- 1二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:20:35
(聖域についてはこちらから)
【超閲覧注意・独自設定】「聖域」の日常|あにまん掲示板ここは、女モンスターが遺跡の衛士、ミラーナイトとして暮らしている「聖域」。男子禁制のこの場所では、今日も騎士達が主に忠誠を捧げている。bbs.animanch.comここは、女モンスターが遺跡の衛士、ミラーナイトとして暮らしている「聖域」。
男子禁制のこの場所では、今日も騎士達が主に忠誠を捧げている。
ある日のこと、この聖域に、珍しい来訪者が来ていた。
- 2二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:26:00
- 3二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:42:33
- 4二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:44:22
- 5二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:47:46
- 6二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:52:14
- 7二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:15:22
- 8二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:23:13
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- 9二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:31:59
女王は暴虐の限りを尽くした。
民からは税を搾り取り、自らを持ち上げる者だけを高官にし、さらに気に入った者は男女問わず後宮にいれだ。次第に政治を疎かにし、ただただ後宮で欲に溺れる生活を続けた結果、ついに重税と飢饉に耐えかね、反乱が起きた。
初めは楽観視していた女王だったが、次々に部下が離反した結果、最後には女王は捕らえられてしまった。そして、最後には生きたまま、後宮の愛人と共に棺に入れられてしまった。
これがアスタルスの破滅の話である。
しかし今、何者かが、その封印を解いてしまいったらしい。
アイ「一体誰が…」
イムセティ「恐らく、墓荒らしの類だろう。」
冥神「エルドリッチやドーハスーラが聞いたら憤慨しそうな話だな。」
- 10二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:34:42
アイ「悪逆の限りを尽くした女王…ですか。」
マイ「気になりますね…」
鏡ハスキー「それで、その後は…」
巫女「女王は強大な力を使い、勢力を広げつつあります。中には女王の手駒になってしまった者たちも…」
イムセティ「現在、何とか食い止めているがこのままでは危うい。そこで歌織というものから話を聞き、この地を教えてもらったのだ。」
冥神「なるほど…」
鏡ハスキー「歌織さん、大人気ですね。」
イムセティ「どうだろうか、我らに助力願えないだろうか。」
すると奥から何者かが姿を現した。巨大な蛇神、ゲーだ。
巫女「ひ、ひいいいい。」
ゲー「安心せよ、異界の巫女よ、我はゲー、この聖域の主である。」
巫女「そ、そうなのですか?」
ゲー「そなた達の話は聞かせてもらったが…ふむ…どうすべきか…」
冥神「ミラーナイトはこの聖域より、離れた異世界へは危険過ぎるし…」
ゲー「かと言ってレプティレス達は見た目がなあ…」
巫女「そんな…」
イムセティ「どうにかならないのですか?」
冥神「ふむ…誰か適任は…いや、いるぞ。アイよ、女王の元に向かってくれ。女王の宮殿には多くの魔法使いがいるはずだ。必ずや力になってくれる事だろう。ハスキーよ、元の身体に戻り、客人とアイを連れ、魅惑の女王の宮殿へと向かうのだ」
アイ「分かりました。」
そしてハスキーとアイは異世界のイムセティと巫女と共に魅惑の女王の宮殿へと向かった。 - 11二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 21:45:33
- 12二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 22:01:01
アイ「そこで女王様にご助力をいただきたいと。」
魅惑の女王「なるほど。分かりました。では彼女を呼びましょう。」
女王がそう言うと出てきたのは。
キウイ・マジシャン・ガール「お呼びになりましたでしょうか。」
魅惑の女王「実はこの者達の世界が危機に瀕している様子。あなた達マジシャン・ガールズの力を貸して欲しいのですができますか?」
キウイ・マジシャン・ガール「はっ、流石にベリーは無理ですがアップルとレモン、それから私とチョコは行けます。後はブラック・マジシャン・ガールにも伝言をしておきましょう。」
魅惑の女王「ありがとう。どうかお願いね。」
キウイ・マジシャン・ガール「はっ!」
イムセティ「女王陛下、感謝致します。」
巫女「このご恩、決して忘れません。」
アイ「皆様、良かったですね。」
ハスキー「ええ…」
イムセティ「それでは早速、向かいたいと思います。皆様、宜しいでしょうか。」
キウイ達『はい、よろしくお願いします。』
イムセティと巫女は共同で魔法陣を展開する。すると、魔法陣より、イムセティと巫女の世界に繋がるが現れた。
イムセティ「これを潜れば我々の世界です。」
アイ「皆様、どうかご武運を…」
マジシャン・ガールズ「はい、必ずや吉報を!」
そしてマジシャン・ガールズとイムセティ、巫女は門をくぐっていった。
ハスキー「皆様、行かれましたね。」
アイ「ええ、では聖域に戻り、皆様の様子を見ましょう。」
魅惑の女王「ええ、お願いします。」
- 13二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 22:22:59
- 14二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 22:49:11
- 15二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 23:44:11
- 16二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 23:56:09
キウイ・マジシャン・ガール「しかし、ここまで押し寄せて来たとは…」
マハード「ああ、奴らは恐らく、ファラオの力を狙って来たのだろう。今は何とか凌げているが…」
イムセティ「だが、街も心配だ。マハードよ、ここは我らに任せ、街の様子を見に行ってくれるか?」
マハード「分かった。ホルスの神官達よ、頼んだぞ。」
ブラック・マジシャン・ガール「では、私もお供致します。」
すると墳墓に何者かが駆けつけて来た。
マナ「マハード様、大丈夫でした…って…ええええ!」
マハード「どうしたのだ、そんな素っ頓狂な声をだして。」
マナ「だ…だって…私とそっくり…」
ブラック・マジシャン・ガール「成る程、確かに言われてみれば…」
- 17二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 08:53:27
- 18二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 09:43:48
- 19二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 10:01:58
- 20二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 16:50:37
- 21二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:38:49
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- 22二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:40:08
- 23二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:42:27
- 24二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:44:14
- 25二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 19:03:45
アスタルスは舞を踊った者たちを従え、奥に向かった。
そこには棺が並んでいた。
アスタルス「さあ、皆、目覚めよ。新たなる仲間が加わったぞ!」
アスタルスが号令をかけると棺が開く。
棺から現れたのはエクソシスターとそれを従えた女(歌織とは別人)、WWとそれを従えた女、そして海晶乙女とそれを従えた女達だ。
棺はそれぞれの姿を模したものであり、その衣装は、ミイラと言うよりはやはり踊り子の様な姿をしていた。 - 26二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 20:41:26
エクソシスターの女「まあ。あなたも、ご主人様に選ばれたのですね?」
WWの女「嬉しいですわ。ご主人様のしもべが増えて。」
海晶乙女の女「一緒にご主人様に尽くしましょうね。」
踊り子のような3人は、アスタルスが見繕った者達だ。彼女達もまた、女王の毒牙にかかった犠牲者だ。
良く見ると、彼女達の又には、男の一物と、自身を模した器具が、まるでオ○ホのように竿を守っている。この器具は肉体の魂が変じたものだ。
- 27二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 20:52:19
エクソシスターの女「(ああ…この様な姿に…)」
WWの女「(誰か、誰か助けて…)」
海晶乙女「(うう…こんな無様な姿を晒すとは…)」
3人の女の魂は何も出来ず、ただ、ケースとしての役割を果たすだけだった。
エクソシスターの女「あら?あなたも生えているのね。」
3人の女達はウイッチクラフトを従えた女の下半身に注目した。そこには3人の女達と同じ様に、男のモノがあった。
WWの女「そうね。あなたも私達と同じになりましょう。」
エクソシスターの女「マルファ、例の物を。」
女がそう言うと、マルファは言葉を発する事なく、何かを持ってきた。それは3人の女達がしている物の原型みたいな姿をしていた。
海晶乙女の女「これをあなたの一物に装着しましょう。そうすると凄まじい快楽と共に、本来の魂がここに移動するわ。」
そう言うと海晶乙女の女はウイッチクラフトの女の一物にそれを装着する。女は凄まじい快楽に襲われた。 - 28二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 21:12:37
- 29二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 22:14:09
アスタルス「ふふふっ、なんとも滑稽だこと。まあいいわ、あなた達は私からの命があるまで棺で待機なさい。あっ、エクソシスターの使い手は私のもとに、今日は貴方が夜伽の相手を勤めなさい。イレーヌと言ったっけ?あの娘も一緒にね。」
エクソシスターの女「はっ、身に余る光栄です。」
その頃、マハードとマジシャン・ガールズは街を目指していた。その道中、甞て街の有力者だった男とその妻をしている月光蒼猫に会った。
元貴族「おお、そなたは。」
マハード「ん、確かそなたは…どうしたのだ?」
元貴族「実は街の様子が気になってな、様子を見に来たのだ。」
蒼猫「ええ、街が何者かの襲撃を受けたと聞き、居ても立ってもいられず、こうして2人で様子を見に来たのです。」
キウイ「そうですか…しかし2人だけでは危険です。私達と行動を共にしませんか?」
元貴族「良いのか?恩に着る。」
蒼猫「ありがとうございます。」
- 30二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 22:29:19
- 31二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 08:54:30
- 32二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 09:11:55
マハード「しかし恐ろしいな…古代の女王か…」
近衛兵「街にもアンデットが現れるとは…」
マナ「早く何とかしないといけませんね。」
蒼猫「どうやら人に被害は無さそうです。ただ、建物は幾らか破壊されたみたいですが…」
元貴族「そうか…まあ、人に被害が無かったのは幸いだな。」
ブラック・マジシャン・ガール「しかし、これからどうしますか?」
アップル・マジシャン・ガール「女王を叩く…と言っても場所が分からないですし…」
イムセティ「そうだな…居場所が分からない以上、こちらからも動きようがない。」
巫女「あの…宜しいでしょうか。」
イムセティ「どうなさいましたか?」
巫女「墓守達を頼られては。彼らは古の伝承にも詳しいですし、女王についても何かを知っているかもしれません。」
- 33二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 09:34:18
イムセティ「なる程、ネクロバレーか。確かに、そこに向かえば、手がかりが掴めるかも知れぬ。」
マハード「わかった。ネクロバレーに向かうとしよう。」
青い眼の乙女「街は私達、青眼の一族が守るわ。」
元貴族「私も残ろう。かつての禊もあるし、何より私の愛した街だからな。」
こうして、マハードとホルス、そしてマジシャンガール達は、王家の谷へと向かうこととなった。
一方、聖域では
ミイ「これが、王の墳墓・・・。」
マイ「笑顔の棺が、いっぱい・・・。しかも、男女問わず・・・。」
アイ「御主人様。この棺達は、なぜ笑っているのでしょうか?」
イムセティが持ってきたという、墳墓の記憶を眺めていた。というのも、イムセティの時空では、この墳墓自体が、聖域のような役割をもっていて、スピリッツ・オブ・ファラオが管理しているという。もっとも、あの時空の魔力と、オレイカルコスの結界との相性は、良くないようで、事実、墳墓の衛士達は、ファラオのしもべの様な格好になっていた。これが、聖域でいう、ミラーナイトの様な役回りなのだろう。
- 34二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 10:14:23
冥神「まあ、聖域といっても様々な形があるしな。」
ゲー「確か以前ら彼の地ではドラグマの生き残りが大規模な騒ぎを起こしたとのことだ。幸い、事件は無事に解決し、今はファラオ共々眠りについているそうだ。」
マイ「ここでは、男の人が守っているんですね。」
冥神「正確にはファラオの従者だな。実際にはファラオは霊体であり、余程の事がなければ力を貸さないから実質的な管理者はホルスと呼ばれる神官達になるな。」
ゲー「彼の地は強大な力を持つものや強大な力が秘められている地や物が多いからな。それ故に様々な物から狙われやすいのだ。」
ミイ「そうなのですね。」
冥神「さて、彼らの様子をこちらからも見よう。場合によっては手助けもしないとな。」
ゲー「どうやらネクロバレーに向かっているみたいだな。」
- 35二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 10:57:56
その頃、アスタルスは、エクソシスターとその使い手と交わっていた。
アスタルス「どうじゃ?妾の分身は、格別であろう?」
エクソシスター使い「はい♥️格別ですわ♥️御主人様♥️」
エクソシスター達「あぁあん♥️御主人様♥️ありがとうございます♥️」
アスタルス達が居るのは余興の間。そこには、10人の女従者が居た。彼女達も、アスタルスの傀儡で、ある共通項で呼ばれたようだ。
それは、全員がdice1d10=10 (10)
の使い手であったからだ。
1.ハーピィ 2.ドレミコード 3.六花 4.エクソシスター 5.ドラゴンメイド
6.アロマ 7.ティアラメンツ 8.閃刀姫 9.トリックスター 10.アマゾネス
- 36二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 11:00:39
- 37二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 12:45:42
アスタルス「ふむ…悪くはないが…」
アスタルスはやや不満げだった。
すると何かを思いついた様に意地の悪い笑みをうかべるとこの様に命じた。
アスタルス「聞けばこの中に3名ほど処女がいるそうではないか。名乗りを上げよ。」
アスタルスがそう言うと、3人の女が名乗り出た。
続いてアスタルスはアマゾネスの中から聖戦士、賢者、そして斥候を選ぶとこう命じた。
アスタルス「そなたら、この3名の処女をその一物で貫くがよい。自らの使い魔に貫かれるのだ。本望であろう?」
アマゾネスの使い手達「「「はい、パートナーに処女を捧げるのなら本望です。さあ、早く♥️」」」
3人の女達は四つん這いになり、アマゾネス達のものを受け入れる準備をした。
- 38二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 14:22:50
斥候「では、参ります、マスター。」
聖戦士「どうぞ、我が一物をお受け取り下さい。」
賢者「さあ、今こそ本懐を遂げる時。」
3人は、自身の使い魔に、大事な純血を捧げていた。
アマゾネスの使い手達『はああああん♥️♥️♥️』
悦に浸る使い手達。
その様子を眺めていた聖域のアマゾネス達は、憤慨していた。
鏡アマゾネス女帝「………………、あの者達。正気に戻ったら、再教育だな。」
アイ「女帝様。まあ、気持ちは分かります。あれでは滅びも早まりましょう。」
- 39二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 15:37:03
鏡マルファ「まあ…気持ちは分かる…」
鏡アマゾネスの聖戦士「自身ではないとはいえ…あのような姿を見るのは…ちょっと…」
鏡アマゾネスの斥候「私も辛い…」
鏡アマゾネスの賢者「本意でないとはいえ…同じ姿をした者の醜態を見せられるのはなんとも嫌なものですね。」
鏡アマゾネス女帝「ただ見ているだけなのが実にもどかしいな。」
冥神「まあら仕方があるまいて。さて、どうやら皆は無事にネクロバレーに着いたみたいだな。」 - 40二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 15:54:12
墓守の大神官「おお、マハード様にホルスの子息達。よくぞここへ参られた。」
ネクロバレーにいたのは、墓守の一族。彼らは墳墓とは別の形で、王家の墳墓を守っている。
マハード「突然の来訪になりまして、申し訳ありません。本来ならば、王も伴う予定でしたが、事が事ですので。」
墓守の祈祷士「心得ています。されど、イムセティ様も同伴であるならば、それは王が認めたも同然。どうぞ、輩もお入り下さい。」
キウイマジシャン・ガール「は、はい。ありがとうございます。」
墓守の祭壇に訪れたマハード達。そこでは、今回の騒動について詳しい話を聞かされた。
墓守の大神官「さて、そなたらが来たと言うことは、例の女王についてだろう。かつて砂漠都市を支配していた、悪逆無道の暴君の事だ。」
- 41二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 16:48:58
イムセティ「暴君…と…」
大神官「左様、彼の者は夫であった王を弑逆し、自らが王となった後暴政を敷き、民を苦しめた。その後、虐げられた者たちが反乱を起こし、特別な棺に封じられたのだが…」
墓守の霊術師「何者かが盗掘の際に棺の封印を解いてしまったのです。」
マハード「なんと言う事だ…」
キウイ・マジシャン・ガール「それで、その封印を解いた張本人は…」
墓守の長「確か異国から来たものだったな。ハーピィなる魔物を従えた魔術師だった。」
墓守の偵察者「その者もどうやら操られてしまった様だ」
墓守の司令官「全く…死者の眠る地を荒らすなどそれがどれだけ不敬なことであるか子どもでも分かるというに…。」
ブラック・マジシャン・ガール「そうですね。」
墓守の大神官「恐らく女王は自らが封印された地を根城としている可能性が高い。ただ道のりは険しく、途中にある街には既に女王の手に落ちた所もある。それに今日は既に日も落ちた。」
墓守の番兵「皆様、本日は我が地にてお休み下さい。はやる気持ちは分かりますが、せいては事を仕損じます。」
イムセティ「かたじけない。ではご厚意に甘えるとしよう。」
- 42二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 17:57:43
- 43二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 18:31:57
マナ「黄金櫃…」
先王『そうだ、黄金櫃の力…それがなければ闇を祓うことは出来ぬ。』
マナ「分かりました…しかしどこに…」
先王『恐らくはネフティスを祀る民が何かを知っているやもしれぬ。彼の者を尋ねるのだ。』
次の日、マナは夢で見た事をマハードに話した。
マハード「成る程、黄金櫃か…」
墓守の霊術師「ネフティスを祀る民ならばこの近くにおりますが…」
墓守の長「彼女達は外部との接触をほとんどとらず我々の話を聞いてくれるかどうか…」
マナ「それでも行くしかないのです。どうでしょうか。」
イムセティ「ふむ、ではマナよ巫女と共にネフティスの民の元に向かってくれ。」
キウイ・マジシャン・ガール「道中には何があるか分かりません。私も同行致します。ブラック・マジシャン・ガール。後は任せました。」
ブラック・マジシャン・ガール「ハイ!分かりました。」
こうして、二手に分かれることになった。
- 44二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 20:18:57
- 45二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:23:35
- 46二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 21:48:58
マナとマジシャン・ガールズは、ネフティスの郷に向かっていた。ネクロバレーとほど近いため、行く事自体は容易かった。
アップル「なる程。マナさんは、ブラックマジシャン・ガールのご先祖様のようなものなのね。」
マナ「はい。まさか、私の生まれ変わりに出会えるとは思いもしませんでした。」
ブラックマジシャン・ガール「はい。それに、マハードさんも、どこか師匠と雰囲気が似ていたんですよ。」
そして、もうすぐ郷に着こうかとしたところで、マナ達を突風が襲う。
マナ「きゃあ?!」
キウイ「あれは、ハーピィ?!」
見るとそこには、数多のハーピィを従えた女が居た。
ハーピィ使い「そこまでよ。貴女達に御主人様の邪魔はさせないわ。行きなさい、ハーピィ達!!」
女は万華鏡を使い、ハーピィ達を増殖させる。あっという間に、マナ達の人数を遙かに超えるハーピィ達が現れたのだ。
- 47二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:50:40
キウイ「くっ…数が多い!」
アップル「きゃあああっ!」
レモン「アップル!」
ハーピィの1体がアップル・マジシャン・ガールを連れ去ろうとしていた。
チョコ「しまった!」
ハーピィ使い「ふふふっ、この子は頂いて…」
その時だった。
キウイ「あれは…」
ネフティスの鳳凰神「クエエエエッ!」
紅蓮の炎を纏った神鳥…ネフティスの鳳凰神がアップルを捕まえていたハーピィ・レディを焼き払った。
ハーピィの使い手「くっ…ネフティスが出てくるなんて…ここは退散させてもらうわ!」
ハーピィが焼き払われた事で落下していくアップル。
アップル「うわああああっ!」
キウイ「危ない!」
しかし、キウイが魔法を使う事で無事に着地できたようだった。
アップル「ありがとう…助かったー。」
キウイ「いえ、あなたが無事で良かったです。」
マナ「あれは、ネフティスの鳳凰神…」
ネフティスの導き手「どうやら、皆様ご無事ですね。私はネフティスの導き手、先ほど我らが主より啓示がありました。」
ネフティスの語り手「皆様、どうぞこちらへ。」
ネフティスの語り手達に案内され、マナ達はネフティスの集落へと向かった。
- 48二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:14:45
- 49二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 09:26:24
- 50二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 10:09:31
- 51二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 10:52:42
- 52二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 11:26:42
- 53二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 12:23:16
- 54二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 12:55:48
- 55二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 13:51:01
マハード「まあ、このくらいなら問題は無いな。」
イムセティ「そこまで大規模なものでは無いしな。」
エクソシスターの使い手「えっ?」
マハードとイムセティが何らかの詠唱を始める。すると地面に見たこともない紋様が浮かび上がり、そこから黄金の光があふれた。その光に触れると、悪霊達は急激に苦しみだし、やがて1人残らず消滅していった。
エクソシスターの使い手「お、お見事にございます。これがあなた達の国の除霊法なのですね。」
マハード「この地は豊富な魔力に溢れているのでそれを狙う死者達も多いのです。」
イムセティ「まあ、多くの死者はその中でも力ある者に従うがそうでないものはこの様に暴れ回るのだ。それを冥界に送るのも我らの仕事だ。」
- 56二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 15:11:52
- 57二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 19:05:35
- 58二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 19:27:27
- 59二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 20:42:34
- 60二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:03:05
- 61二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:21:02
- 62二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:40:59
- 63二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 21:59:19
- 64二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 22:28:20
- 65二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 22:50:23
鏡エクソシスター使い「な、何をするつもり、ですか?」
懲罰室に向かったエクソシスター達と使い手。女は、シスター達が元の体を大の字に拘束する様を見ていた。
鏡イレーヌ「良いですか。これから私達は、あなたの肉体をくすぐります。」
- 66二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 08:53:23
鏡イレーヌ「ではいきますよ。」
エクソシスター達が道具を使いくすぐり始める
鏡エクソシスター使い「き、きゃはははははッ、いひひひひッ…やめッ…やめてえええええッ♥️」
鏡マルファ「いや、魂の浄化の為に我慢してもらう。」
鏡エクソシスター使い「そ、そんなこといわれても…キャハハハハハッ♥️」
エクソシスター達が容赦なく身体をくすぐり続けているとやがて、身体にヒビが入り始めた。
鏡イレーヌ「あともう少しですよ。」
鏡マルファ「そらっ、とどめだ。」
鏡エクソシスター使い「あ〜っははははっ♥️もう…らめえええッ♥️」
エクソシスター使いが絶頂に達すると、その身体がひび割れてガラスの様に砕けていく。そして…
エクソシスター使い「ひゃあああああっ♥️…あれ?」
冥神「どうやら、元の身体に戻れたようだな。」 - 67二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 09:58:54
- 68二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 14:43:25
- 69二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 16:09:33
- 70二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 16:55:18
- 71二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 18:10:28
- 72二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 18:35:08
- 73二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 18:53:28
- 74二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 19:01:45
- 75二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 19:13:10
- 76二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 22:30:30
- 77二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 22:38:38
- 78二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 08:33:57
- 79二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 08:55:22
- 80二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 09:34:18
- 81二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 10:21:09
アップル(どうしよう、ここからどう打開しようか?)
キウイ(最適解は、多分スキルドレインだけど…………。)
レモン(それだと多分、認めてくれなさそう。)
すると、ブラック・マジシャン・ガールが、皆を鼓舞する。
ブラックマジシャン・ガール「みんな。こうなったら一か八か。みんなの力を合わせるよ!黄金櫃にたどり着くには、団結の力も必要だと思うから。」
チョコ「……、わかった。悩んでも相手が強くなるだけ。だったら!」
マナ「まさか、皆様?!」
そして、マジシャン・ガール達は、巨大な魔方陣を産み出した。
マジシャン・ガール達『『皆の力と心を一つに!』』
それは融合の魔方陣だった。そして、マジシャン・ガール達は、クインテット・マジシャンに融合したのだ。
- 82二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 12:43:58
クインテット・マジシャン「ハアッ!」
サイレント・ソードマン・ゼロ「くっ…やるな…」
サイレント・マジシャン・ゼロ「見事です。結束の力、見せていただきました。」
どうやら、無事にみとめられた様だ。
その事に安堵するマジシャン・ガール達。
アップル・マジシャン・ガール「ちなみに、スキルドレインで突破したら…」
サイレント・マジシャン・ゼロ「成る程!その手もありましたね。」
サイレント・ソードマン・ゼロ「ふむ、それは考えてなかったな。」
ブラック・マジシャン・ガール「へっ…いや、てっきり、認められないかなあ…って。」
サイレント・マジシャン・ゼロ「どの様な形であれ、突破したならばそれで認めますよ。」
サイレント・ソードマン・ゼロ「まあ、次の糧にするだけだ。それよりも、さあ、黄金櫃の元へ向かうが良い。」
- 83二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 12:58:31
- 84二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 17:34:11
ハーピィ使い「さあ、行きなさい、ハーピィた…」
その時、ハーピィ使いは背後に何者かの気配を感じた。
後ろを振り向くとそこにいたのは…
サイレント・マジシャン「ふふふ…何者かの気配を感じていたのですが、あなただったとは…」
サイレント・パラディン「さあ、覚悟を!」
ハーピィ使い「くっ…このままやられる訳には…」
ハーピィ使いがハーピィを使って、マジシャン達を迎え撃とうとしたその時。何者かの声が響いてきた。
アスタルス「(ハーピィの使い手よ、今は退くのだ。)」
ハーピィ使い「しかし…」
アスタルス「(退かぬのなら反逆の意思ありと見なすぞ。今は退け。そなたにはまだやるべき事があろう。我に逆らう者よ。此度の勝利は譲ろう。だが、次は無いぞ!)」
ハーピィ使い「…仕方ありません、撤退いたします。」
サイレント・パラディン「待て!」
サイレント・マジシャン「いえ、捕まえる事はできません。古代の女王…なかなかの強敵ですね。」
- 85二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:47:50
- 86二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:50:21
- 87二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 20:27:15
- 88二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 21:07:31
- 89二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:01:02
仮面の魔物「サァ…ワタシトヒトツ二…」
ハイ・プリーステスとダンシング・エルフ、そして月明かりの乙女は表情を変えず仮面の魔物に向かって歩いていく。
そして、仮面の魔物は全身で3人を呑み込んでいく。
月明かりの乙女「ハァああああん♥️」
ダンシング・エルフ「ああああああん♥️」
ハイ・プリーステス「んほおおおおっ♥️」
3人は嬌声をあげながら仮面の魔物に飲み込まれていった。
やがて3人を飲み込んだ仮面の魔物に変化が訪れた。
徐々に身体がスリムになっていき、そして誕生したのは
仮面魔獣・デス・ガーディウス「フフフフフ、アハハハハハハッ」
ハーピィ使い「これはいったい…」
アスタルス「誕生したな…仮面の魔獣が。」
頭部の仮面がドレミコード使い、月明かりの乙女、ハイ・プリーステスを模した仮面になったデス・ガーディウスだ。
- 90二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:23:01
ハーピィ使い「おお。なんと素晴らしい…………。」
デス・ガーディウスの誕生に驚くハーピィ使い。そして、アスタルスは更なる強化を施す。
アスタルス「さて、先のそなたの失敗は、使い魔と心を一つに出来なかった故。よって、汝と使い魔を一つにしようぞ。」
ハーピィ使い「まあ、ありがとうございます♥️」
ハーピィ使いは、さっそくハーピィ達を実体化させる。デス・ガーディウスは、ハーピィに何かの印を結ぶ。
ハーピィ達『アアアアアアア♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』
すると、呪いの力でハーピィの顔面が剥がれ、仮面のように固まっていく。そして、完全に仮面が完成すると、顔を奪われた肉体は、サラサラと砂のように崩れていった。そして、ハーピィの仮面達は、ハーピィ使いに被さっていく。
- 91二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:30:56
- 92二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:45:33
- 93二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 23:17:12
- 94二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 23:26:01
- 95二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 09:00:31
- 96二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 09:53:29
- 97二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 10:20:39
- 98二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 17:05:57
- 99二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 17:48:41
青き眼の祭司「おのれ。仮面呪術とは………!」
面ファンシア「フフフ。サア、共二歌イマショウ。」
ドレミコードが旋律を奏でると、大地から死霊が溢れ出す。そして、死霊達の顔面に、仮面達がへばりついた。
- 100二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 18:13:32
悪霊に取り憑いた仮面はドレミコードのもの。
やがて悪霊達は、ドレミコードの姿へと変質した。
面ファンシア「サァ…滅ビノ歌ヲキカセマショウ…」
青き眼の賢士「くっ…厄介だな。」
白き乙女「しかし、この程度なら。」
青き眼の護人「ああ、行くぞ!青眼龍轟臨!」
轟砲と共にブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンがその姿を現した。
面ファンシア「現レマシタネ…シカシ、ワタシニハ…」 - 101二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 19:25:46
- 102二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 19:36:36
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- 103二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 19:53:39
- 104二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 20:11:12
- 105二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 20:52:01
- 106二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:08:36
- 107二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:25:11
ハーピィレディ「あの光は…まさか!」
ラファール「どうやら、お仲間はやられたみたいだな。」
ドナ「ケンカを売る相手を間違えたね。あんたの負けさ!」
ハーピィ使い「ここで捕まる訳には…ならばこれで!ハーピィの羽箒!」
ハーピィレディを中心に、強風が巻き起こる。
ドナ「しまった!視界が…」
強風が止んだ時、ハーピィ使いは上空にいた。
フォルゴ「逃がすか!」
月光舞猫姫「いえ、あれは流石に無理でしょう。」
ラファール「しかし…」
元貴族「大丈夫だ。実はある勢力に協力を要請した。」
ハーピィ使い「ハァ…ハァ…流石にここまで逃げれば…」
ハーピィ使いはハーピィレディに変身したまま飛行し、逃げていた。
- 108二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:33:37
ハーピィ使い「まさかこんな事に…」
楽勝だと思っていた戦いはまさかの惨敗…しかも戦力を殆ど喪失していた。
ハーピィ「アマゾネス達はどうかしら…」
アマゾネス使い達も逃げ出していたようだ。ハーピィ使いは彼女達と合流すると安全な所へ逃げることにした。
しかし…
海造賊ーキャプテン黒髭「おっ、見つけたぜ!あれが恐らく奴の言っていた…」
海造賊ー金髪の訓練生「間違いない!街を襲った連中だ。」
キャプテン黒髭「見つけたぜ!野郎ども!遠慮は無しだ。存分にやっちまえ!」
赤髭の航海士「悪いが悪党には容赦しねえ!いくぜ。」
ハーピィ使い「くっ…疲弊しているときに…でもあなたたちぐらいなら!」 - 109二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 21:43:52
- 110二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 22:34:07
- 111二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 22:46:47
一方、マハード達はマナ達と合流し、遂に黄金櫃の在処へとたどり着いた。
マナ「これが、光の黄金櫃。」
???「そうだ。これがお前達の求めていた者だ。」
すると、そこに居たのは、ブラック・マジシャンだった。
ブラック・マジシャン・ガール「し、師匠?!何故ここに・・・?」
黒き魔術師-ブラック・マジシャン「如何にも、私はブラック・マジシャンだ。最も、この姿の私は、黄金櫃の守り手としての役割がある。」
イムセティ「ということは・・・!」
黒き魔術師-ブラック・マジシャン「ああ。厄災を祓う力。それを御せるかを問う、最後の試練だ。」
すると、棺が開き、巨大な竜が現れた。この竜こそ、光の黄金櫃を守る最後の砦である「破壊の化身」、破壊竜ガンドラG(ギアス)だ。