【超閲覧注意・独自設定】秘密捜査官調査ファイル「白の花嫁事件」

  • 1二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:47:53
  • 2二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:53:21

    エリート秘密捜査官ミステリー「本日、あなた達を呼んだのは他でもないわ。これを見て頂戴。」
    ミステイク「なんですか?これ。」
    秘密捜査官達にミステリーはファイルを渡す。
    ファイルには白いドレスの様な服がいくつも載っていた。

  • 3二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:53:42

    >>1

    今回の舞台となるのは、「聖域」のある時空とは異なる時空の話。


    (聖域についてはこちらから)

    【超閲覧注意】ようこそ、「聖域」へ。|あにまん掲示板ここは、ミラーナイトにされた女の子モンスター達が徘徊しています。bbs.animanch.com


    王都から離れた場所にある山に、宮殿のような建物があった。そこは、世界各国の王侯貴族や大商人の娘が通う、全寮制の花嫁学校だった。

    生徒たちは、7つの組に分かれて生活しており、各組の成績上位者は、「七虹姫」と呼ばれている。

  • 4二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:00:16

    >>2

    ミスリード「わあ、綺麗!」

    ミスキャスト「これって、ウェディングドレス、だよね?」

    ミステイク「あれ?でもよく見たら、なんかマークみたいなのがある?」

    ミステリー「鋭いわね。そうよ。これは所謂制服のようなものなの。」

  • 5二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:09:05

    >>4

    ミスキャスト「つまりこの制服を来ている学生達が行方不明になっていると。」

    ミステリー「ええ、そうよ。でも、わかったことはここまで、依然として真相は不明のまま。」

    ミスリード「そこで今回我々にお鉢が回ってきたと。」

    ミステリー「ええ、そうよ。あなた達は以前、難事件を解決したしね。」

    ミステイク「これまた難事件だねー」

    ミステリー「ええ、後今回は助っ人を用意したわ。入って来て。」

    ミステリーがそういうと入ってきたのは。

    ミスショット「どうも。」

    ミスキャスト「ミスショットさん!」

    ミステリー「今回も荒事が予想されていてね。援軍と、して彼女に動いて貰うわね。」

    ミスマッチ「今回も私は別行動だ。何かあったら連絡してくれ。」

    ミステイク、ミスキャスト、ミスリード「了解!」

  • 6二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 20:45:38

    >>5

    こうして、調査をすることになった。しかし、赴いたときには、もう既に夜だったため、本格的な調査は翌日に回されることになった。




    ~夜の学園~

    薄暗い廊下を歩く、7人の生徒達。彼女達は、「7虹姫」と呼ばれていて、各クラスの代表である。純白のドレスを纏ってはいるが、彼女達が向かっていたのは、自室ではなかった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 20:58:02

    >>6

    7虹姫達「・・・・・・・・・・。」

    姫達の眼に光は無い。まるで、何かに操られてしまっているかの様な出で立ちだった。

    そして向かった先にあったのは、薄暗い倉庫の様な場所だった。

  • 8二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:11:43

    1人は赤髪の女性。とある大商人の娘で現在はこの学園の生徒会長だ。
    1人は青髪の女性。彼女は有力議員の娘で副会長を務めている。
    1人は緑髪の女性。彼女は古くから続く軍人の家系であり、自他共に厳しい性格だ。
    1人は黄色髪の女性。有力な聖職者の家に生まれ。他者に慈愛の心を持つ性格だ。
    1人はオレンジ髪の女性。乱暴な性格だが有力貴族の娘であり、だれも文句が言えなかった。
    1人は紫髪の女性。東洋の国よりの留学生であり。彼の国の王族らしい。
    1人は藍色髪の女性。この学園の理事長の娘であり、生徒会長ですら彼女には逆らえない。傍若無人な性格だ。
    以上7名は虹姫と呼ばれ学内において尊敬と恐怖の眼差しを向けられていた。そんな彼女達が生気のない表情で向かった先にいたのは。
    ブラック・マジシャン「ようこそ。美しき姫君たちよ。さあ、儀式を始めようではないか!」
    赤を主体としたローブを纏った。ブラック・マジシャンだった。

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:30:11

    >>8

    赤姫「はい。畏まりました。7虹姫を代表して、婚礼の儀の開会を宣言致します。」

    そういって、彼女達は前に進む。すると、彼女達のドレスが霧散した。そして、目の前には巨大な男性器のオブジェが聳え立っていた。

  • 10二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:52:07

    ブラック・マジシャン「さあ、姫君たちよ。まずはそれに口づけを。」
    赤姫「ハイ。」
    すると姫君たちはその巨大な男性器にキスをする。
    青姫「ンムッ♥チュッ♥」
    橙姫「ムグッ♥フムッ♥」
    藍姫「ムフッ♥チュッ♥」
    姫君たちはオブジェにキスをするだけでなく。舐め回したり、亀頭を咥えたりしている。
    そして…
    ブラック・マジシャン「さあ、そなたたちよ。今日こそは偉大なる存在を妊むべく、受け入れるのだ。」
    姫君たち「「「「「「「ハイ♥分かりました♥」」」」」」」
    姫たちはオブジェを挿入した。

  • 11二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:55:15

    >>10

    赤姫達『『『はぁああああああああああ♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』』』

    7人の姫達は、激しい喘ぎ声を出す。すると、花嫁達に変化が起きた。なんと、四肢が消え、挿入された男根が、肥大化したのだ。それはまるで、チェスの駒のような形をしていたのだ。

  • 12二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:20:41

    >>11

    姫君たちがチェスの駒の様になってから約3時間が経過した。

    ブラック・マジシャン「クククッ。ではどうかな。」

    ブラック・マジシャンはそういうと姫君たちの下腹部を触り始める。

    赤姫「あっ…♥」

    青姫「あん♥」

    姫君たちは嬌声をあげる。

    ブラック・マジシャン「どうやら、儀式はなったな。喜ぶがいい。お前たちは偉大なるアルカナ・フォースの母体となったのだ。」

    赤姫「あっ…♥嬉しい…♥」

    黄姫「私達は母になるのですね♥」

    ブラック・マジシャン「そうだ。だがしかし、まだ誕生の時ではない。そこでお前たちに任務だ。」

    そういうとブラック・マジシャンは彼女たちから男性器を引き抜く。

    彼女達は嬌声をあげ、地面に倒れたかと思うと。失われたはずの四肢が再び現れた。

    ブラック・マジシャン「お前たちには出産の時まで普段通り学生生活を送ってもらう。しかし、母体に相応しい女を見つけたらここに連れてくるのだ。良いな。」

    赤姫「ハアイ♥わかりましたあ…♥必ずや任務を果たしてみせますう♥」

    ブラック・マジシャン「良い心がけだ。頼んだぞ。」

  • 13二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:24:40

    >>12

    そそくさと帰っていく姫達。

    ブラックマジシャン「さて、あれの様子を見てみるか。」

    そう言って、ブラックマジシャンは、学園の地下に行く。

    そこには、ウェディングドレスを着た花嫁達で作られた、大量の駒達がズラリと並んでいた。

  • 14二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:35:02

    >>13

    それはこの学園でははなく、様々な地方から集めた優秀な女性たちだった。

    中には歌い手や教師、職人や戦士など様々な職業の者がいた。

    ブラック・マジシャン「あの者たちは無事に孕んだようだ。実験がうまく行けば次はお前たちを…。」

    ブラック・マジシャンは何かを企んでいるみたいだった。

    ミスリード「さて、学園に着いたけど。」

    ミステイク「どうやって捜査をしよう?」

    ミスキャスト「ミスマッチがこんなものくれたけど。」

    そういうとミスキャストは3人にあるものを渡した。

    ミステイク「これって…」

    ミスショット「制服…よね。」

    ミスリード「なんとなく分かった。」

    ミスキャスト「学生として潜入しろってことだよね。」

  • 15二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:56:29

    >>14

    かくして、ミスショット、ミステイク、ミスリードの3人が、学園に潜伏することになった。3人は、パンフレットを見ながら、情報を集めていた。

    ミステイク「へえ。これがその学校かぁ。」

    ミスリード「どうやら、7つのクラスに別れていて、それぞれの主席が居るみたいね。」

    そこにあったのは、7人の姫君、赤姫:ルビウス・コランダム、青姫:サフィラ・コバルティ、緑姫:ベリル・デマントイド、黄姫:トパゾス・デ・オーロ、橙姫:アルマ・スペサール、紫姫:ユカリ・アヤメ、藍姫:ディアマンテ・セラフィーナのニコニコとした写真だった。みな、美しい花嫁衣装に身を包んでいる。

  • 16二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:04:55

    >>15

    学園内を歩く秘密捜査官達。すると彼女たちの前に赤姫達が現れた。

    赤姫「見ない顔ねあなた達は?」

    ミスリード「私達は今日からここに転校してきたんです。」

    ミステイク「はい、転校してきたばかりで右も左もわからないものでして…」

    赤姫「そう、ならいいわ。私はこの学園の七虹姫の1人赤姫ことサフィラ・コバルティ。以後お見知りおきを。」

    ミスキャスト「こちらこそ、よろしく。」

    赤姫「それにしても…なぜ貴方方みたいな庶民がこの学園に?」

    ミスキャスト「失礼だなー」

    赤姫「まあ、何かしら理由があってのことでしょうから詮索はいたしませんわ。青姫、この者たちの案内をお願いします。」

    青姫「はっ、わかりました。お前たち、ついて来い。学園を案内してやる。」

  • 17二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:16:51

    >>16

    青姫「この学園では、様々な者達が、花嫁修業をしている。炊事に掃除、テーブルマナーにダンスなど、様々な教養を、ここで学んでいるのだ。もっとも、基本的には、所謂上流階級向けの講義が多いから、かなり高い水準の素養が求められるぞ。」

    サフィラが様々な施設を案内する。花嫁学校と謳っているのは伊達ではなく、名家のお嬢様ばかりであった。

    緑姫「む?貴様ら、新人か?」

    ミスリード「は、はい!」

    青姫「ベリル。あまり新人を怖がらせないで下さいね。」

    緑姫「す、すまない。つい、普段のクセが、出てしまった。」

  • 18二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:28:49

    >>17

    緑姫「私はベリル・デマントイド。緑姫と言われている。フム…お前たちに忠告しよう。私は規律を尊ぶ。もし乱すようなことがあれば。」

    そういうと彼女は剣を抜き。切っ先をミスリードに向けた。

    ミスリード「うわっ!危ない!」

    緑姫「我が剣にて、制裁を加えよう。夢夢忘れるなよ。」

    ミステイク「はっ、はい。わかりました。」

    青姫「さあ、行くぞ。次は祈りの間だな。」

    ミスショット「…あの剣さばきは素人のものですね…」

    ミスキャスト「うん…前に砂漠で見たウォークライの人達の方が凄かった。」

    青姫「何を話している。さあ、もうすぐ祈りの間だ。」

  • 19二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:38:48

    >>18

    黄姫「あら、サフィラさん。こちらが、件の新入生さんでしょうか?」

    ここは祈りの間。礼拝堂の様な作りになっていて、生徒達は決まった時間になると、ここでお祈りをするという。

    青姫「ああ。トパゾス。彼女達はまだ入って来たばかりだ。色々と手ほどきをしてくれ。」

    黄姫「はい、畏まりました。」

  • 20二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:06:02

    >>19

    黄姫「あちらをご覧ください。これが我らを見守りくださる神ですわ。ここでは毎日一度神に感謝の祈りを捧げますの。」

    そう言って彼女は再び祈りを捧げる。

    ミスキャスト「これって…」

    ミスリード「ああ…間違いないね…」

    ミステイク「男の人の…」

    ミスショット「何かがありそうだ…」

  • 21二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:22:28

    >>20

    一方、赤姫は、藍姫と会っていた。

    藍姫「それで、新入生の方が来たのですね?」

    赤姫「はい。ディアマンテ様の所も、何かお変わりは無いでしょうか?」

    というのも、この学園では最近、深夜に花嫁を見たという奇妙な噂が立っているという。

  • 22二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:34:04

    >>21

    藍姫「そういえば何名かが休んでいるみたいで…」

    赤姫「なるほど…何かがあるようですわね。」

    橙姫「全く、学園内に変な波風を立てないで欲しいわ!」

    姫君たちはどうやら噂が気になっているようだ。

    …自分たちが既に操られているとも知らないで。

  • 23二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 09:44:03

    >>22

    ミスリード達は、ある部屋に来ていた。すると、そこでは決闘を行っているようだ。

    ミスリード「え?カードを使ってるの?」

    青姫「ああ。ここではカードを使って、決闘を行う。嫁ぎ先の候補に、当代最強格の決闘者も含まれているのでな。」

    カードゲーム(OCGやラッシュ含む)に興じる花嫁というのも、変わった話だが、剣や銃を使わない決闘と聞いて、ミスリード達も安心しているみたいだ。

  • 24二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 12:07:31

    >>23

    ミスキャスト「へえ、決闘かぁ。」

    青姫「何だ?興味があるのか?」

    ミスリード「は、はい。私達もこうみえて、決闘は好きでして。」

    ミスリード達は、自身の秘密捜査官デッキを見せた。

    青姫「成る程。それはラッシュの方か。であれば、私も見せよう。」

    そう言って、青姫が見せたのは、ラッシュ版のHEROのデッキだ。

  • 25二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 12:53:48

    >>24

    ミスショット「なるほど…興味深いな。」

    青姫「それだけではないぞ。ほら。」

    青姫が意識を集中させると。

    フェザーマン「ハアッ!」

    ミスリード「実体化した。」

    青姫「そうだ、ここではカードが実体化するのだ。驚いただろう。まあ、ここでデュエルができるのは限られたもののみだがな。また、デュエルの敗者は勝者の言うことを1つだけ聞かねばならない。」

    ミスキャスト「どんなことでも?」

    青姫「まあ、さすがに命に関わることは拒否できるが大抵は聞かなければならないな。」

  • 26二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 14:28:39

    >>25

    すると、ちょうどその場面に出くわした。

    紫姫「では、最後に戦神ー不知火で、仕上げですわ。」

    挑戦者「……、参りました。お見事でございます。」

    どうやら、ユカリが挑戦者との決闘を制したようだ。

  • 27二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 17:10:18

    >>26

    紫姫「では約束を果たして頂きます。明日は1日、私の付き人ですわ。」

    挑戦者「はい、わかりました。」

    青姫「見事な勝利だったな。」

    紫姫「ええ、お褒めにあずかり、光栄ですわ。あら?そちらの方々は…」

    青姫「訳あって転校してきた者たちだ。今は校内を見回っている。」

    紫姫「まあ、そうでしたの。私はユカリと申します。以後お見知りおきを。」

    ミスキャスト「こちらこそ宜しくお願いします。」

    青姫「さて、校内はあらかた見廻ったな。では寮に…」

    橙姫「待ちなさい!私に挨拶も無しって、どういう了見よ!」

    秘密捜査官達の目の前に現れたのは橙姫だ。

  • 28二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:26:22

    >>27

    青姫「仕方ないだろう?声を掛けようかと思ったら、ルビウス達と話してたから。それに、客人の前だ。あまり粗相は見せるな。」

    橙姫「くっ。おっと、そうだったな。私はアルマ・スペサール。7虹姫の一角だ。今日からよろしくナ!」

    そういって、アルマは礼をした。

    ミスリード「なんていうか・・・。」

    ミスキャスト「結構、活発な人なんだね・・・。」

    青姫「さて、案内はここまでだ。本来ならば寮まで送りたいところだが、今は校内が少々落ち着かなくてな。そこで、こちらの方に送ってもらうことにした。私達を束ねている、クリスタ先生だ。」

    クリスタ「ようこそ。私達の学び舎に。寮は私が案内致しますわ。」

  • 29二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:48:15

    >>28

    クリスタ「では皆様、私に着いてきてくださいな。」

    秘密捜査官たちが彼女についていくとそこにあったのは古びた洋館だった。

    ミスリード「なんというか…風情があると言うか…」

    ミステイク「古い建物だねー。幽霊が出そう…」

    クリスタ「申し訳ありません。この学校ではランク制となっておりまして。」

    ミスキャスト「ランク制?」

    クリスタ「簡単に言いますと学業の成績や実技、さらに部活の大会等で優秀な成績を取りますと待遇が良くなるという事ですわ。勿論、その逆もしかり。」

    ミスショット「なるほど、私達は最低ランクからスタートという訳か…」

    クリスタ「まあ、皆様にはあまり関係がない事ではありますがね。秘密捜査官の皆様。」

    ミスリード「ん?こっちの素性を知っている?」

    クリスタ「ええ、実は私も貴方がたの捜査に協力をさせていただきたいと思っております。」

  • 30二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:57:45

    >>29

    クリスタは、学園で起きている事を話した。

    クリスタ「結論から申し上げますと、行方不明事件についての真相は、半分が正解です。と言うのも、失踪した生徒達は、一週間で戻ってくるのですが、今度は別の生徒が失踪してしまうんです。」

    クリスタの話によると、例えば、Aと言う生徒が失踪したとする。一週間後、Aは戻ってきたが、今度はBが失踪していると言うことらしい。そして、現状失踪しているのは6人ということだ。

  • 31二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:05:22

    >>30

    ミスリード「失踪して、また戻って来る…」

    ミステイク「また不思議な話だね。」

    ミスキャスト「失踪する学生の共通点は?」

    クリスタ「それが…ほとんど無くて…」

    ミスショット「共通点があれば目星もつけやすいんだけどね。」

    クリスタ「とりあえず今は話せるのはそれだけ。こちらも色々と調べてみますわね。」

    ミスリード「お願いします。」

  • 32二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:16:44

    >>31

    そして、すっかり日も暮れた。


    7虹姫達は、上位層が住む寮の中でも、特別な部屋で過ごしている。ホテルで言えば、ロイヤルスイートのような場所だ。

    藍姫「さあ、どうぞ。入って来て下さいな。」

    そういって、やって来たのは、本来であれば入ることの許されない、7人の下位層の寮生だった。

    生徒「7虹姫様。ご指名ありがとうございます。」

    生徒達の目に光は無く、生徒という待遇は同じはずなのに、まるで奴隷の様に傅いている。

    赤姫「フフ。では、始めましょうか。」

    そういうと、7人の姫君の衣装が変化した。花嫁の様な白いドレスから、漆黒のドレスに・・・。

  • 33二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:26:04

    >>32

    赤姫「さあ、ペットの躾を始めましょう。」

    青姫「…うむ、そうだな。」

    黄姫「喜びなさい。あなた達の待遇を憐れんだ神のお導きにより、あなた達は私達の飼い犬となるのです。」

    緑姫「さあ、服を脱ぎさっさと四つん這いになれ。」

    藍姫「その後は服従のポーズをなさい。」

    橙姫「キャハハハハ!その後は散歩の時間ダナ。」

    紫姫「人の言葉を話してはなりませんよ。」

    生徒A「はい、分かりました…」

    生徒B「姫様方の慈悲に感謝致します…」

  • 34二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:34:38

    >>33

    生徒たちは、自身の首にリード付きの首輪をして、それぞれの色の姫を主にして媚びている。

    赤姫「はい。では、ワンちゃん。お手。」

    赤姫の犬「わん!わん!」

    青姫「よし、良い子だな。それ、取ってこい」

    青姫の犬「わん!はっ、はっ、はっ、はっ!」

    裸になった生徒は、飼い犬の様に飼い主に媚びる。

  • 35二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:27:52

    >>34

    赤姫「さあ、皆、散歩に行きましょう。」

    赤姫の犬「えっ…でも…」

    赤姫「あら?口答えをする気かしら?」

    赤姫の犬「そ、そんなつもりは…」

    緑姫の犬「お、横暴です。いくら命令とはいえ…」

    緑姫「貴様、私達に逆らうのか!」

    そういうと緑姫は犬となった生徒の尻を叩く。

    緑姫の犬「きひいっ!わ…わお〜ん!」

    緑姫「そうだ!犬は犬らしく主人に従え!」

    黄姫「さあ、散歩の時間ですよ。汚れた身体を見せることで贖罪とするのです。」

    紫姫「犬の散歩は楽しみですわね。さあ、どうしつけましょうか。」

    橙姫「ほら、行くよ。散歩の後は楽しい調教だよ!」

    藍姫「フフフッ、楽しいですわ。さあ、行きましょう。あっ、密告しても無駄ですわよ。あなた達の家族が路頭に迷うだけですわ。」

    こうして6人は犬となった生徒を連れ。夜の校庭へと向かった。

    青姫「…行ったか…さて、鎖を外そう。服を着るといい。言葉を話してもいいぞ。」

    青姫の犬「はっ…はい、ありがとうございます。しかし、なぜ…」

    青姫「正直、こういった事が好きではない。それだけだ…それに父から言われている「他者にも優しくあれ」とな。さあ、今日は戻ると良い。他の姫には体調が悪かったと言っておくから。」

    学生「あっ、ありがとうございます。」

  • 36二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 22:00:47

    >>35

    どうやら、サフィラは辛うじて正気を保っていたようだ。散歩に向かった姫達を尻目に、サフィラは現状を憂いていた。

    青姫(必ず、真相を明かして見せる。待っていろ、偽物の黒魔導師…………!)


    そして、城下町の酒場では。

    女性「あの、すみません。一局、よろしいでしょうか?」

    一人の女性が、男に話しかけていた。

    了「良いですけど、貴女は見たところ学生さんでしょう?良いんですか?ここで油を売ってて。」

    男の名前は、冴刃了(さいばりょう)。異世界で魔王を倒した勇者の一人だ。この花嫁学校の世界には、夢を介して呼ばれている。

  • 37二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 22:47:57

    >>36

    学生「ええ、良いんです。私はあの学園を今は休学中ですから。チェスですがどうですか?」

    了「なるほどそうですか。では一局。お名前は?」

    学生「名前ですか…そうですね。私はシロと言います。」

    了「シロさん。ですか…。1体なぜ休学を?」

    シロ「色々ありまして…正確には休学ではないんです。」

    了「ほう…と言うと。」

    シロ「最近、学園にあまり良くない噂が流れているんです。なんでもただですら横暴だった6人の虹姫がさらに輪をかけて横暴になったとか、学生が行方不明になったとか…悪い噂ばかりなんです。」

    了「6人?虹はならば7人では?」

    シロ「実は私は虹姫の1人、青姫様の従者をしていまして、その青姫様より休学を勧められたのです。彼女は優しい方でして、私の身を案じられてのことだと思います。彼女に休学を勧められた学生は他にもいるはずですよ。」

  • 38二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 22:53:00

    >>37

    シロ「ただ休学をするのではなく、休学した仲間たちを募り、現在私達は学園がどうしてこうなったかを探っているのです。ところであなたはどうしてここに?見た所この世界の人ではなさそうですが…」

    了「まあ、電車の中で寝ていたら気づけばこの世界に来ていた。と言うことです。」

    シロ「まあ、それは何かの思し召しかもしれませんね。」

    了「そうだ、これも何かの縁です。何か手伝える事があれば言ってください。」

  • 39二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 23:07:09

    >>38

    そう言って、チェスの対局を終えて、了は宿に戻る事にした。

    了「休学中の生徒ね。どうやって集めるか、だな。ともかく、こっちも手札が欲しいな。」


    そして、学園の地下。そこには、赤いブラックマジシャンともう一人の男が居た。

    ブラックマジシャン「しかし、驚いたな。まさか学園の地下に、このような場所があったとは。」

    それは、かつて破滅の光を信じていた者達の礼拝堂のような場所だった。

  • 40二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 23:26:45

    >>39

    魔導サイエンティスト「ワシも驚いたよ。まさかここにアルカナフォースの力を封じていたとはな。」

    ブラック・マジシャン「だが、この力があれば私は…もう一人の私を…」

    魔導サイエンティスト「だがな…気をつけよ。何とも嫌な予感がするのじゃ。」

    ブラック・マジシャン「だから何だと言うのです。私は必ずやこの力をモノにしてみせます!」

    魔導サイエンティスト「やれやれ、忠告は無視…か。悪いがワシはこの件から手を引かせて貰う。君子危うきに近寄らずじゃ。」

    ブラック・マジシャン「勝手にすればいい…だが私は力を手にしてみせる!」

  • 41二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 08:52:50

    >>40

    そして、翌日。

    学校ではいつもと変わらない日常が過ごされていた。

  • 42二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:01:44

    >>41

    ミスリード「今日は、ダンスのレッスンが主だったわね。」

    ミスキャスト「大丈夫かなぁ。社交ダンスって、苦手何だよなぁ。」

    ミスマッチ「まあ、やるしかないよ。」

    捜査官達はダンスホールに向かっていった。


    一方、緑姫は街に出向いていた。というのも、街で最近、凄腕の決闘者の噂が流れていたのだ。

  • 43二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:08:59

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  • 44二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:12:09

    >>42

    ミステイク「今日はミスマッチも一緒なんだね。」

    ミスマッチ「まあ、私もここに来てるからな。」

    ミスリード「その格好だからダンスが得意だと思ってた。」

    ミスマッチ「ディスコ何かのダンスは得意だぞ。ただ社交ダンスは苦手なんだよな。」

    ミスショット「さて、そろそろですね。」

    ミスキャスト「…気が重い…」

  • 45二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:16:23

    >>44

    藍姫「ようこそ。花嫁候補の皆様方。本日は社交界の花形である、舞踏会の踊りを教授させてもらいます。」

    そう言って登壇したのは、7虹姫の一人、藍姫だった。彼女は、学園理事長の娘であり、入学前から様々な上流階級のパーティーに出席して、社交界のいろはを学んだ才媛だ。

  • 46二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 12:55:41

    >>45

    藍姫の見せた社交ダンスは素晴らしいものだった。

    それを模範にダンスの練習が始まったが…

    ミスキャスト「…難しい…」

    ミスリード「あれっ?」

    ミステイク「んー。難しい…」

    皆どこかぎこちがない雰囲気だった。

    赤姫「藍姫様、どうですか?」

    藍姫「皆、やはりぎこちないですね。しかし…」

    藍姫が獲物を見定めた目に変わる。

    藍姫「あの新入生達はいいですね。我らが主に良き捧げ物となるでしょう。」

    赤姫「ええ、そうですね。」

    赤姫の表情も獲物を見つけた肉食動物の様な物に変わっていた。

  • 47二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 13:50:16

    >>46

    そして、礼拝堂では、黄姫と紫姫が一緒に居た。この日は礼拝堂は大きな用事はないため、ほぼ貸し切りになっていた。

    黄姫「あら、ユカリさん、お連れの方と一緒とは、珍しいですわね。」

    紫姫「はい、トパゾスさま。今日は彼女も是非、参加させようと思っていまして。」

    紫姫の付人「はい。よろしくお願いします、黄姫さま。」

    黄姫の付人「では、皆様。早速始めましょう。」

    黄姫と紫姫は、礼拝堂の奥に向かった。


    付き人達『『『アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️アン♥️』』』

    礼拝堂の奥の部屋に木霊する、淫らな合唱。黄姫と紫姫の付き人達が、男根のオブジェを挿入し、笑顔でスクワットしていた。彼女達に意識はなく、ただ主の望む行動をとっているといった感じだ。

  • 48二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 14:38:28

    >>47

    その様子を見て、微笑む二人の姫君。

    黄姫「捧げ物にふさわしくなってきましたわね。」

    紫姫「ですがもう少し、仕込みをする必要がありますわ。我らが主の為に。」


    その頃緑姫は図書館にて了と会っていた。

    デュエルに詳しい男がいるとの情報を生徒から聞いた彼女は、その腕を見極めるために特別に許可をもらい、外出したのだ。

    緑姫「貴様が了だな。」

    了「ああ、そうだが…何か?」

    緑姫「私と決闘してもらおう。」

    了「すまないが今、チェスを皆に教えているんだ…それが終わってからなら…」

    緑姫は了が話終わる前に剣を抜き、彼の前に突きつけた。

    了「なんのつもりだ。皆が怯えているだろう。」

    緑姫「問答無用だ。直ぐにデュエルの準備をしろ!」

    シロ「あわわわわわわ。」

    了「仕方ないな。良いだろう。」

    緑姫「フン!いかにデュエルが強かろうと私の敵ではない!私のブルーアイズの前に屈するが良い!」

  • 49二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 15:13:16

    >>48

    ベリルが使うブルーアイズデッキは、融合と儀式の合の子のようなデッキだった。

    緑姫「さて、今回は私から行かせてもらおう。私の布陣を越えられるか、見せてもらうからな。まずは、竜を目覚めさせる!」

    ドラゴン・目覚めの旋律から始まった。

  • 50二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 17:08:42

    >>49

    緑姫「そして、手札よりカオス・フォームを発動。現れよブルーアイズ・カオス・MAXドラゴン!そしてアルティメットフュージョンで現れよ真・ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン!」

    緑姫の取り巻きA「まあ、現れましたわ。姫様の最強のブルーアイズが!」

    取り巻きB「憐れですわね。少しばかりデュエルが強いからと、自分が井の中の蛙であることを知れば良いのですわ。」

    緑姫「そうだな、これでターンエンドだ。」

    了「…本当に良いのか?」

    緑姫「当たり前だ!我がカオスMAXとアルティメットを突破などできるものか!」

    了「学園でも最強クラスと聞いたがこの程度とは…正直失望した。」

    緑姫「何だと!」

    了「では、始めるか、私は手札よりプロト・サイバー・ドラゴンを特殊召喚し機械複製術を発動。」

    緑姫「ふん!なんだ、そんなに並べた所でどうにかできるとでも!」

    了「そうだな、では君にデュエルを教えてやろう。まずは手札よりクロックワーク・ナイトを発動し、フィールドのモンスターの属性を全て機械族にする。」

    緑姫「何だと!」

    了「そしてプロト・サイバー・ドラゴンはサイバー・ドラゴンとしても扱う。さあ、現れよキメラテック・フォートレス・ドラゴン!」

    緑姫「なんだと!私のドラゴンが…」

    取り巻きA.B「なんということですの!」

    了「全く、張り合いが無いな。俺が知っているブルーアイズならもっと後のことを考えた動きをするんだがな…」

  • 51二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 17:19:21

    >>50

    緑姫「だが、わたしはまだ…」

    了「次のターンは無いぞ。パワーボンドを発動し、残ったプロト・サイバー・ドラゴン2体で融合。サイバー・ツイン・ドラゴン!…さて、こいつの効果は分かるな…」

    緑姫「そ、そんな…」

    了「ではトドメと行くか!」

    緑姫「まっ、待ってくれ…どうやら門限みたいだ。私は帰らなくては!次は私が勝たせてもらおう!」

    取り巻きA「う、運が良かったですわね…」

    取り巻きB「つ、次はありませんわよ。」

    シロ「帰っていきましたね…」

    了「ああ…自分に酔っているタイプだな…虹姫か…正直、期待外れだな。」

  • 52二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 17:55:45

    >>51

    緑姫撃退の後、了は資料を読み漁っていた。

    了「へえ。元々は鉱山都市だったんだな。」

    資料によると、花嫁学園のあった場所は元々、希少鉱石の採掘場として栄えていた。ところが、採掘中に、過去に怪しい宗教のアジトらしき遺跡が見つかり、急遽廃鉱となってしまったという。

  • 53二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 18:30:09

    >>52

    シロ「恐らくそれが絡んでいるのではないかと…」

    了「廃坑か…ならなぜそこに学校なんか作ったんだ?」

    シロ「土地が安かったから…とか?」

    了「安くても危険な場所なら学校なんて作らないだろう。何かがあるはずだ…潜入できれば良いのだが…」

    するとそこに現れたのは教師のクリスタだった。

    シロ「あっ、クリスタ先生。」

    クリスタ「どうやらお困りの様子ですわね。よろしければお聞かせ願えないかしら。」

    了「実は…」

    クリスタ「なるほど…真相を確かめるために学園に潜入したいと…実は今、貴方とは違う世界の方も潜入調査を行っておりまして…そうだわ!流石に生徒は無理でも職員としてなら入れるかも。実は寮の管理人が足りなくなっていて、よかったらその立場で学園に来られると思うわ。」

    了「なるほど…では受けさせてもらいましょう。」

    シロ「了さん。得られた情報は私たちにも提供お願いします。」

  • 54二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 19:41:03

    >>53

    了「ああ、わかった。何かあればお伝えします。」

    こうして、了は、学生寮の管理人になったのだった。


    さて、講義が終わり、午後の授業に備える捜査官。すると、ミステリーから通信が入った。

    ミステリー「任務は順調そう?実は、ちょっと気になる事があってね。」

    ミステリーが送った写真は、学校のエントランスの大きな広場の鳥瞰図だった。

    ミステリー「それで、変わった柄だなって調べてみたの。そしたら、こうなってた。」

    その写真には、見事なタイルアートが描かれていたのだが、よく見ると、薄緑のタイルの部分をなぞると、綺麗なアレイスターの六芒星が浮かんだのだ。

  • 55二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 19:46:14

    >>54

    ミスリード「これって…」

    ミステイク「あの召喚士アレイスターが関わっているってこと?」

    ミステリー「いえ、それは無さそうね。恐らく何者かが儀式を行おうとした後なのでしょう。何かを召喚するためにね。」

    ミスキャスト「なるほど…分かりました。引き続き捜査を行います。」

    ミステリー「よろしくね。」

    ミスショット「何やら校庭が騒がしいな。」

    4人が校庭に行くとそこでは了に実質敗北した腹いせか緑姫が取り巻きを鞭で打ち据えていた。

  • 56二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 19:55:43

    >>55

    緑姫「えぇい!あの男め!私に恥をかかせおって!!」

    ベリルは校庭のど真ん中で、かれこれ十分間、取り巻きを「躾けて」いた。

    取り巻きA「はぁあん♥申し訳ございませぇん♥ベリル様ぁ♥今日は一段と、鞭に力が♥あぁん♥♥」

    取り巻きB「ベリル様ぁ♥私達でぇ♥怒りを沈められるならぁ♥喜んで豚になりましょおお♥」

    取り巻き達はすっかり、ベリルに慣らされていたようだ。何とか仲裁しようとしたが、先にサフィラが来ていた。

    青姫「気は住みましたか、ベリル?続きは自室でやってくださいな。次の講義は、クリケットで校庭を遣いますので。」

  • 57二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:13:56

    >>56

    緑姫「誰かと思えば貴様か…良いだろう、お前たち、我が自室へ来い!貴様たちの体に我が騎士道を叩き込んでやる!」

    取り巻き達「はいい…お供致しますう♥」

    ミスリード「何なの…これ…」

    青姫「ん?お前たちは…すまないな、彼女は昔から苛烈な事をしてきたがあの日以来、さらに歯止めが効かなくなってな。こうして皆の前で取り巻きを辱めてしまう様になってしまった…前は絶対無かったのに…。」

    ミスキャストが青姫に周りに聞こえない声で囁く。

    ミスキャスト「やっぱり例の…」

    青姫「…なるほど、君たちがクリスタ先生の言っていた…今は話せないな。また、夜に私の所に来てくれ、見せたい物がある。」

    ミスキャスト「分かりました。」

    青姫「さて、君たちは授業だろう?早く行った方が良い。君たちは午後はテニスのはずだ。」

  • 58二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:38:23

    >>57

    ミスキャスト「は、はい!サフィラさんも、お気を付けて。」

    青姫「ああ。気をつけてな。」

    こうして、午後の授業に赴くミスリード達。


    そして、礼拝堂では。トパゾスとユカリによる「聖歌隊」の練習が行なわれていた。礼拝堂には、勇に30人の生徒達が、聖歌隊として参加している。

    ユカリ「さあ、皆さん。日頃の成果を披露して下さいませ。」

    トパゾス「神もきっと、お喜びになりますわ。」

    聖歌隊達「「「畏まりました。我ら聖歌隊による合唱。どうぞ、ご堪能下さいませ。」」」

    トパゾスとユカリに支配された聖歌隊員は、自身の秘所に大きな一物を挿入する。そして、スクワットの再生になると、トパゾスの合図で、一斉にスクワットを開始した。

  • 59二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:15:04

    >>58

    聖歌隊「ほおおおおおン♥」

    聖歌隊「んほおおおおおお♥」

    トパゾス「まあ…なんと素晴らしき嬌声」

    ユカリ「聞いているこちらも…んッ♥発情してしまいそう。」

    聖歌隊の喘ぎ声を聞きながら2人も秘所をいじり始める

    トパゾス「ハアッ♥」

    ユカリ「アアッ♥」

    そして最期には礼拝堂にいた全員の絶頂の喘ぎが響き渡った。

    聖歌隊「アッハアアアアアアン♥」

    ユカリ「いっくううううう♥」

    トパゾス「ハヒイイイイイッ♥」

    ユカリ「ハアッ♥ハアッ♥…これで…あるじ様に…捧げられますわね。ハアンッ♥

    トパゾス「ええ…我が主もお喜びになりッ♥皆の罪も話が主によって…救われるでしょう…アンッ♥」

    するとそこに、藍姫と赤姫が入ってきた。

    赤姫「まあ、捧げ物が出来上がったのですね。これで主様も喜ばれましょう。」

    藍姫「私達もペットの調教を頑張らなくては。それから皆様には見ていただきたいものがあって…」

    すると藍姫は数枚の写真を差し出した。そこにはミステイク、ミスキャスト、ミスリード、ミスショットの写真が写し出されていた。

    藍姫「こちらの新入生は容姿端麗で身体も引き締まっております。主様も喜びますわ。」

    皆の目が獲物を見る目に変わる。

    トパゾス「フフフッ、これならば我ら主様も喜びましょう。」

    ユカリ「ああ…これは可愛らしい…私達で可愛がりたいですわね。」

    藍姫「ならば決まりましたわね。次はこの四人ですわ。」

    赤姫「ええ。」

    その様子を見ていた者がいた。

    ミスマッチ「おいおい、光学迷彩アーマーで隠れていたとはいえ気づかないって…しかし、奴ら相当ヤバいな…まっ、あいつらは大丈夫か。さて、調査続行…と。」

  • 60二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:27:52

    >>59

    そして夜。

    秘密捜査官達は、集まって情報共有をしていた。そこに、一人の男がやって来た。

    クリスタ「そうでした。新しい用務員のサイバさんと言います。よろしくお願いしますね。」

    了「どうも。寮官の冴刃了です。よろしくお願いします。」

    ミスリード「あ、貴方が・・・。よろしくお願いします。」

    了「ん?俺のことを知っているのか?」

    ミスキャスト「ええ。実は・・・。」

    了「そうか。君達が、歌織の言っていた人達か。」

    了の言う歌織とは、勇者仲間の一人で、エクソシスター使いの女決闘者だ。

    ミステイク「あ、そうそう。了さんに見せたいものが。これなんですけど、何か知ってます?」

    ミステイクが見せたのは、ミステリーが見せてくれた鳥瞰図だった。

    了「これは、クロウリー・ヘキサグラム・・・!まさか・・・!!」

  • 61二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:43:16

    >>60

    ミスリード「何か…」

    了「いや、恐らく違うか、しかし、何者かが利用した痕跡があるな。ありがとう。これはこちらで調べよう。」

    クリスタ「そういえばあなた達は青姫とも会わなければならないんじゃなかったかしら。」

    ミステイク「そうだった。」

    ミスショット「ここはわたしが残るから行ってらっしゃい。」


    青姫は捜査官たちのいる寮のロビーに来ていた。

    ミステイク「遅くなりました。」

    青姫「いや、いい…私も今来た所だ。」

    青姫の息は荒く、何かに耐えている感じだった。

    ミスリード「それで…見せたいものって…」

    青姫「ああ…実は…」

    そう言うやいなや青姫は突然服を脱ぎ、下着姿になった。

    ミスリード「うわあああああっ!」

    ミスキャスト「一体何を!…ってこれは…」

    青姫の下腹部…子宮の辺りには魔術的な紋様が刻まれていた。

    青姫「んッ♥…アアッ…♥…夜になると…疼くんだ…♥私達は…何者かに…これを刻まれてから…♥夜になると…時折っ♥意識が飛んで…犯人の元に…向かいッ♥何かをされてしまうんだ…アンッ♥」

  • 62二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:55:17

    >>61

    ミスリード「これって、婬紋?!でも、これって、学園の入り口で見た…………。」

    ミステイク「サフィラさん。大丈夫ですか?」

    青姫「ああ……♥️あまり、♥️大丈夫じゃ♥️ないげ、…………な……♥️すまない…………!」

    すると、サフィラはミスリードを押し倒した。

  • 63二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:28:41

    >>62

    青姫「アア…スマナイ…サア…アルジサマニ…」

    ミスリード「うわわわわわ」

    ミスキャスト「危ない!」

    青姫「ぐはあっ」

    ミスキャストはショックガンを放ち、気絶させた。

    ミスキャスト「危なかったね…」

    ミスリード「でもどうする?また目を覚ましたら…」

    ミステイク「じつはちょっと試したい事がなるの。以前私たちが操られていた時にゴーストリックの皆が悪夢を見せて正気に戻した事があったでしょう。」

    ミスキャスト「…あんまり思い出したくないなー」

    ミステイク「そこで、悪夢を見せればこの呪いも解けるんじゃないかなあと思って。」

    そういうとミステイクはあるカードを発動させる。

    発動させたのはネクメイド・ナナ

    ミステイク「ナナちゃん。怖い夢を見せてあげて。」

    ネクメイド・ナナ「カシコマリマシタ…」

  • 64二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:37:09

    >>63

    青姫「あ、あれ?ここは?」

    サフィラが目覚めると、そこは古い石造りの神殿だった。

    青姫「なぜ私は………。ヒィ?!」

    見ると、サフィラは駒のような姿にされていた。何故このような事に?すると、どこからともなく、威厳のある女性の声が聞こえた。

    ??「娘。我が「聖域」に踏み入れるとは、いい度胸だな。我が名は、閉ザサレシ世界ノ冥神。この聖域の主だ。」

    女の顔をした鎧騎士を従えた女神、閉ザサレシ世界ノ冥神が、サフィラに近づく。

  • 65二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:45:53

    >>64

    徐々に女達の顔が浮かび上がる。それは蟲惑魔達だった。

    シトリス「これが不届き者ですか…」

    フレシア「ねえ、どうするの?」

    シトリス「そうですねえ。彼女たちに任せましょうか。」

    すると背後から現れたのはレプティレス達だ。

    コアトル「コレガ、蛇神サマへノ捧ゲ物カ。」

    ナージャ「蛇神様ノコドモ、沢山ウンデネ。」

    ナージャの言葉を聞き。青姫はあらん限りの悲鳴を上げた。しかし、動けない身体ではどうすることもできない。

    やがてその背後から現れたのは。オグドアビスだった。

    ナージャ「今日ノ捧ゲモノデス。ドウゾゴユルリト…」

  • 66二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:58:54

    >>65

    青姫「ひ、ひぃ!!ど、どうか、どうかお慈悲を・・・!!」

    四肢の無い体で、ただ震えるしか出来ないサフィラ。しかし、オグドアビスは容赦なくサフィラを貫く。

    青姫「いやああああああああああああ!!!!」

    駒から引き抜かれ、股を貫かれるサフィラ。それはまるで、自慰の器具のようであった。

    冥神「それ、早く吐き出し、楽になるが良い。」

  • 67二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 23:29:17

    >>66

    青姫「た、たすけ…いいいいいっ♥」

    青姫の秘所をオグドアビスの一物一価が貫く。

    青姫「うぐっ♥いっひいいいいいっ♥」

    はじめは苦痛を浮かべていた青姫もやがて快楽に屈したか嬌声をあげ始めた。

    青姫「あハァッ♥イイッ♥もっとおおおおおっ♥」

    そしてついに絶頂の時を迎える

    青姫「アアアアアアアアッ♥」

    青姫は絶頂を迎えた。

    青姫「あはあっ♥私は、蛇にイカされた…♥」

    すると青姫の身体に変化が起こる。なんと彼女は蛇の子どもを孕んだのだ。

  • 68二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 08:11:11

    >>67

    やがて、サフィラに変化が起きる。

    青姫「あ♥生まれる♥♥たまご♥♥じゃしんさまの♥♥たまご♥♥いっぱい♥♥あ♥あ♥ああああ♥♥♥♥」

    サフィラは元気に、オグドアビスの卵を生み出していた。




    青姫「アアアアア♥♥♥♥ あ、あれ……え……?」

    最後の卵を産み落としたタイミングで、サフィラは目覚めた。どうやら、正気に戻ったようだ。

  • 69二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 09:04:29

    ミスリード「あっ、目が覚めたみたい。」
    ミステイク「正気に戻ったみたいね。」
    青姫「わ、わたしは…す、済まなかった。」
    ミスキャスト「いや、未然に防げたから良かったよ。」
    ミスショット「下半身の紋様も無くなったわね。」
    青姫「本当だ、無い。それにあの疼きも止まったみたいだ。本当に感謝する。そうだ、他の6人にも…」
    ミスリード「いや、本人が洗脳に抵抗していたのもあるかも…他の6人に同じ手が通じるかな。」
    その頃、6人は白い花嫁衣装を纏い、ブラック・マジシャンの元へ向かっていた。報告のためだ。

  • 70二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 09:56:11

    >>69

    赤姫「報告いたします。ほぼ全ての生徒の調教、及び大規模な儀式の準備が完了いたしました。」

    藍姫「そして、こちらが、我等が見繕いし、新たなる贄にございます。」

    ディアマンテが差し出したのは、秘密捜査官の写真だった。

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