🎲東京高専に四年を生やしたい

大体決まったので色々進めていく
特に仲が良いのは同じく御三家出身である真希らしい意外だな

東京某所にて､刹那は一人きりで買い物を楽しんでいた｡
呪術や実家など､数多のしがらみから解放される唯一の時間でもある買い物は刹那にとって週に何度か訪れる楽しみの時となっていた｡

「お､このロングコート触り心地が良いな…値段もそんなに張らないし､買っちゃおうかな」

刹那が手に取った一着のコートはシンプルなブラック色であり､他のコートと比べると幾分かフードが大きな造りとなっていた｡天から与えられる呪い､又は祝福とも言うべきか｡天与呪縛により人に顔を見られては不味い刹那の体質上､普段の生活では顔を隠すのが刹那の中では習慣となっていた｡

四年間もの長い間高専でお世話になっているが未だに一人足りとも顔を見せた事は無い｡…同期であった､とある二人を除いては｡

値段を再度確認し､手に取ったコートが買える事を確認してレジへと向かう｡足取りは軽いものであったが､その顔には何処か影が指しているようであった｡

「…あの､店員さ〜ん……」
「それにしてもこの時間帯は客が来ないな…少しサボってもバレないか」
「…」

116二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 22:47:54

おお、小説風味で進むのか！
同級生には全員でやる自己紹介の時に顔を晒したのかな

117二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 22:51:03

「レジに金は置いてきたけど…はぁ､この天与呪縛の厄介な所って顔を見られる事のは勿論だけど､気付かれないってのも大概だね」

新しく購入したコートを大事に抱えながら刹那は帰路に着いていた｡人混みを難なく歩いていくのは流石術師といった所だろうか｡

そうして数分歩いた先に､今年高専に入学してきた一年生三人を刹那は発見した｡直接話たり任務に一緒に向かった経験は今の所無いが､もう少し時間が空いていれば早めに顔合わせをする予定であったのだ｡

三人は何かを言い合っているようであったが､三人の顔には笑顔が浮かんでいた｡まるで普通の高校生の様に笑い合う三人を見て､ほんの少しだけ胸が痛む｡

＿＿『刹那！早く任務行こうぜ！』
＿＿『うっ､刹那の顔を見た後に襲ってくるこの感覚…っ！未だに慣れない！』

昔のアタシ､いや「アタシ達」を見ているような感覚
アタシにはもうやってこない､あの暖かさ

少しの間､ボーッとしていた事に刹那は気付く｡幸い､周りの人には不審がられていないものの､いたたまれない気持ちになり歩く足のスピードが段々と早くなった｡

(…別に良いんだ｡彼奴らの想いも願いも､全部忘れた筈だから)

118二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:00:27

こういう書き方すると時間かかるんでやっぱ台本形式にしよう

一年三人との顔合わせの日､集合場所は高専にある部屋であった

少し空気が埃っぽいため五条先生が急遽用意した部屋であろう事は明確である

「はーい皆注目！東京京都どっちの高校でも最年長に当たる加茂家出身の刹那先輩でーす！こう見えて凶暴だから扱いに気を付けてね｣

「別に扱いには気を付けなくて良いよ､でも顔は見ない方が良いかもね」

「確か刹那先輩は天与呪縛持ちでしたよね｡それも､特殊な天与呪縛」

「へぇ〜…五条センセー！天与呪縛って何ですか！」

「馬鹿アンタ､前にも教わった事あったでしょ！」

かなり個性的な三人組であったが､後輩となると自然と可愛く見えてくるものである｡…まぁ､うち一人の身体の中にはあの有名な両面宿儺が存在しているのだが

刹那→五条 dice1d3=3 (3)

信頼も信用もしてる

信用はしてるが信頼はしてない

信頼も信用も尊敬もしていない

五条→刹那 dice1d2=1 (1)

秤､乙骨､虎杖の様に刹那には期待を寄せている

可愛い生徒の内の一人程度

119二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:02:59

>>信頼も信用も尊敬もしてない

フルボッコすぎて草

120二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:05:11

このレスは削除されています

121二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:06:18

なんか信頼も信用もしている引いても後ろに(だが尊敬はしていない)って付いてそうだな！
五条は同じ期待を寄せている人でも人によって接し方色々違うけど刹那にはどんな接し方なんだろ

122二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:22:10

教師と生徒の温度差凄くて草

一通りの自己紹介が終わり､一年生達は特訓だ任務だと言いながら部屋を出ていき遂には五条と刹那二人きりの空間となってしまった｡

アタシもそろそろ〜…と気まずそうに出ていこうとする刹那を五条が声を掛けて引き止める｡その声は能天気なものであったが､内容は脳天気な気分にはさせて貰えないものであった｡

「あ〜そうそう｡まだ刹那には言ってなかったよね？あの三人と､真希とパンダの計五人が一級に推薦されたって話」

「……は？」

「だから刹那には二年の二人はともかく､一年生三人の世話を見て欲しくってさ｡…そう怒った顔するなよ刹那､お前の気持ちは充分理解出来るけどさ」

「良いよ､アンタら大人達の考える事なんて理解した所で無駄なのは充分承知してるから｡何であの五人を一級推薦なんて馬鹿な事に足を突っ込ませたかなんて聞かないさ」

二人きりの部屋には､刹那の五条､いや､五条の背景に居る上層部への殺意に溢れていた｡未だ刹那を過去に縛り付けている忌々しい事件の発端は､上層部の些細なミスであった｡どれだけ人から礼儀を知らないだのと言われてきた五条でさえ､刹那の上層部への憎しみの大きさを理解していたのだ｡

「…今回は僕を信じてくれないかな､刹那」

やるせなさと怒りを宿した黒目はやがて瞼の裏へと逃げ､刹那の頭は頭を垂れた｡

仏に祈るように下げられた頭を､五条はただ見守る事しか出来なかった｡

「…もし､真希をあの二人と同じような結末にさせたのなら､アタシは全てを壊す｡クソみたいな家も､上層部も､呪術界も」

「…うん､やっぱり刹那は僕が見込んだ生徒だ」

「…アンタみたいな奴に実力を認めて貰ったって嬉しくない」

刹那→大人への信頼 dice1d100=69 (69)

0 皆無に等しい ←50→ 100 ある程度は存在する

123二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:23:12

上手く文練れなくなってきたんで今日はここまで
明日からは台本形式で進めていく予定

124二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:24:01

割と信頼はあるな…
あくまで腐った連中限定かな？

125二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:25:01

同期二人が殉職した理由が不穏でしかないんですけど…

126二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:28:58

地味に同期くんちゃん刹那の顔みてピカピカなってるの草なんだ

>>128

127二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:55:35

実は東急百貨店の安価は渋谷事変の時系列を見て出した
同級生と刹那の絡み良いな……なんで死んでるんだよもっと見てぇよ……

128二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 00:11:35

>>126

未だに慣れない！だから常習犯っぽいのが更に草

原作で誰一人欠けず生き残った一年ズと既に二人が死んでる四年生ェ…