ここだけ病弱コハルその2

  • 1124/10/05(土) 23:20:52

    興奮するとすぐ熱を出す
    季節の変わり目でも風邪で熱を出す
    筋肉つかないし体力もほとんどないので前線張るのはムリ
    日焼けで黒くなるんじゃなくて赤くなるくらい肌も弱い

    それでも憧れは止められないので正実には入るし、訓練もする(けどやりすぎると熱を出す)
    押収品整理担当なのは体調考慮した結果
    えっちなことに興味があるのは憧れの裏返し(長く生きられるかわからない&母子ともに危険なので子どもは作れないから)

    そんなんでも最終編では火事場の馬鹿力で本編同様避難民を守り抜き、ミカが来てから安心してぶっ倒れてしばらく生死の境をさまよう

    そんな話を見たかったので書き始めたスレの2つ目だよー

  • 2二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:22:36

    スレ立ておつ

    ハナコの可愛さを世の中に知らしめてくだされ…

  • 3124/10/05(土) 23:23:32

    https://bbs.animanch.com/board/3902094


    前スレだよー詳しいことはこっちを見てねー

    申し訳ないけどスレ落ち対策で>>10まで埋めてくれると嬉しいよー

  • 4二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:27:04

    はーい10まで保守

  • 5124/10/05(土) 23:29:02
  • 6二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:29:29

    ほ!

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:29:48

    ハナコがポンコツ純情化するのは健康に良いとされ、いずれ癌にも効く

  • 8二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:32:00

    たておつ!

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:32:18

    落ちないように10めざすざ

  • 10二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:32:35

    10!

  • 11二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 08:20:35

    朝なので保守

  • 12二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 08:37:02

    テンパリハナコは流行らせろ

  • 13124/10/06(日) 16:14:15

    巻き込み規制されてたからテストだよ―

  • 14124/10/06(日) 16:18:16

    ひぃん規制解除されたから投稿するよ―

    前スレの続きから始まるから、初見の人はちんぷんかんぷんだと思うよ―

    かいつまんで言うと原作より虚弱で病弱なコハルが主人公のエデン条約編だよー詳しいことは>>5に貼った前スレを見てねー


    【Warning】ハナコがとんでもないキャラ崩壊してるよ―理由は前スレを読めばわかるけど、受け入れられない人もいるだろうからそんな人はブラウザバック推奨だよー


    ではいくよー

  • 15124/10/06(日) 16:19:16

    ハナコさんが倒れてから十分。膝に乗せて介抱したりしてたらなんとか復活してくれたので、ようやく補習授業部として活動ができるようになった。いつもは介抱される側だったからなんか新鮮。……起きた直後のハナコさんまた固まってたけど。

    「と、とりあえず、自己紹介も済みましたので、これから一次試験までの間、補習授業を進めていきたいと思います! と言っても、試験まであと数日なんですが……」

    「うっ……。ごめんなさい」

    「ああいえいえ! 気にしなくていいんですよコハルさんは! 実を言うと、コハルさん以外の人たちは既に補習授業を進めているんです。コハルさんのせいで補修が遅れたーとかはないので! あうう、先に言っておくべきでしたね、すみません……」

    「あ、そうだったんですね。よかった……」

    実を言うと、私が来れなかったからスケジュールがヤバいんじゃないかと思っていた。先に進めてくれているならその方が安心だ。

    「コハルさんは一年生なので、内容はアズサちゃんと同じになりますね」

    「あ、やっぱりアズサさんって一年生だったんですね。……一年生で正義実現委員会の精鋭相手に3時間戦えるのは将来有望だなあ……すごいねアズサさん」

    「あ、いえ実は……」

  • 16124/10/06(日) 16:20:04

    ヒフミ先輩が何かを言おうとしたところを、アズサさんが遮って続けた。

    「いや、私は二年生。最近トリニティに転校してきたばかりで、学習内容に差があるから、今は一年生の範囲を学習している」

    「え!? 一年生じゃなかったの!?」

    し、しまった。背丈からして私と大差ないからつい一年生だと思い込んでしまった。やらかした……思いっきり先輩じゃない。どうしよう、結構気安く話しかけてたけど、謝ったほうがいいよね?

    「ご、ごめんなさい。てっきり一年生だと思ってしまっていて……これからはアズサ先輩って呼びますね」

    「いや、構わない。もともとその文化には不慣れだし。それに、このチームアップは共通目標を達成するために組まれたもの。仲良しこよしをするためじゃないから。なんなら呼び捨てで、敬語もなしでいい」

    「え、えーと。流石に年上にタメ口はちょっと抵抗があるんですけど……」

    「短い間とは言え、同じチームだ。なら私たちは同じ目標を持った仲間と言える。それなのに敬語を使われるのは、壁を作られているように見える。……あと……」

    アズサさんはちょっと言葉を濁して、顔を背けた。パタパタと腰の羽が忙しなく動いている。

    「さっきまで距離が近かったのに、急に敬語を使われるのは、なんだかちょっと……嫌だ」

    ――か、可愛い。女の私でもそう思ってしまうくらい、今のアズサさんの様子はとても可愛らしかった。あれ? 人づてには『氷の魔女』って一部に呼ばれてるくらい鉄面皮って話だったんだけど。実際はすごく可愛らしい女の子じゃない。

    「……! そ、その目。その目で見ないでほしい……なんか、その。暖かくて……恥ずかしい……」

    「……ふふっ。ごめんね。じゃあこれからはアズサって呼ぶわね。短い間でも、同じチームメンバーとしてよろしくね」

    「ううう……」

    アズサさん改めアズサが再び繭玉に進化、というか退化? しそうなところで、パンッとヒフミ先輩が手を合わせた。

  • 17124/10/06(日) 16:21:26

    「なら、私のこともタメ口でいいですよ! 同じチームですから」

    「え!? ヒフミ先輩の場合は話が違」

    「違くないです! アイリちゃんのお友達ですよね? なら私のお友達も同然ですから。その代わり、コハル"ちゃん"って呼んでもいいですか?」

    私の手を両手で握りながら、ヒフミ先輩が尋ねてくる。あー、うん。この人ならアイリと学年の壁があっても友達になれるわ。類は友を呼ぶってホントだったのね。

    「え、えーと。そこまで言うなら敬語はやめま……やめるけど。いいの?」

    「はい! 末永くよろしくお願いしますね、コハルちゃん」

    「こちらこそよろしく。ヒフミ先輩」

    「あはは……先輩もなしでいいんですけど」

    「流石にそれは抵抗があって……」

    そんなやり取りをしているところに、「ぁ……」と小さな母音が混ざってきた。

    「? どうかしましたかハナコさん?」

    「……あ!? い、いえ、その…………私も…………ナンデモナイデスゴメンナサイ」

    こ、声が小さすぎて聞き取れなかった。まあハナコさん自身なんでもないって言うならそこまで重要なことではないんでしょう、きっと。ものすごい早口だったけど。

    【ハナコ……】

    先生が額に手を当てて首を横に振っていたのが印象的だった。

  • 18124/10/06(日) 16:22:21

    さて。身から出た錆とはいえ、一次試験までそこまで時間がない。パラパラと試験範囲を確認した限りでは、内容はかなり基礎的なものに留まっていて、応用が必要な部分がほとんどない。これなら、出席さえできれば私が点数を落とすことはないと見ていいだろう。
    ヒフミ先輩は問題なさそうだし、ハナコさんは言わずもがな。なら残るは……

    「コハル。ここを教えてほしい」

    「えーと、ここはね……」

    アズサだ。最近転校してきたばかりという話の通り、アズサの学習レベルはまだトリニティのものに追いついていなかった。基礎的な内容で躓いている辺り、前の学校の学習内容が気になるところではあるんだけど……このキヴォトスで転校してくるってかなりのレアケースだから、下手に突っつくのはマズイわよね。

    「――教科書ではこう書かれているんだけど、もっと簡単な証明方法があって……」

    「うん」

    アズサの試験は一年生のものを使うこともあり、自然と同じ試験を受ける私がアズサに対して教えるようになった。これに関しては問題ない。元々テスト前になると委員会の子たちに泣きつかれてたから。なんなら、むしろ人数が減ってる分やりやすいまである。アズサも向上心が凄くて、覚える速度も速いから、教えていて楽しい。

    ただ問題が一つ。



    「……」



    なんかさっきからすごい見られてる。
    ハナコさんが自分の学習をやりつつ、すごい頻度でチラチラ見てくる。あ、あのー。隣のヒフミさんが苦笑してるわよ? 全然気づいてないみたいだけど……。

  • 19124/10/06(日) 16:23:19

    「ハナコ、どうした? コハルが来るまで、私に勉強を教えてくれていたことには感謝しているが」

    「あ、やっぱりそうだったんだ。あの。ハナコさん? どうかしましたか?」

    「……え!? あ、ご、ごめんなさっ! その……」

    ハナコさんは挙動不審になりながらも、おずおずと近づいてきた。すんごいビクビクしてる。肉食獣に近づいてるわけでもないのに、何を怖がってるんだろう? 私なんかやっちゃったかしら……?

    「……こ、これを……教えて欲しくて……」

    ハナコさんは手を震わせながら、握りしめたテストの問題文を指し示してきた。うわ、手汗すっごい。というか、え!?

    「わ、私がハナコさんに教えるんですか?」

    「……あ。だ、駄目でした……でしょうか。いや駄目ですよねよく考えれば二年生が1年生になんてそんなすいませんでしたごめんなさい帰りますスミマセンデシタ……」

    「あああちょっと待ってハナコさん!」

    ものすごいシナッシナになりつつ席に戻ろうとしたハナコさんを呼び止める。なんか放っといたら干からびるんじゃないかってくらい
    どんよりしてる……!

    「だ、大丈夫です! ハナコさん頭良さそうだし、アズサにも教えていたらしいから、ちょっとびっくりしちゃっただけで。全然教えますよ。どこがわからないんですか?」

    「あ……その……ここ、です」

    「ここは確か……」

    ハナコさんが見せてきたのは二年生の内容だったけれど、幸い私は一学年上の内容までは学習を進めていたから、問題文を理解することができた。まさか体を動かせないからって時間つぶしにやってた勉強が、ここで役に立つとはね……。
    ていうかこの問題、なんか一回解いた後消したみたいな跡が残ってるように見えるんだけど、気のせいかな?

  • 20124/10/06(日) 16:24:06

    「――というわけで、ここの答えはこうなります。お力には成れましたか?」

    「あ、ありがとう、ございます。……っ! コ、コハル!……さんっ!」

    「ひゃいっ!?」

    突然ハナコさんが大きな声で私を呼んできた。び、びっくりしたー。これくらいで発作は起こさないけれど、心臓に悪いからできればやめてほしい。

    「ぁ、スミマセ……。え、ええと。その……私!」

    「ハナコ、落ち着いて。コハルはそう急かしたりはしない」

    「あ、あはは……ハナコさん、深呼吸しましょう。深呼吸ー」

    見かねたのか、アズサとヒフミ先輩が助け舟を出してくれた。

    「し、深呼吸。そうですよね、深呼吸……ヒッヒッフー、ヒッヒッフー」

    【ハナコ、それ違うやつ】

    何故かラマーズ法をやり始めたハナコさんに対し先生からツッコミが飛んだ。
    ハナコさん、あなた出産するわけじゃないでしょ……。

    「ご、ごめんなさい……ゴホン。失礼しました。あ、あの、コハル……さん」

    「はい、どうしました?」

    「その……。わ、私も! スゥーッ……と、とと、友達! なので! ……コハル"ちゃん"とお呼びしても……ヨロシイデショウカ……」

    どもりまくってたし、最後の方なんかは小声と早口で消えかけてたけど、それでも何を言いたいかはよくわかった。なーんだ、そんなことだったの。

  • 21124/10/06(日) 16:24:31

    「全然いいですよ。遠慮せずに呼んでください」

    「……いいんですか?」

    「? いいですよ?」

    しばらく動きを止めたハナコさんは……突然拳を天に突き上げて、やり遂げた表情で固まった。

    「――わが生涯に一片の悔い無し」



    「ヒフミ、ハナコは何をやっているんだ?」

    「あ、あはは……」

    【ハナコ……嬉しかったんだね】

    「えーと、よくわからないけれど――ふふ。ハナコさんって、面白くて可愛い人ですね」

    尚、正気に戻ったハナコさんが窓から飛び降りようとするのを止めるのが大変だったことをここに綴っておく。いくらキヴォトス人でもここから飛び降りたら結構なダメージ喰らっちゃうってハナコさん! 救護騎士団の人も困っちゃうから!

    そんな感じで毎日放課後に補修をした数日後……いよいよ、一次試験当日の朝を迎えた。

  • 22124/10/06(日) 16:28:26

    ひぃん今日はここまでだよー
    ハナコがかなりキャラ崩壊してるけど、生まれて初めて友だちができて舞い上がってるだけだよー

    ちなみにこの状態はコハルが絡んだ時だけだよ―

    次は一次試験……体にデバフかかってる分学力にバフされてるコハル、もともと成績優秀なヒフミ、飲み込みの早いアズサ、言わずもがななハナコ……ひぃん安心だねーお風呂入ってくるよー
    明日から普通にお仕事だから、日中と巻込み規制される深夜帯は保守できないよー
    申し訳ないけどどなたか保守よろしくねー

  • 23二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 19:22:38

    最初っからずっとハナコが可愛くてもう…

  • 24二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 20:04:20

    ここのコハルの体調的に難しいとは思うが…夏イベなんて起こったらハナコ比喩抜きで本当に死ぬのでは?
    なんだろう、色々楽しみ過ぎる

  • 25二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 20:05:26

    最近ハナコがテンパるスレが増えてきて嬉しいね…

    本編と比べてアズサに集中的に頑張ってもらう必要はあるけど試験に関しては本編以上に安定して迎えられるしコハルの体調管理に気を付けさえすれば沢山青春出来る時間も増えるしだけど、ハナコがこれ以上とない青春チャンスに本編以上に良い意味で精神が安定しないからハチャメチャな日常になりそうだ…

  • 26二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 20:14:35

    なんすか?ハナコは童貞だと言いたいんすか?
    いいぞもっとやれ!!!

  • 27124/10/06(日) 20:18:35

    ひぃん変な時間にあげちゃったからか反応がすくないよー
    というか次スレに移ったことすら知らない人もいそうだよ―
    というわけでageついでにちょっとした短編を出すよ―

    って言おうとしたら結構反応ついてたよ―ありがとねー
    せっかく書いたから短編は投げておくよ―本編で一回しか言及されてないあの人の話だよ―
    一時間クオリティだけどよろしくねー

  • 28124/10/06(日) 20:18:58

    トリニティの古書館は薄暗い。希少な本の劣化を避けるため、常に照明の光が絞られているためだ。
    大きな本棚に詰め込まれた本の数々。そのどれもが、トリニティの歴史的に貴重な資料となっており、一般の閲覧には制限がかかっているものも多い。
    そんな本に囲まれた空間の一角。どういう用途で使うのか想像もつかない道具がいくつも置かれた作業机の上に、一冊の本を広げる少女が一人。

    「……ふぅ。こんなものですかね」

    誰ともなく独り言を吐き、息をついて椅子にもたれかかる、丸メガネをかけた少女。目線の先にある本は、新品同然。しかし、つい数日前まではボロボロにやつれた状態であった。

    「この子はこれで大丈夫。……しかし、思ったより時間を食いましたね。今何時でしょうか」

    まるで我が子を愛でるように、愛おしげに本の表紙をさする少女の名は、古関ウイ。
    『古書館の魔術師』の異名を持つ、書物修繕のエキスパートにして、図書委員会委員長であった。



    「あー。もう朝でしたか……ここにいると時間間隔が狂ってしまいますね。いつものことですが」

    作業机に置かれた、古書館のイメージにはそぐわないデジタル時計を眺めながら、ウイは独り言葉を紡ぐ。性格と役職の関係上、ほとんど外との関係を絶っているウイは、こうして独り言をつぶやく癖があった。

    「しかし、今日は……そうですか。あの人の試験日ですね……」

    どっこいしょと声を上げて重たい腰を持ち上げたウイは、そのまま歩いて壁際に向かう。本棚の間に隠れるように設置された、小さな化粧台。ウイ自身はまず買わないような、縁のない代物を見つめていると、鏡に写った自分が笑いかけてくる。

    「まあ、貴方なら大丈夫でしょう。コハルさん」

    そう独白しながら、化粧台の縁をなぞり、一人の少女の姿を脳裏に思い浮かべる。あの日のことは、いつでも思い出すことができた。

  • 29124/10/06(日) 20:19:52

    「うへぇあ……」

    炎天下。トリニティの市街地。……からちょっと外れた、小さな広場のベンチにて、干物が一匹天日干しされていた。

    「し、失敗しました……日傘を置いてくるなんて……古本市の会場が地下にあるとはいえ、なんて無様を……」

    干物改め古関ウイは、古本市のために滅多にしない外出を行っていた。もともと尋常じゃない本好きが高じて図書委員会の委員長にまでなった身である。希少な本があるかもしれないため、トリニティの古本市にはいつも重たい腰を上げていたのだが。
    この夏の炎天下の中、まさかの日傘を忘れるというポカをやらかした。気づいたときには最寄りの駅についてしまっていたため、会場までは気合いで向かったのだが、帰りのことはまるで考えていなかったのである。
    結果、夏の日差しの暴力に敗北し、こうして木陰にあるベンチで休んでいるのであった。

    しかし暑い。体感温度では40度を超えているのではないだろうか。まあ流石にそんなはずはないだろうが。

    「こんな暑い日にわざわざ外出する、『外』の人たちの気がしれませんね……」

    今まさに外出している自分のことは棚上げして毒を吐くウイ。彼女はその性格から、他者に対して壁を作るタイプの人間だった。人との関係なんて煩わしい、本さえあればそれでいい。
    そうやって、他者に理解されることを諦めて生きてきたのだ。

    「それにしても、郊外の外れにあるとはいえ、割と人がいますね……ん?」

    あたりを見回すと、何人かの子どもが炎天下の中遊び回っている。子供の体力はすごいですね……と思いながら隣のベンチを見ると、一人の少女が本を読んでいるのが見えた。

  • 30124/10/06(日) 20:20:30

    あの制服は、正義実現委員会だろうか。特有の黒い制服に身を包んだ、おそらく身長150もないだろう小柄な少女。珍しいことに、腰の他に頭にも翼が生えているようで、ピンクの髪に紛れて黒い羽が時折羽ばたいている。ベンチに座っているせいで余計に小さく見えてしまうその膝の上に、一冊の本が広げられていた。その隣にはまた別の本が広げられている。あれは……古代語の辞書か? 興味を持ったウイはつい少女の本を覗き込んでしまう。少女は集中しているのか、ウイに気づいた様子はない。

    「……『変身物語』?」

    「え?」

    「あ……」

    つい言葉に出してしまったウイに、少女が気づいて振り向いた。

    「へぁあ! す、すいません……急に声をかけてしまって。知っているタイトルの子だったのでつい……すぐ離れますので、あとはご自由に……」

    「あ、ま、待ってください!」

    すぐさま踵を返し、古本市で入手した子たちを抱えて去ろうとしたウイを少女が呼び止めた。その手には先ほどまで読まれていた古代語の名著『変身物語』。

    「もしかして、この本。読んだ経験がお有りなんですか?」

    「……へ? あ、はい……多少は……」

    これが、古関ウイと少女――下江コハルの出会いだった。

  • 31124/10/06(日) 20:20:57

    「……たまには、外出してみるのもいいものですね」

    くすっと笑いながら、ウイは化粧台を見つめる。

    「ウイ先輩はもっとお体を大事にしないと。せっかく健康な体に生まれたんだから、せめて髪くらいは整えて上げてください」

    そう言って彼女が譲ってきた化粧台は、小さいがしっかりした作りのもので、彼女の体の事情を考えるといくらウイでも断りきれず貰ってしまった代物である。そう使わないだろうと当所は思っていたが……気づけば毎日鏡を見てしまうほどに、ウイはこれを気に入っていた。

    「彼女が借りた本は……確か、明日が返却期限でしたね」

    しっかりした彼女のことだ。おそらく今日、体調がよければ試験が終わった後に返しに来るだろう。基本的に古書館から出ることのないウイにとって、コハルに会える数少ないチャンスだ。
    しかし……鏡に写ったウイは眉をひそめている。

    「解せないのはティーパーティー……。規則とはいえ、いきなり補習授業部にコハルさんを放り込むとは、どういう了見なのか……」

    下江コハルは先日の試験を体調不良で欠席した。その結果試験は無得点となった。ここまではいい。彼女の状態では体調をコントロールしきるのは至難の業だし、無得点扱いは規則でそうなっている以上仕方のないことだ。

    だが、それでいきなり補習授業部に突っ込まれるのはわけがわからない。噂のシャーレの権限が混ざっているとはいえ、強引にもほどがある。
    知った時には心配で、滅多にしない電話までかけてしまった。本人は「仕方のないことですから……」と納得した様子だったが、ウイは違う。

    「あまり上のゴタゴタには首を突っ込みたくないのですが……少し探りを入れてみますか」

    補習授業部に入れられた本人をよそに、トリニティの水面下では、既に暗闘が始まりかけていた。

  • 32二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 20:31:43

    ナギサの胃が本格的に心配になってきたぞ

  • 33二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 22:25:31

    セイなる手榴弾はそのままなのかなぁ
    そのままだとしても中々披露する場面は訪れなさそうだが…

  • 34二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 22:44:49

    >>26

    童貞ハナコとか普段えっちな格好したり露出したりセクハラしたりしてるのにいざコハルがこっそりえっちな本読んでるの目撃したら、初めての心から信頼できる友人へ対応を失敗してしまったら病弱すぎてまた倒れてしまうかもしれないって無駄に考えすぎてしまうし、なんならまさかの自分と似た様な人間と知ってもやっぱり距離置かれたり軽蔑されるかもって失敗が怖くてどう切り出せばいいか分からなくて日々悶々しているハナコになっちゃうじゃないですかー!


    あーさいこう

  • 35二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 07:12:26

    >>34

    素晴らしい

  • 36二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 16:24:38

    ウイが他の人のために自ら動き始めるという稀有な例

  • 37二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 16:30:43

    ナギサ様色々と大丈夫かなぁこれ……
    いやまあだいぶだいじょばないんだけども……

  • 38124/10/07(月) 19:49:58

    ひぃん今日は筆の乗りが悪いのと、単に仕事で疲れたから更新はないよー
    申し訳ないけど続きはゆっくり待っててねー

  • 39二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:32:29

    善良な読者はいつでも全裸待機だから平気平気

  • 40二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:19:20

    >>39

    寒くなってきたから全裸だと風邪ひくぞ、ほらこれでもつけな

    っネクタイ

  • 41二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:51:58

    靴下とかもいります?夜は冷えますよ

  • 42二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:36:17

    ありがてぇ…ありがてぇ…これだけの温かさならこれから寒くなる時期の夜のマラソンも余裕だわ…

  • 43二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:19:16

    裸ネクタイ靴下でマラソンとかハナコでもしないぞ

  • 44二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 08:19:22

    保守

  • 45124/10/08(火) 18:26:17

    「ぅ……ん……」

    ベッドの上で僅かに身動ぎする。生まれてからこの方付き合い続けているこの体は、今日も今日とて調子が上がらないようだ。それでも重たい体に鞭を打って、四苦八苦しながらも起き上がる。

    「……なんか、変な夢をみてた気がする」

    内容は……なんだっただろうか。何か……狐とお喋りしてたような……。思い出そうとしても、霞のように消えていく夢の残滓をかき集めようとして目をつむり……やがて諦めて頭を振った。

    調子が良くない時につきものの、普段より高めの体温。
    いつも通りの朝の支度。今日は大事な日なので、いつもより多めに薬を持っていく。

    「一次試験……倒れないようにだけはしないと……」

    一度。ただ一度だけ、試験の日に倒れたことがある。
    その日は月のものが重なっていたこともあり、体調は朝から最悪だった。それでも大事な試験だったので、薬を使って体を宥めすかして誤魔化して、試験を受けた。
    その結果、試験が終了した直後。安堵して溜め込んでいた不調がすべて噴出したのか、答案が回収され、席を立とうとした瞬間意識を失って崩れ落ちてしまったのだ。その後は高熱を出して一週間ほどベッドの住人となっていた。
    私が倒れた時相当な騒ぎになったと後に聞いている。さぞや迷惑になっただろう。同じ轍を踏むわけにはいかない。

  • 46124/10/08(火) 18:27:26

    それに、今日は本を返しに行かなくちゃだしね。
    カバンの中に収められた、一冊の本の表紙を撫でる。図書委員会のとある"先輩"にオススメされた本は、ハナコさんとの一件で倒れた後の数日間、無聊の慰めになってくれた。

    「やっぱりシミコ先輩のオススメは面白いわね」

    本人が聞いたら「同級生! 同級生ですからもう"先輩"呼びはやめてください……初対面のことは謝りますから」とまた言ってきそうだな、なんて考えて、思わず小さな笑みがこぼれた。

    それにしても、今日はやけに静かだ。アイリではなくあの子が迎えに来る日は、いつも割と――あの子にしては大人しいとは言え、騒がしいと言うのに。
    そろそろ時間になるが一向に現れない待ち人に、不思議に思った私は一度外の様子を確認しようと玄関へ向かった。

    「……」

    「――」

    玄関口から、なにやら静かに会話する声が聞こえてくる。内容までは聞き取れないが、どちらの声にも聞き覚えがあった。
    この声は、もしかして――

    思い切って扉を開けてみる。朝の日差しに照らされて、二人の人影が鮮明に映し出された。
    片方はここ数日一緒に補習を受けた、もっとも印象深い人物。もう片方は待ち人その人。星型の光輪(ヘイロー)が印象的な、トリニティの自称スーパースター。

    「レイサに……ハナコさん?」

    「――あ、コハルさ「おはようございます。コハルさん」」

    ハナコさんの声を遮るように、されどいつもより心なしかテンションの落ち着いた声が、私の耳に届いた。

  • 47124/10/08(火) 18:28:45

    時は少し遡る。コハルが夢から覚めて朝の準備をしている間の話である。



    コハルちゃんが住んでいる寮の部屋。その玄関前で、右往左往するピンクの影が一つ。インターホンに指を向けては引っ込めるその姿は、まさしく不審者そのもの。なのだが……

    (……どうしましょう)

    ――それこそが私、浦和ハナコである。今日は一次試験当日。コハルちゃんの体調が心配で、つい様子を見に来てしまったのだが……

    結論から言おう。早すぎた。

    時計の針はまだ朝の6時前を指していて、とてもじゃないがコハルちゃんが起きているとは思えない。
    そもそも、コハルちゃんの寮の部屋は一方的に知っているだけで、お呼ばれしているわけでもなければ、本人に教えられたわけでもない。今まで得てきた情報から推測して、確信を得たので向かったらどんぴしゃり、というだけの話だ。それが問題なのだが。
    今の私はさしずめ、人の家の玄関口で朝早くからウロウロしている不審人物……最早ストーカーだ。どう考えても正義実現委員会が呼ばれる案件である。しかもその家が、正義実現委員会の子の家なら尚更だ。

    (本当、どうしちゃったんでしょう。私……)

    今までは当然だが、こんな犯罪染みた真似はしなかった。これでも清楚でお淑やかな天才として通っていたのだ。……露出? あれは自然体でいただけなのでカウントしない。

  • 48124/10/08(火) 18:29:28

    だと言うのに……コハルちゃん。彼女が絡むだけで、今までの自分からは考えられないくらいに感情が溢れて止まらない。常からは考えられない行動に出てしまう。

    コハルちゃんとお喋りしたい。他愛もない話をしたい。学のある話を共有したい。行動を共にしたい。一緒にバカなことをしたり、あるいはバカをやって窘められたい。困惑した顔を見たい。猥談を振られて焦った顔がまた見たい。体調が悪い時は介抱してあげたい。苦しんでいる時は今度こそ助けてあげたい。
    ――ずっと、私のそばで笑っていてほしい。

    だって彼女は、初めて手に入れた、私の大切な……

    「おはようございます!」

    「ヒョッ!」

    自分の世界に浸っていたところに突然後ろから大きな――早朝だからか声量が絞られてはいるが、それでも十分に大きな声をかけられて、私は思わず変な声を出してしまった。なんだ、ヒョッって。
    早朝とはいえ、誰が見ているか分からない時間に周囲の把握を怠るなんて、やはり最近の私はおかしくなっている。猛省せねば。
    自省しながらも「あら、おはようございます」と居住まいを正して返事をし、振り返ると、そこには面識のない生徒が立っていた。

    トリニティの標準的な制服の上に上着を重ねた、小柄な少女だ。身長はコハルちゃんよりちょっと高い程度だろうか。特徴的なのは、薄い紫と水色の入り混じった髪色と、その頭上の光輪。二重に重なった星マークのようなそれは、まるで本人の笑顔に合わせているかのようにピカピカと輝いている。

    ……ふむ。一度見たら忘れられない風貌なだけに、今まで一度も会ったことはないと見ていいだろう。トリニティはキヴォトスでも屈指のマンモス校だから、それ自体は不思議なことじゃない。制服を見る限り、正義実現委員会でもティーパーティーでもないようだ。もちろんシスターフッドでも救護騎士団でもない。となると政治中枢とは関係ない一般生徒だろうか。

  • 49124/10/08(火) 18:31:28

    「はじめまして! 私は自警団所属の一年生にして、トリニティのスーパースター! 宇沢レイサと申します!」

    そう言って彼女……宇沢レイサさんは頭をしっかり90度ほど下げた後、こちらに近づいてくる。時間帯に配慮してか、小声で元気に挨拶するという器用なことをしているが、それでもなかなかな元気さだ。この分だと普段はさぞや元気いっぱいなのだろう。ここまで目立つ子だと多少"噂話"に出てきてもおかしくはないが、聞いたことがないあたり、やはり派閥とは関係のない一般生徒の可能性が高い。自警団という組織がトリニティにおいて極めて異質な組織形態をしているため、団員の話がほとんど出回らないということもあるが。

    「ええ、はじめまして。私は「浦和ハナコさん。ですね?」!」

    ……なぜ私の名前を? いや、トリニティの一年生と言っていた。つまりはコハルちゃんと同学年だ。コハルちゃんはどうやらかなりの人脈を持つようで、交友関係が幅広いようだし、所属組織等も気にしない子のようだから、自警団の彼女とも友人関係だとしてもおかしくはない。
    コハルちゃんから私について話を聞いていたとしたら、今ここで私が誰なのかわかったのも辻褄が合う。

    「ああ、すみません! そんなに警戒しないでください! コハルさんから新しい友人ができたとお話を聞いていまして……私も会いたいなと思っていました! まさかここで会えるとは思いませんでしたが、ちょうどよかったです」

    宇沢さんはわたわたとオーバーなリアクションを取りながら私の直ぐ側まで近寄ってきた。ビンゴ。やはりコハルちゃんのお友達だったようだ。コハルちゃんから宇沢さんにどんな内容の話がされたのかは、今まで彼女の前で行った奇行の数々を考えると正直想像したくはないが。せめて少しはまともな情報であってほしい……?

    ……ちょっと待て。出鼻をくじかれたせいで気づかなかったが、距離が近すぎやしないか?

  • 50124/10/08(火) 18:36:52

    自然な流れで懐にまで踏み込まれたことに私が気づいたのと、至近距離まで入り込んだ宇沢さんが口を開くのは同じタイミングだった。



    「ハナコさんとは一度お話をしたいと思っていたんです――コハルさんの、先日の発作について」



    宇沢さんの真っ直ぐな眼光が私を貫く。私は返す言葉を持たず、代わりにヒュッと言う音だけが口から漏れた。
    何故か、宇沢さんがスリングを介して下げている散弾銃がやけに目についた。





    宇沢はね、ただ五月蝿いだけの生徒として書いちゃあだめなんだ。むしろあのテンションの高さは自警団として活動するとき限定で、普段はすごく気遣い屋で遠慮がちで……
    そんな宇沢が初対面のハナコに対してそういう態度を取るってことは……

    ひぃんそんなことを孤独なグルメしてるサラリーマンが言ってたよー
    宇沢推しの人はいろいろ言いたいことはあると思うけど待て次回だよー
    そんなこと言ってるけどまだ次回のじの字もできてないよ―ごめんねー

  • 51二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:54:02

    これは誤解が解けるまで会う人全てから嫌疑をかけられる奴だ

    それはそうとついにこのスレも業者から動画化されちゃったな…
    SSメインだから上から下にコピペして音声付けるだけだろうから大丈夫だろうけど、いつもの下手な編集の動画になって無ければいいな…

  • 52二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:35:35

    うぉっ…ハナコの受難はまだ続くか…

  • 53二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 01:43:54

    勝手に遠ざけたりするのは良くないけれど直接話をするくらいはね
    試練であり自戒の機会であり新しい友人を得るチャンスでもある

  • 54二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 03:03:24

    大丈夫?ちゃんとナギサ様の脳を粉々に破壊するときまで自分の脳無事で居られるハナコ?
    自身のキチゲ解放が切っ掛けで将来的にはじめての友達になる人物◯しかけたトラウマ突かれ尽くしてグズグズになり続けない?

    優しさこそあれ貴重な親友以外に素直になれない女の子が
    本来より早めに親友を手に入れてぽわぽわになってる姿は可愛いが
    曇らせと表裏一体ゆえの恐怖

  • 55二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 03:39:37

    それもこれもハナコがちょっと頭が良かったせいで、なんか勝手に取り巻きが生まれたり色んなお偉いさんが目を付けてハナコの精神を蝕んだりしたせいなんだ…

    本心を隠して青春を諦めていたら突然病弱な子に出会って傷つけてしまったのにめっちゃ良い子過ぎた子のパーフェクトコミュニケーションによってハナコからの好感度100%になったけど、なにせ青春の過ごし方や友人とのやり方を知らないせいで全てが空回りになっているだけなんだ…

    そう考えると極論でもあるけどやっぱりトリニティの在り方が悪いよ…

  • 56二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 08:00:58

    ハナコ…

  • 57二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 08:05:14

    大丈夫?本編通りあはは……をナギサ様にぶつけるとして
    脳内でコハルにそれを言われる変換起こして自爆技にならない?なんならナギサ様よりダメージ食らったりしない?

  • 58二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 17:42:54

    >>57

    「あはは…以下略」

    「……!?」

    いつものように撃たれるナギサ様


    …コハル達との合流するための道中…


    「良かったのか?相当ショックを受けていたようだけど?」

    「…大切な友達を侮辱されたのは許せないので…」

    「そうか。でも、わたしも皆から同じこと言われたら辛いな…」


    同じことを言われたら……?


    同じ事…同じ事を…


    『あはは……えっと、それなりに楽しかったよ。ハナコさんとのお友達ごっこ』

    ガタンバタンドテン!!


    「ハナコ!?どうしたハナコ!しっかりするんだ!」

    「…ゴメンナサイコハルチャンキラワナイデ……」


    って事ですか分かります

  • 59二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:43:22

    あわれハナコ、脳内シミュレーション余裕の頭脳があったためにこんなことに

  • 60124/10/09(水) 20:03:41

    ひぃん動画化されてると聞いて調べてみたらほんとに動画になってたよ―
    こんなときどんな顔すればいいか謎だよ―
    まあ問題が起きたとき巻き込まないでくれたらモーマンタイだよー

    あ、今レイサとハナコのやりとりに苦戦中だから今日は更新ないよーごめんねー

  • 61二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 20:07:06

    大丈夫ですよ
    善良の読者は流れないよう保守代わりに感想たくさん書いて待つから!

  • 62二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 20:32:33

    荒廃だけは阻止します

  • 63二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 20:38:18

    今1スレ目から見てきたけどハナコのコハルへの態度が好きな子の前では普段通りの話し方ができない童貞のそれで見ててニヤニヤしてたわ。

  • 64二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 23:57:49

スレッドは10/10 11:57頃に落ちます

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