【閲覧注意】TRPG永い後日談のネク祓ったれ本舗天元ピンチャンロニカ【part4】

  • 1二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:16:03

    ※『永い後日談のネクロニカ』というTRPG作品をNC羂索、PC五条夏油髙羽天元4名でやっていくスレとなります。
    ※どんな時空なのかは不明ですがとりあえず全員生きてます。そしてそれなりに仲良しです。
    ※こちらR-15作品となり、該当のエログロ描写がある作品ですが、規約に引っかからないようなるべくマイルドに描写するつもりです。(「実は虎杖の母親は……」など本誌並みのエグい表現がありますのでご注意下さい)
    ※ダイス次第でキャラクターの殺し愛や雑多なCP描写がされることがございますのでご注意下さい。

  • 2二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:17:37
  • 3二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:23:55

    名前:五条悟
    享年:29歳
    暗示:破局
    ポジション:コート
    メインクラス:レクイエム
    サブクラス:ステーシー
    武装6 変異1 改造3
    記憶のカケラ:
    【笑顔】【炎】【森の家】【避難シェルター】【少女】
    スキル:
    【助言】【看破】【死の手】【子守唄】【銃神】【死に続け】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■■□□
    【夏油】への【友情】■■□□
    【髙羽】への【保護】■□□□
    【天元】への【依存 】■□□□
    最大行動値:6+4=12
    初期配置:花園
    強化パーツ:
    『頭』【のうみそ】【めだま】【あご】【カンフー】【アドレナリン】【リフレックス】【理子のヘアバンド】(たからもの)【スコープ】
    『腕』【こぶし】【うで】【かた】【狙撃ライフル】【ショットガン】【対戦車ライフル】【合金トランク】【ビーズの花飾り】(たからもの)
    『胴』【せぼね】【はらわた】【はらわた】【あるびの】【救急箱】
    『脚』【ほね】【ほね】【あし】【写真立て】(たからもの)

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:24:25

    名前:夏油傑
    享年:27歳
    暗示:反転
    ポジション:ソロリティ
    メインクラス:ロマネスク
    サブクラス:タナトス
    武装3 変異1 改造3
    記憶のカケラ:
    【ふとん】【愛犬】【野苺】【呪い】【少女】
    スキル:
    【優雅】【号令】【内緒話】【心を鬼にして】
    【殺劇】【愛撫】【死の舞踏】【死神】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■□□□
    【五条】への【恋心 】■□□□
    【髙羽】への【執着】■□□□
    【天元】への【友情】□□□□
    最大行動値:6+6=12
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:
    『頭』【のうみそ】【めだま】【あご】【アドレナリン】【ボイスエフェクト】【カンフー】【ビーズの髪飾り】(たからもの)
    『腕』【こぶし】【うで】【かた】【アームバイス】【鉄球鎖】【本】(たからもの)【芝刈り機】
    『胴』【せぼね】【はらわた】【はらわた】【しんぞう】【硝子のジッポ】(たからもの)
    『脚』【ほね】【ほね】【あし】【ほとけかずら】

  • 5二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:24:52

    名前:髙羽史彦
    享年:35歳
    暗示:絶望
    ポジション:アリス
    メインクラス:ロマネスク
    サブクラス:ステーシー
    武装1 変異5 改造2
    記憶のカケラ:
    【双子】【図書館】【個室】【戦火】【ネクロマンサー】
    スキル:
    【負けない心】【お姫様】【円舞曲】【時計仕掛け】【庇う】【肉の盾】【再生】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■■□□
    【五条】への【友情 】■■□□
    【夏油】への【対抗】■■□□
    【天元】への【対抗】■■□□
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:
    『頭』【のうみそ】【めだま】【あご】【人形】(たからもの)【けもみみ】
    『腕』【こぶし】【うで】【かた】【ゾンビボム】【チェーンソー】【ビーズの飾り紐】(たからもの)
    『胴』【せぼね】【はらわた】【はらわた】【しんぞう】【スチールボーン】【サイボーグ】【やぶれひまく】【理子の日記】(たからもの)【ぬるぬる】【つめたいひかり】
    『脚』【ほね】【ほね】【あし】

  • 6二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:25:28

    名前:髙羽天元
    享年:不明
    暗示:絶望
    ポジション:ホリック
    メインクラス:タナトス
    サブクラス:レクイエム
    武装6 変異0 改造3
    記憶のカケラ:
    【お茶会】【星空】【オルガン】【料理】【命】
    スキル:
    【修羅】【業怒】【加速する狂気】【災禍】【殺劇】【冥王】【集中】
    未練:
    【たからもの】への【依存】■■■□
    【五条】への【友情】■■■■
    【夏油】への【独占】■■□□
    【髙羽】への【信頼 】■■■□
    最大行動値:6+5=11
    初期配置:煉獄
    強化パーツ:
    『頭』【のうみそ】【めだま】【あご】【アドレナリン】【カンフー】【発勁】【スパイク】
    『腕』【こぶし】【うで】【かた】【空飛ぶギロチン】【ビーズの指輪】(たからもの)【手鏡】(たからもの)【バール】【ジョギリ】【ガントレット】
    『胴』【せぼね】【はらわた】【はらわた】【九相図の地蔵】(たからもの)
    『脚』【ほね】【ほね】【あし】【有刺鉄線】

  • 7二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:30:03

    「は〜、ここまで来ればあいつらも追ってこないでしょ」
    「みんな無事かい?」
    「おうよ、びっくりしたな!……あれ、でもここどこだ?」
    「森、ということしか解らないね。この状態では」


    霧に包まれた森の中、君たちはまだ壊れていない廃墟にたどり着くよ。
    変異生物の侵食も少ない、自分たちの住んでいた場所を思わせる清涼な森の気配。
    奇跡的に戦火の傷痕のない廃墟に、君たちは束の間の安らぎを憶えるだろう。

    ──しかしそこにはあるおそろしい存在が棲みついており……。



    永い後日談のネクロニカ公式サプリ『最果の戯曲』より『養蜂箱』





    羂索「まずはこれまでやった『養蜂箱』の内容を貼っていくよ。
    改めて言うけれど、これは今までの番外編と違って『ルクナウト』の後に家を飛び出し、あてのない旅をすることを選んだIFの話になる。
    当然彼らは自分の記憶の大半を取り戻せていない状態なワケだ。当然自分たちのヤバ目の親子関係とか友人関係とか、全く把握できていないよ。
    ただしドールの強化パーツは『玉折メランコリー』経由後だから、知らないたからものをいっぱいくっつけてるし、武装も無駄に豪華な仕様だ。
    つまりツッコミどころ満載だけど、そういうものだと思ってスルーすると楽だよ。
    あと、これは公式サプリメントのシナリオだから、今までより更に新しくネクロニカをプレイする人の楽しみを削ぎかねないよ。気をつけて見てね」

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:33:04

    羂索「さて。当てのない旅を続けている君たちは、遭遇したアンデッドの軍勢との戦闘を避け、森に入り込んでしまったよ。
    森の中では変異昆虫や変異植物が襲ってきたものの致命的な数ではなかったね。
    ……しかし次第に森に霧がたちこめ始め、方向感覚を狂わせるよ。その上、おそらく変異昆虫だろう、蟲の羽音のような音まで聞こえだしたときた。
    それが遠くか近くかも霧のせいでわからない。ただただ不安が煽られるね。さて、どうしようか?」
    髙羽「人生終わりそうな状態から始まったな!」
    天元「深い森での遭難は寄生虫感染や野生動物との遭遇など危険に溢れているからね」
    夏油「そもそも遭難している時点で8割くらい人生終わってません?」
    五条「俺は終わらない」
    夏油「まあ私も終わらないけど」
    髙羽「……君たち人超えちゃってない?」
    羂索「そいつらも君にだけは言われたくないと思うよ」
    羂索「余計な話ばっかしてないでちゃんとシナリオ進めてよ?」
    五条「へーへー。その蟲の羽音がどこから聞こえて来てるか分かるか?」
    羂索「羽音の主や、そいつがどこに居るのかはあまりよくわからないよ。植物だらけで辺りを見通すのが困難なせいだろうね。
    ただ、自分たちを囲むようにして音が響いているということは分かるよ」
    夏油「不穏だね」
    髙羽「とりあえず蟲だらけの場所は抜けたいよなぁ」
    天元「進むだけ進んでみるかい?アンデッドであるこの子たちなら問題はないだろう」
    五条「そうすっか〜」
    羂索「じゃあそうやって辺りをウロウロしているうちに霧が少しずつ薄れてきたよ。
    羽音はまだ聞こえているけど、物陰にいるのか小さいのか……その主の姿は見えず、襲い掛かってもこないね。
    薄れた霧の中にはどこか寂しさを思わせる背の高い木々が並んでいる他、一際大きな影が霧の中に見えたよ。
    ……それはどこか箱を思わせる建物だ。
    コンクリートでできた三階建てのそれはアパートや共同住宅を思わせるね。壁には蔦が這い、苔が広がっている。窓ガラスは強化ガラスだろうか?汚れてはいるものの、割れてはいないね。
    君たちはこの廃墟に、うっすらと記憶が疼くのを感じる。生前の手がかりがあるのかもしれない……漠然とそう思うだろう。
    ここで今回のカルマを発表しようか。アドベンチャーパートのカルマは『アルバムを見つける』だ。
    ……で、もちろん君たちは廃墟を調べるよね?」
    夏油「誘導が露骨」

  • 9二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:34:36

    髙羽「まずは辺りの様子を伺ってぇ……」

    羂索「そんなことしてる暇ある?襲ってこそこないけど、君たちを追う蟲の羽音はしつこくねちっこく君たちを囲っているけど?」

    天元「どうも羂索は早く建物内に入ってほしいようだね。外の景色は窓からも伺えるし、ここは一旦中に入ることを試みてみるかい」

    夏油「そうですね、その方がじっくり探索できそうです」

    五条「流石汚ぇ雑巾。集る蟲やるのが上手いな」

    羂索「じゃあ蟲への不快感と廃墟への好奇心から、君たちは建物内への侵入を試みるよ。

    とりあえず廃墟の正面に大きな扉があったので開こうとしてみると、鍵はかかっておらず、あっさり中に入ることができたね。

    入ってすぐは薄暗いホールだ。中は静かだけど、外からは未だ羽音が聞こえていて、やはり不快感を掻き立てられる。

    さらに管理人室らしき窓口のある部屋、物置、ランドリー室……外から見た印象どおり寮やアパートを思わせる部屋が並んでいるね。

    廊下の奥や階段の上には番号の振られた居住室が並んでいるのもわかるだろう。

    管理人室を含むどの部屋も埃をかぶり、朽ちかけているものの、家具も残っているよ。

    壁や床はひびが入ってはいるものの、崩れたりする心配はなさそうだ。

    窓からは未だうっすらと霧に包まれた森が見えており、廃墟の裏にはブランコなど朽ち果てた遊具の名残が見えるね。

    さて、行動判定のお時間だよ。補正は特になし、【めだま】なんかの視覚に関わるパーツが使用できるけど。どうする?」

    五条「この世界だと埃もなんか虹色とかに変色してそうでやだわー【dice1d10=4 (4) 】」

    夏油「補正がないなら単独で振るよ【dice1d10=9 (9) 】」

    髙羽「近所の川に廃油流れてて変色してるのキモい、みたいなヤツ?【dice1d10=7 (7) 】」

    天元「私も下手に増やすのは止めておこう【dice1d10=3 (3) 】」

  • 10二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:35:43

    羂索「じゃあ夏油と髙羽は埃にまみれた廃墟の中に不似合いな、小さなミツバチの死骸をいくつか見つけるよ。

    これらは完全に死んでおり、死んでから十分な時間が過ぎているように見えるよ。

    ミツバチにこれといった変異は見られないけれど、外から聞こえる羽音がミツバチによるものだと咄嗟に理解できたね。

    ちなみに入ってきた正面玄関の扉だけど、開いておく?閉めておく?

    扉には閂があり、下ろせば扉を破ることはかなり困難になるだろうね」

    五条「そりゃ閉めておくだろ、蟲居るし」

    髙羽「害無くてもブンブン周りに飛ばれたらだいぶ嫌だもんな」

    夏油「……?」

    天元「世界が滅んだあとでも普通のミツバチが細々と生きている、ということなのだろうか?それにしては……」

    羂索「扉は普通に閉まるし閂も閉めることができたよ。

    ……さて、蟲の居ない場所に避難はできたけれど、これから何をしようか?」

    五条「何するっつってもな。家探しするくらいしか思い浮かばねぇけど……」

    夏油「外の様子はどうなってるか、窓から確認できるかい?」

    羂索「行動判定してみる?聞き耳立てたり窓を調べたりできるけど」

    髙羽「出番か!?【けもみみ】あるぜ!」

    天元「一旦みんなで賽を振ってみようか【dice1d10=4 (4) 】」

    夏油「で、次は悟の言ってた通り家探ししよう【dice1d10=2 (2) 】」

    髙羽「廃墟の探検ってちょっとワクワクするよな!ドッキリとか心霊現象とか起こっちゃうのがお約束でさ【dice2d10=9 5 (14) 】」

    五条「あー、夏によくやってる奴ね。たまに本物の呪霊紛れ込んでてウケるんだよな〜【dice1d10=7 (7) 】」

    夏油「一般人には危険なんだから笑えないよ」

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:37:17

    羂索「そうだね。窓は外に面しているが、ある程度戦争が始まりだしてから建てられたのだろう。どの窓も強化ガラスが使われており、ドールの筋力でも簡単には割れないよ。

    窓そのものは内側から簡単に開くことができるけど、とりあえずこのホールの窓は全部ピッタリ閉じているし施錠されているようだ。

    あと……微かにだけれど、外から蟲の羽音が聞こえ続けているね。さっきの出来事もあるし、あまり積極的に窓にどうこうする気は起きないだろう」

    夏油「ある程度安全は確保されていそうだね」

    五条「分かんねぇぞ、家のどっかにバンシー辺りが隠れてる可能性もある」

    天元「完全にホラー番組の流れだねそれは」

    髙羽「リアクション練習しとこっかなぁ!」

    羂索「うるさそうだからやめて。

    廃墟の中を調べるなら、どの部屋も錠前はついているけれど、鍵がかかっていないよ。

    それじゃ、いい感じに家探し出来たかまたまた行動判定いこうか。窓の判定に成功した五条と髙羽は補正+1ね」


    五条【dice1d10=5 (5) +1】

    夏油【dice1d10=2 (2) 】

    髙羽【dice1d10=1 (1) +1】

    天元【dice1d10=3 (3) 】

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:38:33

    羂索「なぁにその低空飛行な数値、ウケるんだけど。
    室内も壁や床はコンクリートで出来ていて、その上に壁紙や絨毯が張られているよ。
    まず1階の目に付くところには三つの小部屋とユニットバスがあったけど、特に血なまぐさい痕跡もないね。
    家財道具はそっくりそのまま残されていて、テーブルの上に食器が置かれたままの部屋すらある。君らはまるで住人が突然消えてしまったようだと思うだろう。
    その中に雑誌や小説なども見つけるけど、これらの書物は一般的なものばかりで、専門書などがあったとしても個人の趣味のレベルだよ。
    個人用コンピューターや電化製品もあったけど、いずれも電力が絶えて久しい上に埃に埋もれており、まともに稼動しなさそうだ。
    ああでも家具……特にクローゼットには衣装なども見つかるね。大半はボロボロと崩れてしまうけど、中にはまだ十分着用できるものもある。大人の衣服以外に子供のものなども混じっているよ。
    これらの部屋には、家族が暮らしたりもしていたのだろうね。平穏な日常の名残りが見て取れるよ」
    髙羽「普通のおうちって感じだけど……」
    夏油「死体が無いのが逆に不気味で不自然ですね。蜂の死骸はあったのに人間の死骸だけ無いなんてことあります?」
    五条「何か理由があって家置いて逃げちまったなら説明付くぞ」
    天元「それはそれで我々にとっては悪い知らせだが」

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:39:55

    羂索「で、判定に成功した五条は半ば地下室となった物置を見つけたね」
    髙羽「ありがとう五条くん!危なかった!」
    五条「GTGを褒め称えろよな」
    髙羽「前から思ってたけどそれなんの略……?」
    羂索「Gomi、Trash、Garbage」
    五条「ん?グレートティーチャーゴジョーの略。そいつは自己紹介しただけね」
    羂索「あっさり私に封印されて生徒危険に晒した癖によく言うよ」
    夏油「それを言うと君も元さ……一般人に手球に取られて死んだワケだから中々情けないよね」
    髙羽「ギスギスすんなよぅ!!キャラメル食べろキャラメル!!」
    天元「ありがとう髙羽。……みんな虫の居所でも悪いのかい?」
    羂索「むぐ。べっつに〜。誰かさんが狂気点減らしてないせいでちょっと手加減するか考えなきゃいけないのが面倒なのは事実だけど。
    ……で、物置はちょうど二階に登る階段の裏手にあり、遊具の置かれた廃墟の裏側へ続く裏口があるよ。
    明かりとりのためか、高い位置に汚れたガラスで嵌め致しにされた窓があり、外の地面近くが見えているね。
    そびえるような棚には様々な品や箱が置かれていて、下の方には掃除道具や園芸道具、肥料、また工具などがあり、ちょっとした武器になりそうなものもある。
    どう?もっと詳しく調べてみるかい?」

  • 14二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:40:48

    天元「私はもう少し調べたいかな」

    五条「俺は別にどっちでも〜」

    夏油「調べる方に賛成で」

    髙羽「じゃんけんする間もなく多数決で調べるに決定だ!イェイ!」

    羂索「はいはい。棚を調べれば、まだかろうじて養分になりそうな缶詰や瓶詰め、インスタント食品などがたくさん見つかるよ。

    この物置には、災害や戦争に備えてか、多くの物資が保存されているようだね。

    そうだ、行動判定に成功したらいいものをあげようか。賽を2個振ってみなよ。1個目は補正なし、2個目は補正+2ね」

    五条「うさんくせ!【dice1d10=2 (2) 】【dice1d10=9 (9) +2】」

    夏油「まあ彼、そんなに嘘は吐かないから【dice1d10=6 (6) 】【dice1d10=5 (5) +2】」

    髙羽「ぶっちゃけ全身嘘ついてるようなもんだと思うけど、夏油くんがそういうなら……まあ……【dice1d10=6 (6) 】【dice1d10=5 (5) +2】」

    天元「すさまじい暴言だ【dice1d10=3 (3) 】【dice1d10=5 (5) +2】」

    髙羽「え、あ、ごめん羂索」

    羂索「たはー!真実だから別に気にしないよ!」

    五条「いつにも増してウゼェ!」

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:41:55

    羂索「おや?ふふふ……じゃあまず、丁度タイムリーだしこれにしようか。髙羽と夏油は棚からキャラメルを発見するよ。

    未来の進んだ防腐剤をたっぷり使用したそれらは今も味わうことが可能だ。

    これらをこの場で口にすれば、本来の記憶のカケラによる制限を無視して、1度だけ対話判定をしてかまわないよ」

    髙羽「狂気点に困ってるの天元様なんだよなぁ」

    夏油「巻き込んで全員で話せばいいのでは?」

    髙羽「そうすっかぁ。……なあみんな〜!見て見てキャラメルあったぞキャラメル!!○永!!」

    五条「マジ?サイコーじゃん!5粒くらい頂戴、一気に口入れっから!」

    天元「想像しただけで口の中が溶けそうだ」

    夏油「悟、みんなで平等に分けるからね。一人3粒だよ」

    五条「ちぇっ。まあ良いか、糖分糖分〜」

    髙羽「昔よく食べた……ような、そうでもないような。でもうんまい!」

    天元「自分たちでこういうものを作れたらさぞ楽しいだろうね」

    夏油「……もうこの世界に稼働するキッチンなんて、そうそうありませんよ」


    五条【dice1d10=6 (6) 】

    夏油【dice1d10=4 (4) 】

    髙羽【dice1d10=5 (5) +1】

    天元【dice1d10=4 (4) 】

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:44:19

    五条:【天元】への【依存 】■□□□

    髙羽:【たからもの】への【依存】□□□□


    羂索「全員判定に成功してるからねぇ……ふと顔を上げた君たちは、はめ殺しの窓の外にいつの間にか二本の足が見えていることに気づくよ。

    足の主はこちらを向いて立っており、黒い革靴と染み一つないスラックスを身につけている。

    よく見れば足先も脚も異様に細く、身動きひとつしないそれは生き物の気配を感じさせない。異様な像が立っているようにも思えるそれは、君たちに背筋が寒くなるようなおぞましさを与える。

    というわけで君たち全員、狂気判定だ!補正はなしね」

    夏油「これCoCでしたっけ【dice1d10=10 (10) 】」

    髙羽「ネクロニカだな。……ああ!窓に!窓に!【dice1d10=2 (2) 】」

    天元「SAN値チェックというやつか【dice1d10=5 (5) 】」

    五条「ここじゃそれ系はある意味新鮮か?【dice1d10=2 (2) 】」

    羂索「君たちがまばたきをしたり辺りを見回したりして目を離すと、足は消えている。窓からよく外を見ようとしても、外には何も変化は見られないよ」

    夏油「裏口から外に出れないかい?」

    羂索「みんなで出るの?」

    夏油「いや、取り敢えず私だけ」

    五条「おいおい、あんま無茶すんなよな」

    夏油「私なら武力でも狂気点も幅広い対応ができそうだからね」

  • 17二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:45:22

    五条:【夏油】への【友情】■■□□

    髙羽:【たからもの】への【依存】■□□□

    天元:【髙羽】への【信頼 】■■■□

    髙羽「ぎゃん!天元様ただでさえ余裕ねぇのに!」

    天元「大丈夫、あと3回狂気判定失敗できる」

    羂索「戦闘狂キャラに味をしめるな」

    天元「逆に今までホリックとしてのロールプレイをやらなさ過ぎたからね」

    夏油「それを言ったら悟はどうなるんですか」

    五条「おいゴラ傑」


    羂索「じゃあ夏油は外に出てみたけれど、誰もいないよ。霧が再び深まり、あの無数の羽音が止んでいることに気づくね。

    ただ、キィキィと音を立てながら、朽ちたブランコが風もなく揺れているよ。外をよく調べようとするなら、補正-1で行動判定だね」

    夏油「やらないよりはいいか……【dice1d10=1 (1) -1】」

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:46:20

    夏油「別にやらなくてよかったな……」

    羂索「あっはははは!酷い出目!ふふっ。夏油は血眼で足跡のひとつやふたつ見つからないかと調べてたけれど、何も分からなかったよ。

    ……明確な敵の気配はない、が、正体不明の観察者に対し君はひどい不安と恐怖を感じるだろう。修正なしの狂気判定だ」

    夏油「本当に外に出たのが私でよかった……【dice1d10=10 (10) 】」

    五条「傑、俺らも出た方がいいか?」

    羂索「うーん。まだ廃墟の中には調べていない場所があるよね。蟲の件もあるし、建物の中に居た方がいいんじゃないかな?」

    五条「テメェは傑じゃねぇ」

    夏油「NCがそう言うなら大した情報はなさそうだ。じゃあ、戻ろうかな」

    髙羽「おかえり!なんか見つかったか?」

    夏油「いいえ、何も……。敵が潜んでいなければいいのですが」

    天元「いざとなれば私が【ジョギリ】で粉砕するから大丈夫だよ」

    夏油「大変心強いです」

    羂索「廃墟の中に戻れば、みんながいることもあってか、薄い物置の中であっても安堵感に包まれるよ。さて、廃墟探索の続きをして貰おうか」

  • 19二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:47:22

    羂索「じゃあ全員で部屋に入って調べる?」

    髙羽「そうなるみたいだな!」

    羂索「はいはい。部屋の中に入ってみて、最も印象的なのは……やはり屋内にしては大きな、枯れ木の鉢植えだ。

    見れば他にも鉢植えがいくつも並べ置かれており、枯れ果てているよ。床には枯れるまでに落ちたのであろう、植物の枯葉が散らばっているね。

    その上にも埃が積もっており、この部屋の植物が生きていたのは、相当に過去のことだとわかるだろう。

    そしてこれらの鉢植えに囲まれるようにして、奇妙な形の木の箱が残っているよ。

    木の箱は開くようになっており──中を開けばミツバチの死骸がいくつか見つかるね。

    調べた君たちは修正なしで行動判定ね。使えるパーツは特にないよ」

    五条「ホールにもあったよな、こいつらの死骸。何?蜂と暮らしてたのここの連中?【dice1d10=6 (6) 】」

    夏油「それはまた随分と……変わった集まりだね……?【dice1d10=6 (6) 】」

    髙羽「養蜂家さんたちが住んでたのかも!【dice1d10=2 (2) 】」

    天元「養蜂家さんでも蜂と暮らしはしないのでは?【dice1d10=5 (5) 】」

  • 20二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 01:48:08

    羂索「成功した五条と夏油は、それが養蜂箱──ミツバチを飼うための箱だと気づくだろう。
    養蜂箱には死んだミツバチしかおらず、特にこれといった仕掛けはないね」
    髙羽「やっぱり養蜂家さんたちが住んでたんだな!」
    天元「……一緒に住んでいて刺されなかったのだろうか。刺さないように品種改良を?いや、何のためにそんなことをする?外でやれば済むだけの話なのに……」
    五条「それ。養蜂なら何でわざわざ別の施設作らずに家に置いてんのっていう。なーんか引っ掛かんだけどなぁ」
    夏油「情報が足りないね。NC、他に何か目ぼしいものは?」
    羂索「アルバムくらいしかないよ」
    髙羽「じゃあみんなでアルバム見ますかー!」

  • 21二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 02:17:10

    羂索「ここからが更新範囲だよ。遅々として進まなくて申し訳ないね」



    羂索「じゃあ髙羽は他3人が見守る中、そっとアルバムを開いてみる。

    そこには……驚くべきことに、自分たちの生前のものと思しき写真が沢山入っていたよ」

    髙羽「お、おぉ!?」

    羂索「写真の場所はこの廃墟の中と周辺のものだ。いずれも君たち以外に様々な人物が写っているよ。

    ──親らしき老人、兄弟らしき顔の似た人物、友人らしき青年たち、何故か袈裟を着たお坊さんといった様々な人々が親しげに写っているね。

    【双子】の記憶を持つ髙羽は、まさにその記憶のままの顔をした青年と自分が笑って肩を組んでいるツーショットを見つけるだろう

    写真の中の君たちも、写っているほかの人々も楽しそうで、優しそうで、親しげだ。

    そして、当然写真に写る生前の肉体は当然ながら健康な人間のもの。……嗚呼、それに比べて今の自分たちの変わり果てた姿といったら!

    肌は不気味な土気色、戦うため普通の人間とはかけ離れた改造を施された体。

    仕方がないと頭では分かっていても、変わってしまった自身を強調されては心は揺らぎに揺らぐだろう。

    というわけでアルバムを見た君たちには補正-2の狂気判定をしてもらうよ!」

    五条「いやショック受け過ぎじゃね!?しょうがねぇじゃん仲間のためなんだから!【dice1d10=9 (9) -2】」

    夏油「それは同じ状況になってみないと分からないかな……私も正直同意するけど【dice1d10=5 (5) -2】」

    天元「私も五条悟と同じ見解だ。それに変わり果てるのは生きていても同じだろう【dice1d10=10 (10) -2】」

    髙羽「精神が強ぇヤツらが多過ぎる……!【dice1d10=5 (5) -2】」

    羂索「野暮だな君ら」

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 02:39:39

    天元「よかった、耐えられた」
    髙羽「いやマジでみんな精神が強ぇ!【たからもの】への【依存】に1点!」■■□□
    夏油「-2で成功し過ぎでは?天元様への【友情】に狂気点を追加するよ」■□□□
    羂索「ちっ。過去を示すあまりに大量の情報、変わりすぎた己の境遇、互いがどうやら知り合っていそうなこと……様々な事実と、多すぎる情報に君たちは混乱してしまうよ」
    髙羽(なん、で。なんでメモの人は俺をこんな体にしたんだ?こんな……冷たくて怖い体に……!俺のこと、ホントは嫌……いや!そんなわけあるか!俺、俺は……こんなにやなやつだったのか)
    夏油(分かっている。この世界ではこんな風に体を変えなければ耐え抜くことはできない。私の仲間たちは悪くない、汚らしい世界が悪いんだ。ああ、許せない……許せない……!)
    天元「……夏油、髙羽。目が怖いよ」
    五条「おい、どこ見てんだ!戻って来い!傑!髙羽!」
    夏油「っ!あ、ああ……すまない……」
    髙羽「……え……あっ。ご、ごめん。ちょっと嫌なこと考えちまってたよ」
    羂索「今をどれだけ嘆いても、過去は戻ってこない。
    新たな生前の情報を得た喜びよりも多すぎる情報への困惑と混乱が訪れたせいか、すぐにはこのアルバムから記憶のカケラを得られないね。
    ただ……写真の舞台であるこの廃墟で少し過ごせば、何か重要なことを思い出せそうな予感はするよ」
    五条「怪しいから長居したくないんだけどな、俺は」
    夏油「プレイヤーとプレイヤーキャラクターは別人だからね。ちょっともどかしいけど」



    羂索「進まなさ過ぎだけど今日はここまでにさせて貰うよ。小話更新しないで番外編進めればいいのにね?
    じゃあおやすみ、面白い夢を……なんてね」

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