(オペラオー君に数学を教えるべくトレーナー君を呼ぶことになるとは…)

1二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 20:27:20

「━━残されたのは我々のただ二人。どちらかがこの世を正しさに導く解とならん…」
「さあ、シュリニヴァーサよ！その心のままに、善きを選び、悪きを淘汰せよ！」
「…ぐわああぁぁ…！！　な、何故私が…シュリニヴァーサ…！！」
「神はこう告げた。━━真実とは自然。“負の十字架”を背負うお前を、世界は許さなかったのだと…」

「…という訳で、方程式だと±2が出てきますが、自然数という条件があるので答えは＋2になります」
「はーっはっはっはっ！素晴らしかったよ！おかげでボクはこの謎を完璧に理解した！」
「それなら良かった…ふぅ…」
「やはりボクは慧眼の持ち主だった！ハヤヒデさん一人だけでなく、君も呼んだ方が歌劇に臨場感が生まれると思ったんだ！」
「感謝するよ、トレーナー君。…突然呼びつける形にはなってしまったが」
「いえ、正直めちゃくちゃ楽しかったのでまたやりたいです」
「君は終始ノリノリだったからな…おかげで即興劇にしては驚くほど息が合ったわけだが…」
「私はやりたいようにやっただけですよ。ハヤヒデさんが合わせてくださったおかげです」
「そうとも！　今回のハヤヒデさんはいつにも増して心が解き放たれていた！歴代でも史上の名演だったと言っての過言じゃないさ！」
「むっ…そ、そうなのか…？」

(…トレーナー君の前だと、ついはっちゃけてしまうな…吹っ切れるというか…うぅむ…)