- 1二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:38:02
- 2二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:40:50
ほしゅ
- 3二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:42:14
たておつ
アクスタから始まった物語がどうなるのか楽しみなんだ - 4二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:47:09
新スレだやった
大規模作戦の説明全部面白くて夢中です
色んなキャラ見れて嬉し… - 5二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:54:25
たて乙!
前スレ読んでもしかして真希さんに不穏フラグあったのか?ってヒヤヒヤしてきた
お前に降りかかる呪い全部私が受けるがあまりにかっこよかったから逆に心配になってきてしまった - 6二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:56:45
立て乙
儀式は絶対メタ的に何か起こるんだろうけどうまく収まってほしいな - 7二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:57:31
一億呪霊ifみたいってレスにぞわっとなっちゃったよ好き
- 8二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:58:42
ほしゅ追加ついでに
なんか生存IFほのぼのってこんなに皆生きてていいんだな…ってなるの凄く楽しい
しかも世界があったかいから本当に見てて楽しいんだ - 9二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:59:24
楽巌寺おじいちゃんが言ってた足元に気をつけろってそのままの意味で地中に埋められてるアクスタ関連のことだったりするのかな…
色んなキャラのやり取りと物語の構成がまじで好き - 10二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 00:04:41
そういえば真依ちゃん生存ってことは真希さん完全フィジギフではないのかな
一番の爆心地にいるであろう五条も心配だし九十九さんの考察も怖かったしドキドキが止まらねぇ楽しみです - 11二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 08:21:53
ほ
- 12二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 16:56:26
- 13二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:43:25
東堂&真希&脹相 重機置き場
東堂「これはこれはブラザーの長兄!いつもブラザーがお世話になって!」
脹相「こちらこそいつも悠仁が世話になって」
真希「お前らの世話してんのは悠仁の方だろ…」
脹相「そちらとは何度か会ってるが、組むのは初めてだな。今日はよろしく頼む」
真希「……知ってるかもしれないけど、アタシは術式も呪力もなしだ」
脹相「そうか。だ悠仁が尊敬している。それで十分だ。」
真希「そりゃどーも……」
東堂(ブラザーの実の兄で受肉体の半呪霊…見かけはダウナーだがブラザーから聞く話通りなら……)
ホワンホワンホワン
虎杖「脹相は…ちょっと面倒くさいとこあるけど、いい兄貴だと思う…俺兄弟いないからあんまわかんねぇけど」
虎杖「でも趣味や生きる目的が弟ってのはなんとかしたい……」
虎杖「俺のせいだから、仕方ないけど……」
東堂「……ブラザーの長兄、脹相よ。俺はブラザーの大親友、東堂葵だ。ブラザーから話はよく聞いている。再開したのは最近なんだろう?俺たちの熱い友情を聞きたければ尋ねてくれ。なんでも話そう」
※存在しない記憶
脹相(東堂葵……悠仁の親友…)
ホワンホワンホワン
虎杖「えっ東堂…?いや親友ってか友達ってか…知り合いってか……」
虎杖「…………」←東堂には感謝してるしそれなりに好意を抱いているが超親友と言えるほど共に過ごした記憶はないのでそれを肯定したくない。
虎杖「…………」←しかし毎回ズタボロになってでも助けてくれるしわけわからんなりに好意を無碍にしたくない
虎杖「………………」葛藤
虎杖「……あーまあ、一応…俺の親友ってことで…」
脹相「悠仁の親友!!確かに俺は今誰より近く悠仁のそばにいるが、過去はあまり知らない…お前と悠仁の育んだ友情もとい昔の悠仁の話を聞かせてくれ!」握手ガシッ
東堂「無論だともブラザーのブラザーよ!!」握手ガシッ
真希「……同中じゃねぇって…言ってなかったか?」 - 14二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:45:17
東堂とお兄ちゃん似たような反応してて笑う
- 15二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:48:54
五条『あー……あー……テストテスト……』スピーカー
五条『はーいみなさんご清聴ー!本日の主役、グッドルッキングガイ五条悟でーす』スピーカー
虎杖「五条先生の声だ」
伏黒「……上にいんのか?瘴気で濁って見えにくいな」
五条『えーそろそろ、太陽が真上に登ってきました。下は薄く暗いから見えないかもしれませんが(笑)』
五条『さてこれから“降ろし”に入ります。降ろした後は呪いが固定化するんで今よりグッと安全ですね。その後にこのスーパーグレートティーチャ悟が“祓”いますが、ぶっちゃけ僕じゃなくても何十人かで時間かけてやればできます。でも時間かかるから僕がやるね。ちなみに今回のこの作業にあたって僕は総監部と縛りを結んでまーす』
虎杖「……縛りってこんな堂々と口外していいんだっけ」
伏黒「ダメに決まってるだろ…」
五条『まあまあまあそんな心配しないで』
虎杖「……もしかして会話聞いてる?」※聞いてない
伏黒「……………」
五条『縛りの内容は“祓う”じゃなくて“降ろす”こと。これから僕は“降ろし”に入るけどかかる時間は未定。遅くて一時間くらいかな?その間は他のことができないから優秀な僕の教え子たち♡警備を頼んだよ』
五条『以上、五条悟でしたーーー』
外野<そんな縛り聞いてませんけどー!!
外野<祓いじゃなかったんですかー!?
虎杖「…………」
伏黒「…………」
虎杖「……知ってた?」
伏黒「……知るはずねえ」
虎杖「……五条先生が手出せないって…」
虎杖「中断したらペナルティがあるってことだよな?」
伏黒「…そうだ」 - 16二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:52:38
外野のやあやあ言ってるの面白いな…
みんな戸惑ってるんだな - 17二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:53:16
伏黒「虎杖」
虎杖「ん?」
伏黒「……前に起きるなら事故か、事故に見せかけるって言ったよな」
虎杖「…言ったな」
伏黒「訂正する。一時間弱、五条先生が何もできないなら絶対に攻めてくる」
虎杖(真希さんとこ脹相行かせてよかった)
伏黒「……どっちみち、俺らが一時間ここを守りきればいい話だ」
虎杖「…だな」
上空
西宮(結界内の上は条件付けで縛った人しか飛べない……だから敵が入ってくるのはどうしても下から、なんだけど…何あの人数。ふざけてんの?)
2
─────⬜︎スーーーーッ
パンダ「ん?」
狗巻「おかか?」
3
─────⬜︎スーーーーッ
幸吉「…………」
真依「あら」
4
─────⬜︎スーーーーッ
猪野「…………」
三輪「…えっ何?」
1
─────⬜︎スーーーーッ
虎杖「…………」
伏黒「…………」
⬜︎<飛行斑が侵入者を発見しました。そちらに向かっています。何がなんでも、守ってください>
- 18二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:54:28
そんなに来てるの!?ドキドキするな…
- 19二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:01:00
同日
日下部「今日、呪術師が大勢集まるでかい仕事がある。俺らは参加しないがこの間は他の呪術師の協力や応援は無いものとして思った方がいい」
日車「……呪術師が一同にとは、穏やかではないな」
日下部「別に殺し合いとかじゃねえよ。ただの大型案件だ。範囲が範囲なだけに人手も必要らしくてな」
日車「……俺たちは手伝わなくてもいいのか?」
日下部「必要なのは人数だそうだ。一級二人より等級の低い奴ら十人の方がいいってことで俺らは免除。危険もそうないって聞いてる。等級が実際の現場と異なるのはたまにあることだが、五条が出るのは決まってるみたいだしな」
日車「ならいいが」
日下部「それと……窓については?」
日車「詳しくは知らない」
日下部「俺たちの移動やら捜査協力を直接やってるのは補助監督だが、似たような立場で窓ってのがある。ベテランから新人までピンキリだがこいつらは呪霊が見えたり、感じるだけの一般人だと思ってくれ。まだ会ったことはないよな?」
日車「ないな。車での移動などの運転や手配をしたのは補助監督だ」
日下部「窓に求められる役割は情報なんだ。全国各地に散らばってる噂話や目撃証言なんかを集めるのに必要でな。呪霊を感じても身を守術がない。たまに勘違いして呪術師の役に立とうとする新人の窓も出てくることがある。……お前も新人とはいえ呪術師だ。間違っても窓を現場に連れてくるなよ。死なせたらそこそこの処罰だからな」
日車「わかった」 - 20二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:03:42
日下部「それと…………」
日下部「…………」
日車「どうした?」
日下部「……あんまり言いたくないんだがな、そろそろ派閥を決めた方がいい」
日車「………………」
日下部「…お前はたぶん、どこにも所属したくないだろうがな。一人でやってくにはコネもツテもないだろ」
日車「………………」
日下部「お前がまだどこにも取られてないのは研修中の名目があるからだ。それが終わり次第、勧誘が一気に来るぞ。話し合いで済めば運がいい」
日車「………………」
日下部「……基本的に呪術師は野良じゃない限り高専に通うことになってる。“この”研修も高専授業の一環だ。高専卒業後、どんな形で呪術師やってくのかは本人の自由。一応そういうことになってる。これは呪術界の暗黙の了解だ。そして、お前はこれに引っかからない」
日車「…………」
日下部「中途覚醒者なんて滅多に出ないからな。ここに関して五条家も文句が言えないってわけだ」
日車「………………」
日下部「………これは俺の意見だがな。」
日下部「やりたくないことをやらないでいるのは難しい。どうせならその中から一番マシなのを選んだ方がいいぜ」
日下部「選択権があるうちにな」
日車「……留意しておこう」
日車「………………」
日車(派閥か……前(弁護士時代)もそうだった……)
日車(何度も誘われた。そのたびに所属するメリットを語られ、裁判官と検事と親密になるよう説得された……その方が有利になるから、と)
日車(そんなものただの談合にすぎない。それに彼らの言う有利、とは被告人が著名人や権力者、金持ちに限ってのことだった)
日車(俺にとってそんなものに所属する意味はなかった。逆に重荷にしかならないだろうこともわかっていた……だが)
日車(日下部の言う派閥の意味は異なる。下手を打てば俺は奴隷のような境遇に落とされるかもしれん。成り上がりが階級の違う世界に飛び込んだのとわけが違う……)
日車(俺自身を守るためにも…誰につくかを選ばなければ……) - 21二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:05:36
派閥…確かにありそう…
日車は本当に下手な所に入ったら大変そう - 22二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:06:48
日車「ハーーー…………」ため息
日車「………………」ゴソ
虎杖スタンド(高専服)
日車「………………」
日車「………………」
『日車がどう感じるかわかんないけど…でもやっぱり悩むなら、誰かを身近に感じながら悩んだ方が選んだことを後悔しないと思う……』
日車「………………」
日車「……君の言うとおりだ」
日車「以前は、答えの出ない問題に無理やり様々な解を当てはめていた……」
日車「そうすれば多少ずれがあっても、求めた答えに近いものが引き出せると思っていたんだ…」
日車「……やけになっていたのもあるが…」
日車「………………」
虎杖スタンド(高専服)
日車「……君に語るようにと、考えていると…不思議だな。思考が整理されていくように感じる」
日車「…きっと。俺の考えうる最悪を君は発想すらしない。だからか自然と俺もそれを思い浮かべないように…」
虎杖スタンド(高専服)キラキラ
日車「…なったのかもしれないな」フイ
日車「………………」胸ポケット仕舞い
日車「俺の最適解は……」
ホーム駅
日車(家に帰って食事を作って部屋の掃除と洗濯をして……)
日車(弁護士では無くなってから、健康的な生活が出来ているのは皮肉だな……)
日車「………………」スタスタ
日車「………………」スタスタ
日車「………………」スタ…
日車「……何かようか?」 - 23二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:10:28
虎杖アクスタに話し掛ける日車で笑ってしまう
そしてこっちにもなんか来てる…? - 24二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:11:35
このレスは削除されています
- 25二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:13:43
呪詛師「!」
呪詛師(チッ…罠を踏む一歩手前で止まやりがった…気づいてるな)
呪詛師「………いや誤解しないでほしいんだが」
呪詛師「俺はアンタと少し話がしたいだけだ」
日車「……話なら申し入れてくれればするさ。“こんなこと”をしなくとも」
呪詛師「……そうでもないだろ?ただでさえアンタはガードが固いってのに高専連中は俺らを取り次ぐことなんてまずないからな」
日車「………引き抜きの話か?」
呪詛師「そうだ。なあ、単刀直入にいうが、ウチに来ないか?アンタなら高待遇だぞ。金はもちろん、面倒な呪術規定も無視していい」
野良呪詛師「仕事の難易度は高いが、なに、アンタの術式なら問題はないさ」
日車(……自分から開示したから仕方ないが、やはり知られているな)
日車「………形骸化しているとはいえ、表立ってルールを破るのは問題になるだろう。五条家が黙ってない」
呪詛師「五条家?」ハッ
呪詛師「心配なのはそれか?安心しろよ。いずれウチのやることなすことが呪術界での規範になる。五条家なんて問題じゃない」
日車「…………」
呪詛師「できれば今日、ゆっくり話せる場所で答えを聞きたいんだが……どうだ?」
日車「……どうも何も…俺はそちらがどこの誰かも知らないんだが」
呪詛師「おいおいおい、勘弁しろよ。お前はもう呪術師だぞ?」
呪詛師「呪術師なら呪術師の対応をしろよ」
日車「………なるほど。一般社会とこうも勝手が違うなら、そうだな」
日車「俺も呪術師の答えを出そうか」
呪詛師「……お前の領域は対策されている」
呪詛師「投降しろ日車。なに、そう難しくない仕事をこなすだけだ。あくせく呪霊の対応もしなくていい。何が不満だ?」 - 26二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:16:33
日車「……領域展開」
呪詛師「ッ!バカが!!」
呪詛師(こいつの領域は裁判形式!ターゲットになるのは必ず一人だけ。たとえ俺に死刑判決が下ったとしても)
呪詛師(領域の中ではあらゆる攻撃が無効化される。それは術者自身ににも適用範囲!だから一度領域を解く必要がある…だが、死刑の剣は判決の下された俺にしか効果がない!!)
呪詛師「ならその瞬間、俺以外がお前を狙えばいい話なんだよ!!」
呪詛師Bザッ
呪詛師Cザッ
呪詛師Dザッ
日車「「誅伏賜死」」
カン カン カン
呪詛師「……!!」
呪詛師「なんだと…」
呪詛師B「!?」
呪詛師C「これは……!」
呪詛師D「話が違う!」
呪詛師「なぜ俺たち全員が…被告人席にいる!!」
日車「……組織犯罪は、組織として特定の犯罪を行い、かつ捜査機関による検挙を免れるために多くのメンバーが役割を分担・連携して犯罪を繰り返すという特徴がある。また末端のメンバーには代替性があり、組織の首謀者や上位者を検挙しなければ組織自体が維持され犯罪が続けられるという構造のため、一人や二人の裁決では事件が解決しない」
日車「君たち全員が同じ罪を共謀し、実行するなら一度にその罪を問うべきだと思わないか?」
呪詛師「…………!」
呪詛師(領域展開は、術の完成系だぞ…!まだ成長する余地を残していたのか!)
日車「裁判を始めようか」
ジャッジマン「……………………」
ジャッジマン「───は××××年×月×日」
虎杖悠仁の記録を改竄した疑いがある」 - 27二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:17:02
今日はここまで
- 28二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:21:16
スレ主お疲れ様です
凄え…!日車がまた成長してる…!組織犯罪ならその全員を対象にって成長確かにいい…
そして…罪の内容が改竄!?何が起きてるんだ…気になる - 29二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:27:36
虎杖の任務で報告者だか立会いが窓の名前になってたやつだっけ
後で読み直してこよ - 30二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 03:43:02
皆無事に終わりますように
- 31二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 07:35:43
五条で一時間弱かかるって祓うのはもちろん想像以上に降ろすことも大変そうでハラハラするし呪詛師が日車欲しがるのも分かるってかどこの陣営も欲しいよな
虎杖の任務に同行してたの窓の女の人だったな〜…あの人が高専側に情報落とさないように何らかの記録の改竄を…? - 32二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:35:16
保
- 33二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:47:48
日車に対すして損得抜きのアドバイスしてくれる日下部もいいしそれを受けて虎杖アクスタに語りかけて思考整理する日車もええな…
この大規模作戦に参加しない術師は術師で人カツカツで大変なんだろうな
でかめの学会がある時の留守番組のお医者さんみたいやね - 34二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 06:49:46
日車の成長が嬉しいよ…きっともっと強くなるんだろうな…いい派閥についてほしい
- 35二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 16:19:52
ほ
- 36二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 21:49:36
ほ
- 37二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 02:53:09
>何がなんでも、守ってください
が凄く印象的なんだよな…皆気をつけて頑張ってくれ…
- 38二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 12:13:40
生還祈願保守
- 39二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:01:50
ほ
- 40二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:25:16
山頂 上空
五条「おじいちゃんも忠告くれるならもっと具体的に言ってほしいよねえ…」
五条(とはいえ、具体的なことは知らないだろうな。あのすっとぼけジジイが先生にわざわざ言うくらいだ)
五条(総監部のあからさまな、いかにも水面下で動いてる匂わせ行動。僕に警戒させることが狙いのようで腹立たしい…)
五条「……どの道、できることは全部やった…」
五条「……」チラ
五条「……七海は、よしよしいるね……」
五条「…それじゃ、始めるか」
五条「乱暴にやっちゃってもいいんだけど…一応、安心安全にやろうかな」
五条「……スゥーーーーー」深呼吸
五条「…ひふみ よいむなや こともちろらね しきる ゆゐつわぬ そをたはめくか うおえ にさりへて のますあせゑほれけ ひふみ よいむなや こともちろらね しきる ゆゐつわぬ そをたはめくか うおえ にさりへて のますあせゑほれけ…………」 - 41二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:31:57
三輪「わー!!多くないですか?多くないですか??」
猪野「人海戦術で来たか…ま、へーきへーき。頼んだぜ三輪ちゃん」
三輪「ほ、本当にこんなシンプルでいいんですか!?」
猪野「大丈夫。君はそこを守ってて」
猪野「……」マスク被り
猪野「…………霊亀」ズズッ
敵A「……!」
敵B「…………」
猪野「オラッ」
──獬豸(カイチ)ヒュンッ
敵「ックソ!」
猪野(思った通りそこまで強くない…術式持ちはいなさそうだが……)チラ
敵C「………」
猪野(明らかに一人動きが違うのがいるな…他の奴らはこいつの盾か何か?)
猪野「渋谷の二の舞はごめんだぜ。お前から潰す!」
敵C「…」ダッ
猪野(逃げた?)
敵C「…………」ブンッ
猪野「させるか!!」ドゴッ
敵C「グェッ」
猪野(なにか投げた!)
猪野「悪い、三輪ちゃんそっち行った!」
三輪「おりゃー!!」バシッ
※三輪が振るってるのは竹刀です
猪野「何か怪我とか不具合は?」
三輪「特には…何か箱みたいでした。私が弾き飛ばしちゃいましたけど……」
猪野「触らずにそのまま警戒を続けて。こいつらと一緒に回収してもらおう」
敵「」
猪野「……不審物の回収お願いします。結界を守ってた三輪に向かって投げられました」
─────⬜︎スーーーーッ - 42二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:39:29
敵ロボ ガシャンガシャン
真依「なにあれアンタのファン?」
幸吉「真依、下がっててくれ。」
幸吉「俺が相手する」ガシャン
真依「はいはい」
敵ロボ「…………」ガシャンガシャン
幸吉「……」ドカッ
幸吉「俺の呪骸をそのまま真似たわけじゃないのか」
幸吉「単純に相手を真似るだけの術式か?効果や機能まで再現はできないみたいだな」
敵ロボ「………………」
幸吉(俺のメカ丸は直接乗り込む必要がない。だが俺はこの場に居たかったから操縦席を作った)
幸吉(こいつは俺の呪骸だが、操縦席を隠しているな。だが中にはいないだろう。物を操作する術式は操縦者が必ず近くにいる。俺のように大きく距離が取れるタイプは少ない。居たとしても、こんなところで使い捨てられるほど安くない)
幸吉「どっちみち、俺はここを守ればいいだけだ」
敵ロボ「…………」
幸吉「お前喋れないんだな。残念だ。同じロボ同士、雑談くらいしたかったが」
敵ロボ「……」ブンッ
ガッゴッ、ドゴオッ
幸吉「……悪いな、キャノン砲が出せないんだ。」
幸吉「地形を変えるわけにはいかなくてな」ガシ
敵ロボ「……」ジタバタ
敵ロボ「………」ドカッバキッジタバタ
幸吉「……真依」
真依「そのまま抑えときなさい」
ドンッ
真依「…………いたわ。たぶん操縦者」
真依「あんた抵抗くらいしなさいよ。なんで殴られっぱなし?」
幸吉「表面上とはいえ俺の呪骸の再現だぞ。こちらの攻撃がそっくり返ってくるかもしれない」
真依「ありそうね。そうでもないとヌルすぎる」
幸吉「油断するな。第二弾が来るかもしれない」
真依「はいはい」 - 43二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:40:41
パンダ「…………うーん」
敵1「ものは相談なんだが…協力しないか?」
敵2「なに、ほんの少し見ないふりをしてくれるだけでいい。誰もなにも傷つけんよ。少し地面を抉らせてくれれば…」
パンダ「…一応確認するけど、俺らんとこにきたのってお前らだけ?」
敵3「ふふふ…呪術師が正直に答えるわけないだろ」
パンダ「……ふーむ」
敵1「俺たちは呪禁対策済みだからな。戦うと厄介だぞ?」
パンダ「それはでかい耳栓でわかるけど……」
狗巻「…………」ガシッ
敵2「なんだ貴様、離せ!戦いになるぞ!いいのか!」
狗巻「眠れ」ボソ
敵2「!!」
敵2「………………」スーーー
敵1「なにぃー!!」
敵3「呪禁は対策してるはずなのに!」
パンダ「耳栓してたって完全に音を遮断するわけじゃないだろ」
パンダ(その分骨伝導で耳元に直接声落とさないといけないけど)
敵1「クッ…仕方ない戦うか!背後を取られなければいい話だ!」
狗巻「ツナマヨ」ブンッ
敵1「おげっ」グキ
パンダ「棘は体術もそこそこやるぞ」
パンダ「……」ガシ
敵2「離せー!!」
パンダ「……うーん。なんだこいつら」
パンダ「?」
パンダ「なんだこれ?」ヒョイ
敵2「あ、か、返せー!!」 - 44二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:42:55
ガサガサガサガサ
虎杖「……………多くね?」
伏黒「……パッと見で三十数人前後ってとこだな」
虎杖「体型も覆面も服も全部同じだな」
敵「………………」
虎杖「タイミング見計らってね?」
伏黒「……数に任せて隙を突く気だな。虎杖、耳かせ」
伏黒「……」ボソボソ
虎杖「……了解!」
─────⬜︎スーーーーッ
⬜︎<緊急連絡緊急連絡、呪具を使う敵に注意。中身は嘱託式の簡易結界。隔絶した空間を作る妨害用呪具です。結界に近づけないよう願います>
伏黒「へえ。……つまりあいつらは俺らを抜けて呪具の位置に近付ければいいってことか」
虎杖「なにそれずるい」
虎杖「なら余計、さっさと倒さんとな」
伏黒「……脱兎」
ブワッ兔兔兔兔兔兎兔兔兔兔兔兎
敵「…くそッウサギが無数に!」
伏黒「……虎杖」
伏黒「あいつだ」
敵「!!」
兔兔兔兔兔兎兔兔兔兔兔虎杖兎兔兔兔兔兔兎
敵(ウサギ達磨から、さっきのやつが!!)
虎杖「……」ドカッ
敵「グェ」
虎杖「…気絶したら消えた。分身増やすやつだったんだ」
伏黒「分身じゃなくて幻覚っぽいな。脱兎がすり抜けてた」
伏黒「捕縛して次に備えるぞ。この程度だと思えないからな」
虎杖「もち!」
- 45二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:46:40
東堂「ところで」
東堂「ブラザーの兄ならば、当然この質問はしなければな」
脹相「?」
東堂「脹相よ、どんな女が好みだ?」
脹相「………………」
真希「…………」うんざり
東堂(ブラザーから聞く限りでは弟以外にあまり執着も興味も薄いようだが…少しは外に意識を向けるといいが)
東堂(あまりピンとこないようならブラザーの答えを教えてやろう)
脹相「………………」
脹相「……俺はあまり女を知らん。だから俺の認識の範囲でしか答えられんが…」
東堂「ほう」
脹相(時に俺を諭し助言を与え、悠仁のことで俺の背中を押してくれる…)
脹相「九十九のような女を、いい女というのだろう」
東堂「!!!!」
瞬間、東堂の脳内に溢れ出した 存在しない記憶
脹相『また喧嘩したのか?まったくお前たちは…飯でも食べて少しは大人しくしていろ』
脹相『お前が悠仁と仲良くしてくれて俺も嬉しい』
脹相『悠仁と俺は、戸籍が違うんだ。両親が複雑でな…俺はそれでも悠仁を大切な弟だと思っている』
脹相『悠仁が連れて行かれた!もう一緒に暮らせないと…!本当の家族の元で暮らすと…』
脹相『俺と共にいることが…本当に弟の幸せなんだろうか…』
脹相『葵…悠仁に伝えてくれ。お兄ちゃんはずっと悠仁のことが大好きだ、と』
脹相『おい、なんでそんな無茶を!お前に何かあったら悠仁が悲しむ…これは、悠仁からの手紙…?』
脹相『…なあ葵。悠仁がな、俺のことを本当の家族だと…お兄ちゃんと呼んでくれたんだ…また一緒に暮らせる。夢みたいだ…』
虎杖『ほらにいちゃんも』
脹相『あーん』 - 46二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:48:30
東堂「大親友のブラザーの兄…美味しいパスタ作った弟…か」涙ツーー
脹相「……なぜ空を仰ぎ泣く?」
真希「病気だからほっといていいぞ」
東堂「さすが俺の認めた男の兄だ…」フルフル
脹相「……それより五条がそろそろ作業には入る。俺たちはどう動く?何か決めていることはあるのか?」
真希「決めごとはないけど、あっちには近づくな。ワイヤー張ってるから」
脹相「ワイヤー?」
真希「便利でよく効く。待ち伏せにはもってこいだ」
脹相「わかった。それで、機械を奪われないように対応する、ということでいいか」
東堂「そうだが、どのみちあれら(重機)は動かせん。操られないように呪符も使ってる。盗むなら直接機体に触れて操作するか術式ぶつけるかだな」
東堂「機体を改造して操る術式、でもない限り俺たちが警戒する必要はあまりないはずだ」
脹相「わかった」
真希「……来ると思うか?」
東堂「来るだろう。すでに結界の方が襲われてるようだしな」
真希「にしちゃ遅いな」
東堂「五ヶ所も襲う場所があるんだ。本命以外にはハズレを当てて撹乱と陽動を狙うんじゃないか。よその被害が少なければ自分たちも油断するのが人の心理」
東堂「呪具を埋める作業は機械任せだぞ。地中深くに埋めたものを、人力で掘り起こすのは手間すぎる…重機を使うか、土に潜るかしないと……」
●
東堂「っ伏せろ!!」
東堂(三人、ブギウギが間に合わん!)
真希「なっ」
脹相「!」
●カッ - 47二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:53:47
伊地知「ここにいるみなさんは準一級か一級並み。数を集めても勝つのは難しいです。しかし場所と呪具を守るという条件であれば戦わず、巧妙な作戦次第では策が通ってしまう可能性もある」
釘崎「結界が破損したら全員道連れ死なのによくやるわ…頭おかしいんじゃないの」
伊地知「……本当に壊す必要はないからでしょうね。呪具と場所を占領して壊すぞ、と脅迫すればいい。万が一、結界が欠けてしまっても呪いが溢れる前に破損を修復する時間は、“練り出せる”……」
釘崎「?それじゃ別に神経質に守る必要なくない?」
伊地知「……いいえ。その場合五条さんが一部、呪具の代わりをすることになります」
伊地知(そのためのアクスタ……)
伊地知「五条悟が一定時間、または期間、完全に動けない状況を作り出す。敵の狙いはこれでしょう…そうなればその間に、様々な脅迫を縛りで結ぶこともできますから……」
釘崎「クソだわ」
伊地知「はい。なので絶対に、そんなことはさせません」
ゴオオオン
伊地知「!!」
釘崎「っなんの音…?重たい……」
伊地知「飛行班!」
⬜︎<機材置き場で爆発が発生。死傷者不明。現在確認中です>
釘崎「…………」
釘崎「ねえ、そろそろいいんじゃない。アタシもう我慢したくないんだけど…」
伊地知「……そうですね」
伊地知「……これを」コト
釘崎「……“どこ”のやつ?」
伊地知「範囲は地中の層に固定しています」
釘崎「なら十分。天罰下してやる」
伊地知(……彼女がこれから打つのは地中のみに限定した結界呪具。これらの呪具は繋がっている。その繋がりを利用して、彼女が自身の術式を使い、結界そのものに攻撃を行う。もちろん、、結界中に侵入した者にもダメージが行く)
伊地知「地上での戦闘は全て陽動の“囮”でしょう」
伊地知「本命はここです。釘崎さん、頼みます」
釘崎「任せて」
- 48二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:59:02
虎杖「……すごい音したけど、どっか爆発した?」
伏黒「連絡を待つぞ。罠かもしれない」
三輪「わわわ」
猪野「落ち着いて、場所を離れずにいよう」
パンダ「今のもお前ら?」
敵1「し、知らない!」
狗巻「答えろ」
敵1「なんも聞いてませぇん……」
真依「…………」
幸吉「……見にいくか?」
真依「……バカ言わないで」
東堂「……これは壁か」
真希「…血液?」
脹相「無事か?」
東堂「助かった」
真希「……何が起きたんだ?」
脹相「俺にもわからん。咄嗟に壁を作ったが、何かが爆発したように思う」
東堂「真希、機材を確認してくれ」
東堂「脹相、俺たちと離れずまた警戒を頼む」
脹相「わかった」
東堂「こちら東堂と真希、脹相。三名とも無事だ。怪我はない。今から事態の把握を行う」
真希「……機械類は全滅だな。エンジンも本体部分も全部壊されてる私らを狙った、ってよりこいつらを壊すのが目的みたいなやり口だ」
\ドンッバチバチバチ/
脹相「なんだ?土中で呪力が爆ぜる…」
真希「野薔薇だ。ってことはいたんだな、下にも」 - 49二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 06:01:15
釘崎「あー腕がジンジンする。」
伊地知「お疲れ様です。何か手応えを感じたらすぐに報告を…」
伊地知「……」ブーーー
伊地知「電話?誰から……」
伊地知「!?」
伊地知「め、冥冥さん!?……なぜこんな時に?
伊地知「切れてしまった…ここは電波が悪いから…」
伊地知(今この現場にいる私にかける理由はなんだ?)
伊地知「………仕方ない」
伊地知「すいません、釘崎さん。私は一度連絡のために山を降ります。降りると言ってもすぐ麓の休憩所までですので、何かあれば他の補助監に伝えてください」
簡易休憩所(電波あり)
伊地知「……あ、冥冥さんですか?」
冥冥「やあ、悪かったね。この忙しい時に。電話をとってくれて助かるよ」
伊地知「構いませんが、なんのようでしょう?」
冥冥「……虎杖くんは近くにいるかな?」
冥冥「彼に伝えてほしいと頼まれてね」 - 50二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 06:01:35
ここまでです
- 51二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 08:14:35
まさかの各持ち場ごとにバトルシーンが挟まって感動してるありがとうありがとう…
呪詞省略しない五条になんかグッときたし敵さんのバリエーション豊かで若干愛嬌あるのなんだよ好き
でも大親友のブラザーの兄…美味しいパスタ作った弟…に相当感情持ってかれて悔しい…歌うな! - 52二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:02:16
あ~盛り上がってしまう…!!各キャラの細かい描写がほんと好きでじっくり読みたい
好みのタイプ問答そうなんのかって笑うしなんか起こっちゃってるしナナミンの持ち場も気になるし冥さんの電話も気になるし - 53二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 12:29:34
うおおおお続き来てた!!!
それぞれの場所でそれぞれの戦いが始まってるのすごい!!!
それぞれこの戦いへの向き合いが見えてどれも好き…ありがとう…
お兄ちゃんと東堂はいつも通りで笑ってしまうけど九十九をいい女だと言うのいいな…
虎杖に伝えて欲しいのはなんだろう続きが楽しみすぎる