【オリキャラ注意】🎲⚓️鹿紫雲ちゃんの死滅回游・裏 59

  • 1125/01/16(木) 13:09:45

    また面倒そうな奴らが生えてきた


    画像は呪詛師・魔邪。

    使用したサイト

    picrew.me
  • 2125/01/16(木) 13:10:12

    過去スレ一覧


    x.gd
  • 3125/01/16(木) 13:12:48
  • 4125/01/16(木) 13:13:00
  • 5125/01/16(木) 13:13:13
  • 6125/01/16(木) 13:13:25
  • 7125/01/16(木) 13:13:41
  • 8125/01/16(木) 13:13:53
  • 9125/01/16(木) 13:14:06
  • 10125/01/16(木) 13:14:17
  • 11125/01/16(木) 13:14:56

    塚原家一覧

    x.gd

    呪術研究会

    x.gd
  • 12125/01/16(木) 13:15:19

    現在追加された総則その1

    《総則9》泳者の人数が三人以下になった場合その結界は消滅し泳者達は別の結界へ強制移動する。ただし、結界が残り一つとなった場合はその限りではない。
    追加者:剣薫子

    《総則10》全泳者は自身の点100点を消費することで別の結界に転移することができる。
    追加者:卜部光

    《総則11》火野燻は自身の在留する結界内にいる泳者の数と場所を把握することができる。
    追加者:火野燻

    《総則12》禪院直投は得点の消費なく自由に結界の出入りが可能となる。
    追加者:禪院直投

  • 13125/01/16(木) 13:15:43

    >>12

    現在追加された総則その2


    《総則13》24時間周期で新泳者をランダムに10人選定し各結界に投入する。

    追加者:躑躅小路泰造


    《総則14》泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。

    追加者:紫藤カザリ


    《総則15》泳者は他泳者の情報ー“名前” “得点” “総則追加回数” “滞留結界”ーを参照できる。

    追加者:柘植全登


    《総則16》《総則11》の泳者観測総則の観測者に剣薫子、卜部光、八雲光留を追加する。

    追加者:剣薫子

  • 14125/01/16(木) 13:16:02

    >>13

    現在追加された総則その3


    《総則17》泳者は身代わりとして新規泳者を結界内に招き、100点を消費することで死滅回游から離脱できる。

    追加者:伏黒恵


    《総則18》泳者は結界を自由に出入りすることができる。

    追加者:万(伏黒津美紀)


    《総則19》現在存在するすべての結界の範囲を3倍に拡張する。範囲内にいたすべての人間及び呪霊は強制的に泳者となり、術式を保持するものの未だ非術師である者は強制的に脳改造を経て術式を取得する。

    追加者:深亡


    《総則20》死滅回游への参加を現時点2018年11月X日をもって打ち切る。

    追加者:羂索(夏油傑)


    《総則21》夏油傑、虎杖悠仁、氷見汐梨、剣薫子を除く全泳者の死亡をもって死滅回游を終了する。

    追加者:羂索(夏油傑)


    《総則22》泳者は身代わりとして新規泳者を用意し100点を消費することで任意の泳者を死滅回游から離脱させることができる。

    追加者:剣薫子

  • 15125/01/16(木) 13:16:23

    現在の各所持得点

    ・鹿紫雲一   11点(100点譲渡済)
    ・柘植全登   61点(100点使用済)
    ・紫藤炬    100点
    ・紫藤カザリ  22点(100点使用済)
    ・剣薫子    9点(600点使用済、300点譲渡済)
    ・五条杏凪   76点
    ・佐藤錦羅紗  78点
    ・躑躅小路泰造 27点(200点使用済)
    ・三上渡    87点
    ・渋谷区長   70点
    ・七毒     16点(50点譲渡済)
    ・無有     85点
    (・乙骨憂太   40点
     ・加茂辰巳   53点
     ・塚原正宗   27点
     ・石流龍    62点
     ・万      39点(100点使用済))
    →仙台編終結時点
    ・五条戒規   49点
    ・日宮美夜   35点
    ・禪院直投   47点(100点使用済)
    ・御厨庵治   26点
    ・級津四郎   38点
    ・剣玄子    3点
    ・疾苦     43点
    ・霧藤馬壱弥  27点
    ・三影真澄   17点

  • 16125/01/16(木) 13:20:05

    クローン神薙


    過去の呪術師・神薙の遺体を元に呪術研究会が製造したクローン。窮地に適応する「覚醒」の術式と持ち手の膂力で威力が上昇する呪具・餓狼を用いて戦う。呪術研究会に思うところはあるものの、自分を蘇らせてくれたケジメとして三上の命を狙う。


    使用したサイト

    picrew.me
  • 17125/01/16(木) 13:24:39

    魔邪 所持得点25点


    受肉型の泳者。かつて日本を転覆させようと目論むも神薙とその仲間達によって阻止された。「呪いとは人が扱うべきものではなく術師は人を超えなくてはならない」という思想を掲げ今の世界を破壊せんとする。術式は「触れたものを粒子レベルにまで分解する」というもので術師の精神にまで影響を及ぼすという。


    使用したサイト

    picrew.me
  • 18125/01/16(木) 13:25:52

    薬師寺まりん 所持得点5点


    受肉型の泳者で真名は潮。天与呪縛で下半身が水棲生物のようになっているが泳げるわけではない。自身の血を飲ませることで傷を回復させる術式を持つ。


    使用したサイト

    picrew.me
  • 19二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 13:26:35

    このレスは削除されています

  • 20125/01/16(木) 13:27:35
  • 21125/01/16(木) 13:28:15

    闇暗 所持得点29点


    受肉型の泳者で仲間思いの少女。他人には無関心。相手の視界を奪う術式を持つ。


    使用したサイト

    picrew.me
  • 22125/01/16(木) 20:40:30

    魔邪と仲間達の好感度(左:魔邪→仲間、右:魔邪←仲間)

    薬師寺まりん dice2d100=6 27 (33)

    七瀬道雄 dice2d100=9 6 (15)

    闇暗 dice2d100=26 97 (123)


    魔邪の思想への賛同度

    薬師寺まりん dice1d100=90 (90)

    七瀬道雄 dice1d100=95 (95)

    闇暗 dice1d100=61 (61)


    神薙への恨み

    薬師寺まりん dice1d100=39 (39)

    七瀬道雄 dice1d100=3 (3)

    闇暗 dice1d100=46 (46)

  • 23125/01/16(木) 20:44:09

    まりんは下半身が水棲生物になっている(泳げない)らしいけど…


    まりんの普段の移動手段 >>27まで


    3人が魔邪陣営に加わったきっかけ

    薬師寺まりん >>30まで

    七瀬道雄 >>33まで

    闇暗 >>37まで


    それぞれダイスで決定


    3人が死亡したのは…(1、術師に倒された 2、魔邪の後を追った)

    薬師寺まりん dice1d2=1 (1)

    七瀬道雄 dice1d2=1 (1)

    闇暗 dice1d2=2 (2)

  • 24二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 20:56:10

    他人頼り
    持ち運んでもらってる

  • 25二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 21:03:42

    移動用呪骸をゲットした

  • 26二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 23:46:11

    呪具で空中を泳いでいる

  • 27二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 00:56:16

    現代だと車椅子を使っている。昔は担いでもらっていた。

  • 28二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 08:25:41

    人魚伝承のある因習村で囲われてたのを魔邪に連れ出された恩がある

  • 29二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 10:56:02

    うっかり人魚として喰われそうになっていたところを助け出された

  • 30二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 16:34:49

    迫害されて村を追われたところを拾われた(なお元の村は滅ぼした)

  • 31二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 17:28:38

    別の呪詛師組織にいたが魔邪とぶつかり組織は壊滅
    生き延びた彼は自身を売り込み傘下に入る
    元々この世のクソさにウンザリしており
    それもあって次第に魔邪の思想に賛同する

  • 32二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 17:49:51

    普通の生活に嫌気が差して、世界を滅ぼしたくなって世界滅亡を目論んでいる魔邪を知って仲間に入れろと交渉して仲間になった

  • 33二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 23:33:09

    術式で盗賊をやっていたところをスカウトされた

  • 34二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 23:53:09

    血に繋がった妹

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 00:18:12

    幼少の頃、故郷の村で術師であることを理由に村人から虐待を受けていたところを魔邪によって解放され、それ以来慕っている。

  • 36二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 10:52:03

    幼くして人買いに売り飛ばされ嬲られていたところを助け出された

  • 37二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 15:09:05

    同じ村の出身の妹分

  • 38二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 15:38:58

    中々癖の強い一団が現れましたな

  • 39125/01/18(土) 19:44:42

    まりんの普段の移動手段 dice1d4=3 (3)

    >>24

    >>25

    >>26

    >>27


    3人が魔邪陣営に加わったきっかけ dice1d3=2 (2)

    薬師寺まりん 

    >>28

    >>29

    >>30


    七瀬道雄 dice1d3=2 (2)

    >>31

    >>32

    >>33


    闇暗 dice1d4=2 (2)

    >>34

    >>35

    >>36

    >>37

  • 40125/01/18(土) 19:45:51

    >>39

    まりんの移動呪具 >>44まで


    ダイスで決定

  • 41二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 19:53:59

    名前のない腕輪
    空中に浮くことができる術式が刻まれている
    ただそれだけ

  • 42二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 20:20:34

    気体の只中を水のように「泳ぐ」ことを可能にする呑み込み型の呪具。気体の密度は無視する。体内に吸収される一回使い切りなので回収不能

  • 43二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 20:30:50

    天女ノ羽衣
    各地に残る羽衣伝説から着想を得た呪具
    操り捕縛などにも使える

  • 44二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 21:39:04

    人魚の首飾り
    ネックレス型の呪具で、装着者に空中も含めた高い水泳能力を付与する

  • 45125/01/18(土) 23:04:32

    >>41

    >>42

    >>43

    >>44


    dice1d4=4 (4)

  • 46二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:29:20

    >>39

    悪の道ではあるけれど、魔邪に救われた人は多そうだな…。

  • 47二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:55:06

    >>46

    ヒロアカの死柄木やAFOみたいな悪のカリスマみたいなものだよね

  • 48二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 09:54:44

    >>44

    泳げないのにこんな呪具渡されてもなぁ…。犬かきじゃないだろうから泳ぐ力も付与されてるんだろうか。

  • 49二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 12:48:37

    >>48

    水泳能力を付与ってあるから泳げるようになるってことやろ

  • 50二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 17:16:40

    >>22

    まりんと七瀬は割と魔邪とビジネスライクな関係なのかな

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:41:29

    やっぱ迫害されてる術師って多いんだな…

  • 52二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:31:11

    >>51

    術式はともかく下半身魚は不吉だもんね…

  • 53125/01/20(月) 07:50:10

    「ほらほら!どうした?そのままでは全身蜂の巣になるぞ?」
    「くっ…!分かってるっての!!」

    神薙の連撃に防戦一方の三上。なんとか触れて無力化したいが槍の分向こうの方がリーチは長く簡単には近づけない。それ以上にごくシンプルで決定的な差が存在する…基礎戦闘力である。流石歴戦の術師というべきか、呪力操作、身体強化、動きの予測…全てにおいて三上を圧倒していた。恐山結界で多くの経験を積んだとはいえ彼はまだ呪術を覚えて数週間の素人。むしろよく耐えている方だろう。

    「三上!!今阿修羅を…」
    「いや、アレはそう簡単に使っちゃダメだ!オッサン達はキャンプに戻ってみんなを守ってくれ!!ついでに誰か増援も呼んでくれると嬉しい!!」
    「だが…!」
    「頼む!行ってくれ!!」
    「…っ!!分かった。死ぬなよ」
    「分かってるって!」

    三上に促され畠中と無有は来た道を駆け戻って行った。2人を追わせまいと三上は道に立ち塞がるが神薙は追う素振りすら見せなかった。

    「一応言っとくが、アイツらは追わせねぇよ」
    「自らを盾にして仲間を逃したか…。安心しろ。先程も言った通り私の最優先は君だ。彼らは後回しで良い」

    槍に付いた血を払い神薙は三上を真っ直ぐに見つめる。その表情はどこか嬉しそうにも見えた。

    「…ふっ」
    「何笑ってんだよ」
    「いや…少し昔のことを思い出しただけさ。君みたいな奴が結構好きでね。つい応援したくなってしまう」
    「じゃあ退いてくんないかな」
    「それは出来ない。一応私にも通すべき『義理』というものがあるからね」

  • 54125/01/20(月) 08:11:17

    >>53

    「隙だらけだぞ、三上渡!!」

    「チィッ!!」


    再び神薙の猛攻が三上を襲う。彼が避けようとする位置さえも予測し的確な一撃を入れてくる。足、腹、肩、掌…数秒に一度、寸分の狂いなく部位が破壊される。欠損自体は術式で治せるものの、その速度に再生が追いつかなくなり始めていた。


    (クソッ、素手対槍はズルだろ!!ポコポコポコポコ穴空けやがって…!このままじゃ神薙の言う通り呪力が尽きて負けちまう!!相手が魂知覚してなくて良かったぜ…)

    「そんな単調な動きでは狙ってくれと言っているようなものだぞ!!もっと先を読め!!」

    「偉そうに…っ!!」


    刹那、餓狼の一突きが三上の腹をぶち抜き大きく吹き飛ばす。背後の樹木に背中を打ちつけ地面に転がった。尚も立ちあがろうとする三上を見下ろしながら神薙はゆっくりと近づく。


    「…その程度か?そんなんじゃ守りたいものも守れないぞ。早く立ち上がれ。敵は待ってはくれないからな」

    「分かってるっての…!!」


    痛みに耐えながら起き上がり、前方の相手を睨みつける。また素手で構えようとする三上に神薙は不満気な顔を見せた。


    「…使わないのか?領域展開」

    「あ?」

    「受け取っているデータだと使えるはずだろう?ここまで追い詰められていて何故使わない。まぁ連戦を考慮すれば使わない手もあるが今はそれどころじゃないだろう」

    「…アンタには関係ないだろ」

    「もしかして…手加減してるつもりなのか?使えば一瞬で片がつくから…私を殺したくないとか?」

    「んなわけ…」

    「いいや、君の目には若干の迷いが見える。それでは私に勝てないぞ」

  • 55125/01/20(月) 08:32:45

    >>54

    「迷い…」

    「『元の私』が君と共にいたことは知っている。相当に仲の良かったことも。それで私を殺すのを躊躇っているのかな?」

    「…」

    「この期に及んでまだ戦いに迷いがあるか…」

    「例え別人だろうと神薙は神薙だろ。それを倒すなんて、俺は…」

    「半端な優しさはいつか後悔に変わるぞ。今君がすべきことはなんだ?守るべきものはなんだ?私に半端な情けをかけて彼らが殺されたら君はどうするんだ?」

    「…」

    「戦場での迷いで失うものは大きいぞ」

    「分かってる…分かってるよ、神薙」


    三上は小さくそう言うと掌印を組み神薙を真っ直ぐに見据えた。その目には決意が漲っている。


    「アイツらを守るためなら例えアンタでも…。倒さないといけないのなら、俺は…!」

    「…そうだ。それで良い」

    「使わせたのはアンタだからな。後悔するなよ」

    「ふふっ、くれぐれも手加減はしてくれるなよ」


    小さく笑うと槍を地面に突き刺し神薙も掌印を組んだ。お互いの視線がぶつかり火花を散らす。


    「さて、どちらが先に主導権を握るか…」

    「勝負だな」




    「「領域展開!!」」

  • 56二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 11:29:01

    ついに再開された!!

  • 57125/01/20(月) 19:50:23

    神薙の領域展開 >>61からダイスで決定

  • 58二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:05:15

    変生金剛(へんじょうこんごう)

    自身の肉体を領域とする事を縛りとし、天与呪縛を超えて習得した『開かない領域』
    術式とステータスの向上、相手の領域の必中効果の中和に特化した不変の肉体と領域
    例えるとマ◯オのスター状態である

  • 59二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:12:45

    永劫九品
    黄金で作られた永遠の世界
    『覚醒』の仕様上、領域に術式を付与することができないため術式が付与されていない
    効果は単なるバフであり、呪力強化が強まり天与呪縛によるデメリットを一時的に無効化できる

  • 60二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:35:41

    大覚尊星

    「領域内にいる間だけ」瀕死にならずとも相手の術式を自動で解析し自身に適応させる領域。複数の術式に対して並行して解析・適応が為されるため乱戦向き。領域解除後は適応も解除される。

  • 61二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 23:04:31

    夢想浄土

    覚醒の術式が超強化され、領域内の敵を圧倒し打破するための力を得ることができる。
    超強化は領域終了後には継続されない

    風景は澄み切った青い空と、地平線の先までずっと続く美しい泉

  • 62二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 08:03:12

    一応保守

  • 63125/01/21(火) 11:24:34

    >>58

    >>59

    >>60

    >>61


    dice1d4=2 (2)

  • 64125/01/21(火) 19:07:35

    2人の領域の技量(高い方が押し合いに有利)


    三上 dice1d100=44 (44)


    神薙 dice1d100=5 (5)

  • 65二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 19:31:22

    神薙ザッッッコ

  • 66二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 21:11:14

    >>65

    た、多分これに術式付与しない縛りとかでバフがかかるから…(震え声)

  • 67二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 00:18:19

    >>66

    術式付与してないのは、術式の仕様のせいだから縛りとかじゃないんだよな…

  • 68二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 07:32:27

    まぁ天与呪縛的にねぇ

  • 69二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 10:39:10

    >>67

    ま、まぁ一応領域相手の時間稼ぎにはなるだろうし…

  • 70二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 19:03:24

    >>69

    手数があるというのは大きなメリットだからね

  • 71125/01/22(水) 22:36:16

    >>64

    神薙の領域技量が5なのは…dice1d4=2 (2)

    1、単純に技量が低い

    2、手加減してる

    3、相対的に三上の領域の方が強かった

    4、天与呪縛のせい

  • 72二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 23:03:35

    あっ、多分殺す気ないなこのオッサン

  • 73二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 23:40:10

    >>72

    ちょいちょいアドバイスっぽいことしてるしね…

  • 74二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 09:20:49

    はちゃめちゃに手加減してくれてる…

  • 75二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 15:03:04

    >>72

    改心フラグ回収か

  • 76二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 23:24:45

    神薙はこういう奴ら(未来)の為に戦い抜いた漢だからな

  • 77二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 10:36:08

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 14:27:29

    >>59

    領域の性能からしてあくまで相手の領域へのカウンターに近いのかな

  • 79二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:30:45

    オリジナルもクローンも善人大好きなんだな。虎杖に会ったら絶頂しそう。

  • 80二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 01:04:04

    保守

  • 81二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 12:07:46

    クローン神薙、羂索のこと嫌ってそう

  • 82125/01/25(土) 15:51:25

    >>55

    「領域展開、『六道無我』!!」

    「領域展開、『永劫九品』」


    2人の領域がぶつかり合い、結界同士がゴリゴリと削れる音が響く。領域勝負の勝敗は往々にして呪術勝負そのものの勝敗に直結する。今この場で主導権を握ったのは…


    バキンッ!!


    「くっ…!!」


    鈍い破砕音と共に神薙の結界が崩壊する。競り勝ったのは三上の方だった。彼の必殺術式・無為転変が必中する感覚を両者は本能的に感じ取っていた。神薙は抵抗する素振りもなくただ突っ立っている。


    「…なるほど、中々の腕前…」

    「どうした?それで終わりか?」

    「…ああ、そのようだな」

    「何か言い残すことはあるか?」

    「いいや、特に…。さ、一思いにやってくれ。呪力量から見るにこの領域もそこまで長く保たないだろう?」

    「呆気なさすぎて気味が悪いな。変なことでも考えてないだろうな」

    「それなら早くトドメを刺すといい。領域展開後の肉弾戦では負ける気がしないぞ?私に勝つには今ここでやるしかない」

    「…そうかよっ!!」


    三上は神薙を睨みつけながら両手を合わせた。神薙は覚悟を決めた様子で目を閉じる。その顔に怯えは無く、むしろ敗北することを喜んでいるかのような穏やかな面持ちだった。

  • 83125/01/25(土) 16:08:56

    >>82

    「…?」


    想像していた苦痛はいつまで経っても訪れず、死んだ感覚も無い。不思議に思って神薙が目を開けると、そこは先程まで戦闘していた道の上だった。目の前には三上が仁王立ちしている。


    「…領域を、解いたのか」

    「ああ」

    「何故だ。あれほど私が…」

    「アンタ、手加減してただろ」

    「!」

    「最初の戦闘の時、アンタはやろうと思えば俺の脳天を突くことだってできたはずだ。腹とか足とかチマチマ攻めるよりもそっちの方が効果あるだろうって気付かないわけないだろ?それに領域勝負の時もやけにあっさり押し勝てた感覚があった…ハナから押し合うつもりも無かったんだろ?」

    「さぁ、何のことだか分からないな」

    「嘘だな。俺は術式で魂を知覚できる…魂は嘘を吐けない。攻撃は苛烈だったけどアンタの魂に殺意は感じられなかった。向こうに殺す気が無いのにこっちが殺しちまったら、なんか後味悪いもんな」

    「甘いな。ここで私を生かしたことで仲間に被害が出たらどうするつもりだ?」

    「出させねぇよ。その時は改めてボコボコにすればいいだけだしな」

    「ふふ…はっはっはっ!!そうか!変な奴だなぁ君は!!」


    急に笑い出した神薙に面を食らう三上。彼を見つめる神薙の目は暖かなものに変わっていた。


    「甘い男だ…。だが、オリジナルの私が君を気に入った理由も分かる気がするよ」

    「なぁ…殺し屋紛いのことなんかやめてさ、俺達の仲間に…」

    「それも悪くないかもしれない。だが私には…。!!伏せろ!!」

    「え…」


    突然三上を突き飛ばす神薙。いきなりのことに混乱する三上を他所に戦闘態勢に入り何者かの攻撃を左手で咄嗟に受け止めた。次の瞬間、彼の左腕はふっと空気に溶けるように消え去っていた。

  • 84二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 16:19:50

    魔邪?魔邪なのか?
    それとも呪術研究会?

  • 85125/01/25(土) 16:27:28

    >>83

    「ぐぅっ…!!」

    「神薙!!」


    神薙の左肩から先は綺麗に消え去り、断面からは血が迸る。彼の治療をするべく近づこうとする三上だったが、いつの間にか神薙の前に立っていた赤髪の女性を見て動きが止まった。神薙の腕はコイツがやったのか?いつの間にここに現れたのか?そんなことを考えるよりも先に三上が感じていたのは「恐怖」だった。何か本能的な「恐れ」を感じさせるオーラのようなものをその女性は纏っていた。


    「魔邪…!?まさか、貴様まで現代にまで…!!」

    「久しぶりねぇ、神薙。300年?400年?振りかしら。まぁそんなことはいっか。お互い、変わりなさそうで安心したわ」


    魔邪、と呼ばれた赤髪の女性を睨みながら蹲る神薙。そんな彼の様子を魔邪は心底楽しげに見下していた。


    「それにしても、勘が鈍ったわねぇ。昔のあなたならこんな攻撃避けて当然だったのに」

    「ここに何の用だ。まさか…」

    「昔も今もやる事は同じよ。どうやら向こうには沢山の人間がいるみたいじゃないの。最近消化不良だったから楽しみだわぁ」

    「くっ…!三上!!コイツは危険だ!!早くキャンプに戻れ!!1人でも多く避難させるんだ!!」

    「何言って…!アンタはどうするんだよ!!」

    「私は少しでも長くコイツを足止めする!行け!!」


    神薙はそう叫ぶとよろめきながらも立ち上がり、餓狼を構えて魔邪に臨んだ。


    「片端で私に勝てると思っているの?本当、あの時から変わらない大馬鹿者ね、あなた」

    「全く…面倒な奴まで冥土から蘇ってきたな」

  • 86二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 16:51:26

    魔邪じゃねえか!!

  • 87二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 22:42:24

    とりあえず神薙敵対ルートは潰れたみたいね

  • 88125/01/25(土) 23:32:01

    魔邪が襲来したのは…dice1d4=1 (1)

    1、なんかいっぱい人がいる気配を感じたから

    2、神薙の気配を感じた

    3、三上渡に神薙が受肉しているのを確認してリベンジに来た

    4、羂索の差金


    魔邪と羂索の関係値(高いほど仲良し)

    dice1d100=16 (16)

  • 89二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 00:06:54

    全く関係ないね!
    いっぱい人いそうだから来るのはすごい邪悪だね!

  • 90二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 10:26:50

    >>88

    関係値これ最早敵対レベルなのでは…

  • 91二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 13:20:11

    >>90

    世界滅亡を企てる女と人類の可能性を見たい奴だからね。羂索にとっても魔邪は邪魔なんだろ


    というか羂索、この関係でよく呪物化を誘ったな

    そもそも魔邪は羂索に呪物にしてもらったのか?宿儺とかドゥルブみたいに自力で呪物になったのかな

  • 92125/01/26(日) 17:32:09

    >>91

    どっちかな?

    dice1d3=1 (1)

    1、羂索による呪物化

    2、自力で呪物化

    3、仲間に呪物を作れるのがいた

  • 93二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:15:10

    羂索は全ての可能性を求めている
    その先でぶつかる時は『そん時きゃそん時』だ

    やれやれ
    神薙が三上の中にいる時に襲われるのとどっちがマシなのやら
    少なくとも恐山で襲撃されてたら完全に手が回らなかったろうな…

  • 94二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 23:05:50

    保守

  • 95二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 01:08:38

    >>93

    まぁ少なくとも自分の手に負えないような奴と契約することはないだろうし…(天使の例もあるけど)

  • 96二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 08:40:23

    クローン神薙は泳者じゃないから教えられない限りは魔邪が参加していることに気付けないのか…

  • 97二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 16:25:17

    いつの間にかこのスレも一年か…

  • 98125/01/27(月) 21:17:45

    >>85

    「どうした、早く行け!!」

    「いや…俺も戦うぜ、神薙」


    早く逃げるよう促す神薙を他所に三上は前へ進み出る。


    「どの道アンタ1人じゃキツいだろ。コイツの目的がキャンプにいる人達ってんなら、コイツは俺の敵でもあるわけだしな」

    「…聞き分けの悪い奴だ。嫌いではないがな」

    「あらあら、あなたも遊んでくれるの?嬉しいわねぇ、玩具は多い方が楽しいものねぇ…!」


    そう言い終わるや否や、魔邪の掌が三上の眼前に迫った。触れるギリギリで彼は神薙を抱え後ろに飛び退き距離を取る。魔邪は虚空を握ると余裕たっぷりに微笑んだ。


    「…反応はまぁまぁ。あっさりやられちゃつまらないからねぇ」

    「…神薙。アイツの術式を教えてくれ。それとその傷、すぐ治すから…」


    神薙の腕を治療しようと彼に触れた瞬間、言葉を失った。三上の「無為転変」なら身体の欠損も問題なく修復できる。それは対象の肉体を「魂の形」の通りに捏ね直しているからである。だが今触れた神薙の魂には違和感があった。魂の形が変わっている。元から左腕など無かったかのように。無論、魂を変形させることで無い腕を生やすことはできる。だがそれは「魂の総量」を変化させることになり対象にそれなりの負担を強いることになる。それは主に寿命や呪力の減衰として支払われる。

  • 99二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 21:28:07

    まさか、極の番使ったのかコイツ…?

  • 100125/01/27(月) 21:39:55

    >>98

    「これは…どういうことだ?魂の形が…」

    「…なるほど、そういうことか…。三上、奴の術式は『消滅』だ。掌で触れたものは何であろうと塵となって崩壊する。呪力で防御してもその呪力ごと分解されてしまうのだ。領域展延である程度の中和を試みることはできるが…気休め程度にしかならない。明確な防御手段は回避することだけだ」

    「仕様としては俺のとほぼ同じか…」

    「そして今使ったのは恐らく奴の極之番…触れられたものはその部分を司る魂ごと消滅させられてしまう。腕だから助かったが、頭や心臓に触れられていたら私は存在ごとこの世界から消されてしまっていただろう」

    「なんて術式だよ…。アイツとアンタの関係は?」

    「話せば長くなるが、簡潔に言うと国家の転覆を目論んだ奴を私と仲間達が討伐した…それだけだ。数多くの犠牲は出したが紙一重の差で倒すことができた」


    ゆっくりと近づく魔邪の顔が不気味に歪む。憎悪とも愉悦とも取れるその笑みに三上の背筋に冷や汗が伝う。


    「あの時はしてやられたわねぇ…。私の計画があんな連中に止められるとは思ってもみなかったもの。悔しかったわぁ…400年間ずぅっと、悔しくって堪らなかった。でもそれも今日まで…あなたを少しずつバラバラにして今度こそ消してあげる。ついでにその子も一緒にね」

    「なんでキャンプにいる人達を狙う」

    「道端の蟻を踏み潰すのに理由があって?これは救済…呪いに縛られた者達を自由にするための救済なの。そのためにまずは世に蔓延る害虫を駆除する。慣れれば楽しい作業よ」

    「人の命を何だと…!!」

    「吹けば飛ぶ塵…かしら。もしくは突けば割れる石鹸(しゃぼん)…いずれにしろ、取るに足らないものよねぇ」

    「…そうかよ」


    クスクスと笑う魔邪。三上の怒りは頂点に達しようとしていた。

  • 101125/01/27(月) 21:58:39

    >>100

    「神薙の代わりに俺がもう一度あの世に送ってやる!!」

    「あなたはどこにも行けなくなるけどねぇ!!」


    バチィッ!!


    突き出された2人の掌がぶつかり合う。いや、正確には紙一枚の間を置いて拮抗している。三上の「無為転変」と魔邪の「消滅」、互いが互いの術式を牽制し合い火花を散らす。魂を保とうとする無為転変と魂ごと破壊しようとする消滅の力。こと魂における術式の優位性は僅かながら無為転変の方が上だった。


    「オラァッ!!」

    「くっ!?」


    術式の衝突に競り勝った三上が魔邪を弾き飛ばす。すぐさま体勢を立て直した魔邪は自分の掌をまじまじと見つめた。微かではあるが焼け焦げたような跡が残る。


    「ふぅん…。なるほど、似たタイプの術式…それも魂に干渉するタイプみたいねぇ。お互い、どちらかが先に触れればそれでお終いってことね」

    「今ので分かったろ。術式の格じゃ俺の方に利があるみたいだな」

    「さて、どうかしら?似たタイプってことは弱点も同じ…掌で触れないと発動しないってことでしょう?今みたいに掌同士でぶつからない限りは術式の格は大した問題じゃないわね」

    「それは…確かにそうだな」

    「しかも私は受肉体…なんとなくではあるけど魂は知覚している。加えて触れたものを消す時にも微かではあるけど魂を感じている。今の私なら自分の魂を呪力で防御することも可能ね。魂を呪力で守ればあなたの術式は怖くない…違うかしら?」

    「…」

    「ふふっ…あなたの言う利、大したことなさそうね?」


    余裕の笑みを崩さない魔邪に対して三上の表情には若干の焦りが見えている。それを見てまた魔邪は口角を上げた。


    (…ま、それでもあの子の術式が厄介なのは事実。確実にトドメを刺すための餌は用意しておかなくちゃね)

  • 102二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 00:40:25

    触れられたら魂ごと消滅…怖すぎる

  • 103二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 08:26:21

    魂に干渉出来るという点で互いに有利不利があるな
    相手に受肉体故のメリットがあるならそれ故の『弱点』もある
    魂を司る君だから出来る事がある
    頑張れ三上!

  • 104二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 17:34:51

    術式の相性で勝ってるといっても結構僅差だな。相手の攻撃はなるべく手で受けるようにしないと…

  • 105二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 21:08:22

    >>103

    魂の引き剥がしをするにしても触れなきゃいけないしなぁ…

  • 106125/01/28(火) 23:24:28

    そういえば今の無有の戦闘力ってどうなんだろうか。


    呪術センス 7-dice1d5=2 (2)

    運動神経  10-dice1d5=2 (2)


    呪力量 呪霊の時のdice1d100=98 (98) %


    無明の理の出力 呪霊の時のdice1d100=55 (55) %


    領域展開(1、できる 2、できない)dice1d2=2 (2)

  • 107二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 07:50:34

    >>106

    呪力量はほぼ完全に引き継いでるのね。それでいて無明の理の出力が半減しているとは……それにしても、呪術のセンス(ここではもはや呪力操作の勘とでも言った方が良かろうか?)は往時より落ちてしまったね。しばしの間呪力への理解を深めることに専念してみてはどうだろう?あんまり傷つこうとすると区長も三上も悲しむよ

  • 108二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 09:53:46

    >>107

    やはり人間と呪霊だと呪術を扱う時の効率やら何やらが異なるんだろうね

  • 109125/01/29(水) 18:30:48

    >>101

    それからの僅か数秒のうちに幾度となく術式がぶつかり合った。一度でも体に触れられたら一気に勝ちの目が薄くなる。恐山結界以上の緊張感を三上は覚えていた。止血を済ませた神薙も参戦し二対一の攻防が繰り広げられる。数的不利をものともせず魔邪は戦闘を継続していた。


    (今の所はなんとか捌けてるが…向こうは汗一つかいてねぇ。俺と神薙の2人がかりだぞ?)

    (ふふ、この子中々筋はいいけど所詮は素人…動きが単調ね。それに…)


    背後から突き出された神薙の餓狼を後ろ手で受け止める。先端が掌に突き刺さり血が滲むが魔邪は笑みを崩さなかった。


    「片端のあなたは正直大した敵じゃない。武器さえ奪えば何もできなくなる」

    「くっ…!」


    神薙が引き戻すよりも早く、餓狼の表面にはヒビが入り始めた。先端から順にボロボロと崩れていき、あっという間に餓狼は塵に変わった。


    「それに知ってるでしょう?私の術からは逃れられないって」


    突如神薙は膝から崩れ落ち肩を抑えて蹲った。左肩の断面からはパラパラと塵が零れ落ちる。


    「神薙!!」

    「余所見は禁物よ?」


    慌てて駆け寄ろうとするが魔邪に阻まれ近づけない。三上の動きの癖は読まれ少しずつ押され始めていた。

  • 110125/01/29(水) 19:06:31

    >>109

    (まさか神薙の身体が崩壊し始めているのか?)

    「ふふ、教えてあげる。私の術式は触れたものを消滅させる。部位破壊に留まったとしても、触れた対象には私の残穢が残るの。即効性は無いけどそれは少しずつ全体を崩壊させていく。私に触れられた時点で遅かれ早かれ消え去る運命にあるのよ」

    「…っ!!テメェッ!!」


    攻防の最中三上の呪力出力が急上昇し魔邪の回避よりも早く彼の掌が顔面に迫る。流石に焦りを覚えたのか笑みは消え、咄嗟に左手で防御しつつ後ろに跳んで距離を取った。一瞬置いて掌に走る激痛。ボコボコと変形を始めたのを見るや否や魔邪は即座に左腕を切り落とした。地面に落ちた腕は風船のように膨らみ、破裂する。


    「怒りで呪力出力が上昇したのか…。素人な分何が起こるか読めなくて厄介ってことね。流石に今のはヒヤリとしたわぁ」

    (クソッ、今のはいけたと思ったんだけどな…。てか触れられた瞬間腕切り落とすってそうすぐに判断できるもんじゃないだろ…!!)「これでお前も片腕…攻撃力半減ってとこだな」

    「さて…そうかしら?…そろそろかしらね」

    「…?何の話だ?」

    「あなたを確実に始末する『餌』が届くの。あ、来たわね」

    「来たって…っ!!」


    背後の気配に嫌な予感を覚える。振り向くと、そこには2人の術師に拘束された畠中と無有の姿があった。


    「オッサン!!無有!!」

    「おっと、動くなよ〜?一歩でも動けばコイツの首掻っ切るぜ」


    2人の術師の内、長身の男が畠中の喉元にナイフを突き付けた。もう1人の術師、黒髪の少女は無有の目に針を近づける。


    「お兄さん、逆らわない方がいいと思うよ?刺される方が、魔邪様に殺されるより痛いと思うから…」

    「七瀬、闇暗、よくやってくれた。にしても少し時間がかかったわねぇ」

    「この男は良かったんですが、こっちのガキが中々すばしっこくて…。ただのガキじゃないですよ、コイツ」

    「へへ…魔邪様、もっと褒めて…」

  • 111125/01/29(水) 19:23:02

    >>110

    「三上!!私達は気にするな!!これは罠だ!!」

    「分かってる…!でもアンタらを見捨てるわけにはいかねぇだろ!!」


    捕まった2人を救うべく駆け出す三上。魔邪は追撃する素振りも見せず血を滴らせたまま傍観していた。


    「ふふ…予想通り、私に背を向けたわねぇ。本当に、愚かねぇ…」

    「動くなよって言ったよなぁ!?喉笛切り裂かれても文句言うなよ!?」

    (この距離で2人を救うには…!)「領域展か…」


    印を組もうとした三上の前に闇暗、と呼ばれた少女が立ち塞がった。視線がぶつかり年端もいかぬ少女を前に攻撃を一瞬躊躇する。漆黒の闇のような瞳が三上を捉えた。


    「…見たね、ぼくの目」

    「っ!?目が…っ」


    次の瞬間、視界がブラックアウトし何も見えなくなった。目は開いているはずなのにそこには何一つ写らない。突然の出来事に動きが止まる。その隙を七瀬と呼ばれた男は見逃さなかった。


    「はい、お終い」

    「うぐっ!?」


    一瞬で背後に現れた七瀬に組み伏せられ腕を縛り上げられる。掌には袋が被せられ直接触れられないようにされていた。


    「しっかり用心するのよ。触られたら爆発しちゃうから」

    「分かってますよ。魔邪様との戦いで消耗してたとはいえ、呆気ないですね」

    「…これで3人捕まえた。神薙はいいの?」

    「いいのよ、どうせすぐ消える…崩壊しかかってるから無理に動けば胴から崩れるわ」

  • 112125/01/29(水) 20:05:39

    >>111

    「魔邪様、腕が…」

    「ああ、これは自分で落としたやつだから。潮〜」

    「はいは〜い」


    呑気な声と共に潮、と呼ばれた少女が姿を現す。上半身は人間の少女だが下半身はイルカのように光沢感のある尾ひれになっていた。ふわふわと空中を泳ぐように移動している。


    「潮、頼むわよ」

    「は〜い。あんまり痛くしないでくださいよね〜」

    「はいはい…」


    潮の肩に手をかけ首筋に噛み付く。数秒ほど血を啜って口を離し、満足げな様子で口の端を拭った。いつの間にか魔邪の腕は何事もなかったかのように元通りになっていた。


    「痛てて…ちょっと吸い過ぎですよ魔邪様〜」

    「これくらいじゃないと腕は生やせないからねぇ…」

    「そうですけど〜」

    「…手下まで蘇っていたのか…!」


    苦しげに呻く神薙。全身にはヒビが入り今にも崩れ落ちそうだ。その様を嬉しそうに見下ろしながら魔邪はゆっくりと近づく。


    「羂索と契約できたのは私達4人だけだけどね。でもまぁ、そんなことはどうでも良いわ。今、あなたをこうやって苦しめることができてるんだからねぇ!!」


    動けないでいる神薙の体を足で軽く小突く。ほんの僅かな衝撃でも彼の体はパラパラと崩れていき激しい苦痛を与える。


    「ぐぁぁぁっ!!」

    「すぐに殺してもいいけれど…それじゃ勿体無いわよねぇ。ゆっくりじっくり、そこの3人を目の前で殺してから、時間をかけて苦しめてから擦り潰してあげる。あなたの『覚醒』が発動しないギリギリの際をなぞりながら…できるだけ長く、ね?」


    ゆっくり口の端を歪める。目は見えないが底知れない悪意が満ちていることが三上達には声と空気で分かった。


    「…それじゃ、始めましょうか。後も控えてるわけだしねぇ」

  • 113二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 22:28:38

    恐ろしや…

  • 114二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:03:05

    アンタを目の前で2度も失いたくないぞ神薙…!
    足掻け…!

  • 115二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:21:36

    >>113

    持続効果あるのヤバいな…

  • 116二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:23:19

    無明の理!アレを使えば逆転できるのでは?

  • 117二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:30:31

    >>116

    でも出力落ちてるぞ…

  • 118二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 08:22:37

    保守

  • 119125/01/30(木) 09:48:29

    逆転の目は…dice1d4=4 (4)


    1、三上の逆襲

    2、神薙、一か八かの覚醒

    3、畠中大活躍

    4、無有の無明の理

  • 120125/01/30(木) 09:51:27

    >>119

    無有の無明の理!!(出力低下バージョン)


    起きる事象 

    当たり >>123まで

    ハズレ >>127まで


    何が起きるかダイスで決定

  • 121二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 10:33:14

    長谷部勇一と加賀美多恵を今から四十九日間復活させこの場に召喚する
    また期間限定である事を縛りとし、成仏までの間不死身、不滅の存在とする

  • 122二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 10:44:10

    極太ビーム

  • 123二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 10:46:48

    畠中と無有の拘束が解け視界も元に戻る

  • 124二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 10:56:05

    クローン神薙と三上が合☆体(ハズレな理由はこれで状況がなんとかなるわけじゃないから)

  • 125二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 11:15:00

    死滅回游ハッキング
    総則強制追加

    討伐対象(ターゲット)として
    夏油傑(羂索)及び死滅回游発案者を討伐した者には290点、夏油及び発案者と※共謀し死滅回游準備、暗躍に関与した者達は90点とし贈呈、全泳者は討伐対象の※情報、※居場所を常時把握する事が出来る
    (討伐対象とは勿論非泳者も含まれる)
    (※共謀には呪物化の契約、泳者のマーキングをされた者、被害者、実験体、被験体などは含まれない)
    (※名前、人数など)
    (※コロニー 外も含む)

  • 126二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 11:15:58

    この場にいる全員の術式が一時的に焼き切れる

  • 127二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 12:06:02

    その場で突然強力な呪霊が出現(既存のものが再び登場する可能性もあり)。無差別な攻撃を行って場をかき乱す

  • 128二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 16:59:10

    このレスは削除されています

  • 129125/01/30(木) 17:00:18
  • 130二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 21:32:16

    とりあえず戦力は増えそうだな

  • 131二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:06:59

    ジョーカーやな…

  • 132二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 08:23:30

    >>125

    急に何の罪もない羂索に被害が飛ぶ可能性もあったのか…


    羂索「私!?」

  • 133125/01/31(金) 11:07:28

    >>112

    ちなみに魂ごと攻撃された魔邪の腕が再生しているのはまりんの術式により魂の断片と解釈される「血液」を摂取することによる副次効果です。治す部位の希少性により必要な摂取量は変化し、今回は魂の修復も含まれるため相当量が必要になりました。

  • 134二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 18:02:30

    >>132

    罪はあるだろ

  • 135二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 23:05:12

    >>133

    何気に他人治せるのに特化した術式って珍しいな

  • 136二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 08:13:29

    >>125

    これ、やり方次第では100点使って追加できそうだな…

  • 137二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 17:04:17

    >>133

    つまり摂取させる血の量によっては完全に無為転変メタれるってことか…(そしたらまりんが死にそうだけど)

  • 138 125/02/01(土) 20:59:03

    レポート課題で1週間ほど更新が遅くなるかもしれません…すいません…

  • 139二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 22:35:58

    >>138

    大学生頑張れ……私も期末試験だ

  • 140二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:28:18

    魔邪一行、他の泳者と比べても得点控えめよね(感覚麻痺)

  • 141二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 00:08:45

    得点インフレ見てると点数低いだけで良い人判定しちゃいそうになるバグ

  • 142二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 03:43:32

    >>140

    特に強い術師だけ狙ってるとか?

  • 143二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 08:34:08

    >>142

    闇暗以外はキリが良い数字だからありそう。ただサポート特化のやつもいるから非術師に手を出してそうでもある

  • 144二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 16:08:31

    保守

  • 145二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:51:40

    無明の理、今回も良い目が出て良かったな…。

  • 146二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 22:59:41

    無有、呪力量があるのは武器だよね

  • 147二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 23:47:22

    >>146

    運動神経もそれなりに高いままだし呪力強化込みのステゴロは依然強そう

  • 148二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 00:20:22

    触手失ってバランス掴むのに苦労しそうだけど小柄なの活かして立ち回ったら強そう

  • 149二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 08:45:31

    >>146

    いざとなれば乙骨みたいなゴリ押しは可能か(向こうはもっと呪力量あるが)

  • 150二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 15:28:47

    七毒は縛りを破ったペナルティで領域使えなくなったけど無有は脳構造でも変わっちゃったか?

  • 151二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 21:49:58

    無有の領域、実際使った時は「カザリに関する記憶」だけを消してたけど本来なら相手の全記憶抹消できるんだよね…。無量空処みたいに術式と領域効果が別のパターンなのかな?

  • 152二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:43:17

    >>151

    そういや無明の理と記憶消去って全然関係ないよな…

  • 153二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:49:13

    領域安価でそれ当たった時、なんでその効果になるの!?ってなったのが私です

  • 154二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 08:26:36

    記憶を失う
    即ち全てが『未知』になるという感じだったかしら?

  • 155二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 08:33:38

    そもそも無明の理が術式発動と同時に確定で周囲に影響を及ぼすからね。術師にとって有利な現象が発生するかはわからず、そもそも何が起こるかさえ分からないとかいう「いうこと効かない超人(術式の内容は知っている)」みたいな術式だから不義遊戯なみの強制力を持っているわけだし。まああまりにも呪授流布神話だよね

  • 156二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 16:43:59

    そういや無明の理って術式の開示の旨み少なさそうだな…。「術式を発動すると何かが起こります!それは私にも分かりません!」は縛りとして弱い気がする。まぁ元が強いから問題ないといえば無いが

  • 157二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 20:24:41

    辰巳くんの領域、今は赤血操術ベースで作ってるけど無明の理を付与したらどうなるんだろうか。無有みたいに記憶消しちゃうのかな?

  • 158二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 00:03:00

    保守

  • 159二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 00:17:41

    >>157

    安価にも上がったみたいに起きる事象がある程度確定したり範囲を指定できたりしたら使い勝手は良くなりそう

  • 160二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 04:19:48

    >>155

    実際無明の理で起きた事象は回避はできてもキャンセルとか不発は起きてないもんね

  • 161二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 08:09:26

    >>160

    展延でも防ぎにくいのって地味に嫌な要素よね。

  • 162二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 15:26:31

    >>156

    自分でも何説明すればいいか分からないという

  • 163二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 19:29:20

    >>153

    それもまた無明の理の定め…

  • 164二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 23:08:07

    保守

  • 165125/02/05(水) 23:23:08

    辰巳くんの領域、無明の理を付与することは…

    dice1d2=2 (2)

    1、可能

    2、赤血操術で組んじゃってるので難しい


    可能な場合、効果は…dice1d2=1 (1)

    1、無有と同じ

    2、無有とは別の効果になる

  • 166二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 02:06:43

    羂索の領域は反重力機構を必中化させてるっぽいし複数の術式持ちは領域に何付与するか選べるのかね。まぁ結界術のプロフェッショナルな羂索ならではな気もするけど。

  • 167二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 08:44:24

    >>135

    無為転変は人を殺せるし反転術式も呪霊には特効、そう考えると治療一辺倒の能力ってほぼ無いのか。そもそもが「呪い」だしなぁ…

  • 168125/02/06(木) 13:10:37

    >>112

    (この体になって出力はかなり落ちているとはいえ暴発の危険性はある…が、使わなければ状況は打開できないか…)「仕方がない…『無明の理』!!」

    「!?お前、何を…」


    無力化していると高を括り油断していた隙を突き、無有は術式を発動させた。一瞬の光と共に畠中と無有の目は開かれ、縛られていた縄がはらりと千切れ落ちた。


    「拘束が…」

    「ふむ、今回は『当たり』のようだ。2人の日頃の行いが良いからだろうな」

    「あらあら、自由になったところで状況は変わらないというのに…何してるの。早く殺しなさいよ」

    「分かってますよ!!」

    「…動かなければもう少し長生きできたのに」


    魔邪に促され七瀬と闇暗が再び襲いかかる。対する2人は丸腰だ。


    「あの厄介な鋏は森に落としたままだろ?素手でどこまでできるか見せてもらおうか!」

    「畠中、下がっていろ。ここは我が…」

    「いや、ここは私に任せろ」

    「…ほら、ぼくの目を見て」


    もう一度視界を奪おうと闇暗は髪を掻き上げ目を見開く。しかし。


    「!?め、目が…!!」


    目の前に映ったのは自分自身の瞳。そしてそれを認識した瞬間、闇暗の視界はブラックアウトした。彼女に立ち塞がっていたのは巨大な鏡を携えた式神。異常を察知した七瀬は即座に飛び退いた。


    「これで1人、だな」


    無有は目が見えなくなって躓いた闇暗に素早く近づくと、さっきまで自分を縛り上げていたロープでぐるぐる巻きにした。目隠しも当てられ抵抗する素振りを見せるが小柄な体ではびくともしない。


    「…いざ自分の術式を逆手に取られると案外脆いものだな。どうだ?暗闇は怖いか?」

  • 169125/02/06(木) 13:33:03

    >>168

    「くっ、離せ…!!」

    「動くな。…子供でも術師は術師、我が抑えておかなくてはいけないか」

    「チッ、なんだあの式神は…!だが、術師さえ殺せば…!」


    短刀を構え、七瀬は畠中の背後に瞬間移動する。式神・阿修羅は畠中の前にいる。後ろの首筋はガラ空きだ。そして彼は武器を持っていない。


    (取った!!)

    「…やはりか」


    切先が届くよりも早く畠中の後ろ蹴りが命中し七瀬を大きく吹き飛ばす。


    「…鏡で背後を確認してたってわけか」

    「そうだな。多分お前は『自分を見た人の背後に瞬間移動する』術式…タイミングさえ分かれば対処は可能だと踏んだ」

    「!お前、俺の術式を…」

    「お、当たりか。瞬間移動するとこまでは分かってたんだが、条件が微妙でな。実は全方位見えるようにしてたんだが、適当言ったら当たるもんだな」

    「舐めやがって…!!」


    畠中は阿修羅に背中を任せ七瀬と対峙する。腕を捲り拳を構え、目の前の敵を見据える。


    (式神と背中を合わせることで俺が転移する隙を埋めるわけか…誰でも思いつくチープな対策だ。それにさっきの蹴り、微塵も呪力を感じなかった。捕まえた時もそうだった…コイツ、非術師だ。何故式神を使えてるのかは知らないが、呪術も扱えない分際で俺達に挑みかかるとは余程の馬鹿だな。術師との格の違いってやつを思い知らせてやる)

    「どうした?種が割れて怖いのか?」

    「非術師如きが…思い上がるなよ!!」

  • 170125/02/06(木) 13:58:26

    >>169

    (いくら多腕の式神とはいえ背後まではカバーできない!!そして術者の背中を守る都合上オフェンスに回ることも無い!!折角の式神も持ち腐れだな!!)


    素早く畠中の懐に飛び込むと間髪を入れず短刀の連撃を浴びせる。七瀬の読み通り畠中は阿修羅を背後の防御にのみ回しあくまでも自分が相手をするつもりのようだ。呪力を込めた刃が何度も襲いかかる。しかし、畠中はギリギリのところで攻撃を捌き、ダメージを薄皮一枚程度に留めていた。


    「な…っ!?」

    「暴漢に襲われた時のためにある程度の護身術は身につけるようにしているからな。…ま、躱すだけでもこの歳じゃ結構疲れるんだが…」


    そう呟きながらナイフを突き出した腕を左手でいなし、空いた右手を握りしめる。そのまま繰り出されるジャブは術師にとっては何の害も感じられないものだった。


    (片面の防御を捨てて殴りにきた?無駄なことを…所詮は非術師の拳、さっきの蹴りもそうだがコイツの身体能力は並程度。呪力で防御すれば効かな…)


    バキィッ!!


    「ぶっ…!?」

    「避けずに顔面で受けてくれるとは…随分舐められたもんだな」


    非術師の拳が呪力防御を突き破っている。その事実に動揺し動きが鈍る。それを畠中は見逃さずチャンスとばかりにパンチを繰り出した。幸い非術師だけあって速度は捉えられないわけではない。数発は食らってしまったが何とか見切り打撃を受け止めた。


    「くっ…!」

    (何だ今のは…?ただの拳じゃない。俺の呪力防御を『中和された』ような…)

  • 171二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 20:21:51

    闇暗の術式、自分も対象なのね…

  • 172二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 21:15:22

    >>171

    阿修羅に反射されたんじゃない?

  • 173二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 22:57:43

    流石恐山で生き残った男というか、それなりに術師と渡り合えるのな、区長

  • 174二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 23:34:49

    >>173

    渋谷は魔境なんだな…

  • 175二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 01:30:19

    >>174

    そりゃナイフ持ってる暴漢もいるだろうし多少はね?

  • 176二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 09:20:06

    サポート寄りの術式持ちとはいえ術師に普通に渡り合える一般人・畠中

  • 177二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 15:51:50

    >>176

    逸般人

  • 178二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 16:30:49

    この人って実はYAMA育ちなんじゃないか?

  • 179二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 21:29:36

    >>178

    一般渋谷区民の可能性もあるぞ

  • 180二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 23:40:46

    まぁ偶に刀爺みたいな強い非術師がポップする世界だしな…。

  • 181二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 02:48:30

    非術師を舐めると怪我をする、これ呪術の常識ですね

  • 182二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 07:54:54

    >>180

    宿儺の言う「人間」枠ね

  • 183二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 15:53:32

    魔邪一味、戦闘力はそこまで高くは無い感じかな?

  • 184二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 21:48:20

    >>183

    部下は術式がサポート特化だもんなぁ

  • 185二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 00:44:14

    恐るべし区長
    戦闘者として成長している…!

  • 186二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 09:10:24

    >>185

    一応レベリングは物凄い速度でしてるからな…

  • 187二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 18:11:00

    >>185

    素のスペックだけで特級呪霊と渡り合うなんかおかしい奴だからな…

  • 188二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 23:51:55

    保守

  • 18925/02/10(月) 00:36:42

    おのれホスト規制…

  • 190125/02/10(月) 07:33:58

    >>170


    ジ、ジジッ…


    (いや、間違い無い!俺の呪力防御が中和されている!この感じ、まさか…)「…反転術式か!!」

    「…バレたか」


    すかさず畠中は七瀬の脇腹目掛けて蹴りを繰り出す。掴んだ拳を弾き返して防御姿勢を取りながら、七瀬は攻撃のカラクリを注意深く観察した。見れば、畠中の攻撃のタイミングに合わせて後ろの式神(阿修羅)が手に持った鏡の角度を調節、鏡に反射した光が彼の手や足を覆っている。その光は正の呪力となり七瀬の負の呪力を中和していた。


    (なるほど、あの式神の能力は術式の反射だけではなく正の呪力を生み出すこともできると。呪力を中和する目的で使えば術師の呪力防御を無効化できる。呪力防御を無くした術師の守備力はそう大したことではない、というわけか。呪力を使えんなりに考えたな。だが…)「図に乗るなよ、非術師が!!」

    「!!」


    蹴りを受けると同時に逆手持ちした小刀を畠中の足に突き立てた。そのまま攻撃の手を緩めず顔面に拳をお見舞いする。よろめいた畠中を追撃から守るように阿修羅が七瀬の前に立ち塞がった。


    「おっと、フォーメーションが崩れたな…。その式神、術式の反射や反転呪力の生成など能力は凄いが前線に出さないあたり攻撃性能自体は低いようだな。足は痛むか?まさか反撃を食らうと思ってなかったか?場数はこちらの上だ。多少実戦経験を積んだくらいで調子に乗るなよ」


    足からの出血が止まらず畠中は膝をついてしまう。その場から動けなくなったのを確認すると七瀬は姿を消した。

  • 191125/02/10(月) 08:00:07

    >>190

    「っ阿修羅!!後ろだ!!」

    「いや、前だぜ」


    畠中の指示で阿修羅は彼の背後に回る。しかしそこには誰もいなかった。七瀬は振り向いた畠中の背後…すなわち先程までいた方角に出現していたのだ。後ろを見、それに気づくまでのほんの数秒にも満たない時間のうちに既に七瀬はすぐ側にまで近づいていた。敵の予想だにしない位置からの襲撃に阿修羅の防御反応が一瞬遅れてしまう。


    「裏の裏は表って言うだろ?別に種が割れたんならそれでもいい。後ろに『だけ』注意してくれるわけだしな。こうやって連続移動すればいいだけのこと…」

    「くっ…!」

    「足は潰した!避けられねぇだろ!!これで終わりだ!非術師!!」

    「畠中っ!!避けるのだ!!クソッ、暴れるな小娘!」


    畠中の背中目掛けて小刀が突き立てられる。一瞬とはいえ一手遅れた阿修羅ではもう間に合わない。かと言ってこの足では咄嗟に避けることもできない。畠中は死を覚悟した。


    (これで終わりか…!)


    ガキィン!!


    「!?」

    「コイツは…!どこから…!?」


    砕け散る刃。振り向くと、どこからか飛んできた畠中の呪具『狂い鋏』がまるで盾のように彼を守っていた。予想外の防御に動揺する七瀬。阿修羅の反撃への対応ができず鏡の盾による張り手をもろに食らい吹き飛ばされてしまう。


    「長谷部…いや、そんなわけは無いか」


    痛みを堪えつつ、地面に突き刺さった鋏を引き抜く。狂い鋏は最初の襲撃の際に森に落としてしまったはずだが、主の危機に空間を切る能力で馳せ参じたのであろうか。それとも…


    「何はともあれ助かった…さっさと決着をつけるぞ。足も痛むしな」

  • 192125/02/10(月) 08:31:47

    >>191

    「っ痛ぅ…!クソッ、なんなんだよ、いいところで!!」


    悪態を吐きながら起き上がる七瀬は予備の小刀を取り出し両手に構えた。畠中は狂い鋏を携えるも依然その場にしゃがみ込んだままで、阿修羅がその前に立っている。


    (正の呪力を扱えるのに足の回復を行わない…あの式神、治癒能力までは備えていないようだな。こちらとしてはありがたい。呪具が一つ増えたところで何も変わらない…術師が非術師に勝利するという結果は!!)


    畠中の背後に瞬間移動しガラ空きの背中に刃を向ける。阿修羅は連続移動を警戒しているのか振り向きもしない。


    「さっきは妙な横入りがあったが今度は…っ!?」


    刃が背中に到達する瞬間、畠中の姿が消える。小刀は虚空を切り裂き、当たるはずの攻撃を逃したことで七瀬の体はよろめく。


    「どこに…!?」

    「後ろだ」


    背後からの声。振り向く間も無く、体に激痛が走る。背後を取ったはずの自分の更に背後にいた畠中の一閃が七瀬を襲った。少し遅れて噴き出す鮮血。直感的に感じ取る「死」。自分は敗北したのだと、嫌でも思い知らされる。


    (こんな、俺が、非術師に一撃で…!?あり得ない!術師が非術師に劣るなんて!!呪術も扱えない下等な人間に負けるなんて…!)「この…非術師風情がぁぁぁっ!!」


    死の間際、薄れゆく意識の中で七瀬はなおも畠中を仕留めようと斬撃を繰り出す。だが畠中は狂い鋏の能力で空間を切り裂いて彼の背後に移動しそれを回避した。最後の一撃を躱され力尽きた七瀬はその場に倒れ込む。


    「非術師、如きが…俺を…。こんなこと、間違って…」

    「…間違ってるのは平気で人を殺せるお前達の価値観だろ。…いや、俺も人のこと言えないか…」

    『5点が追加されました』

  • 193125/02/10(月) 09:07:24

    「狂い鋏」で移動できる理屈はジョジョのザ・ハンドみたいなもんだと思ってください。空間を切り裂くことでごく短い距離なら使用者ごと座標の位置をズラすことができます。

  • 194二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 11:24:04

    打ち込むと同時に阿修羅の正の呪力を拳に纏わせ相手の防御を中和しヒットさせる、これが『畠中神拳』!!

  • 195二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 12:46:39

    人間のバグ枠…

  • 196二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 17:13:01

    >>195

    術式覚醒してたら手がつけられなくなるところだった…

  • 197125/02/10(月) 19:14:37
  • 198二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 19:41:20

    >>194

    こうして文にすると中々凄い事を…

    スポーツやってた人は違うな


    畠中さん、貴方の人を守りたいという思いは決して間違っていない

    同じ様な人達がいたら貴方もそう声をかけるはず

  • 199二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 21:13:31

    埋め!

  • 200二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 21:13:41

    裏梅

オススメ

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