- 1二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:18:13
フギン「えっとね、私って妖精じゃん?だからこんなに小さいわけなんだけど」
ムニン「ちょっと待て。近づくだけならもうしてるだろ?別に仲が悪いようにも見えないぞ?」
フギン「違うの!えっと、つまり……大きくなりたいの!一回でいいから人間サイズになって、ご主人と色々……」
ムニン「なーにがいろいろだ。魂胆丸見えだぞ。えろえろの間違いだろ。」
フギン「えろえろは確かにしたい……いやしたくない!とにかく、人間サイズに憧れてるの!もちろん妖精は妖精らしくっていう意見ももちろんあるのはわかってるけど!」
ムニン「はーっ……まあフギンが言うなら協力してやるか。確かどこかの文献にそんな方法が書いてあったような……」
フギン「……これのこと?ここには『大きくなるには>>5が良い』って書かれてるね」
- 2二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:24:07
スレ主を恫喝する
- 3二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:26:16
牛乳
- 4二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:27:37
巨大化
- 5二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:27:42
ご主人様の体をその分だけ小さくすること
- 6二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:35:49
ムニン「なるほどな、発想の転換というわけだ。要はフギンとご主人のサイズが同じになればいいわけだからご主人をオレらサイズにすれば解決ってわけだな」
フギン「そう!だからそのために収縮とかその手のものを使ってご主人様の身体を」
ムニン「じゃねーよ。いいか?オレ達は妖精。対してご主人は人間。あの人はあの人なりに日常生活を送っているの。わかる?オレ達は空飛べるしその他もろもろできるから小さくても問題ないけどご主人はそういうのできないの!」
フギン「……ダメ?いい案だと思うんだけど」
ムニン「オレらの勝手でそんなことしたら逆に嫌われると思うけどな」
フギン「そう……でも私は敢行するね!やっぱり欲望には正直にならないと!」
ムニン「お前の相棒やめるわ」
フギン「そうと決まれば早速行動ね!収縮を使えればいいわけだから……そのためには>>9に協力を頼まなきゃ!」
- 7二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:42:32
加速
- 8二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:46:45
M∀LICE
- 9二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:46:53
ライブラの魔法秤
- 10二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:48:35
なるほど、フギンとご主人の大きさを揃えればいいだけだからな!!
- 11二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:01:29
フギン「……と、いうわけでね!ゲーリに頼んでここまで連れてきてもらったよ!コレを見て!」
ムニン「ゲーリをそんなことに使わせるなよかわいそうに。……で、コレはなんだ?」
フギン「知らないの?ライブラの魔法秤だよ!意思を持った天秤で、世の中の均衡を保っているすごいアイテムなんだよ!」
ライブラ『アイテムだとは失礼な!せめて神、最悪魔法使いでもいいからそう呼んでくれ給え!』
ムニン「喋った!?……いや待て、その前にフレーバーテキストには『しばしば間違った方向に錘星を乗せてしまう』って書いてあるぞ?信用ならないな」
ライブラ『失礼な!そんなことはたまにしかない!しばしばは間違っている!』
ムニン「たまにでもあってはならないだろ。……こいつダメじゃね?」
フギン「……ありがとう!早速私達のサイズを同じにしてくれるのね!」
ムニン「ああっ!?もう手遅れだった!」
結果>>15
- 12二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:04:44
ご主人がフギンより小さくなった
- 13二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:09:58
さてどうなる?
- 14二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:10:29
フギンが大きくなり服が弾け飛んだ
- 15二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:10:31
ムニンとご主人の体の大きさが同じになった(対象はご主人とムニン)
- 16二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:11:12
なるほど、マスター✕ムニンか
- 17二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:23:25
ムニン「……さて、と。晴れて人間大になれてご満悦と言ったところだろうか?」
フギン「なんで……なんでぇ……?ライブラなんか信じた私が馬鹿だった……」
ムニン「なんでオレなんだよ?オレ別に大きくなりたい願望ないんだが?ここから何をすればいいんだ?」
フギン「知るか!!アンタなんかSASUKEに出演して足腰ガックガクになってしまえばいいんだ!なんでアンタなのさぁ!!」
ムニン「もしそうなったら普通に空飛んでクリアするな。……さて、これじゃどうしようもないのだが。協力すると言った以上はフギンの願いを叶えてやらないとな。>>20でも試すか?」
- 18二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:26:10
ムニンが大きくなった分だけご主人が小さくなってない?ライブラの効果的に片方だけを弄ることとかできないはずだから
- 19二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:26:38
ミクロ光線
- 20二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:28:38
ご主人が小さくなったから大きくする
- 21二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:36:37
ムニン「いいか?>>18で指摘があったようにご主人は少し縮んでしまったんだ。だからオレも厳密には人間大じゃないらしい」
フギン「それがどうしたって言うのよ。今更そんなこと教えてもらったって」
ムニン「つまり、だ。オレが最初に説明したように、ご主人は今小さくなって困っている。このままではこれからの生活が危うい」
ムニン「だから今から巨大化を使ってご主人を大きくする。お前には使わせん」
フギン「最初から私にそれをしてくれれば解決だったじゃない!なんてことを!」
ムニン「ちなみにすでにフレーキに作業に向かわせたからもう取り消しは効かないぞ。残念だったな、さあ家に戻るぞ」
フギン「ひどいわムニン!アンタなんか嫌いよ!」
フギン(こうなったら私一人で願いを叶えるしかない……かくなる上は、>>24を使うしかない!)
- 22二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:48:32
自爆スイッチ(無理心中)
- 23二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:51:57
賢者の石サバティエル
- 24二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:52:05
あまのじゃくの呪い
- 25二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:03:07
翌日
ムニン「フギンお前!!ご主人縮んだんだがお前の仕業だろ!!」
フギン「フギンわかんな〜い知〜らな〜い」
ムニン「フギンがひどいの……じゃない!!どうすんだよ……会社行かなくて困ってたぞ?何をやったんだ?巨大化をしようと思ったら急に縮んで」
フギン「えと、ちょっとあまのじゃくの呪いをひとつまみ」
ムニン「だからか……全く、なんてことしてくれたんだ。アレだろ?結局のところ身体のサイズ合わさればいいからってことでご主人のサイズ小さくしようとしたんだろ?」
フギン「うん」
ムニン「もはや隠すことすらしなくなったな。とりあえずご主人には伝えておく。処遇はどうなることやら」
フギン「……あっ、私怒られるの?」
フギンに対しての処罰>>28
- 26二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:05:04
会社への書類の入力手伝い
- 27二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:11:12
メルカリ出品の刑
- 28二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:11:15
ご主人のお嫁さん
- 29二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:14:47
happy end
- 30二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:21:44
ムニン「良かったな。ついに諦めて夫になる決意をしたらしい。せいぜいそのサイズで新婚生活しやがれ」
フギン「ほんと!?ついに私たち結ばれるんだ……えへへ」
ムニン「いや待てや?なんか終わりそうな雰囲気だけど勘違いしちゃいけない。よく聞け、このままだと唯一まともなサイズをしているオレがご主人とお前を、ついでにゲーリとフレーキを養う羽目になる。主従関係が逆転してるじゃんか。」
フギン「……が、がんばれ?私たちはちょっと夜の仕事で忙しいから」
ムニン「ダメだ働け。ということで二人にはいい仕事を用意した。そのサイズでも簡単にできる仕事だ。>>33っていうんだけどな」
- 31二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:27:02
ジェネレイドとの戦い
- 32二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:28:21
YouTuber
- 33二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:28:29
オレ(ムニン)の補佐
- 34二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:43:18
数日後
フギン大のサイズに縮んだ私だったが、こう見えて実は案外なんとかなっている。フギンとは仲良くやってるし、元々のサイズではできなかったことも色々できている。一見すれば幸せな夫婦……ってところだろう。
だがもちろん、こんな身体なものだから仕事なんてできたものではない。しばらくは私の代わりに大きくなったムニンに家事などを任せることとなるだろう。もちろん、タダで彼を働かせるというわけにもいかず……
「オイご主人!棚の掃除やったか?最近掃除してなかったんだし今日こそはやってもらうぞ!」
「うぐ……埃っぽくて嫌なんだがな」
「文句言うな。アンタが選んだ道だろ?しばらくはコレで反省しろ」
フギンを嫁にする、という夢を実現することができると期待したも束の間、身体変化も時が経てば効力を失うことも発覚し、なにより今このようにこき使われている。私としてはできない家事を担ってもらってありがたいのだが……やはり身体が小さいと手伝うのも不便だ。
「ごめんね、私があんな変な要求していなきゃこんなことには」
事の発端であるフギンが語りかける。目線が同じくらいで新鮮だ。なお、彼女も絶賛ムニンに使役されている最中である。
「いや、乗った私も悪い。しばらくは頑張るしかないね。それに……今の状態なら夜だって楽しめるだろう?」
「えへへ……だね」
「さあ、仕事の時間だ。まずは棚の掃除、それから事務仕事の補佐に……」
ムニンが呼んでいる。……仕事が増えた?どうやら今夜は疲れでうまく動けなさそうだ。
……明日は何されるんだろう。
おわり
結構早くに終わっちまった