- 1二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 12:59:55
一仕事終えて満足したように欠伸をします。そうしてそのまま眠り始めてしまいました。
そんなポプルスの姿を見ている人物がいたのです。この部屋の主、ディアベルスターでした。
「……」
なぜ彼女は黙っているのでしょうか？
それは少し買い物に出かけている間にポプルスのいたずら三昧により部屋が荒らされていたのです。
机にあったものは落とされ、床はぐちゃぐちゃ。
床にあった酒瓶は倒されて、瓶はこなごな。
そしてシルヴィアとルシエラが申し訳なそうにディアベルスターを見ています。
ディアベルスターは>>5を片付けることにしました。
- 2二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:02:10
罪宝ドミノ倒し
- 3二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:03:18
センチュリオンのフィギュア
- 4二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:03:26
大量の酒瓶
- 5二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:03:36
ポプルス
- 6二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:12:25
この惨状の原因はポプルスでした。
ですので悪しき黒魔女のディアベルスターは原因を取り除くことにしたのです。
まず窓をガラリと開けました。
気持ち良さそうに眠っている海老天のしっぽを掴み、グルングルンと2周させてから外に放り投げました。
ヒューン！！
ポプルスは外に飛んで行きます。
ディアベルスターは部屋に残った罪宝と部屋の片付けを始めました。
ムキムキな黒魔女によって空を飛んでいるポプルスはようやく目を覚まします。
先程まで気持ちいい場所で眠っていたのになぜこんなことになったのでしょうか。
仕方がないので>>9の顔面に張り付くことにしました。
- 7二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:13:45
アポロウーサ
- 8二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:15:34
リンクリボー
- 9二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:17:40
サイバーポッド
- 10二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:17:51
ディアベルゼ
- 11二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:34:35
「……っ！」
サイバーポッドはびっくりしたような声をあげました。
そんなことも知ってか知らずか、ポプルスは体を伸ばします。
そうしてポプルスは周りの景色がいつもと違うことを気が付きました。
ここは宇宙。ムキムキの黒魔女がムキムキ過ぎたせいで宇宙まで飛んで行ってしまったようです。
なぜか宇宙空間にあった爆弾にポプルスは張り付いていたのです。
ポプルスは困りました。急に見知らぬところにいたのですから。
さて、そんなことをしているとある宇宙船がポプルスに近づいてきました。
その宇宙船を操っているのはグレイドルという、寄生生物です。良さそうな体があるとその体をヤドカリみたいに借りる習性がありました。
宇宙船からアームを出してポプルスを回収しようとします。
「パパ！あの珍生物どうするの？」
グレイドル・スライムJr.が聞きました。
「>>14してやるのさ。ヒッヒッヒ……」
悪い顔をしてグレイドル・スライムは答えました。
- 12二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:36:54
ksk
- 13二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:37:11
消毒してから歓迎会
- 14二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:37:26
丁重にお出迎え
- 15二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:38:57
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:47:19
「息子よ。ペットが欲しいと言っていただろう？」
「わーい！」
グレイドル・スライム親子はポプルスを丁寧にサイバーポッドから剥がしました。
そして、宇宙船の中で歓迎会が行われました。
グレイドル・スライムはポプルスが魔力を食べる生き物だとすぐに見抜いていろんな魔力を使ったオードブルを作ってくれました。
グレイドル・スライムJr.はポプルスとたくさん遊んでくれました。黒魔女とは違い、おもちゃをたくさん持っていたのです。
そうしてポプルスは遊び疲れて眠りました。
夜中、と言っても宇宙は常に夜ですけれど、珍生物は目を覚ました
けれどポプルスは少しさみしくなりました。ディアベルスターの魔力の味が恋しくなったのです。
帰ろうとしても宇宙船の外に出ることができません。
ポプルスは>>19することにしました。
- 17二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:52:52
諦めて寝る
- 18二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:53:45
船内の散策
- 19二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:53:52
宇宙船を探検
- 20二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:02:08
前回の安価スレはグダグダだったけど今回はいけるか？
- 21二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:15:36
カレーと変質者と筋トレの話になっただけでグダグダしてねー！
- 22二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:19:05
グレイドルの宇宙船の中はすごく広いのです。この中に小学校が丸ごと入ってしまいます。
ポプルスは宇宙船の探検を始めました。
いろんな星から集められた珍しい生き物や植物。
見たこともないようなピカピカと輝く機械。
そしてこの宇宙船を稼働させるためのエネルギー球。
どれもこれもポプルスがワクワクするようなものばかりで黒魔女がいなくてさみしい気持ちもどこかにいっていました。
ポプルスの小さな体ではこの宇宙船の中を全部見て回ることができません。
疲れたポプルスはグレイドル・スライムJr.のところで眠ることにしました。
翌朝、宇宙船は地上に着陸しました。
どうやら元々ポプルスがいた星のようです。グレイドル・スライム親子に連れられて外に出ます。
「パパ！あのフードを被った女なんていいんじゃないかな？」
「そうだな。この星の案内をしてもらおうか」
フードを被った女にグレイドル・スライムは>>25しました。
- 23二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:21:15
宇宙小学校…SEVENSかな
- 24二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:24:22
寄生
- 25二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:24:24
丁寧に契約書を書いて案内の依頼交渉
- 26二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:26:39
宇宙人の方が理知的じゃねーか
- 27二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:35:53
契約書を持って交渉に向かったグレイドル・スライムに返ってきたのは拳でした。
「ぐえーっ！」
「てめら、ポプルスを攫いやがったな」
フードの女の正体はディアベルスターだったのです。寝不足のせいで目に大きな隈ができていました。
部屋の片付けが終わったのでポプルスを回収しようとしたらいない。
家の近くも町の中も隣町に探してもいない。
炎王やR-ACEに声を掛けて一緒に探しても見つからない。
「返してもらうぞ。アタシのポプルスだ」
自分で窓から捨てた癖になんて自分勝手なのでしょうか？
グレイドル・スライムJr.はポプルスを庇うように前に立ちます。
その姿を見てディアベルスターは>>30しました。
- 28二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:38:40
感動
- 29二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:39:40
デュエルを申し込む
- 30二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:39:43
相手に非がないことを悟って謝罪
- 31二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:39:44
気にせず戦闘破壊
- 32二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:39:58
リリースして怪獣に
- 33二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:40:03
おねショタの波動を感じ
- 34二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:48:47
<<グレイドル・スライムJr.はポプルスを庇うように前に立ちます。
嘘つけ拳が来たら避けるつもりだろ - 35二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:55:33
「……ロクに話を聞いてなかったな。保護してくれたんだな。悪かった」
ディアベルスターはすんでの所で踏みとどまりました。グレイドル・スライムJr.はしなしなとメンダコのように体を萎めます。
ポプルスはディアベルスターの頭の上に飛び乗りました。
「じゃあな。この星の案内が必要だったら別のだれかに頼みな」
ディアベルスターはポプルスを頭に乗せたまま家に向かいました。
なぜグレイドル・スライムJr.に謝罪したのか。その理由は黒魔女しか知りません。
もしかしたら、小さな体でなにかを守ろうとした姿に昔の自分を重ねたのかもしれません。
本当はグレイドル・スライムJr.は拳が来たら避けようとしていたことには気がついていないようでした。
昨日拾ったばかりの生き物にそこまでの愛着はありません。
部屋に帰るとポプルスはディアベルスターのベッド上に寝転がります。
ちょうど真ん中にいるせいで黒魔女も横になることができません。ディアベルスターはポプルスを横にどかしてから休むことにしました。徹夜でポプルスを探したのですから疲労が溜まっていたのです。
目が覚めたポプルスはティッシュ箱を見つけました。
おわり - 36二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:59:19
乙猫にトイレットペーパーをめちゃくちゃにされたワイにタイムリーなSS