- 1二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:04:59
- 2二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:05:37
すいません
多分その奇妙な友達は眼の前にいると思うんですけど - 3二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:06:08
なにこれクロスオーバーなん?
- 4二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:08:08
友達にいるのは…(ウィスパーは加入は前提)
dice1d3=1 (1)
1…セミまる(小学生の頃捕まえたセミが化けた。先生の虫取り網捌きに惚れてともだちに。)
2…トホホギス(山に居たのにパンをあげたらともだちになった。)
3…ジバニャン(大切なものを取り返してあげたらともだちになってくれた。)
- 5124/10/25(金) 22:08:39
すまん、クロス注意つけ忘れた
- 6二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:09:36
これ初代のほうだな
- 7124/10/25(金) 22:09:39
- 8124/10/25(金) 22:10:45
1の妖ウォ歴が初代と2、あとはバスターズ白犬隊だけなのです…かんべんしてね。
- 9二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:12:51
このレスは削除されています
- 10124/10/25(金) 22:15:31
先生はどれだけともだちを集めているか
dice1d7=3 (3)
1…Eランクは大体コンプリート
2…Dランクは大体コンプリート
3…Cランクは大体コンプリート
4…Bランクは大体コンプリート
5…Aランクは大体コンプリート
6…Sランクは大体コンプリート
7…レジェンドまで網羅
- 11124/10/25(金) 22:16:58
注…あくまでセミまるは普段からそばにいる常在ポジションです、場面によって別のともだちが呼び出されたりします。
- 12二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:17:28
オロチいないんか・・・
- 13124/10/25(金) 22:19:08
一応
dice1d10=6 (6)
1…先生はさくらニュータウン出身、名字は天野だったりする
2〜10…どこぞの小学生とは縁もゆかりも無いです
- 14124/10/25(金) 22:20:14
あくまでどこぞの小学生とは別人のウォッチ使いのようです…それでもオロチなら大事件の時に駆けつけてくれるかもしれません。
- 15二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:25:57
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:37:42
- 17124/10/25(金) 22:37:55
ストーリーは…
dice1d2=1 (1)
1…妖ウォ準拠(妖魔界とキヴォトスの架け橋として活躍する話)
2…ブルアカ準拠(本編での話をともだちの力も借りて解決していくルート)
- 18二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:39:16
また妖魔界に異変が・・・
- 19二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:39:33
そういやキヴォトス人の元ネタって神様だったか。…おもいだ神とかオオクワノ神とかモチーフの生徒もここならいるのか…
- 20124/10/25(金) 22:43:19
妖怪ウォッチ1本編での出来事は…
dice1d2=1 (1)
1…起こっている。まーたあの議長だよ…
2…まだ起こっていない。
- 21二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:45:48
またあいつか
ブシニャン・・・はいないのか - 22二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:50:42
- 23二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:52:09
このレスは削除されています
- 24二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:52:50
それじゃあ、そろそろストーリーを考えますかね…明日には出せると思います。おやすみなさい…
- 25二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:53:04
とりあえずAランクにあげてりゅーくんに出会うか
- 26二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:56:42
りゅーくんなら…山海経とか?…学園によって主な妖怪の種族が変化しそう。ゲヘナならイサマシ、トリニティならフシギとか。
- 27124/10/26(土) 06:46:31
キヴォトス。皆さんご存知の超大規模学園都市。しかし、その遥か地底には、多くの人間、そして生徒も知らない世界が広がっていた。生徒ともまた違う、人ならざるもの…妖怪の世界。その世界は、「妖魔界」…と、呼ばれていた。そして、そんな世界の片隅で、白い悪意が蠢いていた。
「イカが……の…と…イカん…」
かつて友情の前に打ち破られた支配。
「イ…がなも…かと…」
悪意はどすぐろい妖気を纏い、形をとりもどす。
「イカがなものかと…」
病的なまでに白い肌、そして大きな体、ぬるりとした髭。
彼はイカカモネ・ソウカモネ。かつて魔界議長…妖怪たちの代表を名乗り、人間たちの世界に戦を挑み…そして敗北した。友情を語る同胞どもと、それに応えた唯一人の少年に、長年の計画を打ち破られたのだ。そして、その魂は多くの世界を移ろい、このキヴォトスの地底にたどり着いた。この都市に溢れる彼の感じたこともないエネルギー…それを糧にして、彼は復活を遂げた。彼の中にあるのは、憎しみと強欲だけ。その歪んだ視線の矛先は、地上…キヴォトスに向いていた。 - 28124/10/26(土) 08:41:41
所は変わって地上。キヴォトスのほぼ中心に位置するシャーレのビル。その一室にあるオフィスの椅子に腰掛ける人物がいた。彼は■■。ここキヴォトスでは"先生"と呼ばれ、各学園に通う生徒たちからはそこそこ慕われている。
彼は今、自身の抱える多くのタスクに忙殺されていた。彼は眼の前の書類を書き終えると、背伸びをして独り言をこぼした。
"仕事が終わらない…"
そんな彼の横に、ひょいと何者かが現れる。白い玉のような、風船のような人外のもの。彼はウィスパー。人々の間を渡り歩き、人間に仕えるという中々変わった「妖怪」である。
「だから早めにやっときなさいって言ったんでウィスよ?ほら、手伝ってあげますから続きをやりましょう!」
"ありがとね…"
「ワタクシは執事でウィスからね。ご主人の手伝いは当たり前でウィスよ。」
そう言って、ウィスパーも身体から生えた細腕でペンを握り、書類と格闘し始める。
"ウィスパーがいると本当に早いね。"
「これでも伊達に長く生きちゃいませんからね…あ、ハンコ借りるでウィスよ。」
"はい。"
人間と、妖怪。相容れぬ筈の者たちが互いを認識し、話し合える。そんな事ができるのは、彼…先生が腕につけている時計のお陰だった。その名も「妖怪ウォッチ」。数十年…いや、もっと昔かもしれないが、とある人間が作り出した、妖怪と人間を繋ぐコミニュケーション・ツール。これを身につけておけば、妖怪の存在を認識できるようになるというスグレモノ。レンズを覗けば隠れた妖怪を見つけ出し、妖怪が友情の証に渡す「メダル」を文字盤に挿し込めばその妖怪を召喚する事もできるという。先生はそんな妖怪ウォッチをここキヴォトスに来る前から所持しており、ウィスパーをはじめとする様々な妖怪たちと出会い、そこそこの数のメダルを手に入れていた。
彼はふと腕のそれを見て、また独り言をこぼした。
"誰かもう一人くらい呼ぼうかな…"
「いい案じゃないでウィスか?それよりも生徒を呼んだほうが良いと思うでウィスけど。…オススメの妖怪、調べておきますね。」 - 29二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 12:43:34
このレスは削除されています
- 30124/10/26(土) 14:12:42
「ええと…今メダルがある中でオススメの妖怪は…と」
そう言ってウィスパーはパッドを取り出した。鬼の角のようなものが二本ある変わったデザインのパッドで、ウィスパーはそれを使って妖怪を検索しているようだった。そんななか、ドロンと音を立てて一匹の妖怪が姿を現した。
「拙者も手伝うミン!」
"セミまる!"
彼はセミまる。昔先生が捕まえて飼っていた蝉が死んで妖怪化したものであり、先生の虫取り網捌きに一目惚れし、ともだちになったという過去がある。
"それじゃあ、書類の仕分けを頼めるかな?私が書く必要があるものはこっち、そうでないならあっち…みたいな感じで。"
「分かったミン!」
セミまるは返事をすると早速仕事に取り掛かった。2対の腕で次々に書類を仕分けていく。
ウィスパーは仕事を手伝いながらぼやく。
「そういえば今日の当番の生徒、まだ来てませんねえ…」
"もうすぐ来るんじゃないかな?"
そういえば生徒は妖怪を認識…
dice1d2=1 (1)
1…出来る
2…ウォッチがあれば出来る
- 31二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 14:19:55
できるの!?
- 32二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 14:45:33
じんめん犬とかツチノコとかノガッパとかは一般人でも見えたはず。
- 33124/10/26(土) 14:56:18
- 34二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 17:19:25
イオリか…彼女は先生のともだちと面識が
dice1d2=2 (2)
1…ある
2…ない
- 35124/10/26(土) 17:46:27
「先生、来たぞ…ってなんだこの白団子とセミは。追い出すか?」
当番に到着したイオリはオフィスにいる二人の妖怪に向けて愛銃を構えた。
"イオリストップ!こいつらは友達だから!"
「え?あ…は?」
先生が慌ててイオリの前に出て事情を説明する。幸い、イオリも妖怪については知っていたようだ。シャーレに先生が就任してきてから見かけるようになった、異形の怪物にして愉快なやつら。
「妖怪と友達…?ああ、こいつらが最近噂の妖怪とやらか。」
「誤解が解けたようで何よりでウィス。ワタクシは妖怪執事ウィスパー、先生にお仕えしているでウィス。」
「拙者はセミまるだミン!イオリ殿、今後ともヨロシクだミン!」
「あ、ああ。よろしくな…?」
変な見た目と喋り方だが、悪くはないやつらしい。それが、彼らに対する評価だった。
"まあ、最初は慣れないだろうけど、そのうち上手くやっていけるようになるよ。"
「分かった。…そう言えば、こいつらみたいな妖怪が見かけられるようになったのは、先生が就任してきてからだったよな。…先生ってこいつらと何か関わってるのか?」
「ウィス!イオリ様、それについてはワタクシからお答えしましょう。」
dice1d3=3 (3)
1…「推測ですが、ご主人がお持ちのこの「妖怪ウォッチ」。これを持ち込んでしまった影響ではないかと。」
2…「推測ですが、イオリ様をはじめとする生徒の皆様の頭上に浮かぶその輪が何かしらの影響を与えているのではないかと。」
3…「…さっぱりでウィス。」「何で説明しようと思った!」
- 36二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 17:52:46
ウィスパーらしいと言えばらしい…
- 37124/10/26(土) 18:16:10
「…さっぱりでウィス。」
「何で説明しようと思った!…先生も何か知らないのか?」
そう聞かれて、先生は腕に巻いた時計に触れる。
"うん。正直、心当たりといえばこれくらいしか…"
「何だこの時計…ずいぶん個性的なデザインだが…」
「今度こそ説明するでウィス!これは妖怪ウォッチ、我々妖怪を見えるようにするスーパーグレートなアイテムなんでウィス!」
「それが原因じゃねえか!」
イオリの腕がウィスパーを思い切り張り飛ばす。ウィスパーは壁まで吹っ飛んだ後、ふらふらと戻ってきた。
「ウィ〜…それがそうでもないんでウィス。妖怪ウォッチは本来、持ち主だけが妖怪を認識できるようになる道具に過ぎない筈なんでウィスよ。」
「…?ってことは本当ならお前やそこのセミとは先生しか話せないしそもそも見えないって事か?」
「そうでウィス。」
"ほんとに不思議だよね。ひょっとして、生徒と妖怪って、昔から何か関わりがあったりして。"
「年頃の女の子にそれは失礼ではないでウィス?」
先生の発言に、イオリは顔を真赤にして怒る。
「そんなハズないだろ!?私達をこんな団子野郎と一緒にするな!」
「だ、団子!?」
その後、4人係だったこともあり、この日の業務は滞る事無く終了し、無事に先生は日をまたぐ前に床につく事が出来た。 - 38124/10/26(土) 18:24:44
そういや生徒は妖怪を認識できるみたいだけど、銃弾は
dice1d3=3 (3)
1…効く。(ゲームでのダウン状態まで逝く)
2…効く…が見た目ボロボロになる程度でダメージは無い。
3…効く…が妖怪よっては効かない(えんらえんらみたいに実体がほぼ無いのとか)。
- 39二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 18:26:44
まあ車に吹っ飛ばされるのがいるくらいだからな
- 40124/10/26(土) 18:42:27
"そういえばウィスパーたち妖怪って、銃弾は効いちゃうの?"
「普通に効くでウィスよ。ただ、身体が煙や炎で出来ている妖怪なんかは効かない事もあるでウィスよ。」
"例えば?"
「ええと…この妖怪でウィス。」
ウィスパーがパッドを操作して出した画面には、淡い緑色の着物を着た女の妖怪が映っていた。
「えんらえんらでウィス。さっき言ったように非実体型の妖怪の中でも有名な方の妖怪でウィス。」
"へえ…美人さんだね。"
「それも有名さに拍車をかけてるんでしょうね…」 - 41124/10/26(土) 18:45:16
さてと、翌日のイベントは何だろな〜…
dice1d10=8 (8)
1〜5…通常業務。さっきまでみたいな生徒と妖怪の交流回
6〜9…妖怪スポット。生徒の間で流れる噂を調査。
10…??????
- 42124/10/26(土) 18:50:49
その噂が流れる学校は?
dice1d8=2 (2)
1…アビドス
2…ミレニアム
3…トリニティ
4…ゲヘナ
5…D.U.
6…百鬼夜行
7…山海経
8…連邦生徒会
- 43二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 18:51:57
そういえばウィスパー以外の妖怪は出るんか?
- 44124/10/26(土) 18:59:03
流れる噂は…
dice1d4=2 (2)
1…冷え込む部屋。エアコンも動いていないのにいつの間にか室温が零下まで下がっているとか…。
2…眠煙。大きな牙の化物の目撃情報が多発。それを見た生徒は翌日まで眠り込んでしまうとか…。
3…勝手に動く人体模型。更衣室でフリフリのドレスを着た人体模型を見かけたとか…
4…謎の猫老人。手から雷を放つ市民…?が目撃されたとか…。
- 45124/10/26(土) 19:04:21
さーて、誰の仕業かな…?
- 46二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 19:04:55
バクだっけこれ?
- 47124/10/26(土) 19:10:27
- 48二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 19:11:40
- 49124/10/26(土) 19:18:03
翌日。
"あ、コユキからメールだ。なになに…へえ。ミレニアムでそんな噂が…"
「何やら不可思議な現象が起こっているようでウィスねえ…」
"案外、妖怪の仕業だったりして。"
「まっさかあ!そんな事あるはずないでウィスよ」
"幸い仕事も特に無いし、とりあえず行ってみよう!「私のトモダチ、出てこい、うんがい鏡!」"
\フシギ フシギ ブギウギ♪ おれたちゃ 大騒ぎ〜/
"やっぱりこれ、大人だと恥ずかしいな…"
「仕様だからしょうがないでウィスよ。」
「ぺろろ〜ん。ミレニアムサイエンススクールにワープしちゃう?」
"うん。頼むよ。"
「ぺろろ〜ん!」 - 50124/10/26(土) 19:19:43
ギリギリCランクまで持ってて良かった…。移動が楽になるよ!やったね先生!
- 51二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 19:48:51
うんがい鏡懐かしいな
3でポケット化したんだっけ - 52124/10/26(土) 19:55:13
"さて、と。ミレニアムに着いたけど…とりあえずコユキに会いに行こうかな。道中で色々話も聞いていこうっと。"
うんがい鏡の力でミレニアムまでワープした先生は、コユキを探しつつ情報収集をする事にした。
「どうやらここは科学者気質の生徒が多いみたいでウィスね。」
「着物の拙者はなんだか浮いてるような気がするミン…。」
"百鬼夜行でも無い限りどこでも浮くと思うよ。"
そんな事を話しながら、モブちゃん達の話を聞きつつ進んでいく。
「放課後の研究室に居たら、物陰から大きな獣が飛びかかってきて、気付いたら朝だった」
「紫色の化物が歩いていくのを見た。」
「廊下を歩いていたら急に霧が出てきて、気付いたら眠ってた。起きたらなんかスッキリしてた。」
"…やっぱりこれ、妖怪のしわざかな…?"
「きっと皆疲れてるんでウィスよ。ワタクシもさっき自販機前でエナドリを一気飲みしてる生徒を見かけましたし…。」
"心当たりがあるな…後で一応注意しておこう…。…あ、コユキだ。"
「せんせー!」
桃色の髪をした生徒が先生を見つけるなり人懐こく体当りしてくる。
"コユキ、久しぶり。悪いことはしてないよね?"
「もちろんですとも!それで…ここに来たということは…」
"うん、「眠煙」の調査を手伝いに来たんだ。" - 53二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 21:42:53
"…それで、色んな人の話を聞いて目撃情報をまとめて出てきたのが…このエリア。ここを中心に今夜張り込みを決行するよ。"
「わかりましたせんせー!」
「元気があって良いでウィスねえ…この子は。」
「にゃはは!それほどでも〜」
「拙者もこういう子は好みであるミン!」
"もうすっかり打ち解けてる…もしかしてコユキって…"
ウィスパー達と面識が
dice1d2=2 (2)
1…ある
2…なし
- 54二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 21:46:23
- 55二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 21:56:40
"ねえ、コユキ。もしかしてウィスパー達と前から知り合いなの?"
先生の質問にコユキはこちらを向いてから首を傾げた。
「にゃ?違いますけど?」
ウィスパーも苦笑している。
「ただただ人懐っこいだけでしたね。」
先生は赤面しつつ会議を無理やり再開させた。
"…会議を再開するよ!…私は「眠煙」が妖怪だと仮定して話を進めようと思うんだけど良いかな?"
「そんな妖怪、いないと思いますけどね〜…」
「にゃは!妖怪と戦うなんて楽しみです!」
コユキは案外楽しそうだ。まさしく「鬼より怖い」のが近くにいるからだろうな…と先生は思ってみたりする。
"コユキ。妖怪の中にはこっちの攻撃が通じ辛いのもいるんだからね。注意してよ。"
「りょーかいです!…それじゃ、張り込み用のパンと牛乳、買ってきますねー!」
そう言うなりコユキは走って廊下の奥へ行ってしまった。
"さて、と。ねえウィスパー。「眠煙」が妖怪だったとして、どんな姿だと思う?"
「さあ…煙というからにはモクモクした感じではないでしょうかねえ?あと、大きな獣を見たという証言も合わせると、二人で一種の妖怪…といったモノも考えられるでウィス。」
その後、レジ袋を両手に帰ってきたコユキと一緒に思案する内に、ミレニアムに逢魔が時が近づいてきた。
"さて、そろそろ行こうか。噂を解明しに。"
全問正解です!洒落子婦人だけは違って、1の学校の理科室で起きたカラカラさんのイベントをモチーフにしたつもりでしたが…進化前も進化後もだいたい一緒ですよね!
- 56二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 21:58:00
やっべカラカラさんが進化か
めっちゃ骨美人のほう考えてた - 57二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:23:21
ミレニアムの校舎に、夕日が差し込む。
沢山いた生徒がまばらになり、少なくなっていく。
昼間はあんなに響いていた作業音が殆ど鳴らなくなっていく。
…。
"…"
「…暇ですねえ。」
コユキが、退屈に押しつぶされそうになって声を漏らす。
"しっ。静かに…"
オレンジ色の光の差す研究室にうっすらと煙が漂い始める。
とす、とす…と足音が聞こえてくる。
「煙を吸ってはいけないでウィスよ。」
ウィスパーの声で全員が鼻と口に布をあてる。
とす、とす、とす…
足音の音が大きくなる。そして…見えた。
紫色の身体が、ぎらりと光る黄色の牙が。
「な、なんですかあれ…」
コユキが震えている。確かに、あれは中々ショッキングな見た目かもしれない。
「なるほど…。「眠煙」の正体は…」
ウィスパーが合点する。
「「バク」でしたか。」 - 58二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:01:20
- 59二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:02:34
そういえ先生の妖怪メダルってセミ丸だけか
- 60二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:04:35
"私じゃダメだ!コユキ、セミまる!頼んだ!"
「あーもう分かりましたよせんせー!はっちゃあ!」
コユキの愛銃が火を吹きバクに銃弾の嵐を浴びせかける。
「拙者も行くミン!つむじ風の術!」
小さな風の刃がセミまるの斬撃に乗ってバクを斬りつける。双方の攻撃にたまらずバクは声を上げる。
「ぐっ…ふ…ぐあああああ!」
「煙を吐き出したでウィス!皆さん離れて!ハリアーップ!」
「うわわっ!?」
「ミ゙ッ!?」
コユキは何とか煙を吸わずに済んだが、セミまるが煙を吸って倒れ込んでしまう。
「眠ってるだけでウィス!コユキ様は構わず攻撃を仕掛けてください!多分あと少しで倒せます!」
"セミまるは私が回収しとくから!"
「はっちゃあ!」
〜〜〜〜〜
"ふう…なんとか勝てた…"
「いやあ…強敵でしたねえ。」
「結局あの後ずっと眠ってて申し訳なかったミン…。」
「まあまあ、勝てて良かったじゃないですか!」
先生は倒れたバクを見て呟いた。
"「眠煙」の謎、これで解決かな?"
「お見事でウィス、ご主人!…しかしなぜバクは生徒を襲っていたのでしょうかね?」
「それはワシ自身が説明しよう…」 - 61二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:04:49
「はちゃあ!?」
突如起き上がったバクに、コユキが慌てて銃を突きつける。
「この学校には無理をして夜ふかしする生徒が多いだろう?だから親切のつもりでネムケムリを吐いていたんだが…思いの外ワシの事を皆怖がってくれてな。つい嬉しくて調子に乗ってしまったんだ。」
"怖がられて嬉しいって…独特だね…。"
「だが、それも終わりにしよう。またこんな目に合うのはコリゴリだ。…コユキと言ったな。これ、お前にやるよ。」
そう言って彼(彼女?)は何かをコユキに渡した。
「何ですかこれ…コイン?バクの絵が描いてますけど…。」
「それは妖怪メダルでウィス。妖怪が友情の証として渡す、まあ、名刺みたいなもんでウィスよ。」
「お前は一人になっても逃げないで戦ったからな。ガッツあるやつはワシの好みだ。…それじゃあな。俺は別の学校にでも行ってるよ、今まで通り、眠気のあるやつにだけケムリを食らわせるさ。」
そう言うとバクはどこかに消えていってしまった。
「これで、全部解決でウィスね。」
"コユキ、ありがとうね。"
「どういたしまして!…ところで、どうしましょうかね?このメダル。」
"あっ…"
眠煙編 完 - 62二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:06:53
一応Cランクまでのメダルは大体持っていて、必要に応じて呼び出す感じです。ただ、例えば今回のバクのようにキヴォトスの事件で戦う事になる妖怪とは、まだ友達になっていない想定で進んで行きます。
- 63二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:09:50
ミレニアムみんな徹夜してそうだからそう思っても無理はないよね…何がともあれ友達になれて良かった良かった
…暴れてたのがわすれん帽でなくて一安心 - 64二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:09:52
ストーリー進行度ダイス
1d5=
今回からイベントを終えるたびにコレを振ります。合計10以上になると…?
翌日のイベントダイス
1〜5…通常勤務
6〜9…妖怪スポット
10…????? - 65124/10/27(日) 08:10:28
イベントダイスふり忘れ申し訳ない
dice1d10=3 (3)
- 66124/10/27(日) 08:12:56
- 67二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:20:41
ネルとジバ野郎ってなんか似てる
- 68二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:23:38
ネルか…妖怪面識ダイス、発動!
ウィスパーたちと面識が…
dice1d2=2 (2)
1…ある
2…ない
- 69二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 08:42:57
「先生、来たぞ…ってなんだコイツら…?」
"ああ、ネルか。この二人は…"
「妖怪執事のウィスパーでウィス!」
「拙者はセミまるだミン!」
「…もしかして最近話題の妖怪ってやつか?」
"ネルも知ってたんだね。そうだよ。"
「ミレニアムにも結構いるからな。…そうだ、この前の騒動、手伝ってくれてありがとな。」
"ああ、バクのやつね。…あの後コユキとバクはどんな感じなの?"
「バクの方は特に悪さはしてないな。むしろあのケムリで頭がリフレッシュ出来るって評判だぜ。コユキは…相変わらずだな。」
"そう、良かった。"
「元気にやっているようでなによりでウィスね。」 - 70二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:00:11
うわっ、今見たら進行度ダイスも振り忘れてる…今振っときますね。
dice1d5=2 (2)
「なあ、ウィスパー。…強い妖怪ってどんくらいヤバいのがいるんだ?」
「そうですねえ…妖怪というのは十人十色、それぞれ色んな力を持っているものですから…単純にこれが強いと言い切る事は出来ませんね。ただ、最強と呼ばれる妖怪たちなら知っていますよ。」
「!…それはどんな奴らなんだ?」
「ブシニャン、ししコマ、イケメン犬、花さか爺、山吹鬼の5人でウィス。これらはレジェンド妖怪と言って、大昔にすごい活躍をしたとか…」
「今も、会えるのか?」
「さあ…?何しろ伝説級の妖怪たちですからね…どこにいるのかなんて、そんな簡単にはわかりませんよ。…さて、仕事に戻るとしましょうか。何しろ書類が山積みですからね。」
「ああ。…レジェンド妖怪…今度探してみるか…」
この日は無事に作業を終えることが出来た。通常業務イベント、ネル編 完
- 71二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:02:27
果たして山吹が来ることはあるのだろうか
- 72二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:02:52
次のイベントじゃあ…
ストーリー進行度ダイス
dice1d5=4 (4)
イベントダイス
dice1d10=6 (6)
1〜5…通常業務
6〜9…妖怪スポット
10…?????
- 73二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:03:23
さあクイズの時間だ
次も瞬殺してやるよ - 74二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:04:47
今思ったけど、もしや10って鬼時間では?
- 75二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:04:52
どこの噂?
dice1d8=6 (6)
1アビドス
2ミレニアム
3ゲヘナ
4トリニティ
5百鬼夜行
6D.U.
7山海経
8連邦生徒会
- 76二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:13:26
ヴァルモブたちの間で流れる噂…一体?
dice1d4=4 (4)
1…謎のマンボ草。夜の公園で謎の怪人を見かけたとの噂。海藻のようにひらひらした身体をしていて「マンボ!」と叫んでいたとか…。
2…消える料理。屋台で頼んだおいしい料理。いただきますと言って目を閉じるといつの間にか料理が消えちゃった!?
3…小銭の神隠し。気がつくとお財布から小銭が消えている。使ったわけでも無いのになあ…。
4…マボロシ蝶の噂。夜遅くのビル街を、光る蝶が飛んでいたとか。
- 77二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:14:40
夜に飛んでる蝶?ゼッコウチョウかな?
- 78二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:18:58
- 79二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:20:07
局長!?
カンナはウィスパーたちと面識が…
dice1d2=2 (2)
1…ある
2…ない
- 80二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:23:23
- 81二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:33:13
"カンナ、久しぶり。"
翌日、先生ほか2名はシャーレ近くのカフェに呼ばれていた。呼び主は尾刃カンナ。ヴァルキューレ警察で局長を務めるそこそこ偉い生徒だ。
「こちらこそ、先生。…して、後ろの方々は…?」
「妖怪執事のウィスパーでウィス。どうぞお見知りおきを。」
「拙者はセミまるだミン!」
「ウィスパーに…セミまるだな。了解した。それにしても、こうして妖怪に実際会ってみるとなんだか落ち着かないな…。」
カンナは案外順応が早い方だった。
"ところで、何で私を呼んだの?"
「そうでした、最近私の部下たちの間で流れる噂を調査してほしいのです。妖怪の騒ぎなら先生が詳しいとも噂されていましたので。」
「ふむ…という事は、今回の相談は妖怪関連でウィスか。」
"それで、どんな噂なの?"
「最近、夜の街をなにか蝶のような物体が発光しながら飛んでいる…というものです。」
"…それだけ?"
「ええ、なにしろ情報がこれだけでして…詳しいことは何も分かっていないのです…。」
「…かなり身を隠すのが上手な妖怪のようでウィスね。ランクも高そうでウィス。」
"にしても光る蝶ね…なかなかロマンチックじゃないの。"
「…私もそう思います。ただ、危険な可能性も捨てきれないので、やはり調査をするべきかと。」
"うん、分かったよ。それじゃあ、夜になったらまたこの辺で集まろうか。" - 82二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:52:30
>>80答え合わせはストーリー中ということで…ただ、ヒントを申し上げますと3番めの噂は「小さなアンラッキー」というのがヒントです。塵も積もれば山となる…そんな妖怪がいたはずです。
時は進み、夜。街は光を放ち始める。
"やっぱり都市部の夜も良いもんだね、賑やかで。"
「妖怪も多いみたいでウィスね。これなら件の「光る蝶」もいるんじゃないでウィスかね?」
「先生。」
"あ、カンナ。"
カンナがこちらを見つけて駆け寄ってきた。
"まだ光る蝶は出てきてないよね。"
「ええ。」
「ご主人、ちょっと飛んで来るミン。空から見ればなにか分かるかもしれないミン。」
そう言って空に飛んでいこうとするセミまるをカンナが制止する。
「ちょっと待ってください。飛んでいくのならこれを着けて行ってください。」
"なにこれ?"
「ドローン用小型カメラとGPSと無線機です。こういうのがあったほうが便利かと思って持ってきてたんですよ。」
「…よし、装着完了、行ってくるミン!」
"いってらっしゃーい。"
「私達は地上から探しましょう。街で話を聞けばなにか分かるかもしれませんし。」
「やはり警察というのはいるだけでも心強いモノでウィスね。」
「ありがとうございますね、ウィスパー。」
- 83124/10/27(日) 10:01:53
「…とは言ったものの、空から見ても中々見つからないミンね…。…ん?今、雲の間で何か…!」
「…先生!セミまるが何か見つけたみたいです!」
見つけたのは…
dice1d4=3 (3)
1黄色い雲のような妖怪
2ただのドローン
3ローブをまとった蚊の妖怪
4光る蝶の妖怪
- 84二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 10:02:44
クロスついてないからクロスじゃないよ
- 85二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 10:03:03
クロスつけて立て直した方がいいよこれ
- 86124/10/27(日) 10:08:14
やっぱりクロス付けて立て直した方が良いですかね?
「ブーン…」
「ちょっとそこの妖怪、聞きたいことがあるのだけれどミン…」
「ブーン…。…あ、セミまる…。」
「カメラの映像のあの妖怪はなんて言うんだ?蚊みたいな姿をしているが…。」
「あれは「ネガティブーン」でウィスね。取り付いた相手の考えをドンドン暗くしていく厄介者でウィス。」
「…光る蝶では無さそうだな。」
「…それで、「光る蝶」の噂を追いかけているんだミン。」
「それなら向こうの方で見かけたブーン…運が良ければまだいるかも…それじゃあ…」
「ありがとミーン!」 - 87124/10/27(日) 10:13:34
- 88124/10/27(日) 10:14:00
立て直し版です。
- 89二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 10:29:36
こういうオリ主ものはハーメルンでやってほしい