【閲注TRPG】新年に猫は鳴くか【CoC×PC植物トリオ+KPC五条】

  • 1125/01/04(土) 21:49:02

    このスレは植物トリオの虎杖と伏黒と釘崎をPC、五条をKPCとしてCoC、クトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ

    原作軸ではなく一般人(?)設定。そのため関係性や雰囲気などが異なる可能性があるよ

    今回はamoさま作成シナリオの『新年に猫は鳴くか』をお借りしてるよ
    シナリオのネタバレを大いに含みますので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
    通過卓の『朝起きたらネコ耳が生えていた』『なつのお迎え』『探索者格付けチェック』『斑猫温泉へ行こう!』などのネタバレも含む可能性があるよ

    大晦日からのカウントダウン、そして初日の出を見に行く約束をしていた四人だが……?

    はたして彼らは無事に"正しい"新年を迎えられるのか、ダイスは大人しくしていてくれるのか

    それでは改めまして、あけましておめでとうございますと行きましょう

  • 2125/01/04(土) 21:49:17
  • 3二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:49:31

    このレスは削除されています

  • 4125/01/04(土) 21:49:41
  • 5125/01/04(土) 21:52:38

    ≪導入は誰視点?≫

    1.虎杖

    2.伏黒

    3.釘崎

    dice1d3=1 (1)

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:53:33

    >>3

    リンク斑猫温泉のままになってます

  • 7二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:57:28

    このレスは削除されています

  • 8125/01/04(土) 21:57:55
  • 9125/01/04(土) 21:58:40

    >>6

    サンクス!!

    やたらリンクミス重ねたこのスレはダイス運が最悪か最高の二択だと予想するぜ!!

  • 10二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 21:59:02

    たて乙です
    楽しみにしてました

  • 11125/01/04(土) 22:11:18

    カーテンの隙間から差し込む光に、虎杖は目を覚ます。

    閉まり切っていないカーテンから瞼を焼くように光が入って来ている。


    「ん……、んん?あ、れ今何時……?」


    つけっぱなしのテレビからは新年を祝う特番が流れ、賑やかな街の様子を映していた。

    いつも通りの騒がしくも明るい新年、のように思えたが。


    ───今、何かおかしなことを言わなかったろうか?


    いや、それよりももっとマズいことがある。


    「待ってマジで今何時!?」


    勢いよく起き上がった虎杖がテレビに映る時刻を確認すれば、なんと11時55分。

    やってしまった。最近のやらかしの中では一番ではなかろうか。

    今日はいつもの面々、自分と伏黒と釘崎と――そして初日の出を見るために海まで車を出してくれる五条。

    教師と生徒がそんなことするわけないだろって?残念、猫街ではそんなことはない。受け入れてくれ。

    この前格付けやったばっかりだろって?それも残念、サザエさん方式でなんやかんやで受け入れてくれ。閑話休題。


    なんならカウントダウンも一緒にしようか、夜に待ち合わせね。なんて話もしていたというのに。

    血の気を引かせながらスマホを見れば過去最高の通知数。今も尚増え続けるそれは怒りを感じさせるもの。


    「ヤバいヤバいヤバいヤバい……!!」


    パパっと着替えを済ませ、スマホを見る前にとにもかくにも家を出ようとする。

    これだけ時間が過ぎていればどこに居るかも分からないというのに、必死にドタバタと。


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=78 (78)

  • 12二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:13:16

    地の分で笑いました
    目星ギリギリ成功か
    今回も荒れそうな予感がする

  • 13125/01/04(土) 22:14:13

    すればリビングの机の上に年賀状が置いてあるのが視界に入る。

    友人知人、はたまた勤務先やお世話になった人など。どれも知っている名前からだ。

    「あけましておめでとう」や「謹賀新年」というありきたりな文字の並ぶ、一見普通の年賀状。


    しかし、虎杖は違和感を覚える。

    干支がおかしいのだ。本来ならば2025年の干支は巳、すなわち蛇なのに。

    年賀状に描かれているのは、どれも、猫だ。

    ご丁寧に「猫年」などとも書かれている。


    <SANチェック>0/1

    虎杖(94) dice1d100=71 (71)

  • 14二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:15:13

    待ってました!いつの間にか始まってる!!

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:16:21

    猫街だから猫でもありとか思ってしまったが
    そんなわけないな

  • 16二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:16:48

    猫年も欲しい人は多そう

  • 17二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:18:41

    なるほど正しくない新年を迎えてる

  • 18125/01/04(土) 22:23:31

    「猫年!?な、なんで……?」

    猫自体は嫌いじゃないが、最近どうにも猫で良い思いをした記憶が無い。
    猫耳が生えて猫がみっちみちに詰まってる部屋で食べられかけたり、ヘビだかなんだか分からない奴らと戦う羽目になったり、温泉旅館で猫とポーカーしたり、負けたら強制猫転換のデスゲーム(偽)が行われたりだの。

    思わず足を止め、年賀状を見ていればその中に一枚だけ、そのようなものが書かれていないハガキがあった。
    それは差出人がなく、新年のあいさつもない。
    ただ子どもが書いたようなへたくそな字で「たすけてあげて」とあり、その下にどこかの住所が書かれていた。

    「なにこれ……ぇええ?」

    しかし困惑していても時間は刻一刻と過ぎる。少しでも早く駆け参じて頭を下げないとどうなるか分からない。
    ここ最近、自らのやらかしの数を思い出せば虎杖は頭を抱えたくなる。
    そういえば店で猫じゃらしを壊しかけたこともあったな、なんて。
    垂れ幕は完全破壊、あだ名が破壊神になるのも近いかもしれない。

    スマホを持って家を出て走り出す。
    丁度着信を告げた電話に出ようとし――ふと気付く。

    何かがついてくる。ふと、そう思った。
    振り返っても人影はない。
    気のせいかと向き直る虎杖の背中を、声が追う。

    「未来は不確定だ。どんな馬鹿げたことだって、誰かが望めば叶ってしまうかもしれない。こんな未来だってね」

    にゃあ、と猫の声が聞こえた気がした。

  • 19二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:25:29

    虎杖まだ強制猫転換だと思ってるし破壊神継続してそうで笑う
    猫の助けを求めるメッセージなのかな…?

  • 20二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:25:32

    強制猫転換のデスゲーム
    まだ誤解とけてなかったのか
    皆面白がってるな

  • 21125/01/04(土) 22:34:07

    は、と虎杖は目を覚ます。
    どうやら自室のベッドに凭れかかって少し居眠りをしていたらしい。まだだいぶ眠気が残っているせいか、口から欠伸が零れ出る。

    「んぁあ?」

    瞬きを数度。どうにも自分はおかしな夢を見ていたのかと、虎杖は近くに転がっていたスマホを手に取る。
    時刻は夜の9時半、カウントダウンまでまだ時間があった。
    つまりは待ち合わせ時間にも多少の余裕があるということだ。

    しかしその時、スマホがメッセージを届いたことを告げる。というよりもずっと何らかの会話が続いていたらしい。

    『別に良いだろ。約束の時間まではまだある』

    『良くないに決まってるでしょ!?』
    『これですっぽかされでもしたらどうするのよ』
    『足はアイツが頼りなのよ』
    『それなのに結局連絡の一つもなしだなんて、有り得ない』
    『それに虎杖の馬鹿も連絡つかないし』

    『既読増えたからどっちかは見てると思うぞ』

    『さっさと名乗り出なさい。見てるのはどっちの馬鹿?』

    『馬鹿の方の俺です!!』
    『いや違ッ、俺です!?』

    『本当に馬鹿が出て来たわね』

  • 22二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:36:22

    時間が巻き戻ったのか夢なのか…?
    そして馬鹿の方の俺と言ってしまうのが笑う

  • 23二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:37:50

    どっちの馬鹿の問いかけに
    『馬鹿の方の俺です!!』

    と答える虎杖君も
    理解する釘崎ちゃんも好き

  • 24125/01/04(土) 22:47:53

    色々なことがあって虎杖伏黒釘崎、そして五条のグループトークが存在している。

    しかし虎杖が発言してもつく既読は2で、つまりは伏黒と釘崎だけ。遡ってみれば五条の既読を示す既読3は長らくついていなかった。


    『最悪アンタが遅れても現地集合で良かったけど、ゴジョセンが遅刻するなら解散するしかなくなるわ』

    『いっそのことアイツの家に押し掛けてやりましょ』


    『五条先生の家のセキュリティが俺たちに突破出来る訳ないだろ』

    『下手したら捕まるぞ』


    『腹立つ生活してるわよね、アイツ』


    『とりあえず待ち合わせ場所で待ってるしかなくね?』


    『……まあ、流石にアイツがすっぽかすってことはないわよね。流石のアイツも』

    『すっぽかしたらあることないこと学校中に言い触らしてやるんだから』

    『例えば猫耳が生えたとか』


    『やめろ』


    『それ俺たちにもダメージあるヤツだろ?』


    一段落、息を吐く。

    変な夢を見た気もするが、遅刻していなかったのならばセーフだセーフ。

    猫年だなんて変なものも変な夢の何か。そんなに猫のことがトラウマにでもなったんだろうかと、虎杖は伸びをする。


    虎杖はどうする?(例:待ち合わせ場所に向かう、夢の内容について話す、二度寝するetc)

    >>26

  • 25二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 22:49:32

    まずは夢の内容共有したいな

  • 26二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:00:20

    集まっておきたいから待ち合わせ場所に行こうかな
    (と思ったけど時間に余裕あるなら今から行っても1人か…?)

  • 27二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:04:01

    そういや年賀状が家にあるなら探しておけばよかったかな

  • 28125/01/04(土) 23:23:59

    微妙な時間の遅刻癖がある五条だが、予定自体をすっぽかすことは殆どない。
    となればとりあえずは待ち合わせ時間まで待とう、ということになる。
    因みに待ち合わせ場所はファミレスだ。
    軽く食事をとってからカウントダウン会場に向かう予定で、その後神社で初詣をしてから海で初詣をすることになっていた。

    『そろそろ俺家出るけど、フツーに予定通りの行動で良いんだよな?』

    『そうね。万が一来なかったら討ち入りよ』

    そんな会話を最後に、虎杖は支度を始める。
    その際、夢の中で年賀状が置いてあった所にはやはり何も置いていない。新年を迎えていないのだから当たり前、だろうか。

  • 29125/01/04(土) 23:24:18

    そして待ち合わせ場所のファミレスにそれぞれが着き、三人は五条の到着を待ったのだが――――。


    「殺すわよ。出来るだけ凄惨に」

    「マジですっぽかされたのは初めてじゃね?」

    「なんでこれから新年を迎えるっていうこのタイミングで待ち惚けなんて最悪!!」


    バン、と釘崎が机を叩けば上に置いてあるコップの中のオレンジジュースが揺れる。


    「五条先生居なきゃ最悪補導されるよなぁ」

    「年末年始ってことで多少は甘くなるだろうが、場所によってはそうだろうな」

    「しかも元ヤンが居るせいで確率大アップよ」

    「そこまでのことはしてねぇよ」

    「ダウト」


    待てど暮らせど、五条は来ない。

    鬼電も無視、メッセージも無視。連絡もつかずに三人はファミレスで途方に暮れている。


    「……解散ね。これ以上待っても仕方がないわ」


    そう言うと釘崎は席を立つ。実際に目的もなしにこれ以上長居をするのは賢明な判断ではないだろう。


    「そうだな。……落とし前は今度付けて貰うことにする」

    「アンタも結構キレてるじゃない」

    「今までの中で五本の指には入る」

    「逆にこれと争うようなことって何があったのよ」


    確かに、解散するしかない。――目的がないのならば、だ。


    虎杖はどうする?(例:とりあえず帰って寝る、夢の内容を話す、五条にスタ爆する、他の人に連絡してみるetc)

    >>31

  • 30二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:28:10

    年賀状は届いてないのか
    そして五条も来ない…なんでだろうな時限で五条先生解放なのかな
    今集まってる内に夢の内容とか話し合いたい

  • 31二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:30:23

    年賀状見せて
    夢の内容をはなす

  • 32125/01/04(土) 23:32:31

    年賀状の実物はないから年賀状の話(猫年)をしつつ夢の話全般をするってことにするよ

  • 33二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:32:51

    このレスは削除されています

  • 34二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:33:49

    どこかの住所とかも思い出したいけど虎杖は覚えてるのかなあ

  • 35125/01/04(土) 23:38:50

    このまま解散になるのも妥当、ではあるのだが。なんとなく離れがたいような、もしくは話しておいた方が良いような、そんな気がして口を開く。


    「そういやさ、俺夢見たんだけど」

    「人の夢程つまらない話ってないわよね」

    「確かにな、帰るぞ」

    「ちょっとだけ待って!!なんかその、見た夢で新年あけましておめでとうって感じの年賀状が届いてたんだけど、巳年じゃなくて何故か猫年になっててさ」


    そう言えば伏黒と釘崎は暫し黙る。二人にとっても猫というのは割と大きなワードだ。それはいい意味でも、悪い意味でも。


    「待ち合わせに寝坊して起きたら既に年賀状が机の上に置いてあって、んで焦りながら合流しようとしたんだよ」

    「海まで走る気だったのか夢のオマエ」

    「一応地続きだから頑張ったらいけっかなって」

    「夢の内容よりもアンタの頭が怖いわよ」


    そんなツッコミを受けつつ、そういやスマホの画面を埋め尽くしていた通知をよく見ていなかったなと思い出す。なにかあっただろうかと記憶を遡ってみた。


    <アイデア1/2>

    虎杖(37) dice1d100=11 (11)

  • 36二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:40:26

    虎杖君なら走っていけそうなとこが怖い
    そして成功したね

  • 37二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:43:42

    おおアイデア半分成功した
    虎杖が頼りだから頑張れ

  • 38125/01/04(土) 23:48:51

    そしてふと気付く。

    画面を埋め尽くすその通知に確か五条の名前もなかったと。

    よくよく思い出せばメッセージでは釘崎が「アンタ"ら"」と、虎杖に対してだけではなく他の誰かにも怒っていたような。そしてメッセージの中には伏黒からのものもあったはずで、となれば夢の中でも五条は待ち合わせに来ていなかったのではないかと、虎杖は気付く。


    「そんで夢の中でも五条先生が待ち合わせに来てなくて」

    「……正夢、か?」

    「正夢って言っても、アイツが来なかったとしか分からないなら何も出来ないわよね。それこそどこに居るのか分かったら首根っこ捕まえて引き摺り戻すって手もあるんでしょうけど」


    そこまで言われれば、更に虎杖には思い当たることがある。


    「――――夢の中で届いてた年賀状の中にさ、一個だけ変なのがあったんだよ。『たすけてあげて』って下手くそな字で書いてあって、んで住所がその下に書いてあってさ」

    「『たすけてあげて』って誰の言葉よ。それにアイツが助けを求めてる様子とか想像つかないわね」

    「それは俺もそう思うけどさぁ」


    一応、やろうと思えばの手掛かりはある。それこそ住所について調べてみるだとか、実際にその場所に行ってみるだとか。

    幸か不幸か記載されていた住所はここから歩いて30分ほどの場所にあり、そこまで離れているわけでもない。


    「……ここ最近巻き込まれていたよく分からない何かに五条先生が巻き込まれてる可能性がある、ってことか」

    「そうは言っても夢よ夢。根拠は虎杖の夢ってだけで、後は確かに五条も来てないけど」


    何かハッキリとした決め手があるわけでもない。ここで家に帰ったとしても誰も責めはしないだろう。

    釘崎はもう一度五条に電話をかけるも、やはり相手は出ないままだ。


    どうする?(例:解散する、住所について調べる、住所に行ってみるetc)

    >>40


    (この時点での詰み選択肢はないし、基本安価の時点で完全な詰みにならないように調整するか再安価するから気軽に参加してね)

  • 39二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:51:45

    住所気になるから調べるかな

  • 40二次元好きの匿名さん25/01/04(土) 23:52:01

    詰み選択肢なんてあるんだ?
    そして夢の中でも五条は来てなかった…と
    なら住所についてまず色々調べたいな
    どんな評判かとか何があるかとか?

  • 41125/01/04(土) 23:55:17

    問題が発生してるのに無視して帰って寝たら詰み!世界が終わる!なんてシナリオもあるからね……

  • 42二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:01:58

    やっぱここで一流探索者なら寝ちゃ駄目か…!

  • 43125/01/05(日) 00:02:44

    「……まずはその住所とやらを教えろ」


    怪訝そうな顔をしながらもそう言った伏黒の前に記憶を辿りながらスマホに打ち込み、グループトークに送信する。

    そして各々調べていけば、幾つか分かったことがあった。


    「……ねぇ、ここ完全に住宅地じゃない?」


    マップにピンが刺さっている場所はどこからどう見ても住宅地。民家のど真ん中、って感じである。


    「その近くでハロウィンの時期に交通事故があったらしい。死亡事故だな」


    ネットで検索していたらしい伏黒がそう言うも、それ以上の掘り下げも出来なさそうだ。そして三人全員でスマホを見ているだけの席に店員からちらちらと視線が送られてくる。


    なんとも微妙な情報でしかない。動くにはやはり決め手に欠けるものだ。


    「この距離なら行けなくもないでしょうけど、行くほどのことかって言ったら……ねぇ?」

    「気になりはするが、……どうする?」


    ≪行動ロール≫

    1.帰って寝る 2.行ってみよう

    虎杖 dice1d2=1 (1)

    伏黒 dice1d2=2 (2)

    釘崎 dice1d2=1 (1)

  • 44二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:04:44

    2対1か
    帰るのが釘崎、虎杖
    行ってみるが伏黒
    まぁ遅刻の常習者だからな五条
    手がかりと言っても夢だし
    確かにうーんとなるかも

  • 45二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:06:57

    うーん伏黒だけ行く派か
    一応なんとなく最初的に詰みはなさそうだけどできれば行ってほしいもんだが…でも手かがり何もないもんなあ

  • 46125/01/05(日) 00:09:11

    前提として、五条の不在は気になるものではあるのだ。だがその相手が五条となれば心配するのも馬鹿馬鹿しいのではないかとも思ってしまうのも確か。

    「うーーーーん……とりあえず、寝てるだけっての信じて帰ろうかな」
    「私も賛成。わざわざ行って何になるのよ。廃工場とかならともかく、住宅に押し入れって?補導よりも100%アウト、捕まるわよ」

    虎杖と釘崎が言うことも確かである。実際に五条がメールで助けを求めているのならばともかく、根拠は虎杖が見た謎の夢のみ。

    「……そう、だな」

    そして伏黒もそんな二人を説得してまで行った方が良い、とはならない。

    「じゃあ良いお年を!」
    「はいはい、良いお年を」

    そして三人は別れ、それぞれが家族を年越しを迎えることになった――――はずだった。

  • 47二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:11:32

    ありゃ帰っちゃったか
    まぁ五条先生なら何かあってもどうにかするだろ
    て安心感あるもんな

    て思ったらおや?

  • 48二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:12:35

    もしかして何もしないと最初と同じになる…のかな?

  • 49125/01/05(日) 00:12:36

    カーテンの隙間から差し込む光に、虎杖は目を覚ます。

    閉まり切っていないカーテンから瞼を焼くように光が入って来ている。


    「あれ、もう昼……?」


    つけっぱなしのテレビからは新年を祝う特番が流れ、賑やかな街の様子を映していた。

    いつも通りの騒がしくも明るい新年、のように思えたが。


    ───今、何かおかしなことを言わなかったろうか?


    のそりと起き上がれば、テレビでは新年を祝っているもののそこに出てくるのは猫。

    猫猫猫。猫年フィーバーだ。


    いやな予感がする。すごくすると、そう思って虎杖は年賀状が置いてあった机に目を向ければ、そこにはやはり猫年を祝う年賀状と一枚のイレギュラー。

    「たすけてあげて」の文字にあの住所だ。


    <SANチェック>0/1

    虎杖(94) dice1d100=18 (18)

  • 50二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:13:53

    ループしてる?それとも夢?

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:13:57

    あー!!やっぱり最初に戻るだ!!
    猫年に変えられてる世界線だ!!!
    未来は不確定だけど望まれたらこんな事も叶っちゃうみたいなのはこれか…?

  • 52125/01/05(日) 00:15:15

    「これも夢……?それとも夢じゃなくて、現実……?え……?」

    虎杖は混乱しながらも、瞬きを繰り返す。
    そしてスマホを見れば、あれから半日以上経っているというのに五条からの連絡はない。
    それを心配する伏黒と釘崎はあの住所に向かうか否かと、虎杖が眠っている間に話し合っていたらしい。
    流石にこれ以上は見過ごすわけにはいかないと虎杖が立ち上がれば、ぐらりと眩暈に襲われる。

    「え」

    傾ぐ体と薄れる意識。

    どこかで再びにゃあ、と猫の声が聞こえた気がした。

  • 53二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:16:10

    え?てことは誰かが猫年願ってるの?
    この場にいないでキーになりそうなのは五条先生
    五条先生がまさか「猫年になったら面白いよね」
    てどこぞの芸人みたいに思ったとか?

  • 54二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:16:32

    これは…解決するまで無限ループかな?
    五条が反応しないのも含めてこれどうなってるんだろうな…?

  • 55125/01/05(日) 00:18:53

    は、と虎杖は目を覚ます。
    どうやら自室のベッドに凭れかかって少し居眠りをしていたらしい。まだだいぶ眠気が残っているせいか、口から欠伸が零れ出る。
    そして数秒、見た夢を、五条が待ち合わせに来なかったさまを、現実なのか夢なのか分からない記憶が虎杖を混乱させた。

    「これどうなってんの……?」

    瞬きを数度。スマホを手に取れば、これまた時刻は夜の9時半、カウントダウンまでまだ時間があった。
    つまりはまた大晦日、ということである。

    『別に良いだろ。約束の時間まではまだある』

    『良くないに決まってるでしょ!?』
    『これですっぽかされでもしたらどうするのよ』
    『足はアイツが頼りなのよ』
    『それなのに結局連絡の一つもなしだなんて、有り得ない』
    『それに虎杖の馬鹿も連絡つかないし』

    『既読増えたからどっちかは見てると思うぞ』

    『さっさと名乗り出なさい。見てるのはどっちの馬鹿?』

    見覚えしかない会話だ。だがこれを見るに二人は夢を覚えてないのだろう。
    いや、あれは本当に夢だったのか。だが虎杖に分かることは少ない。

    『五条先生と連絡つかない、んだよな?』

    そしてかつてと違う言葉を送った。

  • 56二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:20:11

    巻き込んだら2人も記憶残るかと思ったけどこれは虎杖のみ記憶保持のループになってるのかな
    さてどうなるかな…

  • 57二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:20:38

    これが夢か現実かわからなくなるよな
    なんかこれ繰り返したら
    五条先生の前に虎杖君がおかしくなりそう

  • 58125/01/05(日) 00:24:44

    何かおかしなことが起こっている。その中心に居るのは自分か、もしくは五条なのかと虎杖は考える。
    だが考えた所で結論が出るはずもなく、虎杖は観念してありのままを告げる。

    『夢で猫年が来て五条先生が居なくて、んでまた猫年が来て五条先生が居ないんだけどどうすればいいと思う?』

    『何言ってんのよアンタ』

    上手いこと説明が出来ないのは虎杖自身が現状の把握が出来ていないからだ。直接話すのではなくメッセージのやりとりでとなれば伝える難易度はさらに上がる。

    『五条先生の身に何か起こったかもしんねぇから、助けに行こうぜってこと!』

    そう言って記憶の中にある住所を送り、更には付け足す。

    『夢の中で猫がさっさとここに助けに行けって言ってた気がすんの!』
    『とにかく待ち合わせ場所のファミレスに早めに集合ってことで宜しく!』

    それだけ打って、アプリを閉じる。
    支度をして家を出て、そしてファミレスに着いて待つこと十数分。

    「アンタせめてメッセージくらい見なさいよ!」
    「わざとだろ、オマエ」

    そして再びファミレスに三人が揃った、ということである。

  • 59二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:26:37

    やっぱり2人には何も残ってなさそう…か
    メモとか書いたりしても巻き戻るのかな
    取り敢えず行動しないと同じ事が起こるだけだな

  • 60二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:27:46

    なるほどメッセージ返答しなければ
    2人なら来てくれると思った
    虎杖君の作戦か
    2人とも滅茶苦茶連絡したんだろうな

  • 61125/01/05(日) 00:36:13

    ――――かくかくしかじかこんらんいたどり。


    「……つまり、同じ夢を何度も見たか自分がループしてるか未来予知をしているかもしれない、って言いたいのか?」

    「随分と頭が痛い内容ね」


    虎杖が自分なりに現状を伝えようとして、凡そ七割くらいは伝わったようだった、多分。


    「とりあえず俺はここ行こうと思ってるけど、俺がこの家行ってる時に五条先生から連絡来たら馬鹿見てぇだし、やっぱり根拠は夢しかないから二人には一応言っておくけど、別について来てとまでは言わ――」

    「ほら、ならさっさと出ましょ」

    「え?」

    「最近起こった色々なことを考えれば、動くに十分な理由になるだろ。あと、オマエ一人で行かせて馬鹿やって逮捕されたとかってなれば寝覚めが悪い」

    「とりあえずその住所見に行くくらいなら良いんじゃない?それでアイツからの連絡があったらそこに迎えに来て貰えば良いわよ。何もなかったらそれはそれで」

    「……マジ?自分で言い出したことだけど、正直一人で行くことになるんだろうなって思ってたんだけど」

    「オマエがあんな小ズルい真似するくらいに切羽詰まってるってことくらいは分かる。あと――」


    そして伏黒は顔を顰めた。嫌なことを思い出したというよりも何とも言えない顰め方。


    「――猫に関係することなら厄ネタかもしれないって思うようになった」

    「分かるわ。私も今の話聞いて、放置して明日起きて猫耳生えてたらどうしようって思ったから」


    五条への心配と虎杖への心配と自分への心配。

    それらを天秤にかけて傾いたとして、何が大きかったのかは置いておこう。

    つまり三人はその住所へと向かうことになった、のだが。


    どうする?(例:家の様子を確認する、周囲の人に聞き込みするetc)

    >>63

  • 62二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:39:34

    複数行動可能なら
    五条先生の知り合いに五条先生に最近何か変わったことなかったか聞きつつ
    周囲の人に聞き込みしたい

  • 63二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:39:52

    死亡事故があった住宅地…だっけ
    まずは怪しいと思われたくないし聞き込みかなあ

  • 64125/01/05(日) 00:42:01

    その時の一行動分を安価してる感じだから、「虎杖は知り合いに連絡して確認、伏黒と釘崎は聞き込み」みたいな感じだったらOK

  • 65二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:43:59

    ああそんな感じもあるのか
    なら次あったならちょっと色々考えてみようかな

  • 66二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:45:13

    わかりました
    安全確保しつつ色々できるかもしれんのか

  • 67125/01/05(日) 00:48:53

    住所のあたりは住宅街で、夜らしく静まり返っている。

    ただ、大晦日という時期だからか窓に明かりの灯る家が多い。


    「この辺り、よね」


    ただ出歩いている人は居らず、その明かりがついている家に訪問して話を聞くことになるだろう。

    時間が遅いこともあり、下手を打てば面倒なことになる。

    だが下手を打ちさえしなければ貴重な情報が手に入る、ということである。


    <幸運>+10はAF効果(チョーカーは身に着けていない、と思われるので除外)

    虎杖(80+10,90) dice1d100=7 (7)

    伏黒(70) dice1d100=70 (70)

    釘崎(80+10,90) dice1d100=9 (9)

  • 68二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:51:11

    伏黒は1足りて全員成功だ
    なんか別にクリじゃないけど急に一桁だからびっくりするな

  • 69二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:51:21

    皆成功
    伏黒ピッタリだな

  • 70125/01/05(日) 00:53:34

    とりあえず目に付いた一つの家のインターホンを押せば、在宅だったようで人が出てくる。

    とは言っても明かりがついていることを確認した上での訪問だったのだが。


    「はぁい。……あら、学生さんたち?」


    パッと見る限りはお喋りが好きそうな、明るい女性だ。夜も更けたこんな時間に三人が訪れたことに少々驚いているらしいが、邪険に追い払うような感じではない。


    <説得>

    虎杖(50) dice1d100=36 (36)

    伏黒(33) dice1d100=74 (74)


    <言いくるめ>

    釘崎(48) dice1d100=90 (90)

  • 71二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:54:42

    虎杖が説得成功他2人は失敗か
    まあ一人でも成功したら大丈夫だって!

  • 72二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:56:11

    釘崎の出目が高くなってきたな
    ダイスが暴れないといいが

  • 73二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 00:57:01

    今のところは出目落ち着いてるよな

  • 74125/01/05(日) 01:02:27

    「ちょっと調べてることがあって、この住所なんすけど……」

    単刀直入に虎杖がスマホに表示されたマップを見せる。そして女性は画面を覗き込んで、「ああ、金児さんちだね」とさらりと告げる。

    「その家って、その……どんな感じっすか?」

    瞬きを数度繰り返すも、疑問は心の中に仕舞っておいてくれるらしい。女性は「えぇと」と前置きした後、話し始める。

    「暗くて気味が悪い感じの男が一人で住んでいたと思うわ。元々は家族4人で住んでたみたいだけど、四六時中猫の鳴き声がしてね、苦情が出ていたらしいわよ」

    また猫だ。猫年に関わることなのか、それとも単純にその男が猫が好きなだけなのか。

    「よく道端の猫に話しかけていたんだけど、先月くらいからぱったりと姿を見なくなったわねぇ。なんでも、交通事故で死んだらしいのよ」
    「それってハロウィンの時期にこの辺りで起きたという事故ですか?」
    「そうそう、それよそれ。他県に移り住んだ兄がいたと思うけど、先月家に入っていくのをちらっと見かけただけで、挨拶も何もなかったのよ。遺品の整理にでも来ていたのかもしれないけど、葬式をあげている様子もなかったわねぇ」

    そうしてふと手を口元に当てて視線を宙に走らせる。

    「両親ももう亡くなってたんじゃなかったかしら。だから今あの家は無人のはずなのよ。でもね、たまに家の中に誰かがいる気配を感じるって噂があるの。男の幽霊が出歩いてる、って」

    やたらきな臭い話になって来たなと三人が顔を強張らせれば、その女性は「大丈夫よ」とケラケラ笑う。

    「まあ幽霊みたいな男だったから、実は生きているのかもしれないけど」

    あまり笑える類の冗談ではないのだが、女性が「学生さんはそろそろ家に帰った方が良いんじゃないかしら」と言い出したこともあり、退散することにする。

    「……つまり私たちはこれから幽霊屋敷を覗きに行く、ってわけ?」

    うげぇ、といやそうな顔をした釘崎の言葉を否定出来る者は居なかった。

  • 75二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:04:38

    亡くなったのに葬式もなかったのか
    兄弟仲が悪かったんかな

  • 76二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:05:52

    猫がいて家主は事故で亡くなった
    家にいた猫無事なんかな?

  • 77二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:05:54

    猫好きな男の人がいて…家族はいたはずなのにいなくなっててお兄さんだけが葬式もあげないで最近来てるのか
    そして男の幽霊か
    この人が何か握ってるのかな

  • 78125/01/05(日) 01:07:59

    住所が示す場所に向かってみれば、そこは古い一軒家だ。灯りは灯っておらず、静まり返っている。

    庭は暗闇の中でも分かるほどに荒れ果て、壁にはひび割れが目立つ。まるで幽霊屋敷のようだ。

    ますます女性の言葉が真実味を帯びてきてしまい、そんな家を示す手紙はヤバいものなのではないか?と思わざるを得ない。

    そして薄汚れた窓はカーテンがひかれ、中の様子は伺えない。


    「……流石に敷地内に入るのは気が引けるわね」

    「そもそもこの住所を示して『たすけてあげて』となると、中で困っているのが猫だってこともあるのかもしれないな」

    「流石に猫一匹のために方は犯したくないわね。……あまりの状況なら迷うけど」

    「う、うーん。いっそ俺だけ忍び込むとか、人居ないならパーッと行ってパーッと帰って来れねぇかな」


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=89 (89)

    伏黒(65) dice1d100=73 (73)

    釘崎(50) dice1d100=20 (20)

  • 79二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:10:55

    猫が困ってるから猫が助けを求めてる説か
    それもかわいいな
    そして釘崎成功して良かった

  • 80二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:11:30

    釘崎が成功か
    出目高いな

  • 81125/01/05(日) 01:13:23

    そうこう話していると、ふと釘崎が玄関前に落ちているものに気付く。

    そして気付けば躊躇なく門を開けて玄関の前まで歩いていき、"それ"を拾い上げた。


    「釘崎!急にどうし」

    「……これ、アイツのよね」


    振り返った釘崎が持っていたのはサングラスだ。見覚えのある――つまりは五条が身につけているもの。

    ここに来て唐突に五条がこの家に居るかもしれない、という可能性が上がってしまった。

    ぱっと見では光を全く通さないんじゃないかと言うほどに遮光率が高いサングラスは中々見るものではない。そして形も五条が使っているものと同じとなれば、この状況で他人のものと判断するのは難しい。


    虎杖が扉に手をかければ、当然の如く鍵がかかっていてガチャリと音が鳴る。無理に開こうとすれば音が響き、もしかすると近所の人間がやってくるかもしれない。


    <聞き耳>

    虎杖(46) dice1d100=57 (57)

    伏黒(51) dice1d100=43 (43)

    釘崎(75) dice1d100=57 (57)

  • 82二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:15:09

    釘崎と伏黒成功
    サングラス落ちてるてことは
    何かあったのかな穏やかじゃないよね

  • 83二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:15:46

    えっ五条のサングラス?
    やばくね?

  • 84125/01/05(日) 01:16:32

    家の中は静まり返っている、はずだと言うのに伏黒と釘崎の耳には微かに猫の鳴き声が聞こえた気がした。

    だが今は猫が居るか居ないかは二の次だ。本当に五条がこの中に居て、更にはサングラスを落としたことにも気付かない状況だと言うのならば。

    警察を呼ぶか。だがそうして何もなかったらどうする。

    それもこれもけろっとした顔で遅刻したり、難所から帰って来そうなアイツが悪いと八つ当たりだ。


    「……私たちで中を確かめるべき、よね」

    「だとしても鍵が開いてないけど、……最悪窓割る?」

    「それは最終手段だ」


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=81 (81)

    伏黒(65) dice1d100=40 (40)

    釘崎(50) dice1d100=78 (78)

  • 85二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:18:00

    虎杖1足りない
    伏黒成功して良かった
    五条何に巻き込まれてるんだろ…まず五条がなんか話してたかナナミンとか乙骨とかいるらしい夏油さん家入さんに繋がれば聞いたら分かるものもあったかな

  • 86125/01/05(日) 01:21:54

    ふと辺りを見回していた伏黒は郵便受けに目を留める。

    中はパンパンになっており、数日分の新聞の他、チラシやDM、中には電気料金の督促状もある。

    だが一枚だけ差出人も何もない、真新しい紙が二つ折りにされて投函されていた。


    「……なんだこれ」


    それを引き抜けば、紙には子どもが書いたようなへたくそな字で、「よびりんをならして」と書いてある。


    「それ!俺が夢で見た字と似てるかも!!」


    虎杖が言うように、ひらがなで書いてある字の感じがかなり近い。ただへたくそなだけかもしれないが、この状況となれば同一人物が書いたと見做す方が自然だろうか。


    「一番古いのは11月1日の朝刊ね。前日の事故が載ってて、ほら表札と同じ名前」


    その内容は昨日夜、信号無視をした男がトラックに跳ねられ死亡したと書かれている。男はコンビニへ向かう途中だったようだ。


    どうする?(例:インターホンを鳴らす、窓を割る、〇〇に連絡するetc)

    >>89

  • 87二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:21:56

    難所から帰って来そうなアイツが悪い

    確かに心配してたら飄々と帰ってきそうだよね
    心配素直にさせない五条が悪いな

  • 88二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:23:49

    多分呼び鈴を鳴らすのは間違いなさそう
    でもまず五条の知り合いの連絡先知ってる人がいたら連絡取りたいな
    ダイスとかで誰も取れそうにないなら素直に呼び鈴を鳴らしたい

  • 89二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:25:55

    呼び鈴ならす前に
    五条の知り合いに連絡とりたいのと
    一応新聞にも目を通す
    確認取れたら呼び鈴押したいかな

  • 90二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:27:39

    新聞の情報もあったか
    五条本当になんでこんなところにいるんだろうね

  • 91125/01/05(日) 01:28:54

    連絡取る五条の知り合い(猫街初出でも可)と誰が電話かけるか

    >>93

  • 92二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:32:56

    連絡知ってそうな人は
    家入さん
    ナナミン
    夏油さん
    伊地知さん
    夜蛾さんぐらいかな

  • 93二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:33:09

    うーんもしかしたらあるかもの次に役立つかもだし虎杖に掛けてもらいたいかも
    複数人いいなら五条と距離近そうな夏油さんと家入さん
    駄目なら2人からダイスで

  • 94二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:33:29

    付き合い長そうな伏黒が夏油にかける

  • 95125/01/05(日) 01:35:23

    <幸運1/2>1回目夏油、2回目家入

    虎杖(45) dice2d100=83 11 (94)

  • 96二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:36:05

    おっ家入さん繋がった!
    ありがとう家入さん!!!

  • 97二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:37:52

    今何時だっけ?つながってよかった
    何か知ってればいいけど

  • 98125/01/05(日) 01:46:59

    「一応、五条先生と親しい人にでも確認してみる?」

    虎杖がそう言えば釘崎は怪訝そうな顔をした。

    「様子が変じゃなかったって?アイツならいつでも変じゃない」
    「まあ……それはそうかもだけど」

    五条悟は特級の規格外の男だ。自称も他称も、どちらともに。
    そして一度目は五条の親友である夏油にかけたのだが、出ない。年末のこの時間となると家族と過ごしているのだろうか、もしくは恋人か、はたまた友とか。

    「これでアイツら二人共一緒に居て酒飲んでぶっ倒れてた、とかならどうしてやろうかしら」
    「ないとは言えないな」
    「あるかないかって言ったらちょっとありそうだもんな……」

    そして二人目、家入。コール音が数度続き、これまた駄目かと思ったその瞬間、電話が繋がった。

    『はい、もしもし。虎杖か、珍しいな』
    『こんな夜にすんません!ちょっと聞きたいことがあってですね、……最近五条先生が変だった記憶あったりする?』
    『アイツが変じゃなかった時なんてあるか?』
    『そうじゃなくて、なんかこう挙動不審とか、急に猫好きになったとか、そういう感じの……?』
    『……思い当たる点はないな』
    『うーーーん、教えてくれてあんがと!』

    そして少し締めの会話を二言三言交わして電話を切るも、これと言った何かはない。
    その間、話を聞きつつも新聞を軽く読み流していた伏黒と釘崎もこれと言った何かはなかったらしく、残る手掛かりはインターホンだけだ。

  • 99二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:49:06

    うーん…家入さんに聞いても駄目か
    実は夏油さんちで飲んで大慌てならいいけど繋がってもなんとなくいなさそうだなあこの流れだと
    やはりインターホン押すしかないな

  • 100二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:49:50

    情報ないか
    これは突入しかないかな
    しかし付き合いが長い友人にも
    いつも様子がおかしいと思われてる五条さん
    わかるけど

  • 101125/01/05(日) 01:51:20

    よびりんをならして


    その言葉通りに虎杖がインターホンを鳴らす。微かに響く音から数秒後、ガチャリと解錠の音が響いた。


    「……誰か居るってことよね?子供?」

    「ここまで来たら確かめてみないと仕方ないだろ」

    「そうね、幽霊退治なんてことにならないように祈るわ」

    「五条先生がこんな所に居るとしても、なんでこんな所に来たんだ……?」

    「もしくは攫われたりなんか、したりして」

    「ないだろ」

    「なさそう」

    「言った私も無いわって思ったわ」


    そんな会話をしながら三人は自分たちを迎え入れるように開いた扉を潜る。


    家の中はしんと静まり返っている。埃っぽくはあるが、普通の家だ。

    しかし、一歩足を踏み入れた瞬間、いくつもの気配が闇の中で蠢いた。吊り上がった目が一斉に三人を見る。


    <SANチェック>0/1

    虎杖(94) dice1d100=84 (84)

    伏黒(94) dice1d100=79 (79)

    釘崎(99) dice1d100=82 (82)

  • 102二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:52:42

    釘崎改めてみるとSAN凄いな

  • 103125/01/05(日) 01:54:04

    にゃあ、と声がしたかと思うと気配は散り散りになる。


    「……また猫ね」

    「なんだったんだろうな、今の」

    「つーか、誰も居ないんだな中に」


    玄関には靴箱があり、玄関ホール正面の壁には何かが額に入れて飾られている。左の壁には扉があり、廊下は右に折れている。

    電気をつけようとスイッチを押しても、明かりは灯らない。暗闇の中に目を凝らせば、埃の積もった床には足跡があった。


    どうする?(例:足音を調べる、鍵を確かめる、周囲の気配を伺う、扉を開けるetc)

    >>105

  • 104二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:56:28

    猫がいるんだな
    協力してくれてるのか敵と見られてるのかどっちかなこの猫達は
    まずは携帯のライトつけて足跡とかその他扉とか人か誰かが使った後とかを調べたいかな

  • 105二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 01:58:14

    携帯のバッテリー余裕あればライト代わりにしたいな
    額縁の確認とか五条先生や他の人がいないか気配探ってみる
    足跡の確認もしたいね

  • 106125/01/05(日) 02:00:13

    続きはまた明日。安価参加サンクス!
    安価混ぜてやる時とやらない時の差はスレ主の処理が追いつくかとノリなんだけど、スレ民はどっちの方式の方が嬉しい?

  • 107125/01/05(日) 02:00:57

    ついでに1階の地図だよ

  • 108二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 02:03:37

    スレ主の余裕があるときは時々でもいいから
    安価あると楽しいかも
    処理難しい安価とかもあるだろうから
    そこはスレ主に任せます
    地図の文字可愛いな

  • 109二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 02:03:48

    対応出来るなら混ぜてくれるのは嬉しいです!
    結構広いねこの家

  • 110二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 02:04:37

    楽しかったです乙です!

  • 111二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 02:07:33

    地味に安価の内容自体を混ぜると読み違えたけどどっちにしろ安価ありも楽しいからスレ主の余裕次第でやってほしいのは変わらないな!
    スレ主おつかれさまです

  • 112二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 09:36:42

    嬉しいのは安価あり
    PCに感情移入してあれこれ考えて臨場感をより強く感じやすい
    安価なしは純粋にワーキャーできるのでそっちもそっちで楽しくて好き

  • 113125/01/05(日) 13:14:31

    答えてくれてサンクス
    安価出来る時は安価やってこうと思うよ
    シナリオ既読勢が多いと安価進まないかなとも思ってたから聞けて助かった

  • 114二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:16:35

    既読確認するか深夜は控えめか安価自体の数少なくても時限で判断とかになるのかな?

  • 115125/01/05(日) 13:19:36

    スマホの明かりを頼りに額縁を照らせば、猫の写真が飾られていた。


    「……猫ね」

    「この家の猫か?」

    「フツーに猫の写真、って感じだよなぁ」


    そして続けて周囲に何か気配がないかを探ってみる。


    <聞き耳>

    虎杖(46) dice1d100=100 (100)

    伏黒(51) dice1d100=33 (33)

    釘崎(75) dice1d100=31 (31)

  • 116二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:20:05

    おいおいおい

  • 117125/01/05(日) 13:20:40

    ・・・---・・・

  • 118二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:21:58

    まーた100ファン!!!!
    誰だよ今回はダイス落ち着いてる気がするって思ってたの!自分です
    ごめんねスレ主…

  • 119二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:22:03

    スレ主が倒れたぞ!
    100F怖い

  • 120二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:24:06

    スレ主虎杖にあだ名が破壊神になるかもとか言わせたからかダイスが破壊神に寄ってき始めてますよ

  • 121二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:24:15

    虎杖君また破壊神になってしまうの?

  • 122125/01/05(日) 13:37:12

    三人が一度会話を止め、周囲の気配を探れば伏黒と釘崎は何かの気配を感じた。だがそこに悪意はなく、なんとなく何かが居るような、自分たちの様子を伺っているようだと感じる程度のもの。

    そして本題である五条の、つまりは人間が動いているような物音は聞こえない。

    今彼らが耳をすませても聞こえるのは自分たちの呼吸の音と、そしてドンガラガッシャンドドン!!!!

    ……なんて?


    少し目を離した隙に虎杖は足元にあったスニーカーに足を取られてひっくり返り、足元に残っていたはずの足跡まですっ飛んだスニーカーによってぐちゃぐちゃにした挙句に玄関の扉に突っ込んだらしい。

    かなりの勢いだったせいか虎杖であれど相当強く顔を強打したらしく、目が潤んでいる。額に至っては真っ赤に染まっていた。(HP-1)


    「鼻折れッ……!!」

    「何やってんのよアンタ……」

    「それより足跡らしきものも消えたな」


    玄関でしゃがみ込む虎杖を心配していないわけではないのだが、運動神経が良いはずであるのにまるでドジっ子のような真似を晒す虎杖にも慣れてしまっていた。

    そして釘崎が玄関扉のノブに手をかければうんともすんとも動かない。

    だがそれはおかしいはず。このような状況で鍵をかけるはずもなければ、扉が壊れるならまだしも開かなくなることはない、はずだ。


    「ねぇ、この扉開かないんだけど」

    「鍵でもかかってるんじゃないのか」

    「内鍵見なさいよ。鍵なんてかかってないわ」


    しん、と静まり返る。鍵はかかってない。だが扉は開かない。

    呼び鈴を鳴らせとのメモに従って鍵は開いたが、開けた人物の姿もない。

    つまり――


    「閉じ込められたな、俺たち」


    <SANチェック>0/1

    虎杖(94) dice1d100=14 (14)

    伏黒(94) dice1d100=85 (85)

    釘崎(99) dice1d100=93 (93)

  • 123二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:38:01

    SAN値皆高くて安心なんだけど
    出目高いよね

  • 124二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:38:12

    スレ主のSOSで草
    100ファンってこんなによく出るんだ…(棒読み)

  • 125二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:39:53

    虎杖君にドジっ子属性が追加されました

  • 126二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:43:40

    モールス信号だったんかあれ

  • 127二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:46:09

    モールス信号打てる方も解読できる方もいて凄いな

  • 128125/01/05(日) 13:46:59

    だが幸か不幸か、もはや閉じ込められた程度では彼らの精神は揺らがない。


    「どうせ何もなく帰るつもりは無いわ。さっさとあの馬鹿見つけて回収しましょ」


    一つ溜息を吐くに留めた釘崎はぐちゃぐちゃになった足跡と飛んでいったスニーカーに視線を向ける。


    「そこのゴリッ子も早く立ち上がりなさいよ」

    「なになになんて??」


    未だに額は赤いものの、痛みの波は落ち着いたらしい。足首を捻ったなどではない以上、ここで治療している暇はない。


    「靴はどうする?」

    「軽く土を払ってからこのまま入りましょ。ここで靴脱ぐなんて絶対に嫌」


    埃っぽいせいで歩けば足跡が残るだろう。だがそれを気にして無防備になるつもりはない。


    「あー……なんだったっけ」

    「足跡。ここら辺のは消えたがまだ他にも残ってるかもしれないだろ」

    「了解!」

    「余計なことをしたらここに置いて帰るから、分かったわね」

    「気を付けます……」


    <目星1/2>

    虎杖(40) dice1d100=89 (89)

    伏黒(32) dice1d100=8 (8)

    釘崎(25) dice1d100=82 (82)

  • 129二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:47:41

    足跡も消えたし怪我もしたし閉じ込められたか
    辛いな

  • 130二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:49:19

    ゴリラ+ドジっ子でゴリッ子?草生える
    伏黒さんの目星ありがてえなあ…

  • 131二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 13:50:00

    伏黒成功
    ゴリっこ
    ゴリラ+ドジっ子かな

  • 132125/01/05(日) 14:08:23

    スマホの明かりで足元を照らしていれば、伏黒はふと気付く。地面を舐めるように飛んでいったスニーカーのせいで足跡の正確な大きさなどは分からないが、それは左の壁にある扉の方に進んでいたであろうことを。


    「誰かがここに居るか居たか、ってことだろうな」


    部屋から出た痕跡があるかも分からない。何故なら虎杖が吹っ飛ばしたスニーカーが滅茶苦茶にしたので。


    「私たちを呼んだ誰かと鍵を開けた誰かが同じなら、そもそも虎杖の夢に干渉して『たすけてあげて』なんてことを伝えてるのよね?それが私たち、もしくは虎杖をおびき寄せるための罠か、もしくは本当に助けてあげて欲しいと思っていたか」

    「五条先生のサングラスが落ちてるってことは五条先生のことを助けてあげて、ってことなんじゃねぇの?」

    「あの人が助けを求めるような状況に陥っていたとして、なんでオマエに助けを求めるかってことだよ。……認めるのは癪だが、五条先生がどうにも出来ないことを俺たちがどうにか出来ると思うか?」

    「アンタがここに呼びよせた何者かのターゲットになっていたか、もしくは本当に誰かが五条先生に助けが必要だと判断したか。どっちかってことね」


    罠か、それとも救いの手となるか。それはまだ分からない。


    「……巻き込んでごめッ」


    バシンッ バッシンッ


    虎杖の背を大きさの違う手が一度ずつ叩く。


    「ほら、立ち止まっては居られないんだから早く行くわよ」


    そして彼らは閉じ込められたこの家から脱出すべく、もしくは助けを求めているらしい誰か、暫定五条を助けるべく動き出した。


    どうする?(例:足跡が続いているっぽい左の扉(リビングダイニング)の方へ行く、右の廊下へと進むetc)

    >>134

  • 133二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:12:33

    うーん…目的を考えると足跡が続いてる左の扉に行きたいな
    他に何か手掛かりあるか扉自体を確認しつついきたい

  • 134二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:13:04

    足跡が続いているっぽい左の扉の前で聞き耳してみるかな

  • 135125/01/05(日) 14:20:04

    左の扉の前で三人は一度顔を見合わせる。何者かが入っていったであろう部屋。つまりは誰かが居たとしてもおかしくはないのだ。

    もしくは人ではなくとも、猫だとか。


    一つ息を吐い、そして吸う。

    何か物音がしないか、彼らは改めて耳を澄ませた。


    <聞き耳>

    虎杖(46) dice1d100=77 (77)

    伏黒(51) dice1d100=7 (7)

    釘崎(75) dice1d100=88 (88)

  • 136二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:23:05

    2人ともゾロ目でなかいいね
    伏黒ナイス

  • 137二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:25:38

    伏黒がさっきからファインプレーしてるな

  • 138125/01/05(日) 14:30:52

    耳を澄ませても特に何か音が聞こえるということもない。

    相変わらず、自分たちの立てる物音しか聞こえなかった。

    今回は騒音が立つということはなく、静かな空間が続くままだ。


    「……開けるよ」


    虎杖が扉に手をかけ、そして開いた。


    扉を開けてすぐ正面にテレビと机、ソファーがある。

    奥はダイニングとなっており、さらにキッチンへと続いていた。

    ダイニングにはダイニングテーブルと椅子が4脚あることが分かるだろう。


    だが、彼らが目を向けたのはそれらのものではなかった。

    決して目を離せないものが目の前にある。


    「……ッ、ぁ」


    全員が息を呑む。

    ソファーの上に、ぽつんと何かが置いてあった。否、何かではない。首だ。

    五条 悟の首がそこにはあった。

    ねじ切られた首から流れる血がソファーを濡らし、床に水たまりを作っている。


    ギチギチと錆び付いたような秒針の音がうるさく響く11時55分。

    半分閉じた虚ろな目は、何も映していない。

    常ならば空とも海とも違う蒼の瞳はくすんだ色となっていた。


    <SANチェック>1/1d4+1

    虎杖(94) dice1d100=39 (39)

    伏黒(94) dice1d100=1 (1)

    釘崎(99) dice1d100=20 (20)

  • 139二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:33:12

    え!!?!!
    ノーカン1クリもビビるのになにこれ!?!!!
    五条…???何があったんだ

  • 140二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:34:15

    戻されるのが9:30で今が11:55
    これは戻されてすぐ来れれば間に合うとかなのかな

  • 141二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:34:51

    猫時空でこんなことってあるんですか!?!?!?

  • 142125/01/05(日) 14:35:30

    にゃあ、と猫が鳴いた。

    その声で夢から覚めたように、目に映っていた光景が変わる。


    ソファーには五条が横たわっていた。

    首と体は繋がっているし、血も出ていない。眠っているだけのようで、穏やかな顔で規則的な呼吸を繰り返している。

    生きている。生きているのだ。それ以上の幸福などはありはしない――――はずだった。


    しかしひとつ、異質な部分があった。

    五条の頭に、二つの髪色と同じ三角形が生えている。

    柔らかそうな毛におおわれたそれは、時折ぴくりと震えた。

    猫耳だ。

    五条の頭に、猫の耳が生えている。


    <SANチェック>0/1

    虎杖(93) dice1d100=13 (13)

    伏黒(93) dice1d100=36 (36)

    釘崎(98) dice1d100=56 (56)

  • 143二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:36:37

    五条先生首切れたかと思ったら
    猫耳になってた

  • 144二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:37:40

    生きてたよかった
    これで猫耳経験者お揃いになったな

  • 145二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:38:00

    あれ?死んでない??
    でも猫耳生えた…??

  • 146二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:40:08

    前半と後半のギャップで風邪ひく

  • 147二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:40:12

    でかい猫ちゃんですね(現実逃避)
    やっぱくっついてんのかな

  • 148125/01/05(日) 14:42:52

    生首よりはマシだ。マシなはずだ。

    少なくとも生きては居るのだが、猫耳を生えた人間を見て三人が思い出すのは同じこと。


    「……最近、猫の失踪事件はなかったわよね?」

    「ないな」

    「猫に纏わる凄惨な事件もなかったわよね?猫じゃらし持って迫ってくる猫を蹴飛ばしたりもしてないわよね」

    「ないない」

    「じゃあなんでまた猫耳男を見る羽目になってんのよ!!」


    担任の死を垣間見たことによる動揺もあってか、釘崎は叫ぶ。


    「猫年に猫耳男に、猫猫猫猫!!いい加減猫の居ない所に行きたくなるわ……!!」

    「俺たちの中で猫一番好きなの釘崎なのに?」

    「撤回するわ。猫人間が居ない場所に行きたい」

    「猫人間はここにしか居ないだろ……多分」


    どうする?(例:五条を起こす、部屋を探索する、写真を撮るetc)

    >>150

  • 149二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:44:14

    うーん…写真撮って五条起こしてみる?

  • 150二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:44:28

    五条にしっぽがないか確かめる

  • 151二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:46:07

    多分だけど時間的に次でループするのかな…?
    これで助けられたからループしなくなるのかな

  • 152125/01/05(日) 14:46:08

    五条ひっくり返して服剥ぐってこと?それともぱっと見?

  • 153二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:46:48

    SANチェック成功したはずなのに
    釘崎が発狂した

  • 154二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:48:59

    >>152

    パッと見程度で……

    当てようとしてなかったから無意味行動かもしれんごめんなさい

  • 155125/01/05(日) 14:57:18

    上から下まで見回せば、五条の変化は耳が生えているだけ、に思える。

    服装も含めておかしな所はなく、かつての釘崎のように尻尾が生えている気配はない。


    「……なんで私だけなのよ」


    若干目が据わっている釘崎に危機を感じたのか、虎杖と伏黒はまあまあと言うように釘崎を宥める。

    そして伏黒はスマホを取り出し、パシャリと五条の写真を撮った。


    「何やってんの?」

    「五条先生ならこうする」

    「あ、私も撮っておこうかしら。何かのネタに使えるかもしれないし」

    「えぇ……まあ、じゃあ俺も」


    ワチャワチャしながら五条の写真を撮る三人。起こさないようにしようと最低限の気は遣っているものの、極めて静かというわけでもない微妙な所。


    <???>

    ⁇(60) dice1d100=45 (45)

  • 156二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:58:42

    なんだかんだ写真は撮れたな
    そしてなんかが成功した
    攻撃してこないよな…?目覚めるだけかな

  • 157二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 14:59:31

    大丈夫?完全に猫になって「にゃあ」とか鳴かない?

  • 158二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 15:04:27

    190越えの大男から猫がじゃれるかの如くに飛びかかってこられたりしたら大変なことになりそう

  • 159125/01/05(日) 15:05:06

    そうしていると、五条の頭上の猫耳がぴるるると震える。

    次に瞼が震え、蒼い瞳が晒される。


    「……なにやってんの?」


    五条が見たのは薄暗いどことも知れぬ家っぽい場所で自分の顔を覗き込んで写真を撮る生徒たちの姿だ。

    くあぁ、と欠伸をしながら伸びをすれば、柔らかそうな白の猫耳があちらこちらに動く。毛足が長いこともあって、どうにも高くてデカいタイプの猫のように思える。


    「で、ここどこ?確か待ち合わせ場所に向かう途中、だったはずだけど」


    どうやらここに至るまでの記憶が無いらしい。しかし三人も五条が何故ここに居るかは知らない。知っているのは五条の頭に何故か耳が生えているということだけだ。


    どうする?(例:写真を見せる、五条に話を聞く、五条の様子を観察するetc、部屋の探索)

    >>160

  • 160二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 15:06:13

    五条に玄関のドア開けられないか頼んでみる

  • 161二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 15:07:12

    あれ?五条が向かったとかじゃないのか
    じゃあ何もわからなさそうだな…
    まずは現状を伝えてお互いの情報共有したい
    写真見せたり話聞きたい

  • 162二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 15:09:07

    五条先生だと白豹て感じか?

  • 163二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 15:10:51

    マジで生きてて良かった〜何で首切られてたんだ?悪質な幻覚?でもそんなことする意味あるのかな
    五条も何も分からなさそうだよね

  • 164二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 15:12:39

    白いメインクーンかな……猫なら……
    お高そう

  • 165二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 15:13:46

    ピルピル耳動く猫可愛いよな
    五条はそもそもどこから記憶ないんだろうな

  • 166125/01/05(日) 17:17:56

    「事情は後で説明するんで、とにかくさっさと起き上がってくれませんか?」


    つい先ほどまで人の寝顔(正しくは猫耳)を写真に撮っていた人物の言う言葉か?という感じではあるが、伏黒に急かされて五条はソファーから立ち上がる。

    その間も変わらずに実際に生えているかのような猫耳は、否、実際に生えている猫耳は猫らしく動いている。

    このまま帰ったとしてどうするんだ?ということについても、実際に一回帰って寝て起きたら無くなっていた三人からすれば、どうにかなるだろ!多分!の領域であった。


    立ち上がって歩き出しても五条がいきなり四つん這いになるだとかにゃごにゃご言い出す……なんてこともなく、長身を揺らがさずにそのまま歩く。

    そして玄関までやって来て玄関扉に手をかけるも、――やはり開かない。


    「……んん?」


    暫し五条がガチャガチャとしている間、期待は半々という所だった三人は溜息を吐いたり頭を抱えたり、だ。


    「あー……薄々思ってたけど、もしかしてこれってこの前の――そういう系だったりする?」


    そういう系。格付けだったり温泉であったり、まあつまりはよく分からない何か。


    「そうですね」


    伏黒は五条の頭上を見ながらそう答える。扉が開かない、以前にもっとデカい問題があるのを当の本人は未だ気付かずにいた。


    <SANチェック>0/1

    五条(89) dice1d100=51 (51)


    どうする?(例:部屋の探索、事情説明、様子の観察etc)

    >>168

  • 167二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:23:56

    五条でも開けられないし五条も例の奴だと認識したかな?
    とにかく五条と情報共有出来ればしたいかな死んでたとかは省いて五条の前後の記憶とかも確認したい
    ちゃんと新年普通迎えたい後の約束の確認もしたいな

  • 168二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:24:07

    写メ見せて
    五条さんがどこまで記憶あるかの確認
    虎杖君の夢とループのはなし
    後本当に五条先生本人か質問(本人と3人しか知らないこと聞くとか)
    猫耳取れないかひっぱってみる

  • 169二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:28:31

    よかったよ
    五条先生が完全ねこ化してなくて
    してたらどうしようかと思った

  • 170二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:30:20

    普通に五条か猫耳になっただけなのは良かったなあ
    そして猫街はどんどん皆猫体験しててとてもいいと思う

  • 171125/01/05(日) 17:36:32

    なんとなく有耶無耶で済ませられるならば、と後回しにしていた問題を解決するために釘崎はスマホを取り出し、先程撮ったばかりの写真で一番映りが良かったものを五条の前に突き付ける。

    「つまり、こういうことよ」

    五条が見たのは白っぽい髪の毛の成人男性の頭から髪と同色の猫耳が生えている姿だ。
    否、え、これ僕じゃない?と気付けば頭に手をやり、そこに触れた生温かさに指が止まる。

    「は?」

    流石に自身の頭から猫耳が生えればあの五条でも動揺する。これってトリビアになりますか?

    「いやいや、え、なんで?」

    今度は見てて不安になる手つきで耳を掴んで引っ張っている。ピンと張って傾いだ猫耳は見ている分には可愛いが、なんとなく自分たちの既に消えた猫耳を思い出して落ち着かなくなる。

    「これ放っといて帰ろうとしてたの?」
    「寝て起きたら治るわよ、多分」
    「そんなことあるはずがなくない?」
    「たまにあるんだよ、五条先生」
    「いやいやいや、ないでしょ」
    「あります」

    「えぇ……」と零した五条の頭上では猫耳がぺたんと伏せる。本来なら成人男性の猫耳キッツ……となる所を類稀なる顔面が全てを凌駕してくる。
    白い毛並みの青い瞳。四捨五入すれば辛うじて人間……なんてことなくSIZ17のクソデカ男に変わりはないのだが。

  • 172二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:39:57

    五条もなんかびっくりすると耳ペタするんだなあ
    やっぱり取れそうにないんだねこの耳

  • 173二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:41:22

    「そんなことあるはずがなくない?」で笑っちゃった
    あまりにも率直で素直な感想
    顔面に助けられてよかったな五条!

  • 174二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:42:59

    猫耳がペタンとしてるの可愛いよね
    五条先生も顔面いいから似合ってるよ良かったね
    SIZ17のクソデカ男なんだけど

  • 175125/01/05(日) 17:53:32

    「こうなった理由があるはずよ。猫に頼み事された夢を見たとか、そういうの無いわけ?」

    やたら具体的だったのは実際に彼らの身でも起きたことだからなのだが、閑話休題。

    「夢ェ?猫関係のは見てないけど、猫……、あー…………」

    サングラスなしの裸眼が細められ、頭痛がすると言うような顔で五条は深々と溜息を吐く。

    「今日はほら、大晦日でしょ?だからお年玉袋でも買って置こうかと思って、それで一度家を出てコンビニに寄ってたんだけど」

    そう言いながら五条はごそごそとポケットに手を入れれば、言葉通りお年玉袋が出てくる。巳年に合わせたそれはよく見るデザインのもの。それには特に異変は見られない。

    「それで帰ろうと思ってた時、どっかの家の前で猫が扉引っ掻いててさ。そしたら猫が振り向いてなんか言われた気がする――って所で記憶が途絶えてるかな」
    「完全に猫案件じゃないのやっぱり」

    深々と溜息を吐いた釘崎だが、五条はふと気付いたらしい。

    「――それで、どうして悠仁たちはここに?」

    五条は三人を呼びつけた記憶はない。一応スマホを確かめてみればそこそこの数のメッセージの未読と着信が残っていたが、五条からのメッセージは当然なかった。
    ならばどうして五条の居場所を知ることが出来たか、という話になる。

    「あー……なんか俺、夢で五条先生に助けてって言われた気がして?」
    「助けて?僕が悠仁に?言うはずなくない?」

    産まれてこの方、五条は人に助けを求めたことがない。――まあそれは流石に嘘だが。
    少なくとも自分が困難な状況になったとして、生徒に助けを求めるようなことはないはずだ。

  • 176二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:55:44

    つまりどっかの家がたまたまこのの家で五条は魅入られた感じ…でいいのかな?何言われたんだろうな

  • 177二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 17:56:13

    じゃあ五条がこうなったのはその猫のせい?
    でも記憶ないのに家に入ってるんだよな

  • 178125/01/05(日) 18:01:09

    「五条先生を助けて欲しいって思ってる誰かが俺の夢に出て来てこの住所を教えてくれた感じ……?」

    「……夢」

    「コイツの言ってることは意味が分かりませんが、実際に虎杖が口にした住所に着たら五条先生が居たのは本当ですよ」

    「それにアンタを放っておくと猫年が来るんですって。虎杖はその未来を回避するためにループしたらしいわよ」


    珍しく五条の口からそこそこ本気の「はぁ?」が出た。学生時代を思い出させるような強めの語気に若干、ちょびっと虎杖と釘崎は慄いたが伏黒は慣れたもの。

    元ヤンという言葉では収まらない、唯我独尊の過去があるのを知っている。


    「あー、はいはい。OK、とりあえず三人は悠仁の夢のお告げで僕を助けに来てくれた。それで僕には何故か猫耳が生えている。この家からはどうしてか出られない。――僕たちの目標は僕のこれを消してここから出ることであってる?」

    「ここから出られればそれで良いですよ」

    「そうね、出たらあとはどうにかなるわ」

    「大丈夫だって先生、俺たちも――んぐッ」


    物理的に黙らされた虎杖を見て、五条はしばし沈黙する。

    今回の一件、おかしいのは五条の身に起こったことと、そして虎杖の身に起こったこと。

    あまり考えたくはないが、もし何かからの干渉を受けているのならば、"何故か記憶もなく猫耳が生えている五条"か、もしくは"何故か五条の居場所を知っていた虎杖"の可能性が高い。

    ぽりぽりと頭を掻く五条の指先に当たった猫耳はくすぐったそうに震え、五条自身もぶるりと身を震わす。


    「あー……、悠仁に問題!悠仁が今まで受けた定期テストで一番点数が悪かったのはどの教科でしょーか!!」


    ビシッ、と虎杖を指差した五条に唐突にそう問われ、虎杖は目を丸くする。


    「え?」

    「ほらほら、答えないと時間切れだよ。時間切れになったらお年玉はな――」

    「化学の33点!!」


    点数までは言えとは言われていないが、虎杖の答えは間違っていない。


    <心理学>五条→虎杖

    五条(61) dice1d100=3 (3)

  • 179二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:03:07

    クリった!

  • 180二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:03:44

    ここでクリティカルは草
    猫街の五条ってあんまりファンブルしないでクリ結構出す印象がある

  • 181二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:04:19

    ここでクリティカルか
    あと化学は難しいよ‥

  • 182125/01/05(日) 18:07:38

    この抜けっぷりは間違いなく虎杖悠仁張本人だな、と五条は判断する。

    そもそも伏黒と釘崎が相手ならば、もし偽物や何らかのおかしな点があれば二人が先に反応していたことだろう。

    となれば、間違いなくここに居る三人は自分の生徒であり、守らなければならない存在となる。


    「はいはい、間違いなく悠仁はおバカだね」

    「なんで急に俺ディスられてんの?」

    「ってことで、今度は僕の番。探しに来てくれたことまでは否定しないけど、こんなものが生えてる人間を早々に信用するのは駄目だよ。もし偽物だったらどうするの?」

    「最初から信用はしていないので大丈夫です」

    「猫耳は誤差よ。普段のアンタが厄介過ぎるし」

    「うーん、緊張感があってヨシ!なわけないでしょ」


    <クトゥルフ神話>

    虎杖(5) dice1d100=95 (95)

    伏黒(5) dice1d100=86 (86)


    <心理学>

    虎杖(51) dice1d100=37 (37)

    伏黒(53) dice1d100=93 (93)

    釘崎(36) dice1d100=16 (16)

  • 183二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:13:19

    またファンブル魔人の虎杖と伏黒が危うい
    でも心理学成功して良かった
    クトゥルフ5だけど成功したら何がわかったんだろうな

  • 184二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:13:32

    出目が荒れてきたな
    あと五条先生納得の仕方が酷い

  • 185125/01/05(日) 18:45:58

    「えー……あ!じゃあ次のテストの問題は?」

    「言うわけないでしょ。それに悠仁が知らないこと聞いてどうすんの。はい次」

    「格付けチェック、アンタが間違ったのは何問目?」

    「二問目、因みに間違えたのは僕だけじゃなくて七海もね」


    そんな会話をしてみても、やはりどこからどう見ても五条はいつも通りの五条のように見える。頭に生えている猫耳以外は、という注釈はつくが。

    動作や口調、ちょっとした癖までも本人のものであり、尚且つこちらを騙そうとしているような様子も見られない。

    そもそもあの五条を真似出来る人間なんて居るのか?という時点で伏黒は考えるのを止めていた。この男と同じ振る舞いが出来るものが二人も三人も居てたまるか、というもの。


    「なんとなく普段よりも目と耳が良い、気がしなくもないけどこっちはそれくらい。あ、でも万が一僕が今よりも猫になったらちゃんと止めてね」

    「私たちには動画送ってアンタの親友に送ることくらいしか出来ないわよ」

    「一番被害を甚大にする気しかないよね?」


    流石五条の親友。夏油に写真なり動画を送ったら爆笑して椅子から転がり落ちる可能性すらある。因みにこれは逆も然りだ。


    「とにかく、ここから出るよ。時刻は……11時?なるべくさっさと終わらせてカウントダウンして、初日の出見に行くんでしょ?それとも日付が変わるまでに解決する自信はない?」


    あえて五条は己の生徒たちを煽った。自身に起きている問題自体もそれなりに大きいのだが、それを然して気にした様子も見せずに言い放つ。


    「……ほら、これ。落ちてたわよ」


    そうして釘崎からサングラスを手渡されれば、それは定位置に戻った。


    「これにて五条先生の大復活、ってなわけで行こうか」


    ニッと笑った男は猫よりも厄介だということを、この状況を作り出した誰かに教えてやるとしよう。


    どうする?(例:リビングダイニングの探索、反対側の廊下の探索、扉破壊チャレンジetc)

    >>187

  • 186二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:49:31

    五条先生は本人確定か
    意思もしっかりしてる
    取りあえずリビングの探索かな
    五条先生猫耳以外持ってるものとかも変化ないよね

  • 187二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:50:24

    扉破壊チャレンジ!

  • 188二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:50:34

    うーん多分猫的に何かしてほしくて五条と後虎杖とこれに巻き込まれてそう?な感じするし家の探索が必要かな
    まずは五条が元いた場所…リビングとキッチン側?の探索したいな
    五条なら分かるなにかあるかもだし五条にも手伝ってもらいたい

  • 189二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:53:15

    おっ扉破壊チャレンジ?
    何だかんだここ住宅街だから成功して運悪いと逮捕ロストエンドとかあったりしないよな?とビクビクするな

  • 190125/01/05(日) 18:58:37

    「力尽くで扉を壊せるなら、それはそれでって感じだしね。……流石にこのまま帰って寝る気にはなれないけど」


    当然の如く、この場で最大火力を叩き出せるのは五条一択だ。

    流石にここで生徒たちに「じゃあ壊して」と言うよりも自分で試すのが一番手っ取り早い。


    「ちょっと下がってて。壊れてもそうじゃなくても危ないから」


    股関節を軽くストレッチし、自分の体を端から端まで思い通りに動くかどうか確かめる。

    そして目の前の何の変哲もないように見える扉を見据え、「よし」と呟いた。


    生徒たちは五条よりも後ろで身を寄せ合っている。寒いから、ではなく何かあった時にカバーし合えるようにだ。具体的には破片などが飛んできた時用である。


    「じゃあ、行きますよ、っと!!」


    そうして軽い声音とはかけ離れた一撃が放たれた。


    <キック><マーシャルアーツ>動かないものが相手なので技能値補正で99

    五条(99-99) dice1d100=81 (81)

  • 191125/01/05(日) 18:59:10

    <ダメージ算出>

    dice3d6=1 2 4 (7)

  • 192二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:59:35

    うーん下振れ…

  • 193二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 18:59:57

    五条先生にしては控えめかな?

  • 194二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:00:26

    五条の火力的には下振れてるな

  • 195125/01/05(日) 19:01:09
  • 196二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:02:44

    スレ立ておつです!
    何だかんだ猫街五条は頼りにしちゃうんだよな
    まあたまにファンブルでもないのに勝手に最悪を転がり落ちることもあるけど…

  • 197二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:05:20

    今のところまだダイスくんも大人しいな
    今のうちに情報集めとこ

  • 198二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:07:33

    立て乙
    一年ズ+五条の空気が美味ぇ たすかる

  • 199二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:08:33

    出目が荒ぶらないことを祈願して埋めじゃぶ

    dice10d100=26 42 95 75 14 36 52 88 36 42 (506)

  • 200二次元好きの匿名さん25/01/05(日) 19:09:43

    スレ主の一年ズ+五条のやり取り好きです

オススメ

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