する。
漏瑚のコントローラーの接続が切られていた。
「...貴様、このために話しかけたな?」
マグマの煮える音がする。
数時間後、漏瑚は帰ってきた真人に「何故盗んだ者は擬似『六眼』だけを盗み出したのだと思う?」といったことを問いかけてみた。
真人はこう答えた
「そいつ、五条悟になりたいんじゃない?」 - 6錨因24/08/27(火) 01:10:03
ーーー12月24日 新宿ーーー
虎杖悠仁と両面宿儺の激闘。その結末として両面宿儺の魂は消え去った。
疲れ果て、倒れ伏す虎杖。その前には解放された伏黒恵が倒れている。そこに東堂葵と天使・来栖花が近づいていく。
憂憂と星綺羅羅は闘った者たちを次々と家入ら治療班の元に移送していく。
冥冥は配信がつけっぱなしになっていたことに気づき、放送を止めようとする。
そんな中、突如として謎の巨大要塞が現れ、呪術師達を飲み込んでしまう。 - 7錨因24/08/27(火) 01:15:48
眠いので寝ます
反応あれば続き書きます