- 1二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 20:44:01
チーム・アラメシア。
ひょんなことから知り合った4人の決闘者、冴刃了(さいばりょう)、海東頼光(かいとうよしみつ)、古賀佳奈恵(こがかなえ)、神崎歌織(かんざきかおり)が結成したチームだ。
彼らは行きつけのカードショップで、日夜デュエルの腕を磨いている。これは、そんな彼らが、大冒険に巻き込まれる話だ。
(チーム・アラメシア結成秘話はこちらから)
【超閲覧注意・独自設定】『聖域』を狙うもの|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/3612654/(大まかな設定はこちらを参照)ここではないどこかにあると言う『聖域』。その力を狙うものが、別時空にいた。これは、聖域の時空…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 20:46:30
- 3二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 20:57:55
- 4二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:07:45
- 5二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:29:14
- 6二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:40:44
このレスは削除されています
- 7二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:47:38
- 8二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:59:06
- 9二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 22:40:43
- 10二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 22:58:04
- 11二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:04:57
- 12二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:24:44
- 13二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:29:24
- 14二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:51:59
- 15二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 08:54:59
元生徒達『『『最適化完了。私達は、M∀LICE<P>TRUMPARD。M∀LICEの一員トシテ、UNDERGROUNDに接続しマす。』』』
そして気付けば、歌織とエクソシスター達の手によって、UNDERGROUNDに連れて来られた生徒48名と、クラス担任だった女教師4名が、トランプの兵士に書き換えられてしまったのだ。皆、各スートごとに1列に並び、背丈もほぼ均一化されている。列の先頭には、教師だったトランプ兵が立っていた。
TRUMPARD達『『『上位コードの存在ヲ確認。只今より、私達の指揮権、及ビ行動の自由ノ全権を、コード〈B〉に譲渡しマス。只今ヲ持って、私達ハ、M∀LICE<B>Sis Tiroak様の傀儡トナリマス。」
- 16二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:12:39
- 17二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:23:28
- 18二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:36:57
冴羽「…」
頼光「どうしたんですか?」
冴羽「…いや、ふと何かポスターが笑った気がして…」
頼光「冴羽さん、大丈夫ですか?ちゃんと寝てます?」
冴羽「いや、そんな気がしただけだ、ところでお前はどうなんだ?」
そう言われると頼光はデッキを取り出した
頼光「フフフ…実はもう組んだんですよ、ライゼオル!」
冴羽「おっ、早いな。ならちょっと試してみるか?」
店長「今日はイベント無いし、いいよ、どこでも使いな。」
頼光「なら早速…って電気が消えた。」
冴羽「停電か!」
店長「ブレーカー落ちたかな?ちょっと見てくる。」
店長がブレーカーを見に行って戻って来ると
店長「お待たせ、いやぁ珍しい、こんな事はあまりないんだけど…って二人ともいない、どこか別の所に行ったかな?」
2人の姿がなくなっていた。
頼光「…」冴羽「…」
2人「ココ…どこ…?」
二人は知らぬ間に謎の場所に飛ばされていた。
- 19二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 10:23:17
- 20二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 12:51:29
- 21二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 13:05:08
- 22二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 13:35:46
シラユキ「あなた達の世界の人間かしらね。たくさんの人間がM∀LICE達にされたのをみたわ。皆同じ服を着てたから学校っていう所の人達かしら?」
頼光「まさかとは思うけど…歌織さんも…」
冴羽「ない…とは言えないな。」
シラユキ「ここは危険よ。私たちの所に一旦来なさい。案内するわ」
冴羽「右も左も分からないし、ここは従うしかないな。」
頼光「そうですね。じゃあ、お願いします。」 - 23二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 14:09:17
シラユキの案内で、拠点に向かうことになった頼光と了。
一方その頃、佳奈恵は信じられないものを見ていた。
佳奈恵「嘘、なにこれ…………。」
そこでは、M∀LICEにされた歌織とエクソシスター達が、自身の力でトランプ兵に変えた同級生達で、神経衰弱をしていたのだった。
- 24二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 16:48:08
古賀「あれって…歌織さんよね…」
歌織「では私のターンです。こことそこを裏返します。」
歌織がそう言うと、トランプ兵達はうつ伏せ状態から仰向けになる。
Cheshire Cat「やるねえ。見事に揃った。じゃあ私は…」
古賀「あれって。M∀LICEの…」
?「あら、貴方何をやってるのかしら?」
後ろから突然声をかけるものがあった。
びっくりしながらもバレないように声を殺し、振り向くとそこにいたのは。
原罪のディアベルゼ「貴方も随分命知らずね。あいつらにバレたら大変よ。」
古賀「えっ…たしか貴方は、ディアベルゼ…」
ディアベルゼ「まさか異世界の人間に名前を知っている人がいるなんて。アイツが知ったら羨むわね…と、そんな事はおいといて、ここは危ないから一旦逃げるわよ。」 - 25二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 18:35:09
- 26二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:23:43
古賀「具体的には?」
ディアベルゼ「恐らくは…思想が統一され、彼女たちを至上とする管理社会ができるのではないかしら?人々はロボットの様になり、彼女達を讃えるだけのディストピアの完成…と言う訳ですわね。」
古賀「それってヤバくないですか?」
ディアベルゼ「ええ、勿論、しかも彼女達はそれを別世界を巻き込み実現しようとしているの。そして巻き込まれたのが…」
古賀「私たちの世界…。」
ディアベルゼ「御名答ですわ。さて、もう少しで私の拠点に…」
ディアベルゼは足を止め振り向く。すると後ろから。誰かがやって来た。
TRUMPARD A「反逆者ヲ確認、コレヨリ拘束シマス。」
TRUMPARD B「アナタニハ権利ガアリマス。ワタシ達トデュエルヲ…」
ディアベルゼ「はあ〜ッ面倒くさいですわね。私はカード遊びなんかに…付き合ってらんねえっつーの!」
ディアベルゼはそう言うとトランプ兵2人を蹴り飛ばした。
TRUMPARD A「グェッ!」
TRUMPARD B「ウギャッ!」
2人のトランプ兵が強烈な蹴りを喰らい、地面に倒れ、粒子となって消えた。
ディアベルゼ「これでよし、さあ、拠点に急ぎますわよ。」
- 27二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:33:24
拠点についた二人。そこは古びた古城のような場所だ。ディアベルゼ曰く、好き好んで廃墟に近づく輩はいないだろうということで、M∀LICEに気づかれない場所としてうってつけだったのだ。
佳奈恵「あああああああ!!!らいごうざあああああああん!!りょうざああああああん!!」
頼光「うわあ、古賀さん!!びっくりさせないでください!でも、無事でよかったです。」
佳奈恵「ねえ、ぎいでよおおお!デスマ中に変な所に連れてこられるし、歌織ちゃんが、化け物になっちゃってるし・・・。」
了「古賀さん。ひとまず、安心しました。歌織の事は、ひとまず対策するとして、まずは打開策を練らないと・・・。」
すると、シラユキがあるものを持ってきた。
シラユキ「ねえ、見て。これ、やばいことになってるかも・・・。」
そういって映し出されたのは、M∀LICEの広告だった。しかもそれが映し出されたのは、dice1d4=4 (4)
だった。
1.スクランブル交差点前 2.主要大型駅のモニター
3.アイドルライブ中のドーム 4.大手空港のモニター
- 28二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:41:51
- 29二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:38:16
女性キャビンアテンダント「分かりません、私達でも現在調査中でして…」
するとM∀LICEのトランプ兵達が演説を始めた。
TRUMPARD達「私タチハM∀LICEデス。皆様ノ世界二幸福ヲモタラスタメ二アラワレマシタ。」
歌織(システィローグ)「サア、幸福ナ世界二旅立ツタメノ準備ガできました。皆様、どうかよき旅路ヲ…」
利用客「全く…何処の連中だ。こんな嫌がらせ…って…」
女性キャビンアテンダント「ハイ、ワカリマシタ。ミナサマ、オマタセシマシタ。トウキハマモナク『幸福ナル世界』へト出発イタシマスノデ。遅レナイヨウ二ゴ搭乗クダサイ。」
利用客が見たものは虚ろな目で、どこへ行くかもわからない飛行機に搭乗しようとする女性達だった。
- 30二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:46:44
- 31二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:09:54
- 32二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:07:30
頼光達は、腹ごしらえも兼ねたクッキーに舌鼓を打っていた。曰く、M∀LICE製の物とは違い、ちゃんとした味に仕上げたようだ。
佳奈恵「はあ、久し振りの固形物・・・(泣)。まだまだ私は人なんだなって・・・。」
了「古賀さん、もしかして普段から近未来人の食生活してるんですか?」
シラユキ「?どういうこと?」
頼光「ああ、なんて言うか・・・。早い話が、クッキー味の水とかが出てくる話って言えば、通じるかな?」
ディアベルゼ「ああ、何となく分かりますわ。」
頼光の例えは、妖精伝姫の面々には、よく伝わらなかったようだ。
クッキーのお礼も兼ねて、M∀LICEの対策について思案する頼光達。
頼光「で、そのM∀LICEが、ハッキングが得意ってのは分かった。って事は、もしかしてアイツらって、こっちの戦法にトロイ仕込みながら戦ったりするのか?」
- 33二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:16:33
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- 34二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:23:01
- 35二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:40:16
- 36二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:17:49
シラユキ「いいえ…どうも違うみたいです。」
ラチカ「M∀LICEの女王達とどうもその人は同盟を結んでいるみたいなんです。」
古賀「同盟…ですか…」
頼光「こう言うのってよく、無理やり従わされて…ってのが相場みたいだがどうやら違うらしいな。」
ディアベルゼ「漆黒の女王…気になりますわね。あなた達について行っていいかしら。お友達を助けに行くんでしょ。」
古賀「ディアベルゼさんが来てくれたら心強いです。喜んで!」
頼光「少しでもこの世界に詳しい人間は必要だしな。宜しく頼む。」
冴羽「しかし、まずはどこへ行ったらいいのやら…」
ディアベルゼ「ではまずはここから先にある集落に向かうのはどうかしら。何かしら情報が集められるはずよ。」
- 37二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:39:08
こうして、頼光達は、その場所に向かうことにした。
一方、歌織達は、自分自身を抱いていた。抱かれている己の分身は、既に駒と同一化していて、まるで自身の胸像を、チェス駒に加工している様であった。
Sis Tiroak(システィローク)「同期率88%。Sis Tiroak(システィローク)・トークンの完全複製マデ、あと1分。」
Sis Tafram(シスタフラム)「同期率88%。Sis Tafram(シスタフラム)・トークンの完全複製マデ、あと1分。」
Sis Telise(システリス)「同期率88%。Sis Telise(システリス)・トークンの完全複製マデ、あと1分。」
Sis Tella(システラ)「同期率88%。Sis Tella(システラ)・トークンの完全複製マデ、あと1分。」
Sis Tirene(システィレーヌ)「同期率88%。Sis Tirene(システィレーヌ)・トークンの完全複製マデ、あと1分。」
Sis Tophia(シストピア)「同期率88%。Sis Tophia(シストピア)・トークンの完全複製マデ、あと1分。」
- 38二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:03:55
- 39二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:36:55
- 40二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 13:53:31
HERTS OF CRYPTER「素晴らしい、私達の理想に近づきつつありますね。」
WHITE BINDER「ええ、まさにこれも『黒の女王』のお陰、はじめは胡散臭いと思いましたがここまでとは。」
RED RANSUM「しかし、どうやら私たちに従わない者もいるみたいですね。」
HERTS OF CRYPTER「その点は懸念材料ですね。では…」
HERTS OF CRYPTERは手を叩き何者かを呼んだ。
現れたのは3人のヴァルキュリア達だった。
デュナミス・ヴァルキュリア「何事でしょうか?」
HERTS OF CRYPTER「どうやら、この世界に良からぬ者達が入り込んだ模様です。排除を命じます。」
ダーク・ヴァルキュリア「ハッ。わかりました。」
混沌のヴァルキュリア「必ずや任務を遂行して見せます。」
- 41二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 14:16:00
- 42二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 14:29:32
音楽フェス会場は混乱した。
突然、ビジョンにHERTS OF CRYPTERが映し出されたのだから。
一部の者は某国からのハッキングを疑い、また別のものは、サプライズだと喜び、また別のものは、運営スタッフの不手際だと憤っていた。
混乱の中、女王が話し始める。
HERTS OF CRYPTER「皆様の歌声、とても素晴らしいものでしたわ。しかし、惜しむらくはどうしてこうも悲しみの絶えない世界で歌を歌わなければならないかと言う事…皆様には私の創り出す幸福なる世界で、人々に歌を届けてほしいのです。さあ、皆様、そして観客の皆様も、私の創り出す世界へといらっしゃいな。そして、苦悩の無い世界で、歌を紡ぎましょう」
そう言うと観客とアイドル達は皆一斉にビジョンを目指した。皆生気なく、何かに取り憑かれたかのような顔をしながら…そしてその日、アイドルグループと観客達はフェス会場から姿を消したのだ。
- 43二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 14:35:53
- 44二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 15:19:46
- 45二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 15:38:14
- 46二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 16:58:00
麗衣「私達も気がついたらこの世界にいてね。」
桐斗「今は元の世界に戻る手段を探しながらこの集落を守ってるんだが…」
冴羽「今は現実世界にも影響が出ている。」
ディアベルゼ「何とかしないといけませんわね。」
麗衣「って、ディアベルゼ!」
桐斗「凄いな、まさか実体化しているとは。」
古賀「ええ、私もびっくりですよ。」
その時、集落の男がこちらに向かってきた。
男「敵だ!敵が来たぞ!」
頼光達が外に出ると、そこにはデュナミス・ヴァルキュリア達とトランプの兵隊がいた。
デュナミス・ヴァルキュリア「我らは女王の命を受け、この世界の侵入者を排除に来たものです!速やかにでてきなさい!でてこなければこの集落を隅々まで捜索いたします!」
- 47二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 17:21:40
- 48二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 17:44:23
トランパードA「ここではデュエルで全てを決めます。私があなたに勝った場合、あなたは私の言う事を聞かなければなりません。よろしいですか。」
頼光「デュエルで決めるか。いいぜ!」
トランパードA「ではあなたはこれを持っていないようなのでお渡しします。」
そう言うとトランパードAは頼光にデュエルディスクを渡した。
トランパードA「せめてもの慈悲です。私に勝てるとは思えませんが、あなたにわたしましょう。では…」
頼光「デュエル!」
一方、デュナミス・ヴァルキュリアはディアベルゼ達と対峙していた。
デュナミス・ヴァルキュリア「異分子を発見しました。これより排除を…」
ディアベルゼ「先手必勝!ですわ!」
ディアベルゼの蹴りが炸裂した…がその攻撃は結界により防がれてしまった。
ディアベルゼ「チッ…やっぱり不意打ちが効くのは下っ端だけか…」
デュナミス・ヴァルキュリア「我らが主は暴力的な手段を否定します。争いはデュエルにて行います。最も、貴方がたが私に勝てるとは思えませんが…」
桐斗「仕方ない、俺が…」冴羽「いや、俺が行こう。いくつかデッキを作ってな、試したかったんだ。」
デュナミス・ヴァルキュリア「あなたが贄となりに来ましたか。良いでしょう。では私と勝負です。デュエルディスクを取りなさい!」
冴羽「では始めるか…。」
- 49二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 18:50:58
- 50二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 19:25:59
頼光の相手のデッキは、Gボールパークという、昆虫族の通常モンスター中心のデッキだ。しかも「超自然警戒区域」も合わさって、迂闊な展開を咎める算段のようだ。
トランパードA「さあ、野球をしましょう。千本ノックです。」
- 51二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 20:35:39
頼光「しかし…なんて素敵なデッキなんだ!できれば…楽しみたい!」
トランパードA「へっ…な…何を言うんですか!さあ、次はあなたのターンです!これを突破できますか!」
頼光「確かに強い!しかし、それはフィールド魔法あればこそ!行くぞ、ライトニングストーム!」
トランパードA「へっ…き、聞いてないですよ!私の戦術があー!」
ライトニングストームで戦術を狂わされたトランパードはあっさりと敗北した。
一方、デュナミス・ヴァルキュリアは冴羽とデュエルをしていた。
デュナミス・ヴァルキュリアの使うデッキは代行者。一方冴羽が使っていたのはサイバー流ではなく、古代の機械だった。 - 52二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 20:57:14
- 53二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 23:03:13
デュナミス・ヴァルキュリア「そんな…これでは…」
冴羽「さて、機械といえば…わかるな?俺はサイバー・ドラゴンを特殊召喚!現われろ、キメラテック・フォートレス・ドラゴン!」
デュナミス・ヴァルキュリア「くっ、やはりそうきますか…しかしまだ!私はリビングデッドの呼び声を発動!現れなさい。マスター・ヒュペリオン!」
冴羽「いや…ここで終わりだ。俺は、手札からパワー・ボンドを発動!現われろ古代の機械究極巨人!」
デュナミス・ヴァルキュリア「そんな…!しかしこのターンは…」
冴羽「いや、ここで終わりだ。行け!」
古代の機械究極巨人の一撃が、マスター・ヒュペリオンを破壊する。
デュナミス・ヴァルキュリア「くッ…パワー・ボンドの一撃で敗れるとは…」
冴羽「戦術は悪くないが如何せん相手を侮りすぎたな。」
ダーク・ヴァルキュリア「デュナメス!」
混沌のヴァルキュリア「トランパード達も苦戦中です。」
デュナメス「…今回は後退します。私達の敗北です…」
- 54二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:33:52
デュナミス・ヴァルキュリア達は撤退したようだ。
頼光「さて、これからどうします。」
ディアベルゼ「ここの住人達から話を聞かないといけませんわね。」
古賀「そうですね。」
皆は住人から話を聞くことにした。 - 55二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 10:35:31
- 56二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 12:28:30
- 57二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 12:40:02
- 58二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 14:21:26
- 59二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 14:33:04
- 60二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 14:56:47
- 61二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 16:02:31
- 62二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 16:49:09
HERTS OF CRYPTER「フフフッ、自分自身を模したマネキンに愛を語り口付をするとは。」
WHITE BINDER「何とも面白い光景ですね。」
RED RANSUM「おや、Cheshire Catが帰ってきたようですね。」
Cheshire Cat「ただいまもどりました…ってあらぁ〜盛ってますねえ〜。」
RED RANSUM「お帰りなさい、チェシャ猫。今あの者たちは自身を再定義しています。ちなみに、彼女達はどんな命令も聞きますよ。」
Cheshire Cat「本当に?」
RED RANSUM「ええ、但し余り過激なものはやめましょうね。」
Cheshire Cat「よーし、今からお前たちはうさぎだ!うさぎになり切れ!」
Cheshire Catが歌織達に命令する。
- 63二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 18:35:07
- 64二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 18:56:03
歌織「ぴょんぴょん、わたしはウサギです。」
シスタフラム「ウサギです。ピョンピョン。」
システィレーヌ「皆様、ドうデスか?」
女王とCheshire Catは笑いながらその光景を見ていた。
Cheshire Cat「キャハハハハッ、いいよ、いいよ〜」
WHITE BINDER「本当に、何とも滑稽で愛おしいこと…」
その時、女王達のもとにデュナミス・ヴァルキュリア達が戻ってきた。
デュナミス・ヴァルキュリア「申し訳ありません。私達は異分子を取り逃しました。」
その報告を聞いた女王たちの表情が険しくなる。
RED RUNSAM「つまりあなた達は失敗したと…」
デュナミス・ヴァルキュリア「申し訳ございません、敵を甘く見ていました…どの様な罰も甘んじて受けるつもりです。」
WHITE BINDER「成る程、わかりました。ではあなた達に罰を与えましょう。今後の戒めとしなさい。」
WHITE BINDERはデュナミス・ヴァルキュリア達をつれ、懲罰部屋へと向かった。
- 65二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:49:42
- 66二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:09:51
- 67二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:42:06
- 68二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:48:49
- 69二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 22:00:41
- 70二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 22:21:55
システィローク「私ハあなタ達ノ様ナ仲間タチを持っテ幸せデス。サア、私達ノ任務ヲ果たしマシょう。」
シスタフラム「アリがとうゴザいます。」
一方頼光達は九龍を目指していた。
その道すがら、女王の刺客と対峙していた。
バースト・バニー「貴方がたが女王様を悩ませる異分子ですね。排除致します。覚悟は良いですか?」
古賀「あっ、可愛いい。」
バースト・バニー「かわいいだなんて、そんな…って違います!デュエルです。私とデュエルしましょう。」
頼光「よし、おれが行きます。さあ、行くぞ!」
バースト・バニー「行きますよ…って貴方がたは普通のデュエルですか?」
頼光「そうだけど…」
バースト・バニー「ダメです!私とのデュエルはラッシュデュエルです!普通のデュエルは認めません!」
頼光「マジかよ!ラッシュのデッキなんて無いぞ…」
- 71二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 22:29:17
- 72二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:31:12
- 73二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 10:02:27
- 74二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 12:15:15
バースト・バニー「やりますね。ならば私はスパイスグロース・ミックスを発動!さて、行きますよ。サイバースパイス・クイーンターメリック!効果で、デッキの上から3枚をめくってもらいます。」
冴羽「モンスターが2体か…」
バースト・バニー「ヨシ!私はクイーンターメリックで2回攻撃できます!サイバー・ツイン・ドラゴンを破壊!さらに伏せモンスターを破壊!」
頼光「何かカレーが食べたくなるモンスター…」
古賀「ですね…」
ディアベルゼ「うーん、私も…」
バースト・バニー「…コラーッ!外野も集中してください!私はこれでターンエンドです。」
頼光「あれ?動かないの?」
バースト・バニー「ラッシュはいわゆるメインフェイズ2はありません。よってエンドです。」
- 75二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 13:00:03
- 76二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 13:10:47
バースト・バニー「サササササ、サイバー・エンドですかーっ!」
頼光「いや、返せないのか?」
バースト・バニー「そんなに気軽に返せないんですよ!」
冴羽「ではいくか!サイバー・エンド・ドラゴンで攻撃!」
バースト・バニー「ひいいいいっ!私のフィールドがー!」
冴羽「そして、サイバー・ツインで攻撃!」
バースト・バニー「そんなアァアアアッ!」
勝負はついたようだ、バースト・バニーは敗北を認めたようだ。
バースト・バニー「私の敗北ですね。しかし、いい勝負でした。」
冴羽「お互いにな!」
バースト・バニー「あなた達もいかがですか?ラッシュデュエル、普通のデュエルにはないスリルと楽しさがありますよ。私はラッシュをこの世界に普及するために、女王に協力しているのです。」
古賀「そうなんですか?」
バースト・バニー「ええ!これを気に、皆さんもはじめましょう!ラッシュデュエル。では
敗者のわたしはこれで、失礼!」
そう言うとバースト・バニーは凄いスピードで去っていった。
ディアベルゼ「洗脳ではなく自分から女王に協力してる奴もいるのね。」
頼光「さてもうすぐだ。急ごう。」
- 77二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:04:59
- 78二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:34:03
- 79二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:56:56
- 80二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 16:24:21
- 81二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 18:18:55
- 82二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:30:43
- 83二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:15:08
娘娘の手招きで彼女の隠れ家へと行くと、そこにはキウイ・マジシャン・ガールがいた。
身構える頼光達だったが彼女は「安心してほしい」と言った。
娘娘「この人は大丈夫ヨ。味方してくれる人ヨ。」
キウイ・マジシャン・ガール「あなた達も見たことでしょう。この街のおぞましい姿を。」
冴羽「アンタだけが無事だったんだな。」
キウイ・マジシャン・ガール「ええ、皆M∀LICEに洗脳されてしまって…。」
娘娘「キウイさんだけが洗脳から逃れたのヨ」
ディアベルゼ「恐ろしい話ね。」
その頃、街ではマジシャン・ガールズによるコンサートが行われていた。
皆、彼女達を一心不乱に応援していた。
ブラック・マジシャン・ガール「みんな、ありがとー!」
チョコ・マジシャン・ガール「実は今、この街に問題があってね。」
レモン・マジシャン・ガール「異分子が紛れ込んじゃったの…たーいへん。」
アップル・マジシャン・ガール「だから、みんなに、探してきてほしいの!」
ブラック・マジシャン・ガール「本当は、みんなを、巻き込みたくないんだけどー。」
マジシャン・ガールズ「「街の平和のために、力を貸して!お願い!」」
観客「「うオオオオ!ガールたんのお願いに応えるぞー。」」
- 84二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:51:44
- 85二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:31:51
- 86二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:45:15
- 87二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:09:14
- 88二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:54:28
- 89二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:02:02
- 90二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:31:47
娘娘「これが黒の女王…」
頼光「なんと言うか…確かにって感じだな。」
冴羽「これって…」
古賀「間違いありません。私知ってます。」
ディアベルゼ「あらまあ、ご存知ですの?」
冴羽「ああ、この人は黒羽さん。俺達の世界ではレッドアイズ使いとして名を知られた女性だ。」
古賀「黒羽 紅さん、動画で見たことあります。動画でよく解説をして私もよく見ていましたから。ビジュアルもかっこよかったんですよ!」
冴羽「だが、3ヶ月前から動画を投稿してなくてな…SNSの更新もされてなくて心配されてたんだ。」
頼光「じゃあ何でそんな人が黒の女王に…」
冴羽「そこは分からんな。」
古賀「…でも彼女ならあり得るかも。サブチャンネルではパソコン関係の動画投稿もしてたから。」
- 91二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 11:08:13
- 92二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 13:41:14
- 93二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 14:06:51
- 94二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 16:12:39
- 95二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 16:43:42
紅「全てを電子生命体に書き換える私の計画は上手くいっているわ。私。」
黒の女王「ええ、貴方のおかげね。全ての意思を統一し完全なる世界を実現する。そして、本来の意思を駒に閉じ込め、私の言いなりとなる者達を創り出す。今の所は上手くいっているわ。」
紅「でも、私。異分子が紛れ込んだみたいね。」
黒の女王「大丈夫よ、女王達に対応させるわ。」
- 96二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 17:12:00
- 97二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 17:38:04
歌織達「お呼びでしょうか?女王陛下。」
歌織とエクソシスターが、<Q>のM∀LICEに呼び出された。
HERTS OF CRYPTER「M∀LICE<B>Sis Tiroak、貴方に指令を出します。元・エクソシスターのM∀LICEを纏い、九竜に向かいなさい。」
RED RUNSAM「Sis Tafram、貴方はSis Tiroakの胸に、Sis Teliseは右腕、Sis Tellaは左腕、Sis Tireneは右足、Sis Tophiaは左足となり、Sis Tiroakを守りなさい。」
WHITE BINDER「皆様の忠心を称え、貴方達を同一集権体に昇華させます。」
シスタフラム達『『ありがたき幸せ。システィローク。只今より私達は、あなた様を守る武具となります。』』
システィローク「嬉しいです。皆さんと、一つになれるのは、私の悲願でもあります。」
- 98二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 17:47:29
- 99二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 18:38:52
その頃九龍
ブラック・マジシャン・ガール「見つけたわよ!」
頼光「見つかった…って、あんた達を探してたんだ。」
冴羽「俺達とデュエル、受けてもらうぞ。」
古賀「負けませんよ!」
アップル・マジシャン・ガール「いいわ!私達が負けるはずがないんだから!」
レモン・マジシャン・ガール「みんな!いよいよみんなの幸せを邪魔するお邪魔虫と対決よ!」
チョコ・マジシャン・ガール「応援、よろしくね!」
観客A「うおおお!ガールズ!!!」
観客B「俺達は、ガールズの勝利を期待してるぞ!」
観客はすべてマジシャン・ガールズを応援している、頼光たちには容赦無く罵声が浴びせられていた。
頼光「凄いアウェー感…」
冴羽「呑まれるなよ。平常心で行こう。」
- 100二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:32:29
- 101二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 21:00:08
- 102二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:10:40
ブラック・マジシャン・ガール「そんな…このままじゃ…」
アップル・マジシャン・ガール「負けちゃう…」
チョコ・マジシャン・ガール「どうしたら…」
観客A「お前ら!汚いぞ!」
観客B「特に女とサイバー流の奴!一方的じゃないか!」
古賀「まあ、会社の上司の愚痴に比べればこれぐらい!」
冴羽「今は勝利をリスペクトさせてもらおう。」
古賀「エルドリッチでとどめ!」
冴羽「行け!サイバー・ドラゴン・インフィニティ!」
マジシャン・ガールズ「「「「そんなああえああ!!」」」」
頼光達は、マジシャン・ガールズに勝利した。
すると観客達に変化が現れた。
観客A「あれ、ここは…」
観客B「俺、何やってたんだっけ…」
頼光「どうやら、正気に戻ったみたいだな。」
- 103二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:27:08
ディアベルゼ「さて、首魁の情報について、吐いてくださるかしら?」
すると、マジシャン・ガールズの前に、姫騎士がやってきた。あまりにも変わり果てた、歌織だった。
了「歌織、なの、か………?」
頼光「な、なんて格好してんだよ………!」
システィローク『私はQueen's Knight -Sis Tiroak。これは、私の決意の現れなのです。』
同時に6人分の声で喋る歌織。そして、マジシャン・ガールズに、何かの印を結ぶ。システィローク『マジシャン・ガールズ。お勤めご苦労さまでした。只今より、あなた達の役割は、ここで終わります。』
すると、マジシャン・ガールズの格好が、エクソシスターに変化した。
- 104二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 23:03:47
ソフィア「我らは女王様の下僕…」
イレーヌ「女王様のお手を煩わせる存在は…」
ステラ「今ここで…」
エリス「排除致します…」
システィローク「あなた達はこの4人に勝たなければ私に挑むことはできません。では…」
そう言うとシスティロークは姿を消した。
冴羽「クソッ…4人に勝たないといけないか…」
古賀「でもこっちは3人…」
イレーヌ「そう、人数的にはあなた達は不利…私達に勝つことなど不可能…」
その時!
バースト・バニー「待ってください!わたしも参加します!」
ステラ「あなたは?」
バースト・バニー「そこの貴方!あなたはラッシュを通じて素晴らしい戦いをしました!ライバルであるあなたの危機を救うのも私の役目!さあ、共に戦いましょう。」
冴羽「でも君はラッシュを…」
イレーヌ「よくわかりませんが良いでしょう。あなたの相手をします。」
こうして、4対4のデュエルが始まった!
- 105二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 23:13:06
- 106二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 23:47:07
頼光「クソッ、手強い…」
ステラ「そうです、女王様より賜りし力」
エリス「あなたがたに打ち破れるはずもありません。」
一方…
バースト・バニー「あっ、イレーヌさん。ダメですよ、ラッシュではモンスターは3体までです!」
イレーヌ「ではメイン2…」バースト・バニー「イレーヌさん!ラッシュはメイン2はありません!エンドフェイズです!」
バースト・バニー「では私は『強欲な壺』を発動!」
イレーヌ「ちょっと待って下さい!それは…」
バースト・バニー「ラッシュでは使用OKなんです。2枚ドローします。」
イレーヌ「ルールガ…チガイスギテ…モウ…」
バースト・バニー「イレーヌさん?イレーヌさあああん!」
何とイレーヌは倒れてしまった!
ソフィア「イレーヌ!」
ステラ「何が起こったの?」
娘娘「敵であるあなた達に説明するのもおかしな話なんだけどネ。簡単に言うとオーバーヒートネ!」
エリス「どういう事ですか?」
ディアベルゼ「要するに今までと違う事を急に始めたから処理が追いつかなくなった…と言うことですわ。」
頼光「そうだよな、新しい事を始める時にはまず、説明を受けないといけないもんな。」
古賀「分からない事は相談しろとよく言われました…」
- 107二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 08:37:22
- 108二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:00:15
頼光「しかし、このままにする訳にはいかないな…」
バースト・バニー「ええ。休ませる場所があればいいんですが。」」
エリス「ええ、敵である皆様に申し訳ありませんが…」
ディアベルゼ「まあ、仕方ないですわね。」
冴羽「そうだな。」
イレーヌ「うーん…」
ステラ「あっ、目を覚ましたようですよ。」
流石にそのままに…という訳にはできないので一時休戦し、九龍にある病院の一室を使い、イレーヌを休ませることにした。幸い、特に異常はなく、休めばまた、元気になるだろうということだった。
ソフィア「イレーヌ、目を覚ましたんだね。」
イレーヌ「はい。」
エリス「皆様には感謝致しますが、あくまでも一時的なこと。皆様は敵であることに変わりはありません。」
ソフィア「そうだね。さあ、イレーヌ、女王様の元へ戻ろう。」
イレーヌ「ねえ、ソフィアちゃん。女王様って誰?」
ソフィア「え?女王様って3人の女王様じゃないか?」
ステラ「そうよ、イレーヌ、私達が忠誠を誓う女王様…」
イレーヌ「何を言うの?私たちは神に祈りを捧げ悪魔を退治する存在じゃない。女王様に忠誠なんて…」
- 109二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:09:18
娘娘「ああ…これは多分…」
ソフィア「何か知っているのか!」
娘娘「まあ、簡単に言うとオーバーヒートした結果、洗脳が解けた感じネ。」
ステラ「つまり…どういう事ですか?」
娘娘「パソコンで言うと、一度壊れて全部初期化した感じネ。バックアップは大切ネ。」
頼光「なんとなくわかるなー」
古賀「データの初期化…オソロシイ…」
エリス「じゃあ、もう一度女王様の所に連れ行かないと…」
イレーヌ「その必要はありません!」
イレーヌは立ち上がると、ジブリーヌへと変身した。
ジブリーヌ「道を誤った姉妹達を正すのも私の役目!来なさい!相手になります。」
仲間たちに啖呵を切るジブリーヌ。仲間たちはただただ困惑するばかりだった。
- 110二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:35:37
- 111二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:57:38
ソフィア「じゃあいく…」
ソフィアが言葉を発する前に強烈なボディーブローがソフィアを襲う。
ソフィア「グハッ…」
たまらず倒れてしまうソフィア。
ジブリーヌ「さあ、次はどなたが修正を受けますか。」
それを見て青ざめる2人のエクソシスター。
頼光「めっちゃ腰の入ったいい一撃だった…」
ディアベルゼ「あれはヤバいですわね…」
ジブリーヌは目にも止まらぬ速さで残りのエクソシスター達に近づき、そして…
ステラ「ぐはぁッ!」
エリス「フゲッ!」
ボディーブローを叩き込み気絶させた。
イレーヌ「これでよし!きっと悪魔たちも浄化され、皆元に戻ることでしょう。皆様、ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。して、今どの様な状況なのかお話いただけますか?お手伝いできればしたいので。」
頼光「あ、ああ…」
頼光達は今の状況を話した。
- 112二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 11:21:24
- 113二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 11:35:39
すると他のエクソシスター達も目を覚ましたようだ。
ソフィア「あれ、私たちなんで…」
ステラ「お腹がとても痛いです…」
エリス「ここはどこですか…」
イレーヌ「どうやら皆さん目を覚ましたようですね。洗脳も解けたみたいです。」
頼光「だが、まだマルファと」
冴羽「歌織さんが残ってるな。」
イレーヌ「わたしも行きます!皆様にはご迷惑をおかけしましたから…」
娘娘「いや、みんなにはここを守って欲しいネ。」
ディアベルゼ「そうですわね、ここにまた奴等が来ないとは限りませんわ。」
イレーヌ「分かりました。」
ステラ「お任せ下さい。」
ソフィア「その任、引き受けたよ。」
エリス「必ず、守ってみせます。」
娘娘「行くのは良いけど…女王の城までどうやって行くネ?」
バースト・バニー「お任せ下さい!こんなこともあろうかと、地図を用意してるんです!」
そう言うと、バースト・バニーは地図を渡した。
バースト・バニー「道に迷うといけないんで地図を持ち歩いているんです。これがあればいけますよ。私は、ここを皆さんと守ります!」
冴羽「分かった。ありがとう。」
バースト・バニー「また、帰ったら皆さんでラッシュデュエルをしましょうね!」
- 114二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 12:15:21
- 115二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 12:25:56
- 116二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 12:47:28
- 117二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:30:51
デュエルは歌織の先行で始まった
システィローク「私は手札よりマルファを召喚、マルファの効果で…。」
古賀「私はならば増殖するGを発動します。」
システィローク「これ以上展開されるわけには…ターンエンド!」
古賀「では行きます。私は手札より次元の裂け目を発動!そしてさらにルーンの泉を発動!そしてルーンの穂先を発動し、輝く炎のルーンを手札に加えます。カードを3枚伏せ、エンドです。」
冴羽「これって…」
頼光「ああ…『次元ルーン』だ…容赦無いなー」
Sis Tafram「システィローク、どうする…どうした、システィローク!歌織!黙ってないで次の手を…」
システィローク「…ケンナ…」
Sis Tafram「システィローク?」
システィローク「ザッケンナコラー!やってられっかああああああ!つーか何!ガチガチの神碑に?次元の裂け目?さらに3枚伏せ?そもそも手札のマルチャミーも意味ないし!もう無理!サレよサレ!」
頼光「あっ、元に戻った。」
古賀「いやー上手くいきました。バースト・バニーさんを見て思いついたんです。あっちの想定以上の事をすれば洗脳は解けるんじゃないかと。」
- 118二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:45:22
- 119二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:58:39
トランパード「これは…」
トランパードがそれに触れると凄まじい電撃が走る。
「ギャアアアアア!」
という叫びと共にトランパードたちが一人、また一人と気絶し、衣服が普通のものになっていく。
Sis Tafram「くっ…ならば…」
撤退を試みようとするSis Taframすると彼女の前に立ちはだかったのは。
ディアベルゼ「こんにちは、今日もいい天気ですわね。」
Sis Tafram「何者!なっ…何だ!何をする。」
ディアベルゼ「拘束させて貰いましたわ。貴方には正気に戻ってもらわないといけませんので。では、キツイの一発、いきますわよ!しっかり耐えてくださいね♥」
Sis Tafram「いや、やめろ…いや…いやあああ…」
ディアベルゼ「問答無用、セええええい!」
Sis Tafram「グはあぁああああっ!」
ディアベルゼの渾身のボディーがSis Taframに突き刺さる。Sis Taframは悶絶し、気を失った。
頼光「俺、格闘技も見るんすけど…コレはヤバい…」
冴羽「内蔵も潰れんばかりの一撃だった…」
ディアベルゼ「フン!貧弱ですわね…ディアベルスターなら、余裕で耐えていましてよ。」
古賀「魔法使い…ってなんですかね…」
- 120二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 14:08:59
- 121二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 14:13:06
- 122二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 14:22:59
White Rabbit「おや?お困りですか?って、おや。貴方達が例の反乱分子ですね。」
Dormouse「システィローク様の信号が途絶えた場所に来てみれば、これは僥倖と言うもの。」
Cheshire Cat「よし、この際だ。みんな纏めて女王様の献上品に、ってあれ?」
現れた<P>のコードを持つM∀LICE。しかし、それに気づいた了と頼光が、奇策を打つ。
頼光「あ、仕立て屋さん、良いところに!ちょっと見繕って欲しい衣装があるんですが。」
了「実は彼方の淑女の方なんです。何でも、傷心気味でして、早めに応じて貰わないと、あれを使うと…………。」
歌織「もう、むり…………。アーゼウスする…………。」
- 123二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 14:54:03
White Rabbit「アアアアアーゼウス!!!」
Cheshire Cat「ややややめてください!」
Dormouse「すぐ用意します!用意させます。」
そう言うと、彼女達は頼光をつれ、衣服のある部屋に向かった。 - 124二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 15:07:55
- 125二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 15:30:39
HERTS OF CRYPTER「アアアアアッ♥やめてッ♥やめてください♥」
RED RUNSAM「イッヒイイ♥やめてッ♥やめてえええ♥」
WHITE BINDER「もう、しませんからあああ♥アヒィイイイ♥」
3人は自分の分身に前後の穴を貫かれていた。
謝罪の言葉を口にしながら、自身と同じ顔の存在と交わるその姿はまさに異様であり、淫靡であった。
黒の女王「全く、あなた達の失態でこんなことになるとは…あなた達自信で罪は償うのですよ。」
3人の女王達「はひいいいいい♥」
?「そしてあなたも…黒の女王…いえ、失楽の堕天使。」
黒の女王「その声は紅!」
失楽の堕天使は紅を模した駒をみる。そこには駒などなく、紅が立っていた。
紅「あなたの理想に賛同し傍観していましたが、ここまで失態続きでは看過できません。貴方には黒の女王を降りてもらいます。」
失楽の堕天使「いいえ!私はまだ、負けていない!」
その言葉を無視して、紅は堕天使の額に手をかざす…
失楽の堕天使「私はまだ負けていない…ワタシ…ハ…」
失楽の堕天使は消滅し、そこにいたのは、黒の女王の衣装を纏った紅だった。
- 126二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 16:01:56
- 127二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 16:14:54
- 128二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 18:21:00
一方、集落では、とんでもない事態が起きていた。
男「大変だぁ!でっけぇ魔獣が暴れ出したぞ!!」
桐斗「な、何だって………!」
麗衣「嘘でしょ!!あれは奥深くに沈んでいたはず……!」
集落は蜘蛛の子を散らす大惨事になっていた。何故ならば、電脳堺が封じていたという禁忌の魔獣、真竜皇V.F.Dが暴れていたのだ。
- 129二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 18:38:12
娘娘「誰が目覚めさせたネ!」
九竜からその様子を瑞々と共に見ていた娘娘達は慌てていた。
娘娘「あれは流石にヤバいってことで真竜の皆と封印してたはずネ。」
さらに
瑞々「娘娘、大変ヨ!女王の手下が向かってるネ。」
モニターにはデュナミス・ヴァルキュリアたちが映っている。
娘娘「あーッ!この大変な時に!最悪ヨ!」
集落では相変わらずVFDが暴れていた。
麗依「私たちじゃ…」
桐斗「クソーッ!」
その時
シラユキ「皆様、大丈夫ですか?」
カグヤ「何か大変な事が起きているのでな、助けに来たのじゃ。」
ターリア「あれは…真竜の王!」
シンデレラ「なぜ、今になって…」
ラチカ「見て!あそこ!」
ラチカが示す方向をみるとそこには
幻惑の見習い魔術師「今がチャンス!活躍して、女王に名前を覚えて貰うのよ!いきなさい、真竜王!」
桐斗「アイツが操ってるのか!」
麗依「でも、どうすれば…」
カグヤ「我らに任せてほしいのじゃ。」
するとカグヤは目を閉じ、祈り始めた。
カグヤ「目覚めよ、ドゴラン!」 - 130二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:18:23
- 131二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 21:35:15
- 132二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:09:55
- 133二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:19:52
シラユキ「私たちはひ弱ですから…」
ターリア「皆さまに守ってもらうんです。」
幻惑の見習い魔術師「は…ははは…降参します。」
そう言うと。真竜王は動きを止めた。
麗依「いやあ、すごいわね。」
カグヤ「さて、良かろう、皆のもの、戻って良いぞ。」
カグヤがそう言うと。呼び出された竜たちが姿を消した。
桐斗「どういう事なんだ?」
シラユキ「種明かしをしますと私たち妖精伝姫は物語を具現化できるのです。」
ラチカ「だから、本から竜の物語を選んで、具現化したという訳なの。」
桐斗「成る程。」
幻惑の見習い魔術師「凄い!あなた達凄い!ねぇ、さっきはごめんなさい!謝るから、あなた達の魔法、教えてくれない?」
麗依「…現金な魔術師ね…」
- 134二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:43:18
- 135二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 23:34:49
- 136二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 08:37:53
- 137二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 09:40:53
バルキリー・ナイトB「くっ…ここまでですか…見事…」
バルキリー・ナイト達は消滅した。
歌織「さて、行きましょう!」
古賀「でも女王はどこにいるんですかね…」
White Rabbit「それなら私達が案内します」
古賀「あなた達は!」
ディアベルゼ「今まで敵だった方を信じろと?」
Cheshire Cat「どう受け取ってもらっても構いませんが、これは信じて欲しいんです。」
頼光「何か凄い必死だな…何か事情がありそうだな。」
Dormouse「ハイ、女王様達がいる。シュトロームベルクの金の城に案内いたします。でも、皆様にお願いがあります。3人の女王様を、助けて欲しいんです。」
Cheshire Cat「3人の女王様は今、失態の懲罰として、あらゆる感情を奪われ、黒の女王を守る衛兵にされてしまったんです。」
- 138二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 10:04:31
- 139二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 12:27:44
- 140二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 13:04:52
- 141二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 19:10:34
- 142二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:11:16
- 143二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:11:32
マンジュシカ「さて、あなた達は…普通のダンスは無理そうね。なら、これね。」
ヴァルキュリアの3人が着せられたのは…
デュナミス・ヴァルキュリア「確かに負けたけど…何でこうなるの…」
ステージ衣装ではなく、動きやすい服装だった。
娘娘「マジシャン・ガールズ達が支配していた頃は皆隠れていたから身体を動かせなかったネ。だから皆で楽しく運動して一石二鳥ネ!つまり、エアロビクスってやつネ!」
キウイ・マジシャン・ガール「さあ、我々も身体を動かしましょう。皆、良いですか。」
ブラック・マジシャン・ガール「何をやったか良く分からないけど、身体を動かすのは楽しそう。」
レモン・マジシャン・ガール「あの…私たち…何かやってたんですか…」
チョコ・マジシャン・ガール「どうしてこんなことに…」
デュナミス・ヴァルキュリア「仕方がありません。それが運命なら受け入れるまで、さあ、皆さん、皆さんも私たちと一緒にレッツダンス!」
- 144二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 08:40:23
- 145二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 09:09:43
- 146二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 10:30:03
女王達「いやあああああああ!!」
とうとう、電子光虫に捕まってしまったHERTS OF CRYPTER達。すると、虫達が光輝く。
歌織「一体、何が始まるの?」
White Rabbit「ああ、あれはリプログラミングですね。」
Cheshire Cat「電子光虫達は、異常な挙動を見つけると、それを是正する修正があるんです。」
Dormouse「私達は
滅茶苦茶見てきたから馴れたけど、女王様は初体験だからなぁ。」
- 147二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 12:58:02
すると3人の女王達の衣装が元の衣装に戻る。
HERTS OF CRYPTER「あれ、私は一体…」
WHITE BINDER「ここは…それに私たちは今まで何を…」
RED RUNSAM「確か…黒の女王から逃れようとしたら捕まって…それで、洗脳されて…」
Cheshire Cat「元に戻りました!」
頼光「どうやら、自分の意志じゃなく、洗脳されてたみたいだな。」
古賀「そうなると全ての元凶は…やはり黒の女王、黒羽さん…」 - 148二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 13:20:52
- 149二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 13:38:32
- 150二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 14:04:42
- 151二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 14:14:32
歌織「うっ…頭が痛くなってきた…」
Cheshire Cat「…歌織さんには心当たりがありますもんねー。」
歌織「ウルサイ…アーゼウススルワヨ…」
Cheshire Cat「すっ、すみませんでしたあー」
冴羽「と、いうか女王はいいのか?」
Cheshire Cat「ええ、2人が安全な所に連れていきましたから。私はこの世界をリプログラムしなくては。とりあえず、電子光虫で今まで来たところをリプログラムしましょう。」
電子光虫から放たれる光によって、M∀LICE達も正気に戻ったようだ。
Cheshire Cat「取り敢えず、皆さんにはこの場所から離れてもらいましょう。」
頼光「さて、いくか。」
次の場所に差し掛かったところで出てきたのは。
古賀「いやいや、まさか…」
歌織「マジか…」
姫騎士の衣装を着た2人の姿をした人形だった。
古賀(人形)「此処から先は通しません。」
歌織「通りたくば私達にデュエルで勝つことです。」
- 152二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 14:44:24
- 153二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 16:42:12
- 154二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 17:22:46
- 155二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 18:14:27
- 156二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 20:37:46
- 157二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 20:53:46
頼光「ところで、ディアベルゼさん。なんでそこまで俺たちを。」
了「そうだな、この世界の住人では無さそうだし。一体何が目的なんだ。」
ディアベルゼはしばし考えた後、語り始めた。
ディアベルゼ「確かに、私はこの世界の住人ではありません。私の目的はただ一つ。」
歌織「罪宝ね。」
ディアベルゼ「御名答。今回の事件、恐らく罪宝がかかわっていますわ。だからこそ。」
佳奈恵「私達についてきたと。」
ディアベルゼ「ええ、ですが楽しいですわ。今度ディアベルスターに自慢してやろうかしら?」
頼光「…間違いなく殴り合いになるやつだこれ。」
ディアベルゼ「さて、もうすぐですわ。そこの扉の先!」
頼光が扉を開けるとそこには黒の女王となった紅がいた。
紅「フフフッ、よくぞ突破できたわね。」
佳奈恵「紅さん!どうして、こんな事を…あなたを同じデュエリストとして尊敬していたのに…」
- 158二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 21:47:37
- 159二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 22:57:18
了「恐らく、デュエルの大会での不正…」
頼光「そういえば、ニュースにあがってた。」
歌織「確か…対戦相手のデッキに事前に不正なカードを仕組んだとかで…」
そう言いかけると紅は声を荒げ
紅「私はやっていない!」と反論した。
紅「私じゃない!あれは私を陥れるためにアンチが仕組んだこと!私じゃない!」
佳奈恵「ええ、実際はあなたではない、犯人はあなたの対戦相手の友人でグルになってあなたを陥れようとしていたと…」
紅「でも、ネットは認めなかった。私が犯人だった方が面白い…それだけの理由で…」
了「だからVRゲームを使い、今回の事態を引き起こしたと…」
紅「ええ、そう。でもそれだけはなかった。あそこを見なさい。」
ディアベルゼ「あれは、罪宝。」
紅「そう、これのおかげで私は知る事が出来たの。こことは違う世界に存在する聖域。そこには苦悩や悩みから解放され幸せに生きることができる場所だと。」
頼光「…夢で見たような気がする…」
了「俺もだ…」
紅「私はこの力を使い、その理想を叶えるの。」
歌織「そんなふざけた理想、叶えさせはしません!」
佳奈恵「同感です。貴方の苦悩は分かりますが、だからといって、多くの人を巻き込むのは許される事ではありません!」
歌織と佳奈恵が今にも飛びかからんばかりの勢いで対峙するが頼光は、2人を制止し口を開いた。
頼光「あんたの相手は俺だ。どうせ決着はデュエルでつけるんだろ?」
紅「物わかりがいいわね。良いでしょう、対戦相手にあなたを指名するわ。私はM∀LICEで相手になりましょう。」
頼光「本当にそれで良いんだな。」
紅「ええ…先程も貴方は押され気味だったわね。このデッキに勝てるとは思えないけど。」
頼光「良し、なら俺はライゼオルで相手になるぜ。」
紅「フフッ、勝てないと分かってデッキを変えたのね。無駄よ!」
頼光・紅「デュエル!」
- 160二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:20:05
- 161二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 08:53:33
- 162二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 12:40:39
出来上がった盤面はまさに鉄壁、突破は難しいと思っていた。
頼光「確かに凄い盤面だ…だけど手の内はさっき見せてもらったからな。」
紅「減らず口を!」
頼光「じゃあ、反撃といきますか。まずは禁じられた一滴。これで無効にする!」
紅「えっ…」
頼光「では始めますか!手札からまずは篝火を発動!」
- 163二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 17:24:29
頼光「俺はエクス・ライゼオルを手札に加え、効果を発動!EXデッキのモンスターを墓地へ送り特殊召喚!」
紅「えっ!」
頼光「これで墓地へ送ったのはメレオロジック・アグリゲーター!あんたのM∀LICEの女王の効果を無効にする。そして、ソード・ライゼオルを手札に加える!」
紅「な…何が始まるの…」
頼光「アンタを倒すためのデュエルさ!さあ、いくぜ!俺はソード・ライゼオルを特殊召喚!さらにアイスライゼオルを手札を1枚捨て特殊召喚!」
歌織「何!この展開力!」
了「紅が増殖するGを止めたのは正解だな…」
頼光「さらにフィールド魔法!「ライゼオル・クロス」を発動!墓地のライゼオルカードを戻して1枚ドローだ!」 - 164二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 18:32:01
- 165二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 19:11:12
- 166二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 20:06:09
- 167二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 20:15:07
- 168二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 20:36:42
その時だった。
ディアベルゼ「ふ~ん、やはりね。大当たりでしたわ。」
ディアベルゼが罪宝に向かって一気に駆け上がった。
ディアベルゼ「悪いですわね。これは頂きますわ。」
失楽の堕天使「まさか、お前…やめろ…やめろおおおお!」
ディアベルゼ「やめろって言われてやめるバカは、いねえよなあ!」
そしてディアベルゼは失楽の堕天使から罪宝を奪い取り掴むと。
ディアベルゼ「さて、罪宝もいただきましたし、私は帰りますわ。また縁があったら何処かでお会いしましよう。では!」
そう言うと彼女は罪宝と共に消えてしまった。
やがて、光は収まり、そして消えていった。
頼光「紅さん!」
了「大丈夫、気を失ってるだけだ。」
頼光達は気を失った紅を抱きかかえ、安全な所に寝かせた。
失楽の堕天使「アアアアアッ!なんで…なんでよおおおお!」
失楽の堕天使の慟哭のみが辺りに響き渡る…
- 169二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 20:43:34
- 170二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 20:47:25
このレスは削除されています
- 171二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 20:59:08
そこに現れたのは大天使クリスティアだった。
紅「…ここは…」
頼光「紅さん!目を覚ましたのか。」
クリスティア「だが、かの聖域と違い、汝が作ったのは器だけ。見よ。」
了「あれは…」
Cheshire Cat「皆さん、ご無事でしたか!見てください。あれはこの世界に喚ばれた者達です。皆、還って行くんです。在るべき場所に…」
失楽の堕天使「そんな…ようやく作れたのはガワだけ…私は…私は…何のために…」
そう…聖域を再現したのはあくまでも見かけだけ…罪宝の力無き今、堕天使が作れたのはそこまでだった。
クリスティア「左様…そして堕天使よ…そなたにもあるだろう。今は…帰るべき場所が…仲間たちが…」
するとそこには
堕天使イシュタム「見つけたよ、失楽の堕天使。」
ネルガル「さあ、帰ろう。」
享楽の堕天使「復讐なんてやめてさ。」
悦楽の堕天使「みんなで楽しくやりましょうよ。」
堕天使ルシフェル「さあ、闇に染まりし背徳者よ。我らと共に歩もうぞ。」
堕天使達が失楽の堕天使に手を差し出す。
失楽の堕天使「皆…でも…私は…」
クリスティア「握るが良い。そなたの新たなる友達だ。」
- 172二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 21:06:23
- 173二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 21:24:15
紅「待って…失楽の堕天使。私…貴方に謝らないと…」
失楽の堕天使「いいえ…迷惑を掛けたのは私…私こそ貴方に謝らなくては…」
紅は失楽の堕天使を力一杯抱きしめた。そこには確かな友情があったのだろう。
ルシフェル「後そうだな…紅よ、そなたを助けてくれた者達に謝罪をしたほうが良いのでは…」
クリスティア「そうだな。紅よ、皆がそなたを心配しておったのだ。皆に謝罪するのだぞ。」
そういうと天使たちは姿を消した。
大天使は光の中に…堕天使は闇の中に…
紅「皆さん、ご迷惑をおかけしました。」
佳奈恵「…紅さん。世の中には、理不尽な事がたくさんあります。辛い事に悲しい事、そんな事ばかりです…でも、もし力になれる、相談できる人がいたら。良いと思いませんか?」
了「俺たちじゃ役不足かもしれない。」
頼光「でも、何かあったら愚痴や相談ぐらいはできるんじゃないか?」
歌織「私も勿論良いわよ。」
紅「皆…グスッ…ヒッグ…わだしがはいっでもいいの?」
チームアラメシア「もちろん!大歓迎!」
- 174二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 21:44:53
- 175二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 22:02:40
了「ああ…全て終わった。」
麗依「って…紅さん!」
桐斗「どうして…ってあんまり聞かない方がいいな。」
Cheshire Cat「皆さん…終わりましたね。」
頼光「ああ…ところで…ここは…」
Cheshire Cat「大丈夫です。私達が時間をかけて戻します。それが私達の償いですから。」
するとそこにDormouseとHERTS OF CRYPTERの2人がやって来た。
Dormouse「大変大変!」
HERTS OF CRYPTER「2人の女王が逃げてしまいました。」
皆「エエエエエエエエ!」
歌織「どういう事なのよ!」
HERTS OF CRYPTER「あの2人は楽しい事は好きなのですが…」
Dormouse「これから償わなければならない事を話したら、「そんな事は嫌だ」と逃げてしまったんです。」
- 176二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 22:34:42
- 177二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 23:50:37
RED RUNSAM「悪いのは黒の女王ですわ!」
WHITE BINDER「確かに、彼女の話に興味はありましたが…」
RED RUNSAM「私達は無理やり手伝わされただけ。被害者です。」
WHITE BINDER「それに修復は配下の仕事。私たちには関係ありませんわ。」
?「なるほど…自分たちに非はないと…」
WHITE BINDER「そうです。私たちは…ってあなた達は?」
魔を刻むデモンスミス「よう!お姫様達!少々オイタが過ぎたようだな。」
ラクリモーサ「いやぁ~色々見させてもらったけどこれはクロね。あなた達興味津々に黒の女王の話を聞いてたじゃない?しかも、渋るもう一人の女王にハッキングをしたとも記録されているわ。」
RED RUNSAM「くっ…そこまでって…身体が動きませんわ。」
WHITE BINDER「そんな…どうして…」
天の月「流石ねあの怪盗コンビ。おかげですぐ捕まえられたわ。あっ、始めまして。私は天の月、あなた達とは違う世界の住人よ。」
- 178二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 08:49:59
突如現れた少女に困惑する二人の女王。
RED RUNSAM「あら、随分と可愛い娘ですわね。」
WHITE BINDER「一体何をするつもりかしら?」
すると、ラクリモーサが、あることを話す。
ラクリモーサ「そういえば、あなた達って、物語の登場人物が元ネタなのね?」
デモンスミス「ああ。何でも、あっちじゃ、駒だったっけな?」
天ノ月「なら話は早いわね。あなた達には、それになってもらいましょう。」
- 179二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 11:12:26
WHITE BINDER「えっ…」
そういうと2人の身体が宙にうかびそして、
WHITE BINDER「な、何が…キャアアアアッ!」
RED RUNSAM「そんな、なんで…見ないで…見ないでエエエッ」
2人の服が消滅し、生まれたままの姿になった。
天の月「あら…随分と可愛らしいのね。」
デモンスミス「アノ…ラクリモーサさん…目隠しやめて貰えませんかね…」
ラクリモーサ「ダメ!絶対にダメ!」 - 180二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 11:20:18
- 181二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 11:26:58
- 182二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 11:41:37
- 183二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 11:50:16
デモンスミス「さて、こいつらはオブジェになったんだがいいのか?確か電脳世界は…」
天の月「その点は大丈夫、まあ…1週間もしたら元の世界に返すわ。もちろん、元の姿に戻して。あくまでも暫く反省して貰うだけだし。」
ラクリモーサ「なるほどね~、じゃあ…こちょこちょ〜」
ラクリモーサが駒をくすぐり始める。すると
RED RUNSAM「キャハハハハハハッやめて、やめてえええ♥」
WHITE BINDER「くすぐったい。くすぐったいから、やめてえええッ♥」
駒から声がした。
天の月「普段は魂は取り出し、ミラーナイトにしてるけど、今回は特別、反省して貰うために、そのまま駒にしたわ。まあ、1週間、しっかり反省しなさい。」
- 184二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 13:10:21
そして、駒にされた二人が、頼光達のところに転送された。
RED RUNSAM「と言うわけで、私達は1週間の間、この姿で居ることとなりました。」
WHITE BINDER「HERTS OF CRYPTER。どうかこれで、お許しください。」
HERTS OF CRYPTER「良いでしょう。貴方達の再定義は、その姿が解けてからにします。それまで、しかと反省してください。」
しかし、始めてみた奇妙なオブジェに、一部のものは驚いていた。
紅「ひやああああ!お、おなか!お、お○ん○が、くくくくっきり…………!」
麗衣「な、ななななな何ですかあれは…………!」
しかし、頼光達は、あまり驚いていなかった。
桐斗「さ、冴刃先輩。よく冷静で居られますね…………。これは、少々、刺激が…………。」
- 185二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 14:37:32
- 186二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 14:53:03
- 187二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 15:22:58
頼光「なんやかんやで色々楽しかったな。」
了「まあ…そうだな…」
歌織「私はもう懲り懲りよ!しっかり管理してよね!」
佳奈恵「紅さん。よろしくお願いしますね。」
紅「ええ、こちらこそ宜しく。」
HERTS OF CRYPTER「最後に私からも、皆様に感謝をさせていただきます。ありがとうございました。」
HERTS OF CRYPTERと3人の配下に見送られ、頼光たちは現実に帰還した。
頼光「ここは…」
歌織「カードショップよね。いつもの…」
佳奈恵「戻ってきたんですね。」
了「ああ…」
紅「なんか、久しぶりに来た気がする…」
店長「おっ、皆久しぶり…といってももうすぐ閉店時間だね…って紅さん?いやー凄い人と一緒なんだねー。」
紅「ええ…訳あって一緒のグループに誘われて…」
店長「そうなんだ。いやぁ〜大変だったね。紅さんも。あの後有志の検証動画が上がってね。無事に疑いが晴れたんだって。良かったねー。」
紅「えっ…私初めて聞いたんですけど…」
店長「ちなみに僕も協力させてもらったよ、頑張ってる子が報われないなんて可愛そうだしね。」
紅「店長さん…ありがとうございます。」
- 188二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 15:39:59
- 189二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 17:24:24
- 190二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 18:48:26
麗衣「すみません、遅れました!ちょっと衣装の着付けに手間取りまして。」
そう言って、カガリのコスプレで来た麗衣。
紅「あらあら、とっても似合っているわ。」
佳奈恵「まあ、素敵………。もうじき彼らも来るわね。」
歌織「ええ。どうなるかしらねぇ?」
そして、いよいよ、男性陣のお披露目となった。内訳は、了がCheshire Cat、桐斗がDormouse、そして、頼光が、White Rabbitになることになった。
了「なあ、頼光はともかく、俺と桐斗はこの格好する必要あったか?」
頼光「了さん!?俺の切り札がキスキル&リィラだからって、女装に抵抗ないみたいに言わないで下さいよ!」
桐斗「二人ともやめましょうよ!これ以上となると、僕達「覚悟」を晒されるかもしれないんですよ!」
- 191二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 20:26:50
- 192二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 20:40:56
女達「良いわよw返り討ちにしてやろうじゃないw!」
男と女の、プライドを賭けた戦いが始まろうとしていた。そこに、
???「では、私達も混ぜていただけませんか?」
みると、ピンクのロング髪の姫騎士(アイ)と、青いポニーテール(マイ)と黄色いツインテール(ミイ)のメイド騎士だった。アイは相剣、マイは蟲惑魔、ミイはトリックスター使いで、最近、メタバースで話題の3姉妹決闘者だ。何故、彼女達がアクセス出来たかというと、HERTS OF CRYPTERが、「聖域」と交渉し、アイ達を特使として派遣したのだ。なお、頼光達は、アイ達のことを正確には覚えて居ない様子。
頼光「ええ、構いませんけど・・・。失礼ですが、何処かでお目にかかりましたっけ?」
アイ「さあ?他人のそら似でしょう。私は、そちら側につきます。」
そういって、アイは歌織の側に立つ。
マイ「では、私とミイは、お兄さん達につきます。これで、人数の差は埋まるでしょう。」
ミイ「ところで、どうして皆様は、私達みたいな格好をしているのでしょうか?」
- 193二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 21:05:10
頼光「そこには色々と事情があってね…」
了「詮索はやめて貰えると有り難いが…」
マイ「趣味は人それぞれだと聞きましたし…」
ミイ「そうですね…詮索はやめましょう。」
桐斗「なんか趣味扱いされてる。」
その頃、ここは何処かにあると言われる聖域
冥神「急に来たと思ったら試合観戦とは…堕天使も暇なのだなー。」
鏡シトリス「まあ、私達も人のこと言えませんがね。」
失楽の堕天使「うっさい、良いじゃないの。あっ、紅、それは罠よ、気を付けて。よし、良いわよ!」
クリスティア「まあ、我が見ているから良いだろう。おっ、紅よ!我が力を使う時ぞ!」
鏡マルファ「歌織!気を付けて!」
鏡イレーヌ「あっ…私達が機械族に…」
- 194二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 21:25:51
- 195二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 22:00:44
マイ「それだけではありません。新たなる力『登竜華転生門』を発動します!これで墓地、除外、手札にそれぞれドラゴン、幻竜、恐竜の各種族を移動させます。」
頼光「まさかの新デッキ!」
アイ「そしてEXデッキに創星竜華ー光巴がいますからデッキ、手札、墓地より種族が異なる竜華達を特殊召喚します。」
頼光「うへえ〜全部3000超えが3体も…」
紅「悪いわね。クリスティアの効果で特殊召喚を封じるわ。」
マイ「でも、あなたも特殊召喚は…」
紅「古典的だけど行くわよ。死皇帝の陵墓。ライフを払って現われよ。スペルビア。」
マイ「そんな…」
歌織「ワタシノバノシスターガゼンメツメツ…」
了「悪いが決着だ。行け!サイバー・エンド・ドラゴン!」
- 196二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 22:13:48
- 197二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 23:05:05
こうして思い思いにデュエルを楽しんでると突然場にゲートが現れた。中から出てきたのは。
HERTS OF CRYPTER「フフフッ、楽しそうだからつい」
RED RUNSAM「来てしまったわ。」
WHITE BINDER「また、楽しそうな事をしていますね。」
アイ「これは女王様。私はアイと申します。」
HERTS OF CRYPTER「ふふっ、話しは聞いています。皆も久しぶりですね。」
頼光「ええと…何処かでお会いしましたっけ?」
HERTS OF CRYPTER「ああ、そういえば…改めて、始めまして。私はこの世界の女王、HERTS OF CRYPTER」
WHITE BINDER「WHITE BINDERです。」
RED RUNSAM「RED RUNSAMよ。」
了「凄いな。女王が揃い踏みだ。」
歌織「で、その女王様が何か?」
HERTS OF CRYPTER「ええ、皆様が余りにも楽しそうだから混ぜて貰おうと。」
バースト・バニー「あっ、見つけましたよ。さあ、私とラッシュデュエルをする方はいませんかー。楽しいですよ!」
- 198二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 08:57:58
- 199二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 09:20:05
- 200二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 09:23:17
紅「そうだ!今度私の配信にみんなで参加しない。」
頼光「えっ、いいんですか?」
紅「もちろん、私たちは仲間でしょ。」
歌織「本当に?楽しみ。」
こうして、新メンバーの参加と言う最高の形で冒険の幕は閉じたのだった。