【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その5

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:24:19
  • 2二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:24:43
  • 3二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:25:23

    ①キラに人魚遺伝子(不老不死)が入ってます→アスランにも煮付け()を食べさせて不老不死(眷属化)しました

    閲覧注意はここの概念の為つけました
    元スレでグロが多いからですね

    人魚遺伝子の覚醒の原因は何度も命の危機に晒された上で殺された事
    ディスラプターが当たろうと復活するキラ
    回復速度はキラに劣るが同じく不老不死になったアスラン
    煮付け()を食べても適合出来ないと異形化します
    アスランに自分以外に食べさせたら反省するまで何度も殺すからなと言われたので、もう自主的には食べさせません(不老不死でも痛みはあります)

    鱗や焼き肉、デスリセットに涙が宝石になる、眷属の位置が分かったりミキサー事件に主従関係、休眠、転生者や付喪神トリィなど設定が沢山あるのが特徴です
    今は吸血鬼や探偵事務所の話題が主流

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:25:58

    ②アスランもスーパーコーディネイターです

    そのままですね
    そして元スレでも納得の嵐でした

    ユーレンの実験体の一人で実の親は不明
    ザラの血は引いていません
    キラより後に生まれましたが、特に性能は盛ったりしていないそうです
    知ったタイミングは本編と同じ、メンデルでラウ・ル・クルーゼからです
    キラは狙撃が得意なのもこのスレからです

    元スレの三つ子、四つ子IF設定は本スレでは無しです

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:26:27

    ③ブロマンス(恋愛ではない男性同士の絆や深い友情の関係)な世界線

    元スレには一応閲覧注意がついてましたが、距離感のバグを考慮してなのでBLではありません

    二人でいて楽しい、気を使わなくていい
    いい意味で空気の様な存在
    友情度は100程重めのダイスで
    キラ76
    アスラン23
    キラの方が重いが、傍目にはどちらも重いです

    カガリやラクスのことも大切な人、尊敬する人と思ってます
    形は違いますが、4人はお互いの瞳の色のロボット鳥をもっています

    読心対策はキラとの濃厚な友情(健全)
    カルラ戦はアスランとの友情で勝利しました

    ミレニアムにアスランの部屋があってキラが入り浸っていたり、子供の頃から同じベッドで寝ていて今もそのまま、なのもこのスレからです

    前スレでは、MS持ち出しバトルの詳細などを書いていただきました

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:26:55

    簡易設定
    ⚫︎イージス自爆しても脳天を銃で撃ってもキラは死なず、腹立ちからキラに煮付け()を食べさせられたアスラン
    ⚫︎メンデルで2人共最高のコーディネイターであることを知らされる
    ⚫︎グフが撃墜された時アスランは致命傷を負い不死身に気づく
    ⚫︎20歳で加齢がストップ
    ⚫︎数万年先も仲良く2人は暮らしています

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:27:27

    不死スレが主体にはなってますが、スパコスレだけでもブロマンススレの設定だけでも大丈夫です

    不死スレの流れに乗り遅れた話でもスレ主はオールOKです

    ネタの提供でも喜びます


    注意点は2個だけ

    ・カップリングはなし

    ・共依存に繋がりそうならそのものでなくても大丈夫


    最初のスレ

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    その2

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  • 8二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:27:55
  • 9二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 08:21:24

    たておつ!

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 08:42:58

    10まで保守

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 09:00:14

    スレ立て乙ですよー
    それじゃ駆け付けの直打ち一発行きますよー

    「ちょっと思ったんだけどさ」
    「…なんだ?」
    「アスランにベッド潜り込まれた事ないな、って」
    「お前じゃあるまいし態々自分からそんな事する理由がないんだが?」
    「別に僕は気にしてないんだけど、アスランは気にする何かがあるの?」
    「気にするというか、狭いだろう普通に」
    「じゃあ狭くなければ入って来るの?」
    「そういう問題でもないからな」
    「…ねぇ、遠慮してる?」
    「してない、第一遠慮する理由がないだろう」
    「なら気にしないで隣くればいいのに(ぽふぽふ」
    「子供の頃じゃあるまいし」
    「でもお泊りしに来た時も、中々ベッド入って来てくれなかったよね。最終的に強引に押し込んだけど」
    「あの時はな…」
    「ともかく今晩は僕の方で一緒に寝るの。そう決めたから」
    「拒否権は…?」
    「ないよ」
    「……はぁ」

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 09:47:48

    思ったんですが、あれだけ頻繁に一緒に寝たりしてるとマットレスのへたり具合とか絶対違いますよね、これ
    正直、同居状態での寝室は各自にあってもいいかと思ったのですが、部屋一緒がいいって誰かが脳内で囁いてたので仰せのままにしました
    だったらダブルベッド置くものありかと思ったものの、せめてプライベート分けた方がいいかとツインにしてあります
    ちなみに、同じサイズのが揃わなくて片方セミダブルなのも面白いかもとは思ってたり(割り振りは言わずもがなですね)
    これ幸いと余計に潜り込まれる事になるとは思いますが、まぁ問題ないよねという事で

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 18:29:47

    前スレうめ切りました

    またもギリギリに近かった


    >>11

    今回も駆けつけの一発をありがとうございます

    前スレで言ってあったじゃれあいのお話かな

    ベッドはどうしてるんでしょうね?

    それなりの頻度で引っ越してそうだから、ベッドついてそうな家を借りてるから1つしかないとかでも面白そうですけど

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 19:51:27

    【ベッドサイズ】

    「立地的にはこっちだが…寝室が少し狭いな」
    「じゃあさっき方で決まりだね」

    「今回はキングサイズのベッドを買ってみたい!」
    「もったいない」
    「もう!少しくらい色んなことに冒険しようよ!」
    「だからってそこまで大きなベッドはいらないだろ」
    「分かってないな〜大きなベッドはただ寝るだけじゃなくてそこでゴロゴロおやつ食べたり晩酌したりゆったりするのも醍醐味なんだよ。それにもし離れたいときでもキングサイズなら端と端で寝れば多少の距離はできるしね」
    「(これはもう決定事項だな…)ああもう…分かったよ。新居探しは寝室が広いところが最重要ポイントだな」
    「うん!」

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 20:02:00

    >>14

    (早速脱字発見…恥ずかしい…)


    >>12

    こちらでも当然寝室は同じですね。

    ただベッドはツインで揃えることもありますが、押し切られて大半がダブルになります。


    そして今回はずっと気になっていたキングサイズのベッドを買うことになりますが、広すぎて何か違う…となります。


    小さい頃も大きくなってからも1人用のベッドで狭いながらもギュッとくっついて寝ていたあの感覚が好きだったキラ

    一種の思い出みたいなものですね

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 20:46:55

    キングサイズだと一緒に寝てる感なさそうですね
    ダブルくらいがちょうどいいのかな?

    海外は家具付き物件が多いイメージだったので、自分は買う方向で考えてなかったです
    ついてるものを使う…みたいな
    だから寝室1つのベッド1つな想像でした

    不死スレで血の味ダイスふってるの見て、ちょっと可笑しくなってしまった
    あちらは彼女持ちだから吸血鬼の好みじゃないですよね

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 21:00:50

    >>13

    じゃれあいはこれとは別件ですね

    何か降りて来たのでそのままの勢いで書きました


    賃貸の中には家具付きの物件もありますからね

    そういうその場しのぎで借りたやつだった場合は敢えて買わないで狭っこいところでくっ付いて寝てたりするんでしょうけど、自前で用意するタイプだった場合は買う時の状況次第だろうなぁとは一応思ってます

    今回のはツインにしてますが

    引越し多いし空気入れて使うベッド(要電動式空気入れ)とかあってもいいかもとか、今ちょっと考えてしまったり

    後は一回くらい面白がってハンモック遣りたがりそうとか(壁とか天井に穴開けない据え置き型のヤツあるんですよね)

    あ、ネタが閃いた

    ゆるキャンさせたらどうなるだろ、この二人…(気付いたらガチものになってそうですが)

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 07:00:19

    時々、アスランの様子がおかしい気がする。
    何処が、と訊かれてしまうとちょっと説明が難しいけれど、とにかく何かがおかしい。
    そこに居るのは確かにアスランなのに、何かが決定的に違う、そんな瞬間があるというか。
    一緒に居れば僕の事を気に掛けてくれるのはいつも通り。
    世話焼きが行き過ぎてお小言が多いのも変わらない。
    でも、不可解な行動をしている事が増えたように思う。
    何か危ない事があると駆け付けてくれて、知らない間に何かが片付いていた事もあった。
    いつの頃からか僕が彼の存在を知覚するのと同じように何かしらの感覚で僕の身に起きている異変を察知しているような、そんな節も感じる。
    心配を掛けないようにする為か、怪我を隠している事も増えた。
    確かに、怪我なんて放って置いても直ぐに治ってしまうのだけれど、隠すとなれば話は別だ。
    それもこれも、アスランが死の淵から僕と同じ不死となって蘇って来てから起き出している事。
    眸の色が時々変わる事もそう。
    頭を押えているので頭痛がするのかと思って問い詰めたら頭の中で雑音がするとも言っていた時もあった。
    僕に対しては何食わぬ顔で誤魔化しているように見えるけれど、でも僕だって何も気付いていない訳じゃないんだ。
    ねぇアスラン、君は何もなかった振りをいつまで続けているの?

    「ねぇ君さ、アスランじゃないよね?」
    アスランは体調を崩して眠っていて本来だったら起きて来られる訳がないんだ。
    キッチンの入り口からの気配に振り返った僕は、彼の姿をしたその存在に向かってそう問い掛けた。
    「どうしたんだ急に」
    僕からの問いに驚いたようにそう言うと、アスランの振りをしたそれが不思議そうに小さく首を傾げる。
    何もかも同じように見えて何かが違うその振る舞いに僕は少し苛立ちを覚えていた。
    「早く戻って、病人に何を遣らせているのかわかってるの?」
    きっぱりとした口調でそう言うと、その姿を見据える。
    そして数瞬の後、何かを呟いて彼であって彼でない何かは踵を返して寝室の方へと戻って行った。
    そもそも生きている間の大半を一緒に居る相手を僕が間違う訳がないんだ。
    ただ気になったのは、我が主、そんな単語が聞こえた事。
    でも後でアスランに問い質しても、きっと何も答えてくれないんだろうな。

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 07:09:41

    看病の裏での不穏な話
    こういう違和感に流石にキラが気付かない訳がないよね、と少し話を挟んでみました
    そして眷属は主人の命には素直に従うもの、それが主人の生命に関わっていないのであればではありますが

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 11:39:15

    針千本の回想を書いて他のまで書き終わって、投下直前に読み直した時「これ、キラは眷属君のこと勘付いてるよね?」と思って書き直したんでした
    いずれ書くべきかなぁ

    じゃれあいの話もゆるキャンも楽しみにしております
    自分もキャンプはガチになる気しかしませんね

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 18:00:10

    この眷属に関してですが、世の摂理的に完全な無からは何も生まれないはずなので、元になっている何かが恐らくあるのだとは思っています
    それにたぶん、アスラン自身の人格がちゃんと残っているのにも理由があるはず
    眷属というただの従者であるだけでいいのなら、中身がアスランである必要や重要性は体はない訳ですから
    そんな考えから、この不穏なお話の構想は始まっています
    謎へ踏み込む度に難しい用語が出て来ちゃうかもしれませんが、もうしばらくお付き合い下さいませ

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:03:16

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:20:03

    「隊長いますかー?…うお」

    「あぁ…シンか。キラなら寝てるぞ」

    「見れば分かります」



    スヤスヤと寝ているためアスランとシンは小声で話す

    「キラに何か用事か?急ぎなら起こすが」

    「あー…整備班から整備記録を渡すよう頼まれただけなので急ぎではないです…」

    「そうか」


    必要なことだけ話すとアスランの視線は手に持っていたタブレットに向けられた。

    (別にこの2人のことだから別におかしな光景じゃないけど気になる……よし聞くか)この間0.2秒であった。


    「何で膝枕してるんすか」

    「…俺からやらせたわけじゃないぞ」

    「でしょうね」

    「俺がここで仕事をしていたら、毛布も持ってきたキラがそのまま俺の膝を枕にして寝たんだ。止める暇もなかった。」

    「(…と口では言いつつもどうせ隊長のやりたいようにさせるんだよな)なるほど…」

    「目の下に隈もあるから徹夜続きだったんだろうな」

    そう言ってキラの顔にかかった髪をどかしてあげるアスランの優しい表情に、何だかこそばゆい気持ちになったシンは…


    「まだ起きそうにないのでまた後で来ます」と逃げるように退出した。

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:13:02

    【1DKなお部屋】


    一度和室の部屋に住んでみたいとキラが言い出して、少し経った頃の話

    「はじめは違和感あったけど、畳にお布団も慣れてきたね」

    「そうか?最初から、地面や岩よりは寝やすいとは思ったが」

    「どこでも寝られる君と一緒にしないでほしいな。ベッドほど高さがなくて地面が近いし、布団の硬さが最初はちょっと気になってたんだよね」

    「今回借りたところはベッドが置いておけるほど広い部屋じゃないからな」

    「毎朝畳んで押し入れにあげるように言われるのも慣れてきたよ」

    「布団は引きっぱなしにするものじゃない。部屋も狭くなるしな」

    「なら布団1つにしたらいいじゃない。わざわざ分けずにさ」

    「そもそもこの部屋を借りようと言い出したのはお前だろうが」

    2人で言い合いしながら和室の押し入れを開くと、何故か布団が1組しかなかった

    「キラ?もう1組はどこいったんだ?」

    「ちょっと水が掛かっちゃってね。いまクリーニングに出してるから明日には帰ってくるよ」

    「そうか。それで?何故こっちを見ない」

    「気のせいだよ。今日は1組しかないから同じ布団で寝るしかないね。ちょっと狭いかもだけどベッドじゃないし落ちる心配もないから安心だね」

    目を逸らしたまま早口で喋るキラをジトっとした目で見るアスラン

    「1人用に2人は流石に無理だと思うんだが」

    「大丈夫だよ。くっついてたらいけるいける!」

    「普段だって布団くっつけて寝ていたのに、何が不満だったんだ」

    「今日1日くらいいいじゃない!ね!」

    「・・・・・・分かった、だが落ちても文句言うなよ」

    「平気だよー。さ、早く早く!」

    「絶対狭いと思うんだがな」

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:14:11

    さあ翌朝どうなったでしょう
    自分はアスランが畳に落ちて寝てるだろうと思ってます
    いくら寝不足とはいえ、無人島の洞窟の地面でも寝てたくらいだから畳なら余裕でしょう
    ぎゅっとキラが抱きついていたら可愛いでしょうけど
    自分には書けそうにないかな

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:54:19

    狭いとなったらアスランを抱き枕にする気がしますね、うちのキラだったら
    そして寝返り打てなくて寝入った時の体勢と起きた時の体勢が殆ど一緒になるやつ(アスランが)
    床敷きの和布団は落ちても怪我がない、というのが最大の利点な気がします
    その代わり床からの湿気とか冷気は直ですが
    寝相は悪い方じゃないのですが、隣に居る人を蹴る癖があるのでこうして二人がくっ付いて寝てるのを見る度に、寝相良いよねーってなります

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:30:40

    2枚の布団をくっつけて1枚として寝るのと、最初から1枚で一緒に寝るのとじゃ違うんだよ!(byブロマンスのキラ)

    自分のところのキラも普通に抱きついて寝ますね。
    そして朝起きたらアスランも抱きつき返してる日もあって、そんな日はキラの機嫌がルンルンですね

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 04:28:27

    上の遣り取り見てて書き手さん各々の二人を一箇所に集めて顔突き合わさせてみたら面白そうだなと、ふと思ってしまったのは内緒です
    見た目は一緒なのにリアクションが同じようで微妙に違うだろうから、意見が一致するところもあるだろうけれど、それ違うでしょってなるところも多そうだなとは
    相方当てだけはたぶん全員間違わないとは思うけども

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 04:44:59

    「じゃあ洞窟行きたいな。展望台は殆ど目の前に見えてるけど」
    少し考えた後キラはそう言い、ちらと横目で螺旋を描くようなフォルムの展望台を見た。
    こちらからは分かれ道の先が広場になっているのも見える。
    「そうか、それならこの先を道なりに行って島の縁に沿って少し降りて行く事になるな」
    そうして二人で島を構成するゴツゴツとした岩場を安全に歩けるように舗装された細い道を進みだした。
    目を遣れば眼下には岩らだけの浅瀬、そして穿たれた暗い影が差す穴の中へと道の先が吸い込まれている。
    「普段人工物ばっかり見てるから、こういうのってわくわくする」
    「幾ら整備されているからって余所見して気を取られていると流石に躓くぞ」
    「わかってるってば」
    そんな軽口を挟みながら入り口付近のゲートで入場チケットを買い内部へと進む。
    洞窟は、島から遠く離れた陸地側にある山の氷洞と繋がっているという説明がされているだけあって、中に踏み込むとスゥッと温度が下がった。
    「中は涼しいね。日陰ってだけでも助かるのに奥の方から何だか風が来るし」
    内部は薄暗く照明は最低限で、少し進んだ先で係員らしき人物が手持ち用の蝋燭立てに火を点けた蝋燭を配っているのが見えた。
    「へぇ、懐中電灯じゃなくて蝋燭なんだ」
    夜の水族館を思い出したのか、そんな事を言いながらキラが興味深げにそれを手に取る。
    薄暗さといい、確かにあの館内をどこか彷彿とさせる雰囲気だが、見渡してもどこもかしこも岩で出来ているしはっきり言って別物だ。
    「…順路を回って戻って来たらここにまた返すみたいだな」
    片隅に設置された台の上には新品の蝋燭と誰かが使っただろう火の点いたままの使い差しの蝋燭が置かれていて、各々好きなものを持って行けとばかりだった。
    「雰囲気重視ってやつかな。なくても回れるくらいには一応明るいけど、結構暗いし持って行こうよ」
    先ほどから始終機嫌が良いようで、楽しそうにキラがそう言う。
    「そんな事言い出す前からもう持ってるけどな」
    「細かい事はいいの。ほら、アスランも自分の分持って」
    「いや、キラが持ってるなら…」
    「ほら、持って」
    半ば強引に押し切られ、俺も仕方なしに比較的長い状態の蝋燭を持って順路と書かれたものを目印に洞窟の奥へと歩みを進めて行く事になった。

  • 30二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:01:48

    普段自分が布団なので推定日本に来てもらいました
    ネタ被りを避けたともいいます
    主さんは予想通りでしたが、文字書きさんもとは少し驚きでした
    シングル想定だから寝返りうったら落ちるだろうと思いましたが、うたせませんか

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 11:03:34

    自分のところはお話がシリアスな時はともかく、ノリがほのぼの(?)だったりギャグ寄りになったりしている時はお猫さまと飼い主(下僕)をイメージしているので、基本アスランはキラにされるが侭なんですよ
    溜め息吐いたり文句言ったり小言言ったりはしますけどね
    極力お願いには沿うし我が侭にも付き合う、余程嫌でもない限りはブツブツ言いながらも受け入れてしまうので、キラの方もそういうのを織り込み済みで遣りたいように無理を通しに来るというのが常態化しているのです
    アスランからはくっ付きに行く事はありませんが、キラはそんなのお構いなしですからベッタリ張り付かれて動けなくなる
    で、無碍にも出来ないので、これが狭い布団やらベッドだった場合結局寝返りも打てなくなるという流れですね

  • 32二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 11:57:28

    >>23

    見慣れてても逃げちゃうくらいには甘い空間だったんでしょうね

    尊い!


    >>29

    江ノ島の続きでついに洞窟ですね

    蝋燭で照らして回るとは雰囲気ありそうです


    >>28

    これ長くなりそうなんで夜に返します

  • 33二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 18:42:51

    >>23

    膝枕はどっちもやったけれど、こういう甘い感じにはどうしてもならない案件

    …まぁギャグとして自分でお茶を濁しに行ってるから仕方ないのかと思う事にしてます

    まさに、皆違って皆良いだとは思っているので気にはしておりませんけれどもね


    >>32

    火が燃え残ってる蝋燭から自分で新しいのに移したりする感じになってました

    中は結構適温で、あんまり広くないのであっという間にぐるっと回り切ってしまうのだけが玉に瑕

    涼むにはもって来いでしたけれど

    そして言うほど見る場所がなかったので、逆にこの蝋燭のインパクトが残りましたね

    (とは言え詳しく書くとこの先がつまらなくなるのでここまでで)

  • 34二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 21:33:14

    ちょっと真面目に返しますと、ファーストインプレッションは主さんのところ相手なら
    「距離感といい空気といい、あの2人って本当に僕達と同じなんだよね?」
    「そう・・・だと思うが・・・」
    「僕達も大概仲がいい方だと思うけど、あそこまでじゃないはず・・・だよね?」
    「随分と近いな、色々と」
    文字書きさんのところなら
    「あんまり僕らと変わらない・・・かな?」
    「そうだな」

    ただ交流するなりして人となりを知ったら、
    「向こうの僕も苦労してるんだなぁ」
    「苦労してるのか?お前と同じように振り回してる側じゃないか?」
    「君には言われたくないよ。それが分かってないから苦労してるって言ってるの」
    「向こうの俺は痛々しく見えるとは思う」
    「それが分かって、何で自分には当てはめないのかが分からないよ」
    主さんの方は
    「何だか眩しいな」
    「・・・そうだな。少しだけ羨ましい」
    「あれだけ甘えるのも、あれだけ尽くしてくれるのも、僕にも君にも難しそう」
    「ああ」

    こんな感じかな?
    ズレてたら自分の読み込みが甘いということで

  • 35二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:12:54

    >>34

    スレの最初期の頃と違って自分ところの二人の人物像の詳細が割れて来たので解像度はだいぶ上がって来てるというのを再確認させて貰いました

    アスランに対しての寸評に痛々しい、この単語出て来て自分の人物描写の書き方が間違っていなかったと確信出来たのが一番の収穫

    ちゃんと「そういう風」に書けてるか自信なかったんですよね

    内面のナイーブさに反して理詰めで事を進めて行こうとする冷静さ、異常な自己肯定感の低さや人の顔色や心配されたり重荷になる事をとても気にするところ、初見の印象からすると原作本人よりも一層だいぶ歪でアンバランスな造形にしているので書く方も中々大変ではあるのですが

    それを理解して負担を増やさないように気遣いつつ、甘えて振り回しているキラ像も概ねそれで合ってると思います

    この先、化けの皮が剥がれるほどの中身が出て来るような状況はないと思いますが、これらの解釈踏まえて真面目なお話は組み立てて行こうと気を引き締めなおした次第です

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:18:14

    よかったです
    痛々しいはちょっと怒られるかもしれないとは思ったのですが、他に浮かばなかったのですよ
    自分のところはどう見られてるかは分かりませんが、自分から見たお2人方のキラとアスランはこんな風に見える、くらいに軽く読んでいただくと助かります

  • 37二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 04:00:03

    自分でネタ出したのでこちらも何か書かないとですね
    個人的にブロマンスさんところのお二人はですねぇ、紙一枚すら挟まりそうにもない隙間ゼロな距離感と居るだけで癒しの激甘空間が完成する仲の良さに無糖の渋いお茶が欲しくなるイメージ
    その甘える甘やかすの相乗効果というか見事なコンボっぷりに、うちの二人も流石に「お、おう…」とか言う反応をしそうだとは思っておりました
    「ねぇアスラン、僕としてはかなり仲がいいって自負はしてたんだけど、でも流石にあの二人ほどじゃないかなー(じーっ」
    「……いや、張り合わないでいい。というか張り合うなよ。そうじゃなくてもお前だって普段からだいぶ纏わりついてきてるんだから、これ以上くっ付かれた日には敵わないからな」
    「えー…」

    スレ主さんのところは、うちの二人と距離感が割と似ててそちらの二人と同じように共感する面が多そうという認識
    でも一見さっぱりした関係に見えてるけど内側に踏み込むと一気に湿度が上がるところとか、仲良くならないと見えないところも多そう
    「僕らと雰囲気似てるかなって最初思ってたんだけど、話してみたらあっちの僕らとはまた別の意味で空気の粘度というか密度凄いなって(あと薄っすら何か闇が見えた気が…ガクブル」
    「それをお前が言うのか」
    「いやぁだって、僕そんなに重い?(後ろから圧し掛かりつつ」
    「重いな、物理的な意味で」

    アスランがせっせとキラの世話焼いてる光景だけはこの三組全体に共通しているとは思うのだけれど、お互いのスタンスとかそれぞれ違うので、お茶会っぽいところに放り込んでも個性だけで見分けられるなとは思ってます
    「どういう風に見られてるんだろうね、僕たち」
    「気になるか?」
    「そういうのアスランの方が気にすると思ってたけど、違うの?」
    「お前が何か遣らかさないかの方に気を取られていて、言われるまで忘れていた」
    「ちょっとそれ何、僕が空気読まないとでも言いたいの!?」
    「大概マイペースな発言しておいて、よく言う……」

    とまあ、こんなところです
    お粗末さまでした

  • 38二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 11:18:00

    >>37

    ある意味言いだしっぺの法則だったので

    雑感だけになってしまいましたが、お二方の書いたものを読んでいて受けた印象を数行で言い表すのは地味に難易度高いですね

    じゃれさせつつ書いてるから尚更ですが

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 11:27:22

    文字書きさんのところは、別口で説明入れてくれているから分かるところも大きいかなぁとも
    エミュの方だけで読み取るには自分には読解力が足りてないと思うので
    あまりその辺説明しない自分のところをよく読み取ってあるなぁと感心するばかりです

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 14:08:24

    スレ主さんと字書きさんの読み取り度合いがすごいですね…

    自分のイメージだとお二人のところのキラとアスランは外見は20で止まっても精神はそれ相応に成長・成熟していているイメージですね。

    かなり抽象的な感覚なんですが…
    ・字書きさんのところは距離感の近さはあるけれど一番さらりとしていて、大人びている
    ・スレ主さんのところは字書きさんに似ているけど上で言われているように深い部分の湿度と密度が高い
    ・自分のところは精神性が幼少期に近いです。それにプラスして特殊な関係により、お互いに対してはパーソナルスペースがなくなった感じです。

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 17:52:33

    悪気はないのですが、可愛いという言葉の裏には幼いって意味が含まれていると自分は思ってます
    大の大人に使う言葉ではあまりないので
    主さんのところのキラは13〜15歳くらい、本編開始前後くらいに感じます
    アスランは17歳〜20歳くらいに見えるけれど、キラといるとキラと同じくらいに見えるなぁとか

    主さんのところは正しく共依存してるなと。お互いに向ける矢印の大きさも重さも同じ、健全な関係だと眩しくみえました
    矢印の大きさは同じでも、アスラン側が激重なのが自分のとこですから

    基本の設定は同じはずなのに、ここまで差が出るのも面白いですね
    こうやって考えてるほうが好きだったりしますが、これでは見てる人も面白くないでしょうから、次から話を戻します

    あーんさせたいだけなら、キラを寝込ませておかゆ食べさせるのが一番早いんですよね
    照れもなくアスランはやってくれるでしょう
    それじゃあ面白くないんでどうしようか考えてるわけですが

  • 42二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 18:38:06

    >>40

    確かに、ある種の達観のようなものはあるかもですね

    関係の湿度に関しては自分のところは早々に諦めたのもあって、それも納得

    特にキラが地味にバランサーで、アスランより周囲の空気に気を配ってるところがあります

    マイペースなのもある程度計算ずくで、実は必要に応じて兄と弟、仮面を入れ替えてる

    逆にアスランの方が融通利かなくて(←ここに関してはどこも一緒だと思いますが)、取り繕って冷静を装う事で表に出さないようにしてますが、どこか背伸びしている子供みたいなところがあるのも特徴かもしれません

    こんな感じで表に見えてるものと実情が逆転しているというのは、そろそろ形として出せるかとは思いたい

    (書きたいものに文章力が付いて来ない歯痒さが…)


    追記するならば…

    とにかくスレ主さんところのは、切ったら中からドロリとしたものが出て来るようなそんな印象強いですね

    独特の質量というかそういうのも感じます

    ブロマンスさんの方からは特有の屈託のなさとか無邪気さは感じてました

    そうか、精神性…なるほどです

    読んでいてこっちが照れてしまうほどのピッタリくっ付いてる感とこの空気感はまさにオンリーワンだなとつくづく


    文章の行間を読もうとする癖があるので、そういう自分の観察が正鵠を射ていたのなら幸いです

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 22:33:55

    「布団を干しに行くって言ってからだいぶ経つのに戻って来ないと思ったら……一体何をしているんだ」
    緩い傾斜の屋根の上、干す為に広げた布団に寝転んでいたらアスランの声がした。
    「見ればわかるでしょ。日向ぼっこだよ」
    ごろごろしながら答えると、例の如く溜め息を吐きながらのアスランからのお小言が始まる。
    「干しに行った布団の上で寝ていたら、干している意味がないだろうに」
    「でもおひさまの匂いがして気持ちがいいんだよね、これ」
    穏やかな日差し、ぬくぬくとした温度、余りに心地が良くてこのまま眠ってしまってもいいかなって思わず目を瞑ったら、僕の様子を見ていた彼が窓枠を乗り越えてこちらに降りて来た。
    「居心地がいいからって余り長居すると脱水するぞ、今日は日中の日差しが強いらしいからな」
    「だったら何か飲み物持って来てよ」
    こういう時のお願いは余り成功率は高くないけれど、もう少しだけ寝転んでいたい。
    「そう言う問題じゃないからな。ほら、いいから部屋に戻るんだ」
    そんな思いも空しく、言うなりアスランに引き摺るように起き上がらされてしまう。
    「ちょっと、何するんだよ」
    「あまり我が侭を言うな、布団が乾かないだろう。まぁ午後に下見に行くと言っていた川原へ行くのをやめるというなら考えるが」
    「アスランさぁ、そういう取引やめてくれない?」
    「そもそも急にキャンプしたいだの色々言い出したのはお前だし、思い付きばかりで俺に大体丸投げして…」
    「あーもうわかったから、行くから先に部屋行ってて」
    「そんな事言って、また寝転がったら同じ事だぞ。諦めて一緒に戻るんだ」
    今日は大体アスランに手の内を読まれてしまっているようで、悉くスルーされる流れっぽい。
    「…アスランの意地悪ぅ」
    「はいはい。そういうのはもういいからな」
    渋々部屋の中に引き摺り戻されて、僕としてはとても不本意だ。
    でも仕方ない、今日のところは夕方前に干し上がった布団を堪能するくらいにしておこうかな。

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 00:15:27

    通常運転に戻すべく…
    キャンプの前振りとお布団と言えばで思い出した事をちょっとネタにしてみました
    なお実際に、お昼寝してしまった張本人がこちらです
    時期のせいもあって、正直甲羅干しどころの騒ぎではなかったですが

  • 45二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 07:34:55

    ほのぼのしていていいですね
    ゆるキャンの前振りにもなっているようで、続きがさらに楽しみになります

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:58:12

    まぁ、お布団ネタもあったりするので、場所は確実に推定日本的なところですね…
    山の麓に近い立地を想定していて近所に川、少し行くと山の中とかいう人口の少ない山や田畑に囲まれた海辺の田舎町っぽいところ(自分が子供時代に数年住んでた場所がモデル)です
    ゆるキャンするなら、もうここしかないだろうと思いまして(実際に当時川の上流近くでキャンプしたので)
    …まぁ、本当にゆるーくなるかはともかく
    何か設営とか道具とかがガチになりそうで、今からある意味戦々恐々なんですがね

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 20:08:03

    【フォンダンショコラ】


    変な夢を見た

    同じ顔の僕とアスランが3組いた夢

    パッと見た感じで似てると思わなかった組と、似ているなと思った組がいた

    話してみるともっと自分達との違いを感じたり・・・

    顔が同じでも、境遇が似ていても、過ごし方が違えばこんなに人は変わる

    ・・・・・・アスランは・・・本当はどうだったんだろう

    「キラ?何だか顔色がよくないようだが、どうかしたのか?」

    「・・・ううん、なんでもない」

    「何でもないってことはないだろう・・・・・・そんなに俺には言いづらいことなのか?」

    「夢見が悪かっただけだから気にしないで」

    「・・・・・・そうか」

    少し寂しそうにしながら離れていったアスランを見て、もうちょっと話せばよかったと後悔が募る

    「でもこんな話したら、何だかアスランのこと信じてないみたい」

    「はぁ、どうしよう」

    妙な夢を見た

    キラと自分が3人ずついる夢

    思うところはあれど、キラはどこにいてもどんな道を辿ってもキラなんだと少し眩しかった

    俺は・・・あんな感じの方が良かったりするのだろうか

    キラは何かを隠しているようだった

    そんなに深刻なことではなさそうだったので引き下がったが、どうしたら話してくれるだろうか

    「・・・・・・簡単に出来るものでも作るか」

    甘いものでも作ってみることにした

    「キラ、よかったらこれを食べてみてくれ」

    アスランが持ってきたのは、手のひらよりも小さいサイズのチョコケーキ・・・だろうか

    何故かフォークだけでなくナイフもついている

  • 48二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 20:09:47

    「わざわざ作ったの?」

    「材料混ぜて焼くだけの簡単なものだ。出来立てで中は熱いから気をつけろよ」

    「中が熱いってチョコケーキじゃないの?」

    「割った方が早いか」

    そういうとナイフとフォークで真ん中から2つに割る

    すると中から湯気とチョコクリームが流れ出てくる

    「ああ、フォンダンショコラだったんだ。珍しいもの作るね」

    「冷める前に食べるといい」

    ・・・・・・ふと夢の2人を思い出して、普段はやらないことをやってみることにした

    「アスラン」

    まだナイフとフォークを持ったままだったアスランに、口を開けてあーんを要求してみる

    多分怒られるだろうと思いながらもそれをきっかけに夢の話でもと思って・・・あっ、眉根を寄せてる

    これは怒られる・・・あれっ?

    「・・・・・・・・・・・・はい、これでいいか?」

    怒られると思ったのに、1口分に切り分けてから口まで運んでくれた!

    ちょっと信じられなくて少し固まってしまった

    「・・・ありがとう!とっても美味しいよ」

    「・・・・・・そうか。甘すぎないか?」

    「そんなことないよ!ちょうどいいくらい!」

    本当は少しビターだったけど、そんなこと言う気にもならなかった

    そして魔が差してしまった

    今ならアスランも食べてくれるのでは?と

    「アスランの分はないの?」

    「これ1つだけだ」

    「ちょっとナイフとフォーク貸して!」

    言いながらアスランの手からカトラリーを奪い取る

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 20:11:20

    らしくないことをした

    普段なら行儀が悪いと怒るなり、自分で食べろと言うなりしただろう

    ただ・・・夢で見た2人を思い出した

    あの2人なら遠慮も照れもなくやっていただろう

    そう思うと、1度くらいならしてもいいかと魔が差した

    さっきまで憂い顔だったキラが少し驚いた後喜んでいたようだったので、らしくないことをした甲斐はあったかもしれない。ただ・・・・・・

    「はい、アスランもどうぞ」

    お返しされるとは思わなかった

    自分からあげた以上、理由をつけて断るのも道理が立たない

    大人しくいただくことにした

    「結局何を悩んでいたんだ?」

    2人でフォンダンショコラを食べた後、夢の話をすることにした

    「夢を見たんだよ。僕と君が3組いる夢」

    そう言った時、少しアスランが驚いた顔をしたけど話を続ける

    「同じような経緯を辿ったはずなのに、同じに見えなかったんだよ。ならアスランだって僕が余計なことしなければ、もっと違う君になってたんじゃないかなって・・・そう思っただけ」

    キラが同じような夢を見ていたと知って少し驚いた

    考えていたのは似ているようで違ったが

    「どうなろうと俺は俺だ。他の2人のような俺がよかったのか?」

    少し意地悪かと思ったが、恥ずかしいことをさせられたのでやり返す意味で問いを返す

    「どんな君でも、君だったならいいよ」

    「ならそれで話は終わりだな」

    「もうちょっと聞いて!他にも、同じ顔だからアスランが僕を間違えたりしないかな?とか心配になったり」

    「ならお前だったら間違えるのか?いや、いつもの探知で分かるから間違いようはないか」

    「そんなの使わなくても君を間違えるわけないよ!」

    「だったら俺も同じだ」

    「ずるいよ!」「どこがずるいんだ」

    さっきまでの悩みは何処やら、最後は笑って話が終わった

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 20:20:22

    中から溢れでるドロドロしたもの
    あーんをさせたい
    自分のとこの相方を見分けられるのか
    この3つがグルグル頭の中で混ざった結果悪魔合体したものがこれです

    主さんのとこを出汁にしたような形になってるのは申し訳ないですが、こうでもしないとあーんしてくれそうになかった

    甘くしたいのにビターになるのは、自分のお菓子作りの癖からきているような
    砂糖の量を変えるのは駄目なのは分かっているので、ミルクチョコをビターチョコに置き換えたり、5:5を3:7に変えてしまうので
    割るとドロドロしたものが…と言われた時に思い出したのがフォンダンショコラ
    熱いとドロドロ、普段は固まって見えるのもそれらしい

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 20:49:43

    お菓子作りで致命的に変えちゃいけないのは、特に量で粘度とかが変わるもの(小麦粉とか)
    後は化学反応的なものがあるもの(重曹だったりベーキングパウダー辺り)
    実はお砂糖辺りは割と変動させても意外にどうにかなったりしますね(焦げに影響出ますが)
    フォンダンショコラは材料も少なくて工程がシンプルかつ雑に作ってもちゃんと出来上がるので、作り易いお菓子ですよね

    児童心理学の分野のお話なのですが、実は子供が言いづらいと思った事など話させる為に口を開かせる方法としておやつや食事の時に問い掛けるというものがあります
    人間て何かしらの形で口を開かせると、自然と言葉も出て来る、そういうものらしいですね
    実際大人でも昼食などの時間に忌憚なく話すことで交渉を進めるという手法もあるくらいで、実はものを食べている時って何か思っている事を喋らせるのには丁度いいのです

    何気なく出した単語からこんな化学反応が起きて来るとは思わず、中々面白いものを見させて頂きました

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 01:40:42

    >>50

    全然出汁に使ってもらって大丈夫です。

    そのおかげで普段ならやらない2人の貴重なあーんが見れたのでむしろ喜びます。


    フォンダンショコラ美味しいですよね

    お菓子ネタ…何か書けそうな気がする…

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 03:16:26

    アホほど長いやつ、書き終わりました

    聞いて驚けとばかりの5200字越え、本当に長いので覚悟してお読み下さい

    一応出来るだけ校正はしたのですが、誤字脱字、その他諸々おかしいところがあるかもしれません

    お見苦しいところも多々あるかもですが、どうかお納め下さい

    死神の手も届かない場所 | Writeningアスランが目を覚ましたのは、それから一時間くらい経ってからの事だった。 あれだけ酷かった出血も止まり、酷い裂傷や刺し傷、果ては肉を抉るようなものまでもが徐々にだけど再生しつつある。 僕の回復能力に…writening.net

    自称文字書きの本領発揮が出来ていれば、これ幸い

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 07:19:42

    ヤバイ…投下した後確認したら、ものすっごい粗見付けてしまったんですが、どうしようかと今葛藤中
    だいぶ読み返しておかしいとこ洗い出したと思ったのに… orz
    後で読み返して内容変わってたら、あぁここ直したんだなとでも思って下さい

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 07:23:30

    何個か前のスレからお待ちしてました
    雷鳴の闇の話でしたか
    不死スレでも、このスレでも、一大イベントですから長くなりますよね
    何回か読み直して文字書きさんワールドを堪能させてもらいます

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 13:19:23

    不死スレに短いものを投下してましたが、こっち用に書き直さず出来るだけ触れないで敢えてサラッと通過させた部分です
    ここまで仔細に亘って心理描写入れてた事はなかったと思うので、無制限はやっぱり大きかったかなと
    取り敢えずこのエピ一本でスパコスレ設定で触れてた部分と一緒に纏めてキラの内面に切り込む狙いがあって、書いている間は精神乗り移られたような状態だったので胃に重いもの溜めた感じを抱えてぐるぐるし続けていました
    それもあってちょっとキツかったですね
    偶にダメージ喰らってたのもこのせいですので
    正直書き終わったというより、一応終了の目処が付いたの方が近いかなと投下してから思い直しました
    色々消化不良なのは否めません
    後日書き足されてたら、この辺書き足りなかったんだなという事で生温かくスルーしてくれると助かります
    ただ文章量に対して、あれこれ5千字もある?って感じるくらいような書き方は出来たんじゃないかと変な自負があったりなかったり
    難産ではなかったですが、そこそこ苦しんだので、出来ればご感想、宜しくお願いしたいです

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 18:45:08

    感想を・・・と言われると出涸らしより薄いものしか出せないので申し訳ない

    考察とかなら言葉が出るのですが、感想とはファッションを褒めるようなセンスがいるものだと思うのです

    ・・・・・・センスと名がつくものはことごとく死んでるもので


    今まで自分は文系だと思っていましたが、どちらかといえば理系だったようです

    自分が書いているものも、必要な前提条件や出したい答えを入力した結果出力された最終式のようなもので・・・

    どうしてそうなったの?と聞かれてから途中式を考えているのです

    だからこそ設定をメモまで作って詰めてある文字書きさんには粗がたくさん見えてそう

    >>51ここまで考えて書いてないよ!というですね

    フォンダンショコラをあーんさせるなら何が必要か?と考えた結果、主さんのところの2人とキラが深刻になりすぎない程度に悩むことだと出たのでああいう話になっただけなんですよ


    【フォンダンショコラ】の解説でもしようと考え始めたら、種時代のアスラン考察や眷属君に飛び火し始めて1,000字超えそうなので、今日はこちらに注力させてもらいます

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 19:10:46

    >>57

    逆ですよ

    そういう心理学的なものがある、というのを前知識として知らないで狙わずそれ相当の内容を書いている

    つまり方程式の公式を教えてないのに答えに辿り着いていたから感心していたのです

    こちらも結構な理詰めタイプで、しっかり詰めて足元固めないと書けない性質なので、ああいった文章を事前に裏で作っているだけなのですから


    感想を、と書きましたが読んでどんな景色が見えましたか?

    内容から考察出来る事があるとするなら、どんな事でしょう?

    読書感想文て、意地悪な事に学校で書き方教えてくれないんですよね

    実はあれ、思った事だけそのまま書いていればいい訳じゃないんですよ

    意味解らないですよね、あれ

    褒められるような子の物から察するに、文面から推し量ったりだいぶ多角的な事を求められているのに、何故か思った事書けって言われているだけなので、大概の人は書けないのです

    まぁ、ごちゃごちゃ言いましたが、ここ好き、ここが良い、気に入った、そんな簡潔なものでもいいので気負わずに何か意見が聞いてみたい、それだけなのです

    語彙力がどこかに行ったような一文だけでも別に気にしませんよ

    謝る必要だってありません

    書き手としては読んでくれたんだな、って言う感覚が欲しいだけなのですから

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 00:43:47

    >>53

    その後の物語を知ってるいるので大丈夫だ!アスランはお前の手を絶対に離さないから安心しろ!と叫びたくなりました。

    この時のキラには知る由もないので不安や恐怖を抱くのは当然ですが…


    死神の手すら届かない、がかっこよくて好きです。

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 00:53:54

    たまには解説を、というより自分のとこから見た2組のコメントは書いたけれど、自分のとこ側の話をしていないなと思ったので

    【フォンダンショコラ】の冒頭でのちょっとしたこだわり
    キラは3組と言ったように、セットでいることを重要視してます
    自分のところは後述しますが遠慮がはいりがちなので、寄りかかっている主さんのキラや、上手いことアスランとやっている文字書きさんのところの関係性を羨んでいるのかもしれません

    アスランはほぼキラしか見てません
    他のキラを見て眩しいと言ってるのは、キラは誰とでも仲良くなれる、自分とは違って・・・というのがあるのですが・・・・・・アスランが人見知りで・・・ってのを小説版で見たと思って読み直しても見当たらない
    あれっ?どこで見たかな?ってちょっと焦ってます
    (ちょっと自信がなくなったので、この先のアスラン考察はこのスレ内の自分のところではと付け足しておきます)
    ・・・ともかく、友達が少ないというかキラしかいないと思っていたのはほぼ間違いないはず
    アスランの言う友達とは、親友と=というか混ざっているなとは思っています
    キラには沢山の友達がいて、自分はその中の1人でしかない
    だからアークエンジェルには友達が乗っている、君とは行けないと言われた時、よりその思いが強くなったはず
    キラはちゃんと友達と親友は分けているようですが、アスランにそれは伝わってない
    ここで問題なのが、この状態のアスランに眷属君をあげちゃったこと
    アスランの中では沢山いる友達の中の1人だったのが、キラより眷属君をもらって特別になった(と本人の中では思っている)以上眷属君を邪魔だとは思うことはあっても不要だとは言えない、むしろなくなったら困るようになったわけです
    これがあるからキラは自分といるんだと
    実際は違いますが、思い込んだら致命的になるまでは頑ななアスランですから、矯正はかなり厳しいかと思います
    いっぺん眷属君が消えでもしたら分かるかもしれない
    眷属君をキラに不利益が発生しない限り好きにさせたり、眷属君をあまり邪険にしないけど詳しく知りたくないのもここら辺が絡んでそう
    自分をキラにとっての特別たらしめている存在ですから

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 00:55:15

    話が逸れたので解説に戻して、

    文字書きさんのところのアスランは自分に近そうだと思い、鏡を見るようで嫌なので視点から外してます

    その後すぐ主さんの方のアスランに注目した結果が「あんな感じの方が良かったりするのだろうか」です


    夢というインパクト勝負なものなので、パッと見で違いの分かる主さんの方に視点が寄りました

    >>34で初見の文章量の差も、鏡を見るのが嫌で・・・というのと同じ理由

    だから違いを知って文字書きさんのキラがアスランと上手いこと付き合っているのをみると、うちの方のキラとしてはいいなあとなるんですけど


    あーんを成立させるのに何故主さんの力が必要だったか

    これは単純に理由がないからです

    自分には何にでも理由をつけたがる悪癖があると最初のスレで言いましたが、自分が書くものにはどうしてもそこが含まれてしまいます

    だからあーんをしてほしいと自分が思っても、彼らにそれをしようと思う理由を用意しないと無理!となりました

    結果がやりそうな方達を夢に見て、試しにやってみて駄目でも話の前振りになれば・・・という流れになりました


    今回やたら画像を多用した理由

    視点の変更が多すぎて行間空けるだけじゃ分かりづらいだろうなと思ったため

    合いそうな画像探すのも、同じスレから被らないようにするのもめんど・・・大変で、主さんいつもよくピッタリなものをあてているなと今回改めて凄さを感じました


    ちょこちょこ悩んでいるうちのキラ

    最初は同じになった!と喜んでいたのがうちのところ

    ただ時間が経つにつれアスランの中の眷属君に勘づいたり、それによってアスランに起きている変化を感じ取ったり、アスラン自身がそれを良しとしていることにも、大事だと思う気持ちが上手く伝わってないことなど、どんどん悩みが増えてます

    アスランのことばっかりですね

    他のキラ達より遠慮があるのもその一環

    悩みの元のアスランは大して悩んでいないので余計に

    悩んでいないわけじゃないけど、それ以上に眷属思考が強めなので

    時間がほぼ無限なので、ゆっくり時間をかけて解決していけばいいと思ってます

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 06:19:16

    それでは、こちらからも一つ
    あの矢鱈と長い話から察して頂けたかと思いますが、アスランに対して嫌われたくないという思いと、どうにもならない負い目というのがうちのキラにはあります
    これに関してはギリギリ辛うじて男の子の意地とやらで表に出してないで済んでますが
    同時に独りでなくて良かったとも思ってしまう事に罪悪感も抱えていて、針千本案件の時の謝罪はこの辺りの感情から来ているものになります(メンデル関係全般の話が例のやみのまで抉り出されて出て来てしまった為)
    割と色々割り切ってマイペースを決め込んでいますが、自分と同じ苦しみを抱えさせてしまった事への後ろ暗さだけはどうにもならないみたいですね
    たぶん大人びて見えてるのは彼が現実を受容し、ある程度抱え込めているからかもしれません
    何より不器用で受け取り下手な幼馴染を心配し気遣っている為に、たぶんこのスレ上でのキラの中では一番兄属性が高めになっているせいなのも否定出来ないところです

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 07:51:11

    >>53

    対比という形でなら書けそうかなあ

    自分が語彙力ないので、読んでるだけで絵が見えるような描写にはいつも流石だなって思ってます

    不死スレで見た多分文字書きさんの雷鳴の闇の話を読んで、それに引っ張られないようキラをニコニコさせようと思って書いたのが自分のでした

    感情描写も豊富で、自分の方は薄いなぁでも難しいなぁとか

    スパコスレ関連はぜんぜん設定がうちとは違うなって前から思ってましたけど、メンデル後の話も結構違ったんですね

    これだけ抱え込んでいたのを感じさせない今のキラは強いなって思いました

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 12:39:11

    シチュエーション的に、PCデスクか人を駄目にするクッションで寝落ちしてたら、ベッドに運ぶより毛布かかるだけとかの方が普通かな?
    もし運ぶとしたら、寝ている人を1番運びやすいのはどの運び方だろう
    そこが決まれば書けそうなのでいいアイデアをもらえたら助かります

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 13:24:54

    寝てる状況と体勢、後は寝てる時間帯にも拠るかもですけど、先ずは毛布かな
    映画のあのシーン辺りだと、待ちくたびれてソファーで寝てる→起こすに忍びないので毛布を掛ける…みたいな流れになってましたが
    ちなみに自分は転寝してたら毛布以前に家族に風邪を引くと叩き起こされたので、最早何とも言えません
    まぁこれに関してはベッドまで抱えて行けるか、も割と重要かもとは思います(ただし運んでいる間に最悪起きても構わんくらいの気持ちは要る模様)
    何しろ、意識のない人間て完全脱力してて重いですからね
    もし抱きかかえて行くなら、お姫様抱っこ、それと俵担ぎも一応候補になるでしょうかね

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 17:29:47

    「ちょっと面白い事を思いついたんだけど」
    何やら悪戯を思い付いたような表情でキラがそう言った。
    それはまだ自分たちの身に備わってしまった異常な能力に対して、認識と把握をしているような段階だった頃の事になる。
    解らない事が多過ぎて、信頼する相手にすら総てを話せないような秘密を二人だけで抱えていたそんな状況下だった。
    「お前がそういう顔で面白いって言い出すと、余りいい提案だとは思えなくなるのは何でだろうな」
    しょっちゅう振り回されている身としては、つい警戒したくもなる。
    「何それ、失礼しちゃうなぁ」
    俺は何を言い出すのかと思いながら、むくれるキラに問い掛けた。
    「で、何を思いついたんだ?」
    「ちょっとした事なんだけど、実際に出来るのかと思って……試してみていい?」
    そう言って、手に持っていた細長い布を使って目隠しをしだす。
    「ねぇアスラン、出来るだけ物音しないよう、動いたの解りづらくしながら部屋の中移動してみてよ」
    視界を閉ざした状態で何をしようとしているのか、意図している事が解らなくて訝しんでいると、何ジッとしてるのと指摘されて気が付いた。
    「見えてないよな、それ」
    思わず言うと、不満げな声でキラが反応する。
    「もう、何のための目隠しだと思ってるの。勿論アスランの事は見えてないよ。ただちょっと、どこに居るのか気配みたいなのが解る感じ…」
    「気配……」
    「そ、この感覚が気のせいか確認したいんだよ」
    どこか要領を得ない話ではあったが、キラからの突飛なお願いはいつものことだ。
    そんな事もあって、自分の中ではしょうがないなという気分の方が上回った。
    何しろキラは言い出したら聞かないし断る理由もない。
    「……解った。広い場所じゃないから動ける範囲は限られているが、問題はないって事だな」
    それはそれとして、注文としては中々の難易度ではあったのだが。
    そして何度か繰り返した結果、キラの言う事が気のせいではなかったと裏づけられてしまった。
    「お前、いつからそんな事……」
    「気付いたのは割と最近だよ。君を探してアークエンジェルの中を移動してる時だったかなぁ」
    言いながらキラは目隠しにしていた布をを外す。
    「でもやっぱり、直にアスランが見える方がいいや」
    戸惑う俺を前にキラはそう言って屈託なく微笑ったのだった。

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 17:56:59

    >>64

    PCデスクも人をダメにするクッションでもまずは声をかけてみて起きそうになかったら

    デスクならベッドまで運ぶ、クッションなら体制を整えて毛布をかける…ですかね…


    運ぶ場合はアスランならお姫様抱っこ、キラならお姫様抱っこが無理だったので横で支えて若干引きずりながら運ぶ

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:06:07

    目を開けときに真っ先に飛び込んできたのは

    僕が何よりも大好きな緑色だった

    「「おはよう」」

    長い間眠ってたはずなのに寝起きの頭はすっきりして体も全然痛くなかった。なんとアスランも起きたてだと言うのに意識がはっきりしていた。

    これも島の主のパワーなのだろうか?


    アスランと一緒に島の主へ挨拶とお礼をしてから洞窟の外へ向かった。

    外へ出ると眩い太陽により視界が遮られるがすぐに目が慣れてそしてーー目の前に広がる光景にーー息を呑んだ。

    そこにあったのは一面の緑でーー

    それどころか多種多様な花々も咲き誇り、豊かな色彩を描き出していた。

    時折り吹く穏やかな風がその花びらを揺らし、鳥達が明るいさえずりを奏でていた。

    トリィも元気に大空へと羽ばたいていき、その後を追うようにゆっくりと歩き出す。

    海岸まで行くと以前は濁りきって僅かな深さでさて見通せなかった海の水も透き通り、ターコイズブルーが広がっていた。

    「「綺麗(だね)(だな)」」

    同じタイミングで感想が出るとはさすが僕達。

    「これからどうする?」

    「もう少しだけこの島でゆっくりするか」

    「そうだね。それから世界を見て回ろうか」

    「ああ。今度はつまらない旅にはならなさそうだな」

    「「楽しみだね(だね)(だな)」」

    この広い海の先に待っているものに心が踊り、手を繋いで一緒に駆け出した。


    【はじめまして新しい世界】

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:09:26

    >>68


    【一番綺麗なもの】


    「眠る前に言った通り綺麗な世界が広がっていたけどさ」

    「何か気になることがあるのか?」

    「それでもやっぱり君の瞳の方が綺麗だなって」

    「…恥ずかしいやつ」

    「今更じゃないか。アスランはどう思った?」

    キラが期待の眼差しで見てくる。

    …意識して言うのは恥ずかしいんだが…と思いつつも今日くらいは特別か…と意を決して口を開く。


    「俺もお前の紫が何よりも綺麗だと思うよ」

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:15:25

    >>66

    >>53 の時系列のほんの少し後の話

    例の話を出すまではとこの辺りの頃の話は自分の中で封印してきたので、やっと開放された感がありますね


    一見同じように二人でじゃれていても、いつも同じとは限りません

    実はキラたちの精神性の落ち着きみたいなものは後年になればなるほど増してる感じになるよう、多少意識しています

    つまり時期によってこの二人の精神状態を変えてあるので、時代が進むほど落ち着いているって事でもあるのです

    そういう事もあって、夢の中にお呼ばれしたのがどの時期の彼らかは不明ですがスレ主さんのところの二人が似ていると感じたのであれば、少なくとも氷雪の頃の二人ではないんだろうなぁと、そんな感じ

    アスランも何だかんだでいつまでも痛々しく見えるままではないので


    わぁ、自分がこちゃごちゃ書いてる間に何か矢鱈と尊い感じのものが…(悶絶中)

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 19:06:41

    やっぱり5W1Hがいるよね?帰ったらダイスで決めようと思っていたら色々な話が増えててびっくりしました


    >>66

    検証をしだすのはアスランからだと思っていたので、キラから提案してるのが少し意外でした

    多分自分のとこはキラが乗り気じゃなくて、アスランがコソコソやりそうだからそう思っただけなんでしょうけど


    >>68

    キラキラしてますねー、とっても明るい!

    主さんのところの話からしか摂取できない、謎な成分があると思うんですよ

    キッチリ滅亡世界を終わらせていただいてありがとうございます


    >>70

    文字書きさんのところのイメージが、スパコスレ関連の設定を語ってある辺りで固定気味なので、多分だいぶ本編に近い時代の2人ということになるかもしれません

    そこまで厳密に考えて書いたわけではないのですみません

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 19:18:35

    When 18+dice1d8=1 (1)

    Where dice1d2=1 (1) (1.PCデスク 2.クッション)

    Who キラ

    What 寝落ち

    Why dice1d6=1 (1) (1.仕事疲れ 2.遊び疲れ 3.待ちくたびれた 4.仕事で徹夜 5.遊びで徹夜 6.寝つきが悪かった)

    How dice1d2=1 (1) (1.突っ伏して 2.持たれかかって)

    皆さんが色々書いてる中ですが、これで話を決めます

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 19:21:21

    全部1出すとかありですかね

    19時にキラが仕事で疲れてPCデスクに突っ伏して寝落ちしている
    この状態ならアスランはどうするか考えてきます

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 20:13:23

    >>71

    だからそこで謝るなと…

    確かにアスランの印象が挙がった時に恐らく本編時系列に近いところだろうなと勝手に解釈はしてました

    なので問題なし問題なし


    この辺の知覚って自前というのもあってキラの方が自覚早かっただろうと思うところから書いたので

    この時期のアスランは、例の雑音問題の方が先にあるのとキラが物理的に追い込まれないと感知に引っ掛からないのもあって試すというところまではまだですね

    そういう意味でもこっそり試すどころじゃないと言いますか

    これは時系列的に一応運命の宇宙に上がるかどうかの辺り付近で、と考えてたせいもあります

    なので周囲にはまだ、何か知らないけどキラと同様に怪我しても直ぐ治る体質だったんだよ、程度の話しかしてない頃で、死なないって部分をまずカガリやラクスにどう打ち明けるか二人で考えていたという前段階辺りの頃なんですよ、これ


    ダイスオール1…

    出目偏ってるなぁ、ここでも

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 07:24:15

    早々に寝てしまったので何も進んでない……
    自分のダイスは、こっちでもあっちでもどうしてこんなに偏るのでしょう

    珍しくもう1つネタがあるから書きやすい方から書こうかな

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 07:45:33

    「あの後、痛くて暫く動けなくなってたよね」
    「お前が泣きそうな顔して医務室から飛び出そうとするからだろ」
    「だって色々忘れてたのを一気に思い出しちゃってたし、僕としては限界だったんだよ」
    「そんな事言われてもな。俺としてもあそこでお前に立ち去られたらどうにも出来ないから必死だったんだぞ」
    「あの後体勢戻してあげようとしたら、声にならなくて呻いてたもんね」
    「後から腕が千切れかけてたとか、背中に破片刺さってたとか色々言われて、正直あの痛みに納得はしたんだが」
    「…で、どうしようか」
    「全部言うしかないだろうな。こんな事いつまでも隠せないってお前も言ってたじゃないか」
    「カガリやラクスならたぶん大丈夫だって思う。けど…他の皆はどうだろう?」
    「どうだろうな。この艦の人たちとはお前より付き合いが短い分、よく知らない部分も多いから断言は出来ないが…それでもお前が信頼している人たちだからな」
    「それにしてもアスラン結構落ち着いてるよね、僕の方は結構騒いでたのに」
    「そんな事はない、お前の方が余程しんどかっただろうに。俺が思い出したくもない事を思い出させてしまったしな」
    「アスラン…そういうの、卑怯だよ」

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 07:53:52

    オチはないです
    内容だけに小突き合いすら出来なかった
    最初はキャンプの下見してるの書こうとしてたのに、どうしてこうなったんでしょうねぇ
    直打ちするにもアウトドア用語思い出せなくて詰まったせいですね、仕方ない
    普段あんまり書かないような、ほんのり湿った空気が流れましたが、偶になのでまぁいいか

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 19:01:24

    【とある日の夕方】

    『明日の夕方は時間が取れたんだ。せっかくだから食事に行こうよ!』
    昨日キラから入っていた通信にはそれだけが書いてあった
    こちらも夕方からなら時間が開けられるとあって詳細を聞く為に連絡を取ったところ、今日は休みの予定ではあると言っていた
    どうやって知ったのかは知らないが、俺の方が夕方まで抜けられないのを知って夕方を指定してきたそうだ
    『ならこちらが終わり次第迎えにいこう』
    そう提案したが
    『時間がもったいないよ。現地集合ね』
    と押し切られてしまった

    約束の時間を過ぎてもキラが現れない
    お互い忙しい身ではあるし、キラの方は緊急事も多い
    連絡無しで遅れることも多々ある為気にせず待っていたが、ふと気になって位置を探ってみたところどうもミレニアムが停泊している方向から存在を感じる
    「・・・・・・忘れていることはないだろうが、何かあったのかもな・・・少し様子を見に行くか」

    ミレニアムには普段通り向かうことができた
    特に緊急事態が発生しているわけではなさそうだ
    慣れた足でキラの部屋に向かうが、艦内は慌ただしいということもなく声も掛けられないため、キラに何かあったわけではないのだろう・・・少しホッとした

    「キラ、いるのか?」
    許可なく入っていいとは言われているが、一応声を掛けながら部屋に入る
    薄暗い室内にはPCから発される光と、それに照らされるPCの前に突っ伏して眠るキラの姿だけがあった
    「ベッドが側にあるんだからそこまで行って寝たらいいものを・・・」
    寝ているキラを気遣って小声だが文句が口をつく
    「そこまで疲れているなら休みくらいちゃんと休め」
    「俺を食事に誘うより休息の方が大事だろう」
    「ちゃんと隊のメンバーとコミュニケーションとれているのか?シンとかなら喜んで食事にも付き合ってくれるだろう」
    キラが起きていたら文句が倍になって返ってきそうなことを、聞いていないのをいいことに話し続ける
    「・・・これでも起きないならもう寝かしておくか」

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 19:05:47

    小声とは言え、話し声がしていても全く起きる気配のないキラをベッドまで運ぶ

    「メモだけ残して今日は帰るか」

    その呟きが聞こえたわけではないはずだが、手を伸ばしたキラはアスランの服を掴んでいた

    「帰るな・・・ということか。起きたら理由を聞かせてもらうからな」


    「・・・あっ、時間!って何でベッドで寝てるんだろ」

    「それは俺が移動したからだ」

    「アスラン!ごめんもう時間過ぎてるよね」

    「そうだな。もう夜だ」

    「ごめんね」

    「それはいいが、何でデスクで寝てたんだ」

    「待ち合わせまでまだあるからちょっとだけ・・・って思ったら寝落ちしちゃった」

    「今日休みだったなら午前はどうしてたんだ」

    「・・・・・・色々あったんだよ。色々」

    遠い目をしながらキラが言葉を濁した

    待たされたこともあって追及しようかと考えたが、あまりにも疲れた顔していたのでやめることにした

    「・・・まあいいが、そろそろ服から手を離してくれ・・・・・・もう伸びていそうだが」

    「えっ?服?・・・・・・あっ、ほんとだ。だから居てくれたんだ」

    「本当は帰ろうかと思ったんだがな。寝るのに邪魔になるからと・・・そう言ったら掴まれたんだ」

    「邪魔なわけないよ。君も一緒に寝てたら良かったのに」

    「来た時は19時だったのに寝るわけないだろう」

    「なら今はもう夜だしいいよね?」

    「今起きたばかりでもう寝る気か?」

    「ご飯・・・はもう無理かな?シャワーだけ浴びて泊まっていったらいいよ。明日は午前中は大丈夫でしょ?」

    「何で俺のスケジュールを知ってるのかは気になるが、この時間なら仕方がないな」

    「やったね!」

    うっかり寝ちゃったのは失敗したけど、予定通りアスランを泊まらせるのは成功したからまあいいかな

    心の中ではそんな事を考えていたキラでした

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 19:17:12

    19時を引いたのが痛かった

    もっと夜で話を想定していたものだからちょっと困った

    なら入れなければよかったんですけどね

    ここのダイスは引きたくないものを引くとはよく言ったものです


    仕事を引いたらミレニアム時代、遊びを引いたら未来の予定でした

    結局どんな運び方をしたのか書いてないじゃないか?とは言われそうなので先に謝ります

    >>64を聞いたのはですね、お姫様抱っこを推してくれないかなって言う狡い考えがありました

    運ぶって時点で、寝ているキラをアスランがって伝わるものだと早合点してました

    結果皆さん真面目に考えていただいたので、自分も真面目に書くことにしました


    キラが濁した色々

    ブラックな話です。多分真っ黒

    スレの主題から逸れるし興味もないでしょうからカットしました

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 20:47:12

    大前提として、例え面白そうでも選択肢に選ばれて欲しくないものは絶対に入れてはいけない(それが原因で途中でスレ主がお手上げになったダイススレは数知れず)

    地味にシチュが限られてるなぁ、と思いながらダイス結果を眺めてました

    むしろ全部1って方が衝撃だったですけどね

    コンパスは基本的に人員不足でブラック、これは大半の人の共通認識だとは思ってます

    現に、うちの方でも緊急事態でお出掛けやらに水差されてるシチュが何個かあるくらいですしね

    あと >>64 へのお返事した時、特に指定入れませんでしたけど、これアスランが運ぶんだろうなと勝手に考えてましたよ(真顔)

    キラでも出来ない事ないと思うけど、当人の体幹とか含めて考えると確実にアスラン向け案件だなと

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:22:33

    ダイスというかTRPGスレやってる身としては、出来ない内容は入れてはいないつもりだったのですよね
    2周目系のスレとか、それが原因で落ちてるのをよく見ますからね
    組み合わせまでは考えてなかったのは読みが甘い印

    コンパスはブラックはやっぱり共通認識なんですね
    ダイジェストにしても隠しきれない何かが溢れそうなんで丸ごとカット(最近寝落ちした原因を入れようかと思ってました)は英断だと自画自賛しておきます

    たまにやる分には面白いかなと思った5W1Hダイスでした
    …昨日は眠すぎたのか読み込みが甘いし、よく分からないことしていたなと読み返して気づいてしまった
    以降気をつけておきます

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 05:11:42

    永遠の最果て

    「随分昔の事なんだけどさ」
    アスランと二人、浜辺で吸い込まれそうなほどの満天の星空を見上げていたら、ふと思い出した事があった。
    「僕たち物心付く前から一緒で…余りに一緒だったから、アスランは窮屈だったりしないのかな、って思ったりした事があってさ」
    遠くには小さく聞こえる波の音。
    「何だその、今はそうじゃないだろうって言い回しは」
    「違うの?」
    冗談めかして問い掛けると、微かに笑った気配がした。
    「さぁ、どうだろうな」
    月明かりもない夜の闇の中、彼の顔はよく見えないけれど、その口元は少しだけ微笑んでいるようだった。
    「……あの頃は漠然と今のままがずっと続くものだと思ってた。まさかそれがこんな形でそのままになるなんて思っても居なかったけど」
    とても長く、どこまで歩いて来たかもよく判らない。
    けれどこの道のりはこの先もずっと続いていて、たぶん終わりなんてないのだろう。
    それでも果てのないこの旅の道連れが君であって良かったと、今は思う。
    過ぎ去った時間と尽きない悔恨に時折苛まれたりもするけれど。
    「あっ、今流れたよ」
    白く長い軌跡を残して流星が一筋流れて行った。
    「本当に一晩見ているつもりなのか?」
    少し呆れたようなその声に、僕は勿論だよと答える。
    「この流星雨が見られるのはこの時期だけなんだから」
    「こういうのはトラウマになっているかと思っていたけどな」
    「あれからどれだけ経ったと思ってるのさ」
    「……確かにな」
    そうして二人、また星空を見上げた。
    時の最果てはまだ遠く、僕らはただ、この手を繋いで歩き続けている。

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 05:28:45

    遥か遠い未来の話

    何かふわっとしたものが降りて来たので空気感優先で書き上げたら、えらい未来の話になっていたでござるの巻


    >>82

    色々察して心の中で「スレ主さんお疲れ様」となっていました

    余りにお疲れのようだし、くれぐれもご無理はしないようお願いしますね

    尚、読んでいて「計画通り」ってやってるヤツがちょっと過ぎったのは内緒です

  • 85二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 07:30:01

    かなり未来だからなのか、なんか2人の空気感が違いますね
    流星雨、種運命時は1人で見上げてましたが、今度は2人で仲良く見られているのは時の流れを感じますね

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 08:03:12

    たぶん、この空気感の最大の原因はアスランの反応でしょうかね
    だいぶ鷹揚な感じに映ったかもしれません
    ここまで未来は恐らくこの先も滅多に書かないはずなので、たぶん自分が想像出来ている一番未来のお話のはず
    ゆっくり時間をかけて二人の精神状態等が変化していって、恐らくこれが現状書ける範囲での最終形態ってところでしょうか
    まぁ、それでもじゃれたり小突き合ったりもしてると思いますが、精神性はたぶん一番成熟してるかも
    何しろ想定は氷河期越えて更にその先、取り敢えず一万年くらいは先かなぁ、ってイメージで書いていたので
    本編から映画時系列前後辺りのアスランの余裕のなさが殊更この未来との対比になってますね
    そう言えば、自分のところは休眠ネタやってなかったですねぇ…設定に取り入れるか悩んで保留のままにしてたんですよ
    まぁネタが出て来ないだけ、というのが正直なところですが

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:02:10

    いいですね…
    この成熟されたキラとアスランの関係…

    ここまで来る長い間に、色々なことを経験して感じで辿り着いた終わるのことない終の2人って感じが堪らないです…

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:02:06

    仮タイトルで、◯◯くない話(物理)としている話を考えているのですが、記憶と違う可能性があって困惑気味
    検証の為実物を作成中なので、結果次第でボツになるかもしれません
    ボツにしない為にも記憶通りの結果が出てほしい

    唐突ですが双子の共依存について
    昔からよく目にする割に特に惹かれないんですね
    なんでか考えてみたところ双子、特に一卵性双生児は依存して当然みたいな存在に思えるからでしょうか
    元が同じ卵子から2つに分かれた、本当は1つであるのが正しい存在
    欠けたピースがピッタリ嵌まるのが当然の関係
    ・・・歪な関係が好みの自分からしたら、当たり前すぎるという気がしてしまうわけで
    本来同じものじゃない、違う存在がたまたま似た存在になることで依存しあうところに惹かれるのでしょう
    欠けたピースがピッタリ嵌らず、でも嵌めようと身を削る姿にこそ自分は良さを感じるのです

    何の話?と思われた方はあまり気にしないでください
    分かった方は同じスレを見ているのでしょう
    共依存という文字を見るとテンションの上がる人でした

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:40:45

    この、時の最果てまで来た二人が>>28 のシチュで召喚されていたら、ブロマンスさんところの二人ともスレ主さんところの二人とも別の…完全に対照的な雰囲気醸し出してるんだろうなと書き上げた後で考えてました


    「何だか自分たちの昔の姿を見ているみたいでむず痒いな…」

    「一々発言がじじくさいよ、アスラン」

    「実際、生きてきた時間だけ見てもかなり年上だろう?」

    「まぁそうなんだけどさ」

    「……ここにいる別の俺たちはどういう道筋を辿って行くんだろうな」

    「そんなの、敢えて僕らが心配する事じゃないよ。きっと僕たちと同じように一つずつ一緒に乗り越えて行くんだろうから」

    「まったく、お前も俺の事言えたクチじゃないじゃないか」

    「そんなの指摘されるまでもないよ。解って言ってるでしょ?」


    こんな軽口を言いながら、お二方の二人をそれぞれどこか見守るような目線で見ていそうだなって

    ここまで大人の余裕のあるコイツらは当分ないから、次に書こうとしている話とのギャップでまたグッピーが犠牲になりそうです

    頑張って脳内認識戻さなきゃ…

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 07:26:19

    >>89

    そうだった場合はまず似ているとは思わないでしょうね

    ただ、その場合は他の2組も1万年後メンバーになりそう

    うちのところは1万年後でどの程度変わってるか予想がつきませんが

    その辺も考える為のメモなのですが、しばらく整理が出来るほど余裕がなくてですね

    …言い訳せずに早めに手をつけます

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 11:22:01

    リアルも大事だもんね、とは自分が心の実家と呼んで憚らないサ終後だいぶ経つMMOのNPCのメタ発言ですが
    実際そうなので、忙しい時は無理をしないで出来る範囲にして置くのが一番です
    無理ダメ絶対、あと忙しくてスレの維持出来そうにないとか思ったら素直に白状して下さいね
    それからスレ主さんは発言の様子から察するに律義で不器用っぽいので、くれぐれも自分を追い込み過ぎないように

    それはそうと、スレ主さんところも1万年もしたら流石に雰囲気変わってそうですが、ブロマンスさんのところは何というかネバーランドの住人ぽい感じがして余り変化してなさそうな気がしますね、良い意味で永遠の少年というか何というか…

  • 92二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 11:50:38

    >>91

    自分も、自分のところのキラとアスランは1万年経ってもそこまで変化ないと思ってます。

    ある意味で1番最初に最終形態に辿り着いたとも言える…


    ネバーランドの住人、永遠の少年…良い表現ですね。

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 12:40:39

    少し訂正

    多分自分のところはこれ以上精神年齢は上げないでしょう

    書き分けが・・・とかメタ発言は置いておいて、寿命のある生き物が不老不死化した場合の大きな問題点が精神の老衰だと思います

    そこら辺ユーレンが何もしていないとは思わないので、精神もある程度で成長を止めるものだと考えています

    そういう意味では、主さんのところの少年心を忘れないままの状態が、一番不老不死には向いているだろうなと

    雰囲気くらいは変わるよう書き分けられるようにしたいものです


    >>91

    このスレが息抜きになっているのでお気遣いありがとうございます

    不器用は大正解です

    話が増えているのが一番の楽しみになってます

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:58:27

    追記として、正直一万年で解決するか?とは思っているのですが、うちのアスランが抱えてるアレやソレ(企業秘密込み)をある程度解消させると精神側を成長させざるを得ないよね、というところからの結果なんですよ、あれ
    猫のようにじゃれついてたのに時々、思い出したようにお兄ちゃんスイッチ入ったキラがさりげなくカウンセリングみたいな事し続けてるので
    まぁ、あれ以上は変わらんと思いますけど(むしろあれ以上は想像出来ない)
    思ったより精神の円熟というのを書けてた、ってところは自分を褒めたいポイントですかね
    ただ過去行ったり未来行ったりで、頭の中で切り替えが要るのだけが本当キツい

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:36:50

    【フォンダンショコラの数日後】


    「ふっふ〜ん♪この間は美味しかったし嬉しかったなあ〜」

    数日経ってもテンションが高いまま、キラは1人で買い物に来ていた

    必要なものを買いに来ただけだったが、とあるコーナーに目を引くものがあった

    「・・・綺麗な色してる。こんな色のがあったんだ」

    見つけたのは緑色をした棒寒天

    「この間のお礼に僕も作ろうかな」

    缶詰のみかんも買ってフルーツ寒天を作ることに・・・


    「水に浸けて柔らかくしてから千切って煮溶かすだけなんて、シンプルだから失敗しようがないよね」

    「うんうん。砂糖は寒天が溶け切ってから入れる。みかんは粗熱をとってから入れる、ね」

    念の為、作り方を調べながら作っていく

    「先に砂糖量っておこうかな」

    煮溶かしてる間に、砂糖を必要量分ける

    「・・・・・・多くない?」


    玄関のチャイムが鳴る前にドアを開ける

    「おかえり!アスラン!」

    「・・・ただいま。一応確認くらいしたらどうだ」

    「見なくても君なら分かるからいいんだよ」

    「・・・・・・言っても聞かないんだろうな」

    文句を遮るようにキラが畳み掛ける

    「それより!僕から君へ渡したいものがあるんだ」

    「分かったから、先に中に入らせてくれ。いつまで玄関で喋っているつもりだ」

    「ああ、ごめんごめん。準備しておくから後でテーブルに来てね」

    そう言ってキラはキッチンの方へ歩いていく

    「この間からずっとご機嫌だが、今度は何をしたんだか」

    口ではそう言いつつも満更ではない表情であった

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:37:41

    帰宅後のやりとりから10分後、テーブルには2人が揃っていた

    「今日お店でね、君と同じ色だったからつい買っちゃって作ったんだ」

    「俺と同じ色?作る?食べ物か?」

    「そうそう。出来たら透き通った緑になったから、さらに君の瞳の色そっくり!」

    そういって出てきたのは緑色のフルーツ寒天

    「寒天って透明か白とかじゃないのか」

    「僕もそう思っていたんだけどね。赤と青の2種類あったんだよ。だから青にしたの」

    「青?緑ではなく?」

    「そう。名前としては青色なんだよ。どう見ても緑だけどね」

    「まあ名前はいいか。一緒に食べるか?」

    「ありがとう。そのつもりではあったけど、喜んで僕もいただくよ」

    「こちらこそ作ってくれてありがとう。それではいただきます」「いただきます」

    2人で揃って口に運ぶ・・・・・・すぐに2人共なんとも言えない顔をすることになる

    「・・・あんまり味がしない。なんでかな」

    「・・・・・・そうだな。みかんがあるから食べられなくはないが」

    「・・・・・・・・・・・・やっぱりあれかな?」

    「何か覚えがあるのか?」

    「・・・砂糖がね・・・多すぎるんじゃないかってちょっと減らしたんだよ」

    「・・・・・・なるほどな。気持ちは分かる。だがな、お菓子作りでレシピを守らないのは失敗の元だ」

    「はあ、せっかくこの間のお返しにって作ったのに・・・」

    「その気持ちだけで十分だ。ただ残りは食べるからな」

    「あんまり美味しくないから僕が自分で食べるよ」

    「俺が貰ったんだからそうはいかない」

    「・・・・・・気を使ってくれてありがとう」

    「そうじゃない。でも気にするなら一緒に食べるか」

    「うん」

    ちょっと落ち込んだけれど、仲良く2人で完食しました


    2本入りで1本だけ作ったから、後日2人で一緒に、今度はちゃんと砂糖の量を変えずに美味しいフルーツ寒天を作って食べました

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:51:34

    どうも作ってる長野県の諏訪地方以外だと、九州か四国くらいにしかないらしい色付きの棒寒天(角寒天)

    自分の寒天のイメージはこれの為、透明だとちょっと不思議になる代物

    >>50で砂糖を槍玉に挙げたのは、昔これをやらかしたせいです

    それ以来、お菓子作りでは絶対に量は変えません

    総量の半分で作るとかはやりますけど


    昨日言っていた記憶と違ったのは、寒天を作る時に砂糖を入れない作り方がネットで出てきたからでした

    よくよく考えると、あとから黒蜜をかけるからなんでしょう

    寒天=フルーツ寒天だった為そこに気づくのが遅れました

    その為写真で分かるように実際に作りました

    右半分が砂糖半分、左が砂糖通常量です

    右は水っぽくてみかんがなければ微妙な感じに、左は甘くて美味しく出来ました

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 20:27:28

    着色された寒天ですか、確かに関東の方では見た事がないですね(某映画でその辺の草でも食わせておけと言われる県民)
    お菓子に使う砂糖って何でこんなに多いの、ってくらい多いですよね、まぁ減らせても半量くらいで止めておくのが賢明ですが
    ただ味以外でも保存性上げる為に使用している面ガ強いので、特に日持ちさせるつもりのお菓子の場合は絶対やってはいけません(おせち料理もいざ作ろうとすると一袋買ったの使い切る勢いで使用量が多くて戦慄します)
    自分は、寒天のお菓子だと牛乳寒とあんみつくらいしか食べないので、フルーツ寒天、そう言えばそういうのあったなぁって思いながら読んでました
    ふふふ、ご機嫌そうで何よりだ(途中まで書いたブツから目を逸らしつつ)

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:44:17

    >>94

    その状態で3組揃うと、見た目は同じながら3兄弟みたいになりそうですね

    中間子というのは少し憧れる部分もあるので、ちょっと楽しそう

    末子が1番可愛がられるのも目に浮かぶようです

    お兄ちゃんは…世話を焼くのかな

  • 100二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 08:59:27

    真夜中まで作業に没頭していたら部屋の扉が開いて誰かが近寄ってくる気配がした。
    確認するまでもなくキラ以外では有り得ないので特に気にするでもなく作業続けていると、無言で背中に寄りかかられていた。
    「……重いぞ」
    普段から纏わり付いたり圧し掛かられたりは日常茶飯事なので、このくらいで退くような奴ではない事も解っている。
    が、キラからの反応はない。
    いつもなら何らかの反応があっても可笑しくないところだが、ここまで一言も発していない違和感にやっと背中の方へと視線を向けた。
    言葉数の多くない俺の代わりとばかりに人の倍は喋るようなやつが、ここまで静かというのは流石に不可解過ぎる。
    「どうかしたのか?」
    問い掛けても無言、しかもこちらの背中に掛かって来ている重さはいつもより少し重いように感じた。
    そこでやっと微かに身じろぎをしたような気配がして小さく何かを言ったようだったが、よく聞き取れない。
    仕方がないのでちゃんと確認をしようと身を捩ると、こちらの背中に完全に体重を預けていたのか無抵抗にその身体がずり落ちていく。
    気付いて慌てて腕を床との間に差し入れたのでそのまま倒れ込む事だけは避けられはした、が。
    「…鬼の撹乱て事でいいのか?」
    思わずそんな言葉が出た。
    そもそもキラは平温が高く微熱が出た程度では俺でも殆ど解らない。
    これだけ長いこと一緒にいるが風邪だって引いたところなんで見た事もないくらいだ。
    しかも調子が悪いと思っても寝てしまえば治ると自分で言っているくらいで、こちらが知らない間に回復している事が殆どらしく、こういった異常に気付いた事自体が今までなかった。
    だいたい夕食もいつも通りでおかしいところは見られなくて、違和感と言えば眠いと言って少し早く寝室へ一人入って行ったことくらいだろうか。
    具合が悪いと言うより、眠いのをおして起きて来ただけのようにも見えなくもないが。
    実際が何にしろ、ここで寝かせる訳にはいかない。
    俺は完全に脱力して半分眠ったような状態のキラを抱え上げると、そのまま寝室へ運んでいく。
    そして一旦彼のベッドへと下ろし掛けて一瞬考え直し、俺は自分のベッドの方へキラを寝かせた。
    どうせ俺が居れば勝手に潜り込んで来ていたのだろうし。
    嘆息しながら布団を被るとキラの側を整えて目を閉じる。
    まぁ朝になれば何事もなかったようにじゃれてくるのだけは確かだろうな。

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 09:32:50

    平温が高い人は免疫力が高いとか何とか…

    自分より平熱自体が高い相手が微熱出てて判るかって言われたら、たぶん判らないだろうなと思いながら不調(?)ネタをば

    260字くらい多いよって言われて2レス分割するほどの量じゃなかったので一部ゴリっと削りました

    時期は氷雪の未来辺りまで後退

    まだグッピーは一応無事ですね

    シリアス路線はここから映画時系列前後くらいまで過去に戻る必要があるので、無事なのもここまでだろうけど


    >>99

    まあ、甘えて来られたら無碍にはしないと思いますね

    相方一緒に居る状態なら生き甲斐奪う訳にはいかないので遠慮してるでしょうけども

    でも各々それぞれで分かれて、みたいな状態になったら困った顔しながらもちょっと雑に世話は焼いてくれるんじゃないかな、たぶん

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 09:49:14

    時間が取れたのでメモを整理中なのですが、もしかして不死スレで現在話題の転生話をこっちでしないのって、1スレ目の自分の発言が原因だったりします?

    ・・・子世代ネタが好きじゃなかったのと、2人だけの世界が見たかったという気持ちで書いたものだったのですが、転生自体は嫌いじゃないんですよ

    シン・ワンコの話は、自分のところではかなり重要なイベントにもなってますし


    少しだけ思うのは、自分達の人生があるのだからキラやアスランに囚われずに、転生したなら自由に生きたらいいのに・・・とは思っています

    その途中でたまたま出会って時々一緒に何かする・・・とかくらいがいい付き合い方じゃないかなって


    これがバレているからこっちで話題に出なかったりするのでしょうかね


    >>100

    キラの体調不良は確かに珍しい!

    平熱が高いと免疫が・・・とかあるんですね

    自分は高い方だからなるほどとなりました

    ここから甘い話になるのかな?と思いましたが、ここで終わりなんでしょうか

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 10:34:42

    転生ネタは再びの別れを受け止める二人の心的ダメージ考えると自分の方が凹みそうなので、積極的に前面に出さなくてもいいかなって感じにしてました
    なので断じてスレ主さんのせいではないですよ
    サイハテってボカロ曲があるんですが、それをBGMに不死スレ設定のみで軽く書いてたら気持ちが同期し過ぎて危うく浮上出来なくなりかけたくらいダメージ喰らったので、あちらのスレでは笑えそうな話だけ書いてましたし
    ただ万年厨二病なのでネタとしては大好物です

    甘い話ですか…問題は一晩寝たらケロリ過ぎて寝込んだのを看病出来ないんですよねうちのキラw
    身も蓋もないので取り敢えずこういう感じでアスランが気付くレアケースもいいかと思ってちょっと遣ってみた感じです
    でもまぁ、そうですね…珍しく不調5時間くらい延長してみるか
    ただ普段から割とベタベタしてるから、正直甘みがあるかは解らないです

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 17:48:05

    転生については、ここの2人なら最初の仲間達を皆見送ったらあとは2人きりで過ごす選択をするかなと思っているので、そもそも転生組とは会うことがないと考えてます。


    仮に偶然会ったとしてもそれはもう自分達の知らない別の人間みたいな…

    (記憶ありだとその辺の判断が難しいですが…)

    >>102

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:32:42

    「この組み合わせならこっちにしよう」

    「あれ?隊長はAセットなんですね。そっちにはデザートついてないですよ?」

    「おかずはこっちの方が好きだから。それに僕は必ずしもデザートの有無で決めてるわけじゃないから!まあ今日はこっちで大丈夫だよ」

    「?」

    お昼時から少し遅い時間なだけあって食堂に人はまばらであり、すぐに席につくと2人でいただきますをしてようやく食事にありついた。今日は午前中からハードスケジュールだったのでお腹はペコペコだった。


    食べ始めて少し経ってから隊長の隣に人が座る。他にも席が空いてるのにわざわざ隊長の隣に座るのは1人しかいなかった。

    「なんだアスランか…」

    「なんだ、とはなんだ。失礼だぞシン」

    「サーセン」

    「お前なあ…」

    「2人とも仲良いのはいいことだけど先に食べようよ!(あと僕を放ってお喋りするなんて嫉妬しちゃうなあ)」

    「…分かった」

    「すみません。(カッコ内のセリフが聞こえる…)」

    隊長に注意されたので大人しく食事を続けようとするが2人の会話に手が止まった。

    「やっぱりアスランはBセット頼んだんだね」

    「ああ。こちらの方がメインが好みだったからな。それとキラ」

    アスランがこれやる、と言って差し出したのはデザートのプリンであった。

    「ありがとう♪」

    「あとその小鉢はもらうぞ。お前これ苦手だっただろう?」

    「アスランはそれ好きだよね」


    なるほど…そういうことか…

    最初に抱いた疑問の解答が得られてすっきりしたので、現上司と元上司がお互いのおかずを味見と称して食べさせ合いしていたがこれまでにも何回か見た光景だったので特に気にすることなく、食事を再開した。

    ちなみに俺が頼んだのはBセットの大盛り、もちろんデザート付きである。

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:43:53

    このレスは削除されています

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:52:29

    書きたいけど我慢させていたとかじゃないならよかったです
    特に文字書きさん、不死スレでボス部屋前の話とか書いてるみたいなので、転生者の話書きたかったりするのかって思っていたので
    書きたいなら書く、興味がないならそれまで、好きなスタンスでいいと思います
    言い出した以上、自分は1本これで書こうとは思ってます

    最終形な2人
    自分のところは1万年後どうなるのか分からないと書きましたが、1スレ目の現パロ遊園地、あれが1番未来の話ということになりました
    遠慮もなくキラはアスランを引っ張り回して、洒落にならない冗談を笑って言えるアスラン
    物を書き始めた頃に書いたあの2人が、結果的には1番未来になるのは何も考えていないとも言えますが、あれが自分の理想の2人でもあるのでしょう

    ちょっと主さんの更新に割り込んでしまったかなと1度消しました
    交換することを前提に頼む気持ちはよくわかるので、微笑ましいなあとなりました

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 19:09:49

    不調に気が付いたのは夕方過ぎ。
    何となく違和感があって少しだるいなと思ってはいたけれど、どうせ寝たら治るだろうなと思って夕ご飯を食べた後は余り時間を置かずにそのまま寝室へ移動した。
    小さな頃から親すら呆れる健康優良児ぶりで、自分でも明らかに不調という状態になった記憶がない。
    体調を崩して動けなくなる程でもないし、また直ぐに治ってしまうのだからアスランには態々言わなくても大丈夫だろう。
    ベッドサイドの明かりだけにして、僕は布団を被り早々に寝転んだ。
    起きたらまたいつも通り、そんな事を考えながら。
    そうして眠りに就いて数時間後、ふと目が覚めてしまった。
    部屋の中は寝る前と変わりはない。
    アスランはまだ起きているのか、隣のベッドはがら空きだった。
    まだ起きてるの?
    ほんの少しだけ感じた心細さに、僕は寝床から抜け出して彼の姿を探す事にした。
    そして程なくして見付けた彼の姿に安堵した僕は、そのままその背中に身体を預けて目を閉じる。
    何だか文句を言われた気がしたけれど、気にはしないし取り合うつもりもない。
    だって、この安心感に優るものなんてないんだから。
    そうして、そこで僕の昨夜の記憶は途切れている。

    ……目が覚めたらベッドの中だった。
    いつの間に戻って来たのかと思ったけれど、隣で眠っているアスランに気付いて運んで来られたんだと直ぐに気付く。
    昨夜からの不調はまだ残っているみたいで、まだどこか気だるい。
    幸いまだアスランも眠っているしと、僕は二度寝を決め込む事にした。
    まぁ目を覚ました彼に叩き起こされたらその時だ。
    そんな事を思いながら目をまた閉じようとして、不意に肩口まで布団を直された。
    目が覚めたのかと思って確認したけどまだ夢うつつと言った状態で、無意識にやった事らしく未だに寝息は聞こえている。
    「紛らわしい事しないでよ、起きちゃったかと思ったじゃないか……」
    思わずぼやいたけど、起きる様子がないのでこれ幸いと抱き枕よろしくその身体に抱き付いて顔を埋めるようにぴったりとくっ付く。
    彼の体温がとても心地良かった。
    だからもうちょっと…目を覚まさないで僕の二度寝に付き合って欲しいな。
    目が覚めたらたぶん、こんな不調なんてとっくに治っているんだろうから。

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 19:28:19

    若干甘めにしました(当社比)
    これは間空けない方がいいなと思い、そのままキラ視点にスライド
    起きる頃にはホールドされて動けなくなってるだろうアスランが容易に想像出来ますね

    あちらで書いてるエミュに気付いてましたか
    まぁ、ああいったものを書いてる人数が限られているのだから予想は出来ますよね
    あの世界線はあの世界線だと割り切っているのと、たぶん暫く集まってはいても学生メインのようだし本来の人生の方の比重が増えていって徐々に彼らと縁が切れていくのではないだろうかと思っているせいもあります
    二人は別れに慣れているように見えて、誰よりも惜別を恐れていると思っているので
    たぶん二人が休眠するのはそういう時、そんな気がしています

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 19:39:01

    ちょっと甘めにしてもらってありがとうございます
    あのまま終わるのが少し惜しかったので言ってしまいました

    文字書きさんが書いてるかを判断できる基準がありまして……
    それで分かっているだけなんです
    文体だけだとちょっと厳しいかもしれません

    きちんと世界線の差を見極めてあるのが、掛け持ちできるコツなんでしょうか

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:13:27

    他のスレではエミュ以外は口語で書き込んでいるので自己申告なしでバレる事は少ないと思ってますがね

    そうですね、この辺は二人の精神年齢の上げ下げしている方法と余り差はないんですが、特に違うところに別のスレの概念を持ち込まない、というのは意識してますかね
    偶に書き込み見てると混同している方がいて、その設定別スレやろ、と内心ツッコミ入れながらスルーしている事もありますが
    上の方のレスで解ったかもですがボカロ黎明期に嵌って居た事もあり、ファンの若年化が進んで人気の楽曲内容に影響されて別の楽曲の世界設定に概念を持ち込んだり、その影響でキャラの好悪を露骨にしているのが目に余って次第に耐えられなくなってから距離を置くようになってしまいましたが、結果として彼らはキャラでもあるけれど唯の演者でもあるというのを肌で理解したんですよ
    つまるところ、それはそれ、これはこれ、だと
    そして既存のものを扱うというのは、ジャンルが変わっても共通しているという事もですね

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 00:41:29

    【ゲームと現実の前後】

    キラの口撃でアスランが沈んだ後、ディアッカと改めて話をすることになった
    「何だか自然に馴染んでたけど、ディアッカ・・・君に会ったのは今日が初めてだよね?」
    「まあそうなるな。たまたま街で見かけたから、俺から声をかけさせてもらったぜ」
    何とか立ち直ったアスランも会話に加わる
    「本当の名前はなんと言うんだ?今もディアッカ・エルスマンというわけではないだろう」
    「・・・・・・まあいいじゃねぇか。ハンドルネームってことで」
    「はじめましてでTRPGに誘ってくるのも変わってるけど、名前まで内緒なんて変なの」
    「あのTRPGはやりたかったが、やれるやつを探すのは大変だからな。そんな時にお前たちを見かけたもんだからつい・・・」
    本当は2人に出会っても話しかけるつもりはなかったとまでは口にしなかったが、何となく察されたようだった
    「次はいつやるんだ?」
    「・・・また偶然あったらな」
    「連絡先教えてよー」
    「・・・今度あったらな」
    約束をしない返事だけしてディアッカは帰ろうとする
    「それじゃあな。今日は楽しかったぜ」
    「こちらこそありがとう」
    「またな」
    「・・・・・・」
    またという、アスランの次を期待する言葉には何も言わずにディアッカは立ち去った

    「もうちょっと色々話したかったな。結局TRPGで遊んだだけだったよ」
    「本当だな。名前も連絡先も次の約束も全部断られるとは思わなかった」
    「・・・・・・気を使ってくれたのかな」
    「・・・あいつならありえるな」
    「次はあるかな?」
    「どうだろうな」
    ディアッカとの再会は、少しだけ寂しさを感じるものとなった

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 00:52:52

    前スレのゲームと現実の前後の話になります
    見かけたのに声をかけないのも変だからとTRPGに誘った転生ディアッカの話でした
    ネクロニカスレの話も入ってますが同じ人です

    約束をしてしまえば守れなかった時に傷つくだろう
    知ってしまえば別れがまた辛くなるだろうと最低限の情報だけ話していきました
    また会えたら遊ぶでしょうし、会えなければそれまで
    転生して記憶まで持っていたとしても、このくらいの関わりくらいにしておくのが双方にとっていいんじゃないかというのが自分の想いです

    文字書きさん漢字変換に1個癖があるのでそれで見分けてます
    設定は気をつけないと混ざっちゃいそうですもんね
    あにまんだと更に、あにまん◯◯という人を選ぶネタでキレるレスも散見しますしね

    自分はお国のMMDにハマっていた人なので、ボカロはBGM程度にしか知らないのです
    そこ関係でTRPGリプレイにもハマりましたが
    ボカロにも色々世界観があるのは何となくくらいしか知りませんでした
    書き込む時にはスレの内容に沿っているか気をつけないといけないと改めて感じますね

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 05:05:23

    「…おい、キラ起きろ」
    「まだ…もうちょっと」
    「……目は覚めてるみたいだな。それなら取り敢えず手を放してくれないか」
    「やだ…」
    「いやにごねるじゃないか…どうかしたか?」
    「どうもしないし、何でもない」
    「…だったら」
    「却下。もうちょっとこのままがいい…」
    「この甘ったれ、少しだけだぞ」
    「やったぁ。えへへ、それじゃあと一時間くらい」
    「……まったく、調子に乗るな」

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 05:22:11

    オチという名の糖分追加です
    二人が押し問答してても最終的に折れるのは基本アスランという構図は余程がない限り崩れません
    しかも今回は夜中のアレを見ているので裁量が更に甘くなってます
    まぁ、そこに便乗しようとするのはどうかと思いますがね

    変換癖…見分けポイント解りました
    大抵の人がひらがなで書くところを敢えて漢字にする癖はありますね
    加えて難読漢字大好き、難解な言い回し大好き、類語で描写を捏ね回すの大好き
    はい、間違いなく不治の病末期の厨二病罹患者ですね…どうも有難う御座いました

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 12:16:31

    >>114

    追加ありがとうございます

    疲れた体に染み渡る甘さです

    便乗、いいと思いますよ!滅多にないんですから


    …もし夜落ちた時は保守だけお願いします

    多分持つでしょうけど、念の為よろしくお願いします

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 15:30:17

    保守ですね、了解しました
    雲行き怪しそうなら夜中辺りにネタなり雑談なり適当に投げ込んでおきます

    正直、自分でも書いてて糖度がどの程度かわからないんですよね
    ある意味目が慣れ過ぎてて、これ(自分の所的には)通常運転なのでは、って感覚に陥る事もあるんで
    ともあれ、こうやって普段弟味出しで甘えてるからこそ不意に出る兄っぽさが引き立つってもんですね(という事にしよう)
    …まぁどっちかというと、ノリはお猫さまなんだけど

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:36:18

    「いーやーだーー!!!」

    「いい加減にしろ!!」


    朝からミレニアム中を駆け巡った聞き覚えのありすぎる喚き声と怒声にクルー達は心を一つにした。(またか)(またね)(またですね)


    〜時は遡ること30分前〜

    「今なんて言ったの?」

    「任務で3ヶ月間は一切の連絡が取れなくなる」

    「…任務で?」「ああ」

    「…3ヶ月間?」「そうだ」

    「…一切連絡できない?」「緊急時以外はな」

    空いた口が塞がらない…とはこういう感じなのか…と固まったまま動かないキラを見ながら呑気にそんなことを思った。

    「これまでにも長期の任務はあったし何もそこまでーー「全っ然!!!!違うから!!!!」

    「!?!…いきなり大声を出されると驚くんだが」

    「何呑気なこと言ってるのさ!!今まではわずかでも連絡取れてたから何とか平気だったんだよ!!それなのに…それなのに…!!3ヶ月も!全く!連絡できないんだよ!これは由々しき事態だよ!」

    「確かに全く連絡取れなくなるのは初めてだが…。任務なんだから仕方ないだろう。それに俺だけじゃない。メイリンや任務に関わる他のメンバーは全員そうなんだ」


    「……ならこうしてやる!」とキラが視界から消えたと思った瞬間、腰にしがみつかれていた。

    「おいキラ!重い!」

    「いつも軽いって言ってるじゃん!」

    「ぐえっ!ちょ!力緩めろ…!」

    「行かせるもんか〜」

    「キィ〜ラァ〜!!!」


    そして冒頭へ戻る

  • 119二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:40:05

    >>118

    その後騒ぎを聞きつけたコノエ艦長指示のもと、クルー数人の慣れた手つきでキラはアスランから引き剥がされた。


    『あはははは!!やっぱりな!だから頑張れって言っただろう?』

    「笑い事じゃないんだが…正直あそこまで暴れるとは思わなかったぞ…カガリ」

    『そりゃ喧嘩してるわけでもないのに連絡が全く取れないってのはキラからしたら信じられないことだろうしな…それに仕方ないとはいえ今回はさらに特別だからな』

    「特別?」

    『やっぱり気づいてないか〜…その任務いつからいつまでか言ってみろ』

    「ちょうど10月1日から12月末までだ」

    「なら分かるだろ?」

    「?」

    『あらあら駄目ですわカガリさん。そんなもったいぶった言い方してもアスランには分かりませんわ』

    「…お久しぶりです…ラクス」

    『はい。お久しぶりです。とても鈍いアスランにはもっとハッキリと言わなくてはいけませんわ。…さて、10月29日は一体何の日でしょうか?』『アカンデー!!』


    「10月…29日…?……あ…」

  • 120二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:42:38

    >>119

    「ううううう…アスランのバカ…アホ…ハゲ…」

    「誰がバカでアホでハゲだコノヤロウ」

    「何も分かってない僕の幼馴染…」

    「悪かったな…さっきカガリとラクスにも嫌味を言われたよ」

    「自分で気づけないところがさすがアスラン…」

    「何とでも言えよ…本当にすまないとは思ってる。でもどうしようもないんだ」

    「……分かってるよ…僕も本気で行かせないつもりじゃなかったし……でもさ…やっぱり祝いたかったよ……たくさんサプライズも考えてたんだ…」

    「そうか…それは楽しみだったな…」

    「クリスマスも駄目なんだ…」

    「今年いっぱいまでだからな…」

    「…任務さ、無茶とか怪我、しないでね」

    「気をつけるよ。お前もちゃんとご飯食べてしっかり寝てろよ。徹夜は駄目だからな」



    「……やっぱり寂しい……」

    「そうだな。だから今日は一緒に寝よう」

    「アスランからそう言ってくれるの珍しいね」

    「…寂しいって思うのがお前だけだと思うなよ」

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:08:57

    3レス消費してしまった…

    3ヶ月経ちウキウキのキラに降りかかる厄災…
    それは事後処理によりもう1ヶ月ほどは連絡は取れても会うことは難しい…という一報であった…

    最終的には、アスラン欠乏症に陥ったキラがミレニアムを脱走する珍騒動に発展しました。

    教訓:キラのアスラン欠乏症には気をつけろ

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:12:46

    レス増えてるなとお茶を片手にスレ開いて出だし読んだ瞬間咽ました
    不意打ち過ぎるw
    何ですかこれ、可愛いのと甘いのと面白いのが混ざってて反応に困るんですが
    取り敢えず、不満爆発させたキラ書かせたら一番強い気がする(確信)
    勿論、甘いのと可愛いのも足元までにじり寄れる気しないんですけど
    だって流石にここまで全力で大暴れするところを想像出来ないですもん、うちのだと

    スレ主さんリアルお疲れ様です
    無理はしない、疲れてたら寝る、これ本当に大事です
    まぁ、不眠症気味の自分が言えた話ではないのですがね

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 05:45:24

    「どうしたのこの草……あ、これミントだ」
    「薄荷と書かれていたんだが、正直俺にも違いが判らないな」
    「それで、何でここにこれがあるの?」
    「ここの少し先に野菜の無人販売所があっただろう?それを見に行った時に野菜に混じって置かれていた。矢鱈束が大きいのに投売りかと思う値段が付いていて目を疑ったんだが」
    「んー、たぶんそれ増え過ぎたのの処分とかじゃないのかな。育て方にも拠ると思うけど凄い増えるらしいよ。流石にミントテロとかじゃないと思うし」
    「何だそれは…」
    「本当、この手のワードに弱いよね。もうちょっとネット上の情報に色々アンテナ張った方がいいってば」
    「興味がなければ簡単な調べ物でも梃子でも動かないヤツには言われたくないがな」
    「悪かったな。まぁ要するにミントの繁殖力を利用した嫌がらせらしいよ」
    「取り敢えずだいぶ陰湿なのだけは何となく解った」
    「で、何でこんなの買って来たの?使い道ってそんなになかったと思うけど…」
    「お前この前リキュール買っていただろう?何に使う気だと聞いたら色が綺麗だからって言ってそのままだったヤツだが」
    「あぁミドリって名前のメロンの味がする甘いリキュールのこと?確かに買い物の時に興味本位でつい買っちゃったけど」
    「お前こそ何に使う気だったんだ、それは……」
    「ソーダで割ったらメロンソーダっぽくなりそうだなって。アルコールだけど」
    「……それだけならかき氷のシロップでも良かったんじゃないのか?」
    「そんな事を言ったら身も蓋もないじゃないか。で、そのリキュールがどうしたの?」
    「少しミントの使い道を調べたら、モヒートのレシピが出て来た。その中にラムではなくてリキュールで代用したものもあって、そう言えばあったなと思い出したんだ。…どうせお前だってそんなに使わないだろう?」
    「あぁラム強いよね、カクテルの味に騙されて結構飲んじゃった事もあったなぁ、ラムコークとか」
    「あの時は本当に……」
    「それはごめんってば。いいよ、モヒートなら僕も飲みたいかも」
    「なら、グラスを出しておくか。勿論、ペースは見てるからな」
    「何でそこでそうなるのさ」

  • 124二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 06:01:57

    二人とも外見年齢二十歳だし、アルコールの話題出てても可笑しくないのに何かずっと書いてなかったので
    まだ暑いしモヒートいいなぁと思って少し調べたら、綺麗なグリーンのモヒートの画像が出て来てこのお話に
    それからミントの入手先に少し困って、無理矢理捻り出しました
    薄荷と書いてますが実はミントです
    品種として別にありますが、ミント自体の和名を薄荷とも呼ぶので
    そもそもミントより薄荷の方が清涼感が強く刺激が強いので、モヒートには向かないんですよね
    そして実はラムは60度、ミドリリキュールは20度とだいぶ強さに差があります
    だからがぶ飲みしなきゃ、ペース配分そんなに心配要らないんじゃないかと思うんですけどねぇ…

    …ちなみに時系列のどこなのかは決めてません

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 07:30:16

    いやー、落ちる前に主さんのは読めたんですが、あの時は碌なこと書けないと思ってそのまま落ちました

    青春してるなー、キラキラしてるなー、可愛いなーとか頭の悪そうな感想ですが、パッと浮かんだのがこれでした
    アスランが自分の誕生日を忘れているのも共通認識のようですね
    これで1週間は乗り切れます

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 09:19:02

    会話内容を少しずつスライドさせながら結論まで持っていくという変則的なものをちゃんと眠れていない頭で遣ってはいけません(自戒)
    次の日に約束を入れていると途端に眠れなくなるので、どうせ眠れなくなるのならと書き出したのは良かったのですがね…
    投下後冷静になって読み返したら会話に齟齬出てますね(あかん)
    ダメだ、明らかにやらかしている…orz
    読めない事はないし上げた以上、消しませんけど

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 12:16:43

    お酒はですねぇ、美味しさが理解できないので自分は書けませんね
    飲むと運転出来なくなりますし、眠くなるのでいいことがほぼないです
    カクテルとかオシャレだなあとは思うんで、1回くらいなら飲んでネタにしたい気もしてきます
    そんなオシャレなものを出す店を探す所からになるので気の長い話になりそう
    2人が飲んだらどんな感じになるのかはとても興味があります!

    ミントテロはよく聞きますので分かりますけど、実際に見たことはないですね
    どんなことになるんだろうと少し興味はあります
    ハッカとミント同じものだと思ってました
    どっちも苦手なので
    また新しい知識が増えました

    昨日は保守ありがとうございました
    体力は戻りましたし、糖分も両面から補給できましたので今週はもう大丈夫です
    文字書きさんも書き込み時間見ていると人のことだけ言えないと思いますよ、ご自愛くださいね

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 16:09:10

    繁殖力は災害級ですが、ミントは鉢の中で育ててる分には割と直ぐ枯れます、水切れに凄い弱いので(二年連続記録)
    それとミントテロの現物は見た事はないですが、繁殖力知らないで庭に植えて庭を乗っ取られた人は知っています
    そう言えば茶羽のGやハエ、蚊なんかもこの匂いが苦手だそうで、最近は自然な虫除けとしても知られるようになって来てますね
    あと薄荷はミントの別称でもありますが、基本は和ハッカをさす事が多いです(こうして無駄に知識を垂れ流すヤツ)
    なお、ミント系は好きで食べるのはチョコミントくらいで、メントスとかは超苦手…

    自分もお酒はあんまり…ですね、割と下戸な方なので
    飲めるとなると、カクテルはビールベースだったりでアルコール5%切ってるようなものに限ります
    ほぼリンゴジュースみたいな味のシードルの小さい瓶開けるのが関の山、ストゼロなんて以ての外
    しかも苦いのが苦手で甘いもの限定、ふわふわするくらいまでしか飲んだ事はないですし基本滅多に飲みません

    こいつら飲ますとですか
    あんまりペース気にしないで飲んだキラがアスランに介抱されてるところしか想像出来なくて、それが理由でオチのところとラムコークのくだりは入れてました
    あと、アスランは酔うとお説教とオカンが悪化しそうだなというイメージ(偏見)
    スレ内でどうなるかの酔っ払いダイスやったら地獄見そう、と思ったのは内緒
    取り敢えず口当たりのいいタイプのお酒は本当ヤバいです、さほど飲んだ気がしないのに気付くと酔いが回ってますからね…(遠い目)

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 18:06:00

    前言撤回してお酒話書いてもいいでしょうか?
    書きたくてもかけないあれそれを、お酒の力で何とか出来そうな気がしてきたので

    ミントダメでもチョコミントは自分も好きです
    好きなアイスは?と聞かれたら即答でチョコミントというくらいには
    あれは何でなんでしょうね

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 21:15:18

    【狂乱の宴】

    「サシで飲むなんてほとんどなかったんじゃない?」
    「そうだな。呑む時は大体人数がいる時だったか」
    何となくお酒を呑もうという話になって、テーブルに買ってきたお酒やツマミを広げている
    「適当に買ってきたから、本当に美味しいかは分からないね」
    「大丈夫じゃないか・・・多分」
    「何買ってきたかな?・・・米でできたお酒に芋焼酎、後はウイスキーとかだっけ?」
    「ハイボールにするとか言って炭酸も買ってきたな」
    「そうだったね。まずはハイボールからいこうか」
    「大丈夫か?結構腹にくるぞ?」
    「だからだよ。後からだと入らなくなりそう」
    まずはハイボールを作って乾杯することに
    「そんな割り方で大丈夫か?」
    「大丈夫、大丈夫!僕は結構強いよ」
    「本当に大丈夫か?ちゃんと食べながら呑むんだぞ」
    「分かってるよ。君は本当に心配症だね」
    「はあ・・・後でどうなっても知らないからな」
    「はいはい、じゃあ」 「「乾杯!」」

    ハイボールで乾杯後、ツマミを食べながら芋焼酎を入れる
    「焼酎は水割りかな?流石にロックはやめておくよ」
    「そうしろ。色々飲み比べたいからな」
    呑み食べながらも話は弾み、その分お酒も進んでいく
    「次はお米のお酒ね。これは割らないみたいだね」
    「そうらしいな。ストレートで呑むものなんだろう」
    「・・・これ凄いね!水みたい!かなり呑みやすいよ」
    「度数は15度くらいか。呑みやすいからって酒だけ呑むなよ」
    「分かってるって」
    「ほんとに分かってるのか?ツマミが減ってないんだが?」

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 21:17:02

    テーブルの上には空き瓶が増えてきている
    「ねぇ、アスラーン。まだお酒あるー?」
    「・・・あるが、そろそろやめておいた方がいいんじゃないか?」
    キラは向かい合わせで座っていた椅子から離れ、アスランの横に座っている
    アスランは受け答えに問題はなさそうだが、少し眠そうな声色をしている
    「まだだーいじょうぶだよ。問題なし、問題なーし」
    「・・・本当か?そろそろツマミも無くなるし、お開きにしないか?」
    「・・・・・・僕と呑むのがそんなに嫌?」
    「・・・そんなことはない。ただ呑み過ぎてないか心配なだけだ」
    「なら大丈夫!ちゃんと酒量は弁えてるよ!」
    「ならいいんだけどな」

    テーブルは空き瓶でほぼ埋まっている
    キラはアスランの肩を抱きながら呑みつづけ、アスランはうつらうつらしているようだ
    「アースラン!もう呑まないのー?」
    「・・・・・・ああ、そろそろやめておこう」
    「ええ!もうちょっと呑もうよー!」
    肩から胸辺りに抱きつく位置を変えながら喋るキラに、そろそろストップをかけることにした
    「・・・もう酒もないし、歯磨きして寝た方がいい。歩けないなら運んでやるから、さっさと洗面所に行くぞ」
    「・・・・・・もーう。大丈夫って言ってるのにー。でも仕方ないなあー。なら連れて行ってねー」
    ベッタリくっついたままのキラを連れて歯磨きをさせる。自分も終わらせてキラを寝室まで連れて行く

    「ほら!着いたぞ!もう風呂は朝でいいからさっさと寝ろ!」
    「うーん。アスランも一緒にー」
    「・・・・・・・・・・・・はあ、もう俺も寝る」
    「おやすみー」
    「ああ、おやすみ」
    キラのベッドで、眠かったアスランもそのまま寝てしまう

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 21:17:59

    次の日
    キラはアスランをガッチリホールドして目を覚ます
    「あれ?何でベッドに?しかもアスランもいるし・・・・・・まあいいか!もうちょっと寝よーっと」

    アスランはキラに抱きつかれたまま目を覚ます
    「・・・・・・ん?あれ?何でキラのベッドに?・・・・・・動けない・・・・・・」
    「んーーー。もうちょっとだけ」
    「・・・・・・そろそろ起きろ!」
    「・・・うわっ!そんなに怒らなくてもいいでしょ」
    「お前が起きないと動けないんだよ!」
    「あれ?・・・ああ、ごめんごめん」
    「いいからさっさと起きろ!」

    2人がしっかり目を覚ましてから思ったのは、
    酒は飲んでも飲まれるな、であった

  • 133二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 21:20:42

    返事を聞く前に書いてしまいました

    あれー?もうちょっと甘々になる予定だったのにどうしてだろう・・・
    やっぱりお酒の力を借りても碌なことになりませんね
    書いてる人も日本酒300mℓ入れて書いてますから

    飲めるけど美味しいと思わないから量は飲まないだけで、多分そこそこ飲めます
    九州住まいなだけあって、日本酒や芋焼酎は飲みますので・・・甘い方が飲みやすいですけどね
    飽きるのでちゃんぽんしがちです
    ビールは飲めません
    炭酸も苦手ですが、ハイボールなら飲めます
    不思議ですね

    ベッタリ可愛いキラを書きたかったはずなのに、
    どうしてこうなったんだろう

  • 134二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 22:20:16

    なんと、書いてる方も飲んでたw
    正直ビールは割り物がないと飲めないくらいには苦手ですね
    実は看病話で出てたジンジャーシロップもビールで割るのに使えます、ソーダ追加しないとですが
    後は、トマトジュースで割ったりもします
    それ以外でも飲むなら基本甘口じゃないとダメで、甘くないので飲むのはウーロンハイくらいかなぁってところですね
    まぁ、カロリーオーバー気にしてほとんどおつまみ食べずに飲むというスタイルなので、酔いが回るのも早いのも仕方ないのかも

    キラがアルコール入ると更にテンション高くなるのは解釈一致
    酔い加減に問わずアスランがだいたい世話を焼く流れも、まぁそうなるよなぁって
    スレ主さんのところの二人は割と酒豪そうですね
    飲み過ぎて記憶飛んでますけどw

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 22:54:42

    やっぱりお酒の力でベッタリさせても可愛くはならないということですね
    素面でないと駄目ということが分かりました

    多分目がしっかり覚めたら記憶はあると思います
    お酒で記憶を飛ばしたことがないのでそう思うだけですが、寝起きではっきりしなかっただけでしょう
    キラもアスランも弱いイメージはなかったので、ちゃんぽんで少しだけ理性を飛ばさせてもらいました

    やりたかったのは、キラのベッタリとアスランが自分から一緒のベッドで寝てくれるというシチュエーションでした
    達成は出来ましたが、何か違う…

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:34:07

    やはりアルコールは悪い文明、粉砕したい
    …とは冗談ですが、タイトルが適当すぎたのと、素案ではアスランがキラをベッドまで連れていった後、眠たいからもうここで寝よ、のノリで同じベッドで寝るはずだったのが変わってるのに気づいてませんでした

    可愛いキラにはまたいずれチャレンジします
    次は真っ当な方法で、ですね

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 12:06:49

    大体の流れを決めて書いていたはずなのに何故か予定外の行動をし始めるキャラ…
    あるある過ぎて、草生やしている場合ですらないですね(他人事じゃなさ過ぎて)
    自分のところは台詞が割とアドリブ気味で言いたいようにある程度任せてしまう事が多いので、書きながら「は?」と真顔になる時があります
    まてまてまて、それ言っちゃうの!?ってなってそこから流れを修正した話が多いこと多いこと…
    特にキラはメタ関係、アスランは抱え込んでる案件絡みで急に動かなくなる場合も多くて、途中で筆が止まったり止まらなかったり
    それでも本業()で書いてる連中より、余程素直でいい子なんで助かってはいるんですがね

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 18:17:01

    【後片付け】


    お酒に飲まれた2人に残されたのは、昨日の片付けであった

    「そういえばテーブルそのままで寝ちゃったんだ。ちょっと呑みすぎたね」

    「ちょっとどころではなかった気もするが・・・とりあえず片付けるか」

    そう言いながらアスランはゴミを纏めはじめる

    キラは・・・何故か背中に張り付いていた

    「・・・・・・まだ酒が抜けてないのか?水いるか?」

    「その扱いひどいなあ。昨日はなんにも言わずにくっつかせてくれたのに」

    「それは・・・ともかく片付けを手伝うか、水を飲んでから風呂にでも入ってこい」

    「けち〜・・・分かったよ、ちゃんと手伝うよ」

    少し目を細くしたアスランを見て、ここが引き際だと背中から離れた

    そのまま、ビンやペットボトルを洗う為に台所に運びはじめた


    量はあっても2人でならすぐに片付けは終わる

    「こう見ると結構な量飲んでたんだねー」

    「話しながらだったからか、何時間呑んでいたのか考えたくないな」

    「今回はまあ適量超えちゃったけど、次はほどほどに呑もうね」

    「・・・・・・しばらくはいい」

    「えー、なんでー」

    昨日を思い出して、されるがままだったのが少し恥ずかしかったからとは言い出せないアスランと、それが分かっていてまた仕掛けたいキラの攻防戦が始まる・・・かもしれないサシの飲み会後の話でした

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 18:18:56

    途中からベッタリなキラをそのままにしてましたからね
    多分1つの椅子に2人で座ってたか、ほぼ膝にでも乗ってたんじゃないでしょうか

    なんで甘くならないかやっと分かった気がします
    多分アスランが塩っぽい対応してるからですね
    もうちょっと恥ずかしがるなり、受け入れるなりな反応なら甘くなるはず
    次はそこを解決する条件を探してみます
    ・・・でもほぼ結論は出ているのですよね
    時間と慣れです
    スパコスレを足した影響なのか、ブロマンス時空ほどくっつき慣れてない(書いてる人の照れもありますが)キラからの親愛表現に戸惑いが大きいのはあると思います
    別スレですが、大大大大大好きのアスラン♀スレのアスランが分かりやすい気がします
    人から与えられる愛を信じきれず、受け入れるまでアップアップしてるあの感じ
    でも受け入れきれると強強になる
    やっぱり必要なのは時間と慣れだなあ、どれだけかかるかなあと考えてます

    年齢としては大丈夫でも、主さんのところの2人にお酒を勧めるのは悪い大人になった気分が味わえそう
    彼らはお酒飲むんでしょうかね

  • 140二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 18:48:56

    お酒ネタだと一気に大人っぽさが増しますね〜

    お酒があまり飲めないのと詳しくないのでお酒ネタは難しいのですが、読んでる分はめちゃくちゃ楽しいです。



    ブロマンス主体の2人のお酒耐久性はかんがえてなかったので、せっかくなのでダイスで…


    キラdice1d4=3 (3)

    アスランdice1d4=3 (3)


    1.アルコールが好きではないので飲まない

    2.あまり強くはない

    3.とても強い

    4.酔うとすごいので飲むのをキラ/アスラン(とラクスとカガリ)に止められている

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:52:29

    あぁ、大大大大大好きスレのアスランかぁ。あれはねぇ……(目を逸らしつつ)
    うちもアスラン側は割と塩寄りではあるんですよね、そしてそこを譲らないキラとの攻防になるのが常です
    アスラン相手のキラは基本的に「懐いた相手限定でデレ切った猫」ですので

    ダイス目w
    何故ここのダイスは何でもお揃いにしたがるのか…
    うちの二人は流石にザルや枠とかいうレベルではないけど、そこそこ強いって辺りで考えてましたね
    特にキラは例の遺伝子絡みで色々と耐性高そうなので弱い訳がないだろう、と
    アルコールは一種の毒性のある異物ですし
    そうですよね、お酒の話題はやっぱり成人感でますよね

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:17:43

    主さんのところも強い!
    自分もお酒は詳しくはないです
    アスラン側のセリフのほとんどは、以前呑んだ相手が言っていたことそのままだったりします

    全く酔わないのも楽しくないからと調整出来そうな気がしてならないキラ
    加減を知っているけどキラ相手だとペースが崩されるアスラン
    自分のとこはこんなイメージになってます

    あれはCPスレなんで…
    照れを素っ気なさに変換している現状をどう変えるか
    そこが可愛さへの道のりかなと思ってます
    キラに押せ押せで頑張ってもらうのが早いのかな?
    自分が書き慣れるのが早いかの勝負になりそうな気もしています

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:24:43

    あのですね、あのスレ後半のエミュの一部自分のなんですよ
    しかも例に挙げた、あっぷあっぷしてるのと腹括って宣言する辺りのやつがまさにそれだったり…
    まさか例に挙げられるとは思ってもみなくて……恥ずかしいのでその辺埋まって来ていいですか

  • 144二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:43:04

    以前話題に出してたから類似スレとして見ているかな?くらいで例に出しましたが、反応的に苦手だったかなと思っての>>142だったのです

    まさかのクリーンヒットでしたか

    手広いですね

    不死スレと自分のスレくらいしか文字書きさんのエミュはこれかな?とか意識して見てなかったのでたまたまでした

    波長があってるってことでしょうかね

  • 145二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:06:51

    かなりの雑食なので考えてらっしゃるより色んなスレ見てると思いますよ、自分
    何しろ、とあるスレがツボるまではエミュもSSも投下しようとは思ってなくてずっとあちこちROMってたくらいで
    いずれ注目されづらくなった頃にその派生SSでも投下しようと目論んでますが、その流れで度胸付けにとあちこちで書き込むようになったんです
    まぁ恋愛物はドロドロしない甘いだけのものなら好物だ、という事だけは一応言っておこうかと思います
    ……あぁもう恥ずかしかったorz

  • 146二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 07:46:56

    私もSEED系のスレは1度は開いて内容を確認してますね
    考察ものとかも好きですし、CPスレだろうがシコスレだろうが読み物として面白ければ何でも読みます

    恥ずかしい思いをさせたお詫びではないですが…
    自分がこことTRPGと2代目としてマルチバーススレを持っていることは前から書いてますが、もう1個管理くらいしかしてない閲覧注意のスレがあります
    半ギレで建てたやつですね
    記憶喪失ネタを持ってきた元のスレです

  • 147二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:03:10

    「キラ、どうしたその猫」
    珍しく一人で散歩に行くと言ってふらっと出掛けて行ったキラが帰って来たと思ったら、何故か黒猫を抱えていた、
    「行きに道端でジッとしているのを見かけて、戻って来ても同じ場所に蹲っていたんだ。何だか放っておけなくて連れて来ちゃった」
    「元居た場所に置いて来い。……と言いたいところだが、何だか弱ってないか、そいつ」
    「そうなんだよ。野良にしてはそんなに汚れてない感じだし、よく見たらちゃんと首輪もしてる…飼い猫なんだろうなとは思うけれど」
    「…迷い猫、なのかもしれないな」
    大人しく抱きかかえられているのは弱っているせいか、人慣れしているせいなのかは判らない。
    ただ余り渋るとキラがまたぞろ駄々を捏ねだして煩くなるのを予感した俺は、溜め息と共に「俺に丸投げするなよ」と一言釘を刺した。
    「やったぁ。良かったね君、追い出されないで済んだよ」
    嬉しそうに言うキラに、やれやれと呆れるしかなかったが。
    その後、猫の様子を調べたが少し汚れている事と特に外傷もなく少し弱っている事以外の異常はみられなかった。
    そして一応、素人判断は出来ないと獣医には診て貰おうということでその日の内に近くの動物病院に連れて行く事にする。
    「首輪には特に飼い主に繋がるものはなさそうだな」
    「そうだね、君どこのお家の子なんだろうね?」
    弱っているとはいえ抵抗らしい抵抗もしないで黙って体を調べさせてくれただけでなく、大人しく撫でさせてくれるところからも随分人慣れをしているのがわかる。
    見知らぬ場所に連れて来られて緊張しているだろうという事を差し引いたとしてもだ。
    「予約まで時間はもう少しあるな、…今の内に近くで餌と猫砂くらいは買って来た方がいいか」
    「アスラン、何だかんだで率先して面倒見てる…」
    「そもそもお前が不用意に牛乳飲ませようとしてたからだろ」
    「だって、おなか壊すって知らなかったんだ。猫って言ったらカリカリとミルクってイメージでしょ?」
    「…まぁともかく、少し買い物してくる」
    そうしてキラを留守番に残して家を出て必要そうなものを見繕って戻る途中、何かを探している様子の親子連れらしき人物たちとすれ違った。
    一瞬もしかしたらという考えが浮かんだものの、単なる勘違いだったら気不味い。
    どうしたものかと思いつつも、その場はキラの待つ部屋へ戻る事にした。

  • 148二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:13:46

    迷子の黒猫
    キラが黒猫を抱きかかえて連れて来たイメージが降りて来たので
    埋まるのは諦めました、もう開き直ってやるー(自棄)

  • 149二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:31:14

    申し訳ない、うっかり投稿ボタンを押してしまった…
    この続きは夜以降にあげます
    昨日は自分雑談ばかりだったので、出来たところまでは出してしまおうと、前半部分だけでもと急ぎ投下させて頂きました
    では後ほど

  • 150二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 18:19:19

    あああああー、やらかしに今頃気づいてしまった……
    葬式…といいますか、別離ネタでもしようかと不死スレの該当のところ見直すついでに全部読み直したら、人外はキラの血を飲んでも影響なしってことになってるー
    しかもそのレス文字書きさんのじゃないですか
    その1文だけ読み飛ばしてた…
    その後のタンスの話は記憶にあったのに……
    最近不死スレでキラの血も普通に吸血鬼が吸えるのなんで?って思ってた答えがちゃんと書いてあったのに全く気づいてなかった……
    はあ、自分も埋まりたくなりそうです

    別離ネタはキラは綺麗に、アスランどろっどろでいこうと思ってます
    まだ予定ですけど

  • 151二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:47:03

    主さーん、ごめんなさい!
    主さんの新スレでスレ主当てたレスは自分です
    正直少し自信なかったからこっちじゃなくてあっちで口調変えてレスしました
    かなりぶっきらぼうな書き方しましたけど、楽しく読ませてもらってます

  • 152二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 00:14:36

    >>151

    全然大丈夫ですよー

    むしろ読んでいただきありがとうございます。

    隠してるわけではないですがバレると少し恥ずかしいですね…


    >>146の閲覧注意スレって記憶喪失SSの出だしが同じSSがレスされてるスレでしょうか?

  • 153二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 00:21:47

    そうです、双子サンドスレです
    何で建てたかは2に書いた通りで、見たいなら自分で建てればいいのに、何で残り20レスのスレに書くのかな?って半ギレで建てました
    素晴らしいエミュに感嘆したり、ネタになったりいいこともありましたけどね

  • 154二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 00:30:52

    双子サンドスレ大好きです。(SSも投げてます)


    ついでに自スレ&ダイスネタ

    「年下のアスランか〜何だか想像つかないや」
    「お前は…今とそう変わらなさそうだな」
    「もっと可愛くなるんじゃない?」
    「自分で言うな」
    「…でもさ、やっぱり同い年がいいよ」
    「そうだな。俺達は“同じ”だもんな」

    「うん!あ、この間また“同じ”もの見つけたよね」
    「何かあったか?」
    「僕ら2人ともお酒が強かった!!」
    「ああ…あの飲み会のときのか…まさか気づいたら周りがほとんど潰れてるとはな…」
    「新しい発見があったのは嬉しかったけど、でもみんなの介抱するのは大変だったね」
    「確かに…俺達自身も呑み方を気をつけないとだめだな」

    その後2人がお酒を呑む時は、2人きりで呑むか、自分達の呑む量を極力控えて周りを潰さないようにセーブするようになった。

  • 155二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 00:37:45

    ディズニープリンセスとかアスラン不在の…とかはもしかして主さんかなぁ?とは思ってました
    スレの内容が内容なんで聞く気はなかったんですけど

    ダイスが揃った時は流石といったところでした
    あちらのスレが良い結末を迎えることを楽しみにしています
    私がダイスにお祈りすると酷いことになるでしょうからそれは止めておきますが

  • 156二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 03:25:44

    「アスランおかえり。あれ、キャリーまで買って来たの?」
    「病院が嫌いで暴れるという話もあるみたいだからな、黙って抱きかかえられていてくれるかわからないなら、一応あった方がいいだろう?」
    黒猫は仮の寝床として用意した空き箱にタオルを敷いたものの中で丸くなっていた。
    元からそこまで警戒されては居ないようだったとはいえ、すっかり落ち着いた様子だ。
    「そう言えば、買い物から戻って来る時に気になる親子連れを見かけた」
    病院に行く前にと急ぎ買って来た餌を遣りながら、先刻見かけた人物たちの話をキラにしてみる。
    「親子連れ?」
    「あぁ、何かを探しているような様子だったのでもしかしたらと話し掛けようか迷ったが、俺の勘違いだったらと思ってそのまま戻って来てしまった」
    「ちょっ、アスランそれ、たぶん話し掛けた方が良かったヤツだってば…」
    「……そうだったか」
    「だいたい間違いだったら謝ればいいだけなんだから。そういうとこがアスランなんだよなぁ…」
    何やら酷い言われようだが、反論の余地がないので黙るしかない。
    幸い猫に食欲はあるようで、出した分の餌は粗方食べ切ってくれた。
    ミルクをあげたがっていたキラの為に買った猫用のミルクもしっかり飲んでくれたので、余程の診断はされないだろう。
    「まぁ、これから病院だし、捜してるっていうんならまた見かけるかもだよね」
    「…そうだな」
    そんな遣り取りをしつつ二人、夜間開いている動物病院へと向かった。
    駐車場に停められた車や病院前に並べられたベンチには順番待ちらしい人たちがまばらに見える。
    俺は受付を済ませて呼ばれるまで待つ為に少し離れたベンチで待っていたキラのところへ戻った。
    「そう言えば、何で今日に限って一人で散歩なんかに行ったんだ?」
    「そういう気分だったんだよ。そうじゃなくても日頃、重いだの暑苦しいだの言われてるし少しくらい僕の居ない時間あげた方がいいかな、って」
    「……まったく、変な気遣いをするな」
    「まぁそのお陰で、この子とも知り合えた訳だし?」
    そう言ってキラはキャリーバッグの隙間から猫を撫でる。
    「でもやっとこれで猫カフェ行って撫でられなかった雪辱が果たせたような気がする」
    「どれだけ前の話をしてるんだ。…それに、これだけ好き放題させてくれる猫の方が珍しいだろうに」
    そうしている内に受付時に渡されたブザーが鳴る。どうやら順番が来たらしい。

  • 157二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 03:26:34

    「病気とかになってないといいね。怪我はしてなかったようだけど」
    「それと、飼い主を捜す相談もしないとだな」
    その二十分後、案の定と言うべきか黒猫は足の裏が少し擦り剥けていたのと栄養不足で少し弱っていたという診断を受けただけで済んだ。
    それから診療中に保護の経緯を話すと、獣医師や保護団体などの伝手を使って飼い主を捜して貰えるようにしてくれるとの事だった。
    そして見付かるまでどうするかと問われ、こちらもやはりというかキラがうちで預かると言い張り、そのまま連れ帰る流れになる。
    「世話するの意外と大変だぞ。病院であれだけ言っておいて途中で投げたら承知しないからな」
    「わかってるってば…」
    二人で猫を抱えて帰路に着き、後日この黒猫の飼い主と連絡がついたという報せを貰ったのはその五日後となった。

  • 158二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 03:36:25

    後半と言ったな、それは嘘だ
    ……はい、すみません終わりませんでした
    思いの外話が膨らんでて、あれ?って状態です
    夜にと言いましたが、ここ一月ほどの不眠からの眠気で寝落ちて最早早朝…(実際は寝落ちというより気絶に近かった)
    数週間ぶりにやっと眠れた感と共に目が覚めましたけど、正直なところ睡眠負債多過ぎて全然返済出来てないんですがね

  • 159二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 07:42:10

    夜に…と言われて書き込みがなかった時点で寝落ちかな?とは思ってました
    続きはありがたいですが睡眠は大事ですよ
    睡眠負債って単語が出るあたり色々ご存知でしょうけど

    別離というか死別話って難しい…
    わざと誰ってのを書いてないのもあるけれど
    納得できたら夜出します

  • 160二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 08:51:51

    寝たくても眠れないのが不眠症の困ったところでして…眠りが浅い、横になるけど意識が一瞬ガクッとなって目が覚める、纏った時間眠れなくて細切れ睡眠…と暑いのも相まって慢性化しているので常に寝不足って状態なんですよ
    眠剤は薬嫌いもあって使ってないですし、こういうのにアルコール使うのは嫌なので寝酒もしませんしね
    夜間から早朝にかけての投下時間がおかしいのは主にそのせいです
    ご心配して下さって有難うございます
    まぁ暑さがマシになった頃にはもう少しちゃんと眠れるようになるとは思うので…

    別離は書き方でだいぶ印象変わるので、難しいというのはよく判ります
    そのまま喪った者の価値と重さが一番出て来ますしね
    納得行くものが書けますように

  • 161二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 18:44:32

    【最後のお見送り】

    空に昇っていく煙を遠くから眺めている

    2人の事情を知る最後の1人が今日天に帰った

    「参列しなくて本当によかったのか?」

    「最期には立ち会えたから大丈夫、あそこじゃ・・・泣けないからね」

    空を見上げるキラの目からは次々と涙が溢れ、宝石の落ちる音が後を絶たない

    「・・・アスランは泣かないの?」

    「もうお前が泣いてるだろ・・・俺の分まで」

    「君が泣かないからだよ・・・・・・もうちょっとだけここにいてもいい?」

    「いいぞ」

    肩を並べて屋上から空を見上げる2人の周りには風だけが吹き、キラの小さな泣き声と涙の音だけが風にのって流れていた


    「・・・落ち着いたか?」

    「うん」

    「どうする、もうちょっと見送るか?」

    「・・・そろそろ行こうか」

    「わかった」

    言いながらキラは立ち上がり、遅れて立ったアスランが横に並ぶ

    「うちに帰ろうか」

    「・・・そろそろ次の場所に移動した方が良さそうか」

    「そこも考えないとね。でも今日は、ね」

    「・・・・・・そうだな。今言うべきではなかった」

    「君にばっかり任せてる僕が言えたことじゃないけど・・・今日はもう帰って休もう」

    「ああ」

    「・・・階段、降りる間だけでいいから手・・・繋いでていい?」

    「いいぞ」

    「ありがとう」

    そうして建物から出るまでの間、硬く手を握っていた

  • 162二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 18:48:26

    経験値が少なすぎて薄っぺらくなってそうなのだけは心配な死別話

    誰って決めると色々齟齬がでそうと日和った結果、難易度が上がりました
    ネームドではあると思いますけど、そこまで近い間柄でもない人くらいで
    カガリやラクスではないです
    この2人に限らず、主要キャラが長生き(100歳超え)しそうにないと思っているところがあるからです
    この世界の政治家もパイロットも寿命削ってそう
    最後に残りそうなのはメイリンかなぁくらいに考えてますけど

    慣れとまではいかなくても、かなりの人数を見送っていれば心構えも少しはできているでしょうか
    最初の1人や、ラクス・カガリに両親が逝く時はもっと感情的になるだろうとは思いますけど、書くのは難しいだろうなあ
    でも死別は必ず起きること、これを書かないと死なない相手への共依存に深みが増さない気がしたので、ちょっとだけ挑戦してみました
    アスランの方がドロドロ予定なのは、この辺を突けたらと思っているからです

  • 163二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:43:29

    別れは何れにしろ絵になります、相手が生きていても亡くなっていても
    まぁ、本編でも50年もすれば少なく見積もっても半分以上は居なくなってそうですからねぇ
    そしてメイリン…うん、確かにあの子のあの図太さなら、と思わず納得出来てしまう

    依存に関しては両澤氏自身がコメントでも、キラはアスランに甘えてはいるけど、実際はアスランの方がキラに依存している(意訳)と言っているんですよね
    創造主にすら言われてるんだからもう、仕方ないよねって(スレ用に追加で詰めた設定思い返しながら)

  • 164二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:03:23

    >>163

    昨日両澤さんのその内容について書かれたスレを見て、やはりそうなんだなって思ったところでした

    葬式関連はまた別のスレをみて必要な話だなとなったんですけど

    別のスレからネタ持ってきすぎですね

    …読んでるとよいアイデアが湧くんですよ


    寝酒はいいこと1つもないですよ

    一昨日アルコールを悪い文明と言ってましたけど、二日酔いしたとかじゃなくて、寝つきが悪いし眠いのに寝れないので散々だったからです

    暑いと目が覚めちゃうのもよく分かります

    早く涼しくなってほしいですね

  • 165二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 21:38:02

    インスピレーションは色んなところから貰って来ていいんじゃないですかね、自分はどちらかと言うと降りて来るのに任せてるところがありますが、こういうのってピンと来たもの勝ちじゃないでしょうか

    そもそも寝酒は普通に身体に良くないですから
    何より眠くはなってもあれで気持ち良く眠れた験しがない…

  • 166二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 04:51:47

    「良かったね君、お家帰れるって」
    「これで捨て猫だった日にはどうしようかとも思っていたが、単なる迷い猫で安心したな」
    「うん。でもそろそろお別れかぁ…見届けるんじゃないだけ、まだ随分と気は楽だけど」
    助けられたことがわかっているのか、黒猫はこの一週間足らずで俺にまですっかり懐いていて、膝に乗って来ては始終コロゴロと喉を鳴らし、抱き上げられるもの撫でられるのすら嫌がらなかった。
    「いずれにしろ、別れだけは避けられない。笑って見送れるのであれば、それに越した事はないさ」
    「そうだね」
    伝え聞いたところでは、元々飼い主家族はこの家の比較的近くに住んでいて割と最近になって別の街へと猫を連れて引っ越したのだが、油断もあってか逃げ出してしまって捜していたという話だった。
    恐らくこの黒猫は元居た家に帰ろうとしていたのだろうと。
    それを聞いて、犬は人に付き猫は家に付く、そんな言葉を思い出した。
    そしてその数日後、俺たちは黒猫を飼い主の許へと返したのだった。

    「……キラ、どうした。まぁ大方の理由はわかっているんだが」
    「あぁ、うん…」
    テーブルに突っ伏すような体勢で判り易いほど落ち込んだ様子のキラが、こちらの声にちらと反応して視線を寄越したが、また手許の端末に目を戻す。
    「…預かったのを後悔してるか?」
    「……それは、ない」
    隣に腰を下ろして、しょぼくれた背中をこちらに向けるその頭をくしゃくしゃと撫でた。
    「何か膝が軽い気がする…」
    「暇さえあれば乗られてたからな、お前」
    苦笑しながらそう言って少し躊躇った後、俺は黒猫のぬいぐるみをテーブルの上に置く。
    「代わりに暫くこれでも乗せとけばいい」
    言って少しの間があって、急にキラが顔を上げた。
    「アスラン、どうしたのこれ?」
    「自分でも柄にもないとは思ったんだが、気休めくらいにはなるだろ」
    意外なものを見る目で見られて何やら気不味い。そして、ややしてキラは笑い出した。
    「…何だ、急に笑い出して」
    「だってこれ、アスランが選んで来たんでしょ?どんな顔して選んでたんだろうって思ったら、つい…ぷぷっ」
    落ち込まれているよりはマシだが、その言われようはどうなんだろうな。
    そんな事を思いながら、俺はその頭を小突いたのだった。

  • 167二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 05:13:00

    迷子の黒猫、ラスト
    アスランがいつもは振り回されているのばっかりなので、世話焼きしてるところでもと思って書いた結果がこちらになります
    細かい描写は省きましたが、黒猫はヘリオポリス時点からAAに猫が乗り込んでマスコットになってたスレのスレ画の子がイメージにだいぶ近いです。
    自分はそもそも猫より犬派だったんですが、犬と猫どっちも飼っている方の動画とかで猫に可愛げを見出せるようになってからは猫動画も見るようになりました
    ちなみに、動物にはあんまり懐いて貰えません

  • 168二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 07:31:01

    確か准将って名前がつけられていた子ですね
    真っ黒で可愛かったです

    離れて見る分には猫好きです
    駐車場によく来る野良猫を、数分見ている時はちょっと楽しい

    黒猫やぬいぐるみを膝に乗せているキラを想像すると…いいですね!
    それを買ってきたアスランがどんな顔していたのか…ちょっと見てみたいです

  • 169二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 15:45:35

    そう、その准将くんです
    あのスレは、可愛い上に賢いって最強過ぎんか、って思いながら読んでました
    黒猫のぬいぐるみは、造形は少しデフォルメ寄りで四肢を伸ばしたくったりした感じの物のイメージですね
    きっと膝の上に乗せていても安定感が良いと思います
    アスランはたぶんそれを、キラの膝の上でくつろぐ黒猫の姿を思い出しながら選んで居たんじゃないでしょうか

    この二人は不死っていう枷に囚われる身にしては柔らかい部分が多過ぎて、時間が過ぎれば過ぎる分だけあちこち傷付いて行くんだろうな、そんな事を考えたりします
    とは言え、それで擦れていくとも思えない訳ですが
    自分としては、こういう未熟さや青さのある人物の方が寄り添い易いので助かる反面、痛みを伴うものに出来るだけ立ち合わせなくない、と保護者面が出てしまって困ります
    基本的に可愛いので曇らせますね、が出来ない性質なのでこちらとしても結局、一緒にダメージ共有してあげるしか出来ないんですけどね…

  • 170二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 19:38:02

    曇らせたいわけではないんですけどね、私が書くものには自分が出てしまうのと、その時の心理状態が乗りやすいためそっちに寄りやすいのでしょう
    寒天やお酒でテンションあげて書いてみようとしたり、色々頑張ってはいるつもりです
    週末映画楽しみだなー、で何か明るい話が書けないかなと考え中です

    ちょっと今アスラン編書くと、ドロドロどころか煮凝りができそうなので少し間を置かせてもらいます
    今日、明日でメモの整理も終わらせたいので

    昔そんな感じの黒猫のぬいぐるみがうちにいたなぁと懐かしくなりました

  • 171二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:52:31

    色々と事情があるとは思いますが、睡眠不足であれば無理はしないでくださいね

    黒猫がいなくなってしょんぼりしてるキラもそれを見かねてぬいぐるみをプレゼントするアスランもそのぬいぐるみを膝に乗っけるキラも可愛いですね!

  • 172二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 21:16:04

    その時書いている主要な人物の精神状態を被る、というのが自分の芸風なのもあってその時の精神状態がお話に余り出て来ないというのはあるのかもしれません
    それと、曇らせ云々に関しては産みの親の両澤氏のことですね
    シンに関するコメントで「可愛くて可愛くて」と言ってからの運命のあの顛末というのがあって、当時は作者から可愛がられている=酷い目に遭う、という概念がここまで浸透してなかった頃でしたので、当時は誰もその言葉の意味を理解出来なかったんですよね…
    自分はそんな事すると、上記の芸風故に全部己の身に跳ね返って来るのもあって…というお話だったのです
    とは言え悩んでぐるぐるしている話を書いていると、こちら側も影響受けて思考のぐるぐるが始まるのは正直どうにかしたい…切実に

    このスレも終盤入って来た事ですし、そろそろ前スレから更新してない救出劇か、のんびり江ノ島(仮)旅の続き辺りを一回くらいは投下したいところです

  • 173二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 21:27:22

    >>171

    違うんですよ

    今の気持ちを表すなら『とても綺麗な絵に墨汁をひっかけた』そんなところです

    上手いこと墨汁を誤魔化してもらったから消すに消せない、でも私が思うより他人は墨汁を気にしていないのが分かってはいても自分はめちゃくちゃ気になる


    ・・・かなりネットに不向きな性格だとは分かっているのですが、最近ちょっと調子にのりましたね

    TRPGスレにもレスが増えてありがたいのですが、返信が辛くなってきましたし、色々と間を置いた方がいいのでしょう

    全部返さないと・・・と思い詰め気味なのも駄目なのでしょう

    しばらくはこのスレだけに集中させてもらいます


    >>172

    ご自身の話だろうとは分かっていましたが、両澤さんの話でもあったのですね

    イタコで書かれているとは前から聞いてましたから、自分とは対照的ですね

    続きのお話も楽しみにしています

  • 174二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:50:42

    【欠乏症】


    「艦長。ヤマト准将が脱走しました」

    「やはり嫌な予感が的中したか…」


    キラが向かったのは最終報告をカガリにするためにオーブに戻っていたアスランの元であった。

    突如空から現れたフリーダムにオーブ軍は騒然とし…なかったのはキラが脱走した直後にコノエがカガリへ緊急通信で事情を知らせたからである。

    そのおかげてキラinフリーダムはすんなりオーブに辿り着くことができた。



    「キラ…お前なあ…」

    「だって…アスランが足りなくて足りなくて…頭どうにかなりそうだったんだもん…」


    「…ああもう…そんな顔されたら怒るに怒れないだろ…」

    「うぅ…久しぶりのアスランだ…」

    「はいはいこうなったら思う存分チャージしろよ」

    「うん!」

    (俺も本当は我慢の限界だったから人の事言えないな……一緒に怒られよう…)

  • 175二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:57:26

    >>174

    「人払いをしといて正解だったな」

    「そうですわね。キラのアスラン欠乏症がここまでとは…少し油断してましたわ…」

    「一連の脱走に関しては叱らないといけないが…我慢したキラにトドメを刺してしまった責任の一端は我々にもあるからな…」



    アスランが事後処理により1ヶ月追加で仕事をすることになったのも、その間多少なりとも通信できるはずがキラの方も業務が増えたことで2人がほぼすれ違いの状態になってしまったのも、優秀なキラとアスランに頼りすぎたことが原因の一つであった…


    この騒動により、キラのアスラン欠乏症には十分に注意を払うことが暗黙の了解になった…が、表面化されにくいせいでアスランのキラ欠乏症も中々に面倒…深刻であることが知られるのはもう少し先のことである。




    「やっぱりあいつら一回くらいぶん殴ってもいいだろうか」

    「わたくしの分もお願いしますわ」

  • 176二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 07:05:33

    「黒猫って魔女の遣いだとか不幸を呼ぶって言われてて、嫌われている事も多いって知ってた?」
    「あぁそうだな。余り良い謂れがないような気がするな…」
    「中には黒猫は幸運を呼ぶっていう、真逆の話もあってこの辺はお国柄とかそういうのもあるみたいだけどね」
    「まぁ、何はともあれ少しは浮上してくれたようで何よりだ」
    「そりゃあ、いつまでも凹んでいる訳にも行かないしね。まさかアスランがぬいぐるみまで買って来るとは思わなかったけど」
    「目の前であれだけ露骨に凹んでいて、気にするなと言う方が無理な話だろうが」
    「それにしても、アスランがぬいぐるみって……ぷっ」
    「まだ笑うのか。返品してくるぞ、そのぬいぐるみ」
    「あぁ、ごめんってば。もう笑わないから」
    「言ってる傍から堪え笑いしてるじゃないか」
    「もう拗ねないでよー」
    「拗ねてないだろ、お前じゃあるまいし」
    (…まぁ、そういうことにしとくよ)
    「何か言ったか?」
    「気のせいだよ。それとね、ぬいぐるみ有難う」
    「こんなの買うなんて、正直柄でもないとは思ったがな」
    「そんな事ないよ、その気持ちが嬉しかったんだから」
    「凹んだり笑ったり、忙しいやつだな、まったく…」

  • 177二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 07:34:11

    暫くの間、アスランはぬいぐるみをネタに弄られる気がしてならない…

    長期不在話の続き来たー
    キラもアスランもある種の面倒臭い男枠なのは方向性こそ違えど、どこもあんまり変わらないのだなぁと
    とは言え、中々大変な事になってて笑うしかw

  • 178二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 07:49:26

    ふと目についた黒猫のぬいぐるみを買ったのか、いくつか並んでる中でじっと見て選んだのか…
    ぬいぐるみ片手にレジに並ぶアスランを思うとふふふ…となりますね


    最後に保守がてら不死スレに投稿しようとしたら寝落ちして落としてしまった…
    残り少なかったからラストまで行きたかったけど…仕方ない…

  • 179二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 11:50:36

    書きながら凹んだキラにどう対処するのって訊いたら、ぬいぐるみ出して来たイメージが来て、最初何か聞き間違いでもしたかと自分でも思ったくらいでしたからね…
    確認として訊き返したら自身なさそうに、これ位しか思い付かないって感じの困惑混じりの反応が返ってきたので、ぬいぐるみかぁ可愛いなぁって思いながらああいう感じに仕上げました
    残り行数少ないのに笑い転げ出したキラにはだいぶ焦りましたけどね…
    ラストの話、あれ30行キッカリなんですよ
    イケメンが可愛いぬいぐるみ持ってレジ並んでるのって、中々の絵面ですよね

    あぁやっぱり墜ちてましたか
    別件書きながらあの流れとあの空気の中、何書こうかとずっと逡巡してたんですよね
    前スレ辺りの段階からスレの雰囲気がもう終末化してて、そろそろだなぁとはずっと思ってたんですよ
    エミュにハート付くまでの時間長かったですし(ただのコメントより確実に反応があるはずなので)
    ずっと時間が迫る度に墜ちる落ちると、くだらないエミュ投げてもたせていたので
    寝落ちはもう、仕方ないとしか…

    余談ですが、気付かれてそうですけどサキュバスさんは自分のやつで彼女はちょっとした設定ですがちゃんとそれっぽいの用意してました
    軽いお話1本書けるくらいには
    もしご要望あれば、あのエミュってたもの補完していつもよりオカルトテイスト寄りなものとして書き直してお出ししてみようかと思います(ほぼ不死スレ設定のみ版として)

  • 180二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 12:36:02

    >>174

    かなり気落ちしていましたが、今別スレで忙しそうな主さんに癒しを求めるのもなと考えていたところに…ありがとうございます!

    いずれアスランの欠乏症の症状も見てみたいですね


    黒猫も主さんの所も可愛い……ちょっと浮上しました

    メモ書いて気分転換になったのもよかったかな

    ちょっと自分のところを時系列順に並べていた時に思ったのですが、文字書きさんのと主さんのSSをWriteningにまとめてもいいでしょうか?

    1話完結型の主さんはともかく、文字書きさんのはスレまたいでいる話もあるので、新規さんがいたら繋がりが分からなくなるかな?と思いまして

    ダメでも自分用にはまとめますので、後で貼る時系列まとめにリンクだけのせておきます

    それ見てイマイチだったらスレには貼りませんので言ってください


    そろそろメモがまとめ終わりそうと覗いたら不死スレ落ちてて驚きました

    最近はちょっと勢い落ちてましたからね

    サキュバスの話は文字書きさんだとは思ってましたが、続きがあるならぜひ見たいです

  • 181二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 13:04:12

    そうですね、自分ところのは特に時系列で並べ直したり連番付けたりしないとだいぶ、とっ散らかってますからね
    続き物なんて判ってる前提で唐突に話ぶっ込んでるから、スレ途中から読み出したご新規様には不親切極まりない仕様してるのは否定しません
    なので、纏めて頂けるのでしたらという事で
    お手数かけますが宜しくお願いします

    サキュバスさんのお話か…9割方不死スレ設定で普段と少し雰囲気違うのとオカルト要素+夢魔たちが出て来るので内容的にもWritening向きかなぁ
    たぶん5,000字超過するアレよりは短くなると思いますが(前科のある一級フラグ建築士談)

  • 182二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 16:53:06
    時系列順まとめースレ主SSのみー | Writeningー種時代ー# 【閃光の刻】C.E.71年4.17 「閃光の刻」キラver https://bbs.animanch.com/board/3505752/?res=43 https://writening.net/page?EGYfd4 「閃光の刻」アスランver https://bbs.animanch.com/board/3…writening.net

    これの1番下に主さんと文字書きさんのだと思うSSをまとめてます

    間違ってたり違う場合は言ってもらえると直しますし、書き換えてもらって構いませんので、暇があるときにでも見ていただけるとありがたいです

  • 183二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 20:24:41

    ハイせんせー、自分とこに忘却罪混じってますー
    (確認して来ましたが、後はたぶん全部網羅出来てるかと)

    ともかく早速のまとめお疲れさまです
    というか多いな、どんだけ書いてたんだ自分…(しみじみ)

  • 184二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 20:29:31

    えっ!忘却罪は主さんのだったんですか!
    ずっと勘違いしてました…

    時系列は時代不明に入れてるものが多いですが、このままでいいでしょうか?
    何か決まっていれば移動しておきます

  • 185二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 20:44:38

    はいセンセ!
    忘却罪は自分であります!

    ギャグver.とシリアスver.両方書きました

    あと初期の初期ですが最初のスレの51、コレクターに首を持って行かれたやつも自分ですね

スレッドは9/17 08:44頃に落ちます

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