- 1二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 20:21:44
ここは、女モンスターが遺跡の衛士、ミラーナイトとして暮らしている「聖域」。
男子禁制のこの場所では、今日も騎士達が主に忠誠を捧げている。
そんな中、聖域に乙女の勇者達がやってきた。彼女達は、聖域に縁があり、向こうでの困りごとへの対処のために呼ばれたのだという。
【超閲覧注意・独自設定】「聖域」の日常|あにまん掲示板ここは、女モンスターが遺跡の衛士、ミラーナイトとして暮らしている「聖域」。男子禁制のこの場所では、今日も騎士達が主に忠誠を捧げている。bbs.animanch.com(聖域の大まかな設定はこちらから。)
- 2二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 20:26:19【超閲覧注意・独自設定】勇者外伝 ~VS遊園地闇バイト~|あにまん掲示板チーム・アラメシア。ひょんなことから知り合った4人の決闘者、冴刃了(さいばりょう)、海東頼光(かいとうよりみつ)、古賀佳奈恵(こがかなえ)、神崎歌織(かんざきかおり)が結成したチームだ。彼らは行きつけ…bbs.animanch.com
(時系列は、闇バイト事件を解決し、ハロウィンも落ち着いた頃の事)
柚葉「あれ?ここは、どこ・・・?」
奏「何で、遺跡に・・・?」
今回呼ばれたのは、神崎歌織(かんざきかおり)、執行麗衣(しぎょうれい)、そして、歌織の友人である、琴音柚葉(ことねゆずは)と神楽坂奏(かぐらざかかなで)の4人だ。柚葉と奏は、初めての場所に困惑していた。
- 3二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 20:46:36
- 4二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 21:18:46
- 5二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 21:32:00
- 6二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 21:54:12
鏡レイ「皆さん!」
鏡ロゼ「やあ…」
麗衣「あら、あなた達も。久しぶりね。」
歌織「そういえばエクソシスター達は?」
鏡レイ「今は皆さん街に出ています。」
鏡ロゼ「女王の依頼でね…」
歌織「何かあるみたいね。」
するとそこに現れたのは。
冥神「だからこそ、お前たちに頼みたいのだ。」
奏「ええええええ!」
柚葉「また…凄い人が出てきた…」 - 7二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:07:06
- 8二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:17:08
- 9二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:24:27
ミイ「実は今度、女王様の依頼で大規模な劇をすることになったんです。」
奏「へえ。」
マイ「しかも、観客には通常の人々だけではなく。神々や天使たち、さらにヴァンパイアやアンデットの皆様も来ることになりまして。」
アイ「定期的にトリックスタとミイが演劇をしたり幻奏の方々による歌謡など街で出し物をしているのですが。大規模なものとなると…」
奏「なるほど…」
柚葉「それで私たちが選ばれたと。」
アイ「はい。」
歌織「確かに、柚葉は歌が上手いし奏は演劇部の部長…ピッタリだけど…」
麗衣「こんな大舞台は荷が重いんじゃ…」
奏「フフフフフフ…燃える!燃えるわ!将来は父のような舞台役者に憧れた私の役者魂が燃えるわ!皆、やろうじゃない。神様だろうがアンデットだろうが感動させてやろうじゃないの!」
- 10二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:37:56
- 11二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:40:49
- 12二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:51:03
- 13二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:56:06
- 14二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 08:02:19
ゲー「そうか…我は敗れたのか…」
ゲーがたどり着いた地には巨大な神殿があった。
ゲー「ふむ…ここは…」
コアトル「オオ…アナタサマハ…」
メルジーヌ「蛇神様デハ…」
ゲー「ふむ…確かに私は蛇神であるが…そうか、お前たちはレプティレスか…どうしてここに…」
エキドゥーナ「デハ、私ガ…」
レプティレス達はゲーに対し話を始めた。自分たちは豊穣神として甞ては尊敬を受けていたこと、しかし、その後の信仰の変化によって迫害を受けるようになり仕方なくこの地に逃れて来たこと等を話した。
コアトル「マア…仕方ナイ事ダト思ッテオリマス。」
ゲー「そうか…お前たちも不憫だな…そうだ。私がお前たちを守ってやろう。」
メルジーヌ「本当デスカ?」
ゲー「ああ。蛇神として約束しよう。」
- 15二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 10:34:42
- 16二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 12:55:31
- 17二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 13:17:41
- 18二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:18:16
- 19二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 19:20:31
- 20二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 19:56:24
その結果、シュロノスが暴走し聖域の記憶からミラーナイトを複製したり。平行世界より女モンスターを呼び寄せミラーナイトにしたりと暴虐の限りを尽くし始めたのだ。
冥神「まさか…暴走とは…」
ゲー「冥神よ、失態の咎は後回しだ。まずは配下のミラーナイトと共に安全な場所へ避難を!」
冥神「しかし…」
ゲー「奴は幾らでも配下を生み出せる。あまりにも危険だ。それにドラゴンメイドに立ち向かわせては聖域も危うい。」
冥神「分かった…」
ゲー「まずは様子を見るのだ。隙を見て行動に移せば良い。そうだな…レプティレス達は斥候として残そう。頼んだぞ。但し身の危険を感じたら直ぐに我が元に来るように。」
メルジーヌ「ハッ。」
- 21二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 20:23:11
- 22二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 20:33:03
鏡シトリス「我らシュロノス様の命により馳せ参じた者」
鏡ハスキー「我ら、主のどの様な命をもお受け致します。」
鏡キトカロス「さあ、我らが主よ、命を!」
鏡マルファ「我らエクソシスター!主の命は絶対と心得ております。」
皆が恭しくシュロノスに跪いていた。
その光景を安全な場所から冥神と本来のミラーナイト達はただ見ているしかなかった。
鏡ハスキー(本来)「本当の力を発揮できればいけそうですが…」
鏡マルファ(本来)「如何せん数が多いし何よりハスキーが本気をだすと聖域が破壊されてしまうからな…」
鏡シトリス(本来)「ここは我慢の時ですよ。何か変化があるまで待ちましょう。幸い、レプティレスの皆さんが情報を定期的にこちらに提供してくれていますし。」
鏡ホーリーエンジェル(本来)「そうね。暫くはじっとしていないと。」
- 23二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 21:00:54
そして、産み出されたミラーナイト達は、神殿を占拠し、オレイカルコス復活の為に動いていた。
ゲー「とはいえ、この時のシュロノスは、冥神の配下を、ミラーナイト越しに複製した。故に、シュロノスが産み出していたのは、写し身のまがい物だったがな。」
奏「それって、どういう事?」
柚葉「つまり、本来ならコピー先のモンスターじゃなくて、ミラーナイト・トークンそのものをコピーしちゃったって事なんだと思う。」
ゲー「然り。そして、それが結果的に、写し身達の破滅に繋がったのだ。」
鏡シトリス(写し)「な?!これは、いったい・・・?!」
シュロノスの衛士が見たのは、産み出したはずの駒が消えていたのだ。実は、大量に戒めの駒の贋作を産み出したせいで、この地を治める女王に目を付けられてしまったらしい。
この時消えていたのは、dice1d10=2 (2)
の駒達だった。
1.蟲惑魔 2.ドラゴンメイド 3.閃刀姫 4.エクソシスター 5.マジシャン・ガールズ
6.御巫 7.アマゾネス 8.ティアラメンツ 9.ウィッチクラフト 10.トリックスター
- 24二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 21:32:18
魅惑の女王「どうも、失礼するわ。あら、この駒はいいわね。これをもらっていくわ。」
鏡シトリス(写し)「な、貴方は…」
シトリスは魅惑の女王に襲いかかる。しかし、魅惑の女王はひらりと交わすと駒を何処かへと転送した。
魅惑の女王「これだけあるんだもの、少しもらっても良いわよね。」
鏡シトリス(写し)「くっ…逃げられる…ドラゴンメイド!直ぐに追いなさい。」
鏡ハスキー(写し)「はい!」
ハスキーが魅惑の女王を追う。しかし悲しいかな複製であるハスキーの実力は本物に遠くおよばずあっさりと逃げられてしまった。
魅惑の女王「それじゃあね。バイバイ♥」
鏡ハスキー(写し)「も、申し訳ありません…」
鏡シトリス(写し)「ハスキー、なぜ捕らえられないのですか。仕方ありません。何か策を考えましょう。ハスキー達は神殿の警備を。」
鏡ハスキー(写し)「は、はい…」
- 25二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:06:21
- 26二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:21:10
魅惑の女王「どうやら何かがあったみたいね。」
黄金の魅惑の女王「ええ、聖域に何かあっては一大事。とはいえ、向こうも警備を厳重にしてくることでしょう。潜入は難しいかも…。」
親衛隊「確か、以前は男性禁止だったはず、中には潜入する者もあるとか…最も、皆悲惨な目に遭っているようですが…」
魅惑の女王「さて、どうしましょうか…」
すると黄金の魅惑の女王の背後から何者かが現れた。
混沌なる魅惑の女王「では、私が行きましょう。向こうに何があったのか気になりますし。皆の様子も…。」
黄金の魅惑の女王「分かりました。くれぐれも気をつけて…」
混沌なる魅惑の女王「はい。それでは。」
そう言うと混沌なる魅惑の女王は聖域へと転移していった。
シュロノスに占拠された神殿では恐ろしい事が起きていた。
なんとまた、ドラゴンメイドやトリックスターとエクソシスター達、ティアラメンツ達のミラーナイトが作られたのだ。
冥神「なんとまあ…数だけは膨大に生み出せるのだな…」
ゲー「しかし、戦闘力は低いな。見よ、あのドラゴンメイドが簡単にあしらわれている。」
見るとそこではアマゾネス達が鞭を持った女。黒蠍ー刺のミーネに軽くあしらわれていた。
- 27二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:28:05
- 28二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:37:39
鏡ハスキー(写し)「聖域に入った者に罰を。」
ハスキーとティルルが剣を向ける。しかし
ミーネ「ていっ!」
鏡ハスキー(写し)「アアッ!」
鏡ティルル(写し)「そんなあああっ」
2人は簡単にねじ伏せられる。
そして2人は鏡のように割れて壊れてしまった。
ミーネ「まったく…姿形だけで戦闘力はてんでね。大丈夫だった。」
グレイブ「ああ…しかし…数が多いな…」
ミーネ「そうね。それだけ重要な物があるのかも…」
その2人の様子を影から見ていた者がいた。コアトル達レプティレスだ。
コアトル「侵入者カ…シカシ…2人トモ危険ナレシテイルナ…動ジテイナイ。」
エキドゥーナ「アノ2人…期待デキソウネ…」
メルジーヌ「ソウネ…後デ試シテ見マショウ。」
- 29二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 08:48:04
- 30二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 09:36:31
- 31二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:47:20
かくして、壮大な劇の練習が始まった。柚葉と奏は、音楽を操る勇者一行の役を承ったのだ。そして、幻奏と、ドレミコードのミラーナイトと共に、練習に励んでいた。
鏡スペクタキュラー・バッハ「さて、冥神様達が語ってくれた通り、私達はミラーナイトを拝命しています。」
鏡ミューゼシア「そこでお二人には、私達の馴れ初めを語りたいと思います。」
幻奏・ドレミコードの記憶
大地の調律者であるドレミコードと、歌の力で戦う音姫の集団である幻奏。ある時彼女達は、ある目的のために、この地にやって来ていた。目的は、宝玉の回収だ。というのも、オレイカルコス暴走の際に、覇王龍の力を封じた宝玉が、声域に流れ着いてしまったという。
- 32二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 11:29:39
スペクタキュラー・バッハ「この地に覇王龍の力が…」
ミューゼシア「ええ、確かに感じます…」
2つの歌姫がたどり着いたのは聖域だった。
すると二人の前に冥神が現れる。
冥神「これはこれは、歌姫達、一体何用かな。」
クーリア「実はですね…」
幻奏とドレミコード達は事情を説明する。
冥神「なるほど…覇王龍の力を…しかし、アレは今女王が持っていてな…おいそれと引き渡す訳にはいかないんだ。」
アリア「そんな。」
ファンシア「アレは危険な物なの。どうしてもと言うなら…」
冥神「まあまあ、聞いてほしい。アレを引き渡す訳にはいかないが。どうだろう?この世界に留まり監視をしては?まあ、この神殿に留まってほしいんだ。」
ミューゼシア「なるほど…引き渡せない、ということなら留まるのは得策ですね。」
スペクタキュラー・バッハ「たしかに…」
- 33二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 11:44:07
幻奏とドレミコードの面々は、ひとまず、冥神の提案を受け入れることにした。
クーリア「それで、監視の為に留まるのは良いとして、どうすれば宜しいので?」
すると、ずらりと能面の騎士が並ぶ。
冥神「これはミラーナイトと言ってな。早い話が、これになって欲しいのだ。」
ミューゼシア「分かりました。これも、覇王竜の力を暴走させない為。」
スペクタキュラー・バッハ「良いでしょう。冥神様。私達幻奏・ドレミコード楽団は、貴女様の案を受け入れます。」
- 34二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 12:19:55
ミューゼシア「いいでしょう。では…」
ドレミコードが目をつむり、歌を歌い始める…
そして幻奏もスペクタキュラー・バッハの指揮の元旋律を紡ぎ始める。
やがて歌が終わるとドレミコードと幻奏の肉体は身体を離れ、ミラーナイトへと入っていった。
鏡ミューゼシア「ドレミコード一同、聖域の為に歌を紡ぎましょう。」
鏡スペクタキュラー・バッハ「我らもまた、聖域の為に歌を紡ぎましょう。とはいえ、流石にこの服は素っ気ないですね。」
鏡ミューゼシア「では…」
ドレミコード達が歌い始めると鎧が衣装に変わっていく。 - 35二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 12:52:34
- 36二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 15:30:26
- 37二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:06:32
柚葉「うわあ…凄い…」
奏「柚葉、大丈夫?」
柚葉「でもこのくらいなら出来るかな。2週間ぐらいあるみたいだし何とかなるかも…問題は…」
奏「台本の台詞ね。まあ、私は大丈夫だけど…」
柚葉「やるしかないね。頑張ろう。」
奏「待って?ひょっとしてその間はずっと私達はこっちなの?」
冥神「ああ、その事だが問題ない。」
麗衣「あなた達は学業も優秀…とまでは行かないけどしっかりやってるし、何よりも進路が決まっている。」
歌織「だから2人を呼んだの。時間が取れて、尚且つきちんと公私を使い分けられる2人を…まあ、奏は危うく騙されそうになったけどね〜」
奏「ちゃんと謝ったからいいでしょ。とまあそれはさておいて、どうするの?」
鏡クーリア「そのことは安心して。2人には金曜の夜から日曜にかけてはこちらに来てもらい。練習をする。日曜の夜八時にはまた現実世界に戻ってもらって現実世界で練習しましょう。デッキを通じてメタバース世界でなら私たちとも会えます。」
アイ「勉強も大切ですからね。皆様には少しご迷惑をかけてしまいますがお願い致します。」
奏「ちょっと大変だけど、楽しそうじゃない。」
柚葉「そうだね。宜しくお願いします。」
- 38二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:07:16
冥神「ふむら、良かろう。では明日は土曜日、今日はここに泊まると良い。」
奏「大丈夫なの?」
するとそこにハスキーがやって来た。
ハスキー「大丈夫ですよ。ただお二方には手伝っていただきたい事もありまして…」
奏「一体何を?」
ティルル「お二方には料理の手伝いをしてもらいたいのですが…」
柚葉「それなら大丈夫だよ。」
奏「良いわよ。」
ハスキー「ありがとう御座います。」
こうして2人は料理の手伝いをすることになった。するとそこには…
佳奈恵「うう…なんで私が…」
パルラ「ホラ、佳奈恵さん、玉ねぎはまだこんなにありますよ!」
エルドリッチ「すまぬな…ただこれはそなたの身体を思っての事、日頃の不摂生を正す為なのだ。許せよ…」
エルドリッチに監視されながら料理の手伝いをする佳奈恵の姿があった。
- 39二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:13:12
- 40二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:24:01
- 41二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:37:49
- 42二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:57:17
- 43二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:05:22
- 44二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:12:48
- 45二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:17:44
- 46二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:02:20
- 47二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:27:00
- 48二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 09:10:48
- 49二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:53:43
- 50二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 13:12:52
- 51二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 13:56:06
- 52二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:30:23
- 53二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 19:48:03
- 54二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:08:31
士官「独断先攻というのもありますが敵を侮り過ぎでは。」
上官「確かに…冷静に考えればそれもあるか…」
士官B「そして何よりも敵情視察を怠ったのも問題かと…」
上官「う、うむ…」
士官C「それよりもまずは占領地の経営に力を入れるべきでは?幸い他の異世界に展開したクロック・ワーク・ナイトは順調に稼働しております。そして古代の機械の戦力化も順調です。」
士官B「ならばまずは徒に拡大を目指さず敵情視察と戦力拡大を目指すべきです。」
上官「…一理あるな。分かった。それよりは進行を中断し戦力の増強と占領地の維持を優先とする。」
士官B「提案を受け入れて頂き感謝します。」
上官「そうだ。我らが閃刀姫はどうだ?」
士官C「特に問題は無さそうですが…閃術機の実戦投入にはまだ…」
上官「そうか…無理に…とはいかんしな。」
- 55二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:19:52
- 56二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 22:04:19
マルファによると、恐らく斥候部隊だろうとのこと。接触時に殺意や敵意の類いは見られなかったため、偵察が主ナノだろうとは思うが、とはいえ、劇の当日に暴れられても困ると言う旨の報告だ。
- 57二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 22:09:10
冥神「ほう…確か歌織達は閃刀姫と遭遇したと言っていたが…」
鏡マルファ「いえ、どうやら閃刀姫ではないようです。これを…」
冥神「これは…閃刀姫とは違うみたいだな。今度ナノブレイカーに聞いてみるか。確か彼女は今…」
鏡イレーヌ「街の自警団に勤めています。彼女に尋ねた所どうやら「レアメタル・ヴァルキリーではないか」とのことです。」
鏡マルファ「どうなさいますか?」
冥神「暫くは泳がせよう。幸い、列強はまだ行動を起こしてはいないようだ。ただ、劇の事もあるしなあ。」
鏡ハスキー「彼女たちの行動を監視する者が必要ですね。」
鏡マルファ「そう来ると思いました。実は監視を頼んでいます。」
こちらは市街地
レアメタル・ヴァルキリー「潜入完了。これより任務を開始します。」
アザレア「ああ、頼んだぞ。この地の情報がほしい。できる限りの情報を手に入れるんだ。」
レアメタル・ヴァルキリー「はい、それから現地にて協力者と接触しました。」
アザレア「そうか、分かった。では作戦の成功を期待する。」
そう言うとレアメタル・ヴァルキリーは通信を切った。
するとレアメタル・ヴァルキリーは背後に何者かの気配を感じた。
レアメタル・ヴァルキリー「誰だ!」
背後を振り向くとそこにいたのは。
静寂のサイコウイッチ「ご心配なく、あなたの任務の協力者です。」
- 58二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 22:25:36
- 59二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 22:51:39
そしてついた先は…
レアメタル・ヴァルキリー「こ、ここは…」
歓楽街にあるいかがわしい宿だった。
静寂のサイコウイッチ「あら、知らないんですか?こういう場所の方が隠れ家には丁度良いんですよ。」
レアメタル・ヴァルキリー「わ、分かりました…中に入りましょう。」
2人は宿に入り、チェックインをした。
静寂のサイコウイッチ「少し待ってて下さいね。飲み物を買ってきます。」
レアメタル・ヴァルキリー「分かりました。」
そう言うと、サイコウイッチは部屋の外に出る。
静寂のサイコウイッチ「…マルファさん、聞こえますか。レアメタル・ヴァルキリーに接触完了しました。どうやらただ偵察だけのようです。」
鏡マルファ「分かった。引き続き監視を頼む。何かあれば連絡を入れてくれ。」
静寂のサイコウイッチ「はい。」
- 60二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 08:31:16
- 61二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 08:44:34
- 62二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 09:57:26
- 63二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 11:12:17
- 64二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 13:05:18
- 65二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 17:01:35
- 66二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 17:43:13
歌織「これって、操られた時の私をやれって事よね?」
歌織が演じるのは、エクソシスターと共に、オレイカルコス・シュロノスに仕えるミラーナイト。しかも雰囲気作りのためか、ミラーナイトの格好をしている。
鏡エリス「確かに、歌織にとっては、珍しい配役ですね。」
鏡ステラ「はい。麗衣さんと共に、正気に戻る役割がありますから。」
鏡イレーヌ「ですが、私達が操られた時の記憶って、ありましたよね?」
鏡ソフィア「ああ、直近であったね。M∀LICEの尖兵になったやつ。」
歌織「う。あんまり思い出したく無いけど、アレを参考にした方がいいのかしら?」
鏡マルファ「私達自体は経験して無いが、歌織の体験を通じて、コッチにも流れてきたからな。そうだ。コレを使うか。」
すると、マルファが何かを呼び出す。それは、劇で使う歌織とエクソシスターのチェス駒だった。ただし、戒めの駒と違い、首から下をドレスの様に固めたものだが。
- 67二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:56:34
歌織「で、どうするのよ?」
鏡マルファ「簡単な話だ。これに意識があるように話せば良いんだ。」
どうやら、ミラーナイト役を演じるには、透き通った演技が必要なので、ある意味イメージトレーニングのようなものであった。 - 68二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:58:04
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- 69二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 21:05:34
歌織「分かったわ。」
歌織は駒にむけ、話し始める。
歌織「良く来たわね、でもあなた達はここでおしまいよ。」
すると
駒「良くきたわね。あなた達はここでおしまいよ。」
歌織「凄い…より洗脳された悪役じみた感じで帰ってきた…」
鏡マルファ「後は色々駒に話かけるといい、イメージがつかめるはずだ。」
一方…
ミイ「そんな…私たちにはできません!」
マイ「そうです…そんな事…」
アイ「2人とも分かって!これは仕方ない事なの…」
ミイ「だけど…」
マイ「劇とはいえ、お姉様と戦うなんて…」
今回ミイとマイは奏と柚葉の協力者役、それに対してアイはオレイカルコスの腹心の1人という役でしかも2人との対決シーンも用意されていた。
- 70二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 21:49:29
アイ達3姉妹は、とても仲が良い。喧嘩したことも数えるほどだった。演技とは言え、実際に姉妹で戦うことになるのは、計り知れないものなのだろう。
冥神「ううむ、どうしたものか。仲が良い故の悩みよな。」
ゲー「手っ取り早いのは、あの者らの肉親を頼る他ないが・・・。」
鏡ハスキー「向こうの都合もありましょうし・・・。」
すると、そこに意外な助っ人がやって来た。なんと、黒羽紅と、失楽の堕天使だ。二人はかつて、電子世界でかなりやんちゃをしていたが、他の堕天使達と知り合った結果、無二の親友のような感じになった。
紅「なるほどね。仲良し姉妹故の悩みか。ちょっと分かるかも。」
失楽の堕天使「でも、演技とは言え、大事な劇を台無しにされるのも目覚めが悪いし、そうだ!」
何を思ったか、失楽の堕天使は、アイの背後に立つ。
アイ「な、何をする気ですか?」
失楽の堕天使「別に何もしないわ。ただ、私は立っているだけだから。」
すると、マイ達に変化が起きた。
マイ「え?だ、堕天使様・・・?!」
ミイ「どうして、アイ様に・・・?!」
どうやら、マイ達は、アイと向かい合う様に立っているため、アイの背後に、失楽の堕天使が憑依している様に見えたのだ。そしてそれは、丁度狂気に走った姉を止める、姉妹の構図に見事昇華させたのだ。
- 71二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:06:42
マイ「これなら…」
ミイ「ありがとうございます。」
するとそこにクリスティアが老人をつれ、現れた。
最もその老人が只者であるわけがない。
その姿を見た冥神、ゲー、何よりも失楽の堕天使が緊張していた。
大天使クリスティア「ふむ…堕天使達が感謝されるとは…だが元は天使達、人々を導くとなれば当然か…」
?「ホッホッホ。良き仲間に恵まれたようじゃの。」
失楽の堕天使「あなたは…まさか…」
?「ここではナイショじゃ。追放した時はどうなるかと思っておったが良き仲間に恵まれたものじゃの。良かった良かった。」
失楽の堕天使「良くないわよ!確かについ出来心で盗もうとはしたけどおかげでここに至るまでエライ目に遭ったんだから…」
紅「まあまあ、それくらいになさいな。まさかあなた達も劇に…」
クリスティア「いや、今回は観客としてな、挨拶に来たのだ。そなたもか?」
紅「いや、私も観客よ。折角だし佳奈恵と楽しく見させて貰うわ。」
するとまた入ってきた。ロプトルだ
ロプトル「いやあ…とんでもない空間だねえ…まさに神様のバーゲンセールだ。」
ヴァラ「ロプトル様、あなたもその1人だと言うことをお忘れなく。」
アレイスター「…まじかよ。ロプトルに連れられて来てみればとんでもない空間じゃん…」
ジュノン「本当に…私達、ここにいていいのでしょうか…」
- 72二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:26:32
ミイ「皆さん、いらっしゃったのですね。」
マイ「これだけの皆様が居るとなると、俄然やる気が出てきました!」
アイ「はい。皆様を気落ちさせぬよう、頑張ります!」
こうして、アイ達の練習も、無事に進行していた。
一方、街では。
静寂のサイコウィッチ「成る程。貴女は例の事件をご存知なのですね。」
レアメタル・ヴァルキリー「はい。人伝に聞いた程度ですが。」
どうやら、デミウルギア事件のことを言っているようだ。
列強にて
カメリア「デミウルギア事件?なんだそりゃ?」
アザレア「そういえば、私達が知ったのは星杯跡地の事が主で、なぜ星杯が顕現したかは、不明瞭だったな。」
- 73二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:48:37
上層部A「確か…詳しくはわからないがアレには強大な力が宿っているとか…」
カメリア「なら…」
上層部A「それを奪取しようとしたが失敗した。しかもそこには不死者が神殿を建てたそうだ…」
アザレア「死者たちの神殿…笑えないですね…」
上層部A「それに星杯の力は未知数だ。未知の力は危険も孕んでいるからな。迂闊には触れられんよ。」
カメリア「確かに…」
上層部A「それよりもこの世界の事を色々調べんとな。レアメタル・ヴァルキリー、頼んだぞ。」 - 74二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:03:22
- 75二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:20:03
- 76二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 08:54:02
ザルーク「ああ、援軍か。戦力は多いほうが良いからな。」
レアメタル・ヴァルキリー「ありがとうございます。」
静寂のサイコウィッチ「それで、ひったくりは何処に?」
ザルーク「ああ。あっちのスラムに逃げてったぞ。」
- 77二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:01:07
レアメタル・ヴァルキリー「スラムですね。分かりました。」
そういうとレアメタル・ヴァルキリーは一気に加速する。
静寂のサイコウイッチ「あっ、待って下さい。」
サイコウイッチも緊急テレポートを使い、レアメタル・ヴァルキリーに追いつく。
ここはスラム。
レアメタル・ヴァルキリー「ここに犯人が…」
静寂のサイコウイッチ「そうですね。以前は貧しい者が多かったのですが女王の施策により貧しい者が減少すると今度は犯罪者達の巣窟になってしまったのです。」 - 78二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 11:03:07
- 79二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 11:57:12
- 80二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:09:38
- 81二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:51:50
- 82二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:00:01
- 83二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:16:04
ならず者A「どうするよ、このままじゃあ…」
ならず者B「下手に嗅ぎつけられても困るしな…逃げるか…」
クリフ「おっと、そうはいかねえなあ…」
チック「ヘヘッ、大当たりだ。あんたらがここにいるのは色々痕跡を辿って突き止めたんだ。」
サイコウイッチ「さて、ヴァルキリーを解放しなさい。」
ならず者B「くっ…それ以上近づくな!近づけば…」
ならず者はヴァルキリーの首筋に刃を向ける。
クリフ「ちっ…人質とは…」
ならず者A「良いのか?こいつがどうなって…も…」
サイコウイッチは目を閉じ精神を集中する。そして…
サイコウイッチ「そっちがその気なら…発動!最古式念動!」
その瞬間!凄まじい衝撃がならず者Bを襲う。
ならず者B「ぐはあっ!」
ならず者A 「おい、何を…」
チック「悪いけど、ここまでだ。」
クリフ「観念するんだな。」
ならず者A「くっ…こうも、簡単…に…」
- 84二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:49:26
- 85二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:57:30
クリフ「どうやら、従わされていたみたいだな。」
チック「そうみたいっすね。さて、さっさと犯人を突き出しますか。」
サイコウイッチ「事件も解決しましたし、戻りましょうか。」
レアメタル・ヴァルキリー「ええ…」
レアメタル・ヴァルキリー「(あんな木っ端でもあのような虫を従えられるのか…恐ろしい場所だ…)」
レアメタル・ヴァルキリーは帰る道すがらその様な事を考えていた。
そしてここは城門前。
親衛隊「おおっ!窃盗犯を捕まえたか。見事だ。」
クリフ「いえ、俺たちは何も…そこの2人が捕まえてくれたんで…」
親衛隊「お前達がか?いやあ、ありがたい。近年は様々な犯罪集団が現れてな。黒蠍団の力も借りているんだがそれでも手一杯だったんだ。感謝するよ。」
- 86二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 19:54:56
- 87二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:23:05
- 88二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:35:22
- 89二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:39:04
- 90二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:11:12
- 91二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:41:43
- 92二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 09:23:07
- 93二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 10:51:02
- 94二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 17:03:12
- 95二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:39:14
- 96二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 21:27:16
- 97二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 21:47:58
- 98二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:18:36
ハレ「私がオオヒメ様に選ばれるの!」
ニニ「いや、私よ!」
フウリ「あの…私…」
3人はよくいがみ合っていた。
オオヒメ「あらあら、元気なのは良いことですが…」
オオヒメは困っていた。3人とも確かに才気あふれる者たちだ。しかし、それ故に些細な事で諍いが絶えない。
オオヒメ「このままでは…」
すると悩めるオトヒメに声をかける者が現れた。
宣告者の巫女「もし、そこの御方、何かお困りの様子で…」
オオヒメ「まあ…あなたは私が見えるのですか?」
宣告者の巫女「はい、私は神託を告げるために様々な地を巡るもの。今貴方が大変困っているみたいだったので…つい…」
オオヒメ「そうですね…」
オオヒメは巫女に悩みを打ち明けた。
宣告者の巫女「なるほど…協調性に欠けると…」
オオヒメ「はい…3人とも才気溢れるばかりに誰が1番かで争ってばかり…困っております。」
- 99二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:27:24
宣告者の神巫「でしたら、良い場所があります。そこならば協調性も学べるかもしれません。」
オオヒメ「まあ、是非ともお願いします。」
オオヒメは3人の御巫を伴い、宣告者の神巫と共に聖域に向かった。
聖域の前で…
オオヒメ「さて、ここですね。」
ハレ「オオヒメ様、私達はここで修行するのですか。」
ニニ「まるで遺跡みたい…」
フウリ「本当にここに人が…」
オオヒメ「はい、この地にいる冥神と呼ばれる者の元、我らは協調性の修行をします。」
すると冥神が姿を現した。
冥神「おお、そなたが宣告者の神巫が言っていた…」
オオヒメ「はい、オオヒメと申します。」
ハレ「私はハレ」ニニ「私はニニ」フウリ「私はフウリです。」
オオヒメ「此度はこの3名と私、修行の為にこの地に足を運びました。何卒宜しくお願い致します。」
- 100二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:36:23
- 101二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:34:02
- 102二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 09:08:14
- 103二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 09:53:58
- 104二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 10:04:08
- 105二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 13:38:57
- 106二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 14:00:03
- 107二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 16:59:57
- 108二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 17:45:28
ロゼは閃刀を起動させようとする。しかし、刀はうんともすんとも反応しなかった。
ロゼ「な、何故反応しない?!」
天ノ月「残念だけど、貴女達の武器は封じさせて貰ったわ。それに、剥き身の刀を振り回すのは危ないわ。」
見ると、レイとロゼの手から、閃刀が離れる。すると、閃刀の形が、あっという間に戒めの駒の台座に変化した。
- 109二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 17:55:04
ロゼ「くっ…だが剣は使える!」
レイ「閃刀は無くても!」
ロゼとレイが刀を使い斬りかかる瞬間!
鏡キスキル「いやいや、刀振り回すのはやべえって。」
鏡リイラ「そうそう、物騒なものは没収っと。」
キスキルとリイラが刀を奪ってしまった。
ロゼ「なっ、刀をかえっ…ひゃあん♥」
レイ「な、ロゼっ、くうっ♥」
突然、キスキルとリイラが2人の身体を触り始めた。 - 110二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:10:14
キスキルとリィラは、ストリーマーとしても活動している怪盗コンビだ。だがこの時は、聖域荒らしの罰として、天ノ月の護衛として、ミラーナイトになっていた。
鏡キスキル「さあて、聖域で暴れる悪い子には、ちゃんとお仕置きしないとね、リィラ♥」
鏡リィラ「もちろん。さあ、レイちゃんにロゼちゃん♥二人で仲良く、剥き身の刃を収める鞘になりましょうね?」
天ノ月「レイにロゼだったかしら?これで選択肢は無くなったわね?」
気付くと、レイとロゼの目の前に、ミラーナイトと化した自身が居た。しかし、ただこっちを見ているだけだ。
すると、何を思ったのか、駒になったエクソシスター達が、天ノ月にある提案をした。
駒マルファ「御主人様。この際、あの者達の番の味を覚えさせるのは如何でしょうか?」
実は、エクソシスター達は、マルファの策で、ミラーナイトを拝命する際に、互いのパートナーと交わり、疑似スワッピングを行なっていた。つまり、レイを鏡ロゼに、ロゼを鏡レイに抱かせようというのだ。
- 111二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:29:41
- 112二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 21:16:49
- 113二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:21:14
- 114二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:37:10
- 115二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:06:49
レイ「はああはあん♥️」
鏡ロゼ「どうだい、レイ。気持ちいいだろう?」
レイ「はいいいっ♥️気持ちいいれしゅううう♥️」
鏡ロゼ「全く…乱れに乱れてッ…それッ」
鏡ロゼがレイの、尻をパアンと叩く。
レイ「あっひいいいん♥️」
レイはそれを合図に絶頂に達したようだ。
ロゼもまた鏡レイと交わっていた。
鏡レイ「あら?さっきまでの威勢はどうしました?」
ロゼ「そ、そんな事を言われても…あひぃん♥️」
鏡レイ「全く、淫らな閃刀姫ですね。いや、閃刀姫て言うよりあなたは娼婦の方がお似合いですね。」
鏡レイから屈辱的な言葉を投げかけられるロゼ。だがそれも快楽に変換されているのかより大きな嬌声をあげるのだった。
- 116二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 08:56:22
そして遂に、レイとロゼは禁断の言葉を口にする。オレイカルコスの結界の中で、二人は敗北宣言のような言葉を発したのだ。
レイ「あん♥️ロゼ♥️いっしょに♥️ミラーナイトになろ♥️ふたりでなかよく♥️」
ロゼ「うん♥️なる♥️レイといっしょに♥️ミラーナイト♥️なる♥️だから♥️いっしょにイこ♥️」 - 117二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 12:37:02
レイ、ロゼ「「いっくううううう♥️」」
レイとロゼが絶頂に達する。すると2人はまるで糸の切れた人形の様に動かなくなった。 - 118二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 12:58:37
- 119二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 17:04:25
麗衣「へえ、そんな事が。所で誰があなた達をここに連れてきたのかしらね。」
鏡レイ「さあ…私達は…」
鏡ロゼ「気がついたらここにいたから…」
鏡オオヒメ「恐らくですがあの方…宣告者の神巫様が連れてきたのかと…あの方は宣告者と呼ばれる神の御使いと繋がりがありますから…」
鏡レイ「そういえば…街で彼女らしい人影を見たかも…」
すると奥からマイとミイが声をかけてきた。
ミイ「皆様お疲れ様です。」
マイ「そろそろお昼にしましょう。今日は紅様がご用意してくれました。」
麗衣「そうね、行きましょう。」
こうして麗衣達が向かった先には。
紅「いやあ、気合い入りすぎちゃったわね。」
大量の餃子に炒飯、回鍋肉に天津飯と中華料理が並んでいた。
奏「いや…流石にこんなに…」
柚葉「凄い量なんだけど…」
歌織「わたし、よく食べる方だけど…」
麗衣「食べきれるかしら…」
- 120二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 18:28:29
失楽の堕天使「にしても、随分と作ったわね。」
紅「うん。ちょっと飛ばし過ぎたかも……。」
紅は、かなり料理が上手だ。最も、これでも全盛期よりは落ちているらしい。というのも、紅は以前、大会の不正の冤罪を掛けられたせいで一時期精神的にヤバい状態だったのだ。その為、罪宝に選ばれかけたという、とんでもない経験を受けた。現在はすっかりメンタルも回復し、いつもの様な調子を取り戻していた。
聖域が宴になっていた頃の事。
アイ達の母であるマインは、ある物の前に居た。魅惑の女王が、聖域の神殿から接収したという、覇王の宝玉だ。
マイン「急に、ズァークのカードが光ったということは、何があったのでしょうか?」
宝玉の意思(女。少々、厄介なことになった。我が力を狙う賊徒が居る。)
聞けば、観劇当日に、手薄になった城に忍び込み、宝玉を盗もうとする者が居るという。
- 121二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 19:12:29
マイン「まあ、それは大変…」
すると宝玉はその真の姿を展開した。ズァークだ
ズァーク「この姿になるのも久方ぶりか…まあ良い、我が力を狙う賊徒がいるのだ。」
マイン「それは一体?」
ズァーク「恐らくは列強と呼ばれた連中だろう。」
マイン「ではやはりレアメタル・ヴァルキリーが…」
ズァーク「いや、その可能性は低いか…奴らも1枚岩ではないからな。我が力を使えば容易いが、我はこの力を他者を傷つけるためには使わないと誓ったのだ。」
マイン「ではどうしましょうか…」
するとそこに現れたのは魅惑の女王達だった。
魅惑の女王「なるほど…それは問題…」
黄金の魅惑の女王「私たちが行かなければならないのですが、今回は皆も楽しみにしている催し故…」
皆が悩んでいるとそこにゲーが現れた。
ゲー「ふむ…どうやら何か悩みがあるみたいだな。話してみると良い。」
マイン「ゲ、ゲー様なぜここに…」
ゲー「ドレミコードと幻奏が慌てていたので見せてもらったのだ。ふむ…我に聞かせてみよ。」
- 122二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 21:01:56
- 123二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 21:18:13
- 124二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 21:38:49
- 125二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 08:54:51
>124
マイン「まあ、皆様、ありがとうございます。」
こうして、ガーディアンが戦力として、加わった。
一方、ここは町外れのとある館
?「さて、来たか…」
ダウナード・マジシャン「ああ、来たよ。あなただね、協力してくれたら私のスポンサーになってくれる人は?」
?「ああ、そうだしかし、お前だけか?」
ダウナード・マジシャン「そうだよ、アルケミック・マジシャンの奴は協力する気なさそうだしね。でも安心して。ちゃんと仲間は呼んだから。」
そう言うと、何名かが入ってきた
闘奏のバンディージョ「やれやれ、何かと思えば。」
風彩のプロフェシーフレーズ「盗みの依頼とはね。」
?「おお、なかなか頼れそうだな。頼むぞ。」
- 126二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 09:14:21
- 127二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 09:47:21
- 128二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 10:58:35
- 129二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 11:59:55
鏡エーデル「ならさ、マスターに連絡する。」
鏡シュミッタ「そうだねえ。マスターに連絡するか。」
ここは街にあるウイッチクラフトの魔術工房。
ここにはミラーナイトではないウイッチクラフト達が働いている。
オレイカルコスの暴走事件があった時、ウイッチクラフト達は転移魔法で逃れたものの、何名かは逃れる事が出来ずにミラーナイトにされてしまった。事件の後、冥神との交渉で何名かのウイッチクラフトが聖域に監視と協力の為に残ることになったのだ。
マスターヴェール「あら、珍しい。エーデルから連絡だ。」
ハイネ「な、なんでしょう?」
マスターヴェール「うへえ…どうやらなんかヤバい物をねらって動いてる奴がいるみたい…。それをこっちで調べてくれってさ。」
- 130二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 13:21:21
ハイネ「や、ヤバいものって……?!もしかして、クーリアさん達が言っていた………?!」
マスターヴェール「御名答。かつて、四天を統べる、覇王の名を冠した龍の力を封じた宝玉だ。」
覇王の宝玉は、聖域時空の魔術教会でも研究対象になっていた。しかし、四天の龍の力を宿す魔術師達により、研究対象からは外れている。
ハイネ「しかし、何でそんなものを?」
マスターヴェール「恐らく、禁足地をブルーオーシャンと思い込んだ者の仕業だろうねぇ。」
- 131二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 20:22:26
>130
ハイネ「そ、そんな危険な物なら止めないと。」
マスターヴェール「まあ、大丈夫だろ。向こうの魔術師達が動くしね。それに…」
その時、何者かが扉を叩く音がした。扉を開けるとそこには…
エアトス「ウイッチクラフトの皆様ですね。ご協力をお願いします。」
ハイネ「えええええ!」
- 132二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 20:59:53
- 133二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 21:43:31
- 134二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 22:33:31
- 135二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 23:02:27
バンディージョ「さて、手はずではまずはダウナードとヘクサ・トルーデが幻術を発生させる。」
プロフェシー・フレーズ「その隙に私達は頂くわけだね。」
バンディージョ「まっ、そういうことだね。さて、合図を待ちますか。」
ダウナード・マジシャン「さあて、いよいよこの日だねえ。」
ヘクサ・トルーデ「それじゃあ、始めますか。」
ダウナード・マジシャンがカバンから取り出したのは特殊な幻術を発生させる魔法の玉だ。
ダウナード・マジシャン「こいつを投げれば…へっへっへっ…」
ダウナード・マジシャンが魔法の玉を投げつける。
しかし…
ヘクサ・トルーデ「何も起こってないみたいだけど…」
ダウナード・マジシャン「あれ?おかしいな…しまった!魔封じのルーンだ!」
ヘクサ・トルーデ「なんだって!じゃあ…」
マスター・ヴェール「申し訳ないけど、あんたらの魔法は封じさせてもらったよ。」
ハイネ「あ、あの…この場所はも、もう…魔法は…使えません。」
ダウナード・マジシャン「ちっ!あんたらか…」
- 136二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 23:30:28
- 137二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 09:20:00
- 138二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 10:13:21
- 139二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 10:53:29
- 140二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 11:22:59
ガーディアン達が武器を構える
プロフェシー・フレーズ「こ、これちょっとヤバくない…」
バンディージョ「大丈夫、大丈夫。これくらいの修羅場、何度もくぐり抜けて来たっての!」
バンディージョとガーディアン達の戦いが始まった。
意外にもバンディージョはガーディアン相手に互角に戦いを演じる。
バンディージョ「今だ、フレーズ、あんたがお宝を取りに行くんだ。」
プロフェシー・フレーズ「分かった。」
一瞬の隙をつき、場を離れようとするフレーズ、しかし
エアトスから伸びる影がフレーズを拘束してしまった。
フレーズ「な、なに…は、放して!」
やがて影はその姿を現した。
ガーディアン・デスサイズ「…」
バンディージョ「そ、そんなあ…」
エアトス「悪いですが我々は正々堂々など甘い言葉は持ち合わせておりません。これであなたも終わりです。」
- 141二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 11:40:41
- 142二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:22:38
元局長「あ、あなた達は…れ、列強の仲間よね…わ、私は列強の為に…」
レアメタル・ヴァルキリー「確かに私達は列強の勢力です。」
サイコ ウイッチ「しかし、独断で騒ぎを起こされては困ります。」
レアメタル・ヴァルキリー「我々の決定はこの地の監視、敵対心を煽るような行動は避けて頂かねば…」
サイコウイッチ「よってあなたを逮捕致します。」
元局長「な、何を、私はただ…列強の発展を…あの魔術の力があれば…あなた達が魔術の重要勢を理解すれば…」
レアメタル・ヴァルキリー「言い分は我らの法廷で聞きます。さあ!」
そう言うと突然、何者かが出現した。
サイコ、コマンダーとサイコ・ウォールドだ
2人は局長を拘束する。
サイコウイッチ「さあ、連れていきなさい。」
元局長「くっ…放して、放せ!」
元局長は列強の存在する世界へと連れて行かれた。
- 143二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:05:51
バンディージョ「アタシ達をどうするつもりだ!」
プロフェシー・フレーズ「くっ!放しなさいよ!」
ヘクサ・トルーデ「クソッ!隙をみて逃げ出してやる!」
ダウナード・マジシャン「ああ…あんな誘いに乗らなければ…」
エアトス「さて、この者達はどうしましょうか?」
するとそこに現れたのは蛇神ゲーだ
ゲー「ふむ…まあ、甘言に惑わされていただけだからな…」
ダウナード・マジシャン「じ、じゃあ…」
ゲー「暫くは駒として3日ほど、罰を受けて貰おうか。さて、我はこの者達を連れ、聖域に戻るがお主らは…そうだな。助けてくれた礼だ。これより始まる催しを楽しむといい。」
エアトス「よろしいのですか?」
ゲー「ああ、急な呼び出しにも関わらず受けてくれたからな。これくらいの礼はさせてほしい。」
エアトス「ありがとうございます。では、私達も観劇いたしましょう。」
エルマ「ありがとうございます。」
ケースト「私からも感謝を…」
バオウ「ありがたき幸せ。」
- 144二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:58:33
- 145二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:05:59
- 146二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:11:26
- 147二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:20:03
奏「アイさん、そうなの?」
アイ「え、ええ…まあ…(流石に言えないなあ…恥ずかしくて。)」
柚葉「あ、アイさんが恥ずかしがってる…」
奏「怪しい…」
アイ「さ、さあ、劇が始まります。皆様、頑張りましょう。」
奏「そうね。頑張るわ。」
こちらは客席
紅「…」
失楽の堕天使「あら?紅、なんで黙ってるのよ。」
紅「い、いやあ…まさか天使たちに神様と一緒の席なんて…」
失楽の堕天使「いいの、いいの、あなたは天使のように綺麗なんだから。」
クリスティア「失楽の堕天使が是非ともと言うのでな。まあ、我慢してくれ。」
失楽の堕天使「ちょっと!罰ゲームの様に言うのやめなさいよ。」
神「ホッホッホ、仲良きかな。」
ルシフェル「さて、そろそろ始まるみたいだな。」
ルイン「なんで私の隣はデミスなのよ…可愛い子が良かったなあ…」
デミス「ため息をつくな。折角の催しだ。楽しもうぞ。」
ルイン「そうね。楽しませてもらいましょう。」
- 148二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:29:23
- 149二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:38:15
- 150二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:46:37
- 151二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:50:21
- 152二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:55:29
- 153二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 22:06:21
- 154二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 22:16:19
そして、場面が戻る。
奏「そうか。二人のお姉さんが、あっちに言っちゃったんだね。」
マイ「はい。そして、実は、この人もそうなんです。」
麗衣「ええ。実は、シスター・カオリが、聖域に向かったきり戻ってこないんだ。」
柚葉「そんな。早く助けに行かないと!」
ミイ「しかし、今のままではお二人も聖域の餌食です。」
鏡ホーリーエンジェル「そこで、私達の出番よ。」
すると、ぞろぞろとトリックスター達が現れた。彼女達はミイに仕え、マイとミイと共に聖域から離脱したことで、難を逃れたという。
麗衣「この人達は?」
鏡マンジュシカ「私達はトリックスター。ミイ様の近衛の騎士です。」
鏡ギタースイート「お二人には、聖域に挑むに相応しい力を授けようと思います。」
- 155二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 22:24:29
- 156二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 22:41:28
- 157二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 23:19:51
- 158二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 08:54:01
- 159二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:00:26
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- 160二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:02:19
- 161二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 13:21:18
鏡アマゾネス女帝「ま、マイ様にミイ様?!」
鏡アマゾネスの聖戦士「も、申し訳ありません。何と言うことを…………。」
マイ「アマゾネスの皆さん。戦士の本懐を、思い出せたようですね。」
ミイ「さあ、共に聖域を取り戻しましょう。」
勇者達は、いよいよ、聖域の内部に進んでいった。
柚葉「こ、これは?!」
次の場面では、大きな扉と、霊使いのオブジェがあった。どうやらここは、ウィッチクラフトが作ったセキュリティのようだ。
鏡エーデル「侵入者よ。ここから先は、力のみでは進めません。」
鏡シュミッタ「この仕掛けを見事、解いてみなさい。」
そこにあったのは、黒い珠をもつウィン、赤い珠をもつアウス、緑の珠をもつエリアル、そして青い珠をもつヒータだ。
- 162二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:04:56
- 163二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 18:00:13
- 164二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 18:08:05
- 165二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 18:22:17
- 166二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 18:34:06
- 167二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 18:43:12
- 168二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 19:02:28
- 169二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 19:09:43
- 170二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 19:53:29
- 171二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 20:55:52
- 172二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 21:36:54
- 173二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 22:01:21
- 174二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:02:38
麗衣「流石にこれは、どうにもできないわよね。」
鏡マルファ「くっ…」
麗衣「さあ、歌織、元に戻ってもらうわよ。」
歌織「な、何をするつもりなの…幻奏やドレミコードはいないし…」
麗衣「それはね。こうするの!解呪の新碑、発動。」
歌織「え、えええええ!」
新碑の光が辺りを照らす。
すると…
歌織「あれ?私は何を…」
鏡マルファ「わ、私達は一体…」
麗衣「良かった、元に戻ったようね。じゃあ、行きましょう。」
一方奏達は…
奏「あれは、ミイにマイ」
柚葉「2人とも水晶に閉じ込められてる。」
鏡ハスキー「良く来ましたね、2人とも…しかし、ここまでですよ。さあ、現れなさい。」
ハスキーがそう言うとドラゴンメイド達が姿を現した。
- 175二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 08:54:54
- 176二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 11:00:32
- 177二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 12:48:00
- 178二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 13:34:33
鏡ハスキー「こ、この歌は…」
鏡チェイム「確かにどこかで…」
鏡ラドリー「あ、思い出しました…」
鏡ティルル「確か…前のご主人が好きだった歌…」
鏡ハスキー「あれ?何でしょう…涙が…」
鏡ナサリー「そうです、私達は…」
するとドラゴンメイド達の力が弱まったのかミイとマイを拘束していた水晶が破壊された。
奏「マイちゃんとミイちゃん!」
2人は水晶から落下するマイとミイを受け止める。
奏「良かった…」
柚葉「2人が無事で。」
鏡ハスキー「あれ、私達は…そうだ!確か私達は…」
するとそこに姿を現したのは…
アイ「全く…ドラゴンメイドとあろうものがこの失態…罰を受けていただきます!」
ドラゴンメイドを雷が襲う…が寸前の所でトリックスター達がバリアを展開する。
マイ「ここは私たちが!」
ミイ「あなた達は早く元凶のところへ!」
- 179二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 14:00:31
- 180二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 16:50:58
- 181二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 17:35:46
- 182二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 17:49:31
アイ「な、なぜ動かないの…私の身体…動きなさい!…どうして…」
するとトリックスター達が踊りながら現れる
鏡ホーリーエンジェル「それは貴方がよく分かっていること…」
鏡マンジュシカ「あなたにとってとても大切なもの…」
鏡キャンディナ「だからあなたは傷つけられないの…」
鏡ギタースイート「そう、かけがえの無い宝物…」
アイ「だまりなさい…私は…」
オオヒメ「御巫達よ…よくやりました。」
アイ「な、それは一体…」
鏡フウリ「騙してごめんなさい。」
鏡ニニ「私達はあなたの本当の記憶を取り戻させるため…」
鏡ハレ「敢えて操られたフリをしていたのです。」
オオヒメ「さあ、本当のあなたを取り戻して!」
アイ「本当の…私…私は…」
マイ「さあ、お姉様!」
ミイ「思い出して下さい!」
アイ「ああ…溢れてくる!妹達との思い出が…」
- 183二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 19:57:40
- 184二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 20:56:24
マイ「お姉様!」
ミイ「良かった!元に戻ったのですね。」
アイ「ええ…2人とも…強くなったわね…」
そして劇はいよいよクライマックス。
冥神(アバター)「クククッ、勇者たちよ、ついにここまでたどり着いたか。しかし見よ!オレイカルコスの力を!」
シュロノス(劇のカラクリ)「わが名はオレイカルコス、シュロノス!さあ、我が力を!見よ!」
奏「なんてこと!」
柚葉「あれは、罪宝!」
シュロノス「左様、これが我に力をくれたのだ。さあ、見せてやろう。我が力を!」
グレイブ「何となく思い出したぞ。確かあの時は…」
ミーネ「ディアベルスターさんが。一瞬で…」
ディアベルスター「ああ、ひょっとしたらと思ってな。そしたらビンゴだった訳だ。でも、使われてたら大変だったぞ。」
グレイブ「ああ、本当にお世話になりました。」
エルドリッチ「再会も良いが劇に集中せよ。ほれ、もうクライマックスぞ。」
ラビュリンス「ああ、いよいよクライマックスですわ!手に汗握る瞬間ですわ!」
- 185二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 21:23:48
シュロノスの力で、ミラーナイト達が再度集結しようとする。しかし、罪宝に、エクソシスター模様が浮かんだ。
冥神(アバター)「ば、バカな?!どうしたシュロノス!」
歌織「そこまでです。オレイカルコスの亡霊。魂を弄ぶことは許しません!」
見ると、そこには正気に戻った歌織と麗衣が、ある人物を連れてやって来たのだ。
ミラーナイト達「何を仰るのですか?私達は偉大なる御方のために・・・。」
しかし、聖域全体に、太鼓の音が鳴る。
頼光「ん?これって、ドラムの音?なんで?」
了「これ、何処かで見たことあるぞ。」
桐斗「ああ。あのゲームで見た奴だ。」
頼光達が想起したのは、とある家庭用ゲームソフトだ。そこでは、世界をモノクロで閉ざそうとした相手に、虹色の音楽をぶつけて倒すと言う演出が成されたのだ。
- 186二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 21:38:01
冥神(本物)「そこまでだ!偽りの神よ。さあ、皆で闇を祓う旋律を奏でよ!」
奏「はい!さあ、行くわよ、ドレミコード達。」
柚葉「さあ、行きましょう、幻奏の皆!」
ミイ「トリックスターの皆さん!」
マイ「さあ、私たちも」
鏡ミューゼシア「はい!さあ、行きましょう。」
鏡スペクタキュラー・バッハ「私たちの歌で!」
鏡ホーリー・エンジェル「聖域を取り戻すんです。」
冥神(アバター)「な、何が起きている!な、何だこれは…シュロノスよ!奴を焼き払え…どうした、シュロノスよ…」
シュロノス「…美しい…なんと美しい、歌だ…温かい…」
冥神(アバター)「くっ…機械仕掛けの神め!変な情をもちよって、貴様たち、許さんぞ!」
冥神(アバター)が奏と柚葉に攻撃しようとする。すると…
シュロノス「止めよ!偽りの神め!」
冥神(アバター)「くっ、シュロノス、貴様、な、なにを…ぐわあああああ!」
シュロノスは突然、冥神(アバター)に向かって光弾を放ち、アバターを消滅させた。
聖域には優しく、美しい旋律と歌が響き渡る…ついに、暴走が静まり、聖域を我が物にした巨悪は倒されたのだ。
- 187二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:00:04
- 188二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:14:08
奏「いえ、そんな…」
柚葉「私達は…ただ…」
歌織「いや、2人がいなきゃ今頃は…」
麗衣「そう、あなた達のお陰よ。」
マイ「お二方のおかげで、お姉様を取り戻せました。」
ミイ「本当にありがとうございました。」
アイ「姉として、そして聖域の守護者として、感謝しております。」
鏡アリア「2人とも、本当に…」
鏡ミューゼシア「ありがとう。」
鏡カノン「2人の偉業は永久に…」
鏡クーリア「この世界で語り継がれる事でしょう。」
鏡ドレミコード達「さあ、今こそ」
鏡幻奏達「英雄を讃える歌を歌いましょう。」
幻奏とドレミコードの歌声に合わせ、トリックスター達が、軽やかな舞を見せる。そして舞台の役者たちが観客に深々と頭を下げると辺りからは拍手と喝采が巻き起こったた。
- 189二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:23:41
ロプトル「いやあ、良かった、心配してたけど皆よくやったよ。」
マルデル「ええ、皆とても可愛らしくて。」
ヘル「うむ、なかなか楽しめた。」
真血公「たまにはこの様な催しも悪くないな。」
ヴァンパイア・グレイス「ええ、本当に。」
ドーハスーラ「ふむ…我らも何か劇をやりたくなってきたな。」
エルドリッチ「ほう、ではやるか!」
失楽の堕天使「いやあ、良かったわね。」
紅「ええ、本当に。」
佳奈恵「ふふふっ…次はこの佳奈恵さんが劇に…
了「いや、佳奈恵さんはどちらかというと…」
頼光「ホラー系だな。」
佳奈恵「あえええええ!」
エルドリッチ「左様、どちらかと言えばそっちだな。」
エアトス「素晴らしい物語でした。」
ケースト「たまにはこうした時間も必要ですね。」
バオウ「ふむ、これでまた明日からの鍛錬に身も入るというもの。」
- 190二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:27:59
- 191二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:41:47
上官「…ところで…レアメタルヴァルキリーよ、目が潤んでないか?」
レアメタル・ヴァルキリー「いや、先ほどまで劇を観ていて、つい、感動してしまって…」
上官「そ、そうか…そなたにも感動する心があるのだな。分かった。引き続き監視を頼む。」
レアメタル・ヴァルキリー「は、はい。」
カメリア「機械だと思ってた…」
アザレア「感動で涙を流すことあるんだ…」
上官「機械の仕掛けとはいえ、生身の部分もあるからな。さて、私は法廷に向かう。これから裁判だからな。」
アザレア「ハッ」
一方、聖域では。ゲーとレプティレス達により、宮殿への侵入者に対する罰が行われていた。皆、駒になり、快楽に震えていた。
ヘクサ・トルーデ「ああああああっ♥️気持ちいい♥️」
ダウナード・マジシャン「やめへええええっ♥️とんじゃう、とんじゃううううッ♥️」
バンディージョ「ゆるじでえええっ♥️もうじないからッ♥️ゆるじでえええっ♥️」
プロフェシー・フレーズ「すびばせんでしだああああっ♥️ゆるじでくだざいいいいいいっ♥️」
- 192二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 23:01:04
ダウナード・マジシャン達は、覇王の宝玉の窃盗未遂の咎を受けていた。するとそこに、珍しい来客がいた。
電子世界に拠点を置く、M∀LICEの女王、HEARTS OF CRYPTERだ。彼女の側には、メイドの格好をした、マギアス元局長の姿もあった。
HEARTS OF CRYPTER「ふふふ。良く分かったでしょう?妄りに聖域に踏み込むと、こうなるのです。」
ゲー「おお、其方はM∀LICEの。電子の女王とはまた珍しい。そのものは連れか?」
HEARTS OF CRYPTER「これはゲー様。ご機嫌麗しゅう。我らサイバースの者は、新興の種族です故。さあ、マギアス。挨拶を。」
マギアス「はい。私ハM∀LICE〈M〉マギアス。女王陛下二仕える、従順ナメイドです。」
マギアスはあの後、列強より追放処分を受けた。そして、HEARTS OF CRYPTERに見つかったが運の尽き。M∀LICEの矯正プログラムによって、自身のあり方を再構築されていたのだ。
- 193二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 23:07:36
- 194二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 08:28:18
- 195二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 13:11:09
- 196二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 16:12:14
- 197二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 16:26:03
- 198二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 20:27:42
- 199二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 20:40:42
- 200二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 20:42:50