- 1スレ主24/10/14(月) 18:22:03
- 2スレ主24/10/14(月) 18:23:25
前スレ
ここだけちょっと奇行が多いモモイ【微ホラー?】⑦|あにまん掲示板スレ主ですまったりいきましょ唐突に大きな音で拍手したり、見慣れた学校で何故か迷ってたらいつのまにか後ろにいて手を引いてきたり、塩をいつも持ち歩いて仲のいい人にも偶にその塩をかけてくる教室のすみに岩塩を…bbs.animanch.com初代
ここだけちょっと奇行が多いモモイ【微ホラー?】|あにまん掲示板唐突に大きな音で拍手したり、見慣れた学校で何故か迷ってたらいつのまにか後ろにいて手を引いてきたり、塩をいつも持ち歩いて仲のいい人にも偶にその塩をかけてくる教室のすみに岩塩を投げつけたりもするそれ以外の…bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:23:59
立て乙
- 4二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:25:42
たておつ、末広がりまできたかぁ
- 5二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:26:43
スレ立てお疲れ様!
とりあえずカンナが気になる。 - 6二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:28:34
おつおつ
- 7二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:30:09
建ておつー10までー
- 8パンドラボックスの人24/10/14(月) 18:37:09
立て乙ー!
思えば遠くまで来ましたね… - 9二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:40:41
山海経のやつ書こうとしてくれてる人もいるっぽいし期待
- 10二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:40:55
10!!
- 11パンドラボックスの人24/10/14(月) 19:23:10
前スレ182
"「ナニカしないと出たり入ったり出来ない領域系怪異」について教えて"
「このタイプは怪異では割と一般的なやつで、モノによって性質が違うから分かってる事はそんなに無いんだよね。この規模なのは初めて見たけど…」
"「ナニカしないと」が重要だったりするのかい?"
「うん、とある空間に閉じ込めて、ナニカしないと出られないって言うのがすべてなんだけど…閉じ込められた人にとってロクでもないことが多いね」
"達成できないこともあり得るのかい?"
「これは私の考えなんだけど、ナニカさせることが目的だから、難しくはあっても達成不可能なのは提示されないことがほとんどじゃないかな。まぁ脱出出来なかったケースについて観測する手段が無いからもっとえげつないのがあったかもだけど…」
"このままヴァルキューレの人たちが出てくると思うかい?"
「この規模で発生したってことはかなり難易度が高い可能性があるかなぁ…わかりにくくするためか物理的に脱出できないように見せかけてるくらいの機転は効くようだし…」
"…この怪異も意思があるのかい?"
「わかんない。対話は無いことが多いよ。でもなんかゲーム的に目標設定されてる気がするから…『居る』としたら上位から見てるだけだと思う」
"…怖いこと言うね?"
「やっぱり?でも私もシナリオライターだからさ、『このキャラはこういう状況になったらどうするんだろう?』って考えることがあるの。それに近いかなって」
"(何か別の人を思い浮かべる顔)"
「どうしたの?」
"なんでもない。それでどうにか出来ない?"
「こういうの、中からも外からも条件満たさないと出入りを許さないって概念だから、かなり厳しいね。下手に『箱』をつぶせば中に居る人たちがどうなるか分かった物じゃないし…」
"『箱』って…"
「そう、ラクスちゃんの昔の方。あれは初手で全員引っ張り出せたからマシだったけど、今度のはそうもいかない。少なくとも開く手段を見つけなきゃ」
コツ・・・コツ・・・コツ・・・
ヴァルキューレ警察学校の校舎に足音が響く
簡単なことももはやわからなくなってしまった
私って誰でしたっけ
それすら暗闇に絆されて思考が霧のように消える
何を求めてるかさえ分からないまま何かを求めるように彷徨う
銃声が聞こえるほうに向かう。こんな私でも『あの人』に「さよなら」は言わなくては… - 12異世界の人24/10/14(月) 20:48:33
- 13二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:55:43
- 14異世界の人24/10/14(月) 21:03:40
>>13 製作者個人が関連する話を書いた時とかに纏めてたぐらいで全体的な纏めはなかったはずです
全体的な管理人が現れると嬉しいとは思う
- 15二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 21:09:13
- 16二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 23:29:53
- 17二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 00:15:42
- 18二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 07:29:26
多分長々と説明しなくてもこれからヤバいことが起きるって空気にしやすいからだと思う。
- 19パンドラボックスの人24/10/15(火) 10:16:33
- 20パンドラボックスの人24/10/15(火) 10:18:38
- 21二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:50:39
キヴォトス怪異事件ファイル
No2342「謎のボール人形」
モモイ評価 C(Ⅾ~SS):持ち主を思っての行動だとすると感動だね…数以外は。
概要
某月某日シャーレのあるビルに向かって推定5000体の大量の人形が襲来、
rabbit正体が防衛目的で抗戦するという事件が起きた。
人形は全て山海径で作られた「キサキ人形」という盟主に似せて作られた球体の人形であるという。
この人形は山海径であるキャンペーンの為に作られた人形で
キャンペーンの終了後すべて回収されは玄龍門の倉庫にて保管されていたが。
それらがすべて動き出し、過去に自分に手にした人たちのもとに向かっていった模様。
当事件はシャーレの先生がキサキ人形を最も手にした結果起こった事件である。
因みに現在、シャーレを襲撃したキサキ人形は
シャーレの地下に保管され、転がったり跳ねたりしてる姿を拝見することができる。
かわいい。 - 22二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:09:14
⭐︎
- 23二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:47:26
とりあえずネットミーム系を紹介してるチャンネルで探したらあったで祠
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtube.com - 24二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:08:49
保守
- 25パンドラボックスの人24/10/16(水) 11:09:21
あれからライフルの扱いにも慣れた。いや慣れてしまったというべきか
生徒に会うたびに対話が出来ない状態なのを撃ちぬくのをやったのは何十回だったか
非常出口から脱出しようとするたびに暴走したワカモにライフルを撃ってもなすすべなく噛まれたのも十数回目だったか
それであの文字列を見たのはほぼ同じ回数だったはずだ
実際の時間は一時間も経っていないはずだが、十数時間歩いてるような感覚だ。それらを経て何の感慨も抱かなくなっていた
「非常出口に行こうとするとどうしてもワカモに感づかれるらしい…遠回りになるが、電源復旧して防弾シャッターを上げるしかなさそうだな」
『久しぶりに』施設管理係の部屋へと向かう。彼女が襲ってくることが予測されるため、ライフルを構えながら慎重にドアを開ける
「ヒッ」
静かな室内から、確かに小さな悲鳴が聞こえた
「…ん?」
慎重に確認すると、部屋の隅で小さくなっている施設管理係が居た。白目を剥いてないしよだれも垂らしていない。
「どうしたんだ?」
状況が変わっていることに困惑もしたが、怯えた様子の部下への心配と、ようやく話が出来そうな人が現れたという安心も交じった感情が湧いてきた
「停電したんで、復旧しようと部屋を出ようとしたんです…暗闇に黒髪の和装の女性が歩いているのが見えて…そんなの居るはず無いのに…」
すっかり怯えきってしまっている。つまりそれを見かけたのでそのままこの部屋に戻ってきたということか。
「そいつには見つからなかったのか?」
「後ろ姿が見えて、向こうに行くのが見えたところで部屋に静かに入ったので…」
間一髪で会わなかったということか…と考えたところでとあることを思い出す。
「そういえば、最初の方以降、無線を飛ばしてないな…」
状況だけで見れば無線の音でワカモに気がつかれた可能性が高い。そのままワカモに襲われてああなったとみるのが自然だろう
「…私も本来ならああなってたのか」
改めて、一つ行動を間違えればあっという間に詰みかねないこの状況にゾッとした
何時しか銃声が鳴りやんで
わたくしが『あなた』を噛んでいる
記憶を無くし理性を欠いて誰もが見間違わない怪物
如何して人なんてものを貪りそれを欲しているのでしょうか…
せめて『あの人』に「さよなら」を言いたいけれど、「あの人」に会ったらどうなってしまうでしょう…
- 26二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:58:37
- 27パンドラボックスの人24/10/17(木) 05:23:44
- 28二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 13:33:14
ほしゅ
- 29二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 23:01:35
ほ
- 30二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 05:28:26
し
- 31二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 11:05:19
- 32二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 21:21:03
ミレニアム※※不思議
No567832「ネットミーム教えてくれるドラゴン」
危険度 D(D~SS)
モモイ評:ただの落書きだからほんとに何の影響もないよ。この怪異の存在に怒っている一人をのぞいて。
当怪異はミレニアムの壁に描かれた落書きが変化したものです。
深夜、誰も見ていないときに落書きが
「簡単に書かれたドラゴンがでかいフキダシでネットミームの開設をしゃべっている絵」に変化します。
ネットミームはネット聡明期に作られたものから最新のものまで幅広く取り揃えており、
シャーレの先生が見つけたものは『先行者の中華キャノンについて』詳しく解説されており、
先生は懐かしさと解説の細かさに関心を示しておりました。
(そしてエンジニア部が先行者を作ろうとしてまたトラブルを起こしました。)
現在、怪異によって変化した落書きはほとんど小塗マキが書き上げた本人曰く芸術品であり。
本人曰く「どんな怪異か知らないけど私の作品を勝手に書き換えないで」と憤っておりました。
そしてその後セミナーで長時間説教を受けていました。 - 33二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 06:40:46
☆ゅ
- 34二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 13:24:13
ほしゅ
- 35二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 16:27:02
- 36二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 22:30:26
さんくす
- 37二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:02:48
元ツイート助かる!
- 38二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 10:27:39
双子の女の子が「壊しちゃったんだ」「もうだめだね」「ね」「これじゃァ助からないかも?」「助からないね」みたいに交互にしゃべってくのも怖いよなって流れてきた記憶ある
おや?そこにちょうど双子が - 39パンドラボックスの人24/10/20(日) 12:28:34
「ここに居てもいずれは奴に見つかるだろう、電源を立ち上げて防弾シャッターを開けて脱出するぞ」
「そ、そうですよね…何をするにしても電気はあったほうが便利ですよね…ところで、ライフルを担いでるなんて珍しいですね?」
「ああ…途中で様子がおかしくなった部下を見かけて襲われた。関連は不明だが奴も似たような動きをしている。ハンドガンでは威力が足りなくてな…」
「ええ…みんなおかしくなっちゃってるんですか…?」
「一応怯みはする。当たったと思ったら逃げた方が良いな」
施設管理係と道具をもって電気室に向かう。こちらは思ったよりもスムーズに到達した
電気室内部に人が居るとは思えなかったが念のため丁寧に確認していく。しかしやはり誰も居なかった
「…こっちに来た方が早かったのか」
ずいぶん遠回りをしたもんだと心の中で苦笑した
「では電源の復旧作業に移りますね…念のため外を見ておいてください…」
言われなくてもそうするつもりだったが短い返事をして見張りをすることにした。復旧はスムーズに行ったらしく、すぐに明かりがついた
「外からは電気来てないので非常電源を付けました。何があったんですかね…」
「さあな。まずは奴に対処できるようにならなければならんから外に出て応援を求めるぞ」
そんなことを言っていると、廊下の奥からワカモの姿が見えた
「フォォォックス!」
「勘づかれたか!」
すぐさま臨戦態勢になるが、これまでにライフルでも勝てていない。つまり今できるのは精々時間稼ぎくらいだった
「撃て!怯んだら走れ!」
まっすぐ向かってくるワカモに銃弾が撃ち込まれるが、やはりそれでも止まらない。
当たっても怯みすらしなかったため、あっという間に距離を詰められそのままカンナの首筋を噛まれた
「局長!?」
叫ぶ部下の声が聞こえるが、それすらもだんだん小さくなっていき、視界も暗転する…そして…
「あなたは死んだよ」
「続ける?」
「…続けるつもりだが少し試したいことがある。いいえを見せてくれるか?」
「いいえ」
「やっぱりそうか…決められた文言しか見せられないだけでお前には意思があるな?そうじゃないならそのまま。そうならはいを見せてくれ」
「はい」
「…納得がいった。曖昧な回答でも『選択』されたのは意図を汲み取ってたからなんだな」
- 40二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 13:22:31
- 41二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:10:16
kowai
- 42二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 08:01:56
- 43二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 19:13:06
保守
- 44二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 23:16:59
ここまでに割と色々なお噺や怪異があったんやなぁ(しみじみ)
- 45二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 07:36:24
ほ
- 46パンドラボックスの人24/10/22(火) 11:55:56
「不思議なことが色々起きているが、よくよく考えれば『これ』だけは私に都合がいい事に気がついてな…
いくつか聞きたいことがあるから『はい』か『いいえ』、答えに困るなら交互に見せてくれ」
「この場に時間制限はあるか?」「いいえ」
「貴様は首謀者、もしくは関係者について知っているか?」「いいえ」
「貴様が『これ』をすることになにかメリットがあるのか?」「はい」
「それは私にもメリットになると思うか?」「はいいいえ」
「ん?、これは私次第と言うことかな?」「はい」
「そうか…じゃあ貴様は他にできることがあるか?」「いいえ」
「まぁ、無かったことにしてくれるだけでも大助かりではあるのだがな…じゃあ引き続き利用しても問題ないんだな?」「はい」
「よし、わかった。まぁわからないことも多いがあっちを片付けねばならんしな…貴様にまた会うかはわからんが…出来れば会わない方が良いのだろう」「はい」
「基本は私の味方とみてよさそうだな…それじゃあ『はい』を選択してくれ。決着をつけてくる」
「はい」
『いつもの』執務室。停電する部屋、ガラガラと降りる防弾シャッター
無線はしない。ライフルもワカモに効かない以上、取りに行ってもしょうがない
真っ先に向かうべきは施設管理係の元へだ。電源復旧までにワカモに会わないかは懸念事項だが、タイミングで会わないことを期待するしかない
駄目ならやりなおせばいいだけ。通れば低層階の手ごろな窓から脱出すればいいだろう
やる事は決まったらあとは早かった。
なんと電源復旧までは何の支障もなく、明かりがついてもワカモは来なかった
「気がつかれなかったか…よし、慎重に階を降りるぞ、鉢合わないよう足音には気をつけるんだ」
「は、はい…流石局長、肝が据わってますね…」
「据わらさせられたというかなんというか…何でもない、いくぞ」
二人は階段を降り始めた
「どう?デス私、どうにかなりそう?」
「I COULD ONLY MAKE A HOLE FOR A SMALL OBJECT TO GO THROUGH.」
「あんまりこういうこと詳しくないんだけど大分すごい事してないかな…?」
「んー…一か八かになっちゃうけど包丁一本送ろうか」
"事態が好転してくれるといいが…"
- 47二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:58:18
ほ
- 48二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 00:23:00
- 49二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 08:06:11
ほ
- 50二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 08:56:33
デスモモイ「(条件を満たさないと開けられないし強引に開けたら何が起こるかわからない箱に条件を無視して)小さな物体なら送り込める穴あけれるぞ」
モモイ「じゃあ実体以外のあらゆるものを切り裂けるデスモモイの包丁1本送ろうかな」
わかりやすい概念で説明にすると
「○○しないと絶対に開かない扉を、外側から少しだけ開けられるしその隙間から入るものなら送り込める」って言ってる
- 51二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 19:22:14
保守
- 52パンドラボックスの人24/10/23(水) 21:13:38
「例外的なことをしてるのはわかるけどなんで大丈夫だと思うの?」
「あー、それはね。文字通りルールの穴を突いてるからなんだ。この手の怪異、人を閉じ込めるのが主体だからさ」
"人が通れない穴だったらそもそも分からないか、分かってても大したことじゃないって見過ごされる可能性が高いってことか"
「中の様子が窺えないのが不安要素ではあるけど、中に人が居るはずなんだ。その人の助けになれば解決するのが早いと思ってさ」
「でもその人が何をするかが分かんないじゃん」
「だから一か八かなんだよねー…でも何もしないのも中の人達にとっては詰みとも思いかねない状況だと思うからやるしかなかったの」
"一石を投じたってわけだね"
「投げたのは一丁だけどね」
階段を降り始めた二人は、自分の足音ももちろん、他の音がしないか耳を研ぎ澄ましていた
ワカモに見つかれば勝てないことが分かりきっているので、カンナもピリピリしていた
そこに、聞き慣れない平たい金属が落ちる音がした
「…こんなところに包丁だと?」
「おかしいですね、押収品ならこんなところに落ちてるはず無いですし、何なら今落ちたって感じでしたよね…」
ただでさえ危険物ではあるが、カンナにはそれ以上の何かを感じる。使い方を間違えたら取り返しがつかないような何かが…
そんなことを考えてると、階下から駆けあがってくる音が聞こえる
「フォォォックス!」
「ほんとにあと一歩ってところで的確に来るな貴様は!?」
「あわ、あわわわ!」
駆け上がるにしても、この階からどこかに逃げ込むにしても、ワカモに見つけられてから、ただの廊下ですら逃げ切ることは敵わなかった
見つけられた時点で詰みだった。無意識に包丁の持った腕が振るわれるまでは
「ガァァァァァァ!?」
今まで一切怯んだことが無かったワカモが包丁に『切られた』瞬間、勢い余って転げ落ちそうなほど仰け反った
しかし、血が出たりした様子がない。何より『切った感触』がしない。この『包丁』は普通ではない
「まさかこれも不思議な現象の一つなのか…!?」
しかし仰け反ったものの、仮面の奥から見える眼光はこちらを捕捉したままだ
追い打ちをかけるように館内に突如非常ベルが鳴り響く。続けて自動音声のアナウンスが流れる
「火事です!一階から二階にかけて急速に延焼中。各生徒は連携して火の勢いを止めつつ階上に避難を!」
- 53二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 05:31:18
ほ
- 54二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 12:59:44
保守
- 55二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 22:12:29
⭐︎
- 56二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 23:07:21
これは進展したかな?
悪化してなきゃいいけど - 57二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 00:58:26
- 58二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 08:08:04
☆
- 59二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 18:58:59
ほ
- 60二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 01:17:43
保守
- 61二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 01:18:52
このレスは削除されています
- 62二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 03:01:55
ミレニアム※※不思議
No428「ホームランがワープするバッテイングセンター。」
危険度 D(D~SS)
モモイ「その高さまで飛ばせるって素直にすごいよね。」
当怪異は町はずれにある小さなバッテイングセンターで起こる現象です。
センター自体は比較的小さいことを除けば普通のバッテイングセンターと変わりません。
このセンターでバッテイングをした結果、打ったボールの高さが地上150メートルの高さに達した時に
ボールが消失し、コンマ数秒後にセミナービル40階の窓の近くに出現、
そのままビルの窓をたたき割って部屋の中に飛び乗ってきました。
その後何度も検証した(検証の際にC&Cのネルさんに一日中打ちっぱなしをして協力してもらいました。)
結果、このバッテイングセンターでバッテイングした球が
高さ150メートルの高さより上に達した時に球が同等の高さにあるビルの窓の近くに転移する現象が起こることが
確認されました。
検証後、噂を聞き付けた人たちがそのバッテイングセンターを訪れ、
150メートルの高さまでボールを飛ばせるか頻繁にチャレンジするようになってしまいました。
今のところバッテイングでそこまでの高さまで飛ばせる生徒はミレニアムには居ないものの、
建物の高所の窓が突然割れる危険性は増し続けています。
当局はバッテイングセンターに対して閉鎖勧告を予定しています。
追記:予定通りバッテイングセンターを閉鎖したとしても、生徒たちが閉鎖したセンターに入り込んで
検証する可能性があることに気付いたため、閉鎖ではなく、ボールが高いところに飛んでいかないように
何らかの対策を施す方向で対策を進めていこうと思います。 - 63二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 12:09:39
ほ
- 64二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 19:35:52
- 65二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:45:26
わざわざバッティングしてくれたネルを想像するとちょい可愛いな
- 66二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:32:38
ランダムなのがやだなこれ
- 67異世界の人24/10/27(日) 20:00:40
- 68異世界の人24/10/27(日) 20:52:15
ミレニアム**不思議
No.6331042403512555819569『不規則で不確定な再起動』
危険度:D(SS〜D)
モモイ判定:保存し忘れた自分が悪いんだけど、フザケンナコノヤロー!!原稿データ返して?
概要:PCにて作業中に突如PCが再起動される現象を指します
この怪異現象によってセミナーの会計データが吹き飛び、作業のやり直しを強制された事によって調査隊が発足し発覚しました
ヴェリタスやゲーム開発部でも同様の現象が確認されており、ゲーム12時間分のプレイデータが吹き飛び発狂する者も確認されています
この現象が起きる間隔は不規則であり、発生条件も不確定なまま調査が難航しています
この怪異現象に遭遇した場合はセミナーまで情報提供の協力をお願いします
追記:この怪異現象を言い訳として提出物の締切を守らない事は許されません
データの保存やバックアップは随時更新する様にしましょう - 69二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 02:10:37
この怪異の恐ろしさマジでわかる。
- 70二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 08:44:36
今まで出てきた怪異の中で一番怖いかもしれん…
- 71パンドラボックスの人24/10/28(月) 17:38:25
直後、階下から大きな爆発音が鳴る
「原因不明の爆発発生!防火扉閉鎖できません!付近の人は怪我人を連れて階上に避難を!」
まずい、弾薬か何かに引火したか…?ともかく、これ以上降りても地獄が広がっていることは容易に想像が出来た
どうすれば・・・と思うと防弾シャッター越しに特徴的な音が聞こえる・・・あの音はヘリだ!
「屋上だ!屋上に走れ!」
「ウエっすかぁ!?」
部下が思わず声が上ずってるが、今は身の安全の確保が優先だ
ワカモを包丁で牽制しつつ階段を上り始めようとすると、突如ワカモが銃を構える
今まで真っ先に噛みつきに来ていたことからすっかり忘れていたが、彼女も銃を持っていた
「なっ・・・!」
容赦なく発砲される弾がなぜか異様に遅く見えた
それだけでは無い、体に直撃しそうな弾に考えるより先に包丁が振り下ろされた
パリィ!心地良いほどの金属音を響かせながら弾を弾き落とした
「…走れ!とにかく走れ!」
「はっはい!」
追跡者を振り切るように階段を上り始めた二人は、途中撃たれるなどの妨害を受けながらも、それもやり過ごし無事屋上に着いた
10階以上の高層に位置する屋上は、ヘリポートこそあるが、ここから降りる手段は無い
しかし火事や爆発によって低層階に居るのは危険なためか、他のヴァルキューレ生も全員上がってきていたようだった
「押収品の調書をとっていたら次から次へとトラブルが…これ本官何も悪くないですよね…?」
「終業後の館内は静かだからちょっと休憩してただけなのに~…」
「怪我人、逃げ遅れ共に無し!ここに居るのが全員だと思われます!」
そこに、息を切らした二人と「ワカモ」が来た
一斉に視線が集まる。驚愕の声や緊張した眼差しが場を支配する
すぐさま全員が臨戦態勢に入るが、突如キリノがワカモに蹴りかかる
「セミショットガンキック!」
流石に人が渾身の力を込めてぶつかってきたのは効くのかワカモがふらつく
しかしキックの名前に反して、ショットガンなど持ってないし、何ならただ蹴ったように見えたのだが…
「このセミショットガン凄いんですよ、構えようとした瞬間に拳銃に持ち替えるとなんと全ての動きが速くなります!」
「何が何だかわからんが、後で報告書一枚と一杯の奢りを渡すからな…」 - 72二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 21:10:26
キリノが凄いのかショットガンが凄いのか。
- 73二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 05:44:59
ほ
- 74二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 13:33:34
し
- 75二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 21:59:33
の
- 76二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 07:03:03
き
- 77二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 17:49:22
さ
- 78二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 02:23:28
ミレニアム※※不思議
No1025456「煽るアカウント」
危険度 D
モモイ評「とりあえず遭遇したら頭を冷やして深呼吸。熱くなったら負けだよ。」
解説 この怪異はモモトークでの会話中にいきなり現れる怪異です。
他愛無いやり取りの最中にいきなり謎の書き込みが乱入してきます。
書き込み内容はたいがいはモモトークで会話中の人が気に入ってるものや熱中しているものを
愚弄するような内容です。
例① トリニティの放課後スイーツ部のモモトーク→チョコミント味のスイーツをバカにするような内容。
例② パンデモニウムのモモトーク→イブキのエロコラ拡散。
例③ アドビス高校のモモトーク→クロコによる銀行強盗生中継(もちろんクロコは偽物で銀行も架空のもの。)
これらの行為に抗議を行うと怪異は力を増し、書き込みが他のモモトークやネットワークに飛散するなど
事態の悪化を招きます。(この書き込み自体が怪異の一種なので特定行為も効きません。)
一番の対処法はあわてず騒がず、モモトークを終了させることです。
それで怪異がばらまいた書き込みなどがネット上から消滅します。
ただし、書き込みをスクリーンショットしたものや保存したものなどは消えません。
被害を抑えるためには早期の内に対処するのがいいでしょう。 - 79二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 08:03:19
ほ
- 80二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 18:41:21
精神操作がされないだけマシだけど、感情による精神誘導はおこなってるから質が悪いなぁ…
- 81二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 00:29:57
ほ
- 82二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 08:02:49
ほしゅ
- 83二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 19:14:38
ほ
- 84二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 00:35:07
念の為保守
- 85二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 07:27:45
ほし
- 86パンドラボックスの人24/11/02(土) 11:55:55
キリノの渾身のキックでふらついたワカモだが、何とか立て直すころには屋上全員の武装が向けられていた
いくら暴走状態だろうと、それだけの視線を向けられればどうするかくらいは考えるらしく動きが止まった
「こうして対峙するのは初めてだな。聞いても無駄かもしれんが投降すれば痛くはしないぞ?」
しかし、帰ってくるのは低い唸り声のみ。ずっと思っていたが、これでは獣だ
カンナは相変わらず包丁を構えたままだが、おそらくこれ以外にワカモ止める手段はない
銃弾でも数を撃ち込めば効くかもしれないが、どれだけかはわからない
そうこうしているとヘリが屋上に近づいてきた…が屋上の真上にはやってこない。
救助するにも様子を確認するにももっと近づいてきた方が良いはずなのだが…
唐突にヘリのドアから銃弾が放たれる。屋上に近づいてきた瞬間、見えない壁に銃弾が弾かれた
「…まさか近づいてこないのではなく近づけないのか!?」
「こちらRABBIT4、だ、駄目です、明らかに中空で跳ねました。これじゃ狙えても意味がありません…」
「こちらも目視で確認した。流石に見えない壁の突破方法なんて知らないぞ」
「面倒だからまとめて爆破しな~い?」
「仮に突破できたとして、屋上に居る人たちを巻き込むつもりですか?作戦領域に到達しています、いつでもどうぞ」
"よし、デスモモイ頼むよ"
「FATALITY…」
突如、ヘリからロープで降りる白い影。屋上には到底届かないはずだが…
包丁が見えない壁に振るわれ、明らかに空間に「穴」が開く。人一人も通れないような小さな穴だが…
「ほ、本当にターゲットは災厄の狐でいいんですよね?確かに普段でも危険そうですが…」
「領域の壁越しだから分かりにくいけど…でも明らかにあっちの方が怪異の本体の雰囲気がするよ。
状況的にもヴァルキューレの方が追い詰められているっぽいし困難な目標として設定するならあっちだと思う。じゃあこの銀弾を使うのを忘れないでね」
「わ、わかりました・・・やってみます…」
上ってきたデスモモイと交代で降りていくミユ。ロープに自分の体を固定すると、穴越しにワカモを狙撃した
ヘリに気を取られていたワカモは、その胸に銀弾を受け倒れた
その瞬間、見えない壁が割れた
- 87二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:18:20
やったか…!?(やめろバカタレ)
- 88二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 05:32:00
ほしゅ
- 89二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 16:47:29
保守
- 903スレ目以来久々の投下だぜ24/11/03(日) 17:28:01
アビドス不思議発見
No.40『盛られ塩』
危険度:D
おじさん判定:うへ、しょっぱい……
概要:当怪異は、アビドス砂漠の北東部に点在する真っ白な砂丘群です。一つ一つが12メートル程度の高さの丘になっています。
現地では古くから『純白の砂丘』として言い伝えられていた当怪異は、徒歩では到達が困難な砂漠の奥地にある事から長らく伝説上の存在とされていましたが、アビドス廃校対策委員会の書記・奥空アヤネ氏の提言で実施されたアビドス砂漠の測量事業の最中に"発見"されました。
これらの砂丘は全て混じりっ気の無い塩(NaCl)で形成されており、どれだけ砂嵐が吹き荒れようとも砂が積もる事はありません。
厳密には"当怪異に積もった砂が全て塩に変異する"ようで、実験のため周辺から拾った砂粒を当怪異の上に落としたところ、落着した瞬間に砂が塩に変わった事が確認されました。また、一度塩に変わった砂は当怪異から取り去って他の場所へ移しても、砂には戻らず塩のままです。
そして当怪異には『標高を一定に保つ』性質があるようで、ミレニアムから派遣された調査班が検査の為に8000リットル程の塩を採取した際も、翌日には元の容積に戻っていました。どうやら地下から塩が湧き出しているようですが、発掘調査を試みても当怪異の地下1メートルから先には通常のアビドス砂漠の砂以外の物質を発見できませんでした。
当怪異を構成する物質それ自体は通常の塩化ナトリウムであり、異常性は無く安全に食用も可能です。採っても翌日には元に戻る性質により食塩の大量採取ができる事から、当怪異から採取した塩をアビドスの名産品として売り出す計画がアビドス廃校対策委員会主導で進められています。
ん、アビドス名産『盛られ塩』間もなく発売予定
柴関ラーメンの新メニュー『盛られ塩ラーメン』も宜しく - 91二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 19:28:39
**月**日追記:『盛られ塩』採取作業時の発生事案報告
商品化計画に伴って、『盛られ塩』の正確な位置情報をマッピングする作業が行われた事により、『盛られ塩』は全部で8か所、円を描くように存在している事が明らかになりました。
そして8か所の『盛られ塩』からそれぞれ数千リットルずつ、もしくはどこか1か所の『盛られ塩』が半分以上取り除かれた状態になった際、この円の中心部の地中から■■■が出現。これは■■■■■の一部であり、生きているものと思われます。
この■■■の性質は獰猛且つ狂暴で、人間に対し執拗なまでの害意と殺意を向けています。
■■■(及び本体である■■■■■)は怪異存在と推察され、現世のモノではないため通常の物理攻撃は無力化されますが、アビドス廃校対策委員会の委員長・小鳥遊ホシノ氏は守護霊である梔子ユメ氏の加護により、物理無効の怪異であってもそこに"存在"してさえいれば物理攻撃を通す事ができるため、彼女が討伐を担当。
結果、2時間に及ぶ激闘の末に■■■の討滅に成功しました。しかし、再度『盛られ塩』を一定量減らすと■■■の再出現を確認。恐らくは何度倒しても『盛られ塩』が減少すると復活するものと思われます。
その後の検証で、■■■は何もせずとも『盛られ塩』の円の範囲の中から出る事はできず、また『盛られ塩』が時間経過で元の量に戻ると■■■も再び砂の中に消える事が分かりました。
逆に■■■の出現後も継続して『盛られ塩』の採取を続けると■■■はどんどん砂中から地上に這い出します。試算では『盛られ塩』が全量取り除かれた段階で、"本体"である■■■■■も含む全身が完全に現れると予想されています。
憶測ですが、『盛られ塩』は■■■■■を封印する為の怪異であり、これが失われた時■■■■■は『盛られ塩』から解放されどこへでも自由に移動できるようになってしまうものと推察されます。
現状、■■■■■が完全体となった場合の脅威度は未知数である為、『盛られ塩』の大量採取はリスクが大きいと判断。『盛られ塩』の販売計画は凍結されました。
販 売 中 止 ! ?
- 92二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 19:36:28
補記1:付随する脅威が明らかとなった為、『盛られ塩』の評価は以下のように改められました。
危険度:D→C+
おじさん判定:大変な事態に陥る前に気付けて良かったよ~
補記2:『盛られ塩』により封印されている存在■■■■■及びその一部分である■■■について、以下の通り登録されました。
No.41『塩の怪物』
危険度:S-
おじさん判定:遠い昔に古代文明の人達が封印したのかもしれないね
No.41-1『塩の先触れ』
危険度:A-
おじさん判定:結構強かったよ、ヒナちゃんほどじゃないけどね
補記3:ミレニアムで行われた『盛られ塩』の性質調査の結果、この塩には通常の塩よりも格段に高い"清め"の効果がある事が判明しました。
悪性の怪異を弱体化または退散させ、良性の怪異には無害、場合によっては活性化も見込めるようです。
この性質を鑑みて、怪異対策に有用である事から、特別に許諾を得た人物による『盛られ塩』の購入・利用が一部許可されました。
ご購入の際にはアビドス廃校対策委員会までご連絡下さい。
ん、一時はどうなる事かと思ったけど極少数の限定販売はできるようになった
ホシノ先輩が柴大将に許可証を発行してくれたから新メニュー『盛られ塩ラーメン』も好評発売中
食べると悪い憑き物が落ちて運気上昇するらしい。是非とも食べに来るべき
- 93二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 20:28:12
盛り塩がほんとに盛り塩だった!まぁ昔から清めとか祓いとかに使われるから、納得感は強いけどね
- 94二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 20:32:10
大昔の呪術師が封印したんだろうね
- 95二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 23:11:08
決して飯テロじゃ無いはずなのに塩ラーメン食べたくなって来ちゃった…
- 96二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 06:54:44
久しぶりによその学校のネタを見たなあ。
- 97二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 09:40:25
やり方を失敗すると中に悪いものを閉じ込めちゃうって性質を逆に利用して封印の箱にしたんだ…
- 98二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 10:01:24
ミレニアム**不思議
No.12988『見た目はとても危ないボタン』
危険度:C(SS〜D)
モモイ判定:カリギュラ効果…とは、ちょっと違うのかな?……結局、何のボタンなんだろうね?
概要:黄と黒の警告色の台座に赤く「押すな」と書かれた大きなボタンです。
当怪異は凹凸が皆無な壁面に突如出現し、視界に収めた人物に、「このボタンを押してみたい」という欲求を与えますが、それは強い意志によって拒むことが出来る程度です。
当怪異のボタンを押した場合、何とも言えないファンファーレが周辺に発生し、その後、ボタンは消失し、怪異による誘引効果も消滅します。出現後、数週間に渡りボタンが押されなかった場合、または出現した壁面が何らかの理由で破壊された場合も消失します。
消失後、数日〜数ヶ月後に再出現する事が確認されています。 - 99二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 19:19:00
保守
- 100二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:55:13
⭐︎
- 101二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 08:13:46
☆ゅ
- 102パンドラボックスの人24/11/05(火) 12:05:17
「やったのか?」
誰ともわからない声が聞こえる。ここに居るほぼ全員が同じ気持ちだった
『領域』が消えたためヘリが近づいてきて、先生、モモイ、ミドリ、デスモモイ、サキが状況の確認のために降りてきた
「こちらRABBIT2、『災厄の狐』はダウンしている。これから状況を確認する」
"どうしてここに居たんだろう…?"
「偶然とは思えないけど本人に聞くしかないかなぁ」
みんなが話をしている中、モモイとデスモモイは異様なことに気がついた
ヴァルキューレ生徒たちから、強烈な『死』の匂いがすることに。その割には誰も『死んでいない』
「どう思う?」「I DON'T KNOW」「分かんないかぁ…」
「先生、お疲れ様です。この方達は…?」
"この手の事件のスペシャリストってところかな"
「…彼女が一番強い匂いがするね…」「I AGREE」
そうこうしているとふらりとワカモが立ち上がった
全員がそれに気がつきそれぞれの武器を再び構える
「『化け物』め…」
またしても誰かが呟いた。
「あっ」モモイは気がついた。ワカモの何かが『書き換わり』、中から湧き出てくる怪異の力の『奔流』に
いつしか言葉は疾うに枯れきって
事実がわたしを変えている
他人の瞳に映り嘘を描いて自らを見失なったお面
ワカモによる威圧感でみんなが動揺する中カンナがあることに気がつく
「・・・?雨だと?今日は晴れじゃなかったか…?」
散々な日々は変わらないわ
絶望の雨は止まないわ
さようならも言えぬまま泣いた
目の前に『あの人』が居るのに、結局のところ『嘘』に絡まっている事しかできなかったのだ
- 103二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 20:20:14
- 104二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 03:25:49
- 105二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 06:39:26
それがキヴォトスクオリティ
- 106二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 07:45:00
これに慣れすぎて本当にやばい何かが起きるボタンが現れた時が怖いな
- 107二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 08:41:30
見た目が某所の「触れてはならないスイッチ」に似てるのも罠臭い・・・。
- 108異世界の人24/11/06(水) 19:23:28
第九話更新ですね
多分15話ぐらいで終わる
終わったら細々とした怪異現象や怪異物を初代スレからのまとめを作成したいと思います
反対意見あったら辞めるけども
- 109二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 23:08:45
念の為保守
- 110二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 07:22:49
☆
- 111二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 10:37:39
- 112パンドラボックスの人24/11/07(木) 12:45:46
サキ以外のRABBIT小隊はヘリからワカモの様子を見ていた
「フォックス…ダウン…じゃない…!」
「どうする?どう見てもやばそうだよ~?」
「銀弾はさっき使っちゃいました…だってあの『領域』さえなんとかなれば終わると思ってた…」
「さっきも言いましたがだからと言ってまとめて爆破しようとしないでくださいよ?」
「わかってるって~、でもこうなったからには火力は必要っしょ?ちょうどいいのが後ろに積んであるよ?」
「これは…ここからじゃ撃てませんね、彼女たちに渡しましょう」
ヘリは高度を下げる
「これを使ってください!」
大きめの四角い箱が屋上に落とされた。
それは4連装ロケットランチャー。説明書を読まなくても発射方向が分かるように矢印が書いてある
しかしヘリが近づいた隙をワカモに狙い撃たれてしまった
「ああ!RABBIT3がやられました!?」
「落ち着きなさい!RABBIT1、操縦を引き継ぎ不時着を試みます!」
"ミヤコ!?"
上空に居たヘリが、どんどん高度を下げていき、手すりから下まで行ってしまって見えなくなってしまった
モモイはずっとなぜこうなったかを必死に考えていた。何か致命的なものをまだ見ていなかったからこうなったはずなのだ
恐らく『領域』はこれを覆い隠すためのフェイク。さらにはヴァルキューレ生徒たちから濃厚に香る死の香り。ワカモ一人が抱えるには大きすぎる怪異の力…
「…!局長!こうなるまでにあなたに不思議な事起きなかった!?」
「…!なぜわかる!?確かに、私は何回か『あいつ』にやられその度に『やり直してきた』!」
『やり直してきた』?さらに怪異が介入してきている?時間逆行系怪異の仕業?じゃあなぜ死の匂いが蓄積している…?
とんでもない推論に辿りつくが、考えれば考えるほど今の状況に合ってしまう
「やり直しによる因果蓄積前提の出来試合の蟲毒…!」
「何を言っている…?」
「すべて仕組まれてたんだ…!『多数の人を殺した』ことになっている『災厄の狐』が銀弾によって『仕留められた』。その『因果』の行きつく先は…」
"強力な『呪い』が完成するのか!"
『強力な個』、『因果』、『通り名』を依り代にして九つの尾を持つバケモノが顕現する
迎撃戦 FOX OF CALAMITY CURSED QUEEN
- 113二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:06:05
ほしゅ
- 114二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 07:58:34
ほし
- 115二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 19:23:32
ゅ
- 116二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 22:31:33
ミレニアム※※不思議
No.15999『椅子取りクイーン』
危険度:s(SS〜D)
モモイ評:おバカなんだか凄いんだか…とにかく厄介な奴だよこいつは。
概要:当怪異は「椅子取りゲームの最中、勢いよく椅子に座った衝撃で尾てい骨を複雑骨折して死亡した少女」が
悪霊と化したものらしいです。
古い幽霊なので百鬼夜行の生徒だったこと以外は詳しい事は不明。
現在はミレニアム全域を自分のテリトリーにしているようです。
当怪異は椅子取りゲームに勝つことに全てをかけています。
「一つだけ残った席に誰かが座ろうとする。」というシチュエーションが起きる際に出現し、
席に座ろうとしている人から席を奪い取ろうとします。
そのスピードと突き飛ばし力は凄まじく、ほとんどの場合座ろうとした誰かが吹き飛ばされて
席を奪い取られる結果に陥ってしまいます。
ケース①ゲーム開発部がゲームを遊んでいたときにたまたま開いていたモモイの隣にミドリが座ろうとした瞬間、
怪異が出現してミドリを吹き飛ばしてモモイの隣に着席、モモイはそのことに気付かずに
怪異と対戦ゲームを遊んでいました。結果はモモイの惨敗です。
ケース②セミナーにてユウカがコユキを説教しようと自分の前に正座させようとした次の瞬間。
怪異はコユキを突き飛ばし、ユウカの前に正座。
怪異とユウカの間に何とも言えない空気が流れました。
ケース③特異現象捜査部部長ヒマリが車椅子とお尻の位置を調整しようと腰を少し浮かせた次の瞬間、
怪異がヒマリを突き飛ばし車椅子の上に座ってしまいました。
車椅子の上に乗っかった怪異を下すのにヒマリとエイミの二人掛かりで半日もかかりました。
現在はエンジニア部のウタハが所有する「雷ちゃん」に座ろうと奮闘中。
彼女と雷ちゃんの戦いについて「いいデータが取れそうだ」とはウタハの弁です。 - 117二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 09:40:59
保守
- 118二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 14:32:15
モモイ気付かないの草
- 119二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 21:28:36
しかもボロ負けである
- 120二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 07:32:36
⭐︎
- 121二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 17:27:09
ほし
- 122パンドラボックスの人24/11/10(日) 22:04:46
『災厄の狐』の威圧が収まった瞬間、デスモモイはその元へと7本の包丁を持って駆けた
一刺し目は普通に避けられた。二刺し目はその手を叩かれ弾かれた。三刺し目は銃剣で逸らされた
四刺し目をしようとする頃には強烈な蹴りを喰らって吹っ飛ばされた
「NO CHANCE TO CUT IN…!」
目の前で腕が多数になったことはこの際おいて、その様子を見ていたキリノが同じ感想を抱く
「あの手数で対処してくるとなると当たらなくてもセミショットガンを撃った方がマシですかね…」
「いや、『あいつ』はああなる前から生半可な攻撃はものともしない…ダメージを与えられるとしたら…」
全員の視線が、4連装ロケットランチャーとその目の前に居るフブキに移る
「…え、私?」
「わざわざ命令しても良いが、そうでなくても『アレ』が来るぞ?」
「うげっ、それも勘弁!でも当てられるかも分からないからね~?」
そう言って構えるが、流石の『災厄の狐』もまずいと思うのか唐突に真横に走る
「これじゃ狙えないよ~!」
「どちらにしても足止めしなければならんか…効くかわからんがとにかく撃て!『あいつ』にフブキを狙わせないようにしろ!」
ヴァルキューレ達が戦闘開始したころ、モモイ達は状況の確認と考えをまとめていた
「お姉ちゃん、人が怪異そのものになることってあり得るの!?」
「前例が無いわけじゃないけど、そういうのってよっぽど前提が揃ってないと起き得ないんだ、さっきも言ったように仕組まれてたんだよ…」
"誰かが人為的にやったってことだよね。一体誰が…"
「分からない、そもそも怪異をこんなに集めるのもどうやって…」
「どうする?そもそもこの建物の下層は火事だ。『領域』が無くなったから消防も来れるようになったが
防弾シャッターなどで思ったように消火が進んでないらしいから逃げるのは無理だぞ」
「お姉ちゃん、このままだとみんなやられちゃうよ・・・!」
"ワカモもどうにかしないと…"
「モチーフの一つに『九尾』はあるんだろうけど、そうだとしたらどんなに少なく見積もっても大妖怪クラス、
ある意味純粋な神様や、単体の幽霊とかと違って多数の命の塊みたいなもんだから、多分デス私が一回刺しただけじゃ終わらない…!
それに怪異になった人なんて戻し方わかんないよ…!前の私は呪いに操られてただけだし・・・」
"いったいどうすれば…"
- 123パンドラボックスの人24/11/10(日) 22:05:10
そこに突如先生の着信が鳴る
「もしもし、集団ピンチ中に失礼します…」
"茶化しに来ただけならこのまま切るよ"
「とんでもない、ちょっと言ってみたかっただけです…用件は今あなたたちが見ている『怪異』についてです
あれは私からしても居てもらっては困るのでね…。神秘を上書きして、周りも取り込もうとする代物なんて厄介にもほどがあります」
"何か知ってるのか?"
「あくまでも推論ですがね…おそらく『あれ』は想定より早く条件を満たして、微妙に不完全だと思われます
なぜなら元となった『神秘』がまだ残ってるんですよ。上書きしきれてない。その証拠に『あれ』にはまだ意識があり、ヘイローもぼんやりとですが浮いてるはずです」
"ワカモはこの状況を認識してるのか!?"
「人で言うなら目覚めの悪い寝起きの様に物凄くぼんやりとしか認識してないでしょうね。そしてそれよりも怪異としての性質として相手を襲うことしか考えられない」
"助ける方法はあるのか?"
「正直言って、そんな悠長な事は言ってられないと思うのですが、まぁ無くは無いでしょうね。『あれ』は例えるなら、外付けされた行動強制デバイスのようなものです、引っぺがせれば元の意識を起こすことが出来るでしょう」
"そんなこと出来るのか…?"
「目の前に居るでしょう?『終わりを告げる一人目の挑戦者』が。まぁ彼女だけでも難しそうではありますがね」
"…どうにかするしかないか"
「先生ならそういうと思ってました。いい結果を期待していますよ…」
そういうと着信が切れた。先生はみんなに向き直ると全員に聞こえるように宣言した
"みんな、『ワカモ』を助けるよ"
どうやって?とかなぜ?とかの疑問点は浮かんだが、不思議と全員のやる気が上がった気がした。
何故何故此処で戦っているでしょう
何故何故此処が痛むのでしょう
訳も解らないまま目の前で起きる事に淡々と対処をしていく
散々な日々は変わらない
絶望の雨は止まない
そんな中『あの人』に『名前』を呼ばれた。
その声に応えたいのに、『嘘』に絡まって身動きがとれなかった
結局私も『嘘』でしかなかったのだ… - 124二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:41:55
簡単なことも分からないわ
タワシってパンだっけ♪
カンナ局長が鍵になりそうやね - 125二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 07:24:01
保守
- 126二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 18:29:50
ほ
- 127二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 18:51:00
- 128パンドラボックスの人24/11/11(月) 19:14:33
- 129二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 23:24:50
念の為保守
- 130二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 08:03:58
保守
- 131二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 18:54:09
ミレニアム**不思議
No.862『使えない電卓』
危険度:D(SS〜D)
モモイ判定:うーん、ただただ傍迷惑……。
概要:当怪異は■■社製の電卓と同じ見た目をしています。
通常の電卓と同様に計算を行う事が可能ですが、当怪異を用いた計算の結果は全て誤った数値で出力されます。
また、同じ計算でも毎回違う結果になるので、規則性・法則性などは存在せず完全にランダムな数字が表示されていると思われます。
当怪異は物質的には通常の電卓と同一なので、エンジニア部に依頼し当怪異の分解解析を行いましたが、何一つ異常は見られませんでした。
故障がある訳でも計算結果を狂わせる回路がある訳でも無く、物理的・論理的には正常に動作しなければおかしい状態だったそうです。
当怪異は計算結果がおかしいだけでそれ以外に特に害は無いため、特殊な収容プロトコルは不要です。
第4資料室のA-1184の棚に保管してください。
追記:セミナー所属の黒崎コユキの悪戯により、当怪異がセミナーのオフィスの共用電卓として混入される事案が発生。
事務作業の際に使用され、誤った数値で資料が作成されてしまいました。
幸い、責任者の早瀬ユウカが10桁×10桁の計算を暗算で検算し異常に気付いた為、大事には至りませんでした。
本件を受けて、ユウカから収容レベルの引き上げが提案。可決されました。
当怪異は今後、第6資料室のG-27金庫に保管されます。
また、黒崎コユキは第3地下金庫のA1ガラスケージに保管されます。 - 132二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 20:40:33
収容されるコユキに笑った。
- 133二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 07:35:13
保守
- 134二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 17:13:19
このレスは削除されています
- 135二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 17:16:59
アビドス***不思議
No2378「砂クジラ」
危険度D(SS~D)
モモイ判定:悪い子じゃないから、こちらから何かしない限りは大丈夫。でも怒ると怖いよ。
当該怪異はアビドス高校において出現しました。事前に調査を行ったアビドス生の報告によると、昔オアシスが広がっていた一帯において生き物のような物体が出現し、砂中を彷徨っているとの事でした。
アビドス高校の要請を受けてミレニアムの才羽モモイが調査に向かい、検証の結果怪異であると断定されました。
当該怪異はクジラのような大きな生物であり、地中を水中のように潜って動き回り、時折尾を跳ね上げて地表に姿を現します。
何を食べているかは不明ですが、その点を除くと海を泳ぐクジラと外形や生態がほぼ同じであることが判明し、怪異というよりUMAに近い存在であると考えられます。
基本的には性格は温厚で、こちらから危害を加えない限り害はありません。
砂中を泳ぐことから砂クジラと命名され、アビドスの珍しい生物として保護する方針が固まりました。
今後もアビドス高校により引き続き生態観察が行われます。
モモイ追記:この子はたぶんアビドスにオアシスがあった頃の人々の断片的な記憶の中から生み出されたんだと思う。その思い出と砂漠しかないアビドスの現実が混ざり合ったんだろうね。これからも元気でいてくれるといいね。
保守代わりに投稿。怖い話が書けなくてすまない。 - 136二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 22:27:38
【返報の鯨骨】を思い出した(スレ②)
- 137二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 07:53:33
ほ
- 138二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 17:41:20
絶対ホシノのお気に入り。
- 139二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 23:21:50
⭐︎ゅ
- 140二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 07:13:22
アビドス不思議発見
No.89『ターンオーバー』
危険度:D
おじさん判定:あっつい、暑くて焼けちゃいそう……普段の倍くらい暑いよ~。
概要:当怪異はアビドス砂漠のJ-33区域にて観測される現象です。
当該地区に滞在中に正午を迎えると、正午を過ぎて西に進む太陽から分裂して、東に逆進する"もう一つの太陽"が現れます。
一度当怪異の影響を受けた後は、J-33地区を離れても二つ目の太陽が消える事はありません。
二つの太陽は鏡写しのように真逆の方角に同じ速さで移動する為、その日は東と西で同時に日没を迎える事になります。
日没後は当怪異の影響は消え、翌日はまた普通に太陽が昇ります。
当怪異は影響下にある人間にのみ観測が可能で、その人からは太陽が二つあるように見えても、当怪異の影響を受けていない人間は、例えすぐ隣に居たとしてももう一つの太陽を観測できません。
ただし当怪異は幻覚の類では無いらしく、もう一つの太陽からの日光を受ける事で、当怪異の影響を受けた人物には東と西にそれぞれ二つの影が伸びる事になります。この影だけなら当怪異の影響外の人間にも観測可能です。
当怪異それ自体には特に害はありませんが、特に夏場は二倍の直射日光を浴び続けると熱中症のリスクが高まるので、当怪異に遭遇した際は長時間の外出を避け体調管理に気を付けてください。 - 141二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 18:43:26
本人しかわからないの絶妙に厄介だなぁ・・・
- 142二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 21:29:13
夏場には遭遇したくないな…
- 143二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 05:08:23
ほし
- 144二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:23:28
ねんのためはやめのほ
- 145二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:36:54
ジョジョ三部に出てくる太陽のスタンドみたいなものかなこれ。
- 146パンドラボックスの人24/11/16(土) 21:15:49
全員のやる気は上がったがそ『災厄の狐』が強力な事には変わらない
デスモモイがもう一度ワカモに接近して攻撃を試みる。
一刺し目は普通に避けられた。二刺し目はまたその手を叩かれ弾かれた。三刺し目はまた銃剣で逸らされた
そこにタイミングを合わせたキリノが『セミショットガンキック』を放つ
有効打にならなくてもふらつけばフブキのロケランが当てられる見込みが立つ…はずだった
その蹴りは中空を切った。なぜなら『災厄の狐』は次の瞬間には近距離とは言え目に留まらない速度でさらに距離が離れた場所に居たからだ
「な、瞬間移動術!?」
それだけでもそこに居る全員を困惑させるには十分だったが、突如『災厄の狐』が足を振り下ろし、地面を強く蹴った。
次の瞬間屋上全体が…いや、建物全体が揺れ、全員が体勢を崩した
『災厄の狐』が指を天に指し、それを振り下ろすと近くのデスモモイに雷が降り注いだ
かろうじて後ろに飛び跳ねることで躱したデスモモイだったが着地した瞬間、無から火の手が上がる。
デスモモイを取り囲むように燃え上がり、身動きできないでいると、いつの間にか目の前に居た『災厄の狐』に蹴り飛ばされた
中空で一回転したデスモモイがかろうじて受け身をとると腹を抑えながらつぶやく
「QUAKE,LIGHTNING,FIRE,FOX,COMBO…!」
「ほんとに災厄の詰め合わせだな…!撃て撃て!相手に思うように動かさせるな!」
「あれで本当に不完全なの…?」
"そのはずなんだけど、何かがワカモを操り続けているらしい!何か心当たりは無いか!?"
ヴァルキューレの援護をしながら、先生のそばで護衛をし続けるサキが口を開く
「先ほどから『ワカモ』と言ってるが、もしかしなくても『災厄の狐』のことだよな?元になった生徒の情報なんてあったか?」
その隣でミドリが驚く
「何を言っているの…?あれは矯正局を脱走したって言われてた七囚人の一人だよね!?」
「そうだっけ・・・?」
モモイすら首をかしげる
そのやり取りを聞いてたカンナは唐突に思い出す。あれを何時から『災厄の狐』と認識していた?
「全員聞け!あいつの名前は何だったか言ってみろ!」
その場に居るミドリと先生を除く全員が『災厄の狐』と答える
モモイも流石に察したようで驚いたように叫んだ
「認識を書き換えられている…!そりゃ怪異の存在認定に十分だよ…!」」
- 147二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:20:37
ほ
- 148二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:33:09
- 149二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 17:37:02
- 150二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 21:55:31
⭐︎
- 151二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 04:49:41
- 152二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 11:55:31
保守
- 153パンドラボックスの人24/11/18(月) 21:02:38
- 15415124/11/19(火) 04:44:45
- 155二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 15:49:41
ほ
- 156二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 21:05:51
し
- 157二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 22:33:25
保守
- 158二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 07:53:51
保守
- 159二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 12:39:26
怪異は出たけど殆ど瞬殺されて怪異側や、付いてきた「怪異巻き込まれ組」がドン引きしてるの見たい。
(例:ヤマノケが出た上に対策部の誰かに入り込んだけど「ハイレタハイレタ」と喜ぶのも束の間でキヴォトス人だから簡単には死なないし…と皆にめちゃくちゃ撃たれる(なんなら本人も自分に撃つ)慌てて逃げ出すみたいな)
- 160二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 21:09:54
ミレニアム※※不思議
No16892「壁桃」
危険度 Ⅾ
モモイ「帰りの何とも言えない空気どうしてくれんのと思いました。」
概要:本怪異は壁に半分埋まっている大きな桃です。それ以上でもそれ以下でもありません。
以下調査報告。(調査班ユウカ、モモイ同行)
触ってみる:一般的な桃より柔らかい触感:触る際にアンっと喘ぎ声。
匂いをかいでみる:芳醇な桃の香り:顔を近づけた際に呼気が当たるたびに声が聞こえてくる。
果肉を持ち帰って調査するためにスプーンで果肉を救ってみる。:
肌触りは普通のモモより柔らかいもののスプーンが刺さらず果肉を持ち帰るのは断念。
スプーンを桃に突き刺すたびにはうんとかひぃんとか色っぽい声が聞こえてくる。
とにかくい桃に何かするたびに色っぽい声が聞こえてくるので調査終了して帰る事には
ユウカとモモイの間に変な空気ができていました。 - 161二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:19:45
…ええ…(困惑)
- 162二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 02:39:32
危険度DじゃなくてHだよ!!
- 163二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 06:56:27
見つけたのがコハルやハナコじゃなくて良かった…
- 164二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 15:24:07
与える刺激の強さによって出る音変わりそう