【🎲】人懐っこい呪霊&やばい呪詛師と呪霊が生えた 37

1124/11/19(火) 22:24:37

ようやっと時間が取れるようになったので

呪術も無事完結しておめでたい

前スレ

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2124/11/19(火) 22:25:12

初スレ

人懐こい呪霊を生やそう｜あにまん掲示板呪いから生まれた時点で人に友好的な呪霊なんてほぼ居ないに等しいならば生やしてみせよう！人懐こい呪霊をよ！見た目 dice1d2=@2 (2)@1.人型2.人外階級 dice1d3=@2 (2)@1.ダ…bbs.animanch.com

3124/11/19(火) 22:26:32

各キャラのまとめ

御影だけでも良いから新しいまとめ作りたい

特級呪霊御影特級呪霊御影(みかげ)
生まれから人懐っこく江戸時代初期に自我が芽生えた生まれ年は１０８４年
からくりが好きからくりの完成度は高い
最近の物より昔の物派ではあるものの外国のスイーツに興味がある

･能力関係
呪力→８３出力→２６効率→６３
呪術センス→８運動神経→９座学→９

･術式常闇操術…x.gd

特級呪霊宇鸞特級呪霊宇鸞
羂索の記憶消去により御影を元にして生まれた特級呪霊　　　　　　　　　　　　今の所は御影≠宇鸞という考え方｡見た目は女性ではあるが魂的には無性別である

羂索の記憶消去能力６２(ガバガバ ←５０→ 完璧)

･身長１９９cm
･目色灰色･髪色灰色･髪型ショート｡五条似
･顔立ち７３(可愛い系 ←５０→ 美人系)

･性格について８３(羂索似 ←５０→ 裏梅似)　　　　　　　　　　　　　･善性９８･明るさ７１ (根暗 ←５０→ 根明)
･今現在の人間への殺意５１ (無し ←５０→ 高い)　　　　　　　　　　　　　　　

･能力関係
呪力量８２出力３３効率９１
呪術センス１０運動神経９座学９
･戦闘能力８６

術式や極ノ番､領域展開は御影と同じです

･特級呪具
一級の式神二体を呼び出す能力｡竜の見た目をしているが見た目は大分気持ち悪い
･影竜
一級の式神｡相手に都合の良い幻を見せる術式を持っている
･呪具の使用頻度８１(高い程よく使う)x.gd

特級呪詛師其建華弥 & 倉稲茶々特級呪詛師其建華弥 (そだてはなび) ３０歳で五条の先輩１９歳の時に呪詛師になり２５歳で特級になった
誕生日は５月５日

･性格術式で他人を操ってキャッキャするそこそこやばい奴･善性４ (過去編では９４) ･明るさ７４
･身長１８４cm …x.gd

特級呪霊夜光特級呪霊夜光
平安に自我が芽生えた特級呪霊｡光への恐れや畏敬が元となっている為か精霊に近い存在になっており､人を呪うという呪霊本能がほぼ無い状態
宿儺の指１８本分という強さ､平安時代生まれという肩書きを台無しにする変態紳士

･誕生年　８２１年(自我は芽生えのは９０８年)　･誕生日　１月２１日
･言語能力４５(花御並 ←５０→ 漏瑚並)
･一人称俺　･口調語尾にです

･身長２００cm
･目色白　･髪色銀　･髪型前髪が下ろしてある教祖夏油スタイル
･一本角が生えている

･善性９５　･明るさ６５(根暗 ←５０→ 根明)
･今まで人や呪霊とほぼ干渉をしていないので原作呪霊内でも顔見知りは居ない

･能力関係について
呪力量５７　出力６３　効率６５
呪術センス８　運動神経１０　座学９

･術式布光付蝕
光を自由自在に操ることに加え､操っている光に相手の呪力を打ち消す効果を付与できる

･拡張術式
光による身体強化｡体の一部を鋼鉄化したり逆に体を軽くすることによって人ならざる動きが出来るようになるx.gd

一級呪詛師庵未来一級呪詛師庵未来(いおりみらい)
父親が呪霊､母親が死体(庵)という出生関連が地獄絵図になった６歳の幼女｡今現在の育ての親というか世話係は羂索と華弥である
将来的に等級は特級になる予定

･誕生日６月８日

･善性１３　･明るさ５７ (根暗 ←５０→ 根明)
･身長１２８cm
･目色黄緑　･髪色水色　･髪型　髪質柔らかめのショートカット

･一人称あたし　
･口調考えが自己完結してるっぽい使い方の「うん、だよね」をよく使う
･性格詳細年の割に大人びていて一人でいるのが好き

･好きな物甘いもの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　･嫌いな物華弥　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　･趣味あやとりやお手玉といった一人遊び　　　　　　　　　　　　　　　　　　　･ストレス過度に構ってくる華弥

･能力関係（６歳時点）
･呪力量９８　･出力３４　･効率９７
･呪術センス４　･運動神経６　･座学５

･術式　自他の肉体呪術両方に強力なバフをかけられる (５倍のバフをかけれる)

･式神について
･特級寧尊　鹿の様な見た目の式神…x.gd

大葉晃成&神崎佳織二級術師大葉晃成（おおばこうせい）
宇鸞にスカウトされて東京高専へ編入した術師｡大葉家という呪術家系の出身であるが､大葉家自体の知名度はほぼ無い｡

･誕生日１２月１０日
･出身県大分県

･善性７９･明るさ８４（根暗 ←５０→ 根明）
･身長１８７cm
･目色金　･髪色黒　･髪型短髪

･一人称僕
･口調大分訛っている大分弁

･好きな物唐揚げ
･嫌いな物苺
･趣味散歩　
･ストレス街を歩くたびにしつこいキャッチが寄ってくること

･能力関係
･呪力量３４　･出力７４　･効率３３
･術師センス９　･運動神経７　･座学７

･術式　竜呼術式
調伏無しで日本神話に出てくる竜を呼び出す事が出来る
尚一度出した竜を戻す場合は晃成の意識が無くなるか竜を自力で祓わなければならない

三級術師神崎佳織（かんざきかおり）
晃成と同じような経緯で編入した術師｡両親や親戚と仲が悪いものの､とても仲の良い友達が五人居る｡

誕生日１１月１４日
出身県大分県

･善性９２　･明るさ３２（根暗 ←５０→ 根明）
･身長１６１cm
･目色黒　･髪色茶　･髪型目が完全に隠れる長さの髪型…x.gd

準一級術師五条梛準一級術師五条梛（ごじょうなず）２６歳
徳島から嫁いできた父親と五条家分家に当たる母親が両親の術師｡竜操術式を持っており､晃成と出逢うまで術式が死んでいた悲しい男｡高専には通っていない｡

･誕生日２月１７日
･出身県　徳島県

･善性９８　･明るさ６３（根暗 ←５０→ 根明）
･身長１７８cm
･目色白　･髪色黒　･髪型腰までの長さの髪を一纏めにしたポニーテール

･一人称俺
･性格詳細冷めていて気だるけ｡「弱い奴は死ぬ」と思っているが持ち前の善性と明るさで無意識に人を助けてしまう
･口調気だるけな敬語｡「〜っす…」みたいな感じ

･好きな物直毘人から勧められて飲み始めた酒と煙草
･嫌いな物特に無し｡強いて言うなれば直哉と花粉
･趣味寺巡り
･ストレス御籤で凶が出る事

･酒の強さ７（弱い ←５０→ 強い）
･一日に吸う煙草の数９本

･能力関係
･呪力量６８　･出力２５　･効率９８
･呪術センス９　･運動神経５　･座学９

･反転術式　反転アウトプットは習得していない現在練度７６
･呪力特性氷

･術式竜操術式
竜呼術式が呼び出した竜を操る術式x.gd

御影とキャラの関係･羂索
御影の因縁の相手子供&庵を殺した張本人
今現在は漏瑚､花御の二人と共に行動していてかなりヤケクソになっている御影の事について今のところは五条と関わりがある事しか知らない

･禪院家の子供&庵と水上

･禪院家の子供禪院凪八歳の頃…x.gd

御影過去編まとめまとめて下さった方のコピペです感謝
【現状御影過去編まとめ】
江戸時代に生まれた闇の呪霊『御影』(当時１級呪霊)は明治時代(１８６８年)に禪院家の子供(相伝持ち８歳)と友達になり２年間交流する。しかし御影の術式による暗い中の事故で子供を死なせてしまう(子供には耐えきれない痛みを与えてしまった)。１００年後の現代にその事を知り立ち直りは早かったものの自分を祓ってくれる者を探し始めた。

１９６８年(当時宿儺の指３本分)、とある２人の女性呪術師(一般家庭出準２級:庵(３０)・２級:水上(１８:寿命７８))を助ける。２人に提案されて(命の恩人なので本当は長生きしてほしいので上層部への報告もしない)相伝に会うため２人と共に五条家に訪れる(７ヶ月後)。

だが御影を引き摺り出そうとする羂索(禪院家ボディ)の根回しで２人は呪詛師で五条家を潰そうとしていると吹き込まれ襲ってきた術師２人を殺してしまい御影が動揺した隙に羂索に庵を殺されてしまう。動けない御影に羂索は子供や庵の記憶を消され封印される(子供を殺したのは自分だとぼかして語る)。水上はすぐその場から加茂家に逃走し生き延びた。

羂索に子供と庵の記憶を消され(昔仲…x.gd

4124/11/19(火) 22:27:10

有志制作のデータまとめ

御影スレ　関係ダイスざっくりまとめ勝手に作ったダイス数値まとめです。
纏まった数のあるダイス数値を記載しています。

御影

華弥

宇鸞

その他キャラ好感度等

if 高専過去編

なお旧バージョンの個別イベントのみのまとめも一応置いておきますが、再編成難航中のためまだ6スレ目から更新できておりません…

御影x.gd

出されてたイメソンまとめ抜けとかあったらすまん！レス貰えれば助かります
･異種
･産声
･春嵐 (ファンスレの方で出てたので)
･シャンティ
･ガラスの巨人
･晴天を穿つ&黄昏を生きる
･1000年生きてる
･VIVA LA LIBERATION
･パーフェクション
･勇者
･ちがう!!!
･ベビーデーズ&マザーデイズ
･僕らの記憶を掠わないで
･ヴィラン
･さよならだけが人生だ
･It's A Whole World
･歩ノ路
･ヴィシュヌ
･百鬼祭
･心臓と奇譚x.gd

x.gd

5124/11/19(火) 22:27:59

FAまとめ

どうやらテレグラフに画像が載せれなくなった様なのでまとめ更新はかなり遅れるかも

FAまとめ自作x.gd

x.gd

「御影さんがくるよ」御影ズの人には見せないこわい顔いいと思います…x.gd

ワンクッションx.gd

ほんとにごめんx.gd

6124/11/19(火) 22:28:42

SSまとめ

真人戦「虎杖チャン､後は俺二任セテ」「…御影？でも､順平が」「アノ呪霊ハ俺ガ相手スル､今ノウチ二七海チャント合流シテ」
虎杖の足元の影が形を失い､より一層暗くなる｡やがてその影は変形し姿を映し出した到底人間には見えないその姿が真人と変わり果てた順平の前に晒される

「あは､俺以外の呪霊の気配がしてたのは感じてたけど…何？人間の味方とかキショい事して何がしたいんだよ｣「サァ？…ソレヲオ前二イッタ所デ理解デキナイト思ウケド」

特級呪霊､御影｡彼が影からその姿を現す…x.gd

1年男子と御影術式の開示
「そういえば御影って術式の開示とかってしないの？」
「術式ノ開示…七海チャンガヤッテタネ」
「そうそう、なんでやらないのかなって」
「ウウン…御影ノ能力不意打チノ方ガ強イ…アト…」
「あと？」
「御影、自分ノ術式ノ名前ト中身覚エテナイ…動キガチョットデキルダケ…モシカシタラモット強イカモ」
「ふーん…いつか思い出せるといいな」
「ウン、優シイナ虎杖チャン」
「え？う、うん…」
領域展開
「ヤア伏黒チャン」
「御影…何の用だよ」
「エットネ、伏黒チャンッテ領域展開デキルンダヨネ？」
「…できるけど」
「ソノ…コツトカナイ？御影モデキテタハズナンダケドデキナクテ…」
「コツって…そう言われても何もないぞ」
「ソウ？残念…」
「…お前の領域展開ってどんな感じだったんだ？」
「御影ノ領域展開？エットネ…黒イ影ガブワーッッテナル」
「…で？」
「覚エテナイ」
「おいおい…」
「アト必中効果？ッテノモナカッタト思ウ」
「じゃあなんのために使うんだよ領域展開…」x.gd

渋谷事変IF(ここまでの前後は考えてない)渋谷の地下鉄で特級3人と接敵する御影
「漏瑚！オ前達ヲ止メテ見セル！」

『おい羂索！それは本当なのか！？』
『ああ、私の作戦が全てうまくいけばね』
『ならば…信じましょう』

(…ナンデダ？カカッテコナイゾ？)
「おーい、御影さん」
「エ？」
「お久しぶりです」
「……………ハ？」
刹那御影の脳内に溢れ出す、羂索により消された記憶……
「ア…庵？」
「獄門疆、開門」
「！？！？」
「ちょっと、ダメじゃないですか御影さん、これから戦うのに他のこと考えるなんて…私が死んだのも、そのせいなんですよ？」
「ア…ア…アアアッ！！貴様ッ！貴様ッ！」
「羂索！！！」
「やっと気づいたんだね…ふふ、死体を回収しておいて良かったよ」
「ウウッ！ウアアアッ！」
「無理だよ、いくら君でも獄門疆からは逃げられない…しかしまあよくも真人を祓ってくれたね、計画がパーだよ？」
「黙レ！黙レェッ！！」
「おやおや、全く怖いねその姿は…」
「ウグゥ…ウグギィ…ッ！」
「ん？」
「ッ……ハアアアアア！！」
「ん？なんだいいきなり」
「………御…影？」
「なっ！？」
「お、おまえどうし」
「五条！！紫ヲ打ツンダ！！」
「…は？な、何言って」
…x.gd

軽めな真人vs御影的なの「虎杖チャン、七海チャン、大丈夫？」
「御影！」
「アイツ滅茶苦茶強イ、ダカラ御影戦ウ」
「え？御影が？」
「ウン、真人ノ無為転変トテモ強イ」
「そ、そうだけど…いいかなナナミン」
「…まあいいんじゃないでしょうか」
「アリガトウ、行ッテクル」
「お、きたきた♩ってあれ？呪霊？」
「オ前ガ真人？」
「そうだよ？でも誰なの君？」
「御影ダヨ」
「へえ、そうなんだ、それでなんで術師側にいんの？」
「御影ハ人間ガ好キナンダ」
「ふ〜ん？なんで？」
「覚エテナイ」
「覚えてない？なんだよそれ」
「ソウ言ワレテモ覚エテナイ」
「つまんないなーおまえ」
「ソンナコト今ハイイ、オ前純平ニヒドイコトシタ」
「ん？ああ…そうだね」
「ダカラ虎杖達怒ッテル、ダッタラ御影モ怒ル」
「じゃあ俺のこと払うの？君も俺と同じ呪霊なのに？」
「ウン」
「ああ、そ。じゃあやってみたら？」
「ウン…エイ」ドカッ
「！」(どこからともなく殴られた？なんの術式だ…？)
「…次ハ切ル」
(よくわからないし…とりあえず避けるか)
「…避ケヨウトシテモ無理」ザシュッ
(まただ！また軌道すらも見えずに切られた…一体なんだ？)
「ふう…で、これで終わり？じゃあもういっかな…」…x.gd

御影、女子になるの巻土曜日の昼下がりのことだった。
釘崎が共有スペースのソファーに大の字になって横たわっている。私服にも着替えておらず、靴も履いたままである。
辛うじてローファーを履いた足首から先はソファーからはみ出しているが、ここに伏黒がいればその行儀の悪さに無言で眉を顰めるだろう。

御影はそれを見て思い出した。
「今の釘崎には近寄らない方がいい」
そう、先ほど会った伏黒がげんなりとした顔で言っていたのを。
御影はそれを見て気づいた。
むっすりと口を尖らせる顔は明らかに釘崎が機嫌を損ねている様子であると。

「釘崎ちゃン、どうシタの？疲れテる？」
しかし、御影は怖いもの知らずだった。忘れっぽいので怖いものなどすぐ忘れてしまうのだ。
だから躊躇なく不機嫌な釘崎に話しかけた。話しかけてしまった。

「……会」
ぽつりと釘崎が呟く。
「エ？」
内容を聞き取れなかった御影がすすっと近づく。

「女子会したい！！！！！！！」

釘崎の突然の大声に驚いて御影はみ゛ゅ゛っと飛び上がった。…伸び上がった、という方が正しいだろうか。脅かした猫のような有り様の御影に構わずに釘崎はマシンガンさながらに捲し立てる。

「女子会がしたいの！！女…x.gd

生死を彷徨った花御羂索と裏梅の攻撃をモロに受けてしまった花御、朦朧とする意識の中で見たのは
『……ここは…どこでしょうか…？一体私の身に何が……？』
周りを見るが完全に白い空間だ…何か懐かしい声が聞こえた気がした
「あれ？花御もう来たの？まだじゃない？」
『貴方は真人！？な、なぜここに…』
「真人の言う通りだ、まだ来ていい場所じゃない」
『陀艮まで！何故！』
かつて別れた仲間達だった、とても懐かしい気がした、数年すらすぐに過ぎ去ると思っていた自分にとってはおかしな経験だった
「さぁ？俺たちにもよくわかんないし、つーか漏瑚が呼んでるよ」
『漏瑚が？なぜ…』
「いいから早く行くといい、変に手遅れになる前にな」
『真人、陀艮…』
「まあそうだね…またしばらく会えないかもだし、会っても俺たちじゃないかもだけどさ」
「100年後の荒野で、また出会おう」
『……2人とも？』
その後体に激痛が走って人間と動物と漏瑚に救われた時の衝撃で色々記憶が吹き飛んでしまった
『にしてもあれ一体、なんだったのでしょう』x.gd

大切な人.
小さい頃､僕の家にやって来ては面倒を見てくれた　　　　　　　　　　　　　周りの子供達と違ってちょっと性格が暗かった僕は外で遊ぶのを嫌った｡保育園に預けられた時も友達は出来なかったし､自分から他人と関わろうとしなかった

そんな僕が家族以外で唯一お話が出来たのが其建の人達だった　　　　　　　　　　　
僕と華弥は隣の家同士で､両親の仲が良かった｡困った時はお互い様と言って互いの家の面倒を見るのは当たり前｡年間行事には一緒に参加するのが恒例となっていた
それに華弥の家は大家族だ｡子供が僕しか居ない倉稲家と違って､其建家は八人家族｡こじんまりとした僕の家に全員が上がるとそれはもう窮屈で､でも､そんな窮屈さが寂しさを吹き飛ばしてくれるから僕は好きだった

特にお話が出来たのは華弥だった｡華弥は其建家の中で一番僕に歳が近かった
華弥は別に､とても頭が良いだとかスポーツが出来るだとか､そういった特徴は無かった｡でも､とても性格が良くて面倒見も良くて､一緒に居て安心出来る人だった　
華弥が僕を一回､公園に連れて行ってくれた事があった｡休日の昼だったから公…x.gd

人と影.
「坊ちゃま｡五条家の地下には呪霊が封印されているんですよ」　　　　　　　「へぇ｡で､そいつ強いの？どうせ雑魚だろうけど｣

いつも通り退屈だった昼過ぎ､急に俺の世話係の婆がそんな事を言ってきた　　　　
何でも､五条家のお偉いさんだけが封印の事を知っているらしい｡江戸時代に禪院家と協力して封印された呪霊の等級は特級｡容姿や術式の詳細は記録が残されていない為不詳｡だけど､知能があって人と会話が可能という記録だけは残っていたらしい
俺からすれば知能がーとか対話がーとか､心底どうでも良かった　　　　　　　　　そいつが強いかどうか｡俺が興味を惹かれるのはそこだ
六眼と無下限術式を持って生まれた俺は小さいながらも一級までの呪霊なら簡単に祓えた｡フィジカルはそりゃ大人には劣るけれど

「特級呪霊､とだけですからね｡実際の強さを知る者は居りませぬ｡」　　　　　　　「というか､俺が生まれる前の特級とか今の一級レベルだろ！どうせ表に出てきても俺が捻り潰すし」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そう俺が言ったら婆はほほほ､と癖の強い笑い声…x.gd

再会.
｢こんな雑魚､ただでさえ忙しい僕に押し付けないで欲しいもんだね｣

目の前で塵となって散っていく呪霊を見ながらそう呟く

去年の冬に傑を殺してからもう半年以上が経った　　　　　　　　　　　　　　　あの時の光景は今でも脳裏に焼き付いて離れない｡機能が停止した体はもううんともすんとも言ってくれない｡筋肉は緩みきって表情も無くなる｡触らなくても分かる､人の温かみが無くなってただの肉塊になった親友を見るのは辛かった
親友をそんな風にしたのは紛れもなく僕自身なんだけど
そんなこんなで百鬼夜行は終わり､里香の呪いも晴れて解かれた｡憂太は海外へ経験を詰みに行き､高専一年生として恵が入学した｡二年生の真希や棘､パンダとのコミュニケーションもバッチリで流石僕の生徒だと思う｡我ながら誇らしい
自分に当てられる任務を熟しながらの教職は確かに大変だが､それでも充実した生活だ｡何も無くぼーっと過ごす様な生活よりかは幾分健全だと僕は思う

今回の任務は廃墟になった屋敷に住み着いてる呪霊を祓う､といういかにもな任務である
屋敷は蔦に覆われており､割れた窓から侵入したのか知らないが床にも蔦が這っていた｡日が当たらな…x.gd

華弥vs五条夏油の模擬戦.
「なんやなんや、今年の一年は元気いっぱいやな」

呪術高専に入学して早一年が経ち､自分も先輩という立場になった
幼少期の頃から呪霊が見えていた自分は姉の力を借り､術師高専の存在を知った｡自分がずっとお化けだと思っていた存在が呪霊であり､その呪霊を祓い人を助ける人達が存在する事も知った
自分で言うのも恥ずかしい話であるが､人を助ける事が好きだ｡助けた人からお礼を言われるのは胸の奥が温かくなっていい気持ちになれる｡自分が助けた人は悩みが無くなって､自分は嬉しくなる｡それってとってもステキな事じゃないか！

そんな訳で人を助ける事が好きな自分は術師を目指す事にした　　　　　　　　
体力に自信がなかったから毎日一キロ走った｡最初の頃は筋肉痛が酷くてすぐに諦めそうになった
その次は姉と呪霊の観察｡どういう行動をすれば呪霊は此方に気付くのか､どうやって呪霊にバレずにそこから逃げ出すか｡呪霊は夜に活発になるけれど別に昼にも現れる｡親に迷惑を掛けない為に休日の昼に観察をした

そして次は呪力の扱い方｡呪霊を見た､とハッキリ認識した時から密かに自分の中に渦巻いていたエネルギーの扱い方を姉と模…x.gd

秋葉原テロ編序章.
薄暗い廃墟に三つの影が落ちる
現在時刻二十二時五十分｡耳を澄ませば騒音が聞こえてくる
ある者は自身の掌を見つめ､ある者は壁から生えてきた花を見つめている

「これは儂の衝動的な感情を抑える為の行為だ花御｡お前が付き合う義理は無い｣　「るあが味意とっきはに為行のこ…｡瑚漏､よんせまりあ事なんそ」

辛うじて壁に張り付いている時計がカチ､と軽い音を立てた

.

「あーちょっと虎杖あんた今ウノって言った！？」　　　　　　　　　　　　　　　「しーっ！皆寝てるから静かにしろって言ったのは釘崎の方だったろって！」
呪術高専現在時刻二十二時五十八分
一週間前に行われた交流戦にて破壊された校舎の修復に当たっていた生徒達､そして校舎修復の助っ人として駆けつけてた九十九｡交流戦､校舎修復の肉体的疲労が溜まりに溜まった生徒達は泥のようにパタパタと自身に割り振られた部屋に戻って泥の様に眠っていた

そんな中､とある二人は夜中まで起きて娯楽に時間を費やしていた　　　　　　　　宿儺の器､虎杖悠仁と鉄骨娘の釘崎野薔薇である｡二人も確かに他の高専生と同じ位身体的疲労が溜まっている｡それでも何処かアドレナリ…x.gd

T-06-？？　最終観測得体の知れない不安があなたを包む。
深く地を潜った先。固く閉ざされた扉。
幾重もの施錠を一つ一つ解いて入った先の薄闇の部屋。
暗がりの中心にあなたはそれを認めた。
そこにいるはずのない、あなたの愛した人の姿だった。
彼女はあなたが愛したままの、穏やかな目であなたを見ている。
あなたが愛したままの、笑顔の似合う顔で微笑んでいる。
どうして？理由は問うまでもないことであるはずなのだ。

ああ、それでも。わかっていても。
戻らぬ彼女はすぐそこに。あなたの手が届く場所にいる。
あなたは……

▼抱擁する。
あなたの背に彼女の手が回される。
怖かった。苦しかった。寂しかった。
彼女はあなたの聞くに耐えない言葉を全て赦し、受け止める。
あなたはただ、赦されるままに安らかな闇に身を委ねた。
永く静かな夜が始まる。

OBSERVATION FAIL

▼手を振り払う。
彼女の手はあの日と同じように冷たかった。
全ては過去である。過去にしなければならない。
あなたは彼女に背を向ける。
扉を明け、光に向かって足を踏み出す。
既に夜は明けていた。

OBSERVATION SUCCESS

御影って結構過去に縛り付けられ…x.gd