- 1二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:47:53
秘密捜査官。
古今東西、あらゆる世界に飛び立ち、様々な事件や謎を解明していく少女の集団である。
これは、そんな彼女達が解決した、事件の一つである。
(彼女達の活躍はこちらから)
【超閲覧注意・独自設定】御霊安らぐ領域|あにまん掲示板「聖域」と呼ばれる場所がある時空とは、異なる時空に存在するという砂漠の墳墓。そこでは、かつての古代エジプト文化の名残が残っていた。ある偉大な王の墓とされる遺跡群に、最近奇妙な事が起きているという。(「…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:53:21
エリート秘密捜査官ミステリー「本日、あなた達を呼んだのは他でもないわ。これを見て頂戴。」
ミステイク「なんですか?これ。」
秘密捜査官達にミステリーはファイルを渡す。
ファイルには白いドレスの様な服がいくつも載っていた。 - 3二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:53:42
今回の舞台となるのは、「聖域」のある時空とは異なる時空の話。
(聖域についてはこちらから)
【超閲覧注意】ようこそ、「聖域」へ。|あにまん掲示板ここは、ミラーナイトにされた女の子モンスター達が徘徊しています。bbs.animanch.com王都から離れた場所にある山に、宮殿のような建物があった。そこは、世界各国の王侯貴族や大商人の娘が通う、全寮制の花嫁学校だった。
生徒たちは、7つの組に分かれて生活しており、各組の成績上位者は、「七虹姫」と呼ばれている。
- 4二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:00:16
- 5二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:09:05
ミスキャスト「つまりこの制服を来ている学生達が行方不明になっていると。」
ミステリー「ええ、そうよ。でも、わかったことはここまで、依然として真相は不明のまま。」
ミスリード「そこで今回我々にお鉢が回ってきたと。」
ミステリー「ええ、そうよ。あなた達は以前、難事件を解決したしね。」
ミステイク「これまた難事件だねー」
ミステリー「ええ、後今回は助っ人を用意したわ。入って来て。」
ミステリーがそういうと入ってきたのは。
ミスショット「どうも。」
ミスキャスト「ミスショットさん!」
ミステリー「今回も荒事が予想されていてね。援軍と、して彼女に動いて貰うわね。」
ミスマッチ「今回も私は別行動だ。何かあったら連絡してくれ。」
ミステイク、ミスキャスト、ミスリード「了解!」
- 6二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 20:45:38
- 7二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 20:58:02
- 8二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:11:43
1人は赤髪の女性。とある大商人の娘で現在はこの学園の生徒会長だ。
1人は青髪の女性。彼女は有力議員の娘で副会長を務めている。
1人は緑髪の女性。彼女は古くから続く軍人の家系であり、自他共に厳しい性格だ。
1人は黄色髪の女性。有力な聖職者の家に生まれ。他者に慈愛の心を持つ性格だ。
1人はオレンジ髪の女性。乱暴な性格だが有力貴族の娘であり、だれも文句が言えなかった。
1人は紫髪の女性。東洋の国よりの留学生であり。彼の国の王族らしい。
1人は藍色髪の女性。この学園の理事長の娘であり、生徒会長ですら彼女には逆らえない。傍若無人な性格だ。
以上7名は虹姫と呼ばれ学内において尊敬と恐怖の眼差しを向けられていた。そんな彼女達が生気のない表情で向かった先にいたのは。
ブラック・マジシャン「ようこそ。美しき姫君たちよ。さあ、儀式を始めようではないか!」
赤を主体としたローブを纏った。ブラック・マジシャンだった。 - 9二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:30:11
赤姫「はい。畏まりました。7虹姫を代表して、婚礼の儀の開会を宣言致します。」
そういって、彼女達は前に進む。すると、彼女達のドレスが霧散した。そして、目の前には巨大な男性器のオブジェが聳え立っていた。
- 10二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:52:07
ブラック・マジシャン「さあ、姫君たちよ。まずはそれに口づけを。」
赤姫「ハイ。」
すると姫君たちはその巨大な男性器にキスをする。
青姫「ンムッ♥チュッ♥」
橙姫「ムグッ♥フムッ♥」
藍姫「ムフッ♥チュッ♥」
姫君たちはオブジェにキスをするだけでなく。舐め回したり、亀頭を咥えたりしている。
そして…
ブラック・マジシャン「さあ、そなたたちよ。今日こそは偉大なる存在を妊むべく、受け入れるのだ。」
姫君たち「「「「「「「ハイ♥分かりました♥」」」」」」」
姫たちはオブジェを挿入した。 - 11二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:55:15
- 12二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:20:41
姫君たちがチェスの駒の様になってから約3時間が経過した。
ブラック・マジシャン「クククッ。ではどうかな。」
ブラック・マジシャンはそういうと姫君たちの下腹部を触り始める。
赤姫「あっ…♥」
青姫「あん♥」
姫君たちは嬌声をあげる。
ブラック・マジシャン「どうやら、儀式はなったな。喜ぶがいい。お前たちは偉大なるアルカナ・フォースの母体となったのだ。」
赤姫「あっ…♥嬉しい…♥」
黄姫「私達は母になるのですね♥」
ブラック・マジシャン「そうだ。だがしかし、まだ誕生の時ではない。そこでお前たちに任務だ。」
そういうとブラック・マジシャンは彼女たちから男性器を引き抜く。
彼女達は嬌声をあげ、地面に倒れたかと思うと。失われたはずの四肢が再び現れた。
ブラック・マジシャン「お前たちには出産の時まで普段通り学生生活を送ってもらう。しかし、母体に相応しい女を見つけたらここに連れてくるのだ。良いな。」
赤姫「ハアイ♥わかりましたあ…♥必ずや任務を果たしてみせますう♥」
ブラック・マジシャン「良い心がけだ。頼んだぞ。」
- 13二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:24:40
- 14二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:35:02
- 15二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:56:29
- 16二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:04:55
学園内を歩く秘密捜査官達。すると彼女たちの前に赤姫達が現れた。
赤姫「見ない顔ねあなた達は?」
ミスリード「私達は今日からここに転校してきたんです。」
ミステイク「はい、転校してきたばかりで右も左もわからないものでして…」
赤姫「そう、ならいいわ。私はこの学園の七虹姫の1人赤姫ことサフィラ・コバルティ。以後お見知りおきを。」
ミスキャスト「こちらこそ、よろしく。」
赤姫「それにしても…なぜ貴方方みたいな庶民がこの学園に?」
ミスキャスト「失礼だなー」
赤姫「まあ、何かしら理由があってのことでしょうから詮索はいたしませんわ。青姫、この者たちの案内をお願いします。」
青姫「はっ、わかりました。お前たち、ついて来い。学園を案内してやる。」
- 17二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:16:51
- 18二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:28:49
- 19二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:38:48
- 20二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:06:02
- 21二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:22:28
- 22二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:34:04
- 23二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 09:44:03
- 24二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 12:07:31
- 25二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 12:53:48
- 26二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 14:28:39
- 27二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 17:10:18
- 28二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:26:22
- 29二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:48:15
クリスタ「では皆様、私に着いてきてくださいな。」
秘密捜査官たちが彼女についていくとそこにあったのは古びた洋館だった。
ミスリード「なんというか…風情があると言うか…」
ミステイク「古い建物だねー。幽霊が出そう…」
クリスタ「申し訳ありません。この学校ではランク制となっておりまして。」
ミスキャスト「ランク制?」
クリスタ「簡単に言いますと学業の成績や実技、さらに部活の大会等で優秀な成績を取りますと待遇が良くなるという事ですわ。勿論、その逆もしかり。」
ミスショット「なるほど、私達は最低ランクからスタートという訳か…」
クリスタ「まあ、皆様にはあまり関係がない事ではありますがね。秘密捜査官の皆様。」
ミスリード「ん?こっちの素性を知っている?」
クリスタ「ええ、実は私も貴方がたの捜査に協力をさせていただきたいと思っております。」
- 30二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:57:45
- 31二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:05:22
- 32二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:16:44
- 33二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:26:04
- 34二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:34:38
- 35二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:27:52
赤姫「さあ、皆、散歩に行きましょう。」
赤姫の犬「えっ…でも…」
赤姫「あら?口答えをする気かしら?」
赤姫の犬「そ、そんなつもりは…」
緑姫の犬「お、横暴です。いくら命令とはいえ…」
緑姫「貴様、私達に逆らうのか!」
そういうと緑姫は犬となった生徒の尻を叩く。
緑姫の犬「きひいっ!わ…わお〜ん!」
緑姫「そうだ!犬は犬らしく主人に従え!」
黄姫「さあ、散歩の時間ですよ。汚れた身体を見せることで贖罪とするのです。」
紫姫「犬の散歩は楽しみですわね。さあ、どうしつけましょうか。」
橙姫「ほら、行くよ。散歩の後は楽しい調教だよ!」
藍姫「フフフッ、楽しいですわ。さあ、行きましょう。あっ、密告しても無駄ですわよ。あなた達の家族が路頭に迷うだけですわ。」
こうして6人は犬となった生徒を連れ。夜の校庭へと向かった。
青姫「…行ったか…さて、鎖を外そう。服を着るといい。言葉を話してもいいぞ。」
青姫の犬「はっ…はい、ありがとうございます。しかし、なぜ…」
青姫「正直、こういった事が好きではない。それだけだ…それに父から言われている「他者にも優しくあれ」とな。さあ、今日は戻ると良い。他の姫には体調が悪かったと言っておくから。」
学生「あっ、ありがとうございます。」
- 36二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 22:00:47
- 37二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 22:47:57
学生「ええ、良いんです。私はあの学園を今は休学中ですから。チェスですがどうですか?」
了「なるほどそうですか。では一局。お名前は?」
学生「名前ですか…そうですね。私はシロと言います。」
了「シロさん。ですか…。1体なぜ休学を?」
シロ「色々ありまして…正確には休学ではないんです。」
了「ほう…と言うと。」
シロ「最近、学園にあまり良くない噂が流れているんです。なんでもただですら横暴だった6人の虹姫がさらに輪をかけて横暴になったとか、学生が行方不明になったとか…悪い噂ばかりなんです。」
了「6人?虹はならば7人では?」
シロ「実は私は虹姫の1人、青姫様の従者をしていまして、その青姫様より休学を勧められたのです。彼女は優しい方でして、私の身を案じられてのことだと思います。彼女に休学を勧められた学生は他にもいるはずですよ。」
- 38二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 22:53:00
- 39二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 23:07:09
- 40二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 23:26:45
- 41二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 08:52:50
- 42二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:01:44
- 43二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:08:59
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:12:09
- 45二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:16:23
- 46二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 12:55:41
- 47二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 13:50:16
そして、礼拝堂では、黄姫と紫姫が一緒に居た。この日は礼拝堂は大きな用事はないため、ほぼ貸し切りになっていた。
黄姫「あら、ユカリさん、お連れの方と一緒とは、珍しいですわね。」
紫姫「はい、トパゾスさま。今日は彼女も是非、参加させようと思っていまして。」
紫姫の付人「はい。よろしくお願いします、黄姫さま。」
黄姫の付人「では、皆様。早速始めましょう。」
黄姫と紫姫は、礼拝堂の奥に向かった。
付き人達『『『アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️』』』
礼拝堂の奥の部屋に木霊する、淫らな合唱。黄姫と紫姫の付き人達が、男根のオブジェを挿入し、笑顔でスクワットしていた。彼女達に意識はなく、ただ主の望む行動をとっているといった感じだ。
- 48二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 14:38:28
その様子を見て、微笑む二人の姫君。
黄姫「捧げ物にふさわしくなってきましたわね。」
紫姫「ですがもう少し、仕込みをする必要がありますわ。我らが主の為に。」
その頃緑姫は図書館にて了と会っていた。
デュエルに詳しい男がいるとの情報を生徒から聞いた彼女は、その腕を見極めるために特別に許可をもらい、外出したのだ。
緑姫「貴様が了だな。」
了「ああ、そうだが…何か?」
緑姫「私と決闘してもらおう。」
了「すまないが今、チェスを皆に教えているんだ…それが終わってからなら…」
緑姫は了が話終わる前に剣を抜き、彼の前に突きつけた。
了「なんのつもりだ。皆が怯えているだろう。」
緑姫「問答無用だ。直ぐにデュエルの準備をしろ!」
シロ「あわわわわわわ。」
了「仕方ないな。良いだろう。」
緑姫「フン!いかにデュエルが強かろうと私の敵ではない!私のブルーアイズの前に屈するが良い!」
- 49二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 15:13:16
- 50二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 17:08:42
緑姫「そして、手札よりカオス・フォームを発動。現れよブルーアイズ・カオス・MAXドラゴン!そしてアルティメットフュージョンで現れよ真・ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン!」
緑姫の取り巻きA「まあ、現れましたわ。姫様の最強のブルーアイズが!」
取り巻きB「憐れですわね。少しばかりデュエルが強いからと、自分が井の中の蛙であることを知れば良いのですわ。」
緑姫「そうだな、これでターンエンドだ。」
了「…本当に良いのか?」
緑姫「当たり前だ!我がカオスMAXとアルティメットを突破などできるものか!」
了「学園でも最強クラスと聞いたがこの程度とは…正直失望した。」
緑姫「何だと!」
了「では、始めるか、私は手札よりプロト・サイバー・ドラゴンを特殊召喚し機械複製術を発動。」
緑姫「ふん!なんだ、そんなに並べた所でどうにかできるとでも!」
了「そうだな、では君にデュエルを教えてやろう。まずは手札よりクロックワーク・ナイトを発動し、フィールドのモンスターの属性を全て機械族にする。」
緑姫「何だと!」
了「そしてプロト・サイバー・ドラゴンはサイバー・ドラゴンとしても扱う。さあ、現れよキメラテック・フォートレス・ドラゴン!」
緑姫「なんだと!私のドラゴンが…」
取り巻きA.B「なんということですの!」
了「全く、張り合いが無いな。俺が知っているブルーアイズならもっと後のことを考えた動きをするんだがな…」
- 51二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 17:19:21
- 52二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 17:55:45
- 53二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 18:30:09
シロ「恐らくそれが絡んでいるのではないかと…」
了「廃坑か…ならなぜそこに学校なんか作ったんだ?」
シロ「土地が安かったから…とか?」
了「安くても危険な場所なら学校なんて作らないだろう。何かがあるはずだ…潜入できれば良いのだが…」
するとそこに現れたのは教師のクリスタだった。
シロ「あっ、クリスタ先生。」
クリスタ「どうやらお困りの様子ですわね。よろしければお聞かせ願えないかしら。」
了「実は…」
クリスタ「なるほど…真相を確かめるために学園に潜入したいと…実は今、貴方とは違う世界の方も潜入調査を行っておりまして…そうだわ!流石に生徒は無理でも職員としてなら入れるかも。実は寮の管理人が足りなくなっていて、よかったらその立場で学園に来られると思うわ。」
了「なるほど…では受けさせてもらいましょう。」
シロ「了さん。得られた情報は私たちにも提供お願いします。」
- 54二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 19:41:03
- 55二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 19:46:14
- 56二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 19:55:43
- 57二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:13:56
緑姫「誰かと思えば貴様か…良いだろう、お前たち、我が自室へ来い!貴様たちの体に我が騎士道を叩き込んでやる!」
取り巻き達「はいい…お供致しますう♥」
ミスリード「何なの…これ…」
青姫「ん?お前たちは…すまないな、彼女は昔から苛烈な事をしてきたがあの日以来、さらに歯止めが効かなくなってな。こうして皆の前で取り巻きを辱めてしまう様になってしまった…前は絶対無かったのに…。」
ミスキャストが青姫に周りに聞こえない声で囁く。
ミスキャスト「やっぱり例の…」
青姫「…なるほど、君たちがクリスタ先生の言っていた…今は話せないな。また、夜に私の所に来てくれ、見せたい物がある。」
ミスキャスト「分かりました。」
青姫「さて、君たちは授業だろう?早く行った方が良い。君たちは午後はテニスのはずだ。」
- 58二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:38:23
ミスキャスト「は、はい!サフィラさんも、お気を付けて。」
青姫「ああ。気をつけてな。」
こうして、午後の授業に赴くミスリード達。
そして、礼拝堂では。トパゾスとユカリによる「聖歌隊」の練習が行なわれていた。礼拝堂には、勇に30人の生徒達が、聖歌隊として参加している。
ユカリ「さあ、皆さん。日頃の成果を披露して下さいませ。」
トパゾス「神もきっと、お喜びになりますわ。」
聖歌隊達「「「畏まりました。我ら聖歌隊による合唱。どうぞ、ご堪能下さいませ。」」」
トパゾスとユカリに支配された聖歌隊員は、自身の秘所に大きな一物を挿入する。そして、スクワットの再生になると、トパゾスの合図で、一斉にスクワットを開始した。
- 59二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:15:04
聖歌隊「ほおおおおおン♥」
聖歌隊「んほおおおおおお♥」
トパゾス「まあ…なんと素晴らしき嬌声」
ユカリ「聞いているこちらも…んッ♥発情してしまいそう。」
聖歌隊の喘ぎ声を聞きながら2人も秘所をいじり始める
トパゾス「ハアッ♥」
ユカリ「アアッ♥」
そして最期には礼拝堂にいた全員の絶頂の喘ぎが響き渡った。
聖歌隊「アッハアアアアアアン♥」
ユカリ「いっくううううう♥」
トパゾス「ハヒイイイイイッ♥」
ユカリ「ハアッ♥ハアッ♥…これで…あるじ様に…捧げられますわね。ハアンッ♥
トパゾス「ええ…我が主もお喜びになりッ♥皆の罪も話が主によって…救われるでしょう…アンッ♥」
するとそこに、藍姫と赤姫が入ってきた。
赤姫「まあ、捧げ物が出来上がったのですね。これで主様も喜ばれましょう。」
藍姫「私達もペットの調教を頑張らなくては。それから皆様には見ていただきたいものがあって…」
すると藍姫は数枚の写真を差し出した。そこにはミステイク、ミスキャスト、ミスリード、ミスショットの写真が写し出されていた。
藍姫「こちらの新入生は容姿端麗で身体も引き締まっております。主様も喜びますわ。」
皆の目が獲物を見る目に変わる。
トパゾス「フフフッ、これならば我ら主様も喜びましょう。」
ユカリ「ああ…これは可愛らしい…私達で可愛がりたいですわね。」
藍姫「ならば決まりましたわね。次はこの四人ですわ。」
赤姫「ええ。」
その様子を見ていた者がいた。
ミスマッチ「おいおい、光学迷彩アーマーで隠れていたとはいえ気づかないって…しかし、奴ら相当ヤバいな…まっ、あいつらは大丈夫か。さて、調査続行…と。」
- 60二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:27:52
そして夜。
秘密捜査官達は、集まって情報共有をしていた。そこに、一人の男がやって来た。
クリスタ「そうでした。新しい用務員のサイバさんと言います。よろしくお願いしますね。」
了「どうも。寮官の冴刃了です。よろしくお願いします。」
ミスリード「あ、貴方が・・・。よろしくお願いします。」
了「ん?俺のことを知っているのか?」
ミスキャスト「ええ。実は・・・。」
了「そうか。君達が、歌織の言っていた人達か。」
了の言う歌織とは、勇者仲間の一人で、エクソシスター使いの女決闘者だ。
ミステイク「あ、そうそう。了さんに見せたいものが。これなんですけど、何か知ってます?」
ミステイクが見せたのは、ミステリーが見せてくれた鳥瞰図だった。
了「これは、クロウリー・ヘキサグラム・・・!まさか・・・!!」
- 61二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:43:16
ミスリード「何か…」
了「いや、恐らく違うか、しかし、何者かが利用した痕跡があるな。ありがとう。これはこちらで調べよう。」
クリスタ「そういえばあなた達は青姫とも会わなければならないんじゃなかったかしら。」
ミステイク「そうだった。」
ミスショット「ここはわたしが残るから行ってらっしゃい。」
青姫は捜査官たちのいる寮のロビーに来ていた。
ミステイク「遅くなりました。」
青姫「いや、いい…私も今来た所だ。」
青姫の息は荒く、何かに耐えている感じだった。
ミスリード「それで…見せたいものって…」
青姫「ああ…実は…」
そう言うやいなや青姫は突然服を脱ぎ、下着姿になった。
ミスリード「うわあああああっ!」
ミスキャスト「一体何を!…ってこれは…」
青姫の下腹部…子宮の辺りには魔術的な紋様が刻まれていた。
青姫「んッ♥…アアッ…♥…夜になると…疼くんだ…♥私達は…何者かに…これを刻まれてから…♥夜になると…時折っ♥意識が飛んで…犯人の元に…向かいッ♥何かをされてしまうんだ…アンッ♥」
- 62二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:55:17
- 63二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:28:41
青姫「アア…スマナイ…サア…アルジサマニ…」
ミスリード「うわわわわわ」
ミスキャスト「危ない!」
青姫「ぐはあっ」
ミスキャストはショックガンを放ち、気絶させた。
ミスキャスト「危なかったね…」
ミスリード「でもどうする?また目を覚ましたら…」
ミステイク「じつはちょっと試したい事がなるの。以前私たちが操られていた時にゴーストリックの皆が悪夢を見せて正気に戻した事があったでしょう。」
ミスキャスト「…あんまり思い出したくないなー」
ミステイク「そこで、悪夢を見せればこの呪いも解けるんじゃないかなあと思って。」
そういうとミステイクはあるカードを発動させる。
発動させたのはネクメイド・ナナ
ミステイク「ナナちゃん。怖い夢を見せてあげて。」
ネクメイド・ナナ「カシコマリマシタ…」
- 64二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:37:09
- 65二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:45:53
- 66二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:58:54
- 67二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 23:29:17
- 68二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 08:11:11
やがて、サフィラに変化が起きる。
青姫「あ♥生まれる♥♥たまご♥♥じゃしんさまの♥♥たまご♥♥いっぱい♥♥あ♥あ♥ああああ♥♥♥♥」
サフィラは元気に、オグドアビスの卵を生み出していた。
青姫「アアアアア♥♥♥♥ あ、あれ……え……?」
最後の卵を産み落としたタイミングで、サフィラは目覚めた。どうやら、正気に戻ったようだ。
- 69二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 09:04:29
ミスリード「あっ、目が覚めたみたい。」
ミステイク「正気に戻ったみたいね。」
青姫「わ、わたしは…す、済まなかった。」
ミスキャスト「いや、未然に防げたから良かったよ。」
ミスショット「下半身の紋様も無くなったわね。」
青姫「本当だ、無い。それにあの疼きも止まったみたいだ。本当に感謝する。そうだ、他の6人にも…」
ミスリード「いや、本人が洗脳に抵抗していたのもあるかも…他の6人に同じ手が通じるかな。」
その頃、6人は白い花嫁衣装を纏い、ブラック・マジシャンの元へ向かっていた。報告のためだ。 - 70二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 09:56:11
- 71二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 12:54:34
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- 72二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 12:55:27
ブラック・マジシャン「ほう…これがか…ん?何処かで見たが…まあ、良いか。ところで1人いないようだが…」
赤姫「申し訳ございません。現在、青姫は行方を捜索中でして…」
ブラック・マジシャン(そういえば彼女は魔術に抗うところがあったな。何が理由かは知らぬが洗脳が解けた可能性もあるか…)
ブラック・マジシャン「まあ、いい、彼女の捜索も頼んだぞ。新たなる贄についてもお前たちに一任しよう。今日はもう下がるが良い。」
姫達「「「「「「はい、分かりました。」」」」」」
ブラック・マジシャンは彼女たちが持ってきた写真を見る。
ブラック・マジシャン「この学生達か…嫌な予感がするな。」
一方、こちらは学生寮
ミスリード「洗脳が解けたのはいいとして、このまま学園にいるのは危険じゃない?」
青姫「そうだな。どうすれば…」
クリスタ「それならば貴方も学園をしばし離れては。」
青姫「そうだな。分かった。私はしばし休学し、外部から情報を集めよう。」
- 73二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 13:02:24
- 74二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 17:17:30
理事長「そうか…サフィラが…」
ブラック・マジシャン「はっ…直ちに捕縛を…」
理事長「よいよい、放っておけ、どうせ事を成せば捕まえるのは容易い。しかし…異世界からの侵入者達…気になるな…」
ブラック・マジシャン「はい…私もそう思います。」
理事長「貴様を助けたのは私だ、恩に報いるのだぞ。」
ブラック・マジシャン「はっ、命に代えましても。」
理事長はそういうと満足げな表情を浮かべ戻っていった。
その背後には3邪神と呼ばれるイレイザー、アバター、ドレッドルートが従っていた。
ブラック・マジシャン「青姫の件は気になるがまあいい、アルカナフォースの力を手に入れればこの国を支配する事もできるはずだ。」
その頃4人は…
橙姫「お前たち、知ってんだろ。」
緑姫「青姫の行方を教えろ!さもなくば…」
秘密捜査官達は2人の虹姫に絡まれていた。
- 75二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:11:28
ミスキャスト「そ、そう言われましてもぉ…………!」
ミスリード「気づいたときにはぁ…………。」
橙姫「ンだとぉ!!テメェわかってンのか?」
すると、了がやってきた。
了「随分と騒がしいな。サフィラさんなら、さっき休学届けを出しに行ってたぞ。」
緑姫「貴様!昼間の決闘者?!何故ここに?!」
了「本日付けで、寮官に就いたんでね。それより、いくら学園首席とはいえ、生徒を恫喝するのは良くないな。」
すると、アルマはニヤリと笑った。
橙姫「だったら、私らと決闘しないか?」
緑姫「ああ。昼間の雪辱を、ここで張らすとき!」
了「良いだろう。二人まとめてかかってこい。ただしこっちはハンデで、ライフは倍になるがな。クリスタさん。立会人、よろしくお願いします。」
- 76二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:15:16
- 77二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:48:28
了「ヴァンキッシュソウルか、楽しみだな。ではこちらはサイバーで相手をしよう。楽しませてくれよ。」
橙姫「その減らず口を」
緑姫「聞けなくしてやる!」
了は少しは楽しめるだろうと言う気持ちを胸にデュエルに臨んだ。
しかし…
了「灰流うららでラゼンのサーチを無効にする。」
橙姫「ナ、ずるいゾ!」
了「相手の戦術を潰す、これは当然だろう。」
さらに…
緑姫「ならば一気に勝負を決める!ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン」
了「ブルーアイズは多数見たが…使い手が猪突猛進気味ではな…ではリミッター解除を発動しサイバーツインで破壊しよう。」
緑姫「くっ…」
橙姫「嘘だろ!私たちが押されている…」
了「全く…デッキを使いこなせていないな。これで学園最強とは…頼光達がきいたら呆れるだろうな。では終わらせよう。パワー・ボンドを発動しキメラテック・ランページ・ドラゴンを召喚!さらに墓地にデッキから光属性、機械族モンスターを墓地に2体送り攻撃回数を追加。」
緑姫「いや、済まないな、これから剣の鍛錬の…」
橙姫「あっ…ちょっと用事が…」
了「それで逃げることはできないぞ。トドメだ。」
緑姫「あああああ」
橙姫「ちくしょおおお!」
了「この程度か…がっかりだな。」
- 78二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:57:04
- 79二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 19:42:20
するとそこに現れたのは赤姫と藍姫だった。
赤姫「そこまでです。寮の管理人の身でありながらデュエルに勝利するのはまだしも我らに命令をするとは許せません。」
藍姫「この事は他言無用にいたします。勿論、このことに口答えすれば…」
了「ふむ…良いだろう。」
赤姫「さあ、緑姫、行きましょう。」
緑姫「屈辱を2度までも…3度目は無いぞ。」
藍姫「橙姫も参りましょう。」
橙姫「覚えとけよ!あたしは執念深いんだ!」
ミスリード「なんだよ!ズルいな。」
ミスキャスト「でも、正直あんまりだったよね。なんで学園最強レベルか疑わしいよ…。」
クリスタ「それは…簡単に言いますと彼女たちに逆らえないからですわ。」
ミステイク「なるほどー」
ミスショット「下手に勝っちゃうと危ないしな。」
ミスリード「権力って怖いねえ。」
- 80二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 22:02:21
- 81二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 22:52:47
学園長「そうか…理事長が3邪神の力を手にしてからと言うもの色々と変わってしまったな…確かに強引な男ではあったが昔はああではなかったのに…」
魔導サイエンティスト「人は変わるもの…と言いたいが3邪神の影響があるのう。しかし、あの邪神ども、己の力に余程自信が無いのか地下のアレを目覚めさせようとしておる…」
学園長「なあ、アレはそんなに凄いものなのか?」
魔導サイエンティストはため息をつきながら答える。
魔導サイエンティスト「いや、アレはそんな大層なものではない…確かに混乱をもたらす事は出来ても、それだけじゃよ。」
学園長「そうか…だが混乱を早く鎮めなければ。」
魔導サイエンティスト「そういえば七虹姫が1人、休学をしたそうじゃな。」
学園長「ああ、にわかには信じられなかったが覚悟は本物だ。どうやら彼女なりに学園の事を憂いていたらしい。」
- 82二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 23:00:26
- 83二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 08:54:17
- 84二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 09:32:07
シロ「そうですか…ですがサフィラ様が無事で何より、今後はどのように…」
サフィラ「そのことなんだが、父を頼ろうと思う。」サフィラはそう言うと。宿屋で電話を借り、彼女の父に連絡した。
数十分後…
サフィラの父「久しぶりだな。急に休学したと聞いた時は驚いたが、話を聞き、それが真実なら…いや、お前は常に私には嘘はつかない子だ。真実なんだろう。離れて正解だ。」
サフィラ「申し訳ありません。しかし、現状、学園に留まるわけには。」
サフィラの父「実の所私の所にも黒い噂はしょっちゅう入ってきてね。あの理事長に何かあったみたいだな。それで、私に頼みがあって来たのだろう。」
サフィラ「ええ、お父様には申し訳ありませんが2点ほど、まずは理事長が何をしようとしているのか調べていただきたいのです。」
サフィラの父「なるほど…分かった。調べてみよう。それからもう一つは…」
サフィラ「こちらは学園の事なのですが…虹姫達の親の事の調査をお願いしたいのです。」
サフィラの父「なるほど、お前では確かにできないな。分かった。それもやろう。ツテを頼ればいくらでもできるしな。」
- 85二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 10:02:48
そして、夜が明けた。青姫休学の報は、学内に大きな衝撃を齎した。しかし、家業の手伝いで休学する事例は、過去にもあった為、特段大きな騒ぎにはならなかった。
了「ここが学園の図書室か。王都よりは小さいが、かなりの広さだな。」
了は学内の図書室にいた。クリスタから学内通行許可証を貰っていたのだ。そして、部屋で調べ物をしていると、男に声をかけられた。
魔導サイエンティスト「お主か。最近入ってきた者とは。」
了「しまった!」
魔導サイエンティスト「案ずるな。取って食ったりはせぬよ。そことあっちの本を持って、学長室まで来てくれぬか?」
了「わかりました。(あの人が指定した書物、全部この学園の歴史に関する奴だ。)」
- 86二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 10:17:05
学園長「やあ、君が異世界からの訪問者か」
了「はい、頼まれていたものをお持ちしました。」
学園長「ありがとう。安心してほしい。我々は君に危害は加えるつもりはないし、むしろ、この学園の事を憂えているのだ。」
魔導サイエンティスト「左様…まあ、君の世界では私はどうも恐れられているようだがの…」
了「まあ、そうですねえ。」
魔導サイエンティスト「それはちいと寂しいのう…おっと、話がズレたわい。例の魔方陣の事を調べとったらしいの。」
了「はい。」
魔導サイエンティスト「まあ、気をつけながらするんじゃぞ。何かあれば頼ってくれ。」
了「ありがとうございます。」
学園長「くれぐれも気をつけてな。」
一方、その頃
ミスリード「お茶会の誘い…ねぇ」
生徒A「姫様たちがあなた達に粗相を働いた事をお詫びしたいと申しておりまして。」
生徒B「まさか、姫様たちのご厚意、無下にはしませんわよね。皆様、お待ちしておりますわ。決して、遅れないよう。」
そう言うと。生徒達は去っていった。
ミステイク「行かないとダメ、だよね」
ミスショット「これは明らかに罠ね…。」
ミスマッチ「私の所にには来てないが、明らかに罠だな。どうする。」
ミスキャスト「いや、行こう。これはチャンスだ、黒幕の尻尾も掴めるしな。」
ミスマッチ「敢えて火中の栗を拾うか、気をつけてな。バックアップはこっちでする。」
ミスリード「ああ、お願い。」 - 87二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 10:30:04
- 88二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 10:48:24
- 89二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 10:53:20
- 90二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 11:14:54
ミスリード「初めて見たけど…」
ミスキャスト「凄い部屋だね…」
ミステイク「はえ〜私達の部屋とは大違い。」
藍姫「ふふっ、すごいでしょう。私達と仲良くなれば、この部屋にいつでも来ることができますのよ。」
黄姫「さあ、お茶が入りましたわ。皆様、召し上がれ。」
4人の前に紅茶が運ばれる。
ミスリード「(明らかに罠だね、薬品の香りがする。)」
ミスショット「(魔力の残滓もある。あの娘たちのではないね。)」
紫姫「さあ、皆様どうぞ。最高級の茶葉ですわ。」
ミスリード「それでは。いただきます。」
秘密捜査官達は紅茶に口をつけた。次の瞬間。
ミスリード「(やっぱりだ…思考が…ボヤけて…)」
ミスキャスト「(まあ…分かってはいたけど…)」
ミスショット「(さて…つぎは…)」
薄れ行く意識の中で秘密捜査官達は姫たちの声を聞いた。
赤姫「上手くいきましたわ。さあ、主様に見せましょう。」
緑姫「フン!私たちを辱めた罰だ主様に罰してもらわねばな。」
黄姫「安心なさい。あなた達の罪を主様がきっと浄化して下さることでしょう。」
藍姫「さあ、皆様、主様の元へ行きましょう。」
秘密捜査官達「ハイ…」
そう言うと、秘密捜査官達は虚ろな目で立ち上がった。
ミスマッチ「あいつら…私達に全然気づいて無かったな…」
了「まあ、光学迷彩アーマーで隠れていたからな。さて、尾行するぞ。」
- 91二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 11:44:32
姫達を尾行すると、そこは本来、生徒立ち入り禁止の部屋だった。するとそこから、地下に通じる階段があった。
ミスマッチ「マジか。地下通路何てあったのか。」
了「恐らく、ここの地下に何かがある。行こう。」
紫姫「さあ、新人花嫁の皆さん此方をご覧ください。」
そう言って虹姫が見せたのは、駒にされた虹姫達だった。手足はなく、腹にはくっきりと、男根の痕が浮かんでいる。
黄姫「これは「花嫁の偶像」です。魂を抜かれた肉体を使い、戒めとしたものですわ。」
緑姫「どうだ?美しいだろう?四肢を失くし、ただ微笑むしか出来ない姿。これこそ、我等のあるべき姿だ。」
橙姫「それに、腹越しにも伝わるだろう?この太い肉棒は、私達の幸せの形なのさ。」
秘密捜査官達『『はい。素晴らしいです。』』
すると、虹姫達は、秘密捜査官達に自身のペンダントを見せる。それは、自分の色と同じ宝石で出来ていた。そして、虹姫達の額には、クロウリー・ヘキサグラムが浮かんでいた。
藍姫「そして、これがその魂ですわ。私達は神と契約して、肉体と魂を分離することに成功しましたの。」
赤姫「もう、お分かりですね?これから皆様には、意思なき傀儡になってもらいます。ここで飾られている、魂の持ち主のようにね。」
- 92二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 12:54:50
すると奥からブラック・マジシャンが現れた。
ブラック・マジシャン「クククッどうやら上手くいったみたいだな。」
赤姫「ええ。連れてまいりました。」
ブラック・マジシャン「さて、お前たちも知っているだろうが。私の傀儡になって貰うぞ。そのための衣装だ。」
ブラック・マジシャンが差し出したのは白のヴェール。
傀儡を完全に意のままにできる代物だ。
ブラック・マジシャン「最も、虹姫達は進んで私達に協力してくれたが。これで理事長と私達の目的を果たせる、アルカナフォースを目覚めさせ…」
ミスリード「なるほど、それが狙いか。」
ミスキャスト「虹姫たちも進んで協力していたとは…」
ミステイク「世も末だねー」
ミスショット「さて、黒幕も分かったことだし…」
秘密捜査官達「「「「やっちゃいますか。」」」」
秘密捜査官達は制服からいつもの衣装にチェンジする。
赤姫「な、なんですの。」
藍姫「あ、あなた達は一体?」
紫姫「そ、それにあなた達は…さっき…」
ミステイク「残念だったね、あれぐらいなら全然大丈夫。」
ミスキャスト「前のミイラの奴より遥かにマシだね。」
ミスリード「アレはキツかった。」
了「どうやら犯人が判明したようだな。」
ミスマッチ「さあて、どうしますか?」
ブラック・マジシャン「くっ…お前たち!失態は自らの手で償え!」
黄姫「そんな…主様。」
ミスマッチ「あっ、逃げるぞ。」
- 93二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 13:03:48
- 94二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 13:09:12
- 95二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 13:57:15
デュエルは姫達の先攻で始まった。
黄姫「私は手札よりメテオニス・ドライトロンを発動。これにより崇高なる宣告者を特殊召喚!さあ、裁きの時です。」
紫姫「私はユニゾンビと馬頭鬼で戦神ー不知火をシンクロ召喚。さあ、どうされます?」
クリスタ「なるほど…了様のおっしゃるとおりですわね…。あまりにも弱い…」
紫姫「何を申されますの。」
緑姫「私たちを侮辱…」
橙姫「いや、正しいかもしんねえ…正直デュエルで」
クリスタ「私は相手フィールドの宣告者をリリースし、現れなさい!ドゴラン」
黄姫「そんな…宣告者が…」
クリスタ「さて、覚悟は宜しくて!発動、クリアー・ワールド。」
了「クリアーだと。面白いデッキを使うなあ。」
クリスタ「私は手札よりクリアー・キューブを召喚し、さらにこのカードをリリースし現れなさい。クリアー・ヴィシャス・ナイト!」
黄姫「な…ですがその攻撃力ではドゴランを…」
クリスタ「甘い!ヴィシャス・ナイトはフィールドの一番攻撃力の高いモンスター。つまりドゴランの分アップします。よって攻撃力は5300!」
紫姫「そ、そんな…」
クリスタ「さらにクリアー・ウォールを発動!これであなた達はクリアー・ワールドの効果を全て受けねばなりません。」
紫姫「そ、そんなあ…」
黄姫「ああ…なんとひどい…」
クリスタ「バトルフェイズ、私はクリアー・ヴィシャス・ナイトで戦神ー不知火を攻撃。」
紫姫「ああ、不知火が…」
クリスタ「さて、手札より強欲で謙虚な壺を発動し、エクストラから6枚を除外し2枚ドロー。そして、カードを2枚伏せてターンエンドします。」
- 96二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 14:11:06
ミスリード「す、凄いことしてるような・・・。」
ミスキャスト「これって、どういう事なの?」
了「ああ。端的に言うと、花嫁達は今、手札が丸見えの状態で、下手に攻撃宣言出来ず、ターン終了時にバーンダメージを受ける。」
ミスマッチ「うへぇ。了さんなら、どうするのさ。」
了「まあ、バーンダメージに関しては、あまり心配はしてないな。なにせ、俺のデッキには、これがあるからな。」
そう言って見せたのは、パワーボンドだった。
ミスリード「ああ、それで・・・。」
一方決闘の方は、お通夜の様な状態居なっていた。
ユカリ「あ、あわわわ・・・。と、トパゾスさん。どどど、どうしましょう・・・?」
トパゾス「そ、そうはいっても、崇光なる宣告者を崩されては、どうにも・・・!」
- 97二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 14:47:01
黄姫「わ、私のターン…カードを伏せてエンド…」
紫姫「わ、私のターン…エンド…」
クリスタ「なんと不甲斐ない…これが生徒達の模範とも言うべき姫の姿ですか…」
黄姫「わ、私に勝ってみなさい、お父様が黙っておりませんわ」
紫姫「わ、私は東洋の王族ですわよ、その私にこの様な仕打ちを…」
クリスタ「問答無用!」
デュエルはクリスタの圧勝で終わった。
惨敗に終わった2人を赤姫と藍姫は侮蔑の表情で見る。
赤姫「全く、情けないですわね。この様な、惨敗とは…」
藍姫「主様に恥ずかしいとは思わないのですか!」
赤姫「まあ、いいでしょう。つぎは私達と了様ですわね。」
するとそこに
サフィラ「いや、私も参加させてもらおうか。」
赤姫「青姫…いやサフィラ…」
藍姫「裏切り者が…まあ、いいでしょう。私があなたの相手を致しましょう。」
了「そうか…なら頼んだぞ。」
サフィラ「ああ、任せておけ。」
学園長「では2回戦はタッグデュエルで行う。」
赤姫「私のレッドアイズで貴方を焼き尽くしますわ。」
藍姫「私はならばエクソシスターで相手をしましょう。」
了「ほう、どちらも知り合いが使っていたな。ならば俺はジェネレイドで行くか。前に見たが面白そうだったんでな。」
サフィラ「私が使うのは氷結界だが…構わないか?」
了「ああ、構わないさ。」
- 98二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 14:57:06
赤姫「私の先攻!私は手札より真紅眼融合を発動!現れなさい。ドラグーン・オブ・レッドアイズ!」
ミステイク「あわわわわ。凄そうなのが出てきた。」
ミスリード「効果を見たけど…てんこ盛りだな。ヤバくないか?」
緑姫「おお、赤姫はいきなりエースを出したか。」
橙姫「容赦ないなー」
赤姫「さあ、これで私の強さ…が…」
了はその頃、ある会話を思い出していた。
〜カードショップにて〜
頼光「紅さん、ついにドラグーン帰ってきますね。当然デッキに」
紅「入れないわよ。」
頼光「ええ、なんで?」
紅「ねえ、今のカードプールでドラグーン1枚で止まると思う?」
了「止まらないな。」
歌織「そうね。」
紅「それにドラグーンをいれるとなるとブラック・マジシャンが必要だし噛み合わせ悪いのよね。」
頼光「でも現役の時はとても強かったって」
紅「それは他のカードと一緒だったからねーアレ単体だとあっさり…も多かったわよ。」
頼光「そうなんだ。」
紅「そういうこと。強いけどねー、あくまで選択肢の1つって感じね。」
了「…それでおしまいか…なら次は俺の番だな。」
- 99二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 15:35:57
- 100二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 16:40:38
赤姫「ここは悩みどころ…ですがロプトルを無効にしますわ。」
了「なるほど…かかってくれた。手札のマルデルを捨て、ヴァラを特殊召喚!さらにヴァラの効果で、マルデルを特殊召喚!効果で王の舞台を手札に加える。」
藍姫「ああ、なんという事を…」
了「強力なカード1枚に頼り切ったデュエルがいかに脆いか教えてやろう。さて、2体でエクシーズ。現われろ、レーヴァテイン!」
赤姫「ですがドラグーンには強力な耐性が…」
了「対象を取らない破壊以外の除去には無力!さあ、行け、効果でオルムガンドのエクシーズ素材に!」
赤姫「ああ…私のドラグーンが…」
了「さて、オルムガンドの効果で1枚取り除き1枚ドロー。貴方もどうぞ。」
赤姫「くっ…ドロー」
了「さて、お互い1枚づつオルムガンドの素材に。そして俺はステージの効果でハールを特殊召喚。さて、ガラ空きのフィールドにダイレクトアタックだ。」
赤姫「アアッ。」
藍姫「そ、そんなあ…こんなにも強いなんて…」
了「俺の知ってるレッドアイズの使い手はそんな泣き言は言わないがな。カードを伏せてエンドだ。」
藍姫「わ、私のターン。ドロー。」
了「エクソシスターにはこいつが刺さるな。氷の王・ニードヘッグを特殊召喚!」
ミスリード「…力の差が歴然だねえ…」
ミスキャスト「了さん。ラッシュデュエルもやってるらしい…」
- 101二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 17:32:00
- 102二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 17:54:58
青姫「成る程…ではサイクロンで破壊する。」
藍姫「かかりましたわね。私はトラップカード、エクソシスター・バディスをはつど…」
青姫「見え透いた罠を計算していないとでも?灰流うららを発動!それを無効にする。」
了「俺の知ってるエクソシスターの使い手はこの程度の妨害なら踏み越えてくるんだがな…。」
藍姫「ああ…そんなあ…」
青姫「では行こうか私は手札より氷結界の鏡魔士を捨て、エジル・ラーンを特殊召喚。そしてトークンを作り現れよ。ランセア!鏡魔士の効果で私が手札に加えるのは照魔士。照魔士を召喚し手札の氷結界を墓地に送ることでチューナーである。ゲオルギアスを特殊召喚。さらに2体でシンクロ召喚。現れよエジル・ギュミル。」
了「なんだ、良くデッキを知っているじゃないか。」
青姫「実はクリスタ先生と休みの日にデュエルをよくしていたんだ。先生は強いからよく負けていたがアドバイスをもらいながらやっていたんだ。」
赤姫「ああああああ…」
藍姫「私たちも負けるなんて…青姫…許して…」
青姫「自ら悪に加担したものを許すとでも?」
- 103二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 18:08:00
- 104二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 18:31:52
藍姫「ええ…話しましょう。恐らく我が父が真犯人ですわ。父はこの国を自らが理想とする国とする為にこの学園の地下に眠ると言われる力に目をつけましたの。」
学園長「成る程…ではなぜ協力をした。」
赤姫「事を成した後には私達に永遠の美と権力を約束するとおっしゃってくださった事、何よりも彼が作る世界の理想に賛同し、私たちは協力を決意したのです。」
黄姫「彼は私達に全ての人が神の教えを信ずる社会をつくると約束してくださいました。」
緑姫「彼は私には高潔なる騎士の地位を約束してくれた。」
橙姫「まあ、私は面白そうだったから味方したな。」
紫姫「私は私の国の王にすると約束をされ、協力を…」
学園長「やはり理事長か…」
了「ではここで二手に分かれよう。俺達はブラック・マジシャンを追う。君たちは理事長を。」
ミスショット「でもデュエルでってなったら問題だねー」
魔導サイエンティスト「では、私も行こう。いいな。」
ミスリード「貴方は…」
学園長「私の頼れる部下だ。」
魔導サイエンティスト「安心せい、私はこの地下に眠る力も、理事長の持つ力も興味ないわい。後…ホイ。」
ミスキャスト「これは…」
魔導サイエンティスト「デッキじゃ。いざとなったら使え。」
ミステイク「ありがとうございます。じゃあ、行こう。」
- 105二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 19:35:33
こうして、黒幕を追いかけることにした。
一方、ブラックマジシャンは、アルカナフォースの力を手にしたものの、7虹姫奪還の知らせを受けて、酷く動揺していた。
ブラックマジシャン「ええい!使えぬ奴らめ!だが、目当ての力は手に入った。これさえあれば・・・!」
そして、学園の方では、一大事が起きていた。
ミスマッチ『聞こえるか?!マズいことになった!生徒達が操られた!』
ミスマッチ端末の映像には、白のベールを付けた生徒達が、一斉に正門前に集まり、何か呪文の様なものをぶつぶつと唱えているという。
生徒達『『『光よ・・・。光よ・・・。我らは光の供物・・・。我が身と魂を、偉大なる主に捧げます・・・。』』』
- 106二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 20:25:12
ミスリード「何か凄い事になってる…」
ミスショット「これ…何?」
理事長「フフフッ、ブラック・マジシャンがアルカナフォースの力を目覚めさせようとしているのだ…」
ミスキャスト「うわ、来たよ。」
理事長「よもやお前たちが捜査官達とはな…だが我が野望は止められん。貴様たちはここで消えてもらう。現れよ3邪神。」
すると天よりイレイザー、アバター、ドレッドルートの3邪神が降臨する。
理事長「ハーハッハッハッハ。3邪神とアルカナフォースの力、2つの力を持ってこの世界を支配してくれる。」
一方、ブラック・マジシャンを追っていた了達が見たのは…
クリスタ「あれが…アルカナフォース…」
了「ライトルーラーにダークルーラーか…見たことないのは…確か新パックに入っている奴か…」
青姫「何と禍々しい…」
ブラック・マジシャン「素晴らしい…この力があればこの世界を支配し…もう一人の私をも…」
了「なあ…お前はその力を本当に使いこなせるのか…?」
ブラック・マジシャン「何だと!貴様…良かろう、面白い、デュエルで証明してやろう。この力を!」 - 107二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 20:42:41
- 108二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 21:47:42
ブラックマジシャン「ではコイントスを行おう、さあ、見せてみろ!」
ブラックマジシャンがコイントスを行う。出た目は…
ブラックマジシャン「裏…だと!2枚ドローしろ!しかし、ここから反撃だ。私は神の居城ーヴァルハラを発動し、手札よりアルカナフォースⅩⅨーTHESUNを特殊召喚!さらに効果でコイントスを行う。表か!私は光の結界をセットする。そして発動!光の結界。さあ、コイントスは…表だ。」
歓喜の声を上げるブラックマジシャン
ブラックマジシャン「さて、見せてやろう。アルカナスプレッドを発動し、デッキよりデッキよりアルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANTを特殊召喚する。そして、光の結界により、全て表の効果が適用されるため。私はデッキよりアルカナフォース0ーTHE FOOLを特殊召喚。さて…アルカナフォースが3体揃ったな。私はこの名前が異なる3体のアルカナフォースを使い、融合召喚。」
了「融合を使わない融合モンスターか…」
ミスマッチ「コンタクトみたいな事をするやつだな。」
ブラックマジシャン「現れよアルカナフォースEX-THE CHAOS RURER!どうだ、驚いて…いないだと!」
了「成る程、新パックのカードか…確かに協力そうだな。」
青姫「しかし、強力な力を秘めていそうだが…」
了「まあ、何とかなるな。」
- 109二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 22:34:51
- 110二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 23:04:44
ブラックマジシャン「ふふふ…最もCHAOS RULERの効果で光の結界がある以上、フィールドの効果は全て無効!さあ、どうする。」
了「慢心だな…学園の姫と対して変わらないな…」
ブラックマジシャン「何だと!」
了「俺は手札より、クロックワーク・ナイトを発動!フィールドのモンスターの種族を全て、機械族にする。」
ブラックマジシャン「なんだと!」
了「さらにCHAOS RULERの無効範囲はフィールドのみ、手札は有効。俺はサイバー・ドラゴンを特殊召喚し、キメラテック・フォートレス・ドラゴンを融合召喚!」
ブラックマジシャン「な、な、な、なんだとお!」
了「強大な力に溺れてサポートを怠ったな。相手がサイバー・ドラゴンならこれぐらいは返してくるだろう。宣言しよう。次のターンは無い!」
ブラック・マジシャン「き…貴様あ…」
- 111二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 08:57:24
- 112二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 09:33:01
ブラックマジシャン「だが忘れたか!私はTEMPERANCEがある。これで…」
了「忘れたのか…キメラテック・ランページ・ドラゴンは3度、攻撃可能だ。さらにダメ押しだ!リミッター解除!」
ブラックマジシャン「くっ…なぜだ…なぜ…俺は…あいつに…もうひとりの私にいいいいいいっ!」
了「強大な力と言えど使い手次第と言うことだ、いくら強大でも使い手がそれに溺れてしまってはな。」
ブラックマジシャン「くっ…貴様…ならばここで…」
ブラックマジシャンが杖を構える。
ブラックマジシャン「こうなれば一気に…」
了「くっ…魔術で吹き飛ばす気か!」
学園長「まずい、避難を!」
クリスタ「間に合いません!」
ミスマッチ「あっ、通信。」
ミステリー『大変な事になってるみたいね。大丈夫、援軍を要請したわ。』
ブラックマジシャン「我が魔術で吹き飛べえええ!」
その時、魔方陣が輝き出し…
ブラックマジシャン「な、なんだ…私が…消える…」
アレイスター「やれやれ、ラメイソンから呼び出しがあったと思えば…まさか異世界に飛ばされて、いきなりとんでもない事になってるじゃないか。」
了「アレイスターか。」
- 113二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 10:04:34
- 114二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 10:56:47
了「これは例の…」
アレイスター「まあ、そうなるね。恐らく何者かが真似をして作ったんだろう。誰かまでは知らないが…アルカナフォースを意のままにする為に…」
了「そうか…そういえば理事長室に行った4人は…」
青姫「私たちも行こう。」
アレイスター「じゃ、僕は…そうだな。」
アレイスターはそう言うと召喚陣を消していく。
アレイスター「ブラックマジシャンもどきも消えたようだし僕は帰るよ。じゃあね。」
学園長「あなたのお陰で助かった。学園を代表して礼を言わせてください。」
アレイスター「ああ…良いって。それじゃあ。」
青姫「消えてしまったな。」
了「そうだな。それよりも4人が心配だ。行こう。」
一方秘密捜査官の4人は理事長と対峙していた。
理事長「ブラックマジシャンめ…失敗したか…残念だ。優れた部下だったのだが…」
ミスリード「さて、アンタだけだ。どうする?」
理事長「ならば私が直接事をなすだけの事!3邪神の力を見せてくれる。」
ミステイク「ど、どうしよう。」
魔導サイエンティスト「これは…かなりの力を感じるのう…」
ミスキャスト「…なあ、アンタ、デュエルをしないか?」
理事長「デュエルだと…?」
ミスショット「ち、ちょっと…何を言って…」
ミスキャスト「私が相手になる。アンタはどうする…?」
ミスリード「いや、無理だろ!相手はそんな事考えてないって!」
理事長「…良かろう。このまま戦ってもつまらぬしな。良いだろう、デュエルをしてやる。」
魔導サイエンティスト「お主…デュエルの経験は?」
ミスキャスト「…ラッシュデュエルだけ…」
魔導サイエンティスト「…心配じゃが、託すしかなさそうじゃの。我がデッキ、使いこなして見せよ。」
ミスキャスト「このデッキは…アダマシアか…」
魔導サイエンティスト「左様…使いこなして見せよ。」
- 115二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 13:25:45
- 116二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:40:39
- 117二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 18:09:29
理事長「では行くぞ。私は手札よりイニオン・クレイドルを発動し。コスモクロアを特殊召喚!さらに効果で自身の攻撃力をゼロに。さて、このカードをリリースし。神・スライムを特殊召喚!このカードは邪神もサポートできるんでな。私はこのカードをリリースし。現れよ、邪神アバター。」
ミスキャスト「おいおい、ヤバそうなのが出てきたぞ。」
理事長「アバターは2ターンの間、罠、魔法を無効にし、攻撃力はフィールドの一番高いモンスターを常に100上回るのだ。」
ミスキャスト「…す、すごいけどなんだろう…」
ミスショット「付け入る隙は多そうだね…」
理事長「(くっ…やはりこれが限界…アバターよ持たせてくれよ…)」
- 118二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:23:14
ミスキャスト「なら私の番だな。私は手札からアダマシア・シーカーを召喚する。」
理事長「ほう…」
ミスキャスト「さらに効果でカードを5枚めくり、岩石族モンスターがあれば特殊召喚する。今回はレオナイトがあったから特殊召喚。そして手札からアナライザーを特殊召喚。さらに効果で5枚めくり、岩石族モンスターを…ラッキー。私はドラガイトを特殊召喚。」
理事長「ふむ、やるではないか。」
魔導サイエンティスト「(何だ…奴の表情…やけに穏やかな表情をしているな。追い詰められているのに、やけに楽しそうではないか。)」
ミスキャスト「さて、シンクロ召喚。まずはレベル6.アダマシアライズ・ラプタイト。効果でデッキからカードをめくって…おっ、コアキメイル・ガーディアンを特殊召喚。」
理事長「成る程!素晴らしいな。」
ミスリード「なんか負けてるのに…」
ミスショット「楽しそうだね。」
ミスキャスト「さらにシンクロ召喚、アダマシアライズ・ドラガイト。」
理事長「おおっ!モンスターの効果だけでここまで来るか。」
- 119二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:16:00
- 120二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:41:20
了「なるほどな…」
ミスリード「ねえ、何か分かったの?」
了「理事長は今、このデュエルを楽しんでいる。」
青姫「?どういう事だ。」
了「俺の世界の話で申し訳ないが…3邪神はそこまで強くはない。」
ミステイク「えっ…でも…」
ミスリード「よく考えてみれば、ラッシュデュエルなら強いけど普通のデュエルだと…そうでもないかも…」
了「恐らくこのデュエルが終わった後に、彼が語る事だろう。」
一方…デュエルでは…
ミスキャスト「ドラガイトでアバターを手札に戻して、2体でダイレクトアタック!」
理事長「ぬおっ、素晴らしいな。」
ミスキャスト「私はこれでターンエンドだ。」
理事長「さて、もう少し楽しませて貰うぞ。ドロー!」
理事長は先ほどと同じ様にモンスターを展開する。そして次に現れたのは…
理事長「次はドレッドルートだ。さあ、どうする。こいつは永続的に攻撃力を半分にするぞ!」
ミスリード「了さん、いい?」
了「何だ?」
ミスリード「こういうのも何だけど…正直…何か微妙じゃない?邪神…何か遊んでるって感じる。」
了「そうだな。」
?「その事については私からお話をさせて頂きます。」
ミスリード「うわっ!急に何か現れた!」
了「お前は…確かアレクトール。」
神禽王アレクトール「おお、ご存知の方がおりましたか。確かに、私は神禽王アレクトール。邪神に仕える者にございます。」
- 121二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:25:30
- 122二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:04:00
神禽王アレクトール「そこで今回、何者かにより目覚めさせられた事で、久しぶりに力試しを…というのが目的なのだ。」
ミスリード「つまり、国の支配とかそういったことではなく…」
ミステイク「単なる腕試しで目覚めた…と。」
神禽王アレクトール「左様。ちなみにアルカナフォースの力も単に力試しの際に主がデッキとして使う予定であったのだ…勿論、その後は皆、解放する予定であった。申し訳ない。」
青姫「何とも傍迷惑な話だが…まあ、その力を振るわれるよりマシか…。」
一方デュエルは。
ミスキャスト「確かに強いけど。手札に戻せば関係ないね。ドラガイトで手札に戻すよ。」
理事長「ふむ…これら対応できぬか…」
ミスキャスト「さて、ガラ空きだこれで…」
理事長「いや、ここまでだ…我は十分に楽しめた。礼を言おう。サレンダーだ。」
了「まだイレイザーがいるが…」
理事長「そなたも知っておろう。イレイザーの力では巻き返せんよ。」
了「確かに。」
神禽王アレクトール「我が主たちよ、十分に楽しまれましたな…では…」
理事長「そうだな。皆、済まなかった。これよりは直ぐに元に戻そう。」
すると3邪神が実体化し、自ら語りかける。
イレイザー「我の出番がないのが心残りではあるが…仕方があるまい。」
ドレッドルート「異世界よりの訪問者よ。済まなかったな。本来はそなたと戦いたかったが…」
了「だが、楽しめたろう?」
アバター「ああ…皆すまなかったな、特に理事長よ。」
理事長「いや、こちらこそ済まない。できれば勝たせてやりたかったんだが…」
魔導サイエンティスト「ほう、おぬしは知っておったのか?」
理事長「ああ、あの三人を目覚めさせたのは実は我が娘でな。どうやら祠をいたずらで破壊したらしい。そこで私が赴き、話を聞き…というのが真実だ。」
ミスキャスト「あいつら…」
ミスリード「嘘ついてたんかい!」
- 123二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:27:10
- 124二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:36:15
- 125二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:52:32
赤姫達「きゃあああああああ!!」
ハーピィ達に捕まり、別の部屋に運ばれる虹姫達。それぞれの行き先は、
赤姫:ドラゴンメイド 藍姫:トリックスター 黄姫:エクソシスター 緑姫:アマゾネス 橙姫:ティアラメンツ 紫姫:御巫となった。
- 126二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 08:52:03
イレーヌ「この娘が神に仕えながら私利私欲を貪っていた娘か…」
ソフィア「許せないね。」
黄姫は駒の状態から解除されたものの、全裸で正座をさせられていた。
イレーヌ「貴方には皆様が味わった恥辱を味わって頂きます!」
黄姫「あ、ああああ、許して…」
一方、緑姫は、アマゾネスと戦わされていた。
アマゾネスの剣士「どうした、私に勝てなければどうなるかは伝えただろう?」
緑姫「ハアッ…ハアッ…なら、これならば!」
アマゾネスの剣士「甘い!」
アマゾネスの剣士の一撃が緑姫に命中する。
剣を落とし、膝をつく緑姫に、アマゾネスの剣士が剣を突きつけ告げる。
アマゾネスの剣士「私の勝ちだな。では約束通りその身体を堪能させて貰うぞ。」
緑姫「やめろ…やめて…いやああああああ。」 - 127二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 09:06:41
- 128二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 10:01:02
- 129二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 10:12:51
- 130二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 10:22:47
- 131二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 10:33:05
- 132二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 12:02:09
- 133二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 12:54:22
- 134二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 17:34:44
- 135二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 17:38:32
このレスは削除されています
- 136二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 17:49:25
黄姫「いっぎいいいいい♥たじゅげでえええ♥しんじゃううう♥」
一気に秘所に腰を落とした黄姫は絶叫をあげる。
イレーヌ「まあ、酷い…まるで獣の様…」
ソフィア「ああ、まさに獣だ。まるで雄に貫かれ喜ぶ獣だ。」
黄姫「おっぼおおおお♥いっぎゅうううう♥」
聖歌隊やエクソシスター達の侮蔑の表情に見守られ、彼女は無様に絶頂した。
赤姫のお仕置き
赤姫は駒から元の姿に戻された。
最もこれからの運命を考えれば安心出来るものではなかったが。
ハスキー「私は今回、花嫁修業の特別講師を務めます、ハスキーと申します。今回は特別に実践をしていただきましょう。」
赤姫「な、何を…」
赤姫が怯えた表情でハスキーに尋ねる。
ハスキーが指を鳴らすと、奥からドラゴンが現れる。
1本角が特徴のホワイト・ホーンズ・ドラゴンだ。
それを見た赤姫の表情がみるみる青ざめる。
ハスキー「今回は特別に夜の営みを実践していただきましょう。さあ、ホワイト・ホーンズ・ドラゴンを夫と思い、夜伽をしてくださいませ。」
ホワイト・ホーンズ・ドラゴンの歓喜の咆哮が辺りに響いた。
赤姫「あ、あああああああ…イヤアアアアアッ!」
- 137二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 17:58:13
- 138二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 18:30:39
赤姫「んほおおおおおおッ♥」
ハスキー「赤姫さん、何をしているんですか。時には自分がリードしないと、いずれ飽きられてしまいますよ。」
赤姫「そ、そんな事言われましてもおッいっぎいいいいい♥」
ハスキー「やれやれ、これでは立派な花嫁にはなれませんね。では、立派な母体にはなっていただきましょう。」
ホワイト・ホーンズ・ドラゴンの動きが激しくなる。
そして
赤姫「いっぎゅうううううううう。」
大量の精が赤姫に放たれた。
満足したホワイト・ホーンズ・ドラゴンは轟砲を響かせると再び闇へと姿を消した。
ハスキー「どうやら満足はされたようですね。さあ、元気な赤ちゃんをお産みになってくださいね。」
赤姫「あ…あかちゃん…はらんじゃった…りゅうの…あかちゃん…」
赤姫は大量の精によって膨れた腹を見ながら微かに体を震わせ、呟いた。
緑姫のお仕置き
アマゾネスの戦士達に敗れた緑姫はアマゾネスたちになすがままにされていた。
アマゾネス女王「何だ…騎士を気取っていた割には呆気なかったな…所詮はお遊びか…」
緑姫「くっ…覚えていろ…アッ、やめろ!胸を触るな…アンッ♥」
アマゾネスの鎖使い「口答えをするな!貴様は敗者なんだ。敗者は大人しく勝者に従え!」
- 139二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 19:07:39
この状況は、軍人家系の出身であるベリルにとって、屈辱以外の何物でもなかった。命のやりとりとは無縁の王都で築き上げた騎士道精神は、密林という過酷な環境と、狩猟や戦といった命のやりとりで鍛え上げたアマゾネスの戦士達の前では、ただのままごと遊びに過ぎなかったのだ。
緑姫「わ、わたしはデマントイド家の娘♥いかなる、しれんでも、はぁあん♥」
アマゾネスの剣士「ほう、口だけは一人前みたいだな。だが、そういう奴ほど、心は弱いものだ。いつまでその減らず口を叩けるか、見ものだな。」
アマゾネスの戦士長「ここまで反抗的だと、俄然気合が入るな。調教のしがいがありそうだ。」
次々と並べられる道具達。ベリルはそれが、獣を躾ける為のものであると理解し、心底震えていた。
- 140二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 19:26:46
- 141二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 20:00:17
- 142二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 21:00:53
アマゾネス女帝「フフフッ、アマゾネス呪詛師に刻まれた紋様が効果を発動したみたいだな。」
緑姫「ムフーッムフーッ(そうか、そのせいで私は…)」
アマゾネス女帝「それは己の中に眠る秘めたる願望を引き出すもの、つまり貴様はこうして獣の様に扱われる事を望んでいたのだな。」
緑姫「(な、何だと…私は…)」
アマゾネス女帝「それを証拠に見よ、貴様は秘所が濡れているぞ。そらッ」
アマゾネス女帝はそう言うと緑姫の秘所に指を突っ込む。
緑姫「ムフーッムフーッ♥」
アマゾネス女帝「ずいぶん気持ちよくしているな。やはり貴様は獣だ。我らが可愛がってやろう。」
緑姫「(ああ…私はもう…アマゾネス様…私はあなたのペットにございます…♥)」
アマゾネス女帝「なんだ、あっさりと屈服したな。良かろう。褒美だ。そら、ペットらしく尻尾をつけろ。」
そう言うとアマゾネス女帝は緑姫の尻穴に尻尾を突き刺した。
緑姫「ムッフウウウウウウ♥(んほおおおお♥尻が…尻がいじられてるうううう♥もっと、いじめてええええ♥)」
橙姫のお仕置き
橙姫へのお仕置きは過酷なものだった。
ティアラメンツ達は最初こそ橙姫と交わっていたがすぐに飽きてしまい。下半身を人魚にした後、巨大な水槽で様々なモンスターと交わらせていた。
はじめは気丈に耐えていた彼女だったが、すぐに心が折れ、今ではティアラメンツ達に媚びる様になっていた。
シェイレーン「さて、次は何と楽しむ?」
橙姫「し、シェイレーン様…もう許して…」
シェイレーン「だーめ、酷い事をした人には相応の報いをね。さて、じゃあ今日は…こいつね。」
シェイレーンが呼び出したのはグリズリー・マザーだ。
シェイレーン「さあ、頑張って逃げなさい。」
- 143二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 21:21:40
アルマは必死に逃げる。しかし、人魚の身体では上手く動けず、グリズリー・マザーによって、抱き潰されるのだった。
橙姫「あああああああああ。」
獣と交わるアルマ。すると、彼女の涙が、球体状に固まった。
シェイレーン「お、出た出た。」
橙姫「あ゛あ゛あ゛あ゛。し、シェイレーンざま゛。こ、ごれはいっだい・・・?」
不思議に思うアルマに、ティアラメンツ達は答える。
メイルゥ「これはね。真珠だよ。私達の涙は、宝石になるんだ。」
ハゥフニス「貴方の身体は、私達と同じ様に出来ています。私達はかつて、あるものに虐げられていたのです。」
彼女の語るあるものとは、恐らくカレイド・ハート、及びその母体である、レイノハートのことだろう。
キトカロス「そのものの振る舞いは、かつての貴方にそっくりでした。よって、私達もそれをします。かつて貴方がしてきた様に。」
- 144二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 21:51:19
橙姫「し、しぇいれえんさまあ…た、たすけてえ…」
シェイレーン「あら、いい涙ね。もっと泣きなさい。」
ハウフニス「あなたによって涙を流した人はたくさんいます。」
キトカロス「その人達の分まで涙を流しなさい。あなたへの罰はそれです。」
メイルゥ「さあ、涙をドンドン流してください。」
橙姫「そ、そんなああああ。」
紫姫のお仕置き
紫姫は駒のままニニとハレと共に舞を舞っていた
しかも下腹部には男のモノが生やされただけではなく、
それが目立つ様な露出度の高い服を着させられていた。
紫姫「くっ…下半身の一物が…アン♥布が…擦れて…」
ニニ「どうしたの?何か苦しそうだねえ♥」
ハレ「でもダメだよ。我慢しないとね。うわあ…大きくなってる…」
ニニとハレが耳元で囁く。それすら快感になっているが、彼女に絶頂は許されていないのだ。
紫姫「くっ…出したい…でも…出せない。」
紫姫は今絶頂が封印されており、3時間後でなければ絶頂できなくなっているのだ。
- 145二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 22:07:00
フゥリ「どうだ?己の一物に主導権を握られる気分は?」
フゥリがユカリの分身を撫でながら話す。
紫姫「あぁあ♥️む、無体は、やめ…………♥️」
オオヒメ「良いですか?貴女の分身は、今まで他人を苦しめてきた、貴女の煩悩の化身です。貴女は今まで、その下半身のうずきのせいで、何人食い物にして来たんですか?」
とたんに言い返せなくなるユカリ。それでもユカリは、3時間我慢すれば解放されると思っている。しかしそれで許してくれるほど、甘くはなかった。
ハレ「あ、そうだ。良い忘れてたけど、3時間経ったら、今までの奴が一気に来るわよ?」
ニニ「頑張って頂戴ね?もちろん、加減はしないけど。」
フゥリ「因みに、私の知り合いに、3時間分の絶頂を耐えきった猛者がいる。君も頑張れば、知り合いに並べるだろう。」
- 146二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 22:46:01
- 147二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 22:54:14
- 148二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 08:30:52
- 149二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 09:08:36
- 150二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 10:07:49
生徒B「まあ、すごい。また盛大に出しましたわね。」
生徒C「まるで鯨の潮吹きのようですわね。」
生徒達はニヤニヤ笑いながらユカリを責め立てる。
生徒C「じゃあ私は足で…」
生徒の一人が足で一物を責めはじめる。
紫姫「も、もうやめへえええええ」
ユカリは白目を剥きながらただただ射精を繰り返していた。そして…
生徒C「さあ、とどめよ!」
生徒B「盛大に果てなさい!」
生徒達がそれぞれを責めるスピードを速めた。
紫姫「がああああああッ♥いっぐううううううう♥ちんじゃうううう♥ちんじゃいまじゅううう♥」
ユカリは盛大に射精し、白目を剥いたまま動かなくなった。
藍姫のお仕置き
藍姫は舞台で踊り続けていた。
卑猥な衣装を纏い、ゴブリンたちが観衆となり、煽情的なダンスを本人の意志とは関係なく、踊り続けなければならなくなっていた。
- 151二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 10:35:25
- 152二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 12:17:05
- 153二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 12:34:48
- 154二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 13:24:41
藍姫「いっぎいいいいい♥」
藍姫が苦痛の悲鳴をあげる。しかし
ホーリーエンジェル「ダメよそんな顔しちゃあ、さあ、スマイルスマイル。」
藍姫「は…はいいい♥皆様…見ていただけましたかあああああ、拍手をおおおお♥」
ゴブリンからは歓声と拍手が巻き起こる。
マンジュシカ「はい、よくできました。それではこれからは、ゴブリンさんとの、触れ合いタイムの時間だね♥」
するとゴブリンが待ってましたとばかりに舞台に上がってくる。
ホーリーエンジェル「では、頑張ってくださいね。それでは。」
そう言うとトリックスター達は姿を消し、舞台には藍姫だけが残された。
藍姫「いや…イヤアアアアア♥」
藍姫絶叫で目を覚ました。どうやら他の姫も目覚めたみたいだ…
青姫「どうやら、目覚めたみたいだが…皆、酷い顔だな…」
赤姫「誰の…せいで…」
藍姫「覚えて…おきさなさい…」
青姫「さて、悪夢をみた後は現実でも罰を与えねばな。まあ、混乱が落ち着く3日後に皆、学園長室に来るようにとのお達しだ。」
- 155二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 13:35:17
- 156二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 14:17:26
- 157二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 15:36:17
翌日、いよいよ、了とサフィラの最後の戦いが始まった。生徒達は、様々な場所で、この戦いの行く末を見守っていた。
了「今回は、サイバーのもう一つの姿、サイバー・ダークで挑ませて貰おう。」
サフィラ「望むところです。私の氷結界デッキで、受けて立ちましょう。」
二人の様子は、謹慎中の姫達の所にも伝わった。
赤姫「サフィラ。今回は、貴女に命運を託しますわ。」
- 158二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 17:17:57
秘密捜査官達もデュエルの様子を固唾をのんで見守っていた。
ミスリード「いよいよ2人が…」
ミスキャスト「どっちが強いんだろうか…」
ミステイク「2人ともかなり強いからねえ…」
ミスショット「何よりも…」
イレイザー「此度は了、そして青姫ことサフィラの決闘の立会人となったイレイザーである。両者とも、正々堂々、全力を尽くすのだぞ。」
秘密捜査官達「まさか邪神がデュエルの立会人になるとは…」
ドレッドルート「まあ、よいではないか。」
アバター「神に見守られながらのデュエルなどそうそうあるものではないぞ。」
ミスリード「いや、あってたまるか!」
ドレッドルート「まあまあ、さあ、はじまるぞ。」 - 159二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 17:42:37
- 160二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 18:10:31
サフィラ「私はまずは照魔師を通常召喚し、効果を発動!」
了「それを通す訳にはいかないな。エフェクト・ヴェーラーを発動する。」
ミスキャスト「これは痛いな。確実に潰しに来てるねー」
サフィラ「いや、分かっていた。ならば依巫を特殊召喚しエクシーズ召喚。ステルス・クラーゲン!」
了「何だと、そいつも入っているのか。」
サフィラ「いつもではないがクリスタ先生とデュエルをしていたからな。相性が良ければ取り込んでいく。それが私のスタイルだ。さて、次は手札より鏡魔師を捨て、エジル・ラーンを特殊召喚。そして鏡魔師の効果でゲオルギアスを手札に加える。さらにエジル・ラーンの効果でトークンを特殊召喚しチューナー扱いのトークンとエジル・ラーンでランセアをシンクロ召喚。まずは、ここでカードを1枚伏せてエンドだな。」
了「大したものだ。では、行くか!」 - 161二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 19:21:48
- 162二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 20:18:24
- 163二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:02:47
了「さてと、ようやく御披露目の時だな。」
サフィラ「な、何を?」
ここでいよいよ、裏サイバーのエースが降臨する。
了「手札から、オーバーロード・フュージョンを発動!素材は墓地の名前の異なるサイバー・ダーク5体!出でよ、鎧獄竜サイバー・ダークネス・ドラゴン!」
禍々しい黒竜が召喚される。
赤姫「あ、あれがあの男の切り札?!」
藍姫「もう一つのサイバー流。侮れませんわね。」
了「ダークネスに墓地のサイバー・エンドを装備させたそれをリリース!」
黄姫「何と!せっかく出したのに?!」
紫姫「何て勿体ない。」
一度戦ったことがあるからこそ、了の繰り出す高火力モンスターの数々に、恐れおののく虹姫達。
緑姫「いや、あれは恐らく……!」
橙姫「まだ来るのかよ…………!」
了「さあ来い!表裏一体の、サイバー流の到達点!鎧皇竜サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン!」
- 164二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:43:21
了「では君に教えよう。大型モンスターを使う時はそこで決めきる事だ!手札よりリミッター解除!」
サフィラ「しまった…ランセアは今…」
了「攻撃力が半分、これで決める!」
イレイザー「勝者は決まったようだな!鮮やかな勝利だった。」
サフィラ「…見事だ…悔しいが…」
了「いや…ここしかなかった…正直次のターンを許していたら俺の負けもあり得た…」
ミステイク「どういう事?」
了「ああ、次のターン、恐らくガメシエルでリリースもあり得た。そうなればこちらの布陣も崩壊していた。さらに伏せは神の氷結、足止めも完璧だった。」
サフィラ「ふむ…強い者との戦いは参考になる。感謝する。」
赤姫「ああ…これで私達は…」
紫姫「全滅…」
緑姫「だが何より…」
藍姫「青姫が高評価とは…」
黄姫「悔しいですわ…」
橙姫「…しょうがねえよ、展開次第じゃ勝ちまであり得た。7人の姫で最強はサフィラだ…悔しいけど…」
最後に了とサフィラは握手を交わす。
ミスリード「いやあ…強いね…」
ミスキャスト「ラッシュデュエルはどうなんだろう?」
了「ラッシュデュエルか…良いだろう。受けて立とう。」
ミスキャスト「えっ…いゃあ…そんな…」
ミスショット「いい機会だしやってみたら?」
ミスキャスト「じゃあ…お願いします。」
サフィラ「ラッシュデュエルなら私もやるぞ。ではラッシュで再戦だ。今度はエキシビションでな。」
了「良いだろう。ではミスキャスト、次に青姫の順で相手になろう。」
- 165二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:35:14
- 166二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 23:06:45
サフィラ「行くのか…」
了「ああ…俺にも帰るべき世界があるしな。」
魔導サイエンティスト「実はな、かの者の世界とメタバース空間でつながる事が出来るかもしれんのじゃ。」
サフィラ「本当か?」
ミスキャスト「ひょっとして…私達の世界とも。」
魔導サイエンティスト「可能性はあるな…」
サフィラ「そうか…もしそうなれば、再戦をしたいな。」
了「ああ、さて、そろそろだな。」
魔導サイエンティスト「ゲートが開くぞい。それをくぐれば帰れるじゃろ。」
了「では、さらばだ。」
そう言うと了はゲートをくぐる。
駅員「お客さん、お客さん。終点ですよ。」
了「ん…ここは…そうか、電車の中で…もう終点か…」
了は電車を降りると駅の改札へと向かった。
了「もう、終電だし、タクシーで帰るか。まだ捕まえられるだろうか。」
- 167二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 23:21:21
了「しかし、不思議な話だった…ひょっとしたら何処かで会えるかもしれんな。」
一方、学園内では6人の虹姫の処遇が決まろうとしていた。
学園長「まずあなた達の行いは全てサフィラの父親を通じて皆の親族の耳にはいっている。まずルビウスよ。」
ルビウス「はい…」
学園長「そなたの父親は大変激怒していたぞ。娘がこのような悪事に手を染めるとはと…」
ルビウス「申し訳ありません。」
学園長「そなたの父親はそなたを退学させ、商人としての基礎をみっちり叩き込むと言っておった。よって退学処分だ。」
ルビウス「はい…申し訳ございません。」
学園長「それからトパゾスよ。」
トパゾス「は、はい…」
学園長「聖職者の娘でありながら何と言うざまだ。父上は大層呆れていたぞ。」
トパゾス「で、ですが…」
学園長「言い訳無用。父君はそなたを辺境の修道院に送ることを決めたそうだ。あそこは厳しいぞ。心して行けよ。」
トパゾス「ああ…そんなあ…」
ディアマンテ「横暴ですわ、父に…」
学園長「その父ならば既に辞任を表明した。娘をあまやかしすぎた。そして私に任せるとも言っていた。」
ディアマンテ「は、何を。」
学園長「そなたは最下級からもう一度やり直すこと。良いな。」
ディアマンテ「ああ…そんなあ…」
- 168二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 08:23:22
- 169二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 10:07:58
学園長はさらに続ける
学園長「さて、次はアルマだな。」
アルマ「まあ…覚悟はしている。」
学園長「アルマよ、お主の横暴は父の耳にも入っていってな。父上はより厳しい学校への転校を希望するとのことだ。既に手続きは終了している。明後日には行くように。」
アルマ「まあ…仕方がないな…」
学園長「次にベリルよ。そなたは学内の横暴が発覚後、父上が責任を感じていてな…」
ベリル「な、そんな…」
学園長「父君は自ら降格を申し出た上僻地への異動を希望なされた。勿論娘を伴って行くとの事だ。自らの行いで他者にも多大な責任を負わせた。この事を深く反省するように。」
ベリル「はい…」
学園長「それからユカリよ」
ユカリ「は、はい…」
学園長「そなたはよりによって王の地位を狙っていたらしいな…」
ユカリ「それは…」
学園長「そのことは彼の国の外交官を通じ、王の耳にも入ってな。そなたを呼び戻し、尼寺に出家させることを決定したそうだ。」
ユカリ「そんな、それはあまりにも…」
学園長「そなたがしたことはそれだけ重い事だと言うことだ。私にはどうにもできん。さて、処罰は以上だ。各自速やかに部屋の退去の準備を済ませるように。」
- 170二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 11:00:29
かくして、7虹姫のうち、6人が総入れ換えと言う、異例の事態となった。
虹姫達の夢
そして、最上位の部屋で過ごす最後の夜、ルビウス達は同じ夢を見ていた。
この間見た悪夢と異なるのは、サフィラも居ることと、懲罰を担当したもの達が、微笑んでいたことだ。
ルビウス「サフィラ。何故貴女もここに?」
サフィラ「一応の、けじめとしてな。私は学園に残り、棄損された7虹姫の名誉を復権するように命じられたよ。」
そして、ルビウス達の前には、冥神が居た。
冥神「罪人よ。これが最後の罰だ。我が身を駒として、罪への戒めとするがよい。」
冥神が指をならすと、7つの台座が現れた。そして、ルビウス達は何の抵抗もなく、それを受け入れた。
- 171二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 12:51:13
- 172二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 13:37:02
- 173二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 17:38:06
- 174二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 20:42:41
- 175二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 21:24:57
- 176二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 21:53:12
冥神「化身の名は、伊達ではないと言うことだな。」
アイ(アバター)「然り。さて、参るか。」
ドレッドルートとイレイザーを従えて、アイ達は、7つの駒に向かった。
虹姫達「ご主人様、どうぞ。」
7つの駒姫達は、聖域の主と邪神達に、笑顔で礼をする。すっかり牙を抜かれて、とても従順な存在となった。
ルビウス「ご主人様。私達への寛大なる処置、誠に感謝致します。」
サフィラ「我等7虹姫は、己の罪を認め、我が身を駒と封じました。」
トパゾス「私達の腹に浮かぶ一物は、私達の罪の証です。」
ベリル「ご主人様のお陰で、過去の己の愚行を見に染みて痛感しました。」
アルマ「地位に似合わぬ心構えで、横暴を働いたことを、恥じ入るばかりです。」
ユカリ「故に我等は、欲にまみれた過去の己を封じ、戒めと致します。」
ディアマンテ「そして、我等の魂は、時が来るまでの間、ご主人様の所有物と致します。」
7虹姫「ご主人様。どうか、我等の魂を、お受け取りくださいませ。」
- 177二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 22:28:38
- 178二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 22:52:47
- 179二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 23:15:34
- 180二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 23:37:08
修道女「良いですか?神への祈りは、元々は民が安寧に暮らすために捧げるもの。妄りに欲を満たすために行使してはならぬのです。」
トパゾス「はい。畏まりました・・・。」
都会暮らしですっかり堕落したトパゾスにとって、自給自足の暮らしは、大変なものであった。しかし、層でもしなければ、悪魔に食われる。そのことを重々思い知らされるのだった。
ベリル「はあ、はぁ・・・。これは、結構堪えるなぁ・・・。」
ベリルの父「貴様は騎士道云々よりもまず、一兵卒として鍛え直したほうが早かった様だな。」
ベリルは父と共に、国境近くの山岳地帯に赴いた。そこは、獣道も多く、ベリルが夢で仕置きを受けたアマゾネスの故郷ほどではないにしろ、元々ベリルの居た環境と比較すれば、過酷な環境であった。
- 181二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 09:00:10
- 182二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 10:08:22
- 183二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 13:44:56
尼僧「ではそこまで、次は写経を行います。俗世より離れ、心を空にして向き合うのですよ。」
ユカリ「はい。」
王位簒奪の夢破れた彼女は今、己の罪と真摯に向き合っていた。
はじめは何度か赦免の手紙を出していたがそれもすべて無駄だと悟ると。贖罪と悟りの日々を送ることを決めたのだった。
アルマ「これで良いか?」
先生「おっ、アルマよ、筋が良いな。このままならすぐにでも現場に行けそうだな。」
アルマが転入した学校は職人の養成校だった。
元々花嫁修業が合わないと考えており、転校を考えていた父だったが今回の事件を受け、転校を決意したとの事だった。
転校先は建築職人の養成校。カリキュラムはキツく、陸の孤島とも呼ばれる場所だが意外にもアルマには合っており時折キツイとボヤくものの日々を楽しく過ごしているらしい。
- 184二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 17:41:34
- 185二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 18:04:38
実はサフィラはある決意の元今回の選定に望んでいた。
サフィラは様々な書類に目を通すと、意を決してディアマンテとシロに語る。
サフィラ「ディアマンテ、シロ、1つ宜しいでしょうか」
ディアマンテ「はい。」
シロ「一体何事でしょうか。」
サフィラ「私は虹姫制度について様々な資料を見てきました。」
シロ「虹姫は皆の憧れですからね。」
ディアマンテ「ええ、多くの者が憧れる輝き…それは私達の失態の後でも変わりませんわ。」
サフィラ「ですがそれ故に様々な事件や不正、腐敗の温床になってしまいます。今回だけでなく、以前からも…」
ディアマンテとシロの2人は何かを察したようだ。だが2人とも、サフィラの決意に賛同する覚悟はできていた。
サフィラ「私は今回の件を持って虹姫の制度を廃止しようと思うのです。」
ディアマンテ「…あなたがそう考えていると私は思っておりました。虹姫選定に苦悩している姿を見ましたもの。しかし、この決定に賛同する者はどれくらいいるでしょうか」
サフィラ「学園長、前理事長、現理事長からの許可は取り付けました。後は生徒達の総意に委ねるとの事です」
シロ「あの…虹姫たちの寮はその場合はどうなるのですか?」
サフィラ「廃止が決まった場合、あそこは学生達に解放します。学生用の多目的ルームにするつもりです。」
ディアマンテ「今、だれもあそこを使ってませんものね…サフィラは寂しがり屋でシロと一緒ですし。」
サフィラ「デ、ディアマンテ!」
ディアマンテ「まあまあ、これくらいは許してくださいまし。さて、学生達の賛同を得られるか、ですわね。」
- 186二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 18:33:35
- 187二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 18:55:08
生徒たちからざわめきがあがった、他でもない、元虹姫が廃止を宣言したのだ。
虹姫を希望した学生からは非難の声があがる…ことはなく。
生徒A「まあ、今までのやりたい放題見ていたらねえ…」
生徒B「正直妥当かな。あんな横暴許されないよ。」
生徒C「元虹姫も廃止に賛同してるんでしょ。なら廃止1択で良いんじゃない。」
生徒D「私もなれたらってことで応募したけど…あんな事件の後じゃ流石に廃止で良かったかも。」
生徒達「元虹姫!私達はあなたの決定に賛同いたします。よくぞ決断してくれました。」
学生達は全員が廃止に賛同していた。これにより虹姫制度はついに廃止となった。
サフィラ「皆さん…本当に申し訳ありませんでした。」
生徒A 「サフィラ様、泣かないでください。」
生徒B「私達は代わりに貴方を生徒会長に推薦いたします。」
生徒C「それからディアマンテさん、今までの横暴の罪滅ぼしとして、サフィラ会長を支える事を生徒一同より命じます。よって貴方は書紀を務めてください。」
サフィラ「みなさん…まだまだ至らぬ身ですが生徒会長の役目、引き受けましょう。」
ディアマンテ「元より罪滅ぼしは私の望む所。私も粉骨砕身、引き受けましょう。」
- 188二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 19:31:26
こうして、虹姫という制度は無くなり、学園は新しい姿となった。かつての虹姫達の部屋は、今は多目的室となり、生徒達が自由に利用できる様になった。そこにはその象徴として、大きな絵画が飾られることになったのだが、そこに映っていたのは、サイバー・ダーク・エンドに跨がる、仮面の男だった。
それぞれが、贖罪の道を歩み出した日の夜。彼女達は、夢で再会を果たした。彼女達は夢の世界では、「戒めの駒」の姿を取り、冥神の為に贖罪と感謝の聖歌を歌うのが、夜の日課となったのだ。
ルビウス「ああ。こうして皆が一つになったのも、虹姫を与えられた日以来ですわね。」
サフィラ「そうだな。だが、もう虹姫の地位は無くなった。これからは、それぞれの名で呼び合おうじゃないか。」
トパゾス「わかりました。では、今日も主様に捧げる聖歌を歌いましょう。」
ベリル「そうだな。駒になった私達は、それが唯一の贖罪なのだから。」
アルマ「ああ。それに、私達を正してくれた者達も、一緒にいるしな。」
ユカリ「ええ。皆様も、とっても気持ちよさそうに、微笑んでいますわ。」
ディアマンテ「さあ、御主人様。私達の聖歌。お捧げ致しますわ。」
ドラゴンメイド、ティアラメンツ、エクソシスター、アマゾネス、トリックスター、御巫。名だたる冥神の配下達が、駒の姿で並べられる。そして、戒めの駒達は、幻奏とドレミコードの伴奏に乗せて、歌を歌い始めた。
- 189二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 20:32:38
冥神「ふむ…皆良き歌声を奏でるようになったな。そろそろか…」
すると皆の身体が光に包まれる。
サフィラ「これは…」
冥神「皆の贖罪が果たされたのだ。これからは夢にこの姿で現れることもないだろう。」
アイ「皆様、罪滅ぼしをなされたのですね。」
ハスキー「ですが、だからといって悪事を働いてはいけませんよ。その報いは必ず我が身に返ってきますからね。」
ルビウス「はい、わかっております。」
ベリル「さて、皆の道は違えたが…」
トパゾス「私達は同士だった者。」
アルマ「いずれはまた夢ではなく。」
ユカリ「現実で会うこともあるでしょう。」
ルビウス「ではサフィラ、また次は現実で」
サフィラ「ああ、会える日を楽しみにしている。」
ベリル「いつか騎士などではなく。民を守る本当の軍人となる事を誓おう。父のように。」
アルマ「貴族なんかじゃなく、大建築家、アルマ様の名を世界に轟かせてやるぜ。」
サフィラ「ああ、楽しみにしている。」
トパゾス「たとえ教えが違っても。」
ユカリ「贖罪の気持ちは同じですわ。」
サフィラ「ああ、いつかは報われる事を願っている。」
ディアマンテ「さあ、サフィラ、私たちも…今日は大切な日のはず。」
サフィラ「そうだな。さて、行くか」
サフィラがそう言うと、虹姫達を模した駒は姿を消してしまった。
冥神「行ったか…皆、己の罪を自覚し、後悔のない生を…。」
- 190二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 20:39:33
- 191二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 21:09:43
了は、サフィラ達と話をした。7虹姫の廃止と、専用部屋の解放と、驚くことばかりであったが、何より驚いたのが、そこに飾られていた絵画だった。
了「こ、これは、ダーク・エンド?!お嬢様学園の応接間に飾るにしては、厳つすぎないか?!」
シロ「そうは言いましても、了さんはこっちでは有名人ですし。」
ディアマンテ「何しろ、かつての7虹姫を全て打倒した決闘者は、後にも先にも、貴方だけですわ。」
サフィラ「それに、今日は、過日のリベンジと、決闘の特別講師を頼みに来ました。」
と言うのも、7虹姫全員を倒してしまった了は、学内で伝説となっており、中には、クリスタ先生と戦わせて見たいと言う声もあったと言う。
- 192二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 21:35:53
ディアマンテ「サフィラはあの一件以来大人気で学内でデュエル対戦をしたり、子ども達にデュエル教室をしているんです。デュエルを純粋に楽しむためにペナルティも廃止になりました。あれから私も腕を磨きましたわ。ちなみにデッキは変えましたが。」
了「因みに何を使うんだ。」
ディアマンテ「フッフッフ…ラヴァルです!サフィラが氷ならば私は炎を!」
シロ「因みに私はプランキッズですが今日はディアマンテさんにお譲りします。」
ディアマンテ「ありがとう。では私とサフィラ!」
サフィラ「今日はリベンジマッチです!」
了「なるほど…面白い。ならタッグがいるな。今日は俺一人なんだが…」
ミスキャスト「なら私が組もうか?デッキは作ってきたよ。エーリアン。」
了「また癖の強いデッキだな。だが面白そうだ。よし、やろう。」
こうして了とミスキャスト、サフィラとディアマンテペアのデュエルが始まった。
- 193二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 21:52:42
- 194二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 08:28:36
魔導「学園長よ、あの本は…」
学園長「ああ、前理事長が書いたものだ。何でも『心躍る冒険譚を書くのが夢』だったらしく。こことは違う世界での物語を元に書いたものらしい。」
魔導サイエンティスト「まあ、アドバイザーとしてしっかり仕事もしとるしええじゃろ。」
こちらは聖域の入り口
前理事長「では私はブラックマジシャンで攻撃!」
アイ(アバター)「くっ…やるな。」
冥神「おっ、やってるじゃないか。」
前理事長「仕事も片付いたんでね。久しぶりに会いに来たんだ。」
アイ「楽しそうですね。」
前理事長は現理事長のアドバイザーとして学校に残る傍ら、執筆の仕事も行っている。絶大な権力こそなくなったが本人曰く「肩の荷が下りた。」と今のほうが楽しいらしい。時折、魔導サイエンティストに頼み、聖域の入り口にて3邪神やミラーナイト達とデュエルをしている。因みにエースは赤いブラックマジシャンだ。
- 195二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 11:00:56
- 196二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 17:52:41
アイ(アバター)「だが、彼の者は強いぞ。それに我らがまた会えるとは限らぬ。」
前理事長「だが、必ず相見えられぬとは思えん。戦えるチャンスがゼロではないのなら、その準備はするべきだ。」
イレイザー「随分前向きだな。だが良き心意気だ。」
ブラックマジシャン(赤)「手軽に力を求めても上手くいかぬものだ。私もそれを痛感したよ。」
冥神「左様、両名とも、そこは深く反省するように。」
こちらは九竜
ディアマンテ「真炎の爆発発動!これで一気に蘇生します。」
ミスキャスト「うわっ!一気に出てきた。」
了「くっ…一気に来たか。」
サフィラ「さあ、反撃ですよ。」
ディアマンテ「さらにブースト・ウォリアーを特殊召喚し一気にシンクロ召喚です。現れなさい。まずはレッド・デーモンズ・ドラゴンスカーライト!」
了「そいつも入っていたのか。」
- 197二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 18:11:25
ディアマンテ「ええ。決闘教室で、みっちりとしごかれましたので。もう、あなた様を失望させるような戦いは致しませんわ!」
どうやら、学園教育の決闘項目が強化され、時に外部講師を雇って、様々なデッキを使って戦っているようだ。サフィラやディアマンテも、クリスタに本格的な師事を受けて、名実ともに上位層レベルまで上り詰めているという。
- 198二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 18:21:12
ディアマンテ「では効果でスカーライトの攻撃力以下のモンスターを全て破壊します。」
了「甘い、伏せておいた無限泡影を発動。」
ディアマンテ「かかりましたわね。これを待っていました。手札より隠し玉のヴィジョン・リゾネーターを特殊召喚。さらに2体でシンクロ召喚。レッド・デーモン・ベリアル。そしてクリムゾン・ヘルガイアを手札に。」
了「とんでもないデッキだな…」
サフィラ「ええ、ディアマンテの才能はとんでもない方向に開花しました。簡単に言うと独創的なデッキを作るようになったのです。」
シロ「しかも強いですよ。」
了「良いだろう。さあ、かかって来い。」 - 199二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 18:24:39
- 200二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 18:28:39
そして数日後
秘密捜査官達「みなさん良いですか。」
頼光「女子学園か…緊張するな。」
了「皆、強くなっているらしいな。」
歌織「負けられないわね。」
紅「皆の力、見せてもらいましょうか。」
佳奈恵「女子校か…縁がない場所だと思ってたけどなあ。」
了「さて、行くか。」
(終)