🎲よいこのSEEDおとぎ話『セロ弾きのゴーシュ』

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:15:46

    「むかしむかし、あるところにdice1d2=2 (2) (1.町の小さな楽団 2.無名ロックバンド)に所属するオルフェという青年がいました。


    (今回はオルフェ主人公固定でいきます。ご了承ください)

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:17:02

    待ってました!早速ロックバンド選ばれてて草生える

  • 3スレ主24/11/02(土) 21:17:17
  • 4二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:20:13

    新作!!
    前作みたくトンチキルートになるのか真面目なルートになるのか…

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:21:49

    わーい新作!と喜んでたらダイスで笑っちゃった
    今回も楽しみです

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:24:03

    初手からロックバンドww
    今回もダイスあらぶりすごくなりそうな予感・・・

  • 7スレ主24/11/02(土) 21:25:18

    オルフェの担当楽器はdice1d3=1 (1) (1.ギター 2.ベース 3.チェロ)でしたが、オルフェは演奏があまり得意ではないどころかメンバーの中でもぶっちぎりでヘタクソだったため、いつもバンドリーダーでありボーカル担当でもあるdice1d32=30 (30) に怒られていました。


  • 8スレ主24/11/02(土) 21:28:42

    (他のメンバーもあらかじめダイス振っておきます)


    ボーカル(リーダー) リュー

    ギター オルフェ

    ベース dice1d32=6 (6)

    ドラム dice1d32=28 (28)

    キーボード dice1d32=8 (8)

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:29:06

    このレスは削除されています

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:30:58

    リューとホーク姉妹とリデルってピンポイントで面白くなりそうなとこ引いたなぁ

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:32:09

    アコード&ホーク姉妹ww
    ダイスの偏りがww
    でも他おとぎ話で出番多かった
    アスランだのカガリだのまた当てなくてよかったですねww

  • 12スレ主24/11/02(土) 21:46:51

    ある日の昼下がり、オルフェ達バンドメンバーはいつものように音楽スタジオの一室で練習に励んでいました。

    来月開催される音楽フェスにバンドとして初めて出場し、そこでdice1d3=3 (3) (1. INVOKE 2. ignited 3.FREEDOM)を披露する事が決まっているため、メンバー全員普段以上に練習に熱が入っています。

    もちろんオルフェも気合十分で練習に臨みますが、悲しい事に実力がオルフェの気持ちに追いついていません。

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:49:10

    ダイス神「第二弾絶賛上映中」って宣伝しに来たのかな?>FREEDOM

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:02:47

    違いキーボードを叩くメイリン

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 09:11:57

    オルフェ主人公期待
    しかし選出メンバーみんな赤いな髪

  • 16スレ主24/11/03(日) 10:17:26

    「ギターが遅れています!Aメロからやり直し!」
    「オルフェ、今コードを間違えましたね?もう一度最初から!」

    通しの練習をしても頻繁にリューの厳しい指摘が入って演奏が止まり、そのたびにオルフェは自分がバンドの足を引っ張っているのだと嫌でも実感してしまいます。

    「あーあ。せっかくフェスに出場出来るってなったのに、このままじゃ誰かさんのせいで失敗しちゃうかもね〜?」
    「ちょっとリデラード!そんな言い方ないでしょ!」
    「何さ、本当の事言っただけじゃん」

    あからさまな嫌味を言い始めたリデラードをすかさずルナマリアが窘めますが、反省の色は全く見えません。
    オルフェが落ち込んでいる事を察したメイリンが、慌ててフォローに回ります。

    「大丈夫だよ!まだフェスまで一ヶ月あるんだし、それまでいっぱい練習すればきっと上手くなるから!」

    そのメイリンの励ましの言葉に、オルフェはぎこちなく笑って「そうだな、ありがとう」と返事をするのがやっとでした。

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 10:28:48

    やっぱりホーク姉妹がフォローしてくれた
    姉妹が選ばれてよかったなオルフェ

  • 18スレ主24/11/03(日) 12:11:38

    その日、オルフェは練習が終わり他のメンバーが全員帰った後もスタジオに残って自主練を続け、スタジオの閉店と共に重い足取りで自宅へと帰りました。


    「やはり私にはギターの才能がないのだろうか……もっと他に向いているものがあるのかもしれない…例えばdice1d3=2 (2) (1.宰相 2.パン屋 3.鬼殺隊)とか…」


    そんな風に自虐しながら、オルフェは自宅でもギターの練習を続けます。

    しかしいくら弾いても上達したという手応えが感じられず、いよいよオルフェは何故自分がこんな風に苦しい思いをしてまでギターを弾いているのか分からなくなってきました。

    もう諦めて寝てしまおう、そう思ってギターをケースに仕舞おうとしたその時です。


    トントン、と小さなノック音が聞こえ、オルフェはゆっくりと立ち上がって扉を開きます。


    「……ああ、君か」


    そこには、最近オルフェの家の近くに住み着くようになった三毛猫のdice1d47=12 (12) がいました。

    (既出キャラの場合は+1)

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 12:23:51
  • 20二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 12:32:55

    あにまんオルフェパン焼きがちw
    あとナタル猫は厳しそうですね…
    できたらちゃんとほめてはくれそうですが

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 17:29:03

    厳しくも熱心に練習付き合ってくれそうではあるナタル猫

  • 22スレ主24/11/03(日) 18:44:46

    (パン屋オルフェスレ好きで選択肢に入れたけど…やっぱりオルフェはパン屋やった方が良いのでは?)



    「む、今日の練習はもうおしまいなのか?いつもならまだ練習している時間だろうに」


    すまし顔でそう聞いてくるナタルに、オルフェは「君には関係ないだろう」とぶっきらぼうに返します。


    「随分と機嫌が悪いようだな…まあいい、手土産だ。これでも食べて落ち着くといい」


    そう言ってナタルが差し出してきたのはオルフェが家庭菜園で育てているdice1d2=2 (2) (1.トマト 2.薔薇)でした。当然オルフェは怒ります。


    「何が手土産だ!これは私の畑で育てているものじゃないか!この泥棒猫め!」

    「猫だけに泥棒猫呼ばわりとは安直だな」

    「やかましいわ!とにかく出て行ってくれ、私はもう寝る!」


    肩を怒らせて寝室へと向かおうとするオルフェをナタルは呼び止めます。


    「待て、本当に寝るのか?練習はどうした?」

    「もうやめだ。どれだけ練習したって上手くならないならやるだけ時間の無駄だろう」


    オルフェがそう吐き捨てると、ナタルは軽やかな動きでオルフェの前に降り立ってdice1d2=1 (1)


    1.強烈な猫パンチをお見舞いしました。

    2.「寝る前に一曲弾いて聴かせてくれないか?」とお願いしました。

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 18:47:35

    華麗なる猫パンチwww

  • 24スレ主24/11/03(日) 23:04:59

    「グフゥ!?」

    猫の全力パンチは意外と威力があります。それを顔面にモロに食らったオルフェは堪らずよろけますが、そんな彼をナタルは厳しく叱責します。


    「何を腑抜けた事を言っている!練習が上手くいかないからと不貞腐れて投げ出すなんて子供のする事だぞ!」

    「な、なんだと!?猫の癖に一丁前に説教なんて──」

    「くどい!!」

    「ギャンッ!?」


    二発目の猫パンチが再びオルフェの顔面にクリーンヒットしました。


    「に、二度もぶったな!?母上にもぶたれた事ないのに!」

    「大先輩の台詞をパクる暇があったらさっさと練習を再開しろ!」


    ナタルはそう言うと机の上に移動して、そこに腰を下ろします。


    「練習は続ける事に意味があるんだ。モチベーションが上がらないなら、私が観客になってやるから本番のつもりで演奏してみるといい」

    「くそっ、猫のくせに生意気な…!」

    「いいから早く弾かないか。こっちは毎晩君のギターの音をBGMにして寝ているんだ、もう今ではそれ無しでは眠れないんだよ」


    恐らくオルフェがギターを弾くまでそこから動く気はないのでしょう。机の上を陣取り、まるで催促するかのように尻尾をペシペシとさせるナタルを悔しそうに睨みつけていたオルフェでしたが、やがて観念したようにため息をついてギターを手に取りました。


    「…何かリクエストはあるか?」

    「そうだな…ではdice1d3=1 (1) (1. シューマンのトロメライ 2.あんなに一緒だったのに 3.Distance)をお願いしよう」

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 08:23:29

    なかなかいいところチョイスしてくるなナタル猫

  • 26スレ主24/11/04(月) 09:07:29

    「それはギターで弾くような曲ではなくないか!?」

    「例えそうだとしてもやるだけやってみろ。仮にも音楽家の端くれだろう」

    「…ああもう!弾き終わったらすぐに出て行ってもらうからな!」


    そう叫んで、オルフェはほとんどヤケクソにギターを掻き鳴らしました。


    完成度dice1d100=85 (85)

    (10以下でしずかちゃんのバイオリンレベルの演奏)

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 09:42:02

    おお!覚醒している!

  • 28二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 09:48:22

    クラシックギターで弾いた動画見てきたけど凄くノスタルジックというか情感たっぷりで良い選曲の演奏だった

  • 29スレ主24/11/04(月) 17:34:24

    「ほう、なかなか上手いじゃないか」


    ナタルが感心したように賛辞の言葉を送りますが、当のオルフェはというと初めて感じた手応えにdice1d2=1 (1) (1.感動 2.困惑)していました。


    「もしかしたら君はクラシック方面の才能があるのかもしれないな」

    「私が所属しているのはロックバンドなんだが…?今度フェスで披露するのもT.M.Revolutionの曲だし…」

    「細かい事は気にするな。何はともあれ、上手く弾けたという実績が生まれたことは事実だ。良い演奏を聴けた事だし、私はこれで失礼するよ」


    今晩はいい夢を見れそうだ、とナタルは上機嫌で帰っていきます。

    そんなナタルにオルフェはdice1d2=2 (2) (1.ああ、おやすみ 2.もう来なくていいからな!)と声を掛け、今度こそギターをしまって寝室へと向かいました。

  • 30スレ主24/11/04(月) 22:46:01

    ナタルに練習に付き合って貰った(?)翌日、オルフェはまたスタジオでバンドメンバーとの練習の後自主練を行なってから帰宅しました。

    昨晩の演奏は中々の出来だったものの、肝心のフェスで披露する予定のFREEDOMの完成度は未だ低く相変わらずリューに怒られてばかりの1日でした。


    帰宅するなりオルフェは早速ギターの練習に取り掛かります。

    昨晩の演奏の影響なのか普段よりも集中力が続き、夢中でギターを鳴らしているうちに気付けば時刻は午前2時を回っていました。


    そろそろ寝るかとオルフェが考えたその時、屋根裏から何やら物音が聞こえました。


    「また来たのか?もう来なくて良いと言っただろう!」


    どうせナタルだろうと決めつけて屋根裏に向かって怒鳴ると、天井の穴から何かが落ちてきてオルフェは思わず飛び上がって驚きました。


    「なっ、なんだ!?」


    穴から落ちてきた"何か"は小さく羽ばたいて難なく床へと着地します。

    それはナタルではなく、一羽のかっこう……dice1d47=15 (15) でした。

  • 31二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 10:48:35

    サイか…どうなるんだこりゃ?

  • 32スレ主24/11/05(火) 13:16:39

    「猫の次は鳥か…一体何の用だ?」


    痛む頭を押さえながらオルフェが問うと、サイは「音楽を教えてもらいに来たんだ」と言いました。


    「音楽を?……生憎だが、私は人に教えられるほどの技量を持っていない。からかいのつもりなら帰ってくれ」

    「またまたご謙遜を。あなたは立派なギタリストなんだろう?dice1d2=2 (2) (1.昨晩俺はこの耳でしっかりと聴いたんだ2.ナタルという猫からそう聞いたぞ)

    「いや、あれはたまたまというか…」

    「まあとにかく一曲弾いてみてくれないか。dice1d2=1 (1) (1.ドレミの歌2. pretender)を聴かせてくれ」

    「……仕方ないな」


    オルフェはため息をついて、渋々サイのリクエストに応えました。

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