- 1125/01/29(水) 23:47:27
このスレは虎杖と伏黒と釘崎をPCとしてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ
閲覧注意は発狂した時や万が一グロテスクな描写があった時用だよ
今回は新キャラシで所謂、転生記憶有(個人差有)で現在一般人(?)の三人でお送りするよ
HO1虎杖HO2伏黒HO3釘崎になったよ
今回は染谷 漏斗さま作成シナリオの『忘失の底で、君が哭いている』をお借りしてるよ
シナリオのネタバレを大いに含みますので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
このシナリオはPCに"秘密"と呼ばれる秘匿情報があったりするのでスレ民も考察とかどんどんしてみてね
幼馴染の植物トリオが10年前に訪れた映画館に行くことになり、そしてどうなるか、どんな選択をするのかを見守ることになるよ
ロスト率は非公開、ただしシナリオの方向性はシリアス寄りの湿度高めになったよ!
今回の安価はいつもより少なめか、もしくはシナリオ始まったらほぼないことになるよ
今までのあらすじ
貧弱虎杖クソデカ伏黒丈夫釘崎
いたどり の じばく !
釘崎の知らないうちに虎杖と伏黒に謎のSANチェック発生中 - 2125/01/29(水) 23:47:46
- 3125/01/29(水) 23:48:02
- 4125/01/29(水) 23:48:17
- 5125/01/29(水) 23:48:30
- 6125/01/29(水) 23:48:42
- 7二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:51:21
たて乙です
2人は何か心当たりがあるのかな? - 8125/01/29(水) 23:52:01
<幸運>70以下、35以下で分岐
釘崎(70) dice1d100=97 (97)
- 9二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:52:31
ここでファンブルかぁ
何か事態が悪い方向に行きそう - 10二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:53:22
よりによってここでファンブルですか!?
- 11125/01/30(木) 00:10:53
釘崎はもう一つのシアタールームの扉の中に足を踏み入れた。
そしてスクリーンに映る"何か"を見て硬直する。
「……は?」
そこには子供が居た。
素肌を晒して蹲っている子供が怯えた表情で地面を這うようにカメラから遠ざかろうとしている姿が映っている。
「な、によこれ」
少年は滑らかな肌色を自分の手で覆おうとし、失敗する。
それもそのはずだ。彼の両腕は――蝙蝠のような歪な翼にそっくりそのまま入れ替えられていた。
脚には犬のように毛が生え、骨や関節に異常を来たしているのかその動きは緩慢だ。
立とうとして失敗してを繰り返し、涙で濡れた頬は光を反射し、赤い眦が目に付いた。
嫌がるように首が横に振られるも、映像が微かにブレる。
もしかするとカメラを持った人物が声もなく笑ったのかもしれない。
画面に腕が複数本映り込み、そして少年を押さえつけ――――声にならない声。獣染みたそれがシアター内を震わせる。
そして釘崎は気付く。これこそが夜に大人が見ていたものであるのだと。
<SANチェック>1/1d4+1
釘崎(70) dice1d100=60 (60)
<聞き耳>
虎杖(25) dice1d100=84 (84)
伏黒(50) dice1d100=31 (31)
- 12二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:13:15
えっなんかヤバい映像が流れてる
しかし釘崎は強かった…
聞き耳はなんだろうな伏黒が成功したな - 13二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:13:33
研究ってこれ?ヤバすぎる闇のケモナーじゃん…
- 14125/01/30(木) 00:15:18
頭が理解を拒む。
気持ちが悪い。気色悪い。
人と獣を併せ持つ少年が映るポルノ映画としか言いようがない何か。
フィルムが途中までしかなかったのか、ブツリと音を立てて再生が止まる。
辛うじて伏黒はこの場に釘崎が来たことに気付いたらしいが、受けたショックのせいでろくなフォローも出来ない。
彼らも大人だ。ただの年齢制限があるだけの映画ならばここまでの反応はしなかっただろう。
だがスクリーンに移されていたのは、おそらく"本物"の何かだった。
<目星>
伏黒(68) dice1d100=33 (33)
- 15二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:15:40
うわあ…
思ってたより酷い - 16125/01/30(木) 00:19:11
次の瞬間、シアタールームに響いたのは叫びだった。
「釘崎、上だ!」
焦ったような伏黒の声。気付けば体が動いていた。
<DEX×5>
釘崎(50) dice1d100=46 (46)
- 17二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:19:19
伏黒は釘崎が来たのに気付いたのか
でもショックだよな
少なくともこれで記憶が曖昧になった理由とかチラチラ出てる原因がちょっとだけ察せる気がする - 18二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:19:54
釘崎は今回早いから成功して良かった
- 19二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:20:07
良かった反応できた
しかし悪趣味だな - 20二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:22:43
行方不明になった子達の顔ネットに出てるんだっけ
映像の子がその中にいるか照合できそうだけどキツイ作業だな… - 21125/01/30(木) 00:24:36
何が上にあるのかを確かめるよりも早く、釘崎はその場を飛びのいた。
そうすれば瞬きの後、釘崎の目の前に何かが落ちてくる。
「え、釘崎!?」
虎杖は遅れて釘崎が合流しに戻って来ていたことに気付いたらしい。
そして視線を向けて絶句する。
「なんで」
先程までにスクリーンに映っていた映像のように、腕を羽のようなものに変え、脚から腹のあたりまでを毛で終われ、そして理性と言うものが欠片も見えない、かつては人であったもの、生物同士を混ぜ合わせたキメラがそこには居た。
<SANチェック>1/1d6
虎杖(64) dice1d100=97 (97)
伏黒(51) dice1d100=49 (49)
釘崎(69) dice1d100=82 (82)
- 22125/01/30(木) 00:26:12
≪SAN減少≫
虎杖 dice1d6=3 (3)
釘崎 dice1d6=3 (3)
- 23二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:27:08
げっ本物がいるのか
虎杖はノーカンでよかったなと思いつつゴリゴリSANが減っていくな - 24二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:30:23
虎杖がノーカンでよかった
しかし幼少時代から今までその状態で見せ物か
酷いな本人に意識あるんだろうか - 25125/01/30(木) 00:30:32
空から急襲をかけたそのキメラを見て一瞬呆気に取られたものの、事態を把握すれば三人の動きは速い。
だがそれよりもキメラが動く方が早かった。
■■戦闘開始Round1■■
DEX順:キメラ(15)→虎杖(10)→釘崎(10)→伏黒(9)
「ぁあああ゛あ゛ッ!!」
叫びを上げながら、元は美しかったであろう顔を歪めてキメラとなった少女は釘崎に襲い掛かった。
<噛みつき>
キメラ(30) dice1d100=30 (30)
- 26二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:31:33
うわぎりぎり成功しちゃったか
- 27二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:31:50
ジャスト成功した
一般人な3人にキメラはヤバそう - 28二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:32:13
少女ってことは映画の子とは別人か?
かみつき成功しちゃってる! - 29125/01/30(木) 00:33:35
こんな大ぶりの一撃など、呪術師であった頃の釘崎ならば容易に躱せただろう。
だがどれだけ時間が経っても改善されることのない感覚のズレ。そのせいで頭の中の動きと実際の動きがどうにも同じにならない。
金槌を探すように動く手が何も掴むことなく終わり、そうして彼女は今が"今"であると認識する。
<回避>
釘崎(20) dice1d100=60 (60)
- 30二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:35:08
うわ回避失敗かダメージ低いことを祈ろう
- 31二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:35:37
回避低いから戦闘は辛いな
- 32125/01/30(木) 00:37:25
咄嗟に釘崎が前へと出した腕に少女は噛みついた。
歯が食い込み、肉が裂ける感覚がある。一切の躊躇のないそれはまさしく獣のものだった。
≪ダメージ算出≫
dice1d3=1 (1) + dice1d4=1 (1)
≪方針≫
1.気絶させる 2.仲間を守るために殺す
虎杖 dice1d2=2 (2)
伏黒 dice1d2=2 (2)
釘崎 dice1d2=1 (1)
- 33二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:39:56
ダメージ最小でよかった
そしてここで虎杖、伏黒は覚悟決めちゃったか - 34125/01/30(木) 00:40:56
釘崎の脳裏には先程までの映像がフラッシュバックする。
きっとこの子も被害者ではあるのだと、そう思えば殺意には至らない。
「こんなこと、許していいはずがないでしょう……!」
このまま歯を突き立てられたままではマズいと、釘崎は振り払おうとする。
<STR対抗>
釘崎(11-16,25) dice1d100=70 (70)
- 35二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:42:15
キメラも被害者だと思うと可哀想だがこのまま生きるより殺してあげた方がいい気もする
どちらにせよつらいな - 36125/01/30(木) 00:43:00
虎杖伏黒はキメラ・釘崎の元に駆け付けるために1ターン消費。
■■Round2■■
DEX順:キメラ(15)→虎杖(10)→釘崎(10)→伏黒(9)
キメラは突き立てた歯で更に奥深くまで肉を抉ろうとする。
≪ダメージ算出≫
dice1d3=1 (1) + dice1d4=1 (1)
- 37二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:44:23
最小続きで運が良い…!
最大出てたら普通にヤバいわこれ - 38二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:44:30
さっきからダメージ自体は最低値で助かってるがいつ最大値出すか分からんから怖いな
- 39125/01/30(木) 00:46:39
伏黒よりも先に駆け付けた虎杖はキメラの腕を掴み、釘崎と共にそれを引き剥がそうとする。
「釘崎から、離れろ……!!」
<STR対抗>
虎杖+釘崎(8+11-16,65) dice1d100=82 (82)
- 40二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:48:34
釘崎の最大HP確認したら9か…これは伏黒と虎杖も危機感ガンガンに感じるだろうな
今は呪術師時代のフィジカルないの悔しいね - 41二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:50:13
虎杖の力が弱くてまだまだ勝ち目ないな…
しかし次振り払えなかったら苦しすぎる
流石に伏黒加えたらなんとかなるとは思うけど - 42二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:50:56
この子も犠牲者だし恐らく理性がないか
壊れてしまったんだろうな
しかし早く引きはがさないとやばいな - 43125/01/30(木) 00:53:00
かつてならばきっと虎杖一人でキメラを引き剥がすことも容易く出来ただろう。
そして釘崎と協力すればそのまま吹っ飛ばすことだって。
だが今の二人にはそこまでのことは出来なかった。
食い込む歯をほんの僅かに浮かすことしか出来ず、虎杖は自身の無力さに歯噛みした。
そして遅れてこの場に駆け付けた伏黒はことの次第を察した。
つまり今の彼らに力比べは難しい、ということだ。
「……なら、やってやるよ」
虎杖の告げた言葉が再び脳裏に過ぎる。
「黙って見てるくらいなら、人殺しにだってなんだってなってやるよ……!」
取り出したのは準備のために用意していたナイフ。
本来ならば蔦を切るためのそれを、伏黒は明確な殺意と共にキメラの首へと振り下ろした。
≪ダメージ算出≫噛みつき中かつ死角からの攻撃なのでキメラは回避不可
dice2d4=2 2 (4)
- 44二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:55:35
伏黒…しかし他に方法ないしな
- 45125/01/30(木) 00:56:55
伏黒が振り下ろしたナイフは見事にキメラの肉を抉る。
その一撃は流石に無視出来なかったのか、キメラは釘崎の腕から口を離すと飛び退いた。
「ぎぃいあああ!!」
威嚇のようなそれを口にするも、やはりその瞳に理性の色は見えない。
口の周りを釘崎の血で濡らしたそれはバケモノらしい顔で吠えた。
■■Round3■■
≪対象≫攻撃した伏黒の確率アップ
1.虎杖
2.3.伏黒
4.釘崎
dice1d4=4 (4)
<叩きつけ>
キメラ(30) dice1d100=63 (63)
- 46二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:59:01
覚悟決めた時のあの目かっぴらいた伏黒が思い浮かんだな
でも今応急手当的な技能も低いだろうしマジで釘崎危ないからね…外れてよかった - 47二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:01:24
ひたすら釘崎狙うなあ
逃げるか?いやでもな… - 48二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:01:59
やっぱりもう理性はないか
いやこの状態である方が残酷だ
釘崎狙われ過ぎだな - 49125/01/30(木) 01:06:27
腕の先が羽になったそれを釘崎に叩きつけようとするも、空を切る。
バッサバッサと振るわれるそれのせいで床の埃が舞い上がった。
「この子も被害者かもしれないのよ!」
「だとしても、これで手加減して俺たちがやられたらどうするんだ。今の俺たちには手加減してやれる程の強さはないだろ!」
それに反論しようとして、釘崎は出来ずに懐中電灯を強く握り込む。
そうだ。足を引っ張っているのは誰だ。無様に噛みつかれたのは誰だ。
それでも、救いたいと思ってしまった以上はギリギリまで足掻きたい。
しかし残念ながらそう思っているのは釘崎だけであった。
目を細め、その瞳を何かで染め上げた虎杖はキメラを射抜く。
一つ短く息を吐き、一瞬で距離を詰めるさまは今生では見ていなかったはずのかつての虎杖悠仁を彷彿とさせる動き。
「やるなら俺がやる。二人にはもう指一本触れさせない」
HO1虎杖のアビリティ開示(これはシナリオでHO1に付与されるものだよ)
「暴力衝動」
使用条件:戦闘中
君には暴力的な一面がある。
このアビリティは任意のSANをコストに使用できる。
このアビリティを使用したとき、コストにしたSAN*5%攻撃技能の成功率を上昇させることができる。
SAN5消費、<キック>の成功率+25
<キック>
虎杖(25+25,50) dice1d100=9 (9)
- 50125/01/30(木) 01:08:26
≪ダメージ算出≫
dice1d6=6 (6)
- 51125/01/30(木) 01:09:47
<ショックロール>失敗で気絶
キメラ(75) dice1d100=4 (4)
- 52二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:11:20
ここでアビリティ開示!?
からの宣言通りのキマりっぷりになんか泣けてしまう…二人には手も触れさせたくないし二人の手も汚させたくないんだろうな - 53二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:14:16
これ多分14歳の時もやってるな虎杖…絶対釘崎か伏黒に手出されそうになって守ろうとして大人殺しただろ…
STR低いのになぁ… - 54125/01/30(木) 01:14:26
虎杖の繰り出した一撃は今の虎杖が生身で出せる最大の威力であったのは間違いない。
骨を折り内臓を潰すかのような一蹴りを受けたキメラはそれが致命的な一撃になっていてもおかしくはなかったというのに、ギリギリのところで持ち堪えた。
そして自らに手痛い一撃を食らわせた存在へと牙を向く。(クリティカル報酬で攻撃割り込み)
「ぎぃッ、あ゛ッッ!!」
<叩きつけ>
キメラ(30) dice1d100=11 (11)
- 55125/01/30(木) 01:15:19
<回避>
虎杖(20) dice1d100=19 (19)
- 56二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:16:02
キメラも出目低いけど虎杖が覚醒してる
- 57125/01/30(木) 01:20:20
当たるかに思えたその一撃は虎杖が寸での所で回避する。
かつてを思わせる俊敏な動き。心なしか虎杖の瞳が薄らと赤く染まっているようにさえ見えた。
しかしこのまま黙って見ていれば、手遅れになる。
「こ、の!!」
<こぶし(パンチ)>
釘崎(50) dice1d100=4 (4)
- 58二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:21:25
なんか低い出目が急に増えてきたと思ったら釘崎が覚醒した
- 59二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:24:45
ここでクリティカルか皆覚醒してる
- 60125/01/30(木) 01:30:05
釘崎の一撃は今度こそキメラの命を奪う――、のではなく完璧なコントロールによってキメラを気絶させるだけに留める。
■■戦闘終了■■
顎に当たった一撃はキメラの脳を揺らし、その四肢は床に投げ出される。
釘崎はゆっくりと息を吐いた。そして今だ終わっていないことに気付いている男二人へ向けて、鋭い視線を向ける。
「とりあえず、彼女は縛っておくべきね」
殺す必要はない。
幸か不幸か、怪我をしたのは自分だけだ。ならば自分が彼女の処遇を決めても良いだろうと釘崎は一歩も譲らずに二人を見上げる。
「確かロープも買ってたわよね。起きる前にぐるぐる巻きにでもして転がしておくわよ。どうするかは後で決めるわ」
ぼたぼたと滴る血が視界に入るが、アドレナリンのせいか痛みはあまりない。元より傷の多い体だ。今更腕に一つや二つ増えたくらいでは気にしないと、釘崎は割り切った。
「釘崎」
「縛って、それで彼女が再び縄を解いて襲い掛かってきたら私ももう一度考えるわ。でも今はまだ彼女を殺す理由はない。違う?噛みつかれた私が言ってるのよ。少しは尊重しなさいよ」
虎杖と伏黒は釘崎のことをじっと見つめ、そして数秒。
「……手当、するから」
「水使え。まずは傷口を洗うべきだ」
「わーってる、っての」
どうやら意地の張り合いに勝ったらしいと、釘崎は表に出さずともほっと息を吐いた。
<医学>
虎杖(50) dice1d100=20 (20)
伏黒(40) dice1d100=99 (99)
- 61125/01/30(木) 01:31:38
≪回復量≫応急手当セットにより+1、伏黒のファンブルで-1
dice1d3=2 (2)
- 62二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:32:28
伏黒がどの世界線でも応急手当ファンブルを起こしてる気がする…
- 63二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:33:30
唯一気絶に拘ってた釘崎によるクリティカルでキメラの命は繋がったか…虎杖のアビリティ開示から戦闘がかなり引き締まってて凄かったな
医学は100ファンじゃなかったことを喜ぶか… - 64125/01/30(木) 01:37:02
伏黒からミネラルウォーターのボトルを受け取った虎杖は釘崎の服の下、赤く染まった腕を洗い流す。
躊躇の一つもなくシアタールームの床が薄ピンク色に染められていった。
「せめて水場とか、一回外に出てからでも良いのに」
「……俺が言えることじゃないかもだけどさ、あんまり危ないことすんなよな」
「本当にアンタが言えることじゃないわね」
真剣に手当てをしているさまを見れば、先程まで人の形をした何かを殺そうとしていたようには見えない。
「消毒液出したぞ」
「洗い終わったら掛けて」
「了か――あ」
「い゛ッ!?」
ボトルが見事に傷口の上に落ち、流石の釘崎も涙目になる。
「な、なにやってんのよ……!!」
「すまん、大丈夫か」
「大丈夫に見える!?」
「落ち着いて釘崎、暴れるとまた血が噴き出すからさ……!!伏黒はとりあえずあの子縛っといて!!」
<医学>
虎杖(50) dice1d100=62 (62)
- 65二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:41:36
皆医学苦手だな
- 66二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:42:56
そこそこ回復しただけよしなのかな…
- 67125/01/30(木) 01:43:03
それからどうにか治療を終え、そしてキメラを縛って足元に転がしておくことになる。
「……こんなのが居るなんて聞いてないわよ」
「もしかして俺が殺したのもこういう感じの子だったんかな」
「その可能性はあるわね。むしろその可能性の方が高いんじゃない?」
「生かすとして、どうする。警察を呼んで俺たちは逃げるか?」
「だとしても出血の痕跡を残したのが痛いわね」
そんなことを喋っていれば、釘崎のポケットから何かが落ちる。
「あれ、なんか落ちたけど」
「あっちのシアタールームで見つけたパンフレット。私たちが見た映画のね」
「…………!うわ、懐かし!」
「あっちは普通の、特に異変もなかったわ。こんなお出迎えも当然なかったわよ」
「別行動はやめにしよう。むしろ帰った方がいいかもしれない。たとえオマエが誰かを殺していたとしても、こうなったら話は別だろ」
「でも忘れたままでは居たくないって思うよ。本当に俺が殺したのが人間じゃなくてもさ」
虎杖が殺したのは誰だったのか。
未だに記憶は戻らない。手掛かりがあるとすれば、最後に見た映画のパンフレットくらいだが。
<アイデア>
虎杖(50) dice1d100=28 (28)
伏黒(50) dice1d100=23 (23)
釘崎(60) dice1d100=87 (87)
- 68二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:45:09
釘崎以外成功か
- 69二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:45:48
釘崎だけ失敗した
他2人も教えてくれるはずだから大丈夫か - 70二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:47:30
そっか虎杖が殺したのキメラの可能性もあるのか…人間の大人殺すより難易度高そうな気もするけど介錯みたいな形なら有り得るかな
- 71125/01/30(木) 01:49:11
三人がパンフレットを見つめていれば、全員がほぼ同時に息を呑む。
記憶が。忘れていた記憶が脳裏に過ぎる。
まるで最初からそこにあったような顔をして、彼らは10年前のあの日を思い出す。
あの日、確かに三人はこの映画館でこの映画を鑑賞した。
この一本が「ネバーランド」最後の上映作品だったのだ。
その後、最後の上映を惜しみつつ三人はロビーへ戻り、虎杖と釘崎は一度伏黒を残してお手洗いへ立った。
伏黒はそんな二人を待つことにして、ロビーでぼーっとポスターを眺めていた。
そこで、伏黒はたしか館長に声をかけられた。
「最後だから」「今まで誰も入れなかったスタッフルームに入れてあげよう」「さっき見た映画の特装版のパンフレットもあるんだ」
そんな誘いに、最終日の名残惜しさと、長年通った映画館の館長と言う顔見知り相手と言うこともあり、伏黒は乗ったのだ。
虎杖と釘崎を待とうと思ったが、館長が後で二人も連れてきてあげるというから、安心して先に行ったのだ。
今から思えば少々迂闊だが、映画の後の脱力感と眠気のせいもあった……はずだ。
……しかし、それからあとの記憶は曖昧だ。
虎杖と釘崎、二人はお手洗いから戻ってみれば伏黒がいなくなっていた。
同じくお手洗いだろうかと思ってしばらく待っても、一向に出てくる様子はない。
不思議に思って見渡して見れば、スタッフルームの戸が半開きになっている。もしかして、あの中に……?
そう考えた二人は、スタッフルームの扉を開いたのだ。
……それから後の記憶は曖昧だ。 - 72二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:50:10
伏黒だけ今のところなにもないと思ってたら伏黒こそが巻き込まれた本人だったのか…?
- 73二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 01:56:03
あれこれ伏黒なにかされた?
- 74125/01/30(木) 01:57:06
全員が無言になり、互いの顔を見回す。
「……一つ、思い浮かんだことを言って良いかしら。これ、もしかしなくともアンタが迂闊だったって可能性はないの?」
「やめろ。俺もそこまでは思い出せてない」
「服の下が毛で覆われてるとかそんなことになってるなんてことないわよね!?」
「ねぇよ!!」
館長がやらかしている説が濃厚になった今、思い出した記憶はどうにも怪し過ぎる。
「……スタッフルームの扉の奥に行ってみれば記憶が更に取り戻せるかもしれない、ってことよね」
「本当に伏黒は体に異変とかないんだよな?」
「こんな風にされてるなら今までオマエたちが気付かないはずもないだろ」
「だよなぁ」
一休憩。まあすぐ近くにはバケモノも居るし、安心できない記憶も思い出してしまったのだが。
「……そういやさ、さっきの子。行方不明者の一覧に乗ってたよな。気絶して顔の力が抜けたらもっと分かりやすくなった」
虎杖のその言葉通り、行方不明者の欄には笑顔でこちらにピースしている少女の写真が並んでいる。
何があったのかは分からない。だが少なくとも、この子は10年以上も家に帰れずにここに居たのだろう。
「どうにかしてあげられる方法があれば良いのに」
そう呟くも、どうにも出来ないことはうっすらとその場にいる全員が分かっていた。 - 75125/01/30(木) 02:00:13
今日はここまで、やたらダイスが踊ってた気がするけどどうだろうね
- 76二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 02:04:11
今こうやって伏黒が無事にいるって事は虎杖と釘崎は間に合ったって事だろうけどやっぱり虎杖がこの時やっちゃってるのかな
でも館長が殺されたら流石に露見するか…
シナリオに合わせてなのか戦闘ダイスもシリアスしてた気がする - 77二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 02:04:59
スレ主お疲れ様です
キメラの子もやっぱり行方不明の子なのか…ここの3人にはそれこそ救う手立てがないな
家にも帰れなかったんだな
巻き込まれたっぽい伏黒と殺したっぽい虎杖と殺されるのを見て記憶を消す呪文を持ってるっぽい釘崎…嫌な予感しかしない
ちゃんと帰れるといいが… - 78二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 02:46:39
キメラが飲まず食わずで10年生きられる生物だったらわからないけど10年経ってまだ生きてるってことは誰かいまだに世話してる人がいる可能性ありそう
その場合この探索中に出くわすことも考えられて怖いな - 79二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 03:44:19
伏黒本当になにもされてないのかな
不穏だ
キメラにされたあげく10年以上も廃墟みたいなところで生かされてたの地獄だな - 80二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 08:23:18
不穏しかね〜……
- 81二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 14:14:13
隠しシアタールームに映像流れてたの考えると今もこの映画館に虎杖達以外の誰かがいるのは確定な気がする
視点外の虎杖伏黒が実は協力しててってのも考えたけど二人も普通にSANチェック発生してたしな… - 82二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 20:30:23
居るとしたら館長か手紙の主かな
- 83125/01/30(木) 21:47:10
とにもかくにもこの場に留まり続けるわけにはいかない。
キメラのこと然り、記憶のこと然り、全てから逃げ果せることを是とする人間はこの場には居なかった。
「そう言えばさっきまでの悪趣味な映画は突然始まったの?」
「映写機の電池が切れてたのを棚の中から電池見つけて再生してみたらこの有様になったってわけ」
虎杖が指差したのは映写室の方だ。おそらくはさっきまで虎杖と伏黒は映写室の方に居たのだろう。
「……こんな悪趣味なものが始まるとは思ってなかった」
「それっぽい紙みたいなのは見つけてたけど、ここまでとはね」
「挙句の果てにはフィクションじゃなくてノンフィクション。反吐が出るわね」
キメラの意識は失われたまま、虎杖と伏黒が縛られたキメラを映写室の中に運ぶ。
意味があるかは微妙だが、やらないよりはマシだろうと言う判断だ。
「で、どうする?」
「こうなったらスタッフルームの扉を開けられるか再チャレンジね。それで開かなかったら……その時また考えるわ」
「そういや噂で開かないって言われてたっけ」
そうこう話しながら三人は隠されていた大人用のシアタールームから出て、スタッフルームの扉の前までやってくる。
<???>
虎杖(65) dice1d100=89 (89)
- 84二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 21:49:45
高めだなシークレットは怖い
- 85二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 21:53:12
虎杖がシークレット負けまくってる気がする
- 86125/01/30(木) 22:06:55
さて扉を開こうか、と扉の前で作戦会議をしているその時だった。
ふと虎杖が顔を上げ、辺りを見回す。
「何か思い付きでもした?」
「んにゃ、そうじゃなくて……二人共今なんか喋った?」
「どうやって扉開けるかの話はしてただろ」
「そうじゃなくて……あー、じゃあいいや」
「なんなのよそれ」
虎杖は首を傾げるも、彼自身よく分かっていないらしい。
「んで、扉開かないんだったよな?俺も一度試してみて――」
「今のアンタに開けられるわけないで――、はぁ?」
然程力を入れた素振りもなかった虎杖の手によって、気付けば扉は開いていた。
「……え、フツーに開いたけど」
「虎杖、一旦閉めてみろ」
「おう?」
「…………もう普通に開くな」
「どう考えても誘われている気がするわね」
何かしらの意図は感じるも、逃げるわけにはいかない。
「奥は階段、か」
「地下とかそれっぽいよな」
「はいはい、油断なく行くわよ。いざとなったら全力で逃走するつもりで」
「了解、っと」
そして三人はスタッフルームの扉の向こう、地下へと続く階段へと足を踏み入れた。 - 87二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:08:36
弱い虎杖の力で開く…?誘われてる感じするな
- 88二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:11:50
地下室怖い
- 89125/01/30(木) 22:15:06
階段の終着点の先には廊下が伸びていた。
当然電気などは着かず、三人は懐中電灯で辺りを照らす。
「秘密基地みてぇ」
「あながちそれもまちがってないかもな」
「くだらないポルノを撮るための秘密の研究所?馬鹿らしい」
歩いていると、先頭を歩く虎杖がくしゃくしゃに丸められた紙を見つけて拾い上げる。
開いてみるとそこには『記憶を__ら__る』と書いてあった。
細かく図形や解説らしき文章が書かれているも、丸められボロボロとなっている現状、上手く読み解くことが出来ない。
<オカルト>
虎杖(5) dice1d100=85 (85)
釘崎(5) dice1d100=35 (35)
<歴史-20>
伏黒(40-20,20) dice1d100=80 (80)
- 90二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:16:15
釘崎以外出目高いダイスくんちゃんもう少し低くお願いしたい
- 91二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:17:04
流石に要求値が低過ぎるな誰も成功しなかった
記憶のなにか? - 92二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:18:29
釘崎が持ってる記憶を曇らせる呪文関係かな
3人にもかかってるっぽいから明らかに重要だし - 93二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:20:28
そういえば釘崎が持ってるのがあったな
じゃあそれ関係のやつかな
やっぱここで何かあったのか - 94125/01/30(木) 22:26:46
一応紙の内容を読み解こうとするも、初見のイメージ通りにどうにも読み解けない。
「記憶を……らる?」
「ただのゴミか、それとも人に見られたくなかったのか」
「図形っぽいのもあるけど、意味分かんねぇよな」
「解説のためのメモのようにも見えるが」
「結局何を説明したいかも分かんねぇよな」
虎杖と伏黒がそう話しているのを前に、釘崎は一つ気付くことがあった。
混乱しながらも、思い出してしまえば疑いようのない事実として彼女の記憶が蘇る。
(私、このメモを読んだことがある)
ならばこのメモの正体こそが、『記憶を曇らせる』呪文について綴られたものなのではないかと釘崎は勘付いた。
「とりあえずこれは仕舞っておいて、扉を一つずつ見ていくかぁ」
虎杖のそんな言葉に我に返った釘崎は「そうね」と相槌を打つ。
全ての真実を明らかにしなければならない。憶測だけで語れるようなものではないのだから。
虎杖の言葉通り、物音に気を付けながらも一番手前の扉を開いてその奥を照らせば、そこは檻の並んだ部屋だった。
壊れたものもあれば、依然形を保っているものもある。
檻の中には白骨化した死体が見え、死後かなりの時間が経っているだろうことを伺わせた。
<生物学>
虎杖(57) dice1d100=38 (38)
伏黒(70) dice1d100=4 (4)
釘崎(36) dice1d100=22 (22)
- 95二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:29:36
釘崎が読んだことがある…ってことはやっぱこれがそれが
呪文をこれ見て覚えたのか
そして伏黒クリティカル
ここでのクリティカルSAN減ったりしない?でも死体の詳細は分かりそう - 96二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:30:25
白骨化死体これ行方不明になった子達かなぁ…キメラ化されてから檻に入れられっぱなしとか?キツイね
伏黒が生物学でクリティカル出すのは流石 - 97二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:32:32
こっちのキメラは亡くなってるのか
ますます上にいたキメラが生きてたことが不穏になってくるな - 98125/01/30(木) 22:35:35
懐中電灯に照らされた檻の中やその付近の骨は人間の骨と動物の骨が混じっているように見えた。
人間の骨から、不自然に動物のような骨が伸びるもの、異形の骨。
そして伏黒はその散乱の仕方から、先程出会ったキメラはこれらの動物や人間を食しながらどうにか生を繋げていたのではないか、と察する。
「……こんなに居たのか」
「本当に胸糞悪いわね」
壁には引っかき傷が数多く残っており、中に閉じ込められていた何かが、もしくは誰かの抵抗を伺わせた。
<目星>
虎杖(70) dice1d100=10 (10)
伏黒(68) dice1d100=85 (85)
釘崎(50) dice1d100=19 (19)
- 99二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:36:31
伏黒目星は相性悪いな
しかしマジで胸糞な環境だな - 100二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:38:14
あのキメラはこの死体たちでなんとか命を繋いでたのか
生かされたというよりはそう生きのびられた唯一…みたいな感じだったのかな
ひっかき傷…出たがってたのかな? - 101二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:40:32
わっそういう事か…あのキメラの子は誰かに世話されてたというよりたまたま檻から出られて近くにあった肉を食って生き延びられた感じ…?
- 102二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:43:24
人間と動物のキメラをつくるのってやっぱりそういう魔術的なものが行使されたのかな
普通にツギハギしただけならすぐ死んじゃうよな - 103125/01/30(木) 22:44:31
そして虎杖と釘崎はその引っかき傷の中に、ただ暴れてついたのではないものが残されていたことに気付く。
二人が照らしたには不格好に歪んだ文字が刻まれていた。
『わたしばけものじゃない
あい、あい、あい、あい、あい、なまえ、あい
(引っかき傷)、あい、(引っかき傷)いや、もういや』
子供らしい平仮名ばかりの字。
しかしその乱れようからこれを書いた本人の動揺と無念さが伝わってくる。
ぐ、と思わず喉が狭まった。ここで行われていた非人道的な何かは吐き気を催すほどの醜さに溢れている。
「……くそったれ」
ぼそりと釘崎はそう呟く。全てが終わったことだ。これを書いた誰かはもう居ないか、先程釘崎の前に現れた彼女が残したものか。
どちらにせよその引っかき傷は最近刻まれたものではないのは見て取れる。
そしてその他にも壁にはバインダーがかかっていた。伏黒はそれを手にすると、二人の方へと戻ってくる。
そこには日付と成功/失敗の文字が並ぶだけの紙が挟まっていた。
『2/17 失敗
2/26 成功
・
・ 』
数多く続く最後の日付けを見て、三人は思い出す。一番最後に書かれた日付は三人がこの映画館を訪れた日でもあった。
そしてその日付の隣に書かれていた文字は――――成功。
「人間と動物を混ぜ合わせる実験をしていた可能性があって、それで成功って……」
「伏黒、マジでどっか毛深くなってたりしてねぇの?」
「ねぇよ」 - 104二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:45:56
うわ嫌な予感しかないです
- 105二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:47:23
あいちゃん…
そして最後に3人が来たときに成功…?
やばい予感がビンビンにしてきた - 106二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:47:33
キメラにされてもしばらくは人間としての意識あるんだな 最悪
伏黒本当に大丈夫か - 107二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:48:40
自分の名前書き残してる心境思うと胸糞すぎるな…
伏黒はマジで尻尾とか生えてないの?大丈夫?
それとも伏黒以外にもその日犠牲者がいた? - 108125/01/30(木) 22:51:58
あの日に映画館を訪れていたのは三人だけではない。伏黒が誘われていた時、他の誰かも同じように誘われていたのだろうか。
思い出せない以上はそこを深く考えても意味がないと、三人は牢獄染みた部屋から出て、隣の部屋の物音を伺いつつもしんと静まり返った戸を開ける。
どうやらここはかび臭い臭いの漂う書斎のようだった。
本棚には本が並んでいた。
また、中央にテーブルが置かれており、その上には写真立てが倒れた状態で置いてある。
そしてこの部屋には明り取りの窓が付いているようで、にわかに光が差し込んでいた。
「天井が高いから、ギリギリのところで外からの光を入れてるのかしら」
「書斎にこそ日を当てたら駄目だろ。本が痛む」
「うわ、本棚の本もしっかりカビ生えてる」
<図書館>
虎杖(80) dice1d100=73 (73)
<目星>
伏黒(68) dice1d100=100 (100)
釘崎(50) dice1d100=4 (4)
- 109二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:56:43
スレ主先生!出目が大暴れしてます!!!!
クリファン乱舞です! - 110二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:58:19
この目星での100ファンって何が起こるんだろうな…
釘崎のクリティカルでカバーできるか? - 111二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:59:25
100Fだから釘崎のクリを持ってしてもデカいマイナスあるかもしれなくてちょっと怖いな
- 112125/01/30(木) 22:59:33
本棚から何か手掛かりがないかと三人で分担しながら本を探しているその時だった。
三人の中で一番高身長である伏黒が一番上の段に入っていた本を抜き取ろうとするも、カビが生えているせいか本同士がくっつき、上手く抜き取れない。
それでも数度に分けてぐぐぐ、と引っ張っていると無事に本は抜けた……のだが。
バキリ、と本棚から嫌な音がする。
そしてミシミシミシと音を響かせた次の瞬間、本棚がぐらりと傾いだ。
書斎と呼ぶに相応しい巨大な本棚は咄嗟に支えられるようなものではない。
そして本が抜け落ちていくならともかく、どれもこれもみっちみちに詰まったまま。
となればとりあえずは下がるしかない。
「ぇ」
「は」
「うそでしょ」
<DEX×3>釘崎はクリティカル報酬で+20
虎杖(30) dice1d100=76 (76)
伏黒(27) dice1d100=57 (57)
釘崎(30+20,50) dice1d100=50 (50)
- 113二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:01:05
釘崎は補正のおかげで助かった
でも虎杖と伏黒が逃げられなかった…痛そう - 114125/01/30(木) 23:03:58
釘崎は咄嗟に後ろに下がるも、予想外のことが起きて硬直してしまった虎杖と伏黒は第一波、つまりは本棚の直撃を避けられなかった。
「い゛ッでぇ!!」
「……ッ、く、そ」
≪ダメージ算出≫
虎杖 dice1d3=2 (2)
伏黒 dice1d3=2 (2)
<幸運>
虎杖(70) dice1d100=66 (66)
伏黒(55) dice1d100=67 (67)
釘崎(70) dice1d100=24 (24)
- 115二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:06:31
伏黒が踏んだり蹴ったりだな…
まあ100ファンしてたのは伏黒だから仕方ないか… - 116二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:06:50
何やってんだこのデッカドジっ子はよぉ!
- 117125/01/30(木) 23:10:01
幸か不幸か、大体三分の二程度の本は床に散乱する。
二人はせーので本棚の下から抜け出せば、完全に床の上で倒れ切った本棚は沈黙する。
全く本が抜け落ちなかったのならば本棚を少しでも支えることも難しかっただろうが、どうにか出来た。
しかしまあ、本を探すような状態ではなくなったのも確か。
ぐっちゃんぐっちゃんになった書斎の中で三人は途方に暮れた。
「……いっそのこと忘れましょう」
「ソウダネ」
「…………スマン」
「どうしようもなくなったら戻って来るしかないわね。きっとその時は伏黒がどうにかしてくれるわ」
「善処する」
これ以上この部屋を探す気も失せてしまい、三人は書斎を出て次なる部屋に向かうことにした。
書斎の隣の部屋に入ってみれば、ベッドと机、本棚、クローゼットがあるだけの簡素な部屋だった。
1.机 2.本棚 3.クローゼット
虎杖 dice1d3=2 (2)
伏黒 dice1d3=2 (2)
釘崎 dice1d3=1 (1)
- 118二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:12:03
結局本は探せなかったか
まあ忘れよう
次はファンブルないといいな - 119二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:15:48
懲りずに本棚漁ってるのちょっとフフってなる
頑張ってくれ - 120125/01/30(木) 23:17:36
さっきの今で本棚には近付きたくないと本棚から離れて机に向かった釘崎は机の上に乗っていた紙を手に取る。
一番上に乗っていたものはどうやら領収書らしい。
『¥1,270,000
確かに徴収しました
これからもペットショップ天野をどうぞよろしくお願い致します』
127万円のペット。
一体何を買ったのだろうかと思っていれば、領収書の下から出てきたのはペットショップ天野のカタログだった。
「まさか混ぜるための動物を買っていたなんてこともあるのかしら」
そして開いてみれば、釘崎の手が止まる。
そこにあったのは釘崎がよく知る動物、例えば犬や猫などではなく異形の怪物ばかりだ。
<SANチェック>0/1d2
釘崎(66) dice1d100=5 (5)
- 121二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:20:52
もったいない!ノーカンクリティカル
- 122125/01/30(木) 23:22:12
その悍ましさからただ目を逸らすのではなく、釘崎は何か手掛かりはありはしないかと、ページを捲っていればその中の一つ、黒いナメクジのような生物にチェックマークがついているのに気が付いた。
名前は「ニョグタの落とし子」
強い光に当てないこと!と注意事項が書かれている。
「ニョグタの落とし子……」
聞いたこともない、見たこともない何か。
これが127万円の正体なのだろうか。
<???>
虎杖(70) dice1d100=40 (40)
伏黒(68) dice1d100=8 (8)
- 123二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:22:31
ノーカンクリティカル惜しいな
- 124二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:23:46
ニョグタの落とし子が売ってるのか…
シークレット成功したのは何かな - 125二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:24:09
二人ともなんかに成功してる
数値的には目星っぽいし本棚で何か見つけたかな - 126125/01/30(木) 23:25:04
なにやら本棚の前でゴソゴソとしている虎杖と伏黒を傍目に、釘崎はカタログの「ニョグタの落とし子」のページを開いた状態で机の上に置いてから、クローゼットの中を確認する。
そこには服と、何枚もの黒いローブが入っていた。
「ローブ以外は普通ね」
<アイデア>
釘崎(60) dice1d100=1 (1)
- 127二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:25:55
またもやクリティカル
しかも1クリ - 128二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:27:22
ダイス壊れてる…
1クリなら凄いことが分かりそう - 129二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:28:16
館長に手紙送ってた人?と思ったらそっちは田辺で天野じゃなかった
- 130二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:32:04
釘崎がクリティカル乱舞しとる
- 131125/01/30(木) 23:33:01
釘崎は一見共通点がなさそうに見える服の中にも、鍔広の帽子やサングラスなど、遮光性の高い衣服が多くあることに気付いた。
そして先程の、「ニョグタの落とし子」への注意事項がふと頭に過ぎる。
「この部屋の主も光が苦手だった……?」
写真で見たニョグタの落とし子は黒いナメクジのような生物だった。
少なくともここにある衣服を着ることなど出来そうにない。
だがもし、動物と人間が混ぜられたキメラが実際に存在したのなら、動物ではないもっと別の何かと人間を混ぜることもできるのだとすれば。
この部屋の主も何かと混ぜられた、もしくは最初から混ざっていたのではないかと釘崎はふと思った。
「……まさか、ね」
ただの直感だ。証拠はない。
だがその直感があながち間違ってはないのではないかと、そう思いながらも釘崎はクローゼットの戸を閉じた。
「そっちはなんかあった?」
「ペットショップのカタログに黒いナメクジが居たわよ」
「?黒いナメクジ……って、うわ!?」
「……なんだこれ」
<SANチェック>0/1d2
虎杖(56) dice1d100=44 (44)
伏黒(50) dice1d100=85 (85)
- 132二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:36:39
1クリ情報だからここの主が何かの混ざった人なのは確定なのかな
少なくとも光に弱そうなのは間違いないのかな
そういやここは暗そうな感じだったな - 133125/01/30(木) 23:40:06
≪SAN減少≫
伏黒 dice1d2=1 (1)
「そっちは?」
「本棚の奥に胎児っぽいホルマリン漬け。でも人間っぽく見えなくて、なんつーか、あー……ナメクジと混ざってる、みてぇな」
「……もしかしなくとも、ここの部屋の主もそうなのかもしれないわね」
「そう、って?」
「ナメクジと混ぜられた何かかもしれないってことよ」
「自分が混ざってるから他の人も混ぜようってこと?」
「もしくはコイツも元は何かの被害者だったか」
「どちらにせよ、どんな事情があったとしても許されるようなことじゃないわ。事情によって同情はするかもしれないけど、許してはおけない」
随分雲行きが怪しいが、それでもここで足を止めるわけにはいかない。
「確か次の部屋が最後だったわね、行くわよ」
何が起こるかは分からない。
恐ろしくもあるその未知を追い求めるため、三人は再び足を動かす。
最後の一部屋に入り、懐中電灯を向ければぼんやりと室内の様子が見えてくる。
部屋の中央には、手術台を思わせる様な大きめの台。
奥には机、そして備え付けの椅子に座った白衣の人物が机に突っ伏しているのが目についた。
- 134二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:40:47
ニョグタの落とし子ってどんなのか調べたら文字通りニョグタってやつと人間とかの間に生まれた子どもで生まれた時は人間の見た目で中年になるにつれ形が崩壊するらしい
つまり館長がそれそのものだった可能性も充分ありそうなんだな - 135二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:40:55
主人も誰かにいじられた存在だったってことか?
最初から混ざっていた…どういうことだ? - 136二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:43:38
最初から混ざっていたって気になったが
なるほど混血か - 137二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:44:17
ホルマリンに漬けられてるのは後からキメラにしたとかだったのかな
赤ん坊も被害者だと悲しいな
キメラにしろ混血にしろ何かと人が混じってるは元からいた可能性があるってことなのかな? - 138125/01/30(木) 23:44:42
机に凭れかかる白衣の人物に近付けば、それが肉が剥げ、あせた白い骨の露出した人間の白骨死体であることが分かる。
生存者ではないと、そう気付いた一行は無意識のうちに詰めていた息を吐く。
その白骨死体の頭蓋骨には大きくひびが入っており、そこから風化が始まっているのかボロボロと崩れている。
そして不思議なことに、骨の至るところが有り得べからざる方向へ捻じれ、本来あるべき人間の姿から大きく逸脱していた。
<SANチェック>1/1d4+1
虎杖(56) dice1d100=21 (21)
伏黒(49) dice1d100=76 (76)
釘崎(66) dice1d100=95 (95)
- 139125/01/30(木) 23:46:16
≪SAN減少≫
伏黒 dice1d4=4 (4) +1
釘崎 dice1d4=4 (4) +1
死体の手にはどうやら紙が握られているようだ。
<生物学>
虎杖(57) dice1d100=17 (17)
- 140二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:46:17
白衣の人物は死体だったのか
でも骨が異様なのはなんだ…? - 141二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:49:41
ニョグタの落とし子買ったのが館長なら館長の方は普通の人間で、あの部屋はニョグタの落とし子の為の部屋だったのかな?と思ったけどニョグタの落とし子と人間混ぜたような胎児はサングラスも帽子も使わないか…
- 142125/01/30(木) 23:49:50
虎杖はその白骨死体を見て、本来の骨格は人間のモノのようだが、かなり形が変形していることに気付く。
その上、この変形は外的要因によって捻じ曲げられたのではなく、人の骨が伸びて成長するように、自然に変形していったのだと理解した。
こんなものを目にしているのにどこか冷静にそこまで観察していた虎杖とは裏腹に、目の前のそれを前に酷く動揺した伏黒と釘崎は――――
<一時的狂気チャレンジ、アイデアロール>成功で一時的狂気
伏黒(50) dice1d100=28 (28)
釘崎(60) dice1d100=82 (82)
- 143125/01/30(木) 23:51:18
≪伏黒の狂気決定≫
1.短期の一時的狂気([ dice1d10=10 (10) +4]戦闘ラウンド)
2.長期の一時的狂気([ dice1d10=2 (2) ×10]時間)
dice1d2=1 (1)
- 144二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:51:44
2人ともSAN仲良くゴリッと減ってた!
釘崎は高めだったのに回避して伏黒が成功した…大丈夫か? - 145125/01/30(木) 23:51:58
≪伏黒の狂気決定≫
1.気絶あるいは金切声の発作
2.パニック状態で逃げ出す
3.肉体的なヒステリーあるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど)
4.早口でぶつぶつ言う意味不明な会話あるいは多弁症(一貫した会話の奔流)
5.探索者をその場に釘付けにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症
6.殺人癖あるいは自殺癖
7.幻覚あるいは妄想
8.反響動作あるいは反響言語(探索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する)
9.奇妙なもの、異様なものを食べたがる(泥、粘着物、人肉など)
10.昏迷(胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる)あるいは緊張症(我慢することはできるが意思も興味もない;強制的に単純な行動を取らせることはできるが、自発的に行動することはできない)
dice1d10=2 (2)
- 146二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:52:55
伏黒がパニックで逃げた!
足遅めだから追いつけはするかな…? - 147125/01/30(木) 23:55:19
釘崎は本能的なセーフティが働いたのか、これ以上理解してはならないと無理矢理にでも思考を止める。
だがそれが出来なかった伏黒はその無惨な死体を前にして、まるでこのままでは自分の骨が捻じれていくかのような、人ならざるものに変容していくかのような恐怖に襲われた。
「ゥ、ぁ、あ……ッ」
吐息と共に漏れた言葉、気付けば伏黒は踵を返して走り出していた。
<DEX対抗>
虎杖(10-9,55) dice1d100=76 (76)
釘崎(10-9,55) dice1d100=90 (90)
- 148二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:56:34
2人も別に足速くなかったわ追いつけない
2人も驚きすぎて対応出来なかったかな - 149125/01/30(木) 23:58:31
伏黒の予想外の行動に反応が遅れた虎杖と釘崎は伏黒の腕を掴むには至らず、部屋を飛び出していった伏黒を呆然と見やった後、遅れて走り出す。
「なになになに!?」
「こんな所でドタバタして、何考えてんのよアイツ!」
「俺たちには分からん何かがあったとか!?」
「そんなこと考えているようには見えなかったわよ!!」
<DEX対抗>スタッフルームの扉までに追いつけたか
虎杖(10-9,55) dice1d100=24 (24)
釘崎(10-9,55) dice1d100=21 (21)
- 150二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:59:43
おお二人とも追いつけた良かった
下手に放置してると転んで怪我しそうだ - 151125/01/31(金) 00:01:02
どうにか階段の途中で伏黒の右手を虎杖が、左手を釘崎が捕まえる。
「急になにやってんのよアンタ!」
「何か気付いたなら俺たちに――」
しかし残念ながら今の伏黒は恐怖に駆られているせいで、二人の言葉を理解するには至らない。
<STR対抗>虎杖と釘崎のSTR合算
伏黒(14-19,25) dice1d100=54 (54)
- 152二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:01:56
釘崎が意外と力強いんだよな…二人がかりで止められて良かった
- 153二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:03:33
よしなんとかなった
流石に伏黒がおかしいことには気付いてやってくれ - 154125/01/31(金) 00:04:10
振り払われることなくどうにか伏黒をその場に留めることに成功した虎杖と釘崎だが、どう見ても冷静ではない伏黒は今にも二人を振り切ってこの場ではないどこかへと逃げたそうにしている。
「これ、どうすべき!?」
「一発殴って冷静にさせましょ!!」
「よし来た任せろ!」
<こぶし(パンチ)>成功でPOW×3のチャレンジ
虎杖(50) dice1d100=75 (75)
- 155二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:05:14
そもそも当たらなかったかな?
- 156125/01/31(金) 00:05:20
「この馬鹿!!」
「ごめん!!だって意外と伏黒暴れてって、おわ!?」
<STR対抗>
伏黒(14-11,65) dice1d100=28 (28)
- 157二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:06:01
伏黒まだ暴れるか
- 158二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:07:52
ああ伏黒が逃げた
短期間で良かったのかもな - 159125/01/31(金) 00:07:54
「ッ、あ、やられた!!」
拘束している人間が釘崎だけになったのを良いことに、伏黒は振り払って再び駆け出した。
「どこ行くんだよ!!」
「それもこれもアンタが一発殴ることさえも出来ないからでしょ!?」
「ごめん!!!!!!!」
<DEX対抗>映画館の入口までに追いつけたか
虎杖(10-9,55) dice1d100=43 (43)
釘崎(10-9,55) dice1d100=62 (62)
- 160二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:08:50
入口まで追いついたのがよりによって力の弱い虎杖のみか
外に出られたら困るな - 161二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:09:03
良かった虎杖が追い付いた
- 162125/01/31(金) 00:09:40
「本当に待て、って!!」
釘崎よりも先に伏黒の腕を掴んだ虎杖はそのまま全体重をかけつつも伏黒を留めようとする。
とにかく一度落ち着いて話をと、考えているのはそれだけだ。
<STR対抗>
虎杖(9-14,25) dice1d100=3 (3)
- 163二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:11:09
お!クリティカル!
- 164二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:11:44
ここでクリった!よかった基本的には負ける値だったから良かった
- 165二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:12:38
虎杖が人殺しのこと口滑らせて逃げたときと逆をいってるようでドラマを感じる…いいダイスだ…
- 166125/01/31(金) 00:12:54
かつてならともかく、今の虎杖が伏黒と力でどうのこうのとなれば勝てる見込みは少ない。
だがそれがどうしたと言わんばかりに、虎杖は伏黒をその場に転がすという方法で足止めを実行した。
ガラスの破片がない所を狙い、足を払われた伏黒は見事に転ぶ。
<POW×4>クリティカル報酬込み
伏黒(44) dice1d100=43 (43)
- 167二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:13:38
おお足りた!
なんだこの奇跡的出目達は - 168二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:13:54
ギリギリで正気に戻ったか
- 169125/01/31(金) 00:20:40
転んだ後も伏黒は自らの心の内で騒ぎ立てる狂気に従うように、外を目指して走り出そうとした。しかしそれを見た虎杖は息を吸って、そして叫ぶ。
「逃げるな、伏黒恵!!」
空気が震えるかのような叫びは伏黒の鼓膜をも震わせる。
しかし震えたのは鼓膜だけではない。ぴたりと、伏黒の抵抗が唐突に終わる。
本当に今、逃げるべき時なのだろうか。否、そうであるはずがない。
逃げるということは置いて行くということだ。虎杖を、釘崎を、そしてかつての記憶を。
追いついた釘崎は足を止めていた伏黒を見て一つ息を吐く。
「追いかけっこはもう終わりで良いのよね?」
薄らと汗が滲む額を拭って釘崎がそう言えば、先程までとは違い理性が伺える瞳がかち合った。
「……俺は、逃げるつもりはない」
さっきまで逃げてたのは誰だ、なんて野暮なツッコミはしない。虎杖は伏黒の背を以前よりも弱い力でバシリと叩く。
「悪い、我を失った」
「これでお互いさまってことで」
ここに来る前の追いかけっことは鬼役が入れ替わっている。常に追う側の釘崎には二人共頭を下げるつもりではあるのだが。
「さっきの場所に戻るわよ。キツいなら廊下に立ってても良いけど?」
「大丈夫だ。もうこんな姿は晒さない」
「その言葉、信じるわよ」
そして三人は再び揃って階段を下りる。
未だ見ぬ真実から逃げるには、まだ早い。 - 170二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:22:21
そうだよな伏黒は取り乱しただけで本心から逃げたかった訳じゃないんだよな…いいなこの正気の取り戻し方…
- 171125/01/31(金) 00:27:44
さっきの部屋に戻って来た三人の中で、虎杖が死体の手の中にある紙をそっと抜き出した。
『田辺君へ
私は純粋な人間ではない、「混ぜ物」だ。
この体のせいで子供も得られなかったし妻にも捨てられた。私自身は何ら悪いことをしていないのに、だ。不当な扱いである。
おそらくこれは、一般の人々の「混ぜ物」に対しての理解が足りないのが原因なのだろう。だから、私は仲間を作り続け、発信し続けた。それが一部の人に受けて理解を得られたようだが……完全に理解してくれたのは君だけだ。ありがとう。
(血で汚れている)
君が送ってくれた「パイプの創造」と「精神転移」だが
(血で汚れている)
宮本 雄二郎より』
「……まず、宮本雄二郎はこのネバーランドの館長だ」
「何と何は混ざっていたかまでは分からないけど、私の予想も外れてなかったみたいね」
「んで次の問題は『パイプの創造』と『精神転移』が何かってこと?」
「とにかく、ここを一通り探すわよ。話はそれから」
1.手術台 2.机
虎杖 dice1d2=2 (2)
伏黒 dice1d2=1 (1)
釘崎 dice1d2=1 (1)
- 172二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:30:02
うーん混ぜ物で生まれたのに罪はないがだからってそれこそ罪のない子になんてことをしたんだこの人は
パイプは分からないけど精神転移って怖いななんか - 173二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 00:30:33
精神転移嫌な感じだなパイプの創造はまったくわからん