- 1スレ主24/11/18(月) 20:32:28
https://bbs.animanch.com/board/3993243/?res=196
上記の続き。
うつ病や諸々が片付いたので再開します。
オリ主のイラストは頂き物、皆さまの感想やイラストをぜひ送ってください。
- 2スレ主24/11/18(月) 20:34:46
- 3スレ主24/11/18(月) 20:35:25
- 4スレ主24/11/18(月) 20:36:11
- 5スレ主24/11/18(月) 20:36:52
- 6スレ主24/11/18(月) 20:37:42
- 7スレ主24/11/18(月) 20:38:27
- 8スレ主24/11/18(月) 20:39:23
- 9スレ主24/11/18(月) 20:51:50
- 10スレ主24/11/18(月) 20:53:19
- 11スレ主24/11/18(月) 20:55:27
- 12スレ主24/11/18(月) 20:59:26
- 13スレ主24/11/18(月) 21:02:10
- 14スレ主24/11/18(月) 21:03:28
- 15スレ主24/11/18(月) 21:22:18
- 16スレ主24/11/18(月) 21:25:03
- 17スレ主24/11/18(月) 21:27:16
アルマ・アルティ
18歳
185㎝
ナチュラル
アルコンガラのメカニック担当。リアルでは工業系大学生。
GBNではメカニック系のスキルと情報分析系のスキルを習得している。
時折グレートフォックスの設備で機体を勝手に改造するマッドメカニック。
スクラップ同然のMSを1d10= 時間あれば、新品同然に修理できる。
いつの間にかフレイ・アルスターと師弟兼恋人関係になっている。
- 18スレ主24/11/18(月) 21:27:58
dice1d10=3 (3) 時間
- 19スレ主24/11/18(月) 21:29:17
ガンファルコン
MSΖ-013GF
頭頂高26.5m
全備重量41.8t
装甲材質A.Wルナチタニウム合金
ジェネレーター総出力11,200kw
総推力測定不能
センサー有効半径32,400m
アルマが搭乗する可変MA。
Gファルコンをベースに他機との合体機構を廃し、MSへの変形機構を備える。
クランの他機と比べると大型で、スピード・旋回性能で劣る。
しかし分厚い装甲と最大出力を誇るエネルギーシールド発生装置を持つため、防御面では鉄壁。
更に大型ビーム砲やマイクロミサイル等高火力な武装を多数備えている。
他にも高度な索敵機能を備え、チームの司令塔として活躍する。
MS時の頭部はセンサー機能を重視し、唯一ゴーグルタイプを採用している。
- 20スレ主24/11/18(月) 21:32:18
- 21スレ主24/11/18(月) 21:34:07
- 22スレ主24/11/18(月) 21:39:15
- 23スレ主24/11/18(月) 21:41:27
- 24スレ主24/11/18(月) 21:42:33
- 25スレ主24/11/18(月) 21:49:12
- 26スレ主24/11/18(月) 21:51:01
- 27スレ主24/11/18(月) 22:13:52
- 28スレ主24/11/18(月) 22:26:09
- 29スレ主24/11/18(月) 22:26:29
ムウ「何だここは?」
先に行ったウィルについて行く形となったムウとキラは、
軍事訓練で培ったクリアリングと周辺警戒を怠らずに施設内を進んでいく。
外側の廃墟は酷いものであったが、中はほぼ手付かずのまま放置されているという、なんとも不気味な空間だ。
ジャリ、とムウが何かを踏みつける。足元を見ると、何か濁った液体が入った試験管が、
自分が踏んだことによって、どろりとその液体を地面へ染み渡らせていた。
そのまま奥へたどり着く。そこは通路とは違っていて、何かをモニタリングするための施設のようだった。
その奥側に耐圧仕様のノーマルスーツを脱いだクルーゼが、逃げも隠れもせずに悠然と立ちはだかる。
クルーゼ「懐かしいかね?キラ・ヤマト君。君はここを知っているはずだ」
クルーゼの穏やかな声が、人気のない施設ないに響き渡る。その言葉を理解したキラが、
戸惑ったように思考を鈍らせる。なんだ?何を言ってるんだーー?
キラ「知っている?私が…」
その瞬間、クルーゼは片手に持っていた銃を真上に上げて、何の脈絡もなく一発の弾丸を頭上へと放った。
条件反射で咄嗟に物陰に身を隠すムウとキラだったが、先に到着していた
ウィルは逃げる様子も見せずにクルーゼを見つめていた。
ムウ「ちぃい!」
キラ「ムウさん!大丈夫ですか!?」
天井に当たった弾丸は跳弾し、クルーゼのすぐそこを掠めて音を響かせる。その様子を見て、
クルーゼは残念そうに真上に向けた銃口を下げた。ここで終わらなかったのだ。ならばーーと彼は口を開く。
クルーゼ「殺しはしないさ。せっかくここまでたどり着いたのだから。
ーーこの場所で生まれたすべての者たちと、切っても切れない因縁を持つ君たちに、
全てを知ってもらうまではね」 - 30二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:27:36
このレスは削除されています
- 31スレ主24/11/18(月) 22:28:56
そうして、クルーゼはもう片方の手に持っていた写真立てを、ムウが隠れている物陰の裏に投げ込む。
手榴弾かーーと身構えたムウは、ちょうど表が向く形で落ちた写真を見つけて驚愕する。
ムウ「ーー親父!?」
キラ「ムウさんの…お父さん?」
そこに写っていたのは、若かりし頃の父親の写真だ。何故こんなものが宇宙の、
それも廃棄され、廃墟となったこの施設にあるんだ?そんな疑問がムウの中で沸き起こって行く。
クルーゼ「ムウ・ラ・フラガ。君も知りたいだろう?人の飽くなき欲望の果て、
進歩の名の下に狂気の夢を追った、愚か者達の話を。君もまた、その息子なのだからな」
そこにとどめを刺すように言葉を紡いだクルーゼに、ムウもキラも、彼の語る言葉を聞くしか無くなった。
クルーゼ「ここは禁断の聖域。神を気取った愚か者達の夢の跡」
銃を机に置いたクルーゼは、寂れた机を指先でなぞる。埃は溜まらない。
コロニーの管理はまだ行われているからだ。
こんな偽りの世界で、偽りの箱の中で、彼はーー本物を目指したのか。
クルーゼ「キラ・ヤマト君。君は知っているのかな?今の御両親が、君の本当の親でないということを」
キラ「えっ…?」
ムウ「貴様!何を…」
ムウが立ち上がろうとした瞬間、置いていた銃を素早く取って、再びムウたちとは
違う明後日の方向へ銃弾を放つ。それはウィルの横を掠めて、施設の奥底へと反響していった。
再び物影に隠れたムウを見て、クルーゼはそれでいいと微笑む。 - 32スレ主24/11/18(月) 22:30:25
クルーゼ「ーーだろうな。知っていればそんな風に育つはずもない。何の影も持たぬ、
そんな普通の子供に。アスランから名を聞いた時は、想いもしなかったのだがな。君が生きていたとは…」
アスランから聞いたストライクのパイロットの話。
あの時はウィルに夢中で、さして興味も止めなかったが、まさか彼がそうだったとは。
ウィルと言い、キラと言い、つくづく自分の運命というものは神に嫌われているようだ。
叶うなら、今すぐにでも頭に銃を突きつけて、死んでしまいたいほど惨めな気持ちにもなる。
クルーゼ「ああ。てっきり、このメンデルが破壊された時に死んだものだと思っていたよ。
特に君はね。その生みの親であるヒビキ博士と共に、当時のブルーコスモスの最大の標的だったのだからな」
キラ「な、何を…言って…」
クルーゼ「だが君は生き延び、成長し、なんの因果か
戦火に身を投じてからも、尚存在し続けている。何故かな?」
戸惑うキラの声など知ったことかと言わんばかりに、クルーゼは言葉を続ける。
それに向き合うウィルは何も言わなかった。