【閲注TRPG】沼男は誰だ【CoC×植物トリオ+五】

  • 1124/12/22(日) 23:13:47

    このスレは植物トリオ+五、虎杖伏黒釘崎五条の四人をPCとしてCoC、クトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ

    原作軸ではなく一般人の四人。そのため関係性や雰囲気などが異なる可能性があるよ
    キャラシはこのシナリオ専用のものをこれから作るよ

    今回はma34さま作成シナリオの『沼男は誰だ?』をむつーさまが改変したKP用台本をお借りしてるよ
    シナリオのネタバレを大いに含みますので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
    知らない人同士の推理とかはいっぱいして貰って良いよ

    このシナリオはロスト率が極めて高いものとなってるよ。なので死亡描写やグロテスクな表現が苦手な人にはおすすめしないよ

    今回は基本的にスレ民への行動安価みたいなのはないよKP難易度も非常に高いのでランダム性を求めるものに関してはスレ主が候補出したものの中から自分でダイス振るよ

    それでは彼らの結末を共に見守って欲しいんだよ

  • 2124/12/22(日) 23:14:19
  • 3124/12/22(日) 23:14:30
  • 4二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:15:29

    うお楽しみ

  • 5二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:17:05

    たて乙
    名前は聞いたことあるけど内容は知らないシナリオ嬉しい

  • 6二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:17:27

    たておつ
    待ってた!!

  • 7124/12/22(日) 23:19:40

    このシナリオにはHO(ハンドアウト)があるよ
    誰がどのHO持ちかダイスしてからキャラシ作るよ

    HO1 あなたは資産家の鐘有 ⾺久留(かねあり まくる)と知り合いだ
     ★鐘有 ⾺久留(かねあり まくる)
      29歳、⾺主。鐘有ファームを運営しており、⾺好きが⾼じて⾺主をしている
      家系もろとも全員お⾦持ち、資産家である。結婚をしており、⼦どもはいない
      千葉県成⽥市在住

    HO2 あなたは親しい誰かと2⼈暮らしをしている

    HO3 あなたは「⾎の池事件」という未解決の怪事件に強く執着している
     ★⾎の池事件 概要
      おおよそ3ヵ⽉ほど前から、街の中で突然⾎だまりが出来るという話
      その⾎液量は明らかに致死量だが、遺体が全く上がってもこないし⽬撃情報も無い
      ⾎は作り物等ではなく、本物の⾎であることが確認されている
      この事件が起きる頻度はだんだんと増加傾向にあり、しかし被害者は上がらない為警察も困っている
      被害者のいない⾎だまり事件というわけである

    HO4 あなたは「上記3⼈の誰か」ととても親しい仲だ。

  • 8124/12/22(日) 23:22:18

    <HO1は誰だ>

    1.虎杖

    2.伏黒

    3.釘崎

    4.五条

    dice1d4=2 (2)

  • 9二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:23:06

    金がいっぱいありそうな人だ

  • 10二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:23:39

    お!伏黒君がHO1か

  • 11二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:24:35

    伏黒が1か

  • 12二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:25:23

    どんなシナリオか知らないのでドキドキしてたらかねありまくるの名前で笑った
    人物の名前で説明してくれてるタイプ好き

  • 13124/12/22(日) 23:25:28

    <HO2は誰だ>

    1.虎杖

    2.釘崎

    3.五条

    dice1d3=2 (2)

  • 14二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:26:21

    釘崎が同居人持ちか誰だろうね?

  • 15二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:26:35

    釘崎が誰かと2人暮らしか…誰だろうな
    ふみちゃんとかかな

  • 16124/12/22(日) 23:27:46

    <HO3は誰だ>

    1.虎杖

    2.五条

    dice1d2=1 (1)

  • 17二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:29:10

    虎杖が3で五条が4か
    五条はオリジナル通りの関係になるのかな

  • 18二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:31:09

    全員HO決まったね
    うわ楽しみ!!

  • 19二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:31:22

    虎杖が3なのオカルト研究会の部員って感じがする

  • 20二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:32:12

    五条三人にわりとフラットだから誰か分かりにくそうでいい感じ
    血の池事件はちょっと赤血操術とか想起する血生臭さ

  • 21124/12/22(日) 23:36:10

    HO4 あなたは「上記3⼈の誰か」ととても親しい仲だ


    ということで導入の関係上、五条が誰とセットになるかを決めるダイスをするよ

    あくまで一時的なものだからこのダイス目で植物トリオとの関係値に著しい差が出るとかじゃないよ


    <導入は誰とペア?>

    1. HO1の伏黒

    2. HO2の釘崎

    3. HO3の虎杖

    dice1d3=1 (1)

  • 22二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:39:36

    明かされるんだ!伏黒とセットだ
    なんか伏黒より五条のが鐘有とコネありそうでちょっと笑った

  • 23二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:39:45

    五条と伏黒か
    導入一緒てことは
    職場か何かが同じなのか
    たまたま一緒に居たのか

  • 24二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:39:53

    本編通りって感じだ

  • 25二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:40:28

    釘崎の同居人は決めますか?

  • 26124/12/22(日) 23:49:13

    原作軸じゃないって説明は既にしたと思うけど、シナリオの難易度の関係上で高校生や大学生よりは社会人の方がスレ主が回しやすいから、それぞれ成人済社会人ってことになるよ


    植物トリオと五条の関係性は高校時代の恩師、伏黒-五条は家の関係で幼少期からの付き合いがある


    五条は教師やってるってことにしておくとして、残りの三人の職業を決めるんだけどもしこれが良い~みたいなのあったら言ってくれると導入との兼ね合いが良さそうなら採用するかも

    現時点では伏黒は獣医師、虎杖がフリーター兼何でも屋、もしくは消防士、釘崎はCAとかどうかなって思ってるけどスレ民どう思う?


    >>25

    ダイス振らないならふみちゃん、もしくは他の女キャラとルームシェアしてるって流れにしてもいいかな

  • 27二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:52:15

    虎杖消防士、釘崎CA、似合うと思います
    虎杖何でも屋でもいいかな?伏黒獣医はHOとも合うしいいと思います

  • 28二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:55:01

    消防士よりは何でも屋の方が何となくHOとは合ってそう

  • 29二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:56:31

    釘崎同居人ふみちゃんか、幼馴染で同居人は仲いいね

  • 30二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:57:43

    自分も釘崎の同居人ならふみちゃんかなと思った
    そうじゃなきゃ沙織ちゃんか真希さんくらいにも思う

  • 31二次元好きの匿名さん24/12/22(日) 23:58:02

    消防士虎杖見てえ~けど何でも屋のがシナリオには合いそう
    釘崎CA本人も満足そうだし肝の座り具合が向いてそうで大好き

  • 32124/12/22(日) 23:59:10

    今まで植物トリオでは能力値がずば抜けて高いのが虎杖だったけど今回は五条が何を持ち得ないのだってくらい全部高いんだよ

  • 33二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:00:50

    虎杖が交番でお巡りさんしてるのとかも似合いそう
    HOも知ってておかしくないし

  • 34二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:01:05

    五条色んなステ高そうなの納得いくし見てみたい
    でもステ高くても転がり落ちるときはダイスで転がり落ちていく様をよく見てきた…

  • 35124/12/23(月) 00:08:37

    スレ主はたまに出目カスになるからね、どんなに能力値や技能値が高くても死ぬときは死ぬんだよ


    虎杖の職業が割と割れてるっぽいからそこだけダイス振るんだよ

    1.消防士

    2.何でも屋

    3.交番のおまわりさん

    dice1d3=1 (1)

  • 36二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:11:39

    お!消防士か似合ってるな
    HO考えると身内か知り合いが巻き込まれたんかな?

  • 37二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:12:22

    消防士とかお巡りさんだとそもそも事件について執着してても仕事的には都合良くなさそうだから別の方がいいかなと思ったんだけどダイスは消防士がいいみたいだ

  • 38124/12/23(月) 00:13:27

    そういや虎杖伏黒釘崎の身長どうするかな
    釘崎はもうそんなに伸びないとして、虎杖伏黒ってどれくらいまで伸びると思う?

    事情を考えるのはKPの仕事だからスレ民は見たいものを見たいって言ってくれて良いんだよ

  • 39二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:15:57

    180行くか行かないかくらいのイメージ

  • 40二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:16:23

    仁さんがそこまで体格良さそうではないけど虎杖はそれなりにすくすく育ちそう
    伏黒もパパ黒ほどではないにせよ高身長顔良し獣医師になってそう

  • 41二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:17:30

    虎杖は2m前後くらい
    伏黒は少なくとも180半ばくらいにはなると思ってる

  • 42二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:17:55

    どっちも五条くらいまでは伸びなさそうって勝手なイメージ
    でも伸びるやつは伸びるよな…無難に180くらい?個人的には虎杖伏黒は同じくらいだと仲良しでいい

  • 43二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:18:49

    伏黒は父ちゃんでかいからなぁ182いくと嬉しい
    虎杖はううううん希望だと180~185かな?

  • 44二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:21:20

    二人とも180前半までのイメージだな
    虎杖のが2cmくらい小さくて20kgくらい重そう(偏見)

  • 45二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:22:10

    虎杖も伏黒もナナミンくらいはあってほしいけど既にデカい東堂ほど伸びないと思ってる
    いや東堂が特殊なんだろうけど

  • 46124/12/23(月) 00:22:23

    あ、言い忘れてた
    ルルブは六版適応だよ

  • 47二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:25:31

    消防士虎杖楽しみだ

  • 48124/12/23(月) 00:33:21

    SIZに関しては虎杖と伏黒二人共15にしたよ
    身長だけじゃなくて体格も含まれてるから、身長と体重なんかはそれぞれの心の中でイメージしてね

    一応今日はキャラシ作り終わる所までやる予定だよ

  • 49二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:37:30

    きっと同じでも虎杖の方がムキムキなんだろうとか個性と差を脳内で付けておく

  • 50124/12/23(月) 00:52:12

    HO1 伏黒 恵(25) 獣医師

    STR14 CON14 POW15 DEX15 APP15 SIZ15 INT17 EDU17

    <目星>50 <聞き耳>50 <図書館>75 <回避>60 <キック>65 <応急手当>60

    <信用>50 <説得>70 <その他の言語(ラテン語)>30 <医学>50 <心理学>50 <生物学>70 <薬学>33


    HO2 釘崎 野薔薇(25) CA

    STR12 CON12 POW16 DEX12 APP12 SIZ11 INT14 EDU15

    <目星>50 <聞き耳>75 <図書館>45 <回避>24 <投擲>65 <写真術>40

    <精神分析>40 <ナビゲート>50 <言いくるめ>60 <その他の言語(英語)>71 <心理学>70 <法律>40


    HO3 虎杖 悠仁(25) 消防士

    STR18 CON18 POW16 DEX18 APP11 SIZ15 INT15 EDU15

    <目星>75 <聞き耳>65 <図書館>25 <回避>66 <キック>76 <マーシャルアーツ>50 <応急手当>70

    <登攀>70 <運転(大型自動車)>60 <機械修理>60 <重機械操作>50 <跳躍>56


    HO4 五条悟(38) 教師

    STR18 CON18 POW18 DEX18 APP18 SIZ17 INT18 EDU21

    <目星>90 <聞き耳>75 <図書館>75 <回避>87 <キック>85 <マーシャルアーツ>70

    <言いくるめ>70 <信用>80 <心理学>80 <物理学>70

  • 51二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:54:03

    五条APPは18やろなと思ったら迫真の天井スペックで手叩いた

  • 52二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:55:33

    五条さんのスペック流石です!

  • 53124/12/23(月) 00:55:47

    スレ民も五条は強ければ強い程嬉しくない?
    スレ主は五条が強ければ強い程嬉しいので……

    能力値と技能値はここまで来ると笑う所だよ

  • 54二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:56:41

    なんで教師なんかやってんだよこの人!?ってところまで原作再現じゃん好き

  • 55二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:57:00

    五条さんは強くてナンボですからね!
    強いと嬉しいですよもちろん!

  • 56二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:59:05

    もうこの人一人でいいんじゃないですかも再現出来てるな
    唯一SIZだけが17か納得です

  • 57二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 00:59:43

    五条最強で笑ってしまった
    SIZは宿儺ぐらいじゃないとMAXにならないのかな

  • 58124/12/23(月) 01:02:45

    明日から導入を始めていくんだよ


    一応植物トリオは都立の高校で同級生、一年時の担任が五条

    現時点ではっきり決めてるのはそれくらいでシナリオ回しながら設定が生えていくんだよ、多分


    五条のような全能力値ほぼカンスト!みたいなキャラも普通に死ぬときは死ぬし発狂する時は発狂するからやり過ぎてもやり過ぎにはならないんだよ


    ということでこのスレのご機嫌伺いしておこうね、じゃぶじゃぶ

    dice10d100=54 72 80 87 43 20 54 50 52 87 (599)

  • 59二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:03:18

    こいつが神話生物かな?と思いつつ本物はきっとこんなもんじゃないんだよな…

  • 60二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:04:14

    す…スレ主のダイスが落ち着いている…!?!!

  • 61124/12/23(月) 01:05:19

    幸先良いね、勝ったな

    ということで改めて明日から宜しくね

    スレが賑わってくれた方が心強いから気軽に質問とか疑問とか飛ばしてくれて構わないよ

  • 62二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:05:46

    これはもしかして荒れないダイス目になるのか?
    それとも逆なのか?楽しみです!

  • 63二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:06:35

    高ロストシナリオらしいのでこのままお手柔らかなダイス神であることを願うよ!
    虎杖の応急手当が何気に高くてせやね消防士だもんねってなった

  • 64二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:06:56

    ダイスが安定するのも荒ぶるのもどちらにせよエンタメになるので楽しみ

  • 65二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:08:33

    五条の言いくるめで何かちょっとだけ笑ってしまった

  • 66二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:10:05

    釘崎の回避が学生キャラシより低くて心配だ
    バトルになったら守ってやってくれよ男ども!

  • 67二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 01:12:32

    五条さんの実家やっぱり金持ち&名家なのかな

  • 68二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 08:41:52

    好きなシナリオだから嬉しい…エンド一つしか知らないからどうなるか楽しみ(安価不参加)

  • 69二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 12:05:30

    楽しみなので保守

  • 70二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 12:46:56

    TRPG自体リプレイしか見たことなくて憧れなんだよな
    こういうとこで見るのとプレイするのではやっぱ違うんだろうけど参考になる気がするので応援してる

  • 71二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 16:04:01

  • 72124/12/23(月) 21:24:06

    TRPGは特に気負ってやるものじゃない、ってのが個人の感想なんだよ
    ごっこ遊びの延長戦だから一緒に楽しく遊べる相手が居て自分も楽しもうとすればそれで成立するからね

    ということでまずはHO1とHO4の導入、つまり伏黒と五条の導入から始めていくんだよ

  • 73二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:24:26

    わーい待ってました

  • 74124/12/23(月) 21:26:28

    いつもの日常というものはどうにも忙しない。
    伏黒恵が勤める動物病院には今日も多種多様な動物たちが飼い主に連れられてやって来ている。イヌにネコから始まりハムスターやモルモット。更にはフクロウやヘビにトカゲなど、様々だ。
    ワンニャンチューチューテケリ・リ!それに加えて人間の声が響く院内は酷く騒がしい。
    つい先ほど大型犬がぬいぐるみの一部を噛み千切って飲み込んでしまったことによる処置を終え、スッキリした顔のイヌと申し訳なさそうに何度も頭を下げながらもイヌの頭を優しく撫でている飼い主を見送り、一つ息を吐いていたその時だった。
    事務員の女性がひょこりと顔を覗かせ、声を掛けてくる。

    「伏黒先生、お客様がお見えです」

    患者、ではなくお客様。
    その呼び方自体に若干の嫌な予感がしつつも「分かりました、今行きます」と答えて足を動かせば――――。

    「やっほー、恵!」
    「帰ってください」

    自らの高校時代の恩師、かつ幼少期から付き合いがある男。そこには五条悟が立っていた。

  • 75二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:27:53

    な…なんか変な鳴き声が混じってません…?

  • 76二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:34:27

    テケ…はアカン奴!

  • 77124/12/23(月) 21:35:38

    咄嗟にそう言ってしまったが、プライベートなら一億歩譲ってまだマシだとしても、こうして仕事場に顔を出すなんて相変わらずデリカシーがない男だと一切不満を隠さずに表情に移す。
    しかしそれを全て見た上で五条は全く気にした様子もなく、ひらひらと振っていた手を止めてからずかずかと躊躇もなく近付いてきた。

    「随分と忙しそうだね。今平気?」
    「平気じゃないです。帰ってください」
    「さっきの子は『お宅の恵くん借りてダイジョーブ?』って聞いたら『どうぞどうぞ!』って言ってくれたけど?」

    確かに、今ここに居るのが五条でなければもう少し真面目に話を聞く姿勢になったかもしれない。丁度これから暫しの休憩予定だ。その時間を宛てるのならば問題なないとも言えるのだが。

    「……要件はなんですか」

    これ以上ごねる方が厄介なことになりかねないと、伏黒は諦めたように溜息を吐く。当然のようにその全てを五条は見て把握しているはずだというのに、やはり遠慮のえの字も見受けられない。

    「ほら、僕ってGTGでしょ?」

    グレート・ティーチャー・ゴジョ―。学生時代も何回も聞いた言い回しは懐かしくもあるが、それ以上に鬱陶しさを感じた伏黒の眉間の皺は更に深くなる。

    「本題だけにしてください」
    「相変わらず恵はせっかちだね」
    「さっさとしてください」

    多少口調が荒くなったとして、今更五条が気にすると言うようなことはない。慣れたように流しつつも、ここに来た本題を漸く口にする。

  • 78二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:37:35

    ズカズカーって入ってくるイメージなんかあるな五条

  • 79二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:41:16

    『お宅の恵くん借りてダイジョーブ?』『どうぞどうぞ!』
    APP18信用80…うむうむって腕組みして頷いてる

  • 80124/12/23(月) 21:42:23

    「今受け持ちの生徒が一人獣医を目指してて、でも両親には獣医じゃなくて医者になれって言われてるらしくて、迷ってるんだよ。だから実際に今獣医として働いてる恵と話して何か変わるかと思ってね」


    その言葉を聞いて意外だ、という感想と納得の二つが心に過ぎった伏黒は一度開きかけた口を閉じてからもう一度深く息を吐く。


    「……水曜日なら都合付けます」

    「お、ホント?」

    「俺も進路に迷った身ですし、その気持ちは分かりますから」


    そう言えば五条はふ、と一瞬柔らかく笑うも次の瞬間にはいつもと同じ軽薄な笑みに戻っている。そうしてバシバシと伏黒の背を叩き、ケラケラと笑う。


    「いやー、恵も出世したものだね!」

    「出世って何ですか」

    「よっ、獣医の星」

    「ふざけるなら帰ってください」


    そんな会話をしていれば、どこからか「伏黒さん」と呼ぶ女性の声が聞こえた気がして伏黒は辺りを見回す。すると小柄で美しい容姿をした女性が風に髪をなびかせながら、立っていた。腰まで伸びた綺麗な黒髪が印象的だ。


    <知識>

    伏黒(85) dice1d100=90 (90)


    <知識1/2>

    五条(52) dice1d100=61 (61)

  • 81二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:43:27

    こんなにステ高い2人が早速ダブル失敗って幸先悪いな…

  • 82二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:43:58

    うーん早速失敗…ww

  • 83二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:44:58

    なんで五条の知識1/2になってるんだろう(初心者並感)

  • 84124/12/23(月) 21:44:59

    伏黒、五条ともにあからさまではないものの誰だコイツ、とでも言いたげな雰囲気が過ぎる。そして声を掛けて来た女性はそれを知ってか知らずか、更に口を開く。

    「いつも主⼈がお世話になっております、私、鐘有 ⾺久留の妻で鐘有藍美(かねあり あみ)と申します」

    そう言いながら頭を下げられれば伏黒も釣られるようにして頭を下げる。五条は一歩だけ下がり、藍美へと「お先にどうぞ」と言わんばかりにぱっと見では美しく見える笑みを浮かべていた。

    「今⽇は主⼈のことについて、伏黒さんにしか出来ない相談があり、お伺いしました」

    そもそも伏黒と馬久留はそこまで言われる程の仲かと言えば、そうではない。鐘有ファームの関係で複数回獣医師としてファームを訪れたことはあったが、私的な付き合いは一度ゴルフに付き合わされたくらいだ。その時でさえ会話が弾んだ、というような印象はない。

    「相談とは、なんですか」
    「その、お仕事とは関係のない私⽤の相談で恐縮なのですが……」

    そうして始まったのは藍美による相談事の前段階、事情の説明だ。

    「主⼈の様⼦がその……最近おかしくて。いつもぶつぶつと何か呟いたり、急に何かに怯える素振りを⾒せたり。この間なんかは指先の⽖を剥がしてしまうほど噛んでいて⼿が⾎だらけになっていたんです。家の外にも⼀切出なくなってしまいました」

    ぽつぽつと語られるその内容はあまり芳しくないものだ。

    「……何か⼼の患いなんじゃないかと、病院に⾏くことを何度も進めているのですが頑なに話聞いてくれないんです。私としてくれる会話といえば、せいぜいゴミ捨てしろだとか、掃除しておけとか⾔いつけられるくらいで……」

    そこまで口にすれば藍美は一度言葉を止める。

  • 85二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:47:29

    あー…HOの知り合いの人だからか
    知識失敗だから知っててもおかしくないけど知らない感じになったのかな

  • 86124/12/23(月) 21:48:09

    伏黒は女性の旦那と知り合いなので写真などでその姿を見た、話を聞いた可能性があるので<知識>

    五条は夫婦どちらも面識がないので、ニュースとかそういったもので知っているかどうかなので<知識1/2>


    こういう思い出す系は<アイデア>などを使う時も多いんだよ


    こういう技能のダイス指定はシナリオやKPの匙加減なので絶対的に正しい処理方法は存在しないよ

    <知識>1/2に関してはそもそもシナリオにないダイスをKP(スレ主)がコイツならワンチャン知ってるな……と思って振らせたんだよ

  • 87二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:48:20

    一体どうしたんだ金有りまくる

  • 88二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:48:25

    初手ファンブルじゃないだけいい方だよな

  • 89二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:49:23

    五条は知識として知ってるって感じで確かにいいかも

  • 90124/12/23(月) 21:49:24

    「どうしても俺に何かさせたいなら、そうだ、伏黒さんを呼んでこいって。伏黒さんの話なら聞くって、主⼈が⾔うんです」


    そこで唐突に自分の名前が出たなと、伏黒は表情には出さなかったものの怪訝に思った。そう言われるだけの関係はないはずだ。だが藍美の話は更に続く。


    「夫の⼼が緩やかに壊れていくのを⾒せられるのは、私も流石に堪えていて……。夫は普段はとても穏やかで、⼼優しい⼈なんです。本来は夫婦間の問題であるところ申し訳ないのですが伏黒さん、どうか御⾜労いただいてお⼒を貸していただけませんか。主⼈を病院に⾏くよう説得してほしいのです」


    ここでどうにかして欲しい、とそう頼まれれば自分は精神科医ではなく獣医だと断ることも出来た。だが”病院に行くように説得”と言われてしまえば「出来ません」とは言いにくい。

    一度足を運べば上手くいけどもいかずとも義理を果たしたことになるのではないかと、伏黒は暫し思考の海に浸りながらも相手を見やる。


    <知識>

    伏黒(85) dice1d100=27 (27)


    <知識1/2>

    五条(52) dice1d100=32 (32)


    <心理学>

    伏黒(50) dice1d100=31 (31)

    五条(80) dice1d100=15 (15)

  • 91二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:50:35

    今度は全成功だ
    ちょっと調子が良くなったかな

  • 92二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:50:40

    鐘有さん……不安よな、ご主人がそんなことになって……でもこれCoCだからなぁ

    NPCはあんま信じれん……ニャルではなさそうだからひとまずは警戒しなくても大丈夫、か…?

    >>88

    基本あり得ないんだよなぁ?!ww

  • 93二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:50:44

    でもそんなに親しくない相手にこんな相談されても困るよな

  • 94二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:52:41

    違うのはわかってるんだけど見た目のイメージが津美紀になる……

  • 95124/12/23(月) 21:54:29

    鐘有家という名は少々有名だ。そのため直接の面識はなくとも、五条もその存在を知っていた。
    鐘有家は代々お金持ちで、そのため現在も莫大な収入がある。
    そして当然、鐘有馬久留も例外ではなく鐘有ファームの経営や法人で馬主になれる程の財産を得ている。熱心な馬好きであり、競馬場にもよく足を運んでいるとも伏黒は本人から聞いていた。
    そのため連絡先を交換してからは何度かファームの馬についての質問などを受けていたが、ここ一年はそんな連絡がなかったことも重ねて思い出す。

    そんな関係の相手なら断るのが妥当、なのだろうが目の前に居る藍美は彼女の夫である馬久留のことを心から心配しているように見えた。それこそ一度も会ったことのない、名前を知っているかどうかくらいの自分に会いに来るまで、だ。
    五条も後ろから二人のやりとりを見て、藍美が嘘を吐いているようには見えないなと思っていた。だが言ってしまえばそれだけだ。

    ここで今まで黙っていた五条が咳払い一つしてから、会話に入って来た。

    「精神的に不安定な人間の元に来い、ってだいぶ不躾な方のお願いになると思うんだけど。しかも相手の職場に押し掛けてって、申し訳ないって言いながら端から断らせる気がないですよね?」

    軽薄な雰囲気の中に隠された不信感と警戒を付き合いが長い伏黒は感じ取る。おそらく五条は伏黒と馬久留の関係性が然程深くはないことにも勘付いているのだろう、ということまでも。

    「鐘有家の方ならば幾らでも訪問したがる医師は居るのでは?それとも医師を呼ぶことではなく、あなたの夫の願いを叶えることの方が本題とでも?」

  • 96二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:54:36

    思ったよりめちゃくちゃ名指しで奥さんもびっくりしたろうな
    旦那と伏黒そんな交流ないってのに
    休憩時間だからなのか受付の人の取り継ぎなしで現れたのも必死なんだな感もあるしちょっと不審な感じもする

  • 97二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:56:48

    五条の察しと警戒は頼りになるなあ

  • 98二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 21:58:24

    五条さんが正論なんだよな、1年ろくにあってないのに名指しで指名されたら
    ビックリするわ何か裏があると思うよな

  • 99124/12/23(月) 22:11:07

    「行きますよ」

    迷いはした。だがこうして目の前で心を痛めている人間が居て、それを自分には関係ないと切り捨ててしまうにはどうにも躊躇があった。ましてや五条のこの様子を見て「そこまで言う必要はないんじゃないか」と思ってしまったのが決定的。

    「今すぐは無理ですが、休日かもしくは仕事が終わった後ならば」

    伏黒がそう言ったのを見て五条は口をかぱりと開いたものの、結局は何も言わずに口を閉じることとなる。そもそも自分だって伏黒に見知らぬ誰かを助けるために時間を作れと押し掛けた側だ、下手なことを言えば一の文句が十以上になって返って来るだろう。

    「そうですか!では早速今日お願いしても構わないでしょうか」

    藍美は安心したように笑うと、そのまま伏黒と時間の算段をつけ始める。蚊帳の外となった五条はどうするか、と考えていれば藍美が先に話しかけた。

    「あなたの仰る通り、不躾なお願いでした。私は夫の願いを叶えようと伏黒さんの都合を考えずにこうして押し掛け、ご迷惑をおかけしてしまっています。伏黒さんも本当に申し訳ございません。無事に終われば何か可能な限りのお礼をさせて頂きますので」

    そこまで藍美が言い切ったのを見て、伏黒は五条のことを些か冷めた目で見つめた。

    「恵が決めたことにいちいち僕が口出すようなことはしないよ」

    お手上げだとばかりに両手を上げた五条とは裏腹に伏黒は「俺の方こそすみませんでした」と頭を下げる。

    「夫が呼んでいるのは伏黒さんですが、確かに夫の状況を考えるのならばもう一人人手があった方が良いかもしれません。更に不躾なお願いとなりますが、同行していただけませんか……?」
    「いいですよ」
    「恵?」
    「どうせこの人暇なんで」
    「全ッ然暇じゃないけど?」

    そしてそこから更になんやかんやありながらも仕事終わりにもう一度集まるということで、三人は鐘有馬久留の家へ向かうことになった。

  • 100124/12/23(月) 22:12:19

    HO1伏黒とHO4五条の導入はここで一旦終わり

    シーンが変わって次はHO2釘崎……ではなくHO3虎杖からになるよ

  • 101二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:13:32

    一人で行くの怖いから五条さんいてくれてよかったな!

  • 102二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:14:35

    伏黒がそこまで言わなくても…ってなるのいいな
    まあこの警戒出来る五条がいたら大丈夫そう

  • 103124/12/23(月) 22:14:53

    PLたちの時間がある時に限るけど割とキャラの掘り下げが出来るような導入のやり方が好きなんだ
    なので冒頭の会話は全然意味ないよ伏線とかでもないよ

  • 104二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:15:43

    掘り下げ好きなんで、どんどんやっていただけると嬉しいです

  • 105二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:16:05

    掘り下げある導入好きです
    2人の関係性と伏黒のスタンスが見えてきていい…

  • 106124/12/23(月) 22:16:39

    そういや文章打ち込んでる時に初回「俺は精神科医じゃない、呪術師だ」になってて慌てて直したよ

  • 107二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:17:48

    本編の伏黒の残滓が…!

  • 108二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:18:37

    「俺は精神科医じゃない、呪術師だ」言いそう
    でも今は獣医だからね伏黒君に獣医天職な気がする

  • 109二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:20:28

    伏黒が五条さんの予定聞かずに決めるの
    付き合いの長さと気安さ感じられていいな

  • 110124/12/23(月) 22:32:08

    おおよそ三ヶ月ほど前から街を騒がせている事件がある。
    街の中で突然血だまりが出来るだなんていう、物騒な話だ。
    その血液量は明らかに致死量であるというのに、遺体が上がることもなく目撃情報もない。ならば血のように見えるだけで実は偽物ではないかと思えばそうではなく、本物の血であることが確認されている。
    そしてこの事件が起きる頻度はだんだんと増加傾向にあり、血だまりを見掛けても驚かない人も増えてきてしまっている。被害者が存在しない謎の血だまり事件。
    ネットやニュースでは【血の池事件】という名で語られていた。

    そしてその事件について調べている人物がここに一人、その名を虎杖 悠仁と言う。

    「あーー!!クッソ、何も分かんねぇ、また空振りかよ……!」

    時刻は午前九時、丸一日の勤務時間を終えた後だというのにそれを感じさせない叫びに彼の同僚はけらけらと笑った。

    「まだあれ調べてんのかよ」

    職場では虎杖が【血の池事件】について調べていることは有名だ。調べ始めた直後に「なんか知ってることないっすか!?」と詰め寄られた者が多いことも理由の一つである。

    「また昨日あったんだろ?都内の……どこだっけか、人間三人分の血液だけ発見されたってヤツ」
    「そうそれ、一応こうやって纏めてんの」
    「スクラップブック作るにしろもうちょい丁寧にやれよ」
    「こういうの苦手なんだよ……」

    同僚の指摘の通り、虎杖の手元にある事件について纏めているらしいノートはあまり綺麗なものではない。本人もそれを自覚しているのか、一つ吠えてからその中をパラパラと見返す。

    「前回は四日前、ンでその前は一週間半前」
    「巷では被害者が出て来ないせいで宇宙人の仕業じゃないかとか本物の血を作る実験を某国が秘密裏に行って日本警察に喧嘩売ってんじゃないかとか、トンデモ理論まで飛び交ってるらしいぜ」
    「解決すんなら別に俺は何が理由でも良いんだけどさぁ……」

  • 111二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:37:32

    五条も過保護という訳では全然ないんだろうけど五条が先に警戒張ることが多いからこそ伏黒がわりかし無警戒に人のために動けるみたいな下地がちょっとありそうとか色々思えて楽しい導入
    えっ人間の血三人分?血の池言うに相応しい結構な量だな…

  • 112二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:38:28

    うわぁこっわ……遺体が上がらない…食われたり持ち去られたりしてんのか…?

  • 113二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:43:32

    虎杖が頑張って調べ物してちまちまスクラップブック作ってんの想像するとちょっと微笑ましいけど事件が全然微笑ましくないな

  • 114124/12/23(月) 22:48:55

    虎杖が深く溜息を吐く。こうして事件について調べているとはいえ、虎杖自身がその事件に巻き込まれたというわけではない。そもそもこの事件は被害者が存在しない事件だ。

    ならばなぜ虎杖が本人も向いていないと理解していることをしているかと言えば。


    「……ばあちゃん、早く外に出られるようになればいいのに」


    ぼそりと呟かれた言葉が虎杖の本心だ。

    ばあちゃん、と呼んではいるが彼の祖母でもなければ親戚でもない。虎杖が借りているボロアパートもとい質素なアパートの大家である女性のことだ。

    その女性は【血の池事件】で広がる血だまりを見かけた通行人A、もしくは通行人Eくらいでしかないのだが、それをきっかけに外へ出るのが怖くなってしまったのだと言う。

    昔、娘夫婦と孫を一気に交通事故で全員亡くした彼女は血の臭いがトラウマになっており、日常生活の中で見るはずのない血だまりを見てしまったせいでその時の記憶がフラッシュバックしてしまったらしい。

    今までは虎杖を本物の孫のように可愛がり、休みの日に会いに行ったり食事を作ったり作って貰ったりと交流があったのだが、その事件を目撃して以降は外に出るのが怖くなってしまったのだ。

    その様子を見てられず、虎杖は少しでも早く安心して外に出られるようになればいいとその事件について調べ始めたのだが、ものの見事に手掛かり一つない。

    ただ日常の最中に血だまりが広がっていると、それだけなのだ。


    「そんな虎杖 悠仁くんに朗報です!」


    突如そう言い出した同僚は虎杖のスマホにメッセージを送る。それはマップにピン止めされたどこかの住所だ。


    「俺の親戚が千葉の成田市に住んでるんだけどさ、とある個人邸から異臭がするんだってよ」

    「……異臭?」

    「そうそう。警察に通報したけど家主に忠告した、って言われるだけでそれ以上はノータッチ。んで、血の池事件って解決しない理由が警察もグルなんじゃないかって噂もあるだろ?」

    「それってそこが事件に関係あるかもしんないから俺に様子見てきたら、ってこと?」

    「俺はお前に解決しろとは言わねぇから、見るだけ見て関係なさそうだったらフツーに帰って来いよ」


    <アイデア>

    虎杖(75) dice1d100=42 (42)

  • 115二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:50:52

    虎杖がごく薄いでも凄くトラウマ刺激されてる関係者のおばあちゃんのために全力尽くしてるのそれっぽくて好きだな…

  • 116二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:56:02

    確かに被害者いなくても事故現場そのものだよな…セットとかじゃなくてガチで血の匂いするのもしんどい
    フラバする人がいるのも無理ないな

  • 117124/12/23(月) 22:56:28

    同僚のその言葉の意味するところは、これで一区切りにしろという彼なりの優しさであるのだと虎杖は気付いた。
    実際、何の手がかりもなく日がな新聞をチョキチョキチョキチョキ。
    ネットで関係が噂される所に出向いてみても、何も得られずに帰ってくる日々。最近睡眠時間を削っていたのも確かで、仕事に影響が出るまでの無茶はしていないが、それでも心配をかけてしまっていたのだろう。

    「……そうする、あんがと」
    「そうしろそうしろ、土産もついでによろしくな」
    「それが本題?」

    そうなれば異臭と言うのも本当か、もしくは大したものではない可能性もある。
    もしくはその指定された家が親戚の家だとか。
    そこを今指摘するような真似は野暮だろうと、虎杖は指摘せずにスクラップブックを勢いよく閉めて立ち上がる。

    「んじゃ早速これから行ってみるわ」
    「流石に寝ろって」
    「いーや!まだイケる!」

    そんな会話を繰り広げた後、虎杖は言葉通りにその個人邸に彼の愛車と共に向かった。

  • 118二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:58:05

    CoCの運転にはいい思い出がないけどでも振らなきゃ平気なんだ

  • 119二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:59:26

    運転する虎杖いいね
    無理や意地というよりマジで体力お化けだからいけるんだろうな

  • 120二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 22:59:44

    そういやタイトルの沼男っていわゆるスワンプマンのことだよな
    被害者らしき人がいないのってもしかして

  • 121二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:00:16

    本職が別にあり限りやめ時を自分で決めらんないってのは確かにありそうやな
    同僚いいやつじゃん土産買ってくるから生還祈っといてな

  • 122124/12/23(月) 23:01:25

    車を走らせて到着したのは千葉県成田市の個人邸。同僚が送って来た住所と、そしてその家に住んでいる人物の苗字。


    「お、あったあった。ここだよな」


    その家は比較的新しめで小綺麗な邸宅だった。普通の一戸建てよりも土地が広く、建物自体も大きい。正面には門があり、その傍には表札がかかっている。


    「よし、鐘有さんの家だ」


    <聞き耳×2>(ここでは上限を95とする)(CoCでは<聞き耳>を嗅覚にも用いるよ)

    虎杖(95) dice1d100=29 (29)

  • 123二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:02:55

    さっそく異臭キャッチした?

  • 124二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:03:25

    多分しっかり臭いんだろうな
    ここでファンブルしたらいい匂いに思っちゃうのかな…

  • 125124/12/23(月) 23:13:37

    正直、甘く見ていた。同僚がくれた一区切りの機会だろうと思っていたのだが、実際にその家に近付けば家の中に入っていないというのに悪臭としか言いようがない不快な臭いが邸宅周辺から立ち込めていることに気が付いた。

    だが何の匂いかは具体的には分からない。

    眉根を寄せた虎杖はあまり躊躇もなく呼び鈴を押す。どちらにせよ悪臭が漂うならば理由がある。警察が本当に来たのか来てないのかは分からずとも、何かあるかもしれないならばこのまま逃げ帰るようなことをするつもりはなかった。

    だが呼び鈴が鳴っても誰かが出てくる気配はない。

    門の中には入らずとも家を伺い見れば窓は全部カーテンが閉まっており、中の様子を知ることはできない。邸宅自体は綺麗だという印象は変わらないものの、よくよく見れば庭はやや荒れている。

    家の周りを塀が囲んでいることもあり、勝手にこれ以上近付くことには流石に躊躇があった。一応郵便受けを見れば郵便が溢れ出しているようなことはない。

    正直、孤独死というような言葉が脳裏に過ぎった。


    「直接扉ノックしてみるか……?いやでもそれで通報とかされたら流石にマズいし、そもそも本当に一回警察が様子見てるなら誰かが死んでるとかじゃなくてゴミ屋敷とかそう言う感じなんかな」


    首を傾げるも結論は出ない。とりあえず同僚に連絡して、いやでもこの時間なら寝ているか?と葛藤する。


    「う、うーん……」


    せめてこの近くに住んでいるらしい親戚の連絡先だけでも聞いておけばよかったと後悔していれば、一台の車が邸宅前で止まった。

    その車に見覚えがあり、虎杖は固まる。いやまさかな……と思いつつ扉が開いて中から下りてくる人物を見れば虎杖は目を見開いた。


    「五条先生!?」

    「あれ、悠仁?」

    「虎杖?なんでオマエこんなところに」

    「え、伏黒まで居んの!?」


    <聞き耳×2>(ここでは上限を95とする)

    伏黒(95) dice1d100=97 (97)

    五条(95) dice1d100=77 (77)

  • 126二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:14:29

    伏黒ー!?!?
    急にファンブルだよ!

  • 127二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:15:29

    た…たぶん慌てる時間じゃない…よな?

  • 128二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:19:08

    あれ?鐘有さんちなら奥さんいるのに異臭放置するのおかしくない?
    奥さん匂いが解らんならしょうがないけど

  • 129二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:20:51

    言われてみれば合流してるならつまり奥さん気付いてないんだな

  • 130124/12/23(月) 23:24:30

    車を降りた瞬間、五条は顔を顰める。藍美の話を聞いた後だからということもあり、これは家の中がとんでもないことになっている可能性さえあるぞと溜息の一つでも吐きたくなった。

    だが伏黒は周囲の臭いに気付く前に、五条の車から降りて虎杖の方へと向かう。


    「オマエ、鐘有さんと知り合いだったのか?」

    「え、知らんけど」

    「じゃあなんでここに」

    「調べ事の一環、的な?」


    コイツまた何かに巻き込まれor首を突っ込んでいるのではないかとでも言いたげな詰め寄りだが、今の所の虎杖はまだグレーである。自分は潔白の身ですとでも言いたげに両手を上げた虎杖を怪訝な顔で見た。


    「今度は何やった」

    「俺まだ何もしてねぇって!」

    「……まだ?」


    ぽろりと零れ出た言葉に虎杖が焦ると同時に一歩引けば、伏黒が更に問い詰めようとするもその時足元には丁度空き缶があった。

    空き缶の上に足が乗り、そのまま体重をかければ滑ってぐきりと足を捻じる。


    「ッ!!」

    「人のこと言う前に自分の足元くらい自分で見てろって!!」


    がくん、と転びかけた伏黒を見て虎杖はそう言いながらしゃがみ込み、慣れた手つきで手当てしようとする。


    <応急手当>

    虎杖(70) dice1d100=56 (56)

  • 131124/12/23(月) 23:25:30

    ファンブル処理でHP-1、応急手当成功で即時回復の流れだよ

  • 132二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:26:35

    医者なのに即負傷しちゃったな伏黒
    まあ獣医だからいいんだ

  • 133二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:27:29

    うっかり伏黒…何となく呪術師の時より弟力が強い気がするなこいつ

  • 134124/12/23(月) 23:32:13

    テキパキと手当てをされれば足に違和感一つ残らない。そして漸く冷静になったのか、伏黒は「スマン」と小さく謝る。

    そしてその頃、いきなりコントのようなことを始めた二人を後ろの方で見守っていた藍美がおずおずと虎杖に話しかける。

    「あら……うちに何か御用でしょうか?」
    「え、っとぉ……」

    お宅から異臭がするから調査しに来ました、とは言いにくいと虎杖は言葉を詰まらせる。伏黒が同じように感じているならばともかく、この様子だと気付いてなさそうだ。
    そして藍美よりも後ろに立っている五条をちらと見れば臭いよねと言いたげに鼻の前で手を振っている。やっぱりこれ俺の勘違いじゃないのか、と思いつつ言葉に迷っていると藍美はふわりと笑う。

    「伏黒さんのお知り合いの方でしたら、立ち話も何ですから中へどうぞ」

    そう誘われれば結構ですと断るという選択肢は虎杖の頭にはなかった。

    「オジャマシマス……」

    この異臭の原因が分かれば何か手伝えることがあるかもしれないと、こうして三人は鐘有宅へと足を踏み入れた。

  • 135二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:34:34

    コントで笑ってしまった
    そのせいで伏黒は気付いてないのかな?五条いて同じで安心しただろうなあ虎杖
    そして奥さん本当に分からないんだな

  • 136124/12/23(月) 23:35:53

    屋敷の中に入れば洋風の作りになっており、一つ一つの空間がゆったりと余裕のある間取りになっていることが伺える。

    そしてどうやら土足で出入りするタイプの家のようで、藍美は「そのままおあがりくださいね」と本人も靴を脱がずに家の中へと入っていった。


    <聞き耳×2>(ここでは上限を95とする)

    伏黒(95) dice1d100=19 (19)


    <目星>

    伏黒(50) dice1d100=61 (61)

    虎杖(75) dice1d100=70 (70)

    五条(90) dice1d100=35 (35)

  • 137二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:37:15

    流石に伏黒もにおいには気付いたか
    目星は分からなかったみたいだけど

  • 138二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:38:01

    土足で上がるタイプのお家かぁ欧米
    でもスリッパとかになるより安心感あるな…

  • 139二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:38:43

    だとするとやっぱり奥さん怪しいよな
    匂いに慣れて気がつかなくても最初違和感位あるだろうに

  • 140124/12/23(月) 23:52:45

    ここで漸く伏黒は家の中に漂う悪臭に気付く。顔を顰め、口には出さないもののこの状況は彼にとって心地いいものではない。
    そして虎杖と五条はと言えば、すでに悪臭に対しては腹を括っていたからか、その原因を探すように家の中を失礼にはならない程度に盗み見る。そうすれば廊下や部屋の角、棚の上。至る所に芳香剤が置いてあることに気付く。
    芳香剤とそこに混ざる正体不明の悪臭のせいで不快な刺激臭が家の中を埋め尽くしていた。

    「くッ」
    「俺までお邪魔しちゃってすみませんでした!!!」

    五条が耐えかねて零したボヤキを掻き消すように叫んだ虎杖の言葉に振り向いた藍美は「いえいえ」と気にした様子もなく微笑んでいる。だからこそこの刺激臭と彼女がどうにも不似合いだ。
    何か事情があるのか。もしくは嗅覚に異常があるのか。頭の中で様々な候補が浮かぶも、答えは出ない。せめて伏黒と五条がどうしてここに居るかが分かればまだ何かしようがあるというものの本人の前でそう言った話はどうにもしにくい。

    「伏黒さん、主人はこの部屋に居ます。どうぞこちらへ」

    伏黒はそう言われ、自分が何をしに来たのか改めて思い出した。

    「どうか、……どうか主人を宜しくお願いします。何かありましたら、すぐお呼びくださいね」
    「ご期待に沿えるかどうか分かりませんが、分かりました」

    そう言って伏黒はそん部屋の中に入っていく。
    残された三人の中、まず口を開いたのは藍美だ。

    「では五条さん、と」

    そしてちらと虎杖を見る。その動作で自分が名乗ってなかったことを今更のように思い出したのだろう。

    「虎杖 悠仁っす!」
    「遅くなりましたが、私は鐘有藍美と申します。お二人は客間にご案内させて頂きますね」

    そうして伏黒は主人と話すべく一人応接室に、三人は客間へと向かうのであった。

  • 141二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:53:02

    日常生活に臭いの発生源が常態化して染み付くと慣れて鈍くなったりケアが追い付かなくて臭うことはあるけど
    さすがに嗅いだことないような不快な悪臭に気付かないのは何かしらありそう

  • 142124/12/23(月) 23:54:20

    ここでHO3虎杖の導入、そしてHO1伏黒&HO4五条との合流も終了

    次は漸くHO3釘崎の導入だよ

    ついでに家の間取りも貼っておくんだよ

  • 143二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:54:57

    うーん露骨に分かってないな
    ゴミ屋敷の主は臭いに気付かないとは聞くがこれはクトゥルフだからな…なんかあるかも

  • 144二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:55:21

    気付いてないんじゃなくて香りで誤魔化してるのか?

  • 145二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:55:40

    芳香剤置きまくってるし気づいてないんじゃなくて気づいた上でどうしようもなくて芳香剤で誤魔化そうとしてるとかなんじゃないのかな

  • 146二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:56:21

    あー…確かに芳香剤はあるのか
    なんとかしようとはしてるんだな

  • 147二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:57:40

    あれか芳香剤が混じりまくって気持ち悪い匂いになる奴
    奥さん匂いの原因解ってて取り除こうとしないのか?
    それともどうにもならないようなことなのか

  • 148二次元好きの匿名さん24/12/23(月) 23:59:59

    もしかして異臭の原因も含めて伏黒という外部の人呼んで何とかしたいのかな
    (悪臭に芳香剤ぶつけるにおいの殴り合いしないで消臭や脱臭してほしい)

  • 149二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:04:00

    伏黒はどの部屋に案内されたの?

  • 150二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:05:25

    >>149

    応接室地図で言うと赤くなってる所じゃないかな

  • 151二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:07:12

    >>150

    なるほどありがとう

  • 152124/12/24(火) 00:21:26

    ビール、いやハイボールもありかもしれない。もしくはワインとか、その辺りも。
    そんなことを考えながら釘崎 野薔薇は冷蔵庫と開けたままで長考していた。一日休みとなれば、せっかくなら朝から飲むのもありかもしれないと思ってしまうのは昨日の最悪な客を思い出したことへのストレス発散でもあった。

    「何よあのクソ親父。お前じゃないって、こっちだってオマエなんかお呼びじゃないっての!」

    沸々と煮え滾る怒りは中々収まってはくれず、やけ酒よりもいっそのこと自分へのご褒美のために一度は諦めたコスメやバッグでも買ってしまおうかとそんな考えが過ぎる。

    「……でもこれで買うことにしたら見る度あのクソ親父を思い出すかもしれないってことよね?却下」

    一瞬は盛り上がった気持ちを即座に切り替えた釘崎はそのまま買い出し中のルームシェア相手、ふみに追加で買ってきて欲しいものをメッセージで送ろうトーク画面を開いたその瞬間、家の扉がガチャリと音を立てる。

  • 153124/12/24(火) 00:21:37

    「おかえり、ふみ。早かったわね」

    しっかり買い物を済ませてきたようで、ふみの両手には既に様々なものがある。三つのエコバッグがパンパンになるまでの買い物だなんて、何を買ったんだかと少し呆れも滲ませつつ、これなら頼まなくて正解だったわと釘崎はトーク画面を手早く閉じる。

    「ただいま野薔薇ちゃん、あのね、いつものお店で」
    「はいはい、話はゆっくり聞くからまずはその荷物置いちゃいなさい。腕、跡ついてるわよ」

    その言葉にふみは玄関へとエコバックをドサドサと置く。軽いものだけではなく重いものが入っていると丸分かりの音がその場に響く。

    「随分と無理したわね」
    「いつもの八百屋さんのご主人が禁酒するって、それでね」

    そう言ってふみがエコバックから取り出したのは可愛らしい鞄には似合わない一升瓶。そこには毛筆で文字が書かれたラベルが張ってある。

    「でかした!!」

    有名どころも有名どころ。そこまで高価、と言うわけではないが自分で買うならば避ける値段帯の日本酒だ。
    率直な誉め言葉に顔を緩めたふみは一度それを床に置き、そして二本目三本目とこれまた別の有名どころの日本酒が出るわ出るわ。ここまで来ると一周回って若干引き気味にもなるが、重かっただろうそれを頑張って持って帰って来てくれたらしい同居人に釘崎がすることなど一つしかない。

    「今日は日本酒パーティよ!」

    そうして未だに瓶を抱えたふみに釘崎は勢いよく抱き着いた。

  • 154二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:23:11

    ふみちゃんと仲良し
    ヨシ!!!!

  • 155二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:26:23

    酒豪釘崎か
    実際ストレスたまるだろうな

  • 156124/12/24(火) 00:32:22

    「野薔薇ちゃん?」

    そう声を掛けられてハッとする。なんだかテンションが上がって子供染みた真似をしてしまったかもしれないと手を離した。

    「折角ならツマミも作りましょ。私が作るわ。何が良い?」
    「でも、少しは買ってきたよ」
    「折角ならこれに恥じない飲み方をするわよ。私はアレ、明太子が中に入ったぶ厚い卵焼きが食べたいわ。ふみは?」
    「わ、私は……豆腐ステーキかな?」
    「ならいっそのことステーキもついでに焼くわよ」
    「えっ!?」
    「冗談よ。作ってあげるわ、野薔薇様お手製豆腐ステーキ。楽しみにしてなさい」

    ふふん、と勝気な様子で笑った釘崎は出掛ける支度を始める。途中までふみもそわそわとしていたものの、釘崎の機嫌が良いことを悟ったのか、それに釣られるようにふみもにこにこと笑みを浮かべる。

    「じゃあ必要なものを買ったらすぐに帰って来るわ」
    「うん、いってらっしゃい」

    そうしてふみに手を振られながら釘崎はちょっと良いお豆腐でも買おうかと、近くのスーパーではなく車を使って目的地へと向かった。

  • 157二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:34:20

    仲良くていいな
    豆腐ステーキ美味しいよね

  • 158二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:35:02

    お酒の席でよく明太玉子焼き見るなあ
    自分は普通のが好きだけど

  • 159二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:37:10

    居酒屋で出てくる卵焼き好き好き
    でも明太子高いから家だとなかなか一本入れらんないよなってなるから「ちょっと贅沢」気分なのが伝わってきて良い

  • 160124/12/24(火) 00:37:53

    少し大きめのスーパーの駐車場で車を止めて降りながら買うものを考えていると、突如目の前に女性が飛び出して来てぶつかりそうになる。

    少し転びそうになりながらも寸での所で堪えれば、自分にとぶつかりそうになった女性の姿が良く見える。


    「あ、っぶないわね」


    釘崎よりも小柄で美しい容姿をした女性は腰まで伸びた綺麗な黒髪が印象的だった。

    もし街中を歩いていればそれこそスカウトマンが寄って来そうな顔立ちだというのに、釘崎はその姿を見て顔を顰めた。

    どうしてか彼女は汚れた格好をしている。しっかりと服を着こなせば人目を引くだろうその美貌もこれでは悪目立ちするだけだ。


    <目星>

    釘崎(50) dice1d100=94 (94)

  • 161二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:41:05

    腰まで伸びた綺麗な黒髪
    この描写奥さんだよなぁ…

  • 162二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:43:13

    時系列ちょっと前なのかな?
    それとも奥さん(仮)こんなとこにいるのか?汚れた格好なのも気になるがどうした

  • 163124/12/24(火) 00:43:37

    その女性は酷く思いつめたような、焦った表情でそのまま釘崎に話しかける。


    「すみません。ここは、一体どこでしょうか?」


    そう尋ねられれば釘崎とすればここの場所の住所を口にするしかない、のだがそれよりも早くに女性が言葉を続ける。


    「家に急いで帰りたいんです。でも場所が分からなくなってしまって。住所は分かるんですけど。ええと、千葉県の成⽥市で……」


    釘崎が住んでいるマンションがあるのは東京都内。そしてこのスーパーも当然のように都内である。


    「千葉って、ここ東京よ……?」


    <アイデア>

    釘崎(70) dice1d100=71 (71)

  • 164二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:45:00

    釘崎の出目がなんか…なんか怖いぞ!
    ファンブル手前に1足りないだ!

  • 165二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:45:24

    このレスは削除されています

  • 166二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:48:23

    成田から都内にいるのほんとどうした
    都内でルームシェアしてる釘崎とふみちゃんは可愛いね

  • 167二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 00:52:00

    チーバくんの鼻口辺りならともかく成田はデコら辺だからね…ちょちょいと車で送ってくれとかいうレベルじゃねぇぞい

  • 168124/12/24(火) 00:57:28

    困ってそうだな、と思うもののどうにかするにはあまりにも距離がある。

    「何か事情があるのは分かるけど……すぐ近くに交番があるわ。そこまで送るからあとは」
    「警察ではなく、私を成⽥市の家までつれて⾏ってくれませんか。本当に困っているんです。どうやって⾏けばいいのかわからないんです」

    必死にそう言い募られれば釘崎も心が揺らぐ。来るまで来ていることもあり、彼女を送ろうと腹を括ってしまえば送れなくもない。だが気軽にいける距離でもないのは確かで。

    「タクシーは?住所がわかるならそれが一番確実よ」
    「……財布も何も持っていないんです」

    確かにその女性は鞄なども持っていない。完全に手ぶらだ。東京から千葉までとなればタクシーの運賃もそれなりにする。気軽に見知らぬ他人を送るために運転手にあらかじめ手渡すには躊躇する額だ。

    「私その、頼れる⼈が誰もいないんです。どうか、助けてくださいませんか。お願いしま
    す」

    女性が何度も釘崎に頭を下げるからか、周囲から注目が集まってくる。女性の姿が薄汚れているように見えることもあって尚更だ。
    ぐらぐらと心の中の天秤が揺れる。頭にチラつくのは日本酒、というよりもさっき嬉しそうに笑っていたふみの姿で。

    「早く帰って、あの⼈と話をしないといけないんです……!」

    涙を滲ませんばかりの表情と言葉、固く握り締められた拳を見て釘崎は観念したとばかりに深い溜息を吐く。

  • 169124/12/24(火) 00:57:39

    「……少し待っててくれる?」
    「は、はい」

    そうして釘崎は電話を掛ける。その相手は当然、ふみだ。

    「あ、ふみ?ちょっと予想外のことがあって帰りが何時になるか分からない。お詫びは後日するから、ごめん」

    伝えるべきことを伝えて、ほんの少しだけ残念そうな声音を感じ取った釘崎はぐ、と込み上げるものを堪える。だがここまで来ればやっぱなし、をするつもりはない。

    「送るわ、乗って。それとカーナビに住所入れるから、もう一回住所教えて」

    釘崎のその言葉にその女性はパーッと表情を明るくする。そして上品にお辞儀をしてから釘崎の手をぎゅっと握ってぶんぶんと上下に振る。

    「本当ですか!ありがとうございます……ありがとうございます!!」

    これは長旅になるぞ、と釘崎は脳裏に過ぎった明太子入りの厚焼き玉子とふみの笑顔を一時的に振り払った。

  • 170124/12/24(火) 00:59:53

    それからある程度の時間をかけ、釘崎は彼女の指定した住所通り、千葉県成田市の個人邸へと辿り着く。


    <聞き耳×2>(ここでは上限を95とする)

    釘崎(95) dice1d100=67 (67)

  • 171二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:01:23

    ふみちゃーん…と思うがきっと釘崎ならこうするんだ

  • 172二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:01:41

    頼りがなくて困ってる女性をほっとけない釘崎いいぞ…でもふみのためにもちゃんと無事に帰ってきてくれよな…!

  • 173二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:04:09

    てかこの奥さん(仮)どこから来たのよ
    財布も何も持ってないってどういうこと?

  • 174二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:04:13

    時系列が違うんじゃなければ奥さん分裂してる?
    旦那さんがおかしいって言ってる奥さんの方がおかしかったりする?

  • 175二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:08:25

    事件に巻き込まれたなら警察頼るだろうに
    尋常じゃない様子で家に帰えりたいかぁ
    まぁワンチャン双子の可能性もあると思うけど

  • 176二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:08:54

    別人なのか
    時系列が違ったのか…?

  • 177124/12/24(火) 01:11:27

    車を降りた直後から悪臭としか⾔いようのない不快な臭いが確かに邸宅周辺から⽴ち込めていることに釘崎は気が付く。助手席に乗せてから気付いたものの、釘崎が助けようとしている彼女は靴すらも履いていなかったのだ。
    絶対に何かあるわねと思うものの、ここまで来てしまえばやはり逃げることは自分の信条に反すると釘崎は腹を括る。具体的に何の臭いかまでは分からないまでも不快な臭いの中、釘崎は隣の女性を見やった。

    彼女は屋敷を見上げ、とても嬉しそうだ。その様子を見れば多少は心が晴れる気がする。まあ空気は最悪の味なのだが。

    「ここで……ここで間違いありません。良かった、本当に良かった。ありがとうございます!」

    にこにこと微笑む女性の名は鐘有藍美と言うらしい。車内で全く会話がなかったわけではないのだが、その他のことはどうにも誤魔化されている気がする。もしこれで騙されでもしていたらと一瞬思ったものの、今の彼女の表情を見ればそんなことはないと釘崎は疑った自分を申し訳なく思った。

    「釘崎さんのような親切な方と出会えて、本当に良かったです」

    にこにこと微笑む女性はそう言ってから、一度顔を曇らせる。

    「……今度は何?」

    釘崎から話の続きを促してやれば、藍美は申し訳なさそうな顔をしながらも言葉を続ける。

    「それで、あの…図々しいことは百も承知なのですが、もう⼀つ困っていることがございまして……その相談だけでもさせていただけませんか。御礼は……御礼は出来る限りのことをさせていただきますから」

    縋るようにそう言われ、釘崎は口を閉ざす。だがこの時点で既に断る気はなかった。
    乗り掛かった舟とでも言うべきか、ここまで来れば相談事の一つや二つ変わらない。

    「その、私は頼れる⼈が誰もいなくて。ただ、本当に困っているんです。お時間を頂戴した分のお返しは必ずします。どうか話だけでも……」
    「そういうのはいいわよ。お礼って言うなら美味しい豆腐でも知ってたらそれを教えてくれれば十分。で、その相談って?」

    釘崎がそう言えば藍美は再び表情を明るくした。

    「本当ですか!よかった、ありがとうございます。立ち話をするには少し込み入った話ですので、家の中でおもてなしさせてください。良い紅茶が中にあるはずです、お淹れしますよ」

    そう言いながら藍美は玄関のインターホンを押した。

  • 178二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:14:56

    奥さん確定かでも裸足?本当何処から来たのこの人

  • 179二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:15:30

    異臭ハウスで紅茶の香りは楽しめないって!
    別人ではなく鐘有藍美さんなのはとりあえず自認としては確定なんだ…インターホン押すの鍵すら持ってないってことかな

  • 180124/12/24(火) 01:16:15

    これにてHO2釘崎の導入は終了

    導入ってPCによってシナリオまま採用が一番難しいから文書量書かないといけないので逆にここまで終わればちょっと楽説、だいぶある

  • 181二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:17:35

    おくさい家でいい紅茶はちょっとなあ…

  • 182二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:18:23

    それぞれのちょっとした暮らしとか人間関係が垣間見える導入楽しかった…続きもワクワクだぜ

  • 183124/12/24(火) 01:26:07

    少し時は遡り、虎杖と五条が藍美に連れられて客間に向かっている途中のこと。軽やかなインターホンの音が家の中に響く。
    そうすれば客間に向かっていた最中の三人はほぼほぼ玄関に居たため、藍美は二人を振り返った。

    「五条さん、虎杖さん。少々お待ちくださいね」

    そう口にしてからぱたぱたと玄関に出て、扉を開け放つ。

    ドアを開けると、扉の外には藍美が居た。そして彼らの元教え子、そして友人の釘崎もだ。

    「え」

    そんな声を漏らしたのは誰だっただろうか。

    一瞬、釘崎・虎杖・五条の三人は扉の外と中が鏡になっているのではないかと誤認する。
    似ているなんてレベルではない、全く同じ顔。全く同じ容姿。全く同じ体躯の美しい女性が向かい合っている。

    だがそこにあるのは鏡ではない。なぜなら玄関内にいる彼女、つまりは先程まで虎杖と五条と居た藍美はまるで信じられないものを見たとでも言うかのような、言わば三人がしている表情と同様のものを浮かべている。
    だが外に居る彼女、つまりは釘崎と共に居た藍美はただ静かに、優雅に、美しい笑みを浮かべている。

    そして外に立っている彼女は一言、こう言った。

    「只今、藍美がかえりましたよ」

  • 184二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:28:25

    時系列おんなじだった…!
    裸足奥さんがスワンプマンってことかこれ?

  • 185二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:30:32

    奥さん二人になっちゃった…でも裸足の方様子変だよなやっぱ

  • 186二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:34:12

    外にいる奥さん何で自分がもう一人いることに驚かんの?

  • 187二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:36:43

    なんかもう既にこのままこの家から逃げ帰ってほしいけど伏黒は主人と応接室いんだよな…

  • 188124/12/24(火) 01:40:00

    そう言った次の瞬間、家の外に立っていた藍美は家の中へと飛び込んでくる。
    それだけならまだ良い。だが起こったことはそれだけではなかった。
    彼女の右腕は一瞬のうちに肉がぶくぶくと波打ち、沸騰するように膨張して臙脂色の巨大な肉塊へと変貌していく。
    腕の筋⾁が異常なまでに膨張して、繊維質まで⾒えるようになったと言えばいいのか、
    いやしかし、もっと恐ろしい何か、⾒たことのない何か。
    五条は咄嗟に虎杖のパーカーのフードを後ろに引っ張ってバケモノ染みた姿になった藍美から距離を取らせるも、ターゲットは家の中に居た虎杖と五条ではなかった。
    その巨⼤な右腕が狙ったのは玄関内に立っていた藍美だ。頭を掴むとそのまま地面に思い切り叩きつける。ぐちゃり、もしくはぶちゅりと醜い音を立てて人間だったそれは一瞬で肉塊と化した。

    悲鳴すら上げる間もなく、玄関内に居た藍美の上半身はへしゃげ、頭部は完全に潰れて玄関は鮮血に染まり上がる。
    水風船が破裂したかのように血しぶきが飛び散り、その場にいた釘崎、虎杖、五条の方へも返り血が飛んでいた。
    余りにも一瞬のことで脳みそが正常に処理出来ず、混乱して硬直している釘崎や虎杖とは違い、五条はこの時点で舌打ちをしそうになった。
    この場に伏黒が居れば全員抱えて逃げるでもなんでも出来ただろうに、離れた場所に伏黒が居ることもあって逃げの一手は打てない。下手な行動をして自分と虎杖ならともかく、釘崎が狙われれば守り切れないと滲む汗の中で必死に思考を巡らせていた。

    だが恐ろしい事象はそれだけにとどまらない。
    今目の前で見るだけで即死だと分かる玄関内に居た彼女の、⾶び散った⾁⽚、損壊した下半
    ⾝の挙動もおかしい。
    ⼼臓などないはずのそれらは、どくんどくんと脈動しており、這うように動いている。
    それらは流動的に変化し、なにかの器官を作り出す。
    それは、まるで⼝のようだ。⼝が、1つ、2つ、3つと⾁⽚に浮かびかあがる。

    「ま……く、る…………ま、く……る……………ま……く…………る………………」

    呻き声のように、その口のような何かは音を発していた。

  • 189二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:43:21

    はー待て待て待て待てすっげえ急に動くじゃん事態……
    伏黒が離れてんのもそうだし釘崎の位置取り怖いよな確かに…

  • 190二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:45:28

    え…?奥さん死…?
    こんなの車に乗せて一時間とかもっと?密室にいた釘崎めちゃ怖くねぇか!?

  • 191124/12/24(火) 01:48:00

    そんな凄まじく残虐な犯⾏を⾏った方の藍美は、やや申し訳なさそうな顔をしている。まるで少しだけ酷いことをしてしまったわ、とでも言いたげな様子だ。


    「あら……ごめんなさい。⼀撃で決められなくて。痛かったですよね。私が帰りましたから、もう鐘有藍美を振舞わなくていいんです。休んでください。その苦しさから、開放されてください」


    言葉だけは柔らかで優し気だというのに、どこまでも行動が伴わない。


    ぶちゅん。


    ぶちゅっ、ぐちゅっ、べちゃっ。


    何度も何度も、異形の右腕が振り下ろされる。

    振り落とす度、藍美だったものは細かくなり、⾁は⽞関中に⾶び散り、すり潰れ、原型をなくしていく


    「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」


    やがてそれは、元の美しい姿が思い出せなくなるほど、まるで失敗した粘⼟の⼯作をぐちゃぐちゃにしたような⾁塊となり果てると、ついにピクリとも動かなくなった。


    <SANチェック>1d3/1d6+1

    釘崎(80) dice1d100=15 (15)

    虎杖(80) dice1d100=83 (83)

    五条(80) dice1d100=16 (16)

  • 192二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:48:36

    ここで虎杖だけが失敗するのなんか…らしいな…

  • 193124/12/24(火) 01:49:09

    >>191

    ごめん五条はSAN90


    <SAN減少>

    釘崎 dice1d3=3 (3)

    虎杖 dice1d6=6 (6) +1

    五条 dice1d3=2 (2)

  • 194二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:49:21

    まぁ無理ないむしろ成功した五条と釘崎が偉い

  • 195二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:49:49

    虎杖‼最大値ゴリっといったなぁ

  • 196二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:51:04

    虎杖のSANが…

  • 197二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:51:06

    潰された方の奥さんがまくるまくるって主人の名前呼んでるのこっちも普通の人間じゃない?
    虎杖…最大値持ってかれてて可哀想に…

  • 198124/12/24(火) 01:51:23
  • 199二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:51:54

    たておつ
    出目自体は安定してるんだよな…

  • 200二次元好きの匿名さん24/12/24(火) 01:53:48

    皆の無事願います

オススメ

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