- 1二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 20:24:03【超閲覧注意・独自設定】「聖域」の日常|あにまん掲示板ここは、女モンスターが遺跡の衛士、ミラーナイトとして暮らしている「聖域」。男子禁制のこの場所では、今日も騎士達が主に忠誠を捧げている。bbs.animanch.com
(世界感はこちらと共有しています)
ここは、何処かにある通称「王の庭」と呼ばれる場所。光の王マルデルが管理していて、植物たちの楽園のような場所になっている。
一見穏やかで優しそうに見えるが、管理者に歯向かうものには、恐ろしい裁きが下るという。
- 2二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 20:27:00
- 3二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 20:32:07
妖精達「マルデル様。おはようございます。」
マルデルに話しかけてきたのは、妖精達だ。実は、この妖精は、「ジェネレイド・トークン」という存在で、それぞれの王の見た目に即した外見をしている。マルデルのそれは、蝶の翅を生やした、妖精の少女のような外見だった。
- 4二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 20:39:43
- 5二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 20:48:50
- 6二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 21:00:54
マルデル「まあ、ワルキューレ達が…」
ドゥエルグス「確かに…彼の者達は戦力として申し分ないが…」
フローディー「いったい何者が…」
ヘル「それがさっぱり…」
ニードヘッグ「つまり、分からんと言うことか…」
ヴァラ「正体が分からなければ動きようがありません。」
ハール「そこでだ、マルデル、そなたの出番だ。そなたは地上の事に詳しい。ワルキューレ達を狙う者を突き止め、制裁を下すのだ。良いな。」
マルデル「分かりました。承りましょう。」
ハール「頼むぞ、後ついでに…ロプトルの面倒も見るのだ。」
マルデル「あらあら、そう言われると思いました。ここにいないと言う事は…」
ハール「左様、「楽しそうだ」と言って勝手に出ていきおった。」
ヴァラ「ロプトル様にも困りましたね。」
マルデル「ふふっ、分かりました。子守も承りましょう。」
ハール「頼んだぞ。」
- 7二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 21:13:24
- 8二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 22:07:13
- 9二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 22:33:24
- 10二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 23:13:17
マルデル「実はですね…」
マルデルは事情をティアドロップに話した。
ティアドロップ「まあ、そのようなことが…」
マルデル「それであなたの力を借りたいのですが…」
ティアドロップ「そうですか…確かに我々の力ならば犯人を探し出せるかもしれませんが…」
マルデル「何かありそうですね。」
ティアドロップ「実は我々は冬支度をせねばいけなくて…」
マルデル「まあ…」
ヴァラ「確かに…植物を司る六花達にとって冬は芽吹きの春を迎えるにあたり重要な季節。冬支度は大仕事ですね。」
ティアドロップ「これは六花達総出で当たらなければできない事なので…申し訳ございません。」
マルデル「いいえ、春を迎えるためには大切な事、責めはしませんわ。しかし困りましたね…誰か他には…」
- 11二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 23:20:58
- 12二次元好きの匿名さん24/12/19(木) 23:31:32
マルデル「あら?あなたは…」
ヴァラ「どうやら何かを伝えたがっているようですね。」
マルデルはグローアップ・バルブが伝えたい事を読み取っていた。
マルデル「まあ、大変!」
ヴァラ「どうされました?」
マルデル「ワルキューレの何人かが捕まってしまったみたい。」
ヴァラ「なんと!それは大変ですね。」
マルデル「しかしどうしましょうか…」
ヴァラ「ふむ…ここはロプトル様に会われては?」
マルデル「そうね。ヴァラ、じゃあどこにいるか調べてくれるかしら。」
ヴァラ「お任せを。」
ヴァラが杖に念を込めてロプトルの居場所を探し始める。
ヴァラ「いました。都合の良い事にアレイスター様も一緒です。」
マルデル「まあ、それでどこに?」
ヴァラ「街の酒場ですね。どうやら酒盛りをしてるみたいです。困ったものですね。」
マルデル「本当に…では参りましょうか。ロプトルの所に。」
- 13二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 09:11:30
- 14二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 09:31:41
ロプトル「に、苦っ!ちょっと店主さん!これどういう…こ…と…」
ロプトルが寒気を感じ背後を見るとそこには…
ロプトル「ま、マルデルさん、本日もご機嫌麗しゅう…」
マルデル「まあ、昼間から酒盛りとは、羨ましいご身分ですわね。」
ロプトル「いやいや、酒場で情報収集をしていてですね…」
ヴァラ「本当は?」
ロプトル「…救出にかこつけて飲みに行こうと思ってました…」
マルデル「やはりそうだろうと思っていました。あなたの監視も兼ねて来ましたからね。」
ロプトル「まじかよ〜」
アレイスター「大変だね!じゃあ、僕はこの辺で…あれッ
身体が…」
なんと、アレイスターは植物に身体を拘束されていた。
マルデル「申し訳ありません。あなたにも手伝って頂きたくて…どうですか?」
アレイスター「いや、これこっちに拒否権ないよね!…仕方ない、手伝うよ。」
マルデル「まあ、お優しい方もいらっしゃるのですね。」
アレイスター「(なんで神様ってこう自分勝手なんだろうね…)」
ロプトル「(仕方ない、大人しく言う事を聞こう…)」
- 15二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 10:05:21
- 16二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 12:58:09
- 17二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 14:06:56
- 18二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 17:01:26
- 19二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 18:09:04
- 20二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 18:27:30
マルデル「ではいったい誰が…」
冥神「これでは見えにくいな…」
中々正体を掴めずにいる中ワルキューレ達がまた1人、また1人と捕まっていく。
そして遂に皆が捕まってしまった。
アレイスター「ワルキューレを捕まえる程の者…誰だ?」
するとならず者の長と思しき男が現れ誰かを呼んでいた。
そして現れたのは…
アレイスター「これは、デーモンか。」
ロプトル「デーモン?」
アレイスター「ああ、魔界の有力な勢力だけど最近色々と押されてるみたいでね…」
マルデル「でもなぜワルキューレを…」
冥神「そこはわからんな…」
映像ではデーモン達はならず者達に金を支払い、ワルキューレ達を連行しようとしていた。
ヴァラ「デーモン達がどこかへワルキューレを連れて行こうとしてますね。」
アレイスター「恐らく万魔殿か…」
ロプトル「なんだい?そりゃ?」
冥神「彼らの根城だな。魔界とは…厄介だな」
- 21二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 18:53:30
マルデル「魔界ですか…」
ロプトル「また厄介な所だねえ…」
するとそこに入ってくるものがあった。アイ達だ
ロプトル「おおっアイちゃんじゃん。今日も可愛いねえ。」
アイ「あ、ありがとうございます…」
冥神「そうだ、アイよ、そなたの妹達の守役に悪魔を使う者がいたな。呼んでくれぬか。」
アイ「はい。」
数分後、呼ばれて入って来たのはデーモン・テイマーだ。但し、彼女も今はミラーナイトになっている。
鏡テイマー「確かに、悪魔を従える事はできますが…魔界…しかも万魔殿にいる悪魔となりますと…」
冥神「無理か…」
鏡テイマー「申し訳ありません。しかし、こちらも悪魔を頼れば良いのでは。例えば…白銀城の主などは。」
冥神「確かに、それは一理あるな。」
- 22二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 19:49:28
- 23二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 19:57:24
- 24二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 20:20:40
- 25二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 20:24:51
- 26二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 20:32:30
- 27二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 21:09:35
- 28二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 21:18:22
- 29二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 22:20:45
- 30二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 22:33:01
- 31二次元好きの匿名さん24/12/20(金) 23:11:23
ラビュリンス「なんと!つまりデーモン達が…」
ズール「ああ、何者かと同盟を結んだと考えられる。」
マルデル「しかもよく見ればこの文…」
ヴァラ「子供の喧嘩のような内容ですね。」
ロプトル「確かに…」
アレイスター「ゴブリンだってもっと良い文書くぜ。」
グラファ「魔界の統治者ならばもっとしっかりした内容の文を書くものだ。」
ラビュリンス「だとしたら、誰がデーモンと手を結んだのでしょうか…」