【超閲覧注意・独自設定】「聖域」と「墳墓」

  • 1二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:20:35

    (聖域についてはこちらから)

    【超閲覧注意・独自設定】「聖域」の日常|あにまん掲示板ここは、女モンスターが遺跡の衛士、ミラーナイトとして暮らしている「聖域」。男子禁制のこの場所では、今日も騎士達が主に忠誠を捧げている。bbs.animanch.com

    ここは、女モンスターが遺跡の衛士、ミラーナイトとして暮らしている「聖域」。

    男子禁制のこの場所では、今日も騎士達が主に忠誠を捧げている。


    ある日のこと、この聖域に、珍しい来訪者が来ていた。

  • 2二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:26:00
  • 3二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:42:33

    >>1

    巫女「ここが、例の・・・。」

    来訪者は、女性の神官だった。彼女はこことは別の世界から、助けを求めにやって来たという。彼女は砂漠都市の巫女で、王が治める土地で、神の神託を民に伝えるのが仕事だという。

  • 4二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:44:22
  • 5二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:47:46

    >>3

    イムセティ「巫女よ、良いか、粗相の無いようにな。」

    巫女「は、はい。」

    巫女とイムセティは神殿に入る。すると

    巫女「き、きゃあ!」

    イムセティ「どうしたのだ!…何だ、安心せよ、巫女よ、これは棺の様なもの。動いたりはせぬ。」

    巫女「し、しかし…裸で…」

    イムセティ「まあ、そなたは若いしな。気持ちは分からんでもない。」

    すると現れたのは。

    アイ「貴方がお客様ですね。ご主人様の所へご案内致します。」

    巫女「ありがとうございます。」

    イムセティ「かたじけない。感謝します。」

  • 6二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:52:14

    >>5

    冥神「おお。其方はかのホルスの・・・。珍しいな。何があったのだ?」

    神殿からやって来たのは、聖域の管理者、閉ザサレシ世界ノ冥神。イムセティと巫女は、冥神に事の次第を話す。

    イムセティ「異界の神よ。どうか、我らに助力を願いたい。」

    巫女「実は、我らの国に、悪しきものが攻め入りつつあるのです。」

    巫女が語ったところに寄ると、太古に悪逆の限りを尽くした女王が復活し、イムセティ達を脅かしているという。

  • 7二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:15:22

    >>6

    巫女「その者の名は、アスタルス。かつて、初代のファラオと争っていた、暴虐な女王です。」


    王の記憶

    これは、今の砂漠都市国家が出来上がる前のこと。この地を治めていた女王は、暴虐の限りを尽くしていた。

  • 8二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:23:13

    このレスは削除されています

  • 9二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:31:59

    >>7

    女王は暴虐の限りを尽くした。

    民からは税を搾り取り、自らを持ち上げる者だけを高官にし、さらに気に入った者は男女問わず後宮にいれだ。次第に政治を疎かにし、ただただ後宮で欲に溺れる生活を続けた結果、ついに重税と飢饉に耐えかね、反乱が起きた。

    初めは楽観視していた女王だったが、次々に部下が離反した結果、最後には女王は捕らえられてしまった。そして、最後には生きたまま、後宮の愛人と共に棺に入れられてしまった。

    これがアスタルスの破滅の話である。

    しかし今、何者かが、その封印を解いてしまいったらしい。

    アイ「一体誰が…」

    イムセティ「恐らく、墓荒らしの類だろう。」

    冥神「エルドリッチやドーハスーラが聞いたら憤慨しそうな話だな。」

  • 10二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:34:42

    アイ「悪逆の限りを尽くした女王…ですか。」
    マイ「気になりますね…」
    鏡ハスキー「それで、その後は…」
    巫女「女王は強大な力を使い、勢力を広げつつあります。中には女王の手駒になってしまった者たちも…」
    イムセティ「現在、何とか食い止めているがこのままでは危うい。そこで歌織というものから話を聞き、この地を教えてもらったのだ。」
    冥神「なるほど…」
    鏡ハスキー「歌織さん、大人気ですね。」
    イムセティ「どうだろうか、我らに助力願えないだろうか。」
    すると奥から何者かが姿を現した。巨大な蛇神、ゲーだ。
    巫女「ひ、ひいいいい。」
    ゲー「安心せよ、異界の巫女よ、我はゲー、この聖域の主である。」
    巫女「そ、そうなのですか?」
    ゲー「そなた達の話は聞かせてもらったが…ふむ…どうすべきか…」
    冥神「ミラーナイトはこの聖域より、離れた異世界へは危険過ぎるし…」
    ゲー「かと言ってレプティレス達は見た目がなあ…」
    巫女「そんな…」
    イムセティ「どうにかならないのですか?」
    冥神「ふむ…誰か適任は…いや、いるぞ。アイよ、女王の元に向かってくれ。女王の宮殿には多くの魔法使いがいるはずだ。必ずや力になってくれる事だろう。ハスキーよ、元の身体に戻り、客人とアイを連れ、魅惑の女王の宮殿へと向かうのだ」
    アイ「分かりました。」
    そしてハスキーとアイは異世界のイムセティと巫女と共に魅惑の女王の宮殿へと向かった。

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:45:33

    >>10

    魅惑の女王「まあ。珍しい客人ですわね。」

    マイン「アイ。貴方が来たと言うことは、そういうことなのですね。」

    女王の城にやって来たアイとハスキー。そして、イムセティと巫女。彼女達と魅惑の女王は、話をすることになった。

    魅惑の女王としても、異世界の出来事には興味芯々だったのだ。

    魅惑の女王「なるほど。そのアスタルスとやらも、十分驚異ね。放置したら、こっちまで危なくなるかも。」

  • 12二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 22:01:01

    >>11

    アイ「そこで女王様にご助力をいただきたいと。」

    魅惑の女王「なるほど。分かりました。では彼女を呼びましょう。」

    女王がそう言うと出てきたのは。

    キウイ・マジシャン・ガール「お呼びになりましたでしょうか。」

    魅惑の女王「実はこの者達の世界が危機に瀕している様子。あなた達マジシャン・ガールズの力を貸して欲しいのですができますか?」

    キウイ・マジシャン・ガール「はっ、流石にベリーは無理ですがアップルとレモン、それから私とチョコは行けます。後はブラック・マジシャン・ガールにも伝言をしておきましょう。」

    魅惑の女王「ありがとう。どうかお願いね。」

    キウイ・マジシャン・ガール「はっ!」

    イムセティ「女王陛下、感謝致します。」

    巫女「このご恩、決して忘れません。」

    アイ「皆様、良かったですね。」

    ハスキー「ええ…」

    イムセティ「それでは早速、向かいたいと思います。皆様、宜しいでしょうか。」

    キウイ達『はい、よろしくお願いします。』

    イムセティと巫女は共同で魔法陣を展開する。すると、魔法陣より、イムセティと巫女の世界に繋がるが現れた。

    イムセティ「これを潜れば我々の世界です。」

    アイ「皆様、どうかご武運を…」

    マジシャン・ガールズ「はい、必ずや吉報を!」

    そしてマジシャン・ガールズとイムセティ、巫女は門をくぐっていった。

    ハスキー「皆様、行かれましたね。」

    アイ「ええ、では聖域に戻り、皆様の様子を見ましょう。」

    魅惑の女王「ええ、お願いします。」

  • 13二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 22:22:59

    >>12

    墳墓時空にて


    ハーピ「おお戻ったか、イムセティ。」

    イムセティ「皆の衆。留守居の任、大義であった。「聖域」なる時空から、援軍を連れてきた。」

    ブラックマジシャン・ガール「宜しくお願い致します。」

    ハーピ「かたじけない。早く祭壇に向かおう。」

    ホルスの子息達は、マジシャン・ガール達と共に、祭壇に向かっていた。


    マハード「おお、イムセティ殿。ちょうど良いところに。」

    マハードの祭壇には、アスタルスの配下であろう亡霊がいた。数は数十ほどと少ない様子。

  • 14二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 22:49:11

    >>13

    キウイ・マジシャン・ガール「この程度ならば!」

    レモン・マジシャン・ガール「一気に焼き払いましょう!」

    キウイとレモンが光弾を放つ!

    亡霊「ぐわぁッ!」

    亡霊達は一気に薙ぎ払われてしまった。

    レモン・マジシャン・ガール「よし、やりました。」

    キウイ・マジシャン・ガール「ですがここは危険、早く安全な所へ!」

  • 15二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 23:44:11

    >>14

    マハード「ああ。協力感謝しよう。」

    マハード達は、一旦王の墳墓まで退いた。

  • 16二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 23:56:09

    >>15

    キウイ・マジシャン・ガール「しかし、ここまで押し寄せて来たとは…」

    マハード「ああ、奴らは恐らく、ファラオの力を狙って来たのだろう。今は何とか凌げているが…」

    イムセティ「だが、街も心配だ。マハードよ、ここは我らに任せ、街の様子を見に行ってくれるか?」

    マハード「分かった。ホルスの神官達よ、頼んだぞ。」

    ブラック・マジシャン・ガール「では、私もお供致します。」

    すると墳墓に何者かが駆けつけて来た。

    マナ「マハード様、大丈夫でした…って…ええええ!」

    マハード「どうしたのだ、そんな素っ頓狂な声をだして。」

    マナ「だ…だって…私とそっくり…」

    ブラック・マジシャン・ガール「成る程、確かに言われてみれば…」

  • 17二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 08:53:27

    >>16

    どこかの遺跡


    アスタルス「ホホホ。永き眠りから覚めたと思えば、かような世界であったとはなぁ。」

    アスタルスは、太古の遺跡にいた。彼女の周囲には、従者となった盗掘隊がいる。彼らは復活の際に魂を吸われて、意思無き傀儡となったのだ。

    アスタルス「さあ、お前達。妾に相応しき姿に仕立ててやろう。」

    アスタルスの視線の先にいたのは、dice1d10=8 (8)

    とその使い手だ。

    1.LL 2.ドレミコード 3.月光 4.エクソシスター 5.ドラゴンメイド

    6.幻奏 7.WW 8.ウィッチクラフト 9.トリックスター 10.ドラグマ

  • 18二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 09:43:48

    >>17

    彼女はウイッチクラフトの使い手であり、この世界では考古学の研究者の1人だ。

    今回、彼女は盗掘隊と共に遺跡の調査にあたっていた。

    その調査中に彼女達はアスタルスに襲われてしまったのだ。

    アスタルスは盗掘隊の中から見た目麗しい者を選別し、隊に加え、そうでないものは容赦なくアンデットに変えていった。

    女「…」

    ハイネ「…」

    エーデル「…」

    ジェニー「…」

    ウイッチクラフト達はアスタルスによって物言わぬ傀儡とされていた。

  • 19二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 10:01:58

    >>18

    アスタルス「それ、受け取るが良い。女王直々の下賜であるぞ。」

    すると、ウィッチクラフトと、その使い手の体を、包帯が包み込む。

    ウィッチクラフトと使い手「「あ…………♥️」」

    彼女達が巻かれた瞬間、快感が襲う。

  • 20二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 16:50:37

    >>19

    ハイネ「ハァアン♥️」

    エーデル「アアアアッ♥️」

    女「アアアアアアッ♥️」

    包帯から与えられる快感に、ウイッチクラフトと使い手は堪らず悶えていた。

    ウイッチクラフトと使い手に巻き付いた包帯はやがて踊り子が着るような露出度の高い服へと変化していった。

    女「偉大なる女王様、我らは女王様の使い魔として生まれ変わりました。さて、なんなりとご命令を。」

    女が女王の前でそう宣言した。

    ウイッチクラフト達も女と同じ様に跪いた。

    アスタルス「ではそなたらに命じよう。我を楽しませよ。」

  • 21二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:38:49

    このレスは削除されています

  • 22二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:40:08

    女達「はい。畏まりました、女王陛下。」

    女とウィッチクラフトは、アスタルスに舞いを披露し始めた。その様を見て大いに笑っていた。


    そして、アスタルスの遺跡の奥では、

    dice3d10=4 7 4 (15)

    が、包帯に包まれた状態で、何かのオブジェと一体化していた。

    1.LL 2.ドレミコード 3.月光 4.エクソシスター 5.ドラゴンメイド

    6.幻奏 7.WW 8.閃刀姫 9.トリックスター 10.海晶乙女


    >>20

  • 23二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:42:27

    >>22

    (重複の為再抽選)

    dice1d8=8 (8)

    1.LL 2.ドレミコード 3.月光 4.ドラゴンメイド 

    5.幻奏 6.閃刀姫 7.トリックスター 8.海晶乙女

  • 24二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:44:14
  • 25二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 19:03:45

    アスタルスは舞を踊った者たちを従え、奥に向かった。
    そこには棺が並んでいた。
    アスタルス「さあ、皆、目覚めよ。新たなる仲間が加わったぞ!」
    アスタルスが号令をかけると棺が開く。
    棺から現れたのはエクソシスターとそれを従えた女(歌織とは別人)、WWとそれを従えた女、そして海晶乙女とそれを従えた女達だ。
    棺はそれぞれの姿を模したものであり、その衣装は、ミイラと言うよりはやはり踊り子の様な姿をしていた。

  • 26二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 20:41:26

    >>25

    エクソシスターの女「まあ。あなたも、ご主人様に選ばれたのですね?」

    WWの女「嬉しいですわ。ご主人様のしもべが増えて。」

    海晶乙女の女「一緒にご主人様に尽くしましょうね。」

    踊り子のような3人は、アスタルスが見繕った者達だ。彼女達もまた、女王の毒牙にかかった犠牲者だ。

    良く見ると、彼女達の又には、男の一物と、自身を模した器具が、まるでオ○ホのように竿を守っている。この器具は肉体の魂が変じたものだ。

  • 27二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 20:52:19

    エクソシスターの女「(ああ…この様な姿に…)」
    WWの女「(誰か、誰か助けて…)」
    海晶乙女「(うう…こんな無様な姿を晒すとは…)」
    3人の女の魂は何も出来ず、ただ、ケースとしての役割を果たすだけだった。
    エクソシスターの女「あら?あなたも生えているのね。」
    3人の女達はウイッチクラフトを従えた女の下半身に注目した。そこには3人の女達と同じ様に、男のモノがあった。
    WWの女「そうね。あなたも私達と同じになりましょう。」
    エクソシスターの女「マルファ、例の物を。」
    女がそう言うと、マルファは言葉を発する事なく、何かを持ってきた。それは3人の女達がしている物の原型みたいな姿をしていた。
    海晶乙女の女「これをあなたの一物に装着しましょう。そうすると凄まじい快楽と共に、本来の魂がここに移動するわ。」
    そう言うと海晶乙女の女はウイッチクラフトの女の一物にそれを装着する。女は凄まじい快楽に襲われた。

  • 28二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 21:12:37

    >>27

    ウィッチクラフトと使い手「「アアアアアアアアアアアアアアア♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️」」

    女達の絶叫がこだまする。すると、竿を覆っていた器具が変化した。それは、ウィッチクラフトと、その使い手の女達の姿になったのだ。

    ウィッチクラフトの女「御主人様。魂の剥離、及び封印の施術が完了しました。只今より、ウィッチクラフト一同は、御主人様のしもべとなります。」

    勃起した一物に刺さる、己の分身を見せびらかす様に、ウィッチクラフトの女はアスタルスに敬礼する。そして、彼女達の背後には、専用の棺が出来上がっていた。

  • 29二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 22:14:09

    >>28

    アスタルス「ふふふっ、なんとも滑稽だこと。まあいいわ、あなた達は私からの命があるまで棺で待機なさい。あっ、エクソシスターの使い手は私のもとに、今日は貴方が夜伽の相手を勤めなさい。イレーヌと言ったっけ?あの娘も一緒にね。」

    エクソシスターの女「はっ、身に余る光栄です。」


    その頃、マハードとマジシャン・ガールズは街を目指していた。その道中、甞て街の有力者だった男とその妻をしている月光蒼猫に会った。

    元貴族「おお、そなたは。」

    マハード「ん、確かそなたは…どうしたのだ?」

    元貴族「実は街の様子が気になってな、様子を見に来たのだ。」

    蒼猫「ええ、街が何者かの襲撃を受けたと聞き、居ても立ってもいられず、こうして2人で様子を見に来たのです。」

    キウイ「そうですか…しかし2人だけでは危険です。私達と行動を共にしませんか?」

    元貴族「良いのか?恩に着る。」

    蒼猫「ありがとうございます。」

  • 30二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 22:29:19

    >>29

    貴族達が街に着くと、既に自警団と衛兵達が、亡者の対処をしていた。既に大部分は、ドゥアムテフとケベンゼヌフが対処しており、中には、青眼の者の姿もあった。

    イムセティ「済まぬ!祭壇は取り戻せた!これより加勢する!」

    ドゥアムテフ「おお、イムセティ!遅かったではないか!」

    ケベンセヌフ「よし、これで打開が出来るぞ!」

    青き眼の乙女「ありがとうございます。さあ、反撃に出ましょう!」

    街を襲っていたのは、鎧を纏った骸骨だった。かつて、アスタルスに従っていた者達という。

  • 31二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 08:54:30

    >>30

    ブラックマジシャン・ガール「私達も加勢します!」

    マジシャン・ガール達も加勢し、街で暴れる骸骨達は退けることが出来た。

    近衛兵「マハード様。ご無事で何より。ホルスの子息様方も、感謝致します。」

    マハード「ああ。主は無事か?」

    近衛兵「はい。安全な場所に待避させましたので。」

  • 32二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 09:11:55

    >>31

    マハード「しかし恐ろしいな…古代の女王か…」

    近衛兵「街にもアンデットが現れるとは…」

    マナ「早く何とかしないといけませんね。」

    蒼猫「どうやら人に被害は無さそうです。ただ、建物は幾らか破壊されたみたいですが…」

    元貴族「そうか…まあ、人に被害が無かったのは幸いだな。」

    ブラック・マジシャン・ガール「しかし、これからどうしますか?」

    アップル・マジシャン・ガール「女王を叩く…と言っても場所が分からないですし…」

    イムセティ「そうだな…居場所が分からない以上、こちらからも動きようがない。」

    巫女「あの…宜しいでしょうか。」

    イムセティ「どうなさいましたか?」

    巫女「墓守達を頼られては。彼らは古の伝承にも詳しいですし、女王についても何かを知っているかもしれません。」

  • 33二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 09:34:18

    >>32

    イムセティ「なる程、ネクロバレーか。確かに、そこに向かえば、手がかりが掴めるかも知れぬ。」

    マハード「わかった。ネクロバレーに向かうとしよう。」

    青い眼の乙女「街は私達、青眼の一族が守るわ。」

    元貴族「私も残ろう。かつての禊もあるし、何より私の愛した街だからな。」

    こうして、マハードとホルス、そしてマジシャンガール達は、王家の谷へと向かうこととなった。


    一方、聖域では

    ミイ「これが、王の墳墓・・・。」

    マイ「笑顔の棺が、いっぱい・・・。しかも、男女問わず・・・。」

    アイ「御主人様。この棺達は、なぜ笑っているのでしょうか?」

    イムセティが持ってきたという、墳墓の記憶を眺めていた。というのも、イムセティの時空では、この墳墓自体が、聖域のような役割をもっていて、スピリッツ・オブ・ファラオが管理しているという。もっとも、あの時空の魔力と、オレイカルコスの結界との相性は、良くないようで、事実、墳墓の衛士達は、ファラオのしもべの様な格好になっていた。これが、聖域でいう、ミラーナイトの様な役回りなのだろう。

  • 34二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 10:14:23

    >>33

    冥神「まあ、聖域といっても様々な形があるしな。」

    ゲー「確か以前ら彼の地ではドラグマの生き残りが大規模な騒ぎを起こしたとのことだ。幸い、事件は無事に解決し、今はファラオ共々眠りについているそうだ。」

    マイ「ここでは、男の人が守っているんですね。」

    冥神「正確にはファラオの従者だな。実際にはファラオは霊体であり、余程の事がなければ力を貸さないから実質的な管理者はホルスと呼ばれる神官達になるな。」

    ゲー「彼の地は強大な力を持つものや強大な力が秘められている地や物が多いからな。それ故に様々な物から狙われやすいのだ。」

    ミイ「そうなのですね。」

    冥神「さて、彼らの様子をこちらからも見よう。場合によっては手助けもしないとな。」

    ゲー「どうやらネクロバレーに向かっているみたいだな。」

  • 35二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 10:57:56

    >>34

    その頃、アスタルスは、エクソシスターとその使い手と交わっていた。

    アスタルス「どうじゃ?妾の分身は、格別であろう?」

    エクソシスター使い「はい♥️格別ですわ♥️御主人様♥️」

    エクソシスター達「あぁあん♥️御主人様♥️ありがとうございます♥️」

    アスタルス達が居るのは余興の間。そこには、10人の女従者が居た。彼女達も、アスタルスの傀儡で、ある共通項で呼ばれたようだ。

    それは、全員がdice1d10=10 (10)

    の使い手であったからだ。

    1.ハーピィ 2.ドレミコード 3.六花 4.エクソシスター 5.ドラゴンメイド

    6.アロマ 7.ティアラメンツ 8.閃刀姫 9.トリックスター 10.アマゾネス

  • 36二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 11:00:39

    >>35

    アスタルス「さあ、お前達。妾を楽しませよ。」

    女従者達『『『はい。畏まりました。御主人様。』』』

    従者達は、自身の使い魔であるアマゾネス達を召喚させると、使い魔と共に笑顔でTの字になり、天井に吊るされた。

    そして、使い手はくるくる回り始めた。そして、その回りを惑星のように、アマゾネス達が自転しながら使い手の周りを公転していた。

  • 37二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 12:45:42

    >>36

    アスタルス「ふむ…悪くはないが…」

    アスタルスはやや不満げだった。

    すると何かを思いついた様に意地の悪い笑みをうかべるとこの様に命じた。

    アスタルス「聞けばこの中に3名ほど処女がいるそうではないか。名乗りを上げよ。」

    アスタルスがそう言うと、3人の女が名乗り出た。

    続いてアスタルスはアマゾネスの中から聖戦士、賢者、そして斥候を選ぶとこう命じた。

    アスタルス「そなたら、この3名の処女をその一物で貫くがよい。自らの使い魔に貫かれるのだ。本望であろう?」

    アマゾネスの使い手達「「「はい、パートナーに処女を捧げるのなら本望です。さあ、早く♥️」」」

    3人の女達は四つん這いになり、アマゾネス達のものを受け入れる準備をした。

  • 38二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 14:22:50

    >>37

    斥候「では、参ります、マスター。」

    聖戦士「どうぞ、我が一物をお受け取り下さい。」

    賢者「さあ、今こそ本懐を遂げる時。」

    3人は、自身の使い魔に、大事な純血を捧げていた。

    アマゾネスの使い手達『はああああん♥️♥️♥️』

    悦に浸る使い手達。

    その様子を眺めていた聖域のアマゾネス達は、憤慨していた。

    鏡アマゾネス女帝「………………、あの者達。正気に戻ったら、再教育だな。」

    アイ「女帝様。まあ、気持ちは分かります。あれでは滅びも早まりましょう。」

  • 39二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 15:37:03

    鏡マルファ「まあ…気持ちは分かる…」
    鏡アマゾネスの聖戦士「自身ではないとはいえ…あのような姿を見るのは…ちょっと…」
    鏡アマゾネスの斥候「私も辛い…」
    鏡アマゾネスの賢者「本意でないとはいえ…同じ姿をした者の醜態を見せられるのはなんとも嫌なものですね。」 
    鏡アマゾネス女帝「ただ見ているだけなのが実にもどかしいな。」
    冥神「まあら仕方があるまいて。さて、どうやら皆は無事にネクロバレーに着いたみたいだな。」

  • 40二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 15:54:12

    >>39

    墓守の大神官「おお、マハード様にホルスの子息達。よくぞここへ参られた。」

    ネクロバレーにいたのは、墓守の一族。彼らは墳墓とは別の形で、王家の墳墓を守っている。

    マハード「突然の来訪になりまして、申し訳ありません。本来ならば、王も伴う予定でしたが、事が事ですので。」

    墓守の祈祷士「心得ています。されど、イムセティ様も同伴であるならば、それは王が認めたも同然。どうぞ、輩もお入り下さい。」

    キウイマジシャン・ガール「は、はい。ありがとうございます。」

    墓守の祭壇に訪れたマハード達。そこでは、今回の騒動について詳しい話を聞かされた。

    墓守の大神官「さて、そなたらが来たと言うことは、例の女王についてだろう。かつて砂漠都市を支配していた、悪逆無道の暴君の事だ。」

  • 41二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 16:48:58

    >>40

    イムセティ「暴君…と…」

    大神官「左様、彼の者は夫であった王を弑逆し、自らが王となった後暴政を敷き、民を苦しめた。その後、虐げられた者たちが反乱を起こし、特別な棺に封じられたのだが…」

    墓守の霊術師「何者かが盗掘の際に棺の封印を解いてしまったのです。」

    マハード「なんと言う事だ…」

    キウイ・マジシャン・ガール「それで、その封印を解いた張本人は…」

    墓守の長「確か異国から来たものだったな。ハーピィなる魔物を従えた魔術師だった。」

    墓守の偵察者「その者もどうやら操られてしまった様だ」

    墓守の司令官「全く…死者の眠る地を荒らすなどそれがどれだけ不敬なことであるか子どもでも分かるというに…。」

    ブラック・マジシャン・ガール「そうですね。」

    墓守の大神官「恐らく女王は自らが封印された地を根城としている可能性が高い。ただ道のりは険しく、途中にある街には既に女王の手に落ちた所もある。それに今日は既に日も落ちた。」

    墓守の番兵「皆様、本日は我が地にてお休み下さい。はやる気持ちは分かりますが、せいては事を仕損じます。」

    イムセティ「かたじけない。ではご厚意に甘えるとしよう。」

  • 42二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 17:57:43

    >>41

    かくして、この日はネクロバレーで過ごす事になったマハード一行。


    その日の夜。

    マナは奇妙な夢を見た。夢の中で男の声が響く。それはかつて、マナに憑依していた先王のものだった。

    夢の声『マナよ。厄災を払うには。黄金櫃を探すのだ。手がかりは、静寂。歯車。魔術師。そして、破壊の権化。』

  • 43二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 18:31:57

    >>42

    マナ「黄金櫃…」

    先王『そうだ、黄金櫃の力…それがなければ闇を祓うことは出来ぬ。』

    マナ「分かりました…しかしどこに…」

    先王『恐らくはネフティスを祀る民が何かを知っているやもしれぬ。彼の者を尋ねるのだ。』

    次の日、マナは夢で見た事をマハードに話した。

    マハード「成る程、黄金櫃か…」

    墓守の霊術師「ネフティスを祀る民ならばこの近くにおりますが…」

    墓守の長「彼女達は外部との接触をほとんどとらず我々の話を聞いてくれるかどうか…」

    マナ「それでも行くしかないのです。どうでしょうか。」

    イムセティ「ふむ、ではマナよ巫女と共にネフティスの民の元に向かってくれ。」

    キウイ・マジシャン・ガール「道中には何があるか分かりません。私も同行致します。ブラック・マジシャン・ガール。後は任せました。」

    ブラック・マジシャン・ガール「ハイ!分かりました。」

    こうして、二手に分かれることになった。

  • 44二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 20:18:57

    >>43

    先王の齎した手掛かりは、聖域にも伝えられた。

    冥神「成る程。光の黄金櫃か。それならば、あの厄災を祓えるかもしれぬな。」

    アイ「ご主人様。光の黄金櫃とは、どういうものでしょうか?」

    冥神「ある伝説の決闘者が使っていたという代物だ。」

    ゲー「より正確には、「戦いの儀」という試練で使われた遺物だ。恐らく、先王の意味するのは、その決闘者が、試練で使った使い魔のことであろう。」

  • 45二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:23:35

    >>44

    ゲー「確かに、かの力であれば女王を沈められるやもしれぬな。彼の者の力を我はよく知っている。」

    冥神「そうか…あなたは…」

    ゲー「まあ…こことは違う世界のことだ、気にするな。」

    二手に分かれ旅立ったマハード達だがその様子は既に女王の知るところであった。

    アスタルス「ふむ…こやつらは確か…」

    ハーピィの使い手「街を襲撃したものを蹴散らした者達です。」

    アスタルス「そうか…よし、そなたはあのマナと言う者たちをハーピィと共に襲撃せよ。」

    ハーピィの使い手「ハッ」

    アスタルス「神官共はそうさなあ…エクソシスター達に任せるか。」

    エクソシスターの使い手「ハッ」

  • 46二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:48:58

    >>45

    マナとマジシャン・ガールズは、ネフティスの郷に向かっていた。ネクロバレーとほど近いため、行く事自体は容易かった。

    アップル「なる程。マナさんは、ブラックマジシャン・ガールのご先祖様のようなものなのね。」

    マナ「はい。まさか、私の生まれ変わりに出会えるとは思いもしませんでした。」

    ブラックマジシャン・ガール「はい。それに、マハードさんも、どこか師匠と雰囲気が似ていたんですよ。」

    そして、もうすぐ郷に着こうかとしたところで、マナ達を突風が襲う。

    マナ「きゃあ?!」

    キウイ「あれは、ハーピィ?!」

    見るとそこには、数多のハーピィを従えた女が居た。

    ハーピィ使い「そこまでよ。貴女達に御主人様の邪魔はさせないわ。行きなさい、ハーピィ達!!」

    女は万華鏡を使い、ハーピィ達を増殖させる。あっという間に、マナ達の人数を遙かに超えるハーピィ達が現れたのだ。

  • 47二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:50:40

    >>46

    キウイ「くっ…数が多い!」

    アップル「きゃあああっ!」

    レモン「アップル!」

    ハーピィの1体がアップル・マジシャン・ガールを連れ去ろうとしていた。

    チョコ「しまった!」

    ハーピィ使い「ふふふっ、この子は頂いて…」

    その時だった。

    キウイ「あれは…」

    ネフティスの鳳凰神「クエエエエッ!」

    紅蓮の炎を纏った神鳥…ネフティスの鳳凰神がアップルを捕まえていたハーピィ・レディを焼き払った。

    ハーピィの使い手「くっ…ネフティスが出てくるなんて…ここは退散させてもらうわ!」

    ハーピィが焼き払われた事で落下していくアップル。

    アップル「うわああああっ!」

    キウイ「危ない!」

    しかし、キウイが魔法を使う事で無事に着地できたようだった。

    アップル「ありがとう…助かったー。」

    キウイ「いえ、あなたが無事で良かったです。」

    マナ「あれは、ネフティスの鳳凰神…」

    ネフティスの導き手「どうやら、皆様ご無事ですね。私はネフティスの導き手、先ほど我らが主より啓示がありました。」

    ネフティスの語り手「皆様、どうぞこちらへ。」

    ネフティスの語り手達に案内され、マナ達はネフティスの集落へと向かった。

  • 48二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:14:45

    >>47

    巫女「ありがとうございます。」

    マナ「助かりました。」

    マナ達が訪れたネフティスの郷では、緊張した雰囲気だった。

    ネフティスの導き手「皆様は恐らく、厄災の対処の手がかりを求めているのでしょう。」

    巫女「はい。突如復活した、暴君・アスタルスの封印のためです。」

    ネフティスの語り手「あれは、我らにとっても驚異。私達も協力しましょう。最も、表だっては出来ませんが。」

    すると、祈り手がやって来た。どうやら、黄金櫃の手掛かりのヒントをくれるそうだ。

    ネフティスの祈り手「神託はこうでました。〈光求めし者。「時の沈黙」と「未来への沈黙」を見届けるべし。〉とのことです。」

  • 49二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 09:26:24

    >>48

    巫女「それは今はどこに…」

    ネフティスの祀り手「ここより先に『沈黙の魔術師』が住む地があります。恐らくですがそこに黄金櫃の手がかりが…」

    マナ「分かりました。彼の地へ向かいましょう。」

    ネフティスの繋ぎ手「皆様、彼の地までは距離があります。よって」

    繋ぎ手は目を閉じ、祈り始めた。すると空に炎が浮かび上がる。

    やがて炎は鳥の形となり、誕生したのは…

    ネフティスの蒼鳳神「クエエエエッ!」

    ネフティスの繋ぎ手「蒼鳳神様が皆様を彼の地まで運んでくださるそうです。さあ、皆様、背にお乗り下さい。」

  • 50二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 10:09:31

    >>49

    巫女「畏まりました。ネフティスの皆様。ありがとうございます。」

    こうして、マジシャン・ガール達は、サイレント・マジシャンのところに向かう事になった。


    一方、ネクロバレーでは

    イムセティ「ほう。王家の谷逃げた悪霊を退治したい、と。」

    エクソシスター使い「はい。私達も、妥当暴君の為、助力したいのです。」

    エクソシスター使いの女が、イムセティと話していた。しかし、イムセティは、目の前の女性の違和感を感じ取っていた。

    イムセティ(この者、語気と眼に生気がない。恐らく、暴君の傀儡だな。)

  • 51二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 10:52:42

    >>50

    マハード「(どうなさいますか?ここで…)」

    イムセティ「(いや、ここではマズイな。それよりも利用しよう。)分かりました。では悪霊の場所に向かいましょう。」

    エクソシスター使いの女「ありがとうございます。悪霊の根城は私が知っております。さあ、向かいましょう。」

    マハード「分かった。」

    そう言うとマハードとイムセティ、エクソシスター使いとエクソシスター達は悪霊の住処へ向かった。

    その様子を水晶から見ているアスタルス「フフフ…良いぞ。さあ、神官どもを一網打尽にしてくれる。」

  • 52二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 11:26:42

    >>51

    エクソシスター使い「こちらです。ここに、悪霊達が巣くっています。」

    エクソシスター使いが連れてきたのは、廃村のような雰囲気の場所だった。そこには、アスタルスの呪いで、悪霊と化した住民が彷徨いていた。

  • 53二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 12:23:16

    >>52

    マハード「これは…」

    イムセティ「いったい…!」

    エクソシスターの使い手「話は後です。さあ、早く!」

    使い手は配下のエクソシスターに命令を下す。

  • 54二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 12:55:48

    >>53

    エリス「さあ、参りましょう。」

    イムセティ「ああ。まずは目先の脅威を排除せねばな。」

    エクソシスター使い(フフフ。うまく行きました。後は下僕と共にあの者らを………!)

    どうやら、エクソシスター使いは、配下と一緒に、村人を扇動し、除霊のゴタゴタに乗じて、イムセティとマハードを廃しようしているようだ。

  • 55二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 13:51:01

    >>54

    マハード「まあ、このくらいなら問題は無いな。」

    イムセティ「そこまで大規模なものでは無いしな。」

    エクソシスターの使い手「えっ?」

    マハードとイムセティが何らかの詠唱を始める。すると地面に見たこともない紋様が浮かび上がり、そこから黄金の光があふれた。その光に触れると、悪霊達は急激に苦しみだし、やがて1人残らず消滅していった。

    エクソシスターの使い手「お、お見事にございます。これがあなた達の国の除霊法なのですね。」

    マハード「この地は豊富な魔力に溢れているのでそれを狙う死者達も多いのです。」

    イムセティ「まあ、多くの死者はその中でも力ある者に従うがそうでないものはこの様に暴れ回るのだ。それを冥界に送るのも我らの仕事だ。」

  • 56二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 15:11:52

    >>55

    エクソシスター「お、お見事です。では、参りましょうか。」

    しかし、イムセティは女の違和感を見逃さなかった。

    イムセティ「どうした?事が崩れて臆した様な顔をしているぞ?」

  • 57二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 19:05:35

    >>56

    エクソシスター使い「な、何でもありません!さあ、進みましょう!」

    エクソシスター使いは、はぐらかす様に先に行かせようと促す。

  • 58二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 19:27:27

    >>57

    エクソシスターの使い手「(まさかあそこまでとは…)」

    使い手は焦っていた。強打な存在だとは思っていたがここまでとは思わなかったからだ。

    エクソシスターの使い手「(ですが次はきっと)さあ、こちらです。」

    使い手とエクソシスター達に先導され、マハード達は次の場所へ向かう。

    すると…

    イムセティ「さて、茶番は終わりだな。そなたには反省して貰おうか。」

    エクソシスターの使い手「へっ…」

    突然、彼女の足元に魔法陣が現れたかと思うと、彼女は光に包まれ、消えてしまった。

    マハード「彼女はいったい…」

    イムセティ「ああ、我らが訪れた世界に送った。あそこで頭を冷やして貰おうと思ってな。」

  • 59二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 20:42:34

    >>58

    マハード「そうか。あの者は向こうに任せるか。」

    すると、イムセティは何かを見つけた。どうやら、この村は、とある遺跡を守るための集落だったようだ。

    イムセティ「これは、何かの模様か?まるで歯車のようだが。」

    マハード「もしや、黄金櫃の手がかりか?」

    二人の前には大きな歯車の扉がありそれぞれ「G」「Y」「R」の文字が書かれていた。

  • 60二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:03:05

    >>59

    マハード「これは…ひょっとしたらマナの…」

    イムセティ「可能性はあるな。」

    マハード「しかし、これはどうやったら開くのだ…」

    イムセティ「少し集落を捜索してみるか。」

  • 61二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:21:02

    >>60

    そして聖域では、先程のエクソシスター使いが転送されていた。

    ゲー「これが、例の女王の配下か。見たところ、肉体には、魂が宿っていないようだな。」

    エクソシスター使い「そうとも。故にいくら魂を抜こうとしてもほおおおおお♥️♥️♥️♥️♥️」

    冥神「ああ。魂はこの性具になっているだろう。さしずめ、都合の良い傀儡作りの為に、魂を抜かれたのだろうな。」

    エクソシスター使いの魂(お願い致します!私をお助け下さい!)

  • 62二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:40:59

    >>61

    冥神「てはまずは…と」

    冥神は一物につけられた性具を抜いた

    エクソシスター使い「んほおおおおっ♥️」

    一気に抜かれた快感によって、エクソシスター使いは絶頂に達すると気絶してしまった。

  • 63二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:59:19

    >>62

    冥神「次はこれを…………。」

    すると、性具が青白い光の珠になった。そしてそれは、仮初めの体に宿った。

    鏡エクソシスター使い「あ、あれ?助かった、の?」

    ゲー「ああ。とはいえ、汝の本来の体はまだ、呪詛の残滓が有るゆえ。一度浄化せねばならぬ。」

    冥神「されど、厄災に加担した罪は重い。そなたの身をもって、咎は受けてもらうぞ。」

    そして、ミラーナイトのエクソシスター達が召集された。

  • 64二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 22:28:20

    >>63

    鏡マルファ「あなたの浄化を任されたマルファです。」

    鏡イレーヌ「同じくイレーヌです。」

    エクソシスター使い「な、何が始まるの…」

    鏡マルファ「これよりあなたに罰を与えます。」

    鏡イレーヌ「但し事情が事情ですのでご安心を、軽いものです。」

    そう言うとエクソシスター達は本来の身体と共に懲罰室へと向かっていった。

  • 65二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 22:50:23

    >>64

    鏡エクソシスター使い「な、何をするつもり、ですか?」

    懲罰室に向かったエクソシスター達と使い手。女は、シスター達が元の体を大の字に拘束する様を見ていた。

    鏡イレーヌ「良いですか。これから私達は、あなたの肉体をくすぐります。」

  • 66二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 08:53:23

    鏡イレーヌ「ではいきますよ。」
    エクソシスター達が道具を使いくすぐり始める
    鏡エクソシスター使い「き、きゃはははははッ、いひひひひッ…やめッ…やめてえええええッ♥️」
    鏡マルファ「いや、魂の浄化の為に我慢してもらう。」
    鏡エクソシスター使い「そ、そんなこといわれても…キャハハハハハッ♥️」
    エクソシスター達が容赦なく身体をくすぐり続けているとやがて、身体にヒビが入り始めた。
    鏡イレーヌ「あともう少しですよ。」
    鏡マルファ「そらっ、とどめだ。」
    鏡エクソシスター使い「あ〜っははははっ♥️もう…らめえええッ♥️」
    エクソシスター使いが絶頂に達すると、その身体がひび割れてガラスの様に砕けていく。そして…
    エクソシスター使い「ひゃあああああっ♥️…あれ?」
    冥神「どうやら、元の身体に戻れたようだな。」

  • 67二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 09:58:54

    >>66

    エクソシスター使い「も、元に戻れた、のですね!?」

    エクソシスター使いは嬉しそうにしていた。

    冥神「さて、知っている範囲で構わない。そなたが何故厄災の使いになったか、話してくれぬか?」

  • 68二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 14:43:25

    >>67

    エクソシスター使い「分かりました。知っている限りですがお話いたします。」

    エクソシスター使いは自身の事を話し始めた。

  • 69二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 16:09:33

    >>68

    エクソシスター使い「私は、厄災を封じた地を監視する神職でした。ですがある時を境に、おぞましい邪気を感じたのです。」

    エクソシスター使いの語ったところによると、邪気の正体を掴もうとしたまでは良かったが、気づけば体の自由を奪われて、性具として肉体に辱しめられていたという。

  • 70二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 16:55:18

    >>69

    エクソシスター使い「邪気の正体があの女王だったとは…こうしてはいられません、早く行かなければ。まだ何名かが女王の元に…」

    冥神「いや、現在神官達が事件解決に向けて動いている。」

    鏡マルファ「なので今は安心して、お休みになって下さい。」

    鏡イレーヌ「女王がいなくなってからもあなたのやるべき事はあるはずです。今はこちらに留まり下さい。」

    エクソシスター使い「…分かりました。ありがとうございます。」

  • 71二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 18:10:28

    >>70

    そして、マハードとイムセティは、遂に歯車の手がかりを見つけた。

    イムセティ「これか?あの扉の手掛かりというのは。」

    そこにいたのは、グリーンとレッド、そしてイエローのガジェットと呼ばれる機械人形だ。

  • 72二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 18:35:08

    >>71

    マハード「しかし、今は稼働していない様だ。」

    イムセティ「何かが必要みたいだな。」

    マハード「そういえば先ほどこの様なものを見つけたのだが。」

    それは赤、緑、黄色の歯車だった。

    3体のガジェットは台座に立っており、台座には歯車を嵌める場所があった。

  • 73二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 18:53:28

    >>72

    イムセティ「これはおそらく、色に応じた歯車を入れろということなのだろう。」

    イムセティが歯車を入れると、ガジェット達が起動した。

    イムセティ「おお。起動したぞ。」

    マハード「やはりな。しかし、これはどこかで・・・。」

    そして、歯車を模した扉が開く。すると、そこにあったのは巨大な隠し砦だった。

    マハード「これは、ストロング・ホールド?! まさかこれが、お告げにあった「歯車」の正体?!」

  • 74二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 19:01:45

    >>73

    すると起動砦とガジェット達が光り輝き消えだした。

    イムセティ「何が起こるのだ。」

    やがて起動砦とガジェット達は姿を消し

    後にはその絵が描かれたカードが残されていた。

    マハード「これが、マナが夢で見た…」

    イムセティ「可能性があるな。」

  • 75二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 19:13:10

    >>74

    一方、マナ達は、サイレント・マジシャンのいるという場所についた。

    マナ「ここが、ネフティスの神託の場所・・・。」

    すると、白い身なりの魔術師と剣士がいた。

    サイレント・マジシャン・ゼロ「ようこそ。皆様が、厄災を払う勇士ですね。」

    マナ「はい。悪しき暴君を倒すために、光の黄金櫃を求めています。」

    サイレント・ソードマン・ゼロ「わかった。ただし、そう簡単には渡さない。まずは、光の黄金櫃を託すにふさわしいか、試させてもらおう。」

    サイレント・マジシャン・ゼロ「私達と、刃を交えてください。これが、黄金櫃を得るための試練です。」

  • 76二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 22:30:30

    >>75

    マナ「それが試練…」

    キウイ・マジシャン・ガール「ならば挑むまで!」

    こうして、試練が始まった。

  • 77二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 22:38:38

    >>76

    アップル、キウイ、レモンの3人がサイレント・マジシャン・ゼロに、そして、チョコとブラック・マジシャン・ガールが、サイレント・ソードマン・ゼロに挑む。

    マジシャン・ゼロ「では、参ります!」

    アップル「数では有利だけど、サイレント・マジシャンだから。」

    キウイ「油断しないようにね。隙を見せたら、負けると思う。」

    レモン「多分、時間かけすぎたら、不味い気がする。」

    アップル達は、サイレント・マジシャン・ゼロと魔法の撃ち合いをしていた。

  • 78二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 08:33:57

    >>77

    サイレント・マジシャン・ゼロ「どうやら気付いたようですね。」

    サイレント・ソードマン・ゼロ「しかし阻止できると思うなよ。」

    サイレント・ソードマン・ゼロとマジシャン・ゼロは時間が経つにつれその攻撃が苛烈なものになっていった。

    ブラック・マジシャン・ガール「くっ…」

    アップル・マジシャン・ガール「うへえ〜。ここまでとは…」

    キウイ・マジシャン・ガール「さて、どうしましょうか…」

  • 79二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 08:55:22

    >>78

    ブラック・マジシャン・ガール「可笑しい。明らかに時が経つのが早すぎる?!」

    チョコ「どういうこと?」

    実は、ブラック・マジシャン・ガールは、修行の一環で、サイレント・マジシャンと対峙したことがある。その時もだいぶ苦戦させられたのだが、数時間しか経っていないのに、半日分の体感疲労が起きたのだ。

  • 80二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 09:34:18

    >>79

    サイレント・マジシャン・ゼロ「気づきましたね。私は未来への沈黙を発動させて頂きました。これで私の力を早期に発動しています。」

    サイレント・ソードマン・ゼロ「さらに時の沈黙ーターン・サイレンスも発動させた。さあ、突破してみせるが良い!」

  • 81二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 10:21:09

    >>80

    アップル(どうしよう、ここからどう打開しようか?)

    キウイ(最適解は、多分スキルドレインだけど…………。)

    レモン(それだと多分、認めてくれなさそう。)

    すると、ブラック・マジシャン・ガールが、皆を鼓舞する。

    ブラックマジシャン・ガール「みんな。こうなったら一か八か。みんなの力を合わせるよ!黄金櫃にたどり着くには、団結の力も必要だと思うから。」

    チョコ「……、わかった。悩んでも相手が強くなるだけ。だったら!」

    マナ「まさか、皆様?!」

    そして、マジシャン・ガール達は、巨大な魔方陣を産み出した。

    マジシャン・ガール達『『皆の力と心を一つに!』』

    それは融合の魔方陣だった。そして、マジシャン・ガール達は、クインテット・マジシャンに融合したのだ。

  • 82二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 12:43:58

    >>81

    クインテット・マジシャン「ハアッ!」

    サイレント・ソードマン・ゼロ「くっ…やるな…」

    サイレント・マジシャン・ゼロ「見事です。結束の力、見せていただきました。」

    どうやら、無事にみとめられた様だ。

    その事に安堵するマジシャン・ガール達。

    アップル・マジシャン・ガール「ちなみに、スキルドレインで突破したら…」

    サイレント・マジシャン・ゼロ「成る程!その手もありましたね。」

    サイレント・ソードマン・ゼロ「ふむ、それは考えてなかったな。」

    ブラック・マジシャン・ガール「へっ…いや、てっきり、認められないかなあ…って。」

    サイレント・マジシャン・ゼロ「どの様な形であれ、突破したならばそれで認めますよ。」

    サイレント・ソードマン・ゼロ「まあ、次の糧にするだけだ。それよりも、さあ、黄金櫃の元へ向かうが良い。」

  • 83二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 12:58:31

    >>82

    マナ「ありがとうございます。さあ、皆さん、行きましょうか。」

    マナ達は、いよいよ、黄金櫃の所に向かう。しかし、そこに魔の手が迫る。

    ハーピィ使い(させるものですか。御主人様の為、あの娘を我が手中に………!)

    どうやら、ハーピィ使いは、一時退いたものの、体勢を立て直し、漁夫の利を狙おうとしているようだ。

  • 84二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:34:11

    >>83

    ハーピィ使い「さあ、行きなさい、ハーピィた…」

    その時、ハーピィ使いは背後に何者かの気配を感じた。

    後ろを振り向くとそこにいたのは…

    サイレント・マジシャン「ふふふ…何者かの気配を感じていたのですが、あなただったとは…」

    サイレント・パラディン「さあ、覚悟を!」

    ハーピィ使い「くっ…このままやられる訳には…」

    ハーピィ使いがハーピィを使って、マジシャン達を迎え撃とうとしたその時。何者かの声が響いてきた。

    アスタルス「(ハーピィの使い手よ、今は退くのだ。)」

    ハーピィ使い「しかし…」

    アスタルス「(退かぬのなら反逆の意思ありと見なすぞ。今は退け。そなたにはまだやるべき事があろう。我に逆らう者よ。此度の勝利は譲ろう。だが、次は無いぞ!)」

    ハーピィ使い「…仕方ありません、撤退いたします。」

    サイレント・パラディン「待て!」

    サイレント・マジシャン「いえ、捕まえる事はできません。古代の女王…なかなかの強敵ですね。」

  • 85二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:47:50

    >>84

    女王の拠点では、新たな魔物が生まれていた。

    ハーピィ使い「御主人様?!これはいったい?!」

    アスタルス「ああ。これは仮面の魔物と言ってな、dice1d4=2 (2)

    の使い手を10人程使わせてもらったよ。」

    1.幻奏 2.ドレミコード

    3.トリックスター 4.アマゾネス

  • 86二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:50:21

    >>85

    仮面の魔物達『アハハ♥️ミンナ、オメンニナッチャッタ♥️』

    仮面の魔物は、影で出来た雪だるまの様な姿で、胴体に大きな仮面を抱えている。この仮面の正体は、異世界のドレミコード使いの決闘者(奏は除く)とその使い魔が変化したものだ。

  • 87二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 20:27:15

    >>86

    ハーピィ使い「しかし…何か気持ち悪いですねえ…」

    アスタルス「ふふふ…コレはまだ幼体、ここから成長させていきましょう。」

    ハーピィ使い「しかし、どの様に…」

    アスタルス「そうねえ…あなたが追っていた魔法使い達を贄にすれば早いのだけれど…」

    ハーピィ使い「失態を晒し、申し訳ありません。」

    アスタルス「まあ、いいわ。大丈夫、既に代わりは調達したもの…」

    そこに現れたのは。ハイ・プリーステスにダンシング・エルフ、そして月明かりの乙女だ

  • 88二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:07:31

    >>87

    贄として呼ばれた3名は、意思がないのかずっと無表情のままだった。

    アスタルス「さあ、受け取るがいい。其方に相応しい贄ぞ。」

    ドレミコード使い(座長)「アリガトウゴザイマス、御主人様。」

    すると、一つの仮面が3人に近づく。アスタルスに捕まってしまった、楽団の座長だったドレミコード使いだ。

  • 89二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:01:02

    >>88

    仮面の魔物「サァ…ワタシトヒトツ二…」

    ハイ・プリーステスとダンシング・エルフ、そして月明かりの乙女は表情を変えず仮面の魔物に向かって歩いていく。

    そして、仮面の魔物は全身で3人を呑み込んでいく。

    月明かりの乙女「ハァああああん♥️」

    ダンシング・エルフ「ああああああん♥️」

    ハイ・プリーステス「んほおおおおっ♥️」

    3人は嬌声をあげながら仮面の魔物に飲み込まれていった。

    やがて3人を飲み込んだ仮面の魔物に変化が訪れた。

    徐々に身体がスリムになっていき、そして誕生したのは

    仮面魔獣・デス・ガーディウス「フフフフフ、アハハハハハハッ」

    ハーピィ使い「これはいったい…」

    アスタルス「誕生したな…仮面の魔獣が。」

    頭部の仮面がドレミコード使い、月明かりの乙女、ハイ・プリーステスを模した仮面になったデス・ガーディウスだ。

  • 90二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:23:01

    >>89

    ハーピィ使い「おお。なんと素晴らしい…………。」

    デス・ガーディウスの誕生に驚くハーピィ使い。そして、アスタルスは更なる強化を施す。

    アスタルス「さて、先のそなたの失敗は、使い魔と心を一つに出来なかった故。よって、汝と使い魔を一つにしようぞ。」

    ハーピィ使い「まあ、ありがとうございます♥️」

    ハーピィ使いは、さっそくハーピィ達を実体化させる。デス・ガーディウスは、ハーピィに何かの印を結ぶ。

    ハーピィ達『アアアアアアア♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』

    すると、呪いの力でハーピィの顔面が剥がれ、仮面のように固まっていく。そして、完全に仮面が完成すると、顔を奪われた肉体は、サラサラと砂のように崩れていった。そして、ハーピィの仮面達は、ハーピィ使いに被さっていく。

  • 91二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:30:56

    >>90

    ハーピィ使い「まあ、この仮面は…」

    アスタルス「この仮面にはハーピィの力が込められている。仮面をつける事によりお主の肉体は変質し、ハーピィの力を使う事が出来るのだ。ホレ、試してみよ。」

    ハーピィ使い「ハッ!」

    ハーピィ使いは手始めにハーピィ・レディ1の仮面をつけてみた。

    すると自身の身体がハーピィ・レディ1のものになり、やがて、声色もハーピィ・レディ1のものになった。

    ハーピィ使い「素晴らしい、私にこの様な力を下さりありがとうございます。ハーピィ達も主と一つになり、喜んでいることでしょう。」

  • 92二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:45:33

    >>91

    そして、砂漠の王都。

    暴君復活の報は、街に不安を与えていた。しかし、自警団や月光の民によって、均衡は保たれつつあった。

    王「マハードからの知らせとな?」

    近衛兵「はい。厄災の暴君を鎮める為、現在光の黄金櫃を捜索中。現在、ネクロバレーに赴いているとのこと。」

    王「確かに、あれならば厄災を鎮められよう。」

  • 93二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 23:17:12

    >>92

    すると駆け足で入ってくる者がいた。

    近衛兵B「報告です!女王の軍勢がこちらに進軍中!アマゾネス達にしかも3つの仮面を持つ化け物を従えているとか…」

    王「なんだと!」

    近衛兵C「何とかだったのに…」

    すると王の前に姿を現したのは

    元貴族「おお、王よ、ご無事でしたか。」

    近衛兵C「そなたは…まさかこの機に王を…」

    蒼猫「いいえ、違います。援軍を用意したのです。ご覧下さい。」

    すると王の前に現れたのは獣人達。月光と空牙団だ。

  • 94二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 23:26:01

    >>93

    月光舞剣虎姫「王よ、ご安心を。この者は、既に改心しております。女王の軍勢を止めるため、我等月光と空牙団が加勢致します。」

    空牙団の英雄 ラファール「我等空牙団も、助成致します。共に厄災を跳ね除けましょうぞ。」


    貴族は嘗て、ドラグマと共にクーデターを起こそうとしたが、蒼猫によって月光の里に連れて行かれ、身も心もこってりと絞られた。そして、月光の民と、空牙団の同盟の立会人も務めたのだった。

    現在の元貴族は、すっかり痩せており、嘗てクーデターを起こそうとした者と同一人物とは思えない。

  • 95二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 09:00:31

    >>94

    そして街では、兵士達が仮面の化け物相手に戦っていた。

    兵士「気を付けろ!何をしでかすか分からないぞ!」

    ハーピィ使い「フフフ♥️御主人様から授かった力、今こそ見せるとき!」

  • 96二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 09:53:29

    >>95

    ラファール「サジータ!援護を頼む。」

    サジータ「はい、名誉挽回させてもらいます!」

    ドナ「いくわよ!」

    空牙団が先陣を切って敵陣に切り込んでいく。

    続くのは月光達だ。

    しかし…

    ハーピィ使い「アイツラは厄介ね!なら直接!」

    ハーピィ使いは仮面の力を使い、ハーピィ・レディに変身し、一気に突破を図った。

  • 97二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 10:20:39

    >>96

    デス・ガーディウス「サア、行キナサイ。」

    一方、青き眼の一族は、デス・ガーディウスと対峙していた。素体の影響か、デス・ガーディウスの周囲には、ドレミコードの仮面が漂っている。

  • 98二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 17:05:57

    >>97

    蒼き眼の巫女「これは厄介ですね。」

    デス・ガーディウス「フフフ…ワガ力を見セマショウ。」

    デス・ガーディウスはドレミコードの仮面を装着する。

    すると顔がドレミコード・ファンシアのものになった。

  • 99二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 17:48:41

    >>98

    青き眼の祭司「おのれ。仮面呪術とは………!」

    面ファンシア「フフフ。サア、共二歌イマショウ。」

    ドレミコードが旋律を奏でると、大地から死霊が溢れ出す。そして、死霊達の顔面に、仮面達がへばりついた。

  • 100二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 18:13:32

    悪霊に取り憑いた仮面はドレミコードのもの。
    やがて悪霊達は、ドレミコードの姿へと変質した。
    面ファンシア「サァ…滅ビノ歌ヲキカセマショウ…」
    青き眼の賢士「くっ…厄介だな。」
    白き乙女「しかし、この程度なら。」
    青き眼の護人「ああ、行くぞ!青眼龍轟臨!」
    轟砲と共にブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンがその姿を現した。
    面ファンシア「現レマシタネ…シカシ、ワタシニハ…」

  • 101二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 19:25:46

    >>100

    呪いの旋律を奏でるドレミコード。すると、呼び出されたブルーアイズが、街を攻撃し始めた。

    青き眼の乙女「馬鹿な!?ブルーアイズが?!」

    面ファンシア「フフフ。コレデ我等ノ゙勝チハ決マリネ。」

    ブルーアイズの攻撃を、必死に耐えようとするが、元が強い故に、対応するが難しい。

    王「なんて事だ……!」

    王もこれを見て絶望しかけた。しかし、突如として、ブルーアイズの攻撃が止んだ。

    ???「フン。貴様ら如きに、我が魂を縛れると思うな!!」

    目の前にいたのは、青眼龍の仮面を付けた男。彼の名はカイバーマン。青眼以外にブルーアイズを従える、特異な存在だった。

  • 102二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 19:36:36

    このレスは削除されています

  • 103二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 19:53:39

    >>101

    カイバーマン「我が魂を奪おうとした報い、受けてもらうぞ!現れよ!ブルーアイズ・オルタナティブ・ドラゴン!」

    青き目の賢士「バカな!新たなるブルーアイズだと!」

    カイバーマン「フン!これで終わりだと思うなよ!カオス・フォーム!現れよ、ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン!」

    青き目の護人「新たなるブルーアイズが…」

    面ファンシア「ナ、ナ、ナンナノ…」

    何が起こっているか分からず混乱する面ファンシア。

    カイバーマン「貴様たち!何をやっている!さあ、俺に続け!」

    青き目の護人「あ、ああ…では行くぞ。」

  • 104二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 20:11:12

    >>103

    面ファンシア「バ、馬鹿ナ・・・!!」

    青き眼の乙女「青眼の力を見誤った報い、受けてもらおうか!!」

    数多の青眼龍に狙われた面ファンシア。しかも、呪いの旋律が効かないカオスMAXもいるので、ドレミコード達も困惑していた。

  • 105二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 20:52:01

    >>104

    カイバーマン「さらに駄目押しだ!現れよブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」

    カイバーマンがさらにブルーアイズを呼び出す。

    白き乙女「では行きます。」

    白き乙女が祈りを捧げる

    すると彼女は光となり、ブルーアイズと一体化する。

    そして…

    青眼の精霊龍「キシャアアアアッ!」

    面ファンシア「ア、アアアアアア…」

    カイバーマン「さあ、覚悟しろ、一斉攻撃!粉砕、玉砕!大喝采!」

    無数のブルーアイズから放たれる閃光で悪霊とデス・ガーディウスは消滅した。

  • 106二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:08:36

    >>105

    一方、空牙団とハーピィ使いは壮絶な戦いをしていた。

    ハーピィ使い「おのれぇ・・・!ここまでとは・・・!!」

    ラファール「確かに、ハーピィ達は強い。だが・・・!」

    サジータ「仮面を被ったって、こっちには仲間が居ます!」

    月光舞猫姫「ただ従えるだけでは、強いとは言えません。」

    月光舞獅子姫「さあ、観念するんだな?!」

  • 107二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:25:11

    >>106

    ハーピィレディ「あの光は…まさか!」

    ラファール「どうやら、お仲間はやられたみたいだな。」

    ドナ「ケンカを売る相手を間違えたね。あんたの負けさ!」

    ハーピィ使い「ここで捕まる訳には…ならばこれで!ハーピィの羽箒!」 

    ハーピィレディを中心に、強風が巻き起こる。

    ドナ「しまった!視界が…」

    強風が止んだ時、ハーピィ使いは上空にいた。

    フォルゴ「逃がすか!」

    月光舞猫姫「いえ、あれは流石に無理でしょう。」

    ラファール「しかし…」

    元貴族「大丈夫だ。実はある勢力に協力を要請した。」

    ハーピィ使い「ハァ…ハァ…流石にここまで逃げれば…」

    ハーピィ使いはハーピィレディに変身したまま飛行し、逃げていた。

  • 108二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:33:37

    ハーピィ使い「まさかこんな事に…」
    楽勝だと思っていた戦いはまさかの惨敗…しかも戦力を殆ど喪失していた。
    ハーピィ「アマゾネス達はどうかしら…」
    アマゾネス使い達も逃げ出していたようだ。ハーピィ使いは彼女達と合流すると安全な所へ逃げることにした。
    しかし…
    海造賊ーキャプテン黒髭「おっ、見つけたぜ!あれが恐らく奴の言っていた…」
    海造賊ー金髪の訓練生「間違いない!街を襲った連中だ。」
    キャプテン黒髭「見つけたぜ!野郎ども!遠慮は無しだ。存分にやっちまえ!」
    赤髭の航海士「悪いが悪党には容赦しねえ!いくぜ。」
    ハーピィ使い「くっ…疲弊しているときに…でもあなたたちぐらいなら!」

  • 109二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:43:52

    >>108

    ハーピィ使いは、再び仮面を被ろうとするが、それを許さない者が居た。

    パンテラ「おっと、それは流石に見逃さないよ。」

    パンテラの蹴りが、ハーピィ使いに刺さる。

    ハーピィ使い「ガァ!」

    黒髭「変なお面にばっかり頼りやがって!ちったぁ体で戦わねぇか、卑怯者!」

  • 110二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 22:34:07

    >>109

    パンテラ「ふうっ…これで少しは名誉挽回できたかな…」

    マッドラヴ「いやあ〜まさか武者修行とかいって旅に出たらまさか捕まってるなんてね〜」

    パンテラ「なっ、それはもういいでしょ。あれから皆に謝ったんだし。」

    ハーピィ使い「くっ…放せ!」

    黒髭「放せと言われて放すやつがあるかってんだ。野郎ども、こいつらを連行しろ!」

    海造賊達「アイアイサー!」

  • 111二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 22:46:47

    >>110

    一方、マハード達はマナ達と合流し、遂に黄金櫃の在処へとたどり着いた。

    マナ「これが、光の黄金櫃。」

    ???「そうだ。これがお前達の求めていた者だ。」

    すると、そこに居たのは、ブラック・マジシャンだった。

    ブラック・マジシャン・ガール「し、師匠?!何故ここに・・・?」

    黒き魔術師-ブラック・マジシャン「如何にも、私はブラック・マジシャンだ。最も、この姿の私は、黄金櫃の守り手としての役割がある。」

    イムセティ「ということは・・・!」

    黒き魔術師-ブラック・マジシャン「ああ。厄災を祓う力。それを御せるかを問う、最後の試練だ。」

    すると、棺が開き、巨大な竜が現れた。この竜こそ、光の黄金櫃を守る最後の砦である「破壊の化身」、破壊竜ガンドラG(ギアス)だ。

スレッドは12/12 10:46頃に落ちます

オススメ

レス投稿

1.アンカーはレス番号をクリックで自動入力できます。
2.誹謗中傷・暴言・煽り・スレッドと無関係な投稿は削除・規制対象です。
 他サイト・特定個人への中傷・暴言は禁止です。
※規約違反は各レスの『報告』からお知らせください。削除依頼は『お問い合わせ』からお願いします。
3.二次創作画像は、作者本人でない場合は必ずURLで貼ってください。サムネとリンク先が表示されます。
4.巻き添え規制を受けている方や荒らしを反省した方はお問い合わせから連絡をください。